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第3回会議録(PDF形式:67KB)

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第3回会議録(PDF形式:67KB)
河内町合併推進懇話会会議録
平成 16 年 3 月 25 日 第3回
発言者
内容
1.開会(10:00)
<伊藤企画財政課長>
ただいまより第3回河内町合併推進懇話会を開会いたします。始めに会長で
あります野髙町長よりごあいさつ申し上げます。
2.あいさつ
<野髙会長>
どうも皆さんおはようございます。
第3回懇話会ということで委員の皆さんには朝からお集まりをいただきまし
て、本当にご苦労様でございます。河内町もいろいろと合併につきましては私
の理念でもあります、住民本位の合併をしたいということで、平成14年の6月
から河内町合併事務研究会を立ち上げ、これは役場の管理職等含めて検討組
織を作りまして、それから35、6回の会議を重ねてまいりました。そういう中で、
住民の皆さんに、また、小中学生からもアンケートを取り、その結果が68.5%
ですか、これが龍ケ崎ですか。また、16.9%が稲敷方面という形で、龍ケ崎、
利根、河内、新利根という枠組みの中で推進をしてまいったわけです。稲敷4町
村はその前に懇話会を立ち上げ、もうすぐできあがる寸前まで来ているようでご
ざいます。
先般の懇話会のときには、住民発議による3市町合併ということで、何とかこ
れに望みをかけて、私もいろいろと関係者にお願いに歩いてまいりました。ま
た、茨城県含めていろいろな方面に働きかけてまいりました。そういう中で、7,1
68名という皆さんからの要望も私含め議会にも提出いただきましたけれども、
3月9日の定例会の中で河内町議会が否決ということで、河内町はそういう形
になり、望みが薄くなってきたわけでございますけれども、利根町議会の中で
は、最終的には議長裁決ということで、7,168名の河内町住民の意思も酌んで
やるべきだというような賛成討論もあったということでございます。そういうことで
8対9で可決をされました。
私も、龍ケ崎の議員さんにお願い方歩いてまいりましたけれども、河内町の議
会で否決されてからは流れが大きく変わってまいりまして、地元がだめなものは
という感じで、龍ケ崎の議会は賛成者が少数で否決されたという流れでござい
ます。
今後、やはり地方分権の流れの中では、必ず地方の時代、地方に税源移譲
される時代がもうすぐそこに見えると思います。今、このまま河内町単独でいっ
ても、すぐだめになるということはございませんけれども、将来の子供たち、ま
河内町合併推進懇話会会議録
た、将来の自治を考えたときに、大きな合併をしていかなければ町村はやって
いけないであろうと。ですから、埼玉県でも、浦和と大宮と与野という大きな都市
が合併してより大きな都市で次の時代に対応しようということでさいたま市が誕
生したわけでございます。そういう流れの中で、どこもいろいろな意味で時代の
変わり目で苦慮している。悩んでいる自治体がたくさんあろうと思います。
今後、河内町もどのような方向で、合併、また、地方分権に取り組んでいくか、
皆さんといろいろご協議をいただきながら、前向きに進めていきたい。平成17
年の現行特例法期限内には、もう乗る電車がないと思いますけれども、それ以
降の方向についても前向きに検討していきたい。
今、大変な勢いで少子高齢化が進んでいます。この間の小学校の卒業も河
内全体で121人でございます。以前からずっと少なくなっている。河内全体で昨
年は52人しか生まれていない。その前は65人。ですから、これからは行政改
革も一段と加速して、来年度から学校の統廃合含めた幼稚園・保育所等の施
設も抜本的に改革していかないと、これからの地方の財政運営の中では大変
厳しいものがあろうと思います。そういったことも前向きに対応していきたいと決
意をしているところでございます。
今日はそういった意味で広く皆さんからご意見を賜り、そしてなんといっても、
審議を重ねたうえで基本方針が決まって、それを曲げることは原則としてできな
いものであろうと信じてやってまいりましたが、今後もそういうことで、今日は議
会も含めて検討しながら頑張ってまいりたいと思っております。
新しい時代に胸を張って、元気のある、太陽と水と緑の河内町がますます栄
えるようにしていきたいと思っております。今日は本当にご苦労様でございま
す。
<伊藤企画財政課長>
<長谷川副会長>
続きまして副会長の長谷川議長よりごあいさつお願いいたします。
皆さんおはようございます。第3回の合併推進懇話会が開催されまして皆さん
大変ご苦労様でございます。
私もこの懇話会のメンバーとなり、初めてでございますのでよろしくお願い申し
上げます。
今、町長さんから合併、同一請求のお話をいただきました。いずれにいたしま
しても、この合併につきましては慎重な審議をもちまして進めていかなければな
らないと思っております。
議会といたしましても、議会の中に合併研究会が発足しております。稲敷郡の
中での議会の合併研究会で、河内町の議会も一緒に取り組んでいこうというよ
うな話でございましたので、全員一致で研究会を発足し、その代表者が稲敷郡
での会に入って、その都度我々にも報告がございました。今回議会が改選にな
河内町合併推進懇話会会議録
りまして、研究会規約の中では議会の任期までということで、その後臨時会、定
例会とございましたので、なかなか合併研究会を立ち上げることができません
