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WX13 AddTrigger ユーザーズマニュアル

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WX13 AddTrigger ユーザーズマニュアル
User’s
Manual
WX13
AddTrigger
ユーザーズマニュアル
IM WX13-01
8版
はじめに
ご注意
商標
履歴
このたびは、AddTrigger をお買い上げいただきましてありがとうございます。
このユーザーズマニュアルは、AddTrigger の使用方法について説明したものです。ご使
用前にこのマニュアルをよくお読みいただき、正しくお使いください。
お読みになったあとは、ご使用時にすぐにご覧になれるところに、大切に保存してくだ
さい。ご使用中に取り扱いがわからなくなったときなどにきっとお役に立ちます。
●本書の内容は、性能・機能の向上などにより、将来予告なしに変更することがあります。
●本書の内容に関しては万全を期していますが、万一ご不審の点や誤りなどお気づきの
ことがありましたら、お手数ですが、お買い求め先までご連絡ください。
●本書の内容の全部または一部を無断で転載、複製することは禁止されています。
●ソフトウエアを同時に複数のコンピュータで使用することを禁止します。また、複数
の使用者によって使用することも禁止します。
●ソフトウエアを第三者に譲渡することおよび貸与することを禁止します。
●当社は、ソフトウエアのパッケージを開封した時点で、オリジナルディスクに物理的
な欠陥がある場合を除き、いかなる保証もいたしません。
●当社は、ソフトウエアの使用に関して直接または間接に生じるいっさいの損害につい
て責任を負いません。
●ライセンス番号は再発行できません。ライセンス番号は大切に保管してください。
●DAQWORX、DAQLOGGER、および DAQEXPLORER は、当社の登録商標または商標です。
●Microsoft、Windows、および Windows Vista は、米国 Microsoft Corporation の米国
およびその他の国における登録商標または商標です。
●Adobe および Acrobat は、Adobe Systems Incorporated( アドビシステムズ社 ) の登
録商標または商標です。
●本書に記載している製品名および会社名は、各社の登録商標または商標です。
●本書では各社の登録商標または商標に、® および ™ マークを表示していません。
●2003 年 6 月
●2003 年 7 月
●2005 年 8 月
●2007 年 6 月
●2008 年 3 月
●2009 年 1 月
●2011 年 1 月
●2011 年 10 月
初版発行
2 版発行
3 版発行
4 版発行
5 版発行
6 版発行
7 版発行
8 版発行
8th Edition : October 2011 (YK)
All Rights Reserved, Copyright © 2003 Yokogawa Electric Corporation
IM WX13-01
ソフトウエア使用許諾契約書
ご使用前に必ずお読みください。
このたびは横河電機株式会社(以下「横河」といいます)のソフトウェアをお求めいただきまして誠にありがとうございます。本ソフトウェアをインストールまたは使
用することにより、お客様は本契約の各条項に同意したものとみなされます。本契約に同意いただけない場合は、本ソフトウェアのインストールおよび使用は行わず、
直ちに本ソフトウェアの販売元にご連絡ください。本ソフトウェアを未使用のまま返品いただくことにより、本ソフトウェアについてお支払い済みの金額について払戻
しを受けられる場合があります。
ソフトウエア使用許諾契約書
第 1 条 ( 適用範囲 )
本契約は,横河の以下の製品およびこれに付帯して提供される関連資料(以下併せて「横河ソフトウェア製品」といいます)に適用します。横河が別に定める場合を除き、
横河が提供する横河ソフトウェア製品の改訂版および機能追加版についても本契約が適用されます。
対象製品:DAQWORX(但し、購入した品目のソフトウェアに限る)
第 2 条 ( 使用権の許諾 )
1. 横河は、お客様に対し、横河ソフトウェア製品について、別途合意した使用料を対価として、以下のライセンス数と同じ台数のコンピュータ上における、お客様の自
己使用を目的とした、非独占的かつ譲渡不能の使用権を許諾します。
ライセンス数:1
2. 横河が書面により別途合意または規定した場合を除き、次の行為は禁止されます。
a. 横河ソフトウェア製品を複製すること(ただし、バックアップ用に1部複製することは可能としますが、この場合複製物の管理に厳重な注意を払うものとします。)
b. 横河ソフトウェア製品またはそれらの使用権を第三者に販売、転貸、頒布、譲渡、質入もしくは再使用を許諾したり、公衆送信もしくは送信可能化すること
c. ネットワークを介して指定コンピュータ以外のコンピュータ上で横河ソフトウェア製品を使用すること
d.ダンプ、逆アッセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリング等により横河ソフトウェア製品をソースプログラムその他人間が読み取り可能な形式へ変
換もしくは複製すること、修正もしくは他の言語への翻訳等により横河ソフトウェア製品を提供された形式以外に改変すること、またはこれらを試みること
e. 横河ソフトウェア製品に使用または付加された保護の機構(コピープロテクト)を除去したり、除去を試みること
f. 横河ソフトウェア製品に表示されている著作権、商標、ロゴその他の表示を削除すること
3. 横河ソフトウェア製品およびそれらに含まれる一切の技術、アルゴリズム、ノウハウおよびプロセスは、横河または横河に対し再使用許諾権または譲渡権を付与して
いる第三者の固有財産および営業秘密であり、横河ソフトウェア製品の権利は横河または当該第三者に帰属し、お客様に権利の移転や譲渡を行うものではありません。
4. 前項記載の固有財産および営業秘密ならびにキーコードは、横河ソフトウェア製品を使用するために必要とされるお客様の役員、従業員またはそれに準じる者以外の
第三者に開示、漏洩しないものとし、お客様は当該従業員等に対しては秘密保持の義務を負わせるものとします。
5. 本契約終了または解除時は、横河ソフトウェア製品およびその複製物を横河に返却するとともに、コンピュータまたは記憶媒体に記録されている複製物を完全に消去
するものとします。横河ソフトウェア製品およびその複製物が記録されている記憶媒体を廃棄する場合は、必ずこれに記憶されている内容を完全に消去するものとし
ます。
6. 横河ソフトウェア製品には、横河が第三者(横河の関係会社を含みます)から再使用許諾権または譲渡権を付与されているソフトウェアプログラム(以下「第三者プ
ログラム」という)を含む場合があります。かかる第三者プログラムの供給者(以下「供給者」といいます)が本契約と異なる使用許諾条件を定めている場合には、
別途提示される当該条件が本契約に優先して適用されます。第三者プログラムによっては、お客様が供給者から直接使用許諾を受ける形態のものもあります。
7. 横河ソフトウェア製品には、オープンソースソフトウェア(以下「OSS」といいます)が含まれる場合があります。OSS については、別途提示される条件が本契約に
優先して適用されます。
第 3 条 ( 特定用途に関する制限 )
1. 横河ソフトウェア製品は、横河、お客様間にて別途書面で合意した場合を除き、航空機の運行、船舶の航行もしくはこれらを地上でサポートする機器、鉄道施設、原
子力施設もしくは放射線関連機器、または医療機器もしくは医療施設に関連した使用、その他高度な安全基準が求められる状況下での使用を目的として設計、製造ま
たは使用許諾されたものではありません。
2. お客様が前項の目的で横河ソフトウェア製品を使用する場合には、横河および供給者は当該使用により発生するいかなるクレームおよび損害に対しても責任を負わな
いものとし、お客様は、お客様の責任においてこれを解決するものとします。
第 4 条 ( 保証 )
1. 横河ソフトウエア製品は、当該製品完成時または出荷時の現状のままでお客様に提供されるものとし、記録媒体の破損または損傷を除き、横河および供給者は瑕疵担
保責任その他の保証責任を一切負わないものとします。記録媒体に破損、損傷などの瑕疵が発見された場合は,出荷後 12 ヶ月に限り、横河はこれを無償で交換しま
す(ただし、お客様の費用で横河の指定するサービス拠点に当該ソフトウエア製品の記憶媒体を送付していただく場合に限ります)。横河はいかなる場合であっても、
横河ソフトウェア製品に瑕疵および不具合のないこと、的確性、正確性、信頼性もしくは最新性などの品質上または性能上の明示もしくは黙示の保証をするものでは
ありません。また、横河ソフトウェア製品が他のソフトウェアとの間で不整合、相互干渉などの影響のないことを保証するものでもありません。
2. 横河は、自己の判断により必要と認めた場合、横河ソフトウェア製品に関するバージョンアップ(以下、「バージョンアップ」といいます)を実施し、これを有償ま
たは無償にて提供することがあります。ただし、横河は、バージョンアップまたはバージョンアップ後の製品をお客様に提供する義務を負うものではありません。
3. 製品によっては、有償保守サービスが提供される場合があります。保守サービスの範囲および条件は、横河が別途定めるところによります。ただし、横河が保守対応
をするのは、カタログまたは一般仕様書に別に記載のない限り、最新のバージョンおよびその直前のバージョンまでとし、直前のバージョンについてはバージョンアッ
プ後5年間に限るものとします。また、受注停止のものについては、受注停止後5年内に限り対応します。標準品以外の製品については、保守対応できない場合があ
ります。なお、横河以外により改変または修正された横河ソフトウェア製品については、横河は一切対応しないものとします。
第 5 条 ( 特許権,著作権等の侵害に関する損害賠償責任 )
1. お客様は、横河ソフトウェア製品につき、第三者から特許権、商標権、著作権その他の知的財産権の侵害に基づき使用の差し止め、損害賠償請求等が行われた場合は、
書面にて直ちに請求の内容を横河に通知するものとします。
2. 前項の通知がなされ、当該請求等が横河の責に帰すべき事由による場合は、その防御および和解交渉について、お客様から横河に防御、交渉に必要なすべての権限を
与えていただき、かつ必要な情報および援助をいただくことを条件に、横河は自己の費用負担で当該請求等の防御および交渉を行い、前項記載の第三者に対して最終
的に認められた責任を負うものとします。
3. 横河は第1項における請求またはその恐れがあると判断した場合は、横河の選択により、横河の費用で下記のいずれかの処置を取ることができるものとします。
a. 正当な権利を有する者からかかる横河ソフトウェア製品の使用を継続する権利を取得する。
b. 第三者の権利の侵害を回避できるようなソフトウェア製品と交換する。
c. 第三者の権利を侵害しないようにかかる横河ソフトウェア製品を改造する。
d. 前各号の処置がとれない場合、本契約を解除し、かかる製品の簿価のうち既に横河が受領した金額を限度として損害を賠償する。
4. 前各項にかかわらず、第 1 項の請求にかかる侵害が、横河以外の者による横河ソフトウェア製品の改変に起因する場合、横河以外の第三者が納入した製品と横河ソフ
トウェア製品との組み合わせによる場合、お客様または発注者の指示に起因する場合、横河の助言に従わない場合その他横河の責に帰すべき事由によらない場合は、
横河は前各項の責任を負わないものとします。
5. 本条の定めが知的財産権侵害に関する横河および供給者の責任のすべてとします。本条にかかわらず、第三者プログラムまたは OSS に起因する請求等については別途
提示される条件が優先します。
第 6 条 ( 責任の制限 )
1. 本契約に従い使用されている横河ソフトウェア製品によって、横河の責に帰すべき事由によりお客様が損害を被った場合は、横河は、本契約の規定に従って対応する
ものとしますが、横河および供給者は、いかなる場合においても、派生損害、結果損害、その他の間接損害(営業上の利益の喪失、業務の中断、営業情報の喪失等に
よる損害その他)については一切責任を負わないものとし、かつ横河の責任(前条における責任を含む)は、かかる横河ソフトウェア製品について横河が既にお支払
いを受けた金額の残存簿価を限度とします。なお、横河が納入した製品につきお客様が横河の書面による事前の承諾なく改造、改変、他のソフトウェアとの結合を行
い、またはその他、カタログ、一般仕様書、基本仕様書、機能仕様書もしくはマニュアルとの相違を生ぜしめた場合は、横河は一部または全ての責任を免れることが
できるものとします。
2. 本契約の遂行または違反その他本契約に関してお客様が横河に対して有するすべての請求権は、請求の原因となる事由の発生から3ヶ月以内に横河に対して書面で通
知しない限り、当該3ヶ月の経過をもって消滅するものとします。
第 7 条 ( 輸出規制 )
お客様は、事前に横河の同意を得た場合を除き、横河ソフトウェア製品の全部または一部を、直接、間接を問わず輸出または他国に提供しないものとします。横河が同
意した場合、お客様は、日本国、アメリカ合衆国その他関連国の輸出関連法規を遵守し、自らの責任と費用において輸出入許可の取得その他必要な手続きを行うものと
します。
ii
IM WX13-01
ソフトウエア使用許諾契約書
第 8 条 ( 監査、使用の差止め )
1. 横河は、お客様による本契約の履行を確認するため、合理的な範囲で、お客様の関連施設に立ち入り監査することができるものとします。
2. 横河ソフトウェア製品の使用許諾後といえども、使用環境の変化または許諾時には見出せなかった不適切な環境条件が見られる場合、その他横河ソフトウェア製品を
使用するに著しく不適切であると横河が判断した場合には、横河はお客様に対して当該使用を差止めることができるものとします。
第 9 条 ( 譲渡 )
お客様は、横河ソフトウェア製品の譲渡を行う場合は、譲受人に本契約が適用されることを明示しこれを順守させるとともに、横河ソフトウェア製品をすべて譲受人に
譲渡し、お客様自身が保有する複製物を完全に消去するものとします。
第 10 条 ( 解除 )
横河は、お客様が本契約に違反した場合には、何ら催告を要することなく通知をもって本契約を解除できるものとします。この場合お客様は直ちに横河ソフトウェア製
品の使用を中止し、第 2 条第 5 項に従い横河ソフトウェア製品およびその複製物を返却または消去するものとし、支払い済みの使用料は返金されないものとします。本
契約終了後といえども第 2 条第 4 項および第 5 項、第 3 条、第 5 条、第 6 条および第 11 条は効力を有するものとします。
第 11 条 ( 管轄裁判所 )
横河ソフトウェア製品の使用または本契約に関して生じた紛争については、両者誠意を持って協議解決するものとします。ただし,一方当事者が他方当事者に協議解決
をしたい旨の通知後 90 日以内に両当事者間で協議が整わない場合は東京地方裁判所 ( 本庁 ) を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
以上
IM WX13-01
iii
このマニュアルの利用方法
このマニュアルの構成
このユーザーズマニュアルは、以下に示す第 1 章〜第 7 章、および索引で構成されてい
ます。
章
1
タイトル
ご使用になる前に
内容
AddTrigger の概要を説明しています。
また、AddTrigger を使用するときに必要な PC 環境、イ
ンストールの方法などについて説明しています。
2
AddTrigger を設定する ( ランチャ )
AddTrigger を使用するときの環境や、データ収集条件を
設定する方法について説明しています。
3
データを収集する ( ランチャ ) データを収集する操作について説明しています。また、
データ収集状態を表示したり、保存されたデータファイ
ルを一覧表示する方法について説明しています。
4
モニタを行う ( モニタ )
収集対象のデータを波形、数値、メータなどで表示した
り、表示を変更する方法について説明しています。
5
収集データを表示する ( ビューア )
収集されたデータを波形または数値で表示したり、表示
を変更する方法について説明しています。また、指定し
た区間の統計演算をしたり、データ形式を変換する方法
について説明しています。
6
エラーメッセージと対処方法 エラーメッセージと対処方法について説明しています。
索引
アルファベット順、五十音順の索引を記載しています。
このマニュアルにおける説明の範囲
このマニュアルでは、オペレーティングシステム (OS) の基本的な操作については説明し
ていません。OS の基本的な操作については、それぞれのユーザーズガイドなどをお読
みください。
このマニュアルで使用している記号
●単位
K M G 「1024」の意味です。 使用例:100KB
「1024K」の意味です。 使用例:10MB
「1024K」の意味です。 使用例:2GB
●表示文字
ダイアログボックス、ボタンの名前は、「」で囲んで表記しています。
メニュー項目は、太字で表記しています。
●操作説明ページで使用しているシンボル
iv
第 1 〜 6 章で操作説明をしているページでは、説明内容を区別するために、次のよう
なシンボルを使用しています。
操作手順
Note
数字で示す順序で各操作をしてください。
ここでは、初めて操作
をすることを前提に、手順を説明しています。操作内容によって
は、すべての操作を必要としない場合があります。
操作をするうえで、知っていると便利な情報が記載されています。
IM WX13-01
目次
第 1 章
1
はじめに.......................................................................................................................................................................................i
ソフトウエア使用許諾契約書.............................................................................................................................................ii
このマニュアルの利用方法............................................................................................................................................... iv
2
ご使用になる前に
3
1.1
機能概要................................................................................................................................................................... 1-1
システム構成.................................................................................................................................................................................................. 1-1
データ収集の状態と用語......................................................................................................................................................................... 1-1
ロギング機能.................................................................................................................................................................................................. 1-2
AddTrigger の構成....................................................................................................................................................................................... 1-3
ランチャ............................................................................................................................................................................................................ 1-3
モニタ................................................................................................................................................................................................................. 1-4
ビューア............................................................................................................................................................................................................ 1-5
データ収集条件............................................................................................................................................................................................. 1-6
その他.............................................................................................................................................................................................................. 1-16
PC システム.................................................................................................................................................................................................. 1-17
接続できるデータ収集ソフトウエア............................................................................................................................................. 1-18
第 2 章
2.1
2.2
2.3
設定の流れ.............................................................................................................................................................. 2-1
AddTrigger を起動する / 終了する............................................................................................................... 2-2
プロジェクトを設定する.................................................................................................................................. 2-3
新規プロジェクトを作成する............................................................................................................................................................... 2-3
ランチャ起動時にスキャンまたはレコードを開始する........................................................................................................ 2-4
プロジェクトをコピーする.................................................................................................................................................................... 2-4
プロジェクトを切り替える.................................................................................................................................................................... 2-5
パスワードを変更する.............................................................................................................................................................................. 2-5
プロジェクトを削除する......................................................................................................................................................................... 2-6
2.4
データ収集条件を設定する.............................................................................................................................. 2-7
収集設定............................................................................................................................................................................................................ 2-7
収集設定を操作する場合の基本操作................................................................................................................................................ 2-9
ロギング設定............................................................................................................................................................................................... 2-11
チャネル設定............................................................................................................................................................................................... 2-18
グループ設定............................................................................................................................................................................................... 2-19
コメント設定............................................................................................................................................................................................... 2-24
自動変換設定............................................................................................................................................................................................... 2-24
2.5
2.6
モニタが使用するポート No. を変更する................................................................................................2-27
バージョン情報を確認する............................................................................................................................2-28
データを収集する ( ランチャ )
3.1
3.2
接続先のデータ収集ソフトウエアを準備する......................................................................................... 3-1
スキャン / レコードを行う.............................................................................................................................. 3-2
スキャンを開始する................................................................................................................................................................................... 3-2
スキャンを停止する................................................................................................................................................................................... 3-2
レコードを開始する................................................................................................................................................................................... 3-3
レコードを終了する................................................................................................................................................................................... 3-3
収集状況を表示する................................................................................................................................................................................... 3-5
データファイルリストを消去する..................................................................................................................................................... 3-5
IM WX13-01
5
6
AddTrigger を設定する ( ランチャ )
起動する............................................................................................................................................................................................................ 2-2
終了する............................................................................................................................................................................................................ 2-2
