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2013年2月期 決算説明会資料 - PAL CO.,LTD | 株式会社パル

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2013年2月期 決算説明会資料 - PAL CO.,LTD | 株式会社パル
2013年2月期
決算説明会資料
2013年4月24日
株式会社パル
証券コード:2726
目次
財務報告
2013年2月期 決算概況
2014年2月期 業績見通し
2
3
15
経営ビジョン
17
参考資料
31
財務報告
2013年2月期 決算概況
2014年2月期 業績見通し
2013年2月期 連結・単体決算概況
売 上 高:上場来、12期連続の増収を達成
経常利益:単体は、5期連続の増益を達成
:連結は、㈱ナイスクラップの業績悪化を主因に、減益
連結
売上高
経常利益
92,479
100,000
15,000
単体
売上高
経常利益
15,000
100,000
85,360
80,000
77,395
66,461 69,879
7,848
6,838
4,243
67,075
10,000
60,000
40,000
74,807
80,000
60,000
7,542
5,247
49,136 52,737
40,000
5,000
20,000
3,886
58,943
7,737
10,000
7,836
6,331
5,037
5,000
20,000
0
0
2009/2
2010/2
2011/2
2012/2
2013/2
0
0
2009/2
2010/2
2011/2
2012/2
2013/2
PAL Co., Ltd. 3
2013年2月期 連結損益状況
単位:百万円
2012年2月期
2013年2月期
公表値
実績
前年比
売上高
売上総利益
(売上比)
営業利益
(売上比)
経常利益
(売上比)
当期純利益
(売上比)
公表値比
85,360
48,447
91,710
52,295
92,479
52,264
108.3%
107.9%
100.8%
99.9%
56.8%
57.0%
56.5%
ー
ー
7,808
9,130
7,549
96.7%
82.7%
9.1%
10.0%
8.2%
ー
ー
7,848
9,030
7,542
96.1%
83.5%
9.2%
9.8%
8.2%
ー
ー
3,437
4,500
4,396
127.9%
97.7%
4.0%
4.9%
4.8%
ー
ー
㈱ナイスクラップの業績悪化で、営業利益、経常利益は5期ぶり減益
PAL Co., Ltd. 4
2013年2月期 単体損益状況
単位:百万円
2012年2月期
2013年2月期
公表値
実績
前年比
売上高
売上総利益
(売上比)
営業利益
(売上比)
経常利益
(売上比)
当期純利益
(売上比)
公表値比
67,075
38,472
72,000
41,370
74,807
42,897
111.5%
111.5%
103.9%
103.7%
57.4%
57.5%
57.3%
ー
ー
7,683
7,990
7,796
101.5%
97.6%
11.5%
11.1%
10.4%
ー
ー
7,737
7,950
7,836
101.3%
98.6%
11.5%
11.0%
10.5%
ー
ー
3,819
4,040
3,827
100.2%
94.7%
5.7%
5.6%
5.1%
ー
ー
チャオパニックで特に上期苦戦し、減収減益となったが、下期より回復
パルフェス等で、広告宣伝費が増えたことが利益の伸びを抑えた
PAL Co., Ltd. 5
2013年1月期 株式会社ナイスクラップの状況
単位:百万円
2013年1月期
(当初の通期予想)
売上高
2013年1月期
実績
2014年1月期
(通期予想)
前期末比増減
11,000
9,606
10,310
704
営業利益
510
△375
174
549
経常利益
549
△380
185
565
当期純利益
245
△776
35
811
基幹ブランド 『one after another NICE CLAUP』 の売上高14.9%減少など、
主要ブランドで、売上高が減少し、苦戦した
利益面では、各利益項目で大幅な減益となる
今後の基本戦略 ・・・ 『求心力で回す経営』 から 『遠心力で回す経営』 へ
1.組織・風土の体質改善の継続
2.既存店の活性化
3.攻めの経営への転換
2014年1月期は、利益面での各利益項目で大幅な増益を見込む
