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佐藤 伊左エ門議員

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佐藤 伊左エ門議員
午後 1時01分 開
議
今、多くの識者が指摘していますように、企業
立国、輸出立国を支えてきた中小企業、そして地
○佐藤俊弘議長
休憩前に引き続き会議を開き
場地域経済の機関車的役割を果たしてきた地場産
ます。
業などは、このままでは今後ほとんど伸びる余地
次に進みます。
はないと言われております。中小企業も世界と戦
一つ、本市の地域産業、地域経済の将来につい
うという時代に入ってまいりました。今日では企
て、ほか3点。4番佐藤伊左エ門議員。
業誘致は時代錯誤と言われ、これまで進められて
〔4番佐藤伊左エ門議員登壇〕
(拍手)
○4番
(佐藤伊左エ門議員)
きました工業集積の解体の方向にあると言われて
質問に入ります。
おります。このような閉塞感を脱して、いち早く
今、全国の地方において、地域産業と経済が大
新しい活路を見いだすことを今こそ考えなければ
きな試練を迎えております。長期にわたる不況と
ならないと思います。
産業構造の転換などによって、地域経済の土台を
それには、米沢市という特色と立地条件を生か
支えてきた中小企業は浮沈の間にあると言われて
さなければなりません。新幹線や高速道路などに
おります。これらは経済がグローバル化し、生産
よって、急速に交通、運輸が発達してきておりま
技術や情報通信技術の大きな変化、そして物流機
す。大都市圏市場に2時間という速さにある利点
構の改変などによって起こっているものでありま
です。加えて、国立の工業大学があって、八幡原
す。加えて、今後国や地方の財政の悪化がさらに
というハイテク産業の技術を持っているというす
進み、公共投資が抑えられていくことに一層の危
ばらしい条件を生かして、新たな地域産業政策の
機感を持っていると言われております。
シナリオを持つことだというふうに私は考えます。
この現象、そしてこの流れは、米沢市にあって
これまでの研究開発型企業をどのように伸ばし
も決して無関係ではないと思います。特に、今、
ていくのか。このことに加えて、ソフト情報型、
市内の企業で起きている事業の縮小や、あるいは
あるいはIT産業の導入、さらに産業廃棄物やリ
退職、配置転換、出向などが顕著であることを見
サイクルなどの環境型企業をいかに興すかという
ましても、事は穏やかでないと思われるわけであ
ことも大事なことになってきております。
さらに、
ります。
健康福祉、高齢化に対する福祉的な産業も興す必
本当に、米沢市の地域産業と経済は大丈夫なの
要があろうかと思います。
でしょうか。現状について、市長はどう見ておら
そして、今、全国的に展開をされておりますま
れるのか、まずお尋ねしておきたいと思います。
ちおこしのためのベンチャー企業、あるいはコミ
さて、地域経済が本当にピンチにあるという観
ュニティービジネスなどをいかにつくり出してい
測に立つのであれば、何とかこれを立て直さなけ
くかというのが、全国地方の課題になっておりま
ればなりません。そのために何をするか、何が必
す。
要かだと思います。これは自治体にとっても地域
今、全国の自治体などでは、商工会議所や企業
経済に無関心ではいられない。これを放置すれば
団体など一体となって、創業支援センターや産業
税財源がどんどん低下をしていきます。いやが応
振興支援センターなどが設置をされ、そこには専
でも、地域経済の活性化を自治体自らが図ってい
門の常駐スタッフとともに、中小企業診断士、経
かなければならない時代に入っていると思います。
営コンサルタント、公認会計士、税理士をそろえ
1
て、さらに技術面では、大学の研究者、教授陣そ
きずなとして結ばれてきたわけです。この7つの
して弁理士や技術士が配置されて、それらが地域
都市は米沢市と兄弟あるいはご親戚というふうな
の活性化に生かされております。
そしてこれらは、
間柄に等しいおつき合いをしてきているわけであ
計画段階から各種セミナーや相談コンサルタント
ります。
など、幅広い対応がなされております。特に今、
しかし、当初の鳴り物入りでお披露目された割
定年後何かしたい、あるいはリストラに遭って、
にはとんと疎遠になっていたり、あるいは若干、
資金もないが一体どうすれば、何ができるかとい
しりつぼみのような姉妹都市も中にはあるようで
う人たちが多く存在をしておりますし、それらの
す。提携した当時の肝胆相照らして結ばれた意義
現状の悩みにも積極的に答えているようでありま
と目的は一体何だったのかが、少し忘れられてい
す。
るような感じがいたします。
既存の中小企業であっても、例えば営業には強
簡単に縁結びをする、その後はおざなりという
いが、将来の技術に乏しい。よいパートナーや人
ことで、これが繰り返されて親善友好都市の間柄
材が欲しい。
バイオなど成長分野に進出したいが、