第 3 章
4
索
目次
3.4
パスワードプロテクトを使用する................................................................................................................ 3-7
パスワードプロテクトを有効にする................................................................................................................................................ 3-7
パスワードプロテクトを解除する..................................................................................................................................................... 3-7
3.5
デスクトッププロテクトを使用する............................................................................................................ 3-8
デスクトッププロテクトを有効にする........................................................................................................................................... 3-8
デスクトッププロテクトを解除する................................................................................................................................................ 3-8
第 4 章
モニタを行う ( モニタ )
4.1
モニタ画面に波形を表示する......................................................................................................................... 4-1
モニタを起動する........................................................................................................................................................................................ 4-1
共通操作............................................................................................................................................................................................................ 4-2
アラームモニタ............................................................................................................................................................................................. 4-4
トレンドモニタ............................................................................................................................................................................................. 4-6
カラーグラフモニタ................................................................................................................................................................................... 4-6
ディジタルモニタ........................................................................................................................................................................................ 4-7
メータモニタ.................................................................................................................................................................................................. 4-7
サーキュラモニタ........................................................................................................................................................................................ 4-8
4.2
表示条件を設定する..........................................................................................................................................4-10
設定画面を開く.......................................................................................................................................................................................... 4-10
基本操作......................................................................................................................................................................................................... 4-10
グループごとに表示条件を設定する............................................................................................................................................. 4-12
4.3
波形表示を変更する..........................................................................................................................................4-15
時間軸を変える.......................................................................................................................................................................................... 4-15
時間軸を拡大 / 縮小する...................................................................................................................................................................... 4-15
波形表示ゾーンを選択する................................................................................................................................................................. 4-15
表示制限をつける..................................................................................................................................................................................... 4-18
波形表示を ON/OFF する..................................................................................................................................................................... 4-18
波形表示線の太さを指定する............................................................................................................................................................ 4-18
輝度を調節する.......................................................................................................................................................................................... 4-18
トリップラインを移動する................................................................................................................................................................. 4-19
アラームを表示する................................................................................................................................................................................ 4-19
4.4
カーソルを活用する..........................................................................................................................................4-20
カーソルを表示して、カーソル位置の値を読む.................................................................................................................... 4-20
アラームログ表示からカーソル値を表示する......................................................................................................................... 4-21
カーソルを消去する................................................................................................................................................................................ 4-22
4.5
接続条件を保存する / モニタを終了する.................................................................................................4-23
接続条件を保存する................................................................................................................................................................................ 4-23
モニタを終了する..................................................................................................................................................................................... 4-23
第 5 章
収集データを表示する ( ビューア )
5.1
ビューア画面に波形を表示する..................................................................................................................... 5-1
ビューアを起動する................................................................................................................................................................................... 5-1
データファイルを開く.............................................................................................................................................................................. 5-2
ロギング中の波形を表示する............................................................................................................................................................... 5-4
読み込んだファイルの情報を見る..................................................................................................................................................... 5-5
共通操作............................................................................................................................................................................................................ 5-5
5.2
表示条件を設定する............................................................................................................................................ 5-6
基本操作............................................................................................................................................................................................................ 5-6
グループごとに表示条件を設定する................................................................................................................................................ 5-7
5.3
波形表示、ディジタル値表示を変更する................................................................................................5-10
時間軸を変える.......................................................................................................................................................................................... 5-10
時間軸を拡大 / 縮小する...................................................................................................................................................................... 5-10
波形表示ゾーンを選択する................................................................................................................................................................. 5-11
表示制限をつける..................................................................................................................................................................................... 5-13
波形表示を ON/OFF する..................................................................................................................................................................... 5-13
vi
IM WX13-01
目次
輝度を調節する.......................................................................................................................................................................................... 5-14
トリップラインを移動する................................................................................................................................................................. 5-14
アラームを表示する................................................................................................................................................................................ 5-14
グリッド表示を変更する...................................................................................................................................................................... 5-15
5.4
カーソルを活用する..........................................................................................................................................5-16
カーソルを表示して、カーソル位置の値を読む.................................................................................................................... 5-16
カーソルを消去する................................................................................................................................................................................ 5-17
カーソル間のデータをクリップボードにコピーする.......................................................................................................... 5-17
区間統計演算結果を表示する............................................................................................................................................................ 5-18
5.5
マークを活用する..............................................................................................................................................5-19
マークを付ける.......................................................................................................................................................................................... 5-19
マークを削除する..................................................................................................................................................................................... 5-20
マークを初期状態に戻す (TRIG、BOUNDARY 以外のマークをすべて削除する )............................................... 5-20
5.6
5.7
測定データ、アラーム、マークを検索する............................................................................................5-21
データファイルを接続表示する...................................................................................................................5-25
ファイル接続表示機能........................................................................................................................................................................... 5-25
前方ファイルを接続する...................................................................................................................................................................... 5-25
後方ファイルを接続する...................................................................................................................................................................... 5-26
接続ファイル一覧を表示する............................................................................................................................................................ 5-27
5.8
データ形式を変換する.....................................................................................................................................5-28
収集データのファイル変換フォーマット................................................................................................................................... 5-29
5.9
5.10
データを切り出す..............................................................................................................................................5-34
データを印刷する..............................................................................................................................................5-35
プリンタを設定する................................................................................................................................................................................ 5-35
印刷プレビューをする........................................................................................................................................................................... 5-35
印刷する......................................................................................................................................................................................................... 5-36
表示条件を保存する................................................................................................................................................................................ 5-37
表示条件 / 接続条件を保存する....................................................................................................................................................... 5-37
ビューアを終了する................................................................................................................................................................................ 5-38
第 6 章
エラーメッセージと対処方法
6.1
メッセージと対処方法....................................................................................................................................... 6-1
索引
IM WX13-01
vii
1
2
3
4
5
6
索
第 1 章 ご使用になる前に
機能概要
1
ご使用になる前に
1.1
AddTrigger は、収集条件を設定してデータ収集を実行するソフトウエアです。
システム構成
AddTrigger を使用するには、以下のハードウエアとソフトウエアが必要です。
・ AddTrigger が動作する PC( パーソナルコンピュータ )
・ データ収集システム
・ データ収集ソフトウエア (DAQLOGGER または DAQ32Plus または MXLOGGER)
・ PC
・ レコーダなどのハードウエア
・ イーサネット
データ収集
ソフトウエア
3
4
5
AddTrigger
PC
2
PC
レコーダなどから
測定データを収集
6
収集した測定データ
イーサネット
データ収集ソフトウエアが動作している PC と AddTrigger が動作している PC をイーサ
ネット上に配置します。イーサネットを通して、AddTrigger とデータ収集ソフトウエア
を接続します。
データ収集ソフトウエアがレコーダなどから収集している測定データを、AddTrigger が
取り込みます。AddTrigger はデータ収集ソフトウエアから取得した時刻に基づいて動作
します。
AddTrigger が一度に接続できるのは、1つのデータ収集ソフトウエアだけです。
データ収集の状態と用語
AddTrigger には、データ収集に関して、下図の 5 つの状態があります。
未接続
スキャン区間(スキャン状態)
レコード区間(レコード状態)
監視区間
ロギング区間
監視区間
ロギング区間
監視区間
監視状態
ロギング状態
監視状態
ロギング状態
監視状態
スキャン レコード
開始
開始
開始条件
に合致
終了条件
に合致
開始条件
に合致
終了条件 レコード スキャン
終了
に合致
終了
未接続
データ収集ソフトウエアと接続されていない状態です。
IM WX13-01
1-1
索
1.1 機能概要
スキャン
スキャンとは、接続先のデータ収集ソフトウエアで設定されたデータ収集周期 ( スキャ
ン周期 ) で測定データを取り込むことです。AddTrigger のスキャン周期は、接続先のデー
タ収集ソフトウエアで設定されているスキャン周期と同じです。
AddTrigger をデータ収集ソフトウエアと接続するとスキャンを開始します。接続を切断
するまでスキャンが継続されます。
スキャン周期の最速値は次のとおりです。
・ DAQ32Plus と接続した場合
:0.5s
・ DAQLOGGER と接続した場合 :1s
・ MXLOGGER と接続した場合 :0.01s
スキャンできるチャネル数は最大で 1600 チャネルです。
レコード
レコードとは、収集条件に従ってデータ収集を実行することです。レコード状態は、監
視状態とロギング状態に分けられます。
監視
監視状態とは、レコード開始後、データを保存せずにロギング開始条件が成立するかど
うかを監視している状態をいいます。ロギング開始条件が成立すると、ロギング ( デー
タ保存 ) を開始します。
ロギング
ロギングとは、決められた周期 ( ロギング周期 ) で、ハードディスクのファイルに測定デー
タを保存することです。ロギング状態では、ロギング終了条件が成立するかどうかを監
視しています。ロギング終了条件が成立すると、レコードを終了するか、次のロギング
開始条件が成立するかどうかを監視する監視状態になります。
ロギング周期は、スキャン周期またはその整数倍に設定できます。
ロギングできるチャネル数は最大で 1600 チャネルです。
