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1 JaGra ニュース Vol.250 (2012 年 2 月 2 日収録分~2 月 6 日配信

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1 JaGra ニュース Vol.250 (2012 年 2 月 2 日収録分~2 月 6 日配信
JaGra ニュース Vol.250
(2012 年 2 月 2 日収録分~2 月 6 日配信予定)
1 週間のニュースから

ピックアップ(1/25~2/2)
【震災関連】

【復興支援】震災前の古里を写真集に 沿岸の児童生徒全員に寄贈(2/1:岩手日報)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120201_9
平泉町の川嶋印刷(菊地慶矩社長)を中心に組織する「いわて美しき陸中海岸写真集制作委員
会」は、東日本大震災前の本県沿岸地方の光景を収めた写真集「海と風と町と」の製作を進めて
いる。津波被害を受けた沿岸12市町村の小中学校や特別支援学校の児童生徒全員に、3月の
卒業式や終業式に合わせて贈る計画だ。
各市町村の観光パンフレットなどを長年手掛けてきた同社には、美しい光景を捉えた震災前の写
真が多く保管されている。震災を受け、被災地で支援活動に励んだ社員たちが「次代を担う子ど
もたちに復興への希望と力の源になる写真集を作ろう」と決意した。
全96ページで、市町村ごとに6~8ページを割いた。陸前高田市は「七夕」や高田松原、釜石市
は虎舞など、祭りや街並み、海水浴場、景勝地などのカラー写真をふんだんに紹介。航空写真も
豊富で「三陸ジオパーク構想」にまつわるページも設ける。
各市町村の広報担当らの協力を得て、地元ならではの写真も寄せてもらった。約2万2千人への
配布を想定しており、津波で流失するなどして思い出の写真を失った人も多い被災地で喜ばれそ
うだ。

【 復 興 支 援 】 キ ヤ ノ ン MJ 、 「 未 来 に つ な ぐ ふ る さ と プ ロ ジ ェ ク ト 」 ク リ ッ ク 募 金 開 始 ( 2/1 :
PJWebNews)
http://www.pjl.co.jp/news/enterprise/2012/02/3398.html
キヤノンマーケティングジャパン(株)は、2010 年 5 月より環境 NPO などと連携し、国内の様々な
地域で森づくりや棚田、干潟の保全等の自然再生活動「未来につなぐふるさとプロジェクト」への
取り組みを開始し、顧客やビジネスパートナーから回収した使用済みカートリッジの本数、および
PPC 用紙(コピー用紙)の販売数に応じた金額を積み立て、各地域の自然再生活動の活動資金
としている。さらなる取り組みとして同社では、国内の自然再生活動と東日本大震災の復興支援
活動へのバックアップ強化を目的に「未来につなぐふるさとプロジェクト」クリック募金を 2 月 1 日か
ら 12 月 14 日まで実施する。
このクリック募金は、同社ホームページ上で、支援したい地域をクリックすることで、その地域の自
然再生活動に 1 円が寄付されるもの。また同時に東日本大震災の復興支援活動の支援金として
さらに 1 円が寄付される。同社では 2010 年から、これまで 3 回のクリック募金を実施し、合計約
115 万円を自然再生活動に寄付しており、今回が 4 回目となる。
1

【復興支援】石巻市の印刷業:松弘堂、復興への想いを込め「2012 震災復興カレンダー」制作
(1/30:PJWebNews)
http://www.pjl.co.jp/news/enterprise/2012/01/3384.html
3 月 11 日の東日本大震災による津波で工場・事務所が全壊し、設備のすべてを失った(株)松弘
堂(宮城県石巻市、松本俊彦社長)は、昨年 10 月に仮事務所・工場に移転し、復興に向け歩みを
開始している。その同社では、被災地の震災への想いと力強く復興へ立ち上がろうという被災者
の想いを込め「2012 震災復興カレンダー」を制作し販売している。同カレンダーは、震災復興事業
として国が実施した「未来の教科書」事業で作成されたもので、被災した石巻の状況や復興に向
けて立ち上がる人々の模様を数点の写真で記録している。なお同カレンダーは卓上用と壁掛け
用の 2 種類が販売されている。
さらに同社では、「地域の復興がなければ印刷業の復興もなし」という思いから、同じく被災した
企業と協力して(社)石巻元気復興センターを立ち上げ、被害が大きかった水産加工業の復興の
ため「石巻被災企業復興企画商品 絆」として、現時点で出荷可能な水産加工品の販売も開始し
ている。

【復興支援】「福島応援館」開設へ 東京・立川の商店街がエール(1/26:福島民友)
http://www.minyu-net.com/news/news/0126/news8.html
東京電力福島第1原発事故による風評被害の払拭(ふっしょく)や県産品の販売拡大を支援する
ため東京・立川市の西立商店街振興組合は2月2日、同商店街の一角に空き店舗を活用したア
ンテナショップ「福島応援館」をオープンさせる。同応援館には、本県の味や食の安全性をアピー
ルすることで本県の復興を目指す、福島市を中心とした異業種グループ「福の鳥プロジェクト」(代
表・古川幸治第一印刷社長)が協力、東京に避難している県民の憩いの場づくりも目指していく。
昨年末に同商店街で開かれたイベントで同プロジェクトのプロデュース商品「牛乳味噌(みそ)鍋
の素」(内池醸造が製造・販売)を使った牛乳味噌鍋が振る舞われ、好評を得たことをきっかけに
原発事故に苦しむ本県を支援しようという機運が高まった。東京都の「商店街空き店舗活用型震
災被害対策事業助成金」を活用し、開設する。

【東北 3 県のルーヴル展でタブレット端末使用のワークショップ】東北 3 県のルーヴル展でタブレ
ット端末使用のワークショップ(1/27:リセマム)
http://resemom.jp/article/2012/01/27/5996.html
大日本印刷は 1 月 26 日、ルーヴル美術館との共同プロジェクト「ルーヴル-DNP ミュージアムラ
ボ」において、タブレット端末を活用した教育用鑑賞ワークショッププログラムを実施すると発表し
た。
同プロジェクトは、美術館の来館者と美術作品とをつなぐアプローチ手法の革新を目的として、
2006 年に活動をスタート。活動拠点の東京・五反田の専用スペースでは、ルーヴル美術館のコレ
クションを各回 1 点〜数点展示しているほか、IT 技術を活用した鑑賞システムによる体験型の展
覧会を開催するなど、美術作品の新しい鑑賞方法の開発を進めている。プロジェクトでの実践を
経た観賞システムは、本国フランスのルーヴル美術館にも順次導入されているという。
2
【印刷業界ニュース】

