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1991年6月号(No.123)

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1991年6月号(No.123)
ISSN 0285-2861
1
9
9
f
:
宇
宙
科
学
研
究
所
〈
研
究
紹
介
〉
宇宙機器用耐熱複合材料
宇宙科学研究所/
はじめに
宇宙開発の成 JlJ li.
1.1 休
下
部
や
」
二
各側面『熱材料の開発による
ところが大である。スペースシベ|ルを 1.'J にとり
ラ
ミ
ッ
宇宙用情i立体における耐熱材料の E 致。性をまず考
IIH 体 1.;\1\
えてみたい。
が
.
そ
し
て
スペースシャ卜 Jレの外慣は,急激な rJよ J主変化(.rJ
ち上げ時には 950"C.
7
7 イ
ル
カ
ヘ
や ift:I((ltW
371'C
lEd'
尾翼!i
;t;
ii" まには!日',
I品
川
セ
37]-649"C
の
尚 J主
範
凶
と
な
る
に
は
セ
ラ
ミ
fJUIIII~H·J
γ
7
7
以
卜
の
品
店
と
な
る
土
拠
I·.I/Ii
イ Jレ
や
刷
体
│部には耐熱樹脂刊の/ーメソクスマ γ トが伺い
"'f街雫!日l でー IIO"C. 一爵厳
しい地上への州選時には 1260"(; 以卜)に耐え.
W
I 、 liIi.
田
博
られている。以上の i止崩以!主に応じた耐熱材料の
し
開発は王子易なことではなく.産業界と一体となっ
かも内側の人や機器を特から守るために尚 l主な熱
た長期l にわたる共同研究が li われたと 1m いている。
絶縁性を袈j 求される。このような厳しい要求をク
リアーし再使用が可能な材料として|制党された材
耐
熱
材
料
料が、有名なンリカ繊維を..E成分とする耐熱セラ
-~I
ミ y クタイ J レてr ある。もちろん
に
耐
熱
材
料
と
い
っ
て
も
保
々
な
W
l
,
I.I ,l: の
も
の
が
あ
る
・
。
耐
熱
材
料
と
"
わ
れ
て
す
ぐ
に
且
i~U立環境は部位
によって拠な I) .材料もれイ'~j 温度によって IIq 段階
6JJ1tt
に分けて開発されている。日II ち.
に (.1] え if.
1260"C 以上 l二主
てd む~'Ji
1~H 主
を ;41 持
す
る
材
料
で
あ
ろ
う
。
こ
の
他
急
激
な
出
る機首都や宅翼前縁部にはカーポノ/カーボン阪
材
料
と
合材料が用いられ .649- 1260"C の温度範凶となる
と
や
晶
伝
4
.
性
が
よ
い
こ
と
な
ど
が
l
1い
う
か
ぶ
の
は
.
fよ
る
と
.
l主
変
化
に
曲
tえ
る
(
画
J 熱 1商
幣
)
Ij i1 U支
の
ほ
か
に
然
膨
帳
係
数
由
'II \;いこ
l対
係
し
て
く
る
。
ま
た,アプレーション材料では.
スプレーンや|日|収カプセノレ専が大矢凶同突入時に
自分自身は高山f辺
境で熱分解してしまうが,分解反応熱を多 iii に吸
被る 2000'C
以 f の
出
!
主
か
り
内
部
を
保
護
す
る
た
め
の
収し内部を外側の高弘環境から保護する役目を栄
ア
プ
レ
ー
シ
ョ
ン
村
刊
で
あ
ろ
う
。
以
たす。この他.溶鉱炉の耐熱煉瓦などは,ポイド
特
性
に
倒
し
て
布
望
と
考
え
ら
れ
て
い
る
材
料
の
現
状
分
等の欠陥i をわざと iJt 入させて強度を低 l、させてい
析
と
将
米
以
望
を
行
い
た
い
。
Fで
は
こ
れ
ら
の
るが.欠陥i の存庄が熱応力により発斗ーするクラ y
クの進展を妨げる作用をもつことによって高弘環
高
温
高
強
度
及
び
高
耐
熱
衝
撃
材
料
境下での形状保持能力を作り出している。 E正述の
耐熱↑ 10 を同 i題
に
す
る
と
き
第
に詫 R せ
ね
ば
な
ら
スペースシャトルの耐熱タイルも多孔質構造をと
な
い
特
例
は
材
料
の
融
山
で
あ
ろ
う
。
閃
ー
は
耐
熱
性
が
っており,耐熱煉瓦と I ,;J 僚の材料設ff "}iY.、恕に),~つ'
i\ :j" 、とされる
くものである。以上のように多様な由l 然性のうち
較
し
た
も
の
で
あ
る
。
図
で.宇宙附構造体にとって重要になるのはスペー
に
と
っ
た
の
は
耐
熱
衝
撃
性
を
忍
識
し
た
か
ら
で
.
スプレ
小さいほと'耐熱
ンやロケ y トのエンジンや外壁材料等に
要求されるお以高強度及び向耐熱衝躯刊とスペー
い。この
·t ' 熱膨リ長係数
(α)
.MgO
.
