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ファイルが溜まってきたらパソコンの外に移そう!(1/2)
ファイルが溜まってきたらパソコンの外に移そう!(1/2) たくさん容量があるからという理由で、お使いのパソコンにあるハードディ スクに写真や音楽などを溜めていませんか?保存先が C ドライブである 場合は、空き容量が少ないと「動作が重い」などの原因の一つにもなりま す。他のドライブに移すのもひとつの手ですが、普段使用しない写真など のデータは外へ移してしまいましょう。 データを保存する媒体にはどんなものがある? パソコンには、あらかじめ C ドライブとして内蔵ハードディスクが用意されており、「ドキュメント」や「ピクチャ」といったフォ ルダーにデータを保存すると、この C ドライブに保存されるようになっています。そのため、どんどんファイルを保存して いくと、C ドライブの空き容量が減ってきて、保存できなくなるのはもちろん、パソコンが重くなるといった現象の原因にも なります。こういうときに利用したいのが外付けデバイスです。 外付けデバイスとは、パソコンに内蔵されている機器と対比して、外側に接続して使う周辺機器のことです。データを保 存できる外付けデバイスには、CD や DVD、USB メモリ、そして外付けハードディスクなど、いろいろ種類があります。内 蔵ハードディスクとは違い、別の場所に保管したり、持ち歩いたりすることができます。 データを保存できる外付けデバイス。左から順に USB メモリ、 CD/DVD、外付けハードディスクとなります。 CD や DVD なら、薄くてそれほどかさばらないので、写真など のデータを保存しておくのに便利でしょう。CD なら 700MB、 DVD なら 4.7GB、ブルーレイディスクなら 25GB 程度保存する ことができます。USB メモリは小さいので、データを持ち歩く際 に適していますが、紛失しやすいので注意が必要です。保存容 量はいろいろな種類がありますが、4GB~32GB などが主流と なっています。 外付けのハードディスクは本体が小さくないので、たくさんのデータを家で保管しておくような使い方が一般的です。保存 容量が大きく、ものによって異なりますが、500GB~2TB もデータを保存することができます。 このように、データを保存できるという点はどれも同じですが、それぞれに特徴があります。データを持ち歩くために保存 したい、バックアップのために保存したいといったように、用途に合わせて保存する外付けデバイスを選択すると良いで しょう。 CD や DVD、ブルーレイディスクへの保存 多くのパソコンには、ディスクに情報を書き込んだり、読み出したりするためのディスクドライブが搭載されています。CD や DVD などは音楽や映像データの再生などによく使われますが、データの保存にも使用できます。1 枚の単価が抑え られるので、旅行の写真をコピーしてプレゼントした、なんて方も多いのではないでしょうか。バックアップとしては、CD- RW や DVD-RW がおすすめです。なお、機種によってドライブがブルーレイディスクに対応しているものといないものが あるので、確認しておきましょう。 ※説明に使用している画面は、Windows 8.1 のものです。 CD、もしくは DVD をドライブにセットします。 画面の右上にメッセージが表示されるのでクリックします。 操作確認のメッセージが表示されるので、「ファイルをディスク に書き込む」をクリックします。 [ディスクの書き込み]ダイアログボックスが開きます。[USB フ ラッシュドライブと同じように使用する]を選択し、[次へ]をクリッ クします。 ドライブが表示されたら、保存したいファイルやフォルダーをドラッグ&ドロップします。 ファイルがコピーされます。 DVD などのディスクに画像をアルバムのように保存するといっ た使い方なら、空き容量を増やすために、元のファイルは削除 しておきましょう。ただし、保存したものはあくまでもバックアップ としてとっておくもので、パソコンで画像編集等、ファイルを使用 するという場合はそのまま残しておきましょう。 USB メモリへの保存 USB メモリは、パソコンの USB 端子に接続して利用します。容量はそこまで大きくありませんが、本体サイズが小さく、 持ち運びに適しているのが特長です。 USB メモリを差し込みます。 自動的にエクスプローラーが起動し、USB メモリの内容が表示さ れます。 パソコン上の保存したいファイルやフォルダーをクリックして選択 します。[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、複数選択できま す。すべてのデータを取り込む場合、[ホーム]タブの[すべて選 択]をクリックします。選択できたら[コピー]をクリックします。 USB メモリが表示されているエクスプローラーで、[ホーム]タブの [貼り付け]をクリックすると、先ほどコピーしたファイルが貼り付けら れ(コピーされ)ます。 USB メモリは外出先などで利用するためのコピーを持ち運ぶ、 という利用シーンが考えられます。この場合は、元のファイルは 残しておいた方がいいでしょう。ファイルを更新した場合は、デー タを上書きすれば、パソコン内のデータも更新できます。他のパ ソコンにデータを移動するといった場合は、元のファイルは削除 しておきましょう。 自動でエクスプローラーが起動しない場合 USB メモリをパソコンに差してもエクスプローラーが起動しない場合は、エクスプローラーを開いて、「デバイスとドライ ブ」に表示されている USB メモリをダブルクリックすれば、内容を表示することができます。