015年06月20日：環境ビジネス「未着工・未開発太陽光発電所対策」

(推 定 )
職
ビジネ ス
2015 SM
特 集
太 陽 光 発 電
未署 工・未開股 PV発 電 所市場
太陽光発電設備2012、 13年度の認定案件の報告徴収
資源 エ ネルギー庁が太陽光発電 の調達価格 の通正化 と、
接続枠 を確保 したまま事業を開始 しない「空押さえ」を解消するため、
未着 工案 件 の書類 による審査 と、1件 1件 の聴間を実施 、接続枠 に空きを確保する。
400kW以 上 PVに 報告徴収
2015年 1月 末 時点 での産業 用太陽
光発電 の導入容量 は 1331万 kWに 達
したが、これは認定容量 6810kWの わ
ずか約 2000に 過 ぎない。 こうした￨■ で
:…
・
‐
FIT市 1度 運用上、課題 となっているのが
「太陽光 発電 に適用 される調達価格 の
適正化 J、 「接続枠を確保 したまま事業
を開始しない「空押さえJの 解消」だ。
そのため、14年 4月 から、50kW以
l:の
太陽 光発電 設備 については「 180
H以 内に場所及び設備を確保できない
場 合は失 効」との条件をつ けて認定が
行 われて いる (15年 4月 からは 27()日
以内に変更 )こ とに加え、 15年 4月
対鍮 となつた12年 認定案件の
約 13%が 取消しに
現 在、 12年 度 分 はほぼ終 了 していま
すが、 13年 度分 については各経済 産業
局 が 手分けを して 1件 l件 、土地 の場 合
1日
は登 記簿 か所有者 との間の契約 書 、設
社への接続中 し込 み時点か ら、接続契
同庁再生可能エ ネルギー推進 室の担
当者は「12年 から開始 した買取制度で
備 では売 買契約書 や 発注書
約時点 に変更されたほか、設備の仕様
は、制度開始当初 、パ ネル等 のコストか
を確 :=し なが ら、土 地 と設 備 の 確 保 が
変更も厳格化 された。
ら産業用太陽光発電の買取価格が40円
確 認 で きない案件 について、順次、聴 聞
からは、買取価格 の決定時期が電力会
さらに資源 エ ネルギ ー 庁 では現 在、
(税 抜 き)に
決定されました_ しかし、認
発注請 書
を行 つて いる最 中です」と報 告徴収の経
緯 について.ll明 する。
き、新 ルールが適 用されていない 12年
定を受 けながら着 工に至らない案件が
多く、その後パ ネル等のコストが下が つ
度と 13年 度 に認定 を受けた運 転 尉1始
ているにも関わらま いまだに着工 して
が 1322万
400kW以 上の太陽光発電設備に
いない案件 に当時 の買取価格を適用す
み 認定要 件 を充 足 して いる設備 が 976
対して、報告徴収 を行 っている。その結
「場所」及び「設備 の仕様 Jの 決定が
果、
るのは制度運用上か らも問題 であると
万 kW(3902件 )で 522%を 占め、取
の1旨 摘があり、土地と設備を確保 してい
り消 しや 自主 的 に廃 lLし た案 件 が 246
確認できない場合は、聴間を経て、認定
ない案 件 については認定を取 り消すこ
万 kヽ ヽ(728件 )で 13200だ つた。また、
が取り消される。
とになりました。
聴 聞 予定 の ‖ 0万
llt可 能エ ネルギー特別措置法 に基づ
11の
28
2or5
sM tE:i*z
12年 度 分 につ いては報 告 徴 収 対 象
kW(4699件
)。
運 転開始済
kW(69件 )に ついて
設備認定の取消しの状況
太隅光発電設備に関する報告徴収、聴間の状況と結果 (2015年 1月 30日 時点)
取消し鷹止
2013年 ロ
=●
"7kW(7204)
1螂
田鮨情 口定晏件充足
03崚■
"加 略
報 告 徴 収 対 象 1332万 kW■ げ1,713%
取消し 鷹止
227万 kW(648件
)51%
饉告徴収対 ,外
螂 万kWl127.020件 )
)
"7%
非 住 宅 用 の 太 陽 光 の 認 定 量 1.868万
kW II . 100%
運 転 開始済 田定 要 件 充足
123万 kW(998件 )28● /.
口告■収■ :
"告 口収対,外
(分
件) :
"事 1.011,kW(441122■ )360%
2014年 ■
一¨
報 告 徹 収 対 象 2825万
kW
非 住 宅 用 の 太 陽 光 の 認 定 量 4436万
637,も
100%
kW」・
再生可能エネルギー発電設備を設置するまでの―般的な流れ0271時 点
)
設備 認定
'￨=、
接続義務
1
1
経済産業大臣は 発電設備 発電方法が
認定基準に適合している場合は 認定する
●
( ,■
. .1 .1
電力会社は ,正 当な理由J
がない限り 接続を拒めない
囃
“
柳
減
￨
・
接● IE否 ができる「正当な理由
一定の出力制口 (太 陽光 年360時 間 風力 年 72o時 F.5)に 同意しない場合
送電可能容量を超過することとなる場合
供給が需要を■回ることとなる場合
=
固定価格買取制度の設備認定等 の運用見直 し
太隔光発電に適用される関連価格の適正化
「接OI申 込時」から「接続契約時」に変更
な
れ
咄りあ
嗅肇輌
穐hf暫 :ξ '熙 続電
鶴夕
話賜]を 鶴踊認躍貯曜'て い
=メ
口10● 格の決定時期
「発電出力の増カ
ロ
」「太陽電池のこ本仕llの 変更J■ メーカー 槽類の変更 変換効零の低下)を 行う0合
変更IB定 を求め 原則として 変更 定時の日達価格に変更
“
「発電出力の増力,Jを 行う場合 増力
,部 分を別設備として新たに出定し その時点の口達価格を適用
■嘔口鮨後の出力
=■
AttF選
択 に より
頌
工
“
より曖 認 定 め
も含 め た瞳■ 全 体 につ いて
変更
か
の調 達 価 格 に変 更 するこ
平成 27■ 4月 1日 から
適用
(予
定)
平成 27● 2月 15日 以降の
￨
変更口定中諦 から●用
平 成 27年 4月
1日
以降の
別 殷 ● としての 口 定
(又 は 変 更諄 定 )中
“
(予
定)
ら
"か
事業の健全かつ円滑な実施
●■,の 口聖,さ え」の
"止
電 力 会社 が
接 続 契 わ の ● 結 時 に 接 続 粋 を確 定 させ るこ とと した 上 で 姜 輌 契 わ の
接 瑾 工 ● 彙 用 が入 金 され な い 場 合 や 契 ● ■ の 予 定 日まで に運 転 開 始 しない
場 合 は lξ 榔
とす る
:i燦 寄 [￨:鵞
饉の
客 『
:露 享
鵬 ビジネス 2015 SM
29
蘭 ]:肥 発 理里 未署工・ 未開殷 PV発 電 所市場
は、現 在、電力会社との接続契約につ
な非効率性 の 発生などの問題 が発生す
備認定を受 け、買取価格が決定 した案
いて協議中のものなどが含まれる。
ることになる。加 えて、④ 14年 4月 から
件 については、一定期限内に、発電所
運用が開始 された条件付き認定を回避
することにもなる。そこで分害1案 件 につ
の完成 までは求めてはいませんが、土地
いては、発電設備 をまとめて一つの認定
要がありま蔦 そうした考え方は新 しい
ルールである変更認 定の厳格化 にも適
がっている。(1ヽ ずれも15年 1月 30日 時
申請案件 とするなど、適 正な形での申請
を求め、応じない場合 は認定 しない方針
点
をとっている。
13年 度分 については報 告徴収 対 象
が件数にして 12年 度分の倍以 上に及ぶ
′
2825万 kⅥ (1万 375件 )。 すでに取消
し。廃止案件が 227万 kW(648件 )あ
)
と設備の確保までは進めて いただく必
用 されていま蔦 たとえば設備認定時、
A社 のパ ネルだつたが B社 のパ ネ ルに
また分割案件というのは同一の事業
同室担当者 は「 こうして設備認定が取
地 における大規 模設備 を意図的 に小規
消 し 廃止 となつた案件については、接
変更 した場合、変更認定 が必要になり、
買取価格 は変更認定時の値段 になりま
模設備 に分割した場合、たとえばメガワ
続枠 が限 られているので、後発の事業
すJと 。
ットの用地 に低圧 49
者 の方のために、電力会社 に定期的に
報告 し、リストの共有を図 つています」と
とにもかくにも、 14年 度の設備認定
案 件 からは「条 件 付 き認定 」が適 用さ
している。
れ、期限内に土地 と設備 を確保で きな
い場 合 は認 定は自動 的 に失効 となり、
5nVの 設備を何
基も設置するような例を指す。
こうした分割案件では①本来 適用さ
れる安全規制の回避等 による社会的不
公平、②電力会社の設備維持管 理 コス
を適用
14年 度からは「条件付き認定」
トの増加 による、事業者間の不公平や
同室担 当者は「我 々が重視 しているの
は、買取価格が、設備等の調達 コストに
電気料金への転嫁の発生、O不 必要な
電柱、メーター等の設置による社会的
30
2015 sM
tl|gr:i1
見合 つた適正なものとなることで■ 設
事業者 は再度認定 を申請 しなければな
らない。電力会社 と接続契約協議中の
場 合などは、最大 180日 の延長が認め
●
られる。
+ Etlfff,@{1fr
1
￨
―
―
2O 1 5
r+e2z+sF,sgt;)
平年
平
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ォ雰
繁
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￨
1新 規 認定分 1移
行認定 分
￨
￨
制度開始 ￨
からの累 計
￨
￨
￨
一
35,220
|
￨
469
1
4)
1,217.068
+7
+4,6g
1,331
太隔光
(非 住宅 )
26
￨
6,297
+1■ 166
+69
1 64,853 1
144
風カ
+3
‐
913
4
6,308
中小水カ
「
1.511,233
+78
I H5印
231
1
16,鋼
1 1
￨
01
1+∞
1
157
1
2,484
+6
196,706
‐
2,324
507
+2
‐6
０ ”
地熱
2
■0
￨
瓦♂
15
′｀イオマス
■235
(※ 4)
11
+2
￨
1,671
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合計
￨
￨
17
21
+0
352
+8
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￨
1
5,348
1
101,210
￨
￨
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ｎ ︶ ｏ
295
太陽光
(住 宅 )
(※
市
５ ″
︲
￨￨
―
￨
+90
882
240,153
797
4,7 r 3.0 61
+17,283
￨
+79
'-L
■境ビジネス?015 Slv1 31
￨
特 集
1
太 陽 光 発 電
未着工・ 未開骰 PV発 電 所市場
太陽光発電のプロ集団「職人革命会Jに 商機訪れる
買取価格 の低下や出力抑制 ルールの変更 で、減速する太陽光発電市場 。
しかし、これからが真価を問われる時 と、
中小 100社 のネットワーク組織 が蓄積 した技術とノウハウで果敢 に挑戦する。
1買 取価格 36円 の案件が動き出した ￨
太 陽 光発電 市 場 にひところの活 気 が
￨
ない。 2014年 度の 太陽電 池モ ジュール ￨
の 国 内出荷 hlは 921万 kヽ と、前 年度
￨
に比べ 8%の 増加 とな った (太 陽光 発電
1 協会).た だ、203年
国内出71量
'Iの
. が 前 年 度 の 22倍 に拡 大 したペ ースに ￨
比 較 す れ は、市場 の 勢 いが減 速 して い
るのは確かだ.
