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ー. 食品中におけるピタミ ンCとレダク トンの分別定 量法のーつとして 0

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ー. 食品中におけるピタミ ンCとレダク トンの分別定 量法のーつとして 0
@A
−12 ビ タ ミ ン C の ポ ー ラ ロ ゲ ラ フ的 定 量 法
一 オ ル ソ フ ェ ニ レ ン ジ ア ミ ン 法 の 検 討一
静 岡 女 子短 大 江 崎 幸 子
1. 食 品 中 に お け るビ タ ミ ン C と レ ダ ク ト ン の 分 別定
量 法 の 1 つ とし て O−レ ン ジ ア ミ ン( PD A )縮 合反 応
を利 用し た ポ ー ラ ロ グ ラ フ 法 が知 ら れ てい る。 然 し 本 法
は ト リ オ ー ス レ ダ クト ン お よび レ ダ クチ ン 酸 と の 分 別定
量 にし か 検 討 さ れ てい な い。 従 っ て 本 法 を 食 品 の C 分 析
に 適 用 す る た め に は, 更 に 広 く 食 品 に 存 在 又 は存 在 が推
定 さ れ る レ ダ ク ト ン類 , お よ び PD A と反 応 す る 各 種化
合 物( ジ ケ ト ン, a−ケ ト酸 ) に つ い て も 調 べ る必 要 が あ
る。 本 研 究 は こ れ ら の 点 につ い て検 討 し た も の で あ る。
2. 供 試 し た化 合 物 は 次 の 通 りで あ る。
( O レ ダ ク ト ン類: エ リ ソノ
レビ ン 酸,5−メ チル オ キ
シ テ ト ロ ン, な ど 計 5種
(ii ) ポ リフ ェ ノ ール 類: カ テ キ ン, エピ カ テ キ ン,
ル チ ン, タ ン ニ ン酸 , クp ロゲ ン酸 , ミ リ シ ト リ ン 等 計
2噌
(iii) ジ ケ ト ン お よびa −ケト 酸 類: ジ ア セ チ ル, ピ
ル ビ ン酸 ,α−ケ ト グル タ ール 酸, ケ ト グル コ ン酸 等 計13
種
(:iv) 糖 類: グ ル コソ ン ,キ シ ロ ソ ン, 3−デ オ キ シ グ
ル コソ ン, 3−デ オ キ シ キ シ ロ ソ ン等 計lQ 種
( v ) そ の 他: FeS04,
NaaSOs な ど 2種 。
3. 酸化 型 C と P D A 反 応 物 の半 波 電 位 は −0.68V で
あ る 。 供 試 化 合 物 の うち ,PDA
と 反 応 し て −0.68V 付
近 に 電 位 を 示 ナ も の は イ ン ド フ ェ ノー ル 還 元 能 な く , 又
イ ン ド フ ェ ノール 還 元 物 質 と P D A反 応 物 は 半 波電 位 は
い ず れ も −0.68V 以 下 を 示し , 本 法 が 食 品 の 真 の C 定 量
法 とし て 最 適 で あ るこ とを 確 認 し た 。
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