【大日本印刷、透明液晶ディスプレイ開発】大日印、透明液晶搭載したディスプレー開発-プレゼ
ン、立体的に演出(2/1:朝日新聞)
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201202010016.html
大日本印刷は立体的にプレゼンテーションできる「透明液晶ディスプレイ」を開発した。液晶ディス
プレーに表示する映像コンテンツと後方に配置した展示物を組み合わせ、効果的に演出できる。
主に店頭でのプレゼンテーションや博物館などの展示ケース用途として提案。26インチサイズの
透明液晶パネルを使ったパッケージタイプを計画するほか、レンタルや特注品にも対応する。
透明液晶ディスプレイは、液晶モニターからバックライトを取り外し、後方が透けて見える透明液
晶パネルを搭載した。背面に模型やサンプルなど各種立体物を展示できるスペースを設置。この
スペースに展示した立体物と、モニター映像を組み合わせ、広告や案内などの演出が可能にな
る。

【凸版印刷、UD 新コンサルティング開始】凸版印刷、パッケージ分野でユニバーサルデザインの
新コンサルティングを開始(2/1:MdN)
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/21853/
凸版印刷株式会社は、パッケージ分野でブランド価値を向上させる新たなユニバーサルデザイン
(UD)の概念として「次世代 UD」を提唱し、この概念を用いたコンサルティングサービスを開始した。
サービスには商品開発プロセスの提案や調査/分析結果の提示、具体的な開発提案まで含まれ
ており、価格は 1 件につき 100 万円〜。
今回、同社が提唱した「次世代 UD」は、使い勝手を向上させて「マイナス面をなくす改善」との従
来的な概念に、訴求ポイントの分析調査などを踏まえて価値を付加する「能動的な価値の提供」
をプラスすることで、ブランド価値を向上させるもの。商品開発プロセスとして、UD 診断システム
やユーザビリティ調査に基づく従来の「UD 課題発見」に、訴求ポイント分析調査や機能的価値の
付加検討を行う「開発方向性の策定」、UD ラボやショップサイエンス・ラボ(SSL)での検証および
結果の反映を行う「デザイン検証」のステップが追加される。

【DNP デジタルコム、会員向けコミュニティサイト構築支援サービス開始】DNP デジタルコムとユ
ートゥ 会員向けコミュニティサイトの構築支援サービス「FanFun Plaza」を開始(2/1:CNetJapan)
http://japan.cnet.com/release/30013995/
大日本印刷株式会社(DNP)のグループ会社で、電子メディアの企画制作を行う株式会社 DNP デ
ジタルコムと、同じくグループ会社で携帯電話向けウェブサイトの企画制作を行う株式会社ユート
ゥは共同で、会員同士の交流を活発化し、会員限定コンテンツの配信などを行なうコミュニティサ
イトの構築を支援するサービス「FanFun Plaza(ファンファンプラザ)」を開始します。
「FanFun Plaza」は、会員向けコミュニティサイトの構築や運用に必要な各種機能を ASP で提供す
るもので、企業は短期間・低コストでサイトを開設できます。また、会員一人ひとりの興味や関心
などに即したコンテンツを、スマートフォンやタブレット PC、携帯電話やパソコンなどの端末ごとに
レイアウトを最適化して配信することができます。
3

【2012 年印刷情報用紙内需資産発表】2012 年印刷・情報用紙内需試算、前年比 1.0%減と予測
(2/1:PJWebNews)
http://www.pjl.co.jp/news/enterprise/2012/01/3375.html
日本製紙連合会が発表した紙・板紙内需試算報告によると、印刷・情報用紙の 2012 年の内需量
予測は 983 万トンで、前年比 1.0%減、約 10 万トンの減少。マイナス成長は 6 年連続となり、3 年
連続で 1,000 万トンを下回る見込み。
品種別にみると、非塗工印刷用紙 0.6%減、塗工印刷用紙 0.2%減、情報用紙は 0.2%減と、いずれも
マイナスの見込み。
その他の主要品種では、新聞用紙、衛生用紙は微増を予測したが、印刷・情報用紙とならんで包
装用紙は構造的マイナス要因の定着等もあり微減、紙全体では 1,652 万トン、前年比 0.5%減、約
9 万トンの減少を予測している。

【大日本印刷、地中熱で工場節電】大日本印刷、地中熱で工場節電 1~2年後メド導入(1/28:
日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C889DE1EAE1E7EAE2E7E2E0E5E2E3E0E
2E3E08698E3E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E
2
大日本印刷は工場の節電策として地中の熱を活用する。工場敷地内の地下に管を埋め込み、1
年間を通じてセ氏 15 度程度で安定している地中の熱を空調に生かす。地中熱を工場の節電策
に生かす企業はまだ少ない。電力不足が中長期に続くリスクに対応し、多様な節電策に取り組む。
今後、実証試験を進め、1~2年後をめどに主力工場への導入をめざす。
生産技術の開発を手掛ける「技術開発センター」(茨城県つくば市)で、実証試験を始めた。地中
熱のほか、太陽熱、太陽光でつくる電気など再生可能エネルギーを併用し、食堂が入る建物の
空調や給湯などに使うエネルギーを賄う。
合計出力は電力換算で十数キロワットと、標準的な家庭向け太陽光発電システムの数倍と小規
模だが、エネルギーを効率的に使うシステムの組み合わせなどを探る。