はよいものでしょうか。確かに人や時代がかわれ
ビジネスのヒントやノウハウが欲しい。こういっ
ば、
関係も薄れていくのは世の常かもしれません。
た今日的なニーズもたくさん出されて、それらに
しかし、友好親善というのは、うたかたのような
答えているというふうに言われております。
ものであってはならないと思います。
米沢市はこれらのことについて、どのような判
厳しい言葉で申し上げますけれども、
物見遊山、
断をなされるのか、そして産・学・官の連携をさ
行事招待、旅費消化型の交流だけでは、私はその
らに強化していくために、何をしていくのかにつ
方向は当然、そのようなものになっていくのでは
いても伺っておきたいと思います。
ないかというふうに思います。しかも、そういう
特に、山大工学部について、これまでの研究開
状況では、今後、公金の支出は正当化されなくな
発をそういう過程からもう1つ踏み込んで、その
ってくるというふうに私は思うわけです。
成果や生産技術をいろいろな産業の製造現場でど
少なくとも、姉妹都市を結ぶことによって、文
んどん生かされていく。そういうことにならなけ
化、芸術、産業、商業を通して、人と物が行き交
れば、本当の意味で地域おこし、地域の活性化に
い、お互いに新しいものが創造されることが大事
つながっていかない、そういうふうに思いますの
にならなければならないと思います。当然、教育
で、この点についてもお聞かせいただきたいと思
や福祉などの経験交流、あるいは交換があっても
います。
いいと思います。都市の親善友好に利害、実害は
次に、米沢市は今9月議会で愛知県の東海市と
伴わないのだと言われる向きもあるかもしれませ
姉妹都市を結ぶことになりました。これまでも昭
ん。しかし、そのことによって、お互いの都市の
和 49 年ブラジルのタウバテ市、昭和 59 年宮崎県
公共の福祉が高められ、地域経済に何らかの影響
高鍋町、同年アメリカのモーゼスレイク市、同じ
を与えていくというような政策的な交流が、私は
く新潟県上越市、そして平成6年沖縄市、その他
望まれると思います。
新潟県六日町と友好都市を結んでおります。これ
そういう意味で、友好都市、姉妹都市のあり方
らのいずれの都市も、米沢市とは歴史的な経緯や
について、改めて伺っておきたいと思います。
経過があって、交流と親交が深まり、友好親善の
次に、国道 13 号線に道の駅を、そして東北中央
2
自動車道にサービスエリアをつくるために質問を
景観も大変よろしいところですから、つくる条件
いたします。
にはとても恵まれていると思います。
米沢市には平成 10 年、田沢地内に道の駅、なご
この並行する二つの道路に、それぞれ一つずつ
みの里がつくられました。今では、地域的な条件
つくられることは大変望ましいことですが、それ
が生かされて順風満帆、盛況の中で事業が進めら
がもし不可能であれば、この二つの道路を利用し
れているというふうにお聞きをしております。飯
て、1カ所にまとめて立派な施設をつくることが
豊町の道の駅、めざみの里もまちおこしの最大の
できれば、大変にまとまる話ではないのかと思い
拠点として、
これも大変な盛況を誇っております。
ます。そうなれば、この施設にどちらの道路から
いずれも、地元の人たちに大変喜ばれ、将来に大
もアクセスが可能となります。どちらの道路にい
きな希望を抱かせております。
る車も利用できて、大変便利で効果の高いものが
私は、13 号線沿いに道の駅をつくって、地域お
できるのではないかと考えます。
こしとあわせて、米沢市を直接中身で売り出す。
米沢市のまちおこしのために、そして雇用の場
そういう方法が必要かというふうに考えます。
の確保のためにも大変必要なものだと考えますの
なぜ13号線かと言いますと、
この13号線には、
で、この点についてお考えがあればお聞かせいた
福島から山形県の村山市まで一つの道の駅もあり
だきたいと思います。
ません。道があるだけでは米沢市も一つの通過地
最後になりますが、米沢市の農山村を取り巻く
点でしかありません。米沢市という名前と内容を
農業のあり方についてであります。
直接県外に発信できる手段の一つとして、どうし
イギリスの女性旅行家、イザベラ・バードが明
ても道の駅をつくるべきであると考えます。
治 11 年、東北北海道を旅して記した「日本の奥地
そしてもう一つは、東北中央自動車道がつくら
紀行」の一節に「米沢平野は南に繁栄する米沢の
れます。これも、もしかしますと、あと 10 年も待
まちがあり、北には湯治客の多い温泉場、赤湯が
たずして開通されるかもしれません。このハイウ
あり、全くエデンの園である。そして、実り豊か
エーは、東北自動車道にある福島のサービスエリ
にほほ笑む大地があり、アジアのアルカディア、
ア安達太良から、桑山にできますインターチェン
桃源郷である。自立で栄えるこの豊沃な大地は、
ジまで 100 キロあるようです。今の高速自動車道
すべてそれを耕作する人々の所有するところのも
の距離的な関係から見ましても、100 キロごとに
