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うるま市新庁舎等ネットワーク構築事業
うるま市新庁舎等ネットワーク構築事業 プロポーザル仕様書 平成 27 年 7 月 うるま市企画部情報課 1 事業名称 うるま市新庁舎等ネットワーク構築事業 2 目的 うるま市新庁舎建設及びうるま市現本庁舎の改修に伴い、新庁舎ネットワークを新規 構築するとともに、現本庁舎ネットワークを一新する。 マイナンバー制度施行以降の高度化また複雑化するネットワーク要件に対応できる 柔軟性及び耐障害性、強固なセキュリティと設定ミス及び設定エラー等のトラブルを防 止する運用管理機構を兼ね備え、既に昨年度から本年度にかけて先行導入されるサーバ 仮想化基盤、業務端末仮想化基盤を稼働させることにおいて最適なパフォーマンスを発 揮するネットワーク基盤として再構築することを目的とする。 3 ネットワーク機器の定義 本仕様書におけるネットワーク機器(スイッチ)の定義は、以下のとおりである。 No. 種別 1 コアスイッチ 定義 ネットワークの中心となるスイッチ 執務室内 HUB 収納 BOX、EPS 内に設置されたアク 2 フロア集約スイッチ セススイッチからアップリンクを集約するスイ ッチ 3 4 アクセススイッチ エッジ集約スイッチ 5 6 4 フロア内の一定の範囲の端末接続に用いるスイ ッチ 課単位に設置されたエッジスイッチからのアッ (各課島 HUB) プリンクを集約するスイッチ エッジスイッチ 机の島単位に設置するスイッチ (島 HUB) ラックスイッチ その他、ラックに設置するスイッチ 現行体系 うるま市(以下「本市」という)の現在ネットワーク環境は、業務系、情報系(公開 系、教育系を含む)と個別のネットワークセグメント毎に物理的に分離され、それぞれ のセグメントにネットワーク機器が設置された構成になっている。 (※参考 1~3) 個別のセグメント毎の機器数が多く、運用管理面や障害時への対応の煩雑さ、多くの 機器を抱えることによるネットワーク基盤全体の信頼性の確保が課題となっている。 -1- 4.1 ネットワーク系統と端末台数 ネットワーク系統は、以下のとおり用途に応じて大別される。なお、実際の運用では、 さらに系統が分かれていることを補足する。 各ネットワーク系統と端末台数は、以下のとおりである。 No. ネットワーク系統 端末台数 1 業務系 約 500 2 情報系 約 1200 3 公開系 約 200 4 教育系 約 2000 5 独自系 約 200 4.2 運用システム ネットワーク系統の主な運用システムは、以下のとおりである。 No. 系統 1 業務系 主な運用システム 住民情報システム(住民基本台帳ネットワーク関連、 住民記録管理関連、総合福祉関連、税関連、選挙等) インターネット(ホームページの閲覧等)、グループウ 2 情報系 ェア、例規検索システム、議会中継システム(マルチ キャスト配信) 、議事録検索システム、文書管理システ ム、財務会計システム、人事給与システム等 3 公開系 インターネット(ホームページの閲覧等)、グループウ ェア インターネット(ホームページの閲覧等)、グループウ 4 教育系 ェア、メール連絡網システム、コンテンツ管理システ ム、図書館システム等 5 独自系 課独自 LAN システム及び外部団体接続システム(包括 支援システム、後期高齢等) 4.3 光ファイバー集約地区及び拠点数 地域イントラネット基盤施設整備事業の光ファイバー集約地区と拠点数は、以下のと おりである。 No. 1 地区 具志川地区 (現本庁舎) 拠点 数 市施設 14 小学校・中学校・幼稚園 22 公民館 30 -2- 2 石川地区 (石川庁舎) 勝連・与那城地区 3 (与那城庁舎) 市施設 14 小学校・中学校・幼稚園 8 公民館 15 市施設 19 小学校・中学校・幼稚園 16 公民館 18 4.4 広域ネットワーク回線と拠点 広域ネットワーク回線において一部拠点間は、以下のとおりフレッツ VPN ワイドを利 用して接続している。 No. ネットワーク系統 1 情報系 2 公開系 3 業務系 拠点 現本庁舎、企業立地サポートセンター 現本庁舎、旭公民館、昆布公民館、塩屋公 民館 バックアップ回線として利用(現本庁舎、 石川庁舎、与那城庁舎) 拠点数 2 4 3 4.5 主要拠点の接続状況 現本庁舎 現本庁舎サーバルームは、業務系マシン室と情報系サーバ室の 2 つに分かれる。情 報系サーバ室は、コアスイッチやインターネットに接続できる環境など、主要なネ ットワーク機能が集中している。 新庁舎(建設中) 現在、現本庁舎の隣地に新庁舎を建設中である。また、新庁舎の竣工時には、現本 庁舎の市民サービス窓口となる市民課等の部署が移転するほか、現本庁舎のサーバ ルームの機能や既設機器を段階的に新庁舎に移設する予定である。 石川庁舎 石川庁舎サーバルームは、石川地区光ファイバーの集約拠点となり、コアスイッチ 及びメディコンが設置されている。 与那城庁舎 与那城庁舎サーバルームは、勝連・与那城地区光ファイバーの集約拠点となり、コ アスイッチ及びメディコンが設置されている。 うるま市健康福祉センター(うるみん) 新庁舎移転に伴い、ネットワーク機器を一新する。なお、庁内 LAN 及び HUB 収納 BOX については、既存設備を流用する。 -3- その他施設 水道庁舎、中央図書館、じんぶん館 4.6 外部機関への接続 外部機関及び団体へのネットワークの接続状況については、以下のとおりである。 No. 外部団体ネットワーク 系統 1 総合行政ネットワーク(LGWAN) 情報系 2 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット) 業務系 3 国保連合会ネットワーク(国保ネット) 業務系 4 介護・統合ネットワーク(介護ネット) 業務系 5 後期高齢者医療広域連合会ネットワーク 業務系 6 高齢者相談システム 業務系 7 法務省連携システム 情報系 4.7 インターネット回線と品質 インターネット回線は、NTT 西日本の回線を本庁に引き込んで利用しており、ベスト エフォートの回線サービスとなっている。なお、再構築後もグローバル IP アドレスは、 そのまま引き継ぐこととする。 No. 