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2016年度環境社会報告書 年度環境社会報告書 年度

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2016年度環境社会報告書 年度環境社会報告書 年度
2016
2016年度環境社会報告書
1
目次
はじめに
・・・3頁
日本乳化剤の概要と沿革
・・・4頁
事業紹介
・・・4頁
RC活動に関する取り組み(トップからのメッセージ)
・・・5頁
安全理念・RC基本方針・RC推進体制
・・・6頁
環境理念・環境方針
・・・6頁
第3次中期RC推進計画(2014年度~2016年度)
・・・7頁
2015年度RC計画目標と実績
・・・8頁
安全優先の風土強化の取り組みについて
・・・10頁
**川崎工場サイトレポート**
工場長ご挨拶
・・・12 頁
川崎工場の概要と沿革
・・・13 頁
環境データ集
・・・14 頁
環境コミュニケーション
・・・15 頁
危機管理・安全に関する取り組み
**鹿島工場サイトレポート**
工場長ご挨拶
・・・16 頁
鹿島工場の概要
・・・17 頁
環境データ集
・・・18 頁
お問い合わせ先
日本乳化剤株式会社 RC統括部
〒210-0865
神奈川県川崎市川崎区千鳥町 1 番一号
TEL: 044-266-8975
FAX: 044-276-1724
2
<はじめに>
はじめに>
“技術と提案力で社会とともに成長を”
日本乳化剤は1953年の創業以来、生活環境の向上と自然環境の保全・浄化に資する化学製品の提供を通じて、
社会の健全な発展に貢献しています。現在は、操業当初からの乳化剤技術を生かした「界面活性剤」、特殊溶
剤の「グリコールエーテル」、そして温暖化防止対策としての期待が高まる「アミン誘導体」の製品群を事業
の三本柱として、多様なニーズにお応えしています。
いずれも、他社にない独自の技術によりカスタマイズしたオンリーワン製品を提供していることが当社の強
みです。
経営においては、2020年度を目標とした、新中長期計画を展開し、エネルギー、環境、電子情報機器など次
世代成長分野における事業展開に力を注いでいます。長年にわたる実績に裏づけられた確かな技術力と常に技
術革新に挑むチャレンジ精神、そしてそれらを実践する人材の育成が当社の命。技術と提案力をもってより良
い未来づくりに貢献できることを、私たちは最大の喜びとしています。
経営理念
日本乳化剤は、2020年のあるべき姿として、
「チャレンジ精神に満ちた企業体質・利益を生み出す
企業体質への変革を実行します」
それにより、
「スペシャリティケミカルを中心とした、安定的な利益を生み出す
中堅化学メーカーを目指します」
RC活動においては、2009年よりレスポンシブル・ケア(RC)活動を事業所における生産活動の中心に位
置付けて、積極的に化学品製造会社の使命である、「環境・安全・品質」を確保することに取り組んできまし
た。 2014年度より新たに第3次中期RC推進計画を策定し活動しましたので、このたび環境社会報告書を公表
し、日本乳化剤の環境方針、環境マネージメントに関する事項、環境目標、環境に関する様々なデーター等に
ついて紹介し、環境に対する取組姿勢への理解と信頼を得ることを願っております。
3
<日本乳化剤の概要と沿革>
本
社
東京都中央区日本橋小舟町4-1
設
立
昭和28年5月(1953年)
資 本 金
10億円
代 表 者
代表取締役社長
従 業 員
362名
主な事業
界面活性剤・化成品の製造・販売
株
株式会社日本触媒(100%)
主
田中
雅一
(2016年4月1日現在)
昭和 28 年(1953)
資本金500万円で設立、玉川工場で農薬用乳化剤生産
昭和 29 年(1954)
三共株式会社(現、第一三共) の100%子会社となる
昭和 31 年(1956)
埼玉県草加市に工場及び研究所を移設
昭和 38 年(1963)
川崎工場建設、高沸点溶剤ブチルグリコール生産
昭和 39 年(1964)