PAL Co., Ltd. 6
セグメント別販売実績及びEC売上高の状況
単位:百万円
2012年2月期
2013年2月期
前年度比
衣料
売上高
構成比
営業利益
営業利益率
70,010
74,190
82.0%
80.2%
5,859
5,687
8.4%
7.7%
売上高
構成比
営業利益
営業利益率
15,180
18,098
17.8%
19.6%
1,959
1,859
12.9%
10.3%
168
190
106.0%
雑貨
119.2%
その他
売上高
2012年2月期
EC売上高
ZOZO TOWN
自社PALCLOSET
その他
合計
対衣料売上高比率
1,263
686
256
2,205
3.1%
2013年2月期
1,585
971
859
3,415
4.6%
雑貨事業は『3コインズ』中心に、大きく伸張した
EC売上は、自社サイト及び新たなサイトへの出店で好調に推移
113.1%
前年度比
125.5%
141.5%
335.5%
154.9%
PAL Co., Ltd. 7
主要ブランド
売上高
5,375
単位:百万円
5,939
5,359
90.2%
2011/2
2012/2
売上高
3,758
2012/2
売上高
22店舗
ミスティック
店舗数
25店舗
パピヨネ
店舗数
37店舗
2013/2
4,101
96.9%
2011/2
店舗数
メンズ・レディースのベーシックスタイルを
中心としたオリジナル商品をメインに、
国内外から高感度なカジュアルアイテムを集め、
都市で生活する感度の高いお客様へむけて、
アダルトでスタイリッシュなライフスタイルを
常に提案していきます。
単位:百万円
4,230
チャオパニック
女性なら誰もが待ち合わせている
「セクシーと自然体。」
その異なる2面性の微妙な境界線を
リアルクローズに落とし込み、
トータルコーディネートで提案しています。
2013/2
単位:百万円
4,783
3,764
1,733
2011/2
127.1%
2012/2
「PAPILLONNER」の意味は、「移り気な…」
「変化す…」自分への投資を惜しまず、
常に探求心を持ち続ける大人の女性、
背伸びをして自分を高めようとする人達に
提案するショップです。
2013/2
PAL Co., Ltd. 8
主要ブランド
売上高
4,151
単位:百万円
4,247
2012/2
売上高
店舗数
23店舗
ラシット
店舗数
44店舗
スリーコインズ
店舗数
91店舗
5,065
119.3%
2011/2
ガリャルダガランテ
「GALLARDAGALANTE」とは、
コケティッシュでいて洗練された、奔放でいて
上品なというスペイン語の造語です。私たちは
その意味のもと流行に左右されず、自分らしさを
表現するためのお洋服を提案しています。
2013/2
単位:百万円
5,589
4,202
2,884
2011/2
133.0%
2012/2
売上高
8,873
2013/2
単位:百万円
10,428
12,609
120.9%
2011/2
何年経っても色褪せない、使い込むほどに
その人に馴染んでいく、かけがえのない永遠の
存在となりえる究極の定番に、
時代の艶感をそえて懐かしくもぬくもりのある
商品を提案します。
2012/2
HAPPY LIFE CREATOR(幸せな生活の創造者)
として皆様の毎日を“ちょっと幸せ”にする雑貨を
ご提案しています。キッチンやインテリア用品に
至るまで全ての商品が¥315という
驚きとともに選ぶ楽しさ、使う喜びを一人でも
多くの皆様に感じていただきたい…
そんな思いが込められた雑貨店です。
2013/2
PAL Co., Ltd. 9
販売費及び一般管理費
単位:百万円
2012年2月期
単体
連結
販管比率(連結ベース)
人件費率
賃料費率
広告宣伝費率
30,789
40,639
47.6%
18.4%
16.5%
1.3%
2013年2月期
35,101
44,715
48.4%
18.6%
16.5%
1.5%
前年度比
114.0%増加
110.0%増加
(0.8%増加)
(0.2%増加)
(横這い)
(0.2%増加)
昨年、パルグループとして初めて実施した 『パルフェスティバル』 や
他のプロモーション強化のための広告宣伝費で増加
PAL Co., Ltd. 10
店舗数
期末店舗数693店舗
その他地方
関西圏
関東圏
(前期比+41店)
800
700
600
500
543
585
601
197
189
154
169
146
400
300
652
693
187
196
178
174
258
276
300
229