￨
こうした逆 風が 吹く中「こ
らが真
￨
'1か いるの
inが Flわ れ る時 」と意 気 込 んで
が、 全国の 太陽 光 発電 (PV)施 工 販 売 ￨
1 会社の ネットワーク組織「職 人革 命会J
だ.同 会は約 100社 の会員企業からな
￨
り、その核となるのが月 1回 開催する勉
L
職人
=0会
高根沢喜■ ―会長・傷アル シス代豪取締役
Jr会 _会 員 rl士 が産 業用 PVに 関する ￨
不良・手抜 き工 '目 を撲 減 し、適 ilな サー
たところです 当社の案件 で も電 力 会社
情報を交換 したり、技術 ノウハウの共 ￨
「化を図 ることで、共 に技術 ノ
,・ 営業力
イ
ビスを提 供するPVの プ ロを目指 丸
からの回答が まだ得 られず、塩漬 けの も
に磨きをかけてきた。5月
13、
職 人革命会 の 会長 を務 める高 根沢喜
の もあるし、来年 、再 来年 になって出て
14両 日 ￨ 美 一 アルシス社 長 (栃 木 県那 須塩 原
くるもの もあ りま蔦 蒔 いた種 を刈 り取
市 )は「今 年に入り、会 員の 中には受注 が
増 えて いるところもあれば、1咸 つている
るに至 つて いないのが実情 です」と手ご
に開催 された大阪勉強会の内容 を見て
も、会員企 業による「 ドイツ0&ヽ 1視 察
1
「売″
ところもある。電 力 会 社 の 系統 連 系 に
[単 価 27FIで もガ ンガン戦
報告」、
バ
十 える営 業手法 J、 「売値 から逆算する商 ￨ 対 する対応 の違 いにより、地域 間 で ラ
つ きがでているか らです。当社の場 合は
[分 譲 型 PVが 多かつたが、こ
従 来、低 ′
を捉える」など充実 した実践的なプ ログ
1
ラムが並ぶ .セ ミナーの他にも実地 での
施 工や○&ヽ 1研 修 などを
ll●
32
2015 SIA口 場ビ淋 ス
時実 施 し、
￨
の ところ lM、 2M、
大規 模 なもので は
たえを感 じて いるようだ。
道正な価格 、通正な仕様、
通正な施工が選 ばれる
高根沢会長は、我 々のようなプ ロには
や りやす い環境 が生まれて いると断 言
う
「tヽ わゆる太陽光 バ ブルと言 われ
するて
や く今、買取価 格 36円 案 件が動 き出 し
た頃 は、利益目的で杜撰な E事 をする
10ヽ 1案 件 などの 話 が 来 て いますtよ
5月 13・ 14日
︲︲
一
特 集
未薔工・ 未開設 PV発 電 所市場
太 陽 光 発 電
田僣された大臣触強会.月 1回 、東■・名古■・大口を過回 し、日かれる。
大口尭発電 システムの点検作霙.腱 人事●会では大口光発電システムの菫工研修 .0&‖ 研修も実施する
の間で学び、知識を共有するところから
力で 10∼ 20%の 肖1減 を図 つて い く。 こ
関連など技術力が高 い会員が多く、す
獲得 蓄積したものです」(高 根沢氏
れからが勝 負です」と高根沢会 長 は気迫
ぐに会としての骨格が形成され、会員同
を籠 める。
士が切磋 琢磨 しながら技術力とノウハ
)
iRR6∼ 7%と 投資案件として魅カ
そもそも職 人革 命会 は 2010年 、オー
ウを蓄積 してきました。 まだ産業用 PV
ル電化を勉強する目的で発足。その後 、
に取り組 んで3年 足らずですが、お陰様
として 不適 格との議 論 もなされて いる
FITの 導 入を機 に、 軸 足 を産 業 PVの
で職 人革命会のブランドが確 立し、あ
「買取価格 27円 の現在 のモデルで
が、
施 工・運 用 の学習 に移 した。会の事務局
の 会の会 員なら仕事 を任せられると信
もIR R(内 部収 益率 )は 6∼ 7%出 てい
を担 う○&M事 業 会社エナ ジービジョン
用力が高まっています」と語る。
る。 マンション投資なら3∼ 4%と いわ
(東 京 千代 田区 )の 奥 山恭之社長 は「日
そのため、現在 も入会希望者が多い
れているので十 分 に魅力のある投 資案
本 で は産 業 用 PVは 事 実 上 FITと もに
が、安易に会員を受 け入れて会のブラン
件 で視 それが証拠に、まだまだ外国か
始まった。当初 、産業 用の実績 もノウハ
ドを傷つ けないよう、現在の 100社 規
ら投 資 会 社 が押 し掛 けてきて います」。
ウもない中で、会 員企 業 が 結 束 しFIT
模の体制を維持 していく考えだという。
導入 と同時 に施 工 と営 業 をスター トさせ
●
現在、太陽光発電を巡 っては投 資先
Li:[込
34
慇1:嗽∬
僧量
1
[』
2ot5 sM
ttts ?z
13を
ました。 もともと建 設や高 圧 電 気 工 事
施 工 会社が横 行 しました。 恐 らく現在
稼働 している発電所でも、4年 、5年 す
太陽電池モジュールの月次出荷量
ると不具合の発生するところがたくさん
1400000
(kW)
でてきま現 しかし、一方で発電事 業者
の方たちもPVに ついて勉強を重ね、安
1200000
ければいいという考えを改めて、適正な
価格、適 正な仕様 、適正な施 工を選 ぶ
︲
４
７
獅
５
′ 月
６ 糧
９
速
ケースが増えてきました。 これからは技
術力やノウハウを持たないところは淘汰
されます」と。
しかも、今後、他業種からの参入で発
電事業 の知識
ノウハウが欠けていた、
あるいはI￢ 己資金や融 資を受けるのが
2014年
難 しいなどの理 由から、未着工だった案
2015年
12月
10月
1月
件が動き出す時 こそ、職 人革命会に商
機が訪れるという。
「現在、事業者の方から何 とか発電所
寄せ られていま蔦 たとえば資金 調達 で
は金 融 機 関 に当社 の 作 成 した事 業 シミ
あれ ば、 融 資 が受 けられ るよう一 緒 に
ュレーションを付 けて融 資を受 けられる
の建設 に若手したいと、費用、仕様、資
SPC(特 71目 的 会 社 )を 組 むことを提 案
ようサ ポー トしたりと様 々なお手 伝 いが
金調達、法令などに関 した相談が多数
したり、取引銀 行を紹 介 したり、あるい
で きます。 こうした ノウハ ウも会 員同士
SHJLE「
メンテナンスまで。…
施 工な壺 かを
―
V特 0を
太陽電池 の発電量‖
テ ス ター 感覚 で 簡単測 定
ハ ンディー型
太 陽光 発 電 1-Vカ ー プ トレー サ
NEW
当社 従 来 品 (lVH-10002)か ら
大幅に機能
●格
¥450∞ 0(税 別 )
新栄電子計測器株 式会 社
〒2520816神 奈川 県藤沢市遠藤 2636
p
http://www shin― ei ne 」
員ヨ言
舌(0466)88-3030
FAX(0466)87-0627
ヨ壇ビジ嘱ヽス 2015 SM
集
太 陽 光 発 電
未彗工・未開辟 V発 電所市場
￨
￨
1 2012年 度に認定を受けた運転開始前の400kW以 上の太日光発電設備4,699件
資源 エ ネルギ ー庁 省エ ネルギー・ 新
￨
￨
1未 着工
・未開設 (未 運転)
∼14年
1太 陽 光 発 電 設 備 認 定 量 は、2012年 7月
H月
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戦」
彗
脱1働 ξ
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1
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別措置 法 (再 生￢I能 エ ネルギー電気特
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-3 341MW
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を取 り消すことか ら、その実態 を把握 す
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2012年
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14年 11月
約 33500件 )か ら回 答 を得 た。運
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太陽 光 発 電 の現 状 と展 望 自由民 主 党 政 お 調 査 会 預 源 ■ イルキ 戦 略 調 査 会 再生可 itエ ネ
法 人太陽 光 発電 協 会
ルキー 普及 拡大 手員会 ■月 より 203年 2月 ― 崚
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￨
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太 陽 光 発 電 施 設 に関 する￨:告 ■ 1'の 結 果 より
ー
エネルキー 新 エネル キ ー
'権 斉産 豪 省責 凛 エネル キ 庁 省
=32015年
2月
￨
1
発 電
未着工・ 未開岬 V発 電所 市
欄遭計諄だけでは潤れない現場、
部品や材料ごとの条件をカ
ロ
味して最適施工を実現 ￨ 単管架台専用の部 品開発にも力を注 い ￨
でいる。
1急 斜面にも設置可能なPV架 台
4月 に一般公開された太陽光発電所「DSパ ーク」
(兵 庫県三本市)は 、
約7,000坪
￨
顧客 は、現調から設計 施エ アフター
￨
フォローまでを一貫 して受け持 つワンス ￨
の敷地内
に、PVパ ネル7,296枚 、総発電出力1,860kヽ Vの 太陽光発電設備を見学できる。勾配が
￨
30度 を超える傾斜地や段差の多い土地を想定し、
単管工法でPV架 台が組まれている。
￨
トップサービスに信頼を寄せている。ま
た、「大辰に出会えなければ、発電所の ￨
建設をあきらめていたJと 同社の施 工 技 ￨
術を高く.l価 する。すでに、施 工実績 は ￨
全国で約 350件 、総発電量 は 35MW
I
以上とEP(〕 企業としては高 い実績を上
げている。
