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02_(別紙1)説明書

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02_(別紙1)説明書
別紙1 説明書
広島市立大学学生食堂・喫茶室リニューアルに係るリース契約
公募型コンペティション実施説明書
1 コンペティションの目的等
⑴ 平成6年4月の開学から20年以上が経過し、老朽化が進んでいる学生食堂・喫茶室をリ
ニューアルするとともに、学生の日常生活を支援するため、学生食堂・喫茶室の機能拡充を
図る。
リニューアルに当たっては、家具・什器類のデザイン性・機能性、室内での配置や室内空
間の改善等が重要であるため、経験豊かな専門事業者のノウハウを活用し、コンペティショ
ンにより家具・什器類の選定から付随する室内の模様替え等の改修など、企画提案、設計、
調達・整備等を一体としてリース契約による調達を行う。
契約に当たっては、公募型コンペティションを実施し、公平・公正に審査・評価を行い、
最も優れた企画提案事業者と契約を行う。
⑵ リース契約期間(履行期間)は、平成27年10月1日(室内の模様替え等の改修などを
行い、家具・什器類を搬入し、平成27年10月1日から学生会館・喫茶室を使用可能な状
態にすること。
)から平成32年9月30日までの5年間とし、契約期間終了時に所有権が
本法人に移ること。
2
企画提案の要件
企画提案は、次の要件を満たすこと。
⑴ 学生食堂・喫茶室共通
① 今回の企画提案の対象は、学生食堂及び喫茶室ともに、図面等資料(別紙2-1、別紙
2-2)の中の斜線の範囲外であること。したがって、厨房等(斜線の範囲)は、企画提
案の対象外とする。
② イス、テーブル等の更新を行うこと。
イス・テーブル等は堅牢性に優れ、高いデザイン性や機能性を有するものとする。
また、既存のイス、テーブル等は、設置前に撤去・廃棄することとし、当該費用を本契
約に含めること。
なお、リース契約期間中に、リース対象の物品が毀損(大学側の管理上の過失による毀
損の場合を除く。
)した場合は、交換が可能なように保守対応費用を見込むこと。
③ 陳列ケース等は、メニューボードに変更して省スペース化を図るなど、設置場所を考慮
して提案を行うこと。
メニューボードの種類はブラックボード(黒 100%シート+フッ素加工ラミネート)と
し、食堂用のサイズは幅 240cm×高さ 120 cm 程度、喫茶用のサイズは幅 120cm×高さ
120 cm 程度を想定している(複数枚の組み合わせも可とする。
)
。
運営上は食品写真をラミネートし貼り付けを行うほか、マーカーなどでサインを行うこ
とを想定している。
既存のイス、テーブル等と同様に、既存陳列ケース等についても撤去・廃棄することと
し、当該費用を本契約に含めること。
④ 図面等資料(別紙2-1、別紙2-2)を基に、イス・テーブル等の配置が分かるレイ
アウト図を作成すること。レイアウト図は、利用者の導線として無理がなく、また、通行
に支障がない通路幅を確保するなど、食堂や喫茶としての機能性を有するものであること。
⑤ 学生食堂及び喫茶室ともに、イス・テーブル等の更新に合わせリニューアルに相応しい
室内の模様替えを行うこと(これに必要な壁、窓等の一部改修は可能であること。)。室内
の模様替えに当たっては、学生食堂と喫茶室の差別化を図ること。
また、室内の模様替えやイス・テーブル等の配置などが、視的にイメージできる図面(イ
メージ図等)を作成すること。
-1-
⑥ ここに記載するもののほか、魅力的な提案を積極的に行い、斬新で独創的な企画提案と
すること。
⑦ 調達した家具・什器類に、設計、製作、施工等の不備により故障や不具合が発生した場
合は、無償で速やかに交換又は修復すること。また、家具・什器類の堅牢性が十分に図ら
れていること。
⑧ リース契約期間中においても、家具・什器類の保守体制が整備されていること。
⑨ その他、保守・維持管理経費の削減、省エネ等環境負荷の低減及び防犯対策など考慮す
べき事項について提案すること(本契約で整備しない提案のみの場合はその旨を記載する
こと。)。
⑩ 家具・什器類の入れ替えに伴い、床のクリーニングを行うこと。
⑪ 室内の模様替え等を企画するに当たっては、次の「⑵ 学生食堂」及び「⑶ 喫茶室」
で掲げた項目は、任意項目として特に記載のない場合は整備必須の項目として提案を行う