253
2009/2
2010/2
2011/2
2012/2
2013/2
168
200
100
出店状況
新規出店が83店、退店が42店で、
前期比41店舗の増加となった
(別途、業態変更8店舗、合併2店舗
の増減)
各ブランドの出店状況
ファッショントレンドの向かう方向にある
ガリャルダガランテグループで13店舗、
ラシットで7店舗と積極的に出店する
一方、チャオパニックやミスティックでは、
横這いでの対応。
また、3コインズで10店舗など雑貨全
体で23店舗出店と、依然出店ニーズ
は高い。
0
PAL Co., Ltd. 11
特別損益
単位:百万円
2012年2月期
関係会社株式売却益
固定資産売却益
負ののれん発生益
その他
特別利益合計
固定資産除却損
リース契約解約損
貸倒引当金繰入額
減損損失
関係会社株式評価損
投資有価証券評価損
災害義捐金等
災害による損失
資産除去債務会計基準に伴う影響額
その他
特別損失合計
ー
18
ー
ー
18
203
14
ー
267
ー
29
96
31
613
19
1,276
2013年2月期
ー
ー
452
ー
452
277
16
ー
231
50
ー
ー
ー
ー
ー
575
PAL Co., Ltd. 12
連結貸借対照表
単位:百万円
2012年2月期 2013年2月期
流動資産
現金及び預金
売掛金
たな卸資産
その他
固定資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
資産合計
流動負債
固定負債
負債合計
純資産合計
負債資本合計
40,120
31,175
3,784
4,076
1,085
20,271
6,876
38
13,357
60,392
19,881
11,250
31,132
29,259
60,392
43,112
32,570
3,997
5,439
1,109
20,322
7,191
72
13,059
63,435
20,224
11,586
31,811
31,624
63,435
前期末比増減
備考
1,395増加
1,363増加
在庫が増えたが、3coinsやラシットの売上増に伴う、在庫確保が主因
PAL Co., Ltd. 13
連結キャッシュ・フロー計算書
単位:百万円
2012年2月期
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の増加 (減少) 額
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
6,018
△598
△1,722
3,696
26,630
30,326
2013年2月期
4,274
△169
△2,683
1,423
30,326
31,750
営業活動によるキャッシュ・フロー
在庫の増加等により、昨年対比減少した
財務活動によるキャッシュ・フロー
子会社での自己株式取得等の影響で減少した
PAL Co., Ltd. 14
2014年2月期 連結・単体業績の見通し
単位:百万円
1.連結
2013年2月期
売上高
売上総利益
販売管理費
営業利益
経常利益
特別損益
当期純利益
92,479
52,264
44,715
7,549
7,542
574
4,396
2014年上期
47,820
27,240
23,200
4,040
3,940
385
2,040
2014年下期
52,480
29,879
24,851
5,020
4,980
385
2,660
粗利 56.5%
2014年2月期
100,300
57,119
48,051
9,060
8,920
770
4,700
前期比
8.5%
9.3%
7.5%
20.0%
18.3%
34.1%
6.9%
粗利 56.9%
2.単体
2013年2月期
売上高
売上総利益
販売管理費
営業利益
経常利益
特別損益
当期純利益
74,807
42,897
35,101
7,796
7,836
1,050
3,827
粗利 57.3%
2014年上期
38,720
22,230
18,390
3,840
3,790
350
1,990
2014年下期
42,600
24,470
19,810
4,660
4,620
350
2,480
2014年2月期
81,320
46,700
38,200
8,500
8,410
700
4,470
前期比
8.7%
8.9%
8.8%
9.0%
7.3%
△33.3%
16.8%
粗利 57.4%
売上高は、1,000億円の代替わり達成を目標、利益はグループ各社へ、
『パル流』 経営の一層の浸透を図ることで、回復基調へ
