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中等教育学校における6年一貫古文教育の理論と実践

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中等教育学校における6年一貫古文教育の理論と実践
Nara Women's University Digital Information Repository
Title
中等教育学校における6年一貫古文教育の理論と実践―第二回 中学
年「古文の対話」その1―
Author(s)
金沢, 節子
Citation
金沢節子: 研究紀要(奈良女子大学附属中等教育学校), 2006, Vol. 47,
pp. 39-48
Issue Date
2006-05
Description
URL
http://hdl.handle.net/10935/1907
Textversion
publisher
This document is downloaded at: 2017-03-30T14:49:04Z
http://nwudir.lib.nara-w.ac.jp/dspace
奈 良 女 + 大 学 附 摘
中等数持学 校研究紀要第4
71
R
2
0
0
6年 5月
中等教育学校 における 6年一貫古文教育の理論 と実践
- 第二回 中学年 「
古文 との対話」 その 1金 沢 節
子
は じめに
2
0
0
5
年度 F
奈良女子入学附属中等教育学 校 研究紀要第4
6
集』 において、「中等教育学校における
6年-・
ff
古文教育の理論 と実践一節一同 低学年 「古文世界へのいざない」 -」を執筆 しま した。今
回 は 「[
f
j
等教育学校における古文教fi
'
の理論の概要」の続 きとして、「古文教育の構造化」 における
「ことばと文学」 ・ 「
中学咋の古文教育について」をまとめます. そ して、2
0
0
5
年度中学年 (3i
f
:
・
生)
の授業実践 として 「中学年 (
三年生)の古文教育の実践」を掲載 したいと思 います。
1 中等教育学校 における古文教育の理論の概要
1- 1 古文教育の構造化
(
1) 「ことばと文学」
戦後す ぐか ら、国語教育のあり方について文学教育か、言語教育か という論争が活発に行われてき
た。その詳細はここでは省略する。 その論争を整理すると、古文教材は古典文学 として評価 された作
品であ り、 日本人のこころと精神が蓄糾されたものである。一方、 ことばや用法 こそが、古文を読解
し、言語感覚を磨 くものであるということである。 これ ら両方の主張か ら、私の考える古文の授業は、
文学か ことばのいずれにも偏 らず、詩歌や散文 としての文学、用法や意味の変遷を持つ ことばとの両
方か ら古文を読み解 き、古人の感 じ方、考え方、生 き方をより深 く触れるものに したいと考える。
昨今の ことばの現状やE
l
本譜-の関心か ら、 日本語の変遷 と特色を振 り返 る必要性を強 く感 じる。
日本語には、独特の歴史がある.文字 としてひらがな ・カタカナ ・淡字、文章 として和文 ・漢文 ・
和
漢混交文など、様々に使い分けなが ら日本語を伝承 し、形作 ってきた。 また、現在 も外国か らの文化
や技術の流入とともに入 って くることばによ って、 日本語が多様化 している現実がある。そのような
日本語の変通について学習することが、古文教育におけることばの教育の基本的な課題 となっている。
・評論 ・紀行文 ・能 ・狂言 ・浄瑠璃
など、実 に多様である. またテ-マとして、 自然 ・愛 罪 ・苦 ・信仰 ・旅 ・撫常 ・壬
J
三と死などがあげ
E
7
本の文学 は、その ジャンルにおいて詩歌 ・物語 ・l
j記 ・随筆
・
られる。 この多種多様な古文の中か ら、生徒の成長過程にふ さわ い 、ものを選 び出 し、教材化 してい
くことが、古文の授業には求められている。 それは、 日本人の心の旅で もある。
大平浩哉氏は古典教育の意義に関 して、「母国語 としての日本語のもつ豊かさに生徒の目を開かせてや
ることに、大きな力をもつ。言糞は生 きている。生 きてふ くらみ、そして枯れていく。言矧 まそれぞれ、固
有の歴史をもっている。例えば、私たちがふだん使う 「うつくしい」とか 「
かなしい」とかの言糞一つをとっ
てみても、古典のなかの;
O:
味の移 り変わりやふ くらみに、生徒たちは目を聞かされる。そして、なにげなく
使っている言糞に、時代から時代-と語 り伝えられてきた歴史の重みを'
i7
1
づかされる.それは、いわば、言
葉を媒介とした、 日本人の歴史への迎帯 とも言 うべきものかもしれない。そしてそのことは、現代の言頚だ
けを学んでいては、学びきれないものなのであるO」と述べている. (F国語教室j7
3
号2
0
01
咋 5月)
-
39 -
「ことばと文・
1
㌢
:
」 は不可分であ り、 古文教ff
の両輪 という認識に立 って、前回で述べた古文教育の
構造化における三つの軸の交差や傾斜について考えることが、古文教材の作成 には必要であると考え
る. (
以上、修士論文 「
古文教育のあり方についての考察」か ら抜粋)
1-2中学年の古文教育について
(1)生徒の特色 - 「
個の摸索 ・探求 と発見」
奈良 女大附中等教育学校ではこの時期を、「個の模索 ・探求 と発見」 ととらえている。 この時期、
小等教育学校の生徒 は、他校の牡徒 と違 った過 ごし方をする。三年生 になって も、学校/
=
l
i
l
i
.