高中沸点溶剤メチルグリコール並びにアミノアルコール各種誘導体生産
昭和 44 年(1969)
草加工場を川崎工場に統合、技術研究所新設
昭和 45 年(1970)
台湾に当社技術指導により中日合成化学(股)設立
昭和 49 年(1974)
川崎工場グリコールエーテル連続プラント設備増設
昭和 51 年(1976)
韓国に当社の技術指導により韓国乳化剤(韓農化成)設立
平成
鹿島臨海工業地帯に鹿島工場建設
9 年(1997)
平成 20 年(2008)
株式会社日本触媒グループの100%子会社となる
平成 22 年(2010)
資本金10億円に増資
平成 22 年(2010)
鹿島工場グリコールエーテル連続製造設備増設
<事業紹介>
当社製品は様々な化学的特性を有しており、各種の界面活性剤、グリコールエーテル、アミン化合物などの製品を
多くの分野でご使用頂いています。
医薬・
・農薬
医薬
紙・パルプ・繊維
・パルプ・繊維
香料・トイレタリー
・トイレタリー
香料
界面活性剤
合成樹脂
アミン化合物
グリコール
エーテル
土木建築・
・石油
土木建築
電子材料
自動車・
・機械
自動車
塗料・インク
・インク
塗料
4
<RC活動に関する取り組み>
RC活動に関する取り組み>
トップからのメッセージ
当社は、2015 年度無事故・無災害の継続と品質トラブル削減に努力してきました。
近年、製造業におきましては、休業災害を含む死傷災害者数は前年比 981 人減(3.6%減)と減少しています。
しかしながら産業活動の活発化による人手不足の顕在化で、経験が浅い作業者が職場に潜む危険を察知できな
いという、将来的リスクが指摘されています。
安心して働くことができる職場づくりを目指すにあたり、職場をあげて危険個所を発見し、速やかに対策を講
じることで、事業所の安全意識を高めていくことが重要と思います。
このような状況に鑑み、当社は、2015 年度に若年作業者の危険感性の向上を目的として、危険性体感教育を
新たに取り入れ、
「安全がすべての活動に優先する」の安全理念のもと、安全文化の醸成を図っています。 さ
らに、現場中堅社員を中心とした「現場力改善 Task - Force」を組織し、品質トラブルの改善活動をおこなう
とともに、安全についても、職場をあげて危険作業のリスクアセスメント洗い出しと対策実施に取り組んでい
ます。
化学工場の事故では、一歩間違えれば、企業そのものの存続さえ危うくなることも再認識し、今後も、現場
の危険作業を少しでも多く削減するために、RC 活動、TPM 活動に加え、
“現場力改善活動”とも連携して、業務
の見直しをおこない、安心・安全な工場の実現に向け、積極的に改善に取り組んでいきます。
これら基本安全活動の 2015 年度計画と実績を、環境社会報告書にまとめ、紹介しております。当社の取り組
みや考え方について、ご理解を深めていただくとともに、一層のご支援と忌憚のないご意見を賜れれば幸いで
す。
代表取締役社長
2016年6月
田中 雅一
<安全理念>
安全理念>
日本乳化剤は、「安全はすべての活動に優先する」
「安全はすべての活動に優先する」という安全理念を掲げて、RC活動に取り組みます。
「安全はすべての活動に優先する」
<RC基本方針
RC基本方針>
基本方針>
レスポンシブル・ケア(RC)活動を中心に、環境・安全・品質に関して、以下のことを最優先事項として取り
組みます。
1. 安全かつ安定生産体制が維持できている会社である。
2. 市場・顧客ニーズに迅速かつ的確に対応できており、技術力に裏づけされた製品が主力製品に
なっている会社である。
3. 働き甲斐があり、明るく健康で安心して働ける会社である。
日本乳化剤は、このRC基本方針を全ての従業員が正しく理解し、その重要性を自覚して、全ての事業活動を通
じて、実践していくことに努めます。
5
<RC推進体制
RC推進体制>
推進体制>
社長を委員長とするRC推進委員会を設置し、その下部組織として、川崎・鹿島工場にRC委員会を設けて、RC
目標達成のための重点課題を定めRC活動を推進しています。
