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10 住民避難訓練整理表

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10 住民避難訓練整理表
10 住民避難訓練整理表
避難元町村
泊村(PAZ)
輸送手段等
避難退域時検査
一時滞在場所
避難先
南区体育館
(札幌市南区)
アパホテル
(札幌市南区)
<住民>バス3台、自家用車5台
<学校等>バス6台
むつみ荘
在宅要配慮者の放射線
防護対策施設への屋内
退避(福祉車両1台)
共和町(PAZ)
黒松内つくし園
(黒松内町)
<社会福祉施設>むつみ荘
自衛隊ヘリ1機
<住民>バス1台
ルスツリゾート
(留寿都村)
保健福祉センター
<学校等>バス4台
在宅要配慮者の放射線
防護対策施設への屋内
退避(福祉車両1台)
きたえーる
(札幌市豊平区)
<住民>バス3台、自家用車10台
岩内町
<学校等>バス1台
倶知安中央公園
(倶知安町)
<要配慮者施設>あけぼの学園、コ
ミュニティホーム岩内
バス1台、福祉車両2台
各避難先施設
(伊達市)
<住民>バス2台、自家用車4台
<学校等>バス4台
ゆべつのゆ
(寿都町)
寿都町
<社会福祉施設>
バス2台、福祉車両1台
<孤立集落対策(船舶による避難手順
の確認)>
船舶2隻
「ゆべつのゆ」
での避難退域
時検査を体験
<住民>バス2台、自家用車1台
蘭越町
<社会福祉施設>
福祉車両1台
旧目名小学校
(蘭越町)
【想定】
<孤立集落対策>
自衛隊ヘリ1機
ニセコ町
バス1台、福祉車両1台
羊蹄山自然公園
(真狩村)
【想定】
- 15 -
白石区体育館
(札幌市)
11
訓練実施場所図
229
積丹町
古平町
229
5
余市町
小樽市
神恵内村
⑪総合体育センター
札幌北IC
仁木町
229
②山村広場
泊 村
5
5
393
30km
札幌 IC
赤井川村
5km
泊発電所
共和町
③旧港小学校
①オフサイトセンター
札幌市
276
⑫白石区体育館
④横澗漁港
倶知安町
岩内町
393
5
229
⑨南区体育館
アパホテル&リゾート札幌
276
⑥風太公園
京極町
ニセコ町
⑧ゆべつのゆ
⑩ルスツリゾート
⑦倶知安町中央公園
寿都町
喜茂別町
真狩村
蘭越町
千歳市
276
留寿都村
島牧村
276
黒松内町
276
5
黒松内 IC
伊達市
苫小牧西 IC
洞爺湖町
⑤黒松内防災ステーション
白老 IC
37
37
白老町
伊達市
伊達 IC
登別市
36
登別東 IC
室蘭 IC
室蘭市
5
①オフサイトセンター(OFC)
②泊村山村広場
③蘭越町旧港小学校
④寿都町横澗漁港
⑤黒松内防災ステーション
⑥寿都町風太公園
⑦倶知安町中央公園
⑧寿都温泉ゆべつのゆ
⑨札幌市南区体育館
⑩ルスツリゾート
⑪北海道立総合体育センター
⑫札幌市白石区体育館
北海道原子力防災センター指揮所訓練(共和町南幌似141-1)
ヘリコプターによるむつみ荘入居者避難(泊村茅沼村南坂の上6-2)
ヘリコプターによる孤立住民避難(蘭越町港町617)
船舶による孤立住民避難(寿都町磯谷町横澗)
むつみ荘からの搬送先(黒松内町熱郛)
旧港小学校からの搬送先(寿都町字湯別町下湯別450-1464-6)
岩内町避難退域時検査場所(倶知安町南3条東4丁目)
寿都町避難退域時検査場所(寿都町字湯別町下湯別462)
泊村避難先 (札幌市南区川沿4条2丁目2-1)
共和町避難先(留寿都村字泉川13番地)
岩内町避難先(札幌市豊平区豊平5条11丁目)
ニセコ町避難先(札幌市白石区南郷6丁目北1-1)
-16-
12 事前準備・結果報告等
(1) 会議等
地元自治体や防災関係機関、道庁内各部との会議等を開催し、訓練計画・項目・内容などについて、協
議・調整を行うとともに、実施結果について報告を行った。
開催年月日
会
議
名
等
平成 27 年4月 28 日