こと。一部分として指定している場合は、指定箇所又は部分を必須として提案を行い、全
体的な見直し整備を行う提案も可とする。
ただし、現行の機器・備品類(副菜用冷蔵庫、トレー台車、レジ、給茶器等)の機能的
な配置見直しは基本的に行えないものとして提案を行うこと。疑義のある場合は、質問書
による質問を行うこと。
⑵ 学生食堂
① 公立大学法人広島市立大学中期計画第2の「2学生への支援」の項において、「学生の
日常生活を支援するため、学生会館の機能拡充・・に取り組む」との方針が出されている。
さらに、同計画第1の「教育」の項において、「学生が自習やグループ学習等のために使
用することができるよう、学生ラウンジや自習室等を整備する」との方針が出されている。
学生食堂には、上記要件を満たすような、学生が憩いの空間として利用できるスペース
(以下「憩いスペース」という。
)を設けること。
また、憩いスペースを含めて、前記⑴-④のレイアウト図及び前記⑴-⑤のイメージ図
を作成すること。
② 憩いスペースを設けるに当たっては、食堂部分との差別化(例えば、パーテーションで
の仕切り、イスやテーブルの形状変更など)を図るとともに、次のような点(機能)につ
いて考慮して整備を行うこと(これに必要な床、壁、窓、天井や照明等の一部改修は可能
である。
)
。
・ パソコン等が使用できる電源整備を行うこと。
・ 照度基準を満たすこと
③ 座席数は、学生食堂のスペース全体で400席以上を確保すること。憩いスペースの座
席数は、全体の0.5割以上2割未満程度とすること。効率的かつより多くの座席数が確
保できるように検討すること(特に憩いスペースにおいて。
)。
なお、学生食堂においては、イスやテーブルの移動を伴う、学内合同企業セミナー及び
卒業祝賀会といった学内のイベント等(別紙3-1、別紙3-2)を開催することがある
ことから、これらのイベントへの対応も考慮すること。
④ 室内明装として次の整備・改善等を行うこと。
・ 食器返却口付近の天井一部の張替(天井埋込型空調機の漏水跡:約 30 ㎡)
・ 食器返却口付近ペットボトル・缶廃棄
・ 食器返却口付近ダストカート
・ 食器返却口箸返却バケツ
・ レジコーナー付近簡易パーテーション(現状:3枚:幅 240cm×高さ 150 cm)
⑤ 次を任意項目として関連整備として含めることができる場合は、提案等を行うこと。
・ 食堂壁面改修(腰壁や壁面明装等)
・ レジ周辺電気配線及び床の張替え
・ 出入口の自動扉化
・ その他室内の模様替え等にふさわしい改修等
⑶ 喫茶室
① 次のアからオの現状を考慮して、食器返却口(附帯設備を含む。)を設けること(これ
-2-
に必要な壁等の一部改修は可能であること。)。また、食器返却口を含めて、前記⑴-④の
レイアウト図及び前記⑴-⑤のイメージ図を作成すること。
ア 食器返却口付近のゴミ箱
イ 食器返却口の棚
ウ サラダ冷蔵庫(電気配線が伸びている状況)
エ ドレッシング置場及びドレッシングかけスペース
オ 食器返却口付近の残飯廃棄口(利用客が自ら廃棄することから、美観・臭いの発生
防止を損ねている状況)
② 新たに設ける食器返却口やその周辺スペースは、定食や軽食等の食べ残し処理を効率的
に行えるようにし、かつ、美観や臭いの発生・拡散防止を工夫し、喫茶室のイメージをよ
りよくするため、清潔感のあるデザイン性の高いものとすること。
また、電気配線等についても考慮すること。
③ 座席数は、50席程度を確保すること。効率的かつより多くの座席数が確保できるよう
に検討すること。また、動線に配慮したイス・テーブル等の配置を行うこと。メニューボ
ードや食券販売機の配置を考慮すること。
④ 次の機器等の更新等(既設の撤去処分を含む。
)を行うこと。
・ ロールスクリーン(現状:4台:幅 230 cm×長さ 380 cm)
・ 空調機器(空冷ヒートポンプパッケージ 室外機1台、天井埋込室内機3台、結露
によるカビ発生について考慮すること。)
・ 空調機器新更新に伴う天井の張替え
・ 床(現状:66 ㎡)
、幅木及び腰壁の張替え又は修繕等
3
受注者の作業内容及びスケジュール
⑴ 契約締結期間
原則として、平成27年6月30日(火)から平成27年7月上旬の間で見積合わせを実
施し、契約締結を行う(予め契約保証金又は履行保証保険加入準備等を行っておくこと。)。
⑵ 準備期間等(各種申請届出、詳細設計及び調整期間)
