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「映像関連産業もグローバリゼーション」 - JAVCOM
設立:1981 年 8 月 21 日 NEWS 77 2010年 1月 15日発行 JAVCOM ニュース(通巻第 77 号)2010 年 1 〜 2 月号 vol. NPO 法人化:2004 年 8 月 31 日 発 行:特定非営利活動法人日本ビデオコミュニケーション協会 理事長:金 丸 幹 夫 編 集:広報出版委員会(委員長:中山 秀一) 〒 102-0093 東京都千代田区平河町 2-3-10-510 電話 03- 3234- 5994 FAX 03- 3234- 5995 http://www.javcom.gr.jp E-mail:[email protected] 2010 年頭の所感 「映像関連産業もグローバリゼーション」 〜いつも革新進化をキーワードにして〜 山中湖花の都公園より富士山 100 年に一度と言われた米国発の金融危機は世界を震撼 戦略を研究課題にしたいものです。 する大恐慌となり、私たちの生活環境を脅かし映像業界に 今年も当協会は常時「革新進化」を課題に NPO 法人 6 も触発低迷した昨年度でありました。 年目に入ります。デジタルパワーは、私たちの生活圏をは 不況の声が高く、米国、日本、欧州が揃って戦後初のマ じめ、ビジネスエリアまでがボーダレス化しています。垣 イナス成長に落ち込みましたが、後半は中国など新興国の 根のないフリーダムな活性化をする JAVCOM メンバーは、 牽引によりプラス成長に転じ緩やかながら回復の傾向にな 映像関連産業の研究進展と映像文化の発展をとるべく広く り、不況脱出を兆す世界経済再生の新年であったかに前向 社会に貢献関与することに変りはありません。 きでありますが…。 JAVCOM は“革新進化”をキーワードに新しいソフト 日本は商品やサービスの供給が多く、年間 35 兆円もの とハードの研究を融合メディア時代に対応しながらリフ 需要不足となり、このデフレギャップが現実になってきま レッシュします。新会員の拡大や事業展開を主軸にしたセ した。私たちサービス部門である映像事業を襲った不振の ミナーや研究会など踏襲をして、アイディアのある議論研 波は単にデフレ不況に留まらず、同時にメディア環境の構 鑽とその実践を続行して参ります。 造的変化が始まったかに思えます。 ’ 10JAVCOM は、 「変化に革新」を担ったトラトラトラ そして、各々の具体的対策でありますが、映像産業特有 の寅年であり変革実践の年を所望し、 の共同事業、コラボレーションと共存の理解が必須かと思 会員各社の幸運をお祈りしながら、 われます。放送と通信の連携に各メディアとの融合が進展 お力添えをよろしくお願い致します。 して競争の事業会社でありながらコラボベースに展開する 私、今年もまた足を地につけて、 ことが生存可能な戦略であります。 前向きに行動します。 さらに、各企業が海外に指向するように、映像関連もグ ローバリゼーションの波に便乗すべきと思われます。そし NPO 法人 JAVCOM 理事長 て、JAVCOM もこの時代背景に習い、国際競争力向上の 金丸 幹夫 JAVCOM 2010 1 「JAVCOM 2009 年 忘年会PARTY」 乾杯 2009 年を締め括る恒例の JAVCOM 忘年会は、 『NPO 歓談の時間には、例年お馴染みのジャズピアニスト「遠 JAVCOM 忘年の集い '09 Music Live で弾み、コミュニ 藤律子さん」と、今年は、本格ヴォーカリストとして、東 ケーションする夜』と題し、92 名の参加を得て 12 月24 京、ニューヨーク、パリを巡って活躍する「チャリートさ 日に開催された。会場は前年と同様、ハイアット・リージェ ん」をゲストに迎え、ライブ・ミュージックを楽しみながら、 ンシー東京の27階、エクセレンスの間で、定刻18時、 和やかな雰囲気のうちに時が流れた。 二口善乃事務局長の司会により開会した。 暫し会場の明 そして、今年は、例年のビンゴゲームに替わり、抽選大 かりが暗転し、スポットライトに浮かぶクリスマスソング 会が、㈱ニユーテレス・楡井由男氏の司会進行と、㈱ザ・ のライブ演奏があり、続いて、金丸幹夫理事長の挨拶、次 チューブ・秋本和子さんのアシストで行われ、参加者の持 いで八巻磐副理事長による乾杯の発声で今宵の宴がスター ち寄った景品を相互に贈り合った。続いて、太陽企画の相 トした。 談役・阿部正吉さんの発声による、恒例の三本締めで、和 気藹々のうちに、楽しい 2009 年 JAVCOM 忘年会はお開 きとなった。 (中山秀一) 2 JAVCOM 2010 ♪ ♩ ♬ ♬ ♪ ♪♬ ♩♪ ♬ ♪ ♩ ♪♬ 挨拶する金丸理事長 ♬ NPO JAV COM 忘年 の集い 『 ‘09 Music Live で弾み コミュニケー ションする夜 』 おはようご ざいます ! 今 宵はクリスマ クリスマスで ス・イブ、 本来ならメリ す。 ー 米国起因の 世界不況 10 0 年 に一度は世界 なり、私たち を震撼する大 の生活環境を 恐慌と 脅かし、映像 一年でありま 業界にも触発 した。 低迷した このままで は困ります ! オバマ、鳩 改革をもっ 山両政権交代 て 企 画、 実 践 は、いま新 段 階で頑張っ 不況、デフレ て お り ま す。 脱出の力強い 来 年 こ そ、 前向き回復の 反面、放送 年であってほ と通信の連携 しいです。 は 加速、テレビ ロスメディア もネットも相 ”として多角 関“ク 的な実践段階 当協会は常 に入りました 時「変化に革 。 新 」を課題に 目の高揚であ NPO 法人と ります。フリ して 5 年 ーダムに活性 バーは、大型 化する JAV セミナーをは COM メン じ め、数多くの 像関連産業の 研究会を開催 進展と映像文 して映 化の発展をと 関与して参り るべく広く社 ました。 会に貢献 そして、こ の不況下にお ける会員確保 ンバーの活性 、運営実績の 参加など成功 向上、メ 裏でありまし た。 おつかれさま でした 2009 年が 過ぎ、2010 年が近づくと 員関係者の進 き、JAVCO 化発展、健勝 M の鐘は「会 」を祈願して ここに「新 響きわたりま たな活力と創 す。 造」をキーワ うクリエーテ ードに 2010 ィブな楽しい 年に向か 夜を企画演出 今宵お集ま いたします。 