T
i
はまだ三
分の一、先の方がず っと長 く、 さらに高校入試がない。 自分が何者か、 どこへ行 くのか まだわか らな
い。 自己のあ り方を問い、他者 との関係に悩みはじめる。 自信過剰 と劣等感、周囲 との街突、不安定
な自己、葛藤を繰 り返 しなが ら白己を作 り変えている姿がある。 この日分探 しを、高校入試 といった
外か らの強制ではな く、自分 自身で、 自己のl
^
J
部の能力を見っけ出 し、 百分のあ り方、 自己の未来に
結びつ くものを探 し出さなければならない。 そのために試行錯誤の時間 と空間が保障 されている。
(2)古文教育における成長段階の目標- 「古文との対話から個の発見を促す」
この時期の古文教育における成長段階のE
l
概を、次のようにする0
「
古文 との対話により、古人の感 じ方、考え方、生活 について自由に思考 し、 もの ごとへの模索 ・
思索の中で、 自己f
朋 学力を養い、個の発見を促す.
!
」
この時期の生徒の成長にとっての課題は、思考力の訓練 とその育成である。低学年で芽生えた自我
は、慣例や常識への不信、反抗 となって表れて くる。それは思考の始 まりである。物事を原凶 と結果、
動機 ・方法 ・条件、主観 と客観等の視点か ら、f
u
!解する能力へ と育成することである。 この期の古文
の授業では、古人たちは自己をどのように見つめ、世の中の出来事をどのよ うに考えて きたか、 自己
や他者、 自然、生 き方等についての模索 ・思索がより深 く、根深いものとなり、 自己理解や自己発見
を助けることがで きると考え る。
(3)学習の内容
古文の世界には、現代人の感覚でとらえると、不合理で不可思議な思考や感性、不条理t
J
:
人間関係
がた くさん描かれていて、納得できないこともある。 しか し、そのようなことについて、切り捨てる
のではな く、その迎いや不思議 さについて、現代に通 じるものを感 じとり、 さらに想像力をめ ぐらす
ことによって、古文の魅力的な世界を知 ることが必要だと考える。それによって、生徒 は自己の世界
を広げ、深 く排 し、古文 との出会いが 「
心の 母乳」 として自分独自の判断を育てることがで きるもの
と思 う。
古文をよ りいっそう深 く理解するために、 日本語の特色を、その構造、音韻、 ことばの滋味の変適
について も学習する。また、折句や掛詞、 いろいろなことば遊 びによって、 ことばの持つ面白さを知
り、古語への関心を高めるO作品や文章の中で(
如 っれていることばの もつ意味、 ことばの役割、 こと
E
l
_し、日分のこ
ばのつなが りを製綿牢する。 その中で、 日本語を意識化 し、自分の使 っている言糞を見L
とば を豊 か にす る. (
以上、修士.
論文 r中等教群 ;
I
:
校における古文教ff
Jか ら抜粋)
(4)学習活動の特色
(
D 三年生か ら古典文法の動詞の活用を学習する。
② 物語 ・説話 ・随筆 ・日記 ・紀行文など多様な古文を読む。
③ 百人一首では、古文 に側す る知識や逸話、歌の意味を学習す る0
④
古典を読む うえで必要な知識を学習する。
-I
l
o-
2 中学年 (3年生)の古文教育の実践
2-1古 文 の授業
(
1
) 授 業概要 と時間
今年度 か ら、国語 の授 業 過 4時 間 の うち 1時間 をL
l
!