材料!日
i酎怒 t'tが良いことはいうまでもな
lヌ|から炭素が日出強度
耐熱衝再開!とも
;
:
1
0
0
.
.
.
.
.
日
)
ま通
+AI
N
達 50
・•z,e
Z
r
B
: T
i
C
幅II !i l"j に揃ぇ尚強度高州刊If'を有する炭素繊年
強
化
材
と
し
.
耐
熱
性
に
[
亙
れ
る
炭
』
;
を
マ
ト
•
2 , 000
長
‘
飯
合
材
料
が
仏
討
II を
7 レ
ー
ン
や
ロ
ケ
y ト
エ
ノ
ジ
ン
朋
の
耐
熱
材
料
と
し
て
現
。
絞
も
期
待
さ
れ
て
4
い
る
も
の
て
4 , 000
3 , 000
以
I) .
y7 ス
と
す
る
波
令
材
料
で
.
ス
ペ
ー
ス
。
1000'C
71 品
配 IllJ 事ill を
は
ば
完
全
に
繊
維
:
B
N
話:
S
i
O•
(C/C)
C/C 似
合
材
料
は
,
車
・SiC:
溢
I支|二に示すように
の
比
強
度
を
も
つ
こ
と
が
分
か
る
。
.
.
.AI.O.OS.O of
Cコ
lで
比
較
す
る
と
,
l立を手守的耐熱
上
の
商
品
滅
て
ー
は
炭
素
/
炭
索
Z
r
0
2U
O
.
;''''~
.
.
.
.
.T
h
O
.
にJ
を縦軸
。
が
によいことが子氾!される。;.If際比強
1
5
0
O
1 , 000
1!l F,機系材料の融市と熱膨張係数を比
eあ
る
。
航
空
宇
'
F
i
:
i
の
先
進
国
で
あ
る
欧
米
で
は
既
に
時
融有(・ C)
u4'でも欧米の
l発
が
か
な
リ
進
ん
で
お
り
,
技術水 iyi に i昆れをとらぬよう辿産省が音頭をとリ
図ー耐黙柱セラミックスの砲点および熱膨張係数
超耐環境科先進材料に関するプロジェクトでilli ・
2
.
0
2(削 F 一一一-qc複合材料(不活性雰囲気巾)
;2d?1
司
、
、
、
1 “同
品
強
度
、
、
国
2田
8
ー
ー
、
一
睦 1'1 チ
タ
ノ
,
マ
ア
ロ
イ
ハド)阿国同組桜蔭
ス
2
.
0
0
0
i品
3
.
0
0
0
I~
(Si C)基複合材科
一一一一石英、ガラスセラミァクス器複骨材料
一一一一アルミナ焼結体
ー一一一一チタン
ーーーーー-
J~MMC
),イレックスガラス
4凹トー一一一一炭素、JIl,鉛(敵棄
。
l 帥o
一一耐熱セラミック
21 例気中)
一一一一樹脂系複合材料、アルミ
4 的
。
(OF)
。
図
二
各
種
耐
勲
材
料
の
比
強
度
の
温
度
依
存
性
図三各種材料の愚高耐勲温度
!~MMC
nL
't~' ・ ιJ が -·14'となって C/C を'I'心にした耐熱材料
する 1M ば
か
り
で
は
な
し
注
目
す
べ
き
魅
力
を
持
っ
た
の BH~~ を jjbj主している。
材
料
と
い
う
こ
と
が
で
き
ょ
う
。
C/C 絞介材料は耐熱1'1 という点では健かに i虫れ
図
二
か
ら
分
か
る
よ
う
に
,
セ
ラ
ミ
,
7 ス
以
下
の
温
8
0
0
キ
C
. MMC
ているが.それはあくまでもイナートな混同気中
度
範
凶
に
も
,
ガ
ラ
ス
マ
ト
リ
ッ
ク
ス
の品で.般主主主l瑚気中では 400-600·C で劣化(般
(Metal MatrixComposite):6
0
0
キ
C
. PMC(Po
化)が MI まる. !ii:って.
IymerMatrixComposite):300·C 以下と各温度
ム工カヘ士三 Jl1I 1, :頼性
この同変化を防ぐ技 l'i の確
範l瑚にユニークな特性を持つ材料が並んでいる.
耐久性をもった由I 熱材料とし
て認知されるための条何となっており.現在耐熱
例えば,ガラス?トリ, 7 ス複合材料は熱膨a;1~係
刊セラミ y クえを中心に機々な材料を C/C 懐合材
数が小さくたに対する透明性を持てる可能刊を有
料 KI(ti にコーテイノグする方法が検討されている。
している。また, MMC は AI 及 lfTi7 ト J) "/クスを
しかしながら.使用溢度範囲が/1:いため.コーテ
念日良においたものであるため適用以l立範聞が低い
ィ/グ附と C/C 桜介材料|討!のサーマルミスマッチ
が,
に起閃する熱応)jによって生じるコーティング脳
Fe 系の超合全をマトリックスとするものの般討も
内及び坪而の 7 ラ y クや;ftIJ雛の ~)j "が容易でない
世fiめられており耐熱tt む 1000·C に近づいていくも
ことや、たとえコ
のと恩われる。
ティングがうまくできたにし
h~近て'は耐熱性の高い金属|刻化合物や Ni , Co ,
てもこの Ji 法て1立コーティング材料の低い耐熱刊
アプレーション材料
に限定されること等、耐熱性の AUII 的 IUj 上には確
」工すべき大さむ技術諜娃i が残されている状態にあ
材料はー般に前温に隊されると出融しやがて気
る。欧米ではコーティング技術の i封雌さから,耐
体となって飛散するが.アプレーンヨン材料はこ
熱i円を多少、犠判にしても般化の l問題の少ない耐熱
のとき|宝|三に示すように融解熱と気化熱を IUk収す
1'1 セラミンクス絞合材料のほうが将来的には有望!