￨
￨
カ ー ポ ー トや農 耕 地 との 併 用 も
さらに「DSパ ー ク」では、新 たに注 目 ￨
六日光発電付カーボー ト トラス式槃台
,
￨
されて いる営農 型太 陽 光 発電 にも十 分
に対応可能 な トラス式架 台の システムも ￨
見学 で きる。 トラス式架 台は、単管架台 ￨
に比べ るとコス トがやゃ割高だが、強度 ￨
が 高 く、3m以 上の高 さで も設 置で きる
六円尭発電所
‐
OSバ ー クJ
I 急綱面に触 置された六日光発電●■
11.8MWの
￨
晨示 場 を開設
￨ に寄 り添 う大 辰。基 礎 工 な しで
事
傾斜
￨
曽■型大日光電電 (ト ラス式無台
)
また、造 成 や コンクリー ト打 設などの 基
礎 工 事が 不要 なうえ、 発電 所終 了後 も
ワンストップー貫受注で顧客のニーズ
現状 復帰が容 男 というメリットがある。
「例えば、DSパ ークでは平地だけだ
;
:i]:￨
きた経 験 と技 術 があ りますJと 施 Jlの コ
ンサルティングや設 置 後 のシステムメン ￨
テナンスにも独 自サービスを準備 してい ￨
と有効設置面積が約 5000坪 だが、傾
や、 ソー ラー シェア リングに適 した トラ
斜 を活 かせば約 7.000,平 が 使 えるよう
DSパ ー クでは随時、見学 を受 け付 け
ス架 台など、大 辰ならではの ￨One to
にな り、設置容量 が約 40%以 上増 えま
てお り、実 際 に急 斜 面の 設 置や営農 型
した」と、辰 已誠 社長は胸 を張 る。
太陽 光 発電 、カーポー トのモデルを含む
1土 地 を 無 駄 な く有 効 活 用
同社は、1999年 の倉1業 以来、とびや
t木 工事業で実 績を重ね、2008年 に
建 設 現 場で使 用する単管 パ イス そ
太陽光発電 システム事業に参入した。建
￨ れ を太 陽 光 発電 所 用
架台 に利 用するた
築現場での経 験 に基づ き、構造 計算だ
￨め 、 メッキ加 工 も耐 食性 に優 オ1た 後 漬
けでは測れない現場 ごと、 部品 や材料
け溶 融 ]巨 鉛 メッキ鋼 管 を採 用。現 場で
ごとの 条件を加味 し、高 レベ ルの安 全
パ
1 必 要 に応 じて イプをカットで き、 クラ
ンプ で 側 める位 置 を調 整 するため 、あ
￨
性 と「20年 以 上保つJ耐 久ILを PVシ ス
1
よ
地 へ の PV設 置 を可能 にする単 管 架 台
l One」 の ソリュー ションを公開 している。
￨
る。
』
の
メ
ー
ソ
ガ
ラ
ー
こ
を
る
と
が
見
1 1
l11ヽ
￨
￨
テムでも追求 。3年 前からは、耐食性に
らか じめ 長さやネジ位 置を決 めて加 工し
優れた Zlヽ Nlを 採用 した取付け金具「D
た建 材 を組 み 立 てる従 来 [法 に比 べ 、
キャッチャー」ゃ架台強度の向上を目指
傾 斜 や段 差 に対 して柔 軟 に対応 で きる。
した強化施工 金具「Sキ ャッチャー」など
￨___ _ __ ____
￨
の が特 長 だ。太 陽 光 発電付のカーポー ￨
駐[10ぽ
]讀 糧
7Tげ 場
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35
特 集
1太
未看工・ 未開 WV発 電所市場
太 陽 光 発 電
陽光発電 (10kW以 上)の 基礎・架台の設計と施工のチェックリスト
1低 圧太陽光発電の設計施工基礎
10kW以
￨
上 の 一 般 用電 気工 作 物
太 陽 光 発 電 シ ス テ ム の
1業 界 自主 資料「10kヽ V以 上の一 般用電気 工 作物太 陽光 発電 システムの基
基 礎
￨
礎・ 架台の設計 と施工のチェックリス トと留意点」は、10kヽ V以 上 50kヽ V未
1満
架 台 の 設 計
施 工 の
チ ェ ック リ ス トと 留 意 点
の低圧太陽光発電 が安全・安心 に使用されることを目的 にしたもの。
環境 ヒシネスオンライン ニュースよ￨,201561
￨
―
太陽光 発電協会が作成 したチェック
11響 磐
霊
TI菫 垂
習
富
リストは、低圧太陽光発電の導入に当た
:ig[詈
ってチェック、または、留意することが望
の資格 が必要 となっている。
ましい事項などを事業 者・投資家、SI
￨
￨
最 近 の太 陽 光発電 の 普 及状 況 に関 し
企画立案 者、設計者 および施「 者を対
[太 陽 光発電 の普 及が急激 に拡
て、低 チ
象として、設計や施工に際 してのチェッ
ク項目・内容 などを整理された。
↑
:;燒 承
』
1『 111]
低 圧太 陽光発電 は、電気事業法上で
「
は 一 般用電気 工作物」として位置付 け
ないもの、基本設計や事前設計 が 不十 1
分なもの、施 ■不良などにより設置後 に
られ、電 力会社との電力需給契約 では
トラブルを起こす懸念のあるものなどの
[黒
「低 圧電力契約」の範囲 となる。電気 [
事 の面からは第 一 種電気 工事 士(一 般
工
や自家用電気 工 作物 )や
1用 電気 作物
第二 種電気工事士 (一 般用電気 工作物
)
1案 !li響 ∬ I「 ]俎
[11 1
な状洲 こ対応
おいてチェツクする内容 、第 6章 では施工
のチェック1貞 目について整 I里 されている。
電気設備の分野から
土地の利用法など
￨
したもの。第 4章 では設計や施工に際 して ￨
のチェンク項目、
第 5章 では設計や施工に
太 陽 光 発 電 の 基 礎 架 台の 設 計 施
工 に関 してチエックを行 う項 目と箇所 等
の構 成 は、 チェツクを行 う当事 者毎 に、
チェックを行 う事 項 及びその解 説 並 び
に備 考 を記 載 し、根 拠 となる法 令や規
格 、図などで、より分 か りやすく作業 確
認 がで きるよう工 夫されている。
太 陽 光 発 電 システムに関 する法 的 要
求 事 項 につ いては、 関 係 する法 律や政
省 令、告 示 、基 準 があり、設 備 の設 置
や運 用 に際 して遵 守 すべ き要 求 事 項 関
の項 :]が ある。
法 律 に関 する項 目で は、建 築 物 や構
造 物 の建 築 基準 法 から電 力事 業や電 気
設備 の電 気事業 法、都 市 計画 法、農地
法 、森林 法、消防法 等 、低圧太 陽光 発
電 に係 わる設備 の 仕様 や設 置 場 所、運
用 により規 市1の 対 象 が異 なる場 合 の 根
拠 となる、法 令や 規 格 につ いて も記 載
掲載 されている。
38
zor5 sM
tttst?Z,
●
1
集
未彗工・未開殷 PV発 電 所市場
太 陽 光 発 電
・稼働をサポートするLooopの 総合ソーラーソリューション
1建 設
設置 工 事 、発電 監視 、保守管 理 までを
一 貫 して、全国案 件 に 対応 する。
1停 滞案件 を全面支援
モジュールメーカー 11社 が協力
独自のサービス展開でPV市 場を開拓してきたLooopは 、資金や建設過程の問題
で、着工が遅延している太陽光発電事業向けに総合的に対応する新サービスをス
タートさせた。昨今の太陽光発電事業者が直面している事業課題を代行、解決する。
1反 り扱 うモジュールは、
出荷量
L界 上位
のメーカー (ト リナツーラー、カナディアン
ソーラー、ジンコツーラー、JAツ ーラー)の
他、国内、海外合わせて 11社 あり、より
幅広いニーズに応える。Looopの 本来の
1施 主がかかえる4つ の問題を解決
て い く。
￨
全 日lに は認 定 済 であ りなが ら未 着工 ￨
畠奄 県 暫番 日1汁
y峯
持ち味である高品質・低 コストの部材調達
同 社事 業 本部第一 営業 部長渡辺安彦
に各メーカーの協力が加わることで、投資
氏 は「自社 のノウハウを活 1月 して、EPCを
効率の高 い発電所が建設できる。取 り扱
一 括 して担 い、サポー トしま丸 権利の譲
いメーカーは順 1入 拡大中である。
渡 を 希望 している市 業 主 には、Looop
さらに、
設置後の発電した電力について
受 けているにも関わ らi停 滞 してしま
が 直接 権 利 を買 い取 るか、優 良 事業 者
‐
を斡旋 しますJと 新 サービス 総 合ソーラ
も、PPS(特 定規模電気事業 者)と して同
社が買い取り、安定した売電収益の維持
う主 な理 由は 主に4つ ある。
ーソリューション について説明する。
もサポート
する(36円 以 卜の案件に限る
封
薇
￨
定の取 り消 しにもなり得 る。設備 認定 を
1
2
￨
施 工の難 易度 が 高 く、想 定 していた
同社は、これ まで全 国 l.000件 を超
既 に、数十ヽ1ヽ ヽの案件の相談が寄せ
EPC(設 計、調達 、建設 )事 業者 では ￨ える (2015年 3月 時 点 )太 陽 光 発電 シ
られており、大規模な案件ほど、事業の
能 力不足。
ステムの 開 発、販 売、設 置、 工事 、管
障害は大 きいという。 同社では弁護 士
理 、メンテナンスを手推‖すてきた、EPC
や 土地のコンサルタントなどと連携 し障
事 業 者としての実 績 と独 自のノウハ ウを
害をクリアしていく。
トータル の収 支 が合 わi融 資を受
ナ
」 量朧
糧
令 関 連 の知 識・ 経
豊 富 に蓄積 している。そのノウハウを活
停滞 していた太陽光発電所の建設を
￨
か して、土 地 の取 りまとめから法 令の確
サポートする 1総 合ソーラーソリューショ
認 、近 隣 住民 へ の 説明 、関係機関 へ の
ン 。そのような案件を持つ事業者 には
申請 、整地造 成 、産 廃処理 、部 材 調達 、
願 ってもない新 サービスだ。
験 が不足 し事業 がとん挫 。
4
)。
良い譲渡 先 が見つ からない。
これ らを対 象 に新 サー ビスを展 開 し ￨
p総 合 ソー ラーソリューショ
1相 関図
1平
0 '
≡ 薫
輝
設備
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・・