でしたが、来月4月7日に役員選出をいたしまして、その役員を中心として合併
を推進していきたいということでございます。
いずれにいたしましても、住民の皆さんに十分周知をして、ご理解をいただい
てその中で合併を進めて、取り組んでいきたいと思いますので、今後とも皆さん
方のご意見等を拝聴しながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願い申
し上げましてあいさつとさせていただきます。今日は大変ご苦労様でございま
す。
3.協議事項
1)住民発議の経過について
<伊藤企画財政課長>
続きまして協議事項に入らせていただきます。会長であります町長の進行で
お願いします。
<野髙会長>
はい。それでは協議事項に入ってまいりたいと思いますので。第1点は住民
発議の経過についてということで、事務局のほうから説明をお願いしたいと思い
ます。
<大槻企画財政課長補佐
兼合併推進室係長>
はい。
(参考配布資料「河内町の市町村合併 これまでの経過」及び資料1−1「同
一請求による合併協議会設置協議の関係市町議会の審議結果」説明)
<企画財政課職員>
(資料1−2、1−3「合併協議会設置同一請求フロー」説明)
<野髙会長>
ただ今住民発議の経過について説明がありました。何かご意見等ございまし
たらお願いします。
<委員>
住民発議が否決されたわけですが、今後、まだ方法が残されているのか残さ
れていないのかお教えいただきたい。
<伊藤企画財政課長>
河内と龍ケ崎が否決をしております。長が請求する場合には、長が判断をし
て住民投票に付しますと請求をし、県に報告をします。ただ、河内の場合はそ
れで住民投票できる形にはなるんですが、龍ケ崎市の方で、長も住民投票は
行いません、住民からも請求が無いという場合には、片方だけでは成立しませ
んので、それで手続は終わってしまうということになります。双方が、どのような
形にしろ、住民投票の手続をとったという場合には、同じ日に投票を行うような
手続になってきます。それがどうなるかというのは判断できかねます。ですか
ら、まず河内町で住民投票を行う意思があるのであれば、龍ケ崎市でやるやら
ないに関わらず、手続をとっておかないとできなくなることになりますので、方向
河内町合併推進懇話会会議録
を出していかなければならないところです。以上です。
<委員>
それはまだ間に合うという意味でとらえていいですか。
<伊藤企画財政課長>
県からの通知は23日付けで発送されており、その基準日が23日ということ
は、10日以内に住民投票に付するかどうかというのは長が判断するわけです
が、期限が4月2日になると思われます。4月2日までに意思表示をして、県知
事に報告をするという手続になるということでございます。
<委員>
合併特例法の期限は17年の3月いっぱいまでだが、駆け込みで合併すると
ころもある。1年延びたのは分かるが、17年の3月に間に合うのか。
<野髙会長>
成立すればぎりぎり間に合うということで動いてきたんですね。
龍ケ崎と利根町の方もまだ2回ぐらいしか協議しておりませんでしたので、十
分3市町の合併は間に合うということで、いろいろお骨折りいただいたわけで
す。
<委員>
我々は龍ケ崎との合併を希望し、要望書も提出した。それ以前にアンケート調
査をやって、68.5%の賛同を得ているわけですよね。
新しい議会に変わる前の議会の場合には、利根町、龍ケ崎市に、この前反対し
た議員の方も陳情に行っていると思うんですよ。どうして裏返ってしまったのか
ということなので、今回反対した議員の意見を聞きたいと思うのですがいかがで
すか。それから更に合併問題に対応していきたいと思いますので。
<野髙会長>
議長いかがですか。
<長谷川副会長>
今回出席しているのは充て職ということで、出席していない議員もいるので、
全員揃ってから改めて・・・。
<委員>
そんなの関係ないですよ。
議員として任期中に一度賛成したものが、選挙をやって、当選したことは結構な
ことですが、今度は反対するというのはおかしいのではないかと思うんですよ。
我々は龍ケ崎との合併を希望して、アンケートの結果も龍ケ崎であると、要望
書も約7,200近くの署名があるわけですから。その町民のために明るいまちづ
くりをし、皆さんに幸せな生活をしてもらおうというために議員になっている方々
が、その住民の意見を無視して、踏みにじって反対したのであって、そういう方
の意見を聞きたいのです。住民の代表ですから、当然、こういう形で反対しまし
たというものがあるでしょう。
<委員>
本来ですね、町の議員さん方は町民の意思というものを一番大事にするとい
うのが大きな役割であろうと思うのです。木内委員おっしゃいましたけれども、ア
ンケートの結果からも、あるいは住民発議にしても、町民が一生懸命やったこと
河内町合併推進懇話会会議録
を不意にしてしまう。しかも、河内町の人口の1万1千いくつの中からの7,168
名もの方が希望として龍ケ崎を示しているにも関わらず、それをないがしろにし
たということは非常に大きいと思うのです。ですからその方達が何故に反対した
のか、あるいは反対して後、どのような合併を目指しているのかお伺いしたいと
思っております。是非そういうことを知る機会を与えていただきたい。お願いしま
す。
<野髙会長>
この合併懇話会の趣旨は各代表の皆さんに出ていただいて、意見の交換と
いうことですので、議会からいらっしゃっていただいている方も常任委員長含
め、議長、副議長という代表の方でございますから、そのご意見を聞きたいとい
うことであれば、それは代表の方の考えで述べていただいて、懇話会ですから