ることによって内部桃造へ熱が似入するのを防ぐ。
とのな凡 t HI されている。
従って.この材料は一回だけの使朋で崩壊すべ〈
陵介材料に絞って耐熱刊の序列を与えると.大
j; られており,既述の耐熱材料では持たない i割高
凡の比当というくらいの精度しかないが.現状で
温環境,すなわち大気凶科突入するす宙船の外~
は l苅三の fn立と考えられる。ここで懐合材料に限
やロケ y トエンジンの l付壁等に使われる。アブレ
ったのは、料品化が亙 t命令の宇'山用材料として
ーンヨン材料に~求される特性としては,
は段通化を U 桁して材料設計できるト具合材料が取
I Jl lt熱融解熱気化熱が大きく多くの熱南が吸
も有効と判断したからである。図こと三を併せて
収できる。
みると分かるように 700-1300・C 的問では C/C とセ
(2) 熱抵抗が大きく内部に熱が伝わりにくい。
ラミ y クス系絞令材 (CMC) の共存領域があるが.
(3)融解時のキ,!Ii度が高< ,炭化層を形成しやすい。
比強度(比剛性)を比る限り'晶ー肢の小さい C/C の
14) 融市が高し、。
万が優れた他を示している。しかしながら, CMC
等があげられる。アプレー y ヨン材料としては,
(Ceramic Matrix Composite)
強度メンパ
で破壊制1'1:の大きい
に
は
成
形
が
谷
易
LAS 等
の
炭
化
珪
素
繊
維
/
ガ
ラ
となる C/C や 7 ェノ -Jレをマトリ y
クスとする連続繊維系の FRP にアプレータ機能を
ス
セ
ラ
ミ
,
7 ス桜合材料や由「間変化特性に優れる炭
直接れl わせることもあるが,図四と表ーに不すよ
化
壇
家
繊
維
0' 炭
素
繊
維
01 ア
ル
ミ
ナ
繊
維
/
炭
化
珪
素
うにアプレータとして分散強化引の FRP をコーテ
以
上
の
耐
熱
性
を
持
ち
同
制
刊
イングする場合もある。
繊
紺
絞
合
材
料
,
1400"(
を
示
す
チ
ラ
ノ
繊
維
焼
結
体
等
多
憾
な
*
I
l
み
合
せ
が
tet に
むすび
尖m化
さ
れ
て
お
り
.
耐
熱
温
度
た
'
け
で
な
く
特
性
の
具
体
的
な
内
科
を
踏
み
込
ん
で
考
え
れ
ば
,
C/C
に
見
劣
り
3 月 31 H まてe三菱電機の材料研究所てー主に FRP
句。
を品 l 象に飯合材料の|制発に携わってきたが,耐熱
材料を主テーマとする
った。
'j':'1山田 T の rr て'·nil 品材料工 'γーという研究部門
ト牛
'I 与を始めていくのか附
小娘訟の段階にある。ここまて'の事'l
l っぽいレビュ
ーからも分かるように.対象になる材料系は
定岬噌聾
ミ、交一
十
然応力
F子
-;&Q': 当
1"1 L を目指すニとにはちがい
ないにしても.どのよヲな観点からどのようにし
,>\,ス圧力
てせめて行くか.材料を触りながらこれから一年
ばかりゆっくりと
司'ト<
41
議E
C/C
やセラミックス系似合材料及びアプレーンヨン材
料であり,耐熱性の
A
定以主 婁起認 茎時a枇thm 安明情M以 e容p」繁
fl$ を千掛けたことはなか
に1'tJ;j J しこれからどんな{十
•
アプレータ
,..ーーーーーー
密度!
A号えてしぺ所存である。
(はった・ひろし)
温度!
表一戸プレーション材の偶成材料候補
主
(マトリックス)
硬化剤
マイ 7 ロ J りレ
ン
エポキシ樹脂
押l
樹脂分
シリカ果 ,
ポリアミド樹脂
表面 ν ールコート
tt ラス系
'事後マイタロパル
SIC
分散補強材
ウイスカ
傾
事キ
無機酸化物
1容
剤
ケトン.エステル
L ペス
分散補強材
チタン磁力リ繊維.アスベスト繊維
お知らせ
-;;l
樹脂
[コ
顔料
テイノグ
ノ
プライマ
俊体情這材
図囚断黙コーテインクの構成および戸プレー
ション材の黙的機能
車
東
…
南
東
車
車
合シンポジウム
月・惑星シンポジウム
宇宙観測シンポジウム
H8 Cl O J)-lO n やN
円
l時
、|叶止 3 i下 7
場
所
'j': ,Ii H・7 研究所本館 2 階会議場
R II幸平成 3 年 7 J129no!ト 30 日(刈
I場品
開l 介せ先宇 Hi 科学研究所研究協力説l
所正
p
!問問日別I合干せ先
f
共同利nJ係 0427(51)39 1]内 2234
字而糾学研究所研究協 j
力J 諜
共同府l 岡係 0427(51 )3911 内 2234
~
表
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カ
ッ
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鋭的て微"It!:に H' 、てむ特性が大幅に劣化する。そ
(
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のため 7 リ-〆ルームの~;理!..
