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オープンソースGISを用いた自然環境解析講座

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オープンソースGISを用いた自然環境解析講座
オープンソースGISを用いた自然環境解析講座
近 年 ,世 界 的 規 模で オープンソース G I S の 開 発と利 用 が 急 速 に 進 んで います。また ,オー
プンソースとして提 供されるG I Sソフトは 無 料 の 場 合 が 多く,そのコミュニティー の 充 実 振
りは目を見 張るもの があります。
G C Nで は,
『より多くの 人 にG I S の 面白さと実 用 性を伝えた い!』という目的 のもと,今 年も
オープンソースG I S 講 座を開 催 することとしました 。今 年で 3 回目となる今 回 は,初 心 者 か
ら G I S 経 験 者 まで を 対 象 にし,オ ープ ンソ ース G I S で 主 に 使 わ れる ,
『QGIS』
『GRASS』
『P o s t G I S』を用 いて,自然 環 境 情 報 解 析を行 います。な お,今 回 の 講 座 は み なさまのレ ベ
ル や ニーズ に応じた 4 つ のコースに分けました。
初 心 者 向 けの Q G I S 導 入コースで は,代 表 的 なオープンソースG I SであるQ G I Sを使った G I S
及 び Q G I S の 基 礎を,Q G I S 活 用コースで は,Q G I Sを使った 地 図 の 作 成 や自然 環 境 情 報 解 析
などを行 います。中 級 者 向 けのラスタ解 析コースで は,オープンソースG I S の G R A S Sを使っ
たラスター解 析を通して,G R A S S の 使 い 方 やデータ解 析 の 行 います。また P o s t G I Sコースで
は,様々な高度な解析が可能なPostGISを取り上げ,その使い方やデータ解析を行います。
ぜ ひこの 機 会 に,G I S の 世 界を楽しんで みては い か がでしょう!多くの 方々のご 参 加を,心
よりお 待ちしております。
※QGIS・GRASS・PostGISにつきましては,P6をご覧下さい。
受講コース及び開催日時
受講コースは以下の4コースです。なお,1コースの み の 受 講も可 能で す。
各コースの詳細につきましてはP2∼5をご 覧 下さい。
C 1 : Q G I S 導 入 コース
2012 年 6 月 16 日( 土 ) 9:3 0 ∼ 16:3 0
C 2 : Q G I S 活 用 コース
2012 年 6 月 17 日(日 ) 9:3 0 ∼ 16:3 0
C 3 :ラスタ解析 コース
2012 年 6 月 23 日( 土 ) 9:3 0 ∼ 16:3 0
C 4 : P o s t G I S コース
2012 年 6 月 24 日(日 ) 9:3 0 ∼ 16:3 0
参加費
会場
一 般:2 5 , 0 0 0 円 学 生:1 5 , 0 0 0 円
東京環境工科専門学校3F
〒1 5 0 - 0 0 1 1 東 京 都 渋 谷 区 東 2 - 5 - 3
※1コースの価格。テキスト代を含みます。
※ 当 N P O 会員は 1コースあ たり2 , 0 0 0 円 の 割
引となります。
定員
各コース 2 5
30名
お申し込み〆切
2 0 1 2 年 6 月6 日
※ P 7 にした がってお 申し込 み 下さい。な お ,
先着順につきお早めにお申し込み下さい。
コース紹介:C1
2 0 1 2 年 6 月 1 6 日( 土 )
QGIS 導入コース
『 G I S を 使ってみ た い 』
『自分で 地 図 を 作りた い 』
『 空 間 情 報 を 解 析した い 』。G I S が 普 通 に
利 用されるようになった 今,そんな 要 望 が 高まりつ つあります。でも,市 販 の G I Sソフトを購
入 するには 高 すぎる。そんな 方 が G I Sを始 めるの に向 いているの が,日本 語 環 境 が 充 実し,
無 料で 使えるオープンソースソフトウェアであるQ G I Sで す。様々な サイトからG I Sデータを
ダウンロードし,Q G I Sを使えば,驚くほど簡単にGISを使い始めることができます。
しかし,G I Sを使 いこな すた め には,空 間 参 照 系をはじめ,多くの G I S の 基 礎 知 識を身につ
ける必 要 が あるので す が ,教 科 書も少 なく,自分でコツコツ 勉 強 するの は ,な か な か 大 変
で す。
この 講 座で は,自然 環 境 情 報を使った Q G I S の 演 習を通して,G I S の 基 本 的 な 使 い 方 から,
