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レジュメ - 資格の学校TAC

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レジュメ - 資格の学校TAC
036-0979-1014-13
<TAC>無断複写・複製を禁じます
2016 夏 税理士オープンフェス
税法科目攻略セミナー
-消費税法-
「税法チャレンジの第 1 歩!」
各コース初回講義を無料で体験受講できます。
開講日に、各校受付へ直接お越しください(予約不要)。
※ コースの開講日につきましては、「税理士パンフレット」をご覧ください。
TAC税理士講座
<TAC>無断複写・複製を禁じます(税17)
目
テーマ1
次
消費税法の科目の特徴とTAC設定コース
1
消費税法は実務に直結する重要税目である ······························· 1
2
消費税法の学習に向いている人 ········································· 1
3
出題形式・出題傾向 ·················································· 2
4
本試験の過去の受験者数、合格者数及び合格率 ··························· 2
5
9月開講コースの学習の流れ ··········································· 3
6
各コースの概要とそれぞれのメリット・デメリット ······················· 3
7
タイプ別おすすめコース··············································· 4
テーマ2
1
テーマ3
消費税の概要
消費税の性格 ························································ 5
取引の分類
1
取引の分類 ·························································· 10
2
課税の対象 ·························································· 10
3
非課税取引 ·························································· 11
4
免税取引 ···························································· 12
Q&A
税法が初めてで心配なのですが、大丈夫でしょうか? ················· 13
税法実務講座「税法入門」プレゼント! ····································· 14
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1
テーマ
1
消費税法の科目の特徴とTAC設定コース
消費税法は実務に直結する重要税目である
消費税法は、税理士試験の税法科目の中で最も受験者数が多く、毎年1万人くらいの
人が勉強している人気の高い試験科目の一つです。それは、実務において重要だから!
と言われます。
では、具体的に実務においての消費税の特徴をいくつか挙げてみます。
1
税理士試験の中でも特に実務に直結する科目である
実務上、法人及び個人事業者の会計処理をすべて複式簿記にて行いますが、その際
に、一つ一つの各取引に消費税が課税されるか否か(もっと言ってしまえば、免税か、
非課税か、不課税か)を、日々判断できなければ消費税を計算することはできません。
会計事務所に勤めたその日から消費税法の知識が必要となってきます。
2
課税対象となる者が法人だけでなく個人事業者も含まれることから申告件数が一番
多い
消費税は、利益(儲け)に課税するものではないため、赤字の事業者であっても申
告をすることとなります。
消費税法の実務上の重要性がお分かりいただけたと思います。きっと、実務界での活
躍を考えている方が多いことでしょう。いつの日か消費税法を本気で学習しなければな
ならないということです。今後、さらなる消費税率アップが予定されていますが、思い
立ったが吉日、早めに着手して最新の知識を習得し、ぜひ自信をもって実務界に羽ばた
いていただきたいです。
2
消費税法の学習に向いている人
消費税法は、ボリューム的には、法人税法、所得税法、相続税法に比べて少なく、短
時間で受験レベルに達することが可能です。したがって、仕事との両立、家庭との両立、
他の科目との両立などを目指す方に向いている科目であると言えます。
-
1 -
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3
出題形式・出題傾向
1
本試験のボリューム及び難易度
近年は、難易度はそれほど高くないものの、ボリュームが多くなっている傾向にあります。
全体としては、時間内に解き終わらないという傾向にあります。
2
出題形式・出題傾向
(1) 第一問(理論問題
50点)
一題については「個別理論」、もう一題については「個別理論」を組み合わせた問
題や、具体的な事例が与えられる「事例問題」が出題される傾向にあります。
(2) 第二問(計算問題
50点)
数年前までは、損益計算書を基にした総合計算問題が1題出題されるパターンが