差し支えないと思います。いろいろな代表の方からの意見の交換会ということで
ありますので、いかがですか。
<委員>
協議事項の中で住民発議の経過と今後の対策と方向性ということでありまし
て、確かに否決した議員の1人でございますけれども、今日は議員に対しての
聴聞会ではございませんので。
<野髙会長>
聴聞会とかそういうことではなくて、意見があれば意見を述べていただいて差
し支えないのではないかと思いまして。
<長谷川副会長>
議長の立場といたしまして、いない議員がいる中でやるというのはおかしいも
ので。
例えば、議会の中でこういう話があったんだということであれば・・・。この会議
は違うのですから。
<委員>
茨城新聞のこれはご覧になりましたか。この中で河内町の議会の姿勢につい
て触れている。
8月に河内町の議会は龍ケ崎市議会と利根町議会に合併の申し入れをしまし
たね。それは間違いありませんね。その資料を出していただきたいのですが。
申し入れたその資料ですね。どのような理由で申し入れたのか。事務局いかが
ですか。出してください資料。
<伊藤企画財政課長>
申し入れの資料につきましては、議会事務局の方で議員さんの意見により調
製して出したものでありますので、企画財政課にはその控えはありませんので
議会事務局にあります。
<委員>
私申し上げたいのは、その申し入れを行って、一端、議会代表が相手市町議
会に対して合併協議会を求めたいという要望書を提出したわけですよね。その
決議事項はその後も継続するというのが原則であり一般的な常識ではないでし
ょうか。ところがその決議事項は今回の議会の議決によって反故にされた。そし
河内町合併推進懇話会会議録
て、「議会の威厳にも関わるようなやり方は、合併を働きかけた相手への信義
にも反し、対外的な信頼を損ねてしまう」と、こういうことが書いてあります。私も
っともであると思うのですが、いかがですか議長。
<委員>
昨年の議会では、龍ケ崎、利根に合併について申し入れをするほどの事があ
って、今度はそれを否決すると。河内町の将来をどう考えているんですか。そう
いう議会でいいんですか。町民の意思というものを議員さん方が私物化してい
るような気がしてなりません。本来、合併したいというのは、議会で何人かの議
員さんが多数だからといって、それで決めたからいいというようなものでもないと
思うんですよ私は。合併というのは町民がどう考えるか、町民の多くがどう考え
るかであって、たとえ個人的な意思がそうでなくても町民の幸せに対して議員が
責任を持つというのが本来の議員の姿であると考えるのです。そういった意味
からすると、今度の否決というのはまさに暴挙としか言いようがないですね。そ
ういった方々が何故に否決したか、そしてこれから、河内町の将来を、合併をど
う考えているのか是非聞きたいですね。
先ほど、聴聞会ではないということをおっしゃいましたので、今日でなくても構
いませんが、反対した議員の方が全員集まっているところで質問したいです私
は。今日でなくて結構です。
<委員>
やはりおかしいのではないですか。7千人もの住民が龍ケ崎に合併したいと
要望したんですから。議員さん達は住民の意思を酌みとって賛成してほしかっ
たと思います。いろいろな立場でこっちの議員さんに投票しなければならない議
員さんもいるはずなんですよ。住民が合併したいというのは個人の意見なんで
す。こっちに合併したい人もいるけれど、龍ケ崎と合併したいという人がこの近
隣では圧倒的なんですよ。
7千人もの方がそういう意見を持っているのですから、議員さんたちは将来的
なことを考えて・・・否決したということは情けなく思いました。
<長谷川副会長>
改めて皆さんに周知して、質問等あれば聞いていきたいと・・・改めて開催した
いと。
<委員>
改まらないと言えないような事なんですか。
<長谷川副会長>
議員全員にそういう話をしていないので。
<委員>
お答えできないということなんですが、今回は合併推進懇話会の会議です
が、これから前向きに考えるときに、どうして否決されたかの理由が必要なんで
す。話し合うには。ですから、今日、お伺いしたうえで、どういう方向に行ったほ
うがいいのか、住民としても改めて考える必要がありますので、どうかお答えい
ただきたいと存じます。よろしくお願いします。
河内町合併推進懇話会会議録
<長谷川副会長>
反対したのが7名。この中にもおります。今日出席している中で3名でござい
ますので・・・。
<委員>
3名の方でも結構ですので。これからの方向付けについてお答えいただきた
いのですが。
<委員>
大竹博でございます。確かに私も否決に回った一員でございます。
この住民発議の経緯というものは今までの中で分からないところで住民発議が
されたというのが、自分達の正直なところです。住民発議を起こすときに我々に
は何の報告もなかった。住民代表の議員だといっていますが。私も議員の一員
ですが、確かに合併というのは大事なことでありますので、推進するしかないと
いう思いの一員でございます。その中で、住民発議制度を取り入れる前に、龍
ケ崎市からは合併に対して完全なノーの返事が来たわけでございます。その
後、住民発議を起こす段に当たって私達が知らないところで住民発議がなされ
ました。そして、住民発議が公表され、それぞれの議会にかかる段になりまし
て、要望書ですか、そういうものの署名の収集がなされていたようでございます
が、そのなされるときに、順番でいきますと・・・、要望書を収集する人たちは、議
会の大勢で8対6で否決されるから、であるから要望書を議会に出すんだという
