...

東京都デ ー トク ラ ブ 営業等の規 制 に 関す る 条 例

by user

on
Category: Documents
11

views

Report

Comments

Transcript

東京都デ ー トク ラ ブ 営業等の規 制 に 関す る 条 例
◎東京都デートクラブ営業等の規制に
関する条例
総則 第(一条―第六条
営業に関する規制等
)
平成九年六月十三日 条例第六十八号
改正 平成十年十二月二十五日 条例第一二四号
平成十一年十二月二十四日 条例第一五二号
平成十三年三月三十日 条例第七十四号
平成十三年十二月二十六日 条例第一三〇号
平成十七年十二月二十二日 条例第一七二号
平成二十二年十二月二十二日 条例第一〇七号
目次
第1章
第2章
第1節 デ ー ト ク ラ ブ 営 業 に関 す る 規 制 等 第( 七 条― 第 十
四条 )
第2 節 利 用 カ ー ド 販 売 業 に 関 す る 規 制 等 第( 十 五条― 第
十五条の 八 )
第3節 監督等 第(十六条―第十九条 )
第3章 青少年の健全育成確保のための知事の活動等 第(二十
条―第二十三条 )
第4章 雑則 第(二十四条 )
第5章 罰則 第(二十五条―第二十七条 )
附則
第1章 総則
目(的 )
第一条 この条例は、デートクラブ営業及び利用カード販売業に
つ い て 必 要 な 規 制を 行 う と と も に 、 こ れ ら の 営 業に 係る 特 定
の行為を 禁止す ること 等により 、青少年の健全 な育成を阻害
す る 行為 を 防止 し 、及び 清 浄 な 風俗 環 境を保 持 す る こと を 目
的とする。
定(義 )
第二条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当
該各号に定めるところによる。
一 デ ー ト ク ラ ブ 営 業 客と 他 の 異 性 の 客と の 間 に おけ る 対
価を伴う交際を仲介する営業(風俗営業等の規制及び業務
の適正化等に関する法律施行令(昭和五十九年政令第三一
九号)第五条に規定する営業を除く。)をいう。
二 デ ー ト ク ラ ブ 営 業 者 東京 都 の区 域 内 に お いて 営 業所 、
事務所又は客と他の異性の客との接触場所を設けてデート
クラブ営業を営む者をいう。
青少年 十八歳未満の者をいう。
三
四 利用 情報 風俗 営 業等の 規 制及び 業務 の 適 正化 等に関 す
る法律 昭(和二十三年法律第一二二号。第九条第1項第1号
において「法」という。 第)二条第9項に規定する店舗型電
話異性紹介営業又は同条第10項に規定する無店舗型電話
異性紹介営業 第(十五条第1項第3号において「店舗型電話
異性紹介営業等」という。 に)係る役務の提供を受けるため
に必要な暗証番号等の情報をいう。
五 利用カー ド 利用 情報を 記 入した文 書その 他 の物品をい
う。
六 利用カード販売業 利用カードの販売 利(用情報を口頭、
閲 覧 そ の 他 の 方法 に よ り 伝 達 し 、 こ れ に 対 す る 対 価 を 得 る
場合を含む 。以下同じ。 を)する営業 利(用カードの販売を
委託することによる営業を含む。 を)いう。
七 利 用 カ ー ド 販 売 業 者 東京 都 の 区 域 内 に お い て 利 用 カー
ド販売業を営む者をいう。
八 広 告 物 屋 内 又 は 屋 外で 公 衆 に 表 示 され る も ので あ って 、
看板、立看板、はり紙及びはり札並びに広告塔、広告板、
建物その他の工作物に掲出され、又は表示されたもの並び
にこれらに類するものをいう。
都(の責務 )
第三条 都は、デートクラブ営業及び利用カード販売業に関し、
青少年の健全な 育成を阻害する 行為を 防止し、 及び 清浄な風
俗環境を保持するため、必要な施策を行うものとする。
都(民の責務 )
第四条 都民は、デートクラブ営業及び利用カード販売業に係る
環 境 及 び 行 為が 青少 年 の 健全 な 育 成 を 阻 害 し な い よう 努 めな
けれ ばならない 。
営(業者の責務 )
第五条 デートクラブ営業者及び利用カード販売業者は、デート
ク ラ ブ 営 業及 び 利 用 カー ド 販 売 業が 青 少 年 の 健 全 な 育 成 を 阻
害 す る 行 為 を 誘 発し 、 又 は 助 長 す る こ と の な い よう 努 め ると
と も に 、 地 域 の 清 浄 な 風俗 環 境 を保 持す る よう 努 めなけ れ ば
ならない。
青(少年の人権等への配慮 )
第六条 この条例の運用に当たっては、青少年の人権を尊重する
とと もに、青少 年の身体的又は 精神的な特性に 配慮しなけれ
ばならない。
第2章 営業に関する規制等
第1節 デートクラブ営業に関する規制等
営(業の届出等 )
第七条 東京都の区域内において営業所又は事務所を設けて
デ ー ト ク ラ ブ 営 業を 営 も う と す る 者は 、 営 業 を 開 始 し よ う と
す る 日 の 十 日 前 まで に 、 営 業 所 又 は 事 務 所 を 設 け る 場 所 ごと
に、東京都公安委員会規則 以(下「公安委員会規則」という。 )
で 定 め る と こ ろ に よ り 、 次 に 掲 げ る 事 項 を 東京 都 公 安 委 員 会
以(下「公安委員会」という。 に)届け出なければならない。
一 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 並び に 法 人 に あ って は 、 そ の 代 表
