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米国の10-12月期実質GDP 米国経済の底堅さを確認

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米国の10-12月期実質GDP 米国経済の底堅さを確認
2014 Jan
31
米国の10-12月期実質GDP
米国経済の底堅さを確認
30日に発表された米国の2013年10-12月期実質GDP(国内総
生産、季節調整済み1次速報値)は、前期比年率+3.2%と市場予
想と同じ結果となりました。需要項目別の寄与度をみると、個人消費
支出が大きくプラスに寄与しており、3年ぶりの高い伸びとなったほか、
6
4
設備投資なども前期に引き続きプラスに寄与しています。純輸出は、
2
貿易収支が改善傾向であることを受けてプラスの寄与幅を拡大させ
0
-2
ており、この背景には石油関連収支が大幅に改善していることがある
-4
とみられ、シェール革命等による同国の石油増産の影響が徐々に
-8
-10
ウン)の影響を受けたものと思われます。
2007Q4
2009Q4
2010Q4
2011Q4
設備投資
在庫投資
政府支出
2012Q4
2013Q4
(四半期)
主なイベント・経済指標発表予定(結果)
恩恵などによって底堅い米国経済が確認できた形となりました。この
ため、米国株式は足下調整していましたが、30日はこの結果を受け
曜日
日本
 特にございません。
て上昇したことを考慮すると、今後は次第に同国の堅調なファンダメ
ンタルズ(経済の基礎的条件)を反映し、底堅い展開になるとみてい
1月
ます。
30日
1月
31日
金
米国
 10-12月期 実質GDP(国内総生産)
前期比年率+3.2%(前回 同+4.1%)
 新規失業保険申請件数(1/25)
34.8万件(前回 32.9万件)
木
グローバル・マーケット・
ストラテジー・チーム
ストラテジスト
櫛木陽介
2008Q4
(出所)米商務省経済分析局のデータを基に三菱UFJ投信作成
したがいまして、今回の実質GDPの結果から、シャットダウンなどの
チーフストラテジスト
石金淳
個人消費支出
住宅投資
純輸出
実質GDP
-6
現れてきていることがうかがえます。その一方で、政府支出はマイナ
スに寄与しており、これは昨年10月の一部政府機関閉鎖(シャットダ
マイナスの影響を受けながらも、好調な個人消費やシェール革命の
実質GDP成長率と需要項目別寄与度の推移
(%)
8
 12月 失業率
 12月 PCE(個人消費支出)コア・デフレータ
 12月 全国消費者物価指数
 1月 シカゴ購買部協会景気指数
 12月 鉱工業生産
 12月 住宅着工件数
当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。当資料
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