ロギング機能
AddTrigger は、データ収集中に発生した事象をロギングの開始点または終了点とするト
リガ収集を実行します。チャネルのアラームの発生 / 解除 ( アラームトリガ )、チャネル
のデータ値 ( レベルトリガ )、1 日の中の定刻 ( 定刻トリガ )、保存するデータ数をトリ
ガ条件として設定します。
測定対象
No.1
No.2
No.3
監視
(チャネル or 時刻)
開始トリガ
終了トリガ 開始トリガ
終了トリガ
時刻
データ収集
収集対象
チャネル
ロギング開始
ロギング終了 ロギング開始
ロギング終了
No.x
トリガ保存
1-2
トリガ保存
IM WX13-01
1.1 機能概要
1
AddTrigger の構成
ご使用になる前に
AddTrigger は、下図のように構成されています。
AddTrigger
2
モニタ
モニタサーバ
3
表示
データメモリ
スキャン
(スキャン)周期
データメモリ
(1800データ)
ロギング
(ロギング)周期
4
ビューア
ロガー
再表示
:ソフトウエア
収集状況
メモリ
HD
5
HD
:メモリ
6
表示
ランチャ
索
AddTrigger は、データ収集ソフトウエアのモニタサーバと接続します。
・ モニタは、モニタサーバからスキャン周期で取り込んだ測定データを表示するための
ソフトウエアです。
・ 最大で 1800 データまで表示することができます。
・ ビューアは、保存された測定データを表示するためのソフトウエアです。
・ ロガーは、測定データをロギングするソフトウエアです。ランチャで設定された収集
条件に従って動作します。PC の画面には表示されません。
・ ランチャは、収集条件の設定、モニタサーバとの接続、各ソフトウエアの起動、レコー
ド状態の表示など AddTrigger の動作を管理するソフトウエアです。
ランチャ
AddTrigger を使うとき、最初にランチャを起動します。ランチャには下記の機能があります。
プロジェクトの管理
・ プロジェクトとは、使用者や目的に応じた AddTrigger の設定単位です。複数のプロ
ジェクトを作成して保存することができます。
たとえば、プロセス A のデータを収集するときの設定を「プロジェクト 1」として保
存しておくと、
「プロジェクト 1」を選択するだけで、AddTrigger はプロセス A のデー
タを収集する設定になります。
・ プロジェクトごとにパスワードを設定して、操作を制限することができます ( パスワー
ドプロテクト機能 )。
ソフトウエア
ランチャ
モニタ
ビューア
パスワードプロテクトが有効になっているとき
データ収集に関する操作はすべて禁止
全操作可能
全操作可能
Note
プロジェクトに含まれる情報は、データ収集条件、接続先モニタサーバ、ランチャ、モニタ、
およびビューアの設定情報です。
IM WX13-01
1-3
1.1 機能概要
データ収集条件の設定
接続先、収集条件などを設定します。
また、収集したデータをビューアで表示するときの表示条件を設定します。
「データ収集条件」(1-6 ページ ) の項をご覧ください。
スキャン / レコードの実行
スキャンを開始 / 終了操作します。また、ランチャを起動すると同時にスキャンを開始
するように設定できます。
レコードを開始 / 終了します。
ランチャを起動すると同時にレコードを開始するように設定できます。
モニタ、ビューアの起動
モニタ、ビューアを起動します。
ロギング結果とロギング状態の表示
レコード状態を表示できます。
・ レコード状態の表示
レコード状態を文字および状態を表す色で表示します。レコード状態には、
「停止」
「監
視中」「ロギング中」および「エラー停止」があります。
・ レコード状態の詳細表示
レコード状態の詳細を表示します。詳細情報とは、ロギング開始時刻 / 終了時刻、ト
リガ回数 *、書き込んだデータ数 ( ロギング回数 )、ロギング対象データファイル名、ファ
イル保存先ハードディスクの空き容量、自動変換処理状況です。
* 「データ収集条件」(1-6 ページ ) をご覧ください。
・ データファイルの表示
保存が完了したデータファイルの情報を一覧表示します。表示されるのは、ファイル
番号、トリガ回数 ( 何回目 )、ファイル名、先頭データの時刻、末尾データの時刻、デー
タ数です。
その他の機能
・ PC のデスクトップ上のアイコンや Windows のタスクバーを隠して、AddTrigger 以
外のソフトを起動できなくすることができます ( デスクトッププロテクト機能 )。
・ AddTrigger が起動されているときは、PC をシャットダウンできません ( シャットダ
ウンプロテクト機能 )。
ランチャの操作方法については、第 2 章と第 3 章をご覧ください。
モニタ
1-4
ランチャから起動します。
・ スキャンしたデータを、下記の 6 種類のモニタ画面で表示できます。
・ トレンドモニタ
スキャンしたデータを、波形で表示します。時間軸の拡大 / 縮小、チャネルごとの
表示ゾーンの変更などの操作ができます。
・ ディジタルモニタ
スキャンしたデータを、数値で表示します。
・ メータモニタ
スキャンしたデータを、メータで表示します。メータは、バーメータ、アナログメー
タ、サーモメータの 3 種類から選択できます。
IM WX13-01
1.1 機能概要
Note
モニタで表示できるのは、収集設定のチャネル設定 (2-18 ページ ) においてスキャンを「ON」
にしたチャネルです。
・ 表示されたデータは、スキャン周期で更新されます。
・ グループに割り付けるチャネルを変更したり、波形表示を ON/OFF するなどして、表
示条件を変更できます。また、その表示条件を保存できます。
Note
ランチャで設定する、収集したデータをビューアで表示するときの表示条件とは、独立に設定
できます。
モニタの操作方法については、第 4 章をご覧ください。
ビューア
ランチャまたは Windows のスタートメニューから起動します。
収集した測定データを表示します。また、データ形式を変換して保存できます。
・ 扱うことができるのは、AddTrigger で収集したデータだけです。現在ロギング中の
データは、ハードディスクに保存された部分だけを扱うことができます。データファ
イルの拡張子は「mld」です。
・ グループに割り付けるチャネルを変更したり、波形表示を ON/OFF するなどして、表
示条件を変更できます。また、変更した表示条件を保存できます。
・ 分割保存 (「データ収集条件」の項を参照 ) したファイルを接続して表示できます。
・ カーソルで指定した区間の、最大値、最小値、最大値−最小値、平均値、および実効
値を算出できます。
・ 任意の測定データの位置にマークを付けることができます。
・ 検索条件を設定して、測定データ、アラーム、マークを検索できます。
・ ファイルの一部を切り出して別ファイルとして保存できます。
・ データ形式を「アスキー」「ロータス」または「エクセル」の形式に変換できます。
・ 表示したデータを印刷できます ( プリンタが必要です )。
IM WX13-01
ビューアの操作方法については、第 5 章をご覧ください。
1-5
1
ご使用になる前に
・ アラームモニタ
すべてのグループのアラームの状態を 1 画面に表示します ( オーバービュー表示 )。
グループ内のチャネルのうち、ひとつでもアラームが発生すると、そのグループ
はアラーム発生中の表示になります。
また、チャネルごとのアラームの発生 / 解除のログを、アラームタイプ、発生 / 解
除日時、チャネル名とともに表示します ( アラームログ表示 )。
・ カラーグラフモニタ
スキャンしたデータに、下記の順に 50 色を割り当てて表示します。
青 ( 表示スケールの最小値 ) ー水色ー緑ー黄ー赤 ( 表示スケールの最大値 )
・ サーキュラモニタ
スキャンしたデータを、円形グラフで表示します。
2
3
4
5
6
索
1.1 機能概要
データ収集条件
ランチャで設定します。
ロギング設定、チャネル設定、グループ設定、コメント設定、自動変換設定があります。
ロギング設定
レコーディングレート、トリガ回数制限、ロギング開始 / 終了条件、データファイルの
出力先、データファイル名、トリガ確認回数を設定します。
ロギング周期
スキャン周期の整数 ( レコーディングレート ) 倍の周期を設定できます。
スキャン周期
モニタサーバから取得したデータの時刻
時間
ロギング周期
保存するデータの時刻
レコーディングレートが4の場合の例
ロギング開始条件 / 終了条件
・ 「アラーム」( 開始条件 / 終了条件 )
任意の複数チャネルに属する任意の複数のアラームを選択し、それらのアラームの状
態や変化をトリガ発生条件に設定します。発生条件を満たしたときにロギングを開始
/ 終了します。選択した複数のアラーム間のトリガ発生条件は、すべて「AND」または、
すべて「OR」の 2 種類です。
アラームによるロギング開始
アラームによるロギング終了
トリガ点(アラーム状態変化点)
トリガ点(アラーム状態変化点)
指定アラーム
指定アラーム
ロギング開始
ロギング終了
ロギング状態
監視状態
ロギング状態
監視状態
レコード開始
レコード終了
・ 「レベル」( 開始条件 / 終了条件 )
任意の複数のチャネルを選択し、それぞれのチャネルに指定したしきい値と測定値と
の大小関係によりトリガを発生する条件を設定します。トリガ発生条件を満たしたと
きにロギングを開始 / 終了します。指定した各チャネル間のトリガ発生条件は、すべ
て「AND」、またはすべて「OR」です。
レベルによるロギング開始
トリガ点
レベルによるロギング終了
指定チャネルのデータ
指定チャネルのデータ
トリガ点
指定レベル
ロギング開始
監視状態
レコード開始
1-6
ロギング状態
指定レベル
ロギング終了
ロギング状態
監視状態
レコード終了
IM WX13-01
1.1 機能概要
1
・「定刻」( 開始条件 / 終了条件 )
2
指定したデータ数だけロギングすると、ロギングを終了します。
ロギング期間 = スキャン周期 x レコーディングレート x 指定データ数
1 日のうちのある時刻 (HH:MM:SS.SSS) を指定します。採取したデータの時刻を監視し、
指定した時刻になった時点、または初めてその日の指定した時刻を過ぎた時点をトリ
ガ点としてロギングを開始 / 終了します。
ロギングの開始点は指定した時刻、または初めてその日の指定した時刻を過ぎた時刻
です。ロギングの終了点は指定した時刻、または初めてその日の指定した時刻を過ぎ
た時刻の直前の時刻までです。( 指定時刻を過ぎません。)
定刻トリガによるロギング終了
定刻トリガによるロギング開始
ロギング開始
監視状態
ロギング状態
ロギング状態
5
監視状態
指定時刻
HH:MM:SS.SSS
6
たとえば、開始条件と終了条件を「定刻トリガ」に設定して、開始条件を「5:00」、
終了条件を「20:00」とした場合、毎日の 5:00 〜 20:00 の間ロギングが実行されます。
また、開始条件を「20:00」、終了条件を「5:00」とした場合、日付をまたいでロギン
グが実行されます。
アラームトリガ / レベルトリガを指定した場合の開始条件 / 終了条件について
の注意点
・ 開始条件を満たした時点で既に終了条件を満たしている場合の動作
開始条件を満たした時点 (A) からロギングを開始し同時に終了条件の監視を開始しま
す。その時点 (B) では終了条件を満たしていますがロギングは終了しません。一度終
了条件を満たさない状態になった (C) あとに終了条件を満たした時点 (D) でロギング
を終了します。( 文中アルファベットは下図を参照 )
ロギング開始
A
条件成立区間
開始条件
終了条件
条件成立区間
条件成立区間
時間
D
B
C
ロギング終了
ロギング区間
IM WX13-01
4
レコード終了
指定時刻
HH:MM:SS.SSS
3
ロギング終了
レコード開始
ご使用になる前に
・「データ数」( 終了条件 )
1-7
索
1.1 機能概要
例:開始条件が 1 アラームの発生監視、終了条件が 2 アラームの発生監視 (OR
条件 ) の場合。
開始条件のアラーム 1 が発生した時点からロギングを開始します。その時点 (B) で終
了条件を満たしています ( アラーム 1 またはアラーム 2 が発生中 ) がロギング゙は終
了しません。B から C’ までの間に終了条件のアラーム 1 が解除して発生しています
がここでロギングは終了しません。その間終了条件のアラーム 2 は発生した状態であ
るため、終了条件を満たした状態が続いているからです。C で初めて終了条件の 2 ア
ラームが解除するので終了条件を満たさない状態になります。そのあと D で終了条
件を満たすのでここでロギングを終了します。( 文中アルファベットは下図を参照 )
ロギング開始
A
開始条件
アラーム1
C
時間
アラーム1
終了条件
アラーム2
D
B
C
ロギング終了
ロギング区間
アラームの発生区間
・終了条件を満たした時点で既に開始条件を満たしている場合の動作
終了条件を満たした時点 (A) でロギングを終了し同時に開始条件の監視を開始します。
この場合その時点 (B) では開始条件を満たしていますがロギングを開始しません。一
度開始条件を満たさない状態になった (C) あとに開始条件を満たした時点 (D) からロ
ギングを開始します。( 文中アルファベットは下図を参照 )
開始条件
条件成立区間
B
条件成立区間
C
D
ロギング開始
時間
条件成立区間
終了条件
A
ロギング終了
ロギング区間
1-8
ロギング区間
IM WX13-01
1.1 機能概要
終了条件のアラーム 1 が発生した時点でロギングを停止します。その時点 (B) で開始
条件を満たしています ( アラーム 1 またはアラーム 2 が発生中 ) がロギングは開始し
ません。B から C’ までの間に開始条件のアラーム 1 が解除して発生していますがこ
こではロギングを開始しません。その間開始条件のアラーム 2 は発生した状態である
ため、開始条件は満たした状態を続けているからです。C で初めて開始条件の 2 アラー
ムが解除するので開始条件を満たさない状態になります。その後 D で開始条件を満
たすのでここからロギングを開始します。( 文中アルファベットは下図を参照 )
1
ご使用になる前に
例:開始条件が 2 アラームの発生監視 (OR 条件 )、終了条件が 1 アラームの発
生監視の場合。
2
3
C
4
アラーム1
開始条件
アラーム2
C
B
D
ロギング開始
終了条件
アラーム1
時間
A
6
ロギング終了
ロギング区間
ロギング区間
アラームの発生区間
索
プリトリガ機能
開始条件が「アラームトリガ」
「レベルトリガ」の場合、プリトリガ機能を使用できます。
プリトリガ機能は、開始トリガ点を基準として指定したデータ数だけ過去にさかのぼっ
た点からデータを保存する機能です。指定するデータ数は、開始トリガ点を含まないデー
タ数です。プリトリガで指定できるデータ数の範囲は 0 〜 1799 です。0 を指定すると
プリトリガ機能は無効になります。
プリトリガ機能で指定するデータ数とレコーディングレート
データの保存は、指定したレコーディングレートで間引いてファイルに保存します。プ
リトリガで指定したデータ数は、間引いて保存するデータ数です。内部のデータメモリ
は最大 1800 データまでモニタサーバから採取したデータを保持できます (「AddTrigger
の構成」1-3 ページ参照 )。そのため、レコーディングレートによりプリトリガで指定で
きる有効なデータ数の範囲が変わります。その範囲は、0 から (1800 ÷レコーディング
レート )-1 です。
たとえば、下図の場合はレコーディングレートは 3 なので有効範囲は 0 〜 599 です。
ロギングするデータ
レコーディングレート
1800データ
レコーディングレート
開始トリガ点
IM WX13-01
5
1-9
1.1 機能概要
プリトリガ設定時のデータ保存される区間の用語
開始トリガ以前のデータ保持区間
開始条件を満たした時点での開始トリガ点以前に内部メモリに保持している区間。
プリトリガ幅
開始条件で指定したプリトリガ数のデータが含まれる期間。
「プリトリガ幅 = スキャン周期 X レコーディングレート X プリトリガ数」です。
データ保存区間
保存するデータが含まれている区間。
開始トリガ点
開始条件を満たしていない状態から満たした状態に移った時点。
終了トリガ点
終了条件を満たしていない状態から満たした状態に移った時点
データ保存開始点
データ保存区間の先頭データ。
データ保存指定幅
終了条件で指定したデータ数のデータが含まれている期間。
「データ保存指定幅 = スキャン周期 X レコーディングレート X データ数」
終了条件がアラームトリガ、レベルトリガ、定刻の場合
開始トリガ点を基準として指定されたプリトリガ数だけさかのぼった点 ( データ保存開
始点 ) から開始トリガ点までのデータを保存します。その後、開始トリガ点から終了条
件の監視を行い、終了条件を満たした点 ( 終了トリガ点 ) までデータを保存します。こ
の場合、
「開始トリガ以前のデータ保持区間」と「プリトリガ幅」の大小関係によってデー
タの保存区間は、下図のようになります。
「開始トリガ以前のデータ保持区間」 > 「プリトリガ幅」( 最も一般的な場合 )
開始トリガ以前のデータ保持区間
プリトリガ幅
データ保存開始点
開始トリガ点
終了トリガ点
時刻
データ保存区間
「開始トリガ以前のデータ保持区間」 < 「プリトリガ幅」
開始トリガ以前のデータ保持区間
プリトリガ幅
データ保存開始点
開始トリガ点
終了トリガ点
時刻
データ保存区間
1-10
IM WX13-01
1.1 機能概要
終了条件がデータ数の場合
「開始トリガ以前のデータ保持区間」 > 「プリトリガ幅」( 最も一般的な場合 )
・「プリトリガ幅」 > 「データ保存指定幅」
1
ご使用になる前に
開始トリガ点を基準としてしてされたプリトリガ数だけさかのぼった点 ( データ保存開
始点 ) からデータ保存を開始します。その後、指定したデータ数だけデータを保存して
ロギングを終了します。この場合、
「開始トリガ以前のデータ保持区間」と「プリトリガ幅」
の大小関係によってデータの保存区間は、下図のようになります。
2
3
開始トリガ以前のデータ保持区間
プリトリガ幅
4
開始トリガ点
データ保存開始点
時刻
5
データ保存区間(データ保存指定幅)
・「プリトリガ幅」 < 「データ保存指定幅」
開始トリガ以前のデータ保持区間
6
プリトリガ幅
開始トリガ点
データ保存開始点
時刻
データ保存区間
(データ保存指定幅)
「開始トリガ以前のデータ保持区間」 < 「プリトリガ幅」
開始トリガ点からプリトリガ幅だけさかのぼった点を基準として、指定したデータ数を
保存しようとします。しかし、その基準点には「開始トリガ以前のデータ保持区間」<「プ
リトリガ幅」のため、データが存在しません。データ保存開始点は基準点を過ぎたデー
タになります。そのため、指定したデータ数よりも保存されるデータ数は少なくなりま
す。
データ保存区間は、次の 3 とおりあります。
・ データ保存区間が存在する場合 ( 開始トリガ点を含む )
・ データ保存区間が存在する場合 ( 開始トリガ点を含まない )
・ データ保存区間が存在しない場合
それぞれの場合の図を示します。
・データ保存区間が存在する場合 ( 開始トリガ点を含む )
プリトリガ幅 < ( データ保存指定幅 + 開始トリガ以前のデータ保持区間 ) ( 最も一般的な場合 )
開始トリガ以前のデータ保持区間
プリトリガ幅
データ保存
開始点
開始トリガ点
時刻
データ保存区間
データ保存指定幅
IM WX13-01
1-11
索
1.1 機能概要
・データ保存区間が存在する場合 ( 開始トリガ点を含まない )
プリトリガ幅 < ( データ保存指定幅 + 開始トリガ以前のデータ保持区間 )
開始トリガ以前のデータ保持区間
プリトリガ幅
時刻
開始トリガ点
データ保存
開始点
データ保存区間
データ保存指定幅
・データ保存区間が存在しない場合
プリトリガ幅 > ( データ保存指定幅 + 開始トリガ以前のデータ保持区間 )
データは保存されません
開始トリガ以前のデータ保持区間
プリトリガ幅
開始トリガ点
時刻
データ保存指定幅
プリトリガ指定時には、開始トリガの発生間隔によっては両トリガにおける保存区間が
重なることもあります。
保存区間が重ならない場合
データ保持区間1
データ保持区間2
プリトリガ幅
プリトリガ幅
時刻
開始トリガ点1
終了トリガ点1
開始トリガ点2
終了トリガ点2
保存区間が重なる場合
( 両データファイルには重複して保存される区間があります。)
データ保持区間2
データ保持区間1
プリトリガ幅
ロギングデータ量
プリトリガ幅
ロギングデータ量
時刻
開始トリガ点1
終了トリガ点1
開始トリガ点2
1-12
終了トリガ点2
IM WX13-01
1.1 機能概要
トリガ確認回数
トリガ確認回数が3の場合の例
ロギング区間
ロギングしない
1
ご使用になる前に
ロギング開始 / 終了条件が「アラーム」または「レベル」のとき、トリガとなる条件が
指定回数 ( トリガ確認回数 ) 連続して確認されたときに、ロギングを開始 / 終了するよ
うに設定できます。
ノイズなどによる測定データの変化によって、不要なトリガがかかることを防止できます。
2
3
時間
ロギング開始の
トリガ条件を
3回連続して満足
スキャン周期
ロギングを
終了しない
ロギング終了の
トリガ条件を
3回連続して満足
は終了条件を監視している点
は開始条件を監視している点
は開始条件を満たしたとき
は終了条件を満たしたとき
4
5
トリガ回数制限
たとえば、レコード開始後、アラームの発生でロギングを開始し、アラームの解除でロ
ギングを終了する場合、ロギング開始〜終了を実行する回数 ( トリガ回数 ) を指定でき
ます。指定回数ロギング開始〜終了を実行すると、レコードを終了します。
6
トリガ回数指定による収集
開始トリガ点
終了トリガ点
1回目
ロギング開始
監視状態
索
指定トリガ回数目
のロギング実行
2回目
ロギング終了
ロギング状態
レコード開始
監視状態
ロギング状態
監視状態
ロギング状態
レコード終了
データファイルの保存
・ ファイル名
データファイルには、自動的にファイル名が付けられます。ファイル名に、指定した
文字列を付加したり、日付を付加することができます。拡張子は、「mld」です。
「指定した文字列」-YYYYMMDDHH-0000.mld (「時毎分割」の場合、下記を参照 )
「指定した文字列」-YYYYMMDD-0000.mld (「時毎分割」以外の場合 )
YYYYMMDD、YYYYMMDDHH:ロギングを開始した日時
YYYY:西暦年、MM:月、DD:日、HH:時
0000:通し番号。ファイルが作成されるたびに、+ 1 されます。
Note
・ 文字列や日付を付加するかどうか指定できます。どちらも付加しない場合、ファイル名は、
0000.mld となります。
・ 2002 年 2 月 26 日 9 時 10 分 25 秒にロギングを開始した場合、ファイル名の YYYYMMDD は、
「20020226」となります。時毎分割の場合は「2002022609」となります。
・ 同名のファイルが存在する場合には、通し番号を加算していき、異なるファイル名にして
保存します。通し番号が 9999(4 桁 ) の次は 10000(5 桁 ) になります。99999(5 桁 ) の次は
100000(6 桁 ) というように桁数が増えていきます。
IM WX13-01
1-13
1.1 機能概要
・ データファイルの一括保存 / 分割保存
ロギング区間のデータを、下記の方法で分割して保存することができます。
データ数分割:指定したデータ数 ( ロギング回数 ) のデータをファイルに書き込む
と、新たなデータファイルにデータを書き込み始めます。ロギング
終了時にデータを書き込んでいたデータファイルのデータ数は、指
定したデータ数に満たないことがあります。
日毎分割 :毎日 0 時 0 分 0 秒以降は、新たなデータファイルにデータを書き込
み始めます。
時毎分割 :毎時 0 分 0 秒以降は、新たなデータファイルにデータを書き込み始
めます。
一括保存
ロギング区間
データ数分割
ロギング区間
分割データ数
ロギング区間
ロギング区間
時毎分割
XX:00:00
ロギング区間
日毎分割
ロギング区間
1-14
時間
時間
XX:00:00
ロギング区間
00:00:00
時間
00:00:00
ロギング区間
時間
IM WX13-01
1.1 機能概要
チャネル設定
グループ設定
接続先のデータ収集ソフトウエアで定義されているチャネルの中から、ロギングを行う
チャネルをグループに割り当てます。最大 32 チャネル / グループです。1つのチャネ
ルを複数のグループに割り付けることができます。
接続先 ( データ収集ソフトウエア ) のグループ設定をそのまま使用する場合、接続先の
モニタサーバからグループ情報を取得して、収集設定のチャネル割り当てとその表示設
定をロギングの開始 / 終了設定にコピーすることができます。
コピーする内容は、次の中から任意に複数選択できます。
・表示の ON/OFF
・チャネル / タグ No./ タグコメント
・Y 軸の表示 / 非表示と種別
・数値表示形式 ( 通常表示 / 指数表示 )
・メータ種類
・スケール値の設定方法 ( モニタサーバから取得する / ユーザが設定する )
・スケール ( 最小、最大 )
・ゾーン ( 最小、最大 )
・トリップ点
・表示色
コメント設定
最大で 8 個のコメントを付加できます。コメントには項目名と内容を入力できます。そ
れぞれの入力可能文字数は次のとおりです。
項目名 :半角 16 文字
内容 :半角 64 文字
コメントはデータファイルの情報として表示されます。
自動変換設定
ロギングを終了したデータファイルのデータ形式を、
「アスキー」
「ロータス」または「エ
クセル」の形式に自動的に変換して、別ファイルとして保存することができます。変換
したファイルは、指定したフォルダに保存されます。
変換したファイルのファイル名は、下記になります。
・ アスキー変換:「元のファイル名」.txt
・ エクセル変換:「元のファイル名」.xls
Excel バージョン 8.0 (Excel97) 以降で読み込み可能です。
・ ロータス変換:「元のファイル名」.wj2
Lotus1-2-3 バージョン 2.0 以降で読み込み可能です。
Note
・ 同名のファイルが存在する場合には、
「元のファイル名」_0000. 拡張子
になります。0000 は通し番号です。通し番号が 9999(4 桁 ) の次は 10000(5 桁 ) になります。
99999(5 桁 ) の次は 100000(6 桁 ) というように桁数が増えていきます。
・ Excel および Lotus1-2-3 では、扱えるデータ数に制限があります。また、データ数が制限
以内でも、PC のメモリの空き容量が十分でないと、変換したデータを読み込めないことが
あります。
IM WX13-01
1-15
1
ご使用になる前に
ホスト情報を取得してチャネル名、タグ No.、タグコメント、最小 / 最大値、単位、アラー
ム設定情報を表示します。また、スキャンやレコードの ON/OFF( する / しない ) を設定
します。
2
3
4
5
6
索
1.1 機能概要
その他
ロギング開始 / 終了条件と特殊データとの関連
データ収集ソフトウエアがレコーダ から収集するデータには、次の特殊データがあり
ます。AddTrigger はこれらのデータを取り込みます。
・ プラスオーバー
:測定レンジの上限値を超えたデータ
・ マイナスオーバー :測定レンジの下限値未満のデータ
・ LACK :データ抜け
・ OFF :レコーダとの通信が切断されてデータを収集できなかった場合
ロギング開始条件 / 終了条件が「アラーム」または「レベル」で、そのトリガ監視チャ
ネルのデータが特殊データの場合、次のように動作します。
・ プラスオーバー、マイナスオーバーは、トリガ監視に使用されます。
・ LACK、OFF はトリガ監視に使用されません (LACK、OFF が継続している間は、トリ
ガがかかりません )。
データ収集ソフトウエアとの再接続処理
ネットワークの障害等で、データ収集ソフトウエアとの通信が切断されたり、初回通信
接続に失敗すると、AddTrigger は再接続処理を行います。通信途中でエラーが発生した
場合、スキャンのタイミングで無制限にリトライします。
初回接続に失敗した場合の再接続処理は通信失敗後 30 秒後に行われます。途中で通信
が切断された場合の再接続処理は、スキャン周期で行われます。この処理は接続に成功
するか、または途中でユーザによる中止が行われるまで無制限に行われます。
1-16
IM WX13-01
必要な PC システム環境と接続できるデータ収集
ソフトウエア
PC システム
2
●オペレーティングシステム (OS)
次の OS で動作します。
・ Windows 2000 Professional SP4
・ Windows XP Home Edition SP3
・ Windows XP Professional SP3 (Windows XP Professional x64 Edition を除く )
・ Windows Vista Home Premium SP2 (64 ビット版を除く )
・ Windows Vista Business SP2 (64 ビット版を除く )
・ Windows 7 Home Premium、SP1 (32 ビット版、64 ビット版 )
・ Windows 7 Professional、SP1 (32 ビット版、64 ビット版 )
オペレーティングシステムの言語とソフトウエアの表示言語は次のとおりです。
OS の言語
日本語
その他
3
4
5
ソフトウエアの表示言語
日本語
英語
●ファイルシステム
NTFS を推奨します。
FAT(FAT32) の場合は、NTFS に比べて 1 つのフォルダ内に保存できるファイルの制限
が厳しく、多数のファイルを保存して追加保存できなくなると、ソフトウエアが正常
に動作しなくなるため、定期的にソフトウエアの記録を停止して、フォルダ内のデー
タファイルを別フォルダに移動してください。
●パーソナルコンピュータ本体
上記の OS が動作し、下記の CPU とメモリを搭載した機種。
OS が Windows 2000 と Windows XP の場合
Pentium 4 1.6GHz 以上のインテル社製 x64 または x86 プロセッサ。
512MB 以上のメモリ
OS が Windows Vista、Windows 7 の場合
Pentium 4 3GHz 以上のインテル社製 x64 または x86 プロセッサ。
ただし、Windows 7 (64 ビット版 ) 使用時は Pentium 4 3GHz 相当以上のインテル社
製 x64 プロセッサ
2GB 以上のメモリ
●ハードディスク
空き容量が 200MB 以上 ( データ収集条件により、これ以上必要な場合があります。)
●CD-ROM ドライブ ( インストール時に使用 )
●マウス
OS がサポートするマウス
●ディスプレイ
OS が推奨するビデオカードと OS に対応した 1024 x 768 ドット以上、65,536 色 (16 ビッ
ト、High Color) 以上のディスプレイ。
●通信ポート
IM WX13-01
1
ご使用になる前に
1.2
OS がサポートするイーサネットポート
1-17
6
索
1.2 必要な PC システム環境と接続できるデータ収集ソフトウエア
●プリンタ ( 印刷時に使用 )
OS がサポートするプリンタとプリンタドライバ
Note
・ 本ソフトウエアを使って、データ保存を行いながら自動変換出力を同時に、連続して行っ
ていると、データを保存するディスク内で空き領域の断片化が発生します。断片化が進む
と、連続した空き領域が少なくなり、サイズの大きいデータファイルは分割保存されます。
その結果、OS の処理量が増大し、データ収集のパフォーマンスが低下することがあります。
これを防ぐため、定期的に、「デフラグ」などのディスク最適化ツールで空き領域の断片化
を解消することをお勧めします。
・ 本ソフトウエアでは、2038 年以降のデータは取り扱えません。
・ 保存したデータファイルはバックアップ保存しておくことをお勧めします。
接続できるデータ収集ソフトウエア
下記のデータ収集ソフトウエアと接続できます。データ通信の負荷を軽減して高速通信
を可能にするために、最新バージョンを推奨します。
・ DAQ32Plus R9.01 以上 (R11.08.01 以上を推奨 )
・ DAQLOGGER R3.01 以上 (R7.13.01 以上を推奨 )
・ MXLOGGER R1.01 以上 (R2.07.01 以上を推奨 )
Note
MXLOGGER と接続する場合は、複数のシステムのなかから 1 種類しか接続できません。
1-18
IM WX13-01
第 2 章 AddTrigger を設定する ( ランチャ )
2.1
設定の流れ
1
以下に、設定の流れを示します。
3.1節
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
接続先のデータ収集ソフトウエアを
準備する
2
3
AddTriggerを起動する
2.2節
プロジェクトを設定する
2.3節
4
5
)
・新規プロジェクトを作成する
・プロジェクトをコピーする
・プロジェクトを切り替える
・パスワードを変更する
・プロジェクトを削除する
6
索
データ収集条件を設定する
2.4節
・接続先を設定する
・ホスト情報を取得する/表示する
・収集条件を設定する
・表示条件を設定する
データ収集を開始する(3.2節)
IM WX13-01
2-1
2.2
AddTrigger を起動する / 終了する
起動する
操作手順
Windows のスタートメニューで、プログラム >YOKOGAWA DAQWORX>AddTrigger>
ランチャを選択します。
ランチャ画面が表示されます。
Note
・ AddTrigger を起動したときのプロジェクトは、前回 AddTrigger を終了したときに使用し
ていたプロジェクトです。前回データファイルリストを表示したまま終了していた場合は、
データファイルリストが表示されます。
・ プロジェクトが「パスワードを使用する」設定になっていると、パスワードプロテクトが
かかった状態で立ち上がります。パスワードプロテクトを解除する操作については、3.4 節
をご覧ください。
・ プロジェクトを切り替える操作については、2.3 節をご覧ください。
終了する
Note
ランチャを終了する前に、データ収集ソフトウエアとの接続を切断してください。
操作手順
1. ランチャのメニューバーのファイル > アプリケーションの終了を選択するか、ウ
インドウのタイトルバー右端の「X」をクリックします。
他のソフトウエアをすべて終了している場合には、AddTrigger が終了します。
他のソフトウエアが起動されている場合
下記のダイアログボックスが表示されます。
2. 「はい」または「いいえ」をクリックします。
2-2
はい
:現在の状態を保存して、AddTrigger を終了します。次回 AddTrigger
を起動したときに現在と同じ状態になります。
いいえ
:現在の状態を保存せずに AddTrigger を終了します。
IM WX13-01
2.3
プロジェクトを設定する
1
Note
以下の操作は、スキャン中、レコード中、データモニタ起動中、またはデータビューア起動中
は実施できません。
2
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
プロジェクトとは、AddTrigger を動作させるために必要な設定ファイル群をひとまとめ
にした設定単位です。必要な数のプロジェクトを作成して保存できます。
プロジェクトを切り替えることで、AddTrigger の設定を簡単に切り替えることができま
す。
3
4
新規プロジェクトを作成する
操作手順
「プロジェ
1. ランチャのメニューバーのファイル > プロジェクト設定を選択します。