者の氏名
二 営業所又は事務所を設ける場所の名称及び所在地
三 前2号に掲 げるもののほか、公安委員会規則で 定 める事
項
2 前 項 の 規 定 に よ る 届 出 を し た 者は 、 当 該 届 出 に 係 る デ ー ト
クラブ営業を廃止したとき、又は同項各号に掲げる事項 同(項
第2号に掲げる事項にあっては、営業所又は事務所の名称に
限る。 に)変更があったときは、その日から起算して十日以内
に 、 公 安 委 員 会 規則 で 定 め る と こ ろ に よ り 、 廃 止 又 は 変 更 に
係る事項を公安委員会に届け出なければならない。
3 第 1 項 の 規 定 に よ る 届 出 を し た 者は 、 青 少 年 が 当 該 届 出 に
係 る 営 業 所 に 立 ち 入 る こ と が で き な い 旨 を 、 公 安 委 員 会 規則
で 定 め ると こ ろ に より 、 営 業 所 の 入り 口 に 表 示 し なけ れ ば な
らない。
営(業に係る営業所の設置禁止区域 )
第八条 デートクラブ営業者は、東京都の区域内にある次に掲げ
る 施 設 の 敷 地 こ( れ ら の 用 に 供 す る も の と 決 定 し た 土 地 を 含
む。の)周囲二〇〇メートルの区域内並びに都市計画法 昭(和4
3年法律第一〇〇号 第)八条第1項第1号に規定する第一種低
層住居専用地域 、第二種低層住居専用地域、第 一種中高層住
居専用地域、第 二種中高層住居 専用地域、第一 種住居地域、
第二種住居地域及び準住居地域内 以(下「営業所設置禁止区域」
と総称する。 に)おいては、営業所を設置してはならない。
一 学 校 教育 法 昭(和二十二年法律第二十六号 第) 一条に 規
定する学校 大(学を除く。 )
二 児 童 福 祉 法 昭(和二十二年法律第一六四号 第) 七条に 規
定する児童福祉施設
三 図 書館 法 昭(和 二 十 五年 法 律第 一 一八号 第) 二条 第 1 項
に規定する図書館
四 医 療法 昭( 和二十三年法律第二 〇五号 第) 一条の 五第1
項 に 規 定 す る 病 院及 び 同 条 第 2 項 に 規 定 す る 患 者 を 入 院
させるための施設を有する診療所
2 前 項 の 規定 は 、 同 項 の 適 用 の 際 、 現 に 前 条 第 1 項 の 規定 に
よ る 届 出 を し て デー トク ラ ブ 営 業 を 営 ん で い る 者の 当 該 営 業
所については、前項の規定の適用の日から2年を経過する日
までの間は、適用しない。
広(告及び宣伝の規制 )
第九条 何人も、次に掲げる場所を除き、デートクラブ営業の営
業 所 の 名称 、 所 在 地 若 し く は 電 話 番 号 そ の 他 の 当 該 営 業 に 関
する事項 以(下「デートクラブ営業の営業所の名称等」という。 )
に 係る 広 告物 を 表 示し 、 又 は デ ー トク ラ ブ 営 業 の 営 業所 の 名
称等に係る広告を記載した文書、図画その他の物品 以(下「広
告文書等」という。 を)配置してはならない。
一 法第二条第1項に規定する風俗営業 同(項第8号の営業
を除く。 、)同条第6項に規定する店舗型性風俗特殊営業
及 び 同 条 第 9 項 に 規 定 す る 店 舗 型 電話 異 性 紹 介 営 業 に 係
る営業所
二 東京都青少年の健全な育成に関する条例 昭(和三十九年
東京 都 条 例 第 一 八 一 号 第) 八 条 の 規定 に より 指 定 され た
映画等を上映し、又は上演する興行場
三 デートクラブ営業に係る営業所
2 何 人 も 、 営 業 所 設 置 禁 止 区 域 に おいて は 、 前 項 各 号 に 掲 げ
る場所 以(下「青少年立入禁止場所」という。 を)除き、デート
ク ラ ブ 営 業 の 営 業 所 の 名称 等 に 係 る 広 告 文 書 等 を 配 布 し て は
ならない。
3 前 項 の 規 定 に か かわ ら ず 、 何 人 も 、 デ ー ト ク ラ ブ 営 業 の 営
業 所 の 名称 等 に 係 る 広 告 文 書 等 を 青 少 年 に 配 布 し て は な ら な
い。
デ(ートクラブ営業者の禁止行為 )
第十条 デートクラブ営業者は、次に掲げる行為をしてはならな
い。
一 青少年を客とすること。
二 青少年を客に接する業務に従事させること。
デ(ートクラブ営業者の広告及び宣伝の委託に伴う指導義務 )
第十一条 デートクラブ営業者は、当該営業に係る広告物の表示
又は広告文書等の配置若しくは配布 以(下「広告物の表示等」
という。 を)委託した場合は、当該デートクラブ営業者その他
の 者 から 委 託 を 受け た 者が 、 当 該 広 告 物 の 表 示 等 に 関 し 、 第
九条の規定に違反しないよう指導に努めなければならない。
指(示 )
第十二条 公安委員会は、デートクラブ営業者又はその代理人、
使用人その他の従業者 以(下「代理人等」という。 が)、当該営
業 に 関 し 、 第 七 条 、 第 九 条 から 前 条 まで 、 第 十 六 条 並び に 第
十 七 条 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 定 に 違反 し た と き は 、 当 該 デ ー
トクラブ営業者に対し、青少年 の健全な育成を 阻害する行為
又は清浄な風俗 環 境を害する行 為を 防止するた め必要な 指示