原則として、契約締結日から8月11日(火)までを、受注者が学生食堂・喫茶室で作業
を行うための準備期間等とする。ただし、本学と事前に協議し、本学の承認を受けた場合は、
この限りでない。
この期間で、本契約で整備する企画提案書に記載された内容やその他関連項目について詳
細内容を決定し、各種調整、資材等の発注・調達等を行うこと。整備内容によっては、保健
所など監督官庁等に対する申請・届出が必要となることから、申請・届出に係る書類を作成
すること。
⑶ 現場作業期間
① 受注者は、学生食堂・喫茶室の模様替え等の改修(模様替えの他に、憩いスペース及び
食器返却口に係る電源・改修工事等を含む。以下同じ。)及びイス・テーブル等の撤去(廃
棄)・搬入(以下「入れ替え」という。)などの作業を行う。
② この現場作業期間は、原則として、本年8月12日から9月30日とする(土曜日、日
曜日、祝日、8月13日及び14日を除く午前8時30分から午後5時まで)
。
ただし、本学と事前に協議し、本学の承認を受けた場合は、この限りでない。
⑷ 現場作業期間における留意事項
① 例年、夏季休業中(本年の場合、8月11日から9月30日)は、学生食堂は休業する
が、喫茶室は営業している。
このため、現場作業期間(原則、本年8月12日から9月30日)においても、学生食
堂又は喫茶室のいずれかで営業が可能になるよう考慮し、例えば、次のような作業工程を
計画すること。
(現場作業工程の例)
ア まず先に、喫茶室の模様替え等の改修及びイス・テーブル等の撤去(廃棄)を行い〔こ
の間は、学生食堂で営業〕
、
イ その後で、学生食堂の模様替え等の改修及びイス・テーブル等の入れ替えを行い〔こ
-3-
の間は、学生食堂にあった既存のイス・テーブル等を活用して、喫茶室で営業〕、
ウ 最後に、喫茶室の営業で使う既存のイス・テーブル等の入れ替えを、本年9月30日
に行うこと。
② 受注者は、現場作業期間(原則、本年8月12日から9月30日)中の営業に支障が出
ないよう、十分な対策(設備・備品の移動、負圧対策、騒音・振動、悪臭・粉塵等の対策)
を講じるとともに、イス・テーブル等の入れ替えを適切に行うこと。
③ 受注者は、本年10月1日からの本格的な営業開始に支障が出ないよう、本年9月30
日までに室内の模様替え等の改修やイス・テーブル等の家具・什器類の搬入を終え、学生
食堂・喫茶室の一連のリニューアルを完了すること。
⑸ リース契約期間(履行期間)
本年10月1日から5年間とする。
4
企画提案書等の提出
実施要領「8 企画提案書等の提出」に従って、それぞれ必要部数を提出すること。
なお、審査用の企画提案書には、提案事業者の会社名や利用する製品メーカ名などは記載し
ないこと。
① 企画提案書等の提出書
1部
(様式3により作成)
② 企画提案書(本書)
1部
③ 見積書(本書)
1部
(カタログ等があれば添付すること)
④ 企画提案概要書(本書)
1部
(様式4に従って、コンセプト、費用、整備概要、類似事例・導入実績や工程等を記載)
[以下は、審査用とすることから、提案事業者の会社名や利用する製品メーカ名などは
記載しないこと。型式等の記号等は必要最小限の記載のみとし、管理用として必要な場
合は記載しても問題ないものとする。]
⑤ 企画提案書(審査用)
11部
⑥ 見積書(審査用)
11部
⑦ 企画提案概要書
11部
⑧ CD(プレゼン用電子ファイル記録・任意提出)
2枚
企画提案書等の提出(様式3)に、次の書面(原則として、A4縦又はA3横とする。)を
添付して提出すること。
⑴ 企画提案書(本書1部、審査用11部)
企画提案書には、次の事項を盛り込むこと(それぞれ別葉とすること。)。A4縦置き・横
書き又はA3横置き・横書きとする。これ以外の様式で提出する際には、大学側に問い合わ
せること。
① 提案要旨
ア 企画提案のコンセプト、企画提案でアピールしたいこと等を示すこと。
イ 企画提案参加者に技術力や業務遂行力等があることを示すこと。
ウ リニューアルの実施体制や本学との協働体制を示すこと。
② レイアウト図
学生食堂・喫茶室について、それぞれ前記「2 企画提案の要件」に合致したものとす
ること。
③ イメージ図
前記「2 企画提案の要件」に合致しており、学生食堂・喫茶室の模様替え、イス・テ
ーブル等の配置、学生食堂の憩いスペース、喫茶室の食器返却口などが、視的にイメージ
できるものとすること。
④ その他
・リース契約期間中(本年10月1日から5年間)の保守体制を説明すること。