拠点 用途 グローバル IP 帯域 1 現本庁舎 情報系インターネット 8×2 100Mbps 2 現本庁舎 公開系インターネット 8 100Mbps 3 現本庁舎 教育系インターネット 8 100Mbps 4.8 庁内システム 本市が運用している主なネットワーク関連システムは以下のとおりである。なお、サ ーバ台数は、サーバ仮想化基盤上の仮想サーバも 1OS あたり 1 台と記載しているた め、物理サーバ数とは一致しないことに留意すること。 本事業にあたっては、各ネットワーク関連システムが適切に動作するよう配慮するこ と。 No. 1 2 3 主なシステム ドメインコントローラ (AD) 内部 DNS サーバ 外部 DNS サーバ 拠点 台数 現本庁舎 4台 現本庁舎 4台 現本庁舎 3台 -4- 概要 情報系・業務系 ※冗長構成 情報系・業務系 ※AD と兼用 情報系・公開系・教育系 DHCP サーバ 4 情報系・公開系 現本庁舎 3台 石川庁舎 2台 情報系 勝連庁舎 2台 情報系 与那城庁舎 2台 情報系 ※AD と兼用 情報系 内部 Mail サーバ 5 現本庁舎 4台 ※ウイルススキャン、メー ルボックス、メールアーカ イブ、LGWAN 外部 Mail サーバ 6 現本庁舎 3台 情報系・公開系・教育系 SMTP サーバ中継用 7 プロキシサーバ 現本庁舎 1台 情報系 8 ウイルス対策サーバ 現本庁舎 2台 情報系・業務系 現本庁舎 2台 ネットワーク監視サーバ 9 (OpManager) ネットワーク認証サーバ 10 現本庁舎 (NetAttest EPS-ST03) 業務系・情報系 情報系 2台 ※冗長構成 (Soliton 1XGate V2.6.3) 11 VoIP 現本庁舎 (庁舎間の内線に利用) 石川庁舎 勝連庁舎 情報系 1式 与那城庁舎 サーバ仮想化基盤 平成 26 年度導入 ※既存サーバは現在サー 12 現本庁舎 1式 バ仮想化基盤へ移行中で ある。 (将来約 70 仮想マシ ン稼働予定) 業務端末仮想化基盤 (シンクライアント) 13 平成 27 年度導入 現本庁舎 1式 ※平成 28 年 1 月 4 日本番 稼働(シンクライアント端 末約 460 台接続予定) 4.9 庁外システム 本市がクラウド環境で運用しているネットワーク関連システムは以下のとおりである。 No. 1 主なシステム 例規検索システム -5- 系統 回線 情報系 インターネット 2 議事録検索システム 情報系 インターネット 3 財務会計システム 情報系 専用線 うるま市 HP(コンテンツ管理システム) 情報系 インターネット 4 ※平成 27 年度 8 月本番稼働 4.10 システム利用対象端末及びネットワーク系統 システム利用対象端末 OS とネットワーク系統は、以下のとおりである。 No. OS 系統 1 Windows XP Professional(SP3) 32bit 情報系・業務系・公開系・教育系 2 Windows 7 Professional(SP1) 32bit 情報系・業務系・公開系・教育系 3 Windows Vista Professional(SP1) 32bit 情報系・業務系・公開系・教育系 Windows Embedded 8 Standard(64bit) ※業務端末仮想化基盤を構築中 4 又は、Windows Embedded 7E(32bit) であり、ネットワーク系統を新た に設計する予定。 5 将来体系 5.1 調達範囲 本事業の調達範囲については以下の通りとする。(※参考 4~5) なお、「参考 5.将来体系機器構成案(イメージ)」は、あくまで構成案である。 本事業において必要となる機器類、接続ケーブル、ソフトウェア、ライセンス等の 調達 ネットワーク設計、構築、設置、環境設定、一部 LAN 敷設、新庁舎への移設に係る 作業支援 調達① ※参考4~5:赤枠記載部分 ・新庁舎ファイアウォール ・ファイアウォール管理アナライザー ・新庁舎コアスイッチ ・石川庁舎コアスイッチ ・与那城庁舎コアスイッチ ・新庁舎ラックスイッチ ・新庁舎フロア集約スイッチ ・新庁舎アクセススイッチ(※参考 6) ・DHCP サーバアプライアンス ・認証サーバアプライアンス ・既存サーバ仮想化基盤/業務端末仮想化基盤の接続のための機器類 -6- 調達② ※参考4~5:緑枠記載部分 ・現本庁舎フロア集約スイッチ ・現本庁舎エッジ集約スイッチ ・現本庁舎エッジスイッチ ・ネットワーク運用監視環境 ・現本庁舎 4 階フロアの LAN 敷設(※参考 7) ・水道庁舎ラックスイッチ ・中央図書館ラックスイッチ ・じんぶん館ラックスイッチ ・うるま市健康福祉センター(うるみん)エッジ集約スイッチ ・うるま市健康福祉センター(うるみん)エッジスイッチ 5.2 各ネットワーク機器調達及び構築における留意点 各ネットワーク機器の調達における機器選定及び設計、構築においては、以下の点を 留意して対応すること ① IT 投資の削減及び全体最適化などの効果を得ること。また、将来的なコスト削 減を見据えたネットワークシステムを構築すること。 ② マルチキャスト等の様々な要件・ニーズに対応し得る、柔軟な拡張性が考慮さ れた機器を選定し、設計すること。 ③ PC の増加やアプリケーションの多様化に伴うトラフィックの増加等、将来の大 容量ネットワーク通信に備えた通信帯域が確保されていること。 ④ 監視カメラ、TV 会議システム、高度な CTI 環境等新しいサービスに対応した柔 軟性及び拡張性を有すること。 ⑤ 既存のネットワーク環境をベースにネットワーク系統(業務系・情報系・教育 系・公開系・独自系等)は仮想化し、統合すること。 ⑥ 窓口業務が集中する新庁舎は、可用性を確保するため、コアスイッチ、フロア 集約スイッチ、サーバ仮想化基盤、業務端末仮想化基盤までは、機器、回線を 二重化構成とし、単一障害点が無い設計とすること。なお、回線速度は、10Gbps 以上とする。また、ファイアウォール、認証・DHCP はアプライアンス製品とし、 冗長構成とする。 ⑦ スイッチ類については、性能維持と運用管理を平準化するために同一メーカー、 ベンダー製であること。 ⑧ 不正端末接続を防止するために、認証機能を実装すること。 ⑨ RADIUS サーバから VLAN 情報を入手し、ユーザ及び MAC アドレス毎にポートの VLAN をダイナミックに割り当てる機能を実装すること。 ⑩ 新庁舎サーバルームに最適な無停電装置の導入を行うこと。なお、電源工事等 -7- が発生する場合は、事業者の負担とする。 ⑪ すべての機器は、ネジや金具による固定等の耐震対策がされ、メンテナンス(故 障時の取り外し、取り付け、配線)が行いやすい保守性を考慮すること。なお、 エッジスイッチ(島 HUB)の耐震対策については、この限りではない。 ⑫ 現行ネットワークと比較して通信速度が落ちないこと。また、複数の機能を同時 に動作させた場合も性能の低下よるネットワーク遅延等が発生しないこと。 ⑬ 各庁舎サーバルームに設置される既存メディコン、既存サーバ及びその他通信 機器は、コアスイッチもしくはコアスイッチ配下に設置するラックスイッチへ 直接接続すること。 ⑭ 情報系の一部では、802.1x 認証によるネットワーク認証を行っており、原則更 新時にクライアント PC の設定作業を行わない移行を考慮すること。また、今後 の認証サーバの用途としては、MAC アドレス認証、WEB 認証、認証 VLAN(ダイ ナミック VLAN) 、VPN 認証、スイッチコンソールのログイン認証等を想定してい る ⑮ すべての導入機器及びソフトウェアは、メーカー5 年保守を含むこと。 ⑯ 現本庁舎は、事業者の負担で一部 LAN 敷設を行うこと。 ⑰ 外部からの不正トラフィックを監視、解析するため、提案する機種に最適とさ れるファイアウォールアナライザー環境を提供すること。 ⑱ 運用負担が軽減される構成になっていること。 ⑲ 国産あるいは欧米系ベンダーの機器を選定すること。 ⑳ 本仕様書の記載については、同等以上の機能を有すること。 ㉑ 業務端末仮想化基盤(シンクライアント)に最適なネットワークを設計構築する こと。 ㉒ 各機器構成及び故障率等を加味し、適正な予備機を含めた必要台数を算出し、 導入すること。 5.3 新庁舎ファイアウォール仕様 運用管理の効率化及びセキュリティ強化の観点から、既存のファイアウォール環境を 本事業で調達するファイアウォールに仮想化技術を用いて物理統合し、情報系、公開系、 教育系の外部ネットワーク接続を一元管理可能な機構を有することとする。 ① ファイアウォール/UTM 専用ハードウェアであること。 ② インターフェースは 10/100/1000 BASE-T×10 ポート以上を有すること。 ③ ステートフルなファイアウォール機能を有し、送信元 IP アドレス、宛先 IP ア ドレス、送信元ポート、宛先ポートを組み合わせたアクセス制御ポリシーが 10000 以上設定可能であること。 ④ 送信元 NAT、送信先 NAT、IP マスカレード機能を有すること。 -8- ⑤ ファイアウォールのスループットとして 16Gbps 以上、ファイアウォール同時 セッション数として 6,000,000 以上を有すること。 ⑥ アンチウイルス機能を有し、フローベースの処理で 3.4Gbps 以上のスループッ トを有すること。 ⑦ シグネチャ型侵入検知・防御機能(IPS)を有し、4.7Gbps 以上のスループット を有すること。 ⑧ ログ採取機能を有し、アクセスの追跡が可能なこと。 ⑨ ポート VLAN、タグ VLAN 機能を有すること。 ⑩ 冗長化構成とすること。 ⑪ 冗長化する場合においては、フェールオーバー発生時でもセッションを維持す ることができること。 ⑫ Web ブラウザを利用した日本語表示での管理が可能なこと。 ⑬ 管理/運用機能として SNMP エージェント機能(Query 応答、Trap 送信)及び TELNET、SSH 機能を有すること。 ⑭ EIA 規格準拠 19 インチラックに搭載可能なこと。 ⑮ 調達機器との接続に必要なケーブル類を含むこと。 ⑯ IPS、アンチウイルス、スパム対策等の UTM の機能を 5 年以上使用できる権利 を含むこと。 ⑰ 仮想 UTM 機能を有すること。 ⑱ ハードウェアのメーカー5 年保守を含むこと。 5.4 スイッチ共通仕様(コアスイッチ、フロア集約スイッチ、ラックスイッチ、アクセスス イッチ、エッジ集約スイッチ) 運用管理の効率化及びセキュリティ強化の観点から、既存のネットワーク環境は、ネ ットワーク仮想化技術を用いて物理統合し、各ネットワーク系統を独立性を保って論理 分割すること。また、ネットワーク認証機能と連携し、その PC に対して動的にネットワ ーク系統を割当てることが可能な柔軟なネットワークを構築することとする。 ① IEEE802.1q VLAN Tagging に準拠していること。 ② IEEE802.1d に準拠したスパニングツリー機能を有すること。 ③ IEEE802.1w に準拠した高速スパニングツリー機能を有すること。 ④ IEEE802.1s に準拠した多重スパニングツリー機能を有すること。 ⑤ IEEE802.3ad Link Aggregation 機能を有すること。 ⑥ IEEE802.1p の優先制御機能を有すること。 ⑦ IPv6 に対応が可能なこと。 ⑧ EIA 規格準拠 19 インチラックに搭載可能なこと。 ⑨ スイッチの追加等により期待されていない BPDU を受けルートブリッジが変更 -9- されてしまう事態を防止する機能を有すること。 ⑩ トラフィック解析のためポートのミラーリング機能を有すること。 ⑪ NTP クライアント機能を有し、一貫したタイムスタンプを刻むことが可能なこと。 ⑫ Syslog サーバにメッセージを送信可能なこと。 ⑬ SNMPv1/v2/v3 による管理機能を有すること。 ⑭ RMON グループ(履歴、統計、アラーム及びイベント)を使った管理機能を有す ること。 5.5 新庁舎、石川庁舎、与那城庁舎コアスイッチ仕様 可用性を確保するため、単一障害点が無い設計とすること。なお、回線速度は、10Gbps 以上とする。 ■共通仕様 ① レイヤ 3 スイッチ機能を有すること。 ② IP ルーティングプロトコルとして、RIPv1/v2、OSPF に対応可能なこと。 ③ DHCP Relay 機能を有すること。 ④ VRRP 機能を有すること。 ⑤ VRF-Lite 機能を有すること。 ⑥ ポート VLAN、タグ VLAN 機能を有し、4000 以上の VLAN 定義可能なこと。 ⑦ 物理的に異なる複数のスイッチを接続して論理的に1台のスイッチとして動作す るスタッキング機能を有すること。 ⑧ VLAN インターフェースへの入力パケットに対して、送信元 IP アドレス、宛先 IP アドレスを組み合わせたアクセス制御が可能であること。 ⑨ 筐体内電源冗長化機能を有すること。また、活性交換が可能なこと。 ⑩ 調達機器との接続に 10Gbps SFP モジュールを含むこと。 ⑪ 19 インチラックにマウント可能であり、ラックマウントキットを含むこと。 ⑫ 必要なケーブル類を含むこと。 ⑬ 冗長構成とする。 ■新庁舎コアスイッチ仕様 ① インターフェースは SFP ×16 ポート以上を有すること。 ■石川庁舎、与那城庁舎コアスイッチ仕様 ① 1 筐体あたり 24 ポート以上の 10/100/1000 BASE-T インターフェースを有すること。 ② 1 筐体当たり 2 ポート以上の SFP インターフェースを有すること。 5.6 新庁舎、現本庁舎フロア集約スイッチ、ラックスイッチ仕様 ■共通仕様 ① ポート VLAN、タグ VLAN 機能を有し、4000 以上の VLAN 定義可能なこと。 - 10 - ② 物理的に異なる複数のスイッチを接続して論理的に1台のスイッチとして動作す るスタッキング機能を有すること。 ③ 19 インチラックにマウント可能であり、ラックマウントキットを含むこと。 ④ 必要なケーブル類を含むこと。 ⑤ 1 筐体当たり 2 ポート以上の SFP インターフェースを有すること。 ■新庁舎フロア集約スイッチ仕様 ① 1 筐体あたり 24 ポート以上の 10/100/1000 BASE-T インターフェースを有すること。 ② 冗長構成とすること。 ③ 調達機器との接続に 10Gbps SFP モジュール×2 以上含むこと。 ■現本庁舎フロア集約スイッチ仕様 ① 1 筐体あたり 24 ポート以上の 10/100/1000 BASE-T インターフェースを有すること。 ② 現庁舎 2 階 EPS に設置する 2 台の機器については、 冗長構成とすること。 なお、10Gbps SFP モジュール×2 以上を含むこと。 ■新庁舎ラックスイッチ仕様 ① 1 筐体あたり 48 ポート以上の 10/100/1000 BASE-T インターフェースを有すること。 ② 冗長構成とすること。 ③ 調達機器との接続に 10Gbps SFP モジュール×2 以上含むこと。 ■水道庁舎、中央図書館、じんぶん館ラックスイッチ仕様 ① 24 ポート以上の 10/100/1000 BASE-T インターフェースを有すること。 5.7 新庁舎アクセススイッチ仕様 参考6を参照し、適切にスイッチを配置すること。 ① インテリジェントレイヤ 2 スイッチ機能を有すること。 ② アップリンクはインターフェース 10/100/1000 BASE-T×2 ポート以上有し、 リンクアグリゲーションが可能なこと。 ③ 10/100/1000 Mbps 自動認識機能を有すること。 ④ ループ検知機能を有すること。 ⑤ 同一ポートで 802.1x 認証、MAC アドレス認証、Web 認証およびそれらを組み 合わせたトリプル認証機能をサポートしていること。また、認証されたユー ザ及び MAC アドレスに対して VLAN をダイナミックに割り当てが可能なこと。 ⑥ 静音性が考慮された機器であること。 ⑦ 10/100 BASE-T インターフェースを有すること。 5.8 現本庁舎、うるみんエッジ集約スイッチ仕様 ① インテリジェントレイヤ 2 スイッチ機能を有すること。 ② 10/100/1000 Mbps 自動認識機能を有すること。 - 11 - ③ ループ検知機能を有すること。 ④ 同一ポートで 802.1x 認証、MAC アドレス認証、Web 認証およびそれらを組み合わ せたトリプル認証機能をサポートしていること。また、認証されたユーザ及び MAC アドレスに対して VLAN をダイナミックに割り当てが可能なこと。 ⑤ 静音性が考慮された機器であること。 ⑥ 10/100/1000 BASE-T(RJ-45)インターフェースを有すること。 5.9 現本庁舎、うるみん エッジスイッチ仕様 ① レイヤ 2 スイッチ機能を有すること。 ② インターフェースは 10/100 BASE-T ×8 ポート以上を有すること。 ③ アップリンク側は 1Gbps 以上とすること。 ④ 10/100/1000 Mbps 自動認識機能を有すること。 ⑤ EAP フレーム透過機能を有すること。 ⑥ オプションのマグネットキットの追加により、側面への設置が可能であること。 またマグネットキットを含むこと。 ⑦ エッジスイッチから各端末まではカテゴリ 5e 以上の規格 UTP ケーブルを配線し各 端末へ接続すること。(ケーブル数は、エッジスイッチのポート数とする。長さ 3m程度を想定) 5.10 認証・DHCP アプライアンス仕様 ① Web 認証、MAC 認証、802.1X 認証(EAP-MD5/TLS/TTLS/PEAP)に対応すること。 ② RADIUS 認証、DHCP ともダイナミックVLANに対応すること。 ③ 提案するメーカー・ベンダーのスイッチ、ファイアウォールだけでなく、既存の スイッチ等ともシームレスに連携できること。 ④ Web インターフェースによる認識しやすく操作しやすい運用管理画面を提供する こと。 ⑤ Windows ドメイン認証と連携可能なこと。 ⑥ 2,000 以上の IP アドレスの払い出しを行うことが可能なこと。 ⑦ 接続デバイス 2,000 以上の機器接続を可能とすること。 ⑧ 必要なケーブル類を含めること。 5.11 ネットワーク運用監視環境 既存のサーバ仮想化基盤で稼働させることも可能とする。 ① ネットワーク機器死活監視だけでなく、構成管理や性能管理についても対応可能 とすること。 ② 提案するメーカー・ベンダーのスイッチ、ファイアウォールだけでなく、既存の - 12 - ネットワーク機器類も管理可能なこと。 ③ Web インターフェースによる認識しやすく操作しやすい運用管理画面を提供する こと。 6 ④ 操作画面及びマニュアル類に、日本語環境を提供すること。 ⑤ 導入機器と親和性の高い監視ツールを提供すること。 ⑥ 各管理ポリシーに基づく多様な監視レポートの出力を可能すること。 ⑦ 500 デバイス以上の監視を可能とすること。 その他参考要件 6.1 各庁舎の LAN 敷設・機器設置条件 各庁舎の LAN 敷設・HUB 収納は、本仕様書「14 その他関連文書の提示について」のと おりとする。なお、現本庁舎4階執務室等は、事業者の負担で LAN を敷設すること。(※ 参考7) 6.2 各庁舎移転計画 庁舎移転については、以下のとおりである。 新庁舎への移転は、平成 27 年 12 月 29 日~平成 28 年 1 月 3 日に掛けて、現在の現 本庁舎の配置部署から引っ越しを行う。