...

地域志向科目一覧(PDF:1.75MB)

by user

on
Category: Documents
41

views

Report

Comments

Transcript

地域志向科目一覧(PDF:1.75MB)
〇地域志向科目の全科目に対する割合:約7%(434科目中31科目)
2015
講義科目名称 ︓ (特)特別進路指導Ⅲ
授業コード ︓ T2211 英⽂科目名称 ︓ Advanced Lecture for Scholarship Student Ⅲ
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
3年
0単位
選択
担当教員
⾚司 信義,⽯川 誠
開講意義目的
⼤学院、公務員等の進路を希望する者を対象に、⼀般常識、専門科目の基礎的内容の確認、演習を通して、応⽤⼒を⾼める。
授業計画
1回
⼀般基礎演習 公務員試験問題より、数的処理等の基礎問題の演習を⾏う。
2回
国語⼒の確認 漢字、熟語等の確認、読解⼒演習を⾏う。
3回
基礎演習(1) 地学の重要問題に関する演習と解説を⾏う。
4回
基礎演習(2) 物理の重要問題に関する演習と解説を⾏う。
5回
基礎演習(3) 化学の重要問題に関する演習と解説を⾏う。
6回
基礎演習(4) 資料解釈に関する演習と解説を⾏う。
7回
基礎演習(5) 判断推理に関する演習と解説を⾏う。
8回
⼒学の基礎(1) 図形の基礎等の演習と解説を⾏う。
9回
⼒学の基礎(2) ⼒の合成等の演習と解説を⾏う。
10回
⼒学の基礎(3) 梁の基礎問題に関する演習と解説を⾏う。
11回
構造⼒学応⽤演習(1) 構造⼒学の応⽤問題の演習と解説を⾏う。
12回
構造⼒学応⽤演習(2) 構造⼒学の応⽤問題の演習と解説を⾏う。
13
構造⼒学応⽤演習(3) 構造⼒学の応⽤問題の演習と解説を⾏う。
14
構造⼒学応⽤演習(4) 構造⼒学の応⽤問題の演習と解説を⾏う。
15
まとめ 模擬試験としてまとめの演習を⾏う 教育目標との対応
奨学⽣の学⼒の向上を図る目標に対応する。
授業の到達目標
到達目標は、基礎および応⽤的な演習問題を解くことで、⺠間企業や公務員、⼤学院の受験に備えることにある。
指導⽅法
演習問題と解説を教員相互で⾏う。
教科書・参考書
演習プリントを使⽤する。
評価⽅法
単位は付与しない。
受講上の注意
公務員希望および進学希望者以外の学⽣も積極的に受講のこと。
授業外における学習⽅法
15回目にまとめとして理解度試験を⾏うので、教授内容を演習プリントで復習しておくこと。
能動的授業⼜は地域課題
【能動的授業の種類】 無
【地域課題解決目的有無】有 (地域企業調査 等)
2015
講義科目名称 ︓ キャリアガイダンスⅤ
授業コード ︓ T4305 英⽂科目名称 ︓ Career Guidance 5
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
3年
1単位
選択
担当教員
⾚司 信義,⽯川 誠
開講意義目的
4年次での就職活動前の⾃分の目標や適性等について意識を⾼める時間が必要であり,そのために時期的にも良く教育効果がでると⾔え
る。
実際的な進路選択、職業選択に向けて、社会経済の動向把握⼒、常識⼒、協調性等の⼈物⼒、コミュニケーション⼒など、社会⼈として
の基礎⼒の向上を図れるように努める。
授業計画
1回
3年次の目標設定と進路について ・履修申告の状況と⾃⼰の目標設定について (担当︓CG教員)
・ポートフォリオ⼊⼒・個別⾯談
2回
「就職活動の導⼊」 「就職活動の導⼊」
・就職状況や今後の進路と採⽤試験の動向について (担当︓就職指導委員)
・希望する地域の企業、本学への求⼈企業について
説明の後、⾃らも調べる。
3回
⼩論⽂の書き⽅ ⼩論⽂の書き⽅を説明 (担当︓CG教員)
具体的なテーマについて作成する。
「ボランィア活動参加の呼びかけ」 4回
「インターンシップ」 ・インターンシップの説明 (担当︓就職指導委員)
「学⽣⼤会告知」 5回
SPI問題の演習と解説(1) ・SPI模試に向けたSPI問題の演習と解説 (担当︓CG教員)
「学⽣⼤会告知」 6回
「⾃⼰分析・⾃⼰PR」 「⾃⼰分析・⾃⼰PR」 (担当︓就職導委員)
7回
SPI問題の演習と解説(2) ・SPI模試に向けたSPI問題の演習と解説 (担当︓CG教員)
8回
「ナビ登録」 「ナビ登録」 (担当︓就職導委員)
・実際の就職活動、就職活動の進め⽅、活動⼿順、登録⼿続き等について 9回
「SPI模試」 ・SPI模試 (担当︓就職導委員)
10回
「⼀般常識模試」 ・⼀般常識問題、模擬試験演習 (担当︓就職指導委員)
・学⽣⼤会の報告(学⽣⼤会資料説明) 11回
・企業選択と志望動機 ・企業選択と志望動機の書き⽅ (担当︓CG教員)
・希望企業への志望動機の記⼊⽅法について説明し、実際に作成する。
「学⽣⼤会の報告」 12回
「ビジネスマナー」 「ビジネスマナー」 (担当︓就職指導委員)
13回
「各試験結果報告」 「各試験結果報告」 (担当︓就職指導委員)
・各就職模試の結果と確認
14回
履歴書の作成 ・後期に向けての個別⾯談 (担当︓CG教員)
・履歴書の作成
15回
まとめとエントリーシートの作成 ・後期に向けての個別⾯談 (担当︓CG教員)
・希望企業へのエントリーシートの書き⽅について説明し、実際に作成する。
教育目標との対応
将来進もうとする業種(環境建設系︓⼟⽊建設業)に関する情報を与え、その準備⽅法を考える。
系のDP 2-1(環境建設技術者として⾃主的、継続的にキャリア形成に取り組むことができる)に対応。
コミュニケーション⼒と基礎的語学⼒を備え的確に表現できる。
授業の到達目標
⼊社試験に必要な⼩論⽂指導、⾯談の対応を通して、⼤学⽣としての資質の向上を図る。
⾃⼰分析を通してエントリーシートの作成ができ、SPI試験等能⼒判定試験の向上も目標とする。
指導⽅法
講義、フリーディスカッション、作⽂等を⾏う。また、随時、⾯談等を実施し、修学状況や進路等についての相談を⾏う。
教科書・参考書
ノートプリントを利⽤する。
評価⽅法
レポート内容と提出状況:70%、受講態度30%を主とするがその他出席状況等を総合的に評価する。
受講上の注意
3年次⽣は選択であるが就職に向けての目標や作⽂等の演習ができるので,履修すること。
また,限られた時間でレポートを作成すること。
授業外における学習⽅法
レポート作成のための準備を各⾃、⾏って講義に望むこと。
6回の講習に関するレポートを作成する。
能動的授業⼜は地域課題
【能動的授業の種類】アクティブラーニング (テーマに応じて各⾃で課題に取り組む)
【地域課題解決目的有無】有 (地域環境や地域企業調査 等)
2015
講義科目名称 ︓ 教職実践演習
授業コード ︓ D5501 英⽂科目名称 ︓ Practical Seminar for Teaching Profession
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
4年
2単位
選択
担当教員
⼭縣 宏美
開講意義目的
模擬授業等の活動を通して教職課程を履修した学⽣がこれまで⾝につけてきた資質能⼒が,教員として最⼩限必要な資質能⼒として有機
的に統合され,形成されたかについて最終的に確認することを目的とする。全学年を通じた学びの集⼤成として位置づけられる授業であ
り,この科目の履修を通じて将来教員になる上での課題を⾃覚し,不⾜している知識や技能を補い,その定着を図ることが期待される。
授業計画
1回
オリエンテーション,教育実習のふりかえり オリエンテーション
前期に⾏った教育実習をふりかえり,反省点等について報告する
2回
教員になる上での⾃⼰課題 4年間の教育課程をふりかえり,⾃⼰の課題について考える
3回
指導計画の作成 模擬授業の計画を⽴てる
4回
指導計画の検討(1) 各⾃作成した指導案について全員で検討会を⾏う
5回
指導計画の検討(2) 各⾃作成した指導案について全員で検討会を⾏う
6回
模擬授業(1) 模擬授業の実施(30分×3⼈)
7回
模擬授業(2) 模擬授業の実施(30分×3⼈)
8回
模擬授業(3) 学外での実践の準備
9回
模擬授業(4) 学外での実践
10回
事例分析(1) 学級運営上の問題について事例検討を⾏う
11回
事例分析(2) 学級運営上の問題について事例検討を⾏う
12回
「問題⾏動」への対応(1) 「いじめ」「不登校」などの問題についてロールプレイングを⾏う
13回
「問題⾏動」への対応(2) 「いじめ」「不登校」などの問題についてロールプレイングを⾏う
14回
「問題⾏動」への対応(3) 「いじめ」「不登校」などの問題についてロールプレイングを⾏う
15回
理想の教師像 講義,ディスカッションにより,理想の教師像について考える
教育目標との対応
豊かな⼈間性と幅広い教養を兼ね備えた教員の育成を目指し,これまでの教育課程で⾝に付けた資質能⼒のチェックを⾏い,教員として
の総合的な能⼒を⾼める
授業の到達目標
将来,教員になる上で必要な資質能⼒を⾝につける
・教育に対する情熱・使命感を持つ
・教育の重要性を認識する
・教育に関する専門的な知識を有す
・授業実践に関する⼒量が⾼まる
・⽣徒との良好な関係を保つ⼯夫ができる
・社会性と協調性を兼ね備えた⼈間性を有す
・幅広い教養を⾝につける
指導⽅法
各⼈による課題設定,模擬授業,討論によって授業を進めていくゼミ形式で⾏う
教科書・参考書
特になし
評価⽅法
授業中の提出物(30点),模擬授業(30点),討論等への参加態度(40点)で評価を⾏う
受講上の注意
本講義は,中学校⼀種免許状(数学)及び⾼等学校⼀種免許状(数学,⼯業,情報)の教職に関する科目の「教育実践演習」区分の必修
科目に該当する。
授業外における学習⽅法
授業中に⾏う模擬授業,討論,ロールプレイング等について授業以外の時間で準備,練習を⾏っておくこと
能動的授業⼜は地域課題
【能動的授業の種類】
アクティブラーニング科目
【地域課題解決目的有】
⻄⼩倉地域でのデザイン教室
2015
講義科目名称 ︓ 教職実践演習
授業コード ︓ T0002 英⽂科目名称 ︓ Practical Seminar for Teaching Profession
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
4年
2単位
選択
担当教員
⽥代 武博・及川 久遠
開講意義目的
教職課程履修の集⼤成として,特に実践的指導⼒を⾝につけることを目的として4年次後期に開講する。
この演習では,3年半の教職科目履修および教育実習の学習成果を有機的に統合し,実践⼒として仕上げることをめざす。
授業計画
1回
オリエンテーション 1,授業の目的・内容・進め⽅についての説明
2回
学年部会想定グループワーク Ⅰ ⽣徒をめぐる諸課題についての取り組みを企画する。 3回
学年部会想定グループワーク Ⅱ 教師をめぐる諸課題についての取り組みを企画する。 4回
⽣徒指導及び学級経営に関する実践演習Ⅰ 教師の指定するテーマ・課題(いじめ・体罰など⽣徒指導に関するテーマ・課題)について,受講者各⾃が制限時間内に意
⾒をまとめ,それをもとに討論を実施する。 5回
⽣徒指導及び学級経営に関する実践演習Ⅱ 教師の指定するテーマ・課題(⼀⼈⼀⼈を活かし,前向きに学習に取り組ませる学級経営に関するテーマ・課題)につい
て,受講者各⾃が制限時間内に意⾒をまとめ,それをもとに討論を実施する。 6回
学校⾒学 学校開放週間に学校を⾒学させていただく。
(先⽅の事情により,実施⽇を変更したり,実施内容を変更したりすることがある)
なお,この時間に,学校関係者より,教育現状・課題について簡単なお話を拝聴する。 7回
学校⾒学会の反省とまとめ 前時のふりかえりを⾏い,反省点や気づきを整理するとともに,その内容について意⾒交換を実施する。
なお,この時間は,第14時に掲げる講演の実施時期次第で,その反省とあわせて実施する可能性がある。
8回
学級経営案の作成と発表 前時に伝達した学級経営案作成要領にしたがい各⾃が作成した経営案を発表し,意⾒交換を実施する。 9回
学級経営案の作成と発表Ⅱ 各⾃が作成した経営案を発表し,意⾒交換を実施する。
10回
マイクロティーチングⅠ 前時までに指定した課題と要領にしたがい,各⾃10分程度の模擬授業を実施する。この⽇に授業を実施しない受講者は,⽣
徒役となり,あるいは質問・意⾒発表者となる。 11回
マイクロティーチングⅡ 前時までに指定した課題と要領にしたがい,各⾃10分程度の模擬授業を実施する。この⽇に授業を実施しない受講者は,⽣
徒役となり,あるいは質問・意⾒発表者となる。 12回
マイクロティーチングⅢ 前時までに指定した課題と要領にしたがい,各⾃10分程度の模擬授業を実施する。この⽇に授業を実施しない受講者は,⽣
徒役となり,あるいは質問・意⾒発表者となる。 13回
マイクロティーチングⅣ 前時までに指定した課題と要領にしたがい,各⾃10分程度の模擬授業を実施する。この⽇に授業を実施しない受講者は,⽣
徒役となり,あるいは質問・意⾒発表者となる。 14回
教育委員会の⽅または現職教員の⽅からの講話 教育委員会の⽅または現職教員の⽅におこしを願い,現在の学校教育について,求められる教師のあり⽅について講話をい
ただく。受講者全員が積極的に質問を⾏う。また,受講者が模擬授業(ショート)を実施し,指導ならびに講評をいただ
く。
(なお,この曜⽇と時間帯は通常の授業とは異なることがある。) 15回
総合的なふりかえり 14回をとおしての気づきから,担当教員が観点の提起をし,受講者はその観点にしたがってレポート執筆を⾏う。 教育目標との対応
豊かな⼈間性に根ざした倫理観や教養を⾝につけ,教育者としての使命感と責任感,適切な社会性や協調性をもち,主体的に⾏動できる
能⼒を修得するとともに,教育に関する理論等を活⽤して実践を展開するための資質・能⼒を修得する。
授業の到達目標
集団討論,講話聴取(質疑応答)や授業⾒学ならびにそのブリーフィングなどを通じて,これまでに⾝につけてきたさまざまな知識や能
⼒を実践で活⽤できるレベルに補充・深化・統合させ,それを教師として最低限必要な実践⼒として仕上げる。
指導⽅法
講話聴取ならびに質疑応答,学校⾒学,マイクロティーチング,模擬会議およびそれらに対する学校教師経験者による助⾔指導などを
テーマに応じて実施する。
教科書・参考書
教科書は使⽤しない。
プリントを配布することがあるので,ファイルを⼀部⽤意しておくこと。
評価⽅法
授業参加・態度【30%】,プレゼンテーション(あらゆる実演,質疑応答をふくむ)【50%】,レポート【20%】の総合評価とする。
受講上の注意
この演習は,中学校⼀種免許状(数学)および⾼等学校⼀種免許状(数学,⼯業,情報)の教職に関する科目の「教職実践演習」区分の
必修科目に該当する。
授業外における学習⽅法
常に教師⾒習いとしての⼼構えを忘れないでおくこと。さまざまな⼈から謙虚に学ぶ姿勢を忘れず,⽇々の対話や読書,ボランティア活
動に主体的にかかわること。
板書練習など⾏いたい場合は担当教員に申し出ること(教室確保の⽤意がある)。
能動的授業⼜は地域課題
【能動的授業の種類】
①アクティブラーニングに該当(模擬授業,模擬会議,現職教師との課題解決的対談等)。
【地域課題解決目的有無】
有(京築待機の中学校教育における諸課題の解決を目的とする⾯を有する)
2015
講義科目名称 ︓ 建築デザイン
授業コード ︓ D1102 英⽂科目名称 ︓ Architecture Design
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
3年
4単位
選択
担当教員
岡⽥ 知⼦
開講意義目的
これまでに建築設計Ⅰ〜Ⅲで学んだ建築設計の演習内容をベースにして、より広く、深く設計を学ぶことを目標にしている。 課題の内容
は建築の社会性を追求する課題であったり、設計の現代的プログラムや建築論的なデザイン性に重点をおいた課題など多様である。その
ため、担当教員ごとに課題内容が設定されており、学⽣はとり組みたいテーマを⾃ら選択する。
授業計画
1回
ガイダンス 授業の進め⽅について。図⾯および道具の説明。第1課題の内容説明。 2回
第1課題「室町プロジェクト」 現地調査と対象既存建築物の決定。 3回
第1課題「室町プロジェクト」 対象既存建築物の実測調査。現況モデル作成。 4回
第1課題「室町プロジェクト」 提案スタディモデルの提⽰。中間発表。 5回
第1課題「室町プロジェクト」 提案内容の決定。 6回
第1課題「室町プロジェクト」 図⾯。模型の完成。 7回
第1課題「室町プロジェクト」 エスキースチェックとスタディモデルの作成 8回
