...

ケニア共和国 タンザニア連合共和国 ザンピア共和国 モザンピーク国

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ケニア共和国 タンザニア連合共和国 ザンピア共和国 モザンピーク国
ケニア共和国
タンザニア連合共和国
ザンtfア共和国
モザンビーク国
東アフリカ4ケ国農業開発計画
ケニア共和国
バリンゴ南部乾燥半乾燥地帯農業農村開発計画
タンザニア連合共和国
ザンビア共和国
ローアモシ農業農村開発計画
入植地総合農業農村開発計画
モザンビーク共和国
マシア地区水田藩概復旧及び農村開発計画
プロジェクト・ファインデイング調査報告書
平成7年5月
社団法人
海外農業開発コンサルタンツ協会
棄アフリカ4ケ国
プロジェクトファインデインク調査報告書
序
言
I
2.
1.1
国土と人口
I
1.2
社会経済
I
1.3
農業の現状
I
1.4
国家開発計画
I
バリンゴ南部乾燥半乾燥地帯農業農村開発計画
1
l
l
-
-
l
2
l
2
-
T⊥
っJ
-
2.1
計画の背景
l
2.2
計画地区の概要
▼1
4
2.3
計画概要
l
5
つJ
l
I
I
総合所見
バリンゴ南部乾燥半乾燥地帯農業農村開発計画調査実施のためのTOR
(莱)
…‥
Ⅰ.A- 1
タンザニア
背
2.
景
Ⅱ
l
l
1.1
国土と人口
Ⅱ
1.2
社会経済
Ⅱ
1.3
農業の現状
Ⅱ
1.4
タンザニアの農業開発政策
Ⅱ
ローアモシ農業農村開発計画
2.1
背
l
l
l
Ⅱ
2.1.1日本政府によるキリマンジャロ州に対する協力の概要
日本政府の援助による港概稲作
Ⅱ
2.1.3
澄渡用水の不足
Ⅱ
2.2
藩政用水不足への対策の必要性
Ⅱ
2.3
開発調査の概要
Ⅱ
稔合所見
ローアモシ農業農村開発計画調査実施のためのTOR
ー1
-
(莱)
l
Ⅱ
2.1.2
ー
ー
-
Ⅱ
景
ユ
l
l
I
l
l
1
2
2
2
2
3
4
5
′b
Hf.
ザンビア
Ⅲ
1.
背
Ⅲ
l
2.
景
1.1
国土と人口
Ⅲ
l
1.2
社会経済
Ⅲ
一
1.3
農業の現状
Ⅲ
l
1.4
国家開発計画
Ⅲ
I
ザンビア国入植地総合農業農村開発計画
2.1
Ⅲ
計画の背景
Ⅲ
2.1.1入植計画の現状
Ⅲ
2.1.2
計画の背景
Ⅲ
ー
2
2
4
I
4
I
4
l
5
l
計画地区の概要
Ⅲ
2.3
計画概要
Ⅲ
l
7
Ⅲ
I
7
入植地絵合農業農村開発計画調査実施のためのTOR
2.
ー
2.2
総合所見
lV.
l
′b
I
(莱)
モザンビーク
Ⅳ-1
背
Ⅳ-1
景
1.1
国土と人口
Ⅳ-1
I.2
社会経済
Ⅳ-1
1.3
農業の現状
Ⅳ-1
1.4
国家開発計画
IV-2
マシア地区水田藩政復旧及び農村開発計画調査
計画の背景
2.2
マシア地区水田藩政復旧及び農村開発計画調査
開発調査の目的
2.3
ⅣⅣⅣⅣ
2.1
っJ
l
添付資料-1
調査工程
添付資料-2
面会者リスト
添付資料-3
収集資料一覧
現地写真集
-
ll
-
4
I
Ⅳ
悉付資料
4
l
総合所見
マシア地区水田港概復旧及び農村開発計画調査実施のためのTOR
3
I
(莱)
l>
l
<
l
4
-
序
本報告書は、
言
1995年4月22日より同年5月22日までの31日間にわたってケニア共和国,タ
ンザニア連合共和国、ザンビア共和国及びモザンビーク共和国において実施した、プロジェクト・
ファインデイング調査結果を取りまとめたもので,各国におけるプロジェクト・ファインデイン
グ調査案件は次のとおりである。
ケニア共和国
バリンゴ南部乾燥半乾燥地帯農業農村開発計画
タンザニア連合共和国
ローアモシ農業農村開発計画
ザンビア共和国
入植地総合畢業農村開発計画
モザンビーク共和国
マシア地区水田澄渡復旧及び農村開発計画
プロジェクトファインデイング調査は、社団法人海外農業開発コンサルタンツ協会(ADCA)
から派遣された下記3名の団員により実施された。
団長/濯概計画
大谷
俊人
(日本工営株式会社)
農業/農業経済
石塚
真
(日本工営株式会社)
港概計画
水島
清隆
(日本工営抹式会社)
調査団は、現地調査及び資料収集において、各国政府関係機関のご協力を頂き業務を円滑に遂
行することができた。調査団の受け入れ窓口としてご協力頂いたのは、ケニア共和国では農業・
畜産開発及び市場菰通省であり、タンザニア連合共和国では農業・畜産開発省であり,ザンビア
共和国では副大統領府入植局であり、モザンビーク共和国では農業・水産省であったo
またこれ
ら4ケ国の日本大使館並びにJICA事務所関係者の方々に多大なる助言とご協力を頂いた。ここ
に関係各位の方々に深甚なる感謝の意を表する次第である。
調査団の調査日程,面会者の1)ストは、添付資料-1と2に、また、調査団が調査期間中に収
集した資料の一覧は添付資料-
3に示すとおりである。
-I-
l.
ケニア
バリンゴ南部乾燥半乾燥地帯農業農村開発計画
ケニア
l.
バリンゴ南部乾燥半乾燥地帯農業農村開発計画
(Agricultureand
Area
Rural
in the Republic
of
Development
Project in South
Baringo
Arid and
Semi-arid
Lands
(ASAL)
Kenya)
景
1.
背
1.1
国土と人口
ケニアは,アフリカ大陸の東部,インド洋に面した赤道直下に位置する国で,ソマリア、エチ
オピア、スーダン、ウガンダ、タンザニアと国境を接している.国土面積は,日本の約1.6倍
583,000km2でその内約2%がビクトリア湖等の水面となっている。ケニアの国土は、北のエチ
オピアから南のマラウイまで続く大地溝帯が南北を貫き、地溝帯に沿って大小の湖が発達してい
る。ケニア中央部より南部一帯に標高Ⅰ,500-3,000mの高地が広がっており,内陸部は一般的
に起伏が多い。ケニアの主要な水資源は,同国中部高標高地域に源を発しインド洋に達するタナ
川、アティ川と,西部タンザニア/ウガンダ国境にあるビクトリア湖に流下する諸河川がある。
内陸部では年間を
同国は熱帯性気候に属するが、標高の差異により気候は多様性に富んでいるo
通じ15-23℃と快適であるが、海岸部にあるモンバサは年間平均26℃と暑い。大地溝帯の東
側では、大雨期(3月-5月)と小雨期(9月-Io月)があり一般的に雨量は豊富である。一方、
海抜1,200 m以下の東北部では雨量は極端に少なく半乾燥または乾燥地帯(Arid
山皿虫)となっている。
ケニアの人口は1989年で24,9百万人であり,
^ロ増加率が年約3.8%で,
ard
Semi-arid
1995年には29百
万人,
200年には35百万人に達すると見込まれている。ケニアは約40の部族を持ち、その代
表部族はキクユ族(総人口の21%)
、カレンジン
,ルヒア族(同14%)
,カンパ族(同11%)
族(同11%)等である。ケニアの人口の約85%が農村に住み、その大部分が農業の従事してい
る。しかし、近年、職を求めて都市-の人口流入が続いており、都市人口が急増している。
社会経済
1.2
ケニアは一貫して親西欧、資本主義の立場をとってきており、
70年代のケニア経済は上昇を
示し、政治的にも安定していた。しかし、
80年代に入り,主力輸出商品であるコーヒー,紅茶
等の価格低迷から財政赤字が拡大し経済困難が表面化してきた。慢性的貿易収支の赤字を観光収
入で相殺しているが観光収入も先進国の好不況に大きく左右されるため、国際収支構造は不安定
である。
国内総生産(GDP)における農業部門の占める割合は約30%と最も高く、次いで製造業(
12%)
1980年代後半、国家経済は順調に成長し、
1979年から
,商業(11%)等となっている。
1984年のGDP成長率は3.9%であったのに対し、
1984年から1989年のGDP成長率は5.5%と
大きく上回っている。同国の国家経済は農業生産にたよるところが大きく1984年の辛魅時には
GDP成長率はo.8%の伸びを示したに過ぎなかった。
ある。
ト1
1989年以来,経済成長率の低下が顕著で
農業の現状
1.3
ケニアの耕地面積は約24,3(泊km2
(1990年)で,国土総面識582,650km2の約4.2%にすぎ
ない。港概による作物栽培面積は約36,000haであり,全耕地面積の1.5%にすぎない。ケニア
の全労働人口の内70%は農業部門に従事している。ケニアの主要農業作物は、コーヒー、紅茶、
メイズ,小麦、砂糖、サイザル麻が中心である。主要農産物の栽培面積及び生産高は次のとおり
である。
1979-
作
物
栽培面積
1981年
生産高
103
コーヒー
紅茶
メイズ
I
小麦
1991年
栽培面積
生産高
103
ton
113
89
77
93
150
91
1
1,714
,273
106
92
188
I
,364
1 (X)
42
39
33
サイザル麻
42
36
Year
204
5,350
4,197
44
Production
70
210
38
FÅo
1 54
147
砂糖キビ
Book,
ton
90
212
49
出典:
103
ton
2,250
,550
1992年
栽培面積
生産高
2,561
200
4,430
35
1992
コーヒーと紅茶はケニアの2大輸出換金作物である.また、園芸作物の輸出も近年順調に伸び
てきている。コーヒー、紅茶、園芸作物の輸出の総輸出額に占める割合は1990年でそれぞれ
18%,
26%、
13%である。また、メイズは,ケニア人の主食であり小農の自家消費分等を除き
政府の国家穀物生産公社(NCPB)が買い上げる制度のなっていたが、近年,自由流通制度が導
入された。メイズは自給されたとの発表はあるが,生産基盤の弱さにより,
1991-92年の干魅
に際し大きな被害を被ることとなった。砂糖,小麦は生産量が少なく、大部分が輸入に頼ってい
る.メイズ、豆類、小麦及び米等の穀類の生産高は,
1989年に3,364,(X氾けであったが1992年
には3,019,000トンと下落し,不安定な推移を示している。
1.4
国家開発計画
ケニア政府は,現在,
1994年にスタートした第7次開発計画を1996年までの期間で実施して
いる。同開発計画では主要課題を「持続的開発のための資源の動員」に置き、そのための戦略と
して次の項目を挙げている。
一公平かつ持続的な開発
一大衆の必要性に見合った成長の継続
一地方及び都市部における貧困の軽減
一人口成長率の低減及び人口の分散
一農業及び食糧保障の持続性の確立
一人的及び環境衛生の改善
一貧困者への適切なサービスの提供
一環境及び自然資源の保全・強化
-エネルギーの有効利用及び新しいエネルギーの利用の拡大
一持続的な工業生産及び環境保全技術の確立
一持続的な開発計画及び管理のための国家及び地方の能力の改善
一国際協力の強化
Ⅰ-2
農業はケニア経済の中心部門であり、かつ同国経済の他部門開発の基本的経済部門となってい
る。同国農業政策の主旨は、第一に食糧自給体制の強化、第二に十分な水準の戦略的食糧備蓄、
第三に輸出向け商品作物の増産にある。藩政開発に関して、第7次開発計画では,小農グループ
による投資に見合った開発を中心課題に掲げており、これにより、地方における雇用促進、食糧
安全保障、収入増加等を狙っている。
2.
バリンゴ南部乾燥半乾燥地帯農業農村開発計画
2.1
計画の背景
ケニアの乾燥・半乾燥地帯(ASAL)は,全国46郡の内、
24郡がASALに属していることか
ら明らかなとおり,国土の約88%を占め、人口の約30%及び家畜の約50%を抱えている。定
義上、 ASALは、蒸発散量(ET)が有効雨量の2倍以上である地帯で、それを数値で示すと年
降雨量が250- 1,00Omm、
ETがl,500-2,500mmの地帯ということができる。降雨は多くの場
合短期間に集中しており,土壌への侵入は少なく流出量は多い。
地方部人口の大部分はASALに居住しており、生産性の向上及び雇用機会の創造を通じた、
これら住民の生活条件の改善が必要とされている。しかし,この地帯では、土壌侵食及び環境劣
化等の問題や砂漠化の進行が危倶されている。
ASAL開発においては,
1980年代に行われた、
「第一世代(TheFirstGeneration)
」の活動としての政府の努力にもかかわらず依然次のような
多くの間畏が残されている。
り
少なく不安定な降雨を原因とする土壌肥沃度の低下,病害虫の発生等、環境劣化
2)現存技術レベルでの低い土地資源開発ポテンシャル及び水資源の不足
3)
ASAL以外(w弛・ht宙の開発を意図する諸技術のASAL開発における不適切さ
4)生産資粍材の投入及び生産物の搬出のための公共施設の不足
5)教育サービスの不足による人的資源開発の遅れ
「第一世代(TheFirstGeneration)
」のASAL開発の経験を踏まえて、
「第二世代(TheSec。nd
Generation) 」の戦略が1986年のSessionalPaperNo.
1に示され,それはさらに,第6次開発計
画(1989-1993年)
ASAL開発の基本的
、続く第7次開発計画(1994-1996年)に反映された。
な目的は次のとおりである。
1)
ASAL資源の生産ポテンシャル開発手法の開発、それによる収入増加,雇用促進及び食
糧安全保障といった国家開発計画への寄与
2)自然環境の改善及び保全
3)持続性を基本とする地域住民の生活の質の改善
4)高い開発ポテンシャルを持つ地域における共生手法の確立
ケニアのASALは、その乾燥の程度によって、
A地区=
C地区=50-85%ASAL,
100%ASAL、
B地区=85
D地区=30-50%ASALの4つのカテゴリーに分類される。
ケニア北部地域に広がりソマリア、エチオピア、スーダンに隣接している。
県(sanburuDistrict)やケニアの南東部の県が含まれる。
-
100%ASA1.,
A地区は
B地区にはサンプル
C地区及びD地区は中部/南西部及
びインド洋岸に広がる。
以上4区分の内,
c地区は高い開発ポテンシャルを有する地区として位置づけられている。こ
Ⅰ-3
の地区は、北部地域の乾燥地域(A地区)から比較的湿っている地域への移行地であり、
人口の62%を包含しているo
ASAL
また、ナイロビ,モンバサ、ナクル、キスム等の都市が近いため、
生産物の市場性も高い地域である。
C地区では比較的湿っている地域用に開発された諸技術が適
用可能であるとみられており,ケニア政府はc地区に重点をおいたASAL開発を進めたい意向
である。
バリンゴ南部地区はc地区に分類され,上述のとおり,この地区のASAL開発ポテンシャル
は高い。ケニア政府は,
1978〃9-
ト半乾燥地帯計画(BPSAAP
1987/88年にASALのモデル開発を意図するバリンゴ・パイロッ
:
1989/90- 1993/94年にバ
BaringoI)を実施した。また、その後,
リンゴ乾燥・半乾燥地帯計画(BSAAP
: BaringoII)をIDAの資金援助のもとで実施している.
BaringoIIの主目的は,
ASALにおける作物及び畜産の持続的生産手法開発のためのテストを行
い、さらに、その計画段階や実施段階,費用分担において地方共同社会の参加の下に行うという
ものであったが、この計画は,
ASAL開発の持続性といった面では成功したとは言いがたいもの
であった。
ASAL開発の持続性において、解決を図らなければならない主要課題は次のとおりである。
1)畜産、港漉,生活用水開発における水不足
2)不効率でかつ老朽化した藩政施設
3)畜産を含む農業生産物の市場関連施設の不備
4)道路網や生活用水といった基本インフラの不足
5)開発を支援する有能なスタッフの不足及び施設の不足
ケニア政府は、 ASAL人口の生活水準の向上させ、
ASALを国家経済の主要部分に統合すると
共に、環境劣化、土壌侵食、砂漠化の進行といったASALの諸問題に村処するためにも,今後も
ASAL開発の継続的アプローチが必要、かつ重要であるとしており、これは第7次開発計画にお
いて明かにされている。こうした背景の下、ケニア政府は,バリンゴ南部乾燥半乾燥地帯農業農
村開発計画を通じて、環境に配慮し、かつ持続的ASAL開発の見本となるモデル事業を実施し
たい意向である。
計画地区の概要
2.2
計画地区はバリンゴ湖南部の低平原に位置し、その面積は約500km2である。地区の大部分は
Marigat、
Makutano、
マリガット県(MarigatDivison)に属し、
Njemps,
成されている。また,計画地区北部の一部はモチョンゴル県(Mochongo]
Loboij地区によって構
Division)の01
地区に属している.計画地区の中心はマリガット(Marigattown)でバリンゴ湖の最南端から約
Arabel
12kmに位置している。地区の人口は】989年の人口センサスによれば約25,000人と推定され,
15
-59才人口が労働人口とすればそれは約14,㈱人である。
計画地区は2つの農業・生態系,即ち、
i)中心部平原の放牧ゾーン及びii)その回りの畜産・
ミレットゾーンに分類される。放牧ゾーンであるバリンゴ湖に近い計画地区北部の一部では,地
下水,湧水、河川水を利用した藩概農業が行われている。畜産・ミレットゾーンでは,一般的に
畜産及びソルガム,ミレットの栽培が行われている。メイズ,ヒマワリ,ブタの栽培も-部では
あるが畜産・ミレソトゾーンで行われている。
畜産は計画地区における最も重要な経済活動の-つであるo牛と山羊が生産の中心で,ロバ、
ト4
ラクダも飼育されている。また,養蜂も行われている。畜産生産物は、
1990年代当初より僅かで
はあるが増加傾向にあり(1992年の干魅による畜産被害は甚大であったが)
、特に山羊肉の生産
が伸びている。計画地区の畜産部門開発の障害として、オークションヤード,屠殺場、倉庫といっ
た市場流通施設の不足,そして干魅があげられる。
計画地区長大の水源はバリンゴ湖であり,水質は満足できるものではないが、作物選定や排水、
リーチング、さらに湖自身の環境への影響に注意を払うことによって利用可能である。地区内の
主要河川は、ペルケラ川とモロ)Hである。ペルケラ川はレンブス森林高地に源を発し年間を通じ
てバリンゴ湖の流入している。モロ川も同様に滴れない川で、マウ高地からバリンゴ湖に菰入し
ている。他の河川は季節河川で、雨期にのみ水源として利用可能である。地区内のこうした表流
水資源は,小規模な生活用水や畜産用水飲場等の開発に十分なポテンシャルを有している。
2.3
計画概要
(1)計画の目的
本計画の毎期的目的は次のとおりであるo
l)地下水を含む水資源の開発
2)農業生産物の市場流通整備・改善
3)生活用水及び地方道路網の整備・改善
4)中小規模港概システムの改修及び新規開発
5)人的資源の開発及びASAL開発支援体制の整備
6)環境保全対策
また,長期的目的は次のとおりである。
1)農業生産(畜産を含む)の確実かつ持続的な生産によるASAL人口の収入増加及び貧困
の軽減
2)基本インフラ整備及び収入増によるASAL人口の生活水準の向上
3)ケニア全土のASAL開発への適応を意図する持続的かつ模倣可能なモデルの開発
4)
ASALの国家経済主要部分-の競合及び社会開発
(2)計画の概要
本計画のコンポーネントは,概ね以下のとおりである。
1)水資源開発
一
河川水開発のための取水施設の建設・改修および溜他の建設
一
雨期の河川水及び降雨を乾期に利用するための溜池や小規模ダムの建設
一
地下水,湖水及び湿地の水を利用するための諸施設の建設
2)中小規模藩政開発
-
一
既存中小規模港叔施設の改修・改善
水資源の開発既存量に見合った小規模港概スキームの建設
i-5
3)市場流通施設の整備・改善
各地区におけるオークション施設の設置
一
冷蔵施設を付帯した屠殺場の建設
一
各小規模港概スキームにおける作物一時貯蔵庫の建設
一
4)地域開発
一 地方道路の改修及び新規建設
村落給水施設の改修及び新規建設
一
5)政府支援体制及び人的資源開発
関連施設の建設及び設備の整備による支援体制の強化
一
政府関係職員の訓練
一
2.4
総合所見
本計画は、 ASAL開発における諸問題を可能な限り取り除くことによってASAL地域経済の発
展を意図するものである。特に、本計画における水資源開発は,水不足というASAL開発の最も
大きな問題を解決するものとして期待されている○中小規模藩政スキームの新設および改修は、
不安定で低い生産性を余儀なくされている天水農業を安定した高い生産性へと変革し、これによ
り、 ASAL住民の雇用横会及び収入の増加、生活水準の向上、ひいてはASAL地域経済を発展さ
せるものである。こうしたASAL開発は、第7次開発計画の中でも重要課題として位置づけら
れており、雇用機会の創造、収入の安定,食糧安全保障といったケニアの国家目標にもマッチし
たものである。
本計画ではASALC地区に分類されるバリンゴ南部地域を対象に農業農村開発オーバーオール
プランを策定し、その枠組みの中で優先計画について実施計画が策定されるものである。従って、
本計画によって実現する開発事業は,他のASAL開発のモデル事業として位置づけられるもので、
比較的低いコストで大きな波及効果が期待できる○前述のBahngollが終了してしまった今,本
計画の早期実施が望まれるところである。
ト6
THE
APPLIC^TION
FOR
COOPERATION
TECIINIC^L
STUDY)
(DEVELOPMENT
BY
THE
I.
BACKGROUND
1.1
fh,ojectTitle
JAPAN
AND
SEMI-ARID
RURAL
LANDS
DEVELOPMENT
PROJECT
IN SOUTH
inthe Republic
or Kenya
AREA
(ASAL)
BARINGO
u光a工ion
Baringo
(Please
1.3
OF
INFORMATION
AGRICULTURE
ARID
AND
1.2
GOVERNMENT
District, Rift Valley打ovince,the
Attachment
1甘Loαtion
see
I
Republic
of Kenva
Map".)
ExecudngAgency
(1)
Nむne
(2)
0巧anization
Agricultt汀e,Livest∝k
Mimis町of
Development
and Marketing,the
of the Republic
of Kenya
OfAgency:
and
Staff of Agency:
Government
2巾Organization
Att&chJnent
Ministry
Agriculture,Livestuk
of
of
M∬keting"
Developmentand
)
(nease
see
I
Chart
(3)
Budget
All∝温ted
to Agency:
(Please see
Attachment
・
3 "Budget
Allo皿ted to Minist巧'Or Agriculture,uvest∝k
Developmentand
Marketingw )
1.4
打ojectJustification
(1) SectoralBackground
bnds
The Add
(ASAL)
orKenya
comprise
about 80 % orthe
country-s
and Semi-arid
50 %
totalland surfa∝ zmd carry over 30 % of the b)talhuman
population
and morethzm
46 districts of the country aS Or 1992, 24 ate Classirled as ASALI
or livest∝k・ Among
By dehnition,the
ASAL
are hot and dry, havlng
an
eVaPO平皿SPiradon(Er) rate which
is more
thantwicethe
available rainfall. The句中icalpicture lS rai血1
ran由ngfrom 250
1,∝沿mm.aJld
ET or 1,知2,文X) mmper
The
in a
concentrate
year・
rains. mostly
in
less
infiltratJOnand
durahonwith
high
intensities
more
Ⅵ・hich result
short
run-o[r・
-
The ASAL
have considerable
rest of the
at a higher cost th皿the
polenbalalbit
country・
live in these aqcas,
hence the need to improve
Most or the nlralpwrpeOple
their livlng
increased prducdvlty
oprx)rtunities. In
conditionsthrough
and cre血on
o( employment
degradation,the
incrcaslng
Problem
or soil erosionand
environmental
addition,the
Ⅰ.A-1
or such phenomena
of desertification, and negat]v占consequences
to
deve]op也e
ASAL
Despite
the Governm.entls
efforts made
addressed・
development
in
19801s
Generabon¶
ASAL
the
"First
of
a血vities
of
azt:
of ASAL
constraints stillexist. The main constraints to development
threat
a)
b)
resulting from low, erratic, and
environmentalcons打由nts,
diseases,
fertility,pests,and
soil
rainfall, PCK)r
by lovL,land rx)tentialusing
as evidenced
resources
swcity
limited water availability,
c)unsuital)le technology to exploit ASAL
areas,
weTe
which
be
to
are
aJeaS
aS
numerous
distributed
tnevenly
technology
present
and
for wetter
developed
area5,
d)
e)
public infrastructure which prevents delivery or output-incre2LSing
aJld
marketing
of produce・
lnPutSand
inthe
due tothe par
hunanresources
educationalservices
the least developed
ASAL
aⅧ,
PCK,rlydeveloped
inthe First Generation,
■Second
in ASAL
development
on the basis orthe expenences
Not 1 of
For ASAL
development
were
Genention"
out in Sessionalfhper
spelt
strate由es
The
inthe
Six
1986and
NadonalDevelopment
nan(1989
1993)I
main
amplified
Ftogramme
the
S∝ond
Generation
ASAL
will
still
remain
valid
and
objecdve of
is a
Development
However・there
being
Planperiod.
current
withinthe
continue
pursued
is
for
development
any
necessary
of public infrastructure which
need to emphぉizethe
The main
to o∝ur
in ASAlj・
therefore include:
development
-
objectives
a)
b)
meaLnS
the impcqtant prducdon
potendals
Of exploi血g
making
avai1ablethe
ASAL
contributing
sl印i丘czLndy to iTICOme, employment,and
resourm,thereby
Plan,
f∝d serrity goals or the National加velopment
natLd
where血magedand
protecting valuable and fragile
reclaims
env
c)
d)
tronments
generating
populations
determiming
of
,
for improvingthe
opportmities
on
sustainable basis・and
meaLnS
waysand
Of affecting
quality of life,of presentand
symbiodc
future
lX)tendal
exchangewithhigh
areaS.
(2) ftojectBackground
Classified into fotu (4) categories derxndirLg皿the
85 %
100%
1∝)
% ASAL,
ASAL,
(C) 50
(B) 85
extent
oraridi巧,, namely,
C出egory
dis由cts lie over
the northern part of the
50 % ASAL.
ASAL,
and (D) 30
-A
SudBLn・
Category
B comprises
Somalia,
Ehopia,and
mainly
counq,and
adjoin
D
Kenya・
Ca晦ory
sanbtm
district and dig(ricts in south-eastern
part of
-C and
fa∝
Indian0∝an・
The
lands
wetter
districts surroundthe
andJor
cenけal/south-west
4.
in Attachment
disbicts are Shown
classified ASAL
The
ASAL
in Kenya
dis血cts
aJ,e
(A)
-
-
-
-
-
・
to be
C disdcts
have higher potendals
category
formula血g
a
62
%
totalASAL
than
of
-ulation,
carrymg
deep
having
huge
lands
areas,
tXtWeen
and
Wetter
and northern
aridity
transidonal2Dne
Ksumu・
The
Nakuru,and.
Mombasa・
of prcducts
newby
such as Nairobi・
markets
C
to undertakethe
ASAL
development
ln Ca吟gOry
Kenya
has
intended
GoverTment
Or
to
by
to development
tx
solved
similar
methodology
could
a髄Wherethe
constraints
Amongthe
developed,
four.(4)ategories,the
over
-
more
-
those in the
wetter
land
areas.