【200 年前の版木で和綴じ本印刷】200年前の版木で道元の著作印刷(1/30:福井新聞)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/10years_ago/32776.html
開祖道元禅師の七百五十回大遠忌を控えた大本山永平寺で、約二百年前に彫られた版木を使
って禅師の著作「正法眼蔵」の印刷が進められている。作業は二十八年ぶり。熟練した職人の技
が、禅の神髄を墨色も鮮やかによみがえらせている。
版木はサクラの木製で縦約二十五センチ、横四十センチ。江戸末期の五十世玄透禅師の代に開
版されたもので、全九十五巻の同著作が、五百七十二枚ある版木の両面に、和文でびっしりと浮
き彫りにされている。
普段は宝物庫に保管されているが、保存性を高めるため定期的に墨を使って実際に印刷するこ
とが重要という。一九七四年以来の作業となる今回は、三月から始まる大遠忌を記念して行われ、
和紙にして十万枚以上を費やし、和とじ本九十部を印刷する。
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作業をするのは京都の手刷り職人。昨年十一月から、上質の墨を塗った版木に和紙を一枚ずつ
載せ、ばれんを使って丁寧にこする地道な作業を続けている。
一日に千枚刷るのがやっとという作業は二月いっぱいかかり、五月末ごろまでに京都で製本、早
ければ六月から檀信徒ら希望者に三十万円程度で販売する予定。

【マルモ印刷、毛皮のような質感の印刷物発売】毛皮のような質感の印刷物 マルモ印刷、折り
紙やシールなど(1/29:日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C889DE1EAE1E4E7E2E6E2E0EAE2E3
E0E2E3E0869897E2E2E2;av=ALL
特殊印刷を得意とするマルモ印刷(香川県三豊市、奥田章雄社長)は特殊な不織布に動物の柄
を印刷して、毛皮のような質感を出したグッズを開発・発売した。折り紙やシール、しおりなど5品
目をそろえる。第1弾として上野動物園(東京・台東)と多摩動物公園(東京都日野市)内の店舗
で発売、今後、ギフトショップなどの販路を開拓する。
製品名は「リアルフェイク」。表面がけばだった不織布を紙と張り合わせた後、キリンやシマウマな
どの柄を「UVオフセット」という手法で印刷する。デザインはグラフィックデザイナーに委託した。
価格(税別)は折り紙が 800 円、しおりが 500 円など。

【DNP グループ、札幌市中央図書館と読書推進フェア実施】札幌市中央図書館とDNPグループ
の書店が連携し、読書推進フェアを開催(1/27:印刷タイムス)
http://www.monz.co.jp/2012/01/post-1713.html
札幌市中央図書館と大日本印刷(DNP)グループが連携し、北海道の出版社 16 社が発行した本
の読書推進フェアを、1 月 16 日より札幌市内の DNP グループ書店で開催している。
現在、札幌市中央図書館では「さっぽろ電子図書館体験フェア」(期間:2011 年 10 月 4 日~2012
年 2 月 20 日)を開催している。この体験フェアは、DNP グループの図書館流通センターが札幌市
より受託しており、今後の電子書籍の貸出サービスを想定して、電子書籍のメリットや課題を検
証するための電子図書館実証実験。このたび DNP は、実証実験にコンテンツを提供した道内の
出版社 16 社の書籍を、札幌市内の DNP グループの書店に販売コーナーを設けて、"札幌生まれ
の「本」を電子書籍と紙の本で読んでみよう!"をコンセプトとした読書推進フェアを実施する。小
説や写真集のほか、情報誌やグルメ本など札幌にゆかりのある本をとりそろえ、電子図書館体
験と連動したフェアを書店で開催することで、図書館と書店相互の利用者の拡大を狙い、地元出
版社が発行した本を通して、読書推進を図っていく。
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【凸版印刷、スマートシティプロジェクトへ参画】日本から世界へ、NEC など 6 社が「スマートシティ
プロジェクト」に参加、参加企業は 23 社に(1/26:朝日新聞)
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN201201260012.html
ツネイシホールディングス(伏見泰治会長兼社長)、川崎重工業(長谷川聰社長)、積水ハウス
(阿部俊則社長兼 COO)、東京ガス(岡本毅社長)、凸版印刷(金子眞吾社長)、NEC(遠藤信博
社長)の 6 社は、1 月 25 日、11 年度から「スマートシティプロジェクト」に参画したと発表した。世界
のリーディングカンパニーがもつ技術・ノウハウを核に、国内外に向けて日本発スマートシティの
展開に向けた活動を加速していく。
スマートシティを展開するためには世界のさまざまなニーズ・制約条件に対応する必要があり、た
とえ大企業であっても、1 社での対応は困難だ。そこで、09 年 9 月、世界のリーディングカンパニ
ー8 社が「スマートシティプロジェクト」を立ち上げ、企業連携によってワンストップ・トータルソリュ
ーションを構築した。ジョイント・ベンチャーとして誕生したスマートシティ企画(佐々木経世社長)
が共同提案の触媒役となり、付加価値の高いトータルソリューションを、参加企業各社がもつ幅
広い営業チャネルを通じて展開している。
【PC・携帯・ネットサービス】

【自治体としては初、福岡市が Google+ページ開設】福岡市が Google+ページ開設 自治体初
(2/1:ITMedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/01/news028.html
福岡市は 2 月 1 日、Google+ページを開設し、本格的に運用を始めると発表した。日本の自治体
が Google+ページを開設するのは初という。
同市の魅力を紹介する動画や、高島宗一郎市長の記者会見の動画などを配信していく。
同市は 1 月、ニコニコ動画に自治体としては初めてとなる公式チャンネルを開設している。

【ドコモとディズニーがスマートフォン】ドコモとディズニーが「Disney Mobile on docomo」、2 機種発
表(2/1:ケータイ Watch)
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120201_508972.html
NTT ドコモとウォルト・ディズニー・ジャパンは、スマートフォンの新ブランド「Disney Mobile on
docomo」を 2 月 1 日付けで立ち上げるとともに、同ブランドのスマートフォン 2 機種や専用コンテン
ツの提供を発表した。
今回の取り組みはいわゆる MVNO ではなく、ドコモとディズニーのコラボレーションによる端末と
サービスの提供という形になるとのこと。そのため料金体系などは従来どおり。また、メールにつ
いては、sp モードメールが利用できるほか、ディズニーの Web メールサービスが利用できる。
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
【Shufoo!の訪問者数が 500 万人を突破】電子チラシポータルサイト「Shufoo!」の訪問者数が 500
万人を突破(1/31:JapaneseInternet)
http://japan.internet.com/wmnews/20120131/8.html
ネットレイティングスは 2012 年 1 月 31 日、ニールセン・ネットレイティングスが提供するインターネ
ット利用動向調査「NetView」の 2011 年 12 月データをまとめ、発表した。
それによると、凸版印刷が運営する電子チラシポータルサイト「Shufoo!」の Web サイトの訪問者
数が月間 500 万人を突破したそうだ。
同サイトは、凸版印刷が 2001 年 8 月より運営を開始しているサービスで、インターネット上で日本
全国の折り込みチラシを閲覧できる、電子チラシのポータルサイト。2011 年はサービス開始 10 周
年で、積極的なプロモーションを実施、2011 年 9 月には、同サイト内で新サービス「パチンコのチ
ラシ powered by Shufoo!」 も開始した。このことも Shufoo! の訪問者数増加につながった、と同
社はみている。