第1課題「室町プロジェクト」 エスキースチェックとスタディモデルの作成 9回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 提案のまとめ。発表の準備 10回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 作成した課題の評価、講評。
第3課題の説明。 11回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 現状把握。ベースとなるモデルの作成 12回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 提案スタディモデルの提⽰。中間発表。 13回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 エスキースチェックとスタディモデルの作成 14回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 提案のまとめ。発表の準備 15回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 作成した課題の評価、講評。 教育目標との対応
建築⼠(1級建築⼠、2級建築⼠)の資格取得に必要な基本的知識・技能を習得する。
授業の到達目標
建築⼠(1級建築⼠、2級建築⼠)の資格取得に必要な基本的知識・技能を習得する。
指導⽅法
担当教員別に少⼈数で演習を実施する。
教科書・参考書
担当教員より適宜指⽰する。
評価⽅法
担当教員に判断よるが、おおむね受講態度(10%)成果物(90%)を目安に総合的に判断する。
受講上の注意
授業中のみの演習では⼗分な成果が期待できない場合、⾃宅学習が課せられる。
授業外における学習⽅法
授業のみの演習時間では⼗分な成果が得られない場合がある。⾃宅学習やスタジオでの作業など⾃主的な制作を求める。
能動的授業⼜は地域課題
北九州地域に関する地域課題の解決を目的
2015
講義科目名称 ︓ プロダクトデザイン基礎
授業コード ︓ D2210 英⽂科目名称 ︓ Introduction to Product Design
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
2年
2単位
選択
担当教員
中島 浩⼆
開講意義目的
毎回授業の前半はラフスケッチの訓練を⾏う。3次元で素早く思い浮かべる形状を表現できるようになる。
実践的なデザインプロセスや、優れたプロダクトデザインの事例を中⼼に紹介し、これからデザインする際のヒントを得る。
授業計画
第1回
オリエンテーション 本授業の進め⽅
プロダクトデザインとは︖ 第2回
プロダクトデザインの基礎知識 調査⽅法
材料
表⾯加⼯ 第3回
デザインプレゼンテーション 重要性
テクニック
優れたプレゼン紹介 第4回
カーデザイン① ⾃動⾞をデザインするということ
⽇欧⽐較 第5回
カーデザイン② 優れたカーデザインの紹介 第6回
いすのデザイン ⼈間⼯学の結晶
いすをデザインする際の注意点
優れたいすのデザイン紹介 第7回
家電のデザイン 家電をデザインする際の注意点
優れた家電のデザイン紹介 第8回
ロボットデザイン ロボットをデザインする際の注意点
優れたロボットデザインの紹介 第9回
Apple社のデザイン戦略 特殊な⾦型
箱をあける喜び
「かわいい」
夢を⾒させず、商品をみせる 第10回
IT機器のデザイン PC,携帯端末のデザイン⼿法
優れたIT機器のデザイン 第11回
医療機器のデザイン 医療機器をデザインする際の注意点
優れた医療機器のデザイン 第12回
⾷のデザイン ⾷器
テーブルウェア
⾷品のデザイン
優れた⾷のデザイン 第13回
雑貨のデザイン 雑貨をデザインする際の注意点
優れた雑貨のデザイン 第14回
プロダクトデザイナーの仕事 有名プロダクトデザイナー
新⼈デザイナーの1⽇ 第15回
まとめ 紹介してきたデザインの総括
課題説明 教育目標との対応
・⼈間社会とデザインとの関わりを幅広く理解することができる
・アイデアをデザイン化するための芸術的感性を⾼めることができる
・⾃主的かつ継続的にキャリアを形成する取り組みができる
・問題を構造的かつ客観的(科学的)にとらえ,創意⼯夫して問題解決に取り組むことができる
・情報デザインに関する基礎⼒を備え、⼈間社会の応⽤することができる
・ 情報デザインや情報技術における基本理論・技術を理解することができる
・情報デザインや情報技術に関する技術動向を継続的に学び、課題解決につなぐことができる
・⼈間社会にある様々な問題をデザインという側⾯から解決する技術⼒を有することができる
・構想・企画・⽴案・実践を通して、より⾼い付加価値を創造しマネージメントすることができる
・⾃⼰のアイデア・考えを的確に伝えるコミュニケーション⼒と基礎的な語学能⼒を⾝につけることができる
授業の到達目標
・プロダクトデザイナーの仕事内容を理解できる
.デザインプロセスを把握し,学⽣時代に習得すべき知識・技術を整理できる
指導⽅法
PCプレゼンテーションを⽤いた座学を基本とする
教科書・参考書
参考書︓プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての⼈へ (単⾏本)-JIDA「プロダクトデザイン」編集委員会 (著)
評価⽅法
受講態度 ︓50%
レポート(3回予定)︓50%
受講上の注意
プロダクトデザインを卒業研究のテーマに⾒据えている⼈だけでなく、⾝の回りのデザインに興味がある⽅は受講してください.
授業外における学習⽅法
⽇常的に⾝の回りのモノやコトがどのようなプロセスでデザインされたかを習慣的に考える
⽇常的なアイデアスケッチの練習
能動的授業⼜は地域課題
多くの回に地域課題解決を意識したトピックスが盛り込まれる
2015
講義科目名称 ︓ プロダクトデザインⅡ
授業コード ︓ D2303 英⽂科目名称 ︓ Product Design Ⅱ
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
3年
2単位
選択
担当教員
中島 浩⼆
開講意義目的
前半は陰影を含めたカラーによるスケッチの練習。後半はデザインの評価をすることで、デザイナーの思想、考え⽅など深く理解でき
る。ひいては⾃分がデザインを⾏う際の多くの考え⽅を導⼊できるようになる。
授業計画
1回
オリエンテーション 紹介するデザイン
ラフスケッチの基本 2回
豊かさについて考える プロダクトデザインは社会を豊かにしてきたが⼀⽅で⼤量⽣産品のデザインにより多くの資源を使うことに加担している部
分が否めない。より良い社会のためにプロダクトデザインができることについて考える。 3回
良いデザインを⾒て評価する グッドデザイン賞評価① 4回
良いデザインを⾒て評価する グッドデザイン賞評価② 5回
良いデザインを⾒て評価する グッドデザイン賞評価③ 6回
良いデザインを多くの⼈に伝える デザイン評価発表① 7回
良いデザインを多くの⼈に伝える デザイン評価発表② 8回
Appleのデザイン① 最新のApple製品のデザインについて特徴を学ぶ 9回
Appleのデザイン① 最新のApple製品のデザインについて特徴を学ぶ 10回
⾃動⾞のデザイン① 歴史、背景、デザインプロセス 11回
⾃動⾞のデザイン② 最近の傾向、未来の⾃動⾞デザイン 12回
プロダクトデザイン最新事例集 新しいプロダクトデザインについて紹介し、評価を⾏う。 13回
商品企画① 商品企画七つ道具を中⼼に解説 14回
商品企画② 商品企画七つ道具を使い具体的にアイデアを出す。 15回
まとめ 紹介した事例の総括
プロダクトデザイン共通の考え⽅ 教育目標との対応
・⼈間社会とデザインとの関わりを幅広く理解することができる
・アイデアをデザイン化するための芸術的感性を⾼めることができる
・⾃主的かつ継続的にキャリアを形成する取り組みができる
・問題を構造的かつ客観的(科学的)にとらえ,創意⼯夫して問題解決に取り組むことができる
・情報デザインに関する基礎⼒を備え、⼈間社会の応⽤することができる
・ 情報デザインや情報技術における基本理論・技術を理解することができる
・情報デザインや情報技術に関する技術動向を継続的に学び、課題解決につなぐことができる
・⼈間社会にある様々な問題をデザインという側⾯から解決する技術⼒を有することができる
・構想・企画・⽴案・実践を通して、より⾼い付加価値を創造しマネージメントすることができる
・⾃⼰のアイデア・考えを的確に伝えるコミュニケーション⼒と基礎的な語学能⼒を⾝につけることができる
授業の到達目標
・アイデアスケッチをすぐに三次元で表現できる
・⾝の回りのデザインを⾒る習慣をつける
指導⽅法
PCプレゼンテーションによる座学
ミニレポートを課す
教科書・参考書
参考書︓GOOD DESIGN AWARD
評価⽅法
授業態度、レポート、ラフスケッチなどの総合評価
受講上の注意
良いデザインが何かを学び、⾃分のデザインスタイルを確⽴する意思を常に持って受講してください。
授業だけでなくたくさんスケッチを描く練習をしてください。
授業外における学習⽅法
⽇常的なアイデアスケッチの練習
能動的授業⼜は地域課題
地域課題を解決する事例を多く学ぶ
2015
講義科目名称 ︓ ベンチャービジネス
授業コード ︓ D3102 英⽂科目名称 ︓ Venture Business
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
3年
2単位
選択
担当教員
内⽥ 恵⾥⼦
開講意義目的
本講義では、基礎的な経営学をベースに、アントレプレナーシップを発揮して新たに起業・独⽴したり、社内企業家として新規事業を
興す際に必須となる事項を幅広く⾝につける。ベンチャービジネスに共通した特徴とは、既存の企業の継続・発展させるために必要であ
る。そこで、時代の要請に応じたベンチャービジネス振興のための⼈材育成と各⼈の⾃⼰実現の機会の創出を図ることを目的とする。
授業計画
1回
オリエンテーション 学習目的並びに目標、グランドルールについて
ベンチャービジネスの現状について学習する。 2回
ベンチャー企業の実態と政策① ベンチャー企業についての理解を深めるために、ベンチャー企業の実態と政策の概要についての学習を⾏う。 3回
ベンチャー企業の実態と政策② ベンチャー企業についての理解を深めるために、ベンチャー企業の実態と政策の概要についての学習を⾏う。 4回
ベンチャー企業の創業者による体験発表 ベンチャー企業を創業した経営者による実際の創業の経緯やその現状について発表会を実施する。
その後、質疑応答などの双⽅向での理解の習熟を図る。 5回
経営の基礎知識① 経営組織とは
基礎的な経営組織の知識習得とベンチャービジネスとの関連を学習する。(60分)
上記学習を踏まえた⼩テストの実施。(30分) 6回
経営の基礎知識② マーケティングとは
基礎的なマーケティングの知識習得とベンチャービジネスとの関連を学習する。(60分)
上記学習を踏まえた⼩テストの実施。(30分) 7回
経営の基礎知識③ 経営戦略とは
基礎的なマーケティングの知識習得とベンチャービジネスとの関連を学習する。(60分)
上記学習を踏まえた⼩テストの実施。(30分) 8回
経営の基礎知識④ アカウンティング、ファイナンスとは
基礎的なアカウンティングなどの知識習得とベンチャービジネスとの関連を学習する。(60分)
上記学習を踏まえた⼩テストの実施。(30分) 9回
経営の基礎知識テスト 経営の基礎的知識の総復習テスト実施
第5回〜8回までの講義を踏まえた確認と総復習を⾏う。 10回
ベンチャービジネスモデル① ケーススタディ(事例紹介)サービス業の例
各業種別の事例企業を通じて、ベンチャーを⾏う上での成り⽴ちや背景、問題点などを学習する。
その後、グループ別にディスカッションを⾏う。
サービス業のベンチャー起業に対しての課題について相互で意⾒交換を実施する。
11回
ベンチャービジネスモデル② ケーススタディ(事例紹介)製造業
各業種別の事例企業を通じて、ベンチャーを⾏う上での成り⽴ちや背景、問題点などを学習する。
その後、グループ別にディスカッションを⾏う。
製造業のベンチャー起業に対しての課題について相互で意⾒交換を実施する。
12回
ベンチャービジネスモデル③ ケーススタディ(事例紹介)その他業種
各業種別の事例企業を通じて、ベンチャーを⾏う上での成り⽴ちや背景、問題点などを学習する。
様々な業種のベンチャー起業に対しての課題について相互で意⾒交換を実施する。
その後、グループ別にディスカッションを⾏う。 13回
ビジネスプランの作成 起業の基本ステップ①
ベンチャー創業のための⼿続き並びにビジネスプランの策定の仕⽅を学習する。
14回
ビジネスプランの作成 起業の基本ステップ②
グループ別に、実際のビジネスプランの策定を⾏う。指定された要件を満たした計画書並びに実現可能性も考慮したプラン
作りに着⼿する。 15回
総まとめ 第14回でまとめたビジネスプランのプレゼンテーションを実施する。(60分)
講義全体を通じたまとめと総復習を⾏う。(30分) 教育目標との対応
経営の基礎的知識を踏まえながら、基礎的な創業のための基本スキルの習得ができる。また、様々な分野でのベンチャービジネスにお
けるケーススタディを取り⼊れて解説を⾏うことで、幅広い知識習得を⾏うことができる。また、地域活性化に対する情報デザインの役
割を理解することができる。このような学習を踏まえて、情報デザインに関する基礎⼒と豊かな発想⼒を持つデザイナー及びエンジニア
を目指すとともに、構想・企画・⽴案・実践を通して、より⾼い付加価値を創造しマネジメントする能⼒の育成をする。本授業は、以下
の教育目標との対応科目である。 4)デザインコミュニケーション能⼒修得のための科目の配置 4-1)⾃分の地域課題などのデザイン
した成果物や、その製作プロセスをプレゼンテーションできる「技術習得」の科目を配置する。 4-2)⾃分の意志を相⼿に確実に伝える
ための「基礎知識」「思考⼒」「表現⼒」を養う科目である。
授業の到達目標
本講義では、実践的なベンチャー⽀援のためのマーケティング、経営戦略などを織り込みながら、ケーススタディを通じて理解の習熟が
できる。また、幅広い新規事業開拓のための知識習得を目指すことで、現状の経営環境や時代背景を踏まえたベンチャービジネスの理解
ができる。
指導⽅法
⼀⻫講義による知識習得と並⾏してグループ単位でのディスカッションやプレゼンテーションを効果的に配置することで学習者のコミュ
ニケーション能⼒や⾃主性の向上に努める。また、随時、課題や⼩テストを実施する。
教科書・参考書
プリントを配布する。
評価⽅法
下記、評価基準とする
①期末試験の実施(40%)
②講義での課題提出並びに⼩テストによる評価(30%)
③積極的な発⾔、講義姿勢などの総合的な評価(30%)
受講上の注意
①遅刻厳禁(5分前に着席のこと)
携帯電話の厳禁(マナーモードでバックの中に収納)
時間厳守を徹底する。
②積極的にグループディスカッションに参加すること。
③前回の復讐並びに課題提出の順守をすること。
④オフィスアワー以外での質問などは、メールにて回答を⾏う。[email protected]
メールの件名には、「学籍番号・⽒名・受講科目」を記載のこと。
授業外における学習⽅法
①参考書として、指定してある書籍を事前に熟読しておくこと。
②講義中に出された課題を作成し、次週までに提出すること。さらに、次回の講義に関する予習を実施すること。
③各回の講義では、必ず進捗した講義内容の復習を⾏っておくこと。
第5回、第6回、第7回に⼩テストを実施するため、復習を⾏っておくこと。
能動的授業⼜は地域課題
本講義では、アクティブラーニング科目としてグループワーク形式で、実際のベンチャービジネスを起業することを想定しての課題解決
を⾏う実践的な内容としている。
[能動的授業]︓PBL科目
[地域課題解決]︓有 地域企業としての課題を解決
参考書︓ベンチャービジネス論 太⽥⼀樹著 実教出版
2015
講義科目名称 ︓ 経営戦略論
授業コード ︓ D3103 英⽂科目名称 ︓ Management Strategy
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
4年
2単位
選択
担当教員
内⽥ 恵⾥⼦
開講意義目的
経営戦略は、企業にとって基本的な枠組みと⽅向性を決定するものであり、企業存続や財務業績に⼤きな影響を与える企業経営の基本⽅
針である。本講義では、基礎的な経営学をベースに、企業における戦略的観点から必須となる事項を幅広く学習を⾏う。
授業計画
1回
オリエンテーション 学習目的並びに目標を踏まえて、講義⽅針、講義内容、評価⽅法、学習⽅法など履修上の留意点について説明する。
経営戦略の現状の動向について学習する。
2回