C
lo皿ted inthe
southBaringo
area
category
The
Government
development
of Kenyaaimed
district sincethe
"First Generationn
stage・ During
Baringo
Pilot Semi-arid
the Government
engaged
Baringo
on
establishment
I) put血ganemphasis
to the rehabilitadon
field-tested
approach
througha
-
Ⅰ.A-2
area
at
has
ASAL
aperid
Areas
huge
rx)tentials for ASAL
in Baringo
development
from
1978/79
to 1987/酪・
Project(BrSAAP・
called as
for
development
ASAL
of a model
After
or the ASAL・
and development
Semi-arid
i, the Govemment
the Baringo
executed
aJ)d Arid AreBLS rh)ject
from
1989/90
to 1993/94withIDAts
known
as Baringo
II) in apericd
fin皿Cial assistance which T,endered 63 % or total required funds of Kshs・ 74・5million
for five (5)
II was
to
weaknesses
or its
oveTCOmethe
yersperiod・ The Badngo
I
the field-tested expenence
and results or Baringo
predecessor
pro)∝一and to trznsform
to test and
II was
into a lar野r scale development
The major Objecdve of the Baringo
development
an
tothe
replicable
appr皿Cb
or reliableand
adopt
lmprOYed
and
in
The r6ults were
livest∝k
ASAL
ar8払・
sustainable meth∝ls of cropand
prducdon
implementadon
ASAL
development
to conthbute
tothe design弧d
of a nahonal
expected
Baringo
(BSAAP,
Programme
・
The
Baringo
IIaimed
involving
at imidadves
planing,
commpnity甲山cipad皿in
implementation,皿d
However,the
cost-sharing・
project had failed・ as a vt・hole, to
for development
ar飽S・
The
deliver a sustainableand
replicable appTuh
of ASAL
imFX)rtZnCe
GoveⅡ皿ent
of establishment
or
Or Kenya00nceivesthatthe
and tqgency
development
for
improvlngthe
living
to
ASAL
replicable
appruh
sustainableand
by integTadng
ASAL
into theminsblCam
Ofthe
nadonal
stzndard of ASAL
population
degradation・
In addid皿tOthe
problems
of
soil
above,甲dou-s
enyiTOnmental
ecopomy・
few actlVIty Were
I
on
taken in Baringo
er岱10n,
Which
and thethreat of deserhficabon,
be
The
GoverT皿ent
Kenya
has
intended
to
Of
make
and II projects, are tO
appmched.
for ASAL
development
in弧enVimnmental1y
replicable mdel
effTortfq establishingthe
Agriculture
iud Rural Development
P一句ectin South
sustainable mannerthmughthe
Baringo
ASAL
A托a
Projectw)
(hereinafter referred to吋the
(3) Problems
to be Solved
The Baringo
development
development
II had succeeded
in
inthe
area
However,
I
in
of the
ini血やon
comunitypardcipa9on
to
senous
constrzunts
ASAL
ASAL
weaknesses
and/or
sdll remAmin
stabilizmg hvestcck
and a如culturalprdtKd皿, amle招【1ng
issue, st'pngthening insdtutional
suppcd・
economic
especially fわr marke血g
imprmng
1n
to
naturaland弧daletlVlrDrLment・
order
mlizethe
aJld protectLngand
development・the
following
for approih=hing
the ASAL
and repliable
mdel
susminable
weaknesses
aJld constraints are to be solved:
a申vides
for watering.to livest∝k, irrigadon,andrural
water
supply,
ilheffTecdve lrrigadQn fhciliBes,
(c)叩r marketing fhcili血es for liv est∝k a且d a如culturalproducts,
ruralwater
supply,and
(d) fXX)rrural infrastructures; road networksand
lack of experienced
suprxw(
staff for development
(e)叩r insdtudcmalねcilidesand
(a) water
shortage
(b) deterioratedand
(4)
Objecdves of
(a) Short
-
-
-
term
the
Fbject
obj∝tives;
to develop
water
to improve
markedng
to
improvetherural
resources,
tnth
su血eand
for agncultural
products
infrastructures・,
water,
subsurface
water
and livest∝k,
systemandrura]
supply
FOad
networks,
-
-
-
to rehabilita(e and developthe
to devdop
huma皿reSOurCeS
ASAL血velopment,
and
medium
and
lo
Ⅰ.A-3
small scale imgatlOn
establishthe
for reclaimlng
take required measures
aJld fragile
natural environmenL
to
to
Where
inslitudonal
damaged弧d
Systems,
support
services
proLeCtlng
for
ValtJable
lDng
b)
-
terTn
Objecdves;
income
tdmie
achieving
producti
-
-
-
level of ASAL
population弧d
higher
sustainable,
and
reliable,
to decre2LSerural
levels of cropsand
pcorthrough
livest∝k
on,
to raise living
infrastnk:lures
staJldard or ASAL
Well as increased
aS
fX)Pulation through
income
level,
establish the sustai皿ble
and replicable m∝lel
it to wholethe
ASAL
areas
in the ∞untry,
applying
to
integra蛭ASAL
dev elopment.
to
intothe
mainstream
of
improvement
for ASAL
of
development
rural
for
and
the nadonal
∝onomy
aJld s∝ial
(5) Pr吻ectOutline
a) f>ojectam
loⅥ'-lying Plain of lake
Baringo,
∝cupiesthe
southern
covenng
land・
The
area
is
lcKnted
Marigat
Division
about
or
mainly
at
which
comprises
Njemps, Marigat, Makutano,弧d
Loboij u光alions・ The northem part Of
OI Aratx:1 LJmdon
in M∝hongoI
Division is included inthe hject a陀a. The center
is
Marigat
am
12 km south-west
town,alDut
ofthe Project
of the southern
edge of
the lake. Total FX)Pulation inthe打oject area
at about
25,OCK) onthe
-is estimated
basis of the rx)pulation census
in 1989. The estimated
labour force, which
is defined
59 aged population,.is
as
15
14,∝沿・ The
at about
estimated
proport)on
of the
female in the total ppula由on
lS Slightly higher thanthat
of male.
The打oject area
5W
km2
-
The
zones;
(a) ranching 2:皿e in
fbject a陀a is divided into two (2) agrcwlogical
the centJd nat plain and (b) livestockandmi1let
zone
the ranching
zone.
surrounding
The northem卯ofthe
PTOject打eanear Lhe Baringo, which tx:lonss to rmd血g
zcne
and is
soi.I,is pardy
used for irrigated agricultural
by
now
1nthe
pr∝luction
usmg
gTIOund water,
water,andriver
water.
spnng
livest∝kandmillet
zone,
livcst∝k-sorghum
prducdon
of
andmillet
a陀dominant.
Culdvation
is partly fわund inthis agrc>
of maize, sunflower,
and
cove呼byal1uvialval1ey
marginalcotton
zone.
ecolo由cal
Livcstock
is one of the most
impcht
pduction
e∞nomic
activi也es in the fbj∝t
area・
Catdeand
alle dominant
in the am
goats production
zmd donkeys,
nmels,
and
txe keepingare
livest∝k
1990'sthe
also.found・ Since eNIy
producti?nhas slighdy
inc陀aSed especially ln goat meat
Pr∝luctionwithan
serious interruption Of sectoTal
draught
in 1992. The shortage
facilities such as auction
growthbv
of marketing
houses, and storage houses,
as
yards, slaughter
well as draught,
arethe
major
to fair growthofthis
sector.
consぬints
■
The
largest water
resource
inthe
FXnr
Projectiue? is L止e Baringo・ Despitethe
fTor irrigabon
tx=
czLn tX used
qtJality,the lake water
when
specialattemion
would
impact
lake
tothe
paid on crop selection, drainage, leaching, aLnd environmental
Itself. The m中nrivers
inthe打ojectyea ue the perke-river
and the Moloriver・
The Perkerra nver
fd bv many
nowsperemiallv
ftomthe
tributaries
eぉt-northward
Lembus
forest highlaJld into Iike
Baringo・
The Moloriver
is alsoperetmialand
drainsfrom
nowwithgreal
Hill tothe lake1 Other dyers are seasonaland
the Mau
force downthe
duhngthe
SeaSOnS・
There
isanple
slopes onlヽ・
rainy
potential or
developlng
forrural use皿d
livest∝k watenng
on a small-scale.
water
So血e
Ⅰ.A-4
b)
Ftojectworks
The叫∝t
works
the following:
(Water
-
-
-
resource
are
mainly
rehabilitation
new
and
construcdon
works
compnslng
development)
Construction皿d
intake facilities ontheperemialrivers
for
rehabilitati00or
tJSe
in con)unction
mediumto
small scale imgahon
withthe
construc也on
of
regulating血m
pnds,
Construction
of water haⅣest facilities such as pans, ponds, aJld small scale血ms
for haⅣesting
heavy
inthe
onthe
seasonalrivers
rainfall-runoff ∝curTd
rainy
se2LSOnS,
tx:
for
to
livest∝k
imgation,
Whichwill
mainly used
watenng
and
Cons打ucdon
water,
water,
l止e
or facilities for uslng ground
swamp
andthe
Ⅵ'ater.
(MeditJmand
-
-
-
-
-
-
Construcdon
and rehabilitation of rural rcRds
Water supply system in each vnlage,
and human
connecting
scale
of the FX)temial
Sub-1∝血on,
in each
small
scale
c) Pro甲∝dve
Villages to trunk
roads,
development)
resources
Strengthening
institutional supportthrough00nstruction
fhcilities and providing required equpment
and machinery,
Trainlngthe
governmentalstaff
and kev如ers.
Direct
small
devel甲ment)
(lnsdtutionalsupport
-
to
of markedngねcili血es)
Btablishment
fhcilides in each血onand/or
of cade
aucdon
Constructior1 0f slaughterhouseswithcold
storage,
Construction
of temporary
storage for agriculttml
pmdtJCtS
imgatlOn
SCheme,
(RtEd
-
irriga由on deyelopment)
Rehabilitahonand
improvement
works
onthe
existlng medium
imgahon
facili也es in couple vL'iththe water
resources
development,
Construction
imgadon
txds
of new
small-scale
schemes
onthe
resources
to be developed,
water
(improvement
-
small-scale
of
the
insdtu血onal
tx:neficiaries
benef:iciaries a陀atX)ut
25,(X氾inhabitmt
of the
fbject a陀a.
By duplicating the mdel
development
in other ASAL
areas
in the country
of ASAL
the prD戸peCtlVeh=neficiaries
b
34
%
the
of
hject will
about
of the na血otlaJ
more
zu
than7mi11ionpeople,
the long term
target of the ASAL
populabon,
dev elopmenl.
d) Contribution
k)the
Nationaland
Regionalむonomy
The Projectwil】aim at a∝eleration of the regional economy
throughreso)ving the
to the ASAL
development.
The
water
resourm
present
serious
constraints
developmerlt
to solvethemin
factor limlhng
the
conbibute
underthe打oj∝twi11
development
areas.
Rehabilitationand
new
to
or ASAL
construction
of the medium
has
small scale imgabon
will fairly contribute to increaslng fd
prduction
which
Ⅰ.A-5
forced
been
arEn
at lower
tOthat
COmPZnng
yield level', atx)ut 4CK)
ton/ha in
of morethan1・O
unit
7∝) kgnla
land
-
Or maize
wetter
inthe
F>oject
arms・
is to be executed
in tnthurgent
and seriotLS need
of reclamation,
"Development恥1icy
for
restoration, aJld protecdon
of the ASAL
a陀鮎underthe
ASAL,
199?_" and "Development
Plan, 1994
1996".
The Proj∝twill contribute to
Development
Plan・, creahng
set inthe
achievlngthe
nationalg皿I
employment
income,and
ftxxl security,through
integradon
a血ning
of
opFK)rtunities, generating
ASAL
intothe mainstr飽m
Ofthe nationaleconomy・
The打oject
-
(5) Urgencies
Since
II pro)ect terminated
in 1993/94,the
Government
has to urgently
the Baringo
for
to be applied
next
tothe
appmach
step
realizingthe
sustainable and replicable model
for ASAL
development
inthe whole
More
% of na血onalpopulation
th皿30
country・
in ASAL
fdl under
living standard
seriously叩r
and declining
naturd
environment
areas
are to be addressed,
urgently・
1.5
Desirablelmplementation
The
desilable
-
-
-
-
1.6
1.7
implementadon
schedule
of the
Proj∝tis as
Basic Design (priority.comfX)nent)
Detailed Design (prionty
c?mrx)nent)
Works
Construc血on
(prionty component)
Funding
GrzLnt Aid
fdlows:
1996
1997
1 997/98
1998
1999
Feasibiliq'Study
Expected
The
Schedule
-
Sour∝
bythe
GoveTTment
Of JapanlS
eXpeCted・
Relatedfbjects
(1) Baringo托1ot
-
-
Semi-arid
AreiLS
1978/79
1987/88
The Government
of Kenya
f>oject(B円AAP;
-
I)
Baringo
Semi-aridand
Arid Areas floject(BSAAP;
1989/90
1993/94
The Govemment
financialassistance
of KeT)ya WithIDAIs
(2) Baringo
-
BaTingo
-
-
Ⅰ.A-6
II)
ⅠI
TERMS
2・ 1
BackgTDundand
The
ASAL
OF
have
REFERENCE
JusdrICation
orthe
Study
hzmhand
complex
qulte
environment・withfragi1e ecosystems
which甲e
destruchon
human弧d
livestock udlizat10n.
For
environment
under increased
ASAL
development
stutainable
and establishingthe
repliable
model
of the
to be required,
fbject,anintegrated or.multisectoral
appro中is inthe
for protectlngthe
The expenences
envlrOnment・
es野dal1y
nahd皿d
sdal
previous
txtweenthe
mono
tX:
pro)ects and future interacdons
sectoral development
activides a陀tO
Development
Study by means
of well-∞ordinated
assessed throughthe
multisectoral
apprcBCh
In order to ensurethe
development
and meth∝lology・
sustainibility of the ASAL
under
Study is required1
Project,die Development
to
suscep由ble
realizingthe
development
2.2
under申e
Jusdfi皿don
Govemment
whvthe
of Kenya
requeststhe
Japan
for
the
Study
of
onthe flojectare:
of
execution
The main
Govemment
reasons
(1) The
(3)
intends to requestthe
of Kenya
of the f>oject・
components
Governzpent
realizethe
(2)
TeclmicalC叩radon
o[Japanese
The
pnonty
Gove皿nent
Of Ja押n
bythe
Agricultural
Development
pre-formulated
in
Jap弧,
is
bythe
Government
subsidized
(AKA)
Which
fTomlulation in Kenya.
The
Projectis
of JapaJl has many
pro)ects in severalsectors
taking muldsectoral皿d
inthe countTy・
the
br
assistance
to
Consult2LntAss∝iadon
Japan
for
projectpre-
0bjecdveoftheStudv
Objectivesof
the Study
ue
and economicalsoundness
technologleS
aJld technical
2.4
of
of
assistznce
financial assistallCe fq
in technicalaJld
experiences
most
of Kenya
withwide
expenences
which
arethe
integrated
to ASAL
appruhand
methodology
Govemmen.I
realizingthe
suitable fq
development
2.3
t∝hnical
Studv
Area
study
zuea
is defined
On
the course
inves血gatedand
in Lake Baringo1
2.5
ScopeoftheStudy
2.5. 1
General
The
(1)
development
to托mulate
an
planwitht∝hnical
optimum
in environmental1y
to traJder
sustainable
ma皿erand
know-how
to staff of the Govemment
Kenya.
of
asthe
of the
studied
area
fhTOject
Study,the
aLS
of atx)ut 5W
surrounding
teChni血】L]y required,
km2
as
short,n in Attachment-5.
of the fh)ject area
especially for assesslng Water
areas
tx
may
balance
Descnphon
Study
scopeofthe
Water.resou爪:e
imgat10n,ruTd
ground
water,
will compnse:
development
water
and
lake
to
to small scale
planfor
㌣alering livest∝k・ medium
by uslngperenmial
supply
river now,
seasonalrunoff,
water,
Ⅰ.A-7
(2)
IrTi呼ionand
agricultural
exishng mediumand
small
scale im gation schemes,
(3)
M打keting
(4)
Rural
improvement
road
support弧d
Insqtutional
emphases
extent
of rehabilitation of
establishment
of new
small
impruement
development
gOVerTLment
prducts,
or rura)
pl皿
Stufrand
water
supply
for strengtheming
kev fmers
for
study for revealingthe
natural弧d
sc血al envirorLmental
for protecting
sectoral development
acdvides
enVimrLmental
area,
and
each
inthe
(7)
Formulahon
The
study will be consist of the following two
development
of the qphmum
plan integrating
s∝toral development
activideswithtechnical弧d
manner
economicalviabilityinthe
of the phasewized
development
forthe ewly implementadon
and recommendation
of the priority
component
of the FtojecL
sbge
I
i
:
Stage
-
=.Tmrdiietn?l10mT:nBt監監慧
uOvsrdieSe.y,fthqepxE:lodnnOafi5
ⅠⅠ
:
-
-
Stage
-
I
:
(2) stages:
I
development
(1)
and
agricultural
on
htnanTt,甲TrCeS
services andぬ1nlng
inthe Projectarea,
(6)血vironmentalimpact
effects by
degrada血on
scheme
plan for livest∝kand
planputdng
networks,
inshtu也onalsupport
ASAL
development
2・5・2
scaJe imgabon
development
andrural
(5)
develop甲en!planwithinthe
acti v ities.
Reparation
detailed
of an integrated development
planwith
on
integrated
development
envirDⅡmental血甲Ct
the
Study
acdvides,孤d
fbeparah00of
a c00q℃te
d、the priority
im〆ementationprogrnme
components
of the Ftoject.
Reld
Datacollecdon
Survey
and
Overall
Develqpment
Studies
and review
Review皿d
analy2eallthe
integrated and
previous
studies・ data and information
onthe
development
in the Study a托a aS Well aLSthose on human,
sectoral studies onthe ASAL
land and water
resources,
infrastructures,
socicトe00n?mics, 1ivest∝k, agnculture,rural
inthe Study a陀a・
marketing・
environment,
and women
Involvement
(2)
Field survey
and investiga由ons
a)
Carry
hydrological
induding
out
mows,
surveys・
of river
me?surement
inventory
of the exishng
wakr
sampling
meteoJvdrolo由cal gauglng S血Ⅷs,
fcq sedimentadonand
water
test drilling for evaluahng
quality analysis,
water
use
etc.,
pc6Sibility of ground
b)
Ferry.outinventory
for evaltnting
srey
sea)e
present.m申Trnand small design
on
lmgatIOnねdlides
puttlng emphases
the present lmgabon
meth∝l,
fcntures and conditions
of facilides, and major
technical cons血nts
tothe
management,
operation, and mai ntenance
orthe im gatiozl SChemes,
c)
Carry
out
inventory
For evaluating
survey
present
marketingねcilities
livesl∝k and agncultural
pr∝1ucts such as auction yards, slaughterhouses,and
storage houses,
Ⅰ.A-8
For
Carry
d)
or invent?ry survey
agrひeCOn?mic stmey by means
out呼cultura]and for
zmd interv)?wing fmers
land
use,
faevaJuatlng
CPrrent
prachce苧,Crops
弧d cTOPplng
Patterns, gop
yiclds・ agncuJtural
support
services, pnces
of
crops, m打keting
of agncultural
prducts
and inputs, etc・,
e)
Carry
suppJy
O
g)
and
CazTy
Out
Carly
out
b)
Out
Studies
rainfal1,riverrunoff
aLndthe lake water,
on
present
condihons
of ruzd
water
survey,
in
on
and
area,
an辺for
Im阿t
and
involvement
women
the Study
hvironmental
around
(IEE)皿d
inthe
activihes
for ASAL
area
studies
availabili巧・'皿dpssibilityor
both
fX:remialand
seasoml,
water
usewith
water,
grotmd
respects to
water,
swamp
Identify
to water
present consぬints
to sedimentation,
utilization withrespects
the
and
qtJaliりr, sustainabili巧,of
mtural envimnment,
and
w出er
c)
development
-eSOurCeS
CarTy
for evaluahng
environmental
observation
InidalfhvironmentalEmimtion
(EIA) for whole the Study
Carry out inves也gations
development
in the Study
(3) WaLter
a)
road
survey
networks,
S∝io-economic
conduc血g
Assessment
h)
inventory
out
FoTTnuhtethealternadve
water
to livest∝k,
watenng
(4) Irrigation developme7)t
development
rural water
p血s in couplewiththe
development
plans
supply
iJTigadon,
Studies
EvahLatethe
a)
present iTTigation methods
and water
mamgement
system
of the
emitlng
medium
and small scale imgahcm
schemes
and rewmmend
suitable
imきatlOn methods
and system fcqthe ma:ximumand
effective use of water and
land resoun淀s,
b)
Evaluatethe
cons旭ints
rehabili tab
c)
to
OTI
pre紀nt COnditi00s
of
drective
sm∝血祖d
WOrks,
Prepare Preliminary
improved,
layout
irrigation
facilides
operad00and
to
clarify technical
claTifyanextent
of
to
of the existing irriga由on facilides to tx3 rehabilitated
and
d)
ldentifythe
new
land
condition,
and
e)
Pre押陀Pleliminary
0打epare
works
(5)
EvaltJate
cropplng
)ayout
implementation
an
on
Agricultura)
a)
small scale iTTigadorl develqpment
capability, water
availability, and
the medium
and
aJld agroっconomic
o( the irrigadon
areas
water
facilides
to
plan of the rehabilitadon
small scale imgation
schemes
basis of soil
cn也e
consumpdon
of cmps,
be newly
constructed.
and neサ・ COnStruCtion
in pnonty
order・
studies
all al′ailable data related
pattem・
Crop yields, input
area,
i.A-9
to
pTeSen1
levels, and
land
fan
tJSe,
soil classi[icadon,
Study
przh=tices, inthe
Recommend
level
,弧d
b)
pracdcal
and
latx)ur requrement,
c)Assessthe
measures
to
d)Assess
the
Clarify
f)
E、'altute fan
b)
Examinethe
P陀PaTe
Marke血g
(7)
a)
prices
budgets
water
and
marketing
system
for typical fa-
of
input
approphate
asyx7.iadop弧d
ass∝1ahons
a由cultuzd products
lnthe
and血m
householdsunderthe打oject.
adequzh=y
supply
infras打uctures
Of exis血grural
inthe Shdv
systems
area,and
Plans for improvement
improvement
ofrural
infrastructures
such
as
underthe
road
networks
Project
study
Study
the present maTke血g
of inflow and outnow,
handling the present marke血g,
system
or livest∝k and a如culturalp托ducts;
handled,
qtJaLntities of prducts
orgamiations
and
b)
Examinethe
adequacy. of exisdng
agrD-infrastructtues
and livestcx:k marketing
fhcilides such. as auct10n
houses,
yards, slaughter
storage houses,
and postharvest fもdlitleS, and
c)
P陀Pare
Plans for improvement
and
strengtheningthe
mzukedng
也e叫∝t.
(9)
pricdces,
study
routes
(8)
f-
insdtudon
acdvidesand
of f-erst
for
appropnate
plan
the fmers・
establishing
present
lnput, and
弧drural
patterns,
current・
(6) Ruralinfras打uctures
a)
cropping
present agriculturalsupport
servicesand
rE-mmend
strengthen
such services underthe
floject,
recommend
Study aqea,
e)
suitab)e
Strengtheming
facilities under
institu血onalsuprx)rts
a)
Studythe
fields of
putting.empha虻S
pre苧nt insdtudonalsup叫system
Onthe
imgation,
1ivest∝k・ markedng,皿d
agnculture,
ln
envlrOnmental
monitonng
the Study area and clarifythe
present constraints to institudonal support tothe
ASAL
development,and
b)
Prepare improvement BLnd strengthening
plans for institutionalsup押rt
System
for traimngthe
and lo喝term
Governmental
eXeCutlng
PrOg柁皿me
staff who
ASAL
devdopment
in the Study area,
will tx: engagedthe
Environmental
a)
assessmentand
involvement
Conduct
lnidalEnvironmentalhaminadon
development
inand
?onstraintsto ASAL
lmrnCtS On弧dal
in也earea,
b)
women
and
natural environment
Conduct
studies
(IEE)
aTOLmd血e
mused
to clarify
the pTtSent
Study area and to graspthe
bythe
sectoral development
Environmenta)
lmpactAssessment
impacts
(EIA) to assessthe
o(
forthe
development
拡dvi山es
s∝toral
in
onthe s∝ialand
natural environments
including
the Studv
aJ%
losses of s∝ialand
and around
cut(ural properties,
)ire, water
effect onwi1d
JX)llution, etc.,
Ⅰ.A-10
c)
Assess
meast!res for
SchstomonasIS,
Which
imgati00dev
elopment,
Clarify
d)
(10) Additional
a)
involvement
women
that Lnder
c)
d)
e)
2・53
Stage
(1)
-
inthe
espedally
・Malaria
water
development
by
development
present
aJld
and
assess
acdvidesand
sectoraldevelopmenL
inves也gations
stmeyand
G紛-hydrologica]stmey
specific †車sdvitymethd,
P陀PaJe紀rialphoto
water
or landand
P陀Pare
topographic
irTigahon
schemes
by
maps
me弧S
test
Of electric pro甲eCting methd
drilling,and
tests for
pumplng
use,
water
possibility of ground
b)
tropical disccontrolling
bemused
would
mainly
and
covehng
the whole
for using
area
clarifying
in eval血on
resources,
to
at
maps
major structures sites for medium
be rehabilitated皿d
newly 孤nstructed,
Car7y Oサtsoil mechanical
of soils lnthe Study area,
tests
as
for
chemical
clarifカngthe
and Formulation
and
to
small
scale
physical featL-S
requiJled,and
Conduct
water
qualityanalysis or si江nPle
rivers, seasonalstrews,and
near
swamps
ⅠⅠ
: Analyses
study
and/or
of integrated
Finalizethe
design of the
preliminary
basis of
newly
constructed
onthe
investl gahons,
water
at the lake,peremial
obtained
Baringo・
L止e
DevelopmeTlt
Plan
tx rehabilitatedand
addi由onal
surveyand
to
majcq projectねcilides
the
results
of
the
development
results of field surveys and studies and LTormulaLte integrated
the
development
plaェs asalterna由vcs,
considering
results of
sectoral
studies, lEE,
ⅢA,
the
znd
and
selectthe
optlnumdevelopment
planauncng
altemadves
techical
considering
and economic
viabdity.
(2) Analyze
(3)
P陀pare
a
phasewize
conditions,
(4)
detaiJed implementadon
schedule
forthe打oject wαks considering the
development
and recommend
construction
methcds
suitable fTor local
Cost es血ate
and
a)由血mate
b) Estimate
investment
c)
d)
el,aluadon
for implementahon,
LTor
annual
operationand
mainten孤Ce,
txnefit, and
ccstand
economic
economc
and finaLnCialfeasibility for implementation
∞st
Estimak
Evaluate
costs
of the priαiQ,
scbemes,
(5)
Evahntethe
(6)打epaFe
environmental
Tmnsrer
optimuminte.grated
for earl\'realiza110n
of the
f>ojectimplementabon,
planincluding
and
implementahon
Ofthe打oject・
orTechnology
Throughoutthe
to
development
the
prDgramTne
2・5・4
aJld紛Cialimpacts
counterpart
course
experts
or也e study, transfer of teclmologyand
trainlng Will be p-℃vided
by foreign experts inthe following fields:
Ⅰ.A-1 1
a)
Field
b)
plan
and
imgatlOn,
The
investigations
and
For every
desi?
for.sectoral
drainage, agnculture,
lines of foreign
development
marketing,
in
water
aLndrural
experts
assigned, and
development,
resources
infrzLStruCtureS,
bTaLISfer or technology
above
will tx, carried out in the form of
on・the-jobtrairung
during
the
course
the
Stud、・・伽erseas
seminar
of
training Willalso be programmed・
and
2・6
survey
SbdySchedule
Sincethe
Government
Projectis urgendy required for implementadon,the
of Kenya
desires to commerN3e
the Study as so00as
fXX;Sible within the extent or coinciden∝
or
the Government
or Japan.
2・7
The requiredpericd
in Attachment
for execution
of the Study is fifteen (15) months
Tentative
Work
Schedule".
-占"
Expected
ofB【pert12X:
The
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
fbllowlng
engineers
TeanlL飽血r,
Water Resources
are
and experts
for execution
required
as
shown
of the Study・
E可妃rt,
Irrigadon血gineer,
Structure Engineer,
HydrologlSt,
Gec>hydrologlSt,
Soil Mechanicalhbl)eer,
AgroDOTList,
PedologlSt,
Agm・economist,
S∝io-economist,
Ins血tutioml Ekpert,
Construction
planner,
EnvironmentalAssessment
Expert,
Torx)graphic
StLrVey血gineer.
The
2・8
inputs
in total
requlrement
Expected
The
2・9
Requestto
2.10
0ther
Input Will tx 70 mall-months
Of manpower
in total.
MajorOutputs
major output
promotethe
and
euly
of the Study
isthe
implementa血ofthe叫ject
OtherDonαAgencies
Relevant
Feasibilitv
lnlbrmadon
:
:
None
None
Ⅰ.A-12
Study
Re叩rt.