T
文 の授 業 に測 り当て られ る ことにな ったO それ
は次 の三 つの理 由によ る。
①
3年生か ら、咋 F
l
i
J
を適 して 古文の文章 とその 1
1
_
t
界 に触 れ る こ と
②
3'
L
F
一
生 で、従来 4年 生か ら学 習 して いた古 典文法 にお ける兆 礎 を学 習 す ること
③
4年生以 降、 多様 な古文 の文革 を読 む ことが で きるよ うに、 その時 間 を少 しで も増 やす ため
以 上 の ことか ら、 6年一・
i
t
lの古 文 カ リキ ュ ラムを推進 しよ うと固:
i
雑 作 考 え た。
説 話 」(3)「古文 を読 む た
そ こで、 今年 度 の 3咋生 の古 文 の授 瀬 と して、 (1)「古典 文法 」(2)「
め に必 要 な知識」 とい う三 本柱 を立 て た。 「古典 文法」 と 「説話」 は生 徒 の学 習 の様子 を観察 しなが
ら、 その二つを織 り込 ん で年間 の授 業計 画 を立 て る ことに した。 「む文 を読 む ため に必要 な知 識 」 は、
各授 業 の最 初 に、 1i
F
・
t
kか ら暗諭 して いた百 人一首 を一首 ずっ取 り上 げ、 その歌 に関わ る知識 や逸 話、
歌 の意 味 を学習 す るとい う方法 を と った。
また、
E
h
i
」 は、春 期 休 暇 と夏期 休暇 中 の宿題 と して提
1年生 か ら続 いて行 って い る 「ま はろば計i
F
l
'
.
を紹 介 した。 (
図5参順)
出 させ、 その都度 「まはろば賞 」「まはろば大賞 」 を決定 し、作u
年間 の実 施授業時間 数 は次 の通 りで あ る。
Ⅰ期
①
2時間
説話 「尼、地蔵 を見奉 る部」
2時間
②・ 雁史的か なづか い ・いろ は うた
⑨
「ず」 と -け り」
2時間
④
説話 「仏を射 た琳師 の事 」
⑤
十二支 の由来 ・月の異 名
2時間
2時聞
⑥
動詞 の活用 (
四段活 用)
2時間
①
動詞 の清川 (8種類 の活 川)
1
0時 間
②
説話 「検非迎 使忠 明」
2時間
③
説話 「損沢池 の竜 の事 」
2時間
④
月の満 ち欠 け
1時間
Ⅱ期
・
)
3
:
・ 冬季休暇明 けに各 クラスで 百人一首大 会 (1時間)
(
2
) 授業 実践
◇指導 目標
(l)「古 典文 法」 : 動 詞 の活用 の l
3
;
i
f
I
l
!
と形 を学 習 し、 ことばの変 化 の面 白 さを味 わ いなが ら、現 代
の ことばへの関心 も養 う。
(2) 「説 話」 :古 人の考 え方 や生 柄 の様子 を知 り、現 代 か ら見 た不可思 議 さ、 l
f
T
i
白 さ、現 代 に通 じ
るl
J
綿引こつ いて味 わ った り、 考 え た りす る。
(3) 「古 文 を読 むため に必要 な知 織」 :古 人 の牲 活 の慣 習、 常識 とな って い る ことが ら、 自然 に対
す る考 え方 な どを古文 の中か らあ'
i
み解 く。現 在 のわれわ れの/
i:
jE
;
や考 え方 との相過点 を見L
l
i
l
'
.
しな
か ら、古文 の世 界 によ り親 しみ を持 っ よ うにす る。
-
41-
◇指導内容
)
(1 「
古典文法」
・
「
古J
J
Q
文法」に入る前に、 1・2年生の復習が必要であると感 じ、「
歴史的かなづかい ・いろはうた」
を学習 した。「
歴史的かなづかい」では 「
現代かなづかい」に直す練習を徹底 した。「いろはうた」
では歌の意味の確認、雷写の練習、「いろはがるた」 も取 り上げた。「
歴史的かなづかい」は古文を
読み解 く感性の基礎 となるものである。
・
「
古典L
文法」 として、 まず古J
)
Qによ く出て くる助動詞
」
「ず 「けり」 を取 り上 げた。打消の 「ず」
、
過去の 「けり」を先に学習することによって、動詞の活用を理解 しやす く、文章を読みとりやす く
すると考えた。
・説話や古文の知誠を学び、古文に慣れ親 しんだことによって、1
0月∼1月にかけて古典文法の動詞
」
を鵜*的に行 うことができた.動詞の活用 9櫛類に的を絞 り、前に学んだ 「ず 「けり」を用いて
