日本の地震対策の歴史

弘前大学　教養教育　平成 28 年度前期
ローカル科目　青森の自然－青森の地震と火山－
（5 月 24 日）その 1
日本の地震対策の歴史
経験的な対応
地震災害軽減策は，経験的なものが多い．
経験した災害に対処しようとしてきた
日本の地震災害軽減策に大きな影響を与えた地震
地震名
キーフレーズ
備考
1891 年濃尾地震
地震を科学的に考える
震災予防調査会の設置
1906 年サンフランシスコ地震
都市火災，燃えない建築
日本人の調査
1923 年関東地震
首都圏直下の地震，都市火災，
耐震建築
地震研究所の設置
1995 年兵庫県南部地震
震源直上の大都市の被害，震度 地震調査研究推進本部の設置
７
2011 年東北地方太平洋沖地震
巨大地震，津波
日本の地震対策（建築）の基本
日本の耐震建築
建築構造物の種類
鉄筋コンクリート造建築の耐震性向上の推移
1906 年サンフランシスコ地震
1923 年関東地震
太平洋戦争
1968 年十勝沖地震：　RC 造建築の設計法の見直し
1978 年宮城県沖地震：　上記設計法の確認
1981 年（昭和 56 年）　建築基準法改正
（新耐震）
強さにギャップ　→　耐震診断　→　耐震補強
1983 年日本海中部地震：　補強方法の実施
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