The Govemment
will
'by
using the FeasibilityStudy Report.
ⅠⅠⅠ. SPECIFIC
3・ 1
ISSUES
血viTOnmental
The
Comrx)nentand
Project compnsesthe
Anticipated
followlng
Environmental
enVilDnmental
impacts
comfX)nentS:
(1) Dmught
mamgement,
Water supply, and
EnvirorLmental
management
(2)
(3)
3・2
Anhcipated
EnvironmentalImrnct
Fromthe
macro
pwlmVe
naturalenvironmenL
Sincethe
increased
to
cause
Women
The
3・3
humanand
Main
as
beneficiaries
main
Study
includes
which
women
requlreS
woments
shall includethe
haqdness
the
womenls
and
of
m?g7dtude
the f>oject aJ%.
3・4
utilization of water
envirormentalimpacts
in section 2.5.
A血ciFRted
land
and
on
resources
the
would
development
Beneficiaries
fbject Components
The
livestock
environmentaldestruchon,the
are
to tx assessed
as described
activides
3.2
development
itself is to glVethe
Of vievt・-,ASAL
degraded
in
hamony
sdal
environment
withthe
environmentalpolntS
onthe
seriously
impacts
impacts
on
of morethan
Special
12,5CO.
Consideradon
for Women
participation inthe
develop甲ent by considering
in smau
development
in
works
scale imgat10n
WomezI
Therural
water
f加long
water
contribute
in fetching
st)pplywill fairly contribute to nltlgation of womenls
works
distance way・ In additionthat,
the improvement
of road networks
will
to easy ams
to Madgal,
the center of the a陀a・
The income
to be inc陀aSed
afterthe
irTigation・ watering
to livest∝k, and
women
as the direct benerICiaries.
3・5
Pove托y
Reduction
f>ojectimplementadonthroughrnediumto
improvement
of marketing
level throughmedium
raisizlg the income
tO livest∝k, and improvement
of maJ・keting
w甲enng
eradicahon
of rx)verty in the叫ect arch
development,
lmgat10n
and to consequent
The
establishment
or the replicable
development
Ⅵ′ill拡Celeratethe
f>oj∝t
live in.
most
orthe pwrerpeople
Anv
Constraints
Expected
to
tx
small
txnefit
Com叩Ient
Th.eP中ectwi山contribute?
3・6
facihheswill
against
none,
LoⅥ・ Income
to
small
facilides
development
to ASAL
areas
appro拡h
underthe
ASAL
azeas
in
the
the
or
whole
counby, where
People
but ilwill be verified
I.A-13
through
the Sbdy.
Attachment
LOCATIQN MAP
Agriculture and Rural Dpvolnnment Project
in South Barineo ASAL Area
I-A-14
- 1
^ttachnent.
0RGANIZATION
CHART
OF
ⅦNISTRY
Organization
of Agric山ture
OF
AGRICtJLTtJRE
ANDLIVESTOCK
DEVELOPMENT
of Department
in the
FieJd
Note:
Ⅰ.A-15
DA
Director
of AgricLJkure
Directot
of Livestock
Production
:
Director
of Vetennery
Services
DDA
:
DepLLty
ADA
:
Assistant
:
DLP
:
DVS
director of Agricutture
Director
of Agricukure
2
lIUD(;F,T
MINISrrRY
OF仙TtICuJYURfT.
^rJLOCATFJT)
TO
ANT"・[VTT^qTOCK
T)FJVFJl・()PMFJNT
^NTn]^RKF.llN(;
(Unit:Kt:)
Jミecurre11ー
1992/9ー
J993/94
I)
l994/95
J992/9
3
TolaJ
1993/94
1994/95
J992/93
1993/941994/95
1.^dminislratioTland(ョeneral
20,594,124
一9,975,l87
1I,94l,63l
31,300,544
∼..-.-.-.-...▲...........■--.....I-▲------..▲-I--.-■---I-----.■-▲■-_..._
2.FiⅠーaniCand∧ecounls
3.PJaJlmng
3,058,669
(21,959)
4,374,471
3271918
II-
7,051,319
7763894
II
7,9OJ,273
520一418
II
50,971486
I
15925064
51894668
70943
,6,67ー
10959942
II
11699475
▼I
7,325,004
99513
,,9_7
2,585119
I
ll,038.835
5,179,459
一}
9.636,438
13,223,875
l8,802,729
64626668
81116972
4.^gricuILurel)ivision
29,202,l85
35,969,125
5】,954,330
12,819,437
28,657,543
ー■.■■.ー...-..▲-▲......■..........-...▲------.-.■L-.---.--.▲▲--■-▲▲■..._.■._.
5.Livestockl)e、.clopーlleーll1)ivision
l3611746
9I
6.ResearchandTrainingDivisiol1
7.higaLion
15,082,003
2826515
II
)5177607
}>
19,402,857
3324102
一事
14897883
一一
934
27,576,820
2979135
}I
I■
1,762,373
1
ナI
ll,535,072
193,810
9.SーrategicGrainReserve
Tota一
Nole
:
1K£
≡
49,432
282,658
371052
93075
■
I
57,901
8459(;525
10183584(∼
124536064
'',,,,,,068228,849,50888,576,889
42O21622
▼I
I
I
12,243,766
I9
▼I
II
16,844,376
30,937,929
II
II
8.Co-operatives
29,l82,642
l31619108
I一
193628
1663893
一●
112656444
一事
ナ一
2(氾1
}}-
43502
,,90
ナ}
I,6_
I
I一
ナL.I
,7,003
39,820,586
9,847,925
,80,315
131,668,540
112,714,345
4,350,290
278,224,593
330,685,354
213,112,953
KSllS. 20.00
Attachment・3
CLASSTFTFXI
IN
Attachment
ASAT,
DISTRICTS
Ⅰ-A−17
KENYA
-4
Attachment
STUDY
Ⅰ-A−18
AREA
-5
Att■c血JneJLt
TZ:NTATTVE
WORE
6
-
SCⅡEDULE
FOR
FEASI8ILTTY
STロDY
ON
AGURICULRURE
AND
IN
RURAL
D EVELOPMENT
SOUTI王8ARINGO
ASAL
Penod
FirstYe町
WoEtⅠten
u
St4Ee-I
r5
l室2∃3事4
lFll
i
」
PROJECT
AREA
6
S○c○血dYcq
E] ≡9!1
7
Eq
I
1
u
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A血ysismdF○nnt)1血dDeveloT)ne瓜PhzLS
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FiddstLrVeViuLdizLVeS由血○Ju
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∫
F5!Agricubrd岨d叫狂○-ecE,A血csn)die,
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1
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FmSURVEYANDOVERA⊥LDmOPM℡、汀STUDⅠB
2
Note:
1つ
●
n
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i
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I
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F
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F
l▲仙
ll.
タンザニア
ローアモシ農業農村開発計画
ll.
タンザニア
タンザニア国ローアモシ農業農村開発計画調査
(Lower
Moshj
Integrated
Agriculture
and
Rural
Development
Project in
the United
Republic
of
Tanzania)
1.
背
景
1.1
国土と人口
タンザニアは,アフリカ大陸中東部のインド洋に面する南緯11度45分,東経29度21分から
40度25分の間に位置し、ケニア、ウガンダ、■ルワンダ,ブルンジ,ザイール、マラウイ、モザ
ンビークの8カ国に国境を接する。タンザニアの国土面積は945,00OkⅡ12で、タンザニア本土と
ザンジバル島,ペンバ島,アフィア島等のザンジバルから成る。海岸地帯を除くと国土のほとん
どが標高3(氾m以上の高地である。南北に大地溝帯が走り、タンガニーカ湖,マラウイ湖等の
湖が多数形成されており、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山を有する。気候は地域によっ
て異なり、海岸地帯,中央台地、高原地帯に大別されるo概ね11月から5月が雨期で6月から
10月が乾季であるが,場所によっては11月に小雨期,
1993年の人口は28,780,0(犯人、人口密度30人/km2
4月から5月にかけて大雨期となる。
、
1980年から1993年までの人口増加率は
3.4%であった。
1.2
社会経済
タンザニアは,
1967年の「アルーシヤ宣言」により社会主義化の道を歩んできたが、
半ばに社会主義路線の後退と自由化路線との混合経済の推進という政策変更が行われた。
1991年の国内総生産(GDP)は、約5,735億Tsh、国民一人当たりのGDPは23,404Tshであ
る。近年のGDP実質成長率は人口成長率とほぼ同程度であり,
1990年で3.5%,
80年代
1991年で
3.8%となっており、このため国民一人当たりのGDPの成長率は低く1990年で0.7%,
1991年で
1.0%であった。
1992年の産業別GDPでは、農業部門が捻額の62.5%を占めており、主要産業
ということができる。それに続く部門として商業・ホテル業があるが、この部門はGDP捻額の
僅か14.5%を占めるにすぎない。次いで、運輸・通信部門(8.2%)と続くが,製造業、建設等の
他の部門を含めタンザニア経済の主要部門ということはできない。
タンザニアの外国貿易の動向をみると,著しい輸入超過であり,
1991年の統計では輸出額(
FOB)が362.2百万ドル、輸入額が(CIF)がl,476.6百万ドルとなっているo主要輸出品目は
コーヒー,製造品,綿でこれら3品目で1991年の輸出総額の約58%を占めているo一方、主要輸
入品目は,機械、輸送桟器、石油・同製品、建築材料等があげられる。
1.3
農業の現状
農業は,タンザニア経済の基盤であり,雇用人口の84%は農業に従事しており,
GDPの約
63%を生産し、輸出総額の61%は農産物が占めている。農家の93%は2ha以下の小農で,平均
経営規模はo.9haに過ぎない。
1992年の一人当たりGDPは約110ドルで,世界の最貧国の一つ
iiiE口
である。
農業GDPの55%は食用作物、
30%は畜産、
8%Eま換金作物(コーヒー・棉・カシュウナッツ・
砂糖.除虫菊・茶・タバコ・サイザル)で、漁業は6%,林業は]%に過ぎないo
農業GDPの実質成長率は,
1966192年の平均で年率2.8%であったが,
1966-83年の平均で
は年率2.0%に過ぎず、この期間における農業部門の成長は停滞していたいうことができる。し
かし,その後に実施された農産物のマーケテイングを中心とする農業政策の改革等に伴い,農業
セクターの成長は回復し、農業GDPの実質成長率は,
1984-85年で6.0%
、
1986-92年で4.7%
と大きな伸びを示した。
農業発展の阻害要因は、生産物及び投入材の市場が遠く輸送費がかかること、降雨及び気候の
変動、作物と家畜の病気等である。タンザニアのような半自給的農業では、作物生産は人口の増
加に伴って増加する。作物生産は、農業GDPの50%以上を占めているが、社会経済政策の変化
にも拘わらず,年成長率は2-3%に留まっていた。これは小農の生活維持的農業経営に起因し
ている。農業部門の成長率が人口増加率を超えるためには、小農経営が市場経済に組込まれ,現
金収入により消費材を購入しようという意欲が生まれることが必要である。
1.4
タンザニアの農業開発政策
タンザニアの農業開発の目標は、
1983年の農業政策の中に次のように述べられている。
1)増加する人口に十分な食糧を供給する
2)外貨獲得(農産物は主要輸出商品)
3)国内産業に原料供給
4)農村の所得水準の向上と貧困軽減
このための短期および中期戦略は、次のとおりである。
1)マーケッティング改善(農産物輸出のための外貨交換レートの是正と農産物輸出産業の
活性化)
2)農業に関する商業活動に政府介入を制限
3)農業普及の強化
4)農業投入材供給市場の確保
5)天然資源の管理,特に水資源管理
6)港概開発
7)森林管理
8)環境保全(土壌保全、地下水および地表水の汚染、保護地)
9)貧困軽減
2.
ローアモシ農業農村開発計画調査
2.1
背
景
2.1.1日本政府によるキリマンジャロ州に対する協力の概要
日本政府はキリマンジャロ州に対し重点的な援助を行ってきた。日本政府のキリマンジャロ州
総合開発に対する協力は、
1970年に開始され現在まで25年間に亘って実施されてきた。
ⅠⅠ-2
(資料
-1参照)
このうち最も成果を挙げたのは農業協力で、その概要は以下のとおりである。
(1978-86年)
1)キリマンジャロ農業開発センター(KADC)
キリマンジャロ州の潅瀧稲作技術の確立と、その技術移転を目的としたプロジェクトタ
イプ協力。
2)ローアモシ港漉計画(1979-87年)
開発調査(1979-80年)
、円借款による工事(1984187年)により、水田1,100ha,
畑1,200ha、合計2,300haの藩瀧施設および農地造成。
(1986-96年)
3)キリマンジャロ農業開発計画(KADA)
KADCを引き継ぎ、ローアモシ地区を中心とした藩政稲作に対する技術的助言指導。
プロ協(1986-93年)
4)
,フォローアップ(1991193年)
KRⅡによるトラクタ-供与(1975年,
1985年,
,個別専門家(1993-96年)
1991年,
1993年)
合計304台。
5)キリマンジャロ籾収穫後処理施設(1989年)
無償資金協力によるライスミル供与。
6)ヌドゥング藩政計画(1982-90年)
開発調査(1982-83年)
、無償資金協力による工事(1988-90年)により,水田680
ha造成。
(1994-99年)
7)キリマンジャロ農業技術者訓練センター(KATC)
ローアモシ澄渡計画における稲作の成果を踏まえ、タンザニア全国を対象とする澄渡稲
作の普及・研修機能の強化。
2.1.2
日本政府の援助による濯灘稲作
(1)ローアモシ地区を中心とする高収量稲作の実現
ローアモシ澄渡計画により,ヌジョロ川、ラウ川の取水堰、濃概水路の建設、圃場の均平作業
等が行なわれ、水田】,100ba、畑1,200ha、合計2,300haの農地が造成された。造成された農地
は、
1戸あたりo.5haづつ4,600戸の農家に配分された。ローアモシ地区の稲作は1985年から
部分的に行なわれたが、平均単収は6.5-7.0トンPla
(樹)に達している。
(資料-2参照)これは,
タンザニア全国平均の3倍、世界平均の2倍、日本をもやや上回る収量である。ローアモシ地区
が,このような高収量を上げた理由は、以下の要因によると考えらる。
1)
1978年から開始されたプロジェクトタイプ技術協力により,稲作栽培,港概技術、施
設管理,農業機械,畑作等の各分野において、調査,実証試験、訓練が実施され,大き
な成果を上げたこと。特に,稲作については、適性品種(IR54)の選定,栽培技術の
確立,普及員と農民の訓練、等が効果的であったこと。
ⅠⅠ-3
2)ローアモシ藩概計画の藩政システムおよびを圃場の均平作業始めとする施設建設が適切
に行われたこと。
3)昼夜の温度較差が大きく気候条件が稲作に理想的であったこと。乾燥気候のため病虫害
が全く発生しなかったこと。
4)土壌が沖積土で、適切な減水深を持ち,稲作に適していること。
5)
KRⅡによるトラクターが供与され,現地農民に耕起手段が与えられ,部品の供与も適
切に行なわれたこと。
6)農民が技術指導を素直に受け入れ、それを実行するとともに、水管理等を共同で行なう
組織を確立したこと。
7)マラリアおよびビルハウゼア(住血吸虫)等の風土病について、アリュ-シヤの
Tropical
PesticideResearch
lnstituteとタイアップして対策を講じ、薬剤駆除等の抜本対策
は、未だ実施のメドが立たない現状下で、作業体系の改善など注意深い対応を行なって
きたこと。
(2)稲作の経済的有利性
ローアモシ地区の高収量により、稲作は、伝統的な換金作物コーヒーを凌ぐキャッシュクロツ
プとなった。タンザニア平均の2.0トン伽のレベルではコーヒーが有利であるが、
6.5トン伽の高
収量では稲作の優位は歴然としている。ローアモシ藩政地区の1,900軒の農家では,従来の日干
しレンガ草葺き屋根の家から,コンクリートまたは焼きレンガ造りトタン屋根の家-の建て替え
ブームが起きているo稲作の高収益は、周辺からの雇用の増大,物流の増加等、地域経済に大き
なインパクトを与えている。
(3)稲作組合の成立
ローアモシ稲作組合は1993年3月に結成登録された。
1993年4月,キリマンジャロ州開発
会議は、タンザニア政府の窮屈な財政事情とローアモシプロジェクト地区の高い収益性を勘案し,
ローアモシ稲作組合の全面負担によりプロジェクトを運営することを決定した。これに伴い,ロ
(1995年現
1993年第2シーズンから分担金を徴収し,現在に至っている。
在19,0(氾Tsh/プロット)タンザニア側の説明によれば、稲作組合の運営状況により、プロジェ
ーアモシ地区では、
クトを徐々に稲作組合の自主運営に移管する方針である。将来は、機材の更新、部品の調達,港
概施設の管理を含め十分運営できると考えられる。ただし、関係者の知識,経験がまだ十分とは
いえないため、当分の間、指導の継続が望まるところである。
2.1.3濯澱用水の不足
(1)隣接地区への稲作の拡大とローアモシ地区の水不足
ローアモシ地区での稲作栽培の高収量と高収益が伝えられると、隣接地域で稲作栽培が急激に
拡大した。ローアモシ地区の水田面積は1,100haであるが,拡大した隣接地域の水田面積は
1993年の調査では1,420ha、年間作付け面積は2,660haに達したo隣接地域の稲作栽培は,ロ
II-4
-アモシ地区の農民の一部が加わっていることもあり,ローアモシ地区と同じ栽培方式を採用し
高収量を上げている。プロジェクトが当初の目的以上の成績を挙げ、その開発方式が他地区へ伝
播するのは,本来、喜ばしいことである.しかし、ローアモシ地区の場合、非常に困った事態が
発生した。ローアモシ地区の水源は、モシ市内のヌジョロスプリングを水源とするヌジョロ川と、
キリマンジャロの中腹から発するラウ川である。
2つの河川の合流点の上流にマボギニ頭首工、
下流にラウ頭首工がある。また、合流点の上流のラウ川の支流にムアナングルウェスプリングが
ある。
拡大した隣接地域の水田は、いづれもローアモシ地区の頭首工の上流から取水する位置に造成
された。すなわち,ヌジョロ川上流地区370ha、ムアナングルウェスプリングから取水するマン
ダカ地区800ha、その下流のクワサニンゴ地区250haである0
(資料-3参照)
これらの隣接地域の新規開田による上流での取水は,ローアモシ地区の利用可能量と作付け面
積を極端に減少させた。ローアモシ地区の年間作付け面積は,
1990年に1,525haのピークに達
した後,減少を続け、
1994年には652haになった。これは、上流取水の増加による頭首工地点
の流量減のためである(資料-4参照)
。隣接地域の新規開田を含めたローアモシ地区の水収支
の概要は資料-5に示したとおりである。
(2)現地政府の対応措置
ローアモシ地区には、タンザニアの法律に基づき水利権が設定された.隣接地域の新規開田は
水利権がなく、不法取水である。しかし,タンザニアでは、水利権に基づく実際的な規制は皆無
に等しい現状である。ローアモシプロジェクトは、関係当局に上流での取水規制を要請してきた
が、未だに解決していない。
1993年10月に、ローアモシ農民代表,上流地区農民代表、現地関
係当局の話合いがあったが決着には至らなかった。
ローアモシプロジェクトでは、水不足に対処するため、年間の作付けを3期に分け,用水のピ
ークを低減すると共に、地区を46のブロックに分割し、それぞれのブロックが1期おきに作付
ける計画を立て、作付けの公平を図る措置を講じた。しかし、最近では,香水を巡り、ローアモ
シ地区内での上下流の対立が激化し,監視所の襲撃,施設の破壊等が起こり,遂に州政府の要請
により警察が香水違反者30人を検挙するという事態にまで発展した。州政府は,水利権行政を
実効あらしめるため,年間取水量に応じて料金を徴収するという措置を取るとともに、ローアモ
シ地区内の水管理を円滑に行なうため、
(ローアモシ農業規則)の州議会通過を目論ん
By-laws
でいる。
2.2
濯激用水不足への対策の必要性
(1)基本的考え方
キリマンジャロ州での日本の農業援助は、プロジェクトタイプの技術協力,有償資金協力によ
るローアモシの基盤整備、
KRIIによる機材供与等が互いに相補って、稀に見る成功を修めたo
ローアモシ地区の農家では,確実に所得が増大し、生活レベルが向上した。これは、タンザニア
のみならずサブサハラ全域の貧困にあえぐ農民に,明るい希望の光を与える出来事ということが
できる。また、国家的には,高収量稲作の技術的基礎が確立したことにより、タンザニアのみな
らずサブサハラ全域の政府に、食糧自給に射し以前よりはるかに明るい展望と自信を与えたもの
と考えられる。この成功のために,隣接地区に稲作栽培が普及拡大したのは,プロジェクトの本
来の目的から喜ぶべきことであるが,肝心のローアモシ地区が水不足に陥り、計画面積の三分の
一しか作付けできない状況に陥ったのは残念なことである。
これまでの成功を維持し、新たに発生した諸々の問題を抜本的に解決し,このパイロットプロ
ⅠⅠ一5
ジュクトを将来に持続させるためには、以下の措置を講じ、プロジェクトの挺入れをする必要が
あると考えらる。
1)ローアモシ地区(現況の畑地は水田化する)と隣接した新規開田地区を含め、水源問題
の解決・農道等のインフラ整備を中心とする農村整備を行なう。
2)ローアモシ地区(現況の畑地は水田化する)と隣接した新規開田地区を一本化した農民
組合を設立し,将来、全体プロジェクトの運営を移管する。
3)将来、秩序ある公平な営農ができるよう、必要な法制の整備を行なう(By-1awsの全体
-の適用)
。
(2)代替水源
現在ローアモシ地区の水源は
ヌジョロ川、ラウ川
であるが,もし、ローアモシ地区が新し
い水源を増強するとすれば、可能性があるのは,ミワレニスプリング、キカフ川、キクレトワ川,
地下水等である。
l)ミワレニスプリングは,年間を通して流量は安定しているが(約4m3/s)
、水利権の
大部分はNAFCO国営農場が持っている。また,この水をローアモシ地区および隣接新
規開田地区に持っていくには、水量的に不十分であり,かつ、ポンプが必要である。
2)キカフ川は、乾季には水が滑れるのに加え、国営砂糖プランテーション(TPC)が水利
権を持っていて渇水期の水を全部使っているため,ローアモシ地区-の導水はあまり期
待できない。
3)キクレトワ川は水量的に最も多く,年間を通じて流量も安定しているため(約10m3/s)
最も有望な水源である。ただし、重力で導水するためには,高さ15mのコンクリート
取水堰と,延長18k皿の水路が必要である。また,開発規模が小さいと経済的に成り
立たなくなる恐れがある。
4)地下水はF/S時に電気探査等で調査し、
1ボアホールあたり30160リットル/sの湧出量が
期待できる。しかし、水田濃概用としては経済性と経費に負担に問題があると考えられ
る。
いずれの代替水源を採用するにしても水利権の調整が必要である。本地区はパンガニ河水系に
属し、下流にはパンガニ発電所があり、発電との水利権調整が最大の問題となる。最近、タンザ
ニアではMinistryofWaterが全国の水利権問題を一元的に取り扱うことになった。
2.3
開発調査の概要
本調査(Ⅳs)は、ローアモシ地区と隣接した新規開田地区を含めた,新しい農村開発計画を
作成し,その技術的、経済的、環境的妥当性を検証するため実施されるもので、そのスコープは
概ね以下のとおりである。
1)ローアモシ地区と隣接した新規開田地区を対象として、利用できる水源、港漉用水量、
ⅠⅠ-6
、
設定できる水利権水量に基づき、藩政稲作の開発規模を算定する。
2)上記開発規模に基づいて、ローアモシ地区と隣接した新規開田地区を対象として、土地
利用計画、営農計画、澄渡排水施設・農道等のインフラ整備計画、農家経済計画,を中
心とする農村整備計画を作成する。
3)一本化した農民組合の設立、必要な法制の整備(By-1awsの全体地区-の適用)等を内
容とする将来のプロジェクトの維持運営計画を作成する。
4)それぞれの代替案の環境に対する影響を検討する。
5)事業費と便益の評価を行ない,それぞれの代替案のフィージビリティを検討するo
6)最適計画を勧告する。
3.
総合所見
前述のとおり、構想された本開発調査はローアモシ地区農業開発に対する挺入れのための調査
である。タンザニア政府のみならず近隣アフリカ諸国に対しても多大なインパクトを与えた本パ
イロットプロジェクトが、それが成功したが故に生じている水不足を始めとする諸問題の解決を
図るため,本開発調査の実施が望まれるところである。
基本的な問題である藩政用水不足に村しては、
2.2節(2)で述べたいくつかの水源開発は技術
的には全て可能である。プロファイの結果ではキクレトワ川が最も有望であるが,水源開発につ
いての技術的、経済的な比較検討は必要であろう。また,水不足により社会問題が生じているこ
とから、調査においては政府関係機関との密接な連携はもちろんのこと農民参加型アプローチに
よる調査が必要である。これにより,既存及び新規水源を含めた藩政計画を柱とした農村再開発
計画を策定することが肝要である。
ⅠⅠ-7
資料-1
__
KADPに岬
i試hi冨
タンザニアよりキリマンi}ヤロ州は含脱兎に対する訳旺をEl本に要討
i匡RJEl
IE]本よりキリマンi/ヤロ州ば剖'1J摺十画礼式髄封泥道
1978
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てti力することに双方合志
l.農苅,"d沌
(技陥La力)
2.中小企封乃苑
(柳別品力)
3.ローアモシ比封,nJ詑
(l'71禿孤立、円借款)
4.トラクターハイヤーサービス
(技絹は力)
5.送配・uI40)&UR
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(lJ'りダtB止血Fl](LFiLj:
61.ムコマi}バレーのIl,'uダUL逝
(r;r-j花沢並)
1978
9
キリマンi;ヤロLum打飛センター(KADC)計画のR/D空緒
1979
7
KADC及びKI DC両センター姓T勿姓設のための-船津慣資金協力( 20比円)
のE/N皆名
ー9 門
K^DC. K(OCエ町蕃エ
1 9 80
ローアモシ足利;(]沌計画F/S終了
ー9 8ー
K^OC・l訓】糾倣†壬
1982
K^DCtr画延長R/D留名(
ー9朗
100ha.仙1,2OOha)
ローアモシ艮英刑死計画工1h-哲エ(水田1.
ー9粥
5ケ年
キリマンi}ヤロ比那J矧,-d(k^DP.)R/D野名(苅2フェーズ、
3年半の協力延長)
計画)■
∼
1987
5
ローアモシ農東口げ臼十画工耶完成
1989
6
KR-
1989
4
ローアモシ収穫物施設(ライスミル)鬼瓦(練旧5(丘5=F・}7円)
1990
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6千万円分)
Ⅰ Ⅰ放材事惜(19終年度分,補充部品、
2ケ年のフォローアッ71
KÅDP評働軸丑妹劫(団長田口哩削、
について双方合憲
(2ケ年)スタ-ト
1991
3
KADP第2フェーズ終了、フォローアッ7・
1993
3
フォーロー71ッフ常了(プロi}ェクト方式協力・1S了)
1993
3
農宗族綴字門家.単独泥道専門家に身分を変妃・
1993
3
ローアモ地区柑作戦舎監立
1993
5
ローアモ棚増収四掛金瓜を和僻止合て1鮎BI,-i-J始
1993
8
農業普及耕巧家(稚作組合担当)赴任
1993
9
KR-1
7'ロジュクトを現地跡こ移管
3t比七泥道
Ⅰ枝村(1992年皮分、更新踏材および制班紺一、一億円分)
到着
注: *-KNCU
出典
(KiHnanjaro
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資料-2
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資料-`3
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1.585 JJ【ers
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JWP. Scp. 1 993.