をすることがで き る 。
2 公安委員会は、デートクラブ営業者その他の者から当該営
業に係る広告物の表示等について委託を受けた者が、当該広
告 物 の 表 示 等 に 関 し 、 第 九 条 の 規 定 に 違反 し た 場 合 に お い て
は、当該デートクラブ営業者に対し、当該委託を受けた者に
当 該 広 告 物 の 表 示 等 に 関 して 前 条 に 規 定 す る 指 導 を す る よ う
指示をすることができる。
営(業の停止等 )
第十三条 公安委員会は、デートクラブ営業者が前条の規定によ
る指示若 しくは第十九条第1項の規定に よる 命 令に 従わ な
かったと き 、 又 は デー トクラ ブ 営業者若し くは その代理人等
が 当 該 営 業 に 関 し 次 の 各 号 の い ずれ か に 該 当 す る 行 為 を し た
と き は 、 当 該 デ ー ト ク ラ ブ 営 業 者に 対 し 、 6 月 を 超え な い 範
囲 内 で 期 間 を 定 めて 、 当 該 営 業 の 全 部 又 は 一 部 の 停 止 を 命 ず
ることが できる 。
一 第二十五条 同(条第2項第1号を除く。 の)違反行為
二 刑 法 明( 治四 十年 法 律第四 十 五号 第) 一七 五 条 又は 第 一八
二条の罪に当たる違法な行為
三 売 春 防止法 昭(和 三 十 一年 法 律第 一 一 八号 第) 五条 から 第
十三条までに規定する罪に当たる違法な行為
四 児童福祉法 第三十四条第1 項第6号又は第 9号の規定に
違反する行為
五 労 働基準法 昭(和 二 十二年 法 律第四 十九号 第) 五十 六 条第
1項又 は 第 六十 一条第 1項 労( 働 者派 遣 事 業 の 適 正な運 営
の確保 及び派遣労働者の就 業条 件の整備等に関 する法 律
昭(和六十年法律第八十八号 第)四十四条第2項の規定によ
り適用される場合を含む。 の)規定に違反する行為
六 児 童 買 春 、 児 童 ポ ルノ に 係 る 行 為 等 の 処 罰 及 び 児 童 の 保
護等に関する法律 平(成十一年法律第五十二号 第)四条から
第八条までの罪に当たる違法な行為
七 東京 都 青 少 年 の 健 全 な 育 成 に 関 す る 条 例 第 1 8 条 の 6 の
規定に違反する行為
2 公安委員会は、デートクラブ営業者に対して前条第2項の規
定による指示をした場合において、当該指示の後3月以内に、
当 該 デ ー ト ク ラ ブ 営 業 者 そ の 他 の 者 から 当 該 営 業 に 係 る 広 告
物の表示等の委託を受けた者が、当該広告物の表示等に関し、
第 九 条 の 規 定 に 違反 し た と き は 、 当 該 デ ー トク ラ ブ 営 業 者 に
対 し 、 6 月 を 超 え な い 範 囲 内 で 期 間 を 定 めて 、 当 該 営 業 の 全
部又は一部の停止を命ずることができる。
3 公安委員会は、前2項の場合において、当該デートクラブ営
業 者 が 営 業 所 設 置 禁 止 区 域 に 営 業 所 を 設け て 当 該 営 業 を 営 ん
で い る 者で あ る と き は 、 そ の 者 に 対 し 、 当 該 営 業 所 の 営 業 の
停 止 の 命 令に 代 えて 、 当 該 営 業 所 の 営 業 の 廃 止 を 命 ずる こと
ができる。
聴(聞の特例 )
第十四条 公安委員会は、前条第1項若しくは第2項の規定によ
り 営 業の停 止を 命じ 、 又は 同 条 第 3 項 の 規定 に より 営 業の 廃
止を命じようとするときは、東京都行政手続条例 平(成六年東
京都条例第一四二号。以下「行政手続条例」という。 第)十三
条 第 1 項 の 規 定 に よ る 意 見 陳 述 の た め の 手 続 の 区 分 に か かわ
らず、聴聞を行わなければならない。
2 公安委員会は、聴聞を行うに当たっては、その期日の一週間
前 まで に 、 行 政 手 続 条 例 第 十 五 条 第 1 項 の 規 定 に よ る 通 知 を
し、かつ、聴聞の期日及び場所を公示しなければならない。
3 公安委員会は、前項の通知を行政手続条例第十五条第3項に
規 定 す る 方 法 に よ って 行 う 場 合 に お い て は 、 同 条 第 1 項 の 規
定 に よ り 聴聞 の 期 日 まで に お く べ き 相 当 の 期 間 は 、 2 週 間 を
下回ってはならない。
4 第1項の聴聞の期日における審理は、公開により行わなけれ
ばならない。
第2節 利用カード販売業に関する規制等
営(業の届出等 )
第 十 五 条 東京 都 の 区 域 内 に お い て 営 業 所 若 し く は 事 務 所 を 設
け 、 又は 自 動 販 売 機を 設 置 して 利用 カー ド 販売 業を 営 も うと
す る 者 は 、 営 業 を 開 始 し よ う と す る 日 の 十 日 前 まで に 、 営 業
所 若 し く は 事 務 所 を 設け 、 又 は 自 動 販 売 機 を 設 置 す る 場 所 ご
と に 、 公 安 委 員 会 規 則 で 定 め る と ころ に よ り 、 次に 掲 げ る 事
項を公安委員会に届け出なければならない。
一 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 並び に 法 人 に あ って は 、 そ の 代 表
者の氏名