りの皆様にと って、来年こ 迎えを祈りな そはすばらし がら、最後ま い年のお で 楽しいコミュ でありますよ ニケーション う願いまして メ ンバー 挨拶とします 。 特定 非営利活動法 人 日本 ビデオコミュ ニケーション 協会 理 事 長 金丸 幹夫 JAVCOM 2010 3 司会進行を務める 二口善乃事務局長 乾杯の音頭は 八巻磐副理事長 ク 4 JAVCOM 2010 楽で楽しむ のジャズ音 夜を恒例 リスマスの 大盛況の抽選会を取り 仕切る楡井由男理事 会の盛り立て役 ㈱ザ・チューブ 秋本和子女史 定番の締めの男 太陽企画㈱相談役 阿部正吉氏 年々、盛況となり和やかな雰囲気の JAVCOM 忘年会。 感極まり、抱き合う 旧知のお二人。 JAVCOM 2010 5 技術研究委員会 12 月勉強会レポート テープレスレコーダー「Ki Pro」を利用した 撮影・編集ワークフローと非圧縮 3D 収録 熱気溢れる会場、満場の観客に、更に立見の方も……人数制限のために参加出来なかった方も多かった。 日 時:2009 年 12 月 10 日(木) 15:00 〜 16:00 会 場:千代田区麹町区民館 B会議室 司会進行 : 株式会社 東京現像所 加悦 英之 氏 講 師 : 株式会社 計測技術研究所 冨田 武志 氏 デモンストレーター : 株式会社 計測技術研究所 折尾 真治 氏 技術研究委員会の 12 月勉強会は、2009 年 10 月に発売された AJA のテープレスレコーダー「Ki Pro」を使った新しいワークフローの紹 介・実演と、計測技術研究所の非圧縮ディスクレコーダー「UDR-D100」 の撮影実績や 3D 収録の説明が行われました。 AJA の「Ki Pro」 は、HD/SD-SDI・HDMI・ アナログコンポーネントの各入力信号を、Apple のノンリニア編集ソフト Final Cut Pro で使われ ている圧縮方式「ProRes 422」で直接記録する デバイスです。はじめから編集ソフトと同じ圧縮 方式でハードディスクに記録するので、収録デー タは再変換することなく、そのまま即座に編集 司会進行の 加悦英之 氏 に入ることが可能です。従来のテープ収録方式 (株式会社東京現像所) 6 JAVCOM 2010 で行っていた撮影後のキャプチャー作業が必要無くなるの で、作品制作のトータル作業時間を大幅に短縮することが 可能になります。 また、 「Ki Pro」は多彩なインターフェイスが装備されて いる上、アップ・ダウン・クロス・A/D・D/A コンバート 機能や、オーディオマルチ・デマルチプレクサーの機能も 装備されているので、民生用カメラからプロフェッショナ ル用カメラまで幅広く対応する信号変換器として使用する ことも出来ます。実際に会場では、ENG カメラで撮影して いる SD-SDI 信号を Ki Pro に入力し、Ki Pro 内でアップ コンバートしてから ProRes 422 に変換、ハードディスク 従来の UDR シリーズは研究機関での用途が主なターゲッ に収録したデータを Fainal Cut Pro で開くまでの工程を トとなっていたため、映像撮影の現場では使い勝手におい 実演していただきましたが、シューティングからノンリニ て不便な点がありましたが、D100 は映像撮影を強く意識 アでのプレビューまで、非常に短時間で作業完了しました。 したコンセプトで作られており、よりコンパクトに・よ Ki Pro の操作パネルは VTR ライクに作られているため、 り使いやすくを実現した商品となっています。具体的に 従来のハードディスクレコーダーにありがちなパソコン周 は、LCD 画面による撮影映像のプレビュー機能や、バッ 辺機器風の操作感覚とは異なり、直感的に使用できるよう テリー駆動によるフィールドワークでの使用・RS-422 になっています。将来的には、ハードディスク以外にも によるリモート操作が可能になりました。また、例えば SSD や ExpressCard / 34 メディアへの収録・再生に対 1080/24psf 10bit 4:2:2 で 138 分の収録が出来る 応したり、バージョンアップにより RS-422 によるデバイ ようになり、 収録時間の面でも現場で充分使用できるスペッ スコントロール機能が追加されたりと、更なる進化が期待 クになりました。会場では、実際に 2010 年公開予定の映 される機材でした。 画「半次郎」で UDR-D100 が使用されていることが紹介 勉強会では「オプションの取り付け金具では Ki Pro 本体 されました。 をカメラの下側に設置するようになるので、ハンディ運用 UDR-D100 は HD-SDI ステレオ(1080/60i × 2)入出 時はどうすればよいのか?」など、JAVCOM 勉強会なら 力に標準対応しているので、ハイビジョン3D非圧縮収録・ ではの現場目線での辛口な質問も 再生機としても使用することが可能で、HD-SDI カメラを 飛び交い、小さな会議室は参加者 43 名の熱気で溢れていました。 続 い て、 計 測 技 術 研 究 所 製 非圧縮ディスクレコーダー 「UDR-D100」の実機展示と使用 実績の紹介・3Dコンテンツ制作 講師の冨田武志 氏 (株式会社計測技術研究所) の説明を行っていただきました。 技術委員会 大竹委員長 JAVCOM 2010 7 2台使用しての二眼式ハイビジョン立体映像の収録・上映 末筆ですが、株式会社 計測技術研究所の皆様・技術研究 ワークフローの説明も行っていただきました。 委員会第4班の皆様、ありがとうございました。 限られた時間内ではありましたが、非常に内容の濃い勉 文責 : 麻布プラザ株式会社 レンタル事業部 元木 秀雄 強会でした。 UDR-D100 デモンストレーター 折尾 真治 氏( 株式会社 計測技術研究所) とENG カメラを載せた Ki Pro 012.JPG Ki Pro の操作パネル部 8 JAVCOM 2009 技術研究委員会 第12 回研修会 「InterBEE2009 報告会」 (株)計測技術研究所/(株)テクノハウス/トムソン・カノープス(株) (株)朋栄/報映産業(株)/三友(株) 恒例の技術研究委員会の第 12 回研修会が、箱根の報道 ゾーンとなります。 