【ヤマトシステム開発の販促品オンデマンドサービス、iOS 端末との連携機能追加】YSD、販促品
の受発注・物流・印刷サービスを iOS 搭載端末に対応(1/30:キーマンズネット)
http://www.keyman.or.jp/nw/infosys/crm/20037909/
ヤマトシステム開発株式会社(YSD)は、企業が営業活動で使用する販促品(パンフレット・カタロ
グ、ノベルティグッズ、サンプル品など)の、社内受発注システム・物流(倉庫保管・管理、配送)・
印刷をトータルで提供するサービス「販促品オンデマンドサービス」に、iOS 搭載端末との連携機
能を追加し、提供を開始した。
「販促品オンデマンドサービス」では、企業からパンフレット・カタログなどの実物やデータを預かり、
PC・携帯電話からの Web 経由の注文に応じて、必要品を必要量だけ随時、宅急便で発送する。
今回追加された機能は、iOS 4.0 以上が搭載された端末に対応している。スマートフォンやタブレ
ット端末から注文できるほか、タブレット端末の画面にパンフレットやカタログを表示できる。画像
データに加え、動画にも対応している。例えば営業先でのプレゼンテーションの際、タブレット端
末にパンフレットを次々と表示させながら説明し、商談を経て顧客に渡すことになったパンフレット
/ノベルティグッズ/サンプル品は、帰社せずにその場ですぐに Web 経由で注文できるので、最
短翌日午前中には指定場所に納品できる。また、閲覧時間/閲覧回数などの履歴が残るので、
今後の印刷部数確定や改廃の参考にできる。これらにより、ペーパーレス化/コスト削減/営業
効率化を図れる。
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【出版・電子書籍】

【モリサワ、MCMagazine 販売開始】モリサワ、電子雑誌ソリューション「MCMagazine」販売開始
(2/1:PJWebNews)
http://www.pjl.co.jp/news/product/2012/02/3399.html
(株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、電子雑誌ソリューション「MCMagazine(エムシーマガジン)」の
販売を開始した。
Adobe InDesign で 組 版 さ れ た デ ー タ を 効 率 よ く 電 子 雑 誌 化 で き る オ ー サ リ ン グ ツ ー ル
「MCMagazine Maker」と、変換されたコンテンツデータをデバイス上で閲覧する「MCMagazine ビュ
ーア」の 2 つの製品で構成される電子雑誌ソリューション。MCMagazine ビューア画面は、誌面全
体を表示する「レイアウトイメージ」と、テキスト部分をタップすることで現れ、組版機能を実装する
ことでテキスト表示に特化した「テキストウィンドウ」から構成されている。「レイアウトイメージ」上
の写真・イラストはタップすることで各デバイスに最適な大きさに拡大表示され、読者は「レイアウ
トイメージ」で完成された雑誌の世界観を確認しながら、「テキストウィンドウ」で詳細な文字情報
をよりスムーズに得ることが可能となる。
MCMagazine Maker で Adobe InDesign データ(CS2 以降)を変換する際に、元となるデータから、
テキスト、画像の位置情報、組版情報を自動的に取得。簡単かつスピーディに電子雑誌を制作す
ることが可能となり、雑誌の刊行ペースに合わせた制作フロー構築を実現する。
MCMagazine Maker の年間使用料は、年間 189,000 円/1 台ライセンス。

【近代美術、沖縄県南風原町から電子書籍制作人材育成事業を受託】近代美術、沖縄県南風原
町から電子書籍制作人材育成事業を受託(2/1:eBookUser)
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1202/01/news084.html
沖縄に特化した電子書籍の販売サイト「沖縄 eBooks」を手掛ける近代美術は 2 月 1 日、地元の
南風原(はえばる)町から「魅力発掘・発信、南風原町オーサリング人材育成事業」を受託した。
市町村単位で電子書籍のオーサリング事業をバックアップしようとするケースは全国でも珍しい。
沖縄 eBooks オープン時のインタビューでも沖縄県下の市町村、博物館、文化施設などに対して
コンテンツの電子化を提案していく姿勢が語られていたが、これが一歩前進した形となる。南風
原町としては町が保有するコンテンツの電子化推進だけでなく、人材育成を通じた雇用の創出に
も期待を寄せる。電子化された南風原町の書籍は、南風原町役場から公開するだけではなく、沖
縄 eBooks でも公開されるという。
8

【日書連、書店で電子書籍端末販売開始】日書連、書店で電子書籍端末の販売をスタート(2/1:
新文化)
http://www.shinbunka.co.jp/news2012/02/120201-01.htm
1 月 31 日、優文堂書店(東京・用賀)と成田本店サンロード店(青森家青森市)で、電子書籍端末
「ISTORIA」の店頭プロモーションを行った。2 月中には、青森県内の鶴常書店(弘前市)、テクラ・
メディアイン(同)、スノヤ書店(六戸町)など 13 書店と、東京都内のオリオン書房ノルテ店(立
川、)東京堂神田神保町店(東京・神田神保町)など 5 書店で、デモ販売を実施する。
書店マージン率は、端末(予価 1 万 8000 円)は 15%、プリペイドカード(1000 円、15000 円、50000
円)は 10%となる。また、インターネット上で同端末向け電子書籍が販売された場合にも、端末を
販売した書店にマージン(7%前後、県ごとに異なる)が支払われるしくみ。
2月 1 日、東京・宇田川町の大盛堂書店で ISTORIA の展示・販売するデモンストレーションを行っ
た。