経営戦略とは 経営戦略の重要性とその定義や種類についての学習を⾏う。また、企業事例を踏まえて、経営戦略の変遷や基本的な経営戦
略に関する知識学習を⾏う。 3回
ドメイン戦略① 企業では、⾃社の活動領域、事業領域をドメインと呼び、企業の保有する資源(コア・コンピタンス)を展開する。このド
メイン設定による3つの戦略を学習する。
①事業戦略
②多角化戦略
③垂直統合戦略
ケース事例を踏まえながら学習を⾏う。 4回
ドメイン戦略② 企業では、⾃社の活動領域、事業領域をドメインと呼び、企業の保有する資源(コア・コンピタンス)を展開する。このド
メイン設定による3つの戦略を学習する。
①事業戦略
②多角化戦略
③垂直統合戦略
ケース事例を踏まえながら学習を⾏う。 5回
ドメイン戦略③ 企業では、⾃社の活動領域、事業領域をドメインと呼び、企業の保有する資源(コア・コンピタンス)を展開する。このド
メイン設定による3つの戦略を学習する。
①事業戦略
②多角化戦略
③垂直統合戦略
第1回〜第5回までの講義内容を基に、⼩テストを実施する。
ケース事例を踏まえながら学習を⾏う。 6回
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント ドメイン戦略を踏まえて、複数の事業・製品を持つ企業における各事業、各製品をマーケットシェアと市場成⻑率によって
分類するプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)の⼿法を学習する。
具体的なケース事例を交えて学習するとともに、グループ単位でのディスカッションを実施する。 7回
競争戦略 市場における優位性を獲得・維持し、他社の競争⼒を抑制するための基本⽅針について学習する。
①競争戦略の重要性
②様々な業界における競争戦略の概要 8回
ポジション別の競争戦略① 戦略⾏動や目標に影響を与える要因として、競争上のポジションについての学習を⾏う。
有利な競争のあり⽅や戦略、目指す競争の⽅向性には、それぞれの業界や市場における競争上のポジションに影響される。
①市場における競争ポジション
②マーケット・リーダーの戦略
③2位以下の戦略 9回
ポジション別の競争戦略② 戦略⾏動や目標に影響を与える要因として、競争上のポジションについての学習を⾏う。
有利な競争のあり⽅や戦略、目指す競争の⽅向性には、それぞれの業界や市場における競争上のポジションに影響される。
①市場における競争ポジション
②マーケット・リーダーの戦略
③2位以下の戦略 10回
ポジション別の競争戦略③ 戦略⾏動や目標に影響を与える要因として、競争上のポジションについての学習を⾏う。
有利な競争のあり⽅や戦略、目指す競争の⽅向性には、それぞれの業界や市場における競争上のポジションに影響される。
①市場における競争ポジション
②マーケット・リーダーの戦略
第6回〜第10回の講義内容を基に、⼩テストを実施する。
③2位以下の戦略 11回
競争優位の源泉① 競争戦略の⼟台として、能⼒のタイプとカバーする範囲によってコストリーダーシップ、差別化、フォーカスが挙げられ
る。そこで、最も根本的な競争戦略、あるいは競争優位と⾼い収益性をもたらす源泉となる3つの戦略について学習する。
①コストリーダーシップ 12回
競争優位の源泉① 競争戦略の⼟台として、能⼒のタイプとカバーする範囲によってコストリーダーシップ、差別化、フォーカスが挙げられ
る。そこで、最も根本的な競争戦略、あるいは競争優位と⾼い収益性をもたらす源泉となる3つの戦略について学習する。
②差別化 13回
競争優位の源泉① 競争戦略の⼟台として、能⼒のタイプとカバーする範囲によってコストリーダーシップ、差別化、フォーカスが挙げられ
る。そこで、最も根本的な競争戦略、あるいは競争優位と⾼い収益性をもたらす源泉となる3つの戦略について学習する。
③フォーカス 14回
提携とM&A 企業は、他の企業と特定分野で協⼒関係を築いたり、新たな資本的な関係をつくることで、戦略的な位置づけを確保する。
そこで、提携、合併、買収についての戦略的な視点における学習を⾏う。
また、今後の状況を鑑みた経営戦略のあり⽅について学習を⾏う。 15回
総まとめ 全講義を通じての総まとめを⾏う。また、全体を通じた⼩テストを実施する。 教育目標との対応
経営の基礎的知識を踏まえながら、企業における戦略のための基本が習得ができる。また、様々な業界のケーススタディを取り⼊れて解
説を⾏うことで、幅広い知識習得を⾏うことができる。また、⼈間社会とデザインとの関わりを幅広く理解することができる。このよう
な学習を踏まえて、情報デザインに関する基礎⼒と豊かな発想⼒を持つデザイナー及びエンジニアを目指すとともに、構想・企画・⽴
案・実践を通して、より⾼い付加価値を創造しマネジメントする能⼒の育成をする。本授業は、以下の教育目標との対応科目である。
4)デザインコミュニケーション能⼒修得のための科目の配置 4-1)⾃分の地域課題などのデザインした成果物や、その製作プロセスを
プレゼンテーションできる「技術習得」の科目を配置する。 4-2)⾃分の意志を相⼿に確実に伝えるための「基礎知識」「思考⼒」「表
現⼒」を養う科目である。
授業の到達目標
本講義では、経営戦略の基礎的知識を充分に学習できる。また、様々なケーススタディを通じて実践に関わる理解の習熟ができる。幅広
い企業戦略や競争戦略の知識習得を⾏うことで、現状の経営環境や時代背景を踏まえた新たな戦略策定のための指針が得られる。
指導⽅法
主に講義を中⼼とし、⼩テストを実施する。講義内容の復習を⾏うことで、さらなる学習を促進させる。また、随時、課題を出し、その
課題に対して考察する機会を提供する。
教科書・参考書
プリントを配布する。
参考書︓競争優位の戦略 ポーター ダイヤモンド社
経営戦略 新版 ⼤滝精⼀他 有斐閣
経営戦略の経済学 浅⽻茂著 ⽇本評論社
評価⽅法
下記、評価基準とする
①期末試験の実施(40%)
②講義での課題提出並びに⼩テストによる評価(30%)
③積極的な発⾔、講義姿勢などの総合的な評価(30%)
受講上の注意
①遅刻厳禁(5分前に着席のこと)
携帯電話の厳禁(マナーモードでバックの中に収納)
時間厳守を徹底する。
②積極的にグループディスカッションに参加すること。
③前回の復習並びに課題提出の順守をすること。
④オフィスアワー以外での質問などは、メールにて回答を⾏う。[email protected]
メールの件名には、「学籍番号・⽒名・受講科目」を記載のこと。
授業外における学習⽅法
①⽇頃から⽇本経済新聞・インターネットなどを活⽤して企業の経営活動や経営戦略に関⼼を持ち、情報収集を⾏うこと。
②参考書として指定してある書籍を事前に熟読しておくこと。また、図書館に置いてある⽇経ビジネスを読むこと。
③講義中に出された課題を作成し、次週までに提出すること。また、併せて予習の徹底を⾏う。
④各回の講義では、必ず進捗した講義内容の復習を⾏っておくこと。
第5回、第10回、第15回にそれぞれ⼩テストを実施するため、配布プリントなどを基に復習を⾏っておくこと。
能動的授業⼜は地域課題
本講義では、アクティブラーニング科目としてグループワーク形式で、実際の企業における経営戦略を想定しての課題解決を⾏う実践的
な内容としている。
[能動的授業]︓PBL科目
[地域課題解決]︓有 地域企業としての課題を解決
2015
講義科目名称 ︓ 経営組織
授業コード ︓ D4210 英⽂科目名称 ︓ Business Organization
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
2年
2単位
選択
担当教員
内⽥ 恵⾥⼦
開講意義目的
現状の企業を巡る情勢は、非常に急速な変化をしており、その中で経営を⾏うには企業組織の在り⽅が売り上げを左右するといっても過
⾔ではない。そこで、ビジネス社会で働く上での多様な組織論や組織における⽂化などを探求することで様々な経営に関わる組織形態の
習熟を図る。
授業計画
第1回
オリエンテーション 学習目的並びに目標、グランドルールについて
①経営組織をなぜ学ぶのか。企業における組織とは⼀体何であるのか。
⾝近な企業組織の事例などを考察しながら、企業組織の現状について学習する。
第2回
組織論基礎① 経営組織の現状と⽇本の組織のあり⽅について学習する。
主に、経営組織の基本形態の学習を⾏う。
①組織の成⽴
②組織に関する要素
組織の3要素とは 第3回
組織論基礎② 経営組織の現状と⽇本の組織のあり⽅について学習する。
主に、経営組織の基本形態の学習を⾏う。
①職能部門の形成と階層について
②ライン組織、ファンクショナル組織、スタッフ組織について 第4回
組織論基礎③ ①職能部門組織
②事業部制組織、カンパニー制組織
各種組織形態について、実際の企業事例(1)を紹介する。 第5回
組織論基礎④ ①職能部門組織とは
②事業部制組織、カンパニー制組織とは
上記復習並びに各種組織形態について、実際の企業事例(2)を踏まえて学習する。
第1回〜第5回までの復習並びに⼩テストの実施。 第6回
組織目標と構造① 組織目標並びに組織構造の概要について学習する。
さらに、⽇本型組織と欧⽶型組織のそれぞれの特徴について⽐較検討する。
課題演習として、各⾃企業での組織形態の企業事例の調査を⾏う。(30分) 第7回
組織目標と構造② 第1回〜第6回までの講義の復習を⾏う。
課題として提⽰した企業事例の各⾃プレゼンテーションの実施を⾏う。
終了後、調査についてディスカッションを⾏う。 第8回
非営利・営利組織とは 公的組織の形態について
非営利組織の特徴並びに課題点について学習する。
さらに、非営利組織と営利組織の⽐較検討を⾏う。
第9回
組織理論① 組織に関する理論的な位置づけを学習することで、理論的背景に裏付けされた組織としての在り⽅や⽅向性を検討する。そ
の代表理論として、下記3理論に関して学習する。
①官僚制組織
②近代組織論
③コンティンジェンシー理論 第10回
組織理論② 組織に関する理論的な位置づけを学習することで、理論的背景に裏付けされた組織としての在り⽅や⽅向性を検討する。そ
の代表理論として、下記3理論に関して学習する。
①官僚制組織
②近代組織論
③コンティンジェンシー理論
第11回
組織理論③ 組織に関する理論的な位置づけを学習することで、理論的背景に裏付けされた組織としての在り⽅や⽅向性を検討する。
その代表理論として、下記3理論に関して学習する。
①官僚制組織
②近代組織論
③コンティンジェンシー理論
組織理論の復習並びに⼩テストの実施。 第12回
組織⽂化① 企業経営における組織⽂化の成り⽴ちと現状について学習する。
①組織⽂化とは
②組織⽂化の特徴
③課題点
演習課題として、企業における組織⽂化がもたらす現状について調査を⾏う。 第13回
組織⽂化② 企業経営における組織⽂化の成り⽴ちと現状について学習する。
①組織⽂化とは
②組織⽂化の特徴
③課題点
演習課題として、企業における組織⽂化がもたらす現状について調査結果のプレゼンテーションを⾏う。 第14回
組織における経営戦略① 組織活動における戦略との位置づけについて学習する。
①経営戦略の基礎的知識
②戦略と組織運営との関わりについて
③実際の企業事例の紹介
第15回
組織における経営戦略② 戦略の策定と組織活動の在り⽅についてのディスカッションを⾏う。
講義全般のまとめと今後の組織経営の展望について学習する。 教育目標との対応
本講義では、⽇本企業における営利・非営利企業の組織に関わる幅広い専門分野での基礎知識を備え、それを活⽤する能⼒を習得する。
また、各講義の中で設けられた課題に対しては、常に情報収集能⼒を育成するための講義を主体に⾏う。
このような学習を踏まえて、情報デザインや情報技術における基本理論・技術を理解できる。また、地域活性化に対する情報デザインの役
割を理解できる。このような学習を踏まえて、豊かな発想⼒を持つデザイナー及びエンジニアを目指すとともに、構想・企画・⽴案・実
践を通して、より⾼い付加価値を創造しマネジメントする能⼒の育成をする。本授業は、以下の教育目標との対応科目である。4)デザ
インコミュニケーション能⼒修得のための科目の配置 4-1)⾃分の地域課題などのデザインした成果物や、その製作プロセスをプレゼ
ンテーションできる「技術習得」の科目を配置する。4-2)⾃分の意志を相⼿に確実に伝えるための「基礎知識」「思考⼒」「表現⼒」を
養う科目である。
授業の到達目標
①経営全般に関する知識を深めることができる。
②ビジネス社会で求められる組織の目標、構造、⽂化などの学習理解を深めることができる。
③組織で求められる⼈材やあり⽅など俯瞰した視点での観点から学問的⽰唆を得る。
指導⽅法
主に講義を中⼼とし、⼩テストを実施する。さらに、講義内容の復習を毎回⾏うことで、さらなる学習を促進させる。また、随時、課題
を出し、その課題に対して考察する機会を提供する。
各回の講義においては、グループ単位でのディスカッションやプレゼンテーションを織り込みながら、⾃主的に発⾔する能⼒を育成す
る。
教科書・参考書
プリントを配布する。
教科書︓経営組織 ⾦井壽宏著 ⽇経⽂庫
上記書籍を購⼊のこと。
評価⽅法
下記、評価基準とする
①期末試験の実施(40%)
②講義での課題提出並びに⼩テストによる評価(30%)
③積極的な発⾔、講義姿勢などの総合的な評価(30%)
受講上の注意
①遅刻厳禁(5分前に着席のこと)
携帯電話の厳禁(マナーモードでバックの中に収納)
時間厳守を徹底する。
②積極的にグループディスカッションに参加すること。
③前回の復讐並びに課題提出の順守をすること。
④オフィスアワー以外での質問などは、メールにて回答を⾏う。[email protected]
メールの件名には、「学籍番号・⽒名・受講科目」を記載のこと。
授業外における学習⽅法
①教科書として指定してある書籍を事前に熟読しておくこと。
②講義中に出された課題を作成し、次週までに提出すること。。また、併せて予習の徹底を⾏う。
③各回の講義では、必ず進捗した講義内容の復習を⾏っておくこと。
第1回〜第5回までの復習並びに⼩テストの実施しますので、復習しておくこと。また、第11回の組織理論の⼩テスト
を実施するので同じく復習をしておくこと。
能動的授業⼜は地域課題
本講義では、アクティブラーニング科目としてグループワーク形式で、実際の企業の組織体制を想定しての課題解決を⾏う実践的な内容
としている。
[能動的授業]︓PBL科目
[地域課題解決]︓有 地域企業としての課題を解決
2015
講義科目名称 ︓ 建築設計Ⅰ
授業コード ︓ D5307 英⽂科目名称 ︓ Design Studio 1
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
2年
4単位
必修
担当教員
岡⽥ 知⼦,成⽥ 樹昭,奥⽵ 祐介,俵 雅⼈
開講意義目的
建築における設計の基本について学ぶ。授業では,敷地と周辺環境の調査⽅法を講義を⾏うと共に,現地に赴き現状の説明や調査指導を
⾏う。その上で,敷地に相応しい計画のありかたやコンセプトの組み⽴て,計画案を具体化し,図⾯化して作品にまとめる,といった設
計の基礎を⾝につける。
授業計画
1回
課題説明 ・第1課題説明(⽊造在来⼯法の住宅「さざえさんの家」)
・敷地周辺環境の読みとり
敷地の特徴を読む、敷地周辺環境の調査 2回
コンセプトと全体構成の検討 ・⽊造在来⼯法の説明
・個別に計画案のエスキースをチェック 3回
計画案の検討 ・コンセプトの図⾯化 4回
三次元での検討(⽴体で考える) ・断⾯図をかく
・個別に断⾯図をチェック 5回
中間提出 ・平⾯図、断⾯図、⽴⾯図の提出
・軸組模型の制作 6回
模型による検討 ・屋根と⽴⾯を考える
・個別に模型と図⾯をチェック 7回
図⾯表現の検討 ・レイアウト考える
・個別に図⾯が正しく表現されているかチェック 8回
課題提出と講評および第2課題説明 ・第1課題の提出、採点、講評
・第2課題の説明(RCラーメン構造「⾼度情報化時代のオフィス」) 9回
コンセプトと全体構成の検討 ・アプローチ計画、外構計画(駐⾞場計画も含む)
・テナントオフィスビル計画の考え⽅について説明
・個別に計画案のエスキースをチェック 10回
計画内容の検討 ・個別に平⾯図をチェック 11回
計画内容の検討 ・個別に平⾯図、断⾯図のエスキースをチェック 12回
中間提出 ・配置図、平⾯図、⽴⾯図、断⾯図の提出
・採点の間、スケルトン模型の制作 13回
模型による検討 ・模型をもとに平⾯図、⽴⾯図、断⾯図を再考 14回
図⾯表現の検討 ・レイアウトを考える
・図⾯表現のチェック 15回
課題提出と講評 ・第2課題の提出、採点、講評 教育目標との対応
現代的課題を解決する能⼒をもつ。
建築⼠(1級建築⼠、2級建築⼠)の資格取得に必要な基本的知識・技能を習得する。