原子力防災事務担当者会議(後志管内 13 町村)
平成 27 年5月 12 日
防災・減災対策推進本部幹事会(道庁内各部等)
平成 27 年5月 22 日
防災・減災対策推進本部員会議(道庁内各部等)
平成 27 年5月 28 日
北海道防災会議幹事会
平成 27 年 6 月 12 日
北海道防災会議
平成 27 年7月 24 日
原子力防災に関する連絡会議(石狩・後志・胆振・渡島管内関係市町村)
平成 27 年8月7日
原子力防災事務担当者会議(後志管内 13 町村) ※TV 会議
平成 27 年 8 月 21 日
原子力防災訓練事務担当者会議(後志管内 13 町村、防災関係機関)
平成 27 年 10 月 2 日
防災・減災対策推進本部原子力部会(道庁内関係各部等)
平成 27 年 10 月7日
原子力防災訓練打合せ ※TV 会議(後志管内 13 町村)
平成 27 年 10 月 15 日
原子力防災訓練打合せ ※TV 会議(後志管内 13 町村)
平成 27 年 12 月 22 日
原子力防災事務担当者会議(後志管内 13 町村)
平成 28 年 1 月 15 日
原子力防災に関する連絡会議(石狩・後志・胆振・渡島管内関係市町村)
平成 28 年3月 28 日
原子力防災事務担当者会議(後志管内 13 町村)
(2) 北海道防災会議原子力防災対策部会専門委員会
北海道防災会議原子力防災対策部会専門委員から訓練内容について専門的見地からの意見を伺うととも
に、実施結果について専門委員(学識経験者)に対する報告を行った。
・平成 27 年 5 月 20 日
<専門委員会>
・平成 27 年8月 26 日
<専門委員(学識経験者)との意見交換>
・平成 27 年 10 月 21 日
<専門委員(学識経験者)による訓練視察>
・平成 27 年 12 月 17 日
<専門委員(学識経験者)による OFC 現地視察>
・平成 28 年3月 30 日
<有識者専門委員会>
(3) 住民等への周知
訓練の実施について、道及び関係 13 町村のホームページや広報誌に掲載するとともに、リーフレット
を作成し、関係 13 町村全戸や各町村内の主要施設に配布するなど、住民への周知を行った。
また、原発を立地している他県や道内関係市町村に対し、周知を行った。
(4) その他
・平成 27 年 10 月 1 日
北海道議会総務委員会へ訓練実施について報告
・平成 27 年 10 月 13 日
報道機関へ訓練の実施についてレクチャー
・平成 27 年 10 月 21 日
北海道議会総務委員会による訓練視察
報道機関へ訓練の実施結果について事後レクチャー
・平成 27 年 11 月 4 日
北海道議会総務委員会へ訓練実施結果について報告
- 17 -
13 課題等整理表(関係機関等事後調査結果)
(1) 訓練全般に関すること
課 題 等
対 応 ( 方 向 性 )
・訓練において、当施設では外部との関わりがある部分は ・訓練の実施に当たっては、住民の方々の日常生活や企業等
町との通信訓練だけであり、大半が自主訓練となってい
の活動など、社会的・経済的影響を十分に考慮する必要があ
る。一部住民を対象とした広域避難訓練だけではなく、可 りますが、多くの住民の方々にご参加いただけるよう、関係
能であれば施設等の規模にとらわれず、町民の大半が参加 町村と連携して対応していく。
しての大規模訓練を数年に1回でも行う必要があるのでは
ないか。
・夜間や冬季を想定した訓練を実施することで、別の課題 ・平成26年度及び平成27年度において、冬季暴風雪時を想定
が出てくるのではないか。
した訓練を実施したところであるが、引き続き様々な事態を
想定した訓練の実施について検討していく。
・各種支援に要する準備や部隊の移動、展開に要する時間 ・住民に参加いただく訓練のため、時間の制約等があり、参
をより現実的な設定としたOFC運営訓練や実動訓練を実 加機関との調整が必要となるが、より実効的な訓練になるよ