ただし、総務課、職員課、監査委員事務局、 庁舎建設室、環境課、選挙管理委員会事務局は、移転対象ではない。なお、上記の 部署については改修中、現本庁舎 3 階から 2 階へ一時的に移動予定である。移動の 間もネットワークの通信が継続されるよう支援すること。 現本庁舎への移転は、平成 28 年 4 月 29 日~平成 28 年 5 月 5 日に掛けて、現在の 石川・勝連・与那城庁舎の配置部署から引っ越しを行う。ただし、支所窓口は移転 対象ではない。 6.3 サーバ仮想化基盤の接続要件 サーバ仮想化基盤、業務端末仮想化基盤は下記環境が当初は現本庁舎から接続される。 その後新庁舎のサーバ室整備の進行状況と業務遂行に支障がない時点で新庁舎へ仮想化 基盤全体を移行する。 既存仮想化基盤の機器を参考に今回のネットワーク基盤で新規導入、更新する機器に ついては現行の性能、パフォーマンスを損なわないよう留意すること。 本ネットワークに接続、移行する機器及び構成を下記にとおりとする。 - 13 - サーバ仮想化基盤 No. 種別 基盤システム 1 筐体 IBM Flex System 2 ハイパーバイザー VMware vSphere 5.5 3 シャーシ内スイッチ IBM Flex System EN4093 10G 既存ネットワーク接続スイッチ Cisco Catalyst 3650 24port 2x10G 4 5 (各筐体 2SFP スロット空き有り) スイッチモジュール Cisco 10GBASE-SR SFP Module (4 個のモジュール予備有り使用可) 業務端末仮想化基盤 No. 種別 基盤システム 1 筐体 IBM Flex System 2 ハイパーバイザー VMware vSphere 6 シャーシ内スイッチ IBM Flex System EN4093R 10G (SFP スロット空き有り) 3 (モジュールなし事業者負担で用意 すること) 7 構築後のサポート 事業者が提示した、運用管理手順書に該当しない障害が発生した場合、本市と綿密 な調整・連携を行い、障害解決に誠意を持って対応すること。 ハードウェア及びソフトウェア並びに脆弱性等の有益な情報を知り得た場合、本市 に情報を提供すること。 修正パッチ及び修正モジュールの適用については、本市にて実施するものとする。 なお、適用中に運用管理手順書に記載されてない不測の事態が発生した場合には、 本市からの問い合わせに対して、各種支援を行うこと。 8 上記以外にも、その他事業者が提案可能な支援等があれば、提案すること。 設計構築作業要件 8.1 プロジェクト管理 事業者は、本事業完了まで本市の当該プロジェクトに係る作業の進捗管理を支援し、 課題解決を推進すること。 当該プロジェクトの開始にあたり、スケジュール、体制、役割、納入成果物、品質 管理方法、進捗管理方法、各種会議体、意思決定手順等を定めた作業実施計画書を 策定し、本市の承認を得ること。なお、本仕様書に明記されていない事項で、事業 - 14 - 者が当該プロジェクトに必要と考えられる作業については、本市と調整した上で、 プロジェクト実施計画書に反映すること。 事業者は、作業実施計画書に基づき作業管理業務を行い、作業管理に必要な進捗報 告等は、定期的に本市へ提出すること。 納入成果物の品質検査結果を本市に報告し、承認を得ること。 本市との間で、各工程における詳細な打ち合わせの他、随時、進捗報告会議を開催 すること。また、本市の求めがある場合はこれに応じ、必要な打ち合わせに出席す ること。 打合せ及び進捗会議等の議事録を事業者が速やかに作成し、本市の承認を得た上で、 本市と事業者の双方で保管すること。 8.2 設計・構築 本事業に伴い、以下の作業を含むシステム設定・構築を事業者の責任と負担において 実施すること。 物理設計、論理設計、信頼性・品質保証設計、移行設計を実施すること。また、各 設計にて作成したドキュメントは、本市へ納品すること。その他、設計に基づき、 本ネットワーク基盤の構築を行うこと。 本仕様書に明記されていない事項であっても、本ネットワーク基盤が正常稼働する ために必要な物品の納入、調整作業等については事業者の責任において準備、実施 すること。また本市との必要な調整等も、本調達範囲とすること。 本調達に係る本ネットワーク基盤にて調達した機器の組立・調整を実施すること。 納入物品は全て必要な環境構築及び設定がされていること。 機器等を本市ネットワークに接続する際は、本市の承認を得ること。なお、必要な UTP ケーブルや光ファイバーは、事業者が準備すること。 事業者は構築にあたり、法令に定められた手続きが必要な場合、関係各所に対し必 要な手続きを行うこと。また、手続き完了後は本市に報告すること。 工事又は導入機器及び必要な資材の搬入を行う場合は、その事前に詳細な施行及び 作業内容、範囲、作業者名、スケジュールを本市に報告し、承諾を得ること。また 本市が行うべき作業がある場合には、これを明示すること。 本市の指示する場所に搬入・設置を行い、梱(こん)包箱・残ケーブル等当該機器 の利用に不要なものは撤去すること。なお、運用開始日以前に当該機器の設置場所 の変更が生じた場合は、本市の指示に従って移設等を行うこと。 既存機器の設定変更が必要となる際、本市との各種調整や協議等を行うこと。 本事業にあたり、本市ネットワーク等の停止が伴う場合には、原則、平日勤務時間 外、土日及び休日を作業実施日として検討し、実施することとする。また、事前に その工程及び方法について本市の承諾を得ること。 - 15 - 本市の承諾した日時を除き、本市ネットワーク等の全サービスを停止することなく、 導入作業を行うこと、導入の際に、本市ネットワークに連携する各システム等に影 響を及ぼす場合は、事前に本市に連絡すること。 本事業により、稼働中の本市ネットワーク等に影響を与えた場合は、事業者の責任 と負担において対処すること。本事業に起因して費用が発生する場合は、原則とし て事業者が費用を負担すること。 構築時に現本庁舎のインターネット回線及び広域ネットワーク回線の新庁舎への 移設作業を確実に実施すること。 構築時において発生した既存機器の処分について本市の指示により、廃棄処分及び 機器の移動等の作業を事業者の負担にて行うこと。 8.3 新庁舎への一部機器移転作業対応 移転にかかる作業等の際には、本市と各種調整や協議を行うこと。 