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H:I10nJ 1985
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1985
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629.89
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922.98
1322.51
lⅢ】
1452.JT
1i有「 EEE]
15'l.5d7
1773.22
I)09.(J7
l993
103G.ill
出典
PIIo【 (ar暮(18.90ha) Js tncJudcd
lrrf州Ir,1rCd
1(J(J2
cur【lva【Jon area,g.737.59ha
II-ll
(F'J'85 1')9り
-
一ー9<J;I
G52.ー2
KADP
資料-5
water
inflow
KADP
ar・ound
.Waterinflow
HameofyaterSOU「Ce
lミcm∂「ks
HaterrnfiDY
1,585JlterS/See
HJo「oyaDoDiSpring
HS
JY
OS
al L'tl・
-Moshi
r
F,o(,K^[IP980li【e「s
129li【e「s/sec
Goasp「j.ng
I:ol.J)I.)Suaコr.C.1723Ji【c「s
rU
田
4Oーite「s/scc
wa〔e「rlovfromKibopape「Co,
fuー、uSaUJr.d51liしCrS
H
i.757li[crs/scc
Sub【o【af
Rs
伽annan9U「UYeSPring
725Aite「s/SCC
Rau「'lVe「discha「ge
22Li(ers/scc
lorHand∂kaiJrCこ1715fi【crs
AY
Us
l:o「K^L)P'2'Ztj【e「s
I
747li[crs
Sub【o【al
【
ForKwdSa∫州gOlO.snla=SPring
andd「ainedwa【er
FromHandakaarca
H
2.504li【c「s/s∝‥
eta)v.,aterinflow.
^n
current
state
For cultjva【ion areaU【irized cordi〔ion.仇【
eS【J・Late
approxiJate
I=1・sLiJllaしion
t・)alむ=CL・
wこLしer
and
Love
of悦ter
2・50J
=【crs
side or K^DP・
K^DP
2.Estimated
al-(:Ll
cultivatiorl
paddy
l1669 ha
1.5 =しe「S/SCC伽=
g50 hコX l・5 ri【crs/sc{仙=l・425
310 Tu x 31^ Iic【rs/s∝/Ju =l・05d
÷
and
=crs/s∝
liters/scc
waLer
consumption
Hamco[paddycul〔[va〔IOn
Cul〔iVa[io∩
∂ー、ea.
area(paddy)
(h8)
#370
=P∪as∂∂「e∂
旦800
H∂∩daka
KwaSanjngo
*
=^u〔holized
Double
-Over
Ha〔e「
H8ter
irri()a[cd
「eq山「c川Cll【
(1rCa(hL))
300
E出
l、′
ltC「SSCC
E
函
le「SSeC
⊂
一っOーtC「SSCC
100
2JO
7U
田
3
JーC「SS
ー1.0コ^lrerSSCC
て 「r丁ー‡行元
1.一oo
2.590
To[a
ContinuousLl
′r
250
*Usaga「∂
*K^DP
#
1:#Es【ln]a[Cdr)Jddy
cul〔iva【iona「ea
pc「ycJ「(hこ))
(710)
(l,BOO)
3.7GO
1.2GO
2.d79
l1/
((CfSSCC
Righ【 area.
cropping
area
area
doub一e c「opp川g
Rive「
stream
oF Njo「o
=-LIP
uater
requirement yas calculated as Fo=ows.
l,5 =【e「s/scc/ha
out side oF KADP area.
I i【e「s/see./h∂
3,4
KADP
in
Water
(ron
the river and wa〔cr
in=ow
snall spring
for calcuJa[ion.
*#-Estimated
出典
KADP
Ⅰト12
loss
rJ,Om river
arc
noしillCIudcd
K^DP. Scp, 1993.
APPLICATION
FOR
COOPERATION
BY
TⅡE
GOVERNMENT
■
THE
TECENICAL
BACKGROUND
1.1
rbjectTitle
1. 2
MOSHI
inthe
INTEGRATED
United Republic
rhstrict,the Eilimaqam
I
(Pl飽Se See Attachment
AGRICULTURE
AND
RURAL
DEVELOm止ENT
or TanzBulia
Region,theUnited
"
I
Republic
of Tanzania
Map".)
htion
Ex∝血ngAgency
(1)
Name
(3)
Ministry of Agriculture andLivest∝k
Development,the
Goverp甲ent Ofthe
United Republic
of TanzzLma
of Agency:
(2) C晦anizationand
1.4
JAPAN
Imdon
Moshi
1.3
OF
STtJDY)
INFORMATION
I.
LOWER
PROJECr
(DEVELOPMENT
BudgetAllo皿ted
2 "qgami2ation
Att&cbment
Chart of Ministry of AgicultureandLivest∝k
Dev elopment" )
Staff of Agency:
(Please see
to Agency:
Att&dlmet)I
3 "Budget
Al1∝温ted to M血stry
of Agiculture
and
Livestak
Development")
(Please see
I
I
fbojectJustificadon
(l)
SectorialBackgTOund
isthe mainstay
Agriculture
Sector
of Tanzamil
of the nadonaleconomy
fon諾Sand
for
over
50
%
GDP
80
%
the
amunts
of
nadonal
employs
atx)ut
of
york
in
In
1990Is・the.
has
75
%
foreign
1993・
sector
or
exchange
emngs,
w]y
and
73
in
%
in
199l,
4・4
%
in
199?-,and
%
1993,
fairannualgrowth;
4・0
pedbrmed
has supported
GDP
stable growthor
of the country inthose
y飽rS・
whichperformaz)ce
For future economic
Government
Tanzania
the
of
expects
agriculture
evolution,the
sector asthe
nabonalecmomy
of也e
country witha
main bTaCtive for∝ leadingthe
4.5 %・ The current
sector, set up
taLrget SeCtOrialgrowthof
orthe
agricdture
obj∝tives
for Tanzania
forthe托rid
1994/95
in什The
Rolling
PIanand
Forward
Budget
Agriculture
-
1996/9r
are:
ⅠⅠ.A-1
c)
to achieve nadonalself
suErlCiency in f血,
all
Tanzanians
to raise incomes
especially the ml叩r,
of
to
sustainable prduction.
and envirDnmentalprotection,
d)
to lnCreW
e)
to pr∝1uce
a)
b)
promote
LToreign exchange
emngs,
and supply raw materials
and
forthe
industrialsector.
1n
1993/94,
sector
draught hitthe agricultural
and caused slowdown
ofthe苧eCtOrial
economic
1994・ Seriotw damages
on
well as mtional
grOW血in
agncultural
growthzw
for
products
caus由bythe
dmught ex甲Sd
unsustainability
of flail structtFe
The
agricultural prducdon
which has tcen built up on weak a野icultural fun血Ientals・
interrupted the stable agricultural production
include:
ma)or cons血nswhich
highdependency?n
a)
b)
inadequate
extenslOn
rain托d agriculture withemtic
raip5,and
Services resulting in low prductlVlty
and
low
quality・
imperadve
forthe
Urgent
sector is to strengthenthe琴丘cultu一山
nadonal
agncultural
fundBLmentals
irrigation
development
by means
of step-up of
and activation of extension
services overthe
pTduction
coun叩, in order to stabilize and increBLSethe agriculturd
and to achievethe
sectorialtargets mnsequendy.
(2) F>ojectBackground
The exisbng
IAWer
Moshi
Govemment
was
project, Which
established bythe
under
financial and technicalassistance
Govemment
in 1987, has
rendered bythe
of Japan
for extension
imgadon
faLrmlng, Water
been
a
core
on
of agriculturaltechnique
irrigated paddy
0/M
etC・, CⅧCeming
tothe
ma皿gement・
of
faming
has
in
In rent
producdon・
y弧■S, lmgahon
of paddy
expanded
producdon
the
Lower
Moshi
by
famersthemselves・
disorder overthe
arew
surrounding
of
project
The GovenLmerLt
has conceivedthe
technique
tothe
extension of the imgad皿farmlng
are2LS in a self-help m皿ner
as a meritand
sumunding
Of Tamers
serioI拶Water
Shortage
inthe Lower
Moshi
arw
as a demerit.
The serious
expanded
project aS Well asthe
in
in
Lj)Wer
Moshi
has皿uSed
deqeBLSlng
aqca
water
the
shortage
pro)ect
Of culdvated
the pro)ect to 652 ha in 1994, which is about 43 % of that in 1990・ It is noteworthythat
has caused
infedor
infrastructures
both for
サnSyStemabc and disorderly expanslOn
living
ac血vitiesand
purpcses
and consequent
confusionand
lm酔ion/a伊iculture
inconvemiencc
in faqnmg
as well as everyday
From
this
acdvides
services of inhabitant
Goverrment
imprtance
the押ⅧlOumt
the
expenences,the
remglized
of
systematic
developed
areas
in
tothe new
皿d ordedy
extension of the irrigation faJming technique
couplewithestablishnent
of rural infrastructures.
agricu!tu中pachineT,
In order to achievethe
Government
intended
to
sectorialtzugets,the
of Tanzania血s
imprtant
funcdon
Moshi
re血eve the paramount
of the existing bwer
project aS the
core
extetuion
and to realizethe
systematicand
orderly extension
of the imgation
血ming
bwer
Moshi
technique
tothe
lntegrated
stmoumding
areBLSthroughthe
Agicultureand
Rural Develo甲ent Fbject (hereinafteてTeferred
toサ血e hject") The
functional
model
of m∝1ern
lmgahonねming,
Pbject is to exhibit an extenslOn
institute for extension services,and
pracdcalactivities
of famersl
association, as well
as development
infrastructtues. The fh,oject
isalso to retrieve aA
staLndaFd ofrural
important
function of the Ij)Wer Moshi
by m_Cans
core
pro)eCt aSthe
extension
of
development
for
imgat10n
new
resource
water
Water.
suffTICient
・
supplカng
(3) Objectivesof
a)
-
Short term
the
Project
objecdves;
to弧1vethe
IAWer
Moshi
seri?us water
project aSthe
shorh!e
extensIOn
ⅠⅠ.A-2
for TeStOringthe
functicn
of the existing
COre
by meLanS
new
development,
water
Of
to kecpthe
by
area
among
s∝ial stabilization inand
amundthe
exisbng
Of supplying
SufrICient imgati00w瓜erand
fameTS
water,
tOthe irngadon
∞nCemlng
Lower
meBLnS
avoiding
to suppor(the
preynt acdvities on extension of irrigahon
under technicalassIStZmCe
Ofthe Government
of Ja阿II Which
Moshi prQjecL
onthe acdvides of the exi血ng IAWer
-
to developthe
by
mean? of systematic
farmerls organization, and
aTeBLS
sumding
techniqueunderthe
prpper
-
to imprwerural
-
LDng
b)
raise crop production
technique,
lmgat10n
raise LTam
irrigationand
to increase
-
farming
t∝hnique
has txen rendered
extension
or irrigation
areas.
of the coun町through
incomes
throughstabilizedandincreased
to decreaserural
par,
to
-
pro)ect
troubles
dbjectives;
term
to
!o.galgizeand
farming
-
of the surrounding
condihms
Moshi
foreign
exchange
by
eaming
increased
crop
CTPP
extension
of the
pmductionunder
Prducdon,
especially
rice,and
to amleratethe
-
of the sectorial
growththroughachievement
nadonalecomic
targets・
(4) PlnjectOu出征
a) fbject a陀a
The
over
southem
skirt of Mt.Kihmanjaro
and extends
o∝upleSthe
in
includingthe
Moshi
lands
net,
about
of cultivation
existlng加er
ha,the
1,450 ha,and
aJ%
areas
2300
Of
ahdy
expanded
of
prqject
po呼tial
use
in the PrQjectarE温1S
aS
areas
extenslOn
present/rx)tential1and
Of 2250 ha. ne
fouows:
hject
am
6,(×X) ha
-
(Areasl
bwer
Moshi
E血ng
仲叫)
prqect
area
:
areas:
一夕托aqy.eXPandgaⅧ
ーPotendalextension
Tota1
Main
Meru,
source
fcmew
nowlng
1,(X氾
1
,450
950
3
,5W
Cropsl
rUpland
1,2(氾
l
2
from ML
onginated
Mungu・
The
ya
No・1
DD
54
is
Stadon
istheKikuletwariver,
L由Nymtn
tothe
eaStand
south-eBLStW打ds
mew
discharge
at the gaAlglng
oftheriver
water
average monthly
1 l・2 m3/sec・ and average
development
,5CK)
month1yminimum
discharge
「r血1
2,300
1
2 ,450
_250
6
,000
is 9・8 m3/sec・
b) f>ojectworks
The
Fbject works
(Water
-
An
and
resoura
are
mainly
new
construction
works
compnslng:
development)
in血ke weir, to tx constructed
onthe
m
about20
highand 150 m long,
ⅠⅠ.A-3
Kikuletwariver,
of concrete
gravitytyrc
-
-
-
fromthe
Kikuletwa
A cormecting
tothe
cha皿el, leading wabr
Prc*ectuea, or
lined廿apezoidalGmal
18
km
long,
zmd atx)ut
device,
a
Canalrelated
structures
such as, water
control structtwcS,
meastnng
river crosslng Structure, md
distribution
StruCttueS,
structures
crosslng
and water
An inspection road or laterite pavedtypeaJld
about 18 km long,
(Irrigahonand
-
-
-
agricultural
development)
levelling for changlng
fields inthe
upland crops fields of 1,2∝) ha torice
Lower
Moshi
pro)ect,
existlng
inthe potential extension aJu,
umd陀Clamation
aJId
Required
irriga丘on, drainage, and fan
road facilities for tDthalready
expanded
arefLS・
arEuand
potemialextension
Lmd
(Rural development)
-
-
Washing
steps, water
connecting
Cha皿el皿d
Additionalrurahds
steps, and cattle basins which訂e
irrigatlOn血als
forrural use,and
coTn∝tlng
tOthe血m
roads,
tO
be
provided
cmalinspect10n
on
mads,
the
and
exishngruralroads
c)
fhpecdve
beneficiaries
or over
35,(X氾people
inthe
h3neficiaries are about 5,(X氾famers
existlng
Moshi
5,∝氾famers
in thealready
pro)ect area
and mo托than
expanded
areas・
h
a
aqeiLS
potemialextension
ac∞rdance
widl
rerX)rt Of KADP
and
Agricdtural
Development
temporary
office,the
wcwkers
(Eilimanjam
Project)
is
70personfor
inthe
LDWer
Moshi
paddy
cultivadon
employed
project
dayper
area
paddy plot. of 03 ha in one (1) cropplng
SeaSOn・Whenal1the.potenbal
for paddy
tx used for double
culdvatIOn
Of 3即ha
cro押1ng
Of paddy,
are
temporary
at 1,600,CKX)person-day
workers asthe dir∝t h=neficianes
estimated
Direct
bwer
exis中g
woulq
per year・
inthe existing Lower
Moshi
T・Shs
pro)ect is reported at 142,9W
field
O・3
ha
dirt!ct.costs
including
for
wages
per plal of paddy
of
after dedTC血g
T・Shs・
60,ヌ氾I
After
totalnet
lmPlementatlOn
Of the Project・
甲mPOrary Workers of
for wholethe
Income
f>ojectaJ・ea is estimated at about 3.3 billion T.Shs (US∼ 6・ 1
million)aJld wage income fcwthe temporary workers is es血ated at about 1 ・4 billion
2・6
million) in 1995 price level・ which are estimated on only paddy
inthe
fields of 3,5(沿ha・
cultivatlOn
potemialpaddy
Netね皿income
T・Shs・(ワS$
famng
Asthe
extension
services of the irrigahon
indirect tx:neficiaries will spread overthe country・
d)
Contribudon
pmd,the
Re由onalEconomy
Na血naland
tothe
techniquewill
The
foreign
by
exchange
rhject will direcdy con廿ibute to save or飽rllthe
is evaluated
at about
US$
prducing
about 45・CKX) ton. of paddyper
year, which
inthe Projectむ℃a
1 1.2million
Ⅰ屯rm incomeand
asthe exprt
pnce.
wageincome
willalso activate the
regionaleconomy・
Most im甲rtantCOnbibudop
the funch皿Ofthe
extension
e血ibition
teclmique
encotLrage
of the
Projectto tne甲由onal
ecpnomy
imgahon血mlng
Exhibid00ofthe
is to strengthen
CO.re
Of thF
throTgh
irrigah皿ねrming・
imgat10n
fmng
orthe successhl
in∞me
as well as increased
of fmers
will
and highliving stzndard
intemion
to
inigaiion
developmentall
the血mers.
overthe
counByand
ⅠⅠ.A-4
teC叫q.ue
wi11 conbibutethe
under
prducts
fair
ecqnomic growth of the nad00by
irrigat10n development・
new
of inerwlng
mews
Crop
(5) Urgencies
ln confomity如ththe
a main
tzugets of extension
sectorialdevelopment
planhaving
irriga血on
development,
h鮎
and
the Govemment
orthe m∝lem
a訂icdtural血ming
already commenced
Training
Center (EATC)
the Kilimanjaro Aghculturd
proj∝t
withtechmical
assistan∝ of the Govemment
of JapanthroughJapanIntemahoⅢal
C∝)pemtion
is
Tanzanian
Agency
(JICA) in July, 1994・ The KATC
project to血n
instructors, extension
water
management
workers,
staff, agricultural
machinery
for strengtheningthe
orthe
iTigahon
extetui_op.services
expeTtS,and core Tamers
farmlng
to wholethe
Sincethe
technique
achvltleS
wunb)'・
Of EATC
pro)FCt are
is
for
lj)Wer
Moshi
area,
at
the
the
r>oject
urgently
required
I℃StOnngthe
centerized
function asthe basement
of KATC
pro)ect and exhibitingthe
systemadcand
orderly
The
Govemment,
technique
tothe
areas・
sumunding
extension
of the imgadon
therebre, putthe top priorityon implementadon
of the fhlOj∝L
1.5
Desirable
lmplementation
Schedule
JICA-s
Tbe KATC
techmical
project ends upto June, 1999,withthe
assistance・ The
intends
Govemment
Tanzania
to
of
completethe
Of die hject like
priori呼m.mpOnent
development
bythe血e
KATC
the new
rewurce
the
water
of terminahon
of
pro)eCt aS
for
futtlre
be
institu也onalamLngement
will
executed
we11 asthe
extension
works which
is as
bythe Govemment
herself. The desirable implementati皿SChedule
of the rh'oject
follows:
-
-
-
-
1.6
ExpectedFunding
The
1.7
Feasibility Study
Basic Design (priority.cmponent)
Detailed Design (prim呼c?mrx)nent)
Construcdon
Works
(prionty cmponent)
Grant
Aid
1996
1 997
I 998
1998
-
I999
Source
bythe
Govemment
of Ja阿n
lS
eXpeCted・
Relatedrbjects
Other
related pro)ects
are
as
( 1) KilimanjaroAgricultural
-
-
1978JICA-s
follows:
Development
technical
assista皿Ce
Region
lntegTated
(2) Klimanjaro
一1980
JICA7s
technical
-
assistance
Development
-
Moshi
lrriga血on Development
1982
1987
Japan-s pro)ect loan
-
Plan(ⅩIDP):
Project:
-
(4)Ki1imanjzm Agicultural
-
(ⅩADC) Ftoject:
(Feasibility Study)
(3) IAWer
-
Center
1986
1986JICAIs
Development
Project(KADP):
1993
tecbnicalassistance
ⅠⅠ.A-5
(5) KilimanjaroP鶴t-haJVeSt打oject:
in 1989
completion
Japwls
Grant Aid
-
-
(6) Ndungu
lnigadon
Project:
in 1990
completion
Japan's GrzLnt Aid
-
-
Training
(7)Ki1imzmjam Agricultuml
1994JICAIs
-
-
(KATC)
fbject
teclmicalassistance
II
TERMS
2・ 1
Backgroundand
Fα
Center
1999
OF
REFERENCE
Justification
imgabon
development
feasibility study
techmicalぉsistance
of the Study
inthe
Iヵwer
Moshi訂ea,血e
Goven皿ent
Of Tanzania
Integrated ITrigadon Development
r>oject
onthe氾1imanjaJ10
in 1980.
The
of the GoveⅢment
of JapanthroughJICA
irrigadon development
feasibiliり′
on
four (4) schemes,
Study rwmmendthe
which
divided onthe
basis of the
were
system
(2300ha),
wa甲SOurCeS available;ぬmriver
Miwaleni
nver.
scheme
(2,(X氾ha),Himo
system
(1,(X氾ha),and Groundwater
sys甲m
four (4),the Rau
(1,020
nver
highest甲OnOmlC re.tumamOngthe
name
system was
given Pn?ntyaLnd its lmPlementatlOn
Started in 1982 underthe
of the
IJOWer Moshi
InigatlOn
Development
FbjecL Then the GovenlmeZltalefforts弧dthe
the
Govenment
Japan
for imgab皿development
inthe area as well as
assistance of
of
the extension wo止s have txen concentrated
to and centerized atthe IAWer
Moshi
aJR
The Ftojcct,ai皿ngat Sufficient water
imgahon
supply tothe
fbject areaand
zmd
development
inthe surrounding
is fbrmulatedwithnew
areas,
agriculm招1
water
source;
frzLme WOrks
inthe
the E止山etwariver,
out of the development
elaborated
pTeVIOuS
a
executed
withthe
ha)・甲aving.th?
feasibilitystudy.
Since
no detailed study onthe
development
hoject was carried out, no opdmized
plan
a detailed study is urgendy
exists・ For eaq-1y implementadon
of the r>oject,
reqtdred for
deter7nmg
an OPdmized
The
project SCalewithtechnical
aJld ∝onomical
soundness.
investlgations,
design
study
∞mpnses
stmey,
analyses,
prelimlnary
works,and
fields such as water development
eval血on
overthewide
englZlemng,
1mgabonand
drainage englneenng,
englneenng
geOl ogy, soil mechanics,
agiculture,耶COnOmy,
sociology,
In addition,the
data孤d
informati皿Obtained
urxhtedwithcons.ideringthF
GoveⅡ皿ent
etc.
environmentalassessment,
new
inthe
info甲ahonand
COnCelVeS
previous ftasibilitystudy is to tx:
data presendy
avai1able・ The
new
feasibility study (hereinafter
neCeSSlty Of execution
Of a
be
by experienced
out
reftrred
Study") which will
carried
eTpertSunder
for
ten
orgamized
study
opbm121ngthe
pro)eCt Scale and fTor prepanng
required
for euly implementa(ion
of the Fbject.
to十the
2・2
Jusdfintion
The
of Japanese
main reasons
ofthe GoverT皿ent
a
well
works
TechnicalC00peradon
onthatthe
Of Japan
Govemment
for execudon
teclmicalaBiSistance
of Tanzamia
reqtJeStedthe
the
Study
on
the
of
hject are:
ⅠⅠ.A-6
2・3
a)
A series orthe
financial
teclmicalaJ)d
develqp.ment
inthe bwer
Mo血aqlCa
Japa皿SlnCe
1970-s.
b)
The
c)
Forthe
formulation
preliminary
JICA
experts in EADP.
d)
The Govenment
financial assis.tzmce under Japan-s
of Tanzami号Will rquestthe
Grant
Aide
for lmPlementadon
the Project ln COnformitywith
of
programJPe
desirable implementabon
in section 1.5.
schedule
mentioned
Pbject has a close relation
assistancethroughKATC project
tothc
present
acdvides
JICA-s
of
Project,theGovemment
orthe
zmd agricultuzd
Government
of
techmica)
obtained
advice
of
0bjectiveortheStudy
Objectivesof
the Study
to formulate
are
and economicalsoundnessand
or血e Govemment
or Tanzania.
2・4
assistance on the inigadon
have tN3en rendered
bythe
an
development
ophmum
pl皿Withtechnical
to staff
technicalknow-how
to transfer t∝hnologleSand
StudyArea
Studyarea
is defined aLSthe rlojec佃℃aof net irrigation land of 6,(X氾ha,
bwer
Moshi
aLrCaS
exis血g
expaded
projectarea of 2300ha,already
ar田S
and rx)tendal extension
Of 2ヱ50 ha.
Onthe
course
investigated and
The
Study
ScvpeoftheStudy
2・5・ 1
General
(1)
areas
of
the
hject
1,450
area
may
ha,
tX:
required.
in Atbchment
Studywill
scopeofthe
New
6,00
wakr
I
4巾General
hyoutp・
fm
development
resotqa
development
land use,
for irrigadon
of wholethe
planincluding甲SeSSment
prepagop
budget analysis, and
Irrigadon
Waler
compnse:
ha in net,
pattemsand
zLnd
estlmahcm
requrment,
Rural
development
tmng
lmgahon
plan including
the required irrigadon
estlmad皿Of
source・
estimate
diversion
and
the
of
project WOrks,
water
planpuuing
canal netwαkand
hj∝t
Of the pT-I
pttemand
of the optlmumCmp〆ng
of the project benefit,
drainage develqpment
the new
water
design aLnd cost
(4)
stlrrOunding
technically
Of
De虻dpbon
(2) A如cultural
(3)
Study,the
as
is shown
area
2・5
The
of the
studied
includingthe
ⅠⅠ.A-7
plan
Ofthe
water
distribu也皿Plan,
empha-皿impFOVement
improvement
Ofrural
(4) Formuhd皿Ofthe
op也mumdevelqpment
maJner
emomical
viabilib'in也e
-措ment
ar飽Of
about
CrOP〆ng
land
Ofthe
present
obtained什om
and frelimlnary
to tx
use
Or rural water
road networks,
aLnd
r血the叫ectwithtechmical
phasewized
use,
developmentand
by
and
forthe
Ⅷmendadcn
implementadon
ewly
of the priodty00mrx}nent
orthe
打oject.
The
studywill
Stage-
I
be consist of the following
II
-
1,文X) haor land lyingalongthe
collection, review
of the previous
studies and
investigation,and
results of acdvities of EADP
pro)eat, field surveysand
ねmulation
of the tnsic development
plan,and
:
data
of the resdts
development
onthe
formuladng
progrzLmme,
Analysis
on
rewmmendadon
ofthe fhject
2・5・2
Stage
(1)
I
-
:
(2) stages・.
P陀Para血onofmapscovering甲areaOf
:
Kikuletwariver,
Stage
two
Field Surveyand
investlgadons,
fhrther study
of field st-eyand
plan, pre甲r血on
of the early implementadon
of the op也mumdevelopment
plan, preparingthe
implementadon
the飴rly
of the prio叫・ component
Investlgat10nS
AerialmappiJlg
Topographic
m
cQTltOtq
intervalwi.ll h= prepared.by
at a scale.of I/5,∝氾with1・O
maps
lyingalongthe
Eikuletwa
for plan皿ng
On
a
anver
of社rialphoto
mapplng
development
Kikuletwariver.
The maps
water
and design of the new
onthe
shall cover
in Atbcbment
4.
the aLrea Of about 1,5(刀ha of land as shown
mcws
I
(2)
Data
collecdonand
review
Review
Moshi
on
and analyzeal1the
the Lower
previousstudies, data and informadon
on
human,
1andand
resou陀eS,
water
proJeCt, aS Well asthose
SOCio-economics,
women
involvement
inthe
agriculture,ruralinfrastructuTeS,
enViroTment,and
Project
Area.
(3)
Field stmeyand
a)
Carry
invesdgadons
out
methcds,
cms血ts
fTacilities,
b)
inventory
inthe Study area for evaluahg
stmey
pre甲nt irrigation
design
featuresand
technical
conditions
orねcilides,
aLnd ma)or
tothe
m皿agenent,
0peradcn,and
mainten弧Ce
Of the irrigab00
Carry
and agr&economic
outチ申cultural
tamers
for evaluadng
皿d intervlewing
by me弧S
land use,
sⅦvey
cunlent
Of血vent?ry stJrVey
pmctlCeS, Crops
fan
and cropplng
PattemS,
mpカelds, agicultural support
inputs, etc.,
crops, marke血g
of agricultural productsand
c)
Carry
hydro)ogi血stmeys,
including
out
inventory
of the existlng mete&hydrological
for sedimentation
and water quality analysis,
d)
Conduct
e)
Carry
f)
Carry
construction
out
out
conduc血g
g)
CazTy
Study
Out
material
s∝io-economic
me?surem甲t
gauglng
etc.
Stabons,
PnCeS
flows,
Ofriver
water
Of
sampling
,
survey,
survey,
envirorLmental
observadon
ir!BLnd around
lnidal EhvilPnmental
EⅦninabon
(士EE),and
investigations
services,
on
women
am乱
ⅠⅠ.A-8
involvement
the
illa伊icultural
Study
aqea
acdvities
for
inthe
(4)
a)
development
reSOu陀eS
_WaLter
Carry
and
water
on
out studies
spring water
for imgabon
studies
evaluate
water
sedimentat10nand
(5)
development
b)
Ev山出ethe
recommend
effective
c)
use
(6)
a)
present
P陀rm
cTDPPlng
water
and
methcdsand
irrigation
withthe
system
management
forthe
land
and
and
system
maxlmum
resources,
and
and agrMOmic
Evaltdeal1
plans in ∞uple
condi也ons
of irrigation facilities to clarifyteclmical
effTccdve operation and extent of rehabilitation works,
layout
Prel血血ary
constructed.