【静岡県立中央図書館、電子書籍関連プロジェクト実施報告公開】静岡県立中央図書館、電子
書籍関連プロジェクト実施報告を公開(2/1:カレントウェルネスポータル)
http://current.ndl.go.jp/node/20060
静岡県立中央図書館が、2011 年度(平成 23 年度)に実施した電子書籍に関するプロジェクトの
実施結果報告を公開しています。
電子書籍関連プロジェクト実施報告(詳細版) (PDF)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/data/open/cnt/3/1332/1/houkoku.pdf
電子書籍関連プロジェクト実施報告 (静岡県立中央図書館のウェブサイト)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/info/2012/weblibrary_project_2.html

【BookLive、駅デジタルサイネージにランキング情報提供】BookLive、首都圏 20 駅のデジタルサ
イネージにランキング情報を提供(2/1:PJWebNews)
http://www.pjl.co.jp/news/product/2012/02/3394.html
( 株 )BookLive ( 本 社 /東 京 都台東区、 淡野正社長)では、電子書籍関連のニュースサイト
「ITmedia eBook USER」が昨年 12 月から新宿・渋谷など東京都内 27 箇所のデジタルサイネージ
( 電 子看 板) で配 信 中の 電子書籍人気ランキングに同社が運営する総合電子書籍ストア
「BookLive!」の「電子書籍最新人気ランキング」の提供を開始した。
配信先は、鉄道会社 11 社が共同で運営し、首都圏 11 鉄道・20 駅・27 箇所に電子看板を展開
するデジタルサイネージネットワークで、「BookLive!」の 2012 年 1 月人気ランキングを「総合書籍」
「男性向けコミック」「雑誌」の 3 ジャンル別に配信していく。
9

【ソフトバンククリエイティブ、ハーレクイン作品を収録した電子書籍リーダー発売】ソフトバンクク
リエイティブ、ハーレクイン 100 作品を収録した電子書籍リーダーを発売(1/31:eBookUser)
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1201/31/news135.html
ソフトバンク クリエイティブは、ハーレクインコミックス 100 作品を収録した電子書籍リーダーを 2
月 2 日に発売する。価格は 2 万 9800 円。
電子書籍リーダーは、電子書籍オンラインストア「雑誌オンライン+BOOKS」を運営するウェイズ
ジャパンが販売する閲覧専用端末。ディスプレイに電子ペーパーを搭載し、サイズは単行本と同
じ 125(幅)×168(高さ)ミリ、重さは 195 グラム。これに、2011 年 11 月から 12 月に公開された新
しいハーレクインコミックス 60 作品と、厳選された 40 作品をセットにする。厳選作品は 3 通りのパ
ターンを用意し、新作 60 作品と自分の好みに合った 40 作品を組み合わせて購入できる。