平成 28 年度末を目途に、現本庁舎のサーバルームに設置されている機器については、 新庁舎サーバ室へ移転する計画のため、導入機器については事業者の負担で行うこと。 9 教育・研修 ハードウェア及び各種ソフトウェアの設定、運用及び保守の手順、障害発生時にお ける対応など詳細に記載した運用管理手順書及び研修資料等の書類を作成し本市 に対して教育・研修等を行うこと。 運用管理手順書については、ネットワーク初任者(本市職員)に対しても十分理解 できる簡易版も用意すること。 研修及び場所については、本市と協議すること。 10 構築ケジュールと成果物 10.1 構築スケジュール 新庁舎及び現本庁舎の移転スケジュール並びに本事業と関連性の深い、今後予定され る主要な業務は以下のとおりである。 平成 27 年 8 月初旬 平成 27 年 9 月中旬~ 平成 27 年 11 月下旬~ 新庁舎ネットワーク機器設置 平成 27 年 12 月初旬~ ネットワーク総合試験 平成 27 年 12 月 28 日 新庁舎へ端末等機器引越 平成 28 年 1 月 4 日 新庁舎での本番業務稼働(新庁舎共用開始) 平成 28 年 1 月中旬 平成 28 年 2 月中旬~ 業務端末仮想化基盤構築 新庁舎ネットワーク構築 現本庁舎改修工事 現本庁舎ネットワーク構築 - 16 - 平成 28 年 4 月中旬~ 現本庁舎ネットワーク機器設置 平成 28 年 4 月下旬~ ネットワーク総合試験 平成 28 年 5 月初旬 平成 28 年 9 月中旬 各支所から現本庁舎へ引越 サーバ仮想化基盤及び業務端末仮想化基盤を現本庁舎から 新庁舎へ移設 平成 28 年 12 月下旬 光ファイバー400 芯を現本庁舎から新庁舎へ移設 10.2 成果物 事業者は以下の書類を紙媒体で正・副 2 部及び電子媒体(CD-R 又は DVD-R)で 1 部提 出すること。なお、電子媒体については、本市のクライアント PC にて読み取り可能な形 式で提出すること。 また、下記以外にも本市との協議のうえ、必要と判断された成果物があれば、別途提 出すること。 想定している成果物 No. 成果物 内容 全般 1 作業実施計画書 本事業の実施にあたり、業務全体の管理について、 工程表や作業体制等を記載したもの。 2 構成図 ハードウェア構成図を記載したもの。 3 導入計画書 構築の実施内容や導入手順等を明記したもの。 4 試験計画書 総合試験実施前までに、試験の実施スケジュール、 実施内容、他関連システムの動作確認の手順及びス ケジュール等、試験の実施要綱を記載したもの。 5 設計概要 構築後の庁内ネットワーク全体の概要、再構築によ り実現される通信環境の機能改善、品質の向上など を記載すること。 物理設計書 1 機器一覧 導入する機器に関して、機器種別や設置場所等を一 覧化し記載したもの。 2 機器仕様 本仕様書の内容に対応していることを示す機器仕様 を製品カタログ等から抜粋、要約し、記載する。 3 機能仕様 機能仕様を製品カタログ等から抜粋、要約し、記載 したもの。 4 ネットワーク構成 庁内全体のネットワーク構成図を記載する。 5 収納 BOX 内・ラック配線 導入機器を設置する収納 BOX・ラック内の LAN・電源 配線・スイッチポート収容等を記載したもの。 - 17 - 論理設計書 1 IP アドレス設計 IP アドレス設計や、各機能に設定するネットワーク 情報(設計仕様)を記載したもの。 2 ルーティング設計 ルーティング設計や、各機種に設定するルーティン グ情報(設計仕様)を記載したもの。 3 ネットワーク認証設計 ネットワーク認証設計や、各機種に設定するネット ワーク認証情報(設計仕様)を記載したもの。 4 監視ネットワーク設計 ネットワーク機器の監視ネットワーク設計仕様や、 各機器に設定する設計仕様を記載したもの。 5 セキュリティ設計 ネットワーク機器のセキュリティ設計仕様や、各機 器に設定する設計仕様を記載したもの。 信頼性・品質保証設計書 1 機器冗長設計 各機器障害に対応する冗長設計等の信頼性設計情報 を記載したもの。 2 経路冗長構成 各機器の経路障害に対応する冗長設計等の信頼性情 報を記載し、障害時の迂回経路等を記載したもの。 3 電源冗長設計 各機器の電源障害に対応する冗長設計等の信頼性設 計情報を記載したもの。 4 帯域保証設計 各機器の帯域保証(一定量以上の通信に対する制御 設定など)に対応する帯域保証に関する設計情報を 記載したもの。 移行設計書 1 機器移行方針 各機器の移行方針及び導入スケジュールを移行計画 として記載したもの。 2 作業工程 機器毎、拠点毎等に応じた、移行作業工程(手順書) を記載したもの。 3 リスク対応 上記作業工程中で発生し得るリスク(想定される影 響など)及び、本市が対応するべき内容等を網羅的 に記載したもの。 その他事項 1 機器選定理由 納品する機器やソフトウェアとの選定理由を記載し たもの。 2 各種規則・ポリシー仕様 物理・論理設計に問わず、本市と合意し実施する各 種規則、ポリシー仕様を記載したもの。 (例)機器貼付けテプラシール記載ルール - 18 - 3 運用管理手順書 日々の運用管理や障害等発生時に必要な手順を記載 したもの。 ・故障したときの対応手順書(役割分担、連絡先等) を作成すること。 3 研修資料 職員に対し、本市のネットワーク及び導入するシス テムが理解できる資料であること。 11 納入期限 各調達範囲において以下を納入期限とする。 11.1 調達① 平成 27 年 12 月 28 日 11.2 調達② 平成 28 年 4 月末日 12 納入場所 うるま市役所 13 納入後瑕疵担保責任 本仕様書との不一致、または事業者の瑕疵によることが明らかな不具合が本稼働後に 発見された場合は、本市と協議の上、事業者は無償で是正処置を行うこと。なお、瑕疵 担保期間は、検査完了後 1 年間とする。 14 その他関連文書の提示について プロポーザル提案書作成にあたり、本仕様書の他、下記資料及び図面を参考とすること。 資料 1「うるま市新庁舎建設 資料 2「うるま市新庁舎建設工事 資料 3「うるま市新庁舎建設 資料 4「うるま市新庁舎建設工事 サーバ室機器配置図」 資料 5「うるま市新庁舎建設工事 UPS 用分電盤(案) 」 資料 6「うるま市現本庁舎 資料 7「うるま市現本庁舎改修設計図面(LAN 平面図) 」 資料 8「うるま市現本庁舎ネットワーク物理図」 資料 9「うるま市石川庁舎ネットワーク物理図」 資料 10「うるま市与那城庁舎ネットワーク物理図」 資料 11「うるま市ネットワーク論理図」 LAN 系統図」 (LAN 平面図)」 参考図(HUB 収納スペース他) 」 LAN 系統図」 - 19 - 参考1.