デ ータ解 析 が 自 分 で 出 来るように なるまで を,丁 寧 に 解 説します。初 め てG I S に 触る方 で
も,やる気 ひとつで,この 実 践 的 な 講 座 を 受 講 することで,G I S の 世 界 へ の 扉 を 開くことが
できます。
QGIS導入コース プログラム(予定)
対象
1
オープンソース G I S に 興 味 を 持 つ 技 術 者 ・
研 究 者 ・ 学 生 ,Q G I S でどの 程 度 のことが で
きるの か 興 味 のあるG I S 関 係 者,G I S 初 心 者
等 が 対 象で す。
すで に ,Q I S の 基 礎 的 な 知 識 を お 持ちで ,
Q G I Sをある程 度 使うことが 出 来る方 につ い
ては,
「Q G I S 活 用コース」の 受 講をオススメ
します。
はじめに(60min)
•自然環境情報と GIS,およびオープンソース GIS について
•課題プロジェクトの紹介
•ソフトウェアインストールの確認
2
GIS と QGIS(60min)
•GIS とは
•QGIS とは
•QGIS の基本操作
(ベクタ・ラスタデータの表示)
•実習
3
QGIS の基本(90min)
•データの取得
•既存データの取り込みと前処理
•メタデータと投影系
•ベクタプロパティ
•ラスタプロパティ
•属性情報の取り扱い
•実習
4
QGIS による自然環境情報の解析(90min)
•データ作成(デジタイジング)
•地図の作成
•解析ツールおよびプラグインの紹介
•実習
参加条件
・パソコンの 基 本 的 な 操 作 ができること。
・当日,ご自身 のノートパソコンを 持 参で き
る方。O S は W i n d o w s X Pまた は 7を想 定し
ています。M a c や L i n u x などその 他 の O Sを
当日ご 使 用 の 方 は,事 前 にご 相 談 下さい。
・申し込 み 後 に お 知らせ する指 示 に 従って,
事 前 にノートパソコン に 必 要 なソフトウェ
アをご 自身で インストー ルした 上 で ,当日
お 持ちい た だくことになります。
コース紹介:C2
2 0 1 2 年 6 月 1 7 日(日 )
QGIS 活用コース
とりあえず G I Sソフトとデ ータは 入 手してデ ータの 解 析をはじめるところまで は 来 た の だ
けど,そこから次 の 一 歩 がうまく踏 み 出 せ な い。G I S はある程 度 使えるけど,オープンソース
G I Sで は 何 ができるの?という方 向 けの 講 座で す。この 講 座 は 単 独で も,6月1 6日に 開 催さ
れる「導 入 編」と合わ せて受 講してい ただいても良い内容となっています。
この 講 座で は,オープンソースG I Sソフトウェアの代表格であるQGISとそのプラグイン,他
の オープンソースソフトとの 組 み 合 わ せ などにより,G I S デ ータの 解 析 ,属 性 情 報 の 検 索 ,
高 度 な 地 図 作 成 などを実 践 的 に 学 びます。演 習で は,日本 の自然 環 境 情 報を使 い,実 際 に
手を動 かしな がらQ G I S の 理 解をより深 めます。この 講 座を通してオープンソースG I Sを使
いこな すた め の 体 力を付 けて頂きます。
QGIS活用コース プログラム(予定)
対象
1
はじめに (30min)
2
各種データの取り扱い (60min)
•空間データベース(PostGIS 等)
•WMS の活用
•GPS データの利用
•実習
G I S の 基 本 的 な 知 識 を すで に お 持ちで,
Q G I S を 使ってデ ータの 解 析 などを 始 め た
い 方 。オ ープ ンソ ース G I S に 興 味 を 持 つ 技
術 者 ・ 研 究 者 ・ 学 生 の 方 や ,Q G I S でどの 程
度 のことが で きるの か に 興 味 が あるG I S 関
係 者。
な お,この 講 座で は,データタイプ,空 間 参
照 系といった ,G I S の 基 本 的 な 内 容 に は,ほ
とんど触 れ ま せ ん 。G I S の 基 本 的 な 知 識 を
身につけたい方は,
「 Q G I S 導 入 コ ース 」の
受 講をオススメします。
4
参加条件
•シラバス / ロジスティック
•課題プロジェクトの紹介
3 属性テーブルの活用 (60min)
•属性の高度な検索
•テーブルの連結
•フィールドの編集,計算
•実習
プラグインの紹介 (90min)
•ベクタ,ラスタツール
•パイソンプラグイン
•GRASS プラグイン
•実習
5 地図の作成 (90min)
•マップコンポーザー
•InkScape を使った本格的地図の作成
6
他のソフトとの連携 (30min)
•R など
・G I S の 基 本 的 な 知 識 があり,Q G I Sを使った
ことがあること。