【日本出版インフラセンター、コンテンツ電子化事業説明会実施】日本出版インフラセンター、コン
テンツ電子化事業で説明会(1/30:新文化)
http://www.shinbunka.co.jp/news2012/01/120131-03.htm
経済産業省の補正予算 10 億円で、出版社の電子化を推進する緊急電子化事業について、出版
社や業界団体に向けて説明会を 2 回行う。2 月 10 日は午前 10 時半から、同 13 日は午後 2 時か
ら、東京・神楽坂の日本出版会館(書協事務局の入るビル)3 階会議室で。
同事業は出版社の電子化の製作費を国が 50%補助するもの。東北関連本は 66%。出版デジタ
ル機構を介して申請することで、出版社の負担する製作費は同機構が一端立替え、その後の電
子書籍化による売上げから相殺するスキームを計画している。
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【芥川賞受賞から 2 週間以内で電子書籍化】講談社、芥川賞受賞作『道化師の蝶』を電子配信
(1/30:新文化)
http://www.shinbunka.co.jp/news2012/01/120131-02.htm
1 月 31 日、第 146 回芥川賞を受賞した円城塔氏の『道化師の蝶』を電子版で緊急配信した。受賞
決定から 2 週間以内での電子書籍化は初の試み。
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【ボイジャー、Web 雑誌再編の電子書籍無料公開】ボイジャー、Web 雑誌「マガジン航」記事を再
編集した BinB 形式の電子書籍「本は、ひろがる」を無料公開(1/27:hon.jp)
http://hon.jp/news/1.0/0/3057/
http://binb-store.com/index.php?main_page=product_info&products_id=12581
株式会社ボイジャー(本社:東京都渋谷区)は 1 月 27 日、同社の Web 雑誌「マガジン航」記事を
再編集し、「BinB store」サイト上でブラウザ向け電子書籍として無料公開した。
今回無料公開されたのは「マガジン航」に掲載された約 220 本の記事の中から 7 本を選びアンソ
ロジー化した第一弾「Books 航 1 本とはなにか」(著:複数名)。「3.11 後に見えてきた本の世界の
ひろがり」という視点で、本とは何かを問いかける内容となっている。
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【TSUTAYA.com eBooks、PC 向けサービス開始】TSUTAYA.com eBOOKs、PC 向けサービスを開
始(1/26:新文化)
http://www.shinbunka.co.jp/news2012/01/120126-02.htm
1 月 26 日、アンドロイド端末向け電子書籍配信サービス「TSUTAYA.com eBOOKs」(昨年 6 月提
供開始)が、パソコン向けにも対応した。同時に、PC サイト先行で「eBOOK+(イーブックプラス)」
の提供も開始。
eBOOK+は、韓流やアイドルを中心にエンターテインメント性の高いコンテンツを提供する。コンサ
ートの舞台裏や撮影現場など、電子書籍「プラスα」の要素を盛り込んでいるという。まずは約
100 タイトルでスタートする。
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【2011 年出版物販売額発表】2011 年出版物販売額、1 兆 8042 億円に(1/25:新文化)
http://www.shinbunka.co.jp/news2012/01/120125-02.htm
出版科学研究所は 1 月 25 日、昨年の書籍・雑誌の推定販売額が前年比 3.8%減の 1 兆 8042 億
円になったと発表した。「書籍」は、同 0.2%減の 8198 億円、「雑誌」は同 6.6%減の 9844 億円。雑誌
は 1985 年以降では初の 1 兆円割れとなった。
昨年は、書籍では『体脂肪計タニタの社員食堂』や『謎解きはディナーのあとで』など年間を通じ
たロングヒットが数多く出たが雑誌は振るわず、08 年の同 4.5%減を上回る過去最大の落ち込み
となった。また、最盛期の 95 年には 39 億冊だった雑誌の販売部数は 20 億冊を割り込んだ。
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【パピレス、人気の電子書籍を紙書籍化発売】パピレス、女性向けオリジナル電子コミック「わる
いこと」を紙書籍化、全国書店で発売(1/27:hon.jp)
http://hon.jp/news/1.0/0/3055/
株式会社パピレス(本社:東京都豊島区)は 1 月 27 日、同社のオリジナル書き下ろし電子コミック
シリーズ「Comic CYUTT」の人気作品「わるいこと」(著:善内美景)の紙書籍版を、角川グループ
の株式会社メディアファクトリー(本社:東京都渋谷区)経由で発売した。
「わるいこと」は、同社運営の電子書籍販売サイト「電子書店パピレス」および電子書籍レンタル
サイト「電子貸本 Renta!」で配信中の電子書籍オリジナルコミック作品。昨年 6 月より、同社のオ
リジナル書き下ろし電子コミックシリーズ「Comic CYUTT」の作品として連載をスタート、累計ダウ
ンロード 5 万冊の人気作となっている。
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【東芝、2 万円台の薄型電子ブックリーダー発表】東芝、2 万円台の薄型電子ブックリーダー──
「BookPlace DB50」(1/26:eBookUser)
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1201/26/news014.html
東芝は 1 月 26 日、Android OS を採用した電子ブックリーダー「BookPlace DB50」を発表。2012 年
2 月中旬に発売する。価格はオープン、実売価格は 2 万 2000 円前後と予想される。
BookPlace DB50 は、厚さ 11 ミリ、重量約 330 グラムの 7 型ワイド液晶搭載ボディを採用する電子
ブック端末。OS に Android を採用するがそれは表に出さず、電子ブックリーダー機能と一部(Web
サイト表示やメール機能など)に機能を絞ったユーザーインタフェース(UI)を採用する。想定ター
ゲットに、IT リテラシーがそれほど高くはない 30~40 代男女の読書利用層を据える。
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【米 Barnes & Nobles 社、電子書籍端末の新モデル、今春投入予定】米 Barnes & Nobles 社、電
子書籍端末「NOOK」シリーズの新モデルを今春に投入予定(1/30:hon.jp)
http://hon.jp/news/1.0/0/3062/
米 New York Times 紙の記事によると、米書店チェーン最大手 Barnes & Nobles 社(本社:米国ニ
ューヨーク州)は今春、電子書籍端末「NOOK」シリーズの新モデルを発売する模様。
これは、同紙の NOOK 開発現場のインタビュー記事で明らかになったもので、具体的なスペック
や発売日等については不明。この新モデルは、シリコンバレーにある同社の NOOK 開発部門(約
300 名)で現在最終チェック作業が行なわれており、シリーズ 5 機目になる。なお、別報道で、同社
は NOOK シリーズの海外展開の第一弾として英国を狙っており、英国の書店チェーン大手
Waterstones 社との提携交渉を模索中とのこと。
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【韓国科学技術院、電子読書アプリ】KAIST、新たな Smart E-Book Interface を披露(1/26:
eBookUser)
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1201/27/news039.html
韓国科学技術院の Institute of Information Technology Convergence が Apple の API を利用して
印象的な電子書籍読書体験を作り上げた。彼らが開発した電子読書アプリにより電子書籍は次
のレベルへ進化するのかもしれない。
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【iBooks Store、3 日間で 35 万冊の電子教科書がダウンロードされる】3 日間で 35 万冊の電子教
科書、iBooks Store 経由でダウンロードされる(1/25:eBookUser)