続いていました。近年の試験では、総合計算問題に加えて、個別問題が出題され、
2問形式の出題が続いています。
内容的には、毎年新たな論点が多少出題されますが、授業や問題集等で出題され
た範囲内で解答できれば十分合格点を取ることが出来ます。
したがって、授業に休まず出席して、TACの教材をしっかりこなした人から順
に合格していくという傾向にあると言えます。
4
本試験の過去の受験者数、合格者数及び合格率
受験者数
合格者数
合格率
第58回(平成20年度)
10,773人
1,428人
13.3%
第59回(平成21年度)
10,857人
1,344人
12.4%
第60回(平成22年度)
10,987人
1,353人
12.3%
第61回(平成23年度)
10,891人
1,490人
13.7%
第62回(平成24年度)
10,730人
1,328人
12.4%
第63回(平成25年度)
10,912人
1,288人
11.8%
第64回(平成26年度)
9,713人
1,001人
10.3%
第65回(平成27年度)
9,249人
1,215人
13.1%
-
2 -
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5
9月開講コースの学習の流れ
9月から開講するコースには、
「レギュラーコース」と「年内完結+上級コース」とが
あります。なお、両コースとも5月からは「直前期」として共通のカリキュラムとなり
ます。また、“通年週1”のペースです。
9
月
年内完結コース
1
レギュラーコース
月
上 級 コ ー ス
5
月
直
前
期
本試験
6
各コースの概要とそれぞれのメリット・デメリット
1
レギュラーコース
(1) コース概要
レギュラーコースは、9月から4月までの8カ月間の学習期間を設けて、じっく
りと実力を養成していく、税理士試験初挑戦の方におすすめのスタンダードコース
です。
具体的には、各月ごとに3回の講義と1回の実力テストを行い、講義の回ではミ
ニテスト(前回の講義内容についての確認テスト)を毎回実施します。また、実力
テストでは、各月の学習内容に関する確認問題を出題します。
(2) メリット
①
無理のないカリキュラムで、一定のペースで学習を進めていくことができます。
②
主要な論点につき2回転方式(年内は基礎項目中心・年明は応用項目中心で学
習)でカリキュラムを組んでいるため、段階を踏んで学習を進められます。
(3) デメリット
①
本試験レベルの問題の演習量が、
「年内完結+上級コース」よりは少なくなりま
す。
②
一通りの学習内容を見終わるのが、年内完結コースより遅くなります。
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2
年内完結+上級コース
(1) コース概要
年内完結コースは、9月から12月までの4カ月間でインプットを中心に一通りを
学習するコースです。1月から4月までの4カ月間は上級コースでアウトプットを
積み重ねることで、より実践力が身に付きます。
上級コースは、講義と演習を交互に実施します。講義では、基礎項目を踏まえつ
つ、+αの部分について学習します。また、演習では、前回の講義内容に関する確
認を行うとともに、本試験合格に必要な答案作成術を身につけます。
(2) メリット
①
年内の年内完結コースでは、一通りの内容を学習するので、早く全体像が見え
てきます。
②
年明の上級コースでは、隔週で演習を行うので、本試験合格に必要な答案作成
術を早く身につけることができます。
(3) デメリット
年内完結コースでの学習量が多いため、復習時間が多く必要となります(レギュ
ラーコースのほぼ1.5倍位)
。
7
タイプ別おすすめコース
・適度なペースで無理なく学習を進めたい方
・コツコツ型の方
レギュラーコース
・複数科目を受験される方
・学習時間に制約がある仕事両立型の方
・学習時間が多く確保できる方(特に年内)
・実践を重視した、演習中心の学習を進めたい方
・1科目の確実な合格を目指される方
・年明け以降の科目変更の可能性がある方
-
4 -
年内完結+上級コース
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2
消費税の概要
テーマ
1
消費税の性格
(1) 消費税はものの消費に対して広く薄く課税
物品やサービスの国内における「消費」に対して課される税金で、課税物品が
特定されていないことから「一般消費税」と呼ばれている。
消費税は、酒税などのように特定の物品やサービスに課税する「個別消費税」とは
異なり、原則として国内におけるすべての商品の販売、サービスの提供に対して課税
されている。
輸入取引に関しても、国内で消費することを目的としていることから、課税されて
いる。
このように、消費税は、課税物品を特定せず、消費に広く薄く負担を求めることか
ら、
「一般消費税」と呼ばれている。
法
律
課税対象
税率
消費税法
物やサービスの消費(広く課税)
一律8%(薄く課税)
所得税法
個人の所得
5%~45%超過累進課税
法人税法
法人の所得
23.4%(普通法人等)
相続税法
財
10%~55%超過累進課税
産
(2) 消費税の課税権者
消費税の税率は8%であるが、この内訳は6.3%が国税、1.7%が地方税である。
税を課す者(課税権者)が誰であるかという観点で税金を区分した場合、国が課す
税金を「国税」
、都道府県等の地方公共団体が課す税金を「地方税」という。
国
税
地方税
「消費税(税率6.3%)」