衛
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の
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真
空
試
験
j! d. は.
i~j星のハンドリン
グ笥,これまでの衛尽に比べて桁i♀いの注怠をは
11 年 11 H 以~~,
らゥている。
r
a
jrol の熱J'.:!£試験は,機誌の
C械のクリーンルームで総合試験を
続けている。この I有印の特徴の一つは.訓常 lこ精
政
む
危
険
な
f
1
'
業
で
あ
り
,
今
)
J
末
か
ら
は
じ
ま
る
こ
の
l阜の ~j l,、軟 X 斜1<世 i卓鋭を搭載するため,極端に汚
試
験
の
た
め
に
.
れを嫌うことて的ある。軟 X 線宝li卓鋭は,光ザ系の
つ
が
.
試
験
に
使
う
表 1而に,例えば人 l日!の II子会t等 lこ含まれるイヲ機物が
ン
グ
と
ベ
ー
キ
ン
グ
で
あ
る
.
汚
染
物
-4-
i Ji m と
い
う
1型
車
に
ホ
備
を
進
め
て
来
た
。
そ
の
一
C仰
の
大
引
熱
以
2
E 糟
の
ク
リ
ー
ニ
l吸
清
川
の
ハ
ネ
ル
e出
で
は
を作札宇宙研としては初めて熱真空惜のクリー
打ち上げられる日米共同プロジェクトで.毎年,
ニングを試みたが,ヒータ一系の電源字放等忠わ
日本で l 回.アメリカで I 1111.
ぬハ 7 ニングが続発.凱J'i杢僧関係者の懸命の努
ち合わせを行ってきた。恒例の.この打ち合わせ
力と工夫で,連休前にようやく作業が一段治した。
も
さらに万全を則すため.連休明けには ill 続 6 日
I:l'lにわたって術界全体のベーキングも行い,
い
よ
い
よ
本
需
の
熱
1
2
試
験
に
向
け
て
'
.
l
U
'
ク
リ
一
/
〆
主
4状
I態
て
で
“
熱
』
fヘ'
μ
'
f
~
試
式
験
が
尖
施
そ
れ
に
し
て
も
物
l出れ)j米
7 ェ一人 DSN インターフェ一人科ザデータ処
1転
去
る
凡
込
み
理ソフト, )也 l データ交換ネットワ -7 ,射場イ
J感
ιし
て
い
る
。
ノ;タ -7 エース.ロケ y トインターフェース.軌道
上述1fl,
(
小
川
/
,
(
耳
目
明
)
*
G
E
O
T
A
I
L
l~i Jrの輸送など多岐にわたり.いくつか
の部屋に分かれての分科会が平行して行われた。
の
日
米
打
ち
合
わ
せ
様j
c 打
ち
合
わ
せ
が
,
宇
'
山
研
に
て
唱
5 川 1
3
1
7
に
か
け
て
行
わ
れ
た
.
米
国
情
Iは
,
N
A
S
A
時には和やかに話し合い.時には鋭〈対立した
日
けれども.概してスムーズに打ち合わせが進行し
本
部
\
,
ゴ
ダ
ー
ド
,
J
P
L
の
ほ
か
.
ア
イ
オ
ワ
大
'
~
f
:
.
メ
リ
ー
ラ
ン
ド
大
学
,
CE , ?クドネルダグラス社主ど,総勢29 人
の大派 iE 同で,
wn の幹部会談に引き続き.一次帆み
合わせ結*, eM総令試験.米世IIJ の佑,I証機器イノタ
半
4lドL を
木
当
に
に
{
保
量
つ
こ
と
の
鰍
し
さ
を
摘
かりおなじみになった述中の阪も .fJt のせいか.
議定H立,
ζ尽
力
で
,
極
め
て
て
で
“
あ
る
均
が
II 本では.今 [~I が最終回ということで.すっ
やや!盛 H)j(I~J に比えた。
l白
前
の
準
備
を
i
J
!
i
め
て
い
る
。
熱
ふ
~
柑
|
剥
係
者
の
定期的に合同の.fJ
たのは,両者ーの iV,備が良かった為だけでなく,長
.tIl笈わらず H 本側を圧倒した。
N
年のっき作いで,日4>: I"IJ の英会話能力の向上が呂
しい為でもあるようだ。
CEOTAIL は,いよいよ 7 月から ~fi まる FM総介
ASA は,予算の引き締めが厳しいといいながら、
さすがにいざとなると大したものだと,まず感心
する。
試験に IIJ) けて,被終ラウンドの体制,i が始まる。今
回の会議で残された数多くのアクションアイテム
CEOTAIL 術昼は,米年の 7 片に.アメリカの
ケ不ディーヰ'由センタからデノレタ II ロケットで.