他分野とのコラボレーションができるコミュニケーション能⼒とプレゼンテーション能⼒を習得する。
授業の到達目標
現代的課題を解決する能⼒をもつことができる。
建築⼠(1級建築⼠、2級建築⼠)の資格取得に必要な基本的知識・技能が習得できる。
他分野とのコラボレーションができるコミュニケーション能⼒とプレゼンテーション能⼒が習得できる。
指導⽅法
担当教員別に少⼈数で演習を実施する。
教科書・参考書
他の設計製図授業で指定されている教科書。必要に応じて資料を配布する。
評価⽅法
毎時間のとり組みの状況などの受講態度10%、課題に対する成果としての作品の内容90%これらを総合的に評価する。
受講上の注意
授業中のみの演習では⼗分な成果が期待できない場合、⾃宅学習が課せられる。
授業外における学習⽅法
毎回、⾃宅学習を課す。
能動的授業⼜は地域課題
北九州地域に関する地域課題の解決を目的
2015
講義科目名称 ︓ 建築設計Ⅱ
授業コード ︓ D2309 英⽂科目名称 ︓ Design Studio 2
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
2年
4単位
必修
担当教員
岡⽥ 知⼦,⽯垣 充,森崎 浩,内⽥ 貴久
開講意義目的
建築設計Ⅰの基礎的演習をふまえ、ここでは設計能⼒の向上を図るとともに設計製図能⼒の修練を⾏う。
授業計画
1回
ガイダンス 課題Ⅰ-1 授業の進め⽅のガイダンス
課題Ⅰの説明、「サンドイッチハウスの設計」
敷地周辺環境の読みとり
・敷地の特徴を読む。
・敷地周辺環境の調査をする。 2回
課題Ⅰ-2 コンセプトと模型による検討
・空間のイメージとコンセプトを明確化する。
・模型を作製する。 3回
課題Ⅰ-3 図⾯表現のチェック
・模型を図⾯化する。
・個別に図⾯が正しく表現されているかチェックする。 4回
課題Ⅰ-4 課題Ⅰの提出と講評
課題Ⅱの説明、「コミュニティ施設を併設した児童館の設計」
・敷地および建物と周辺環境の調査 5回
課題Ⅱ-1 コンセプトと全体構成の検討
・コンセプトと全体構成を考える。 6回
課題Ⅱ-2 計画案の検討
・コンセプトにしたがい具体的に考える。 7回
課題Ⅱ-3 計画案の検討
・配置図、平⾯図、断⾯図(1/100)を検討する。 8回
課題Ⅱ-4 図⾯表現のチェック
・個別に図⾯表現をチェックする。 9回
課題Ⅱ-5 課題Ⅱの提出と講評
課題Ⅲの説明、「⼤学セミナーハウスの設計」
・敷地調査および敷地の選定 10回
課題Ⅲ-1 敷地周辺環境の読みとり
・敷地の読みとり、⾼低差、⽅位、環境、景観の確認
・コンセプトと全体構成を検討する。
・敷地図(1/200)を作成する。(スケール感の把握) 11回
課題Ⅲ-2 コンセプトと全体構成の検討
・全体構成を考える。 12回
課題Ⅲ-3 模型による検討
・ボリューム模型(1/200)を作製し、配置計画(1/200)を検討する。 13回
課題Ⅲ-4 空間構成の検討
・平⾯図、断⾯図、⽴⾯図(1/200)を検討する。 14回
課題Ⅲ-5 図⾯表現の検討
・個別に図⾯表現をチェックする。 15回
講評会 課題Ⅲの提出と講評 教育目標との対応
現代的課題を解決する能⼒をもつ。
建築⼠(1級建築⼠、2級建築⼠)の資格取得に必要な基本的知識・技能を習得する。
他分野とのコラボレーションができるコミュニケーション能⼒とプレゼンテーション能⼒を習得する。
授業の到達目標
現代的課題を解決する能⼒をもつことができる。
建築⼠(1級建築⼠、2級建築⼠)の資格取得に必要な基本的知識・技能が習得できる。
他分野とのコラボレーションができるコミュニケーション能⼒とプレゼンテーション能⼒を習得できる。
指導⽅法
担当教員別に演習を実施する。
教科書・参考書
教科書は使⽤しないが、参考図書は適宜指⽰する
評価⽅法
毎時間のとり組みの状況などの受講態度10%、課題に対する成果としての作品の内容90%これらを総合的に評価する。
受講上の注意
授業中のみの演習では⼗分な成果が期待できない場合、⾃宅学習が求められることがある。
授業外における学習⽅法
毎回、⾃宅学習を課す。
能動的授業⼜は地域課題
北九州地域に関する地域課題の解決を目的
2015
講義科目名称 ︓ 建築設計Ⅲ
授業コード ︓ D3301 英⽂科目名称 ︓ Design Studio Ⅲ
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
3年
4単位
必修
担当教員
⽯垣 実,⻄岡 弘,池下 成次,森 敬幸,鈴⽊ 基正
開講意義目的
このカリキュラムの成果品が、就職活動や⼤学院受験などで提出するポートフォリオの中⾝の中⼼になることから、毎回の作業が蓄積さ
れて成果品に反映するように指導していく。設計⽅⾯に希望する⼈ばかりでなく、建築関係で仕事をする⼈すべてにとって必要な素養を
学習できるように、即⽇課題などにも配慮していく。
授業計画
1回
課題説明 ・第1課題説明「場所性を表現する1000m3の空間」
・⼀⽇課題 2回
場所性を反映したコンセプトと全体構成の検討 ・敷地図の作成。場所性の読み解き。
・模型をつくりながらイメージを固める。 3回
計画案の検討 ・模型を図⾯化する。主として平⾯図をかく。
・同時に外構計画を考える。 4回
空間構成の検討 ・模型を確認しながら断⾯図をかく。
5回
図⾯表現の検討 ・図⾯表現のチェック。
・レイアウトを考える。 6回
課題提出と講評および次課題の説明 ・第1課題の提出、採点、講評
・第2課題説明「地域の⽂化拠点としてのミュージアム」 7回
場所性を反映したコンセプトと全体構成の検討 ・プログラムに沿った作品の分析
・同時にコンセプトを固める。
8回
模型による空間構成の検討 ・敷地図の上で模型によるスタディをしながらイメージを固める。
・場所性の読み解き。 9回
計画内容の検討 ・コンセプトを図⾯化する。主として平⾯図をかく。
・⾯積表の検討。
10回
計画内容の検討 ・平⾯図、断⾯図、⽴⾯図をかく。
11回
中間提出 ・配置図、平⾯図、⽴⾯図、断⾯図の提出
・採点の間、⼀⽇課題︓屋外展⽰空間の設計+外構計画 12回
模型による検討 ・模型をもとに平⾯図、⽴⾯図、断⾯図を再考する。 13回
空間構成の検討 ・平⾯図、断⾯図、⽴⾯図を検討する。 14回
図⾯表現の検討 ・レイアウトを考える。
・図⾯表現のチェック。 15回
課題提出と講評 ・第2課題の提出、採点、講評
教育目標との対応
現代的課題を解決する能⼒をもつ。
建築⼠(1級建築⼠、2級建築⼠)の資格取得に必要な基本的知識・技能を習得する。
他分野とのコラボレーションができるコミュニケーション能⼒とプレゼンテーション能⼒を習得する。
授業の到達目標
現代的課題を解決する能⼒をもつことができる。
建築⼠(1級建築⼠、2級建築⼠)の資格取得に必要な基本的知識・技能が習得できる。
他分野とのコラボレーションができるコミュニケーション能⼒とプレゼンテーション能⼒が習得できる。
指導⽅法
担当教員別に少⼈数で演習を実施する。
教科書・参考書
他の設計製図授業で指定されている教科書。必要に応じて資料を配布する。
評価⽅法
毎時間のとり組みの状況などの受講態度10%、課題に対する成果としての作品の内容90%これらを総合的に評価する。基
受講上の注意
授業中のみの演習では⼗分な成果が期待できない場合、⾃宅学習が課せられる。
授業外における学習⽅法
毎回、⾃宅学習を課す。
能動的授業⼜は地域課題
北九州地域に関する地域課題の解決を目的
2015
講義科目名称 ︓ 住居・インテリア デザイン
授業コード ︓ D1103 英⽂科目名称 ︓ Housing and Interior Design
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
3年
4単位
選択
担当教員
⽯垣 充
開講意義目的
住居・インテリアのデザインについて、⽣活の空間に対する基礎的な考え⽅や表現⽅法、インテリアの演出⽅法を学ぶことを目的とす
る。インテリアデザインにおいて空間に配置される家具や照明、ファブリックなどをトータルに考える必要があるが、インテリアは内部
空間だけでは成⽴せず建築の⼀部である。よって建築空間全体も理解することが重要であり、その外部環境との関係性も併せて考えるよ
うな課題設定とする。第1課題では「インテリアのあかり」「インテリアと家具」「インテリアと外部空間」についての理解を深める演
習を⾏う。第2課題では住居系の課題として実在する建築物を対象としてそのリノベーション案を作成する。第3課題では前2課題を応⽤
し店舗の設計を⾏う。
授業計画
1回
ガイダンス 授業の進め⽅について。図⾯および道具の説明。第1課題の内容説明。 2回
第1課題「室町プロジェクト」 現地調査と対象既存建築物の決定。 3回
第1課題「室町プロジェクト」 対象既存建築物の実測調査。現況モデル作成。 4回
第1課題「室町プロジェクト」 提案スタディモデルの提⽰。中間発表。 5回
第1課題「室町プロジェクト」 提案内容の決定。 6回
第1課題「室町プロジェクト」 図⾯。模型の完成。 7回
第1課題「室町プロジェクト」 エスキースチェックとスタディモデルの作成 8回
第1課題「室町プロジェクト」 エスキースチェックとスタディモデルの作成 9回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 提案のまとめ。発表の準備 10回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 作成した課題の評価、講評。
第3課題の説明。 11回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 現状把握。ベースとなるモデルの作成 12回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 提案スタディモデルの提⽰。中間発表。 13回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 エスキースチェックとスタディモデルの作成 14回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 提案のまとめ。発表の準備 15回
第2課題「団地再⽣プロジェクト」 作成した課題の評価、講評。 教育目標との対応
⽣活空間や建築、都市、環境に関する幅広い知識を⾝につけることができる。
授業の到達目標
① インテリアについての基礎的事項の理解
② インテリア空間表現についての基礎基本の修得
指導⽅法
担当者別に演習を実施する。毎週のエスキースチェックやスタディモデルチェックを重視する。
教科書・参考書
特に教科書を使⽤しない。演習の進捗に基づき適宜参考資料を配布する。
評価⽅法
提出物70%、講評会での発表10%、授業参加・態度10%、⼩テスト10%
受講上の注意
必要な製図、模型制作⽤の⼯具は必ず持参すること。(道具の貸出、材料の⽀給は⾏わない。)授業の進⾏を妨げる⾏為を禁じる。
毎回の講義の終わりに習熟度を確認する⼩テストを⾏う。⼩テストへの解答により当該講義に出席したとみなす。
提出作品の精度が不⼗分である場合は再提出を求める場合がある。
授業外における学習⽅法
授業のみの演習時間では⼗分な成果が得られない場合がある。⾃宅学習やスタジオでの作業など⾃主的な制作を求める。
能動的授業⼜は地域課題
北九州地域に関する地域課題の解決を目的
2015
講義科目名称 ︓ 河川⼯学
授業コード ︓ T3213 英⽂科目名称 ︓ River Engineering
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
3年
2単位
必修
担当教員
⾚司 信義
開講意義目的
安全で安⼼な環境を保全し、創出していく上で、河川の環境に関することや河川構造物に関する知識技術を習得することは、環境建設技
術者として非常に重要である。
この講義では、河川災害の軽減防⽌、河川環境の整備、河川環境・⽔の利⽤の仕組みや基本的な設計法を理解する事を目的としている。
授業計画
1回
1.河川地形学 流域形態、河⾕ 2回
2.⽔⽂学 ティーセン法、DAD解析、⽔⽂統計 3回
2.⽔⽂学 ⾬量と流出、合理式 4回
2.⽔⽂学 単位図、流出関数法 5回
3.河川計画 河道計画、洪⽔調節 6回
4.砂防 ⼭腹⼯と流路⼯、砂防ダム 7回
5.堤防 堤防、護岸、⽔制︓堤防の設計、⽔防⼯法 8回
各章のまとめと計算問題 各章の要点の説明と問題演習をまとめとして⾏う。 9回
6.河川構造物 床⽌め、堰、樋門、樋管 10回
6.河川構造物 ⽔門、伏せ越し、トンネル⽔路、⽔路 11回
7.⽔⼒発電と発電⽅式 ⽔⼒発電⽅式、 ダムの種類 12回
7.⽔⼒発電と発電⽅式 貯⽔池の機能と貯留量の評価 13回
7.⽔⼒発電と発電⽅式 重⼒ダムの設計、基本形、越流部構造、非越流部構造 14回
8.⽔⼒発電施設 圧⼒トンネル、サージタンク、⽔圧管 15回
各章のまとめと計算問題 各章の要点の説明と問題演習をまとめとして⾏う。 教育目標との対応
ディプロマポリシー3.2「環境建設の主要な専門分野に関する基礎⼒を備え、応⽤することができる」に対応。
授業の到達目標
降⾬解析、降⾬と流出の関係、流出予測法、河川構造物の仕組みと設計の概略、また、⽔⼒発電施設の機能等についての基本的事項を説
明できるようにすることを目標とする。
指導⽅法
この科目は講義科目で、ノート式プリントを利⽤して講義を進める。構造物関連の図⾯、図表や計算表等は、適宜プリントを配布して説
明する。
講義は全てパワーポイントを利⽤して進める。
教科書・参考書
教科書は使⽤しない。関連図⾯等についてはプリントを配布する。
評価⽅法
授業参加・態度20%、⼩テスト30%、レポート20%、定期試験30%を総合的に評価する。
受講上の注意
電卓を必ず、持参すること。
・教職関係: 本講義は、⾼等学校⼀種免許状(⼯業)の教科に関する科目区分の選択科目に該当する。
授業外における学習⽅法
能動的授業⼜は地域課題
事前に次回の内容について関連事項を調べておくこと。
また、授業中に、課題を提⽰するので、次回までにレポートを作成し、提出すること。
課題がない場合は、問題演習を復習しておくこと。
【能動的授業の種類】 無
【地域課題解決目的有無】有 (地域の河川の特性、防災への対応等を説明)
2015
講義科目名称 ︓ 海岸・港湾⼯学
授業コード ︓ T1212 英⽂科目名称 ︓ Coast and Port Engineering
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
3年
2単位
選択
担当教員
⾚司 信義
開講意義目的
海に囲まれる我が国にとって、海岸港湾環境の保全や新たな創出に関する知識技術を修得することは、重要である。 海岸・港湾の整備の
ための基礎知識、海岸・港湾施設構造等の基本的内容についての知識を習得すること目的とする。
授業計画
1回
海岸・港湾⼯学の概要について 海岸・港湾⼯学は、⼟⽊⼯学の数多い分野の中でも非常に幅広い応⽤⼯学の⼀つであること等。 2回
海岸・港湾の調査・計画及び公共事業の最近の動向について。 海岸・港湾の計画策定の段階とそれぞれの調査、計画作業の内容及び公共⼯事の品質確保・建設費の縮減等について。 3回
海岸・港湾を取りまく気象・海象条件。 (その1) 台風、冬期季節風、設計に⽤いる風。 4回
海岸・港湾を取りまく気象・海象条件。 (その2) 潮せきの起潮⼒、潮位推算、潮せきの基準⾯、異常潮位(⾼潮・津波他)。 5回
海岸・港湾を取りまく気象・海象条件。 (その3) 波の性質、設計に⽤いる波、波の変形、波⼒。 6回
海岸・港湾を取りまく気象・海象条件。 (その4) 沿岸の流れの構成。 7回
海岸・港湾を取りまく気象・海象条件。 (その5) 海岸の形状、底質の移動。 8回
まとめ 各章の要点の説明と問題演習をまとめとして⾏う。 9回
外郭施設について。 (その1) 機能、構造形式と特⾊。 10回
外郭施設について。 (その2) 設計⼿順。 11回
係留施設について。 (その1) 構造形式と特⾊。 12回
係留施設について。 (その2) 重⼒式岸壁の設計⼿順。 13回
係留施設について。 (その3) ⽮板式岸壁の設計⼿順 14回
海岸・港湾の環境保全。 環境アセスメント、親⽔施設。 15回
まとめ 各章の要点の説明と問題演習をまとめとして⾏う。 教育目標との対応
ディプロマポリシー3.2「環境建設の主要な専門分野に関する基礎⼒を備え、応⽤することができる」に対応。
授業の到達目標
海岸港湾を取り巻く気象海象に関する基本的事項、外郭施設や係留施設の構造形式、設計の概略を説明できるようにすることを目標とす
る。
指導⽅法
この科目は講義科目で、ノート式プリントを利⽤して講義を⾏う。講義は全てパワーポイントを利⽤して進める。