ようなことを公表して集めたように聞いております。その中で、確かに要望書を
集めた方、住民発議に携わった方のご苦労に対しては私も感謝しているところ
でございます。大変だったろうなと。常々思っております。しかしながら、その要
望書の収集に当たりまして、議員が何対何で否決されるから、それを防止する
ために収集するんだという話を聞いたときに情けなく思いました。そしてまた、確
かに7,168名の要望書の人数は揃っております。しかしながらその収集の中
で、確かにその7,168名の方が、龍ケ崎市がいいんだという、私は希望するん
だというものが表れているのであれば、これは私も否決する理由は無かったの
です。確かに数はありました。そういうことでこの要望書の中身に対しては、重
みですか、住民の熱意というものが感じられなかった部分もありましたので。龍
ケ崎市がどうしてもだめであれば、その場で否決に回った1つの理由でござい
ますけれども、もっともっと本当に住民が龍ケ崎市を要望したものが見えたので
あれば否決はできなかったと思います。一端を述べました。
<委員>
<委員>
住民発議を知らなかったというのはおかしいのではないですか。
住民発議というのは、町長さんとか市長さんとか、あるいは議会でどうにもで
きないと、うまくいかないと、だから純粋に龍ケ崎と合併したいという人たちが、
住民自身がそれを起こしたわけですから、それを全然知らなかったというのは、
そういう無責任な言い方はおかしいと思いますよ。
議長。
河内町合併推進懇話会会議録
<野髙会長>
はい。
<委員>
知らないところで起きたけれども、やはり、そういうものを起こすときに我々も
知りたかったということでございます。
<委員>
住民発議を起こすときに、行政の方で知っているわけですよね。行政の担当
というのはどこですか。住民発議を起こす場合に。そちらのお話を聞きながらや
ったのではないですか。行政が知っていて議員が知らないというのはおかしい
ではないですか。行政と議員の皆さんはこういう重要問題について知らないっ
ていうのはおかしいですよ。
それからもう1つ伺いますが、要望書を提出しましたね。それで議員の皆さん
にどういうお話をして、周知徹底しましたか。それをお聞きしたい。
<長谷川副会長>
全員協議会の中で、要望書があがりましたということで、古手さんから確かに
お預かりしましたと。全員に見せましたこれは。その中で、これは要望書であっ
て法的な効果は無いということで、1人ひとり見せました。
<委員>
議員の皆さんは承知しておったということですね。
<長谷川副会長>
確かに皆さんに見せました。
<委員>
分かりました。
ではご承知のうえ、採決に臨まれたということですね。
<長谷川副会長>
そういうことです。
<委員>
<伊藤企画財政課長>
先ほど大竹委員が、7,168人の署名の思いは伝わってこないとおっしゃいま
したけれども、私も署名をいただいて歩いた1人です。皆さん1人ひとりが龍ケ
崎と合併してくれなくては河内は取り残されてしまうと、そういう思いで書いてく
ださいました。無理に書いていただいたわけではありません。よろしくご承知お
願いします。
ご意見にもありましたけれども、住民発議は、住民が基本となって行動を起こ
すというものでございます。この手続関係につきましては、全て法に基づいてい
るわけでございます。そういった手続を事務局が省略したとか、そういうことは
一切ありませんし、きちんとした法的手続を経て、全て行っておりますので、手
続等、告示等に一切手抜かりはございませんので、その点につきましては自信
を持ってお答えしたいと思います。以上です。
<委員>
<委員>
いかがですか。大竹委員さん。
事務手続がなされたということで、秋山委員からのお話は、住民発議を起こす
段のことを知らなかったのかというお話でしたね。それは事務局からは連絡が
無いので分かりませんということです。
河内町合併推進懇話会会議録
<野髙会長>
大竹委員さんね、それは、住民発議について我々に相談が無いから反対した
とおっしゃいましたよね。住民発議というのは議会に相談してやるものではない
ので、大竹委員がおっしゃっていることは少しナンセンスではないですか。
<委員>
私も議員としての立場で、住民の皆さんから選んでいただいた議員ですけれ
ども、私の個人的な考えを述べさせていただきたいと思います。
この際ですからはっきり言います。昨年の全議員の中で利根町、龍ケ崎市に
申し入れをしたのは事実でございます。その結果は、昨年の12月22日に龍ケ
崎市長より、龍ケ崎市は牛久市、利根町との合併を望みますと、町長宛てに公
文書で来ております。河内とは将来的には考える余地はありますが、今現在の
中では河内との枠組みは考えていませんという答えが来ています。これは普通
の話ではないです。ちゃんとした公文書で来ていますから。それを聞いて私達も
いろいろな形で龍ケ崎市の議員にも、どうなんだと聞いております。現実的に
は、河内からは68%位の龍ケ崎との合併を求めているという現実があります。
龍ケ崎の方の立場はどうなのかというと、河内を望んでいたのは2.1%です。そ
ういう流れの中でいくら河内が求めていても、結婚と同じように相手があること
ですから、龍ケ崎市としては、河内とは当面の間は一緒になれないということで
ございます。そこへ我々議員も始め全員が龍ケ崎ですよということになると、龍
ケ崎で受け入れてくれないのは大体分かっていますから、そういう流れで進め
た場合に、河内には行き場所がなくなります。河内も龍ケ崎も利根も一緒にな
れますよという答えが出ていれば、そういう公の話が少しでも出ていれば大い