二 営 業 所 若 し くは 事 務 所 又 は 自 動 販売 機を 設 置す る 場 所 の
名称及び所在地
三 利用カードに記入された利用情報 利(用カードの販売にお
いて伝達される利用情報を含む。 に)より役務の提供を受け
ることができる店舗型電話異性紹介営業等に係る営業所又
は事務所の名称及び所在地
四 利 用 カ ー ド の 販 売 を 委 託 す る 場 合 に あ って は 、 当 該 利 用
カー ド の 販 売 を 受託 し た 者 の氏 名又は 名称 及び 住 所 そ( の
者が法人の場合にあっては、さらに代表者の氏名 並)びに当
該 委 託 に 係る 利用 カー ド の 販売を す る 営 業所及び 利用 カー
ドの販売をする自動販売機を設置する場所の名称及び所在
地
五 前各号に掲 げるもののほか、公安委員会規則で 定 める事
項
2 第七条第2項の規定は、前項の規定による届出をした者につ
いて 準用する 。 こ の場 合に おい て 、同 条第2 項 中「同 項各号
に掲げる事項 同(項第2号に掲げる事項にあっては、営業所又
「第十五条第1項各号
は事務所の名称に限る。 」)とあるのは、
に掲げる事項 同(項第2号に掲げる事項にあっては、営業所若
しくは事務所又は自動販売機を設置する場所の名称に限る。」)
と読み替えるものとする。
3 第1項の規定による届出をした者 自(動販売機を設置して利
用カード販売業を営む者に限る。 は)、自己の氏名又は名称そ
の 他 公 安 委 員 会 規則 で 定 め る 事 項 及 び 青 少 年が 購 入 す る こ と
ができない旨を 、公安委員会規則で 定 めるところにより、利
用 カー ド の 販売 に 係る 自 動 販売 機 の見 や す い 箇 所 に 表 示 し な
けれ ばならない 。
営(業に係る営業所の設置禁止区域等 )
第十五条の二 利用カード販売業者は、営業所設置禁止区域にお
いて は 、青少 年 立 入 禁止場所を 除き 、 営 業所を 設置して は な
らない。
2 前項の規定は、同項の適用の際、現に前条第1項の規定によ
る届 出 を して 利 用 カー ド 販売 業 を 営んで い る 者 の 当 該 営 業所
に つ い て は 、 前 項 の 適 用 の 日 か ら 二 年 を 経過 す る 日 まで の 間
は、適用しない。
広(告及び宣伝の規制 )
第十五条の三 何人も、営業所設置禁止区域においては、青少年
立 入 禁 止 場 所 又 は 前 条 第 2 項 の 規 定 に よ り そ の 設 置 が 認 めら
れ て い る 営 業 所 を 除き 、 利 用 カ ー ド 販 売 業 の 営 業 所 の 名称 、
所 在 地 若 し く は 電話 番 号 、 利 用 カー ド の 販 売 に 係る 自 動 販 売
機の設置場所その他の当該営業に関する事項 以(下「利用カー
ド販売業の営業所の名称等」という。に)係る広告物を表示し、
又 は 利 用 カー ド 販 売 業 の 営 業 所 の 名称 等 に 係る 広 告文 書 等を
配置し、若しくは配布してはならない。
2 前項の規定にかかわらず、何人も、利用カード販売業の営業
所 の 名称 等 に 係 る 広 告文 書 等 を 青 少 年 に 配 布 し て は な ら な い 。
3 第1項の規定は、同項の適用の際、現に第十五条第1項の規
定 に よ る 届 出 を して 利 用 カー ド 販 売 業 を 営 ん で い る 者が 表 示
して い る 利 用 カ ー ド 販 売 業 の 営 業 所 の 名称 等 に 係る 広 告 物 に
ついて は 、第1 項 の 適用の 日から 一 月を 経過す る 日まで の間
は、適用しない。
販(売等の規制 )
第十五条の四 何人も、営業所設置禁止区域においては、青少年
立 入 禁 止 場 所 又 は 第 十 五 条 の 二 第 2 項 の 規定 に より そ の 設 置
が 認 めら れ て い る 営 業 所 を 除き 、 利 用 カー ド の 販 売 、 頒 布 、
贈与、交換若しくは貸付け又は利用情報の教示 以(下この条に
おいて「利用カードの販売等」という。 を)してはならない。
2 何人も、青少年立入禁止場所を除き、利用カードの販売に係
る 自 動 販売 機を 設 置 し 、 又 は 自 動 販売 機に 利 用 カー ド を 収 納
してはならない。
3 第1項の規定にかかわらず、何人も、青少年に利用カードの
販売等をしてはならない。
利(用カード販売業者の販売の委託に伴う指導義務 )
第十五条の五 利用カード販売業者は、当該営業に係る利用カー
ド の 販 売 を 委 託 し た 場 合 は 、 当 該 委 託 を 受け た 者が 、 当 該 利
用 カー ド の 販売 に 関 し 、 前 条 の 規定 に 違反 し な い よ う 指 導に
努めなければならない。
指(示 )
第十五条の六 公安委員会は、利用カード販売業者又はその代理
人 等が 、 当 該 営 業 に 関 し 、 第 十 五 条 、 第 十 五 条 の 三 から 前 条
まで 、 第 十 六 条 並び に 第 十 七 条 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 定 に 違
反 し た と き は 、 当 該 利 用 カー ド 販売 業 者に 対 し 、 青 少 年 の 健
全な育成を阻害 する行為又は清 浄な風俗環境を 害する行為を
防止するため必要な指示をすることができる。