わかりやす く、かつ何度 も繰 り返 し練習 して動詞の活用に慣れさせた。そのための復習プ リントも
作成 した。(
図 1参照)
(2)「
艶話」
・古文の最初の授薬 として、『
宇治拾避物語』の中か ら 「
尼、地蔵を見事 る串」 を学習 した。説話の
結未の驚 き ・面 白さ ・意外性、仏教を信仰する人 と普通の庶民の対比など、は じめて説話に接する
生徒にとって、「
説話」の面 白さが印象深 いものになると考えた。文章の前半 は易 しい現代語訳で
導入 し、後半部分を現代語に直すことを学習 した。結末の場面を生徒各人が絵で表わ した。
・「
仏を射 た猟師の事」を読むO これは、最初に読んだ 「
尼、地蔵を見奉 る串」 という説話 とは対照
的な内容で、皆野菩薩の到来を信 じ込む僧に対 して 「なぜ ・おか しい」 という疑問を持ち、その真
偽を確かめる桝師の話である。3年生は、批判的なものの見方が芽生えて くる頃なので、 このよう
な猟師の視点 は、3年生 にとって興味深 く、 これか ら生 きていくうえで も必要なものであると考え
た。 この二つの話か ら、物語の不合理、合理的な感覚や考え方など、多様なものの見方を知 る。
・次に、今 まで仏教説話を二話読んだので、世俗説話を読む ことに した。「
検非遵使忠明」は、清水
寺 という有名な寺を舞台に した歯切れがよい文章であり、 ものがたりの情景を想像 し、生徒の想像
力の多様 さを楽 しく味わ うことができた。
・叔後に 「
猿沢池の竜の串」を読んだo奈良の観光名所 として有名であり、通学途上で慣れ親 しんで
いる猿沢の池の話 は、今 も昔 も風評に左右 される人間のおか しさを味わう。 この説話を もとに した
芥川龍之介の翻案小説 「
竜」 と対比 させ、説話と小説の結末の相違に生徒は興味を持 った。
・説話のプ リントは、文章中の動詞に注目できるように配慮 した。(
図 2・3参照)
(3)「
古文を読むうえでの必要な知識」
・百人一首八番 「わが俺は都のたっみ しかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり」の 「たっみ」について、
古文特有の方角の表 し方を確認 した。同時に 「たっみ」か ら古文特有の時刻の表 し方 も確認 した。
また、十二支の普請を紹介 した。 (
図 4参照)
・百人一首 に頻出する四季についてよりよく知 るために、四季にあてはまる月の異名を確認 し、その
由来を各自調べて くることを宿題 とし、それ らを授業で発表 させた。辞番、 インターネ ットなど由
来の説はさまざまで、興味深い相違 もあった。
・百人一首二十一番 「
今釆むと言ひ しばか りに長月の有明の月を持ち出でつ るかな」の 「
有明の月」
か ら、月が満ち、欠 けてい く梯子の名前を学習するとともに、晋の生活における月の重要性を学習
した。百人一首は、一年間で二十一首学習できた。
-J
1
2-
三年 古 典
①
- rUとば の益礎」- 巳
②
用を
は
)斤なり
その八
- ど う し ても .
)れ だ けは.
や?
)行 ◎ 申す (
)行 ⑧ 騒ぐ (
I
1
ひ
と
つ
仲
⋮
⋮
・
⋮
・
・
・
そらんぜよう。 モ
へ
一、攻守-EZ
段の活
思ふ ( )行 ◎ 持 つ ( )行 ⑳ 足る (
⑤ 飽く ( )行 ⑥ 荘ぶ ( )行 ⑳ 怯む (
こ
、
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死
ぬ
J
の
活
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托
ぬ
︼
・
人
粕 川蛸
)
三年 古 典
そ の十 l -
非
叩ぴ ぃ J i.
.
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書
も
F
輸非退 任 忠 明 b
I
次 の文亜J'地名音錨や辞繋署確 のお話が起 っていた r宇治拾並軸路﹄です。
平安時代の京J
aのBl
宇空 である忠明が'著か ったときのお話です。
今 回は.検 違使 へ
ようか?
それが若かりけるとき'
抜きで
(
)' 出切のまわりせ
静かに降りたので'(
「
)
)
。
常は凪に吹きあおられて、祥庇に
巾の布 へ飛び降りた.
)*生の叫 へ遂げて.