表をにらみながら.各メンパは.次のステ ~7 の
スタートを切ったところである。(中谷一郎)
評議員及び運営協議員について
評議員及び巡 'g' 協議 n は,次のとおりです。任期J (平成 3 年 5 月 i 日~平成 5 年 4 Ji30 日)
評議員 (50 ;1'順)
(20 人)
氏名
職
名
運営協議員 (50音順)
等
氏
名
職
·A、池弘次
杭 Iii 監理研究所長
秋
袋
持
郎
1
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人
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(Gamma-RayObservatory:GRO)
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が
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,
上
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と
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て
,
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測
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星
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っ
た
。
そ
れ
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も
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と
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を
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極
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観
測
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像
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て
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順
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た
。
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て
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後
の
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が
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の
ガ
ン
マ
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鋭
礼
11Jl:ヰ j.!J ~:GRO
で
あ
る
。
全
体
の
丞
量
が 16 トンで,
そ
の
特
異
な
ス
タ
イ
ノ
レ
を
見
れ
ば
,
している。銀河匝
こ
れ
l にひろがった
Y 線は宇宙線が銀
河内ガスと衝突して作られるので,宇宙線の分布
が
ス
ペ
ー
ス
ン
ャ
ト
ノ
レ
で
し
か
上
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な
い
,
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メ
リ
とガスの分布を反映したものとなる。また視野が
カ
の
巨
艦
衛
星
で
あ
る
こ
と
は
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ぐ
分
か
る
。
も
と
も
と
広いのでまだ知られていない
1986 年
摘
に
打
ち
上
げ
ら
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る
設
定
だ
っ
た
も
の
が
再
々
している。
皮
延
期
さ
れ
.
4 , EGRET(超超高エネルギ
1991 年 4
H5tJに打ち上げられた。
更にエネノレギーの高い
7 線ノ〈ースト検出器。
人体を搬影する
ぎんが"の活
III で神秘の
てもとめられないし,
コピ丈現象である。段大の問題は}j向が決まらない
止まったとたんに.有
ことから,旦との同定がうまく行かず.距離がわ
とま・るのは幾っかに一つで,
I屯粒子と
7 線の入射
7 線が特定の天体からき
ている証拠は明白ではなし、。ある人は白鳥座の
CygX-1,へノレクレス極の
fまったものであるが,コリ
7 線を遮断
出てくるか未知
対象 ji 11.;いが.主にブラ y クホーノレや活動銀河緩
l である。
スト,そしてパノレサーのような点源から、銀
河 1M y 線のようにひろがったものまで,ただの.li1
ι 型超高エネノレギー
1-30MeV)
か句,
クエーサーと
l呼ばれる銀河の核,はたまた
宇宙の果てからではないかと怨像されている背景
ンプトン効栄と呼ばれるものになるが,これをニ
幅射の
lill 行わせると
するのはやさしくない。どんなに奇妙て潮
OSSE
ものに強いので,銀河
y 線的人射}j向までわかることを
と異なり観
iJIIJ は当然ひろがった
TM に広がった
と
さて全体をまとめると.個別対象ではガンマ線
パ
エネルギーが高くなると物質との相互作用はコ
利用する。
や Gemminga
なかなか確認め難しい分針である。要するに何が
,
やパ/レサーからの y 線をねらっている。
7 総出f速鋭
HerX-1
か呼ばれる天体から受かったと報告しているが,
rr"J 上させている。視野は数度と狭(
,
y 線からなる雪崩
2 トンである。王見花のところこの
ように高いエネルギーの
-y 線検出器
I古を使って祝針を狭〈限ってい
3. COMPTEL(コンブ卜
y 線ともなると鉄板を持って来
方向ベク}ルに発達するからである。この検出器
だけで重さが約
る。目的の方向以外からの雑音となる
して.性能を
a
検出して方向をだす。なぜなら雪崩は
l 分布と,うま
くいけば既知の星との同定を試みる。
検出器は蛍光結品を
JI
検出器(スパークチュンパー)を何層にも重ねて
ど
のような料や年齢のものなのか分からない。とも
メータにも蛍光結,
もはや
を作る(シセワーと呼んでいる)。この雪崩を放電
から主い。発生源が中性子」ずであるとしても,
2. OSSE(伏視野高エネルギ
O.1-20MeV)
y 線になると,
X 紛l が骨をすりぬけていくのに驚
くが,ここで測る
ベールの一部を刺されたものの,まだ未知の多い
かくたくさんの方向を出して,空間
-y 線観測器
めることだけでも大変なことである。結核診断て
20keV
-3MeV)
がン 7 線バース卜は
i直
20MeV-100GeV)
以下に,この i~i星の目的を格載された検出総こ
とに説明しながら紹介する。
1
. BATSE(ガン
γ 線源を探すのに
Y線までと,あらゆる対象を含んでいて要約
果がでても,この分野では不思議ではない。期待
出
来
る
。
(
村
上
敏
夫
)
Y 綿を対象と
-6
ー
I しい結
品
。御詠
人M4
一巴
σ 柏戸
恐竜の絶滅をめぐって
宇宙科学研究所的川泰宣
恋屯 l立.今か句 2 flP. 2500万年自rIiに地球トーに山筑
l , 1fMOOO万年にわたって地球に君臨
l ,今か
ら 6500万年前に突訓!として絶滅した。その絶滅の
この P: 大限.{j衝突説は.世界'I'の学.J'iーをとりこ
に l ,修正
しかし枇i互になってこの衝突鋭にも幾つかの綻
Jt,(1刈については.数えきれないほどの説が出され
び目が指摘され始めた。第一に,術~(.~てd数ヵ月
ておリ.今だに絶対的なものはない。
以上立変化からのストレスによる雌のホノレモン民
'Ii:; ,
tiff物相の変化による使秘・食中毒,ビスマス
210 の急噌による l直射線附書,大陸移動に f'i'う生態
系の混乱等々の r .