基金 「ごうら山荘」 において 11 月 27 日 ( 金 ) 〜 28 日 (土) これらに関してご報告いたします。 に開催されました。今年の研修会テーマは「InterBEE200 最初に弊社のメインゾーンである4K ソリューション 9報告会」と題し技術研究委員会メンバー並びに報告会ゲ ゾーンでは、HD-SDI × 8 系統の入出力を持つレコーダー スト5名を含め 23 名の方に参加いただき、貴重な報告を 「UDR-20S」による4K ステレオ上映システムと超小型 参加者全員が熱心に聴講されました。 レコーダー「UDR-D100」の4K 対応版の試作品を展示 いたしました。4K−3D展示は、時流にも乗った形とな 下記の順にてご報告を頂きました(敬称略) り非常に多くのお客様に来場いただく結果となりました。 (株)計測技術研究所 田端 宏至 UDR-D100 の4K 版に関しては、小型化によるメリット (株)テクノハウス 櫛引 則彦 は、十分に理解していただけましたが入力ソースとなるカ トムソン・カノープス(株) 石川 政明 メラとの接続に関して多くの質問を受ける形となりまし (株)朋栄 福島 綾乃 た。弊社としては、接続可能なカメラは全て対応して幅広 報映産業(株) 和田 実 三友(株) 新井 真人 出展された取り扱い製品について各社様よりのレポー トを頂きましたので掲載いたします。 株式会社計測技術研究所 営業部ビジュアルウェア課 田端 宏至 今年も幕張メッセにて開催された InterBEE2009 に 3 つのコンセプトを持って展示いたしました。4K ソリュー ションゾーン、テープレスワークフローゾーン、周辺機器 展示ブース外観 JAVCOM 2010 9 株式会社 テクノハウス 代表取締役 櫛引 則彦 良質な機器を輸入し供給する。 アフターケア・サポートの充実 これが、弊社の企業理念であります。 株式会社テクノハウスは、昭和 64 年、ポストプロダク ションの技術開発セクションから派生しました。 創立以降、確かな製品を輸入して販売する代理店として の役割と、システムインテグレーターとしてお客様のシス 4K-3D 展示 いニーズに対応することを目標としていることをアピー ルいたしました。 テープレスワークフローゾーンでは、UDR-D100 を基 軸とした非圧縮ワークフローと AJA KiPRO を基軸とし た圧縮のワークフローを展示しました。どちらもデジタ ル収録することによりテープレスを実現しデジタルデー タを編集に即座に引き渡すことによる時間効率の向上を 実現していることをアピールいたしました。UDR-D100 は、DPX ファイルのリアルタイム転送を目指したデー ターローダーシステム、テープアーカイブシステムなど トータルワークフローに欠かせない周辺機器を充実させ ております。KiPRO では、ProRess にダイレクト変換す る機能が、FinalCutPro などに直接データを引き渡すこ とが可能であり時間効率を改善します。これらの機材は、 映像制作のハイエンドである映画、更に CM 制作へと繋 がり最終的には、様々なシーンで活躍できると思います。 UDR-D100 は、評価機を社内と社外に設置して積極的な 評価ができるよう体制を立てております。KiPRO も評価 機を準備しておりますので是非ご活用ください。 周辺機器ゾーンでは、お馴染となりました AJA Video System 社のミニチュアコンバーターを始めとしてクロス コンバーター「FS1」を実際に試せる展示を行いました。 そ れ 以 外 に デ ジ タ ル 放 送 用 の USB モ ジ ュ レ ー タ ー 「TVB597A」という製品も併せて展示いたしました。デ ジタル放送対応は、世界レベルで進行している大きな動き でありその製品開発の関連する製品も提供しております。 展示内容に関するお問い合わせは、 営業部ビジュアルウェア課 TEL:045-948-0211 E-mail:[email protected] まで。 10 JAVCOM 2010 テム構築を行って参りました。また、昨今のデジタルサイ ネージの隆盛にも、いち早く将来性を見据えた事業展開を してまいりました。 弊社は、 「アフターケア ・ サポートの充実」 の前段階の 「安 心して使える製品」という事にも注力しております。 また、自社開発製品にも力を注いでいます。たとえば、 「こんな商品があれば良いな」 「既存のシステムに結合さ せるためにインターフェースがほしい」等、弊社取扱メー カーが対応できない問題や、製造元への新たな製品のプロ デュースも、積極的に着手いたしております。 設立以来すでに 20 年が経過しましたが、映像技術の移 り変わりは激しさを増しております。また、日本経済も右 肩上がりという時代ではなくなり、厳しさを増す一方で す。そのような中でも、多くのお客様にご支持を頂きつつ ここまでこれた事に深い感謝の念を抱かずにはいられま せん。 これからも、信頼と実績に裏打ちされた製品とサービ ス、サポートを提供し続け、お客様のお役に立てるよう力 を尽くしてまいります。 幕張メッセにて開催された InterBEE2009 に弊社も出 展いたしました。今回のブースの様子や展示された製品 を、写真にてご覧下さい Convergent Design 今回、ブースでもっともギャラ リーを集めたのは、オートバイに備え付けられたカメラ と、その映像を録画する「FlashXDR」でした。 Video Clarity 初出展となる、 Video Clarity 社の「ClearView」シリー ズ。映像クオリティの目視検査を可能にした当製品は、 プレスリリースも行われ、多くの放送関係者の関心を引 きつけました。 Evertz Ensemble Design S.two JAVCOM 2010 11 Utah Schientific Harris Videotek Litefast PixelPower トムソン・カノープス 株式会社 東日本営業部第4グループ 石川 政明 Kayenne は、50 周年を迎えた Grass Valley の記念モ デルというべきプロダクションスイッチャーで、コンパク トフレームで 1.5M/E から 2.5M/E まで、スタンダード フレームで 2.5M/E から 4.5M/E に対応し、最大 96 入力 トムソン・カノープス株式会社は、InterBEE 2009 に /48 出力が可能としています。 