・維持管理経費削減、省エネ等環境負荷低減について検討した内容を説明すること。
・防犯対策など創意工夫した内容について説明すること。
-4-
⑵
見積書(本書1部、審査用11部)
企画提案に係る所要経費及びその内訳を説明したもの(イス・テーブル等の製品番号や数
量・単価、撤去・廃棄に要する経費、室内の模様替え等の改修に要する経費等を内訳の中で
記載するなど、可能な限り詳細なものを用意すること。)。
履行期間に係るリース料率が判るように記載すること。
なお、リース契約期間中に、リース対象の物品が毀損(大学側の管理上の過失による毀損
の場合を除く。
)した場合は、交換が可能なように保守対応費用を見込むこと。
⑶
企画提案概要書(本書1部、審査用11部)
次の項目についてA4縦置き・横書き(工程表はA4縦置き・横書き又はA3横置き・
横書き)で別紙様式4に記載し、工程表とともに左肩1点のホッチキス止めしたものを提
出すること。文字フォントは特に指定しないが、10.5 ポイント以上の文字を利用して最大
5頁(様式4:4頁、工程表:1頁、要件確認書:指定なし)までを限度に作成すること。
ア 企画提案の概要として、
① コンセプト
② 見積総額費用・月額費用・月額リース料率
③ 学生食堂整備内容・憩いスペース整備内容
④ 喫茶室整備内容
⑤ スケジュール概要
⑥ その他(類似事例・導入実績など)
イ 工程表
① 任意形式とする。作成した様式4にホッチキス止めすること。
② 準備期間等や現場作業期間における作業工程を記載すること。
③ 現場作業期間における工程は、前記3の「⑷ 現場作業期間における留意事項」を十
分に考慮したものとすること。特に、契約締結後に、本プロジェクトのタスクとして重
要なものがある場合は、工事に係るものと家具・什器類に係るものとに整理し、工程表
内にその進行管理上の関係性を明確にして記載(タスク管理)すること。
ウ 要件確認書
企画提案書の内容が、「2 企画提案の要件」を満たすかどうかを確認するとともに、
必要に応じて備考にその概要や注意事項等を記載すること。
エ その他
企画提案参加者において、次の書面を任意で提出することができる。
① これまでに類似事例を導入した実績があれば、その内容が分かるもの。
② その他、魅力的な企画提案を行っていることが分かる資料、企画提案の内容を補強で
きる資料など。
⑷ 企画提案内容の説明(プレゼンテーション)用CD
説明の際に、大学側で準備したパソコン(OS:Windows7、メモリ:4GB、ソフトは
MicrosoftOffice、PDF などの利用が可能。図面等はすべてPDFファイル化すること。)等
を利用して説明を行う際には、電子ファイルを記録したCDを提出すること。
企画提案書や企画提案概要書とは別に説明用のスライドを作成(PowerPoint ファイル)
する場合は、企画提案書や企画提案概要書の記載内容と齟齬が無いようにすること。齟齬が
発見された場合は、失格にするとともに指名停止その他の措置を行うことがあるので、注意
すること。
ア イメージ解像度
スキャナの使用などで作成するイメージの解像度は、下表を目安としてください。
スキャナは、カタログや証明書などの紙媒体文書を電子化する場合に限り補足的に使用
するものとする。イメージの解像度は書類の使用目的に合わせた必要最小限の値に設定す
ること。
-5-
(スキャニング解像度の目安)
種類
モード
解像度
文書(カラー)
文書カラー
150dpi~300dpi
図面(カラー)
カラー
150dpi~300dpi
イ ウイルスチェック
ウイルス対策ソフトは任意とするが、最新のウイルス対策データ(定義ファイル)により、
成果品のCD-Rに対して、ウイルスチェックを行うこと。
ウ ファイル名
特に定めはないものとする。プレゼンテーション時に利用することから、説明者が判り
やすいものとすること。
エ ラベル
CD-Rラベル情報は、CD-R自体にラベルやシールを貼り付けず、対応プリンタによる
直接印刷か、CD-R専用のフェルトペンによる直接記入とする。ウイルスチェック内容など、
次のような事項を記入等すること。
・ 企画提案事業者名
・ 記録日
・ ウイルス対策ソフト名称
・ ウイルス対策ソフト定義ファイル更新日時
・ ウイルスチェック日時
-6-
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