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電力会社
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自治体
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地域住 民
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住民説明
金融機 関
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融資サボ ト
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磐
群￨
鷺 滉 談
事業本部 第一営業部
部長
■辺 安彦 氏
￨
の
で
1絆 獅い
≧
ス
] 給￨
￨￨二:通達
￨:薦 11
〒113-0033
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馴 ビジネス 2015 SM
●
集
太 陽 光 発 電
未着工・未開般 PV発 電 所市場
1自 然条件によって出力が大きく変動する太陽光・風力は合計で3.7%
エネルギーミックスは太陽光フ%￨
経済産業省は4月 、2030年 のエ ネルギー ミックスについて、原子力は震災前
10年 間の割合 (27%)よ り低減させ 20∼ 22%と し、再生可能エ ネルギーは震
災前 10年 間の割合 (11%)よ り2倍 以上となる22∼ 24%と する案 を発表した。
220c、
再 エ ネは 22∼ 24%。 再化可能 エ
ネルギーの内訳は、太陽光 は 7%、 風 力
は 17%、 バ イオマスは 37∼ 46%、 地
自然条件 によらず安定的な運 用力｀1
能な地熱 水カ バ イオマスを積極的に
149%程 度を確保す
「
る。それにより、 ベースロー ド電源」を
拡大 し、 135%∼
確保する。
2030年 の電源構成 (エ ネルギーミン
る。(2015年 5月 時点
熱 は 10∼ ll%、 水 力は 88∼ 92%。
)
長期 エネルギ ー需給見通 し
ベースロー ド電 源 である石 炭 火 力 は
30年 の 電 源 構 成 の 策 定 に向 けた基
26%程 度 、温室 効 果 ガ ス排 出量の少な
い ミドル電 源 であ るLヽ G火 力 は 27%
本 方針 は、安 全性 を大前提 しつつ 、(1)
程 度 を確 保する。石 油 火力は、震 災前
自給 率 は震 災前 を更 に上 回 る水 準 (概
10年 間 の平均的 な電 源構成 の書」合 (12
クス)は 、経済成長 等 による電 力需要 の
ね 25%程 度 )ま で改 善すること、(2)電
%)よ り低 減 し、 自家 発電 と合 わせて 3
増加を見込む中、徹 底 した省エ ネルギ
カ コストは現 状 よりも引 き下 げること、
%程 度 とする。
ー (節 電 )の 推進 と再 t可 能 エ ネルギー
(3)欧 米 に遜 色な い温 室 効 果 ガ ス削 減
の最大限の導入で約 4害 Jを 賄うことによ
目標 を掲 げ世 界をリー ドすること、 こと
り、原発依存度を低減する。電力需要
とした。 また、 自給 率向上
は徹底 した省エ ネにより約 17%肖 」
減を
コスト低下 に関する日標 を同 時 達 成 す
る 省エ ネル ギーの 強 化 を図 るとともに、
見込み、その 省エ ネ後の電 ノ
」
需要 を前
る中で、徹 lltし た省エ ネ 再 エ ネの導 入
ディマン ドリスポ ンスによるエ ネルギ ー
提 として電 力構成を示した。
や火 力発電 の 効率 化 などを進 め、原 発
消 費行動 の 変 革、エ ネルギ ーマ ネジメン
依 7r度 は可能な限 り低 減 させるものとし
トの推 進 等 を通 じたエ ネルギ ーの 最 適
また、電 源構成 (案 )で の「ベースロー
ド電 源」の比 率は 5600程 度となり、現
・
Co2抑 市」
た。
状 より電カコストがllt減 されると説明す
省 エネルギ ー
産業 、業 務 、家 庭、lL輸 各部 門 におけ
利丹1に より、 スマー トな省エ ネルギー を
30年 の電 源構 成 は、原子 力が 20∼
実現する。 さらに、エ ネファームや燃 料
電 池 自動車 といった 水素 関連 技 術 の活
電源構成 。
発電電力量 (億 kWh)
用 も推 進 。 これ らにより、5030万 kl程
度 の 省エ ネルギーを図 り、エ ネルギー効
率 を35%程 度 改善 する (2012-2030
年)。
長期 エ ネルギ ー 需 給 見通 しの
定期的な見直し
102∼ 113
2168∼
10∼ 11%
ネルギーの進 展 、再 11可 能 エ ネルギ ー
2317 20∼ 22%￨
2366-2515 1 22-24%
長 期エ ネルギー需 給 見通 しは、 省エ
の 導 入、各電 源 の 発 電 コス トの 状 況 や
バ イオ
マス
394-490
37∼ 46%
原 発 を巡 る動 向等 を踏 まえつつ 、少な
くとも3年 ごとに行 われるエ ネルギー基
「画 の 検 討 に合 わせ て、必 要 に応 じ
本言
■散 7は い す れ も投 餃
40
2ots sM
Etgr?z
て見 貞蔦
o
「
勇 電
未彗工 。
未 開設 PV発 電 所市場
農地が問題の未着工案件を、独自のノウハウ技術で稼働へと導く
農地―時転用のスペシヤリスト
現在、問題 になつている大規模発電所の未着工問題。農地が含まれており、着
工が進まないケースも。アルバテックは、そのような案件を稼働へ と導くスペ シャ
リスト。様 々な都道府県で農地一時転用を成功 させてきた同社に話を聞いた。
施 工法「キャス トインエ 法 (架 台基礎 一
体型 工 法 )Jも その一つだ。特許 (特 許
第 5279937号 )を 取得 した工法で、高
い耐震性 とともに、 風速 40m、 積雪
100cmの 耐久性 も兼ね備える。建築物
と同等 の構造計算 で施 工する支柱構造
により、太陽光発電 において、比類ない
自然災害へ の強 さを実現 している。
「キャストインエ法 は、日本特有の風土
に合わせた設計となつていま現 地震や
台風、豪雪 などに対する耐久性 は、各地
で実証されています」と高木氏 。キャスト
インエ法 に使用される部材も、専用の部
品ではなくホームセンターなどで購入でき
全国各地で第一号の
農地一時転用案件を手がけてきた実績
緩和以降も、千葉県山武市の連系第 一
る汎用性の高 い部材 を中心に構成。万
号を始め、群馬県大田市、大阪府 (茨 木
が一、補修が必要 となつた際 も、施 工店
市)、 福岡県筑後市など、全国各地で農
は容 易に部材を調達出来るため短時間
「特 に、ソーラー
での修復が可能となる。
事 前 の 調 査 が 甘 か ったためか、 tヽ ざ
地一 時転用許可申請 の都道府県第一 号
発 電 所 を建 設 しようとした時 に農 地 が
シェアリングの場合、架台の下 に人やトラ
含 まれて いることが判 明 し、計画 が遅れ
案件を多数手力ヽすてきた。代表取締役
の高木あゆみ氏は、「これまでの経験か
た り頓 挫 して しまうケースが 多 々ある。
ら、農業委員会から要求 される内容はほ
性を十分考慮しています」と高木氏 。
認 定 され た土 地 に農 地 が 含 まれて いる
ぼ私どもで把握 していま現 行政書 士と
場 合、農地 転 用の 申請 を行 うか、農地
ともに全て対応策も用意 しており、農業
農地転用のノウハウと、日本 の風 土に
あった架台を提供するアルバテック。低
の一 時転 用を申請 し発 電 所 をソーラー
青が
委員会に対してペーパーベースで申言
シェア リングにしなけれ ばならない。問
可能 で蔦 平均 しておよそ2ヶ 月あれば
圧・高 圧にかかわらず農地問題 で未着
工案件 を抱えている全国の太 陽光 パ ネ
題 は、 農 業 委 員 会 へ の 申請 などハー ド
農地一 時転用 を行 うことができます」と
ルメーカー、EPCな ど業 界全体 の強い
ルが 高 く、事例 も少ないことから、この
自信をのぞかせる。
味方となりそうだ。
分 野 に精 通 して いる経 験 者 があまりに
も少ないことだ。
アルバチックは、農林水産省が農地ヘ
クターが入ることが前提ですから、安全
●
日本の風土 に適 した
独 自の「キヤス トインエ法 J
の太 陽光 発電設備 の設置を条件付 きで
アルバ テ ックの 強 み は、 農 地 一 時 転
認める前から、各自治体の晨業委員会と
用 の ノウハ ウだ けで はない。 農 地 一 時
協議 の上、農地での太陽光発電所を開
設 してきた実績 を持つ。条件付きの規市1
転 用 か らの 野 立 て、 ソーラ ー シエア リ
ングの どちらで も応 用 が 可 能 な独 自の
面
0120-354-552
1東
京 大阪 仙台 京43f名 古屋
口出に,踪 ス
￨
20155M
光 発 電
未着工・ 未 開設 PV発 電所市場
ドイツで高い支持を得るO&Mシ ステム
FITの プレミアム期間の終了も間近 に迫り、事業者の意識は新規案件の開拓から、20年 間安定して売電するための
「0&Mを どうする力」に移 りつつある。以前から重要性を紹介 してきたヨーロッパ・ソーラー・イノベーションの土 肥
氏 に、先進国 ドイツの O&Mの 歴史や失敗事例などをもとに、日本 に最適 な0&Mに ついて取材 した。
ドイツ0&Mビ ジネスの変遷
ggs
太 陽 光 発 電 マー ケ ットが先 行 してい
るドイツは、 日本 の 3年 先、5年 先 を行
● gl● 。
つて いると言 われる。 そんなドイツで も
｀
当初 は、 日本 と同 じように 太陽光 発電
¨
は メンテナンスフリー とい う発 想 が あ
ハ
「 ドイツで FITが スター トし、最初
った。
は メンテナンスフリーと 考えていた事 業
者も、発電事 業 を行 っていくうちに、予
<
1613(
H掘
.''