は新製品を中心とした出展を行いました。 その中でも特に大きな注目を集めたのは、インテリジェ 映像編集関連の製品では、AVCHD の軽快なネイティブ ント・デジタル・ディスクレコーダー「T2」 、ビデオプロ 編集を実現した「EDIUS Neo 2 Booster」が幅広い層の ダクションスイッチゃー「Kayenne」です。 来場者の関心を集めました。また、各社のデジタル一眼カ T2 は、HD 1in 2out の同時使用を可能としたデジタル メラで撮影し、EDIUS で編集した映像作品の再生を行い デッキで、放送局やイベント現場での様々な用途に対応し ました。 ます。2out は、同期させることができるので、1台の T2 InterBEE 直前に発表された編集ターンキー「REXCEED で 3D 映像用の送出も行えます。 MODEL6000 シリーズ」は、REXCEED としては初めて の HD-SDI 入力に対応したモデルや、ネットワーク編集シ 12 JAVCOM 2010 ステム「EDIUS Workgroup Server」の編集端末として デジタルサイネージにも利用分野を広げた映像配信・表 の利用に適したスペックのモデルなど、これまでにないラ 示システム「MEDIAEDGE」は、MEDIAEDGE コーナー インナップを加えました。大幅に向上した編集能力、Blu- での展示に加え、各出展製品の説明映像の配信の役割も担 ray 作成環境の充実なども果たしています。 いました。受付背後の壁面には、8枚の PDP を同期再生 させたインパクトのあるサイネージを設置しました。 ライブイベント中継システム「K2 Dyno」は、新たに ポータブル 2 チャンネルビデオサーバー「K2 Solo」へ ブース正面に設置したステージでは、グラスバレー製品 の対応を発表。コンパクトな K2 Solo か、高機能な「K2 のご紹介、T2 のデモンストレーションとともに、EDIUS Summit」か、用途に合わせてお選びいただけるようにな を使ってミュージックビデオを作ったクリエイターの方に りました。 日替わりで登場していただいてのトークセッションを行い ました。EDIUS を使っている理由やそのメリット等、実 優れた信号品質とともに効率的な冷却構造や、様々なリ 際に作品を作っている方の生の声は、通路を塞いでしまう ダンダントオプションにより、高い信頼性を誇る大型ルー ほど多くの方の足を止めさせました。 ティングスイッチャー「Trinix NXT」 、放送用映像と音声 InterBEE 全体では来場者が減少するという状況でした 信号の分配・変換等に幅広く対応するシグナルプロセッシ が、トムソン・カノープス株式会社 グラスバレーブース ングシステム「Gecko 8900 シリーズ」 、フレームシンク には、例年以上に多くの方に来ていただきました。 ロナイザー搭載モデルが加わったコンパクトルーティング 多くの方からお聞きできたご意見・ご要望を、今後の当社 スイッチャー「Acapplla」など、グラスバレーの主力分 の製品、サービスの充実に活かしていくことで皆様のご期 野の多くの新製品が国内初の出展となりました。 待にお応えしたいと社員一同考えております。 美しいデザインのビデオプロダクションスイッチャKayenne インテリジェント・デジタル・ディスクレコー ダ T2 の展示コーナー JAVCOM 2010 13 株式会社 朋栄 営業本部第3営業部 福島 綾乃 ■ ビデオスイッチャ HVS-300RPS ビデオスイッチャのコーナーでは、皆様からご好評頂 いている HVS-300HS のリダンダント電源搭載モデル HVS-300RPS を 新 た に 製 品 化、 展 示 し ま し た。HVS- 株式会社朋栄では、本年も Imagination to Creation 300RPS は をテーマに、多数の新製品、新技術を展示致しました。 HVS-300HS と同等の性能を R ■メディアマネジメントシステム MediaConcierge ○ 有し、本体サイ テープレス時代の統合管理システムを目指す ズが 2U に増加 MediaConcierge ィの展示コーナーでは、最新技術、新 したものの、駆 製 品 を 数 多 く 展 示 し ま し た。 中 で も、 様 々 な フ ァ イ ル 動音の静音化を フォーマットをベースバンドで出力可能なマルチフォー 実現。ライブや マットプレーヤ『MBP-100MF(仮称) 』は多大な反響を イベントなど機 頂きました。XDCAM HD や P2、GF、HDV、AVCHD、 械の駆動音が気 Quicktime など、放送用途で利用する代表的なファイル になる現場に 形式に 1 台で対応し、それらファイルをベースバンド出 お い て も、 静 力することが可能です。また、ファイル伝送システム『ツ かで安定したパ lair』は、大容量のファイルをメタデータと共に電子メー フォーマンスを ル感覚で相互に伝送が可能で、物流、時間、コストの削減 提供することか に有効なシステムとして多くの関心を頂きました。同録 ら、多くの関心 即時配信システム『Prism システム』は、放送から配信ま を頂きました。 ビデオスイッチャコーナーには 最新のHVS-300RPS を展示 でを短時間で行うことができる画期的なシステムで、年々 高まるコンテンツの二次利用を行う上で最適なソリュー ■ マルチビューワ MV-3200 シリーズ ションで、放送を収録しながらカット毎のサムネイルを HD、SD、アナログ、PC の各種信号の混在表示、フ 自動的に生成します。更に、自動的に生成されたサムネ リーレイアウトが好評のマルチビューワシリーズの新製 イルから必要な部分を選択するだけで映像を切り出すこ 品として、大型の MV-3200 シリーズを発表しました。 とが可能です。切り出した映像を確認、プレビューし、 MV-3200 シリーズは、入力基板と出力基板を必要に応 問題なければ変換ボタンを押すだけでトランスコーダに じて組み合わせることが可能で、最大 32 入力 4 出力のマ て自動変換まで行います。変換からアップロードまで短 ルチビューワとして利用することが可能です。入出力基 時間で映像配信を行うことが可能で、かつ、ほとんどの 板には、映像系のほかにオーディオ基板も用意しており、 作業を自動化しているため、省力化も可能なシステムと 集中モニタリング環境に最適なシステムを提供できます。 