5
)
クト設定」ダイアログボックスが表示されます。
6
索
初期状態では、「Project1」という名前のプロジェクトが登録されています。
2. 「新規作成」をクリックします。「新しいプロジェクト」ダイアログボックスが表
示されます。
3. プロジェクト名を入力し、「OK」をクリックします。新規プロジェクトが作成さ
れます。
Note
・
・
・
・
プロジェクト名は半角 16 文字以内で設定してください。
プロジェクト名には、¥ / : , ; * ? ” < > | の文字を使用できません。
先頭の文字が「.」のプロジェクト名は設定できません。
既存のプロジェクト名と同名のプロジェクトは作成できません。
「パスワード機能を使用する」をクリックして、
4. パスワード機能を使用する場合は、
チェックマークを付けます。
IM WX13-01
「パスワード設定」ダイアログボックスが表示されます。
2-3
2.3 プロジェクトを設定する
5. 「新しいパスワード」と「新しいパスワードの確認入力」に同じパスワードを入
力して、「OK」をクリックします。
Note
・ プロジェクトを開くとき、およびパスワードプロテクト (3.4 節を参照 ) を解除するときに、
パスワードを使います。
・ パスワードは半角 16 文字以内で設定してください。使用できる文字に制限はありません。
・ 設定したパスワードは、忘れないようにしてください。
ランチャ起動時にスキャンまたはレコードを開始する
6. 「プロジェクト設定」ダイアログボックスのオプションボタンをクリックして、
自動スタート機能を選択します。
自動スタートしない
:自動スタート機能を使用しません。
スキャン状態で、自動スタートする :ランチャを起動すると同時にスキャンを
スタートします。
レコード状態で、自動スタートする :ランチャを起動すると同時にスキャンと
レコードをスタートします。
7. 「OK」をクリックします。
設定内容が保存され、ダイアログボックスが閉じます。以後、設定変更操作をし
て保存すると、作成した新規プロジェクトでの設定になります。
「キャンセル」をクリックすると、設定がキャンセルされ、新規プロジェクトは
作成されません。
Note
ランチャを終了したとき、または、他のプロジェクトに切り替えたときの設定内容が、プロジェ
クトの設定として保存されます。
プロジェクトをコピーする
あるプロジェクトの設定内容を、現在選択しているプロジェクトにコピーする操作です。
1. ランチャのメニューバーのファイル > プロジェクトのコピーを選択します。
「プロジェクトコピー」ダイアログボックスが表示されます。
2. リストボックスで、コピー元のプロジェクトを選択します。
3. 「OK」をクリックします。
コピー元のプロジェクトの設定内容が、現在選択しているプロジェクトにコピー
されます。
Note
作成したプロジェクト数が 1 個しかない ( インストール直後など ) 場合、このメニューは選択
できません。
2-4
IM WX13-01
2.3 プロジェクトを設定する
1
プロジェクトを切り替える
プロジェクトを切り替える操作です。
操作手順
「プロジェ
1. ランチャのメニューバーのファイル > プロジェクト設定を選択します。
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
クト設定」ダイアログボックスが表示されます。
2
3
2. 「プロジェクト選択」リストボックスで、プロジェクトを選択します。
4
5
)
「パスワード機能を使用する」がチェックされていると、
3. 選択したプロジェクトで、
6
「パスワード入力」ダイアログボックスが表示されます。
索
「OK」をクリックします。ダイアログボックスが閉じます。
4. パスワードを入力して、
5. 「OK」をクリックします。「プロジェクト設定」ダイアログボックスが閉じ、選
択したプロジェクトに切り替わります。
Note
選択したプロジェクトが前回データファイルリストを表示したまま終了していた場合は、デー
タファイルリストが表示されます。
パスワードを変更する
パスワード機能を使用しているときに、パスワードを変更する操作です。
操作手順
1. メニューバーのファイル > プロジェクト設定を選択します。「プロジェクト設定」
ダイアログボックスが表示されます。
IM WX13-01
2-5
2.3 プロジェクトを設定する
「パスワード設定」
ダイアログボックスが表示されます。
2. 「変更」をクリックします。
3. 「新しいパスワード」と「新しいパスワードの確認入力」にパスワードを入力して、
「OK」をクリックします。
Note
・ パスワードは半角 16 文字以内で設定してください。使用できる文字に制限はありません。
・ 設定したパスワードは、忘れないようにしてください。
プロジェクトを削除する
プロジェクトを削除する操作です。
操作手順
1. メニューバーのファイル > プロジェクト設定を選択します。「プロジェクト設定」
ダイアログボックスが表示されます。
2. 「プロジェクト選択」リストボックスで、プロジェクトを選択します。
3. 「削除」をクリックします。
Note
・ プロジェクトが1つしかない場合には、そのプロジェクトを削除できません。
・ プロジェクトを削除する操作をしても、そのプロジェクトの設定ファイルが入っているフォ
ルダ (AddTrigger インストールフォルダ ¥ プロジェクト名 ) は消されずに残っています。削
除したプロジェクトと同名のプロジェクトを再度作成すると、残っているその設定ファイ
ルが読み込まれ、内容が表示されます。プロジェクトを初期状態で表示したい場合は、「エ
クスプローラ」などで、削除したプロジェクトのフォルダを別名に変更する、別フォルダ
へ移動する、削除する等の操作を行ってください。
2-6
IM WX13-01
2.4
データ収集条件を設定する
1
接続先、ロギング周期、ロギング開始 / 終了条件などのデータ収集条件を設定します。
また、収集したデータをビューアで再表示するときの表示条件を設定します。
モニタサーバが起動している PC のホスト名、ポート番号やシステム No. を設定して、サー
バ種類、チャネル数、スキャン周期、開始時刻の情報を取得して表示します。
操作手順
1. ツールバーの「収集設定」をクリックする、またはメニューバーの収集 > 設定を
選択します。
「収集設定」ダイアログボックスが表示されます。
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
収集設定
2
3
4
5
)
6
索
ホスト名を設定する
2. 接続先ホスト名のテキストボックスをクリックして、モニタサーバが動作してい
る PC のホスト名を入力します。
IM WX13-01
2-7
2.4 データ収集条件を設定する
ポート番号を設定する
3. サーバの種類が DAQ32Plus、DAQLOGGER および、MXLOGGER 以外の場合は、ポー
ト No. のテキストボックスをクリックして、ポート番号を入力します。
サーバの種類が DAQ32Plus、DAQLOGGER および、MXLOGGER の場合は、
「ポー
ト番号選択」をクリックします。
ポート番号選択ボタン
ポート番号の選択ダイアログボックスが表示されるので、選択したい番号をク
リックします。
ポート番号が設定されます。
システム番号を設定する
モニタサーバが複数のデータ源を持っている場合のデータ源を指定する番号です。シス
テム番号の詳細と、設定が必要か不必要かはそのデータ収集ソフトウエアのモニタサー
バの説明書をご覧ください。
4. システム No. のテキストボックスをクリックして番号を入力します。
ホスト情報を取得 / 表示する
5. 「ホスト情報取得」をクリックします。
「情報」ダイアログボックスが表示されます。
「収集設定」ダイアログボックスの上部には.サーバ種類、チャネル数、スキャ
ン周期、スキャン開始時刻が表示されます。
モニタサーバとの接続ができなかった場合は、エラーメッセージダイアログボッ
クスが表示されます。接続情報を確認してください。
Note
ホスト情報取得をクリックすると、モニタサーバに接続して下記の情報を取得したあと、切断
します。
・チャネル
・チャネル数
・スキャン周期
・スキャン開始時刻
・タグ番号
・タグコメント
・最大値 / 最小値
・単位
・サーバ種類
・アラーム設定 ( レベル、種類、値 )
2-8
IM WX13-01
2.4 データ収集条件を設定する
1
収集設定を操作する場合の基本操作
収集設定ダイアログボックスの操作制限
Note
チャネル識別名は、「チャネル」「タグ No.」または「タグコメント」から選択できます。以下
の説明では、チャネル識別名を「チャネル」としています。必要に応じて、
「タグ No.」または「タ
グコメント」と読み替えてください。
2
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
収集設定を変更する場合、次の操作制限があります。
・ パスワードプロテクトをかけている場合、すべての操作ができません。
・ パスワードプロテクトが解除されていて、スキャン実行中のときは、ホスト名とポー
ト番号だけ変更できます。
・ パスワードプロテクトが解除されていて、レコード実行中のときは、全ての操作がで
きません。
3
4
5
操作手順
)
チャネル識別名切り替えボタン
全選択ON/OFF
6
索
波形番号/チャネル番号
選択ボタン
USER/CH切り替え
選択ボタン
チャネル識別名切り替えボタンをクリックすると表示が切り替わる
チャネル識別名を切り替える
右上のボタンを押すと、チャネル、タグ No.、タグコメント表示を切り替えることが
できます。
波形番号 / チャネル番号を選択する
・ 波形番号 / チャネル番号を連続して選択する場合は、最初の波形番号をクリック後、
最後の波形番号を「SHIFT」キーを押しながらクリックします。または、最初の波
形番号から最後の波形番号までドラッグします。
・ 波形番号 / チャネル番号をすべて選択する場合は、No. のセルをクリックします。
波形番号 / チャネル番号が赤色表示になります。全ての選択を解除するには、もう
一度 No. のセルをクリックして、選択し直します。
Note
波形番号 / チャネル番号を選択しないでユーティリティボタンをクリックすると、全ての波形
番号 / チャネル番号を選択した場合と同じになり、一括設定できます。
IM WX13-01
2-9
2.4 データ収集条件を設定する
表示 / 非表示を切り替える、選択する / 選択しないを切り替える
チェックボックスをクリックすると、ボックスの色が青色 / 灰色に切り替わります。
青色 :表示、選択する
灰色 :非表示、選択しない
設定を切り替える
下図のような設定項目の場合、セルをクリックすると設定項目が切り替わります。
ロギング設定のアラームトリガやレベルトリガの設定の方向、グループ設定の Y 軸や
チャネル設定のアラームレベルなどを切り替えます。
一括処理ボタンを使用する ( 表示条件設定のときの操作 )
A
5 種類の一括処理ボタンがあります。
B
A
D
A
C
A
E
E
D
D A
E
A
E
E
波形番号で選択した範囲を一括処理します。範囲が選択されていないときは、全波形
番号選択と同じです。
A:その列の項目の表示 / 非表示や設定を一斉に切り替えます。
B:選択範囲の先頭のチャネル No. を基準として、+ 1 しながら順番にチャネルを割
り当てます。
C:メータ種類を一斉に切り替えます。
D:選択範囲の先頭の値を、選択範囲にコピーします。
E:デフォルト値に設定します。
表示条件の設定内容をモニタの表示条件に反映する
「グループ設定をデータモニタへ反映する」をクリックしてチェックマークを付けま
す。「適用」または「OK」をクリックしたときに、設定内容がモニタに反映されます。
ただし、モニタが起動されていることが必要です。
設定内容を保存する
2-10
「適用」をクリックすると、設定内容を保存します。収集設定ダイアログボックスは
表示されたままです。
「OK」をクリックすると、設定内容を保存して「収集設定」ダイアログボックスを閉
じます。
「キャンセル」をクリックすると、設定内容をキャンセルして「収集設定」ダイアロ
グボックスを閉じます。
IM WX13-01
2.4 データ収集条件を設定する
1
ロギング設定
操作手順
ロギング設定タブをクリックします。
2
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
3
4
5
)
6
索
レコーディングレート
ロギングする周期をスキャン周期の整数倍で指定します。設定範囲は 1 〜 120 の整
数です。ここで設定した整数値とテキストボックス右側に表示されているスキャン周
期の積がロギング周期になります。
1. レコーディングレート入力ボックスをクリックして、整数値を入力します。
トリガ回数制限
ロギングを実行する回数を指定します。
1. トリガ回数制限入力ボックスをクリックして、ロギングを実行する回数を入力し
ます。1 以上を入力してください。
2. トリガ回数制限のチェックボックスをクリックしてチェックマークを付けます。
指定した回数だけロギングしてレコードを終了します。
チェックマークをつけない場合は、トリガ回数は無制限になります。この場合は
手動でレコードを終了してください。
Note
レコード実行中に手動で終了した場合は、ロギングの途中であっても、その時点までのロギン
グを実行して終了します。
IM WX13-01
2-11
2.4 データ収集条件を設定する
開始条件
1. リストボックスを表示して、「アラームトリガ」「レベルトリガ」「定刻」から選
択します。
アラームトリガ:指定した複数のチャネルの指定したアラームを監視して、そ
れらの発生または解除の状態によって指定した条件を満たし
たときにトリガをかけてロギングを開始します。
レベルトリガ
:指定した複数のチャネルのデータを監視して、それぞれに指
定したレベル値との大小関係によって、指定した条件を満た
したときにトリガをかけてロギングを開始します。
定刻トリガ
毎日の指定した時刻になっ
:収集したデータの時刻を監視して、
たときまたはその時刻を過ぎたときにトリガをかけてロギン
グを開始します。
アラームトリガの詳細設定
2. 「詳細設定」をクリックすると「アラームトリガ設定」ダイアログボックスが表
示されます。
クリックすると表示が
切り替わる
貼り付けボタン
3. 演算の指定で、AND または OR のどちらかを選択します。
2-12
AND :設定したアラームトリガの発生条件をすべて満たした場合にトリガがか
かりロギングを開始します。
OR :設定したアラームトリガの発生条件のどれか 1 つでも満たした場合にト
リガがかかりロギングを開始します。
IM WX13-01
2.4 データ収集条件を設定する
1
4. 監視チャネルをクリックします。
チャネルダイアログボックスが表示されます。
2
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
3
4
5
)
5. アラームを設定するチャネルをクリックします。このとき、選択した監視チャネ
ルが、現在取得しているモニタサーバの情報のチャネル情報で有効になっている
場合は黒文字表示され、有効ではない、または有効であってもスキャン OFF 状態
(「チャネルの設定」2-18 ページ参照 ) の場合は灰色文字表示になっています。
6. アラームレベル 1 〜アラームレベル 4 を設定します。設定項目をクリックして選
択します。
発生 :監視チャネルのアラームの発生中をトリガ条件とする
解除 :監視チャネルのアラームの解除中をトリが条件とする
無視 :監視チャネルを監視しない
各アラームレベルの種類は、現在取得しているモニタサーバ情報のチャネル情報を表示
しています。
「貼り付け」ボタン
グループ設定情報 (2-19 ページ参照 ) の「コピー」ボタンでコピーした内容のうちのチャ
ネルの割り当てをアラームトリガ設定ダイアログボックスに貼り付けることができま
す。この貼り付け機能は、同時に監視するチャネルをグループに分けた場合に、ある
グループに割り当てたチャネルを瞬時に監視チャネルとしてアラームトリガ設定ダイ
アログボックスにコピーできます。
Note
・ 監視チャネルのアラームレベルの設定がすべて「無視」の場合は、そのチャネルは監視さ
れません。( 監視チャネルとして登録されていないのと同じ条件になります。)
・ 監視チャネルが有効ではない、またはスキャン OFF 状態 ( 灰色文字表示 ) の場合、アラー
ムレベルの設定が「発生」または「解除」のとき、そのチャネルの条件は常に満たされな
いと判定します。監視チャネルが有効ではないのは、チャネル設定のスキャンが OFF になっ
ているか、モニタサーバのデータ収集ソフトウエアでデータ収集を行っていない場合です。
・ 監視チャネルが有効で、アラームレベルが「発生」や「解除」の場合、そのチャネルのアラー
ムベルがデータ収集ソフトウエアでアラーム設定されていなければ、そのアラームレベル
の条件は常に満たされないと判定します。
IM WX13-01
2-13
6
索
2.4 データ収集条件を設定する
7. プリトリガの入力ボックスをクリックして、トリガ条件を満たした時点からさか
のぼって保存するデータ数を入力します。
設定したデータ数の保存時間
(スキャン周期 x レコーディングレート x プリトリガデータ数)
プリトリガ設定に有効な範囲
設定範囲は 0 〜 1799(「プリトリガ機能」1-7 ページ参照 ) です。入力ボックスの
右側には、設定したデータの保存時間が表示されます。
この値は、「ホスト情報取得」(2-8 ページ参照 ) で取得したスキャン周期を元に
計算した値です。接続しているモニタサーバのスキャン周期変更後、再度「ホス
ト情報取得」をクリックするとこの値も変更されます。
レベルトリガの詳細設定
2. 「詳細設定」をクリックすると「レベルトリガ設定」ダイアログボックスが表示
されます。
クリックするとチャネル
ダイアログボックスが表示される
選択ボタン
3. 演算の指定で、AND または OR のどちらかを選択します。
2-14
AND:設定したレベルトリガの発生条件をすべて満たした場合にトリガがかかり
ロギングを開始します。
OR :設定したレベルトリガの発生条件のどれか 1 つでも満たした場合にトリガ
がかかりロギングを開始します。
IM WX13-01
2.4 データ収集条件を設定する
1
4. 監視チャネルをクリックします。
「チャネル」ダイアログボックスが表示されます。
2
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
3
4
5
)
5. レベルを監視するチャネルをクリックします。このとき、選択した監視チャネル
が、現在取得しているモニタサーバの情報のチャネル情報で有効になっている場
合は黒文字表示され、有効ではない、または有効であってもスキャン OFF 状態
(「チャネル設定」1-13 ページ参照 ) の場合はグレー文字表示になっています。
6. レベル値入力ボックスをクリックして、基準となるレベル値を入力します。
7. 方向の選択ボタンをクリックして、「UP」「DOWN」のどちらかを選択します。
UP
:監視チャネルのデータがレベル値を超えたときにトリガがかかりロギ
ングを開始します。
DOWN :監視チャネルのデータがレベル値を下回ったときにトリガがかかりロ
ギングを開始します。
「貼り付け」ボタン
グループ設定 (2-19 ページ参照 ) の「コピー」ボタンでコピーした内容のうちのチャ
ネルの割り当てをアラームトリガ設定ダイアログボックスに貼り付けることができま
す。この貼り付け機能は、同時に監視するチャネルをグループに分けた場合に、ある
グループに割り当てたチャネルを瞬時に監視チャネルとしてアラームトリガ設定ダイ
アログボックスにコピーできます。
Note
・ 監視チャネルが有効ではない場合とスキャン OFF 状態 ( グレー文字表示 ) の場合、そのチャ
ネルの条件は、常に満たされないと判定します。
・ 監視チャネルの値がレンジオーバー (+OVER または− OVER) の場合、そのチャネルの値は
+ ∞または−∞として条件判定されます。すなわち、その監視チャネルに設定したレベル
値がどのような値であっても、+OVER のときは常にレベルを超えていると判定され、−
OVER のときは常にレベルを下回っていると判定されます。
IM WX13-01
2-15
6
索
2.4 データ収集条件を設定する
8. プリトリガの入力ボックスをクリックして、トリガ条件を満たした時点からさか
のぼって保存するデータ数を入力します。
設定したデータ数の保存時間
(スキャン周期 x レコーディングレート x プリトリガデータ数)
プリトリガ設定に有効な範囲
設定範囲は 0 〜 1799(「プリトリガ機能」1-7 ページ参照 ) です。入力ボックスの
右側には、設定したデータ数の保存時間が表示されます。
この値は、「ホスト情報取得」(2-8 ページ参照 ) で取得したスキャン周期を元に
計算した値です。接続しているモニタサーバのスキャン周期変更後、再度「ホス
ト情報取得」をクリックするとこの値も変更されます。
定刻トリガの設定
2. 時刻入力ボックスをクリックして、1 日のうちのトリガをかける時刻を入力します。
指定した時刻になったとき、またはその時刻を過ぎたときにトリガがかかりロギ
ングを開始します。
終了条件
1. リストボックスを表示して、アラームトリガ、レベルトリガ、定刻、データ数か
ら選択します。
アラームトリガ、レベルトリガ、定刻の設定は、「開始条件」と同じです。
データ数の設定
2. データ数入力ボックスをクリックして、数字を入力します。
ロギングに要する時間
(スキャン周期 x レコーディングレート x (指定したデータ数 - 1) )
ロギングを開始して、指定したデータ数だけロギングしたらロギングを終了しま
す。
データ数の右側には、指定したデータ数をロギングするのに要する時間を表示し
ます。( スキャン周期 x レコーディングレート x ( 指定したデータ数 -1)) で計算さ
れます。したがって、レコーディングレートやスキャン周期が変更されるとロギ
ングする時間も変更されます。
Note
プリトリガを設定している (0 以外の値を設定している ) 場合、ロギングを終了する時点につい
ては、「プリトリガ機能」(1-7 ページ ) を参照してください。
データファイルの設定
データファイル名、保存先、ファイルの保存方法を設定します。
ファイルの保存方法を選択する
2-16
次のデータファイルを作成するまでの時間
ファイル分割の設定がデータ数のときだけ指定する
IM WX13-01
2.4 データ収集条件を設定する
1
ファイル名の命名規則 ( ファイル名の拡張子は .mld)
日付を付加しない
日付を付加する ( ファイル分割:時毎 )
日付を付加する ( ファイル分割:時毎以外 )
ファイル名指定しない
0000.mld
YYYYMMDDHH-0000.mld
YYYYMMDD-0000.mld
ファイル名指定する
FileName-0000.mld
FileName-YYYYMMDDHH-0000.mld
FileName-YYYYMMDD-0000.mld
ファイル分割の種類
出力先を指定する
1. 参照ボタンをクリックします。
2. データを保存するフォルダを選択するか、または新規にフォルダを作成して保存
先を指定します。出力フォルダの場所が変更されます。
ファイル名を指定する
3. ファイル名指定のチェックボックスにチェックマークをつけます。チェックマー
クをつけないとファイル名を入力しても無効になります。
4. ファイル名指定入力ボックスをクリックして、任意のファイル名を入力します。
ただし、次の文字はファイル名に使用できません。
¥/:,;*?” <>|
5. 日付を付加チェックボックスにチェックマークをつけます。チェックマークをつ
けないと日付は付加されません。
ファイルの保存方法を選択する
6. ファイル分割のリストボックスを表示させ、分割方法を選択します。
7. 「データ数」を選択した場合は、分割データ数を入力します。
トリガ確認回数
指定した回数 ( トリガ確認回数 ) 連続してトリガ条件を満たしたときに、ロギングを
開始 / 終了します。
開始条件に「アラーム」または「レベル」を設定したときに有効になります。
1. テキスト入力ボックスをクリックして、確認回数を入力します。
回数の右側に確認に要する時間が表示されます。
確認を行う時間 = スキャン周期 x (トリガ確認回数 - 1)
IM WX13-01
2-17
3
4
5
)
OFF
:ロギング区間のすべてのデータを、1 つのファイルに保存します。
データ数 :指定したデータ数 ( ロギング回数 ) のデータをファイルに書き込む
と、新たなデータファイルにデータを書き込みます。分割データ
数を入力します。分割データ数の右側に次のデータファイルを作
成するまでの時間が表示されます。
日毎
:毎日 0 時 0 分 0 秒以降のデータを、新たなデータファイルに書き
込みます。
時毎
:毎時 0 分 0 秒のデータを、新たなデータファイルに書き込みます。
2
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
YYYY は西暦、MM は月、DD は日、HH は時を表示します。0000 はファイルの通し番号です。
ロギング実行時にファイルを作成すると通し番号に 1 が加算されていきます。
同じ名前のファイルがすでに存在する場合は、4 桁の通し番号に 1 を加算して保存します。通
し番号が 9999(4 桁 ) の次は 10000(5 桁 ) になります。99999(5 桁 ) の次は 100000(6 桁 ) とい
うように桁数が増えていきます。
6
索
2.4 データ収集条件を設定する
チャネル設定
モニタサーバから収集するチャネルやデータファイルに保存するチャネルを選択しま
す。また、「ホスト情報取得」(2-8 ページ参照 ) で得られたチャネル情報 ( チャネル名、
タグ名、タグコメント、最大値、最小値、単位、アラーム設定情報 ) を表示します。
操作手順
チャネル設定タブをクリックします。
ON/OFF切り替え
選択項目切り替え
スキャンチャネルの ON/OFF
1. スキャン項目のセルをクリックして ON/OFF を切り替えます。
ON に設定したチャネルをモニタサーバから取り込みます。
レコードチャネルの ON/OFF
2. レコード項目のセルをクリックして ON/OFF を切り替えます。
ON に設定したチャネルのデータをファイルに保存します。
Note
・ レコードを ON にすると、自動的にそのチャネルのスキャンも ON になります。
・ スキャンを OFF にすると、自動的にそのチャネルのレコードも OFF になります。
アラーム情報の表示の切り替え
アラーム情報のレベルのセルをクリックすると、「L1 → L2 → L3 → L4 → L1」と表示
情報が切り替わります。
スキャン ON/OFF、レコード ON/OFF、アラームレベル一斉切り替え
1. チャネル番号を選択した後、ユーティリティボタンをクリックして表示を切り替
えます。
詳しくは、「収集設定を操作する場合の基本操作」(2-9 ページ ) をご覧ください。
Note
このチャネル設定は、スキャンおよびレコードの ON/OFF 以外の項目は変更できません。参照
するだけです。
2-18
IM WX13-01
2.4 データ収集条件を設定する
グループ設定
このグループの設定は、データファイルに保存され、データビューア (5 章参照 ) でデー
タファイルを表示したときに、この設定で表示されます。また、ここで変更した表示条
件をデータモニタ (4 章参照 ) に反映することができます。
グループ設定タブをクリックします。
表示のON/OFF
Y軸表示ON/OFF
Y軸表示のタイプ
チャネル識別名切り替えボタン
ゾーン(表示位置) トリップ点の表示ON/OFF
通常表示/指数表示
グループタブ
トリップ点の設定
メータ表示の種類
表示色
表示範囲
登録するチャネル
グループ名
2
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
操作手順
1
3
4
5
)
6
索
USER/CH切り替え(ユーザ設定/サーバ設定)
バーメータ
「CH」
:レコード開始時に割れ当てられている
アナログメータ
サーモメータ チャネルの最大値、最小値をモニタサーバから
取得して、それをスケール最大値、最小値にする
「USER」
:テキスト入力ボックスに入力した値を
スケール最大値、最小値にする
グループの選択
グループタブをクリックして、グループを選択します。
グループ名
「グループ名」欄をクリックして、グループ名 ( 半角 16 文字以下 ) を入力します。
波形の表示 / 非表示
「No.」欄のチェックボックスをクリックします。
青 :波形を表示します。
グレー :波形を表示しません。
Y軸
複数軸ゾーン選択時の Y 軸 ( スケール ) の表示 / 非表示を設定します。チェックボック
スをクリックします。
青 :Y 軸を表示します。
グレー :Y 軸を表示しません。
軸のタイプを指定します。欄をクリックするたびに、「線形」「対数」が交互に表示され
ます。
線形 :等分目盛りです。
対数 :対数目盛りです。
IM WX13-01
2-19
2.4 データ収集条件を設定する
表示
数値の表示方法を設定します。通常表示 (100.0) か指数表示 (1.000E2) を選択します。そ
の欄をクリックするたびに、通常表示と指数表示が切り替わります。
メータ種類
オプションボタンをクリックして、モニタのメータモニタで表示するメータの種類を、
バーメータ、アナログメータ、サーモメータの中から選択します。ビューアでは使用し
ません。
スケール
・ 種類
ユーザ設定とサーバ設定のどちらの設定をスケール設定にするか選択します。
CH
:レコード開始時に割り当てられているチャネルの最大値、最小値をモニタ
サーバから取得して、それをスケール最大値、最小値に設定します。
USER :テキスト入力ボックスに入力した値をスケール最大値、最小値に設定しま
す。USER を設定すると最大値、最小値を設定変更できます。
・ 最大値、最小値
数値の欄をクリックして、スケール値の最大値、最小値を入力します。
入力可能な数値の範囲は、小数点を除き、–999999999 〜 999999999 です。
最小値を最大値よりも大きな値に設定すると、波形が上下反転します。
Note
入力した数値の小数点位置は、小数点以下の有効桁数に応じて調整されます。
ゾーン
数値の欄をクリックして、波形表示領域の最大値 / 最小値を入力します。入力可能な数
値の範囲は、最小値が 0 〜 99%、最大値が 1 〜 100% です。
トリップ 1、トリップ 2
数値の欄をクリックして、トリップラインの位置をスケール範囲の数値で入力します。
数値を入力すると、チェックボックスが青色になります。トリップラインを使用しない
場合は、チェックボックスをクリックして、灰色に戻してください。
青色 :使用する。
灰色 :使用しない。
Note
トリップ点 1 は赤色、トリップ点 2 は青色で表示されます。
2-20
IM WX13-01
2.4 データ収集条件を設定する
1
色
波形の表示色を設定します。
1. 「色」の欄をクリックします。
2
「色の設定」ダイアログボックスが表示されます。
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
3
4
5
)
2. 色をクリックして、選択します。「OK」をクリックすると、色が設定され、ダイ
アログボックスが閉じます。
6
Note
新しい色を作成する場合は「色の作成」をクリックします。ダイアログボックスに表示される
パレットを操作して、新しい色を作成してください。
グループの設定内容をコピーする
あるグループの収集条件 / 表示条件の設定を、他のグループにコピーする操作です。
1. 「収集設定」ダイアログボックスで、「コピー詳細 ...」をクリックします。
「コピー詳細」ダイアログボックスが表示されます。
2. コピーする項目をチェックして、「OK」をクリックします。ダイアログボックス
が閉じます。
3. グループタブをクリックして、コピー元のグループを表示します。
4. 「コピー」をクリックします。
5. グループタブをクリックして、貼り付け先のグループを表示します。
6. 「貼り付け」をクリックします。
IM WX13-01
2-21
索
2.4 データ収集条件を設定する
データ収集ソフトウエアのグループ情報をコピーする
接続しているモニタサーバのデータ収集ソフトウエアのグループ情報を、AddTrigger
のグループにコピーする操作です。
1. 「グループ情報取得 ...」をクリックします。「選択」ダイアログボックスが表示さ
れます。
2. グループ名もコピーする場合は、「グループ名もコピー」をクリックしてチェッ
クマークを付けます。
同じグループ番号同士でコピーする
3. 「すべてのグループ」をクリックして、チェックマークを付けます。
クリックすると、すべての項目の選択が解除されます。
クリックすると、すべての項目が選択されます。
4. チェックボックスをクリックして、コピーするグループを選択します。
5. 「実行」をクリックします。
表示しているグループにコピーする
3. 「表示グループ」をクリックして、チェックマークを付けます。
4. チェックボックスをクリックして、コピーするグループを選択します。
5. 「実行」をクリックします。
2-22
IM WX13-01
2.4 データ収集条件を設定する
1
設定を変更する
1. 設定するグループ番号をクリックします。
2. No. のチェックボックスで、表示したいチャネルだけチェックします。
チャネルを指定する
2
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
3. チャネルのセルをクリックします。チャネルダイアログボックスが表示されます。
3
4
5
)
6
Note
現在取得しているモニタサーバのチャネル情報で有効ではないチャネルはチャネルダイアログ
ボックスではグレー文字表示されています。
4. 任意のチャネルを選択します。
1 グループあたり最大 32 チャネルまで任意のチャネルを指定できます。
グループ名を設定する
5. グループ名の入力ボックスをクリックして、グループ名 ( 半角 16 文字以下 ) を入
力します。
グループ設定をデータモニタやデータビューアに反映する
グループ設定で設定した内容は、データビューアでデータファイルを再表示するとき
の設定になります。また、表示条件はデータモニタの表示条件に反映することができ
ます。
グループ設定をデータモニタに反映する
1. 「グループ設定をデータモニタに反映する」をクリックしてチェックマークをつ
けます。
2. 「適用」または「OK」をクリックします。
IM WX13-01
データモニタに設定が反映されます。
2-23
索
2.4 データ収集条件を設定する
コメント設定
データ収集に関するコメントをデータファイルに保存できます。コメント設定の内容は
データビューアでファイルを開くときにファイル情報として表示されます。また、デー
タファイルを変換出力 (Text、Lotus、Excel) したファイルにも書き込まれています。
項目名は半角 16 文字、内容は半角 64 文字まで入力できます。
最大 8 項目までコメントを入力できます。
操作手順
1. コメント設定タブをクリックします。
2. 項目名や内容の入力ボックスをクリックして、入力します。
自動変換設定
ロギングデータのファイル保存が完了するたびに自動的にデータを変換して保存しま
す。( ファイル保存の完了後は、その後のロギングデータをそのファイルに書き込みま
せん。)
変換形式には「ASCII」「Lotus」「Excel」があり、同時に複数選択できます。また、分割
種類を指定できます。分割種類には「一括」「チャネル分割」「グループ分割」があり、
1 つを選択します。