・ ・・
口
.吟
……
20′
6 tl'ロ ロ
](
`コ
0 120 28 kWh
50し ヽIWh
博lせ ぬ トラブル等が 認知 され、売電収 益
の 機 会 損 失 を避 けるためには メンテナ
ンスや遠 隔 監 視 が必 要 と考えるように
なりましたJと ヨーロッパ ソーラー イノ
太陽 光 発電 ビジネスの 中心 地 である ド
り
惑じて いたという。
太 陽 光 発電 の 中心 地 とな った ドイツ
市場 には、 パ ネル やパ ワコン、○ &M、
遠 隔 監 視 メーカー といった関連 企 業 が
c
ひ ¨富
幸継
イツで生活 し、その熱 気やパ ワーを肌で
０出
L.0ど
ベーションの土 肥 氏 はj吾 る。土肥 氏 は、
発電所 (福 丼彙あわら市)の モニターロ面
世 界 中 か ら集 まってきた。 その 中 で も
―ムに拍車 をかけました。 プラント全 体
○&Mや 遠 隔 監 視 といった分 野 は、 最
の遠 隔監 視や ○&Mを 一 括で契約 する
度から料金体系を大幅に見直す企業が
｀
出てきました。オーナーも 一括契約"に
新の ビジネスフィール ドで、業 界全 体 と
ようなサー ビスが人 気 とな りましたが、
よるコストやリスクに対する理解が低 か
してサービス内容や コスト感覚 が まだ根
それを行 う場 合、非常 にコストがかか り
つたのも一因です」とt肥 氏。○&Mの
付 いていなか った。そのため、様 々な ト
ま丸
コス ト感 覚 の な い ○ &M企 業 が
ll的
である“
事業の継続性 "と いう意味
「遠 隔 監 視 ソ
￨ ラブルが 発 生 したとい う。
￨ フトの機 能 が飛躍 的 に向上 し、プラント
仕事 を取るため、競 合より安 い金額 で業
で条件 を満たす企業はあまり登場 しな
務を請 け負い、その後 コス トが 合 わず 1
かったという。その後、ドイツで FITの
全体を管 理 で きるようにな ったのも、ブ
年でサービスを断 念するケースや、次年
価格が大きく下落 し、経験が蓄積されて
42
2ors sM
tltE
?2,
特集
太 陽 光 発 電
未着 工・未口設 PV発 電 所市場
世界中から高品質の太陽光発電部材をワンストップで提供
PROINSOオ ンラインショップを開設
PROINSOは ロンドンに本 社を置 き、世 界 52カ 国で販 売実績を持 つ太 陽
光発電部材 卸売 りの専門商社 。同社では、世界各国で展開する部材調達力
を活かし、Hヵ 国でオンライショップを展開。いよいよ日本でもスター トする。
伊 集 院 臓
氏
(tヽ
い
うい ん ま こと
,
PRO NSO Japan代
表取綺役
日本 法 人名 ソーラー フィー ン ●ハ ン株 式 会 社
既存設備のパフォーマンスに着日
PROIヽ SOで は、 グループ 内 にO&
Mま で行 う欧州 人 Fの EPCも あること
00
か ら、 同 社 の 0&Mノ ウハ ウを生 か し
た「PROINS()メ ンテナンス」にも今後
注力していく 伊集院氏 は「今後は既 rr
発電所のパフォーマンスを確認 し、改善
していくニーズが拡 人するのは間違 いな
tJと その背景を i党 り 「PROINSOメ
l。
PROINSOオ ンラインシヨツプ
ンテナンス」は、太陽 光発電 システムの
発電量や部材の状態の確認・報告から、
ShopJは グローバルでの業 界の流 行をい
問題点の発見、改善までを行い、必要に
ち早 くキャッチしな力'ら 、価格 もワール ド
応じて別の部材へ の 交換や最新 の監 llL
プライスで購 入が で きる。パ ワコンでは
システムの導 人などを提案するコンサル
架台など太 陽 光 発電 に必 要 な部 材をlL
SMA、 パ ネルでは、りinko
Trina
「メンテナ
ティングまで行うのが特 徴 だ。
供する「PROINS()()nline Shop」 を
プクラスの製 品 が 口I
Sola「 など世 界 トノ
ンスにおいても先進的な欧州から、最新
世界 Hヶ 国で展開 しているが、このほど
能だ=ま たグループに欧州 架台 メーカー
鋭のモニ タリング機 器などを今後積 極
日本 でも国内初 となる太陽 光発電専 Flの
の MECA
的 に日本市場 に投 入していくJ考 えだ
オンラインショップを開言
1す る。
外 の架台 や集電 Ti、 ケーブルなどの電 材
東日本大震災を機 に、日本 における太陽
も販売する。
光発電の普及を決意 し帰国した伊集院
地方施工会社の自由度を上げる
PROINSOは モ ジュール、 パ ワコン、
ネット上 から価 格 のチェックや製 品1の
SOLヽ
Solar、
Rを 有し、主要製品 11
,
選 定、発 注、納 品 Hの 指 定 などが 可能
「PROINSO()l、 line ShopJを ,舌 lll
氏 ,「 導入価格が安 くなることで太陽 光
小 ロットから発注で きるため在庫 リスクが
することで 部材購 人に関わる障壁をなく
発電 はより身近な存在になり、海外のよ
なく、必 要 な時に必 要なだけ自由に部 材
し、中小や地 方の施 ■会社 が 自由 にい
うに地域密着で電 力の自給 自足が実現
を購入できるのが特 徴だ。
つ で も高 品 質 の 部 材 を発注 することが
できる」と伊集院1モ は決意を語る。
発注は 20%の デボジットで可能で、納
で きるようになる
PV」 apan 2015こ 出展します ブース番号 P1305)
〈
えるようにする
品 にあわせて残 金を支 世、
PROINS()Japan代 表 の 伊 集院 誠
など、とくに中 小の施 r会 社に優 しい決
「太陽光 発電 Ili場 は今後 ます ます
氏 は、
済 方 式 を導 入。 また、24時 間 365Fl体
地 域 密 着 になっていくことが予測 され る
制でユーザーが 自由に操 作できる.中 小
中、地域 の施 ■会 社が様 々な部 材 にリー
や地方の施工 会社 にとつて、海 外 有 名メ
チ しやす いツールを提 供することで、「
ーカーの製品 は欲 しくても情報 が乏 しく、
1拍
代 理 店 との ネットワークがなく取 り扱 うこ
うにしたt」 とオンラインショップを開 設
bi・
とが 難 しか った 「PROINSO
した意 図を.●t明 する_
TEL:03-6717-2743({ヽ
Onlinc
1
度 を持 つて ビジネスプランを描 けるよ
●
PR① !NSO
Solar Enerey Supp!ies
プ ロ イ ンゾ
〒 1086028東 京 都 港 区 港 南 2151
0120-86-0707
)
口境ビジネス 2015 SM
41
―
フに 匿 ]:光 発 理 :未 薔工・未 開設 PV発 電所市場
￨
神奈川県は「九都県市首脳会田Jを 代表して分散型エネルギーシステムの構築を要睛した
太陽光発電コスト低減など国に要請
籍
醐糀
竃i黒 飛
鷲L羅露厖
1蓄 電池の導入促進、送配電網を利用する託送料金の見直しなどを要請 した。
―――
―――― ―
￨
続可能量等 の公 表 /東 京電力管内で
も一 部地域で系統連系制約がすでに生
じていたり、発電事業者 が接続 の可否
や出力抑制 のリスクなどを予見できず
投 資判断 が困難な状 況とな っているた
め、電力系統別の接続可能量などの系
統情報および今後の出力制御 の見通 し
などを公表するよう指導すること。太陽
光 発電の普及拡大のための、発電 コス
トの低減 /新 エ ネルギー・産業技術総
合開発機構が 2014年 9月 に策定・発表
した発電 コストロ標 (2020年 :14円 /
kWh、 2030年 17円 /kWh)の 達成に
向け、発電 効率の向上や製造 コス トの
削減を図る技術開発を重 点的に促進す
ること。あわせて設置費用の低減を一
層促進するため、業 界団体 に働きかけ、
太 陽光 発電システムを構成する機 器な
どの規 格化、施 工方法の標準 化や工 期
の短縮化などを進 めることなど。
併せて、 エ ネルギーの地産地消の促
進 に関 しても、蓄電池の導入の促進や
送配電網を利用する託送料金の見直 し
などが盛り込まれている。
ポストFiT制 度
昨年 9月 以降、太 陽光発電設備など
再生可能エネルギーの導入拡大
表 して行 った。
の電力系統 への接続が制限されたこと
「再 生可能 エ ネルギ ー
具体 的 には、
により、固定価格買取制度の運用が見
の導入 拡大 」として、導 入 目標値の設
直され、出力市1御 の対 象が拡大された
定、電 力系統 へ の接続 可能量等 の公
ことなどか ら、 国民 は太陽光発電設備
奈川県の知事、横浜 市 サ
‖崎市・千葉
・
市 さいたま市 相模原市の市長の九都
「太陽光発電の普及拡大」として、発
表、
の導入 に慎重 になっている。 再生可能
電 コス トの低減、固定価格買取制度の
エ ネルギーの導入を今後も持続的 に拡
市が、長期的展望のもとに、共有する膨
「エ ネルギーの地
買取価格の別区分化、
大 していくには、ポスト固定価格買取市1
大な地域活力を生かし、人間生活の総
産地消の促進」として、蓄電池の導入促
度を見通 しながら、電気料金へ の賦課
合的条件 の向上を図るため、共同して広
進、送配電 網を利用する託送料金の見
金 の上乗せによる国民負担の増加を抑
域的課題 に積 llI的 に取 り組むことを目
直 しなど。
制するとともに、電力系統に大 きな負荷
九都県市首脳会議は 1979年 に発足
し、現在、埼玉県・千葉県・東京都・神
的 とした首脳会議。
「第 67回 九都
今回の国へ の要請 は、
県市首脳会議 」(5月 18日 開催 )で の 合
意 に基づ き、神 奈川県が九都県市を代
44
2015 SMヨ 境ビ淋 ス
薔電池 の導入の促進や
送配電網の見直 し
要請のポイントは、電力系統への接
をかけないよう、エネルギーの地産地消
を促進することが重要としている。
●
きたことか ら○&Mの 料 金 やサ ー ビ ス
が適 正化 され 、企 業 は淘汰 された。
現 在 ドイツで は、O&ヽ 1サ ー ビスの
乗 り換 えが盛 んに行 われている.当 初 、
フルスペ ックで 契約 したはいいが、無駄
なものがあるため /HL直 して コストを下 げ
たい、契 約 していた業 者が倒産 したなど
のJ呈 由か ら、 別の ○&M企 業 に乗 り換
えるオーナーが増 えているという 「プ ロ
の O&ヽ 1企 業 同士 が既 存の 発電 所を奪
い合う市場にな って います」とJ「 肥氏
.