川崎・鹿島両工場とも、ISO14001を取得し、環境にも配慮した生産を行っています。
<環境理念>
環境理念>
私たちは、社会の重要な一員として「地球環境の保全に積極的に貢献していくことは、
企業の基本的責務である」との認識の下にその事業活動を展開し、社会の発展に貢献する。
<環境方針>
環境方針>
川崎工場は、界面活性剤及び化成品等の開発・生産をおこなっており、これらの事業活動
において、環境負荷を軽減する活動を継続的に行い地球環境と地域に調和した環境改善に努
めるため、次の通り方針を定める。
1.地球環境保全への取り組みを最重要課題の一つとして位置づけ、企業活動を展開する。
2.環境保全に関する各種法令・条例・協定などに基づく規制を順守すると供に、各種の
環境負荷の低減に関し、具体的な目的・目標を定めて、その達成に努める。
3.環境管理のための体制やシステムを整備し、その運営の継続的な改善と汚染の予防に
努める。
4.環境負荷のより少ない製品・技術・サービスの開発と社会への提供に努める。
5.環境方針を達成するため文書化し、実行・維持し全従業員(構内協力会社を含む)に
周知させる。
6.この環境方針は、外部からの要請に応じて、開示する。
6
<第3次中期RC
<第3次中期RC推進計画>
RC推進計画>
期間
2014 年 4 月 1 日 ~ 2017 年 3 月 31 日
目標と重点項目
(1)労働安全衛生
目
標 :
・休業災害ゼロ(協力会社含む)
・不休災害ゼロ(協力会社含む)
重点実施項目: 小集団活動による安全意識向上、非定常作業のリスク削減
①小集団活動による安全意識向上
②OSHMS の推進
③非定常作業のリスク削減
(2)品
目
質
標
: ・重大品質クレーム
ゼロ
・品質クレーム
・工程異常、品質不適合(損金 100 万円以上)
セロ
ゼロ
重点実施項目: 手順書整備による工程トラブルの防止、品質意識向上によるヒューマンエラーの防止
①品質トラブル防止のための継続的な改善活動の展開
②工程管理トラブル、ヒューマンエラー撲滅
③社内品質管理による不適合品流出防止
(3)環境保全
目
標 : 2016 年度達成目標として
・エネルギー使用原単位の削減(2013 年度比:5%削減)
・CO2 排出量原単位の削減(2013 年度比:3%削減)
・廃棄物発生量原単位の削減(2013 年度比:5%削減)
・外部最終埋立処分量の削減
・PRTR 法対象物質の排出量削減
重点実施項目: 環境マネジメントシステムによる継続的な改善の推進
①著しい環境側面の重点課題について、対策策定と実施
②省エネ活動の継続
③臭気苦情ゼロのための除害設備の適正管理
④PRTR 法規制物質の排出量削減のための技術的な検討
(4)保安防災
目
標 : ・災害ゼロ
・事故ゼロ
重点実施項目: 老朽設備の更新、耐震化の推進、予防保全の取り組み、設備、工程変更に対する
適切な管理(レビュー)
①設備リスクの低減
②防災体制の充実
③保全教育・訓練の充実により、自主保全技能のレベルアップ
(5)化学品安全
目
標 : ・化学品問題
ゼロ (法的・社会的)
重点実施項目: ①化学物質の国内外法規制への適切な対応
②化学品安全教育による作業者のリスク感性の向上
(6)社会とのコミュニケーション
目
標 : ・地域及び従業員とのコミュニケーション
重点実施項目: ①地域社会活動への積極的な参画
②環境社会報告書による情報公開システムの構築
③関係官庁及び、近隣交流による情報の社内共有
7
8
9
<安全優先の風土強化の取り組みについて>
安全優先の風土強化
2009 年より RC 活動を導入し、OSHMS マネージメントシステムに基づく安全優先の風土
強化を図ってきました。RC 活動 5 年目にあたる 2014 年度には、日本乳化剤の企業倫理及び安全理念
と RC 基本方針を再確認するために、安全の誓いを定めて、「安全手帳」を作成し、配布することで
周知しました。
安全手帳
危険安全体験教育
2015年度には、若年層を中心に、危険安全体験教育を開始し、現場作業に潜んでいる危険について、高