PAL Co., Ltd. 15
2014年2月期 業績見通しの前提
1.店舗数の状況
()内、期初時点の確定数
2011年2月期
新規店舗数
70
連結子会社での増加店舗数
退店店舗数
店舗数純増
会計年度末の店舗数
2.既存店売上の状況
2012年2月期
120
5
74
51
652
-
54
16
601
2013年2月期
2014年2月期
83 (38)
(54)
(8)
(6)
(56)
(749)
-
42 (7)
41 (31)
693
(除く、㈱ナイスクラップで、パルグループ各社の合計)
2011年2月期
既存店売上推移
2012年2月期
102.3
99.9
2013年2月期
2014年2月期
99.0
100.0
3.客数、客単価の推移
客単価前年度比
衣料事業
雑貨事業
全体
客数前年度比
103.8%
100.0%
102.1%
95.1%
101.2%
99.6%
PAL Co., Ltd. 16
経営ビジョン
業績推移
中長期ビジョン
当社の強み
ビジネスモデル
株主還元策
業績推移
(%)
61
65
50.0
50.9
75
70
80
80
80
80
80
80
80
53.2
54.0
55.7
56.3
56.0
56.8
56.5
54
(百万円)
50.0
52.6
50.3
100,000
2007年
SPA化率 80%を達成
90,000
SPA化率
92,479
85,360
総利益率
77,395
2006年
東証1部に上場
80,000
90
80
70
60
50
40
66,461
70,000
売 上 高
69,879
経常利益
61,360
60,000
50,000
2002年
ナイスクラップに
資本参加
55,445
44,122
(百万円)
10,000
40,000
7,848
30,514
30,000
6,838
24,921
5,463
19,520
10,000
1,323
1,521
5,247
5,221
4,169
20,000 16,005
2,319
7,542
4,243
5,000
2,028
0
0
2002/2
2003/2
2004/2
2005/2
2006/2
2007/2
2008/2
2009/2
2010/2
2011/2
2012/2
2013/2
PAL Co., Ltd. 18
中長期ビジョン
事業戦略
『パル流』 経営のグループ会社への一層の浸透
新規ブランドの創設(社内外提案、M&A)
インフラ強化
IT、物流、生産
5年後 (2018年) の業績ビジョン
連結売上高:1,500億円
連結経常利益率:13%
2,000億円
2,000億円
1,500億円
1,500億円
1,000億円
1,000億円
2013年度
2018年度
2023年度
PAL Co., Ltd. 19
当社の強み
ファッションという
感性を売る
マーケット・イン
の経営
『パル流』の経営
社員の高い
モチベーション
徹底した
計数管理
PAL Co., Ltd. 20
ビジネスモデル① 当社のターゲットと基本戦略
マスファッション向けの価格破壊型U社とは対極
若い世代の購買意欲は、
デフレ不況の中でも減退していない
ファッションへの関心
高い
提案力・企画開発力の高い企業は
業績の伸長が可能
トップファッション
ハイファッション
ベーシックファッション
マスファッション
低い
当社の基本戦略
高い提案力・開発力
最先端トレンド
当社のターゲット
カジュアルU社
専門店を凌駕
トップファッション
渋谷109型・ロック型・ストリート型等に代表される、目立ちたがりやの若者の奇抜なファッション
ハイファッション
高い感性を持ったファッションリーダーが、トップファッションの中からエキスを抽出し、創り出したファッション
ベーシックファッション
マスファッション
ハイファッションの中からオシャレに関心のある多くの若者層が追随してトレンドとなったファッション
流行の少ない実需衣料
PAL Co., Ltd. 21
ビジネスモデル② 高い提案力・開発力とその基盤
価格破壊型U社とは対極のポジション
当社の
ファッションというソフトを売っている
ファッションとは、情緒的満足を
求めて流れていくファッションという
ソフトを創ること
マーケットインの経営=提案力・企画
開発力が企業の力を左右する
提案力 を支えているもの
後発の小売店であるが故に、提案力が
なければ成長できないという歴史的背景
提案を受けるに当って、消費者と同世代、
同感覚の若く感性のある者を積極的に活用
拝啓社長殿を中心とした提案制度による
意見の吸上げ、積極的提案の起こる社風