チャネル分割を指定した場合は、変換する範囲を設定します。
チャネル分割設定
チャネルを最大 16 個まで分割して保存します。
操作手順
自動変換設定タブをクリックします。
チャネル識別名切り替えボタン
2-24
IM WX13-01
2.4 データ収集条件を設定する
1
変換種類、分割種類を選択する
1. 変換種類を任意に複数選択します。変換しない場合はチェックしません。
2. 分割種類を選択します。チャネル分割を選択した場合は、「チャネル分割設定」
に進みます。
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
チャネル分割設定
・ 1 個ずつ設定する
3
1. 先頭または末尾のチャネル番号をクリックします。
2
「チャネル」ダイアログボックスが表示されます。
4
5
)
6
索
2. 先頭または末尾のチャネル番号を指定します。
3. 手順 1 〜 2 を繰り返してチャネル分割を設定します。
・ユーティリティボタンで一括設定する
選択した No. の最上位行の先頭チャネルと末尾チャネルの設定をもとに、2 行目以降
を一括設定します。
先頭チャネルの行番号を start、末尾チャネルの行番号を end とすると、先頭行から
N 番目の行の先頭チャネルの行番号 start(N) と末尾番号の行番号 end(N) は次のよう
になります。
start(N) = start + (end - start + 1) x N
end(N) = start(N) + (end - start)
start(N) と end(N) に割り当てられているチャネル名 / タグ番号 / タグコメントが表示
されます。ただし、start が 1600 を超えた場合はそれ以降の行は <NONE> となります。
また end(N) が 1600 を超えた場合はその行の末尾番号は 1600 になります。ここでの
行番号とは、先頭チャネルまたは末尾チャネルとして指定されたチャネルの「チャネ
ル設定」タブページでの位置 (No.xxxx) です。
1. 一括設定したい No. をドラッグして選択します。
Note
・ 一括設定する範囲を指定しない場合は、すべての行を選択したことになります。1 行目の
先頭チャネルと末尾チャネルの設定を元に 2 行目以降を一括設定します。
・ チャネル識別名は、収集設定ダイアログボックス右上の「チャネル識別名切り替え」をクリッ
クすると表示が切り替わります。
IM WX13-01
2-25
2.4 データ収集条件を設定する
2. 最上位の No. の先頭チャネルと末尾チャネルを設定します。(「・1 個ずつ設定す
る」の手順 1 〜 2 参照 )
3. ユーティリティボタンをクリックします。
一括設定されます。
変換したファイルを保存する
・ 出力フォルダの設定
データファイルと同じフォルダ ( ロギング設定画面の出力フォルダ ) か、または別の
フォルダを指定して保存します。別のフォルダを指定する場合は、既存のフォルダを
指定するか、新しくフォルダを作成して保存するかを選びます。
1. 「出力フォルダをデータファイルと同一にする」か「出力フォルダを指定する」
のどちらかにチェックマークをつけます。「出力フォルダをデータファイルと同
一にする」にチェックした場合は設定終了です。「出力フォルダを指定する」に
チェックした場合は、次に進みます。
「フォルダの参照」
ダイアログボックスが表示されます。
2. 「参照」をクリックします。
・ 出力フォルダに既存フォルダを指定する
3. 既存のフォルダを指定します。
・ 出力フォルダを新規に作成する
3. フォルダを作成したい場所をクリックします。
「新しいフォルダの作成」ダイアログボッ
4. 「新しいフォルダ ...」をクリックします。
クスが表示されます。
5. 現在のフォルダを確認して、フォルダ名を入力して「OK」をクリックします。フォ
ルダ名は 256 文字まで入力可能です。ダイアログボックスが閉じ、フォルダが作
成されます。
2-26
IM WX13-01
2.5
モニタが使用するポート No. を変更する
1
Note
・ 他のアプリケーションが使用するポート No. と異なる値を設定してください。
・ このポート No. は、データ収集ソフトウエアのモニタサーバが使用するポート No. ではあ
りません。データ収集ソフトウエアのモニタサーバが使用するポート No. は、2.4 節の「ポー
ト番号を設定する」(2-8 ページ参照 ) で設定します。
・ スキャン実行中は、ポート No. を変更できません。
3
4
5
)
操作手順
2
を設定する ラ
AddTrigger
( ンチャ
モニタが使用するポート No. を変更できます。新しいポート No. は、次回 AddTrigger
を起動したときに有効になります。
ポート No. の初期値は、50283 です。
他のアプリケーションがこのポート No. を使用していなければ、変更する必要はありま
せん。
「ポー
1. ランチャのメニューバーのファイル > 内部通信用ポート番号を選択します。
ト番号」ダイアログボックスが表示されます。
6
索
2. ポート番号を入力して、「OK」をクリックします。下記のメッセージが表示され
ます。
3. 「OK」をクリックします。
4. ポート番号を有効にするには、AddTrigger を終了し、再起動してください。
IM WX13-01
2-27
2.6
バージョン情報を確認する
ツールバーの「バージョン情報」をクリックするか、メニューバーのヘルプ > バージョ
ン情報を選択します。
バージョン情報
「バージョン情報」ダイアログボックスが表示されます。
バージョン
会社名
名前
ライセンス番号
「OK」をクリックすると、ダイアログボックスが閉じます。
2-28
IM WX13-01
第 3 章 データを収集する ( ランチャ )
3.1
接続先のデータ収集ソフトウエアを準備する
1
接続先のデータ収集ソフトウエアで以下を確認してください。
2
・ データ収集ソフトウエアのモニタサーバが起動されていること。
・ データ収集ソフトウエアがスキャンを開始していること。
3
データを収集する ラ
( ンチャ
4
5
)
6
索
IM WX13-01
3-1
3.2
スキャン / レコードを行う
AddTrigger を起動する操作については、2.2 節をご覧ください。
プロジェクトを選択する操作については、2.3 節をご覧ください。
スキャン
レコード開始
レコード終了
スキャンを開始する
操作手順
ランチャのツールバーの「スキャン」をクリックするか、メニューバーの収集 > スキャン
を選択します。
スキャンが開始されます。
Note
• スキャンを開始すると、データ収集ソフトウエアのモニタサーバに、AddTrigger が動作し
ている PC のホスト名が表示されます。
• 接続先との初回通信に失敗した場合、通信の失敗が確認されてから 30 秒経過したのち、リ
トライを実行します。通信を開始してから失敗が確認されるまでの時間は別途かかります。
自動的にスキャンを開始する
プロジェクトで、「スキャン状態で、自動スタートする」を設定しておくと、ランチャ
起動と同時にスキャンが開始されます (2.3 節を参照 )。
スキャンを停止する
操作手順
スキャンを実行しているときに、ランチャのツールバーの「スキャン」をクリックするか、
メニューバーの収集 > スキャンを選択します。
スキャンが停止します。
Note
・ スキャンを停止すると、データ収集ソフトウエアのモニタサーバに表示されている、
AddTrigger が動作している PC のホスト名が消えます。
・ レコード中はスキャンを停止できません。
3-2
IM WX13-01
3.2 スキャン / レコードを行う
1
レコードを開始する
操作手順
1. ランチャのツールバーの「レコード開始」をクリックするか、メニューバーの収
集 > レコード開始を選択します。
レコードを開始します。
Note
自動的にレコードを開始する
プロジェクトで、
「レコード状態で、自動スタートする」を設定しておくと、ランチャ
起動と同時に、指定したグループのスキャンとレコードが開始されます (2.3 節を参
照 )。
レコードを終了する
4
5
6
)
操作手順
3
データを収集する ラ
( ンチャ
スキャンを開始していない状態でレコードを開始する操作をすると、スキャンを開始してから
レコードを開始します。
2
1. ランチャのツールバーの「レコード終了」をクリックするか、メニューバーの収
集 > レコード終了を選択します。確認のダイアログボックスが表示されます。
索
2. 「OK」または「キャンセル」をクリックします。
IM WX13-01
OK
:そのグループのレコードを終了します。
キャンセル :レコードを終了しません。
3-3
3.3
データ収集状況を表示する、データファイルリス
トを消去する
ランチャで収集状況を表示します。画面上部には現在のデータ収集の状況を表示します。
レコード状態を色で表示
する
データファイルリストを
表示した状態で終了する
と次回起動したときに
データファイルリストを
表示する
データファイルがフォルダ
に存在しない場合、グレー
文字表示になる
ドラッグして表示したい
ファイルを選択する
表示される項目は次のとおりです。
接続ホスト名 :現在表示しているプロジェクトの接続先です。
スキャン周期 :接続中のモニタサーバのデータ収集周期です。
レコード周期 :モニタサーバから取り込んだデータをファイルに保存する周期
です。スキャン周期とレコーディングレートの積です。
レコード状況 :
「停止」「監視中」「ロギング中」「エラー停止」を表示します。
それぞれの状況をカラーバーで表示します。
「停止」
:黒
「監視中」 :黄
「ロギング中」 :緑
「エラー停止」 :赤
空き容量 :データファイル保存先の、現在の空き容量を表示します。
トリガ回数 :レコードを開始してから、ロギング開始条件を満たしてデータ
保存を開始した回数を表示します。レコードを終了して再度レ
コードを開始するときは 0 にリセットされます。
データ数 :ロギング開始条件を満たしてファイルに保存したデータ数です。
保存を開始する度に 0 にリセットされます。
ロギング開始時刻 :ロギング開始条件を満たしてデータの保存を開始した日と時刻、
または開始する予定日と予定時刻を表示します。
ロギング終了時刻 :ロギング終了条件を満たしてデータの保存を終了した日と時刻、
または終了する予定日の予定時刻を表示します。
ロギング対象データファイル :現在、ロギングデータを書き込んでいるデータファ
イルの名称です。
自動変換処理状況 :現在の自動変換処理の状況を表示します。
3-4
IM WX13-01
3.3 データ収集状況を表示する、データファイルリストを消去する
収集状況を表示する
1
2
3
データを収集する ラ
( ンチャ
ロギング終了データファイルリスト:ランチャを起動してから保存したデータファイ
ルの情報が表示されます。データファイルの保存が完了すると情
報が追加表示されます。保存された順に上から下に表示されます。
最大 200 行まで表示でき、200 を超えると最も古い情報が消えて
新しい情報を追加します。ランチャを終了する前に表示していた
リストはランチャを再起動したときと、そのプロジェクトを選択
したときに表示されます。リスト表示されているデータファイル
がフォルダに存在しない場合、そのファイルの情報はグレー文字
で表示されます。
4
操作手順
データファイルリストからファイルを選択して、現在ロギング対象のデータファイルや
ロギングが終了したデータファイルをデータビューアで表示します。また、データファ
イルのリストを参照中に画面がスクロールしないように、ロギングが終了したデータ
ファイルをリストに表示させないようにデータファイルリストの更新を休止することが
できます。
5
)
6
ロギング対象データファイルを表示
現在保存対象となっているデータファイルを、その時点で保存されているだけデータ
ビューアで表示します。保存対象となっているデータがすでにデータビューアで表示さ
れている場合は、その時点で保存されているだけのデータに更新して表示します。保存
対象のデータが別のデータファイルに変わっていた場合は、過去のデータファイルをす
べて表示したまま新たにデータファイルを表示します。
選択されたロギング終了データファイルを表示する
ロギングを終了したデータファイルのリストから、任意に選択したデータファイルを
データビューアで表示します。
ロギング終了データファイルリストの更新を休止する
ロギングが終了したデータを参照中に、新たにロギング終了データを画面に追加しませ
ん。ロギング終了データファイルのリストにデータが追加されて参照中のリストがスク
ロール表示される場合があります。これを避けるための機能です。
データファイルリストを消去する
操作手順
現在表示されているデータファイルのリストをランチャ画面から消去します。
IM WX13-01
3-5
索
3.3 データ収集状況を表示する、データファイルリストを消去する
操作手順
ロギング対象データ表示
更新休止
ロギング終了データ
ロギング終了データファイルリストの更新を休止する
1. ツールバーの「更新休止」をクリックする、またはメニューバーの表示 > ロギン
グ終了データファイルリストの更新を休止を選択します。
現在ロギング中のデータファイルのロギング状態が終了しても、ロギング終了
データファイルリストに表示しません。
ロギング終了データファイルリストの更新を再開する
2. 再度、手順 1 を実行すると、休止してからロギング終了したデータファイルをロ
ギング終了データファイルリストに表示します。
現在ロギング中のデータファイルをビューアで表示する
1. ツールバーの「ロギング対象データ表示」をクリックする、またはメニューバー
の表示 > ロギング対象データファイルを表示を選択します。
データビューアが起動してその時点で保存されているだけのデータを表示しま
す。
ロギングが終了したデータファイルをビューアで表示する
1. ロギング終了データファイルリストから、表示したいデータをドラッグして選択
します。
2. ツールバーの「ロギング終了データ表示」をクリックする、またはメニューバー
の表示 > 選択されたロギング終了データファイルを表示を選択します。
選択したデータファイルがすべてビューアに表示されます。
Note
表示させたいデータファイルの行をダブルクリックするとビューア (5 章参照 ) で表示すること
ができます。
データファイルリストを消去する
1. メニューバーの表示 > ロギング終了データファイルリストの消去を選択します。
3-6
データファイルリストが消去されます。消去したリストは再表示できません。
IM WX13-01
3.4
パスワードプロテクトを使用する
1
パスワードプロテクトを使用することで不用意な操作を防ぐことができます。
2
Note
パスワードプロテクトは、パスワード機能を使用する設定になっているプロジェクトで使用で
きます。
データを収集する ラ
( ンチャ
パスワードプロテクトを有効にする
3
4
操作手順
ランチャのメニューバーのファイル > パスワードプロテクトを選択します。パスワード
プロテクトが有効になります。
パスワードプロテクトを解除する
操作手順
5
)
6
パスワードプロテクトを解除する操作です。
1. ランチャのメニューバーのファイル > パスワードプロテクトを選択します。「パ
スワード入力」ダイアログボックスが表示されます。
索
2. パスワードを入力して、「OK」をクリックします。
IM WX13-01
3-7
3.5
デスクトッププロテクトを使用する
デスクトッププロテクトは、画面上に表示される Windows のスタートメニューバーと
アイコンを隠す機能です。
デスクトッププロテクトが有効になっているときは、他のソフトウェアを起動できませ
ん。Windows のデスクトップ上で不用意な操作を防ぐことができます。
デスクトッププロテクトを有効にする
操作手順
「デ
1. ランチャのメニューバーのファイル > デスクトッププロテクトを選択します。
スクトッププロテクト」ダイアログボックスが表示されます。
「OK」
2. 「パスワード」と「パスワードの確認入力」に、同じパスワードを入力して、
をクリックします。
Note
・ パスワードは半角 16 文字以内で設定してください。使用できる文字に制限はありません。
・ パスワードプロテクトのパスワードとは別のパスワードを設定できます。
・ 設定したパスワードは、忘れないようにしてください。
デスクトッププロテクトを解除する
操作手順
「パ
1. ランチャのメニューバーのファイル > デスクトッププロテクトを選択します。
スワード入力」ダイアログボックスが表示されます。
2. パスワードを入力して、「OK」をクリックします。
3-8
IM WX13-01
第 4 章 モニタを行う ( モニタ )
4.1
モニタ画面に波形を表示する
1
モニタは、接続先からスキャン周期で取り込んだデータを表示します。
モニタ画面には、トレンド、ディジタル、メータ、アラーム、カラーグラフ、およびサー
キュラの 6 種類があります。
モニタはランチャから起動します。
3
Note
モニタが使用するポート No. を変更する場合は、2.5 節をご覧ください。
4
モニタを起動する
1. ランチャのツールバーの「データモニタ」をクリックするか、メニューバーの表
示 > データモニタを選択します。
データモニタ
モニタを行う モ
( ニタ
操作手順
2
5
6
)
モニタが起動され、モニタ画面が表示されます。
索
メニューバー
ツールーバー
モニターバー
ステータスバー
最新のスキャン時刻
(データ収集ソフトウエ
アから取得した時刻)
2. モニタバーのアイコンをクリックすると、モニタ画面が新規に表示されます。メ
ニューバーのウィンドウ >「モニタ画面名」を選択しても、モニタ画面を表示で
きます。
IM WX13-01
カラーグラフモニタ ディジタルモニタ
トレンドモニタ
メータモニタ
アラームモニタ
サーキュラモニタ
4-1
4.1 モニタ画面に波形を表示する
Note
・ メニューバーの内容は、選択されているモニタ画面ごとに変わります。また、ツールバー
にはすべてのツールボタンが表示されていますが、選択されているモニタ画面に関連した
ボタンだけ使うことができます。
・ 開くことができるモニタ画面の数は次のとおりです。
アラームモニタ
:1枚
トレンドモニタ
:4 枚以下
カラーグラフモニタ:4 枚以下
ディジタルモニタ :4 枚以下
メータモニタ
:4 枚以下
サーキュラモニタ :4 枚以下
ただし、多くのモニタ画面を表示すると、パフォーマンスが低下することがあります。
・ 何らかの原因で、モニタがスキャンデータを更新できなくなった場合、ツールバーの「接
続 / 切断」をクリックするか、メニューバーのファイル > 接続を選択すると、回復できます。
逆に、モニタがスキャンデータを更新しているときに、ツールバーの「接続 / 切断」をクリッ
クするか、メニューバーのファイル > 切断を選択すると、モニタはスキャンデータの更新
を停止します。
接続/切断
• 接続先との初回通信の接続に成功するまでの間は、元のプロジェクトファイルの情報を表
示しています。接続に成功すると、情報を更新します。
共通操作
操作手順
他のモニタとリンクする
1 つのモニタ画面で表示グループを変更したり、チャネル識別名 ( チャネル / タグ
No./ タグコメント ) を切り替えると、他のモニタ画面にも反映できます。
ツールバーの「リンク」をクリックするか、メニューバーのファイル > リンクを選
択します。
リンク
表示グループを切り替える
「グループ」タブをクリックします。
選択したグループが表示されます。
チャネル識別名 ( チャネル / タグ No./ タグコメント ) を切り替える
4-2
ツールバーの「チャネル表示」
「タグ No. 表示」または「タグコメント表示」をクリッ
クするか、メニューバーの表示 > チャネル表示、表示 > タグ No. 表示、または表示
> タグコメント表示を選択します。
チャネル表示
タグNo.表示
タグコメント表示
IM WX13-01
4.1 モニタ画面に波形を表示する
モニタを休止する
ツールバーの「モニタ休止」をクリックするか、メニューバーのファイル > 休止を
選択します。モニタ画面の表示更新が休止します。
再度「モニタ休止」をクリックするか、メニューバーのファイル > 休止を選択する
とモニタ画面の表示更新が再開されます。
1
2
モニタ休止
3
Note
表示更新休止中もデータは取り込まれます。表示更新を再開すると、休止していた間にスキャ
ンしたデータが表示されます。
メニューバーのウインドウ > 重ねて表示、またはウインドウ > 並べて表示を選択し
ます。表示されている複数のモニタ画面が、重ねて表示または並べて表示されます。
ツールバー、モニタバー、ステータスバーを表示 / 非表示する
ツールバーの「ランチャを最前面表示」をクリックするか、メニューバーの表示 >
ランチャを選択します。ランチャが最前面に表示されます。
ランチャを最前面表示
モニタ画面を閉じる
IM WX13-01
6
索
ランチャを最前面に表示する
5
)
メニューバーの表示 > ツールバー、表示 > モニタバー、または表示 > ステータスバー
を選択します。チェックマークが消え、バーが非表示になります。表示する場合は再
度選択します。
モニタを行う モ
( ニタ
モニタ画面を整列する
4
各モニタ画面のタイトルバー右端の「X」をクリックします。モニタ画面が閉じます。
4-3
4.1 モニタ画面に波形を表示する
アラームモニタ
タブをクリックして「オーバビュウ」と「ログ」を切り替えられます。
オーバビュウ表示
グループごとのアラーム状態を表示します。
オーバビュウ/ログの切り替え
カーソル値表示
グループ内のアラーム状態を表示します。
アラーム状態表示
:グループに登録されていて、波形表示を ON にしているチャ
ネルの中に、アラームが発生しているものがありません。ま
たは、1 つもアラームを設定しているチャネルがありません。
赤いランプ
:グループに登録されていて、波形表示を ON にしているチャ
ネルの中に、アラームが発生しているものがあります。
点滅している黄色の輪:未確認のアラームがあります。
緑のランプ
アラーム確認操作をする
アラームランプの周りに、点滅する黄色い輪が表示されている場合は、未確認のアラー
ムがあります。
操作手順
次のいずれかの操作で、輪を消すことができます。
・ 点滅している輪が表示されているグループをクリックすると、輪が消えます。
・ メニューバーの表示 > ホールドリセットを選択すると、表示されているすべての輪
が消えます。
アラーム音を鳴らす / アラーム音を止める
4-4
アラームが発生したときに、アラーム音を鳴らすことができます。アラーム音が鳴る
のは、次の条件をすべて満たしているときだけです。
・ アラームモニタが表示されている
・ アラーム音機能が ON になっている
・ モニタに表示されているチャネルで、少なくとも 1 つのアラームが発生している
IM WX13-01
4.1 モニタ画面に波形を表示する
1
操作手順
アラーム音機能を設定する
メニューバーのファイル > アラーム音を選択してチェックマークを付けると、アラー
ム音機能が有効になります。アラーム音機能を無効にするときは、再度ファイル >
アラーム音を選択してチェックマークを外してください。
アラーム音を止める
3
次のいずれかの操作でアラーム音を止めることができます。
・ アラームが発生しているすべてのグループをクリックします。
・ メニューバーの表示 > ホールドリセットを選択します。
・ 一度鳴り始めたアラーム音は、すべてのアラームが解除されても、アラーム音を止める操
作を行わないかぎり鳴り続けます。
・ アラーム音を鳴らすためには、音源が必要です。
ログ表示
アラーム発生/解除アイコン(赤:発生、緑:解除)
アラーム発生/解除時刻
チャネル
発生/解除
アラーム種別文字
アラームレベル(L1、L2、L3、L4)
上限アラーム(赤)
変化率上昇限アラーム(赤)
下限アラーム(青)
変化率下降限アラーム(青)
差上限アラーム(赤)
差下限アラーム(青)
ディレイ上限アラーム(赤)
ディレイ下限アラーム(青)
アラーム種別のアイコンを消去する / 表示する
操作手順
IM WX13-01
メニューバーの表示 > アラームタイプアイコンをクリックすると、ログ表示のアラー
ム種別アイコンが消えます。表示する場合には、再度表示 > アラームタイプアイコ
ンをクリックしてください。
4-5
5
6
)
過去に発生したアラームの種類、発生 / 解除時刻を一覧表示します。最下行に最新のロ
グが表示されます。
最大 100 件まで表示できます。モニタの表示更新を休止すると、ログをスクロールでき
ます。
カーソルの活用方法については、「4.4 カーソルを活用する」をご覧ください。
4
モニタを行う モ
( ニタ
Note
アラーム種別のアイコン
2
索
4.1 モニタ画面に波形を表示する
トレンドモニタ
操作方法は「4.3 波形表示を変更する」をご覧ください。
カーソルの活用方法については、「4.4 カーソルを活用する」をご覧ください。
Note
最大で 1800 点のデータを表示できます ( スキャン周期が 1 秒のとき 30 分 )。
表示グループの選択
クリップ
アラーム表示/非表示
チャネル/タグNo./タグコメント
時間軸の拡大/縮小
波形表示ゾーン
カーソル値表示
ランチャを最前面表示
バージョン情報
カレント波形マーク
ゾーン表示エリア
ゾーンバー
グリッドの輝度調整
波形表示エリアの輝度調整
波形表示のON/OFF
アラーム表示
モニタ画面の表示更新休止
中に、このバーをドラッグ
すると、波形表示エリアを
拡大率/縮小率
広くしたり狭くできます。
ゾーン表示エリアの表示/非表示
時刻または時間
アラームが発生すると赤いバーが点滅
カラーグラフモニタ
カーソルの活用方法については、「4.4 カーソルを活用する」をご覧ください。
チャネル/タグNo./タグコメント
表示グループの選択
時間軸の拡大/縮小
カーソル値表示
波形表示色
チャネル/タグNo./タグコメント
アラームが発生すると
赤いバーが点滅
4-6
拡大率/縮小率
時刻または時間
カラーグラフ
スケールの最小値から最大値までに50色を割り当てて表示します。
青(最小値)、水色、緑、黄、赤(最大値)の順です。
IM WX13-01
4.1 モニタ画面に波形を表示する
時間軸を変える
時間軸の表示を変更することができます。時刻表示では、左端に日付が示されます。
メニューバーの時間軸 > 時刻表示または時間軸 > 時間表示を選択します。
時刻表示:時刻を表示します。
時間表示:スキャンを開始した時からの経過時間を表示します。
操作手順
1
2
3
ディジタルモニタ
4
収集データのバー表示
モニタを行う モ
( ニタ
表示グループの選択
アラーム表示/非表示
チャネル/タグNo./タグコメント
5
チャネル/タグNo./タグコメント
アラーム表示
(左から、レベル1、2、3、4)
アラームが発生すると赤いバーが点滅
メータモニタ
表示グループの選択
アラーム表示/非表示
チャネル/タグNo./タグコメント
チャネル/タグNo./タグコメント
アラーム表示
(左からレベル1、2、3、4)
アラーム設定位置
サーモメータ
アナログメータ
バーメータ
アラームが発生すると赤いバーが点滅
IM WX13-01
6
)
波形表示色
4-7
索
4.1 モニタ画面に波形を表示する
サーキュラモニタ
1 時間〜 4 週間のデータを、円形のチャートに表示できます。円形チャートでは、半径
がトレンド表示の Y 軸に、円周が時間軸に対応します。
表示グループの選択
アラーム表示/非表示
アラームが発生すると、赤いバーが点滅
チャネル/タグNo./タグコメント
波形表示ゾーン カーソル値表示
サーキュラ表示チャネル
カレント波形の選択
カレント波形マーク
ゾーン表示エリア
グリッドの輝度調整
つまみ
波形表示のON/OFF
波形表示エリアの
輝度調整つまみ
ゾーン表示エリアを
表示/非表示
日付
時刻または時間
アラーム表示
モニタ休止のとき
カーソル
波形表示位置を移動
(スクロールバー)
下記の操作方法については、「4.3 波形表示を変更する」をご覧ください。
カーソルの活用方法については、「4.4 カーソルを活用する」をご覧ください。
・ 波形表示ゾーン ( 指定ゾーン、編集ゾーン、フルゾーン、スライドゾーン、自動ゾーン、
複数軸ゾーン ) を使用する。
・ アラームを表示 / 非表示する。
・ 波形表示線の太さを選択する。
・ 時間軸の表示 ( 時刻表示 / 時間表示 ) を変更する。
・ 波形表示エリアとグリッドの輝度を調整する。
・ カーソルを使う。
4-8
IM WX13-01
4.1 モニタ画面に波形を表示する
Note
・ トリップラインのドラッグ & ドロップ
サーキュラモニタのトリップラインは、ドラッグ & ドロップできません (4-17 ページを参
照 )。トリップラインの位置を変更するときは、「表示詳細設定」ダイアログボックスで数
値を変更してください。
・ 波形表示制限
測定データが表示範囲の最小値未満のときは、波形を最小値の位置に、測定データが最大
値を超えるときは、波形を最大値の位置に表示します。
1
2
3
時間軸を設定する
操作手順
4
メニューバーの時間軸 >「1 サイクルあたりの時間」を選択します。
モニタを行う モ
( ニタ
5
6
)
索
1 時間、2 時間、6 時間、8 時間、12 時間、16 時間、1 日、2 日、1 週間、2 週間、ま
たは 4 週間から選択できます。
Note
最大で 1800 点のデータを表示できます ( スキャン周期が 1 秒のとき 30 分、スキャン周期が
10 秒のときは 5 時間です )。
アラーム表示位置を変更する
アラームを、サーキュラ画面の波形表示部分の内側に表示するか、外側に表示するか
を選択できます。
メニューバーの表示 > アラーム内側、または表示 > アラーム外側を選択します。
操作手順
アラーム内側
IM WX13-01
アラーム外側
4-9
4.2
表示条件を設定する
グループごとに表示条件を設定します。
Note
チャネル識別名は、「チャネル」「タグ No.」または「タグコメント」から選択できます。以下
の説明では、チャネル識別名を「チャネル」としています。必要に応じて、
「タグ No.」または「タ
グコメント」と読み替えてください。
設定画面を開く
操作手順
ツールバーの「表示詳細設定」をクリックするか、メニューバーの表示 > 表示詳細設定
を選択します。「表示詳細設定」ダイアログボックスが表示されます。
表示詳細設定
基本操作
操作手順
波形番号
表示/非表示チェックボックス
A
B
A D
A
C
A∼Eは一括処理ボタン(次ページを参照)
E
E
D
D
A
E
A
E
E
波形番号を選択する
・ 波形番号 (「No.」欄 ) を、クリックします。
・ 波形番号を連続して選択する場合は、最初の波形番号をクリック後、最後の波形番号
を「SHIFT」キーを押しながらクリックします。または、最初の波形番号から最後の
波形番号までドラッグ & ドロップします。
グループの設定内容をコピーする
あるグループの表示条件の設定内容を、他のグループにコピーする操作です。
1. 「表示詳細設定」ダイアログボックスで、「コピー詳細 ...」をクリックします。
4-10
「コピー詳細」ダイアログボックスが表示されます。
IM WX13-01
4.2 表示条件を設定する
2. コピーする項目をチェックして、「OK」をクリックします。ダイアログボックス
が閉じます。
3. グループタブをクリックして、コピー元のグループを表示します。
2
4. 「コピー」をクリックします。
5. グループタブをクリックして、貼り付け先のグループを表示します。
6. 「貼り付け」をクリックします。
波形、Y 軸、トリップ 1、トリップ 2 の表示 / 非表示を切り替える
・ 波形番号、Y 軸、トリップ 1、トリップ 2 の欄のチェックボックスをクリックする
と、表示 ( 青 )/ 非表示が切り替わります。
・ 連続選択している場合は、下部のツールセルをクリックすると、選択範囲を一括
して切り替えることができます。
設定内容を保存する
「適用」をクリックすると、設定内容を保存します。「表示詳細設定」ダイアログボッ
クスは表示されたままです。
「OK」をクリックすると、設定内容を保存して「表示詳細設定」ダイアログボックス
を閉じます。
「キャンセル」をクリックすると、設定内容をキャンセルして「表示詳細設定」ダイ
アログボックスを閉じます。
Note
モニタを起動しておくと、ランチャで設定した表示条件を自動的にモニタの表示詳細設定にコ
ピーすることができます (2.4 節の「収集設定を操作する場合の基本操作」を参照 )。
IM WX13-01
4-11
4
5
6
)
5 種類の一括処理ボタンがあります。
波形番号で選択した範囲を一括処理します。範囲が選択されていないときは、全波形
番号選択と同じです。
A:その列の項目の表示 / 非表示を一斉に切り替えます。
B:選択範囲の先頭のチャネル No. を基準として、+ 1 しながら順番にチャネルを割
り当てます。
C:メータ種類を一斉に切り替えます。
D:選択範囲の先頭の値を、選択範囲にコピーします。
E:デフォルト値に設定します。
3
モニタを行う モ
( ニタ
一括処理ボタンを使用する
1
索
4.2 表示条件を設定する
グループごとに表示条件を設定する
1 グループに 32 チャネルまで割り当てることができます。50 グループまで使用できます。
操作手順
表示のON/OFF
グループタブ
通常表示/指数表示
登録するチャネル
メータ表示の種類
グループ名
軸のタイプ
Y軸表示
ゾーン(表示位置)
表示範囲
トリップ点の
表示ON/OFF
トリップ点の設定
表示色
サーモメータ
アナログメータ
バーメータ
グループタブをクリックして、グループを選択します。
グループ名
「グループ名」欄をクリックして、グループ名 ( 半角 16 文字以下 ) を、英数字 / カタカ
ナで入力します。
チャネル
「チャネル」ダイアログボックスが表示されます。
1. チャネルの欄をクリックします。
4-12
IM WX13-01
4.2 表示条件を設定する
2. チャネルを選択すると、選択したチャネルが設定され、ダイアログボックスが閉
じます。 割り当てをしない場合は、最下段の「None」をクリックします。
2
波形の表示 / 非表示
「No.」欄のチェックボックスをクリックします。
青 :波形を表示します。
白 :波形を表示しません。
3
Y軸
4
モニタを行う モ
( ニタ
複数軸ゾーン選択時の Y 軸の表示 / 非表示を設定します。チェックボックスをクリック
します。
青 :Y 軸を表示します。
グレー :Y 軸を表示しません。
軸のタイプを指定します。欄をクリックするたびに、「線形」
「対数」が交互に表示され
ます。
線形 :等分目盛りです。
対数 :対数目盛りです。
5
6
)
表示
数値の表示方法を設定します。通常表示 (100.0) か指数表示 (1.000E2) を選択します。そ
の欄をクリックするたびに、通常表示と指数表示が切り替わります。
メータ種類
オプションボタンをクリックして、メータモニタで表示するメータの種類を、バーメー
タ、アナログメータ、サーモメータの中から選択します。
スケール
数値の欄をクリックして、スケール値の最大値 / 最小値を入力します。
入力可能な数値の範囲は、小数点を除き、–999999999 〜 999999999 です。
最小値を最大値よりも大きな値に設定すると、波形が上下反転します。
Note
入力した数値の小数点位置は、小数点以下の有効桁数に応じて調整されます。
ゾーン
数値の欄をクリックして、波形表示領域の最大値 / 最小値を入力します。入力可能な数
値の範囲は、最小値が 0 〜 99%、最大値が 1 〜 100% です。
トリップ 1、トリップ 2
数値の欄をクリックして、トリップラインの位置をスケール範囲の数値で入力します。
数値を入力すると、チェックボックスが青になります。トリップラインを使用しない場
合は、チェックボックスをクリックして、グレーに戻してください。