所作業・フォークリフト作業・ケーブルドラム発熱・有機溶媒引火燃焼等13項目を、実際に体感すること
で、リスク感受性の強化を図っています。
10
また、技術研究員全員を対象に、実験室における「化学物質危険性体感教育」を実施し、外部講師に
よる危険物の安全な取り扱いについての基礎講習と、実験操作の学習を開始した。
化学物質の混合危険などの学習
化学物質の混合危険などの学習
ドラフト内で燃焼体感
全体保安教育の実施
2015年度より、全従業員を対象に、川崎・鹿島工場で保安動向と事故事例及び現状の取り組み
について、環境安全部長を講師に保安教育を開始した。また、工場長が講師になり、当社の過去
事故事例を教材として、日常業務の中に潜むリスク感受性を高める教育を実施した。
化学会社の保安動向と事故事例の講習
化学会社の保安動向と事故事例の講習
当社の過去事故事例の学習
11
***川崎工場サイトレポート***
***川崎工場サイトレポート***
<工場長ご挨拶>
当社川崎事業所は、2015 年度 RC 活動に於いて、労働安全では、緊急時危険作業のリスクアセスメントに取
り組み、地震・津波・台風等の災害時危険作業や、緊急時防災活動のリスク洗い出しと対策を実施しました。
しかしながら、労働災害面では薬傷による不休災害が 1 件発生しました。この再発防止対策として、職場毎の
安全対策検討会を開き、基本安全活動(5S 活動、KY 活動、ヒヤリハット活動)を活性化させて、継続的に行うよ
う取組んでいます。
環境保全では、補助金制度を活用してコージェネレーション設備を設置・稼働させ、エネルギー原単位を削
減しました。他にも洗浄方法改善などで、廃棄物原単位削減を進めています。
保安防災では、機器重要度分類の基準を見直し、リスクの高い生産設備の予備品調達を実施して、生産体制
を強化しました。2016 年 1 月の千鳥共同防災協議会と合同防災訓練に於いては、同協議会会員各社を見学に招
き、各社より緊急時の実態に即した訓練との高い評価を得ました。また、輸送途上事故対応の緊急資機材購入
により、危険物輸送におけるリスク管理を強化しています。これらの多年にわたる危険物の安全管理と防災思
想の普及に努めた功績により、神奈川県危険物安全協会連合会から表彰されました。
社会とのコミュニケーションでは、ペットボトルキャップ回収によるワクチン提供、自動販売機の売り上げ
手数料の愛児園への寄付などの社会貢献を継続して実施しています。
今後も、安全操業に努め、更なる RC 活動の充実と一層の推進を図っていきます。
2016年
2016年6月
川崎工場長 佐藤 栄一
2015 年 6 月 24 日
2016 年 1 月 27 日
神奈川県危険物安全協会連合会表彰
千鳥地区共同防災合同訓練(漏えい火災)
右から 3 番目が当社、佐藤川崎工場長
災害対策本部長の講評
12
<川崎工場の概要>
1963年に川崎市に建設し、約3万㎡の敷地に、各種製造プラント及び貯蔵施設を有する、日本乳化剤の基幹
工場です。界面活性剤、グリコールエーテル、機能性グリコール、アミン誘導体等、多くの製品を製造できるマ
ルチプラントであり、技術研究施設を同じ敷地にもち、顧客ニーズにきめ細かく対応できる体制となっています。
認証取得
生産本部
品質マネジメントシステム
ISO-9001 (JCQA-0377)
川崎工場
環境マネジメントシステム
ISO-14001 (JCQA-E-0466)
〒210-0865
神奈川県川崎市川崎区千鳥町1番1号
TEL
044-266-8914
FAX
044-276-1724
13
<川崎工場 環境データ集>
◆エネルギー原単位の推移
エネルギー使用量推移
年度
エネルギー使用量(原油換算kL)
主品目生産量(ton)
エネルギー原単位(原油換算kL/ton)
◆CO2 排出量原単位の推移
2011
10,969
77,124
0.142
2012
11,215
70,391
0.159
2013
10,712
64,196
0.167
エネルギー使用量(原油換算千kL)