2 公安委員会は、利用カード販売業者から当該営業に係る利用
カー ド の 販売 に ついて 委託 を 受 け た 者が 、 当 該 利用 カー ド の
販売に関し、第十五条の四の規定に違反した場合においては、
当 該 利 用 カー ド 販売 業 者 に 対 し 、 当 該 委 託 を 受 け た 者に 当 該
利用 カー ド の 販 売 に関 して 前 条 に 規定す る 指 導 を す る よう 指
示することができる。
営(業の停止等 )
第十五条の七 公安委員会は、利用カード販売業者が前条の規定
に よ る 指 示 若 し く は 第 十 九 条 第 1 項 の 規 定 に よ る 命 令 に 従わ
4
報(告及び立入り )
第十七条 公安委員会は、この条例の施行に必要な限度において、
デ ー ト ク ラ ブ 営 業 者 及 び 利用 カ ー ド 販売 業 者 に 対 し 、 そ の 業
務に関して報告又は資料の提出を求めることができる。
2 警察職員は、この条例の施行に必要な限度において、デート
クラ ブ 営 業に 係る営 業所 個( 室その他これに類する施設 以(下
この項において「個室等」という。 を)設ける営業所にあって
は 、 客が 在 室 す る 個 室 等 を 除 く 。 第 二 十 一 条 第 2 項 に お い て
同じ。 若)しくは事務所又は利用カード販売業に係る営業所若
しくは事務所に立ち入り、帳簿、書類その他の物件を検査し、
又は関係者に質問することができる。
3 前項の規定により警察職員が立ち入るときは、その身分を示
す証明書を携帯し、関係者に提示しなければならない。
第2項の規定による権限は、犯罪捜査のために認められたも
な か っ た と き 、 又 は 利 用 カー ド 販 売 業 者 若 し く は そ の 代 理 人
等が 当該 営業に関し 第二 十五条 同(条 第2 項第 3 号を 除く 。 )
の 違反 行 為 を し た と き は 、 当 該 利 用 カー ド 販売 業 者に 対 し 、
六 月 を 超 え な い 範 囲 内 で 期 間 を 定 めて 、 当 該 営 業 の 全 部 又 は
一部の停止を命ずることができる。
2 公安委員会は、利用カード販売業者に対して前条第2項の規
定による指示をした場合において、当該指示の後三月以内に、
当 該 利 用 カ ー ド 販 売 業 者 から 当 該 営 業 に 係 る 利 用 カ ー ド の 販
売 の 委 託 を 受け た 者が 、 当 該 利 用 カ ー ド の 販 売 に 関 し 、 第 十
五条 の四 の 規定 に 違反 し たと き は 、 当 該 利用 カ ー ド 販売 業 者
に 対 し 、 六 月 を 超 え な い 範 囲 内 で 期 間 を 定 めて 、 当 該 営 業 の
全部又は一部の停止を命ずることができる。
3 公安委員会は、前2項の場合において、当該利用カード販売
業 者 が 営 業 所 設 置 禁 止 区 域 に 営 業 所 を 設け て 当 該 営 業 を 営 ん
で い る 者で あ る と き は 、 そ の 者 に 対 し 、 当 該 営 業 所 の 営 業 の
停 止 の 命 令に 代 えて 、 当 該 営 業 所 の 営 業 の 廃 止 を 命 ずる こと
ができる。
聴(聞の特例 )
第十五条の八 第十四条の規定は、公安委員会が前条第1項若し
くは 第2 項の 規 定に より 営 業の 停 止を命じ 、又 は 同 条 第3項
の 規定 に より 営 業の 廃 止を 命 じ ようと す ると き に ついて 準用
する。
第3節 監督等
従(業員名簿 )
第十六条 デートクラブ営業者及び利用カード販売業者は、営業
所 又 は 事 務 所 を 設け た 場 所 ごと に 、 従 業 員 名 簿 を 備 え 、 こ れ
に 当 該 デ ー ト ク ラ ブ 営 業又 は 利 用 カー ド 販売 業 に 係る 業務 に
従 事 す る 者 の 氏 名 、 生 年 月 日 、 住 所 そ の他 公 安 委 員 会 規則 で
定 める 事 項 を 記 載 し なけ れ ばな ら な い 。た だ し 、 営 業 所 又 は
事務 所を 設け た 場所ごと に 、労 働基 準法第 一〇 七条に 規定す
る 労 働 者 名 簿 を 備 え 付け て い る 場 合は 、 こ れ を 従 業 員 名 簿 に
代えることができる。
環(境改善活動、啓発活動等 )
第二十条 知事は、青少年の健全な育成を図るため、都民、区市
町 村 又 は 公 共 的 団 体と 協 力 し て 、 青 少 年 に 係 る 環 境 改 善 活 動
に努めるものとする。
2 知事は、都民並びにデートクラブ営業者及び利用カード販売
業者に対し、青 少年の健全な育 成を図るため、 啓発活動に努
めるものと す る 。
3 前2項に定めるもののほか、知事は、デートクラブ営業及び
利 用 カ ー ド 販売 業に 関 し 、 青 少 年 の 健 全 な 育 成 を 図 る た め 、
必要な活動に努めるものとする。
環(境改善活動等に伴う報告、立入り等 )
第二十一条 知事は、前条の活動を行うに当たり、その活動に必
要 な 限 度 に おい て 、 デ ー ト ク ラ ブ 営 業 者 及 び 利 用 カ ー ド 販 売
業 者に 対 し 、 そ の 業務 に 関 して 報 告又 は 資 料 の 提 出 を 求 め る
のと解してはならない。
現(場における警察官の措置 )
第十八条 警察官は、第九条又は第十五条の三第1項若しくは第