して注目を頂きました。 ■ HD/SD キャラクタジェネレータ EzV-200HS/210HS スタンドアロンのキャラクタジェネレータとして好評 の EzV シリーズに 3D エフェクト、動画送出 ( オプショ ン )、HD/SD サイマル出力の各機能に対応した新モデル EzV-200HS(Workstation モデル)と、 EzV-210HS(省 スペース可搬型モデル)の 2 機種を新たにラインナップ。 特に可搬型モデルの EzV-210HS は 1U サイズというこ ともあり、中継車等での利用にも最適で、多くの方から 高い評価を頂いています。 ■ センサレスバーチャルシステム VRCAM システム 恒例のバーチャルスタジオステージでは、VRCAM の 特徴を、 実演を交えてデモしました。ワンマンオペレート、 ノーカメラマンにてバーチャルスタジオを実現可能なだ メディアマネジメントシステムMedia Concierge の 展示コーナー 14 JAVCOM 2010 けでなく、プレイリスト、キャラクタジェネレータ等の 新機能を搭載しており、これ 1 台で番組制作を実現する パワフルなソフトウェアです。デモ終了後にも多数の皆様 に関心を頂きました。 報映産業 株式会社 システム事業本部営業推進部 和田 実 ■ 3 次元立体視システム InterBEE 2009 報映産業ブースでは販売代理店となっ 朋栄としても、今年の話題のひとつとなった 3 次元立 ている海外メーカー9社の製品を中心に出展いたしまし 体視システムを展示しました。カラーイコライザ CEQ- た。その中で今回、初出展となった製品についてご案内を 100HS を は じ め、 ビ デ オ ス イ ッ チ ャ HVS-3800HS、 します。 RCG グラフィックス Brainstorm eStudio など、朋栄の 持つ立体視対応製品を組み合わせた 3 次元立体視 RCG シ ■ Filmlight 社 Baselight ステムは、ライブに特化した朋栄ならではの提案として、 ノンリノア カラーグレーディング システム 高い評価を頂きました。 Baselight カラーグレーディングシステムはソニーピク ここに挙げた製品は、実際の展示製品の中でもほんの一 チャーズ、ワーナーブラザース等のハリウッドの大手映画 部です。朋栄では、 ベースバンドシステムだけでなく、 ファ 会社をはじめ全世界で300セット以上の納入実績を誇 イルベースシステムにも力を入れながら、これからの映像 るカラーグレーディングシステムです。Baselight 製品は 制作に欠かせないソリューションを提供して参ります。 共通のソフトウエアーをベースにハードウエアーの違い によるパフォーマンスの異なる4モデルをラインアップ しています。フラッグシップモデルの Baselight EIGHT は非圧縮4k x 3ストリームをプロキシデータの生成をす ることなくネイティブのデータでリアルタイムに扱うこ とが可能です。 Filmlight 社 Baselight ノンリノア カラーグレーディング システム ■ StorageDNA 社 DNAsync データ同期ソリューション DNAsync サーバーに接続されているクライアント間で データを同期させて常に同じデータを保持させることが 可能となるソリューションです。 ●協業させるシステム間を一定時間毎に自動更新又は手 動で更新し、常に同期を維持 ●転送済みで不要となったコンテンツを削除することで 高価なオンラインストレージ領域を有効使用 ●離れた場所にて最新のデータコピーを保持することに より、災害など不測の事態に備える、ディザスターリカ JAVCOM 2010 15 DIVAdirector と組合わせて、DIVAsolo ソリューション バリー ●いったんデータが転送された後は変更されたデータの としてお目見えしました。ビデオテープからのインジェス ト、そして高密度のデータテープへマイグレーションする 差分のみの転送 ●データはネイティブフォーマットのままなので変換作 パスを提供します。 業などは介在しない ■ TAMUZ 社 IMPERIAL EAGLE シリーズ ■ FRONT PORCH DIGITAL フルHDリファレンスモニター インジェスト / アーカイブソリューション TAMUZ インペリアルイーグルシリーズには 32 型と 同社の DIVArchive は放送業界やメディア関連産業に 24 型のモデルがあります。ビデオモニターに対する推奨 おけるコンテンツ ・ ストレージ ・ マネージメント市場での 仕様 TECH-3320 Class-1 グレードに完全準拠しており、 世界的リーダーの一つとして認められ、世界 55 カ国、 HD/SD-SDI、アナログコンポジット / コンポーネント入 280 以上の機関への納入実績を持っています。この度、 力、VGA 入力など幅広い入力信号に対応しています。オ 新たに製品ラインアップに加わった SAMMA solo シス プションにより DVI 入力またはデュアルリンク SDI/3G- テムは映像資産を記録しているものとして世界中で最も SDI 入力の選択が可能です。そして、独自のバックライト 多く存在しているビデオテープのマイグレーションを効 ・ システムは 80cd/ ㎡という明るさで EBU カラースペー 率よく迅速に行うことを目的に開発され、DIVArchive、 スを 100% 再現します。 FRONT PORCH DIGITAL インジェスト/ アーカイブソリューション 16 JAVCOM 2010 三友 株式会社 Wohler,PANORAMAdtv/音声、AVモニター 営業本部営業2部 新井 真人 三友株式会社は InterBEE 2009 では以下の展示を行い ました、パワーポイントより抜粋いたします Wohler,PANORAMAdtvは、高性能な音声、AVモニター として、多くの実績を持っています。 他社には無い、多くのラインアップにより、様々なご要望に お答えします。 Aspera/高速ファイル転送ソフトウエア Aspera(アスペラ)は、従来のFTPでは実現できなかった大容 量データの高速ファイル転送を可能にしたソフトウェアです。 重いデータをやりとりする制作現場や開発現場に導入するこ とで、制作・開発効率UPにつながります。 