青 :使用する。
グレー :使用しない。
Note
トリップライン 1 は赤、トリップライン 2 は青で表示されます。
IM WX13-01
1
4-13
索
4.2 表示条件を設定する
色
波形の表示色を設定します。
1. 「色」の欄ををクリックします。
「色の設定」ダイアログボックスが表示されます。
2. 色をクリックして、選択します。「OK」をクリックすると、色が設定され、「色
の設定」ダイアログボックスが閉じます。
Note
新しい色を作成する場合は「色の作成」をクリックします。ダイアログボックスに表示される
パレットを操作して、新しい色を作成してください。
4-14
IM WX13-01
4.3
波形表示を変更する
1
トレンドモニタ画面の表示を変更する方法について説明します。
時間軸を変える
2
時間軸の表示を変更できます。時刻表示では、左端に日付が表示されます。
3
操作手順
メニューバーの時間軸 > 時刻表示または時間軸 > 時間表示を選択します。
時刻表示:時刻を表示します。
時間表示:スキャンを開始した時からの経過時間を表示します。
4
モニタを行う モ
( ニタ
時刻表示
5
時間表示
6
)
時間軸を拡大 / 縮小する
時間幅を調整することができます。時間軸の拡大 / 縮小倍率が、右下に表示されます。
操作手順
ツールバーの「拡大」または「縮小」をクリックするか、メニューバーの時間軸 > 拡大
または時間軸 > 縮小を選択します。
拡大 縮小
時間軸を拡大 / 縮小して波形が表示されます。
Note
・ 拡大 / 縮小の倍率は、1/1000、1/500、1/200、1/100、1/50、1/20、1/10、1/5、1/2、1、2、
5、10、20 倍の 14 種類です。
ただし、表示可能な最小の倍率は波形表示エリアのピクセル数によって異なります。その
ため、モニタ画面サイズによって、表示可能な最小の倍率が変わります。
・ 拡大 / 縮小の倍率によって、時刻や時間の表示形式 ( 例:MM/DD HH:MM や HH:MM:SS など )
が自動的に切り替わります。
波形表示ゾーンを選択する
波形の表示ゾーンを変更できます。
操作手順
ツールバーの波形表示ゾーンのアイコンをクリックするか、メニューバーの Y 軸 >「表
示ゾーン」を選択します。
フルゾーン
編集ゾーン
IM WX13-01
指定ゾーン
スライドゾーン
自動ゾーン
複数軸ゾーン
4-15
索
4.3 波形表示を変更する
・ 指定ゾーン
表示詳細設定で設定したゾーンに、波形を表示します。
・ 編集ゾーン
トレンドモニタまたはサーキュラモニタ画面のゾーン表示エリアで、ゾーンの変更操
作ができます。
ゾーン表示エリアでは、ゾーンバーの上下端にある「つまみ」をドラッグして、ゾー
ンを変更します。ゾーン表示エリアで変更したゾーン設定は、「表示詳細設定」ダイ
アログボックス画面に反映されます。
上伸縮つまみ
ゾーンバー
下伸縮つまみ
・ フルゾーン
表示されているすべての波形に対して、フルゾーンを割り当てます。
・ スライドゾーン
各波形のゾーン幅を等しくし、表示ゾーンの開始位置を少しずつずらしながら表示し
ます。
・ 自動ゾーン
4-16
表示されている波形の数に応じて、波形表示エリアを等分割して表示します。
IM WX13-01
4.3 波形表示を変更する
・ 複数軸ゾーン
表示詳細設定で設定したゾーンに、波形と複数の Y 軸 ( スケール ) を表示します。
モニタの表示更新を休止しているとき、下記の操作で Y 軸を追加 / 削除できます。
Y 軸を追加する場合
Y 軸を削除する場合
:ゾーン表示エリアで、表示するゾーンバーをドラッグし、波
形表示エリアにドロップします。
:波形表示エリアで、消去する Y 軸をドラッグし、ゾーン表
示エリアにドロップします。
Y軸(スケール)を表示するゾーン
バーをドラッグ&ドロップ
1
2
3
4
モニタを行う モ
( ニタ
5
6
)
索
消去するY軸(スケール)を
ドラッグ&ドロップ
Note
波形表示エリアには、左端の Y 軸 ( スケール ) に対応したグリッドが表示されます。また、左
端の Y 軸 ( スケール ) を持つチャネルのトリップラインのみが表示されます。
IM WX13-01
4-17
4.3 波形表示を変更する
表示制限をつける
表示範囲外の波形を、どのように表示するかを設定します。
操作手順
ツールバーの「クリップ」をクリックするか、メニューバーの Y 軸 > クリップを選択し
ます。
クリップ
波形の Y 軸方向の表示範囲が、表示詳細設定で設定したスケールの最小値から最大値の
範囲に制限されます。スケール ( 最小 ) よりも小さな測定データはスケールの最小値と
して、スケール ( 最大 ) よりも大きな測定データはスケールの最大値として表示されます。
・ 表示波形に表示制限を付けた場合の表示例
・ 表示波形に表示制限を付けていない場合の表示例
波形表示を ON/OFF する
特定の波形を目立たせるために、他の波形を表示しないようにすることができます。
操作手順
ゾーンバー下のチェックボックスをクリックして、波形表示を ON( 青 )/OFF します。
グリッドの輝度調整つまみ(「輝度を調節する」
を参照)
ゾーンバー
波形表示エリアの輝度調整つまみ(「輝度を調節する」
を参照)
波形表示をON/OFFするチェックボックス
波形表示線の太さを指定する
操作手順
メニューバーの表示 > 標準線、表示 > 太線、表示 > 極太線のいずれかを選択します。
輝度を調節する
グリッドと背景の明るさを調整できます。
操作手順
グリッド輝度調整つまみをドラッグすると、グリッドの輝度が変わります。
波形表示エリアの輝度調整つまみをドラッグすると、エリアの輝度が変わります。
4-18
IM WX13-01
4.3 波形表示を変更する
1
トリップラインを移動する
モニタの表示更新を休止しているとき、トリップラインを移動できます。
操作手順
1. ツールバーの「モニタ休止」をクリックするか、メニューバーのファイル > 休止
2
を選択します。
モニタの表示更新が休止します。
2. マウスでトリップラインをポイントし、目的の位置までドラッグ & ドロップしま
す。
ドラッグ前
4
モニタを行う モ
( ニタ
ドラッグ後
3
5
6
)
索
アラームを表示する
トレンドモニタでは、波形表示部の下部にアラーム状態が表示されます。
アラームが発生すると、発生している時間幅が波形表示色で表示されます。
上から、レベル 1、レベル 2、レベル 3、レベル 4 の順です。
複数のアラームが同時発生した場合には、カレントの波形 ( カレント波形マークが付い
ている ) のアラームを一番上に表示します。
アラーム発生なし
アラーム1
アラーム2
アラーム3
アラーム4
アラーム発生
操作手順
ツールバーの「アラーム表示 / 非表示」をクリックするか、メニューバーの表示 > アラー
ムを選択します。
アラームが表示または非表示となります。
アラーム表示/非表示
IM WX13-01
4-19
4.4
カーソルを活用する
カーソルは、トレンドモニタ、カラーグラフモニタ、サーキュラモニタ、およびアラー
ムモニタで使用できます。
・ トレンドモニタ、カラーグラフモニタ、サーキュラモニタでは、カーソル位置の測定
データを数値で読みとることができます。
・ アラームモニタでは、カーソルでアラームログを指定し、そのときの測定データを数
値で読みとることができます。
・ リンクを ON にしておくと、トレンドモニタ、カラーグラフモニタ、サーキュラモニ
タ、およびアラームモニタにカーソル移動が反映されます。
カーソルには、カーソル A とカーソル B の 2 つがあります。
「カーソル値」ダイアログボックスには、カーソル A とカーソル B の位置の測定データと、
測定データの差が、数値で表示されます。
カーソルを表示して、カーソル位置の値を読む
モニタの表示更新を休止しているときにカーソルを操作できます。
操作手順
1. ツールバーの「モニタ休止」をクリックするか、メニューバーのファイル > 休止
を選択して、モニタの表示更新を休止します。
モニタ休止
2. 波形表示エリアで、測定データを読み取る位置をポイントし、もうひとつの測定
データを読み取る位置までドラッグ & ドロップします。最初にポイントした点が
カーソル A、ドロップした点がカーソル B です。
カーソルA
カーソルB
3. ツールバーの「カーソル値表示」をクリックするか、メニューバーの表示 > カー
ソル値表示を選択します。
カーソル値表示
4-20
IM WX13-01
4.4 カーソルを活用する
「カーソル値」ダイアログボックスが表示されます。カーソル A と B の位置の収
集日時と値が表示されます。
カーソルの位置を微調整する場合は、データ番号の横にあるカーソル移動ボタン
をクリックします。1 回クリックすると、1 データ分カーソルが移動します。
モニタ画面または「カーソル値」ダイアログボックスでカーソルを操作すると、
1
2
他方にもその結果が反映されます。
3
カーソル移動ボタン
4
モニタを行う モ
( ニタ
5
6
)
アラーム表示(左からレベル1、2、3、4)
アラーム発生中 :赤
アラーム発生なし:緑
索
アラームログ表示からカーソル値を表示する
モニタの表示更新を休止しているときにカーソルを操作できます。
操作手順
1. ツールバーの「モニタ休止」をクリックするか、メニューバーのファイル > 休止
を選択します。
モニタの表示更新が休止します。
2. ツールバーの「カーソル値表示」をクリックするか、メニューバーの表示 > カー
ソル値表示を選択します。
IM WX13-01
「カーソル値」ダイアログボックスが表示されます。
4-21
4.4 カーソルを活用する
3. アラームモニタの「ログ」タブ画面上で、アラームログをポイントし、もうひと
つのアラームログまでドラッグ & ドロップします。最初にポイントした点がカー
ソル A、ドロップした点がカーソル B です。
「カーソル値」ダイアログボックスに、カーソル A と B の位置の収集時刻と値が
表示されます。
カーソル選択領域の始点と終点の値を表示する
カーソルを消去する
表示中のカーソルを消去する操作です。
また、表示更新を再開すると、カーソルは消去されます。
操作手順
メニューバーの表示 > カーソル消去を選択します。
カーソルを消去した場合には、「カ ーソル値」ダイアログボックスには何も表示されま
せん。
4-22
IM WX13-01
4.5
接続条件を保存する / モニタを終了する
1
接続条件を保存する
接続条件とは、モニタの表示条件のことです。モニタを終了する前に接続条件を保存し
ておくと、次回にモニタを起動したときに、その状態が復元されます。
操作手順
メニューバーのファイル > 接続条件保存を選択します。接続条件が、「AddTrigger イン
ストールフォルダ ¥ プロジェクト名」のフォルダに保存されます ( 拡張子は「rmt」です )。
2
3
4
モニタを終了する
メニューバーのファイル > 終了を選択、またはタイトルバー右端の「X」をクリックし
ます。
モニタが終了します。
モニタを行う モ
( ニタ
操作手順
5
6
)
索
IM WX13-01
4-23
第 5 章 収集データを表示する ( ビューア )
5.1
ビューア画面に波形を表示する
1
ビューアでは、収集した測定データを波形または数値で表示します。
ランチャまたは Windows のスタートメニューからビューアを起動できます。
2
ビューアを起動する
3
操作手順
次のいずれかの方法で、ビューアを起動します。
・ ランチャのツールバーの「データビューア」をクリックするか、メニューバーの表示
> データビューアを選択します。
4
データビューア
5
Note
ランチャから起動した場合には、ロギング中のデータを表示できます。Windows のスタート
メニューから起動した場合には、ロギング中のデータを表示できません。
ビューアが起動され、下記の画面が表示されます。
ステータスバー
IM WX13-01
6
索
)
メニューバー
ツールバー
収集データを表示する ビ
( ューア
・ Windows のスタートメニューでプログラム >YOKOGAWA DAQWORX>AddTrigger>
データビューアを選択します。
5-1
5.1 ビューア画面に波形を表示する
データファイルを開く
操作手順
1. ツールバーの「ファイルを開く」をクリックするか、メニューバーのファイル >
開くを選択します。
ファイルを開く
「ファイルを開く」ダイアログボックスが表示されます。
2. ファイルを選択 ( 選択されたデータファイルの情報が、ダイアログボックスの下
部に表示されます ) して、「開く」をクリックします。波形が表示されます。
Note
・ ビューアで表示できるのは、AddTrigger で収集したデータだけです。拡張子は「mld」です。
・ 同時に複数のデータファイルを開くことができます。同時に開くことができるデータファ
イルの数は、PC のメモリサイズとディスクの空き容量によって変わります。
・ ファイルサイズが大きい ( 収集点が 8K 以上でかつ、サイズが 10MB 以上 ) 場合、読み込み
方法を指定する「処理選択」ダイアログボックスが表示されます。
5-2
次のどちらかを選び、「選択」をクリックすると波形が表示されます。
・「データをその都度ファイルから読み込む ( メモリ最小 )」を選択した場合
使用するメモリサイズが最小になるようにして表示します。表示スピードは遅くなりま
すがメモリ使用量は最小に抑えることができます。
・
「データをすべててメモリに読み込む ( スピード最大 )」を選択した場合
データをすべてメモリに読み込んで表示します。メモリ使用量は多くなりますが、表示
スピードは速くなります。
IM WX13-01
5.1 ビューア画面に波形を表示する
1
3. 以下の操作で、波形表示とディジタル値表示を切り替えます。
・ツールバーの「波形表示」をクリックするか、メニューバーのウインドウ > 波
形表示を選択します。
・ツールバーの「ディジタル値表示」をクリックするか、メニューバーのウイン
ドウ > ディジタル値表示を選択します。
波形表示 ディジタル値表示
3
「波形」表示画面
コピー
表示条件保存
4
5
収集データを表示する ビ
( ューア
区間演算
前方ファイルを接続
カーソル値表示
後方ファイルを接続
ディジタル値表示
印刷
波形表示
ランチャを最
クリップ
前面表示
グリッド密度切り替え
バージョン
ゾーン設定
時間軸の拡大/縮小
アラームの表示/非表示
ロギング対象データファイルの表示
任意マーク追加
検索設定 詳細設定
2
6
開く
ゾーン表示エリア
アクティブ波形
マーク
索
ゾーンバー
グリッドの
輝度調整つまみ
波形表示エリアの
輝度調整つまみ
)
波形表示の
ON/OFF
このバーをクリックすると、ゾーン
時刻または時間
表示エリアを隠したり表示できます。
このバーをドラッグすると、波形表示エリアを広くしたり狭くできます。
アラーム表示
オーバビュー
(上からレベル
スプレッダ
1、2、3、4)
「ディジタル値」表示画面
チャネル/タグNo./タグコメント
波形表示
ディジタル値表示
トリガマーク
時刻/時間
任意マーク
アラーム表示(左からレベル1、2、3、4)
IM WX13-01
5-3
5.1 ビューア画面に波形を表示する
データオーバビュー
波形表示のときに、オーバビュースプレッダを下方にドラッグすると、データオーバ
ビューが表示されます。
データオーバビューでは、測定データに下記の順で 50 色を割り当てて表示します。
青 ( 表示スケールの最小値 ) ー水色ー緑ー黄ー赤 ( 表示スケールの最大値 )
データオーバビューの白い枠で囲まれている部分が、波形表示されています。
白い枠で囲まれた部分が波形表示されています。
枠をドラッグして波形表示範囲を移動することができます。
データ
オーバビュー
オーバビュー
スプレッダ
ロギング中の波形を表示する
ロギング中のデータを表示します。ビューアをランチャから起動したときだけ、この操
作ができます。
操作手順
1. ツールバーの「ロギング対象データファイルを表示する」をクリックするか、メ
ニューバーの表示 > ロギング対象データファイル表示を選択します。
ロギング対象データファイルを表示する
現在、ロギングの対象になっているデータファイルが表示されます。
Note
• 「ロギング対象データファイルを表示する」をクリックするたびに、その時点までのロギン
グデータが再表示されます。
• PC のスタートメニューからビューアソフトウエアを起動した場合は、ロギング中のデータを
表示しないでください。動作を保証しておりません。データエラーを起こす恐れがあります。
5-4
IM WX13-01
5.1 ビューア画面に波形を表示する
1
読み込んだファイルの情報を見る
アクティブウインドウのデータファイルの情報を見ることができます。
操作手順
1. メニューバーの情報 > 読み込みファイル情報を選択すると、「読み込みファイル
情報」ダイアログボックスが表示されます。
2
3
4
5
収集データを表示する ビ
( ューア
6
2. データを印字出力する際のヘッダ ( 上図の「印字タイトル」) を、入力または変
更することができます。
印字タイトルをクリックして選択後、文字列 ( 半角 32 文字以下 ) を入力します。
Note
共通操作
操作手順
モニタ画面を整列する
メニューバーのウインドウ > 重ねて表示、またはウインドウ > 並べて表示を選択します。
表示されている複数の画面が、重ねて表示または並べて表示されます。
ツールバー / ステータスバーを表示 / 非表示する
メニューバーの表示 > ツールバーまたは表示 > ステータスバーを選択します。チェック
マークが消え、バーが非表示になります。表示する場合は再度選択してください。
ランチャを最前面に表示する
ツールバーの「ランチャを最前面表示」をクリックするか、メニューバーの表示 > ラン
チャを選択します。ランチャが最前面に表示されます。
ランチャを最前面表示
画面を閉じる
タイトルバー右端の「X」をクリックします。または、閉じる画面をアクティブにして、
メニューバーのファイル > 閉じるを選択します。
「xxx への変更を保存しますか ?」
「xxx」
(
はファイル名 ) とメッセージが表示されます。
「は
い」、「いいえ」、または「キャンセル」をクリックします。
はい :表示条件を保存してグループ画面を閉じます。
いいえ :表示条件を保存せずにグループ画面を閉じます。
キャンセル:グループ画面を閉じる操作をキャンセルします。
IM WX13-01
5-5
)
・ 「印刷設定」ダイアログボックスでも、印字タイトルを入力または変更できます。
・ 印字タイトルを入力または変更すると、
「印刷設定」ダイアログボックスの印字タイトルに、
反映されます。
索
5.2
表示条件を設定する
グループごとに表示条件を設定します。
Note
チャネル識別名は、「チャネル」「タグ No.」または「タグコメント」から選択できます。以下
の説明では、チャネル識別名を「チャネル」としています。必要に応じて、
「タグ No.」または「タ
グコメント」と読み替えてください。
基本操作
操作手順
波形番号
A
表示/非表示チェックボックス
B
A
C
A
C
A
D
A
D
A∼Dは一括処理ボタン(次ページを参照)
波形番号を選択する
・ 波形番号 (「No.」欄 ) を、クリックします。
・ 波形番号を連続して選択する場合は、最初の波形番号をクリック後、最後の波形番号
を「SHIFT」キーを押しながらクリックします。または、最初の波形番号から最後の
波形番号までドラッグ & ドロップします。
グループの設定内容をコピーする
あるグループの詳細設定の内容を、他のグループにコピーする操作です。
1. 「詳細設定」ダイアログボックスで、「コピー詳細 ...」をクリックします。
「コピー詳細」ダイアログボックスが表示されます。
2. コピーする項目をチェックして、「OK」をクリックします。ダイアログボックス
が閉じます。
3. グループタブをクリックして、コピー元のグループを表示します。
4. 「コピー」をクリックします。
5. グループタブをクリックして、貼り付け先のグループを表示します。
6. 「貼り付け」をクリックします。
5-6
IM WX13-01
5.2 表示条件を設定する
波形、Y 軸、トリップ 1、トリップ 2 の表示 / 非表示を切り替える
・ 波形番号、Y 軸、トリップ 1、トリップ 2 の欄のチェックボックスをクリックすると、
表示 ( 青 )/ 非表示が切り替わります。
・ 連続選択している場合は、下部のツールセルをクリックすると、選択範囲を一括して
切り替えることができます。
1
2
一括処理ボタンを使用する
4 種類の一括処理ボタンがあります。
波形番号で選択した範囲を一括処理します。範囲が選択されていないときは、全波形番
号選択と同じです。
A:その列の項目の表示 / 非表示を一斉に切り替えます。
B:選択範囲の先頭のチャネル No. を基準として、+ 1 しながら順番にチャネルを割り
当てます。
C:選択範囲の先頭の値を、選択範囲にコピーします。
D:デフォルト値に設定します。
設定内容を保存する
グループごとに表示条件を設定する
操作手順
ツールバーの「詳細設定」をクリックするか、メニューバーの表示 > 詳細設定を選択し
ます。「詳細設定」ダイアログボックスが表示されます。
表示のON/OFF
グループ名
登録するタグ
IM WX13-01
Y軸表示
軸のタイプ
表示形式
グループタブ
表示範囲
トリップ点の表示ON/OFF
トリップ点の設定
ゾーン(表示位置)
表示色
5-7
5
6
索
)
1 グループに 32 チャネルまで割り当てることができます。50 グループまで使用できます。
「詳細設定」ダイアログボックスは、モニタの「表示詳細設定」ダイアログボックスと、
下記の点が異なります。他は共通です。
・ 「表示」設定項目がない。
・ 「メータ種類」設定項目がない。
・ 「適用」ボタンがない。
・ 「スケール計算」ボタンがある。
4
収集データを表示する ビ
( ューア
「OK」をクリックすると、設定内容を保存して「詳細設定」ダイアログボックスを閉じます。
「キャンセル」をクリックすると、設定内容をキャンセルして「詳細設定」ダイアログボッ
クスを閉じます。
3
5.2 表示条件を設定する
グループタブをクリックして、グループを選択します。
グループ名
「グループ名」欄をクリックして、グループ名 ( 半角 16 文字以下 ) を、英数字 / カタカ
ナで入力します。
タグ番号
「タグ番号」ダイアログボックスが表示されます。
1. タグ番号の欄をクリックします。
2. チャネルを選択すると、選択したチャネルが設定され、ダイアログボックスが閉
じます。 割り当てをしない場合は、最下段の「None」をクリックします。
波形の表示 / 非表示
「No.」欄のチェックボックスで設定します。
青色:波形を表示します。
灰色:波形を表示しません。
Y軸
複数軸ゾーン選択時の Y 軸の表示 / 非表示を設定します。チェックボックスをクリック
します。
青色:Y 軸を表示します。
灰色:Y 軸を表示しません。
軸のタイプを指定します。欄をクリックするたびに、「線形」「対数」が交互に表示され
ます。
線形:等分目盛りです。
対数:対数目盛りです。
表示形式
通常表示または指数表示を選択します。表示の欄をクリックするたびに、「通常表示」
「指数表示」が交互に切り替わります。
:通常表示
:指数表示
スケール
数値の欄をクリックして、スケール値の最大値 / 最小値を入力します。
入力可能な数値の範囲は、小数点を除き、–999999999 〜 999999999 です。
最小値を最大値よりも大きな値に設定すると、波形が上下反転します。
Note
入力した数値の小数点位置は、小数点以下の有効桁数に応じて調整されます。
波形番号を選択して、「スケール計算」をクリックすると、選択した波形番号のスケー
ルが、次のように設定されます。
・ スケール最小値 = そのファイル内の収集データの最小値
・ スケール最大値 = そのファイル内の収集データの最大値
5-8
IM WX13-01
5.2 表示条件を設定する
ゾーン
1
トリップ 1、トリップ 2
2
数値の欄をクリックして、波形表示領域の最大値 / 最小値を入力します。入力可能な数
値の範囲は、最小値が 0 〜 99%、最大値が 1 〜 100% です。
数値の欄をクリックして、トリップラインの位置を、スケール範囲の数値で入力します。
数値を入力すると、チェックボックスが青になります。トリップラインを使用しない場
合は、チェックボックスをクリックして、グレーに戻してください。
青 :使用する。
グレー :使用しない。
4
Note
トリップライン 1 は赤、トリップライン 2 は青で表示されます。
5
色
収集データを表示する ビ
( ューア
波形の表示色を設定します。
1. 「色」の欄をクリックします。
3
6
「色の設定」ダイアログボックスが表示されます。
索
)
2. 色をクリックして、選択します。「OK」をクリックすると、色が設定され、「色
の設定」ダイアログボックスが閉じます。
Note
新しい色を作成する場合は「色の作成」をクリックします。ダイアログボックスに表示される
パレットを操作して、新しい色を作成してください。
IM WX13-01
5-9
5.3
波形表示、ディジタル値表示を変更する
ビューア画面の表示を変更する方法について説明します。
時間軸を変える
時間軸の表示を変更できます。時刻表示では、左端に日付が表示されます。
操作手順
メニューバーの時間軸 > 時刻表示または時間軸 > 時間表示を選択します。
時刻表示:時刻を表示します。
時間表示:スキャンを開始した時からの経過時間を表示します。
時刻表示
時間表示
時間軸を拡大 / 縮小する
時間幅を調整することができます。時間軸の拡大 / 縮小倍率が、右下に表示されます。
操作手順
ツールバーの「拡大」または「縮小」をクリックするか、メニューバーの時間軸 > 拡大
または時間軸 > 縮小を選択します。
拡大 縮小
時間軸を拡大 / 縮小して波形が表示されます。
Note
・ 拡大 / 縮小の倍率は、1/1000、1/500、1/200、1/100、1/50、1/20、1/10、1/5、1/2、1、2、
5、10、20 倍の 14 種類です。
ただし、表示可能な最小の倍率は波形表示エリアのピクセル数によって異なります。その
ため、モニタ画面サイズによって、表示可能な最小の倍率が変わります。
・ 拡大 / 縮小の倍率によって、時刻や時間の表示形式 ( 例:MM/DD HH:MM や HH:MM:SS など )
が自動的に切り替わります。
メニューバーの時間軸 > 倍率設定を選択すると、「時間軸倍率」ダイアログボックスが
表示されます。
入力した任意の倍率で、時間軸を拡大または縮小できます。
・ 拡大の設定範囲:1 〜 20 倍(正の正数)
・ 縮小の設定範囲:1/1 〜 1/1000(分母は正の整数)
メニューバーの時間軸 > 全体表示を選択すると、波形表示画面に全データが表示できる
ように倍率を調整して表示します。
5-10
IM WX13-01
5.3 波形表示、ディジタル値表示を変更する
1
波形表示ゾーンを選択する
波形の表示ゾーンを変更できます。
操作手順
ツールバーの波形表示ゾーンのアイコンをクリックするか、メニューバーの Y 軸 >「表
示ゾーン」を選択します。
フルゾーン
編集ゾーン
スライドゾーン
自動ゾーン
指定ゾーン
2
3
複数軸ゾーン
4
・ 指定ゾーン
詳細設定で設定したゾーンに、波形を表示します。
5
「波形」表示画面のゾーン表示エリアで、ゾーンの変更操作ができます。
ゾーン表示エリアでは、ゾーンバーの上下端にある「つまみ」をドラッグして、ゾー
ンを変更します。ゾーン表示エリアで変更したゾーン設定は、「詳細設定」ダイアロ
グボックス画面に反映されます。
「上伸縮つまみ」をマウスでドラッグすると、ゾーンの上端が移動します。
同様に、「下伸縮つまみ」をドラッグするとゾーンの下端が移動します。
また、ゾーンバーをドラッグするとゾーン全体が移動します。
)
ゾーンバー
下伸縮つまみ
・ フルゾーン
IM WX13-01
6
索
上伸縮つまみ
収集データを表示する ビ
( ューア
・ 編集ゾーン
表示されているすべての波形に対して、フルゾーンを割り当てます。
5-11
5.3 波形表示、ディジタル値表示を変更する
・ スライドゾーン
各波形のゾーン幅を等しくし、表示ゾーンの開始位置を少しずつずらしながら表示し
ます。
・ 自動ゾーン
表示されている波形の数に応じて、波形表示エリアを等分割して表示します。
・ 複数軸ゾーン
詳細設定で設定したゾーンに、波形と複数の Y 軸 ( スケール ) を表示します。
下記の操作で Y 軸を追加 / 削除できます。
Y 軸を追加する場合
Y 軸を削除する場合
:ゾーン表示エリアで、表示するゾーンバーをドラッグし、波
形表示エリアにドロップします。
:波形表示エリアで、消去する Y 軸をドラッグし、ゾーン表
示エリアにドロップします。
Y軸(スケール)を表示するチャネルの
ゾーンバーをドラッグ&ドロップ
消去するY軸(スケール)を
ドラッグ&ドロップ
5-12
IM WX13-01
5.3 波形表示、ディジタル値表示を変更する
Note
波形表示エリアには、右端の Y 軸 ( スケール ) に対応したグリッドが表示されます。また、最
右端の Y 軸 ( スケール ) を持つチャネルのトリップラインだけが表示されます。
表示制限をつける
2
表示範囲外の波形を、どのように表示するかを設定します。
操作手順
ツールバーの「クリップ」をクリックするか、メニューバーの Y 軸 > クリップを選択し
ます。
クリップ
・表示波形に表示制限を付けた場合の表示例
・表示波形に表示制限を付けていない場合の表示例
5
収集データを表示する ビ
( ューア
波形の Y 軸方向の表示範囲が、詳細設定で設定したスケールの最小値から最大値の範囲
に制限されます。スケール ( 最小 ) よりも小さな測定データはスケールの最小値として、
スケール ( 最大 ) よりも大きな測定データはスケールの最大値として表示されます。
3
4
1
6
索
)
波形表示を ON/OFF する
特定の波形を目立たせるために、他の波形を表示しないようにすることができます。
操作手順
ゾーンバー下のチェックボックスをクリックして、波形表示を ON( 青 )/OFF します。
アクティブ波形マーク
グリッドの輝度調整つまみ(「輝度を調節する」
を参照)
ゾーンバー
波形表示エリアの輝度調整つまみ(「輝度を調節する」
を参照)
波形表示をON/OFFするチェックボックス
IM WX13-01
5-13
5.3 波形表示、ディジタル値表示を変更する
輝度を調節する
グリッドと背景の明るさを調整できます。
操作手順
グリッド輝度調整つまみをドラッグすると、グリッドの輝度が変わります。
波形表示エリアの輝度調整つまみをドラッグすると、エリアの輝度が変わります。
トリップラインを移動する
操作手順
マウスでトリップラインをポイントし、目的の位置までドラッグ & ドロップします。
ドラッグ後
ドラッグ前
アラームを表示する
操作手順
ツールバーの「アラームの表示 / 非表示」をクリックするか、メニューバーの表示 > アラー
ムを選択します。
アラームの表示/非表示
「波形」表示画面、
「ディジタル値」表示画面、および「カーソル値」ダイアログボックスに、
アラーム状態が表示されます。
ただし、読み込んだデータファイルにアラームデータがない場合には、アラームは表示
されません。
・ 「波形」表示画面
アラームが発生している時間幅が波形表示色で表示されます。上から、レベル 1、レ
ベル 2、レベル 3、レベル 4 の順です。複数のアラームが同時発生している場合には、
アクティブな波形 ( アクティブ波形マークが付いている ) のアラームを一番上に表示
します。
レベル1
レベル2
レベル3
レベル4
アラーム表示
5-14
IM WX13-01
5.3 波形表示、ディジタル値表示を変更する
1
・ 「ディジタル値」表示画面
2
3
4
5
収集データを表示する ビ
( ューア
アラーム表示(左からレベル1、2、3、4)
アラーム発生中:赤、アラーム無し:緑
・ 「カーソル値」ダイアログボックス
6
索
)
アラーム表示(左からレベル1、2、3、4)
アラーム発生中:赤、アラーム無し:緑
Note
・ 上記のいずれかの画面がアクティブ状態のときにアラーム表示を ON/OFF すると、残りの
2 画面も連動します。
・ 読み込んだデータファイルにアラームデータがない場合には、メニューバーの表示 > アラー
ムはグレーで表示され、選択できません。
グリッド表示を変更する
操作手順
ツールバーの「グリッド設定」をクリックするか、メニューバーの Y 軸をクリックして
グリッド種類を選択します。
グリッド密度切り替え
グリッド表示例
IM WX13-01
5-15
5.4
カーソルを活用する
「波形」表示画面では、カーソル位置の測定データを数値で読みとることができます。カー
ソルには、カーソル A とカーソル B の 2 つがあります。
「カーソル値」ダイアログボックスには、カーソル A とカーソル B の位置の測定データと、
測定データの差が、数値で表示されます。
カーソル A とカーソル B で区間を指定し、その区間の測定データの最大値、最小値、P-P 値、
平均値、および実効値を表示できます。
カーソルを表示して、カーソル位置の値を読む
操作手順
1. 波形表示エリアで、測定データを読み取る位置をポイントし、もうひとつの測定
データを読み取る位置までドラッグ & ドロップします。最初にポイントした点が
カーソル A、ドロップした点がカーソル B です。
カーソルA
カーソルB
2. ツールバーの「カーソル値表示」をクリックします。
カーソル値表示
「カーソル値」ダイアログボックスが表示されます。カーソル A と B の位置の収
集日時と値が表示されます。
カーソルの位置を微調整する場合は、データ番号の横にあるカーソル移動ボタン
をクリックします。1 回クリックすると、1 データ分カーソルが移動します。
カーソルの操作と表示は、「波形」表示画面、「ディジタル値」表示画面、および
「カーソル値」ダイアログボックスで連動します。
カーソル移動ボタン
5-16
IM WX13-01
5.4 カーソルを活用する
1
カーソルを消去する
表示中のカーソルを消去する操作です。
操作手順
メニューバーの表示 > カーソル消去を選択します。
カーソルを消去した場合には、「カーソル値」ダイアログボックスには何も表示されま
せん。
2
3
カーソル間のデータをクリップボードにコピーする
カーソルで指定した範囲のデータをクリップボードにコピーして、活用することができ
ます。
操作手順
4
1. 「波形」表示または「ディジタル値」表示画面で、クリップボードにコピーした
い範囲 ( 最大 1000 点 ) を、ドラッグ & ドロップして選択します。
します。
Windows のクリップボードに、選択範囲のデータがコピーされます。
6
コピー
5
収集データを表示する ビ
( ューア
2. ツールバーの「コピー」をクリックするか、メニューバーの編集 > コピーを選択
索
3. クリップボードにコピーしたデータは、他のアプリケーションに貼り付けて利用
できます。
・ クリップボードへのコピー例
)
Note
・ クリップボードには、最大 1000 データをコピーできます。
・ 時間軸の表示モードが「時刻」の場合は時刻を、「時間」の場合には先頭データからの相対
時間が出力されます。
IM WX13-01
5-17
5.4 カーソルを活用する
区間統計演算結果を表示する
カーソル A とカーソル B で区間を指定し、その区間の測定データの最大値、最小値、P-P 値、
平均値、および実効値を表示できます。
操作手順
1. 「波形」表示または「ディジタル値」表示画面で、演算の対象とする区間をドラッ
グ & ドロップして指定します。
2. ツールバーの「区間演算」をクリックするか、メニューバーのウインドウ > 演算
結果表示を選択します。
区間演算
「演算結果」ダイアログボックスに、演算結果が表示されます。
演算するデータ範囲(データNo.)