I
i典
的
な
絶
滅
論
J に
対
し
て
.
衝
ン
峡
谷
て
197
年
春
.
北
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校
の
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オ
紀
末
の
イ
3
0
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カ
火の際の噴出物から.地上の数千 i音に j主するイリ
という不思議。その他いくつかの疑問が提出
され始めた矢先.ハワイのキラウェア火山の大噴
以
上
も
あ
る
白
可
ジウムが発見された。マントル深部からの噴出か
1・
1灰
岩
の
屑
に
は
,
有
孔
虫
や
ア
ン
モ
ナ
イ
ト
な
らはそれまてe宇宙起源と身えられたイリジウムが
大品に見つかることもあることが分かるに烹って.
イギリスのアンソニー
ど
い
わ
ゆ
る
I
'
i
亜
紀
の
生
物
化
石
が
沢
山
発
見
さ
れ
る
の
に
.
そ
の
上
の
第
三
紀
の
イ
第二に, KT 府或いはその直後の層に,大量絶滅
い,
Jレ
タ
ー
・
ア
I也l留
の
厚
さ
タ
より巣 'i,';に'/!;jいこと。
14
y タ
チ
オ
e古
地
磁
気
の
;
調
布
を
し
て
い
た
ア
メ
リ
カ
ル
パ
レ
ス
は
.
こ
の
から数年とされている絶滅 J~JI日l が.現実のデ
したはずの恐竜の骨が特に集中町j に現われていな
撃
的
な
デ
ビ
ュ
ー
を
飾
っ
た
「
衝
突
仮
説
」
の
発
端
は
年
前
に
遡
る
。
補強を加えられて,よリ主主合性のお
い理!ti面へと発展していった。
i J天
省
か
ら
は
こ
れ
ら
の
生
物
の
痕
跡
が
な
し
そ
の
続
同
に
厚
さ
ハラム等多くの学者が.
衝突似説を抜楽 l ,地味内部のよ知のメカニズム
1
- Zen!の亦っぽ
いもI~i土の府が挟まっていた。
による大規似て副長期i の火山市動に,恐屯絶滅の )J;(
囚を求めることとなった。
この粘土の分析を依頼された父親の jレイス・ア
その一つの説を紹介する。 111 さ 25km の地殻の下
ノレパレスは,粘土の中のイリジウムが.通市よリ
には l!tさ 2700km の 7 ントルがある。その更にドに
(, 30f自も ih'i い濃度で含まれていることを発見した。
厚さ 150km の D 府,その下は中心絞である。外核を
その後世界中の KT 府( u i1E紀・第三紀境界府)の
なす法体の鉄とニッケルが.国体の鉄とニ y ケル
サンプルを分析したが,アルパレス父 f は必ず異
からなる内核の周りを流動するニとによって中心
常に {.:j いイリジウム iftJ~ を得た。地球ができたこ
絞全体が一種の発電機となり,地球磁場が生じる
ろ地球|に +t勾的に存抗していたイリジウムは,
とされている。外絞には地球の」ーから放射性物質
早い時期に地球の中心付近に沈み.今では地表近
が大量に沈んでさており.それらが崩壊するとき
くにはわずかしかないと考えられている。
の熱は,すぐ上の D 府を加熱し,
山市紀末の恐竜大絶滅とピ y タリのタイミング
D 層は出けて 7
ントルの深青1\にドロドロの 7 グ?のプロ y プ(し
このアル
ずく)を作る。比重も粘性も小さくなったブロ y
パレス父チの報告は世界の「恐竜学者たち」の l問
ブはマント J レ内を急速に上灯、地般の直下に位、が
で:l{, 'ii:; にイリジウムが I世 1J11している/
に尚々たる拍辛子をまき起こした。この'I'から浮卜
り,大祉の重金属を含む 7 グ7 をまき l枚らす。ブ
したのが「巨大関有衝突説」である。阪石には多
ロ y プが完全に政出されるまて'の数 JJ 年から数白
哉のイリジウムが含まれている。計 n によれば,
万年のあいだ,地上は巽'品な激しい火山市郎j に見
今から 6500万年 liij,直径 10km の隙石が秒i生 30km で
舞われる,
というストーリ一。
地球に衝突し,直径2∞ km の 7 レータを穿った.ク
r 衝突説」か「火山説J か,論争はまだまだ絞
レータから吹き上げられた鹿は 3 年にわたって大
くだろう。しかし滅び去った巨大な '4之さ物へのロ
気中を漂って太陽町光をさえぎり,気温は下がり,
マンテイ>'7な郷慾がその論争の恨拠ではな、、
組物連鎖の基盤は完全に崩壊した。このたった l
わずか数百万年しか続いていない樋て'ありながら
例の巨大陥石の衝突によって,わが世の:tr-を謡歌
すでに地球を破壊し始めている人類の未米を比通
していたはずの恐竜は.わずか数ヵ月から数年の
し危機を凶避するためにこそ.この魅力的な課
うちに滅び去ったのだ。
題が村力的に取り組まれていくべきなのである。
一 7
(まとがわやすのり)
L_
ー事長事t 6
南極への船旅
秋山弘光
本年の ISA S ニュース 3 月号の'II'究利介にポー
こちらの力がにi 然、と体が動くので体操した!必じが
ラハトロー y レ気球 (PP I3)の記4>が載っており.