本生の火の泊にも (
木魚 の方向に (
取り凹み、 (
(
井の源作たらは.小にL
iに
京の七薪たらとけんかをした。
締水の向台のあたりで'
出
羽が若か ったときに、
(
出羽は'京古 の若 者たちとけんかをLt
J.放 り固まれます。さて.忠明はどのようにして造げたでし
刀
■
l
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太
を
第 - ち こめて'
さ一.
t
ナ
一一
'小L.ん{
帝 水 の鴨 のもとにて. 京 正 郎 どI
L
3と いき かひをしけり。
- 肺・- と に固
も
聖 の瀬 の7r
R に・
J
さ んとしければ'忠明
那 ざまに圃
また立 ち で.向 か ひ合 ひたれは うち へ逃げて
い
I
, i
J
^
4
_
,
群 のもとをわきに挟 み て 肋 の谷 へ躍り落 つ。
%・凪にしぶかれて・芝 だ 、固
やをら荘ちにけ九は、 それより逓けて住 にけり '
9
で IていたりI
lと
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谷息J・且下ろし
君 の若者
ふさ
九、生ん
l、太字 の屯田の基本形 ・活用の牡凡 ・急用秒q)
を組 に古 こう . ‡ ヽ,
柊・
Cつてしまっ
たということだ.
も、ど・
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4
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J'その上ま
で
-4
3-
用は、 El
段急用威 風 し宕bO
川が います
・われは (
)で。
・
・
・
-∩
・机父は (
)けり。
は必ず (
)
。-⋮・
の、多投あり。・
・
・
・
-・
・病にて
・年老 い一
・
・
も、せむかたなし。・
)とはむごし。
二
い
と呼ぶ。
)
)呼びます。
>王せん
伸何はいません。-t人でもdL-ム・
︻
・ ︻
)
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⋮・
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)こと'ありけり。・
・
・
・
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)どJ'高く上がらず。・
・
・
・
)活用といい、略して (
は
こ.口
で囲まれた部分を現代Sに正号 つ。
I
I
I
'この比法 何を伝えたか ったのでし ょうか。
図 2「
艶話 ・検非違使忠明」授業プ リン ト
① r死ぬ1の仲間はtrいぬ︼です U
揮・
S・
で普くと r
性ぬJr
去ぬ 」の
こ通り。農純は ︻行く ・去る︼です.
)と呼ぶ。
⑳ 統=Iの柁軸比'(
)行 (
)防州といい、略して (
から四校紙用と同じになりました。
⑳ 江戸時代に (
車
・
・
・
・
・
・
・托行無常の甘さ 日
一-・
・
・仲に (
)・
Gの.すべてE
l
:
常なり。
・架に (
)とJ.心指し。---・
・
(
)
。----- ---- ︻
哲に
三'r
あり)も、四度活用が園 したも のでモ ー仲良し是 政です
)で。--I
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r
ありJ
︰)
の国の人には (
-≡- ∩
r
甘りJ ・竹取の翁といふ肴 へ
)けりd・
r
托。)
用
行 (
をりJ
IrはべリhFいまそすがりLです。
①r
ありlの仲間は'P
食味は ︻
いる ・ある︼
漢字で古くと r
居りJ
r
侍りL
点純は ︻
です ・ます ・ござ います︼
r
在すがり」 庶鴫は ︻
い・
L
L
つしやる︼
)行 (
)防 州といい'略して (
② 活 の柁蛸は'(
目
・上手く
)
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'r
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Lる」もtEZ
皮着用の
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耽る」
・百を
・故の背か
・軸を
・滞4'
凪肋を (
用
① 活 の塩析はtへ
A
玉、
鶴野同月に挑戦-傍捜缶 の朝岡 の基本形 活用の粗和 ・活用形を考え事しき っ
すがi
:
止む人b・
Qいるからi
:
竣 いな い)
川人の⑦山川ばなる'
LL。 て、
・さすがにe叫 山
)
⑳瑚 叫て肘ぬ均 刊ことは・
- 完 んで.叶 が残ることは-I
なり。 (
今年 の色か・
L思 い嘆 いてお-ます)
この辞より魅ひ噴き笥
我こそ◎印胡め。 (
私 のオ こ皇 汀J主 し上う)
図 1「
古典文法」操業プ リン ト
札 火 の 池 の屯 の事
'
'
和-
F中 油 柑 姐 格
5
47印 は '
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図 3「
脱話 ・猿沢池の竜のこと」授業プ リン ト
図 5「まはろば計画」生徒作品
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4 「奈良市万葉歌碑
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花の軸等Jこと
めぐり」より抜粋
「
長谷寺へ行こう」から抜粋
その他の作品名
「
灯柁会の思い出」・「
南都七人寺」・「缶良町 っていいと思 う」・「l
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沼提1
.
f探訪記」・「奈良の西国 :
_
ド
三カ所」・「福の神 十二社め ぐり」・「大平の丑に触れた」・「
斑鳩 春の自然」・「
百人一首を追いかける」・
「今様 糸価寺
はる」・「奈良 inジパ ング」・「行基」・r
室生ひとり旅」・「
誰 も知 らない東大寺」・r
法
隆寺へ行 こう」・「法隆寺七不思議」・「法輪寺」・「これを読めば秋篠寺に行 きた くなる」など他多数
-
45
-
(
3
) 授業評価
① 生徒の授業評価ア ンケー ト
Q l授賞に積極的に取 L
J組めた
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1 とてもそう.