エネルギー使用量
(原油換算千kL)
2014
8,778
53,452
0.164
CO2排出量推移
年度
CO2排出量 (エネルギー由来ton)
CO2排出量 (焼却炉由来ton)
CO2排出量
合計(ton)
主品目生産量(ton)
CO2排出量原単位(ton/ton)
2015
8,795
57,019
0.154
原単位(原油換算L/
主品目生産量ton)
原単位(原油換算L/ton)
20.0
1 54
15.0
0.0
2012
2013
年度
2014
2011
19,550
77,124
0.253
原単位
(CO2-kg/ton)
原単位(kg/ton)
160
40.0
120
30.0
240
80
20.0
160
40
10.0
80
320
344
0.0
0
2011
2012
2013
年度
2014
2015
◆ゼロエミッションの推移
2012
18,651
70,391
0.265
2013
19,165
64,196
0.299
2014
16,555
53,452
0.310
ゼロエミッション率 年度
外部最終埋立量(ton)
廃棄物発生量(ton)
ゼロエミッション率(%)
2015
16,809
57,019
0.295
原単位
(kg/ton)
原単位(kg/ton)
30.0
24.0
2011
26.19
19,550
0.1340
2012
11.93
18,651
0.0640
外部最終埋立量(ton)
外部最終埋立量
(ton)
2013
6.04
19,165
0.0315
2014
2.39
16,555
0.0144
ゼロエミ率(%)
350
100.0
1.200
280
80.0
0.960
210
60.0
0.720
12.0
140
40.0
0.480
6.0
70
20.0
0
0.0
295
0.0
2012
2013
年度
2014
◆PRTR 対象物質 大気への排出量推移
年度
2011
PRTR対象物質大気排出量(kg)
kg
2012
618
2013
676
600
0.014
2012
2013
年度
2014
2015
◆Sox、NOx、ばいじん量の推移
2014
473
年度
SOx(ton)
NOx(ton)
ばいじん(ton)
2015
529
トン
PRTR対象物質
対象物質 大気排出量合計
4,000
15.0
3,000
12.0
2011
0.120
8.900
0.931
SOx(ton)
2012
0.130
11.911
1.463
NOx
x (ton)
2013
0.127
6.057
2.663
6.0
1,000
3.0
0.0
0
2012
2013
2014
2011
2015
年度
2012
2013
年度
14
2014
2014
0.114
6.126
1.553
ば いじん(ton)
いじん
9.0
2,000
2011
0.240
0.000
2011
2015
2015
2.72
16,809
0.0162
ゼロエミ率(%)
18.0
2011
2015
17,411
2,218
19,629
57,019
0.344
400
2015
廃棄物発生量(千ton)
廃棄物発生量
(千ton)
2014
17,571
1,810
19,381
53,452
0.363
50.0
◆廃棄物発生量原単位の推移
廃棄物発生量
年度
廃棄物発生量(ton)
主品目生産量(ton)
廃棄物発生量原単位(ton/ton)
2013
21,429
2,043
23,472
64,196
0.366
200
0
2011
2012
21,722
1,898
23,620
70,391
0.336
CO2排出量(千ton)
CO2排出量
(千ton)
10.0
5.0
2011
20,205
1,946
22,151
77,124
0.287
2015
2015
0.111
10.596
1.985
<環境コミュニケーション>
①
環境社会貢献活動
構外清掃延べ 12 件/年、環境保安研究会へ参加、東京湾環境一斉調査に協力した。