人事採用に当って、提案力を重視。
提案を具体的に事業化するための登用制度
PAL Co., Ltd. 22
ビジネスモデル③ 流れの 「次」 を読むためのパルマップ
パルマップとは・・・・・
戦後40年の経験とファッションの経過を詳細に分析し、
「NEXT」を限りなく正確に掴むための、
当社独自のファッショントレンドの指針。
パルマップ概略図 (12年周期)
提案の正確性、方向性を
決定する秘訣
ファッショントレンドのイメージ図
ドレスアップエレガント (タウン)
コンサバ
ベーシック
セクシー
ハード
ソフト
ユニセックス
アウトドアー
ドレスダウン (カジュアル)
PAL Co., Ltd. 23
ビジネスモデル④ パルマップと当社の店舗展開
ドレスアップ
オールラウンドの
店舗展開
N社
ソフト
ハード
安定的かつ
高度な企業成長
U社
ドレスダウン
PAL Co., Ltd. 24
ビジネスモデル⑤ パルサイクルの進化
仕入
(発注管理)
MDの質向上
MD意図の伝達
(ビジュアル化)
2ヶ月MD会議
(スタイリング提案、
ビジュアルマップで表現)
現業へ
Quick Response
フィードバック
1週間サイクルでの検証
売上
単品情報の集積を
線でとらえる
在庫
週間MD会議
MD情報の収集・
分析
MDの修正
発注の修正
明確なMD意志意図
早く
広く
知識・ノウハウ
の蓄積
他メーカー
競合他店情報
■ 検証項目例
なぜ売れたか
どんな見せ方をしたか
VMDの主眼をどこに置いたか
どんな速さで売れたか
どんな客筋に、どんなコーディネイトで
意図が当ったか、意図と違う売れ方か
色や柄か、素材やデザインが良かったか
もっとヒットさせるには
次のシーズンの芽を探る
私が好きだったから沢山売った
etc.
なぜ動きが悪かったか
どんな見せ方をしたか
VMDは適切だったか
消費者は全然興味を示さなかった
消費者は興味を示したが買わなかった
プライスは適切だったか
色・柄・素材・デザインはどうか
投入のタイミングが遅かったか早かったか
売れた数量が多すぎはしなかったか
意図はどうだったか
競合店で以前より安く売っていた etc.
MDの質向上
先見性、先行性、企画開発力
PAL Co., Ltd. 25
ビジネスモデル⑥ パルサイクルは完成段階へ
具体的な施策
助走段階
1997年
第1段階
1998年
第2段階
1999年
2000年
第3段階
2001年
第4段階
2007年
粗利率
SPA化率
計数管理の徹底 → 一品管理システム導入
KDD(勘と度胸とドンブリ勘定) → KDK (勘と度胸と計数管理)
41.8%
ー
在庫の質向上 → 週間MD情報の収集・分析
売れ筋フォロー、死に筋排除、売変ロス削減
44.3%
ー
45.1%
25%
47.0%
35%
①商品企画部(事業部毎)の充実、
②処理機能(アウトレット事業部の設置)
③商品制作部ハイキスの設置
49.9%
48%
マーケット・イン手法の完成 → オリジナル(差別)化、
粗利率・SPA化目標を達成(80%)、A分類商品中心へ移行、
仕入・販売ルートの多様化、商品企画・提案力の強化、ブランドの確立
53.2%
80%を達成
58%を目指す
80%を維持
①明確なMDの意志・意図の設定
②メーカーへの別注を主体にSPA化へ舵取り、
③7:2:1のシミュレーション導入、
④ABC商品分類導入、⑤発注管理システム導入
完成段階
2009年
‘一流になろう’の目標樹立。 → SPA化目標を達成以降、
物流改革を実行 「商社経由から自社倉庫経由へ」 → 毎日配送へ。
MDの精緻化へ修正発注会議を導入。全ブランドへ浸透。
PAL Co., Ltd. 26
ビジネスモデル⑦ 粗利確保とリスクヘッジ対策
仕入計画時の言語
最終販売実績率による、
粗利確保のシミュレーション
7:2:1シミュレーション
例
定価100円、
仕入個数100個と
仮定した場合
プロパー売り (定価販売)
70%
7,000円
バーゲン売り (半額販売)
20%
1,000円
売 れ 残 り (廃棄処分)
10%
0円
売
上
計
8,000円
原 価 率
原価率と実質
粗利との関係
30%
35%
40%
45%
50%
55%
60%
56.25%
50%
43.75%
37.5%
31.25%
25%
実質粗利率
62.5%
基本戦略=当初より売変・廃棄リスクを想定し、リスク軽減を図る
PAL Co., Ltd. 27
ビジネスモデル⑧ A分類商品の販売強化
商品区分
仕入形態毎に商品を区分管理
SPA化率 80%達成
当社、商品区分 【2011年~2014年】
区分
A