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03 授業は楽 しか った
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04 授業での脱明や質問事項はわかりやすかった
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02 授菜ではそれぞれの課題を理解することができた
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06 授業のすすみ具合は適当であ った
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07 投薬を通して、古典文法の動詞を理膚することができた
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3 少 しそう思 う
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7
Q8 これまでの授業で印象に残 っていること、興味を感 じていることを寄 いて下 さい ()の数字 は累計
古典 の文章や物語 を読むのが面 白い (
1
6)・宇治拾迫物語が楽 しか った (
5)・検非遥使忠明 (
5)
猿沢池の竜 (
3)・仏 を射 た猟師 (
2)・宇治拾遺物語 は微妙 に落 ちがな くて変 な感 じ
平家物語 (
5) 〔2年生 にて学習〕 ・百人一首 を細か く習 った こと(
5)
現代語訳 が難 しか った (
2)・現代語訳が楽 しか った
その土地 にあった説話が残 っていること ・昔 と今 とで は行動 に違 いがあ るなあ と思 った
★ 月の こと(
l
l
) ・十二支 (
5)・月をよ く見るよ うにな った
★ 文法 ・動詞の活用 (
1
0)・動詞が難 しか った (
6)・動詞 はやや こ しいがや りが いがある
動詞 の活用で 「
去 ぬ」 と祖父が使 っていた ・長 い年月をか けて 日本語 も変わ って きた こと
言葉 は変化するのだ と興味 を感 じた ・現代語 につなが って いる ものに触 れた ことはよか った
5)
★ 活用 を こまめに、反複 して、′
トテス トもや って もらったので理解で きた (
動詞の覚 え方を教わ ったのが び っくりした ・プ リン トの絵挿 入が楽 しか った
2)・分か らないところを詳 しく教 えて くれ たのでよか った
活用が楽 しく学習で きた (
わか りやすい授業 だ った ・授業がわか りやす く、 ス ピー ドが よ くとて も良 い と思 った
活用 のテス トで6
0
点 (
7
0
点満点) とれた
★ 将来使いそ うにない古P
L
L
を何故す るのだろう ・少 し速 か った ・古典 は妹 い
3)
古文 と現代文の授業 の区別が分か らない ・創作 (
Q9 古典 の授業 に望むこと
★ 古典の文章や物語 を もっと読 みたい (
1
6
)・平家物語が読み たい ・お も しろい話 を
歴史的な もの ・落 ちのあ る文章 ・もっと昔の ことが知 りたい ・長 い文章 を自分で解説 したい
★ 創作 (
2)・排句を作 る ・文章を書 きたい
★ いまのままでいい (
7)
文法の復習 を繰 り返 してす ることが よい ・文法問題 を もっと したか った
2)・練習 プ リン トをた くさん して ほ しい
動詞 の活用 を もっと練習 したか った (
文法 は基本 なので これか らも丁寧 に教 えて欲 しい ・動詞 よ り物語が読みたい
習 うよ り実践が よい ・附 くよ りも解 く ・わか りやす い ・活用全部を表 に した ものが ほ しい
★ もうす こ しゆ っ くり(
7)・もっと楽 しくしてほ しい (
2)・わか りやす く
★
-4
6-
宿題を増 やす ・系統立てて ほ しい ・テス ト問題を減 らして
現代語訳が付いているとそれを読んで しまうので訳 は別紙 に
もっと一部 を取 り出 して意味を知 りたい ・過2回 くらいに してほ しい
1. 2時間 日に しては しい ・金曜 日 (7限)が少 し眠 い (
6)・7限 目が良 くない
QI
O 古典 は好 きですか、嫌 いですか、 どち らでもないですか。理 由も番 いて下 さい。
男★
女★
男★
女★
文革が読め、P
J
・
!