2 項 の 規定 に 違 反 す る 行 為 を し て い る 者に 対 し 、 当 該 違反 行
為を中止することを命ずること ができる 。
違(反広告物の除却等 )
第十九条 公安委員会は、第九条第1項又は第十五条の三第1項
の 規定 に 違反 し て 広 告物 を 表 示 し た 者に 対 し 、 当 該 違反 に 係
る広告物の除却その他必要な措置を命ずることができる。
2 公安委員会は、前項の措置を命じようとする場合において、
当該広 告物を表 示した 者を過 失が な くて 確知す ること がで き
ないときは、警察職員に同項の措置を行わせることができる。
3 公安委員会は、第九条第1項又は第十五条の三第1項の規定
に 違 反 し て 表 示 さ れ た 広 告 物 が は り 紙で あ る と き は 、 警 察 職
員に当該違反に係るはり紙を除却させることができる。
4 公安委員会は、第九条第1項又は第十五条の三第1項の規定
に違反して表示された広告物がはり札 ベ(ニヤ板、プラスチッ
ク 板 そ の他 こ れ ら に 類 す る も の に 紙を は り 、 容 易 に 取 り 外 す
こ と が で き る 状 態で 工 作 物 等に 取 り 付け ら れ て い る も の に 限
る。以下同じ。又)は立看板 木(枠に紙張り若しくは布張りをし、
又 は ベニ ヤ 板 、 プラ ス チ ッ ク 板 そ の 他 こ れ ら に 類 す る も の に
紙を は り 、 容 易 に 取 り 外 す こ と が で き る 状 態で 立て ら れ 、 又
は工作物等に立て掛けられているものに限る。以下同じ。で)、
管 理 され ず に 放 置 され て い る も ので あ る と き は 、 警 察 職 員 に
当 該 違 反 に 係る は り 札又 は 立 看 板 を 除 却 させ る こ と が で き る 。
5 公安委員会は、前項の規定により除却したはり札又は立看板
を 保 管 し な け れ ばな ら な い 。た だ し 、 当 該 は り 札又 は 立 看 板
に つ い て 権 原 を 有 す る 者 から 、 相 当 の 期 間 を 経 過 し て も 返 還
の請求がないときには、これを廃棄することができる。
6 前項の規定による保管、返還及び廃棄の手続は、公安委員会
規則で定めるものとする。
第3章 青少年の健全育成確保のための知事の活動等
ことができる。
2 関係公務員は、前条の活動を行うに当たり、その活動に必要
な 限 度 に おいて 、 営 業時 間 中 に 、 デ ー ト ク ラ ブ 営 業及 び 利 用
カ ー ド 販 売 業に 係る 営 業 所 又 は 事 務 所 に 対 す る 立 入 り 、 従 業
員 名 簿 、 書類 そ の他 の 物 件 の 検 査 又 は 関 係 者に 対 す る 質問 を
要求する ことが で き る 。
3 前項に規定する関係公務員は、知事の事務部局に勤務する職
員で知事の指定したものとする。
4 第2項の場合において、当該関係公務員は、東京都規則で定
め る 身 分 を 示 す 証 明 書を 携帯 し 、 関 係 者 に 提 示 し な け れ ば な
らない。
5 知事は、第1項及び第2項の規定の施行に関し、公安委員会
と緊密な連携を保持するものとする。
6 知事は、前条の活動を行うに当たり、その活動に必要な限度
において、第七条第1項若しくは第2項 第(十五条第2項にお
いて準用する場合を含む。 又)は第十五条第1項に規定する届
出 事 項 そ の他 の 事 項 に 関 して 、 公 安 委 員 会に 照 会す る こと が
できる。
勧(告等 )
第二十二条 知事は、第二十条の活動を行うに当たり、デートク
ラ ブ 営 業 者及 び 利用 カー ド 販売 業 者に 対 し 、 青 少 年 に 係る 環
境 の 改 善 を 図 る た め 必 要と 認 め ると き に は 、 勧 告を 行 い 、 又
は 是 正 を 求 め る こ と が で き る 。 こ の 場 合 、 東京 都 規則 で 定 め
る様式によるものとする。
環(境改善活動における措置 )
第二十三条 知事は、第二十条第1項に規定する環境改善活動を
行 う 場 合 に は 、 あ ら かじ め 時 期 及 び 地 域 を 公 示 す る も のと す
る。
2 知事は、第二十条第1項に規定する環境改善活動において、
第 九 条 第 1 項 又 は 第 十 五 条 の 三 第 1 項 の 規 定 に 違反 し て 表 示
され た 広 告 物 を 発 見 し た 場 合 は 、 そ の 広 告 物 が は り 紙 、 は り
札 又 は 立 看 板で あ る と き は 、 デ ー ト ク ラ ブ 営 業 及 び 利 用 カー
ド 販売 業に 係る 環 境が 青 少 年 の 健全 な 育 成 を 阻 害 す る こ と を
防 止 す る た め 、 当 該 違反 に 係る は り 紙 、 は り 札 又 は 立 看 板 を
関係公務員に除却させることができる。
3 知事は、前項の規定により除却した広告物がはり札又は立看
板で あ ると き は 、 これ を 保 管し なけ れ ばなら な い 。た だ し 、
当 該 は り 札 又 は 立 看 板 に つ い て 権 原 を 有 す る 者 から 、 相 当 の
期 間 が 経過 して も 返還 の 請求 が な い と き は 、 こ れ を 廃 棄 す る
ことができる。
4 前項の規定による保管、返還及び廃棄の手続は、東京都規則