に賛成です。そういうことでありますから、残されている方向としては、議員の1
人としてもそうですが住民の1人としても、龍ケ崎とできますよというのは嘘をつ
いてしまうようなことになる。その前に、私も何度も一般質問しております。その
中でも今の河内の中では20年はもちますよというようなお話もしております。現
実的には財政的に見るとここ5年前後ではないかと考えております。このままで
おいては河内が財政破綻になるのが目に見えています。だからこういう形の中
で河内のより良い方向、河内だけの考えでは、相手のことも考えなければ合併
というのはできません。極端に言えばうちの娘は美人だからもらってくれよと言
ったって、もらう気がないところに言ったってだめです。ですからお互いにいいで
すよという形があるところへ合併するのが理想だと思います。とりあえず今回の
合併は河内とも望んでくれる、合併できる可能性があるところへこれから進めて
まいりたいと思います。その後ですね、旧稲敷地区、要するに、龍ケ崎市も牛久
市も阿見も全部大きくすれば30万人都市の計画になると思います。そういう合
併が今後の10年後20年後に向けての出発だと思います。とりあえず当面は、
国の財政も厳しいのですけれども、地方も大変でしょうけれども、大きな形で、
河内町合併推進懇話会会議録
企業もリストラしているように経費を削減して体力をつけてください、それから合
併してくださいというのが国の方針だと思います。当面は河内の相手も、結婚と
同じですから、望んでいる同士でないと合併はちょっとできないと思います。で
きないところへ申し込んでいてもこれはしようがないと思うのですよ。そういう考
えで私は反対しました。将来的に河内の住民のことを考えて反対したわけで
す。今現在は龍ケ崎市は、私としては絶対無理だと、無理なものをやっていて
は河内はずっと単独になってしまう。国からの強制合併を待っているしかない。
それだったら可能性としては、望んでいるところととりあえず一緒になって、それ
から大きな合併が望ましいと考えております。以上です。
<委員>
龍ケ崎が合併無理だからという、2.何%という、これは新聞紙上では、アンケ
ートの取り方とかいろいろあると思うんですね。それは私ども存じています。そ
れから、向こうがだめだから、だからだめなんだという考え方ではなくて、この合
併というのは行政改革の合併なんだと、ですから1つのまちを除け者にするとい
うのは政治倫理に違反するわけです。ですから国や県から指導が受けられると
いう望みを持っていました。それまで望みを切らないでいただきたいんですよ。
どんなに相手が除け者にしようとも、私達は合併したいんだという意思をもって
いきたいんです。そのためにやったのではないですか。
<野髙会長>
今後の対策と方向について、宮本委員からいろいろ意見も出たので、そちら
の方向性で審議していただいたほうがよろしいと思いますので。そういう形でお
願いします。
<委員>
では、どこと希望するのですか。
<野髙会長>
宮本委員は、したいところとというお話をしていますから、そういう話も懇話会
ですから宮本委員個人の意見を言ったっていいと思いますので言ってください。
<委員>
今後の対策と方向性ですから、私の考えとしては皆さんでよく相談したうえに
今後の河内町の進むべき方向を決めていけばいいのではないかと思います。
<委員>
そしたら、7千人は龍ケ崎と合併したいといっているんですから、やはりそうい
う意見を大事にするんでしたら、派閥とかいろいろ無しにしていってもらいたか
ったんですよ。それだけなんです。ただそれで河内でもし可決されて、龍ケ崎が
だめならば、そしたら諦めてまた行くところを考えるのではないですか。それが
普通の、ごくごく一般的に、政治のことを何も分からない人はそういうふうに思っ
ている。特に女性の人は何も分からないんです。ただ龍ケ崎行こうが稲敷行こ
うが、龍ケ崎の方が通うのに近いからいいや。そういう感覚で合併というもの
を、あとは生活圏ですね、生活圏がこの辺は全て龍ケ崎ですからそういう意味
で選んでいる人も多いと思うんですよ。でもその選んでいるということに対して
河内町合併推進懇話会会議録
は、議員さんは少しでも気持ちを酌むということは非常に大切なことだと思いま
す。それで龍ケ崎がだめならば、今度河内はどういう方向にいくのか、きちんと
方向付けてもらわないと、それが仕事だと思うんです。議員さんたちはあくまで
も住民の代表ですよね、議員さんがいて住民がいるのではなくて、住民がいて
議員がいるはずですから。その住民の意見を少しでも考えないと間違えると思
います。
<委員>
宮本委員が、龍ケ崎がどうしてもだめだから反対したようなニュアンスの発言
をされましたけれども、また、住民発議をしたということを知らなかったということ
を大竹委員が言っていますけれども、それでは困るのです。まったく困る。そう
いう動きがあるということをキャッチしない議員として不勉強だと私は思う。なぜ
なら、これだけ大事な、将来の町を左右することをやっているのに、住民発議を
したことを知らなかったとか、行政サイドで市長とか議会がだめだから反対した
とか、そんなことではないと思います。というのは、住民発議をして以来、龍ケ崎
の発議の代表、利根町の代表、古手さんと連絡を取り合ってやっていたので
す。で、河内がもし否決しなければ、6割の方がですね、龍ケ崎では賛成してい
たんですよ。分析をすると。それをね、議会がお願いしにいって、町長がお願い
しにいって、それでお願いしたところが否決するんですよ。龍ケ崎では誰が喜ん