施する必要があるのではないか。
う、要素訓練の活用も含め、関係機関と協議して検討する。
(2) 緊急事態応急対策拠点施設(OFC)運営訓練に関すること
課 題 等
対 応 ( 方 向 性 )
・OFCセンターへ市町村連絡員を派遣し、町村との通信 ・今回の訓練では、OFCへの町村連絡員の派遣は必要に応
連絡を行うべき。
じて行うこととしたところであるが、引き続き各町村連絡員
のあり方を検討していく。
・OFC内に気象庁の専用スペースを設けた上で、気象庁 ・OFC内の気象情報の伝達・共有は重要であることから、
職員から各機能班や関係機関に対して、発生した地震や余 気象庁の要員派遣の考え方をお聞きしながら、OFC運営要領
震、気象情報等についての専門的な情報提供を行う訓練を を所管する内閣府と調整していく。
実施する必要があるのではないか。
・モニタリング情報の迅速かつ円滑な活用のため、OFC ・OFCの放射線班とEMCの役割分担について、内閣府及
全体会議や班長会議にEMCが直接参加できるような体制 び原子力規制庁と調整していく。
にしてはどうか。
・コントローラー及びコントローラー補佐官がシナリオに ・OFC運営訓練については、より実践的な内容となるよ
沿って事態を進行させる統裁形式を採用し、機能班要員が う、関係機関の意見を聞きながら、OFC運営要領を所管する
自分たちで情報を収集し、報告・連絡・相談といった活動 内閣府と調整していく。
ができる自立型の訓練を行うべきではないか。
(3) 緊急時通信訓練に関すること
課 題 等
対 応 ( 方 向 性 )
・町との通信連絡は固定電話を使用しているが、固定電話 ・様々な状況を想定した訓練を実施することが重要であるた
が不通となった場合を想定した訓練も必要と感じた。
め、関係町村と協議し、今後の訓練の中で対応を検討してい
く。
・OFCから町の防災NW電話へ間違い電話が計3回あっ ・訓練を繰り返し実施し、OFC機能班要員の対応能力の向
た。
上を図る。
・町では、社会福祉施設や観光施設と通信連絡訓練を実施 ・迅速かつ確実な情報伝達ができるよう、専用回線の活用を
しており、各施設(25施設)から町へのFAX送信が一斉に 含め、関係機関と協議していく。
行われビジー状態となったことから、北電からの10条通
報等(NTT回線)が受信不能となった。
- 18 -
(4) 緊急時環境放射線モニタリング訓練に関すること
課 題 等
対 応 ( 方 向 性 )
・モニタリング要員が携帯する衛星携帯電話が電波不良で ・衛星電話については、訓練における使用状況を確認し、改
通話ができなかった。業務用無線など他の通信手段も検討 善に向けた対応を検討する。
すべき。
・測定採取班は今年は携帯及び衛星電話での対応であった ・緊急時モニタリングの活動範囲が拡大したこと、また、情
ため、本部への電話連絡も混線があり、なかなか他班の状 報セキュリティの観点から、無線機での通信を止め情報共有
況が分からず、孤立感があった。
システム端末及び携帯電話による情報伝達を中心とし、補完
機材整備状況等で対応が難しいかも知れないが、本部か する通信手段として、衛星電話による通信に変更したところ
ら情報を一斉に屋外作業者に送ることに長けている無線連 である。
絡を復活し、屋外作業者が状況をより良く把握できるよう なお、他班の状況については、情報共有システムのタブ
にしてはどうか。
レット端末において共有することとしており、今後モニタリ
ング講習会において周知徹底する。
・オフサイトセンターに帰着したモニタリング要員を被ば ・更衣室と被ばく管理室間における連絡手段の整備等につい
く管理室で汚染検査する際に、モニタリング要員が、更衣 て検討するとともに、モニタリング講習会において、汚染検
室で脱衣後、何をしていいのか解らない様子であったこと 査手順を周知徹底する。
から、更衣室と被ばく管理室間における連絡手段につい
て、検討が必要ではないか。