Note
・ 演算区間を変えた場合は、再度上記の操作を行ってください。
・ カーソルで演算区間を指定していない場合は、データファイルの全区間について演算しま
す。
・ 「演算結果」ダイアログボックスには、アクティブなビューア画面に表示されているデータ
の演算結果が表示されます。
・ 実効値は、下記の演算式で求めます。
実効値=
5-18
1 n-1 (x ) 2
Σ
k
n k=0
n :データ数
x k:値
IM WX13-01
5.5
マークを活用する
1
カーソルで指定した位置にマークを付けることができます。
初期状態では、下記のマークが付けられています。
・ TRIG :ロギング開始点のデータ ( ファイルの先頭データ )
・ BOUNDARY :収集データをファイル分割して保存している場合の分割点のデータ (2
番目以降のファイルの先頭データ )、またはデータ切り出し (5.9 節を
参照 ) で作成したファイルの先頭データ
マークを付ける
2
3
4
操作手順
「ディジタ
1. 「波形」表示画面で、マークを付ける位置をクリックします。または、
ル値」表示画面で、マークを付ける「Date [No]」欄をクリックします。
5
カーソルが 1 つ表示されます。
2. ツールバーの「任意マーク追加」をクリックするか、メニューバーの編集 > 任意
マーク追加を選択します。
6
「マーク」ダイアログボックスが表示されます。
任意マーク追加
索
3. オプションボタンをクリックして、マークを付けるグループを選択します。
全グループ
:全グループにマークを付けます。
表示グループ:表示グループにマークを付けます。
)
Note
ビューアでグループを作成したときに、この選択をしてください。
4. テキストボックスをクリックして、マーク文字列 ( 半角 16 文字以下 ) を入力しま
す。
5. 「OK」をクリックします。
カーソル位置に、マークが表示されます。
Note
・ マーク文字列を変更する場合は、変更するマークをダブルクリックしてください。「マーク」
ダイアログボックスが表示されます。
・ カーソルが 2 つ表示されていると、マークを付けることはできません。
IM WX13-01
収集データを表示する ビ
( ューア
5-19
5.5 マークを活用する
マークを削除する
操作手順
1. カーソル A とカーソル B で、削除するマークをはさみます。
2. メニューバーの編集 > マーク削除を選択します。
カーソル A とカーソル B の範囲にあるマークが削除されます。
マークを初期状態に戻す (TRIG、BOUNDARY 以外のマークをすべて削除する )
操作手順
メニューバーの編集 > マークを初期状態に戻すを選択します。追加したマークがすべて
削除されます。
5-20
IM WX13-01
5.6
測定データ、アラーム、マークを検索する
1
条件を設定して、測定データ、アラーム、またはマークを検索できます。検索して測定デー
タ、アラーム、またはマークが見つかると、その位置にカーソルが表示されます。
2
1. カーソルで検索範囲を選択します。
2. ツールバーの「検索設定」をクリックするか、メニューバーの編集 > 検索設定を
3
操作手順
選択します。
検索設定
4
「検索」ダイアログボックスが表示されます。
5
収集データを表示する ビ
( ューア
グループ選択ボタン
検索種類
リストボックス
チャネル選択ボタン
6
索
)
3. 手順 4 〜 8 で設定する 2 つの条件について、OR か AND を設定します。
リストボックスをクリックして、OR または AND を選択します。
OR
:2 つの条件のどちらか一方にあてはまることを検索条件とする
AND
:2 つの条件にあてはまることを検索条件とする
操作手順 4 〜 8 を繰り返して、条件 1、2 を設定します。
4. リストボックスをクリックして、検索種類を選択します。
無
:条件を設定しない
データ
:特殊データ (LACK、+OVER、-OVER、OFF) を検索する ( 次ページ参照 )
マーク
:マークを検索する
アラーム:アラームを検索する
値
:測定データを検索する
特殊データを検索する場合
5. 検索するグループを選択します。
グループ選択ボタンをクリックすると、「グループ選択」ダイアログボックスが
表示されます。グループ名をクリックします。「ALL」をクリックすると、すべて
のグループが検索の対象になります。
選択されたグループが、グループ選択ボタンに表示されます。
Note
ビューアでグループを作成したときに、この選択をしてください。
IM WX13-01
5-21
5.6 測定データ、アラーム、マークを検索する
6. 検索するチャネルを選択します。
タグ選択ボタンをクリックします。「タグ番号」ダイアログボックスに、グルー
プに含まれるチャネルが表示されます。チャネルをクリックします。「ALL」をク
リックすると、グループのすべてのチャネルが検索の対象になります。
選択されたチャネルが、チャネル選択ボタンに表示されます。
7. リストボックスをクリックして、検索するデータ種類を選択します。
LACK
:データ抜けを検索する
+OVER :プラスオーバデータを検索する
-OVER
:マイナスオーバデータを検索する
OFF
:OFF データ * を検索する
*
OFF データとは、レコーダとの通信が切断され、データ収集ソフトウエアがレコーダ
からデータを収集できない状態を表すデータです。
マークを検索する場合
5. 検索するグループを選択します。
操作方法は、「特殊データを検索する場合」と同じです。
6. マーク文字列を設定します。
設定した文字列を含む名前を持つマークが検索されます。大文字、小文字の区別
はされません。「*」( 半角のアステリスク ) だけを指定すると、すべてのマーク
を検索します。
アラームを検索する場合
5. 検索するグループを選択します。
操作方法は、「特殊データを検索する場合」と同じです。
6. 検索するチャネルを選択します。
操作方法は、「特殊データを検索する場合」と同じです。
7. アラーム種類を設定します。
リストボックスをクリックして、アラーム種類を選択します。
アラーム All
アラーム 1、アラーム 2、アラーム 3、アラーム 4
:すべてのアラームを対象とする
:それぞれのアラーム
No.( アラームレベル ) のアラームを対象とする
8. 検索するアラーム状態を設定します。
5-22
リストボックスをクリックして、アラーム状態を選択します。
変化点
:アラームが ON から OFF、または OFF から ON になったデータ位置
始点
:アラーム ON 状態が開始されたデータ位置
終点
:アラーム ON 状態が終了したデータ位置 (OFF になる直前の ON のデー
タ位置 )
ON
:アラーム ON 状態のデータ位置
OFF
:アラーム OFF 状態のデータ位置
IM WX13-01
5.6 測定データ、アラーム、マークを検索する
1
測定データを検索する場合
5. 検索するグループを選択します。
操作方法は、「特殊データを検索する場合」と同じです。
2
6. 検索するチャネルを選択します。
操作方法は、「特殊データを検索する場合」と同じです。
7. 比較種類を設定します。基準値の設定は、操作手順 8 で行います。
リストボックスから比較種類を選択します。
== :基準値と等しいデータを検索する
>
:基準値より大きいデータを検索する
<
:基準値より小さいデータを検索する
>= :基準値より大きいか等しいデータを検索する
<= :基準値より小さいか等しいデータを検索する
!=
3
4
5
:基準値と等しくないデータを検索する
ボックスをクリックして、数値を入力します。
数値の範囲は、–9999999999 〜 9999999999 です。指数表現でも指定できます ( 例:
32E+5)。
検索方向
9. オプションボタンをクリックして「逆方向」または「順方向」を選択します。表
示されているカーソルの数と、「逆方向」「順方向」の設定により、下記の検索方
向になります。
1つ
(A と B が同じ位置 )
2つ
(A が B より時間軸上で前 )
逆方向 / 順方向
順方向
逆方向
順方向
逆方向
順方向
逆方向
検索方向
先頭データから最終データ
最終データから先頭データ
カーソル位置から最終データ
カーソル位置から先頭データ
カーソル A からカーソル B
カーソル B からカーソル A
10. 検索条件に一致したデータの位置に表示するカーソルを設定します。カーソル A、
カーソル B、またはカーソル A と B を指定できます。
11. 「実行」を押すと検索が実行され、検索条件に一致したデータの位置にカーソル
が表示されます。ダイアログボックスの下部に検索結果 ( グループ番号、波形番号、
データ番号 ) が表示されます。
12. 続けて「実効」を押すと、検索条件に一致した次のデータの位置にカーソルが表
示され、ダイアログボックスの下部に検索結果が表示されます。
検索条件に一致するデータがない場合は、ダイアログボックスの下部に「該当な
し」と表示されます。
13. 「閉じる」をクリックすると、「検索」ダイアログボックスが閉じます。
IM WX13-01
6
索
)
表示されているカーソル数
なし
収集データを表示する ビ
( ューア
8. 基準値を設定します。
5-23
5.6 測定データ、アラーム、マークを検索する
アラーム検索の例
チャネル TAG0005 の、カーソルで指定された範囲の、アラームレベル 1 のアラーム変
化点を検索する手順を説明します。
1. 波形を表示し、カーソルで範囲を指定します。
2. ツールバーの「検索設定」をクリックします。「検索」ダイアログボックスが表
示されます。
3. 検索条件で下記のように設定します。
OR/AND
:ひとつの条件のみ設定しますので変更する必要はありません
検索種類
:「アラーム」
グループ
:設定する必要はありません (「ALL」のまま )
タグ
:「TAG0005」
アラームレベル:「アラーム 1」
アラーム状態
:「変化点」
第 2 条件
:「無」
4. 検索方向を時間経過の方向に設定します。
「順方向」のオプションボタンをクリックします。
5. 検索結果にカーソル A を表示します。
カーソル位置づけ:カーソル A のチェックボックスをクリックしてチェックマー
クを付けます
6. 「実行」をクリックすると、検索が実行され、カーソル A が条件と一致したアラー
ム変化点に表示されます。カーソル値表示でデータを読みとることができます。
7 . 再度、「実行」をクリックすると、( 条件と一致した ) 次のアラーム変化点にカー
ソル A が表示されます。
検索範囲を指示したと
きのカーソルAの位置
(点線は表示されません)
最初の検索結果(カーソルA)
「実行」ボタンを押すとカーソルA
が次の検索結果点に移動します。
TAG0005の波形(黒)
カーソルB
5-24
IM WX13-01
5.7
データファイルを接続表示する
1
ファイル接続表示機能
時間的に連続したデータファイルを接続して表示できます。分割を指定して保存した
データファイル群を、ビューア上で 1 つのファイルとして扱うことができます。
時間的に連続したデータファイル
2
3
時間の流れ
基準時刻範囲
4
(1)
(2)
(3)
5
(5)
(6)
(8)
(7)
6
時間的に連続なファイル
・(1)、(4)
:基準時刻範囲と重複部分がなく、基準時刻範囲と連続しているファイル
・(2)、(3)、(5) :基準時刻範囲と重複部分をもち、過去、未来または両方の時刻範囲をもつファイル
(時間的に連続なファイルは、1回のロギング開始∼終了内で生成されたデータ
ファイルでなければなりません。上記の条件を満たしていても、異なるロギング
開始∼終了動作で生成されたデータファイルは、時間的に非連続なファイルです。)
索
)
時間的に非連続なファイル
・(6)、(7)
:基準時刻範囲と連続していないファイル
・(8)
:基準時刻範囲に含まれているファイル
前方ファイルを接続する
現在表示している範囲に時間的に連続で、過去の時刻範囲をもつデータファイル ( 上図
の (3)、(4)、(5)) を探し、データファイルの接続を行います。検索範囲は、現在読み込ん
で表示しているデータファイルと同一のフォルダだけです。
操作手順
1. ツールバーの「前方ファイルを接続」をクリックするか、メニューバーのファイ
ル > 前方ファイルを接続を選択します。接続できるデータファイルが検索されま
す。
前方ファイルを接続
2. 検索結果によって次の 3 とおりの動作が実行されます。
・ 接続できるファイルがなかった場合、接続は行われず、以降メニューバーの
ファイル > 前方ファイルを接続と、ツールバーの「前方ファイルを接続」が
選択できなくなります。
・ 接続できるファイルが 1 個だけ見つかった場合、そのファイルとの接続が自
動的に行われます。
・ 接続できるファイルが 2 個以上見つかった場合、「前方接続ファイル候補」
ダイアログボックスが表示されます。接続できるファイルのリストが、先頭
時刻・末尾時刻とともに表示されます。前方接続の場合、先頭時刻の古い順
に表示されます。接続したいファイルのファイル名をクリックするとファイ
ルが接続されます。
IM WX13-01
収集データを表示する ビ
( ューア
(4)
5-25
5.7 データファイルを接続表示する
3. 接続したいファイル名を選択したとき、「処理選択」ダイアログボックスが表示
される場合があります。どちらかの処理を選択して、「選択」をクリックすると、
ファイルが接続されます。
Note
・ 「処理選択」ダイアログボックスは、選択したファイルを追加することによって、表示デー
タ数が 8KB 以上かつ読み込みサイズが 10MB 以上になる場合に表示されます。詳細は、5.1
節の「データファイルを開く」をご覧ください。
・ データファイル接続を行うと、タイトルに表示されているデータファイル名の拡張子が
「.mld」から「.lml」に変更されます ( すでに「.lml」になっている場合は、変更されません )。
後方ファイルを接続する
現在表示している範囲に時間的に連続で、未来の時刻範囲をもつデータファイル ( 前ペー
ジの図の (1)、(2)、(3)) を探し、データファイルの接続を行います。検索範囲は、現在読
み込んで表示しているデータファイルと同一のフォルダだけです。
操作手順
1. ツールバーの「後方ファイルを接続」をクリックするか、メニューバーのファイ
ル > 後方ファイルを接続を選択します。接続できるデータファイルが検索されま
す。
後方ファイルを接続
2. 検索結果によって次の 3 とおりの動作が実行されます。
・ 接続できるファイルがなかった場合、接続は行われず、以降メニューバーの
ファイル > 後方ファイルとツールバーの「後方ファイルを接続」が選択でき
なくなります。
・ 接続できるファイルが 1 個だけ見つかった場合、そのファイルとの接続が自
動的に行われます。
・ 接続できるファイルが 2 個以上見つかった場合、「後方接続ファイル候補」
ダイアログボックスが表示されます。接続できるファイルのリストが、先頭
時刻・末尾時刻とともに表示されます。後方接続の場合、先頭時刻の古い順
に表示されます。接続したいファイルのファイル名をクリックするとファイ
ルが接続されます。
3. 接続したいファイル名を選択したとき、「処理選択」ダイアログボックスが表示
される場合があります。詳細は、前項の「前方ファイルを接続する」をご覧くだ
さい。
5-26
IM WX13-01
5.7 データファイルを接続表示する
接続ファイル一覧を表示する
接続中のファイル一覧を表示して、現在のファイルの接続状態を確認することができま
す。
操作手順
メニューバーのウインドウ > 接続ファイル一覧を選択します。「接続中のファイル一覧」
ダイアログボックスが表示されます。
1
2
3
4
表示される内容は、「データファイル名」「先頭時刻」「末尾時刻」です。先頭時刻の古
い順位に一覧表示されます。
5
収集データを表示する ビ
( ューア
6
索
)
IM WX13-01
5-27
5.8
データ形式を変換する
データファイルを、アスキー、ロータス、またはエクセルのデータ形式に変換できます。
変換したファイルのファイル名は、下記になります。
・ アスキー変換:「元のファイル名」.txt
・ エクセル変換:「元のファイル名」.xls
Excel バージョン 8.0 (Excel97) 以降で読み込み可能です。
・ ロータス変換:「元のファイル名」.wj2
Lotus1-2-3 バージョン 2.0 以降で読み込み可能です。
操作手順
1. メニューバーの変換 > アスキー変換、変換 > ロータス変換、または変換 > エク
セル変換を選択します。
各変換のダイアログボックスが表示されます。
2. 変換するデータ範囲 ( 変換開始点のデータ番号 * と変換終了点のデータ番号 *) を
入力します。テキストボックスの右に、ロギング時刻が表示されます。
* データ番号は、ファイルの先頭のデータから、0、1、2、... となります。
3. ステップ数を入力します。
指定範囲内のすべてのデータを変換する場合は、ステップ数を「1」に設定して
ください。
3. 変換するデータをグループで指定するときは、「グループ指定」のオプションボ
タンをクリックして、テキストボックスにグループ番号を入力します。
変換するデータをチャネルで指定するときは、「タグ指定」のオプションボタン
をクリックして、タグ番号のボタンをクリックします。
チャネルを選択するダイアログボックスが表示されるので、設定するチャネルを
クリックします。
「ファ
4. 変換したファイルの保存先のフォルダまたはファイル名を変更する場合は、
イル ...」をクリックします。
5-28
「ファイル名変更」ダイアログボックスが表示されます。
IM WX13-01
5.8 データ形式を変換する
1
5. 保存する場所やファイルの種類を選択し、ファイル名を入力します。
6. 「OK」をクリックします。
測定データが、選択したデータ形式に変換されてファイルに保存されます。
2
収集データのファイル変換フォーマット
Lotus 1-2-3、Excel、ASCII のファイルフォーマットを以下に示します。
Lotus 1-2-3、Excel のファイルフォーマット
3
4
5
収集データを表示する ビ
( ューア
6
索
ASCII のファイルフォーマット
IM WX13-01
CR
LF
先頭データの収集日時
CR
LF
末尾データの収集日時
CR
LF
データ収集周期
CR
LF
データ数
CR
LF
グループ
CR
LF
コメント情報(8行)
CR
LF
チャネル
CR
LF
タグNo.
CR
LF
タグコメント
CR
LF
単位
CR
LF
日付の形式
CR
LF
データ測定時刻と測定データ
(データ数分繰り返し)
CR
LF
)
タイトル
5-29
5.8 データ形式を変換する
・ タイトル
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
A
d
d
T
r
i
g
g
e
r
(
R
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
S
o
f
t
w
a
r
e
I
D
41
42
43
44
45
x
x
CR
LF
21
14
15
16
17
18
19
20
x
.
x
x
)
34
35
36
37
38
39
40
x
x
x
-
x
x
x
14
15
16
17
18
19
20
2
0
0
2
/
0
40
Rx.xxはソフトウエアのレビジョン番号です。SoftwareIDはライセンス番号です。
・ 先頭データの収集日時
1
2
3
4
5
6
S
t
a
r
t
21
22
23
24
25
26
3
/
3
1
41
42
CR
LF
7
27
,
8
9
10
11
12
13
T
I
m
e
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
0
1
:
0
2
:
0
0
.
5
0
0
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
T
i
m
e
2
0
0
2
/
0
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
2
3
:
5
9
:
5
9
.
0
0
0
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
R
a
t
e
(
S
e
c
)
29
30
31
CR
LF
,
・ 末尾データの収集日時
1
2
3
4
E
n
d
21
22
23
24
3
/
3
1
41
42
CR
LF
5
25
6
26
7
27
,
,
・ データ収集周期
1
21
2
3
4
5
6
7
S
a
m
p
l
e
22
23
24
25
26
27
28
デ
ー
タ
収
集
周
期
20
,
データ収集周期の例(上段:0.5秒、下段:60秒)
21
22
23
24
6
5-30
25
26
27
28
29
0
.
5
0
0
0
.
0
0
0
IM WX13-01
5.8 データ形式を変換する
1
・ データ数
1
21
2
3
4
5
D
a
t
a
22
23
24
CR
LF
6
7
8
9
10
11
C
o
u
n
t
12
13
14
15
16
,
17
18
19
20
データ数
2
3
データ数の例(上段:100データ、下段:120000データ)
15
16
17
1
18
19
20
21
22
1
0
0
2
0
0
0
0
7
8
4
・ グループ
1
3
4
5
6
G
r
o
u
p
9
,
10
11
12
13
14
0
2
-
1
0
15
5
収集データを表示する ビ
( ューア
2
グループ指定で変換を行った場合、そのグループの範囲が表示されます。
チャネル(タグ)指定で変換を行った場合、グループ範囲にはすべて空白が挿入されます。
6
・ コメント情報
コメント番号が1の場合の例
1
32
2
3
4
5
6
7
8
C
o
m
m
e
n
t
33
.
.
.
9
10
11
1
12
13
14
.
.
.
29
30
タイトル16文字
,
.
.
31
索
,
.
96
97
?
?
CR
LF
?
?
CR
LF
内容64文字
1
?
)
・ チャネル
2
3
4
C
H
.
.
.
.
チ
ャ
5
6
7
8
N
o
.
.
.
.
.
ネ
ル
2
9
.
.
.
.
.
.
チ
ャ
ネ
ル
1
?
.
,
?
,
.
.
.
.
.
.
.
.
.
1つのチャネルが占める長さはその文字列の長さによって可変です。各チャネルは
「」
「」
で囲まれるので、
1つのチャネルが占める長さは、
「チャネルの文字列長+2」
となります。
チャネルの例(1番目のチャネルが CH0001 、2番目のチャネルが CH0002 の場合)
9
10
11
12
13
14
15
16
C
H
0
0
0
1
5
6
7
8
N
o
.