のである」というふうに紹介されております。
サービスエリアがつくられていると言われており
当時の置賜盆地を言い当てておりますが、これ
ます。また、福島から分かれてジャンクションか
は現代にも当てはまるものではないかというふう
ら米沢インターチェンジまで約 30 キロあるよう
に思います。それは活気ある農業が営まれれば、
です。距離的条件や、高速道路という性格からし
農村の景観やで田園風景は本当によくなるのだと
ましても、そして生理的な面から見ましても、ど
いうことだと思います。
うしてもドライブインが必要になってまいります。
現状を見ますと、耕作放棄地が広がり、草ぼう
さて、この中央自動車道と国道 13 号線は、米沢
ぼうの田園では、豊かな実りも美しい景観も残す
北インターチェンジまで、つかず離れず、並行し
ことは不可能です。このように田園風景や、景観
て走ることになります。9キロの栗子のトンネル
はここ二、三十年の間に大きく変化しました。米
を抜けると、沿道には空間もたくさんあります。
の生産調整が始まりました昭和 46 年から、
農村に
3
大きな影響を与えてまいりました。若い人が外に
ないと思います。
働きに出るようになりました。そして土地改良が
そんな中に、私はグリーンツーリズムやあるい
進められました。田園を流れる小川や水辺や池や
は農業体験のツアーがあったり、農業の教室があ
林がなくなっていきました。当然、魚やトンボや
ったり、そういうことが全国的に展開されること
蛍など、動植物もめっきり少なくなってまいりま
を見ましても、米沢にその受け皿をつくるべきで
した。そして里山の維持林にも手が回らず、荒れ
はないか、
こういうふうに考えます。
そして昨今、
放題のまま放置されております。私たちが童謡や
特に田舎暮らしあるいは里山を見直す、それを案
歌唱で歌った昔のふるさとの面影は余り残されて
内する、いろいろな雑誌が出回って、好評の売れ
いないのではないでしょうか。
行きになっていると聞いております。Iターン、
こうしたことの反省に立ち、農村の豊かな自然
Uターン、定年後も含めて田舎へ故郷へと人が注
を取り戻すさなければならないという機運も大変
目するようになりました。米沢市はこれらのこと
高まってきております。都市に住む人たちも農村
についてどのような認識を持って、どのようにお
に潤いと安らぎを求めるようになり、子供たちも
考えなされるのかお尋ねをいたしまして、1回目
含めて、都市と農村の交流が盛んに行われるよう
の質問を終わります。
になりました。これは農村を単に生産の場として
○佐藤俊弘議長
とらえるだけでなく、自然の中で培われてきた農
髙橋市長。
〔髙橋幸翁市長登壇〕
村の伝統や文化的な面にも光が当てられようとし
○髙橋幸翁市長
ております。
お答えいたします。
佐藤伊左エ門議員のご質問に
このような状況の中で、一昨年策定されました
4項目ございまして、最初の1、2について私
全国総合開発計画 21 世紀の国土のグランドデザ
から、3と4についてはそれぞれ担当の部長から
インでは、東北地域を新しいライフスタイルを展
答弁申し上げます。
開するフロンティアと位置づけております。そし
まず1番目の本市の地域産業地域経済の問題に
て、この多い自然を生かした居住地域を創造する
ついて、現況はどうなているのか、実態はどうだ
ところだというふうに定義を言っております。し
ということでございます。当面、日本経済全体が
かも、農山村と中小都市とを組み合わせて、豊か
そうでありますように、バブル経済崩壊後、著し
な自然と都市的サービスの両方が享受できる環境
い苦境に立ってき、米沢市の地域経済も例外では
をつくるんだという提案もなされております。
ありません。特に最近では、昨年秋から景気底折
これらは、都市と農村が本当に今、逆転をして
り返しと言われながら工業団地に代表されるよう
くるのではないかという夢さえ抱かせております。
に、電気工業界を中心とする先端産業がかつてな
過疎地にも人が戻ってくるかもしれません。今の
いほど、空前の景気でございます。ですから、経
農業を嘆くだけでは農業はよくなりません。米沢
済的にも、ここもっているもかな、そんなふうに
の置かれている農業の現状をしっかりと見つめ直
思っております。
し、そして消費者が米沢の農業や農産物に何を望
困っておりますのが、長い歴史を有する伝統産
んでいるのか、都市に住む人たちが農村にどんな
業であります。中小企業も含みます。繊維が、ワ
期待を持っているのか、このことを深く分析しな
イオス−米沢繊維協同組合連合会に代表されるよ
がら、米沢の農業の方向を見いださなければなら
うに幾たびかの国の制度活用、絹糸などの経済的
4
援助などなどをもってしても、産業としてなかな
ています。でありますから、八幡原工業団地と言
か苦境に立っており、正常値まで回復しておりま
ってもそう長い寿命を持てるかどうか、物づくり
せん。大変困っております。あとは全国共通であ
のメニューの体質を変えていかないと延命できな
りますけれども、飲食を含む小売流通業が消費不