「法人税」「所得税」「相続税」等
「消費税(税率1.7%)」
「固定資産税」
「事業税」
「住民税」等
(注)また、従前(平成26年3月31日まで)の消費税の税率は5%であり、この内訳
は、国税4%、地方税1%となっています。
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5 -
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(3) 消費税は間接税
間接税とは、負担者と納税者が一致しない税金をいう。
納税者が誰であるかという観点で税金を区分した場合、税の負担者と納税者が同一
である税金を「直接税」
、税の負担者と納税者が異なる税金を「間接税」という。
消費税は、法律上の納税者(事業者)と実際の税の負担者(消費者)が一致せず、
税負担の転嫁が行なわれることから、間接税であるといえる。
【図
解】
直接税
間接税
国
国
納税者
納税者
事業者
負担者
事業者
消費者
(例:法人税・所得税)
負担者
(例:消費税)
直接税
「法人税」「所得税」「相続税」等
間接税
「消費税」「酒税」等
(4) 消費税学習上の用語
事
業
者
課 税 期 間
売
上
げ
「個人事業者」と「法人」をいう。
個人事業者:1月1日~12月31日(暦年)
法
人:事業年度
消費税法における「売上げ」は、会計における売上げより広い概念である。
( 収 入 ) 棚卸資産に限らず、資産等を売ればすべて「売上げ」である。
仕
入
れ
「売上げ」同様、棚卸資産に限らず、資産等を買えばすべて「仕入れ」で
( 支 出 ) ある。
課税売上げ
上記の売上げのうち消費税が課税されるものをいう。
課税仕入れ
上記の仕入れのうち消費税が課税されるものをいう。
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(5) 消費税の仕組み
課税売上げに係る消費税額から課税仕入れに係る消費税額を控除することによ
り納付税額を求める「多段階累積控除」の仕組みを採用している。
消費税は、事業者に負担を求めるものではなく、事業者の販売する商品やサービス
の価格に税額を上乗せさせて、最終的には商品などを消費した者が負担するものであ
る。その流通の過程の各段階で二重三重に消費税が課税されないように、
「多段階累積
控除」の仕組みが採られている。
※
税
率
消費税の税率は8%であるが、この内訳は、国税6.3%、地方税1.7%となって
いる。受験では、国税6.3%部分に着目して学習することとなる。
【図
解】流通の過程
〈生産者〉
〈卸売業者〉
〈小売業者〉
売上
売上
〈消費者〉
購入
仕入
売上
仕入
6,300
納付
12,600
納付
25,200
納付
6,300
18,900
44,100
-
6,300
18,900
本体価格
消費税額
納
付
※
税
額
6,300
+
12,600
+
25,200
44,100
納付
一致
=
44,100
各事業者の納付税額の合計が、消費者が負担した消費税額と一致する。
消費税の仕組みを一事業者の立場で考えると、資産の購入時に消費税を支払い、販
売時に消費税を預かることとなり、その事業者は、「預かった消費税額」から「支払っ
た消費税額」を差し引いて「納付税額」を計算し、納めることとなる。
その「納付税額」は、上図の<小売業者>を例に取るならば、次のようになる。
預かった消費税額 44,100円 - 支払った消費税額 18,900円 = 納付税額 25,200円
( 仮受消費税 )
( 仮払消費税 )
-
7 -
( 納付税額 )
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【参
考】消費税法における納付税額の基本的計算パターン
(1) 課税標準額に対する消費税額(預かった消費税額の計算)
「預かった消費税額」の消費税法上の正式名称は「課税標準額に対する消費税額」と
いい、以下の手順で計算する。
①
「課税標準額」を求める。
イ
一課税期間中に行った課税売上げを税込みのまま、すべて合計する。
ロ
イの金額に
ハ
ロの金額の千円未満の端数を切り捨てる。
②
100
を乗じる。
(税抜きにする。
)
108
「課税標準額に対する消費税額」を求める。
①の課税標準額に6.3%を乗じる。
(2) 控除対象仕入税額(支払った消費税額の計算)
「支払った消費税額」の消費税法上の正式名称は「控除対象仕入税額」といい、以下
の手順で計算する。
①
一課税期間中に行った課税仕入れを税込みのまま、すべて合計する。
②
①の金額に
6.3
を乗じる。
(国税部分を求める。
)
108
(3) 差引税額の計算
① 「課税標準額に対する消費税額」から「控除対象仕入税額」を差し引く。
②
百円未満の端数を切り捨てる。
※
差引いてマイナスとなった場合は、「控除不足還付税額」として税額が還付され
る。この場合には、百円未満の端数は切り捨てない。
(4) 納付税額の計算
中間納付として税金を前払いしている場合には、
「差引税額」から「中間納付消費税
額」を差し引いて「納付税額」を計算する。
※1
「中間納付消費税額」とは、一課税期間に納付すべき消費税額の一部を前払
いしたものをいう。
※2 差引いてマイナスとなった場合は、
「中間納付還付税額」として税額が還付さ
れる。
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【練習問題】-消費税法における納付税額の計算-