教科書・参考書
参考書 港湾⼯学 ⽩⽯直⽂ ほか ⿅島出版会
評価⽅法
授業参加・態度20%、⼩テスト30%、レポート20%、定期試験30%を総合的に評価する。
受講上の注意
電卓を必ず持参すること。
・教職関係: 本講義は、⾼等学校⼀種免許状(⼯業)の教科に関する科目区分の選択科目に該当する。
授業外における学習⽅法
能動的授業⼜は地域課題
事前に次回の内容について関連事項を調べておくこと。
また、授業中に、課題を提⽰するので、次回までにレポートを作成し、提出すること。
課題がない場合は、問題演習を復習しておくこと。
【能動的授業の種類】 無
【地域課題解決目的有無】有 (周防灘海岸や苅⽥港の役割 等)
2015
講義科目名称 ︓ 道路⼯学
授業コード ︓ T1108 英⽂科目名称 ︓ Highway Engineering
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
3年
2単位
必修
担当教員
堤 昌⽂
開講意義目的
道路は有史以来の⻑い歴史を持つ⼟⽊構造物であり,⼈と物の移動に⽋くことができないものである。経済活動や市⺠の⽇常的⽣活の
中で常に利⽤している社会基盤であり,そのことを⽰すように国の公共事業の中でも道路事業の予算が25%強を占めており,特に、東⽇
本⼤震災後に改めて防災の必要性が⾒直され、さらに、災害復旧の⾯でも道路の果たす役割が再認識されるに⾄る。そのような観点から
道路⼯学がもつ理論的な内容は応⽤科目の中で特に重要であることが分かる。 道路計画においては,財政構造改⾰の中で⼟⽊事業に対し
て指摘されている整備の財源,経済効果の分析,環境影響評価などのウエイトが今⽇的課題として,その重要性が増してきている。この
ように最近の情勢に即応した内容を反映した道路の経済効果の計測、交通流特性,交通容量,幾何構造、舗装構造,道路の維持管理,⾼
度情報化を利⽤した道路交通システム等の中の基本的なものを修得させる。上述した⼀連の技術事項は社会に出てからの道路計画,設計
や道路施⼯等の業務を⾏う上にも基本となるもので,それらを修得することで道路交通技術者としての素養は⼗分⾝に付けられるもので
ある。
授業計画
1回
総論 道路の定義や意義等を述べ、次に、道路の歴史について古代エジプト、古代ギリシャ、古代ロ―マのその道路建設を説明
し、⾃動⾞が出現し新しい道路の構造形態の変化、⾼速道路に⾄る道路の技術的変遷を講義する。 2回
道路整備の歴史 我が国の過去の道路の概観を掴むため、⼤化の改新の時代から今⽇の⾼速⾃動⾞国道までの道路史を説明し,⽇本の道路
が移動の⽤役に供するだけでなく、理念的,哲学的意味を持っていることについて、特に触れ、それらが現代では各地域の
地域づくりにも関係している等の説明をする。 3回
道路の⾏政と管理および整備⽔準 道路の管理機能に関する⾏政⾏為を説明し、道路の整備⽔準および道路財源について講義する。また,道路に関する法令
および道路の種類について説明する。整備⽔準については、判断の⼀つとしての計量的な指標を⽰し、その意味について述
べる。 4回
整備⽔準と道路機能 整備⽔準指標については、対象として単なるリンクである道路に着目するものと、実際には道路はネットワ―クになって
おり、そのような観点からの指標にも⾔及する。また、多種にわたる道路の機能の重要性を説明する。特に、後者は阪神淡
路⼤震災、東⽇本⼤震災以後に道路の持つ防災機能の重要性が改めて強調されている。 5回
道路の調査および計画 道路を設計、施⼯する前の道路計画の概念と位置付けについて説明する。計画の中では現況調査、交通調査、経済調査等
の各種の調査が必要であり、このうち調査として重要(交通センサス等)なものを講義する。 6回
道路の選定と概略設計 道路を計画していく中で幾つもの代替え案の中から⼀つのルートを決定していく過程で、それぞれの道路設計において概
略設計を⾏うもので、重要な設計過程となる。これについて述べると共に詳細設計まで包含して講義する。 7回
経済調査 道路建設するに当たって道路が必要か否かの判断の重要な材料になるのは経済効果であり、特に、21世紀の今⽇、厳しい
経済状況の中で道路ネットワーク的にも、構造的にも、社会経済的にも外部経済の有効性を追求する道路計画分野における
ウエイトは⼤きい。そこで、道路の持っている外部経済の性質について説明する。 8回
費⽤・便益分析の道路投資基準 個別的計測⽅法のであるAASHTO「American Association of State Highway and transportation Officials」の
費⽤・便益基準について講義する。また,その計算例を⽰し,説明する。さらに,費⽤便益分析についても説明する。これ
に関する問題を出題し、リポート提出を課している。 9回
道路事業の環境影響評価 道路事業は,そ⾃体が環境に⼤きく影響を与えるため,事前に環境への影響を予測,評価することで,それを計画⽴案に
反映させ,より良い道路構築を目指そうとするものであることを講義する。 10回
道路交通流の特性 道路を計画設計する場合,道路を利⽤する⾃動⾞交通の特性を把握して置かねばならない。その特性である⾃動⾞交通流
の速度,交通密度および交通量について説明する。さらに,交通密度の定義と交通密度と交通量の関係を表すq―k曲線の修
得および速度,交通量と交通密度の三者の関係を理解させる。 11回
交通容量および道路設計の基本事項と横断構成 基本交通容量,可能交通容量に続いて設計交通容量を説明し,30番目時間交通量がサ―ビス⽔準の設定に⼤きな意味を
持っている事などを理解させる。さらに,道路における建築限界,設計基準交通量,設計時間交通量,設計速度等について
説明する。 12回
平⾯交差点の交通容量 交差点における交通容量では基本交通流率から設計交通流率までの⼀連の説明を⾏い。特に、右左折専⽤⾞線での飽和交
通流率については,複雑なので皆が修得できるように⼼掛けて講義する。また、この平⾯交差点の設計は交通制御に直結す
るもので交通混雑等に対応する広域制御にも通じる。 13回
道路線形の設計 道路線形の設計とは、すなわち幾何構造を決定することであり、平⾯曲線、緩和曲線、⽚勾配等について講義する。さら
に停⽌視距、縦断線形等を説明する。 14回
舗装構造の設計および道路の維持管理 舗装構造とその機能、舗装厚の設計⼿順から説明し(複数)、実際にそれらの設計例を講義し、理解を深めさせる。また、
新規の道路建設も以前のように期待する状況にないので、道路の維持管理に重点が置かれるようになってきている。その点
を踏まえて道路の維持管理についても最新の研究成果も交えて講義する。 15回
道路交通の需要管理と⾼度情報化 交通混雑は社会的費⽤を増⼤させ負の効果を⽣むため、これらを緩和するための需要管理が⼤事になっている。また、こ
れからの道路交通はIT時代を反映し、それらをベースに⾼度にインテリジェント化されたものになりつつあり、これら⾼
度道路システムについて講義する。 教育目標との対応
DP3.2 本授業は、以下の教育目標との対応科目である。環境建設分野において基礎⼒に富む技術者を目指すものにとって、その主要な
専門分野に関する知⼒を備えており、応⽤することができる。
道路は⼈流(⼈々の移動)、物流という産業経済や我々の社会⽣活にとって重要な社会資本の⼀つで、⾔い換えると最も⼤事な社会基
盤である。教育目標は知識・理解として、知識社会における社会資本である道路の重要性が認識できること、次に、就職して実務に就いた
ときに⼤学卒の道路技術者として基礎的な⽔準に達するように道路の計画、設計、施⼯、維持管理および道路に関するIT化を⾒据えた
内容の授業計画であり、教育目標と対応している。
授業の到達目標
目標との対応でも述べたように本授業を通じて学⽣諸君が卒業後に社会における道路技術者として計画分野の中で、設計分野の中で、
施⼯分野等のような各実務上において基礎的な⽔準に達するようになる。また、最近とみに重要になってきているアセットマネジメント
との関連からも道路の維持管理についても豊富な内容を講義するものであり、時代の要請にも合致した講義内容を習得できる。
指導⽅法
パワーポイントを使いながら講義し,必要に応じてプリント等を配布し理解させる。内容的に必要なところは計算例等も例⽰し,か
つ,それに関するレポート課題を与えたりすることで,より理解が深まるように配慮する。講義の⼿順通りに学ぶことで道路の計画から
道路本体の構造まで設計できるような論理的な流れになっており,スムーズに道路⼯学の知識が修得される講義内容としている。
教科書・参考書
教科書は著者に樗⽊ 武,横⽥ 漠,他著者等の「エース 交通⼯学」朝倉書店のものを使⽤している。
書籍の名称が交通⼯学となっているが,内容的には道路⼯学である。
評価⽅法
定期試験の成績60%,レポートの採点25%,授業参加・態度10%等を総合的に勘案して評価する。
受講上の注意
必修科目であるので全員が受講する。今⽇的には⾞社会で覆いつくされているが、⼀⽅、スローリズムを指向する中で散歩等のように
歩いて楽しむ機能、あるいは防災の観点等から避難路やリダンダンシーの機能を保有している等の点をみると、それらを反映している道
路構造物はより重要性を増しているので,その点を念頭に置いて第⼀義的な応⽤科目である認識を持つこと。
教職関係︓本講義は、⾼等学校⼀種免許状(⼯業)の教科に関する科目区分の選択科目に該当する。
授業外における学習⽅法
授業で道路の意義、機能、道路の経済効果、道路の線形等を学ぶことで、それらを⽇頃、使っている道路について⾃動⾞で⾛⾏してい
る場合(例えば、曲線部、つまり、カーブでの曲がり具合等)、あるいは歩いている場合、それぞれの場⾯で修得したものをフィード・
バックさせ考えてみることは、⽣きた勉強になる。また、実際にある道路の線形、道路勾配等についてもスムーズな道路線形か、さら
に、交通事故等を考えると程よい線形や勾配になっているか等を考えてみるのも良い学習になり、道路⼯学が⾝近なものになろう。勿
論、⽇々の予習、復習は⽋かせない。
能動的授業⼜は地域課題
地域課題解決型対応教育︓
学⽣諸君のふる⾥を含めた地域における道路の現状調査して標準的な整備⽔準に達しているか、道路の持っているト ラッフィッ
ク機能、アクセス機能、空間機能(スペース機能)、地域・⼟地利⽤形成機能、コミュニケーション・レク リエイション機能のどの
ウェイトが⾼いか、⾃分のふる⾥の地域では何が⽋け、どの機能が必要か、そのためにはど のような計画をどう⽴案すべきか等を考
えさせる。 2015
講義科目名称 ︓ 都市計画
授業コード ︓ T3105 英⽂科目名称 ︓ City and Town Planning
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
3年
2単位
選択
担当教員
堤 昌⽂
開講意義目的
現在、多くの都市では少⼦⾼齢社会の進展のなかで,公共施設や⼤規模店舗等の郊外化等で中⼼市街地の衰退,都市環境問題および公
共交通の問題等を抱えており,こうした状況下でそれぞれの都市は定住,⾃⽴に向けて施策を展開しなければならない。定住,⾃⽴に向
けた取り組みは各都市が安全,安⼼で快適な都市であることで、そのことが⼈々に住みやすい都市であることを感じさせるように形成し
なければならない。そのためにはそれに相応しい都市計画が必要である。このような観点からも⼟⽊技術者は都市の望ましい都市像を目
指して都市計画を⽴案しなければならない。今⽇、それらの基礎となる都市計画を学ぶことの意義は益々⼤きいものになっている。
授業計画
1回
都市計画とは 始めに都市計画を⾏う意義について述べる。都市計画の必要性については都市計画法の精神を踏まえて概説する。都市計
画とは都市の空間的構成と施設整備についての技術的な⼿法と開発・保全に関する思想,制度および経済的検討を扱っている
こと等を説明する。 2回
都市とは 都市計画でいう都市とはの定義を中⼼に講義する。また,都市計画法について解説し、都市に関連する学問、境界領域の
学問等に触れ、都市計画の持っている意義との関連を考えさせる。また、都市計画と都市学との相違についても述べる。 3回
都市の成⽴ 都市の成⽴に関する歴史的な流れを講義する。都市の成⽴は都市の防衛上,交通・通商上の⽴地,宗教上の⽴地,政治⾏政
上の中⼼拠点,近代⼯業による⽴地,他の都市との関連等により成⽴してきた事など講義する。 4回
都市の分類 都市の持っている階層構造を説明しつつ,都市の分類では機能による分類、⼈⼝規模による分類、発展形態による分類に
ついて解説する。 5回
都市計画の歴史1 都市計画の観点からの都市計画史を古代都市から中世までの説明する。エジプト,メソポタミア,インダス⽂明,中国,
続いて古代ギリシャ,古代ローマの古代都市について説明し,我が国の都市についても解説する。中世においては⻄洋では
ヘレニズム⽂化の影響から,これらの都市の変化過程における都市の基本形等を講義する。 6回
都市計画の歴史2 都市計画の観点からの都市計画史を近代都市から現代までの説明する。カトリック教会の門前都市やハンザ同盟の商業都
市から政治を中⼼とする都市に移⾏してくることやフランス⾰命以後,市⺠が都市計画の中で重要な役割を持って来たこと
等を講義する。また,我が国の都市についても解説する。近代都市では市⺠⾰命と産業⾰命が都市に⼤きな影響を及ぼして
くることを講義する。19世紀以降ではハワードの⽥園都市論,ル・コルビジェ,近代都市計画の⽗と⾔われるパトリック・ゲ
デス,ルイス・マンフォード等の都市計画を説明する。ここで、古代から近代までの都市計画の構成の⽅法および特徴につい
てレポート提出を課す。 7回
⽇本の都市計画の概要 明治の東京市区条例をスタートにこれ以後の都市計画について説明する。⼤正8年(1919年)の旧都市計画法の制定,昭
和43年(1968年)の抜本的な都市計画法の改正,平成4年(1992年)の⽤途地域の改正が⾏われ肌理細かな対応となっ
ている点等の都市進化と共に変化を辿る都市計画法について講義する。 8回
都市計画の⽴案 都市計画法,⼟地基本法,その理念,計画策定の⼿順等について説明する。
都市計画を構築するための計画⽴案は、非常に重要であり、それについて計画策定のための調査,そして、諸計画等を組み
⼊れ、それらを要素として⽴案していく都市計画決定までの⼿順についても講義する。 9回
都市計画の実施 都市計画の基本概念,国⼟利⽤計画法との関連,地域地区、区域区分等の⼀連の流れを概観、解説する。 10回
⼟地利⽤計画1 国⼟利⽤計画法の実施に伴い⼟地利⽤基本計画を策定するが、その利⽤区分との関連、それとの接点としての都市計画区
域の説明を再度⾏い、次に、都市計画区域設定の基準等の講義をする。 11回
⼟地利⽤計画2 ⼟地利⽤計画の段階構成,地域地区、⽤途地域,⾼度利⽤地区,歴史的風⼟特別保存地区等の講義をする。重要な⽤途地
域については12種類の内容について細かく説明すると同時にそこでの建蔽率や容積率についても解説する。 12回
⼟地利⽤計画3 地域地区について説明し、その中にある特別⽤途地域,特定⽤途制限地域,特例容積率適⽤区域,美観地区,風致地区等
について講義する。また,⽤途地域以外の区域における計画等の講義を⾏う。 13回
都市施設整備計画 道路,公園等の都市施設の講義をする。
地区計画についても説明する。 14回
市街地開発事業 市街地の開発計画としての⼟地区画整理事業の目的,仕組み,換地計画を説明する。⼟地区画整理には換地⽅式という⼟
地所有者から提供して貰う代わりに,住宅地,商業地として利⽤できるように交換,分合筆⾏う⽅法等を解説する。また,
⼟地の所有者から提供して貰う減歩というものが原則として存在する事などを講義する。続いて都市再開発事業における権
利変換等の重要な部分を説明をする。 15回
都市環境計画 都市環境問題の認識,⼤気汚染や騒⾳問題,都市景観等について講義する。
教育目標との対応
DP3.2 環境建設分野において基礎⼒に富む技術者を目指すものにとって、その主要な専門分野に関する基礎⼒を備えており、特に、計
画分野に応⽤することができる。
都市計画のプランナーとしての基礎的教育は都市計画の歴史、都市計画の⽴案,地域地区制度,⼟地利⽤計画,⽤途地域における建築
規制,都市施設計画、市街地開発計画、都市の環境計画、地区計画等の⼀連の事項を学習することで実務に就いても開講目的のところで
も述べているような都市計画の理念や趣旨が計画に活かせることができる教育(知識・理解を包含する)を⾏うものである。
授業の到達目標
国⼟の2.8%に⼈⼝の8割が⽣活し,そのほとんどが都市に集中している現状の中で,都市計画のプランナーが如何に安全,安⼼で快
適な都市づくりをするかが⼤きな課題となる。そのような点を念頭に置いて都市計画のプランナーは合理的でかつ住みやすい都市を計画