で定めるものとする。
5 知事は、第2項及び第3項の規定の施行に関し、公安委員会
と緊密な連携を保持するものとする。
6 第2項に規定する関係公務員は、知事の事務部局に勤務する
職員で知事の指定したものとする。
7 第2項の場合において、当該関係公務員は、東京都規則で定
め る 身 分 を 示 す 証 明 書を 携帯 し 、 必 要が あ る と き は 提 示 し な
けれ ばならない 。
8 前各項に定めるもののほか、知事が関係公務員に行わせる措
置に関して必要な事項は、東京都規則で定める。
第4章 雑則
委(任 )
第二十四条 この条例に定めるもののほか、この条例 第(3章を
除く。 の)施行に関して必要な事項は、公安委員会規則で定め
る。
第5章 罰則
罰(則 )
第 二 十 五 条 第 十三 条又 は 第 十 五条 の七 の 規定 に よる公 安委員
会 の 処 分 に 違 反 し た 者は 、 一 年 以 下 の 懲 役 又 は 一 〇 〇 万 円 以
下の罰金に処する。
2 次の各号のいずれかに該当する者は、六月以下の懲役又は五
十万円以下の罰金に処する。
一 第八条第1項の規定に違反した者
二 第十条の規定に違反した者
三 第十五条の二第1項の規定に違反した者
四 第十八条の規定による警察官の命令に違反した者
3 第十五条の四第2項又は第3項の規定に違反した者は、五十
万円以下の罰金に処する。
4 次の各号のいずれかに該当する者は、三十万円以下の罰金に
処する。
一 第 七 条 第 1 項 又 は 第 十 五 条 第 1 項 の 規定 に 違反 して 届 出
をせず、又は虚偽の届出をした者
二 第十五条の四第1項の規定に違反した者
5 次の各号のいずれかに該当する者は、二十万円以下の罰金に
処する。
一 第七条第2項 第(十五条第2項において準用する場合を含
む。 の)規定に違反して届出をせず、又は虚偽の届出をした
者
二 第 十 六 条 の 規定 に 違反 して 従 業員 名簿 を 備 え ず 、 又 は こ
れに必要な記載をせず、若しくは虚偽の記載をした者
三 第 十 七 条 第 1 項 の 規定 に よ る 報 告若 し くは 資 料 の提 出 を
拒み、若しくは同項の規定による報告若しくは資料の提出
について虚偽の報告をし、若しくは虚偽の資料を提出し、
又は同条第2項の規定による立入り若しくは帳簿等の検査
を拒み、妨げ、若しくは忌避した者
第二十六条 第十条第2号に掲げる行為をした者は、当該青少年
の年 齢を 知ら な い こと を 理由と して 前 条 第2 項 第2 号 の 規定
に よる 処罰 を 免 れ る こと が で き な い 。た だ し 、 当 該 青 少 年 の
年齢を知らないことに過失がない場合は、この限りでない。
両(罰 )
第二十七条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人
その他の従業者が、その法人又 は人の業務に関 し、第25条
の 違反 行 為 を し た と き は 、 そ の 行 為 者を 罰 す る ほ か 、 そ の 法
人又は人に対し、同条の罰金刑を科する。
附 則
(施行期日)
1 この条例は、公布の日から起算して二月を経過した日から施
行する。
( テレ ホ ン ク ラ ブ 等 営 業 及 び デ ー トク ラ ブ 営 業 に 関 す る 経過 措
置 )
2 この条例の施行の際、現にテレホンクラブ等営業又はデート
ク ラ ブ 営 業を 営 んで い る 者に つ いて は 、 第 七 条 第 1 項 に 規定
する テレホンク ラ ブ 等営業又は デー トクラ ブ 営 業を 営もうと
す る 者と み な し て 、 同 条 の 規 定 を 適 用 す る 。 こ の 場 合 に お い
て 、 同 条 第 1 項 中 「 営 業 を 開 始 し よ う と す る 日 の 十 日 前 まで
に」とあるのは、「平成九年九月三十日までに」とする。
3 前 項 の 規定 に より 第 七条 第 1 項 の 規 定 に よ る 届 出 を した 者
の当該営業については、この条例の施行の日 以(下「施行日」
という。 か)ら2年を経過する日までの間は、第八条第1項の
規定は適用しない。
(広告物に関する経過措置)
4 こ の 条 例 の 施 行 の 際 、 現 に 表 示 され て い る テ レ ホ ン ク ラ ブ
等 ・ デ ー ト ク ラ ブ 営 業 の 営 業 所 の 名称 等 に 係る 広 告 物 に つ い
て は 、 施 行 日 か ら 平 成 九 年 十 月 三 十 一 日 まで の 間 は 、 第 9 条
第1項の規定は適用しない。
(自動販売機による利用カードの収納等に関する経過措置)
5 この条例の施行の際、現に利用カードを自動販売機に収納し
て い る 者 に つ い て は 、 施 行 日 か ら 平 成 九 年 十 月 三 十 一 日 まで
の間 は 、 第 十 条 第 1 項 の 規定 は 、 自 動 販売 機に よ る 利 用 カー
ドの販売に限り、適用しない。
6 この条例の施行の際、現に利用カードを自動販売機に収納し
て い る 者 に つ い て は 、 施 行 日 か ら 平 成 九 年 十 月 三 十 一 日 まで
の間は、第十条第2項の規定は適用しない。
附 則 平(成十年条例第一二四号 )
こ の 条 例 は 、 公 布 の 日 から 施 行 す る 。 た だ し 、 第 九 条 第 1 項
第1号の改正規定中「同条第4項に規定する風俗関連営業」を改
