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9月の星空さんぽ がいど
初旬:午後9時ごろ 中旬:午後8時ごろ 下旬:午後7時ごろ 平成23年 9月の星空さんぽ☆がいど ∼ほしを眺めてみませんか∼ ★9月の星空案内 9月の夜空では、頭の真上から西の空は、まだまだ夏の星座たち。夏の星座さがしで目印になるのが「こと座」の1等星ベ ガ、「わし座」の1等星アルタイル、「はくちょう座」の1等星デネブを結んでできる「夏の大三角」です。今は、頭の真上(天頂) 付近で明るく輝いています。こと座は、ちょうど天頂で明るく輝くベガとすぐそばの4つの星からなる平行四辺形の星の並びが 目印になります。ベガから少し南の方向に視線を移すと、天の川の反対岸にベガより少し暗い1等星アルタイルがあります。 その両側に少し暗い星が2つあり、この3つの星の並びがわし座の目印になります。夏の大三角、3つ目の星、デネブからは じまる5つの星でできた十字架「北十字」と呼ばれている星の並びがはくちょう座の目印になります。 東からは秋の星座たちが昇ってきます。北東の空には、W( M) 字に並んだ5つの星の並びが見られます。これがご存じの「 カシオペヤ座」です。「カシオペヤ座」から南に目を移すと、握り拳よりひと回り大きい四角形の星の並びが見られます。これ が「ペガスス座」 で、この四角形の星の並びは“秋の四辺形”と呼ばれています。また「カシオペヤ座」のW字の右端の星と北 極星の真ん中あたりに北極星より少し明るい星が見られます。この星を含む暗い星からなる五角形の星の並びが「ケフェウ ス座」です。南の空では明るい星はあまり見られませんが、夜遅くなると、秋の星座の中で唯一の1等星「みなみのうお座」 の フォーマルハウトが姿を見せます。また「こと座」のベガ、「わし座」のアルタイルを結んだ線を南に伸ばしていくと、暗い星ば かりの逆三角形の星の並びに当たります。この星の並びが「やぎ座」です。 秋の夜の楽しみは、何と言ってもお月見です。「月見」は、秋の収穫の頃に見られる満月を鑑賞する行事です。中国では旧 暦の8月15日を中秋節と呼び、満月をかたどった月餅やくだものを供えて月を拝ん でいます。その中秋節が日本にも伝わり、団子やススキを供えて名月を楽しむ風習となったわけです。 日 曜 天 文 現 象 日 曜 曜 3 土 水星が西方最大離角 12 (太陽の西側に最も離れて見える) 20 5 月 上弦の月(02:39) 23 7 水 くじら座の変光星ミラが極大光度 27 (最も明るく見える) 月 火 金 火 28 水 天 文 現 象 中秋の名月 満月(18:27) 下弦の月(22:39) 秋分(18:05)(太陽黄経180°) 新月(20:09) 水星が外合(11:09) ◆<現在見える惑星> 6等前後 しし座付近 上旬 夜明け前 東の空低く 水星:-0. 火星:1. 4等前後 ふたご座→かに座付近 明け方東の空 木星:-2. 8等前後 おひつじ座付近 夜中 南東の空 土星:0. 8等前後 おとめ座付近 中旬まで日没後 西の空低く