・当日,ご自身 のノートパソコンを 持 参で き
る方。O S は W i n d o w s X Pまた は 7を想 定し
ています。M a c や L i n u x などその 他 の O Sを
当日ご 使 用 の 方 は,事 前 にご 相 談 下さい。
・申し込 み 後 に お 知らせ する指 示 に 従って,
事 前 にノートパソコン に 必 要 なソフトウェ
アをご 自身で インストー ルした 上 で ,当日
お 持ちい た だくことになります。
コース紹介:C3
2 0 1 2 年 6 月 2 3 日( 土 )
ラスタ解析コース
オープンソースG I Sを使って,本 格 的 にラスタデ ータの 解 析をやってみ た いと考えている
方 に 向 け た 講 座 で す。オ ープンソース G I S の 元 祖 で ある G R A S Sと,日 本 語 環 境 が 整った
Q G I Sを使 い,自然 環 境 情 報 の 解 析を行 い な がらソフトウェアの 使 い 方,データ解 析 の 方 法
を学んで いきます。
ベクタデ ータと並 んで,G I Sで 使 わ れる代 表 的 な デ ータモデ ルで あるラスタデ ータは ,地
形,気 象,土 地 被 覆 などの自然 環 境を効 率 的 にモデル 化 する事 ができ,それらを単 独,また
は 組 み 合わ せることにより非 常 に面白い解析をすることができます。
この 様 なラスタデ ータ解 析 の 醍 醐 味を,地 形 解 析,水 文 解 析といった 演 習を通して学 び,
オープンソースG I S によるラスタ解 析 の基礎を身につけていきます。
ラスタ解析コース プログラム(予定)
対象
1
はじめに (60min)
2
オープンソース GIS と GRASS (90min)
自然 環 境 に 関 連また は 興 味 を 持 つ 技 術 者
・ 研 究 者 ・ 学 生 などで ,オ ープ ンソ ース G I S
に興 味を持っている方。
な お ,G I S の 基 本 的 な 内 容 に は ,ほとんど
触 れません 。G I S の 基 本 的 な 知 識 や Q G I S の
操 作 などを身 に つ け た い 方 は ,
「QGIS導入
コース」
「Q G I S 活 用コース」の 受 講をオスス
メします。
3
GRASS の基本 (90min)
4
GRASS による自然環境情報の解析(90min)
•シラバス / ロジスティック
•自然環境情報と GIS,およびオープンソース GIS について
•課題プロジェクトの紹介
•ソフトウェアインストールの確認
•GRASS とは
•GRASS の起動とユーザーインターフェース
•QGIS と GD AL
•実習
•データベース,ロケーション,マップセット
•既存データの取り込み
•解析環境の設定(投影系,解析範囲,解像度)
•ベクタデータの取り扱い
•実習
•ラスタ解析ツールの紹介
•景観解析
•水文解析
•最短距離解析
•実習
参加条件
・G I S の 基 本 的 な 知 識 が あり,Q G I S を ある
程 度 操 作できること。
・ コ マ ンドライン で の パ ソコン の 操 作 を 厭
わ な い 方。
・当日,ご自身 のノートパソコンを 持 参で き
る方。O S は W i n d o w s X Pまた は 7を想 定し
ています。M a c や L i n u x などその 他 の O Sを
当日ご 使 用 の 方 は,事 前 にご 相 談 下さい。
・申し込 み 後 に お 知らせ する指 示 に 従って,
事 前 にノートパソコン に 必 要 なソフトウェ
アをご 自身で インストー ルした 上 で ,当日
お 持ちい た だくことになります。
コース紹介:C4
2 0 1 2 年 6 月 2 4 日(日 )
PostGIS コース
近 年 急 速 に 利 用 者 が 増えているオープンソース G I Sソフトウェアは ,無 料で 利 用で き,用
途 に応じて使 い 分 ける事 により,市 販 の G I Sソフトと同 等 かそれ以上 の 機 能を提 供してくれ
ます。一 方 で ,市 販 のソフトウェアは 便 利 で す が ,動 作 が 不 安 定 で あったり,思ったような
デ ータ解 析をするに は,今 ひとつ 痒 いところに 手 が 届 か な いことがあります。このようなと
きには,必 要 な 解 析をプログラムすれ ばよい ので すが,かといってプログラミング から学ん
で いくの は,中々大 変で す。
そのような 方 の 強 力 な 味 方 になりうるの が P o s t G I Sで す。P o s t G I S はオープンソースデー
タベ ースであるP o s t g r e S Q L 上で 稼 働し,その 安 定 性,機 能 の 充 実 は G I Sソフトウェアの 中