で賛成しますか。そういう結果を生んだのは今の議会の議員さん方なんです
よ。それを十分責任を持って考えてもらいたい。
それから、今これから、なかなか河内1町だけでやっていくのは大変だと思い
ますので、この責任をあなた方はどう取るのか。税収はどんどん下がっていくで
しょうし、地方交付税だってどんどん減っていくでしょうし、そういったことも含め
た賛成反対でなければいけなかったはずなんですよ。そういう責任をどうするの
でしょうかね。私は非常に不満やるかたない。住民の意思を無視したことはもち
ろんですけれども、これから5年10年、更に子供達の将来、孫の将来を考えた
ときに非常に情けない。歴史に残る否決であったと私は思う。もっともっとやはり
住民が望んでいる合併を実現してもらいたかったのが本音です。先ほど大竹委
員が、7千いくつ集めた希望の内容についても疑問のあるような発言をされまし
たけれども、これはふざけた話ですよ。この寒い中に1時間も2時間も説明し
て、みんな署名もらって歩いたんですよ。
2)今後の対策と方向性について
<野髙会長>
<伊藤企画財政課長>
それでは事務局から説明する事項をちょっと説明してください。
はい。それでは、今後の対策について資料2ということで配布してございます
のでご覧になっていただきたいと思います。
(資料2「今後の対策について」説明)
河内町合併推進懇話会会議録
三位一体改革の中で、交付税の減額、税財源の移譲、補助金の削減というこ
とで進められてきております。実際には、今の時点では削減のほうが先行して
います。と言いますのは、交付税は約15億1千万円が平成15年度の決算額
でございます。16年、17年、18年と国が改革をしていく中で、私の私感で最悪
を見込むと、この3年間で、5億円近く減額されるのではないかと見込んでおり
ます。また、補助金ですけれども、16年度について、国は1兆円を削減すると
いうことを示しておりまして、実施に移っております。町のほうでどういう影響を
受けているかと申しますと、大きいのが保育所運営費の補助でございます。国
と県を合わせて約5千万円の補助金があったわけですが、16年度からは約1
千800万円になります。と言いますのは、補助金としてくるのではなくて、所得
譲与税という形で、補助金を減額して交付されるわけです。その額が約1千80
0万円です。それだけを考えても3千万円以上の収入が減る形になります。これ
からはそういう形でどんどん進んでくると予想しております。きちんとした形で、
税源移譲で補填されればいいのですが、財務省と総務省の意見が対立してい
て、財務省は早く国を建て直したい。地方を抑えておいて国を建て直してそれ
から地方だというような感じに受け取れます。ですから財政状況はますます厳し
くなっていくことが予想されます。
私感ですが、いずれにいたしましても、現実的に考えて、龍ケ崎を中心とした
合併、稲敷を中心とした合併の2通りが考えられると思います。今の時点でもと
いうことですが。ただ、現実的には、龍ケ崎については利根町との協議が進ん
でいる。稲敷の4町村にしても大体内容が固まりつつある。河内が今の時点で
入れてくださいといっても、はっきり申し上げまして来年の3月31日には間に合
わないというのが現状だと思います。ということは、少ない財源の中で、町を絶
対に潰すわけにはいきませんので、何としても単独でいけるような状況にしたい
と、このように思っております。以上です。
<野髙会長>
ご苦労様でした。
先ほど宮本委員が、私が20年大丈夫であると。その20年に対応できるよう
な財政状況にしていくということになると、20年先は河内は人口が8千人から9
千人位になってしまう。ですから、これから一番大きな問題は何かというと、少
子高齢化なんですね。ですからこの10年、今から10年以内で町村への分権が
急速に進んでくる。すると、地方に税源移譲してくる。地方で税を集めて地方で
運営しなさいという形。アメリカなどは既にそういうことできちっと地方分権やっ
ていますけれども。そうなってきたときには、5、6万人の都市ではとても無理で
あろうと。要は、65歳以上が3割も4割もというような地域であっては、6割の人
で税金を払う。一方においては20万人都市構想の規模で65歳以上が20%位
河内町合併推進懇話会会議録
であるとすると、8割が税金を払う。ということになったら、3倍税金払っても自治
が維持できない。しかし、現実にはそういう時代が来るわけです。宮本委員はど
こに入れてもらうつもりかよく分かりませんけれども、例えば稲敷の方に行った
としても、何度も稲敷の首長さん方とお話していますけれども、稲敷では広域を
同じにしているんですね。衛生土木も火葬場も。流れがみんな一緒なんです。
介護保険も。河内は、スキームからいったら全部龍ケ崎なんです。稲敷と一緒
なのは農協だけなんです。農協も今、大同合併です。近いうちきっと。大きな合
併促進していますから、龍ケ崎の農協含めた、稲敷農協含めた合併になってし
まう。稲敷の首長さん方も言うのには、河内が入ってくると、公共下水、それか
らごみ処理場の問題がある。公共下水は、稲敷は全部集落下水で都市下水で
はありませんから。東町も江戸崎も桜川も大半完了しているんですね。そこへく
ると河内が入ることによって稲敷では費用負担が多くなるわけです。ですから枠
が違うのではないかと言われる。現実にもう進んでしまって、できていますか
ら。これは、財政とかいろんな問題を考える執行部としては、やはり負担がかか
るよりかからない、いくべきところと一緒になっていったほうがこれはいいのです