現行業務系ネットワーク構成図 スイッチ :既存機器 :10/100/1000BASE-T :100BASE-FX :1000BASE-LX :10GBASE :Stack接続 出先 拠点 勝連庁舎 L3 コアスイッチ Allied L3 コアスイッチ Allied L3 コアスイッチ Allied x900 ● L3 コアスイッチ Allied ルータ YamahaRT1200 ● 石川庁舎 与那城庁舎 ※1G接続 出先 拠点 フレッツ VPN ワイド (バックアップ回線) ・リング接続 ・RSTP ・OSFP 業務系ネットワーク自営光網 うるみん 水道庁舎 介護ネット メディコン 国保連合会・後 期高齢医療広 域連合関連 スイッチ Allied L3 コアスイッチ Allied x900 【業務系】 住基ネット 国保ネット L3 コアスイッチ Allied x900 【業務系】 1Gの4本をLAG 集約スイッチ Allied x900 サーバスイッチ 集約スイッチ Allied x900 サーバスイッチ ※48Port スイッチ 1Gの8本をLAG 住基ネット関連 サーバスイッチ 【補足】 • IPアドレスはクラスC サブネットマスクは24bit • 部署毎にセグメントを割り振り • IPアドレスは固定IP • 業務系端末台数 PC:400台 プリンタ:100 • 27年度事業(業務端末仮想化事業)によりシンク ライアント端末に移行する なお、シンクラできない システムは、現状のPCを使用する • 庁舎間のリンク切断等の障害に対応するため、 バックアップ回線を構築している。 スイッチ Cisco 3650 スイッチ Cisco 3650 サーバ仮想化基盤 (Vmware) 外部サーバ 情報系サーバ 業務系サーバ 教育系サーバ ■1-3階 L2 フロアスイッチ Allied プリンタ 業務端末仮想化基盤 (シンクライアント) 27年度事業 現本庁舎(サーバ室) 192.168.XX.XX /24 現本庁舎(マシン室) 参考2.現行情報系等ネットワーク構成図 スイッチ :既存機器 :10/100/1000BASE-T :100BASE-FX :1000BASE-LX :10GBASE :Stack接続 インターネット インターネット 出先 拠点 教育系 出先 拠点 教育系 出先 拠点 公開系 出先 拠点 情報系 L3 コアスイッチ Allied x900 L3 コアスイッチ Allied x900 ● 与那城庁舎 出先 拠点 公開系 出先 拠点 情報系 L3 コアスイッチ Allied x900 L3 コアスイッチ Allied ● Router Router Allied AR570S Allied AR450S ※10G接続 石川庁舎 ※1本の回線に 3つの系統をACLにて制御 FireWall SSG320M FireWall SSG320M x900 ・リング接続 ・RSTP ・OSFP 情報系ネットワーク 自営光網 教育系ネットワーク 自営光網 L3 コアスイッチ Allied x908 【情報系】 L3 コアスイッチ Allied x908 【情報系】 1Gの8本をLAG DMZスイッチ Allied 【情報系】 外部サーバ FireWall SSG140 【教育系】 DMZスイッチ Allied 【教育系】 外部サーバ FireWall SSG140 【公開系】 DMZスイッチ Allied 【公開系】 外部サーバ 情報系スイッチ Cisco 3650 スイッチ Allied スイッチ Allied スイッチ 認証 NetAttest EPS-ST03 Allied LGWANルータ Cisco 892 ルータ YamahaRT1200 L2 フロアスイッチ Apresia ルータ YamahaRT1200 プリンタ メディコン群 Allied メディコン群 Allied 10.XX.XX.XX /24 インターネット サーバ仮想化基盤 (Vmware) 外部サーバ 情報系サーバ 業務系サーバ 教育系サーバ LGWAN 1Gの2本をLAGが複数 ■1F ~ 4F フロア 業務系 情報系 Router Allied AR450S FireWall SSG140 【情報系】 情報系スイッチ Cisco 3650 公開系ネットワーク 自営光網 【補足】 • IPアドレスはクラスA サブネットマスクは24bit • 各拠点及び各支所のフロア毎にセグメントを割り振り • DHCPサーバよりIPアドレスを払い出し(出先拠点も払 出し対象) • 本庁・石川庁舎・与那城庁舎はWEB認証 • マルチキャストで議会映像を配信 • 庁舎間は、VoIPゲートウェイを配置 • 出先1拠点あたり端末数は最大で30台程度、L2 Alliedスイッチで接続し、802.1x認証を行っている • 26年度事業によりサーバ仮想化基盤と導入する • 情報系端末台数 PC:1000台 プリンタ:200台 • 公開系端末台数 PC:150台 プリンタ:50台 • 教育系端末台数 PC:2000台 プリンタ:200台 Router Allied AR570S 業務端末仮想化基盤 (シンクライアント) 27年度事業 フレッツ VPN ワイド (情報系) 出先 拠点 フレッツ VPN ワイド (公開系) 出先 拠点 出先拠点情報系 出先拠点教育系 独自系 サーバ HUB 現本庁舎(サーバ室) 出先拠点公開系 参考3.光配線系統図 水道庁舎 市施設 公民館 じんぶん館 中央図書館 現本庁舎 市 施 設 Aルート 9.79Km 公民館 Cルート 12.85Km 市 小 中 公 施 学 学 民 設 校 校 館 石川庁舎 勝連庁舎 宮城公民館 与那城庁舎 市 小 中 公 施 学 学 民 設 校 校 館 Bルート 8.923Km 幼 稚 園 幼 稚 園 伊計小中学校 彩橋小中学校 勝連B&G海洋センター Bルート 8.923Km 伊 計 公 民 館 市施設 浜中学校 津堅小学校 Dルート 12.85Km 市 小 中 公 施 学 学 民 設 校 校 館 + Dルート 12.85Km 幼 稚 園 津 堅 幼 稚 園 比 嘉 小 学 校 比 嘉 幼 稚 園 浜 公 民 館 比 嘉 公 民 館 参考4.