その中で、業績を伸 ばしているのが ドイ
アレクシス・シエーサー氏_ヨ ーロツパ ツーラー・イノベー ション株式会社
(左 から)共 同代表取
土田宏吉氏、04彙 ■クリ
"役 スチヤン・ベル ッチエングル氏
ツ・グリーンテック社だ。
独立系 0&M No.1の
「グリーンテック社J
―
■
グリーンテ ック社 は、 ドイツの独立系
は〕
■
)あ
ζ盆某驀
;:ス
○ &M● l門 企 業 。 本 社 はハ ンブル クに
ウやビジネスモデ ルを共有。同社 が築 き ￨
あ り、従 業 員 20名
あげた施 工 店 の ネットワー クを活 か し、
31iの 小 さな会 社 だ。
グリーンテック社 の優 れている点につい
本 格 的 にO&M事 業 を スター トする。
￨
て、 上肥氏は「ビジネスモデルとノウハ
ウにありますJと いう. 同社の○&ヽ 1サ
0&Mサ
￨
ー ビ スを 本 格 ス タ ー ト
/′
口
ービスはいたってシンプ ルなものだ。間
上肥 氏 は、 日本 における○&ヽ 1の 可
い合わせ があると、プラントの詳細 をヒ
能 rJこ ついて「既 に日本 でも、太 陽光 発
アリング し、モ ジュール やパ ワコンのメー
Q備 は メンテナンスフリーではないと ￨
電言
カー、通 隔監 視はどんなソフ トを使 って
いう認 識 になりつつあ りま丸 今 年 6り ]
いるのか、土地の形状 、日照時間 まで幅
末 に FITの プ レ ミアム 期 間 が終 了す る ￨
し
=
■■
====…
―
‐
。
日射■と発電状況を機党化
「基
るサ ー ビスを提 供 して い くという。
本 パ ッケージをベースに、顧客 のプラン
トニーズに合 ったオプ ションを 「けてい
ンテナンスコストを最小 化 するため 、必
fヽ
く,モ ジュールやパ ワコン、遠 隔 監視 ツ
要なものだけを○&MI貞 目として追 加 し
肥 氏 は今後、技 術 的 な視 点 での設 計
て いく。独立 系 ○&Mlヽ 業 なので、メー
施 11レ ベ ルの 目利 き ア ドバ イスの重 要
カーにとらわれず、 ニ ュー トラルな立 場
性 が認識 され、中 立的 かつプ ロとしての ￨
立場 で コンサルテ ィングやア ドバ イスで
,
｀ハ
￨
広く情 報 を収 集 。発電 見を最 大化 し、メ
から、最 適な提 案 がで きるの も強みだ
‐
フト、架 台などプラントデー タを細 か く
￨
確 認 しなが ら丁寧 に、 個 月1の O&Mメ
ニ ュー を提 案 して い きますJと Jl肥 氏 は
グ リー ンテ ツクは、 遠 隔 監 視 でプラ
きる企業 が求 められてくると予想 .ヨ ー
ントを管 理 し、定 期 点 検や 異常 がある
ロ ソフ■ ツーラー イノベーションが新 し
場 合 は提 携 している施 L店 を派遣 する。
く始 め る○&Mサ ー ビ スで は、 グ リー
業 務 を分担することで、 ビジネスをシン
ンテ ック社のこれ までの経験・知 識 とと
プルにし、施 [チ ームを自社 で抱 えるコ
もに、 日本で培 って きた実 績 を加 えた
ストや リスクを軽減 。その 分料金 体系 に
コンサルテ ィングを提 供 、 さらにこれ ま
規模 の 企 業なが ら欧
」ヽ
で 築 き上 げて きた実 力 のあ るプ ロの 施
ョーロッパ
・
ソーラー・ イノベーシヨン株式会社
州 で 450MWの プラン トを管 理 で きる
工 liと の ネットワー クを活 か し、信 頼 あ
TEt 045… 228-9065 niO@e sotaico Jp
反映 して い る
1抱
負を語 つた_
――
!'lE-:'*7,
2Ol5
￨
sM 43
「
鳴集
未着工・未開設 PV発 電 所市粗
太 陽 光 発 電
ゴールデンウィークに日児日県種子日の再エネ事業者に対して出力制御を指示
全国初、
見通しであつた。
同 島 の 電 力 需 要 規 模 (昼 間 最 小
九電が種子島で出力制御を実施
九州電力は、再生可能エネルギー特措法(FIT法 )で 調められた出力制御を鹿児島県種子島の
再エネ事業者に対して指示した。種子島では、春季は年間で最も電力需要が小さくなる一方、
太陽高度が高く、太陽光出力が大きいため、
需給バランスが維持できなくなる恐れがあった。
14,500kW)に 対 す る再 エ ネ 設
:
備
(11,399kW)の 比 率 は、2015年 3月
末 現 在 で、約 79%に 達 して いる。 出
力市J御 対 象 (500kW以 上 )は 、太 陽
光発電 6,124kW(7設 備 )、 風力発電
660kW(1設 備)で 、再 エ ネ設備量全体
の約 60%を 占める。
種子島 において、 ゴール デ ンウィー ク
出力制御対象事業者を交替
期 間 に再 エ ネの出 力市1御 が行 われたの
FIT法 に基づ く出力制御 は、 今年 1
月にルールが変更 され、太陽光の場合、
は、5月 5日 9時 ∼ 16時 の 1日 。指 示の
種子島では、太陽光を中心とした再エ
制御の対象事業者が出力 500kW以 上
対 象 となつたのは、 出力 500kW以 上
ネの回答保留公表時に接続申込済みで
から、出力容量 に関わらず全事業者 に
の再 エ ネ事業 者 8社 の うちの 1社 。気 象
あつた事業者の接続が進んだ結果 、今
「出力制御の上 限が
拡大 したとともに、
予報 データに基づ き、前 日の 4日 に指 示
年 のゴールデンウィーク期 間以降、電
「出
日単位で30日 (30日 ルール)Jか ら、
を出 した。九電 は4月 下旬 に、種 子島 に
力の使用量 の少ない晴れの日を中心 に、
力制御の上限が時間単位で360時 間
設 置 した出力 500kW以 上の太 陽光 発
再 エ ネの出力が増加 し、九電の内燃力
(360時 間ルール)」 となった。また、接
電 (7設 備 )と 風 力発電 (1設 備 )、 計 8設
発電機 の最低出力運 転 (通 常の 50%)
続可能量を超えた場合は「無制限 無補
備 に対 して、出力制御が避 けられ ない見
を実施 しても、供給力が需要を上回るた
の出力抑制lル ールが適用される。
償」
通 しであると伝達 していた。
め、再 エ ネの出力市1御 が避けられない
種子島の最小需要時期の需給見通し制御
九電が実施する離島における
再生可能エネルギーの出力‖御
の必口性 )
(出 力
"●
■ 2015年 5月 3日 の 予想
・
晴れの場合
●
天気が急変する場合
南エネ発電 出力
供給力のアンハランス
解消に必要な出力制御
量を確定
内燃 力発電機出力
島 内需 口
，
■出力
4時
6
8
10
12
14
16
10 20時
431
お 百工′■大変動幅
子3品 圧遺系蒟エネつ食 llを ■_■ r
=増
=充 `」
=実
出奥 九州電力「出力制御の実施方法J2015 428よ り
:再
エネ■■
6
員者 0ま を交 普 ロー
出力利つ か必 要 な曰毎 に 出 力制 0対
テ ーン ヨン して出 力希
'● をlTう 交 普胸
行 う効 果的 な運用
出央 九州■ 力
力制"を
御 の実 施 方 法 J2015 428よ
￨
`出
46
2o1s sM
Dttstti,7,
特 集
未彗工・ 未開設 PV発 電 所市場
太 陽 光 発 電
ものづくり40年 の技術を活かす太陽光架台
・ 金具の専門メーカー
強度
・施工性が高い太陽光発電架台
太陽光にとって、長 い年月パ ネルを支える架台は重要なパーツだ。豪雪地帯 、
環 境 ● 業 部 インフィル クル ープ
太 陽 光 クル ーフ 事 業 部 長
強風地帯、傾斜地 、野立て、屋根付け…。架台とそれをつなぐ金具にはさまざ
まな設 置環境・条件 に応 じた強度、形が求 められる。
日本健 ― 氏
ド
対応できる。
太陽光発電事業 は後発ながら、同社
にはものづ くり企 業としてのスピリッツ
が画期的 な製品開発に息づいている。
月産
50メ ガの 生 産 体 制
日栄インテックは、架台 メーカーにもか
かわらす 配管支持金具や立体駐車場を
手掛 けてきた経験を活 かし、発電所の構
2計 から架台供給、設置工事ま
造計算・言
で行えるのが強み。現在、事業部のスペ
シャリストを投 入し太陽光事業の強化を
傾 a10に 椰おと立ち摯ぶツーラーバ ネル
行 っている。同社は千葉、新潟、上海、
日栄 インテ ツクは 1974年 の創業 。配
地用の架台と杭」だ。現在太陽光発電の
ベ トナムに4つ の工場を持つ。その全てに
管支 持金具 、立体 駐車場 メーカーとして
用地が、平地から山の斜面やゴルフ場跡
架台の部材を板 から曲げて成形するロー
成長 し、業 界の スタンダー ドを作 り上 げ