次の場合における納付すべき消費税額を求めなさい。
課税売上高
129,817,728円
課税仕入高
58,285,988円
中間納付消費税額
【解
2,080,000円
答】
(1) 課税標準額
100
129,817,728円×
108
= 120,201,600円
120,201,000円
(千円未満切捨)
(2) 課税標準額に対する消費税額
120,201,000円×6.3%=7,572,663円
(3) 控除対象仕入税額
6.3
58,285,988円×
108
=3,400,015円
(4) 差引税額
7,572,663円-3,400,015円= 4,172,648円
(5) 納付税額
4,172,600円-2,080,000円=2,092,600円
-
9 -
4,172,600円
(百円未満切捨)
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3
取引の分類
テーマ
1
取引の分類
(1) 概
要
テーマ2で示したように、消費税の納付税額は売上金額と仕入金額から「預かった
消費税額」と「支払った消費税額」をそれぞれ計算することにより求める。したがっ
て、消費税の納付税額を計算するにあたっては、どの取引に消費税が課税され、どの
取引に課税されないのかを判断できなければならない。
(2) 国内取引の分類
国内で行う取引については、次の各段階に従って分類し、最終的に「課税取引
(6.3%)
」に分類された取引にのみ消費税が課税されることとなる。
(第1段階)
(第2段階)
国
(第3段階)
課税取引(6.3%)
課税取引
内
課税の対象
免税取引(0%)
(4要件)
取
非課税取引
引
2
不課税取引
課税の対象
(1) 課税の対象と不課税取引
第1段階の分類は、「課税の対象」と「不課税取引」に分けることである。
課税の対象とは「消費税法が適用されるもの」という意味である。この課税の対象と
ならない取引を不課税取引といい、消費税の計算では考慮しない。
(2) 課税の対象となるための4要件
次の4つの要件をすべて満たす取引が課税の対象となる。
①
国内において行うものであること。
②
事業者が事業として行うものであること。
③
対価を得て行うものであること。
④
資産の譲渡及び貸付け並びに役務の提供であること。
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3
非課税取引
(1) 非課税取引と課税取引
第2段階の分類は、課税の対象を「非課税取引」と「課税取引」に分けること
である。
非課税取引とは、「消費に負担を求める税の性格から課税することになじまないも
の」や、
「社会政策的に課税することが適当でないもの」について、課税しないことと
している取引をいう。
国内取引の非課税は下記15項目の限定列挙である。
非
課
税
項
目
課
税
と
な
る
も
の
・1月未満の貸付け
課
税
す
る
こ
と
に
な
じ
ま
な
い
も
の
政
策
的
に
課
税
が
適
当
で
な
い
も
の
①
土地等の譲渡、貸付け
・駐車場等の施設の利用に伴う土地の貸付け
・土地売買に係る仲介手数料
・ゴルフ場利用株式の譲渡
②
有価証券等の譲渡
③
利子、保証料、保険料など
④
郵便切手類、印紙、証紙の譲渡
・有価証券売買に係る仲介手数料
(特定の販売所での譲渡に限る)
⑤
物品切手等(商品券など)の譲渡
⑥
住民票、戸籍抄本等の行政手数料
⑦
外国為替業務
⑧
社会保険医療など
⑨
介護保険サービス、社会福祉事業など
⑩
助産に係る資産の譲渡等
⑪
埋葬料、火葬料
⑫
身体障害者用物品の譲渡、貸付けなど
⑬
学校教育に係る役務の提供(授業など)
・学習塾、予備校の受講料
⑭
教科用図書の譲渡
・教科用図書の配送
⑮
住宅の貸付け(注)
・自由診療、人間ドック、健康診断
・葬式費用、花輪代
・1月未満の貸付け
・事務所、店舗、別荘等の貸付け(注)
(注)共益費、権利金、更新料等(いずれも返還しないものに限る。)は、貸付けに係る
対価と考えて、その家賃と同様に取り扱う。
-
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4
免税取引
(1) 免税取引と課税取引
第3段階の分類は、課税取引を「免税取引(0%)」と「課税取引(6.3%)
」に
分けることである。
免税取引は、課税取引のうち、一定のもの(=輸出取引等)について消費税が免除
される取引である。免税取引は、以下の理由により設けられている。
①
消費地課税主義
国内で消費される商品やサービスについて税負担を求めることを「消費地課税主
義」といい、この考え方により日本の消費税は課税されている。したがって、日本
の消費税を輸出先である国外 (法施行地外) に居住する者に負担させることを防ぐ
ため、法施行地外で消費される輸出取引等については、消費税を免除している。
②
国際競争力の低下防止
輸出されるものに対して消費税を課税すると、輸出を行う国内企業において、国
際市場での競争力の低下を招くおそれがある。したがって、この競争力低下を防ぐ
ため、輸出取引等については消費税を免除している。
(2) 輸出取引等の具体例
①
国内からの輸出として行われる資産の譲渡、貸付け
②
国際運輸、国際通信、国際郵便等
-
etc
12 -
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税法が初めてで心配なのですが、大丈夫でしょうか?