(5) 広報訓練に関すること
課 題 等
対 応 ( 方 向 性 )
・緊急速報メールについて、今後英語のみでなく中国語な ・全ての外国語への対応は困難であるが、外国人観光客の入
どその他の外国語の検討が必要ではないか。
り込み状況等を踏まえ、多言語による広報のあり方について
検討していく。
(6) 住民避難訓練に関すること
課 題 等
対 応 ( 方 向 性 )
・保育所の訓練において、事故が発生した場合の保護者へ ・より実効性のある訓練となるよう、保護者の参加も含め、
の連絡・引き渡しなど、保護者の参加も含めた訓練実施を 関係町村と協議を行い、訓練内容について検討する。
検討すべき。
・宿泊施設が食堂も経営しており、従業員も少ないため、 ・宿泊施設の訓練参加に対する理解を深めていただけるよ
昼の忙しい時間に訓練を頼むのが心苦しい。
う、関係町村と連携して取り組んでいく。
・観光客・外国人を対象とした実動訓練の実施を検討すべ ・観光客を想定した訓練の充実に向けて、関係町村や関係機
き。
関と協議していく。
・訓練はスムーズに終了したが、実際に宿泊客がいた場合 ・観光客に確実に情報伝達ができるよう、わかりやすい広報
や観光ハイシーズンで混雑している場合などに、宿泊施設 内容や効果的な情報伝達手段等について引き続き検討を行う
者が責任を持って、全宿泊客や観光客に対して、町からの ともに、内容の充実を図りながら訓練を繰り返し実施してい
避難情報などを伝達することは難しいのではないか。
く。
・放射線防護施設の屋内退避訓練において、機能を操作す ・関係町村や関係施設と協議を行い、放射線防護施設におけ
る命令権が曖昧であり、命令を出す情報に不足があるよう る機能を操作する命令権の明確化等を含め、より実効的な訓
に思えた。また、空気フィルター施設の動作確認等につい 練内容について検討する。
て、フィルター有りで実施するなど、可能な限り現実に近
い形での訓練を実施するべき。
- 19 -
課 題 等
対 応 ( 方 向 性 )
・船舶による住民避難訓練について、出港するか否かは別 ・複合災害時における巡視船による住民避難支援は重要な手
として、巡視船に乗船することでその手順(高齢者や体の 段となることから、意見の趣旨を踏まえ、今後とも積極的に
不自由な方の乗船方法等)を確認することができるほか、 検討する。
甲板上にある突起物等、船の構造的な部分についても確認
することができ、内容の濃い訓練が実施可能であることか
ら、着岸状態での訓練実施について検討する必要がある。
・自家用車による避難訓練において、倶知安町から京極町 ・避難住民への効果的な情報伝達の方法や避難誘導方法など
に向かうまでの道に誘導不在の箇所が2か所ほどあった。 について、引き続き関係機関とともに検討する。
訓練自体に支障はないと思われるが、倶知安-京極間は、
わかりずらい道が多いので、誘導員がいた方が良いと感じ
た。
・自家用車避難において、識別表示のためステッカーをボ ・2年続けて自家用車避難の識別表示を実施したところであ
ンネットに貼ったが、誘導にあたる警察官からの視認性が り、これのみで避難誘導を行うことは難しい状況にあるが、
十分ではなかったため、ステッカーのみで避難車両の識別 道路渋滞時の対策について、住民研修会の開催や訓練の実施
誘導を実施するのは困難ではないか。
等を通じて住民周知に努めるなど、円滑な住民避難が行われ
るよう、継続的に取り組んでいく。
(7) 緊急被ばく医療活動訓練に関すること
課 題 等
対 応 ( 方 向 性 )
・避難退域時検査において、特別なケースを含めて動線を ・避難退域時検査の実施において、他への汚染が生じない動
確認し、除染が必要な場合はどのように動くか、それに
線の確保に努めていく。
よってクロスコンタミ(他への汚染)が生じないか、汚染 また、検査場所を活用した住民への効果的な情報提供のあ