②
地域交流
近隣会社交通安全指導会、千鳥防災協議会、臨港消防協議会、消防出初式等へ参加。
③
環境に関わる法規制の遵守状況
法規制の遵守状況は、添付の環境データ集を参照。
<危機管理・安全に関する取り組み>
危機管理・安全に関する取り組み>
①
震災の対応について
2011年3月の東日本大震災の教訓から、大規模地震に備えた防災体制の見直しを行い、年4回の総合防災訓練
の中で、地震・津波対策を想定した訓練を毎年3月に実施しています。また、工場内配管
ラック及び危険物取扱設備の耐震補強についても、外部専門家を含めて検討し、3カ年計画を策定して2014年
に完了しました。2015年度には、重要機器の津波対策と液状化対策の検討を開始しました。
②
緊急時対応訓練
製造現場では、各製造課単位での緊急時処置訓練を行い、異常時の迅速な通報体制の確認と、初期
消火作業の訓練を実施しています。毎年11月の総合防災訓練では、千鳥防災協議会共同防災隊と合同で、危
険物漏えい火災を想定した、より実践的な訓練を行いました。
③
労働安全衛生について
“安全はすべての活動に優先する“の安全理念に立ち、過去の災害事例の対策内容を見直し、周知徹底するこ
とで、再発防止体制の強化をすすめました。
OSHMSの危険性レベルⅢについては、作業のルール化と設備
改善による安全対策を実施し、レベルⅢの案件をゼロにしました。さらに、2014年度からの活動の継続として、
2015年度には、非定常作業の緊急時危険作業についても、OSHMSの危険性洗い出しとレベル評価を開始しま
した。
15
***鹿島
***鹿島工場サイトレポート***
鹿島工場サイトレポート***
<工場長ご挨拶>
当社鹿島工場は、2015 年度の RC 活動として、労働安全では、非定常作業の洗い出しと対策実施に加え、緊急
時危険作業のリスクアセスメントに取り組みました。
残念ながら、2015 年度の労働災害はガラス切り傷による不休災害が1件発生しました。サークル単位での安全
懇談会を実施し、基本安全活動(5S 活動、現物を確認しながらの KY 活動、ヒヤリハット活動)を継続的に行ない、
類似災害の再発防止を図りました。さらに、川崎事業所での不休災害情報を受け、各職場の類似作業を確認し、
対策の水平展開を実施することで災害ゼロを目指して取り組んでおります。
環境保全では、川崎事業所と同様に、補助金制度を活用してコージェネレーション設備を稼働し、エネルギー
原単位を削減しました。また BG プラントの洗浄方法見直しなどで、廃棄物原単位削減を継続しました。
保安防災では、過去のトラブル事例を教訓にして、職場教育、HAZOP によるリスクアセスメントや重要度分類
の基準を見直し、リスクの高い生産設備の予備品調達を実施して、生産体制を強化しました。さらに、各職場毎
の消化訓練や総合防災訓練を計画通り実施しました。
社会とのコミュニケーションでは、近隣事業所との定例会、6 月 11 日クリーン神栖の日への参加や、ペットボ
トルキャップ回収によるワクチン提供等の活動を実施しました。
今後も、安全操業に努め、更なる RC 活動の充実と一層の推進を図っていきます。
2016 年 6 月
鹿島工場長 細井 晴生
現物を確認しながらの KY 活動①
現物を確認しながらの KY 活動②
16
<鹿島工場の概要>
増大するお客様需要に応えるため1997年に誕生したのが鹿島工場です。鹿島臨海工場地帯の一角に建つこの新
鋭工場は、多種多様のグリコールエーテルおよび界面活性剤を生産できます。
2010年に完工したグリコールエーテルの新プラントは川崎工場の約1.5倍の生産能力を持つ大規模プラントで
年間3万トンの能力を持ち、安全稼動しております。
認証取得
生産本部
品質マネジメントシステム
ISO-9001
(JCQA-0377)
鹿島工場
環境マネジメントシステム
ISO-14001
(JCQA-E-0908)
17
<鹿島工場 環境データ集
環境データ集>
◆エネルギー原単位の推移
エネルギー使用量推移
年度
エネルギー使用量(原油換算kL)