いろうというふうに、私は認識をしております。
況にさいなまれて現況を取り戻しておりません。
でありますから、業種にもよりますけれども、
でありますからそういう実態にございます。
米沢は客観的に見ますと、県庁はないし、与えら
それから今後の地域経済の将来性をどういうふ
れた環境条件の中で何かというのは、2代前の市
うに見、どうしたいのだというお話がありました
長が選択されたわけですけれども、皮肉な選択だ
けれども、これは結論づけてお述べにもなりまし
ったんでしょう。繊維業界の米織の専務から市長
たように、オフィス・アルカディアなどにも取り
になられた方がたどり着いた道は、繊維工業、単
組んでおりますし、
研究開発型、
それから環境型、
一産業構造ではだめだということが、八幡原を選
介護保険や何かに、優劣はありますけれども、代
択なさるわけです。そういう先達の思いと、歴史
表されるように福祉産業と言われる時代の到来で
の移り変わりの中で我々後継者に受け継がれ、そ
ありますから、これは全国的な傾向でありますか
れが経済活性の源泉となって今、火を吹いている
ら、ここに限らずそういうものをしながら、働く
と申して過言ではない。そう思います。
場所をつくって、定住効果を促進していきたい。
余事になりますが、物づくりというのは、景気
八幡原工業団地が言い得ているわけです。
の浮き沈みはありますけれども、なかなか足腰の
実は、市制施行 110 年になるわけですが、恥ず
強い産業でございまして、私から言わさせていた
かしながら 10 万人いないのも米沢市一つでござ
だければ、観光なんていうものは薄っぺらで、地
いまして、やはり歴史と古い伝統があっても、働
域の産業としての経済波及効果は、もう物づくり
く場所がないから、大変申し上げにくい表現であ
にかなうものではない。こういうふうに私、認識
りますけれども、伝統産業がしっかりしているた
しておりますから、今後もこれを助長し、その他
めに、その他の産業が誕生できない土壌があり、
の物づくりも、既存のものあるわけでございます
それが繁栄の道を歩むことができない伝承死守的
が、それらと一緒になってウエートをかけていく
なある意味では産業構造のまちだった。ですから
ことも確かでございますけれども、申し上げるま
発展しなかったと私、言い得て、これは歴史検証
でもなく、これからオフィス・アルカディアに代
の上で、そういうことをクールに見ないと手を打
表されるように物づくりだけに、客観的に見ます
てませんから、それが最近では幸いなるかな先達
と偏り過ぎたまちというふうに称してよろしかろ
とかかって、物づくりでありますけれども八幡原
うというふうに思いますから、時流と相まって、
工業団地が一定の成功をおさめ、これも景気の浮
おっしゃる研究、ソフト型とか環境型とか、福祉
き沈みはあれ、今、申し上げますような現況は、
産業型というものをつくっていかないと都市社会
立ち上がりも早くて、再び経済効果をもたらして
は維持できないだろうと、
そんなふうに思います。
いるということでございます。
いつ何を、そろそろそういうものに取り組まな
実は、一般論で、評論家の中にもそう申される
きゃならない入り口時代には来ておりますけれど
人は少ないんですが、私は産業構造というのは、
も、全国各都市が模索をしておりますから、その
業種により時代とともにその寿命が 30 年と思っ
中でどうせめぎ合うかというのは、オフィス・ア
5
ルカディア、総理の好まれるIT産業も山形県で
いなもの、農林課などが中心となりながら農協さ
は初めて来年の春、オフィス・アルカディア団地
んなどとやりましたけれども、宣伝費用は数百万
に創業を開始することになりますから喜んではお
かかるわ、売り上げは 1,000 万そこそこというよ
りますけれども、申し上げながら、景況はいまい
うな実態でございまして、あの一村一品もかけ声
ちでありますから、ちょっと模様眺めがございま
だけでございます。このまちおこし起業というの
すから、オフィス・アルカディアも期待している
も、観光の一助にはなっているようでありますけ
ほどの予約はまだ取り付けてないというのが、オ
れども、やっていらっしゃる実態を見ますといわ
フィス・アルカディア分譲の実態でございます。
ゆる地域経済に貢献するというほどの範囲の効果
それらの中で、おっしゃった環境、福祉型という
はないというふうに思ってます。
ものはどこまで生育するかというのも、ここでは
ですから、まちづくりそのものでも、ことし答
見通しがつきませんけれども、総じて近未来につ
申をいただきました中心市街地の活性化構想マス
いては、そういうものにもスタンスをかけていか
タープランなどもより住みよい社会と車の急増な
ないと、単一産業構造の地域経済というのは成り
進展でドア・トゥー・ドアでありますから、空洞
立たなくなる。一本やりというのは大変たくまし
化したものにいくにも法律をつくって活性化対策
いので、都市個性があって、わかりやすく見られ
をするなんて言っておりますし、