Agricultural
tO
withres野CtS
basis of soil condition,
Onthe
consumpdon
of crops,
aJ%
water
i中ga申n-methcds
imgabon
and land
to sm∝血皿d
cons血ts
d)
development
availability,and
pre5mt
suitable
of water
Evaluatethe
ptentiali巧'Of
studies
Identifytheirrigation
water
evaluate
quality,and
development
thealten血ve
water
development
and agricultural
plans・
叩bility,
to rainfdl,riverrunoff,
to
utilization for irrigation
to water
Formdate
Irrigadon
a)
withrespects
use
aJId
water
present
use,
b) Idemifyprpsentconstraints
c)
water
avai1abiliQ'Of
to
design
of the
major
irrigahon
fhcili血es
to
tx
studies
data
related to present
yields, input levels, and
available
Pattern, Crop
land
farm
use,
soil classificadon,
inthe
Study
pracdces,
area,
b)
Recommend
suitable
practicaland
level aJld latx)ur reqtnrement,
cropPng
pattems,ねm
pmcdces,
input
,
present
c)Assessthe
agriculturalsupport
seTVices and mnend
the r>oject,
such servicesunder
appropriate
to strengthen
measures
institudon
ctmt.血vities
and
of fmerszu平年adonand
recommend
appropnate
plan fTor establishingthe血merst
asso以adonsinthe
new
alrmdy
expanded
areasand
extension areas,
d)Assessthe
e)
Clarify
p旧ent
Pricesand
marketing
system
of agicultural
pr∝luctsand
fan
lnPuもand
d)
(7)
RuTd
a)
Evaluate
budgets
fTortypical血m
householdsunderthe
Ftoject.
infrzLStruCtureS Study
fkaminethe
fam
road
supply
b)
fTm
Prepare
adequzh:y
Of existingruraland
networks,
storageねcilities, and
systems inthe Study area,
plans
agiculture弧d
fq
improvement
rural development
ⅠⅠ.A-9
agrc>infrastructures
such as
hzmest
water
rx3St
system,rural
of ruraland
agr&infrastructures
underthe
F>oject,and
for
Prepare
c)
Environmental
a)
b)
oftheruraland
to・ be
agrc>infrastructures
provided
Project.
underthe
(8)
designs
preliminary
involvement
women
assessmentand
studies
Conduct
lnidal血viIOnmental
E姐minahon
(土EE) to clarifythe
to agricultural, imgation
living fromthe
cons血nts
rural
view
,and
in and
Study
to
envirDnment
amundthe
areaand
gmspthe
environnen血1
problems,
present
polnt Of
present
Conduct
BIViTDnmentalImpact
Study
(EIS).to a苧SeSSimpacts of a如cultural
development
Study aJ%
ln and uoundthe
on的Cialand
natural environments
including
losses of s∝ialand
on
cultural prDpertleS, effect
vL・ild life, water
etc.
pollution,
c)Assess
,
for
measヮres
tFOPicaldiseases
controlling
Malariaand
especially
SchistomonasIS,and
d)
Clarify
(9)
b)
Prepare
tOPOgraPhic甲aPS
at a scale of 1/2,(X沿with1・0-m
diversion
ma)or
structures7
Carry
intake
out.ge?loci.calinvestigadons.bymew
welr
sites lnCluding
Slte, Including
prermt10n
Stage
(1)
drilli?gatthe
cm
geologicalmapplng
prqposed
aLnd lalmtory
Carry out soil
mech甲ical tests fq clarifyingthe physical features of soils at
founda血on
of the major Structures, Canal embankment
materials, etc., and
d)
Conduct
-
water
II :Analysis皿d
Rnalizethe
quality analysis.
Formuladon
ofhltegrated
a
phasewize
wnditions,
Development
design of the
preliminary
major structures
survey and investigations,
Analyze
results of field st耶甲S and
develqpment
irngat10n
plan,the
and
development
plan,
(3) Prep打e
(4)
welr,
c)
the addidonal
(2)
or
contoサintervalfor
intake
chamels弧d
Of
teStlng,
2・5・3
irrigation zh:tivities
agiculturaland
project.
and lnves也gations
Addidonalsurvey
a)
in the present
involvemFnt
women
and assessthatunder
detailed i皿Plementad00schedule
development
and remmend
Co虹estimate
aJld eval血on
a) Esdmate
b) B由mate
c) Estimate
d) Evaluak
investment
studies and
aghcultural
forthe
nan
onthe
basis of the results of
formulatethe
development
r}ojectworks
c皿StruCtion
methods
for implemen血o.n・
for
amual
maintenance,
OFX:rationand
benefit,皿d
costand
financialfezLSibility for inplementation
emorruc孤d
water
plan,
consideringthe
suitable fTor l∝d
cost
costs
e00nom享c
orthe
schemes,
(5)
EvaltJatethe
r飴Oume
andrural
envirorLmentaland
s∝ial imFXLCtS O[the
ⅠⅠ.A-10
Fbject implementadon,and
priorib,
(6) PrepaJean?Pdmumintegrated
implementahon
2・5・4
Transfer
agriculture.皿d
for euly realizabon
to counterpart
plan
including
of the study, transfer of techno.logy and trainingwill
by
foreign experts inthe following fields:
experts
cotm
investigadons
Field surveyand
b)
Planand
The
tr訂ISfer of technology
will h3 Carried out inthe form of on-the-job仕ainlng
above
course
traimng willalso be programmed.
seminar duringthe
of the Study・ Overseas
for water
design
Lbr every
lines of foreign
be pTt)Vided
a)
皿d
development,
resources
experts
irrigadon,
assigned,and
drainage,
a野iculture.
StudySchedule
for implementadon,the
Sincethe
f>ojectis urgently陀quired
desires to commence
the Study as
the Government
of Japan・
The requiredpericd
in Attachment
2.7
Expected
The
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
The
2・8
rlm】 development
of the fboject.
of Technology
Throughoutthe
2.6
pTt)gramme
fbr ex∝udon
Tentadve
I
as
pasible
Govemment
wi也inthe
of the Study is fou触n
Work
Schedule■.
extent
(14) months
of Tanzania
of coincidence
of
in total
as
shown
lnputsofExpertize
followlng
Tem
englneCrSand
experts
a托required
for execudon
of the Study・
LJeader,
Irriga血on血bnccr,
Structure Engineer,
HydrologlSt,
GeologlSt,
Soil MechanicalEnginccr,
Agronomist,
AgrD∝OnOmist,
Construction
planner,
EnviroⅡmentalAssessnent
Expert,
Topgraphic
Survey Engineer・
requlrement
Exrxxned
The
5
・
sm
and
Input Will be 55 man-mcnths
Of manpower
in total.
Majorbtputs
output of the Study
eaLrly implementation
major
promotethe
2・9
Request
2.10
0tberRelevant
isthe
toO也erDonorAgencies
lnfmdon
Study Repd.
The Govenment
will
by
Fe2LSibility
of the打oject tuingthe
StudタReport_
:
:
Feasibility
None
None
Ⅲ.A-1 1
ⅠⅠⅠ. SPECIFIC
3 1
・
ISSUES
血virorLmentalComrx)nentand
The
Anticipated
followlng
fbject compnsesthe
Ez)vimnmental
lmpacts
enViTDnmentalcomponents:
(1) S∝ialimrncts
a) Depreciation of fisheries,
b) Impacts on land use inthe Projectarea,
fhrasidc Di批es,
c) Wa[ter-bone
d)血d compen苧血皿forthe construcdon
and other pro)ect facili血es,and
Noise and vibradon
hazard during
e)
Natural
(2)
of cozmecting
channel
of about
18 km
construcdonperid・
impcts
a) Change
of qualiq of water for irrig出ion,
of river now
regime,and
Incrt5aSe Of turbidityin dleriver duringthe
b) Change
c)
3.2
Women
The
3・3
Comrx)Dents
Study
3・4
which
women
requres
or morethan35,∝氾.
Special
Considera血on
participadon
works
women's
inspection
everyday
withwnsidering
inthe
Of paddy
of about
18 km
withariver
crosslng
to Moshi
City
easy amss
and water steps to be provided
onthe
forrural
use,
for womenls
especially
to women-s
services.
The income
to be inc陀おed
direct txneficiaries.
afterthe打ojectimplementationwill
tx:nefit wome丑aSthe
Compment
PovertyReducdon
The
in the developm.tnt
in double
qopplng
ImpactsonWomen
road for the comectlng
ChaJmel
structureandrural
road networkswi1l
o皿bibute
fromthe
In addidon,
floject訂ea・
washing
steps
connechng
channel and irrigahon皿Ilals
will tx
3・5
fbr Women
aLrea
Anticirnted
The
includes
women-s
shall includethe
hardness
and
of the
magnitude
fbject
Beneficiaries
beneficiaries
main
hject
The
Main
as
construc血onperid.
to raisingthe
fan
income
con血bute
eradicadon
of poverty inthe打oject ar弘・
to reduction
areas
out
of rural pcx)r inthe
opportunides
of
morethan1
creatlng employment
f>ojectwill
consequent
conbibute
descritxd in 1.4, (4)i(c)and to
In addition, the Fbojectwillalso
qfthe
Projectarea by mems
of
as
,6∝),CKX)person血yper
3・6
Any
Constraints
ExfXCted
against I,DW
to be none,
Income触plc
but itwill tx:
verifiedthroughtheStudy.
ⅠⅠ.A-12
yew.
LOCATION
Attachment
MAP
II.A-13
- 1
AttachJnent.
0RGANIZATION
加mSTRY
OF
CrLART
OF
ANDLIVESTOCK
AGRICtJLTtJRE
DEVELOPMENT
Minister
(Mr.
ド.T. Sumaye
DepLJty
M.P.)
Minister
(Mr.Kasaka)
PrjnctpaJ Secretary
(M「. R.Mha9ama)
Comissioner
for Agriculture
and
Uvestock
Co missi one
for Research
and
Co
r
m
issione
Dire cto
r
for Plannlng
Training
for
NLarketing
and
Com
and
Jbistant
nt
'LSSioner
for Cooperative
Assistant
Manpower
Assistant
Com
for P一ant
for Lovestock
for Extension
for Crop
P rotection
Devek)pment
Se ∩/ices
DeveJo pm
Regional
RegjonaI
Livestock
issione
Com
Ass istant
Comissioner
Lovestock
r
Agricukure
Extension
Office
District
D istrict
Livesto
Office
issjoner
for lrTigation
ent
r
Crop
Regionaf
Officer
Irrigation Officer
AgrjcuJtuT'e and
Development
Officer
D istrict
ck
r
Com
r
Re9ional
Officer
Lovestock
issio ne
and
Devebpment
Re9ional
Officer
Development
Administration
Development
Assista
CorTlissioner
r
Exte nsio
OfrJCe
n
r
Extension
Ward/Division
Off)cer
Number
Aghcuhre
of Staff for Ministry
Vi[Jage Extension
Worker
and
Livestock
Development
Research
and Training
Cooperadve/Pb
nni ng
/Administration/gerTeraJ
Total
ⅠⅠ.A-14
1 4,630
:
3,800
:
5m
:
.I
1 9,000
2
BUDGET
MINISTRY
OF
ALLOCATED
AGRICULTURE
^NI)
TO
UVESTOCK
DEVELOPMENT
(Umi(:Tsh.Mil.)
Recurrent
■・・・■
l■・■
i
l
㌫
Development
1993/94
1994/95
9451
4347
1
AdministrationandGenera]
2
FinanceandAccounts
43.9
39.9
3
Plannlng
43.9
47.9
4
AgricultureDivision
1,482.0
1,463.3
1993/94
Total
1994/95
00
00
0.0
0.0
824.8
7,554.5
l993/94
9451
4347
39.9
43.9
812.4
5,576.2
1994/95
868.7
860.3
9,036.5
7039.5
2,060.4
1,630.2
I
5
Livest∝kDeVelopmentDiVision
I,244.6
I,l94.6
815.8
6
ResearchandTrainingDivision"∼
I,446.2
1,3糾.6
1,850.9
2,988.0
3,297.1
4,372.6
7
Irrigation
153:6
174.3
1,171.0
1,471.3
1,324.6
1,645.6
8
Co-operatives
586.5
421.0
22.9
14.4
609.4
9
StrategicGrainReserve
1,596.8
1,028.8
0.0
0.0
1,596.8
Sub-total
7,542.6
6,189.I
10
Region
EE
District
Total
83.4
7,626.0
77.5_
6,266.6
12,239.9
435.6
ll,297.9
19782.5
I
435.4
1028.8
I
174870
I
0.0
0.0
83.4
77.5
92.2
44.0
92.2
44.0
ll,341.9
19,958.I
17,608.5
Attachment,3
12,332.1
Attachment - 4
GENERAL LAYOUT
II.A-16
AhC血JZLeJLt
TENTATrVE
WORE:
5
-
SCIIEDULE
FOR
FEASIBmITY
STUDY
ON
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LOWER
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AGRICULTロ且AL
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ⅠⅠ.A-17
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‖.ザンビア
入植地総合農業農村開発計画
ザンビア
lll.
ザンビア国入植地総合農業農村開発計画
(The
Study
Scheme
on
the Mode一
in the Central
1.
背
1.1
国土と人口
Agricultural
and
in Republic
Province
Ru「al
of
Deve一opment
Project in
Land
Resettlement
Zambia)
景
ザンビア共和国は、アフリカの中南部に位置し,南はジンバブエ,ボツアナ、ナミビア、モザ
ンビークに、北はタンザニア,ザイールに、東はタンザニア、マラウイ,西にはアンゴラの9カ
国と国境を接する内陸国である。国土の面積は約753千km2で、日本の約2倍の広さであり,
9
つの州(ルアプラ、北部,東部、コツバーベルト、北西部、中央部,ルサカ、南部および西部州)
に分れている。首都は「ザ」国のほぼ中央にあるルサカである。
国土の大部分は標高l,000
-
1,300mの高原であるが、北東部にはムチンガ山脈があり、
2,00Omを越える山岳地帯である。一方,東部から南部国境にかけてのザンベジ川の渓谷一帯は
600m以下の低地帯となっている。
「ザ」国の人口は,
1990年の推計で811万人となっており,その内約65%が農業世帯人口
である。人口増加率は1969-80年に3.1%
,
1980-90年では3.7%とその伸びは著しい.都市部
と農村部の人口割合は、独立当時(1964年)にはそれぞれ20%、
80%程度であったが、
1990年
には両者とも約50%となっており、都市集中化が進み,農村部からの労働力の流出が社会問題
となっている。
1.2
社会経済
「ザ」国の経済は,輸出の80%強を占める銅の1975年以来の価格低迷,
1980年代に入って
の世界的な景気後退などの要因により、対外債務の増大,財政赤字の拡大、インフレの進行等が
生じ,これにより生活水準の低下、失業の増大が起こり、独立以来最悪の状態に陥っている(
1980-90年の年平均GNP実質成長率は僅かo.8%、一人当たりGNPは-2.9%とマイナス成長と
なっている)
。
「ザ」国の経済は、植民地(北口-デシア)の時代から、コツバーベルト州で産出される豊富
な鋼の生産によって支えられてきた。銅産業の国内絵生産に占める割合は、
30%前後であったが、
】974年までは約
1975年に銅の価格が世界的に暴落し、その後も低価格のまま回復しない
こともあって、近年は10%を割るようになった。しかし、銅およびコバルトの輸出に占める割
合は現在でも約80%前後であり、同国経済は鉱業に依存するモノカルチャー構造から脱皮しき
れていない。また,
「ザ」国の経済は国際貿易に大きく依存しており,主な輸出品は、銅・亜鉛・
コバルトなど鉱物資源であり、他はタバコが僅かに輸出されている。輸入品は機械類、車柄、工
業製品、化学品,原油,食糧品等,多種類に亘っている。
III-
1
1980-91年の産業々種別に国内捻生産を見ると,ほとんどの業種が停滞しているのに対し製
造業および卸・小売業が伸びている。これを見る限り、同国が目指してきた産業構造の多様化お
よび製造業の活性化は成功したかに見える。しかし,通貨切り下げ等の施策にもかかわらず輸出
は目立った伸びを見せず、貿易収支は改善されないまま逆に物価の高騰を招き、近年(198991年)のGNPの年平均実質成長率は-1.0%となっている。
1.3
農業の現状
「ザ」国の国内紙生産における農業セクターの占める割合は比較的低く、製造業(18.7%)
、
鉱業(18.5%)
、同セクター
、卸・小売業(ll.8%)に次いで11.6%と第4位であるが(199]年)
には人口の約60%が生計を依存し、労働人口の約67%が雇用されている。しかし,農業生産の
多くは生産性の低い伝統的小規模自給農家によるものである等、生産基盤は弱く,同セクターの
1965-91年における年平均実質成長率は僅か2.0%と低いものであった。
ザンビアにおける主要栽培作物は,メイズ、米、小麦、ミレット、ソルガムの他、商品作物と
して綿、落花生、ヒマワリ、大豆,タバコ等がある。殆どの耕地が藩政施設を持たないため,天
候(特に降雨)の影響を大きく受け,これらの作物の作付け面積及び生産量は安定していない。
ザンビアの農民は大別すると次の3種類に分類できる。
a.伝統的小規模自給農家
b.大規模商業農家
c.新興農家
ザンビアの農家の大部分は伝統的小規模農家で、小規模で租法な農法のもとでメイズ,キャッ
サバ等を主に自家消費目的で生産している。しかし、近年低下傾向にあるものの、
「ザ」国農業
生産の約50%はこうした伝統的小規模農家による生産によるものである。大規模商業農家の前
身は、植民地時代に入植してきたヨーロッパ人によって拓かれた大規模農場で、ザンビアを南北
に縦断する鉄道沿線に集中しており,土地条件が良く、ツェツェバエのいない場所で営農してい
る。伝統的小規模農家と大規模商業農家の中間に位置するものが新興農家で、いわば中小規模商
業農家といえるものである。新興農家はさらに3グループに分類される:
(a)改良地方農家;伝
統的小規模農家がランクアップしたもので、生産物を市場に出荷できるだけの生産力がある,
(b)組織化小農家;政府の入植計画や地域開発計画等によって作られた近代的小農家グループ、
(c)中間規模農家;機械化を行い,外部から労働力を雇用し,生産物の大部分を市場に出荷する。
新興農家は,生産性が比較的高く、食糧供給力を有しており,国家開発計画に農産物増産を掲げ
る「ザ」国政府は、これら新興農家の増大・育成に力を注いでいる。
1.4
国家開発計画
国家開発計画は,
1964年の独立以来、第1次(1966-
第3次(1979
1970年)
、第2次(1972-1976年)
-1983年) 、第4次(1989-1993年)および第5次(1994-1998年)が発表さ
れている(第3次と第4次の間に新経済復興計画(1987-1988年)を発表)
。この内,現在実
施している第5次開発計画では、特に農業と運輸・通信セクターを最重要セクターとして位置
付けている。
ⅠⅠⅠ-2
,
「ザ」国政府の「公共投資計画(1994-
1996年)
」によれば、農業および運輸・通信セクタ
ーにおける計画投資額は,次表のとおり,それぞれ優先プロジェクトの計画投資額捻額の約
20%となっており、これらに続く保険・栄養(11%)および教育セクター(9%)を大きく上回っ
ている。
1 994-
1996年の
計画投資額
%
(百万叩ツナヤ)
合計⇒
%
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業
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1 40,407
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2,867
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7
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業
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この公共投資計画で用いている換算率は、
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7.73
39,397
4.58
45,166
5.25
6,668
0.77
21.81
187m
861.015
1 (X).00
US古 I.0=K.575。従って、計画投資額合計約K.8.610億は
US古 15億である。
公共投資計画(1994-
1996年)における入植プログラムはコミュニティー・社会サービスの
中で計画されている。入植プログラムの内容は次のとおり、失業者支援を柱とする貧困緩和プロ
グラムで、失業者に農業生産を通じて生活基盤を築かせようというものである。
1)失業者の入植のための土地の選定
2)農地の境界設定および入植者への分配
3)共同給水施設設置の支援
4)荒廃したインフラの改修
5)アクセス道路、衛生施設、教育施設の提供
ⅠⅠⅠ-3
2.
ザンビア国入植地総合農業農村開発計画
2.1
計画の背景
2.1.1入植計画の現状
(1)入植計画の目的
入植計画の目的は,貧困者および社会的不遇者に入植地を与え,持続的な生計の手段を与える
とともに、国の耕作面積増加を図ることにある。これにより、農村人口の増加(都市部に集中し
た人口の分散)
、国家の食糧安全保証という,二つの政策目的に資することを意図している。現
在,入植局の管轄下にある入植計画地区は全国に58地区あり、総面積は270,00Ohaである。
(2)入植の対象グループ
一失業者(老若を問わず)
一定年退職者
一現行の経済再建計画により失業またはレイオフされた者
一公務員で定年退職者に近い者(勤続21年以上または51才以上)
入植局は、 1992年以降30.000以上の申込を受付け、
1994年だけでも10.(X氾以上の申込があっ
た。申込者は大半が家族持ちで、中央統計局によるザンビアの平均家族数は8人であるため、
30.000家族では2年間に240,000人に生計の途を与えることになる。また,
1入植家族当たり4
baを配分したカナカンタパ入植計画のような例外を除き、入植家族に最低10haづつ配分するの
で、計算上は総計3(礼(X氾haが耕作地に変わることになる。入植者はルサカ、ヌドラ、キトウエ
等の都市に近い所を希望するが,都市近郊は土地に余裕がなくカナカンタパ入植計画では4ha
の配分となったものである。
(3)入植者の選定
入植者は下記メンバーによるコミッティによって選定される。
一州入植官(議長)
-州農務官
一州土地官
-・JLrl水官
一郡役所長官
一村落開発官
一区長
一部落代表者
一国会議貞
(4)入植地の大きさ
入植家族当たりの土地配分面積は,
この計画適用比率はそれぞれ50%,
4-10ha、
35%、
ll-20ha、
15%となっている。
ⅠⅠⅠ
-4
21-50haの3カテゴリーがあり,
4-10haは開発手段を持たな
い最も不遇な者を村象としている。大面積の入植者を加えた理由は、貧困入植者が富裕入植者が
持ってくる施設およびサービスの恩恵を受けられることを期待するためである。
(5)入植局の役割
入植局は副大統領府に属する。これは、政府が入植計画に重 きを置いているためばかりでなく、
入植計画が多省庁に関係するため,省庁間の連絡調整を容易にするのが狙いである。入植局の長
は事務次官で、技術的事項は部長が取り扱う。ザンビアの9州にはそれぞれ入植官が配置され
てる。
入植局の機能を要約すると次のとおりである。
1)農業食糧漁業省とともに、入植地の土壌調査と境界設定を行なう。
2)入植申込書の処理
3)建設供給省の道路局と協力または協議し,入植地内外の道路の建設および維持を行なう。
4) 4-10haカテゴリーの入植者を対象に共同給水施設を設置する。これはエネルギー・水
開発省の水局と協議する。
5)農業普及およびトレーニングサービスのための施設を造成する。
6)教育および保健のための施設を計画に組み込み、教育および保健サービスを行なう。
7)土地省と連絡をとり、入植者の土地権利書取得を促進する。
8)スキームの管理スタッフを通じ、入植者に助言する。
(6)入植計画の成果
入植計画の下で、実際に入植した入植者の数は,主に資金不足のため多くはなく、
】995年3
入植計画に割り当てられた
資金は,基本インフラの建設に不十分であり、入植計画は、危機的な水不足,教育および保健施
月までに30,000戸の申込者のうち6,000戸が入植したに過ぎないo
設の欠如、道路の欠如に見舞われている。
2.1.2計画の背景
入植計画は、基本的には貧困緩和プログラムとして位置づけられるものの、食糧生産の安定化
や新興農家の育成に係る農業開発計画、さらに、都市部での人口集中を阻止し農村部での人口増
加を図る社会開発計画としての側面をもつ計画である。このため、入植計画における関連省庁は、
農業・食糧・漁業省,エネ附す-・水開発省、土地省、教育省,保険省、建設・供給省、コミュニティー開
発・社会サービス省と多岐にわたる。しかし、いままでの入植計画は副大統領府入植局を中心に実
施してきたものの、これら関連省庁との調整が十分に図れたとは言えないものであった。また、
入植局そのものが予算不足のためにその調整権能を十分に発揮していない現状でもある。
殆どの入植地における入植者の生活レベルは依然貧困そのものである。政府は入植者に土地を
配分するだけで、多くの場合,濯概施設等農業生産インフラは未整備である。また、農業生産に
係る営農指導等のサービスも実施しておらず,最も協力が必要な農業省さえも,実際には入植計
画に参加していないのが現状である。また,道路.飲料水・教育・保健等の基本インフラの整備
状況も満足すべきものではない。こうした現状は,適切な予算措置がとられていないことに加え
て,各省庁間の調整が適切に行われていないことに由来するものである。
入植計画に係る限られた予算の中で、最大の効果を上げる方策についての調査も行われていな
ⅠⅠⅠ-5
い。入植者1戸当たりの土地配分規模が,入植計画の投入コストと効率に決定的に影響するよ
うに考えられるが、営農技術を持たない1入植家族当たりに10-50baの土地配分が行われてい
る。現実には,
10-50haの土地は入植者にとって管理不可能であり,多くの土地では生産が行
なわれず,そこでの所得は発生しない。また、こうした土地配分は政府のインフラ建設や支援サ
ービスの費用を増加させ,投下資本の効率を低下させている。
計画地区の概要
2.2
(1),気象条件
気候は,地域的には熱帯地域に属するが、標高が高い(800m比較的涼しく、他のアフリカ諸国に比較して過ごし易い。
涼しい乾季,
9-
1,300m)ため年間を通して
1年間の気候を大別すると5-8月の
11月の暑い乾季,さらに12-4月の暑い雨季の3季節に分れている。首都
ルサカにおける気温の変化は各々の季節で10-26℃,
】4-32℃および15-27℃となるo
最低気温は6-7月に記録され、東部、北西部では10-13℃であり、西部では7-10℃ま
で下がり,過去において-7℃の記録がある.南西部では降霜日も記毒表されているo
域も昼間の気温が25℃程度まで上がり,
いずれの地
El較差は大きい0年間の降雨は,南部(西部州・南部
州)で7(氾mm程度と少なく、北部に行くにしたがって多くなり、北部州では1,400mmを越え
る地区がある。また、年間の降雨分布は、雨季と乾季に明確に分れており,年間降雨の約95%
が11
-3月までの雨季に集中し、乾季にはほとんどの地区で3カ月近く無降雨の日が続く。
(2)土壌条件
「ザ」国の土の母材となっているものは花崩岩,砂岩,石灰岩のような岩石と、バロツェ砂土
(BaTOtSeSands)のような砂土に加え,河川沖積層、ダンボ泥炭(dambopeat)が挙げられるoこ
れらの母材が降雨等によって風化され、土を生成しているが、一般的にあまり肥沃でなく、強酸
性である土が多い。ザンビアでは以下の気候別土壌帯が認められている。
北部地域(年平均降雨量1,000
mm以上地域)
北西部、コツバーベルト、ルアブラ,北部の各州の殆どがここに含まれる。殆どの土が石灰岩
に由来していたとしても深く風化され、強く溶脱されている。これらの土は強酸性でカルシウム
とマグネシウムの含有量が低い。また,含有されている粘土は保肥力が非常に低い。一般に,こ
れらの土は粘土が下層に洗い流されているため,砂質の表土,粘土または微砂含量の多い下層土
である。
中部地域(年平均降雨量750-
1,00Omm地域)
一般に,この地域の土の風化はあまり深くも強くもない。殆どの台地土壌は少なくとも表土と
風化岩石帯において弱酸性で、カルシウム等の要素含有率が高い。これらの土の粘土は保肥力が
適度にあるが、溶脱は十分行われており、粘土は表土から下層土へ移動している。ただし、粘土
の溶脱は石灰岩上の台地土壌では顕著ではない。石灰岩地域のダンボ土は下層土中に石灰を含む
黒色の裂埴土である。
南部地域
t
750
・Jトト均降lこ[:JIFl::
1Tlm以卜地域J
主にダウェンベ谷とルアンガ谷の下部地帯で,雨季の蒸発量以上の降雨量はないので砂のみが
溶脱されている。壌土や埴土は普通下層の土性において一定であり,石灰を含んでいる。ナトリ
ウム,可溶性塩も同様に蓄積されている所もある。
ⅠⅠⅠ-6
2.3
計画概要
(1)計画の目的
本計画の短期的目標は,入植計画実施体制の整備・改善および入植者の持続的生産体制の確立
に係る実施計画を策定することである。その主な内容は、
i)入植者選定・訓練体制の整備・改善、
ii)入植者支援体制の整備・改善,
iii)関連省庁協力体制の整備、 iv)入植者の農業生産基盤・体
制の整備・改善である。長期目標は、入植計画実施体制の整備・改善および入植者の持続的生産
体制の確立により、入植計画の推進を図り貧困横和プログラムに資すると共に農村部における人
口の定住化を図り、さらに、入植者の農業生産体制の効率化による食糧生産の安定化および新興
農家の育成を行うものである。
(2)計画の概要
本計画の短期的目標の早急な実現のため,入植者の持続的生産体制の確立を意図する入植地モ
デル農村開発事業を実施し,これをモデルとして「ザ」国入植計画の改善を行う。同時に、入植
局および関連省庁の入植計画実施体制改善における役割および機能の評価・分析も行う。
本計画の受益者は,入植候補者・入植者、である。加えて,入植計画および政策の立案機関で
ある副大統領府入植局、入植者支援の関連省庁である農業・食糧・漁業省,エネ桝●-
・水開発省、
土地省等も利益を受ける。
3.