する。{本J最後すぐに朝食が出されるが l 日 4 食の
抗まれた五も多いと思います。
船内食はあまり運動もしない者にとっては過食す
このI' 1013 実験にヰ宙研から参hll L , 2 機の気球
を飛糊して米ました。新聞記可れにもなり
さる L ,船の並fIJi品によってそれ仏l 食べりれるもの
rj.j,j主主を
ではない。
ー陥l した主けんとの比 11\ しで実験成功の成来を岐
船内の長 Il.\-J は将々な教育活動も行われる。安全
せたのを l附干II 基地で 7 ァ y クえを見た l時はうれし
講話
いが-'lfIi惚維な気持て。した。 1 市石,)1 からただ一人
火訓練や発煙灯の使用法等が ~R--;講義で行われ
1ヰi~ 講話,自li で使刑するロープの実問,消
気 J;f( JI~調H呈が参加して,本当に気球が ·H'; げられる
る。特にしらせ大学も一週間l かけて 14H校され.今
のか自分でも小安でした。段初公球的本臓が参加
回の南極i UJI 社III の引|究テー 7 可について観i!削除から
したあげく打ち上げに:A; !lk した句,どう言い沢け
/:I:'I';M'先内谷の説明を全来組員に 111J けて 1-1 われる。
PPB の千1 初j
してもおさまらない点任を負わされた様な気村で
ド PB 実験もこの ιI' に kllみ込まれ,
いっぱいでした。
H i.立び南恨の I也型的条件仕事について説明をわった。
4'~暗が参加してどう計 I III I すれば,
うまく打ち上げりれるか,そればかり 1 ヵ JJ 以上
気球を商品抵の J也で飛m する 4>i i 過 i、に於てもわわ
(, 1'1.、何日自の'I'てヴ\))f(自身が ZE 姐リして.やっとこ
れていたが,今回の般に大きなキベンペ
か"
ンをす
れで行こうと決心山 4えたのは,観 iWI 船 ι しらせ!
るのは初めてであり,可世論-IJーも艦長十万め .1j~ 見の人
が UjI t止を離れるー迎t1 lj 位前だったギを1'JJ い附す。
が出る作で皆の関心の的になっているのを身をも
l昨年の 11 月 14 n 。午, FilOI 時定刻にIl j~' 兄埠 tin を多
って!感じた。講義の後も甲板に tH ていると乗組員
勢の t~ .illリの 'I' を 11\ 航し一路市下し持 n在地フリ
の人から般々と質問を'立'けた。使ったスライドが
7 ン|ルに Ill] けて直行する。
i主 'I' ,;\';;直通過 I時には守
前回昭和基地でぬ彬したものであったが.実に南
ザj ばかリのろか i立主ちを 1(,早大にやった。飛行機で Tii 半
恨の I也てe の気J:f(と云う雰凶気が lH ていたせいもあ
球に入る場合は赤道通過がー
って.十rU 々にきれいですねと去ってくれた。或
iI!i過~.[
l併のうちに行われ.