Porta brace/機材ケース 世界各国で映像制作のプロフェッショナルが愛用するポータ ブレイス製品。 業界No.1の幅広いラインアップで、きめ細やかなご要望に 対応します。 RHOZET/ユニバーサル・メディアトランスコーディング RHOZET(ロゼット)は、編集、プレイアウト、アーカイブ、Web 、モバイル等間のメディア変換を可能にする ユニバーサルトランスコーディングアプリケーションです。 尚、研修会に参加出来なかったアストロデザイン(株) 、 (株)IMAGICA デジックス、ナショナル物産(株) 、ヒビ ノ(株) 、池上通信(株) 、 (株)ISLWARE の各社から 資料のご提出を頂き参加者に配布いたました。 また、研修会前に、第 1 2回研修会と併催された「親 睦コンペ」の表彰式が行われました。 「親睦コンペ」は、 Nexsan/大容量・省電力ストレージ 4U 1筐体の省スペースに、最大42TB搭載可能な世界最高ク ラスの実装密度を誇る高性能SATA IIストレージです。 2 7日(金)富士カントリークラブにおいて参加 1 5名 で開催され、晴天に恵まれた美しい富士山を眺めながら熱 戦が繰り広げられました。 研修会、親睦会ともに大盛況の内、和やかな雰囲気で無 事終了する事ができました。 参加者の皆様お疲れ様でした。そして企画から運営まで ご尽力いただいた第3班の皆様ありがとうございました。 JAVCOM 技術研究委員会 副委員長 田村 進 JAVCOM 2010 17 第 47 回 携帯端末向け マルチメディア放送の行方 〜待ったがかかった V-LOW 帯〜 総務省は09 年11 月16 日に携帯端末向けマルチメ ディア放送の参入希望調査の結果を公表しました。 携帯端末向けマルチメディア放送とは、 2011 年7 月 24 日に地上アナログテレビ放送から地上デジタルテレ ビ放送への完全移行に伴い、 その空き帯域を利用して実 現を図ろうとしている新たな放送のことです。 今回はそ こに参入したいという事業者の思惑と、 政府の考え方に ついてみていきたいと思います。 ◆40 社もの参入希望が‥ 今回の総務省発表の調査は、 この帯域に参入しようと 考えている事業者の意見を聞き、 制度整備を検討する上 での参考にする位置づけで実施されました。 今後は制度 整備を踏まえて2010 年春頃に免許申請を実施し、 夏頃 に事業者の選定を行うスケジュールとなっているよう です。 携帯端末向けマルチメディア放送は、全国向け放送 (V-High)と 地 方 ブ ロ ッ ク 向 け 放 送(V-LOW)の2 つ に区分されています。 さらに衛星放送のように受託事業 者と委託事業者を分けた放送形態を地上放送として始 めて採用しようとしています。 何かと複雑なシステムに なっていますが、 誤解を承知で簡単に表現すれば全国向 け放送がモバイル版スカパー的多チャンネルサービス 放送、 地方ブロック向け放送は来るべき道州制を見据え た放送のビジネスモデルの実証実験といえるのではな いでしょうか。 そんな携帯端末向けマルチメディア放送に今回36 者 (非開示10 者) の参入希望がありました。 当初の予想通 り、 全国向け放送は携帯電話事業者(キャリア) が中心、 地方ブロック向け放送はラジオ事業者が中心となった 事業者が参入希望を表明しています。 そのほかにも地域 を活性化しようと地方のメディア事業者以外の参入希 望もありました。 参入希望調査を提出しなくても免許申 請は可能なため、 潜在的には100 社近い事業者が参入に 意欲があるのではないでしょうか。 その目的は既得権益 を守りたい、 新しいビジネスにトライしたい、 等様々だ と思います。 18 JAVCOM 2009 ◆政権交代により見直し論が‥ さて、 いよいよ始まろうとしている携帯端末向けマル チメディア放送ですが、 何か雲行きが怪しくなってきた ようです。 その大きな変化要因は政権交代がではないで しょうか。 今あらゆる政策の検証が民主党政権下でなされてい ます。 携帯端末向けマルチメディア放送も実現性の可否 を検証されたのでしょうか。 放送事業者のカンファレンスであるNAB 東京セッ ションが09 年11 月18 日に開催されました。 そこには 内藤総務副大臣が登壇し、 地方ブロック向け放送につい て見直しもありうるとの発言がありました。 その理由は 以下の通りでした。 ・地方ブロック単位のビジネスモデルは成り立ちにく いのではないか。 ・携帯電話端末に搭載することは難しいのではない か。 ・よって新しい端末を一から生産しなければならず、 どう普及させるのか。 ・今回の放送帯域は双方向性、 デジタル化を活用した ものでなければならず、 同じサービスを平衡移行す ることは考慮しない。 要するに、 「 地方ブロック向け放送の制度設計にはビ ジネスとして無理があるのではないか」 「本周波数帯は 、 マルチメディア放送であり、 現行ラジオのデジタル移行 のものではない」 、 ということを発言したように聞こえ ました。 一方、 全国向け放送については、 携帯電話事業者が手 を挙げているため、 インフラ整備に支障はなく、 携帯電 話端末への搭載もスムーズ、 ビジネスモデルも全国一斉 同報性なので、 うまくいくのではないかと、 副大臣は期 待を表明しています。 同じ携帯端末向けマルチメディア放送にもかかわら ず副大臣の発言は明暗を分けたものになっています。 ◆ラジオだけが取り残される‥ アナログラジオであるAM、 FM 事業者は、この新し い放送下で、 ラジオの未来について検討してきたと思い ます。 その梯子を外す副大臣の発言は、 今後の責任を伴 うものではないでしょうか。 責任とは、 ラジオのデジタ ル化をどうするのかです。 テレビのデジタル化は粛々と 前進しています。 しかしラジオのデジタル化は議題にあ がっていません。 放送の完全デジタル化、 ラジオはその 中に入っていないのでしょうか。 デジタル機器の影響や電波干渉でアナログラジオが聴 取しにくい状況になっています。そしてラジオ産業は 益々縮小しています。 総務省としてラジオのデジタル化 をどうするのか、 早急な回答が求められています。 ㈱メディア開発綜研 主席研究員 戸口功一 JAVCOM 運営会議便り ■■■第 149 回運営会議■■■ 日時:平成21 年11 月30 日(月) 18:00 〜20:00 場所:麹町区民館 洋室C、 出席12 名 1. 