地などに移 つており、傾斜地に特化した
ルフォー ミング機を設備 することで、月
てきた。 同社では、これ らの培 つてきた
架台や杭 は、今後ニーズが高まると予想
産50メ ガ 月2000ト ンの生産体市1を 整
技 術力を活 か し、太 陽光 発電 専 用の 架
されている。
備。部材を大量生産することで、コストパ
台・金具事 業 に参入。その施 工性や応用
杭 は様 々な自然災害 に耐える強度を
力の高 さは、EPC施 工業 者 か ら高 い評
高めるため、素材にスチールを採用。製
昨年より、大型案件の施工管理ができ
価 を受 けている。
品の特長 については「架台や杭をつなぐ
る技術部隊を補強し、より多くの現場を
金具部分に工夫をこらし、架台の高 さや
管理できる体制を整えている。さらに売
出入り方向、縦 と横の角度を自由に調整
「電力の自
電価格 の低下を視野 に入れ、
日栄インテックが産 業用太陽光架台
することが可能。 これで条件 が悪 い土
家消費、グリノドパ リティに対応 したシス
金具メーカーとして業 界に参 入したのは
地でも、フレキシブルに対応することが
テムも提案営業 していきたい」
と西本氏は
2008年 。太陽光架台 金具の専門 メーカ
できる」と西本氏。
語 つた。
ーとしては、参人が早かったとは言えない。
「後発組 として市場で戦うために最も
メーカーで培 った構造計算力を活 かし、
重視したのは、施工性。い力■こ作業効率
メガソーラーか ら積雪仕様 まで幅広 い
を上げ、簡単に早く、しかも安全にパ ネル
「スチール架台Ⅵ は、V型
架台を用意。
を設置できるかを追求し、製品開発に取
フレーム構造で部品点数 を減らし、強度
り組 んだJと 、環境事業部の西本健一氏。
と施 工 性 を向 上 した メガ ソーラー 向 け
同社 が 自慢 の開発力を活かし、今春
のローコスト架台。 また、「ハ イプ リッド
TEL03-6758-5501
「傾斜
満を持 して市場 に投 入したのが、
架台」は積 雪仕様 もあり、豪雪地帯 にも
FAX:03‐ 3894‐ 0458
スピー ド、施工性 を重視
フォーマンスを上げている。
●
また、一般仕様架台では立体駐車場
日栄インテック株式会社
〒1160011東 京都荒川区西尾久7578
馴 ビジネス 2015 SM
45
太 陽 光 発 電
未看工・ 未 開殷 PV発 電所市場
荷量 は 283万 6,774kWで 、前期比 15
2014年 度の太陽電池国内出荷■過去最高8%増
国内住宅用太陽電池は17%減
太陽光発電協会 (JPEA)の 調査 で、2014年 度の太陽電池モジュールの国
内出荷量 は、前年度比 8%増 で、過去最高となったことがわかった。非住宅
用は前年度比 17%増 であつたが、住宅用 は、前年度比 17%減 となった。
%増 、前 年同期比 2%増 となった。 日
本企業 のモジュール総出荷量 は 188万
7,508kWで 前期比 14%増 、前年同期
比 9500増 であった。
モジュールの総 出荷量 における日本
企業と外国企業の比は 7:3、 国内生産
と海外生産の比は4:6で 、 13年 度、お
よび 14年 度第 1∼ 第 3四 半期 から大 き
りPEAは 、太 陽電 池の日本における
2014年 度第 42Ч 半期 (2015年 1月 ∼3
半期 に逆転 し、それ以 降は非住宅用の
出荷が常 に多くなつている。
月)お よび 2014年 度の国内における大
国 内出荷 量 は微 減
国内出荷量 に占める
陽電池出荷量を調査 した結果を発表し
モジュールの用途別国内出荷では、
外国企業のシェアは 32%
た。概要 は以下のとお り。
な変動はなかった。
住宅用が 18%、 非住宅用が82%。 前年
2014年 度の 太陽電 池 モジュールの
国 内における 14年 度の太 陽電 池モ ジ
国内出荷量 を用途 別 (住 宅用、非 住宅
ュールの 総出荷量 は、前年度比 14%増
用 )に みると、非住宅用 (発 電用途を含
の 987万 2,006kヽ ハ
メであった。
同期比でみると住宅用は36%減 、非住
宅用は5%増 であつた。
絶 対数 量
(kW)で はまだ大 きな数 字
H年 度 以来、太 陽電 池 モ ジュールの
にはなつていないが、前年 同期比で セル
出荷 量 が毎 年 順 調 に増 加 している。 第
とモジュールの輸 出 が大 きく増えた。 そ
宅用に関しては、 13年 度まではモ
1四 半 期は出荷量 が少なく、第 4四 半期
の 影 響 で、 モ ジュールの 総 出 荷 量 は昨
ジュールの 出荷量 がI順 調 に増 大してい
が 多い傾 向 がみ られる。特 に、2013年
年 同期 比 で 微 増 (102%)で あ ったにも
たが、 14年 度は前述のとおり前年度比
度 と2014年 度 は非 常 に類 似 した傾 向
かかわ らず、国内出荷 量 は微 減 (98%)
83%と なった。
を示 し、各四半 期 とも2014年 度 がやや
であった。
12年 度第2四 半期までは非住宅用よ
り住宅用へ の出 Iが 多かったが、第 3四
出荷 量 が 多くな った。
む)向 けのモジュール出荷 量は 14年 度
まで、毎年順調 に伸びている。
(主
●
14年 度 第 4四 半 期 のモジュール総 出
r・
日本 におけるモジュ…ル の総出荷量
日本におけるモジュール の用途国内出荷量
20H年 度
―
,1住 宅用
住宅月
2000
′
2000
2013年
菫
1500
1000
500
0第 1四 半期
――――――――
第2四 半期
4-6月
7-9月
青 い 実 ● が 2014年 層 の 大 田 光 発電 出 衝 量
2013年 度 を上 回 り過 去 晨嵩 とな つてい る
48
2ots sM
[tE ?z
第3四 半期
10∼
12月
1
――
第4四 半期
1∼
3月
第 1四 半 期
4∼ 6月
第 2四 半 期
9月
7∼
第 3四 半 期
12月
10∼
青い点 が2014年 廣の住宅用大田電池出荷■
,い 点●
(同 2013年 廣)を 下回つている
“
第 4四 半 期
1∼
3月
集
未着 工・未開 設 PV発 電所市場
太 陽 光 発 電
太陽光発電協会、日本電機工業会、電気事業連合会、
でとりまとめ公表
出力Hll御 付きパワコンの技術仕様
一 部電 力会社 の出力制御 の適用範 囲を見直す省令改正が 2015年 1月 に実
施 された。それに対応可能な出力制御付きパ ワーコンディショナの技術仕様
を、太陽光発電協会、日本電機 工業会、電気事業連合会がまとめ公表 した。
システム構築 の 仕様 に関 して、太 陽光 発
電 設備 のうち、特 別
圧 に連 系 している
が大 きく、系
ものなど、系統 に与える影響
“
統 運 片Iの 安定化のためにより大 きな責任
を果 たすべ きと考えられる発電 設 備 につ
いては、 専用回線 による出力制御 を行う
方向で検討 されている。高圧以下に連 系
している出力 規 模 が比 較 的 小さな発電
設備 については、基 本的 に発電事 業 者が
今回、発表された出力市1御 付 きパ ワー
市1御 は系統安定化のために必要最小限
インターネット等 の公 衆通 信 網 を通 じて
コンディショナの技 術仕様は、経 産 省で
なものとすることや、出力市1御 の対 象とな
電 力会社 から出力制御情 椰を入手 し、そ
開催 されていた系統 連 系 に関するワーキ
る発電事業者間の 公平性、出力制御シ
の情 報 に基づ き出力市1御 を行 う方 法 や、
ンググループの中で議 論 された。出力制
ステムの「運用実行性 Jを 確保することな
」
制御 スケジュー
配信 事業 者を介 して出 ノ
御 システムを構 築するに当たっては、出力
どを基 本 にまとめられている。 出力市1御
ルを配信 することも盛 り込 まれた。
●
出力制御機能付パ ワコンの技術仕様 (一 部 )
出力増減
・ パ ワコン定 格 出 力 の 100-0%出 力 (0→ 100%出 力 )ま での出 力 変 化 時 間 を、 5∼ 10分
の 間で 1分 単位 で調整可能 とすること (誤 差 は ±5%(常 温 ))。 変化 率は、「100%/(5∼ 10
分)j一定 とすること
。変化率 をリニアにする代 わ りに、一定のステップでの制御する方式 (ラ ンプ 制御 )も 認め る。
なお、制御 ステ ップは 10%以 下 とすること
(制 御ステ ップ )5分 :10%/30秒 (最 」0、 10分 :10%/1分 (最 大 )
部分制御
%以 内 備
は定格出力の
菫 蓄
ゴ
温 )と する こと)
_
___
に