める部分は、平成十一年四月一日から施行する。
附 則 平(成十一年条例第一五二号 )
(施行期日)
1 この条例は、公布の日から起算して二月を経過した日から施
行する。
(経過措置)
2 この条例の施行の際、現にこの条例による改正前の東京都テ
レ ホ ン ク ラ ブ 等 営 業及 び デ ー ト ク ラ ブ 営 業 の 規 制 に 関 す る 条
例 第 7 条 第 1 項 の 規定 に よ る 届 出 を して テ レ ホ ン ク ラ ブ 等 営
業 を 営 ん で い る 者が こ の 条 例 に よ る 改 正 後 の 東 京 都 テ レ ホ ン
クラ ブ 等営業及 び デー トクラ ブ 営業の 規制に関 す る条例第七
条第2項に規定する利用カードの販売 当(該テレホンクラブ等
営 業 に 係 る 役 務 の 提 供 を 受け る た め に 必 要 な 電 話 番 号 、 暗 証
番 号 等を口 頭、 閲 覧その他 の方 法に より 伝達し 、これ に 対す
る対価を得る場合に限る。 を)しているとき又は同項第3号に
規定す る 不特 定 又は 多 数 の 者に 利用 カー ド の 販 売 をす る 者に
対して 当該 テレ ホンク ラ ブ 等営 業に 係る 利用 カ ー ド の 販売 を
して い ると き は 、 同 条 第 3 項 に 規定 す る 利 用 カ ー ド の 販売 を
新たにしようと するときとみな し、同項の規定 を 適用する。
こ の 場 合に おい て 、同 項 中「 販 売 を 開 始し よう と す る 日 の 十
日前までに、前項各号に掲げる事項」とあるのは、
「平成十二
年三月三十一日までに、前項各号に掲げる事項 こ(の項の規定
により既に公安委員会に届け出た事項を除く。 」)とする。
附 則 平(成十三年条例第七十四号 )
この条例は、公布の日から施行する。
附 則 平(成十三年条例第一三〇号 )
(施行期日)
1 この条例は、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する
法律の 一 部を 改 正す る 法 律 平( 成 十三 年 法 律第 五 十二 号 の) 施
行の日から施行する。
施(行の日=平成十四年四月一日 )
(経過措置)
2 この条例の施行の際、現にこの条例による改正前の東京都テ
レ ホ ン ク ラ ブ 等 営 業及 び デ ー ト ク ラ ブ 営 業 の 規 制 に 関 す る 条
例 以(下「旧条例」という。 第)七条第2項若しくは第3項の規
定 に よ る 届 出 を して 利用 カー ド の 販 売 を して い る 者 又 は 現 に
こ の 条 例 に よ る 改 正 後 の 東京 都 デ ー ト ク ラ ブ 営 業 等 の 規 制 に
関する条例 以(下「新条例」という。 第)十五条第1項に規定す
る利用カード販売業 以(下「利用カード販売業」という。 に)該
当 す る 営 業 を 営 んで い る 者に つ い て は 、 こ の 条 例 の 施 行 の 日
から一月を経過する日 そ(の日以前に同項各号に掲げる事項を
届け出た場合にあっては、その届け出た日 ま)での間は、同項、
新条例第十五条の二第1項及び新条例第十五条の三第1項 広(
告物の表示に係る部分に限る。 の)規定は、適用しない。
3 前項に規定する者は、この条例の施行の日から一月を経過す
る日 そ(の日以前に新条例第十五条第1項各号に掲げる事項を
届け出た場合にあっては、その届け出た日 ま)での間、同条第
3 項 の 規定 の 適 用 に ついて は 、 こ の 条 例 の 施行 の際 、 現 に 同
条 第 1 項 の 規 定 に よ る 届 出 を し て 当 該 利 用 カー ド 販売 業を 営
んでいる者とみなす。
4 附則 第2 項 に 規定す る 者が こ の条例 施行の 日から 一 月を 経
過 す る 日 まで の 間 に 当 該 営 業 に つ い て 新 条 例 第 十 五 条 第 1 項
各 号に 掲 げる 事 項を届け 出 た 場 合に おいて は 、 当該届 出 に 係
る 利 用 カー ド 販 売 業を 営んで い る 者は 、 新 条 例 第 十 五 条 の2
第2 項及び 新条 例第十五条 の三 第3項の 規定 の 適用に ついて
は、この条例の 施行の際、現に 新条例第十五条 第 1項の規定
に よ る 届 出 を し て 当 該 利 用 カ ー ド 販 売 業 を 営 ん で い る 者と み
なす。
5 この条例の 施行前に した旧条例第二 条第3 号に規定するテ
レホンクラブ等営業者 以(下「テレホンクラブ等営業者」とい
う。 の)行為に係るこの条例の施行後における営業の停止、廃
止その他の処分については、なお従前の例による。
6 旧 条 例 の 規 定 に より 東京 都 公 安 委 員 会 が テ レ ホ ン ク ラ ブ 等
営業者にした 営 業の停止、廃止 その他 の処分に ついて は、な
お効力を有する。
7 こ の 条 例 の 施行 前 に し た 行 為 及 び 附 則 第 5 項 の 規定 に より
従前 の例に よる ことと され る 場 合に おけ るこ の 条 例 の 施行後
にした 行為に 対 す る罰則 の 適用 に ついて は 、な お 従前 の例に
よる。
附 則 平(成十七年条例第一七二号 )
この条例は、公布の日から施行する。
附 則(平成二十二年条例第一〇七号)
この条例は、平成二十三年一月一日から施行する。
Fly UP