する理念と技術⼒を⾝に付けなければならない。その趣旨を計画に活かせるような技術者を目指せば基礎⼒および応⽤⼒も⾝に付けるこ
とができる。
指導⽅法
パワーポイントで講義し,必要な写真、図および⼤事な事項等をプリントで配布し,また,実例等を説明し講義を分かり易くして⾏
う。また、重要な概念や都市計画における学術⽤語について質疑応答を⾏う。さらに、授業進⾏の中で理解度を測るためにレポートを課
す。
教科書・参考書
樗⽊ 武著者,「都市計画」,森北出版を参考書的として案内する。(参考書)
評価⽅法
評価の内容は定期試験60%、レポート30%、授業参加・態度10%(質問に対する応答等)等を総合的に勘案して決定する。
受講上の注意
都市の専門家としての計画者および計画系の設計会社に就職し,そこで仕事をする⼈は勿論、そのような仕事に従事しなくとも市⺠の
⽴場で住みやすい都市を考えるためには是非必要な知識である。
教職関係︓本講義は、⾼等学校⼀種免許状(⼯業)の教科に関する科目区分の選択科目に該当する。
授業外における学習⽅法
⽇頃から⾃分の住んでいる都市や訪れた都市に関⼼を持ち、街歩きをしながらその都市の都市軸、細街路、他の都市空間等の構成を⾒
て、⾃分なりに都市の住みやすさを考えてみることは⼤切である。また、⾃分の住んでる地区が⽤途地域でどこの⽤途区分に分類されて
いるか、その中での防災や採光等の問題点を考えてみるのも都市について観察する目を養うことに繋がる。
また、授業でのノートの整理を兼ねて同時に復習も⾏い、次なる授業の予習も⾏う。
能動的授業⼜は地域課題
地域課題解決型︔
授業外の学習の項で述べたように学⽣⾃⾝が住んでいる地域や都市の区域区分や全体的な⼟地利⽤、都市施設等の状 況について調
査をし、何が課題かを問い、その改善策について考えさせる。
2015
講義科目名称 ︓ ⽔処理⼯学
授業コード ︓ T3412 英⽂科目名称 ︓ Water and Wastewater Engineering
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
3年
2単位
選択
担当教員
⾚司 信義
開講意義目的
上⽔道、下⽔道に関わる浄⽔や下⽔処理の仕組みを学び、基本的な上下⽔道施設の設計法を理解することを目的とする。
授業計画
1回
1.上下⽔道の沿⾰ 2.上⽔道の基本的要件 上⽔道の起こり、下⽔道の起こり。
上⽔道事業の区分 2回
3.上⽔道事業と基本計画 関連する法律、給⽔量、給⽔区域、給⽔⼈⼝ 3回
4.上⽔道の⽔源及び⽔質 ⽔道法、厚⽣省令 4回
5.上⽔道施設 取⽔施設、貯⽔施設、導⽔施設
送⽔施設、配⽔施設、給⽔施設 5回
5.上⽔道施設 浄⽔施設︓普通沈殿、薬品沈殿、⾼速凝集沈殿 6回
5.上⽔道施設 浄⽔施設︓緩速ろ過、急速ろ過 7回
上⽔道施設のまとめ 上⽔道施設の要点解説とまとめ演習問題 8回
6.下⽔道事業 種類、構成、下⽔道事業 9回
7.下⽔量 8.下⽔中の不純物 計画汚⽔量と計画⾬⽔量、好気性分解と嫌気性分解 10回
9.下⽔排除 管路施設とポンプ場施設 11回
10.下⽔処理 1次処理と2次処理、活性汚泥法 12回
10.下⽔処理 散⽔ろ床法、回転円板法、酸化池、最終沈澱池 13回
11.汚泥処理 予備処理、濃縮、消化、調整、消毒 14回
11.汚泥処理 脱⽔、乾燥、焼却、コンポスト化 15回
下⽔道施設のまとめ 下⽔道施設の要点解説とまとめ演習問題 教育目標との対応
ディプロマポリシー3.2「環境建設の主要な専門分野に関する基礎⼒を備え、応⽤することができる」に対応。
授業の到達目標
上⽔システムや上⽔施設構造等の基本計算等、また、下⽔システム、下⽔施設構造の基本計算等についての基本的事項を説明できるよう
にすることを目標とする。
指導⽅法
ノートプリント講義とし、構造物の関連図⾯や計算関連の図⾯図表は、適宜プリント配布して説明する。
教科書・参考書
参考書 衛⽣⼯学、徳平 淳、森北出版
評価⽅法
授業参加・態度20%、⼩テスト30%、レポート20%、定期試験30%を総合的に評価する。
受講上の注意
電卓を必ず持参すること。
・教職関係: 本講義は、⾼等学校⼀種免許状(⼯業)の教科に関する科目区分の選択科目に該当する。
授業外における学習⽅法
事前に次回の内容について関連事項を調べておくこと。
また、授業中に、課題を提⽰するので、次回までにレポートを作成し、提出すること。
課題がない場合は、問題演習を復習しておくこと。
能動的授業⼜は地域課題
【能動的授業の種類】 無
【地域課題解決目的有無】有 (地域の⽔資源や⽔処理の状況 等)
2015
講義科目名称 ︓ 環境建設ゼミナール
授業コード ︓ T2108 英⽂科目名称 ︓ Seminar of Environmental and Construction
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
3年
1単位
必修
担当教員
⾚司 信義
開講意義目的
河川、⽔処理などの管⽔路や開⽔路に関する⽔⼯学な基本的設計法は、実際的問題に対応する上で、重要であり、基本的な課題解決⼒や
卒業研究のための課題設定法等を習得することを目的とする。
授業計画
1回
管⽔路の設計(1) エクセルによる⾃由放出流量計算 2回
管⽔路の設計(1) エクセルによる貯⽔池連結による流量計算 3回
管⽔路の設計(1) エクセルによる送⽔管の圧⼒計算 4回
管⽔路の設計(1) エクセルによる管網計算 5回
AutoCad演習(1) 基本物体の作図 6回
AutoCad演習(2) 寸法表現、寸法線、修正⼿法の演習 7回
AutoCad演習(3) 貫通体、複合体の作図 8回
開⽔路の設計(1) エクセルによる緩勾配⽔路の設計 9回
開⽔路の設計(2) エクセルによる急勾配⽔路の設計 10回
開⽔路の設計(3) エクセルによる複合⽔路の設計 11回
SolidWorks(1) ⽴⽅体構造の作図 12回
SolidWorks(2) 物体の合致設定、⾯取りの作図 13回
SolidWorks(3) 曲⾯物体、スィープ物体の作成 14回
SolidWorks(4) 実験⽤管⽔路の作図 15回
全体のまとめ AutoCad、Solidworksにより作図のまとめを⾏う。 教育目標との対応
ディプロマポリシー2.2「計画的に進め、創意・⼯夫して問題の解決に取り組むことができる」に対応。
ディプロマポリシー3.2「環境建設の主要な専門分野に関する基礎⼒を備え、応⽤することができる」に対応。
ディプロマポリシー4.1「環境建設の基礎的な実務的技術⼒を備え、課題解決に活⽤することができる」に対応。
授業の到達目標
管⽔路設計や開⽔路設計に関する内容を理解し、基本的な設計を⾏うことができること、
エクセルを利⽤した設計を⾏うことができること、
AutoCadによる図⾯作成ができること、
また、SolidWorksを利⽤して、基本的な構造形状を作図できること、を目標とする。
指導⽅法
逐次、プリントを配布して、進める。
また、河川⽔理施設の学外⾒学会を実施し、レポートの作成等を⾏う。
教科書・参考書
プリント指導とする。
評価⽅法
レポート70%,・研究発表30%で評価する。
受講上の注意
電卓を必ず持参すること。
授業外における学習⽅法
事前に次回の内容について関連事項を調べておくこと。
また、授業中に、課題を提⽰するので、次回までにレポートを作成し、提出すること。
能動的授業⼜は地域課題
【能動的授業の種類】各⾃で課題に取り組む
【地域課題解決目的有無】有 (地域環境等について説明)
2015
講義科目名称 ︓ 環境建設設計
授業コード ︓ T2309 英⽂科目名称 ︓ Design of Hydraulics Structure
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
4年
2単位
必修
担当教員
⾚司 信義
開講意義目的
治⽔構造物が、どのような条件で設定されるのか、その役割と環境への影響を理解することは、環境建設技術を学ぶ上で、基本的な内容
である。
授業計画
1回
降⾬解析(1) 降⾬データより、確率降⾬の算定を⾏う。 2回
降⾬解析(2) 確率降⾬より、計画降⾬の設定を⾏う。 3回
流出解析(1) 計画降⾬を基に、単位図の作成を⾏う。 4回
流出解析(2) 単位図を基に、単位図法により流出計算を⾏う。また、合理式での計算と⽐較する。 5回
重⼒ダムの基本形状 洪⽔流出量を基に、重⼒ダムの⾼さと基本形状を求める。 6回
重⼒ダムの非越流部構造 重⼒ダムの非越流部構造の設定を⾏う。 7回
重⼒ダムの越流部構造 重⼒ダムの越流部構造の設定を⾏う。 8回
重⼒ダムの越流部構造 重⼒ダムの越流部構造の設定を⾏う。 9回
重⼒ダムの安定計算 重⼒ダムの安定計算を⾏う 10回
ダム越流量 ダム越流式等により、設計洪⽔流量、越流量の計算を⾏う。 11回
減勢池、導流壁 減勢池、導流壁の流速、⽔深の計算を⾏う。 12回
ダム越流⾯の圧⼒ ダム越流⾯の⽔深、流速、圧⼒の計算を⾏う。 13回
AutoCad演習(1) 重⼒ダムの基本形状の作図 14回
AutoCad演習(2) 重⼒ダムの非越流部形状の作図 15回
AutoCad演習(3) 重⼒ダムの越流部形状の作図、全体形状の作図 教育目標との対応
ディプロマポリシー2.2「計画的に進め、創意・⼯夫して問題の解決に取り組むことができる」に対応。
ディプロマポリシー3.2「環境建設の主要な専門分野に関する基礎⼒を備え、応⽤することができる」に対応。
ディプロマポリシー4.1「環境建設の基礎的な実務的技術⼒を備え、課題解決に活⽤することができる」に対応。
授業の到達目標
貯⽔池の設計において、設計流量がどのようにして決定されるのか、計算を通して理解すると共に、
重⼒ダムの基本的な設計⽅法を理解し、説明できるようにすることを目標とする。
指導⽅法
設計内容をプリントで説明し、要領に従って、逐次、計算を⾏い、指導する。
個⼈データに基づいて進める。
教科書・参考書
使⽤しない。
評価⽅法
授業参加・態度20%、⼩テスト20%、レポート60%。
受講上の注意
⽔理学、河川⼯学を復習しておくこと。
授業外における学習⽅法
事前に次回の内容について関連事項を調べておくこと。
また、課題を提⽰するので、次回までにレポートを作成し、提出すること。
能動的授業⼜は地域課題
【能動的授業の種類】 アクティブラーニング(各⾃が課題に取り組む)
【地域課題解決目的有無】有 (地域の河川災害等について説明)
2015
講義科目名称 ︓ 卒業研究Ⅰ
授業コード ︓ T9201 T9202 T9203 T9204 T9205 T9206 T9207 T9208 T9209 英⽂科目名称 ︓ Graduation Research Ⅰ
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
4年
3単位
必修
担当教員
⼩⽥,川島,⾼城,池⽥,眞⽥,⼤⽊,⻲井,井上,及川
開講意義目的
「卒業研究Ⅰ,Ⅱ」は,全ての専門教育科目の総まとめとなる科目である。1年次から3年次までに修得した基礎知識および専門知識を基
に,各学⽣が所属する系において与えられる課題について研究する。指導教員は,1⼈の学⽣あるいはグループに対して研究課題を設定
し,学⽣は1年間にわたって研究を⾏う。なお,適宜,地域企業の課題解決テーマを研究課題とする。この研究によって,学⽣が⾃ら研
究上の問題点を⾒出し,その問題点を解決することにより,分析⼒,思考⼒,判断⼒,応⽤⼒,さらには創造⼒を養うことを目指す.ま
た,研究室での活動を通して,⾃⼰⾏動に対する管理能⼒やコミュニケーション能⼒などの社会⼈として必要な能⼒も⾝に付ける。
「卒業研究Ⅰ」では,研究課題の設定,研究課題についての調査研究を基に初段階の研究を⾏う。
授業計画
4〜5⽉
研究課題および研究計画の決定 ・研究課題は,指導教員が学⽣の希望を考慮し,設定する.
・研究計画をたてる. 6〜7⽉
調査研究 ・⽂献調査
・問題点の解析
・研究⼿順の検討 8〜9⽉
研究の開始 ・実験
・理論解析 9⽉
中間のまとめ ・データ整理
・中間報告 教育目標との対応
研究課題を追求することによって,分析⼒,思考⼒,判断⼒,応⽤⼒,さらには創造⼒を養い,すぐれた⼯業技術を修得する。また,研
究活動を通して,⾃⼰⾏動に対する管理能⼒やコミュニケーション能⼒などの⼈間性を向上させる。
授業の到達目標
研究課題における問題点を解決するとともに,成果について適確な報告ができる。
指導⽅法
指導教員は1⼈の学⽣あるいはグループに対して研究課題を設定し,毎週原則3コマの研究時間を設ける。
研究時間の曜⽇時間については,学期始めに決定する。
教科書・参考書
研究課題に応じて指定される。
評価⽅法
授業参加・態度(研究態度)30%,成果発表(中間発表)40%,その他(研究進⾏度)30%
受講上の注意
研究の遂⾏にあたっては,研究経過について指導教員に逐次報告を⾏い,指導を受ける。
授業外における学習⽅法
研究計画に沿って,⾃学⾃習を⾏う。
能動的授業⼜は地域課題
【能動的授業の種類】
・アクティブラーラニング科目(グループワーク形式)
・PBL科目(課題解決型)
【地域課題解決目的の有無】
有(主として北九州・京築地域の課題解決を目的としている)
2015
講義科目名称 ︓ 卒業研究Ⅰ
授業コード ︓ T9701 T9702 T9703 T9704 T9705 T9706 英⽂科目名称 ︓ Graduation Research I
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
4年
3単位
必修
担当教員
野中,坂⽥,鷹尾,上條,⾼,中村
開講意義目的
各教員から提⽰されたテーマを選択して研究課題とする.適宜、地域企業の課題解決テーマを研究課題とする.なお学⽣⾃らが希望する
テーマがある場合は,担当教員と内容を⼗分相談の上,研究課題とすることも可能である.これまで学んだ知識・技術を基に研究を進め,
調査能⼒,データ解析⼒,論理的思考能⼒,問題解決能⼒,討論能⼒,コミュニケーション能⼒,プレゼンテーション能⼒,作⽂能⼒,
⾃主学習能⼒などを総合的に⾝につける.
授業計画
全学期
教育目標との対応
本授業は、以下の教育目標との対応科目である。
1-1) 技術者としての倫理観を備え、⼈間と社会との関わりを幅広く理解することができる。 1-2) 機械設計の産業界での役割を認識し、新しいモノづくりや未来社会の発展に貢献できる。
2-1) 設計製造現場での実践的技術と基礎理論をつなぐことができる。 2-2) 多岐にわたる産業基盤の諸課題に創意⼯夫して総合的に取組むことができる。
3-1) デジタル制御やデジタル計測などに、数学や現代科学に関する基礎⼒を応⽤することができる。
3-2)機械設計およびその関連技術に関する基礎⼒を備え、新しいモノづくりに応⽤することができる。
3-3) 製品の企画、設計、製造、販売、保守をコンピュータで⾏う新しい技術を⾃ら学び、課題解決につなぐことができる。
4-1)機械設計およびその関連技術に関する多岐にわたる実践的技術⼒を備え、課題解決に適⽤することができる。
4-2) 3次元CADを中核とした製品の設計(CAD)・解析(CAE)・⽣産(CAM)に関する情報技術⼒を備え、課題解決に活⽤するこ
とができる。
4-3) コミュニケーション⼒と基礎的語学⼒を備え、的確に表現できる。
授業の到達目標
(1)
(2)
(3)
(4)
指導⽅法
学⽣に教え込むことはせず学⽣の⾃主性が向上するように指導する。研究テーマに対して学⽣がどの様に考え、研究を進めていく考えを
持つかを発⾔させ、指導教員との議論を⾏い研究をすすめる。 教科書・参考書
教科書︓特に指定しない。必要に応じて資料を配布する。
参考書︓各⾃、卒業研究テーマを理解、発展させるために図書館等で関連図書を探すこと。
評価⽅法
(1)〜(4)について、論⽂輪講,研究への取り組み,卒業研究中間報告において評価する.
総合評価は,担当教員による論⽂輪講の評価,卒業研究中間報告の評価,研究への取り組みの評価がすべて合格(60点以上)である場合に
合格とする.総合評価の評点は以下の様に決定する。
総合評価=(論⽂輪講の評価+卒業研究中間報告の評価+研究への取り組みの評価)÷3
受講上の注意
卒業研究は、4年次の講義時間以外の全ての時間が卒業研究の時間であることを認識すること。4年間の学習の結果を実践⼒および達成
⼒として⾼めていくものである。従って、研究テーマを⾃分の問題としてとらえ、⽇々思考すること。
授業外における学習⽅法
卒業研究は、講義、ミーティングやグループ活動のコアタイム以外もすべて研究時間と考えること。従って、各⾃、研究テーマに関連す
る教科の復習、研究テーマの完遂のための必要な情報を図書館、論⽂検索で集めること.