C・D
構成比
初 期 発 注
追加修正発注
15%
TOTAL
51%
34%
原価率
消化シミュレーション
粗利率
相乗指数
28%
33%
6・3・1
8・1・1
62.7
61.1
32.0
20.8
50%
7・2・1
37.5
5.62
7・2・1
58.42%
注)上記の数表は、あくまでもABC商品区分を説明するためのシミュレーション例であり、
当社の実際の商品構成および粗利率を保証するものではありません。
基本戦略=A区分商品の販売強化によって粗利率の向上を図る
PAL Co., Ltd. 28
ビジネスモデル⑨ 業績検証と成果評価
検証項目
売
上
高 予算達成100%で400点
流動資金管理 +7日で100点
粗
利
率 2011年は58%で100点
人 件 費 率 売上対比16%で100点
在 庫 回 転 率 40日分(9回転)で100点
棚 卸 差 額 売上対比0.3%で100点
指数化して業績検証を実施人事評価にも活用
第一事業部
第二事業部
第三事業部
第四事業部
第五事業部
第六事業部
第七事業部
開発事業部
全社合計
売上
396
353
310
378
・・・
・・・
・・・
・・・
382
粗利
116
78
93
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
82
人件費
84
77
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
66
在庫
71
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
61
資金
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
棚卸
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
合計
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
100点換算
98
86
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
85
透明性の高い成果評価が社員の高いモチベーションにつながる
PAL Co., Ltd. 29
株主還元策
安定配当を継続することを利益還元の基本方針とする
当期末の1株当たりの配当予想を当初の60円から40円増配し、
100円に修正(1月7日公表済)
120
100
100
80
60
60
50
45
40
30
35
20
0
2009/2
2010/2
2011/2
2012/2
2013/2
2014/2
2013年3月1日を効力発生日として、1株を2株にする分割を実施済みに付き、
2014年3月期 予想1株当たり配当は50円となっています。
PAL Co., Ltd. 30
参考資料
パルWEBサイトのご案内
3月1日に全面リニューアル!
ブランド情報
トップページ
IR情報
PAL Co., Ltd. 32
当社掲載記事のご紹介(繊研新聞4月3日付)
PAL Co., Ltd. 33
パルグループについて
社 是
社
名
「常に新しいファッションライフの
提案を通して社会に貢献」
グループ 「社員と株主みんなの
経営理念 幸せのための経営」
株式会社 パル
所 在 地
【本社所在地】 大阪府大阪市中央区北浜3-5-29 日生淀屋橋ビル4F
【東京事務所】 東京都渋谷区神宮前6丁目12-22 秋田ビル4F
代 表 者
井上 隆太
資 本 金
31億8,120万円
設
1973年10月
立
事業内容
婦人服・紳士服・雑貨等の企画・製造及び卸・小売
従業員数
1,614名(グループ合計2,178名)
店 舗 数
693店舗
2013年2月末現在
PAL Co., Ltd. 34
IR連絡先
経営企画室
TEL 06-6227-0308
FAX 06-6231-1056
本資料に記載されている、計画、戦略、予想などのうち、歴史的事実でない情報は将来の業績等
に関する見通しであり、リスクや不確定な要因を含んでおります。実際の業績は、さまざまな要因
により、これら見通しとは異なる結果となる可能性があることをご了承ください。
また、本資料は当社をご理解いただくために作成されたもので、当社への投資勧誘を目的として
おりません。投資に関する決定はご自身のご判断において行われるようお願いいたします。
PAL Co., Ltd. 35
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