それに先駆けて、
ますけれども、決してそうではないというふうに
会議所さんやら市などが援助をしながら空き店舗
思いますとき、そういう方向で地域産業経済の構
対策などもやっておりましたけれども、これは差
造を少しずつは置き換えるということも考えつつ
し障りはないですけれども、全体のまちづくりを
取り組んでいくべきであろうと思います。
効果あらしめるためには、いささか及ばないよう
お述べにもなりましたとおりに、ここには全国
な小さなメニュー事業でしかないというようなこ
に冠たる山形大学工学部というのがあるわけでご
とを考えますと、今度は地域の元気の出る住みや
ざいます。相当充実してまいりまして、八幡原工
すいまちという点からは次の米沢市の命題は中心
業団地に直接、卒業生が多数、ここに就職された
市街地の活性化、法律も国はつくり、相当財政援
わけではありませんけれども、企業誘致にはあず
助もするよというようなものですから、市も一緒
かって、大変貢献してきた、存在そものが。オフ
になって、これは取り組んでいきながら、より住
ィス団地もさきのIT産業なども山大工学部の高
みやすくて、そしてよりまちらしいまちにしてい
度のソフト・エンジニアがねらい目であるという
くことも、
単に地域経済の活性化だけではなくて、
ことも経営者のステートメントで明らかでありま
必要な事業だろうというふうに思っているところ
すから、これらの存在を地域個性として活用しな
であります。
がら、新産業の導入と組み立てに資していきたい
それから具体的な工学部の今後についてであり
ものだ、そんなふうに思っております。
ますけれども、申し上げましたように、それこそ
それから、お言葉を返すようでありますが、ま
現場の山大工学部当局が驚かれるように、ここ何
ちおこし企業というのは、一村一品運動みたいな
年間かはドクターコース、
地域共同研究センター、
ものでした、
地域のイメージ効果はありましても、
ゲストハウス、国際交流会館、それから研究棟、
ではパイとしてどのくらい産業として経済効果が
間もなく完成をしますけれども8階建て、これな
あったかというと、米沢市もふるさとパックみた
どで、当局当事者が驚かれるほど、国の予算がつ
6
ぎ込まれておりますから、大変なものだろうとい
たい、そんなふうに思っております。
うふうに思います。
それから姉妹都市のあり方について、結んだば
反面、日本人の若い若年世代は理工離れであり
かりで、そのときだけではないかというご指摘が
まして、実業高等学校が成り立たないほど、少子
ありましたけれども、国際交流姉妹都市が2市ご
化だけではなくて、
志望者が激減をしております。
ざいます。それから国内が、今度満場一致ご議決
でありますから、なかなか就職状況、難しいと言
いたしました愛知県東海市とで国内の姉妹都市友
いながら、歴年、山形大学工学部の卒業生は今日
好都市、5つございます。7つございます。
でも金の卵でございます。その価値を高くしてい
米沢市は来年、上杉家 400 年祭、鷹山公 250
ることを思いますとき、さきもお述べになりまし
年祭を開催をするということをもってしても、豊
たように、ここにある山形大学工学部の意義と価
臣徳川時代の藩閥政治の著しい国替えが行われた
値というものを大いに、大学校を活用してという
歴史の中では、上杉家という固定した、伊達の次
表現が適切かどうか差し障りもありますけれども、
の上杉家というのは国替えがありませんでしたか
それを十分意識したまちづくりであり、産業経済
ら、戦国大名と今を生きる子孫の都市自治体と濃
の導入でありたい、
そんなふうに思っております。
密な関係を持っている全国に冠たる歴史都市であ
余談になりますけれども、再来年から法律によ
りますから、そういう点では、なかなか人気が高
る国立大学の独立行政法人化になります。全体的
くて、私の時代になってから国内の姉妹都市提携
には好ましくないという国立大学側の関係者の気
した、先代の市長が提携なさったなどということ
持ちがありますけれども、理系であります山大工
を抜きにしても、全部国内の姉妹都市は上杉家と
学部は断然に有利になるということになるだろう
の歴史の因果関係をベースとして締結してきたと
と思いますし、申し上げますような若い青年層の
思っておりますし、これは国内の、今度結んだ東
理系離れと相まって、ますますその価値を高から
海市もそうでありますけれども、それぞれのグル
しめ、金の卵になっていくだろう、そんなふうに
ープが中心となって、より濃密な、国内のほかの
認識しておりますので、あわせて申し添えたい、
都市、国内の姉妹都市提携とは、若干、これは全
そんなふうに思っております。
部を承知して申し上げるのではないので概括的に
ただ、惜しむらくは日本は資源のない国でなか
申し上げますけれども、より濃密な都市交流を行
なか頭がよくて、産業立国、それは戦後社会六十
っております。
何年も技術立国でありましたけれども、あんまり
タウバテ市とモーゼスレイク市でありますが、
勉強したいものを、特に理系は嫌だと嫌われるよ