将来体系イメージ図(調達①/調達② ) 出先 拠点 教育系 出先 拠点 教育系 出先 拠点 公開系 出先 拠点 公開系 出先 拠点 情報系 コアスイッチ ● 出先 拠点 情報系 コアスイッチ ● ①統合コアスイッチ(冗長構成) 仮想ネットワークにより分離することでネット ワーク系統のセキュリティを確保する。 FireWall インターネット アナライザー ③各仮想化基盤との接続方法 業務端末仮想化基盤(シンクラ イアント端末) リンクは10Gbps以上にで接続 し、LAG構成を想定 ※対向機器(Cisco)にはSFPモ ジュール有り ※対応機器(IBMフレックスシ ステム)にはSPFモジュール無し ※10G接続 石川庁舎 与那城庁舎 ②統合FW(冗長構成) 仮想ネットワークごとに仮想ファイヤー ウォールを割り当て、現状に合った最 適なセキュリティポリシーを運用する。 (情報系/公開系/教育系) コアスイッチ 情報系スイッチ Cisco 3650 情報系スイッチ Cisco 3650 業務系スイッチ Cisco 3650 業務系スイッチ Cisco 3650 業務端末仮想化基盤 (シンクライアント) 27年度事業 業務系/情報系/公開系/教育系等 ④ネットワーク認証 トリプル認証(802.1x/MAC/WEB) と認証VLAN(ダイナミンクVLAN)によ り、セキュリティ強化と柔軟なネットワ ークを構成する。 新庁舎(各フロア) ■1F ~ 3F フロア フロア集約 スイッチ アクセススイッチ LGWANルータ Cisco 892 認証サーバ (冗長構成) DHCP (冗長構成) ラックスイッチ 現本庁舎(各フロア) ■1B ~ 4F フロア フロア集約 スイッチ エッジ集約スイッチ エッジ集約スイッチ エッジ集約スイッチ エッジ集約スイッチ エッジスイッチ プリンタ プリンタ うるみん ⑤既存機器の集約 サーバ仮想化基盤 (Vmware) 外部サーバ 情報系サーバ 業務系サーバ 教育系サーバ LGWAN ルータ YamahaRT1200 フレッツ VPN ワイド(情報系) 出先 拠点 ルータ YamahaRT1200 フレッツ VPN ワイド(公開 系) 出先 拠点 メディコン群 Allied メディコン群 Allied 出先拠点情報系 出先拠点教育系 ■2F エッジ集約スイッチ フロア エッジスイッチ 水道庁舎 じんぶん館 中央図書館 ラックスイッチ VoIP 出先拠点公開系 住基ネット関連 (CS/戸籍) 国保連合会・後期高齢 医療広域連合関連 住基ネット 国保ネット 介護ネット 既存物理サーバ群 ルータ YamahaRT1200 フレッツ VPN ワイド(業務系ネット ワークバックアップ回線) 参考5.将来体系機器構成案(イメージ) 新庁舎(サーバルーム) 情報系スイッチ Cisco 3650 コアスイッチ コアスイッチ 業務系スイッチ Cisco 3650 石川庁舎 業務系スイッチ Cisco 3650 :既存機器 スイッチ :提案機器 調達① スイッチ サーバ仮想化基盤 (Vmware) 外部サーバ 情報系サーバ ネットワーク監視 業務系サーバ 教育系サーバ 公開系サーバ 情報系スイッチ Cisco 3650 スイッチ :提案機器 調達② :10/100/1000BASE-T :10G :1G :Stack接続 :LAG接続 うるみん 業務端末仮想化基盤 (シンクライアント) 27年度事業 MC ■2Fフロア エッジ集約スイッチ 24ポート1台 エッジスイッチ コアスイッチ ファイアウォール ファイアウォール コアスイッチ ラックスイッチ 認証・DHCPアプライアンス 認証・DHCPアプライアンス ラックスイッチ ONU・外部団体回線・広域回線等 水道庁舎 じんぶん館 中央図書館 MC MC ■既存機器の接続 • イントラメディコン • 既存物理サーバ • VoIP機器 • その他通信機器 新庁舎(各フロア) フロア集約スイッチ アクセススイッチ フロア集約スイッチ 3F EPS-3 ラックスイッチ 24ポート各1台 MC ■1F ~ 3F アクセススイッチ フロア集約スイッチ 10台 アナライザー 48ポート19台 24ポート24台 ■端末の多い順 シンクラ端末 既存PC(業務系) 既存PC(独自系) 既存PC(情報系) プリンタ 複合機 フロア集約スイッチ 4F EPS フロア集約スイッチ 3F EPS フロア集約スイッチ 現本庁舎(各フロア) エッジ集約スイッチ フロア集約スイッチ コアスイッチ 8ポート29台 24ポート1台 2F EPS フロア集約スイッチ コアスイッチ 与那城庁舎 1F EPS フロア集約スイッチ 1B EPS フロア集約スイッチ エッジスイッチ 80台 ■1B ~ 3F ■端末の多い順 既存PC(情報系) プリンタ 複合機 既存PC(教育系) 既存PC(業務系) ■LAN敷設 ・現本庁舎の各EPS間ルー ト(提案構成による) ・現本庁舎4Fフロア (議会事務局・議員室) ・現本庁舎5F (議会中継室) ・LANケーブルの調達 エッジスイッチからPC端末 (エッジスイッチポートの数 長さ3M程度) 参考6.新庁舎アクセススイッチ配置表 西側 対象スイッチ 必要数 48ポートスイッチ 19個 24ポートスイッチ 24個 東側 ※必要数に予備機の数は入っていません。 3-3-1 3-3-2 3-3-3 SW24×1 SW48×1 SW48×1 2-3-3 2-3-4 2-3-5 SW48×1 SW48×1 SW48×1 SW48×1 SW24×1 SW24×1 SW24×1 SW24×1 3-S-1 3-S-2 3-S-3 3-S-4 SW24×1 SW48×1 SW24×1 SW24×1 2-2-1 2-2-2 2-2-3 2-1-1 2-3-1 2-3-2 SW24×1 SW48×1 SW48×1 SW48×1 SW24×1 SW24×1 SW24×1 SW24×1 3階 2階 1-2-1 1-2-2 1-2-3 1-2-4 1-1-2 1-1-1 1-3-1 1-3-2 1-3-3 1-3-4 1-3-5 1-3-6 SW24×1 SW48×2 SW48×2 SW24×1 SW48×1 SW24×1 SW24×1 SW48×1 SW48×1 SW48×1 SW48×1 SW24×1 SW24×1 SW24×1 SW24×1 SW24×1 SW24×1 SW24×1 1階 参考7. 現本庁舎LAN敷設(4階) Cat6とする ケーブル1本30m程度を5階 議会中継室に配線すること