・ パ ネル容量と PCS容 量 を入 力 する機能 を有 し、出 力制御量 を「契約 容量 ベース」から「PCS
容量 ベースJに 換算 して、 パ ワコンに指 令 できる機 能 を具備 する。
なお、容量 入力 にはパスワー ドを設 けるなど、セキュリテイを確保すること
流 防止精度 は、検 出 レベル (定 格出力 の +5%ま たは +150Wの 大 きい方 )、 検 出時限 (5
分以内 )と すること
。出力 制御 0%指 令の場合
i余 剰 買取で は、運 系点の逆 潮流 をゼ ロ (自 家消 費 =発 電 出 力)と する制御 、もしくは発
電機 出力 を 0%と する制御
'
逆潮 流防止
l ②全量買取では、出力制御 (0%)で は発電機出力を0%と する制御
￨・ パ ワコンの 内部通信が異常 となつてか ら、 5分 以 内 で発電 出力 を停止すること。但 し、通信
再開時は自動 または手動 いずれにおいても復 帰可能とする
●
●
オンライン
制御
出力制御 スケジュールは、最短 30分 単位 で更新可能 とすること
更新同期 (次 回アクセス)は 、電カサ ーバ から指 定できる仕様 とすること
一
スケジュール
。400日 (1年 十α)X48点 (24時 間 /30分 )分 の出 力制御量 を設定できること
。任意期間 (日 単位 など)で のスケジュール部分書換が可 能 な仕様 にすること
出興
太陽 t'電 協会「出力帯J御 ● ￨ハ ワーコンテ イショナ
PCSの lI
IIt様 について Jリ
鵬 ビジネス 2015 SM
47
■
寄稿
温室効果ガス削減へ温泉熱利用普及拡大に向けた取組み (栃 木県
温泉熱 は、その泉温 に応 じ適切に利用することで、石油などの化石燃料の使用を抑制することが可能であり、C02
排出量 の削減 による地球温暖化対策のみならま 燃料費削減 による経営改善 にもつながる。さらに、温泉熱利用 に
向けた検討が、地域の将来像 を検討する場になる。
栃木県における
温泉資源のポテンシャル
栃木県/温 泉宿泊施設における温泉熱利用機器導入状況
■ 温泉宿
施設数
'自
■ 温泉別利用機器導入施設数
本 県は、 全 国 第 10位 の 623箇 所 の
源 泉を有 し、鬼怒 川 J治 温 泉、奥 H光
湯元温 泉、塩 原温 泉 、那 須大丸温 泉な
どの著 名な温 泉地 を抱 える、全 国有 数
の 温 泉県である。温 泉 は、観光 産 業 に
おける重 要 な資源であり、地域活性 化 に
果 たす役割 は極 めて大 きい。
栃 木 県 統 計 年 鑑 (2011年 度 版 )に
よると、 県 内温 泉 利 用 宿 泊 施 設 数 は、
450施 設 であ り、県が独 自に実施 した聞
150
き取 り調査 によると、温 泉熱 を冷暖房 や
100
給 湯 等 の入浴以 外 に利 用 している施 設
はその うち22施 設 であつた。 これまで、
本 県 の 特 徴 的 な地域 資源 の一つである
2009年 E
2010年
度
2011年
圧
2012年
度
2013年
度
温 泉は、入浴以外ではほとんど利用 され
ま その 有 効 利用 は、 発電や熱 利用 の
辺 の 環 境 や 源 泉 へ の 影 響 も少な いこと
バ イナ リー 発 電 の 導 入可 の 能性 がある
分野 において、大 きな可能 性 があること
などか ら、 各地 で導 入に向 けた検 討や
ことが 分 か つた。 また、導 入の具 体 的
が期 待 された。
実験 が行 われている。
方 策 として、地域 の 実情 に応 じた小型 発
温泉バイナリー発電導入の可能性
本 県では、温 泉発電の導入実 現 に向
電 気 の導 入、余 剰1温 泉 水 の 有 効 活 用 、
け、県内源 泉 における温 泉 バ イナ リー発
源 泉の共 同管 理 方 式の検 討 など、実効
温 泉 バ イナリー発電 とは、水 より,弗 点
電 の導 入可能性 調査 を実 施 した。70℃
性 を高める具 体 的 な方策 も見えてきた。
の 低 い媒 体 を温 泉 水 で加 熟 し、 蒸 発 し
以 上 の 源 泉を対 象 に、 泉温・ 湯 量 の 季
現 時点で 県 内 における導入実 績 はない
た媒 体 が タービンを回 転 させ て発 電 す
節変 動 、液性、源 泉へ のアクセ ス条件 、
ものの、 今後 も温 泉 バ イナ リー 発 電 機
る仕 組 みである。 地 熱 発電 のように新
源 泉 所 有者 へ の 間 き取 り等 による調査
の開 発状 況 や規 市1緩 和 の動 向を見極 め
規 の開 発を必 要 とせず、既 存の温 泉 水
を実 施 した結果 、県内 3温 泉地 (奥 日光
ながら、導入 に向 けた支援 を継続 して行
を活用することが可 能 であることや、周
湯元 、塩 原、那須 大ナLlに おいて、温 泉
きたいと考える。
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太 陽 光 発 電
未着工・ 未 開般 PV発 電所市場
頑 llヒ レネ ス 万ン ラ イン
2015512よ
り
「屋根賞blマ ッチング事業を実施
神奈川県は、
今年度「民間施設J「 住宅J「 土地Jを 対魚とした
発電事業者 の登録 にあたつては、当
該事業者 が次の要件 を充たしているこ
太陽光発電の屋根0土 地貫しマツチング
「屋根貸 し」等を行う
神奈川県は、太陽光発電設備 の普及を促進するため、
発電事業者の登録を行 い、公表することにより、発電事業者と施 設所有者
ン
[f[11「
瞥
い
済 ませる必要がある。登録期間 は 2015
公開を行わない。
で。
貸 し」等 の相手方 とする発電事 業者 に、
太陽光発電事業を円滑 に遂行できる
安定的かつ健全な財政能力を有する
・ 直近 2ヵ 年の決算 において、経常収支
年 4月 22日
「屋根
は、発電事業者情報を開覧の上、
・法人であること。
・「屋根貸 し」又は「土地 貸 し等」による
こと。
今年度からは「屋根貸 し」希望施設お
``Jliを
よび「土地貸
し等」希望地の登 録 および
「屋根貸 しJを 希望する施設所有者等
とを必 要 とする。
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2016年 3月 14日 い ま
が黒字 であること。
・ 過去 2年 以内に銀行取引停止処分を
受けていないことなどの条件がある。
施設 /住 宅所有者の方は、概ね 20年
マッチング事業 に一本化
間継続 して賃貸 できる施設であり、発
県 は、 12年 7月 1日 か らスター トした
電事業者 が示す期間、賃貸できること。
直接 コンタクトを取るか、県を通 じた情
固定価 格 買取 制 度 を活用 した太 陽 光 発
建築基準法 に基づ く新耐震基準が適 用
報提供を行う。発電事業者 は、施設所
電 設 備 の 普 及を促 進 するため、 12年 9
されている施設 (1981年 6月 1日 以降に
有者等からのコンタクト、または県を通
「屋
月から継続的に、民間施設における
建築確認を受 けた施設 )又 は新耐震基
じた情報提供を受 けて、個別協議を開
のマッチングに取り組んできた。
根貸し」
準は適 用されていないが耐 震補強 工事
始するというもの。
が行われている施設若 しくは新耐震基
登録を希望する発電事業者は、事業
所向け「屋根貸 しJの 場合は、25kW程
これまでは、民間施設における屋根
以外にも、マッチングの対象を「土地 J
「複数住宅の屋根」などに拡大させ、マ
当の強度を持 つことが確 認 できる施 設
度の太陽光発電設備を設置する賃料等
ッチング事業を個別に実施 してきた。今
で、屋根面積が、 150面 以上であり、
対価 の例を、住宅向け「屋根貸 し」の場
合 は、所定の必 要事 」
貢を記載 したモデ
年度 からはこれらをとりまとめて一本化
し、 15年 度神奈川県「屋根貸 し」等マッ
等)が なく、日I14条 件が良好 であること
ルプランを示 し、期間内に登録 中請を
チング事業として実施する。
などの条件がある。
準 は適 用 されていないが新耐震基準相
周囲に受光障害物 (山 、森林 、 ビル
●
土地賃L」 をマッチング
神奈川県、今年も太陽光発電の「屋根貸し。
神 奈川 県
事業者情報閲覧
発電●彙書僣●公開
軸
―
、
県を通じて施設or
土地譲歩を提供し
関心のある事業者か
らの問い合せを待ち
たい場合 その旨を
申謂
1屋 根貸し出し
モデルの関詢●J
の提出
県HPの 事業スア情報を閲覧 し、
希望する発電事業者 にコンタクト
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