⾃⾝の思考⼒,調査⼒を向上し,問題解決に取り組む努⼒を恒常的に⾏うこと.
能動的授業⼜は地域課題
【能動的授業の種類】︓該当なし
各研究室の取り組む内容による実施 各研究室の担当教員の指導による。 社会的要求に端を発した研究の背景を理解し,問題を解決するための⼿段をデザインし,考えることができる.
研究に関する知⾒を収集し,必要な実験・解析を⾏い,結果を考察することができる.
コミュニケーション能⼒,プレゼンテーション能⼒,⽂章表現能⼒を⾝に付け,他者との討論ができる.
研究に⾃主的かつ継続的に取り組むことができる.
【地域課題解決目的有無】︓有り
2015
講義科目名称 ︓ 卒業研究Ⅱ
授業コード ︓ T9231 英⽂科目名称 ︓ Graduation Research Ⅱ
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
4年
3単位
必修
担当教員
⼩⽥,⾼城,池⽥,眞⽥,⼤⽊,⻲井,井上,及川
開講意義目的
「卒業研究Ⅰ,Ⅱ」は,全ての専門教育科目の総まとめとなる科目である。1年次から3年次までに修得した基礎知識および専門知識を基
にして,各学⽣が所属する系において与えられる課題について研究する。指導教員は1⼈の学⽣あるいはグループに対して研究課題を設
定し,学⽣は1年間にわたって研究を⾏う。なお,適宜,地域企業の課題解決テーマを研究課題とする。この研究によって,学⽣が⾃ら
研究上の問題点を⾒出し,その問題点を解決することにより,分析⼒,思考⼒,判断⼒,応⽤⼒,さらには創造⼒を養うことを目指す。
また,研究室での活動を通して,⾃⼰⾏動に対する管理能⼒やコミュニケーション能⼒などの社会⼈として必要な能⼒も⾝に付ける。
「卒業研究Ⅱ」では,「卒業研究Ⅰ」に続いて,研究を進め,結果のまとめや今後の課題の明確化を⾏い,最終的に研究成果のプレゼ
ンテーションを⾏う。
授業計画
10〜12 研究の遂⾏ ⽉
・研究を進めるとともに,結果の整理を⾏っていく。 1⽉
卒業研究報告書およびプレゼンテーション資料の作成 ・卒業研究報告書およびプレゼンテーション資料の作成をする。 2⽉
プレゼンテーション ・プレゼンテーション(発表会等)を⾏う。 教育目標との対応
研究課題を追求することによって,分析⼒,思考⼒,判断⼒,応⽤⼒,さらには創造⼒を養い,すぐれた⼯業技術を修得する。また,研
究活動を通して,⾃⼰⾏動に対する管理能⼒やコミュニケーション能⼒などの⼈間性を向上させる。
授業の到達目標
研究課題における問題点を解決するとともに,成果について適確なプレゼンテーションができる。
指導⽅法
指導教員は1⼈の学⽣あるいはグループに対して研究課題を設定し,毎週原則3コマの研究時間を設ける。
研究時間の曜⽇時間については,学期始めに決定する。
教科書・参考書
研究課題に応じて,各指導教員から指定される。
評価⽅法
授業参加・態度(研究態度)30%,成果発表40%,その他(研究進⾏度)30%
受講上の注意
研究の遂⾏にあたっては,研究経過について各指導教員に逐次報告を⾏い,指導を受ける。
授業外における学習⽅法
研究計画に沿って,⾃学⾃習を⾏う。
能動的授業⼜は地域課題
【能動的授業の種類】︓該当なし。
【地域課題解決目的の有無】︓有り。
2015
講義科目名称 ︓ 卒業研究Ⅱ
授業コード ︓ T9731 英⽂科目名称 ︓ Graduation Research Ⅱ
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
4年
3単位
必修
担当教員
野中,坂⽥,鷹尾,上條,⾼,中村
開講意義目的
各教員から提⽰されたテーマを選択して研究課題とする.適宜、地域企業の課題解決テーマを研究課題とする。なお学⽣⾃らが希望する
テーマがある場合は,担当教員と内容を⼗分相談の上,研究課題とすることも可能である.これまで学んだ知識・技術を基に研究を進め,
調査能⼒,データ解析⼒,論理的思考能⼒,問題解決能⼒,討論能⼒,コミュニケーション能⼒,プレゼンテーション能⼒,作⽂能⼒,
⾃主学習能⼒などを総合的に⾝につける.
授業計画
担当教員の指導による. 教育目標との対応
本授業は、以下の教育目標との対応科目である。
1-1) 技術者としての倫理観を備え、⼈間と社会との関わりを幅広く理解することができる。 1-2) 機械設計の産業界での役割を認識し、新しいモノづくりや未来社会の発展に貢献できる。
2-1) 設計製造現場での実践的技術と基礎理論をつなぐことができる。 2-2) 多岐にわたる産業基盤の諸課題に創意⼯夫して総合的に取組むことができる。
3-1) デジタル制御やデジタル計測などに、数学や現代科学に関する基礎⼒を応⽤することができる。
3-2)機械設計およびその関連技術に関する基礎⼒を備え、新しいモノづくりに応⽤することができる。
3-3) 製品の企画、設計、製造、販売、保守をコンピュータで⾏う新しい技術を⾃ら学び、課題解決につなぐことができる。
4-1)機械設計およびその関連技術に関する多岐にわたる実践的技術⼒を備え、課題解決に適⽤することができる。
4-2) 3次元CADを中核とした製品の設計(CAD)・解析(CAE)・⽣産(CAM)に関する情報技術⼒を備え、課題解決に活⽤するこ
とができる。
4-3) コミュニケーション⼒と基礎的語学⼒を備え、的確に表現できる。
授業の到達目標
(1)
(2)
(3)
(4)
指導⽅法
学⽣に教え込むことはせず学⽣の⾃主性が向上するように指導する。研究テーマに対して学⽣がどの様に考え、研究を進めていく考えを
持つかを発⾔させ、指導教員との議論を⾏い研究をすすめる。 教科書・参考書
教科書︓⻄⽇本⼯業⼤学 ⼯学部 デジタルエンジニアリング学科「卒業論⽂のてびき」
必要に応じて資料を配布する.
評価⽅法
(1)〜(4)について、論⽂輪講,研究への取り組み,卒業研究論⽂,卒業研究報告において評価する.
総合評価は,以下の①,②の両項目が全て満たされた場合合格とする.
①指導教員による論⽂輪講の評価,研究への取り組みの評価がすべて合格(60点以上)であること.
②卒業研究論⽂,卒業研究発表の学科の審査会議での評価がすべて合格(60点以上)であること.
.総合評価の評点は以下の様に決定する。
総合評価=(論⽂輪講の評価+研究への取り組みの評価+卒業研究論⽂+卒業研究発表の評価)÷4
受講上の注意
卒業研究は、4年次の講義時間以外の全ての時間が卒業研究の時間であることを認識すること。4年間の学習の結果を実践⼒および達成
⼒として⾼めていくものである。従って、研究テーマを⾃分の問題としてとらえ、⽇々思考すること。
授業外における学習⽅法
卒業研究は、講義、ミーティングやグループ活動のコアタイム以外もすべて研究時間と考えること。従って、各⾃、研究テーマに関連す
る教科の復習、研究テーマの完遂のための必要な情報を図書館、論⽂検索で集めること.
⾃⾝の思考⼒,調査⼒を向上し,問題解決に取り組む努⼒を恒常的に⾏うこと.
能動的授業⼜は地域課題
【能動的授業の種類】︓該当なし
社会的要求に端を発した研究の背景を理解し,問題を解決するための⼿段をデザインし,考えることができる.
研究に関する知⾒を収集し,必要な実験・解析を⾏い,結果を考察することができる.
コミュニケーション能⼒,プレゼンテーション能⼒,⽂章表現能⼒を⾝に付け,他者との討論ができる.
研究に⾃主的かつ継続的に取り組むことができる.
【地域課題解決目的有無】︓有り
2015
講義科目名称 ︓ ゼミナール
授業コード ︓ T2202 英⽂科目名称 ︓ Seminar
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
3年
1単位
必修
担当教員
⼩⽥,⾼城,池⽥,眞⽥,川島,⼤⽊,及川,⻲井,井上,武村,松崎
開講意義目的
後期開講のゼミナールは,事前の各研究室のゼミテーマの掲⽰をもとに,総合システム⼯学科の電気⼯学系・情報システム系の各研究室
に配属される.卒業研究の基礎勉強を⾏うことを意図しているので,4年次の卒業研究Ⅰ・Ⅱを円滑に⾏うための準備期間となる.ま
た,⼀部の時間を利⽤して将来を⾒据えたキャリア教育の個別指導や就職対策のためのガイダンスも⾏う.さらに卒業に向けた総合的な
教育・研究を通して社会評価に耐えられる⼈間教育も同時に⾏なう.
授業計画
1回
ゼミナール(1) 各研究室のゼミナールテーマ内容についての説明を⾏う. 2回
ゼミナール(2) 各研究室のこれまでの卒業研究内容について説明を⾏う. 3回
ゼミナール(3) 就職試験で実施されるSPI模試の重要性についての説明とこれらの試験時における注意事項について説明する. 4回
ゼミナール(4) 各研究室で4年⽣になった時の想定される研究テーマ内容の説明や,卒業論⽂を書く時の注意を説明する. 5回
セミナール(5) 就職指導委員による就職状況等のについての説明および学⽣⽀援グループ就職担当からの注意事項について説明する. 6回
ゼミナール(6) 各研究室での⼊門的な模擬卒業研究や簡単な⼯作実験を体験学習し,課題レポートをまとめる訓練を⾏ない,研究テーマに
対して好奇⼼と探求⼼を養う. 7回
ゼミナール(7) インターネットを利⽤した就職活動(リクナビ,⽇経ナビの登録,毎ナビ,Qナビの登録⽅法)および⼤学ホームページから
の求⼈情報の閲覧⽅法を体験的に学習すると共に⼼構えを養う. 8回
ゼミナール(8) 卒業研究発表(⼝頭発表)に先⽴ち,プレゼンテーションの必要性を理解する.⾃分の意⾒を述べて周囲の⼈々に理解して
もらうことを考える.わかりやすく説明する基本をゼミ発表を通して⾝につける.また,プレゼンテーションの進め⽅を考
える. 9回
ゼミナール(9) 就職活動体験談(就職・進学活動体験学⽣による発表),就職のしおり(就職活動における提出資料等について)の説明を
就職指導委員より⾏う. 10回
ゼミナール(10) 卒業論⽂作成は,学⽣時代最後の⼤仕事である.論⽂のつくりかた,発表の準備やその仕⽅についての助⾔を⾏う.参考に
なりそうな本や論⽂をいろいろ⾒ることを薦める. 11回
ゼミナール(11) エントリーシートの作成指導,履歴書作成指導を⾏う. 12回
ゼミナール(12) 輪講形式で事例を⾒てゆく 13回
ゼミナール(13) 理⼯系の卒業論⽂を書くにあたり,単位系,単位記号,⽂章中の数字,数式の書き⽅,⽂と段落,意⾒と事実,グラフの書
き⽅,表の書き⽅等を学ぶ. 14回
ゼミナール(14) ⾯接時の質問事項や⾯接時の重要事項を理解する.また,模擬⾯接をして就職試験に備える.. 15回
ゼミナール(15) 卒業論⽂を書くための⽇程(スケジュール)を考える.論⽂提出⽇,発表会の⽇を最終⽇として,遡って予定を⽴てる訓練
を⾏う.卒論作成のための目次を考える. 教育目標との対応
計画的に進め、創意・⼯夫して問題を解決しようとする⼒(DPB2)の修得
電気・電⼦・情報⼯学の技術動向を継続的に学ぶ⼒(DPC3)の修得
電気・電⼦・情報⼯学の基礎的な実務的技術⼒(DPD1)の修得
授業の到達目標
指導⽅法
ゼミナール担当者により,就職・進学を視野において総合的に指導を⾏う.就職担当者の⽀援により,就職ガイダンスを実施し,必要事
項を確実に⾝につける指導を⾏う.
教科書・参考書
パワーポイントや資料等の配布を⾏う.
評価⽅法
出席状況・ゼミナールの取り組み姿勢等を総合的に評価する.
受講上の注意
各事例のポイントは何かを、毎回整理してゆくことゼミナールは選択科目であるが,ゼミナールで決まる所属研究室はそのまま卒業研究
の研究室になるので,全員修得することが望ましい.
ゼミナール途中での研究室の転属は原則としてできないので,ゼミナール選択はよく考えて⾏うこと.