から。そういう意味で答えがでてきたんですね。ただ、河内町の町民の皆さん
も、学校の生徒からもアンケートを取った結果、7割という大半が龍ケ崎と合併
したいと。我々が政治をやるには、民主主義の原則からすれば、多数決の原理
もあるけれど、7割という人の思いをああだこうだ言えることはないと思うので
す。それは無視できないのです。ですから龍ケ崎市さんも大きくなってきて、財
政的に厳しいのも分かります。河内は公債費比率が低いんですよ。借金が少な
くなってきた。私になってからはあまり余計なことはやっていませんから。これか
ら河内町単独で行くには、いろんな統廃合であるとか、経費を削減して、そうい
った業務改革をきちっとやって対応して、次にゆっくり眺めるというような事態も
起こりうるわけですね。ともかく合併はすべきである。ですから前向きに進んで
いきたいと思うのですが、ただそれには、今回は最後の電車であった。私もいろ
いろお願いして歩きました。議員さんにもこれが最後ですからと。何とかこの議
案を通していただいて、ともかく頑張ってみようと。龍ケ崎でもしだめだということ
に議会がなったら、またその先考える余地があるのではないか。だめにしてお
いて次を考えるのは、まずこれはおかしい話ではないか。皆さんも議会もお願
いに行っているのだから間違いないと思っていたのです。金江津の方の中学生
から電話いただいた時に、その中学生の方に、「龍ケ崎は大丈夫ですか、利根
町は大丈夫ですか」と聞かれまして、河内は大丈夫ですかとは言わなかったで
すよ。みんな河内は大丈夫だと思っていたのですよ。ですからこれから議会の
皆さんともいろんな意味で意見交換しながら、よりよい合併を目指して、膝を詰
め合わせて論議しなければいけないと思います。
河内町合併推進懇話会会議録
今後は、17年の特例法期限内は無理であると思います。稲敷にアピールして
も。稲敷はすでに出来あがりつつありますから、江戸崎に庁舎、稲敷市、議員
の数も決まっていますから、そこへどうですかというわけにもいかない。出来あ
がった後にならざるを得ないのではないか。時間的に17年は間に合いません
ので、その次の合併を目指し、いろいろ検討していきたいと。私は住民投票まで
も辞さない構えでおりますけれども、ただ、龍ケ崎市は市長さんから住民投票
の請求は出ないでしょうから、住民による署名活動ということになると思います
けれども、そういうことを見極めて、可能性を追求して頑張っていきたいというよ
うに思います。
今後については、皆さんからもご意見を賜りながら、検討していかなければな
らないということで、いろいろ資料も出ていますけれども、私懸念するのは、事
務組合等の分担金等が今度は、随分これまでもやってまいりまして、当時は均
等割り3割、人口割り7割だったのです。これを均等割り1割、人口割り9割にし
ていただいたので、河内の分担金は安くなっております。ところが、均等割りが
1割あるので、稲敷市、龍ケ崎市、河内、牛久、美浦になってしまいますから、1
割の分担金が膨らんできます。分担する団体が少なくなりますから負担が多く
なります。
<伊藤企画財政課長>
(参考配布資料「稲敷地方広域市町村圏事務組合分担金」説明)
続きまして塵芥処理組合と衛生組合は都市計画課長から説明いたします。
<秋山都市計画課長>
(参考配布資料「龍ケ崎地方塵芥処理組合分担金」及び「龍ケ崎地方衛生組
合分担金」説明)
<野髙会長>
ここに出ている数字は、今まで均等割り3割というのは、総体予算の3割を均
等割りすると、30億の予算の3割を均等割りすると、7万人で負担する3割と1
万人で負担する3割では1人あたりの負担がものすごく違ってくるわけです。で
すから何とか人口割りにしていただきたいということで、議論に議論を重ねて、
やっと均等割り10%、人口割り90%になって、それが3年経ったら人口割りで
やりましょうというのが、前の海老原龍生管理者からのお話でこうなったわけで
す。串田市長になって、そのときが来たときにいろいろ議論したのですが、何と
しても譲っていただけずにこのまま推移している。ただ、今度は市町村がなくな
りますので、もし、この比率の負担割合ですと3千500万円位増えてしまうわけ
です。今後ともこういうことについては、頑張って何とか人口割りにして、今まで
以上の負担にならないようにしていきたい。
これまでは、減額になってきて、公平と平等を主張して議論した結果こうなって
きた。その辺が数字に表れてきているんですが、今後もいろんな意味で頑張ら
なければ負担が多くなってしまう。
河内町合併推進懇話会会議録
<委員>
ただ今企画財政課長からご説明がありましたが、人口が少ないから交付税が
少なくなるというようなことはないですか。
<伊藤企画財政課長>
交付税を算定する際には、人口も1つの基準になります。面積とか道路面積、
学校数児童数と、いろいろな・・・、
<委員>
それは分かります。5万とか1万とかの、例えば1万人の場合は10%、5万人
以上の場合は20%ですとか、そういうものがあるかどうか。
<伊藤企画財政課長>
表面上は無いと思います。どういう形できているかというと、人口であれば人
口に単価をかけて、これだけ必要だということを出すんですけれども、今やって
いるのは、その単価を下げたり、山間地ですと何倍するとかいろいろあるんで
すけれども、その数値を下げたりして総体を落としてきているのです。
<委員>
それで、もう3年とか5年は合併できないと、龍ケ崎も稲敷も、同等にできる見
込みは少ないということなわけで、町長さん、議会の皆さんにおいては、合併に
ついてよく検討していただいて、河内町が一丸となってどこへ行くとも、龍ケ崎