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1201/25/news095.html
先週、Apple は iBooks のエコシステムに統合された野心的な電子教科書プラットフォームを発表
したが、Global Equities Research によると、発表から 3 日で 35 万冊以上の電子教科書がダウン
ロードされた。
Apple は教科書市場へのアプローチを強力に推進するだけでなく、インディー作家が自分の本を
iBooks Store で販売するのを機能満載のツールキット「iBooks Author」で後押ししている。われわ
れは Apple 関係者の情報を得て 3 週間前に同社の自主出版プログラムについてお知らせしたが、
筆者は本を編集し投稿するのに簡単に利用できるプラットフォームがついに現れたことを非常に
うれしく思っている。これまでに iBooks Author は Apple から 9 万回以上ダウンロードされたようだ。
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【コラム】印刷版の 1/5、アップルの iBookstore の教科書はなぜ安い(1/26:マイナビニュース)
http://news.mynavi.jp/column/svalley/448/
19 日に米 Apple が「iBooks 2 for iPad」と「iBooks Author」を発表し、テキストブック市場への本格
参入を果たした。が、教育関係者からは好意的な感想が聞こえてくるものの、ネット上では少なか
らず逆風を浴びている。iBooks 2 向けのメディアリッチな電子ブック形式は Web 標準を土台に"独
自"拡張したものであり、また iBooks Author で作成した電子ブックの有料販売を iBookstore 経由
のみとするように同ツールのエンドユーザーライセンス契約で制限している。Apple らしいといえば、
Apple らしいが、教科書でもユーザーを囲い込む戦略はいかがなものかというわけだ。Apple は本
当に教育を変えようとしているのか、それとも教育を食い物にしようとしているのか……答えは
iBookstore に並ぶ大手教科書出版社の教科書の「ほとんどが 14.99 ドル以下」という価格に表れ
ている。
【その他】
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【ヒラギノフォント、セコム最新システムに採用】大日本スクリーン、ヒラギノフォントがセコムの最
新システムに採用(1/31:PJWebNews)
http://www.pjl.co.jp/news/enterprise/2012/01/3391.html
大日本スクリーン製造(株)のメディアアンドプレシジョンテクノロジーカンパニー(青木克彦社長)
が製造・販売するヒラギノフォント「ヒラギノ丸ゴシック体」がこのほど、セコム(株)(前田修司社
長)が販売する最新ホームセキュリティシステム「セコム・ホームセキュリティ G-カスタム」の操作
パネル(ホームコントローラー)の表示用フォントに採用された。
今回の採用では、幅広い年齢層に対して視認性が高いこと、モニター上でも文字のディテールが
美しく安定感があること、セキュリティ機器の堅いイメージを払拭する親しみやすく柔らかな印象
を与えられることなどがセコム社のデザインイメージにマッチし、高く評価された。
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【神奈川県印刷会社内で写真展】戦争知らぬ世代にも、広島出身の男性が江成さん写真展を企
画(1/29:カナコロ)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1201290018/
「戦争の昭和」を撮り続ける写真家・江成常夫さん(75)=相模原市在住=が、沖縄戦で多くの死
者を生んだ「ガマ」にレンズを向けた写真展が、同市中央区の印刷会社内で開かれている。企画
したのは広島県出身の男性社員。先祖が原爆禍に苦しんだルーツを持つ 34 歳は「戦争を知らな
い世代にも見てほしい」と来場を呼び掛けている。
社員は同区宮下の印刷会社ハシモトコーポレーション(橋本欽至社長)の前野智彦さん。同時期
に相模原市民ギャラリーで、十五年戦争をテーマにした江成さんの集大成といえる写真展が開か
れることから、「沖縄戦を伝える作品も合わせて見てもらいたい」と同社3階のギャラリースペース
での開催を依頼した。
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【デザイン誌紹介記事】紙加工、マニアックに紹介 プロ向け雑誌が好評(2/1:朝日新聞)
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201201310367.html
本の装丁が気になるような書物好きの間で、ひそかに話題になっている雑誌がある。「デザイン
のひきだし」(グラフィック社刊、税別2千円)だ。
編集部いわく「プロなら知っておきたいデザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌」。デザイン関係の
プロ向けに2007年、創刊された。年3回発行されているが、マニアックな特集と深い取材が目を
ひく。
最新号の巻頭特集は「表面加工AtoZ」。キラキラ・ツルツルから、つや消し・しっとりまで、紙の表
面にニスを塗ったり、フィルムを貼ったり、といった特殊加工法を紹介している。江戸時代の錦絵
製作でも表面加工が施されていたことなど、うんちく満載の読み物も充実している。
驚かされるのは、「写真と説明だけでは質感が伝えられないから」と実物見本をとじ込んでいるこ
と。おかげで仕上がりの違い、技術の精緻(せいち)さは素人にも一目瞭然だ。
過去にもインキや紙の特集など、狭く深い企画が目白押し。新技術の紹介だけでなく、廃れゆく
凸版・活版印刷の再評価などセンスが光る。「水に溶けるメモ」が入った、昭和30年代生まれに
は懐かしい「スパイ手帳」を模した「スパイノート」を付録につけるなど、遊び心も。特集以外にも装
丁デザイナーへのインタビューや印刷関係の職人技の紹介コーナーなど、紙愛・印刷愛にあふ
れた記事が満載で読み応えがある。
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【キヤノン MJ、昭和情報機器を 5/1 付で完全子会社化】キヤノンMJ、昭和情報機器を5月1日付
で完全子会社化(1/27:サーチナ)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0127&f=business_0127_139.shtml
キヤノン子会社のキヤノンマーケティングジャパンは、5 月 1 日を効力発生日として、昭和情報機
器を株式交換により完全子会社化する。同社の株式は、4 月 25 日付で上場廃止となる。
印刷市場が大きなパラダイムシフトを迎え、プロダクション市場においても「デジタル商業印刷」と
「帳票印刷」がシームレスに変化することが予測される中で、双方の強みの相乗効果を発揮する
ことで競争力を強化し、アジア圏への事業展開を加速する。
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【プレスリリース:500 円で作るフォトブック】500 円でつくるかわいいフォトブック『TOLOT』「第 1 回
デジタルえほんアワード」に協賛(1/26:Gihyo.jp)
http://gihyo.jp/ad/pr/2012/NRR201294440
株式会社フリップ・クリップ(本社:東京都千代田区,代表取締役社長:末松亜斗夢)は,株式会社
デジタルえほん,および NPO 法人 CANVAS 主催の「第 1 回デジタルえほんアワード」の趣旨に賛
同し,このたび協賛することとなりました。
「第 1 回デジタルえほんアワード」は,子供たちに夢を与え,想像力を喚起し,現実の世界をより
豊かにさせる「絵本」が,昨今の新しい出版形態である電子書籍においてもさらに子供たちを魅
了する「デジタルえほん」であることを願い,新しいデジタル表現手法の開拓と発展を目的に設立
されたアワードです。「デジタルえほん企画部門」と「デジタルえほん作品部門」の 2 部門を設け,
それぞれグランプリ,準グランプリ,審査員特別賞が選定されます。
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【千葉県ゆるきゃら、市民グループ公認キャラ目指す】「まきべ~」でいすみ市PR/市民グループ
市公認キャラ目指す(1/30:読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120129-OYT8T00706.htm