総合所見
ADCAミッションは,ルカンダ地区の現地踏査を行なうとともに、参考のため現在実施中のカ
ナカンタパ地区についても踏査を行った。
実際の入植者の生活レベルは貧困そのもので入植計画がうまく機能していないことを示してい
る。入植者は,草葺き士道の家具も殆ど無い小屋に住み,土間に裸足で生活し,農機具らしい農
機具もなく、狩猟採取の生活からあまり進歩していないような生活をしている。政府は、入植者
に土地を配分するだけで,営農指導等のサービスは殆ど行なわれていない。政府の入植計画では,
副大統領の指揮のもとに関連各省の協調をうたっているが、実際には,最も協力が必要な農業省
さえも、入植計画に殆ど参加していないのが現実である。
入植地に村する基本インフラとしての道路・飲料水・教育・保健等の施設は,
Basiclluman
Needsである。政府は、入植計画を実施する以上,これらの施設を用意する責任と義務があるの
ではないだろうか。これに加え、政府は,入植者の生活レベルを向上させるための支援を行なう
必要もある。現在の入植地における農業開発の阻害要因の最大のものは,水がないことと、営農
技術がないことある.ザンビアにおける安定的農業生産には亜概施設が不可欠である(殆どの大
規模商業農場には港漉施設が整備されている)
。さらに,入植者は、前述のように、狩猟採取か
らあまり進歩していないような生活レベルの人達や,都市で生活していた定年退職者や失業者で
あるから,入植者に対す.る営農指導と普及サービスは不可欠であるo以上のインフラ建設や支援
サービスの提供を政府が実施する場合、政府は予算を必要とするわけで、それが少ない予算であ
るにせよ最大の効果を上げる方策を考える必要がある。しかし,現実には予算不足のため各入植
計画のフィージビリティは考慮されていない。
ⅠⅠⅠ-7
経済的にべイする入植計画を考慮する場合、入植者1戸当たりの土地配分規模が、入植計画の
投入コストと効率に決定的に影響するように考えられる。政府の入植地の配分計画では、
1戸当
たりの配分規模は、最低10haから5〔lhaまでとなっている(カナカンタパ地区は特例として4
ha) 。しかし、耕作の手段も持たず、資金もなく、営農技術についても無知な入植者が,
たり10-50haの土地を与えられても,全く管理不可能で、生産も行われず所得も発生しないば
1戸当
かりでなく、徒に、政府のインフラ建設や支援サービスの費用を増加させ,投下資本の効率を低
下させるだけである。
アジアの農業就業者一人当たりの耕地面積はo.46haである(中国はo.21ha).また,隣国
タンザニアのローアモシ地区では一戸平均o.5haである。こうした例から見ても、農家一戸の
生計を賄うのに、藩政施設を持ったIhaの農地があれば十分ではないだろうか。
配分規模を1baに縮小することができれば,
1戸当たりの
1戸当たりの基本インフラのコストも現計画の
川0以下になり、集約的支援サービスも可能となる。入植者は,港概施設により生産が安定し、
余剰生産物のマーケッティングが可能となり,所得が向上する。このように適正な配分規模を設
定することにより,効率的な土地利用を可能とし、不必要は森林伐採を防止し長期的な環境保全
に大きく貢献するものと考えられる。
以上のファインデイシグのとおり、
画実施体制の不備,
「ザ」国入植計画における問題点は,
ii)関連省庁との調整・協力体制の欠如、
i)入植局の入植計
iii)入植地における基本インフラお
よび農業生産インフラの欠如,
iv)入植者に村する農業支援サービスの不足,
v)入植計画に村す
る技術的・経済的検討の不備(適正土地配分計画を含む)に纏めることができ■る。こうした問題
を解決するために計画された「入植地結合農業農村開発計画」を実施することは,入植計画の効
果的な推進および入植者の持続的生産体制の確立に十分資するものであり,その意義は非常に大
きいものと判断される。
III-8
Application
Cooperation
Technical
by
1.
Government
the
the
(Development
Study)
of Japan
Digest
Project
ProjectTitle
(1)
The Study
on
the Agricultural
Schemes
in Republic
of Za血bia
and
Rural
Development
Prワjectin
Land
Resettlement
Location
(2)
Whole
Zambia
(Refer
Implementing
(3)
The
for
Department
Present
conditions
1)
Agency
of Rese山ement
Justification of the
(4)
Attachment
to
of the
inthe
Ofnce
of the Vice
President
Project
sector
during 198919l.
In
Zambia.s
lS Stagnant
economy
With the realGDP
growthof
-1.1% p.a.
inminlng,
the sameperiod,all
the economic
sectorsperformed
negative growth, 12.9% p.a.
in construction.
Per
p.a. in agnculture,
p.a. in manufactunng
and ll.2%
12.1%
ll.8%
1977
declined
to
273mi11ion
Kwacha
in
1990
from
404
constant
(in
capita realGDP
prices)
million Kwacha
in 1975
(with -2.6% p.a. of negative growth). Some
of that is due to
is due to low efficiency
levels of
terms
worsening
Of trade, but more
and to decreasing
investment.Asa
declined to only 9・8%
(0・38mi11ionpersons)
result, formalemployment
24%in1980.
was
of the totallabor force (3.86millionpersons) in 1990,thoughthis
Although
isperfoming
for only 18%
accounts
(in
agriculture
poor growthand
of GDP
to
belies
Zambia
depends
on
About
the ext?nt
the sector・
share
which
60%
for a living. Agriculture
depends
on
of the population
agnculture
employs
about 67%
labor
force
income.
the
the
source
of
and remains
main
of
1991)・ this small
The
Land
Resettlement
in 1989 against a background
of the
due
to
a
increase
in
the
rate
worsening
Problem
of urban unemployment
partly
rapid
of
in search of perceived better lifeand partly due to poorperformance
ruml-urbanmgrat10n
of
Many
have since lost their jobsand many
more
are
the economy.
yet to be
workers
or
laid off under
to join the mass
the current
retrenched
economic
reformprogram
of
the streets.
unemployedpeople
roaming
S∝toraldeveloDment
The
Land
Resettlement
Program
was
introduced
POlicv of the nationalEOVernment
Program
in generaland
unemployed
The
agriculturalproduction.
is a povertyal1eviation
programaimed
in partlCular to eama
the retrenched
workers
programinvolves:
Ⅲ.A-1
at assistingthe
living
through
designation
of land for purpose
of resettling the unemployed
people
and the
retrenched
workers
demarcation of farm plots andallocation
of such plots to interested target groups,
to
thoseallocated
assisting
with plots
get started by providing
communal
water
supply,
infrastructure
in the formerrural
rehabilitation
of run-down
reconstruction
centers,
and
access
provision
of main
roads to the schemes
aI一d putting up of bealtb and
education facilities.
a)
,
b)
c)
d)
e)
Problems
to
be solved
in the
sector
However,the
During
1992-95
actualperformance
of the resettlement
programis
poor.
6,000
families
have
been
(untilMarch)period, only about
resettled out of a totalover
30,000people
have
to be resettled.
Thereare
58 resettlement
who
applied
schemes
270,000
ha
a
over
to
Attachment
totalarea
1)・ However,
the supply
covering
of
(Refer
infrastructures
is insufficient inthese
Provision
of basicand
production
schemes.
of
agnculturalsupporting
services aremimimalin
the schemes,althoughmost of transmlgrantS
are new
in agriculturalproduction.
Present
problems
a)
b)
c)
d)
e)
f)
Outline
to be solved
inthe
resettlement
program1S
Summarized
as
follows:
Agriculturalinfrastructures
such as irrigation facilities are insufficiently provided,
Basic infrastructures
health facilities arealso
such as roads, water
supplyand
insufhciently
and ineffectively provided,
Agriculturalextension
insufnciently
servicesare
provided,
In most
feasibility of the development
cases,
is
of individualresettlement
schemes
in血e
not studied
rese山ement
program,
Coordination
are
the relevant血nistries/
and cooperatio? among
agencies
ineffectively madeinthe
execution
development
Of resettlement programinallthe
stages, e.g. planning, design, construction,
operationand
maintenance,
Under the above situation, transmigrants
They
could not sustain their production.
aLre
their living standard is qulte low.
Very POOrand
of the Prol'ect
The Projectaims to improveand
developthe
Department
resettlement
programunderthe
of
Resettlement
tO
implementation
more
of the model
project
Practice
effective
throughthe
development
more
of resettlement schemesand
sufficient operation of resettlement program・
The Projectalsoassessesthe
as well
rolesandfunctions
of the Department
of Resettlement
as relevantministries/
inthe
agencies
execution
of resettlement program・
PurTX)Se
(short-term
objectivel
of the Project
The
for systematic
purpose
of the Project is to draw
up an implementation
program
in
execution
of resettlement
programand
establislment
of sustainable production
system
They are: i) to provide production
infrastructures such as imigation
resettlement
schemes・
facilities taking its feasibility into accounL
ii)to aurge basic infrastrpcturessuch as roads,
health
facilities
to
an
water
level, iii)to lmPr?Ve agricultural
appropnate
sppply and
to
improveand
suppo.rtlng System,and
iv)
the roles andfunctlOnS
strengthen
Of relevant
agencleS in the execution of resettlement program.
ⅠⅠⅠ.
A-2
Goal(lon要一termObjectivel
of the Project
The
both in the
the Project is to overcomethe
goalof
constraints/ problems
prevailing
the
execution
system of
resettlement
program
Itself and transmlgrantS'production
system in
to
The
the
order
make
sustainable operation of
resettlement
schemes.
successful operation
to support
the nationalpovemyal1eviation
of the resettlement
programis
expected
program
fromruralto
andmitigation
of population
out-flow
urbanareas.Asa
result,these
would
further support the stabilization of agnculture
production
and upbringing
Of small-scale
farmers known
farmers.
as emergent
commercial
Prospective
beneficiaries
The Projectis expected
to benefit candidates
for resettlementand
Department
as
aS
the implementlng
of Resettlement
agency
ministries/agencies
Food
such as the Ministries
of Agriculture,
Water
Energyand
Development
Land (MOL)・
(MEWD)and
The
Project's I)rioritv inthe
NationalDevelol⊃ment
The
ZambianAgriculture
Sector
C
Investment
Plan/Public
Program
transmlgrantS,
as
the
Well
and Fishery
investment
(1995-99)
and the
relevant
(MAFF),
Program
consis(s
of three
main
ntS :
OmpOne
ins9tutionalimprovements,
policyand
investment
support for pnvate sector
and
rehabilitation and strengthening
public sector
a)
b)
c)
,
These
intend
(5)
Desirable
agriculturalservices.
institutions to meet
liberalizedand
more
reformthe
public and pnvate
followingthe
Nationaldevelopment
market-driven
economy
policy. The envisaged
project
aims at institutionaland
in the sector
producers
(transmigrants) development
of land
to support povenyal1eviationand
balancedruraland
resettlement
which is expected
urban
development
(agriculture
(socialdevelopplent), Stabilization of agriculturalproduction
farmers
development), and upbringlng
(private. s?ctor
Of small-scale
commercial
development
in the agriculture
From
it
is
these
standpoints,
clearthatthe
prlOntyof
sector)・
envisaged
agriculture development
plan.
projectis very highinthe Nationaland
to
or
scheduled
time oftbe
of the
commencement
The
development
proposed
study needs to be commenced
reflect the study results in the next public investment
the model pro)ect within theperiod
of this program.
as
to
(6)
The
Expectedfunding
Govemment
of the model
(7)
2.
Other
sourceand/or
assistance
Terms
(Refer
of
None
Project:
Reference
to Attachment
of
the
in the early month
1996 so
ofFY.
program
(1997-1999)and to start
(includingexternal origin)
of Zambia
expects the financialassistance
prqleCt and institutions.
relevant
Prqject・
proposed
2)
ⅠⅡ.A-3
Study
from
Japan
for the development
3.
Facilities
information
and
(1)Assignment
for
Study
the
Team,
of the implementing
ofcounterpartpersonnel
The
implementlng
agency
Of the Department
of Resettlement
to a number
assignment
Of counterpartpersonnel
corresponding
be organized
by the Government
of Japan.
(2)
Information
There
is no
4.
of the securityconditions
problem
GlobaI
Women
(Environment,
Environmentalcomponents
(1)
agency
for the Study
will take responsibility
of Study Team
members
for
to
Area
security in the CentralProvince.
regarding
Issues
in the Study
etc.
of the
in
Development,
Poverty,
etc.)
Project:
It is proposed
to conductanenvironmental
study inthe course
of the proposed
study, since
resources
fわrest
development,
the land resettlement
program
needs
reclamation
and water
as one
although
the Project was
programmed,
of the objectives,to minimize
plan1ess fわrest
in which intensive production
through limited development
reclamation
of agrlCulturalland
could be practiced.
(2)Anticipated
At the
by the
environmentalimpacts
Project:
to beminimal,
expected
negative impacts are predicted on
increased
fertilizers
in
use
soil contamination
with
of
and agro-chemicals,
and changes
hydrologyand
farmlng.
water
water
irrlgated
While
surface/ground
quality with
positive
impacts are expected
on
decrease of fわrest reclamation,
increase of job opportunity
ln
nlral
increase of income
areas,
transmlgrantS
of
and activation ofruraleconomy.
(3)
moment,althoughthese are
Women
as
main
beneficiaries
or
not:
The
are not
the main
major Projectbeneficiaries are the population in poverty, and women
beneficiaries・
However,
to bring
the Project is expected
slgnificant benefits to women,
is the main source
forruralwomen.
The increase in income
since the agnculture
of income
forruralwomen
in
for
theruralpopulation・
will result
reduced
poverty
(4)
Projectcomponents
Women's
partlCIPation
(5)Anticipated
a)
b)
c)
which
requires
special considerations
fわrwomen:
in agnculturalproduction.
impacts
on
women
by the
caused
Project:
More
in agriculture productionand
processing
activities・
pa?icipation
Income
Increase
Ofwomen.,and
Lightning
if irrigation and water supply facilities
of jobs in carrylng Water,
provided
under the Project.
III.A-4
are
(6)
The
(7)
Poveny
reduction
povertyal1eviation is one
Any
5.
of the
core
Undertakings
Project:
objectivesof
iIICOme
against the low
constraints
people
Government
of the
of
To
(2)
Topemit
Zambia,
(3)
To
safety of the Study
securethe
Team
to
the
Prqject:None
Republic
of
of the Study,
Zambia
the Government
of
enter,
1eaveand
sojourninRepublic
of
from tax, duties and any other charges on equipment,
the Study Team
exempt
for the
out of Republic
machinery
and other materials brought intoand
of Zambia
Study,
conduct
of the
To
exerppt the
Study
Team
from
income
Withany
emoluments
orallowances
f♭rtheir seⅣices in connection
wi山地e
Team
(5)
To
(6)
To
securepemission
of the Study,
(7)
To
on
charges of any kind imposed
to
the
Study
the
paid
members
of
implementation
of the S山dy,
taxand
connect10n
in
or
for remitt.ance as well as utilization
provide necessary facihties tothe Study Team
in Republic
from Japan ln COnneCtionwiththe
of the funds introduced
of Zambia
implementation
of the Study,
secure
to
related
6
by the
Team,
of the Study
the member
Project.
caused
to
(1)
(8)
the
facilitate a smooth
and efficient conduct
Zambia
measures:
of
shall take necessary
In order
Republic
(4)
of the
components
or
entry into private properties
pemissionforthe
study
the S山dy out of Republic
To provide medical
tbe S山dy Team.
services
as
to takeal1
of Zambia
needed.
or
restricted areasforthe
data, documentsand
to Japan,
Its expenses
necessary
will be chargeable
conduct
materials
to members
of
Govemment
of Republic
of Zambia
shall bear claims, ifanyarises
against
Japanese
Study
Team
resultingfrom・
occurring in the c.ourse
of or
member(s) of the
discharge of their duties in the implementat10n
otherwise connected
withthe
Of the Study,
or willfulmisconduct
on the part of
except when
such claims arise from gross negligence
Study
Team.
the member
the
of
・
7
S山dy
・
Tbe
The
Team
govemmental
The
Department
of Resettlemen(
shall act as counterpart agency to the Japanese
body
in relation with other govemmental
and also
coordinatlng
and nonfbr也e
implementation
Study・
the
organizations
concemed
smooth
of
Government
as
of Republic
of Zambia
assured
III.A-5
that the matters
referred in this formwill
be
ensured
for
a
smooth
conduct
of the Development
Study
by the Japanese
Study
Signed:
Tided
On
Date
behalf of the Government
of Republic
:
ⅠⅠⅠ.A-6
of Zambia
:
Team・
1
Attachment
DESCRIPTION
BRIEF
province/Scllenle
OF
Tolal
atld
Land
Area
Designated
District
1
*
2
3
Lukanda,Kapiri
5
Muswislli,
Kabwe
9
lO
or柑94
20,000
229
15,034
15,034
286
500
500
169
250
250
33
52,284
38,7$4
737
20,000
20,000
261
175
Kjtwe
I.ukanga-North,Ndola
Luswishi,
#
tp
PROVINCE
KambjlombiloNdolaRura1
Kakolo,
+
End
up
20
Rural
COPPERBELT
8
Resettled
3,000
Mumbwa
Total
7
Units
No.ofFamily
3,000
SerenJe
Maimwene
*
Initially
(lla)
33,500
Kaliku)ulainSerenje
4
6
Total
PROVINCE
Kampumbu,
+
TargetArea
at
(ha)
CENTRAL
SCHEME
RESETTLEMENT
ZAMBIA
Ndola
32,000
Rural
20,000
64
20
250
250
75
3,000
3,000
191
Rural
MienglVe,NdolaRura1
175
11
Milyashi,
Chili]abombwe
400
400
35
12
Musakashi,
Kalulushi
342
342
5(;
13
#
Mutenda,Chingola
1,000
l,000
14
#
Mutundu,Mufu1ira
200
200
57,367
45,367
20,000
16,000
166
1,058
1,058
22
1,919
】,919
Katete
I
1,000
23
CIladiza
1
l
14
EAS′rERN
+
PROVINCE
chipangali,Cllipata
I6
C]1ipangali
I7
Kaozi,
18
Kapeya,
I9
Mlolo,
20
Msanzala,
27
927
Total
15
198
R・R・
Chipata
Cbama
1
Petauke
21
*
Mtilizi,Nyimba
22
*
ukwimi,Petauke
,000
,000
l
,000
2l
Tota
l
,000
,000
4,000
8
21
105
,000
48,000
48,000
295
94,977
73,977
654
III.A-7
(1/3)
Attachment
province/Sclleme
and
Total Lalld Area
TotalNo・ofFamiLy
TargetArea
at lnitially
Designated
District
Units Resettled up tp
End
(lla)
(lla)
1 (2/3)
or1994
PROVINCE
LUAPULA
23
Kala, Kawambwa
200
200
ll
24
Kapako,
219
219
6
25
Mano,
500
500
23
20,000
215
2(;
*
Nchelenge
Samfya
4 1
MansaFanllBlock,Mansa
27
,720
Total
Cho□gwe
28
*
Ka11akantapa,
29
*
Kasenga,Chongwe
LuatlgWa
Luangwa,
31
Chongwe
Rufhnsa,
21,499
10,300
10,300
3,000
3,000
1
1
9
264
,000
,000
1,500
15,800
15,800
24,000
20,000
PROVINCE
NORTl-lERN
*
43,219
1,500
Total
32
580
PROVINCE
LUSAKA
30
580
Ncllelenge
Mukange,
Kanchibiya,Mpika
355
355
33
Luhlbu,
Luwingu
34
Luku山,
Kasama
35
Milongo,
Isoka
1,165
1,165
36
Nkanga,
Kaputa
725
725
37
Murubushi,
38
Musanya,
39
Musombizi,
40
Mwange,
154
22
6]
57
6
235
Mpika
4,000
4,000
Chinsati
2,700
2,700
24
1
1,500
14
Mbala
,500
1
Mporokoso
Total
,000
35,445
ⅠⅠⅠ.A-8
1,000
31,445
14
587
Attachment
ZambiTa
ーー■ZJー7J'29'24'
Brief lnformation
Long-formName
RepublicofZambia
t∩depende∩ce
○clobe「24,1964
ll
■REPUBLIC.OFZAMBIA
■
Sc○Ie
醍,f.ー-.....
■
''b'●拙走⊇q''.∼-I-ーー
-4t一■J+It+■●■■IM4Jt4LJ■●■一一4l-一
C○pll○L○れdPr○vhcbrT○yrL....-∼.E)
r
一′
(1,.
‖
q
Rdil仰y一--........--...-..一...一-..I-
q
ヽ.ヽ
FIi.eTI..‥"".......…..........."..."..u_1
l○
zA.RE皇
一ーー●ft
I
753thousandkm2
Ca〇itaー
Lusaka
Poouーation
7.82miLlion(1990)
\′
(
_...)∴
l
p
Fl
l一
\t...-.j''◆-...-.●-●.T...I
一
l
(A.nJ
軌/.jラ
■纏=..i....0仲
(
/
■㊥
wESTERN唾)
●■
Ⅰ●一■ー●(l
..._..5
\…...
「:
′
レノ へノ.\.I
ゆFU{fL.
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IIl.A-9
Attachment
TERMS
THE
ON
STUDY
THE
pROJECT
Justification
1.
of
REFERENCE
FOR
ANI)
AGRICULTURAL
RESETTLEMENT
IN LAND
IN
ZAMBIA
REPUBLIC
OF
the
2
OF
DEVELOPMENT
SCHEMES
RURAL
Study
In
lS Stagnant
growth
of -1・1%
p・a・ during 1989-91・
economy
With the real GDP
in
mlnlng・
sectorsperformed
negative growth, -2・9% p・a・
period, all the economic
in construction・
Per
in manufacturing
in agrlCulture,
and
p・a・
p・a・
-1・2%
-l・8%
12・1%
in
1990from
404
declined
to
273million
Kwacha
1977
(in constant
capita realGDP
prices)
in 1975 (with 12.6%
of that is due to
p.a. of negative
growth)・ Some
million Kwacha
to decreaslng
to
levels of
terms
but
is
due
low
more
efficiency
and
Of trade,
worsenlng
to only 9・8%
declined
investment.Asa
(038
million
result,formalemployment
persons)
24%
in 1980・
in 1990, though this was
of the total labor force (3.86mi11ionpersons)
zambian
the same
for only 18%
is performing
of GDP
(in
and accounts
agriculture
poor growth
on
to
Zambia
depends
sector・
About
the
1991), this small share belies the extent
which
fわr a living・ Agriculture
60%
depends
on agnculture
about 67%
employs
of the population
source
income.
of
of the laborforceand
remains at the main
Although
introduced
agalnSt a background
of the worsenlng
increase
in
due
to
a
rate
the
of rural-urban
partly
rapid
problem
of urban unemployment
due
to
in
better
life
of the
and partly
poorperformance
migration
search of perceived
to be retrenched
lost
moreare
Many
have
many
yet
workers
since
economy.
theirjobs and
to join the mass
or
laid off under the current
or unemployed
economic
refわrm program
streets・
the
people roamng
The
Land
Resettlement
Program
was
The
Land
Resettlement
in general
Program
is
unemployed
agnculturalproduction・
a)
b)
c)
d)
e)
and
The
aimed
a
poverty
alleviation program
in particular
the retrenched
workers
involves:
program
to
earna
assistlng the
living through
at
and the
of resettling the unemployed
people
of land fわr purpose
retrencbed
workers,
demarcation of farm plotsandallocation
of such plots to interested target groups,
to
water
thoseallocated
communal
with plots
get started by providing
assisting
supply,
infrastructure
in the former
rural reconstruction
rehabilitation
of run-down
centers,
and
access
and putting up of health and
of main
roads to the schemes
educat10n facilities.
designation
provis享on
1992-95
is poor・
During
the actual perfわrmance
program
of the resettlement
6,000
families
have
been
a
total
over
resettled out of
(untilMarch) period, only about
58
have
to
be
There
are
30,000
schemes
resettled・
resettlement
people
who
applied
270,000ha・
However,
a total area
the supply of basic and production
coverlng
of over
Provision
infrastructures
is insumcient
in these schemes.
supportlng
of agrlCultural
in agncultural
new
the schemes,although
most
of transmlgrantSare
services areminimalin
However,
production.
ⅠⅠⅠ.A-10
present
problems
a)
b)
c)
d)
e)
f)
be solved
to
in the resettlement
program
is summarized
as
follows:
Agriculturalinfrastructures
such as irrigation facilities are insufficiently provided,
Basic infrastructures
supply
and health facilitiesare
also
such as roads, water
insufficiently and ineffectively provided,
Agriculturalextension
services are insufficiently provided,
is
feasibility of the development
In most
cases,
of individual resettlement schemes
not studied in the resettlement
program,
Coordination
are
the relevant
agencies
ministries/
and cooperatioヮamong
inal1 the development
ineffectively made
in the execut10n
Of resettlement program
operation and maintenance,
stages, e・g・ plannlng, design, constnlCtion,
Under
the above situation, transmigrants
could not sustain their production・
are very poorand
their living standard is quite low・
They
The Project
background,
the above
the necesslty Of this Project was
recognized・
Resettlement
improveand
develop the resettlement program
Department
underthe
of
of
through the implementation
of the model
project tO Practice more
effective development
The Project
of resettlement
program・
resettlement
schemes
and more
sufficient operation
also assesses
as well as relevant
the roles and functions of the Department
of Resettlement
ministries/ agencies in the execution of resettlement program・
Under
aims
2.
to
Justification
In
of
the
TeclmicalCooperation
Japanese
issues
the proposed
teclmical, institutional and economic
study covenng
tO Organize
a
it is prerequlSlte
study team
program,
multi-disciplinary
technicalcooperation
program・
order to conduct
of the resettlement
under the Japanese
Department
in implementlng
the
of Resettlement
will have to be directly involved
Resettlement
as
leading
dealing
the
(he
the
Project
government
agency
with
program,
Resettlement
in
Japanese
Department
assume
the
the
study
of
will
pnncipalrole
cooperating
Asthe
team
3.
The
among
agencies
Ot)jectives
objectivesof
1)
concemed・
of
Study
the
the proposed
study
are:
focusing
on
their production
the existing 58 resettlement
review
schemes
land
development
development
potentials, and evaluate
system
and
and water
infrastructures
irrigation,
potentials of agnculture
production
particularly of
to
in the execution
of resettlement
reviewthe
e.xi.sting system
identifying
the present conditions
Of determ1nlng
andalso
development
potentials・
2) t?
vleW
issues to develop
an
study institutioヮal
executlOn
effective
Of the resettlement
constnlCtion
and operation
stages through
the relevant ministries/ agencies.
3)
to
4)
to
evaluate
roads and
an
water
appropriate
supply,
development
ⅠⅠⅠ.A-ll
with the
Improvement
and
program
appropriate
s.ystem f♭r systematic.and
designlng,
ln
program
plannlng,
coordination
and cooperation
among
levels
of basic
infrastructures
such
as
to select
schemes
resettlement
priority
tO be implemented,
Model
lS
Project
6)
determin.e the most
appropriate
basis of agncultural
production・
7)
to
8)
to
4.