会員動向 (正会員<団体>) 担当者変更 ●㈱電 通 正・丸茂 巧(クリエーティ ブ開発センタープロジェクトマネー ジャー)→藤井 洋二(クリエーティブ 開 発 セ ン タ ーSPM) TEL.6216-8507 FAX.6217-5671 2. 各委員会報告 ■広報出版委員会 ●JAVCOM NEWS76 号 11 月発行 掲載記事 JAVCOM №126 セミナー(10/1)、 技術研究委員会10 月勉強会(10/23) 、 ニュービジネス& ソフト研合同9 月勉強会(9/8)、 技術研究委員会9 月勉強会(9/15)、 わが社のPR −トータルプランニングオフィス、 東京FCSA、 東京現像所、 JAVCOM 会員社InterBEE 出展情報、 データカワラバン他 ■ニュービジネス研究委員会 ●第1回ニュービジネス・ソフト合同会議 日時 平成21 年11 月25日(水) 19:00 〜20:30 場所 ㈱IMAGICA デジックス 会議室 出席15 名 《議題》 2 月有料セミナー実施について 《打ち合わせ内容》 ●各委員から有料セミナーの議題として相 応しいものをブレインストームにてヒア リング、 下記2点に絞った。 1. 3D 立体視について 2. 多種メディア化について、 映像の多様 性、 デジタルサイネージ ●次回に向けて セミナー議題を決定し、 具体的内容を詰め ていく。 ※次回合同会議日程 日程:平成21 年12 月15 日(火) 時間:19:00 〜20:30 場所:ソニーファイナンスインターナショ ナル 会議室 ■技術研究委員会 ●第12 回研修会報告 平成21 年11 月27 日(金) 〜28 日(土) 報道基金ごうら山荘 『InterBEE2009 報告会』 (報告発表6社、 他に資料提出5社) 参加−研修会23 名、 懇親会23 名、 宿泊21 名、 懇親ゴルフ15 名 ●第144 回定例会報告 平成21 年11 月27 日(金) 17:30 〜 報道基金ごうら山荘 出席23 名 ●12 月勉強会 平成21 年12 月10 日(木) 15:00 〜16:00 麹町区民館 洋室B 「テープレスレコーダー「KiPRO」 を利用 した撮影・編集ワークフローと非圧縮3 D収録」 講師:㈱計測技術研究所 営業部 ビジュ アルウェア課 冨田( トダ) 武志 氏 *勉強会後、 第145 回定例会と忘年会を 開催 ●1月は定例会のみ、2月の勉強会はブラ ザー工業「メガネ型網膜走査ディスプレ イ」 を予定。 ■ソフト研究委員会 ●第1回ニュービジネス・ソフト合同会議 開催(11/25) 。 ニュービジネスの項参照。 ●新会員㈱デジタル・ガーデンの足立氏(正 担当) 、 村松氏(副担当) からソフト研究委 員会に参加する旨申し入れがあり、 11/25 の第1回ニュービジネス・ソフト合同会 議にてメンバー紹介。 3.Web 委員会の報告 ●第6回Web 委員会報告 日時 平成21 年11 月9 日(月) 15:00 〜18:00 場所 太陽企画株式会社 会議室 出席6名 《議題》 日本電子専門学校さまからのWeb デザイ ンの方向性についてプレゼン ※次回定例会 日時:平成21 年12 月9 日(水) 16:00 〜 場所:麻布プラザ 4. 忘年会、 №127 新春セミナー、 №128(2 月) セミナーについて ●忘年会 日時:平成21 年12 月24 日(木) 18:00 〜 場所:ハイアットリージェンシー東京 27 Fエクセレンス ゲストは遠藤律子さん( ピアノ)、 チャリートさん( ボーカル)。 ※11/20 案内状発送−JAVCOM 会員、 ゲ スト12 名、 御招待13 団体4個人 ●№127 新春セミナーについて 日時 平成22 年1 月29 日(金) 16 時〜セミナー 18 時〜賀詞交歓会 会場 青学会館アイビーホール 題目 『№127 元気が出る新春セミナー 「2010 年我が業界はいま…」 』 講演は1 社30 分他に質疑応答5 分。 3 社を予定。 講演予定−モード学園(J会員外) 、 音響ハウス、 ビデオサービス 司会は高瀬義美氏(ニユーテレス) 会費¥10,000 − ※DM は12 月中に発送予定。 ●№128(2 月) セミナーについて ニュービジネスの項参照。 5. その他 ●第77 回常任幹事会の報告( 相原幹事長) 11 月12 日(木) 17:00 〜 テクニカランド 出席者は岩井理事、 楡井理事を含め7名。 議題−①忘年会、 №127 新春セミナーに ついて ②ホームページについて ③各委員会の活動状況 ④その他 (事務局からの報告連絡事項等) ●入会促進の状況 現在、 正会員76 社4個人、 特別会員18 個人。 正会員80 社が目標です。 ●第51 回JAVCOM クラシック報告 ( 相原幹事長) 平成21 年10 月29 日(木曜日) 季美の森ゴルフ倶楽部 参加人員 5組(19 名) ●二口事務局長からの報告 ※次回常任幹事会 12 月14 日( 月)17:00 〜 テクニカランド ※次回運営会議 12 月16 日( 水)18:00 〜 麹町区民会館 洋室B 1 月21 日( 月)18:00 〜 会場未定 ■■■第150 回運営会議■■■ 日 時:平成21 年12 月16 日(水) 18:00 〜20:00 場 所:麹町区民館 洋室B、 出席13 名 1. 会員動向 (正会員<団体>) 担当者変更 ● ㈱ビデオサービス 副・伊藤 幸文(営 業技術部長) →塩部 宏(営業部営業部長) →烏野 大(からすのだい) (技術部技術 業務課課長) ※塩部氏、 烏野氏は技術研究委員会所属と なります。 2. 各委員会報告 ■広報出版委員会 ●JAVCOM ニュース№77 1月15日発行予定 掲載記事−技術研究委員会第12 回研修会 (11/27) 、 技術研究委員会10 月勉強会 (12/10)、 データカワラバン他、 わが社 のPR は今回お休み致します。 ※原稿の締め切りは1/10 です。 ■ニュービジネス研究委員会 ●第2回ニュービジネス・ソフト合同会議 日時 平成21 年12 月15 日(火) 19:00 〜20:30 場所 ㈱ソニーファイナンスインター ナショナル会議室 出席10 名 《議題》 2 月有料セミナーについて 《打ち合わせ内容》 ・前回の2 項目について各位意見を出し合 い、 どちらが望ましいか討議した。 