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一般社団法人千葉県宅地建物取引業協会との協定(PDF:82KB)

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一般社団法人千葉県宅地建物取引業協会との協定(PDF:82KB)
危険ドラッグの販売等の防止に関する協定書
千葉県(以下「甲」という。)、千葉県警察(以下「乙」という。)及び一般社団法人千葉県宅地
建物取引業協会(以下「丙」という。)は、法令・条例上の規制薬物又はこれらと同等以上の精神
毒性を有する物品(以下「危険ドラッグ」という。)の濫用者による犯罪及び重大な交通事故が続
発し、深刻な社会問題となっていることに鑑み、相互に密接な連携協力を確保しつつ危険ドラッグ
の根絶を図るため、次のとおり協定を締結する。
(目的)
第1条
この協定は、甲、乙及び丙が相互に密接な連携協力を確保しつつ危険ドラッグの根絶を
図るために必要な事項について定めるものとする。
(甲及び乙の役割)
第2条
甲及び乙は、丙の会員(以下「会員」という。)がその賃貸借契約の仲介若しくは賃貸を
している建物の用途又は危険ドラッグに関する情報について丙から相談があった場合には、個人
情報及び事業活動に関する情報に配慮しつつ、必要な情報を提供するよう努めるものとする。
2
甲及び乙は、丙に対し、会員が建物賃貸借契約書に禁止事項として「本物件を危険ドラッグの
製造、輸入、販売、授与、販売若しくは授与を目的とする貯蔵・陳列又は使用場所の提供のため
に使用すること」を定めるよう、必要な協力を要請するものとする。
(丙の役割)
第3条
丙は、会員が建物の賃貸借契約の仲介をする場合において次の事項の実施に努めるよう、
会員への周知に努めるものとする。
(1)新規契約前の確認
会員は、建物の賃借人の募集に当たって「本物件を危険ドラッグの製造、輸入、販売、授
与、販売若しくは授与を目的とする貯蔵・陳列又は使用場所の提供のために使用してはな
らないこと」を条件とすることについて、当該建物の貸主の了承を得ること。
(2)新規契約時の措置
会員は、建物の貸主に対し、建物賃貸借契約書に禁止事項として「本物件を危険ドラッグ
の製造、輸入、販売、授与、販売若しくは授与を目的とする貯蔵・陳列又は使用場所の提
供のために使用すること」を定め、当該禁止事項への違反があった場合には契約を解除す
るよう要請すること。
(3)更新契約時の措置
会員は、建物の貸主に対し、建物の賃貸借契約の更新時において、建物賃貸借契約書に禁
止事項として「本物件を危険ドラッグの製造、輸入、販売、授与、販売若しくは授与を目
的とする貯蔵・陳列又は使用場所の提供のために使用すること」を定め、当該禁止事項へ
の違反があった場合には契約を解除するよう要請すること。
2
前項の規定は、会員が自ら建物の賃貸をする場合において実施に努めるべき事項について準用
する。この場合において、同項第1号中「条件とすることについて、当該建物の貸主の了承を得
ること」とあるのは「条件とすること」と、同項第2号及び第3号中「会員は、貸主に対し」と
あるのは「会員は」と、「解除するよう要請すること」とあるのは「解除すること」と読み替え
るものとする。
3
丙は、甲及び乙が実施する薬物濫用防止のための啓発事業に協力するものとする。
4
丙は、甲及び乙が丙の会員に対して危険ドラッグ販売店舗の取締り等のために必要な情報の提
供を求めた場合にはこれに応ずるよう、会員への周知に努めるものとする。
(連携協力の強化)
第4条
甲、乙及び丙は、この協定に定める事項の円滑な推進を図るため、定期的な情報交換を行
うことにより、連携協力の強化に努めるものとする。
(協議)
第5条
この協定に定めるもののほか、必要な事項については、その都度、甲、乙及び丙が協議し
て定めるものとする。
(有効期間)
第6条
この協定は、締結の日から効力を有するものとし、甲、乙及び丙から書面による終了の意
思表明がない限り、その効力を継続する。
この協定の成立を証するため、本書3通を作成し、甲、乙及び丙が署名又は記名押印の上、それ
ぞれ1通を保管する。
平成27年3月30日
甲
千葉市中央区市場町1番1号
千葉県知事
乙
鈴木
千葉市中央区長洲一丁目9番1号
千葉県警察本部長
丙
栄治
黒木
慶英
千葉市中央区中央港一丁目17番3号
一般社団法人
会長
八代
千葉県宅地建物取引業協会
勝
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