主品目生産量(ton)
エネルギー原単位(原油換算kL/ton)
◆CO2 排出量原単位の推移
2011
5,758
36,344
0.158
2012
7,137
47,825
0.149
2013
7,163
50,228
0.143
エネルギー使用量(原油換算千kL)
エネルギー使用量
(原油換算千kL)
2014
6,142
46,723
0.131
CO2排出量推移
年度
CO2排出量 (エネルギー由来ton)
主品目生産量(ton)
CO2排出量原単位(ton/ton)
原単位(原油換算L/
主品目生産量ton)
原単位(原油換算L/ton)
20.0
15.0
2015
6,038
51,026
0.118
2012
2013
年度
2014
2011
3,967
36,344
0.109
40.0
120
30.0
240
80
20.0
160
40
10.0
80
400
320
237
0.0
0
2011
2015
2012
2013
年度
2014
2015
◆ゼロエミッションの推移
2012
4,585
47,825
0.096
2013
4,496
50,228
0.090
廃棄物発生量(千ton)
廃棄物発生量
(千ton)
2014
3,633
46,723
0.078
ゼロエミッション率 年度
外部最終埋立量(ton)
廃棄物発生量(ton)
ゼロエミッション率(%)
2015
3,168
51,026
0.062
原単位
(kg/ton)
原単位(kg/ton)
30.0
350
24.0
2011
37.03
3,967
0.9335
2012
43.14
4,585
0.9409
外部最終埋立量(ton)
外部最終埋立量
(ton)
2013
44.60
4,496
0.9920
2014
1.03
3,633
0.0284
ゼロエミ率(%)
1.200
280
80
0.960
18.0
210
60
0.720
12.0
140
40
0.480
70
20
0.240
0
0
62
6.0
0.0
2012
2013
年度
2014
◆PRTR 対象物質 大気への排出量推移
年度
2011
PRTR対象物質大気排出量(kg)
2012
1,505
2,014
2013
1,960
2012
2013
年度
2014
2015
◆Sox、NOx、ばいじん量の推移
2014
1,791
年度
SOx(ton)
NOx(ton)
ばいじん(ton)
2015
1,846
PRTR対象物質
対象物質 大気排出量合計
kg
0.000
2011
2015
2011
0.596
0.954
0.596
トン
4,000
15.0
3,000
12.0
SOx(ton)
2012
0.615
0.985
0.615
NOx
x (ton)
2013
0.010
0.965
0.456
6.0
1,000
3.0
0.0
0
2012
2013
2014
2011
2015
2012
2013
年度
年度
18
2014
2014
0.000
0.924
0.456
ば いじん(ton)
いじん
9.0
2,000
2011
2015
0.00
3,168
0.0000
ゼロエミ率(%)
100
2011
2015
12,085
51,026
0.237
原単位
(CO2-kg/ton)
原単位(kg/ton)
160
◆廃棄物発生量原単位の推移
廃棄物発生量
年度
廃棄物発生量(ton)
主品目生産量(ton)
廃棄物発生量原単位(ton/ton)
2014
12,669
46,723
0.271
50.0
0
2011
2013
14,902
50,228
0.297
200
10.0
0.0
2012
16,402
47,825
0.343
CO2排出量(千ton)
CO2排出量
(千ton)
1 18
5.0
2011
13,012
36,344
0.358
2015
2015
0.000
5.239
0.441
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