JAVCOM 2009 19 1. 3D 立体視について 2. 多種メディア化について(デジタルサ イネージについて) 全体的には、 立体視はビジネスとしての 将来性を疑問視する意見が多く、 多種メ ディアを中心にセミナーを企画するこ とで合意した。 ・内容について まずは全体を仕切れる方の選定が先と いうことになり、 下記2 名の方にお話を 伺い、セミナー骨子を纏めることとし た。 ニューメディア 天野様 −ヒアリング担当:岩井、 須藤、 竹治 アストロ 川上様 − ヒアリング担当:和田、 山岸、 柿澤 メールにて情報調整を行う。 ※次回定例会日程 日時:平成22 年1 月14 日(木) 19:00 〜20:30 場所:テクノハウス様 会議室 ■技術研究委員会 ●12 月勉強会 平成21 年12 月10 日(木) 15:00 〜16:00 麹町区民館 洋室B 参加43 名 「テープレスレコーダー「KiPRO」 を利用 した撮影・編集ワークフローと非圧縮3 D収録」 講師:㈱計測技術研究所 営業部 ビジュアルウェア課 冨田( トダ) 武志 氏 *勉強会後、 第145 回定例会と忘年会を 開催 ●第145 回定例会報告 平成21 年12 月10 日(木) 16:00 〜17:00 麹町区民館 洋室B 出席39 名 1. 運営会議報告(第149 回 11/30) 2. JDSFとの研修会について 現在、 JDSF 側からジャブコムに2 回の セミナーを開催 ジャブコムからJDSF 様にストレージ 使用者側のセミナー開催の依頼があり ましたが、 今回はキューテック様の会社 見学を行いストレージ関係の質疑など をいただく。 日時は未定 3. 来期の勉強会及び有料セミナーの題材 について 世の中の状況で会議の回数を減らし合 理的な運用をする必要があり、 事前に テーマの絞込みを各班ごとに行う(勉 強会題材3 〜4 件、 有料セミナー題材1 件) 2 月の定例会に中間発表を行う。 (取り 残しの勉強会題材がありこれを参照) *定例会の終了後、 近隣にて技術研究委員 会忘年会が行われた。 (39 名参加) ※次回開催日 平成22 年1月27 日( 水) 18:00 〜 麹町区民館 洋室B ■ソフト研究委員会 ●第2回ニュービジネス・ソフト合同会議 (12/15) 開催。 ニュービジネスの項参照。 ●JAVCOM 編集企画「ビデオの世紀」 −ビ デオ映像記録の歴史−について 20 JAVCOM 2009 ◆企画意図 今回の編集企画は、 今でこそデジタル一 眼レフカメラで、 ムービーが撮影できるこ とが普通になっているが、 当時、 映像記録 はフィルムが全盛期であり、 磁気テープに 映像を記録するビデオがTV 時代の記録 媒体として標準になることなど予想だに しなかった時代に様々なかかわり方で映 像のビデオ記録に挑戦して来た男たちの 歴史を描くものである。 JAVCOM は創設○周年の記念として 今我々がなさねばならないビデオ創世記 の歴史をそれに携わった方々に書き下ろ してもらうこととし、 会員各位の協力のも とに実現するものである。 ◆編集委員会の立上げ 橋本運営委員長 川瀬ソフト研究委員会委員長 竹治ソフト研究委員会副委員長 以上の3 名がまず中心となり、 編集委員会 を立上げ、 進行していく。 ◆スケジュール 1 月中旬…編集委員会準備委員会開催(橋 本運営委員長、 川瀬、 竹治で委員の選定等 打合せ) 1 月下旬…第1 回編集委員会開催(内容 構成検討) 2 月中旬…第2 回編集委員会開催(執筆 内容構成決定、 執筆者候補選定) 3 月初旬…執筆依頼 〜以降順次進行 以上のような流れで進行していきます。 なお、 以前運営委員会にご報告いたしま したように、 それぞれの執筆者が所属する 会社のPR 的な内容にならないよう注意 し、 苦労話や、 栄光と挫折、 今だから話せる 的な内容になることを期待します。 3.Web 委員会の報告 ●第7回Web 委員会報告 日時 平成21 年12 月9 日(水) 17:00 〜19:00 場所 麻布プラザ㈱ 会議室 出席7名 《議題》 日本電子専門学校さまからのWeb デザイ ンの方向性についてプレゼン ※次回委員会 平成22 年2 月12 日(金) 17:00 〜 場所:日本電子専門学校 学校イベントとして、 各グループの卒業制 作発表会を行っている。 JAVCOMHP もそこで発表されているた め、 最終確認として最後の確認場とする。 尚、 JAVCOM 向け最終プレゼンは№128 セミナーの最後に15 分程度でお披露目と する。 4. 忘年会、 №127 新春セミナー、 №128(2 月) セミナーについて ●忘年会 日時:平成21 年12 月24 日(木) 18:00 〜 場所:ハイアットリージェンシー東京 27 Fエクセレンス 申込 有料57 名、 御招待11 名 ⇒合計68 名(12/16 現在) ※締切りは12/17 ※有料人数が57 名と少ないので、 各委員 に集客の御協力をお願いした。 ●№127 新春セミナーについて 日時 平成22 年1 月29 日(金) 16 時〜セミナー、 18 時〜賀詞交歓会 会場 青学会館アイビーホール 題目 『№127 元気が出る新春セミナー 「2010 年我が業界はいま…」 』 ※講師は決定、 題目については今週中に連 絡を頂く予定で、 来週、 御案内を発送す る 方 向 で 準 備。セ ミ ナ ーDM( 案) を 作 成。 ●№128(2 月) セミナーについて(ニュー ビジネスの項参照。 ) 5. その他 ●第78 回常任幹事会の報告( 相原幹事長) 12 月14 日(月) 17:00 〜 テクニカランド 出席者は岩井理事、 楡井理事、 ゲスト柿澤理事を含め8名。 議題−①ホームページについて ②忘年会、 №127 新春セミナーに ついて ③№128( 2月) セミナーについて ④各委員会の活動状況 ⑤その他 (事務局からの報告連絡事項等) ●入会促進の状況 現在、 正会員76 社4個人、 特別会員18 個人。 正会員80 社が目標です。 ●二口事務局長からの報告 ※事務局の仕事納めは12 月29 日( 月)、 仕事始めは1月5日( 火) となります。 ※次回常任幹事会 1月14 日(木) 17:00 〜 テクニカランド ※次回運営会議 1月21 日(木) 18:00 〜 麹町区民館 洋室C 2月の運営会議は未定です。