モーゼスレイク市はもう申し上げるまでもなく、
うな高等学校の選択志望という傾向を見ますと、
ライオンズ・ロータリー・クラブの姉妹提携、高
将来どうなっていくだろうなというのは、きょう
等学生、中学生などによるスカラーシップと言わ
のお求めのご議論の対象外かもしれませんけれど
れる夏休みの交換ホームステイ交流それから市代
もこういう国になってしまったらどうなるんだろ
表など、毎年向こうからもおいでになるというよ
うなという心配、それから学生数の子供の少ない
うなことですから、これもモーゼスレイクに関す
国ということも、これは私がどうこう申し上げて
る限り、国内の自治体と国際姉妹都市を結んでい
もどうなるものでもありませんけれども、腐心し
らっしゃるものの中で、より密度濃く、代表例の
ているというのもあわせつけ加えさせていただき
一つであろうと思ってます。
7
残念にして、タウバテ市は、私の時代に提携し
○佐藤俊弘議長
たのでないということで申し上げるわけでもなん
森建設部長。
〔森 正弘建設部長登壇〕
でもありませんけれども、結んだ動機とそのとき
○森 正弘建設部長
の環境と著しく違っておりまして、都市年鑑には
お答えを申し上げます。
一番先にタウバテ市と米沢市には入ってございま
私から3番目のご質問に
13 号線に道の駅をというお尋ねでございます。
して、来年のいわゆる博物館オープンと、 400 年
この道の駅につきましては、格別、距離的な条件
祭のご案内は当然ながら、姉妹都市全部に差し上
はございません。単に利用しやすい適切な位置に
げる招待状のつもりでおりますので、タウバテ市
という一つの定義はございます。
にも差し上げることとさせていただいております
田沢の例をおっしゃられましたように、何とい
けれども、距離の遠さ、提携したときの背景など
いましても道路管理者の応分の協力と申しましょ
が、環境の様変わりを見せてきたということも確
うか、ご支援がなければできない事業でございま
かでありますから、唯一ここだけが都市交流が、
す。田沢もご案内のように駐車場、トイレについ
ご指摘にあるような実態でしかないということに
ては、道路管理者である県が簡易パーキング事業
ついては、私自身も今後どうしたよろしいかも含
でつくりました。箱ものについては国土庁のメニ
めて、反省しているところであります。
ューで米沢市がという体制でございますから、そ
国内姉妹都市を中心とする、今まで提携した親
んな関係で管理をしております直轄建設省の方に、
善交流は議会やそれぞれのグループだけではなく
いろいろお伺いいたしますと、今のところそのよ
て、時に最近年、5年たちますが、沖縄市との姉
うな計画はないというようなお話でございました。
妹都市交流は市民の話題を聞くまでもなく、違う
本市についても現時点ではそのような計画は持っ
気象条件の国内姉妹都市という理由もありまして
ていないところでございます。
か、お子様やらそのPTAまで含めて都市交流が
それから東北中央自動車道のサービスエリアの
随分旺盛に行われているということから見まして
お話がございました。こちらの方は、確かにパー
も、国内姉妹都市はそういう動機で提携したとは
キングエリアはおおむね 30 キロ前後、
それからサ
いえ、ほかに類例のないほど、密度濃い都市交流
ービスエリアにつきましては、おおむね 100 キロ
が繰り広げられているものというふうに思ってい
前後という一つの決まりと言いましょうか、基準
るところであります。
がございます。
今後、姉妹都市の提携のあり方については、ル
先ほど議員もおっしゃられましたようにもっと
ールはございませんけれども、大分提携してまい
も至近距離にございますサービスエリアが安達太
りましたし、
今後どうするかについても私からは、
良でございますが、これと米沢まで、図面上の距
余りちょっと何も申し上げられませんけれども、
離でございますが約 65 キロございます。
それから
少なくとも今まで提携したものは、1つの市を除
国見サービスまでは約 48 キロ、
それからもっとも
いて、良好にやっておりますので、ご意思を体し
近いパーキングエリアが吾妻パーキングなんです
ながら、都市交流を深めてまいりたい、そんなふ
が、これが約 33 キロとなっております。そういっ
うに思っているところであります。
た意味で、現在公団の方といろいろ詰めの作業を
以下はそれぞれの者から答弁申し上げます。
しておりますが、道路公団サイドでも当然ながら
私からは以上であります。
今コスト縮減ということで、この間隔をもう少し
8
延ばしてはどうかとうい議論もあるようでござい
た観光素材として開発、こういうものを伴わない
ます。
ことが要件となりますし、地域資源の活用、心の
いずれにしましても、米沢市の置かれているポ
触れ合いなど人的交流が図れるなど、受け入れる
ジションから言って、ぜひともこういったサービ
農山村地域住民のコンセンサスのもとに主体的に
スエリアが欲しいものだということで、かねてよ