した手荷物をどう扱うのか等について、改めて確認する必 り方については、必要な資材や人員の配置等を含め、引き続
要がある。
き検討していく。
また、検査場所では、事故状況、避難先情報、避難先ま
での交通状況などを提供する必要があるので、そのための
資材、人員を確保など、住民への情報提供方法について検
討する必要がある。
・避難退域時検査において、サーベイする人は防護服を着 ・国の「避難退域時検査実施マニュアル」では、検査や簡易
用していたが、そばで車両通行許可書を渡す人が通常の服 除染を直接行わない交通誘導員等の要員については、手袋の
装だったことから、防護服の着用を検討すべき。
みの着用とするなど装備の軽減を考慮してよいとされている
ことから、今回の訓練ではこの取扱により実施したものであ
るが、今後、防護服の着用についても検討する。
・避難退域時検査において、今後は、訓練対象者に要配慮 ・要配慮者の方々の避難退域時検査訓練の参加については、
者を加えるべきではないか。
これまでも取り組んできているが、今後ともストレッチャー
や車椅子利用者など様々な方々を想定した訓練の実施につい
て検討していく。
・避難退域時検査場所において、受付場所や除染場所まで ・円滑な避難退域時検査が行えるような人員配置や誘導のあ
の誘導が不十分と感じた。特に、子ども、高齢者、障がい り方等について引き続き検討していく。
者など、様々な状態の避難者を想定した誘導が必要と感じ
た。
・避難退域時検査場所において、特に子どもはバスから降 ・バスの駐車場所について、他のバス通行の妨げとならない
りた途端、トイレに行きたがる傾向があり、その影響で他 ような箇所となるよう対応していく。
のバスが近づけないことがあったため、停車位置について
検討が必要と感じた。
- 20 -
課 題 等
対 応 ( 方 向 性 )
・ベッドの用意が必要と思われる。
・提出された意見・課題等については、検討の上、来年度の
・冬季においては防寒対策を徹底する必要がある。
訓練に向け改善を図っていく。
・測定器等が汚染されたときのラップ、ビニール手袋等の また、医療班の業務の進め方や要員の装備等については、
予備が十分ではなかった。
緊急被ばく医療研修会において周知徹底を図る。
・訓練開始前にサーベイの方法やタイベックの着用方法な
どのデモ・レクチャーがあると良い。
・除染が必要な人とそうでない人の通路がいっしょにな
り、判別が困難であった。
・汚染されているはずの人から記録用紙が手渡しで回って
おり、問題がある。
(8) その他
課 題 等
対 応 ( 方 向 性 )
・小学4~6年生を対象とした防災研修会を開催したが、 ・児童・生徒を対象とする研修会については、地元関係者の
内容が小学生には難しく、更に放射線について安全性を強 意見をお聞きしながら、実りあるものとなるよう今後のあり
調しすぎているように感じた。
方について継続的に検討していく。
・今年は防災研修会の開催はなかったが、来年以降に開催
するのであれば児童が理解できるような内容のものにして
もらいたい。
■平成28年度訓練に向けた検討項目
○オフサイトセンター(指揮所)運営能力の強化
・各機関における現地責任者のOFCへの緊急輸送の実施
・オフサイトセンターの立ち上げや要員参集などの初動対応手順の点検
○複合災害を想定した対応能力の強化
・自然災害による集落孤立等を想定した訓練の充実(空路や海路による避難の実施)
○住民避難等の円滑化に向けた継続的な取組
・EAL、OILの判断基準に基づく住民の防護措置に係る実動訓練
・要配慮者の避難訓練や屋内退避訓練の充実
・避難元自治体と避難受入自治体との連携協力の深化
・官民連携による災害応急活動の手順の確認
・観光客などの円滑な避難に向けた訓練の充実
○緊急被ばく医療活動の充実
・避難退域時検査の円滑な運営
・安定ヨウ素剤の緊急配布訓練の充実
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