解で きると楽 しい(
7)
昔 の言糞追 いや物語 などいろいろが学べ る(
4
)・言葉 の変化が分か り、興味がある(
2
)
背の人の思考、作者の心情が読め、 その時代背景が分か る ・日本語 の移 り変わ りが分か る(
2)
いろんな文章があ り、古さ
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iは長 く愛 された文章だか ら、理解で きると更にお もしろい
2)
現 代文よ り好 きだ ・覚えやすい ・何 とな く ・点数の とれ る科 目だか ら(
l
i
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・
の話が興味があ り、読 む とお もしろ く、楽 しい (15)
暦史 とつなが りがあ り古 い時代 の ことがわか ることが好 きだか ら(
5)
全 く新 しい タイプの ものを読む ことがで きる ・昔の 日本語 や ことばの変化がわかる(
5)
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・
段 しゃべ った り使わない言柴が出て くるか ら ・知 らない言矧 こ出会えるか ら
4)・百人一首が好 き(
3)
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文の意味が/
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lか るよ うにな って楽 い 、
か ら(
現代文 よ り糞 しいか ら ・全 く理解 で きな くな ることがないか ら
昔の文法を知 ることがで きるか ら ・活用が楽 しい ・文末が好 き
2)
現代文法よ り古典文法のほ うがよか ったか ら ・国語が好 きなので (
英語よ り坪解 しやす く、外国語 を習 って いる気分だが分か らな くて も投 げだ さない
2)・感想文 とか .
杏か な くて いいか ら ・テス トの点が結構取れ るか ら
わか りやすい(
難 しく、分か らない、わず らわ しい(
3)・動詞の活用 など覚 え ることが多い
昔の ことに興味がない ・今 さら昔の 日本語 なんて と思 うか ら
l
j本の しかも昔にしか通用 しないこと、すでに使われていない言東を憶えるのはむだだと思 う
古文を読んで もあまり意味が とれない ・あ ま りお もしろ くない
動詞の活用が多い ・文法が いや ・やや こ しいか ら
どち らで もない
男★
好 きな ときと娘 いなときが あ る(2)
動詞 は面倒、物語 はお もしろい ・難 しいけれ ど、分か らない ことはないか ら、微妙 ・面 白い
と思 うけれど、難 しいか ら ・好 きで もないが、苦手で もない ・苦手で も、得意で もない ・文
法 は理解で きて も、文章 を読 むのが苦手 だか ら ・大体分か るけど、少 し難 しい ・国語 は好 き
2)・古典 は大 切だが、 とい って面 白 くもない ・好 きで はないけれ ど、動
で も嫌 いで もない (
詞の活絹はわか りやすいか ら
どちらか と言えば好 きだが、好 きとは言 い切れない ・歴史 は好 き、 しか し絶対 というほどで
はない ・好 きな甥 由 も嫌 いな瑚!
由 も特 にないか ら
どの授業 もあまり好 きでない し得意 でない ・普通や と思 う
お もしろ くない ・わか らない ・まだそ こまで分か って いない ・まだそんなに進んでないか ら
わ ざわざ昔の言感 を勉強 して もお もしろ くない
好 きな部分 も嫌 いな部分 もあ る(
2)
文法 は好 きだけど、現代語訳 す るの は苦手 (
2)・国語 は苦手 だが、古典 はお も しろいか ら好
き ・分かればいろいろ読 めて楽 しくなるが、憶え られないか ら ・面 白いと思 うけれ ど、読む
のに時閲がかか る ・好 きで も嫌 いで もない ・俳句 は楽 い 、
けれ ど、難 しい ・面 白いところも
面 白 くない時 もあ る ・か っこいいけど、難 い 、・文法 はまあ まあ得意 だけれ ど、読解が娘 と
い うところがある
す こし分か りづ らい ・活用 を憶 え るのが大変だか ら ・昔の ことは難 しいか ら理解 しに くい
7限 目で少 し疲れ る ・テス トで点 が取れない ・数学 >古典 >日本史
★
★
女★
★
-4
7-
②
アンケー ト分析及び自己評価
1 アンケー トの集計は男女別に集計を した。成紙や古典の授業への動機や意欲に若干の男女差が
あるので、その原因が分かるかも知れないと考え、男女別の集計を行 った。
定期考武では男女の学力差が現れる. ア ンケー トではQ l授業への取 り組み、Q 2・Q 7の授
光即解では、若干の差はあるが大差はないと言える。QI
Oの古典 に対す る 「
好き 「
嫌い」では
およそ 2倍の差で女r
1
が 「
好 き」 と答えている。
定期考充の点数差はきっちりとした反子
如練習の差であると考えているが、授発での興味f
WJ
L、
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はそんなに差がないとE
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頃感 じていることが盛付けられている0
」
2 設問Q l・Q 2・Q 3は生徒の授業、学習への取 り組みに関するもの。設問Q 4 ・Q 5・Q 6
は教師の投薬の方法に関するもの。設問Q 7・Q 8は授業の成果を問うもの。設問0 9は今後の
授業への要望。設問QI
Oは生徒の授業への動機や意欲を闘い、それらを高める参考になればと思
い、たずねた。設問Q l・Q 2・Q 3、設問Q 4・Q 5・Q 6、設問Q 7・0 8、設問0 9、設
問QI
Oそれぞれについての分析 ・考察を行う。
Q l・Q 2・Q 3・Q 7の授業の取 り組み ・授業理解について、約半数以上が 「とて もそう思
‖-そう.