へ行こうと、稲敷へ行こうと、一丸となってやっていただけるようにお願いしたい
と思います。議会と執行部が車の両輪のようになっていただきたいというふうに
お願いをいたします。以上です。
<野髙会長>
まさにそのとおりであると思います。ですが、主権在民ですから。これを忘れ
て政治をやってはいけないと思います。
<長谷川副会長>
議会のほうも先ほど申しましたように、4月7日に新しい議員でこれから立ち上
げて、皆さんのご意見を拝聴しながらやっていきますので。
<委員>
先ほど来、何人かの議員さんのお話を伺っておりますが、私どもの宿地区出
身の牧山委員に質問したいです。
実は、浄玄の方のお話ですけれども、牧山さんのところに、これから合併どう
するんだというようなお話をされたところ、牧山委員は、稲敷合併に積極的に活
動するというお話をされたそうです。これはまあ事実かどうか。それから、前に
ありました合併研究会という組織が、反対された議員の大半の方は稲敷合併を
進めるという立場にありました。そういったことから、今もそういう意思があって
反対されたのか、その辺のことも是非伺っておきたい。いろんな動きがあって、
それをすっきりした形で解決しないと次のことといっても、どうも収まらないところ
がありますのでお聞かせいただきたい。牧山さんは大野さんの祝勝会のときに
これから合併のこともあるので仲良くやってもらいたいと、握手をしたということ
でもありますし、個人的には龍ケ崎合併であると、龍ケ崎合併ができないときに
は稲敷も含めたことで対応しなければならないという発言をされておったわけで
すから。それがどういうふうな形で変わっていったのかその辺のこともお伺いし
河内町合併推進懇話会会議録
たいと思っております。
<委員>
大野委員とは意見の相違はありますが、喧嘩しているわけではありませんの
で誤解の無いようにお願いします。
確かに私は今回否決に回りました。その最大の理由は、龍ケ崎市長の考えで
す。龍ケ崎市長が河内は今回除きますよという考えを尊重しました。無理やり
入っていっても龍ケ崎と喧嘩みたいになりますから。今回は1市1町の合併を成
立させて、その後河内を入れてもらいたいという気持ちで、私は今回の同一請
求には反対をしました。別に私は龍ケ崎との合併がだめだという、したくないと
いう気持ちではありません。ただ気持ちよく龍ケ崎と合併したいために今回は龍
ケ崎市長の意見を尊重して否決をしました。以上です。
<委員>
龍ケ崎市長を尊重するのか、河内町民を尊重するのかどちらかですよ。考え
方が間違っていますよ。
3)その他
<野髙会長>
その他何かございますか。
<委員>
よろしいですか。
<野髙会長>
どうぞ。
<委員>
稲敷農協の金澤です。先ほど町長からもお話ありましたが、農協も最初は河
内農協になる前は旧村で、金江津、長竿、源清田、生板農協とありまして、杉山
村長のときに河内農協になりました。その後、茨城県で第1号の大型合併農協
となりまして、今は6か町村で稲敷農協をやっております。まだ具体的には決ま
っておりませんけれども、もう少し広域になるということでございます。千葉県は
2つの農協になります。南部と北部の2つだけの農協になります。茨城県は今
のところは県南に1つと県西、県北、鹿行と4つ位になるのかなということでござ
います。場合によっては2つになるかもしれませんが、大体そういう合併をして
いかないと、町村と同じく農協もいろいろな問題があり、厳しい状況であります
ので、できないことがいっぱいあります。ですから、町村についても負担金等が
だんだん増えていって、収入が無いわけですから、成り立たなくなってくるわけ
です。いろいろな知恵を出し合った中で、牧山委員からもありましたが、相手を
知るということも必要かと思いますので、そういうことを研究した中で合併にもっ
ていかなければならないと。そういうことでやはり、前向きな姿勢でみんなで議
論しなければ、これはできない問題であると思いますので、ひとつよろしくお願
いします。
<野髙会長>
茨城県知事も随分心配していただいて、いろいろご協力をいただきました。先
河内町合併推進懇話会会議録
般ご報告してきましたけれども、非常に残念であるというお話でした。また、河
内町を何とかしてあげようということで、龍ケ崎市の3,700名の皆さんから署名
をいただいた。こんな嬉しいことはございません。そしてまた、利根町も1,990
名という署名を集めていただいて、地元はもとより1,953の有効署名ですの
で、河内ばかりではなくて、龍ケ崎市、利根町、全部を巻き込んだ大きな署名だ
ったということを我々は肝に銘じ、感謝すべきは感謝していかなければいけない
と思います。市長の考えもあるでしょうし、思いはいろいろあると思います。しか
し、なんといってもそこに住む住民が1番です。主権在民ですから、住民忘れて
行政やってはいけないと、私は常に肝に銘じて今後もそういう形で、長谷川議
長もいらっしゃいますから、議会とももっともっと煮詰めたうえで方向性をきちっ
と出していきたい。そういう考えで頑張っていきたいと思います。よろしくお願い
します。
<長谷川副会長>
はい。
<野髙会長>
あと最後に何かありましたら、時間もかなり経過したようですから。よろしいで
すか。
<伊藤企画財政課長>
それではご審議ありがとうございました。以上をもちまして、河内町合併推進
懇話会を終了したいと思います。お疲れ様でした。
4.閉会(11:46)
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