授業外における学習⽅法
インターネット等で与えられた課題について調査する。
能動的授業⼜は地域課題
【能動的授業の種類】
・アクティブラーニング科目(グループワーク形式)
・PBL科目(課題解決型)
【地域課題解決目的有無】
有(主として京築地域の課題を解決を目的としている)
2015
講義科目名称 ︓ 幾何学Ⅳ
授業コード ︓ T1501 英⽂科目名称 ︓ Geometry Ⅳ
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
後期
3年
2単位
選択
担当教員
及川 久遠
開講意義目的
これまでの講義で学んだ幾何学に関する基礎知識を,学び合い学習,模擬授業と研究討議を通して体験学習をすることで定着を図り,さ
らに,教材研究や学習指導案作成を通して中学校・⾼等学校の教員としてふさわしい⼈材を育成する。
授業計画
1回
公理系と幾何学(1) 結合公理 2回
公理系と幾何学(2) 順序公理 3回
公理系と幾何学(3) 合同公理 4回
公理系と幾何学(4) 連続公理 5回
公理系と幾何学(5) 平⾏線公理 6回
射影公理系(1) 射影公理 7回
射影公理系(2) 双対性 8回
射影公理系(3) デザルグ性 9回
射影座標系(1) 四角形性 10回
射影座標系(2) パップス性 11回
射影座標系(3) 射影座標 12回
射影対応(1) 射影変換 13回
射影対応(2) 非調和⽐ 14回
射影対応(3) 2次曲⾯ 15回
射影対応(4) 直線族 教育目標との対応
毎回の授業に課題意識を持ち,かつ主体的な態度で参加する。(意欲・態度)
これまでに学んだ幾何学の基本事項の確実な定着を図る。(知識・理解)
主体的な学習活動を通して論理的な課題解決⼒を⾝につけ,応⽤ができるようにする。(思考・判断・技能)
授業の到達目標
1. 初等幾何学の基本事項について理解を深める。
2. 検定教科書の「⾏間を読む」だけの⼒を⾝につける。
指導⽅法
アクティブ・ラーニングが中⼼の指導となる。
教科書・参考書
教科書︓中学校検定教科書(全学年),学習指導要領解説(中学校,⾼等学校の数学)
参考書︓随時紹介
評価⽅法
講義の性質上,教材作成,指導案作成等の課題(50%)を課し,さらに,⼝述試問(50%)として模擬授業を実施して評価する。
※なお,最終評価に当たっては講義への取り組み状況(意欲・関⼼・態度等)も加味する。
受講上の注意
本講義は「中学校⼀種免許状(数学)及び⾼等学校⼀種免許状(数学)の教科に関する科目」の選択科目である。
適当な教科書,参考書がないので,授業メモをしっかり取ること。
受講者の進路に応じて取り扱う内容等を再考することがある。
授業外における学習⽅法
⾃主的に予習・復習をしっかりやること。
能動的授業⼜は地域課題
(能動的授業)本講座で学習した内容を踏まえて,受講学⽣が協働して⼩中⾼⽣向けの幾何教材を作成する。
(地域課題)地域の中学校と連携して,電⼦⿊板等ICTを利活⽤した授業⽅法及び教材開発を⾏う。
2015
講義科目名称 ︓ 消費者⾏動論
授業コード ︓ D1303 英⽂科目名称 ︓ Consumer Behavior Theory 開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
3年
2単位
選択
担当教員
内⽥ 恵⾥⼦
開講意義目的
多様化する消費者の⾏動を把握することは、現状のビジネスにおいて必要不可⽋な要素である。
消費者⾏動の分析は、具体的には消費者が商品を選択・購買する際にどのように考え、またどのような製品情報に着目するかといった点
を考察することで、マーケティング戦略に役⽴てることを目的とする。
また、消費者⾏動に影響を与える⼼理的機能や影響要因など様々な角度から消費にもたらす影響について学習する。
授業計画
1回
オリエンテーション 学習目的並びに目標を踏まえて、講義⽅針、講義内容、評価⽅法、学習⽅法など履修上の留意点について説明する。
さらに、消費者⾏動の概要ついて学習する。
2回
消費者⾏動とは 顧客満⾜なくして企業は存続できない。しかし、消費者の欲求は多様化している。そこで、⽇常⽣活における消費や購買の
位置づけや消費者⾏動の定義などについて学習する。
グル―プ単位でディスカッションを実施する。 3回
市場の把握と消費者理解 競争の激しい市場を把握し、消費者を理解することの意味について学習する。 4回
消費者⾏動モデル 消費者⾏動の概念モデルの学習並びに購買プロセスと購買に伴う消費者の⼼理的プロセスなどを学習する 5回
消費者の購買意志決定 問題解決としての購買意志決定、フレーミング効果、プロペクト理論を学習する。
第1回〜4回までの⼩テストを実施する。 6回
消費者の情報検索と選択肢評価 購買認識問題と情報検索との関連性、情報検索と選択肢評価の仕⽅を学習する。
1回〜6回までの講義を踏まえて、課題を与えそれに対してグループ別にディスカッションを⾏う。
課題について相互で意⾒交換を実施する。
7回
購買意志決定後のプロセス 次回の購買を動機づける要因である消費・廃棄の過程・消費者満⾜・不満⾜の帰属などについて学習する。 8回
消費者の知覚 情報接触から注意・解釈・記憶に⾄る知覚と情報処理プロセスの学習を⾏う。 9回
消費者の知識と記憶 感覚記憶や短期記憶、⻑期記憶、スキーマなどについて学習する。 10回
消費者の学習 学習論のなかで、⾏動主義的学習論と認知的学習論について学習を⾏う。
古典的条件づけ、オペラント条件づけなど条件づけ学習と消費者⾏動との関係について概要を理解する。
第5回から第9回までのまとめと復習と⾏う。 11回
消費者関与 関与の概念、関与の種類、消費者の関与⽔準と情報処理の関係などについて学習する。
7〜11回までの講義を踏まえて、課題を与えそれに対してグループ別にディスカッションを⾏う。
課題について相互で意⾒交換を実施する。
12回
家族の消費⾏動① ライフサイクル、ライフスタイルなどの観点から家族と消費の関係を学習する。 13回
家族の消費⾏動② 消費様式の選択メカニズム、消費プロセスの変容と市場への影響について学習する。 14回
家族の消費⾏動③ 世帯単位での購買意志決定過程における特徴を中⼼に学習する。
第10回〜第13回までの⼩テストを実施する。 15回
まとめ 講義で取り上げた内容を総括し、重点項目を整理する。
全体を通じての総まとめを実施する。 教育目標との対応
消費者⾏動を学習することは、マーケティング論で学んだ顧客分析についてより深く習熟し、さらに消費者の⾏動分析についての包括的
な理解が促進されることで、企業でのマーケティング分野での専門性を⾝につける。また、情報デザインや情報技術における基本理論・
技術を理解することができる。さらに、⼈間社会にある様々な問題をデザインという側⾯から解決する技術を有することができる。この
ような学習を踏まえて、情報デザインに関する基礎⼒と豊かな発想⼒を持つデザイナー及びエンジニアを目指す。本授業は、以下の教育
目標との対応科目である。4)デザインコミュニケーション能⼒修得のための科目の配置 4-1)⾃分の地域課題などのデザインした成
果物や、その製作プロセスをプレゼンテーションできる「技術習得」の科目を配置する。4-2)⾃分の意志を相⼿に確実に伝えるための
「基礎知識」「思考⼒」「表現⼒」を養う科目である。
授業の到達目標
①消費者の意志決定プロセスが説明できる。
②消費者⾏動に影響する諸要因について理解がなされる。
③消費者の⾏動特性並びに⼼理的傾向について説明できる。
④企業経営における消費者⾏動の位置づけを認知することで、新たな商品開発などの意識付けとなる。
指導⽅法
主に講義を中⼼とし、⼩テストを実施する。講義内容の復習を⾏うことで、さらなる学習を促進させる。また、随時、課題を出し、その
課題に対して考察する機会を提供する。
教科書・参考書
参考書︓杉村徹雄「消費者理解の⼼理学」福村出版
清⽔聡「新しい消費者⾏動」千倉書房
評価⽅法
下記、評価基準とする
①期末試験の実施(40%)
②講義での課題提出並びに⼩テストによる評価(30%)
③積極的な発⾔、講義姿勢などの総合的な評価(30%)
受講上の注意
①遅刻厳禁(5分前に着席のこと)
携帯電話の厳禁(マナーモードでバックの中に収納)
時間厳守を徹底する。
②積極的にグループディスカッションに参加すること。
③前回の復習並びに課題提出の順守をすること。
④オフィスアワー以外での質問などは、メールにて回答を⾏う。[email protected]
メールの件名には、「学籍番号・⽒名・受講科目」を記載のこと。
授業外における学習⽅法
①参考書として指定してある書籍を事前に熟読しておくこと。
②講義中に出された課題を作成し、次週までに提出すること。次回の講義に関する予習を実施すること。
③各回の講義では、必ず進捗した講義内容の復習を⾏っておくこと。
第5回、第14回に⼩テストを実施するため、配布プリントなどを基に復習をしておくこと。
能動的授業⼜は地域課題
本講義では、アクティブラーニング科目としてグループワーク形式で、実際の消費者⾏動を想定しての課題解決を⾏う実践的な内容とし
ている。
[能動的授業]︓PBL科目
[地域課題解決]︓有 地域企業としての課題を解決
随時、プリントを配布する。
2015
講義科目名称 ︓ 福岡地域学
授業コード ︓ D3105 T2502 英⽂科目名称 ︓ Regional Studies of Fukuoka Prefecture
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前︓D学部 後︓⼯学部
1年
2単位
選択
担当教員
河野 雅也,折⽥ 悦郎,市原 猛志
開講意義目的
⼯学部が⽴地する苅⽥町,デザイン学部が⽴地する北九州市を含む福岡県について,現状や歴史などを正しく認識し,福岡県や県内各
地域が抱える諸問題を理解した上で,⼤学⼈としていかに地域の発展に寄与できるかについて学ぶことを目的として講義を⾏う.
授業計画
1回
福岡地域学とは ・履修ガイダンス︔開講意義・目的,講義の進め⽅,単位認定⽅法など
・福岡地域学とは
・福岡地域学の狙いと内容,地域と⼤学
2回
福岡県の現状 ・地理
・⾏政
・社会経済状況︔対九州,対全国
3回
福岡県の歴史 ・福岡県の歴史 4回
福岡県の⽂化と伝統 ・福岡県の⽂化
・福岡県の伝統 5回
福岡県の⾃然と環境 ・福岡県の⾃然
・福岡県の環境 6回
福岡県の地域資源と観光 ・福岡県の地域資源
・福岡県の観光 7回
福岡県の産業(1) ・福岡県の産業構造
・福岡県の農林漁業 8回
福岡県の産業(2) ・福岡県の⼯業
・福岡県の商業 9回
福岡県総合計画(1) ・福岡県の現状
・福岡県の課題
10回
福岡県総合計画(2) ・福岡県の主な取り組み 11回
福岡県の望ましい姿(1) ・課題の整理
・課題の抽出 12回
福岡県の望ましい姿(2) ・課題の背景の整理
・課題解決策の⽅針 13回
福岡県の望ましい姿(3) ・課題解決策の検討
・課題解決に必要なデータ,資料 14回
福岡県の望ましい姿(4) ・課題解決策のF/S
・期待される効果
15回
まとめ ・課題解決策の発表
・全体のまとめ
・今後の学習に向けて
教育目標との対応
本授業は,以下の教育目標との対応科目である.
1) 豊かな⼈間性を有し,倫理観,社会性に富む技術者,デザイナーとして,目標に向かい⾃主的,継続的に取り組むことができる. (関
⼼・意欲・態度)
2) ⼈間社会における諸問題の原因を追究,発⾒し,それを解決するための⼯業技術,デザインの仕組みを理解することができる. (思
考・判断)
授業の到達目標
⼤学⼈として福岡県の発展に寄与するために,福岡県の現状,地理,歴史,産業などを正しく理解するとともに,地域発展策に関する
提案が⾏える.
指導⽅法
本授業は,オムニバス形式で⾏う.前半は,配付資料にもとづく座学が中⼼であるが,後半は,問題解決のためのグループワークが中
⼼となる.
教科書・参考書
教科書︓なし,参考書︓なし
適宜資料を配付する.
評価⽅法
講義内容に関わる複数回のレポート(30%),プレゼンテーション(30%)および定期試験(40%)で成績を評価する.
受講上の注意
河野のオフィスアワー︓⼩倉CP本館1002研究室,⾦曜⽇の昼休み
Emailアドレス︓[email protected] (※)質問等については,emailでも受け付ける. 交通機関の遅れなどの理由がない限り,授業開始後10分以上の遅刻は⽋席扱いとする.また,無断で途中退出した場合も⽋席扱いと
する.
学習態度が良好で,かつすべてのレポートが受理された者のみに定期試験の受験資格を与える.
本講義は,⾼等学校⼀種免許状(情報)の教科に関する科目の「コンピュータ及び情報処理(実習を含む)」区分の必修科目に該当する.
授業外における学習⽅法
授業計画に記載している内容についてテーマや事前配布資料等をもとに調べておくとともに,前回の講義内容を復習した上で,講義に
臨むこと.
能動的授業⼜は地域課題
能動的授業の種類︓⼀部グループワークあり.
地域課題解決目的有無︓講義の後半において,福岡県が抱える問題点を踏まえ,その望ましい姿を描く作業を⾏う.
2015
講義科目名称 ︓ 北九州学
授業コード ︓ D2109 英⽂科目名称 ︓ Kitakyushu City Studies
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
2年
2単位
選択
担当教員
野崎 伸⼀
開講意義目的
デザイン学部は北九州市の中⼼である⼩倉北区に位置し、情報や建築のデザインに関する情報の発信基地となるべく発展しつつあるが、
さらなる発展のためには、地元・北九州市とのより有機的な連携が必要である。そのためには、北九州市の⽂化・歴史的な背景や北九州
市が置かれている状況等を正確に把握しておくことが求められる。そこで,本講義において、様々な切り⼝から北九州市役所の将来を担
う中堅職員の⽅々の講義を受講し、北九州市を広く眺めることによって、「北九州市の何たるか」を理解する⼀助とする。
授業計画
第1回
北九州学の受講について ⻄⽇本⼯業⼤学 ⻯⼝隆三 第2回
シティプロモーション政策(ふるさとかるた、地域再発⾒) 総合企画局・シティプロモーション部 三輪真也⽒ 第3回
観光政策(集客、観光、コンベンション、フィルムコミッション) 産業経済局・総務課 井上保之⽒ 第4回
環境政策①(公害、国際協⼒、エコタウン、廃棄物) 環境局・環境保全課 佐藤健司⽒ 第5回
環境政策②(低炭素、スマートコミュニティ、環境未来都市) 環境局・環境学習課 末松剛⽒ 第6回
国際政策(都市間ネットワーク、海外ビジネス展開、多⽂化共⽣) 総合企画局・国際政策課 ⼀徳仁⽒ 第7回
産業政策①(産業雇⽤戦略) 産業経済局・産業政策課 ⼭⼝博由⽒ 第8回
産業政策②(農林⽔産、地産地消) 産業経済局・地産地消推進課 藤島研⼆郎⽒ 第9回
都市政策(⼈⼝減少時代のまちづくり) 建築都市局・事業調整課 喜洲淳哉⽒ 第10回
交通・物流政策(道路、公共交通、空港、港湾) 建築都市局・都市交通政策課 藤井実⽒ 第11回
⽂化政策(⽂化・芸術振興、都市デザイン) 門司区役所・総務企画課 ⼩島邦裕⽒ 第12回
祉政策(⾼齢者、障害者、次世代⽀援、ソーシャルインクルージョン) 保健福祉局・総務課 安藤卓雄⽒ 第13回
コミュニティ政策(「新しい公共」と市⺠活動) ⽂化局・地域振興課 安東章⼦⽒ 第14回
東⽇本⼤震災と北九州市「絆プロジェクト」 総合企画局・釜⽯デスク 東義浩⽒ 第15回
まとめ:北九州学で学んだこと ⻄⽇本⼯業⼤学 野崎伸⼀ 教育目標との対応
問題を構造的かつ客観的(科学的)にとらえ、創意⼯夫して問題解決に取り組むことができるように、主に次の能⼒を修得する。
・⼈間社会とデザインとの関わりを幅広く理解することができる
・地域活性化に対する情報デザインの役割を理解することができる
・問題を構造的かつ客観的(科学的)にとらえ,創意⼯夫して問題解決に取り組むことができる
・⼈間社会にある様々な問題をデザインという側⾯から解決する技術⼒を有することができる
・構想・企画・⽴案・実践を通して、より⾼い付加価値を創造しマネージメントすることができる
授業の到達目標
北九州市の各分野の基礎を学ぶことにより、地域に対し理解が深まる。
指導⽅法
学外の専門家(北九州市役所の将来を担う中堅職員)が担当する。
いわゆるオムニバス形式で講義を⾏う。
教科書・参考書
プリントを配布する。
評価⽅法
レポート提出と出席点で成績を評価する。
受講上の注意
出席状況および受講態度が良好で、かつ全てのレポートが受理された者のみ成績評価の対象者とする。
授業外における学習⽅法
北九州市の理解を深めるため、時間があれば「カメラ」「筆記⽤具」「スケール」を持って市内を動き回ること。
能動的授業⼜は地域課題
2015
講義科目名称 ︓ 地域企業研究
授業コード ︓ D4403 英⽂科目名称 ︓ Research of Local Enterprises
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
前期
4年
2単位
選択
担当教員
野崎 伸⼀
開講意義目的
北九州地域は1901年の官営⼋幡製鉄所の創業以来、数多くの企業が⽣まれ、製造業の拠点として⽇本の近代化を⽀えてきました。こ
の100年余りの間には、⽯炭から⽯油へのエネルギー⾰命や2度の⽯油ショック、鉄冷えなどさまざまな出来事や困難がありました
が、その度に、企業は⼯夫と技術⾰新で乗り越えてきました。講義では、地元の主な企業の幹部を講師に招き、それぞれの企業の歴史や
グローバル化する経済環境の中で、どのような企業活動を展開しているかなど地域企業の今を語ってもらい、地域と企業と⼈について考
える。 授業計画
第1回
企業⼈が語る 北九州市幹部の講義
北九州市の産業の歴史と市がこれから目差す産業の⽅向を語る。企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競
争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアドバイスなどを語る。 第2回
企業⼈が語る 橋本⾷品幹部の講義
企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。 第3回
企業⼈が語る 安川電機幹部の講義
企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。 第4回
企業⼈が語る マツシマメジャテック幹部の講義
企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。 第5回
企業⼈が語る ごとう醤油幹部の講義
企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。 第6回
企業⼈が語る 元⼭⼝銀⾏幹部の講義
企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。 第7回
企業⼈が語る 井筒屋幹部の講義
企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。 第8回
企業⼈が語る タイヨー軸受幹部の講義
企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。 第9回
企業⼈が語る 九州メディカル幹部の講義
企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。 第10回
企業⼈が語る 新⽇本熱学幹部の講義
企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。 第11回
企業⼈が語る NHK幹部が語る
企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。 第12回
企業⼈が語る ゼンリン幹部の講義
企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。
第13回
企業⼈が語る 不動産中央情報センター幹部の講義 企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。 第14回
企業⼈が語る ヤマックス幹部の講義
北九州市の産業の歴史と市がこれから目差す産業の⽅向を語る。 第15回
企業⼈が語る シャボン⽟幹部が語る
企業の歴史や理念、マーケットの最新状況やそこでの競争を勝ち抜く企業の姿、地域とのかかわり、企業⼈としてのアド
バイスなどを語る。 教育目標との対応
本学の教育目標との対応は、次の通りである。
豊かな⼈間性と幅広い教養を備え、情報デザインの分野から社会に貢献するデザイナー及び、エンジニアを目指して、⼈間社会とデザ
インとの関わりを幅広く理解することができることを目標とする。
授業の到達目標
・福岡県や北九州地域の産業史及び産業構造を知る。
・北九州地域から全国さらには世界に向けて展開する企業活動を知り、現在の経済環境を学ぶ。
・企業⼈の⽣き⽅を知る。
指導⽅法
地元企業の幹部による講義と質疑応答。その後、毎回、講義を聞いた感想や⾃分で考えたことをリポートとして提出。また、数社の幹部
の講義が終ると、中間総括として地元企業の現状や課題を取り上げ、議論をしながら理解を深める。
教科書・参考書
必要に応じて紹介
評価⽅法
授業参加・態度30%、リポート70%
受講上の注意
講義中の私語、携帯電話使⽤は厳禁。違反者は退出させる。
授業外における学習⽅法
講義の前に当該企業の業務内容やマーケットの状況などについて必ず資料を調べておく。
能動的授業⼜は地域課題
地域課題解決目的有。
講師は地元の優良企業の経営幹部で、学⽣が地元企業への関⼼を⾼めると同時に当該企業へ就職するきっかけとなり、学⽣の地元定着に
つながる。
Fly UP