取り組みがなされるなど、十分配慮し、推進すべ
り道路公団の方へは強く要望している段階でござ
きものと考えております。
います。
いずれにしましても、一過性の楽しみとしてだ
それから道の駅との、いわゆる合体と言いまし
けではなくて、既存の自然、農山村文化、生活な
ょうか、
合築はというようなお話がございました。
ど、農山村地域でしか味わえない豊かな体験や滞
これも大分、規制緩和にはなったわけでございま
在をあるがままの形で提供することによりまして、
すが、やはり閉鎖型の有料道路と、一方は片や出
農山村地域の生活や文化、多面的な機能などに対
入りが自由な 13 号線でございますから、
これとの
する理解を深めまして、合わせまして農林業等の
合築ということはなかなか難しい部分がございま
大切さをよく理解してもらうことがグリーンツー
す。これについては、今後の検討課題ということ
リズムの本筋だろうと思っております。
にさせていただきたいというふうに思っておりま
それらの推進の結果が、農山村地域に経済的メ
す。
リットをもたらし、人的交流を推し進めることに
私からは以上でございます。
○佐藤俊弘議長
よりまして、生産性や所得の向上に結びつくこと
香坂産業部長。
により、地域全体の農林業の振興や、活性化を底
〔香坂茂昭産業部長登壇〕
○香坂茂昭産業部長
上げする大きな力になるものと考えておるところ
私からは4番目のグリー
でございます。
ンツーリズムに対する基本的な考えと対応につい
また、投資についての現在の対応でございます
てお答えいたしたいと思います。
が、ご案内のように朝市、それから夕市、これら
自然に恵まれた農山村にゆとりある休暇や滞在
によります農産物の直売、手打ちそば常設店の開
活動を求める傾向、これは年々高まっているわけ
設、
そば打ち体験教室の開催、
それから農家民宿、
でございまして、
Iターン、
Uターン者の中にも、
観光果樹園や県外の中高生、高校生の修学旅行の
数は少ないものの農山村地域において体験、
民宿、
農業体験受け入れなどの取り組みが行われており
また農園を開設したり農業に就業された方も、わ
ますけれども、もっと農山村地域の持つすばらし
ずかではございますけれども、おられるようでご
い素材を活用するためには、農業者を中心といた
ざいます。
しました地域住民によるさらなる創意工夫や交流
ご質問のように、農林業生産の場としてだけで
を支える人材の育成、地域間の連携など、グリー
はなくて、里山、田舎暮らしの付加価値を生かし
ンツーリズムの素材を生かすフィールドづくりが
まして、
グリーンツーリズムを積極的に推進する。
当面の大きな課題でありまして、ご質問にもあり
そのためには、まずは農山村地域住民の創意工夫
ましたけれども、農山村地域において、それらフ
による取り組みが大変必要、こういうふうに考え
ィールドづくり、これがなされた後の次のステッ
ております。
プとして、対応の拠点づくりなどにも考えていか
特にこの推進に当たりましては、村おこし、ま
なければならないと考えております。
9
そういうことでございまして、そのためには行
のみにするだけでは、米沢市のまちおこしは私に
政や農協、森林組合等の関係機関、及び関係者等
は消極的にしか見えません。
による連携のとれた支援と推進が極めて重要と考
そういう意味で中央自動車道にサービスエリア、
えておりますので、今後とも国、県の新たな諸施
これはどうしてもつくっていただきたいと思いま
策の活用や独自の取り組みについても検討してま
すし、地域の多くの要望があります。しかも、立
いりたい、このように考えてございます。
地条件的には、空間あり、景観があって、山岳が
以上でございます。
○佐藤俊弘議長
あって、
私はつくる条件は、
本当に恵まれている。
4番佐藤伊左エ門議員。
○4番(佐藤伊左エ門議員)
どうしても米沢市につくるという、そういう熱
どうも答弁が明
意を市長以下、私は持つべきだ、こういうふうに
確でないというよりも、心のこもった、あるいは
思います。その中から、私は可能性が広がってい
米沢市の熱意がどうも伝わってこない、こういう
くのではないか、こういうふうに考えますので、
ふうに私は今、聞きます。あるいは教科書どおり
これは答弁は要りませんが、ぜひ、そういう方向
の答弁をしているような感じがあります。
を追求していただきたい。そういうふうに思いま
お言葉を市長に返すようですが、山大の開発、
す。
研究というのは、まだ企業の製造現場段階には生
それから、農業のあり方ですけれども、部長の
かされていないんです。残念ながら。きのう、く
お答えを聞いていますと、本当にやるのかなとい
しくも県の科学技術振興に向けた産・学・官の連
うふうに考えます。
携ネットワークが設立されました。同じく、きの
私は本当にやる気があれば、農村の皆さん、あ
う米沢市では電気工業界と山大の産学交流セミナ
るいは里山に住む皆さん、そういうものをやっぱ
ーが開催をされました。そこでも、私が言ったこ
り集めて、期待を寄せて、どうすればそれを成功