で も随 一で す。また ,デ ータ解 析 だ けで は なく,ウェブ マップ の バックエンド,G I S サ ー バ ー
としてもその 実 力を発 揮します。
P o s t G I S は バ ー ジョン 2 に なって から は ラスタデ ー タも 扱 えるように なり,今 後 さら に
P o s t G I S が 活 躍 する場 面 は 増えてい きます。この 講 座で は G I S の 可 能 性を切り拓き続 ける
Po s t G I S の 使 い 方を,自然 環 境 情 報 の解析を進めながら,実践的に学んでいきます。
P ostGISコース プログラム(予定)
対象
1
はじめに(60min)
2
PostGIS と QGIS(60min)
自然 環 境 に 関 連また は 興 味 を 持 つ 技 術 者
・ 研 究 者 ・ 学 生 などで,オープンソース G I S ,
特 にP o s t G I S に興 味を持っている方。
な お,G I SとS Q L の 基 本 的 な 知 識 が 必 要で
す。S Q L は 講 座 の 中 で も基 本 から説 明しま
す が ,少しで も知 識 が あるとP o s t G I S の 習
得 が 楽 になります。
•シラバス / ロジスティック
•自然環境情報と GIS,およびオープンソース GIS について
•課題プロジェクトの紹介
•ソフトウェアインストールの確認
•PostGIS,QGIS とは
•QGIS の使い方
•実習
3
PostGIS 入門編(90min)
•PostGIS と PostgreSQL について(PostGIS とは)
•DBMS と SQL(基本的な SQL 構文について)
•PostGIS ジオメトリーと SRS(投影系について)
•PostGIS データの理解
•PostGIS へのデータの取り込み •実習
4
PostGIS 応用編 (90min)
•PostGIS による空間情報の検索(SQL 応用編)
•空間インデックス
•PostGIS によるジオメトリー操作 •より複雑なクエリー
•実習
5
PostGIS ラスタ編 (60min)
•PostGIS ラスタ
•PostGIS へのラスタの取り込み
•PostGIS によるラスタの解析
•実習
参加条件
・G I S の 知 識 があり,Q G I Sをある程 度 操 作で
きること。
・ コ マ ンドライン で の パ ソコン の 操 作 を 厭
わ な い 方。
・S Q L に つ い て 初 歩 的 な 知 識 が 有る 方 。な
お 本 講 座 で は ,S E L E C T ,U P D A T E 等 の 基
本 的 なコマンドだ けを主 に使う予 定で す。
・当日,ご自身 のノートパソコンを 持 参で き
る方。O S は W i n d o w s X Pまた は 7を想 定し
ています。M a c や L i n u x などその 他 の O Sを
当日ご 使 用 の 方 は,事 前 にご 相 談 下さい。
・申し込 み 後 に お 知らせ する指 示 に 従って,
事 前 にノートパソコン に 必 要 なソフトウェ
アをご 自身で インストー ルした 上 で ,当日
お 持ちい た だくことになります。
用語説明
Q-GISについて
Q G I S( Q u a n t u m G I S )は 無 料で
使える日本 語 対 応 が 進んだオープ
ンソースのデスクトップ G I Sソフト
で す。デ ー タ の 閲 覧 ,地 図 作 成 ,
デ ータの 分 析 などができ,G I S 初 心 者 から上 級
者 まで そ れ ぞ れ の 用 途 に 応じて 利 用 で きると
ても使 い や す いソフトで す。ユ ー ザ ーインター
フェー ス が 洗 練 さ れ て おり,多 種 多 様 な G I S
データ(ラスタ,ベクタ,ウェブ マッピング)に対
応している点 ,プラグ イン により様々な 機 能 が
目的に合わせて組み込める点も大きな魅力です。
そ の た め ,学 習 意 欲 は 旺 盛 だ が 資 金 的 に 市 販 の G I Sシステム の 利 用 が 困 難 な 学 生 ,N P O 職 員,一 般 の
方々などにとっては,Q G I S は 魅 力 的 な G I Sソフトということができます。業 務 の 効 率 化(対 費 用 効 率)を考
えているGIS専門家にも,QGISは大きな自由度と可能性を与えてくれます。
QGISのプロジェクトサイト http://www.qgis.org/
QGISのオンラインテキスト http://www.geopacific.org/opensourcegis/gcngisbook/QGIS_book/QGIS_intro/QGIS_TOC
GRASSについて
G R A S S は,オープンソースG I Sソフトウェアのうち,最も歴 史あるもの の 一 つで,ベクタ,ラ