.
.
.
No.
2
17
18
,
19
20
21
22
0
0
0
2
.
.
.
.
23
24
,
・ タグ No.
1
?
2
3
4
T
a
g
.
.
.
タ
.
グ
9
.
タ
グ
No.
.
?
.
1
,
?
,
.
.
.
.
.
.
.
.
.
1つのタグNo.が占める長さはその文字列の長さによって可変です。各タグNo.は
「」
「」
で囲まれるので、
1つのタグNo.が占める長さは、
「タグNo.の文字列長+2」
となります。
タグNo.の例(1番目のタグNo.が TAGNO01 、2番目のタグNo.が 002 の場合)
9
IM WX13-01
10
11
12
13
14
15
16
T
A
G
N
O
0
1
17
18
,
19
20
21
22
0
0
2
23
24
,
5-31
5.8 データ形式を変換する
・ タグコメント
1
?
2
3
4
T
a
g
.
.
.
5
.
6
7
8
9
10
11
12
C
o
m
m
e
n
t
.
.
.
?
タグ コ メント 2
,
.
.
.
13
14
15
.
.
.
.
タグコメント1
,
.
.
.
.
.
.
?
,
?
?
CR
LF
1つのタグコメントが占める長さはその文字列の長さによって可変です。各タグコメントは
「」
「」
で囲ま
れるので、1つのタグコメントが占める長さは、
「タグコメントの文字列長+2」
となります。
タグコメントの例(1番目のタグコメントが TAG0001 、2番目のタグコメントが 0002 の場合)
15
16
17
18
19
20
21
22
T
A
G
0
0
0
1
2
3
4
5
6
7
8
U
n
i
t
23
24
25
,
26
27
28
29
0
0
0
2
.
?
.
.
30
31
32
,
・ 単位
1
.
,
.
.
.
.
.
.
.
単位1
,
?
.
.
.
,
?
?
CR
LF
.
.
.
単位2
1つの単位が占める長さはその文字列の長さによって可変です。各単位は
「」
「」
で囲まれるので、
1つの単位が占める長さは、
「単位の文字列長+2」
となります。
単位の例(1番目の単位が V 、2番目の単位が mV の場合)
8
9
10
V
11
12
,
13
14
m
V
15
16
17
,
・ 日付の形式
時刻の場合
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
Y
Y
Y
Y
/
M
M
/
D
D
21
22
23
24
25
.
S
S
S
2
3
4
6
7
8
9
10
11
D
D
D
H
H
:
m
m
:
12
13
14
15
16
17
18
19
20
H
H
:
m
m
:
S
S
12
13
14
15
16
17
18
S
S
.
S
S
S
時間の場合
1
5-32
5
IM WX13-01
5.8 データ形式を変換する
1
・ 測定時刻と測定データ
時刻の場合
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
Y
Y
Y
Y
-
M
M
-
D
D
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
.
S
S
S
41
42
43
44
32
13
14
15
16
17
18
19
20
H
H
:
m
m
:
S
S
33
34
35
36
37
38
39
40
測定値1
,
45
12
,
2
測定値2
46
?
?
,
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
CR
LF
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
H
H
:
m
m
:
S
S
.
S
S
S
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
3
4
時間の場合
1
3
4
D
D
D
22
23
24
5
25
測定値1
41
42
43
45
46
47
38
測定値2
,
44
,
,
.
.
.
5
40
,
48
値
39
収集データを表示する ビ
( ューア
21
2
.
.
.
.
.
.
?
?
CR
LF
6
時刻の占める長さは25文字固定です。時間の占める長さは18文字固定です。1つの測定値が占める長さは9文字
固定です。
索
時刻の例(2002年3月31日10時30分10.5秒の場合)
1
3
4
5
6
7
8
9
10
11
2
0
0
2
/
0
3
/
3
1
21
22
23
24
25
26
.
5
0
0
12
13
14
15
16
17
18
19
20
1
0
:
3
0
:
1
0
18
)
2
,
時間の場合(3日10時30分10.5秒の場合)
1
2
3
4
0
0
3
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
1
0
:
3
0
:
1
0
.
5
0
0
測定データの例(上段:10.12、下段:1200.0)
(1)
(2)
(3)
(4)
1
IM WX13-01
(5)
(6)
(7)
(8)
(9) (10)
1
0
.
1
2
,
2
0
0
.
0
,
5-33
5.9
データを切り出す
データファイルの一部分のデータを切り出して ( コピーして )、保存することができます。
この操作をしても、元のデータは変わりません。
操作手順
1. カーソルで切り出すデータ範囲を選択します。
2. メニューバーの変換 > ファイル切り出しを選択します。
「ファイル切り出し」ダイアログボックスが表示されます。
3. 「開始点」「終了点」に、カーソルで指定した範囲が、データ番号で表示されます。
テキストボックスの右に、ロギング時刻が表示されます。
切り出すデータ範囲を変更する場合は、それぞれのセルをクリックして数値を入
力します。
「ファイル名変更」のダイアログボックスが表
4. 「ファイル ...」をクリックすると、
示されます。必要に応じて、ファイル名や保存先を変更して、「OK」をクリック
します。
Note
デフォルトのファイル名は、
「元のファイル名」-「切り出す範囲の先頭のデータ番号 (8 桁 )」.mld
となります。
5. 「OK」をクリックすると、ファイルが作成され、ダイアログボックスが閉じます。
「キャンセル」をクリックすると、ファイルを作成せずにダイアログボックスが
閉じます。
5-34
IM WX13-01
5.10 データを印刷する
1
ビューアに表示した測定データを、プリンタに出力することができます。
2
プリンタを設定する
印刷に使うプリンタを設定します。
プリンタの設定操作は、Windows の印刷コマンドに準じます。
3
操作手順
1. メニューバーのファイル > プリンタの設定を選択します。
4
「プリンタの設定」ダイアログボックスが表示されます。
2. ダイアログボックスで印刷設定を行い、「OK」をクリックします。
Note
5
プリンタは、ご使用のシステム環境に従って、設定してください。
収集データを表示する ビ
( ューア
印刷プレビューをする
6
操作手順
1. メニューバーのファイル > 印刷プレビューを選択します。
「印刷設定」ダイアログボックスが表示されます。
索
2. 印刷範囲などを指定します。
波形表示の場合には、オプションボタンをクリックして「印刷範囲」と「色指定」
を設定します。必要に応じて「印刷タイトル」を入力します。
)
ディジタル値表示の場合には、印刷範囲を指定します。
3. 「OK」をクリックします。
印刷プレビュー画面が表示されます。
Note
印刷プレビューの操作については、ご使用のシステムの取扱説明書を参照してください。
IM WX13-01
5-35
5.10 データを印刷する
印刷する
操作手順
1. ツールバーの「印刷」をクリックするか、メニューバーのファイル > 印刷を選択
します。
印刷
2. 印刷範囲などを指定します。
波形表示の場合には、オプションボタンをクリックして「印刷範囲」と「色指定」
を設定します。必要に応じて「印刷タイトル」を入力します。
ディジタル値表示の場合には、印刷範囲を指定します。
3. 「OK」をクリックします。
「印刷」ダイアログボックスが表示されます。
4. 「プリンタ名」と「印刷部数」を設定して、「OK」をクリックします。
印刷が開始されます。
Note
「印刷」ダイアログボックスの「印刷範囲」は無効です。「印刷設定」または「印字設定」ダイ
アログボックスで設定した「印刷範囲」が有効になります。
5-36
IM WX13-01
5.11 表示条件を保存する / 接続条件を保存する / ビュー
アを終了する
ビューアの終了時には、直前の表示条件を保存することができます。次回起動時に ,
その表示状態が復元されます。
なお、メニューバーのファイル > 表示条件保存を選択しても、表示条件を保存すること
ができます。5.7 節の「データファイルを接続表示する」によって、複数のデータファ
イルを接続表示している場合は、その時の表示条件を保存し、かつ、接続条件をリンク
ファイルとして保存します。次回起動時にそのリンクファイルを読み込むと、接続状態
も復元して表示されます。
表示条件ファイルに保存される内容は次のとおりです。
・ 印字タイトル
・ カーソル A、カーソル B の位置
・ 表示波形のリミッタの ON/OFF
・ 詳細設定で設定した内容
・ マーク情報
・ 時間軸の倍率
・ 時間軸の表示モード ( 時刻 / 時間 )
・ 波形表示エリア
・ 波形表示エリアの背景の色とグリッドの色
・ Y 軸のゾーン指定
・ アクティブな波形
・ 選択しているグループ
・ アラーム表示の ON/OFF
・ 表示するチャネル識別名 ( チャネル / タグ No./ タグコメント )
・ グループ名
・ グリッド密度
3
5
収集データを表示する ビ
( ューア
6
索
)
データファイルの表示条件を保存します。表示条件は、データファイルと同じフォルダ
に、拡張子「dml」で保存されます。複数のファイルを接続している場合、表示条件に
加えて、その接続条件をリンクファイル ( 拡張子は「lml」) に保存します。
操作手順
ツールバーの「表示条件保存」をクリックするか、メニューバーのファイル > 表示条件
保存を選択します。表示条件が保存されます。
表示条件保存
表示条件 / 接続条件を保存する
表示条件とリンクファイルをファイル名を指定して保存します。データファイルを接続
表示しているときだけ操作できます。
操作手順
1. メニューバーのファイル > 名前を付けて表示条件保存を選択します。
2. 「ファイル選択」ダイアログボックスが表示されるので、保存先とファイル名を
指定して「OK」をクリックします。
リンクファイルと表示条件ファイルが保存されます。
Note
リンクファイルを読み込んで接続状態を復元する場合、接続する各データファイルとリンク
ファイルが同じフォルダ内にあることが必要です。
IM WX13-01
2
4
表示条件を保存する
1
5-37
5.11 表示条件を保存する / 接続条件を保存する / ビューアを終了する
ビューアを終了する
未保存の表示条件がある場合には、保存するかどうかを確認するメッセージが表示され
ます。メッセージに従って、保存操作を行ってください。
操作手順
1. メニューバーのファイル > アプリケーションの終了、またはウインドウのタイト
ルバー右端の「X」をクリックします。
未保存の表示条件がある場合には、保存するかどうかを確認するメッセージが表
示されます。
2. 「はい」「いいえ」または「キャンセル」をクリックします。
5-38
はい
:表示条件を保存して、ビューアを終了します。
いいえ
:表示条件を保存しないで、ビューアを終了します。
キャンセル :ビューアを終了する操作をキャンセルします。
IM WX13-01
第 6 章 エラーメッセージと対処方法
6.1
メッセージと対処方法
1
使用中に画面にメッセージが表示されることがあります。以下、その意味と対処方法を
説明します。
コード
E0002
E0003
E0004
E0101
E0213
E0211
E4213
E4601
E4602
E4605
E4606
E4608
E4609
E4610
E4611
E4613
E4614
E4615
E4619
E4620
E4621
E4622
E4624
E4625
E4626
E4627
E4633
E4634
E4635
E4637
E4638
IM WX13-01
6-1
3
4
5
6
エラーメッセージと対処方法
E4603
メッセージ
対処方法
メモリが足りません。直ちに終了してください。 他のソフトウエアを終了して AddTrigger を再起動する。また
は OS を再起動する。
共有メモリがオープンできません。
他のソフトウエアを終了して AddTrigger を再起動する。また
は OS を再起動する。
ライセンス番号が間違っています。
AddTrigger を再度インストールする。
単独起動出来ません。
ランチャから起動する。
ファイルがオープンできません。
ファイルが存在するか、ソフトウエアでサポートしているファ
イルか、ファイルシステムが正常か、を確認する。
ファイルに書き込めません。
ディスク容量があるか、書き込みを許可しているか、ファイル
システムが正常か、を確認する。
フォルダを作成できません。
フォルダ名を 256 文字以内で入力する。
サーバタイプが異なります。
ランチャの「ファイル > 内部通信用ポート番号」で表示され
接続ホスト名、および、ポート No. を確認して
る内部通信用ポート番号が、既に別のソフトウエアによって使
ください。
用されている。未使用のポート番号を設定する。
クライアントの接続数がオーバしました。
接続先のデータ収集ソフトウエアのモニタサーバに接続してい
るクライアント数が、制限値を超えている。データ収集ソフト
ウエアのモニタサーバに接続しているクライアントを切断して
から AddTrigger を接続する。
同じ ID のクライアントが既に他のコンピュータ 同じライセンス番号でインストールされた AddTrigger が、
から接続しています。
データ収集ソフトウエアのモニタサーバに接続している。別の
ライセンス番号で再インストールするか、先に接続している
AddTrigger を切断する。
接続が切れました。
接続先のデータ収集ソフトウエアのモニタサーバが起動してい
るか、ネットワークが正しく接続されているか、を確認する。
通信初期化ができませんでした。TCP/IP が正常 TCP/IP が正常に動作しているか確認する。
に動作しているか確認してください。
タイムオーバー
データ収集ソフトウエアのモニタサーバが起動しているか、
ネットワークが正しく接続されているか、を確認する。
パケットサイズが制限を超えました。
接続先が AddTrigger がサポートするモニタサーバでない。接
続先がモニタサーバであることを確認する。
システム番号が違います。
システム番号が正しく設定されていない。接続するデータ収集
ソフトウエアの取扱説明書を参照する。
未サポートのコマンドです。
接続先が AddTrigger がサポートするモニタサーバか確認する。
フォルダを作成できません。
作成しようとするフォルダ名が正しいか、作成先への書き込み
を許可しているか、ディスク容量があるか、ファイルシステム
が正常か、を確認する。
無効なフォルダ名です。
先頭が「.」のフォルダ名は作成できない。それ以外のフォル
ダ名を正しく入力する。
接続できないモニタサーバです。
接続先が、AddTrigger がサポートするモニタサーバであるこ
とを確認する。
パスワードと確認が異なります。
パスワードとパスワート確認は同じ文字を入力する。
パスワードが異なります。
正しいパスワードを入力する。
スキャン / レコーディング中は終了できません。 スキャンを停止してからランチャを終了する。
次の文字は使えません。¥ / : , ; * ? " < > |
「¥ / : , ; * ? " < > |」以外の使用可能な文字を指定する。
デスクトッププロテクト中は終了できません。
デスクトッププロテクトを解除してからランチャを終了する。
パスワードプロテクト中は終了できません。
パスワードプロテクトを解除してからランチャを終了する。
AddTrigger の起動中は終了できません。
ランチャを終了してからシャットダウンやログオフを行う。
同名のプロジェクトが存在します。
既に登録してあるプロジェクト名は作成できない。異なる名前
のプロジェクトを作成する。
ロガーの起動に失敗しました。
インストールが正しく行われていないか、インストール時にコ
ピーされたファイルが壊れた、または消去されている。アンイ
モニタサーバの起動に失敗しました。
ンストール * を実行し再度インストールする。
ファイルプロセッサの起動に失敗しました。
* アンインストールを実行しても作成したプロジェクトの設定
データモニタの起動に失敗しました。
ファイルは消去されません。
データビューアの起動に失敗しました。
2
索
6.1 メッセージと対処方法
コード
E4640
E4643
E4653
E4654
E4656
E4657
E4658
E4659
E4660
E4661
E4662
E4663
E4664
E4665
E4668
E4669
E4683
6-2
メッセージ
無効なプロジェクト名です。
対処方法
先頭が「.」のプロジェクト名は作成できない。それ以外のプ
ロジェクト名を正しく入力する。
データファイルの出力フォルダを作成できませ
データファイルの出力先として指定したフォルダの設定を確
ん。
認する。
有効な収集チャネルがありません。
収集設定でチャネルを割り当ててないか、チャネルを割り当
てても有効なチャネルがない場合、レコードを実行できない。
有効なチャネルを割り当てる。
モニタサーバの設定が変更されたので収集を停
接続先のデータ収集ソフトウエアで設定の変更が行われた。レ
止しました。
コードを開始するには、ランチャで再度レコード開始操作を
する。
データファイルのオープンに失敗しました。
ディスク容量があるか、書込み先のフォルダが存在するか、そ
のフォルダに書き込みを許可しているか、ファイルシステム
が正常か、を確認する。
データファイルの書き込みに失敗しました。
ディスク量があるか、書込み先のフォルダが存在するか、そ
のフォルダに書き込みを許可しているか、ファイルシステム
が正常か、を確認する。
無効な設定です。
設定ファイルが AddTrigger で作成されたものではない
か、別バージョンの AddTrigger で作成されている。最新の
AddTrigger をインストールする。
モニタサーバにデータがありません。
接続先のデータ収集ソフトウエアのデータ収集を開始する。
モニタサーバはデータを収集しています。
データ収集ソフトウエアにおいてモニタサーバのデータの配
信を開始したあと、AddTrigger でデータを収集する。
モニタサーバがデータ収集を停止したためデー
データ収集中に接続先のデータ収集ソフトウエア側でデータ
タ収集を停止しました。
収集を停止した、またはデータの配信を停止した。再開する
には、データ収集ソフトウエアでデータ収集を開始する、ま
たはデータの配信を開始する。そのあと、AddTrigger で収集
を開始する。
有効なレコードチャネルがありません。
収集設定にチャネルを割り当てていないか、チャネルを割り当
てていても有効なチャネルがない場合、またはスキャン、レ
コードを実行できない。収集設定を確認し、有効なレコード
チャネルを割り当てる。
モニタサーバへの再接続に失敗しました。
接続中に切断されたあと、再接続処理を所定の時間 (120 秒 )
試行したが接続できなかった。データ収集ソフトウエアのモ
ニタサーバが起動しているか、ネットワークが正しく接続さ
れているかを確認する。
設定した内部通信用ポート No. は、既に使用さ
ランチャの「ファイル > 内部通信用ポート番号」で表示され
れています。
る内部通信用ポート No. が、既に別のソフトウエアによって使
用されている。未使用のポート No. を設定する。
設定した内部通信用ポート No. は、次回起動時
内部通信用ポート No. を有効にする場合は、ランチャを再起動
から有効になります。
する。
ファイル変換出力に失敗しました。
ファイルの自動変換出力に失敗した。ディスク容量があるか、
書込み先のフォルダが存在するか、そのフォルダに書き込み
を許可しているか、ファイルシステムが正常か、を確認する。
変換ファイルの出力フォルダを作成できません。 変換ファイルの出力先として指定したフォルダの設定を確認する。
接続に失敗しました。
接続ホスト名、ポート番号、データ収集ソフトウエアのモニ
タサーバが起動しているか、ネットワークが正しく接続され
ているか、を確認する。
IM WX13-01
索引
索引
1
2
記号
ケ
+OVER................................................................................................................5-22
-OVER..................................................................................................................5-22
検索する...........................................................................................................5-21
検索方向...........................................................................................................5-23
A
コ
AddTrigger の構成.........................................................................................1-3
後方ファイルを接続する........................................................................5-26
コピーする............................................................................................ 4-10, 5-6
コメント設定.....................................................................................1-15, 2-24
B
BOUNDARY.....................................................................................................5-19
L
LACK....................................................................................................................5-22
O
OFF5-22
T
TRIG.....................................................................................................................5-19
ア
イ
一括処理ボタン.................................................................................. 2-10, 5-7
印刷する...........................................................................................................5-36
印刷プレビューをする.............................................................................5-35
エ
エクセル変換.................................................................................................5-28
カ
カーソル位置の値を読む............................................................4-20, 5-16
カーソル値表示............................................................................................5-16
カーソルを消去する......................................................................4-22, 5-17
開始条件...........................................................................................................2-12
開始トリガ点.................................................................................................1-10
カラーグラフモニタ........................................................................... 1-5, 4-6
キ
サ
サーキュラモニタ..........................................................................................4-8
シ
時間軸.................................................................................4-7, 4-9, 4-15, 5-10
時間軸を拡大 / 縮小.......................................................................4-15, 5-10
時毎分割...........................................................................................................1-14
システム構成....................................................................................................1-1
システム番号を設定する...........................................................................2-8
指定ゾーン..........................................................................................4-16, 5-11
自動スタート機能..........................................................................................2-4
自動ゾーン..........................................................................................4-16, 5-12
自動変換設定.....................................................................................1-15, 2-24
シャットダウンプロテクト機能............................................................1-4
収集状況を表示する.....................................................................................3-5
収集設定..............................................................................................................2-7
終了条件...........................................................................................................2-16
終了する (AddTrigger).................................................................................2-2
終了する ( ビューア ).................................................................................5-38
終了する ( モニタ )......................................................................................4-23
終了トリガ点.................................................................................................1-10
ス
スキャン..............................................................................................................1-2
スキャンチャネル.......................................................................................2-18
スキャンを開始する.....................................................................................3-2
スキャンを停止する.....................................................................................3-2
スケール計算....................................................................................................5-8
スライドゾーン................................................................................4-16, 5-12
セ
接続条件を保存する..................................................................................4-23
接続ファイル一覧を表示する..............................................................5-27
設定内容を保存する........................................................................ 2-10, 5-7
設定の流れ.........................................................................................................2-1
前方ファイルを接続する........................................................................5-25
輝度.........................................................................................................4-18, 5-14
起動する (AddTrigger).................................................................................2-2
起動する ( ビューア )....................................................................................5-1
起動する ( モニタ ).........................................................................................4-1
基本操作............................................................................................................. 2-9
ソ
ク
チャネル識別名...............................................................................................4-2
チャネル識別名を切り替える................................................................ 2-9
チャネル設定.....................................................................................1-15, 2-18
チャネル番号を選択する.......................................................................... 2-9
区間統計演算結果を表示する..............................................................5-18
クリップボードにコピーする..............................................................5-17
グループ設定.....................................................................................1-15, 2-19
グループの設定内容をコピーする....................................................2-21
IM WX13-01
4
ソフトウエア使用許諾契約書..................................................................... ii
チ
索 -1
5
6
索
索引
アスキー変換.................................................................................................5-28
アラームタイプアイコン...........................................................................4-5
アラームトリガ............................................................................................2-12
アラーム表示.....................................................................................4-19, 5-14
アラームモニタ..................................................................................... 1-5, 4-4
3
索引
テ
定刻トリガ......................................................................................................2-16
ディジタル値表示..........................................................................................5-3
ディジタルモニタ................................................................................ 1-4, 4-7
データオーバビュー.....................................................................................5-4
データ形式を変換する.............................................................................5-28
データ収集条件...............................................................................................1-6
データ収集ソフトウエア.............................................................. 1-18, 3-1
データ数の設定............................................................................................2-16
データファイルの設定.............................................................................2-16
データファイルの保存.............................................................................1-13
データファイルリストを消去する.......................................................3-5
データファイルを開く................................................................................5-2
データ保存開始点.......................................................................................1-10
データ保存区間............................................................................................1-10
データ保存指定幅.......................................................................................1-10
データを切り出す.......................................................................................5-34
デスクトッププロテクト機能.................................................................1-4
デスクトッププロテクトを解除する..................................................3-8
デスクトッププロテクトを有効にする.............................................3-8
ト
特殊データ......................................................................................................1-16
トリガ回数制限................................................................................1-13, 2-11
トリガ確認回数................................................................................1-13, 2-17
トリップ点を移動.......................................................................................4-19
トリップラインを移動.................................................................5-14, 5-15
トレンドモニタ..................................................................................... 1-4, 4-6
ナ
プロジェクトを切り替える......................................................................2-5
プロジェクトをコピーする......................................................................2-4
プロジェクトを削除する...........................................................................2-6
分割保存...........................................................................................................1-14
ヘ
変換フォーマット.......................................................................................5-29
編集ゾーン..........................................................................................4-16, 5-11
ホ
ポート No.........................................................................................................2-27
ポート番号を設定する................................................................................2-8
ホスト情報を取得する................................................................................2-8
ホスト名を設定する.....................................................................................2-7
マ
マークを削除する.......................................................................................5-20
マークを初期状態に戻す........................................................................5-20
マークを付ける............................................................................................5-19
ミ
未接続...................................................................................................................1-1
メ
メータモニタ.......................................................................................... 1-4, 4-7
メッセージ.........................................................................................................6-1
モ
内部通信用ポート番号.............................................................................2-27
モニタ...................................................................................................................1-4
モニタサーバ....................................................................................................1-3
ハ
ヨ
バージョン情報............................................................................................2-28
波形番号を選択する........................................................................... 2-9, 5-6
波形表示..............................................................................................................5-3
波形表示線の太さ.......................................................................................4-18
波形表示ゾーン................................................................................4-15, 5-11
波形表示を ON/OFF.......................................................................4-18, 5-13
パスワード............................................................................................... 2-4, 3-8
パスワード機能...............................................................................................2-3
パスワードプロテクト機能......................................................................1-3
パスワードプロテクトを解除する.......................................................3-7
パスワードプロテクトを有効にする..................................................3-7
パスワードを変更する................................................................................2-5
ヒ
日毎分割...........................................................................................................1-14
ビューア..............................................................................................................1-5
表示条件 / 接続条件を保存する..........................................................5-37
表示条件を設定する........................................................................ 4-12, 5-7
表示条件を保存する..................................................................................5-37
表示詳細設定.................................................................................................4-10
表示制限...............................................................................................4-18, 5-13
フ
ファイルの情報を見る................................................................................5-5
ファイル分割の種類..................................................................................2-17
複数軸ゾーン.....................................................................................4-17, 5-12
プリトリガ機能.............................................................................................. 1-9
プリトリガ幅.................................................................................................1-10
プリンタを設定する..................................................................................5-35
フルゾーン..........................................................................................4-16, 5-11
プロジェクト....................................................................................................2-3
プロジェクト....................................................................................................1-3
索 -2
用語........................................................................................................... 1-1, 1-10
ラ
ランチャ..............................................................................................................1-3
ランチャを最前面表示...................................................................... 4-3, 5-5
リ
リンク...................................................................................................................4-2
レ
レコーディングレート.............................................................................2-11
レコード..............................................................................................................1-2
レコードチャネル.......................................................................................2-18
レコードを開始する.....................................................................................3-3
レコードを終了する.....................................................................................3-3
レベルトリガ.................................................................................................2-14
ロ
ロータス変換.................................................................................................5-28
ロギング..............................................................................................................1-2
ロギング開始条件..........................................................................................1-6
ロギング機能....................................................................................................1-2
ロギング周期....................................................................................................1-6
ロギング終了条件..........................................................................................1-6
ロギング設定....................................................................................... 1-6, 2-11
ロギング中の波形を表示する.................................................................5-4
ログ表示..............................................................................................................4-5
IM WX13-01
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