F
i
l
.
う」であり、「
少 しそう思 う」を入れると、90%の生徒が旨定的であるO
う.
この結果は、本校生徒が入学選抜を経ているため、一定の学力 は保障 されていることを表 して
いると考え られる。 と同時に、古文は、現実の±
1
ミ
活か ら遠 い科 目として好 まれないことが一般的
であるが、今年度か ら過 1時間古典の授瀬を行 うことがで きたので、丁寧な授紫ができた成果だ
とも言え る。
「
QI
Oで古典が 好 き」 と答えた生徒が約4
5%、「どち らで もない」が約4
5%である。好 きの内
'
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iは色 々であるが、それぞれの理由を大切にすること. どちらとも言えないの理由は、授業を改
発する余地のあるもの もある。 4年生以後では、大学受験 と結びついた、授業への関心が左右さ
れることを思 うと、 このアンケー トは示唆に富むことが多い。
Q l ・2・3・7で 「あまりそう思わない」「全 くそ う思わない」、及び QI
Oで 「
嫌い」の[
L
3
1
答
した生徒が、いずれ も 1割弱 いる。それ らのほとんどは、文法が苦手 としていることが分か った。
それは授業や補習で丁寧に教えていく労力を続 けてい くことが大切であると考えるo古典を学ぶ
l
l
i
:
・
'
:
味を認 めないと言 う意見には、その忠兄は今までにもあり、今回の回答ではその数が少なか っ
たと感 じている。 しか し、「
好 き 「どちらで もない」の意見を参考 に しなか ら、 日本語や古文の
l
l
l
i
白さを語 っていきたいと考える。
」
Q4 ・5・6は授瀬の方法、つまり教材研究や授業の進め方の工夫に関する姓徒の評価である.
Q4・Q 5の回答で、「
少 しそう思 う」 までが95% 「あまりそう思わない」
「
全 くそ う思わない」
が数人で、授業の「二
夫の効果が現れていると思 う。特に、授業プ リントは、わか りやす く、楽 し
く授業で きるようプ リントの構成、文字の大 きさ、文字飾 り、挿絵等工夫 した。
hJ
答において、授業の進み貝合が、教師 自身が思 っていた以上に、速 く感 じて
Q 6 ・8・9のl
H
l
の授業の中に、「や りたいこと」
「や らなければな らない
いる生徒がいることが分か った。 1時f
こと」が多 く、急いで しまったという反省 もある。理解の遅い生徒には、Q8の回答にあるよう
にこまめに、反復練習を繰 り返 して行 ったが、続けてい くことが必要である。
3 設問Q l・Q 2・Q 3、設問Q 4・0 5・Q 6、設問Q 7、設問QI
Oは生徒の授業への動機や
意欲。それぞれの関連 について、若干の考察を したい。
Q 7の項 目4、 5 (
古典文法を理解できない) と他の項 目との関連
1 とてもそう思う
2 そう.
H
J
.
う
4 あまりそう思わない
3 少しそう.
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う
0
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[喜
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1
2
1
2
1
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3
3 ÷
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好き
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1
2
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3
古典文法を理解で きなか った生徒の授業態度や授業方た
i
:
・
の評価について/
J
)f
r
r
すると、全員が授
射 こ非積極的ではな く、授業評価 も否定的ではない。
この種の分析 は、他に多様なn度か ら行 ったが、紙面の快日系で割愛する。
次年度 にむけて
1 古文の授業にとって大切なことは、I
!
]
■
文の文市を読む面 白さ ・古文の世界の常識 ・文 ・
T
i
'
を読み
解 くための文法が三位一体 となって楽 しく、わか りやす く学べ る工夫であると考える。 これを次
咋度 も確実 に実行 していきたい。
2 6年一日カ リキュラムの構想では、 3'
l
F
・
生に髄Tt
や日記 f
J
:
どを配当 していたが、生従の様子か
ら3年生では説話を丁寧に読む ことにI
T
T
.
!
民を嗣いた.次年雌 は日記、随筆を取 り上げたい. E
二
l
本
人の伝統的な感 じ方 ・考え方を学習できる素地ができたと.
E
i
J
.
っている。
-4
8-
Fly UP