と、新聞を見ましても、実際に大学の研究成果が
するか、それが可能なのか、そういうものをやっ
製造現場で使われていないというふうな言い方を
ぱり進めるべきです。具体的に。そういう人たち
されているわけです。これからだと思います。
とともに、米沢市も入って、どうすればそれが成
そういう意味で、私はこの連携をもっともっと
功するんだ、そういう県外のお客様をどういうふ
深めて、山大の技術や頭脳というものをぜひ地場
うに受けていくんだということを真剣に考えなけ
産業や中小企業に生かしていただきたい、それを
れば、これは何ぼ言っても何もならないというこ
やっぱり積極的に行政が支援をする、こういうふ
とになりますし、議会のやりとりはただ、その場
うなスタイルを持っていただきたいという意味で
しのぎだということになってしまいます。そうい
申し上げました。
うことであってはならないと思いますし、議会と
それから道の駅。
これも米沢市には考えがない。
いうのは、やっぱりそれをどう政策に移していく
そういう受け身であってはならない。米沢市のま
かということに私はなる、こういうものだという
ちおこし、あるいは米沢市を県外にも発信するた
ように考えますので、
この辺について、
もう1回、
めに、そして米沢市の物産やあるいは特産品とい
部長の考え方をお聞かせいただきたい。
うものを、この道の駅を通して、やっぱり売り出
○佐藤俊弘議長
していくということについて、もう少し積極的な
髙橋幸翁市長
姿勢が必要だ。建設省は考えていない。これをう
けれども、裏を返して申し上げますと産学交流と
10
髙橋市長。
ちょっと山大工学部の問題です
いうのは、ごく最近の言葉でして、私就任以来に
ので、ご理解いただきたいと思います。
全国でも産学交流の早い地区ですよ米沢市と山大
○佐藤俊弘議長
工学部、大体日本というものは、医療関係で白亜
○香坂茂昭産業部長
の巨塔に代表されるように、学術研究と産業とい
う言葉は目新しいわけですけれども、内容的には
うものは別だという日本人の認識がありましたか
これは従来、
古くからあったわけでございまして、
ら、山大工学部も最近になって私就任以来、地域
それぞれの農山村、里山、これらの利用について
に根ざし、開かれた大学づくりとおっしゃるよう
は、今は体系化しようというようなことでやって
になりましたし、今度、もっと申し上げる独立行
いるわけでございませんけれども、従来からあっ
政法人化、再来年から始まりますから、ますます
たものだというふうに認識しております。
香坂産業部長。
グリーンツーリズムとい
ここの地区ということだけではなくて、日本の産
したがいまして今の農業を取り巻く、極めて厳
業界、特に物づくりと密接な関係が、理系の大学
しい状況の中で、荒廃が進んでいるというような
は深まっていくだろうというふうに思います。
現実があるわけですけれども、このグリーンツー
全国に冠たる自治体の首長を私、随分知ってお
リズム、この趣旨を生かすためにやはり健全な集
りますけれども、地元にある国立大学の学部と自
落の活動があって成り立つものでございまして、
治体との関係で、米沢市が大学校が存立する自治
改めて荒廃地を再興するための施策としてはいか
体の規模として小さいという事情もあるのかもし
がなものか、というふうに考えております。
れませんけれども、大体、大学校とはもめており
ただ、それぞれの利活用については、それぞれ
ます、自治体と。一番うまくいっている関係が米
従来からもやっておりましたし、座談会等、いろ
沢市と山大工学部関係だと、
私自慢しております。
いろな機会をとらえて、こういうようなものにつ
それから活用していないと言うのは、産学交流
いての取り組み、それぞれの援助、支援、これら
を私がたまたま接着剤の役で米沢市で言い出した
については、十分我々もやってきたつもりではご
からするんですけれども、遺伝子の何々の利用な
ざいますけれども、
改めましてこの問題について、
んていうのは、私が研究したんですよと言うと利
考えを新たにしまして、関係機関と協議していき
用なさっている工場のエンジニアもご存じなかっ
たい、このように考えてございます。
たりするようなことが無数にありまして、おっし
○佐藤俊弘議長
ゃることなどが、今後、ますます密度濃く繰り広
の一般質問を終了し、暫時休憩いたします。
以上で4番佐藤伊左エ門議員
げられて、この山大工学部の研究価値というもの
が地元だけではなくて、
活用されていくだろうし、
午後 1時57分 休
深めてもいきたいとも思っております。
今までだって、物すごく山形大学工学部という
のは産学交流をやってみて、決して山大工学部の
研究価値というものは低くないんだな、田舎にあ
る存在する学部としても大したものだなという認
識を、私は素人ですけれども、びっくりしながら
評価しているくらいですから、大変なものだとお
っしゃるような問題はないというふうに思います
11
憩
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