ご安心ください!税法が初めてであれば、特に理論が不安かと思います。
消費税法という科目は、税法が初めての方が多いということを踏まえ、講義を
展開して参ります。また、各種教材においても常に意識して作成しております。
理論については、「暗記方法」をはじめ「理論答案記入上の注意点」等をテキ
ストに収録しています。
計算についても、合格のカギとなる総合計算問題の解法講義があります。「総
合計算問題答案記入上のポイント」や「電卓使用方法」を必要に応じてテキスト
に収録しています。
また、消費税法はクラス設定が豊富であることも利点です。欠席時には関東を
中心に主要拠点では他の校舎に振替えることもできます(WEBによるフォロー等
もあります)ので、しっかり学習すれば欠席時にも落ちこぼれることはありませ
ん。
ですから、安心して学習を進められます。我々TAC消費税法講師全員で皆様
を合格までバックアップさせていただきます。一緒に頑張りましょう!!
(テキストより一部抜粋)
理論暗記の方法
理論暗記を確実に、かつ効率良く行うために、次の手順に従って進めると良いだろう。
《内容を理解するステップ》
【ステップ1】タイトル(解答の柱)をチェックする。
【ステップ2】前提・結論等の内容をチェックする。
《暗記作業を進めるステップ》
【ステップ3】条文を暗記する。
【ステップ4】暗記した理論を定着させる。
《内容を理解するステップ》
【ステップ1】タイトル(解答の柱)をチェックする。
~全体の内容を理解する~
まずは、その論点の中に含まれている規定をタイトル(理論マスターの網掛けで書かれている部
分)で確認し、その論点がどのような規定で構成されているかをチェックすることにより、その論
点の全体像をつかんでおく。
~以下、省略~
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13 -
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税法実務講座「税法入門」プレゼント!
2017年合格目標で「法人税法」
「所得税法」
「相続税法」
「消費税法」を新たに学習する
方に、税法学習の理解促進・つまずき防止に最適な税法実務講座「税法入門」をプレゼ
ントします!「税法入門」は各税法科目の知識のない方を対象とし、各税目の仕組みや
税額の計算方法までの基本的な流れを学習する講座で、いずれの科目も4回のコンパク
トな講義です。
「税法入門」を利用して幸先の良いスタートを切ってください。
キャンペーン内容
2016年7月19日(火)~9月19日(月・祝)のキャンペーン期間中
に、
「法人税法」
「所得税法」
「相続税法」
「消費税法」の
「レギュラーコース」又は「年内完結+上級コース」のいずれかを
お申込みの方に、お申込みの科目の税法実務講座「税法入門」を
プレゼントいたします。
※
Web通信講座での受講となります。キャンペーンの詳細につきましては、
「税理
士講座パンフレット」をご覧ください。
税 法 入門 活 用法
税法入門活用法 その2
その
「税法入門」で取り扱う論点を、本コー
「税法入門では、各税法科目の全体像を
掴むことができます。そのため、本コー
スで学習した際に、その都度「税法入門」
ス学習前または学習初期に、
「税法入門」
に立ち戻ることで、各論点の全体での中
を受講することで、本コースの講義で各
での位置づけや他の論点との関係など
論点を学習する際に、全体の中でどの部
を確認することができますので、理解度
分を学習しているかを明確にして取り
が深まり、学習効果をより高めることが
組むことができます。
できます。
税法実務講座 受講者の声(法人税受講者)
税法科目の学習にあたり、講師に勧められて会計
科目の試験後すぐに「税法入門」の学習を始めま
した。
「税法入門」受講後、税法実務講座の「申告
書作成」まで受講したことで、全体的な概要を掴
め、効率良く法人税法の学習を進めることができ
ました。税理士試験では、実際の申告書を基にし
た問題が出題されることもあり、申告書を作成し
ながら進める講義スタイルは、効果的で試験にも
役立つ内容だったと思います。
-
14 -
第67回税理士試験
での合格を目指す
受験生をTACは
全力で応援しま
す!
TAC経理実務/税法実務講座の詳細につき
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