5)
prepareanimplementation
of
onthe
establishment
tbe resettlement schemes.
Area
to
The
Study
Resettlement
5.
Scope
covers
the
the
as
planning
and
of Model
Projectfocusir!g
ln
agnculturalproduction
Study
the
area
of
Republic
Zambia
Department
the
where
of
Study
the
In order to achievethe
above
of seventeen
(17) monthsand
objectives,the
consist
of
Study
will be camied
out
during
the totalperiod
(2) phases.
two
Stud▼
Pbase・I
1. I
families
for systematic
guidelines
plan for the development
system for sustainable
concrete
whole
entire
its services.
provides
or
by
Covered
be
supporting
program・
in which
schemes
size of plot per transmigrant
to
establish transmigrants
operation of the resettlement
the existing
among
Data
field survey
collectionand
To collectand
review available dataand
field survey onthe following Items:
1) Natural
geology,
condition;
soil, etc.,
information
topography,
2)
Socialcondition;
population,
land tenure, etc.,
economy,
3)
Agricultur.eand
livestock;
yields, agnculturalsupportlng
socialorganization,
farming
5)
Agro-econom.y;
IParketing,investment,
famers
farmers economy,
organlZatlOn,
land
use,
production,
drainage,
crop
and
geology,
farm
productivity,
cultivation,
a
bydro-
socio-
crop
unit
road, agro-processing
finance,
processing,
etc.,
Socialinfrastructures;
7)
Institutionalaspects;
funct.io.n, staffing・ budgets,
organization・
Department
of Resettlementand
relevant mlruStries/ agencies inthe
resettlement
out
etc・,
6)
transportation,
to carry
sanitation, employment,
practices,
System, livestock
Agriculturalinfrastructures;
imigationand
facilities, marketing
facilities, etc.,
the Study
bydrology,
meteorology,
4)
to
relevant
domestic
program,
ⅠⅠⅠ.A-12
water,ruralelectrification,
etc.
etc・ of
execution
the
of
8)
Environmentalaspects;
initialenvironmentalexamination,
I.2
Toanalyze
1・3
To identifydevelopment potentials
of中eexisting
inpriority orderand
select a model pro)ect areas,
1
formulate
To
・4
datahnformation
collected
I mentioned
through1.
above.
58 resettlement
schemes,
put them
in the resettlement
overall plan of the agnculturalandruraldevelopment
schemes,
l・5
To
Phase
A
II
Study作easibi]ity
feasibilitystudy
the model
on
be requiredand
benefits to be derived
from
in the resettlement
schemes
and to carry out
To
2・2
To
2・3
To
(1)
Land
(2)
Ⅰ血gation plan,
(3)
Agriculturalorganizationsand
(4)
Processingand
(5)
Basic
(7)
0perationand
2・4
To
conduct
2・5
To
prepare
2・6
To
estimatethe
2・7
Toevaluatethe
2・8
To prepare
is to be conducted
area
by the following
at the scale of 1/5,000
prepare topographic
maps
selected for the feasibility study.
data
collect supplementary
area.
specific to the model
formulate
use,
marketing
infrastructure
Study
/ informationand
planin
project
detailed
a
conduct
system
supporting
the model
area,
be
tO
areas
field survey
including:
plan,
services
plan,
plan,
plan, and
maintenance
a
faming
pattemand
measures:
for the model
the agnculturalandruraldevelopment
cropping
the
the
Studyl
2・ 1
6.
tO
Costs
estimate
appropriate
agnculturalandruraldevelopmenI
evaluation..
preliminary
plan,
design
the implementation
facilities of the model
of main
a陀a.
schedule.
project COStSand
benefits.
Project.
forthe
recommendations
Project.
Schedule
The
study
The
study will require
will be carried
out
within
in total80
M/M
17 months
as
ofexperts・
ⅠⅠⅠ.A13
given
in the attached
Required
input MノM
tentative schedule.
of each
expert
is
as
follows ;
Experti
se
500oO555444444440
l) TeamLeader
2) RuralPlanner/Sociologist
Engineer
3) RuralInfrastructure
4) Institutional expert
5) Land Use Planner
6) Hydrologist
7) Irrigation Engineer
8) Agronomist
9) Livestock expFrt
10) Agro-ec?nomlSt
ll) PedologlSt
12) Hydro-geologist
1 3) Constmction
Planne〟Design
14) ProjectEbonomist
15) Environmentalist
Engineer
Total
7.
Expected
Major
Outputs
of the
Study
to be: i) overall plan for the agriculturalandrural
outputs of the study are expected
in the resettlement schemes,
development
ii)implementation
program
of the agriculturaland
development
in
the
transmigrants
iii)
rural
selected model
area,and
supporting
guidelines
for systematic plannlngand
operation of the resettlement program.
Major
1)
hception
Report
2)
Progress
3)
hterim
4)
Progress
5)
Draft FinalReport
Report
:
(I)
Report
Report
:
:
(II)
:
Twenty
(20) copies
I field work,
at
the commencement
Twenty(20)
copies
at
the end of Phase-I
Twenty
(20) copies
II field work,
at
the
Twenty
(20) copies
at
the end
Twenty
(20)
copies
orthe
commencement
at the
end
field work,
oftbe
of Phase-II
Phase-
Phase-
field work,
of the Phase-ⅠI
bone
office work,
6)
FinalReport
Fifty
(50) copies
comments
on
ⅠⅠⅠ.A14
within two months
the Draft FinalReport.
after the receipt or
Tentative
Tbe
Study
the Model
on
Development
Work
Agricultural
Project in Land
in the Central
Schedule
Province
and Rura一
Resettlement
Scheme
in Republic
of Zambia
Month
Ⅰtem
1j2
㌻4
j3
u
WorkinZambia
6 ≠7 l8
5
1
‖
‖
u
q
l
∩
WorkinJapan
l
u
H‖
▲ぎ
Submissionof
Report
1
PR(1)
∩
∼
PhaseⅠ
‖
■■ll
__.■一)
(Note)
ICR:
・1
Inception
Report
PR(1 ): Progress
ITR:
PR
DFR:
FR:
ⅠTR
‖
l
l
Phase
Interim
Final
(Ⅰ)
Report
(2):Progress
Draft
Report
Report
Final Report
Report
ⅠⅠⅠ.A-15
】 m
(II)
l
N
l
‖
m
‖
m
ⅠCR
∩
l
l
J
H
A
l
∩
u
i
∩
17
‖
l
∩
u
i
‖
‖
≦l4…l5
11…12!13
m‖
r
1
∩
l
m
u
q
ilo
l一
l
l
b
j9
u
l
▲
▲F
PR(2)
il
DFR
l
【phaseⅢ
u
r
u
l
r
lV.
モザンビーク
マシア地区水田濯浩復旧及び農村開発計画
lV.
モザンビーク
マシア地区水田濯灘復旧及び農村開発計画調査
(The
Macia
Paddy
1.
背
1.1
国土と人口
lrrigation Rehabilitation
and
Rural
Development
Project)
景
モザンビークは、アフ1)カ大陸の東海岸(南緯10度26分一南緯26度52分)に位置し、インド洋
に面したアフリカ大陸最長2,515kmの海岸線を持つ。北はタンザニア,西はマラウイ、ザンビ
ア、ジンバブエ,南はスワジランド,南アフリカに国境を接し,首都は南部のマプト州マプトで
ある.国土面積は約80万km2,人口は16.5百万人(1994年)で、人口の42%が国土面積の
23%を占めるザンベジア及びナンプラの2州に住む。人口増加率は2.6%、人口密度は21人/
km2である。国民の81%は農民で、農地面積は318万ha,港概面積は12万haである 。
1.2
社会経済
モザンビークは、
350年間,ポルトガルの植民地であった。
開放戦線)が結成され、独立を求めて武力闘争を開始,
1962年,フレリモ(モザンビーク
1974年の宗主国ポルトガルの国軍革新派
のクーデターを契機に、
1975年に独立を達成した。独立後は,独立運動を支援していた旧ソ連,
中国との関係から、社会主義路線を歩み、産業国営化による計画経済を実施した。植民地時代の
大地主や特権会社の所有する土地は,国営農場に吸収され、小規模農民は共同体に組織され,集
団農場での生産義務を負わされた。しかし,独立直後、フレリモに反対する勢力レナモ(モザン
ビーク国民レジスタント)が結成され、以来17年間に亘り内戦が続いた。内戦による破壊に加え、
ポルトガル人の帰国、硬直化した政策,技術者不足、干魅・サイクロンなどの自然災害、国民の
栄養不良等により,モザンビークの経済は完全に破綻したoその結果、
1980-1992年の経済成長
率はo.4%に過ぎず、一人当たりGNPは60ドルにまで下落し(1992年)
1.3
、世界最低となった。
農業の現状
内戦によって破壊された、鉄道や道路網、製糖工場・製茶工場の復旧には長い時間が必要であ
る。ゲリラ活動により迫害された農民は、
400万人におよび、難民となったが、その再入植が一
部で始まっている.全国には100万個の地雷が残留するといわれ,
UNDPがその撤去作業を行なっ
ている。
農業は,モザンビークの最も重要な産業で,
GDPの64%を産出し、雇用の81%を創出している
(1992年)
。主要な換金作物として、カシューナッツ・棉・茶・砂糖黍・ココヤシ・抽料作物・
サイザル等が古くから栽培され、これらの一次産品を輸出し、食糧・工業製品を輸入するという,
植民地型経済構造が定着している(金額ベースで輸出品目のトップはエビ)
0
農業GDPは1982-1992年に1.3%で成長した(工業:o.4%,サービス:
1.5%) 。しかし、一人あ
たり食糧生産の伸びはマイナスで,一人当たり穀物生産は独立時の50%以下となった。食糧は恒
常的に不足しており、輸入および食糧援助に頼っている。
IV-1
1992年は大変な不作年で、
FAOの統計
によると、
1979-81年を1(氾とするモザンビークの一人当たり食糧生産指数は71、一人当たり穀物
生産指数は27に過ぎなかった。このため116万トンの穀物輸入と、
59万トンの穀物援助が行なわ
れた。
貿易収支は大幅な赤字が続いている。輸入の中の最大の品目は常に食糧である。モザンビーク
は線輪出額をはるかに上回る食糧を輸入している。経済を建て直すためには、まず,国内の食糧
生産を振興し、輸入を減らし、貿易収支をバランスさせることが急務である。
1.4
国家開発計画
政府は,経済再建計画(1987-89年)で,小農の育成と,農業生産を1980年の水準にまで回復
することを重点目標に掲げた。
1987-89年の農業生産は平均6%台の成長を遂げたが,
1990年には
1%台-低下した。政府は、経済社会再建計画の下に、公共投資計画(1990-92年)を策定した。
この中で、農業セクターの基本政策として、地方の農業関連工場の修復及び経営改善、農産物価
格制度の改革,小農に村する資金・種子・技術・商品化のサービスの提供等が示されている。
農業セクターは,全体計画の中で重要な位置を占めている。公共投資計画(1990-92年)の総
予算は, 1兆8,400億メテイカイスで,農業セクターの割当は,
ある。
($1=MT929,
1990年)農業セクターの中では,港漉(37%)
2,799億メテイカイス(15.2%)で
、食糧生産(18%)
助成(11%)に重点的な予算配分を計画している。公共投資計画のうち,農業セクター予算の財
源は、国内調達30%、海外援助資金70%
機関および国は,
AFDB/AFDF、
農業セクターでは、
、機関
(無償49%、有償21%)となっているo主要な海外援助
EEC、イタリア、スウェーデン等である。
11の分野で132の事業が計画された。これらを分野別に整理すると、機関
助成(32事業)
,職業訓練(6事業)
,食糧生産(5事業)
農村総合開発(7事業)
、港概(16事業)
、林業(6事業)
動植物保護(6事業)である。
,農産物輸出(6事業)
、農村開発(14業)
、調査(27事業)
1)港概は農業セクターの中で最も重要視されている。藩政事業は,国土の南部に位置する
ガザ州のショクエ地区及びシャイシャイ地区を中心に,全国で16,200haの濃概面積の
増加を目指す。
2)食糧生産の予算は、
2つの砂糖工場の修復と、種子生産に向けられる。
3)機関助成の予算は、技術援助に向けられるが、事業との連携がうまく機能していないこ
とが指摘されている。
4)職業訓練予算は,同種の予算の多くが教育部門の予算に組み込まれているので、予算額
は少ない。現在の訓練機関の低利用率と人材不足が課題となっている。
5)農産物輸出に関する予算は、カシューナッツ・棉・畜産を対象としているが、額は僅少
である。
6)畜産動植物保護の予算は、家畜の病気村策により、牛の生産の増加を狙っている。
7)農村開発の予算は、農業普及制度の創設または強化ならびに普及員の報酬に使用されて
いる。
ⅠⅤ-2
、
、畜産(7事業)
,
2.
マシア地区水田濯激復旧及び農村開発計画調査
2.1
計画の背景
(I)モザンビークの稲作
稲は、メイズとともにモザンビークの最も重要な食用作物で,
8世紀にアラブ商人により伝え
られたといわれ,
17世紀にはザンベジア州を中心に栽培されていた。品種はインディカ種で、
種以上栽培されている。
水稲栽培は、高温湿潤な気候に適し,土壌侵食の防止,有機物の分解の抑制、地力の維持とい
う多くの特徴を持ち、酸性土壌にも適応するので,モザンビークに適した作物である。しかし,
現状では、港概の不足、栽培技術の低さ、天候不順等のため、低い生産性に甘んじている。
主な栽培地は、ガザ州、ナンプラ州,ザンベジア州である。商品化される稲の多くはガザ州の
国営企業,合弁企業,私企業により生産されているo単位収量は、ガザ州が2,490k帥aと他よ
り高く、ナンプラ州626kg伽、ザンベジア州691kgnlaと極めて低いoこれは,ガザ州では,リ
ンボポ川流域の平地において、国営企業、合弁企業が港漉施設を利用して,数百haの規模で機
械化稲作を実施しているためで,改良品種を使った移植栽培,施肥・除草・病虫害防除等の管理
も行なっている。これに反し,ナンプラ州,ザンベジア州の低地では,小農による天水利用,ロ
ーカル種の移植または直はん、栽培面積o.3-
1.Ohaの稲作である。
(2)農業開発基本戦略
モザンビークでは、
60%の国民が栄養不良と飢餓にさらされているといわれており,国民の栄
養不良と飢餓を防ぐための食糧安保が最も重要な政策目標である。栄養不良と飢餓の原因は、内
戦による農村人口の移動と生産放棄,商業交通網の分断、頻発する干魅と洪水、過去の経済政策
の失敗,国民の健康状態の悪化等である。
農業開発の基本戦略は、小農の生産性向上のために資源を集中すること、低所得層を対象とし
て雇用と所得機会を造ることである。
国内の生産と流通のシステムが破壊されてしまったため、食糧不足を国内生産の増加によって
一挙に解消することは困難である。また、外貨不足のため食糧輸入も困難で、短期的には海外か
らの緊急食糧援助に頼る以外に方策はない。しかし,中長期的な農業開発および食糧安保計画と
して以下の施策が考えられている。
生産拡大のための施策
a)小農セクターの育成と資源の集中
b)投入材の流通機構の改善
c)藩政排水施設の整備
d)内戦の影響の少ない地域から開発
雇用創設の方策
a)労力集約的事業への援助
b)貧困家庭の失業者にたいする職業訓練
c)インフラ復旧を中心とする公共事業にたいする雇用
IV-3
50
2.2
マシア水田濯激復旧及び農村開発計画
マシアは、首都マプトの北】40kmに位置し,首都マプトから国道1号線が通じている。行政
的には、ガザ州に属す。ガザ州の州都シャイシャイまで60kmである。
マシア地区はインコマテイ川の沖積地に造成された約2,5(氾haの低平な水田地帯で,水源はイ
ンコマテイ川からポンプで揚水していた。
1983-1988年までは、国営農場として横磯化稲作が行
なわれていたが、その後、内戦の混乱から放棄された。現在は、揚水機場は完全に破壊され、水
路および付帯構造物もかなり損傷している。国営農場で使用したトラクター、コンバイン等の機
械および建物は残骸として残っている。撞く一部の地域で農民が湧水を利用して稲作を行なって
いるに過ぎない。
政府は、マシア地区の港叔施設等を修復し,約2,000戸の小農に配分し、稲作を再開する計画
である。本地区は,水稲栽培の実績があるので、澄渡排水施設の復旧により確実に水稲生産が再
開できる。土地を配分される農民はマシア市周辺の農民と考えられ、若干のアクセス道路の建設
以外は,入植のために大規模なインフラ整備の必要はない。
しかしながら,モザンビークの水稲の単収は,現在、非常に低いレベルにあるため、本地区の
施設復旧と同時に、港親水管理の指導、稲作の普及に関する適切な技術協力が提供されるならば、
本地区がモザンビークにおける港概稲作のパイロット地区として重要な役割を果たすことができ
る。
本計画の目的は以下の通りである。
a)マシア地区2,500haの水田の藩瀧排水施設の復旧および改良工事.港概排水施設には
ポンプ場,用排水路、農道の外、必要に応じ洪水防御施設を含む。
b)農地を約2,000戸の農家に配分。政府は,配分農家を組織し,農民組合を結成し、水
管理のトレイニングを行なうとともに、将来,組合が水管理のみならず、投人材の管
理,産出物のマーケッティングを自主的に行なえるよう指導する。
c)倉庫、トラククー,飲料水用井戸等、入植農家が営農および生活に必要と認められる
施設の調達。
d)展示圃の設置、入植農家を対象とする港概稲作の技術指導。
2.3
開発調査の目的
開発調査の目的は、マシア水田港概復旧および農村開発計画が,技術的、経済的、環境的に、
フィージブルになるように計画を調整・作成することである。
開発調査のもう一つの目的は、技術移転である。調査期間中,その後の計画の実施期間中を通
して,意欲的な技術者、農民に対し、澄渡プロジェクトの計画,設計、運用、維持管理,ならび
に、営農技術の普及等について、技術移転を行なう。
3.
総合所見
世界各国および国際棟関は、無償資金協力,技術協力、融資
発に協力してきた。日本も、
等の形でモザンビークの経済開
1975年以来,食糧援助、災害緊急援助(干魅被害)等の無償資金協
IV-4
力を行なってきた。
イタリアは、
1987年に開発協力法を制定し,サブサハラ諸国に対する援助を増加させているc
特に、モザンビークは重点国と見倣しており,農業セクターでは,藩政,畜産,入植計画等の分
野に主力を置いている。イタT)アは、首都に近いマプト州のナマーシャデストリクトおよびボア
ネデストリクトに網を掛け、ペケノスリボンボスダム(上水、藩政目的,
4億トン)をはじめ、
難民の入植計画等に無償資金協力を実施した。
難民を対象とする営農訓練は、最も必要性の高い施策と思われるが、前述のように主力は,教
育部門の予算に組み入れられている。また,各州の農業訓練センターは,
1州を除いて、既にデ
ンマーク等が援助を実施中である。
政府は,農業セクターの中では,潅概開発を重要視し、最大の予算を配分しているが、特に、
ガザ州のショクエ地区およびシャイシャイ地区の稲作澄渡スキームの整備に力をいれている。モ
ザンビーク政府は、日本が稲作港概の面で海外においても経験が深いことから、この面での協力
に期待している。しかし、ショクエ地区には1部フランスが援助の手を差し伸べており、シャ
イシャイ地区は自国予算でl部手を付けた経緯もあり、日本の協力はマシア地区のリハビリか
ら始めて欲しいという意向である。
モザンビークは,古くから稲作の経験を持ち、自然条件も稲作に適しているにも拘わらず,現
在の生産性は極めて低く、将来、港概排水施設の整備、多収穫品種の導入、栽培技術の普及等に
より生産が飛躍的に増大するポテンシアルを持っている。
日本が,隣国タンザニアのローアモシ地区で実施した,基盤整備,技術指導、営農機械と収穫
後処理施設の導入、等をパッケージとした港概稲作に村する援助は、生産を増大させ、農民の生
活レベルを飛躍的に向上させた。このようなローアモシ型援助方式は,農業開発の単なる偶発的
成功例ではなく、日本しかできない、粘り強い日本人だからこそできた,日本独特の農業開発方
式である。今後は、タンザニアで実証されたローアモシ型援助方式を、サブサハラの各国に適用
することが必要ではないだろうか。これにより,日本はアフリカ各国の農業開発に多大の貢献を
することができるものと考える。その手始めとして、ローアモシ型援助方式を本件対象とするマ
シア地区に適用することを碇案する。
IV-5
TERMS
OF REFERENCE
FOR
FEASIBILITY
STUDY
ON
PADDY
ⅡuuGAT10N
REHABILrrATION
RURAL
DEVELOPMENT
PROJECT
IN
GAZA
PROVNCE,
MOZAMBIQUE
TENTATIVE
MACIA
Am
THE
THE
PROJECT
TInE
EXECUTING
AGENCY
:
SOURCE
PROPOSED
Ⅰ.
IRRIGATION
THE
MACIA
PADDY
AND
RURAL
DEVELOPMENT
MINISTRY
OF
THE
REPUBLIC
THE
GOVERNMENT
PROJECT
AGRICULmRE
OF
REHABILITATION
FISHERIES,
AND
MOZAMBIQUE
OF
JAPAN
OF
ASSISTANCE
INTRODtJCTION
Agriculture
is the mainstay
Agriculture
sector
of Mozambique・
of the national economy
forces
for
64
%
GDP
in
1992・
81
%
the
accounts
about
of
national work
and
of
employs
O・4
%・,
l・3
%・
During
1980-1992,
rate
was
the average
agrlCulture
growth
of economy
industry
% and services
%, respectively・
As a result, the per capita GNP
-0・4
-1・5
decre?sed to 60S, the lowest level in the world・ The trade balance has been deficit since a
long time
agO・ The biggest import item has been food and cereals, which e不Ceeded the total
amount
of Mozambique・
of export every year・ In fact, food securlty is the biggest problem
Over 60 % of the population
bothruraland
serious malnutritionand
urban are affectedwith
is mainly
problem
caused from the warfare which
continued
staⅣation・ The food secunty
has led to the displacement
for 17 yeaLrS Since independence
in 1975,and
offour
million of
In addition,
communications
networks・
ruralhouseholds
and the disruption Of tradingand
in
droughts
factors contributing
recurrent
the poor economic
and floods were
performance
the past.
The
Govemment-s
productivity
opportunities
a)
To
basic approach
Of small holders, and
for the mostvu1nerable
concentrate
is to increase the
the fわod securlty problem
sustainable
employment
and income
generatlng
households・
Thefollowlng
StrategleSare enVisaged・
to solve
create
resources
on
the small
holders
sector
rather
sector,
b)
To
improve
marketing
c)
To
develop
infrastructure
Employment
needs
to be increased
structureand
to copewith
assisting to labor intensive
b)
training programs,and
public employment
of inputs, and
highdroughtrisk・
through;
a)
c)
movement
programs
businesses,
for rehabilitating infrastructure・
IV.A-1
than
the
state
farm
15・2 % of the
In the National
the Governmentallocates
Reco?struction Plan(1990-1992)I
to
budget
sector,
imgation
has
total
the agnculture
the
the biggest share
of which
sub-sector
%,
%
to
37
followed
by
food
18
of
production
of
and assistance
organizations
of I I %.
The Government
Chokue
Scheme
I 6,000 ha of irrigation development
in the country Including
envisages
XaiXai
Scheme
in
Gaza
Province.
These
the
the
and
schemes
in
the
the
representative. paddy production
schemes
country・ with
highestproductivity・
full paddy production.
rehabilitation lS urgently needed to resume
the
are
But
low in
lS Very
paddy
cultivation is still at developlng
Stage. Productivlty
Constraints
are
recu汀ent
splte Of the climate
and soils suitable for paddy
cultivation・
drought
and floods, inadequate
varieties, insufficient Inputs, Shortage
of machinery,
and
lack of marketing
and post-haⅣest facilities.
Mozambique.s
The
Government
glVeS PrlOrlty tO the rehabilitation of suspended
schemes
and to districts
free
from
disturbances.
The
Macia
is one of the
the war-related
proposed
scheme
relatively
in
Gala
Province
Chokue
the
(ogether with the
rehabilitation
schemes
and the Xai Xai
Schemes.
II.
PROJECT
2.1
BACKGROUND
Area
Project
The Macia
is located
140 km
the capital of Mozambique.
scheme
north of Maputo,
it belongs to the Gaza Province.
The provincial capital is XaiXai,
60 km
Administratively,
from Macia.
NationalRoad
No. I traverses
Macia
through
the Province
away
connecting
the State capital (see Attachment
1).
and Xai Xaiwith
The Macia
formed
by
ha of paddy
fields extending
on
a flat alluvialplain
a State Farm
1983-1988,
Macia
the
was
scheme
There
was
a
on
lncomati
River
the
practlSlng mechanized
paddy cultivation.
pump
station
irrlgation
The
farming
has
been
1988
due
an
to
the
and
network.
activity
suspended
since
destroyed
are
warfare and banditry・ The pump
station was
completely
and imigation.canals
damaged.
Presently
a
few
farmers
seriously
continue paddy
cultivation using SPnng
Water.
The
Government
cultivation
on
a
intends to rehabilitate the Macia
i汀1gation scheme
and resume
holder basis. The land will be allocated to about 2,000 fmers.
Objectivesof
of
the project
the
Project
are:
irrigation and drainage
facilities to reヲume Paddy
cultivatiopin
2,500 ha of the Macia
area・
The facilities Include
the pump
statlOn,
scheme
imgationand
drainage network,
farm road,and
flood protection facility,
a)
to rehabilitate
b)
!oallotthe
lntO
farm
land
to 2,000
farmeてS・The
an
Cover?ment
association,
and provide
tralnlng and
managementand
marketing
of inputs and outputs
c)
paddy
small
0bjectives
2.2
about 2,500
River. During
covers
scheme
the Incomati
to
provide
drinking
will org?nile farmers
for irrlgation water
in the future,
assistance
facilities forruraldevelopment
including warehouse・
tra?tors,wells for
be
by
farmers
for
farmlng
supply, which
may
needed
and living,
water
and
d)
to build
a
demonstration
farm
and
to
IV.A-2
provide
farmers
with
technicalguidancefor
血1gated
III.
paddy
OBJECTIVES
cultivation.
OF
THE
STUDY
FEASIBILITY
The
irrigation
the Macia
paddy
objectivesof the feasibility study are to formulate
development
rehabilitation andrural
project Plan so that the project lS )uStifiable from the
tech血cal, ∝onomic
and environmental
points of view.
TransfTer
knowledge
is another
the Study
of knowledge
period,
objective. During
be
to local
will
attempted
the plannlng,
englneerS
COnCernlng
and maintenance
of irrigation project,and
paddy cultivation.
operation
IV.
SCOPE
4. 1
The
OF
THE
FEASIBILITY
STUDY
General
scope
of the feasibilitystudy will comprise:
(a) rehabilitation
drainage,
farm
Macia scheme,
(b)
and improvement
flood
road,and
development
plan
necessary facilities,and
diversion, irrigation and
ha of paddy
fields in the
plan ∫?gardingwater
for 2,500
protect10n
development
plan including
farmers organization,
agricultural
practice,and
(c)rural
including
access
land
use,
cropping
road, drinking
water
supply,
a demonstration
farm, training
plan including
facilities.
Office, agriculturalmachinery,and
post-harvest
extenslOn
Study
will consist of thefo1lowing
Stage-I
-
-
Stage-ⅠⅠ
-
-
-
-
Stage-ⅢI
:
-
-
-
-
4・2
Stage
4・2・1
Inception
lnceptlOn
operation,
I: Field
Field
survey and investlgations
in the wet season,
scbeme
Implement
sub-contract
works,
Formulate
prelirrunary plans,
Prepare Progress
Report II,
of present
or present
other
center
and
conditions
conditions
Carry out home
development
office work to formulate
Prepare Draft FinalReport,
Explain and discuss DraftFinalReport
in Maputo,
Prepare Final Report.
and
and
three (3) stages:
Conduct
field survey and investigations
Macia
in the dry season,
scheme
Prepare Progress Report I,
Survey
farming
pattern,
(d) supporting services
The
transfer of
designlng,
of the
of the Macia
plans,
Investigations
Report
Report
is prepared
in Japan incorporatlng
to the Study,
the approach
plan of
InceptlOn
Report
is
schedule, and reportlng・
explained
and discussed
prior to the
IV.A-3
of the Study.
commencement
4・2・2
(1)
Field Survey
Meteorology
and
Investigations
and Hydrology
Collect
a)
data including
and analyze
meteorological
and hydrological
rainfall,
humidity,
temperature,
wind velocity, evaporation,
river flow, water
quality and
flood in the pro)ectarea,
b)
Conduct
field
c)
Evaluate
available
flood
d)Assess
if necessary,
measurements,
water
condition
resources
and
f♭rthe
necessity
projectarea,
offlood
protection
facilities for the
project
area.