スタ,3 次 元データ,リモートセンシングデータ解 析 など,数 多くの 機 能を提 供 する,強 力 なデ
スクトップ G I Sソフトウェアで す。近 年,G R A S S の 使 い 方 に 関 する本も日本 語 化され ,日本 に
お いてもG R A S S が 普 及 する基 盤 が 整ってきました 。また ,国 内で 人 気 の 高 い Q G I S のアドイ
ンとして,QGISには標準装備されています。
このように,G R A S S は 魅 力 的 なソフトウェアで すが,独自のファイルフォーマット,データベース構 造,用
語 などを採 用しているた め ,これまで 他 の G I Sソフトウェアを使ったことのある人 にとっても,少し癖 のあ
るソフトウェアで す。講 座で は ,G R A S S の 癖 を 理 解し,そ の 強 力 なラスタ解 析 機 能 を 使 いこな すことを目
指します。
GRASSのサイト
http://grass.fbk.eu/
GRASSの本
オープンソースGIS グラスアプローチ 開発社(日本語)
PostGISについて
P o s t G I S は ,そ れ 独自で 高 度 な ベクター 及 び ネットワーク解 析 がで きることに 加え,ウェブ
マップ サ ー バである,M a p S e r v e r や G e o S e r v e r の バックエンドデ ータベ ースとしても使 わ れ
ています。世 界 規 模で 進 む オンライン 地 図 作 成プ ロジェクトの オープンストリートマップも,
P o s t G I Sで 運 営されています。さらに,今 年 からは 正 式 にラスタも扱えるようになりました。こ
のように ,P o s t G I S は オープンソース G I S を 普 及 するた め の 核となる製 品となっています。し
かしPostGISは,SQLを使い,GISデータの視覚化機能もないため,取り付きにくいことでも有名です。
講座では,PostGISの基本を理解し,独自でPostGISを使えるようになるよう,基礎の習得を目指します。
PostGISのサイト http://postgis.refractions.net/
PostGISの解説
http://www.geopacific.org/opensourcegis/postgis
PostGISの本
PostGIS in Action, Manning社(英語)
受講コース一覧
コース
QGIS活用 コース
ラスタ解析 コース
PostGIS コース
開催日
6 月 16 日( 土 )
6 月 17 日(日 )
6 月 23 日( 土 )
6 月 24 日(日 )
対象
初心者
初心者
中級者
中級者
使用ソフト
QGIS
QGIS・InkScape
QGIS・GRASS
QGIS・PostGIS
主な内容
オープンソース
GISとQGISの基本
Q G I Sプラグイン
活用と地図作成
GRASSを用いた
ラスタデータ解析
P o s t G I S に よる
ベクタ・ラスタ解析
○
○
○
○
○
○
○
○
○
必 要 な スキ ル
※
QGIS導入 コース
①
②
③
④
※必要なスキル ①:一般的なパソコンの 基 本 操 作
③:パソコンのコマンドライン操 作
○
②:G I S の 基 礎 知 識 ・ Q G I S の 操 作
④:S Q L の 基 礎 知 識
講師紹介
今 木 洋 大 氏 (N O A A:N o r t h w e st Fisheries Science Center)
自然 資 源 管 理 に お ける地 理 空 間 情 報 解 析,特 に 大 型 哺 乳 類,森 林,河 川 及 び 流 域 管 理 が 専
門。現在,米国大気海洋庁NOAAの流域プログラムでGISの専門家として勤務。
そ の 傍ら,自らG I S コン サ ル ティング 会 社 をアメリカ に 設 立 する た め に 奔 走 中 。オ ープン
ソースG I S 情 報を提 供 するウェブ サイトを運 営し,一 人でも多くの 方 がオープンソースG I S の
素晴らしさに触れられることを目指して活動中。最近,このサイトでQGISのテキストを公開。
米国ノースダコタ州ファーゴ在住で,9月からはワシントンDCに引越し。ファーゴでの暮らし
を記録したブログ,
「ファーゴな毎日」も公開中!
今 木 氏 のウェブ サイト:w w w. g e o p a cific.org
お申し込み・お問い合わせ
氏 名 ,所 属 ,住 所 ,連 絡 先 E - M a i l ,電 話 番 号 (日
中に連絡可能なもの)を別紙の申込書に記入の
上,メールに添付して下記までお送り下さい。
[email protected]
N P O 法 人 地 域自然 情 報ネットワーク 事務局
(担 当:井 本・梶並)
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