県木の槙を家の周りに巡らせる槙塀は、同地域を代表する住居景観。まきべ~は2006年、同
市大原の印刷業栗林正明さん(43)が、地元の風土を生かしたキャラクターを作りたいと考案。
パソコンでデザインし、槙塀から名前も拝借した。
緑色の板状の体に茶色の短い手足が付き、刈り損ねた葉が頭の上に2本飛び出す。かつて子供
たちが槙の葉で作って遊んだ十字手裏剣を手にしている。
イラストとしてのみ存在していたまきべ~は08年、栗林さんが所属するまちおこしNPO「いすみラ
イフスタイル研究所」のメンバーの同市苅谷、シャッター販売業奥村雄司さん(40)が立体像を制
作。ウレタンの板材をカッターで切り出し、ペンキで色を塗った。この初代まきべ~は、同NPOの
シンボルとして事務所に置かれたが、訪れる人から名や由来を聞かれるなど人気が出てきたた
め、メンバーや家族が毛糸やムートン生地で手作りした小型のまきべ~を数種類作成。昨年暮れ
からは毛糸で編んだ「まきべ~エコたわし」(380円)の販売も本格的に始めた。
(中略)栗林さんは「まきべ~に観光振興や地域PR、そして自然を大切にするエコのシンボルに
なってほしい」と、たわし発売を機に活躍させたい考えで、着ぐるみ作りも計画中。奥村さんも「市
にはゆるキャラがいないので、まきべ~の働き口は多いはず」と期待を膨らませている。
夷隅地域によく見られる槙(まき)の塀をモチーフにした不思議系キャラクター「まきべ~」を地域を
代表するゆるキャラにしようと、考案したいすみ市の市民グループが活動を始めた。メンバーは
「いずれは市に公認してもらい、まちおこしや観光などのPRに役立てばうれしい」と意気込む。
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【神戸の新商品認定】ガラスに特殊印刷、自在に発光 「神戸の新商品」認定(1/27:神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004773789.shtml
神戸市が市内中小企業の優れた商品を認定する本年度の「神戸の新商品」に早水電機工業(長
田区)とE.I.エンジニアリング(中央区)の商品がそれぞれ選ばれた。
早水電機工業分は「ハヤミズ・エコ・ライト」。ガラス板に特殊な印刷を施すことでガラス全体を好
みの色に発光させたり、光で特定の図形や文字を浮き上がらせたりできる。商業施設などで需要
があり、市は昨年、神戸ハーバーランドのエスカレーターに採用した。
一方、E.I.エンジニアリング分は「エネルギーシミュレーションソフト・エネプロ21」。企業などが
熱源設備の節電運転などを簡単にシミュレーションできるソフトで、各メーカーの熱電機器4400
基以上の性能データを搭載。企業などがコストを最も抑えられる運転方法や、リニューアルに適
した機器をパソコン上で検討することができる。
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【イベント・セミナー】
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【作品募集:第 46 回造本装幀コンクール(4 月 2 日まで)】「第 46 回造本装幀コンクール」 4 月 2
日まで作品を募集(1/31:印刷タイムス)
http://www.monz.co.jp/2012/01/4642.html
http://www.jbpa.or.jp/pdf/documents/zohon46.pdf
日本書籍出版協会と日本印刷産業連合主催の「第 46 回造本装幀コンクール」では、4 月 2 日ま
で作品を募集している。
同コンクールは、出版、デザイン、印刷・製本産業の向上・発展と読書推進を目的としている。入
賞該当作品としては、造本技術・装幀デザインが優秀であり、次の条件を備えているもの。
▽造本目的と実用性との調和がとれており、美しく、かつ本としての機能を発揮しているもの。
▽編集技術ならびに表紙、カバー、本文デザインが創造的に富み、将来に示唆を与えると認めら
れるもの。
▽印刷・製本技術がとくに優れているもの。
▽材料の選択がとくに優れているもの。
各賞受賞作品ならびに、すべての応募作品は 7 月 5 日~8 日に開催される東京国際ブックフェア
2012 内の特設会場で展示される。
さらに、各賞受賞作品は海を渡り、フランクフルト・ブックフェアへ、さらにライプツィヒの「世界で最
も美しい本コンクール」に日本代表として出品される。
なお、現在、印刷博物館にて前回コンクールの入賞作品及び、世界の美しい本を集めた「世界の
ブックデザイン 2010-2011」を開催している。
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【2 月 13 日東京:電子書籍関連シンポジウム】電子出版制作・流通協議会、2 月 13 日に「電子出
版アクセシビリティ・シンポジウム」を東京・神保町で開催(1/25:hon.jp)
http://hon.jp/news/1.0/0/3050/
http://aebs.or.jp/seminar.html
一般社団法人電子出版制作・流通協議会(本部:東京都千代田区、以後:電流協)は 2 月 13 日、
東京都の如水会館で「電子出版アクセシビリティ・シンポジウム」を開催する。電流協は、電子書
籍などの制作・流通企業が会員の社団法人で、大日本印刷・凸版印刷・電通の 3 社が幹事企業
をつとめている。今回開催されるシンポジウムでは、読み上げ機能(TTS)や文字拡大機能など、
目の不自由なユーザーにも電子読書の世界を切り開くために同団体が行なっている各種研究の
中間報告および関係者たちによるパネルディスカッションが中心となる。
一般ユーザーの参加も可能で、専用ページで出席予約する必要がある(先着 300 名まで)。
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【2 月 15 日東京:電子書籍関連セミナー】アイドック、2 月 15 日に東京・秋葉原で無料セミナー「い
よいよ始まる EPUB、制作の現場からの報告」を開催(1/27:hon.jp)
http://hon.jp/news/1.0/0/3056/
http://www.keyring.net/topics/seminar/2012/0215.html
アイドック株式会社(本社:東京都品川区)は 2 月 15 日、日本国内の EPUB 電子書籍エキスパー
トたちによるミートアップ・無料セミナー「いよいよ始まる EPUB、制作の現場からの報告」を東京・
秋葉原 UDX ビルで開催する。
本セミナーでは、成井秀樹氏(アイドック代表)・小木昌樹氏(マイナビ「EBOOK ジャーナル」編集
長)・小林徳滋氏(アンテナハウス代表)・福浦一広氏(インプレス R&D「OnDeck」副編集長)・佐々
木康彦氏(シーエムパンチ代表)・小林誠司氏(フューズネットワーク)がそれぞれ講演を行ない、
EPUB 形式での電子書籍のシステムや制作の実際を紹介する。なお、本セミナーに出席する場
合は専用ページでの予約が必要で、定員 60 名となっている。
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【3 月・4 月東京・名古屋:キヤノン写真イベント】キヤノン、女性・親子向けの特別イベントを東京
と名古屋で開催(2/2:デジカメ Watch)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120202_509180.html
キヤノンは、女性や親子を対象としたイベントを 3 月 14 日から順次開催する。いずれも参加は無
料(要申し込み)。

【3 月 21 日東京:印刷産業ビジョン発表記念セミナー】印刷産業ビジョン『SMATRIX 2020』発表記
念セミナー開催のご案内(1/30:日本印刷産業連合会)
http://www.jfpi.or.jp/information/116.html
日 本 印 刷 産 業 連 合 会 で は 、 平 成 23 年 印 刷 文 化 典 事 業 の 一 環 と し て 印 刷 産 業 ビ ジ ョ ン
「 SMATRIX 2020 -スマート社会に貢献する印刷産業-」を策定いたしました。本セミナーでは、
このビジョンに基づき、市場の分析と動向および展開事例をいくつかご紹介いたします。
また、特別講演として、電子出版の世界的な動きや、日本の電子書籍普及政策の現状と方針お
よび今後の展望について、総務省情報流通振興課松田様に講演していただきます。
【開催日時】
平成24年3月21日(水) 午後1時 30 分~午後4時 30 分
【会
日本印刷会館 2階 大会議室(東京都中央区)
場】
【参 加 費】
会員・賛助会員 : 5,000 円 (冊子不要の場合 3,000 円)
一般参加者
: 7,000 円 (冊子不要の場合 5,000 円)
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