枚が機|人l で配られる行 'J'; になってしまっ
るしらせの来組只は「気球で南械をー胤させる事
た。 在把飢
j止t 臼拙川測!I川lリ|附曲町船{口}しらせてでずはその一 i迎担 H間
i日!前カか、ら 4
準
L 仙Mず始
は~':のある仕事ですね。ロマンを感じるので赴 ~I
まリ,
共成功させて下さい」と激励の言葉をかけてくれ
名
1干グ/ルレ
プて
を巧え和何I 恒凶l も I) ノハ、一サ/ルレを〈り i返旦して当日を迎え
た。飛ばす気球の観測昔誌を|叫収したらどうだろう
る。 拍亦、 j辺且附近の拍海1 は,t品H に 1的
t日I怜'十カか、てa気 J悦品も 2両;¥五(,
とムう悦楽まで飛びだす始末でした。私の心中は
南極
の極 ;H:、の I也に行〈省にとっては‘半ズボン,ラン
本当に一周するのにはどう刊業すれば良いのかが
ニンク安になれるのが最後かと思うと,おしみな
まだまだ船中でもくすぶり続けているのに他人か
く太陽町制< 'I' て刊行うこの然りは,
,¥j 艇の地て h
ら見ると山信尚々に比えるらしし、。今回の PPB
われるミン l ウインターの f正リと対間的なもので
の成功は他の研究 7 ル
プのサポートがあリ.そ
あると出極経験者は誇る。お祭り好きの私もメン
のためにしらせの巡行計画が PPB と管理棟雄訟
ノ〈ーに )JII えられて来しんだが大人のす::t会そのも
を主体として股初に組まれた結栄,昭和基地に 12
のとムう感じがしたロこの山し物はフリーマント
月 18 c!に入れた事が実験をやリやすくしたと思っ
ノレの n 4' 人会の明』でも披諒され大いに拍手を受け
ている。合せて第一似てv越冬隊の家放の千紙や新
た。
鮮""l'"f'~ が届き,越冬の人達のあの立以
1虫l は待ちに待
市(}の
つたうれしさがにじみ出ていたの壱
ι,I吉
E
自のまfi ま I) は,各五のスピーカーで起床
5 分前の通告で始まる。起床後 JI~ 行 'I' 板にて il'Ll
山来な bい、'0
自衛隊第 2 体操が行われる。ところが昭和基地設
<三陸大気球酷観L測 F
所斤にて〉
(あき井戸ま・ひろみつ)
営 H与の仰の休操はラジオ体械で上↓なれた平1,jI;には
8
-,j‘y::,.~
~込出誉宙
ネットワークの話 (1)
宇宙科学におけるネットワーク
今 l坦l より情報伝 i五のためのネ y トワークに関す
ネ y トワークの代表例 Lt.
NASA の NASCOM と
る解説をjPJ ([II か行うことになった。ところで-'
ESA の ESTRACK てeある。
言でネ y トワークと言っても.用途や刷1m 方式に
l~i.!il巡刷センターでは.
L
. 1:軒耳目に送るべきコ
よっていろいろな舷航のネ y トワー 7 がある L.
ネットワークでf配期されているハ
ドウェアやソ
デ
ー
タ
に
広
づ
い
て
め.ヰ y トワークに l刻する解説を厳奮に行おうと
に.
すると.かなりの分量の基健半項を列挙しなけれ
を利則した宇宙科'~1 においてネ y トワ
する際に必裂となる知識に焦但をしぼり.
7ン
ド
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Itによっては,衛星通刷センターでテレメ
トリデータ'I'の科学データに対する一時的な処遇t
がなされることもある。
クを.fIlm
衛星より得られたテレメトリデータは.適当な
[1\観的
f,t~: 機ネ y トワークによって iff.Ji'.巡 m センターか
に理解できるような解説を試みたい。
ら各研究機関(大ザや研究所など)に配布される。
きて.今回は,ヰ'巾・ H'学においてどのようにネ
ここで使附されるネットワ -7 としては,いろい
y 卜ワークが仙川されるのかを示すために.人工
ろな場作が与えられるが.特定の f:~r JI~. \.'/刷のネッ
1:1iJ '!'J で観測あるいは実験を行い,その結果とし
トワ -7. ヰ:前科学肘のネントワ -7.
一般的な
て得られるデータを収集し、それを地卜で処理す
ザ柿f ネッ|ワーク等が使用されるロこれらの副知
るためのンステム(ここて凶は字'山データンステム
機ネ y トワークではーテレメトリデータだけで主
と nl ぶことにする)の概念について解説を行う。
<
般の計算機 7 ァイノレや 'Iii干メ
ルの伝道をわ
下 l刈に斗街データンステムの代表的な栴成をす、し
うこともできる。このようなf, 1 労機ネントワーク
てある。
の押IJ としては.
まず.
l~i.!Jl と I也 t 同との IHI で無線信号を )IJ' 、て
ある。
コマンドとテレメトリの送受信を行う。地上局は
,
NASA が運営している NSI などが
この他にも宇宙料学に関係のあるネ y トワ -7
取得したテレメトリデータや測距データ等を lQ;i I i
としては,
巡 )11 ネ y トワークを用いて衛星運用センターに送
の内部で様々な情報を 1ム送するために用いられて
る。また.
いるネ γ トワークがあり、
i~i I, i 運用センターは.コ"7/ドデータ
侍
γ
時伶ヂ値
や地 I-.J~j のアンテナ駆動用のデータ等を 1有 }l~ 運用
ド阿には怖かれていないが,宇宙機 1J.l1
NASA の PSCN と ESA
の Iミ SANET が代表例である。
ネ y トワ -7 経由で地上局に伝送する@衛星通011
-9 ー
一宇宙研一
山 III 隙弘
むかし男ありけり
平林久
むかし労ありけリ.名は楠半となんいいける。
主
の
世
の
足
陰陽咲天文行にてありけり。山野辺に.屯波 i主眼
鏡なるものとありけり。
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昭和天阜のおおん時六卜一年,ハレ
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アレーと 7 ラ/ス'It に鯖きて返し.
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て
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時
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辺
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