(2)
Irrigationand
a)
b)
c)
(3)
Collect data and infわrmation regarding
including
irrigationand dminage
previous
plans, drawings,
Crop Water
requirements,
Planning
and design
and o也er relevant documents,
Inventory
and
structures
on
Measure
the dry
water
b)
in depth
together
or paddy
with ground
water
table in
dataand
information
at State and Regionalbase?
conceming
agriculture
land use, soil maps, cropplng
and agro-economy
Including
Pattern, Crop yields,
1nPutS, farming
Practices, marketing,
commodity
prices, Supporting
Services and
farmers organization,
Survey?nd
evaluate the present conditions
of the
soils・ land capability, cropping
Pattern, farmlng
level,and marketing,
Conduct
area
withregards
the
Practices, crop yields,
project
use,
farm
household
sprvey regarding
selected in the vicinlty Of the prqect
samples
agriculture
and
on
agro-economy
area・
RuralInfrastructure
a)
b)
(5)
consumption
Collect
1nPutS
(4)
evaluate existin.g irrigation and drainage facilities, farm roads,and
the basis of existlng topographic
maps with a scale of 1 to 5,000,
and Agro-Economy
land
c)
plaヮs,
crlterla,
season.
Agriculture
a)
Drainage
Collect
data
and information regardingrural
and social infrastructures
the project area
around
Including
road, railroad, electrlClty, drinking
facility, post-harvest
facility, retail
telephone,
supply,
storage
administrative
offices, clinics, etc.,
Collect
Geology
and
a)
Collect
b)
Based
design
planningand
criteria forruraland
inand
water
shops,
socialinfrastructures.
Soil Mechanics
and revie.w data and information
regarding
geology
related to the prq】ect area including geological maps, boring
data, soil texture, percolation test data, ground
water,
etc・,
onthe
review,
prepare
a
geologicaland
IV.A-4
soil mechanics
and soil mechanics
logs, soil mechanics
investigation
plan
including
cost
estimate
be implemented
to
a)
Collect
dataand
national
prq】eCt
4・2・3
Progress
informatioヮregarding environment
fわr envlrOnmental
guidelines
II
on
a
sub-contract
basis.
the initialenvironmentalexamination
Report
4・3
Stage
II: Field
4・3・ 1
Field SuⅣey
Meteorology
b)
Carry
out
IEvaluate
Survey
now
measurement
water
resources
Evaluate discharge
Macia pro)ect,
d)
Estimate
drainage
Irrigationand
Drainage
b)
wet
Report
I is prepared
to summarize
results of the
Investigations
and
and sediment
at
sampling
f♭r the Macia
available
water
level, duration
modules
consumption
offlood,
for the Macia
in depth
and
the Incomatiriver,
projectincluding
Of lake Chuali,
Measure
projectarea.
Hydrology
c)
tbe
for the
(IEE)
lnvestlgations
and
and
capaclty
a)
of the projectarea including
relevant data related to the
and
I
At the close of the Stage I, the Progress
Surveyand
investlgations・
a)
suⅣey,
area,
Conduct
b)
(2)
Stage
Environment
(6)
(1)
during
sedim'ent
road
the regulating
the intake of the
at
project.
together
orpaddy
with ground
water
table in
season,
Evaluate
iITigation developmentarea
of the Macia
water
results of soils, land capability, topography,
req ulre皿entS
Project based
availability,
on
and
the survey
crop
water
,
c)
lay?ut plans
Examinealternat享ve
focusing on
of irrigation and drainage
network;
decrease
in
lifting
head
of pumping
Station
or utilize
examine
possible
feasibility of the booster pump
regulating capacity Of lake Chuali; examine
plan
by the Government,
proposed
location
tO
d)
Prepare planningand
lining of canals,
drainage
facilities including
e)
Work
out preliminary
plan of rehabilitation and improvement
drainage networks,
farm road,and
flood protection facilities,
for irrigation and
O
Conduct
surveys
design
regarding
criteria for irrigationand
construction
materials,
labor,
and
construction
equlpment・
(3)
Agriculture
a)
Work
out prelimin.ary
plans of land use・
level・ farTrung PraCtlCeS, labor requirement,
IV.A-5
cropping
pattern,
crop
yields,
input
b)
Prepare
a
including
layout plan of
preliminary
plan of supportipg services
demonstration
farm・ trainlng Center,
agrlCulturalmachinery
and equlPment,
POStharvest facility, and extension
workers
office.
Agro-Economy
(4)
a)
Work
out
plan of tamers
recommendable
b)Assess
on
c)Assess
settler farmerTs
d)Assess
economic
a
basis benefits
preliminary
benefits
to
organization
be incurred
and
by the
its activities,
project,
in the financialterms,
justification
of
the
project.
RuralDevelopment
(5)
a)
Prepare
development
designs
preliminary
plan
and
of rural
and
agro
infrastructures including
facility,rural water
roads, storage, post-harvest
supply,
etC.,
b)
Prepare
Geology
(6)
cost
estimate
for theruraland
agro infrastructures.
and Soil Mechanics
Supervise
including
boring
core
at the
sub-contractor's
works
tests
sites, soil mechanics
of embankment
materials, and seepage
a)
Analyze
b)
the results of investigationsand
tests,and
out
work
major
design
structure
f♭rcanals,
test
values.
Environment
(7)
Conduct
a)
initialenvironmentalexamination
envlrOnment
pollution
4.3.2
for the
projectarea,
impac.ts
b)Ass.ess
of irrigated agriculture
developrpent on natural and
the project area
due attention
on
and around
Paying
bone
diseases such as malaria and schistomoasis.
and water
ln
involvement
clarifywomen
c)
(IEE)
Sub-Contract
in
social
water
the projectactivities;
Works
GeologicalInvesti
Works
include
materials, and
4・3・3
core
boring
at the major
test fb∫canals,
seepage
Progress
Report
Stage
4・4・1
DraftFinalReport
The
draftfinal
III:
report
II, the Progress
preliminary
Formulation
lS
Sites, soil mechanics
tests of embankment
II
At the close of the Stage
survey, 1nVeStlgationsand
4・4
Structure
Prepared
of
at
home
Report
II is prepared
to summarize
Plans.
Development
Plan
office in Japanin
IV.A-6
thefo1lowlng
manner:
results of the
Finalizethe
development
preliminary
plans regarding the land use, water
res?urces,
imgation
famng
and drainage, water management,
operationand
maintenance,
practice, famers
organization,
supporting
Services,ruraldevelopmentand
(1)
environment
preservation,
(2)
Prepareanimplementation
(3)
Cost
(4)
Evaluate
economicand
financialbenefits,
(5)
Examine
economicand
financialfeasibility
(6)
Evaluate
environmentalimpacts
(7)
Prepare
the draft finalreport
4・4・2
Explanationand
estimate in the economicand
cost, and replacement
cost,
The
4.4.3
4.5
of the
the investment
cost,
OrM
project,
project,
incorporatingal1
the studies mentioned
above.
of Draft FinalReport
is explainedand
is prepared
report
Transfer
Throughout
provided
programme
V.
discussed
in Maputo.
by
glVen
the
Government
of
Knowledge
of
SCHEDULE
Reports
comments
considering
to counterpart
the study period, transfer of knowledge
engineers
Shall be
in the fわrm of
Overseas
trainlng Will be also
on-the-job trainlng and seminar.
d.
The study period
AttachmeIlt.2.
The
including
Final Report
The
final
Mozambique.
ⅤⅠ.
project,
financialterms
of the
Discussion
dra氏finalreport
of the
schedule
are
OF
THE
is fourteen
as
prepared
STUDY
AND
(14) months
REPORTING
in total. A tentative
work
fわllows:
a)
bception
b)
Progress
Report
I
at
the end
of the Stage
I Study
c)
Progress
Report
II
at
the end
of the Stage
Ⅱ Study
d)
Draft FinalReport
at the end
of the Stage
IⅡ Study
e)
Final Report
at
Report
manpower
TeamLeader/imigation
of the Study
at the commencement
the completion
EXPERTS
required
schedule
is asfo1lows:
planner,
IV.A-7
of the Study
is attached
in
HydrologlSt
Irrigation/drainage
design
Agronomist,
Agro-Economist,
Geologis〟Soil
Mechanics
Environmentalist.
,
The
A
totalman
Engineer,
SChedule
UNDERTAKING
is shown
OF
THE
In order to facilitate the smoothand
of Mozambique
will undertakethe
a)
in Attachment・3.
GOVERNMENT
effective
following
OF
implementation
provide
including
!onominate
a
Portuguese
and
for the Study
comprising
1nCluding
prq】ect coordinator
responsible
troubles arlSlng throughout the Studyperiod,
to
provide
d)
to
conduct
out
core
c?unterpart group
logistic support
including
office spaces
to
f)
!o exempt
and
bilinguals・
resolving
any
with appurtenantfumiture,
with necessary
study
and carry
entry and exit visas,
foreign
from taxes
experts of the Study Team
and charges of any kind
from
import
on
remittance
abroad, and
and export duties imposed
for the
effects, instruments,
equlPment,
and
materials
necessary
of the Study,
lmPOSed
personal
execution
on
g)
to
permission
h)
to
secure
the Government
English
canalroute
survey required foralternative.canal1ayout
boring for geologicalinvestlgation
as
necesslty arises,
provide foreign experts of the Study Team
as
work permit and travel pemit,
required,
e)
of the Study,
measures:
a
c)
MOZAMBIQUE
to carr.y out
data and information
the Study・
available
n.ecessary
data,
maps,
statistics, meteo-bydrologlCal
and geological
sociodataand
literature, and previous study reports relevant to the project,
to
economy
b)
and
is 56 M朋.
month
tentative mannlng
VII.
engineer,
f♭rentry
into all
areas
as
fわr the proper
required
conduct
of
tbe Study,
safety of the
clearlngand
removingal1
se?Ore
project area
befわre
dangerand
IV.A-8
commepcement
risk of explosIVeSand
of the Study
landmines.
through
GENERAL
PLAN
>
I
‡W-A-9
PROJECTO
DE RECUPERACAO
DE REGADIOS
DA MACIA
Attachment
SCHEDULE
FOR
FEASIBILITY
AND
I.
Data
2.
Field lnveshgahon
-
-
-
3.
ON
MACIA
PADDY
DEVELOPMENT
muGATION
PROJECT,
REEABILITATION
MOZAMBIQUE
and Review
CoIIecdon
Meteorology
and
Hydrology
IrrigaLion and Zhnage
Agronomy
and Farm
-
Agdcultud
・
Geology
-
Environment
-
Rural hErastructtm
Household
StLrVey
Eco虫omy
aJ)d Soil Mechanics
Sub-∝IntraCt Work
-
4.
STUDY
RURAL
GeoLogical & Soil
Mechanical
S町Vey
ProjectPlaLmg
-
LandUse
-
FaJn
-
Management
Irriga也on 皮 Drainage
-
Facilily Design
-
0&M
-
hs由btional
-
Rural
-
Enyir皿ent
-
Ⅰ皿plcmenLa也on Plan
-
Development
hfrastructtLre
ProjectCost EsdmaLJOn
-
Beneficial
Evalua血on
-
Feasibili(y
Evaluat10n
5・
Transfer of Technology
6.
Reprting
Draft
Fin
Repo=RefX)rt
+
Work
■-
Home
in
Mozambique
Office Work
IV.A-10
Fin■1
ReTd
2
MANNING
SCHEDULE
FOR
FEASIBILITY
AND
RURAL
STUDY
ON
DEVELOPMENT
MACIA
PADDY
PROJECT,
MOZAMBIQUE
8
10
2
3
4
5
6
7
9
TeamLeader/
l
Meteorologisり
l
Hydrologist
Imigation&Drainage
REHABILITATION
M/M
1
ImigationPlanner
IRRIGATION
EE
12
13
14
Site
OmeS
也
Ttal
0
6.5
3.5
10.0
4.0
2.5
6.5
6.0
3.5
9.5
6.0
3.0
9.0
3.0
1.5
4.5
2.5
0.5
3.0
3.5
2.0
5.5
5.5
2.5
8.0
37.0
l9.0
56.0
l
DesignEngineer
Agronomist
AgriculuralEconomist
・lV.A⊥-
Geologist/
SoilMecbanicsEngineer
EnvironmentExpert
l
RuralPlanningExpert
Total
[]
Workin
Mozambique
HomeOfficeWork
Attachment3
添付資料
添付資料-
1
添付資料-2
添付資料-
調査工程
面会者リスト
3
収集資料一覧
添付資料-
1
(1/2)
調査行程表
日順
月・日
曜日
起点・経由地
活
目的地・滞在地
1
4月22日
土
東京
機中泊
移動
2
4月23日
日
パリ
ナイロビ
移動
3
4月24日
月
ナイロビ
大使館表敬訪問
動
農業省表敬・打ち合わせ
4
4月25日
火
5
4月26日
水
6
4月27日
木
7
4月28日
金
ナイロビ
バリンゴ
バリンゴ
移動/District事務所関係者と打ち合わせ
バリンゴ
現地調査(バリンゴ南部地区)
ナイロビ
現地調査(バリンゴ南部地区)
ナイロビ
大蔵省表敬訪問
/移動
農業省・ JICA調査結果報告
ルサカ
移動
日
ルサカ
資料整理
5月1日
月
ルサカ
資料整理/現地調査準備
5月2日
火
ルサカ
8
4月29日
土
9
4月30日
10
11
ナイロビ
入植局/農業省/大使館/JICA表敬・
打ち合わせ
12
5月3日
水
13
5月4日
木
14
5月5日
金
15
5月6日
土
16
5月7日
日
ナイロビ/ヨハネス7oルク○マプト
17
5月8日
月
マプト
農業省表敬・打ち合わせ
18
5月9日
火
マプト
現地調査(モヴュネ地区)
19
5月10日
水
マプト
現地調査(南部マニカ地区)
20
5月11日
木
21
5月12日
金
22
5月13日
土
ルサカ
ルサカ
ハラレ-
マプト
ヨハネス7oルク○
ルカンダ(Lukanda)入植地区現地調査
ハラレ-
移動/大使館表敬訪問
ナイロビ
移動
ナイロビ
資料整理/現地調査準備
移動
ヨハネスデルタ中現地調査
ナイロビ
移動
ナイロビ
資料整理
(石塚はナイロビ発)
ナイロビ
モシ
移動
月
モシ
JICA専門家/現地政府/現地調査
(石塚はロンドン経由で帰国)
火
モシ
現地調査
23
5月14日
日
24
5月15日
25
5月16日
添付・1
添付資料-
調査行程表
日順
26
月・日
5月17日
曜日
水
起点・経由地
モシ
活
目的地・滞在地
ケールエスサラム
移動(MOSHII
DAR
大使館/JICA事務所
27
5月18日
木
28
5月19日
金
29
5月20日
土
30
5月21日
日
31
5月22日
月
タ●
h1スサラム
タ÷ルエスサラム/ナイロヒ'
パリ
機中泊
農業省/大蔵省
移動(DARES-NBO)
パリ
移動(NBO-LDN)
機中泊
移動(LDN-TYO)
東京
添付-
2
東京
動
ES)
I
(2/2)
添付資料-2
(1/4)
面会者リスト
List of Persons
Organizati
Met
on/ Name
Position
Kenya
Ministry
of Agriculture
l. Miss.
冗. Chemengich
M.
N. K. Jumba
Head,
Development
DDA,
PDME
M.
3. Mr.
J. K. Karaqa
APAC
4. Mr.
F. P. Muema
DDA,
5. Mr.
∫.0. Nyaguti
Rep.
6. Dr.
T. A. Otindo
H. PMSU-Veterinary
7. Mr.
J. K.
C. PMS
8. Mr.
∫.0. Donge
Coordinator,
Agri. Sector
Horticulture
Management
Division
AED
Senior
MOA
Economist,
of Finance
Ministry
l. Mr.
Baringo
Division
Division
2. Mr.
Wanjaiya
and Plannlng
D.R.
Ongalo
Director,
Extenlal
Resources
Department
District Office
l. Mr. Bemard
2. Mr.
Moman)1
Samuel
District Agricultural
C. Yegou
3. Dr. DavidS.
Veterinary
°ept., DVO
Irrigation Engineer,
DAOTs
Office
4. Mr.
C. W.
5. Mr.
J. K. Tomno
District Water
6. Mr.
Laban
Livestock
良 Marketing,
Marigat
Division,
MOA
Livestock
&
Marigat
Division,
MO人
7. Muhia
National
Kiplangat
(DAO)
Livestock
D.L.P.0.,
Soo
Officer
Labatt
Maina
Mungal
Engineer
Marketing,
(DWE)
Irrigation Board
l. Mr.
B.T.C.
Bargoria
2. Mr.
Abdulrazaq
3. Mr.
B. G. Massawe
A・ Ali
1.堀江
(MT.
2.坂井
(MT.
正彦
M.
Hon'e)
清志
K. SakaL')
Manager
Deputy
General
Head
宏則
4.谷
(MT. H. TanL')
在ケニア日本大使館(Embassy
General
Manager
of Perkerra
JICA専門家
(JICA Expell)
of
Japan)
公使参事官
(Counse)loT).
一等書記官
SecreEat'y)
(F)'TSt
添付-3
Imigation
Scheme,
Baringo
Distric(
添付資料-2
面会者リスト
List of Persons
Met
Position
Organization/ Name
Kenya
JICA事務所(JICA
1.長島
Office)
俊一
所長
■ (Mr. T. Nagash)'ma)
(R esjden
R eprese17
(
ta
tL'Ye)
Tanzania
Ministry
of Agriculture
l. Mr.
Raphael
2. Mr.
Masija
Mhagama
Resources,
of Water
Ministry
l. Mr.
PrincIPal
Secretary
Assistant
Commissioner
Mining
Mutayoba
Kilimanjaro
Development
andLivestock
Energy
and
Assistant
Agricul(ural
Development
Commissioner
KADP
G.R.
Director,
2. Mr.
Kimicho
Section
3. Mr.
G. Ngodoki
Staff, Irrigation Section
4. Mr.
Benson
Staff, Irrigation Section
5. Mr.
S. Matemu
Staff, Irrigation Section
6. Mr.
Ly血o
Staff, Irrigation Section
7. Mr.
G. Maregesi
Staff, Imigation
Section
8. Mr.
K. A. Nkya
Staff, Irrigation
Section
9. Mr.
S. Sugawara
JICA
Expert
lO. Mr.
S. Tanaka
JICA
Expert
ll. Mr.
H. Okada
JICA
Expert
Japan
Desk
Ndeonansia
Chief,
of Finance
l. Mr.
Mwafongo
在タンザニア日本大使館(Embassy
l.鈴木
公使
2.北川
書記官
JICA事務所(JICA
1.平川
Tanzania
fわr Water
Project (KADP)
1. Mr.
Ministry
Moshi
for Irrigation
of
Japan)
Office)
所長
添付-4
Imigation
Section
Resources
(2/4)
添付資料-2
(3/4)
面会者リスト
List of Persons
Met
Position
Name
Organization/
Zambia
of Resettlement
Department
l. Mr.
良.S. Mwanza
Di rector
2. Mr.
Manda
Deputy
3. Mr.
G. Sicbalwe
Provincial
Chief
of Central
4. Mr.
G. Sicbalwe
Provincial
Land
Resettlement
専門家
5.浅井
(MT. AsaL')
Council,
Provincial
l. Mr.
Director
OfrlCer,
JICA専門家
(JICA Expert)
Central
Province
Assistant
Sibajene
Secretary
District Council
KapiriMposhi
Mr.
Kapata
Acting
Mr.
MkeI℃bai
Deputy
Mr.
Cburlga
Assistant
Ministry
Province
Town
Clark
Director
Director
of Agriculture
郁夫
l.鈴木
(MT.
JICA専門家
I. Suzuk)')
(JICA Expert)
寿光
2.岩崎
JICA専門家
(JICA Expert)
(MT. T. IwasakL)
在ザンビア日本大使館(Embassy
of Japan)
正
1.増井
(Ml'.T. Masui)
T.
l.佐々木
K.
2.小淵
(MT.
S.
一等書記官
Koga)
JICA事務所(JICA
(W.
(Am bassadoT)
達朗
2.古賀
(MT.
特命全権大使
(FJ'TSt
SecTeEaTy)
Zambia
克宏
Office)
所長代理
ResL'deL7E
Sasakj)
(Depu(y
伸司
農業担当
Obuch)I)
Resjdet7( RepnesentaEL've)
(Ass)'sEaI7t
添付-5
RepreseL7tat)Aye)
Central
Province
添付資料-
2
(4/4)
面会者リスト
List of Persons
Met
Position
Organization/ Name
Mozambique
Ministry
of Agriculture
l. Mr.Amaldo
Lopes
Pereira
Director/ General
Coordinator
of integrated
2. Mr.
Julio Masslnga
Director
of Economics
Directorate
3. Mr.
Nelson
Director
of Hydraulics
Technology
Director
of Agriculture
4. Miss.
Melo
Deolinda
5. Mr.
Calisto
6. Mr.
Luis
7. Mr.
Amaro
Bras
Head
of Department
of Horticulture
A. Kwengue
Head
of Agricultural
Training
of Foreign
Ministry
l Dr. Americo
,
Pacbo
(独T.
Center,
Faming
NA
Engineer
Affairs
and Cooperation
A. Fortuna
National
Director,
在ジンバブエ日本大使館(モザンビーク担当)
l.大橋
and
巧
Ohashj)
参事官
(Counse]loT)
添付-6
Development
(EmbassyofJapan)
Prqjects
Cooperation
Syste汀
添付資料-3
(1/3)
資料収集リスト
List of Collected
Data
Publ isher
Title
No ∴
Kenya
l
l
」
Plan
∃Development
K-・
1
K-
2.∃BaringoDistrict
1994
LRepublic of Kenya
1996
-
l
Development
Plan
1994
i
of,.ce
1996
-
l
l
And
of the Vice-De.sident
Ministry
of Plannlng
iand Natiorlal Development
」
K-
3. LDistrict Profile, Baringo
District, Rift Valley
Province
I
District I汀igation Unit,
Baringo
冗-
4. Annual
Report
1994,
Baringo
District
District
Veterinary
Ministry
Department,
of Agriculture,
Livestock
Development
and
M arketi ng
K-
5∴Annual
Report
for Baringo
District 1994
ion
;
A:Ts:;p:;dAugCifco
s
'
I:Eve
≠
心ivestock Development
l
and
l
Marketing
l
t
K-
supply
6.!water
l
Program
in Baringo
District 1994
;(Draft)
l
l
l
K-
i
7・ A Standard
Export
Slaughterhouse,
A
Quick
tural
3ffE:
:n'nn;1
:;ro(fDDis3,cL
r
Appraisal
;
iW.S.W
l
K-
8.jTopographic
l
i
-
-
-
-
K-
Maps
for Baringo
District Area
Lake
!
j
-
-
-
-
-
50,000)
Baringo
Marigat
Ngelesba
Related
to Baringo
District Prepared
& Planning
∼ater
Resour?esAssess-ent
-
:
Samimo
9.1Maps
l
(1
Administration
Groundwater
Existlng
Water
Sources-Rain
Pan
Development
Potential
Wet
Season
∴ Rain
Spring
to Deep
Water
Project
Boundaries
shallow
Medium
under
Potential
&
Surface
Water
Potential
Groundwater
HaⅣestlng
Potential
Potential
添付-7
Ministry
】
of Land
LRegionaland
l
Reclamation,
Water
Develop.
添付資料-3
(2/3)
資料収集リスト
List of Collected
Publisher
Title
;
No.
Data
-
.
Surface
( Dams
Water
&
Dev.
Potential
良
Catchments
Ground
Quality
(Pans) Dis(ribution
l
Tanzania
l
T-
Agricultural
1.iKilimanjaro
Development
Project
1
1988
,
Regional
Kilimanjaro
Commisione/s
i(KADP)
Office
l
T-
K A D P
Outline
2.iproject
l
t
l
T-
K A D P
3・やリマンジャロ農業開発計画(KADP)
…プロジェクト概要,
1994年
I
T-
4.∃Rice Production
Manual,
1992
J
】
Zambia
z-
Investment
1.;public
Programme,
lO仇ce
199411996
of the President,
lNational
C。mmissi。。
1
f♭r
Planning
Development
l
Z-
Sector
2・ LAgriculture
;Appraisal,
lnvestment
Summary
Programme
LMinistry
(ASIP)
l
land
Report
Food
of Agriculture,
Fisheries
l
Z-
3.!VillageLevel
Transport
r
Travel
and
Surveys
iContextual
Analysis
of Accessibility
Institu(e for African
Prqject,
l
in
and Transport
Universl【y
Studies,
of Zambia
l
lLusaka
Rural
District, Lusaka
Province
l
l
Z-
4. iProspects
for Sustainable
and
Equitable
World
≡
Growth
Bank
l
r
z_
5JRehabilitation
l
lProvinces,
of Dams
Phase
in Lusaka
1 Report,
Photo・
iUNICEF/
Southem
and
of Water
Consult千n
i;nffgaili:/e,T
Frost
DrawlngS
and
Dep.
l
l
Z1
6.LA
Blueprint
for Agricultural
Development
in Lusaka
:l province
Lusaka
l
Z1
by
7・「Speech
Provincial
the President
Handover
巨official
Mr・
of the New
LDevelopment Projectat
Frederick
J・ T・ Chiluba
Agricultural
Kanakantapa
Village
by the Gov・
添付-8
Japan
Plannlng
Province
Unit,
添付資料-3
(3/3)
資料収集リスト
List of Collected
No.喜
Data
Title
Publisher
Mozambique
M・
Anuario
1
Estatistico
1993
Comissao
Direccao
Nacional
Nacional
do Plan°
de
Estatistica
Economico
M'2・iplano
Social
e
1994
Republic
of Zambia
1
M1
3.Lplanode
Reconstrucao
Nacional
1994-96
Republic
of Zambia
Nacional
1994-96
iRepublic
of Zambia
Questa.
,em。gm{.ca
lDiagn。stic.
l
M・
Lplanode
4.
Reconstrucao
1
iAnexo
M.
Numerico
Emp,eg.
5.】p.breza,
E
Cidades
e a
Capitais
Nas
Ministerio
do Plan°
e
Financas
de Mozambique
1
M・
6. National
Irrigation Development
Final Report,
M・
Main
Master
Report,
isecretaria
de Estado
iHidraulica
Agricola
iSecretaria
de Estado
(NIDMP)
【
l
Report
7・ LNational lrrigation Development
Interim
plan
Master
Plan
(NIDMP)
Appendices
de
de
LHidraulicaAgricola
l
l
M1
8・ lNational
Irrigation Development
Master
Plan
l
Lumbeluzi,Incomati,
!FinalRep.,t,
Limpopo,
Buzi
lsee,etaria
de Estado
;Hidraulica
Agricola
?Secre(aria
de Estado
iHidraulica
Agricola
(NIDMP)
and Pungoe
l
Basins
de
Annexes
l
l
l
M・
91Lplanicie da Macia,
1
l
:
50,000
(Map)
de
l
1
M・
l
Hidraulico,
10.Lplano
1
:
5,000
Lsecretariade
(Map)
iHidraulica
添付-9
Estado
Agricola
de
現地写真集
∑サ
ー11
\‘当
嶋
聾
秘
軸
ケニア
屠殺場
Slaughter house
オークション
ヤード
既存灌漑施設
エルドゥーム取水工
遥よ
如き
H、寸
Ⅷ
帝
薄
等
画
Il
旬
タンザニア
ローアモシ地区
マポギニ頭首工
ローアモシ地区
マポギニ水田地区
キクレトワ川
Proposed intake site
ザンビア
カナカンタパ入植地
(ルサカ州)
ルカンガ入植地
(中部州)
同 上
モサンピーク
マシア地区
農道および圃場
マシア地区
ポンプ場あと
同 上
モサンビーク
マシア地区
水路の状況
マシア地区
国営公社事務所後
マシアの町
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