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平成21年9月期 会社説明会(平成21年12月1日開催)
会社説明会 - 平成21年度中間期 - 平成21年12月1日 目 次 Ⅰ.平成21年度中間決算 Ⅱ.経営戦略 ○平成21年度中間決算・・・・・・・・ 1 ○中期経営計画の進捗状況・・・・・・12 ①損益の概要・・・・・・・・・・ 2 ○法人部門の取組み・・・・・・・・・13 ②コア業務純益の概要・・・・・・ 3 ○個人部門の取組み・・・・・・・・・15 ③預金等の概要・・・・・・・・・ 4 ④貸出金の概要・・・・・・・・・ 5 ⑤有価証券の概要・・・・・・・・ 6 ⑥不良債権処理の概要・・・・・・ 8 ⑦自己資本比率・・・・・・・・・ 9 ○平成21年度業績予想・・・・・・・・10 <資料編>・・・資1~資14 表紙Ⅰ Ⅰ.平成21年度中間決算 Ⅱ.経営戦略 1 平成21年度中間決算-①損益の概要 (単体:億円) 20年度 21年度 中間期 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 コア業務粗利益 資金利益 役務取引等利益 その他業務利益(※1) うち金融派生商品費用 経費 人件費 物件費 税金 コア業務純益 国債等債券損益 一般貸倒引当金繰入額 業務純益 臨時損益 うち株式等損益 うち不良債権処理額 うち退職給付費用 経常利益 特別損益 償却債権取立益 税引前中間純利益 中間純利益 23 信用コスト(※2) 中間期 前年 同期比 338 316 40 ▲17 19 263 135 110 17 75 ▲48 ▲21 48 ▲38 30 60 9 9 4 5 14 10 332 302 29 1 ▲0 251 132 105 12 81 29 ▲0 111 ▲46 ▲2 39 13 64 11 12 76 48 ▲5 ▲14 ▲10 +19 ▲19 ▲12 ▲2 ▲4 ▲5 +6 +77 +21 +63 ▲8 ▲32 ▲20 +3 +54 +6 +6 +61 +38 32 27 ▲5 ※1 国債等債券損益除く ※2(一般貸倒引当金繰入額+不良債権処理額)-償却債権取立益 <No10コア業務純益> ◆投資信託および生命保険の販売額低迷等により、役務取引 等利益が減少したものの、金融派生商品費用を含めた実質 的な資金利益※が5億円の増益となったことに加え、 経費が12億円減少したことからコア業務純益は81億円とな り、前年同期比6億円増加。 ※実質資金利益 (単位:億円) 資金利益 (実質資金利益) 預貸金利息 貸出金利息 預金等利息 市場部門利息 (実質市場部門利息) 有価証券利息 市場運用等利息 市場調達等利息 (金融派生商品費用) 20年度 中間期 316 (297) 207 268 61 109 (89) 117 8 16 19 21年度 中間期 前年同期比 302 (302) 216 262 45 85 (85) 91 1 7 ▲0 ▲14 (+5) +9 ▲6 ▲16 ▲23 (▲3) ▲25 ▲6 ▲8 ▲19 <No22中間純利益> ◆コア業務純益の増加に加え、有価証券関係損益が44億円 改善したことや、信用コストが5億円減少したこと等により、 中間純利益は48億円となり、前年同期比38億円増加。 有価証券関係損益・信用コストの内訳 (単位:億円) 有価証券関係損益 国債等債券損益 株式等損益 信用コスト 一般貸倒引当金繰入額 不良債権処理額 償却債権取立益 20年度 中間期 ▲18 ▲48 30 32 ▲21 60 5 21年度 中間期 前年同期比 26 29 ▲2 27 ▲0 39 12 +44 +77 ▲32 ▲5 +21 ▲20 +6 2 平成21年度中間決算-②コア業務純益の概要 利益増加要因 コア業務純益の増減要因 20年度中間期 利益減少要因 ①貸出金平残 2兆7,837億円 (前年同期比増減額 +1,204億円、増減率+4.5%) 75 コア業務純益 預貸金部門 +9億円 ①貸出金ボリューム 増加要因 +12 ②貸出金利回 ②貸出金利回 低下要因 ▲18 ③預金等平残 4兆1,481億円 (前年同期比増減額 +720億円、増減率+1.7%) ③預金等ボリューム ▲1 増加要因 ④預金等利回 ④預金等利回 低下要因 +17 ⑤有価証券ボリューム ▲7 減少要因 市場部門 ▲3億円 1.87%(前年同期比▲0.14%) 0.21%(前年同期比▲0.09%) ⑤有価証券平残 1兆4,701億円 (前年同期比増減額 ▲975億円、増減率▲6.2%) ⑥有価証券利回 ⑥有価証券利回 低下要因 ▲18 ⑦コールローン利息 ⑦市場運用等利益 ▲6 減少要因 等 +28 ⑨役務利益 減少要因 ⑩経費 減少要因 コア業務純益 前年同期比▲6億円 ⑧金融派生商品費用 前年同期比▲19億円 債券貸借取引支払利息 前年同期比 ▲5億円 等 ⑧市場調達費用 減少要因 21年度中間期 1.24%(前年同期比▲0.25%) ▲10 +12 81 ⑨投資信託販売額 83億円(前年同期比 ▲33億円) 生命保険販売額 186億円(前年同期比 ▲26億円) ⑩人件費 前年同期比 ▲2億円 物件費 前年同期比 ▲4億円 税 金 前年同期比 ▲5億円 →物件費・税金は、システム共同化関連費用の 減少が主な要因 3 平成21年度中間決算-③預金等の概要 部門別 部門別 預金等平残 預金等平残 府県別 府県別 預金等平残 預金等平残 ◆個人預金を中心に順調に増加したことから、21年度中間期 の預金等期中平残は、4兆1,481億円となり、 前年度比720億円増加。 (前年同期比) 増加額 +720億円 増減率 +1.7% 利回(%) 残高(億円) 45,000 40,760 41,481 1,421 1,837 1,215 1,869 1,190 1,832 6,146 5,934 6,125 40,753 0.50 (前年同期比) 増加額 ▲36億円 増減率 ▲1.9% ◆府県別預金等残高は、全ての地域において増加。 21年度中間期 奈良県内預金等期中平残=3兆3,356億円 (当行全体に占める奈良県内預金構成比=80%) 京都府(構成比7.3%) 3,037億円 (前年同期比+85億円) 大阪府(構成比5.0%) 2,063億円 (前年同期比+127億円) (前年同期比) 増加額 +191億円 増減率 +3.2% 0.30 0.27 奈良県(構成比80.4%) 3兆3,356億円 (前年同期比+460億円) 0.21 31,348 その他(構成比7.3%) 3,022億円 (前年同期比+47億円) 32,333 31,740 (前年同期比) 増加額 +592億円 増減率 +1.8% <平残> (単位:億円) 20/中間期 (期平) 比率 21/中間期 (期平) 比率 前年同期比 増減額 増減率 0 19/中間期 個人預金 譲渡性預金 20/中間期 21/中間期 法人預金 預金等利回 0.00 公金・金融 奈良県 32,896 80.7% 33,356 県外 7,864 19.3% 8,124 大阪府 1,936 4.8% 2,063 京都府 2,952 7.2% 3,037 和歌山県 1,648 4.0% 1,675 三重県 595 1.5% 610 兵庫県 0 731 1.8% 735 東京都 40,760 100.0% 41,481 合計 +460 +260 +127 +85 +27 +15 +0 +4 +720 +1.4 80.4% +3.3 19.6% +6.6 5.0% +2.9 7.3% +1.6 4.0% +2.5 1.5% - 0.0% +0.5 1.8% +1.8 100.0% 4 平成21年度中間決算-④貸出金の概要 部門別貸出金 部門別貸出金 期中平残 期中平残 府県別貸出金 府県別貸出金 期中平残 期中平残 ◆個人ローン・事業性融資ともに増加したことから、 21年度中間期の貸出金期中平残は、2兆7,837億円となり 前年度比1,204億円増加。 (前年同期比) 増加額 +1,204億円 増減率 +4.5% 平残(億円) 35,000 2.01 (億円) 10,000 利回(%) 2.1 2.01 大阪府(前年同期比) 増加額 +42億円 増減率 +1.7% <リーテイル事業性融資> 9,119 9,020 9,169 9,124 1,435 1,359 1,332 1,349 1,902 2,126 2,359 2,401 1.87 25,615 3,411 5,374 9,020 27,837 26,633 3,664 3,435 6,226 5,513 9,124 9,169 (前年同期比) 増加額 +228億円 増減率 +6.6% (前年同期比) 増加額 +713億円 増減率 +12.9% (前年同期比) 増加額 ▲44億円 増減率 ▲0.4% 5,781 5,533 5,477 5,373 18/中間期 19/中間期 20/中間期 21/中間期 0 7,809 8,514 0 (億円) 10,000 7,240 (前年同期比) 増加額 +307億円 増減率 +3.6% 0 19/中間期 20/中間期 21/中間期 個人ローン等 リーテイル事業性 地公公企体融資 貸出金利回り ホール事業性 大阪府(前年同期比) 増加額 +113億円 増減率 +7.0% <個人ローン等> 1,305 8,821 その他 大阪府 奈良県 7,808 1,375 8,514 8,821 1,497 1,558 1,616 1,730 951 1,270 4,983 5,162 5,399 5,532 18/中間期 19/中間期 20/中間期 21/中間期 その他 大阪府 奈良県 0 5 平成21年度中間決算-⑤有価証券の概要-1 ◆米国発の金融不安や世界経済の後退等に伴う金融市場の混乱により、20年度決算では有価証券損失額(国債等債券損益▲130億円、株式等損益 ▲173億円)を計上したが、当中間期は市場の回復に伴い含み益となった証券化商品(シンセティックCDO5銘柄)を売却し、25億円の売却益を計上。 ◆これにより、これまで債券損失処理の対象となってきた証券化商品(シンセティックCDO、CDO、キャピタルノート)の簿価は1億円に減少し、今後の損益に与える リスク要因を一掃。 有価証券関係損益の状況 (億円) 20年度 21年度 中間期 通期 中間期 前年同期比 1 有価証券関係損益 ▲18 ▲304 26 44 2 国債等債券損益 ▲48 ▲130 29 +77 3 売却益 27 44 33 +5 4 償還益 1 1 - ▲1 5 売却損 18 22 2 ▲16 6 償還損 58 115 1 ▲56 7 償却 1 38 0 ▲0 8 株式等損益 30 ▲173 ▲2 ▲32 9 売却益 51 51 1 ▲49 10 売却損 1 12 0 ▲1 11 償却 19 213 3 ▲15 有価証券評価損益の状況 No2 国債等債券損益 No3 売却益 No5 売却損 No8 株式等損益 No11償 却 (単位:億円) 29億円 33億円(シンセティックCDO 25億円、国債 2億円、地方債 4億円 等) 2億円(国債 0.4億円、地方債 1億円等) ▲2億円 3億円(30%以上下落による減損処理 3億円) 20/3末 銘柄 数 シンセティックCDO CDO キャピタルノート 合計 うちサブプラ組入商品 うちサブプラ含まない商品 簿価 10 143.3 2 5.7 9 14.8 21 163.9 10 16.1 11 147.8 20/9末 銘柄 数 9 0 9 18 8 10 簿価 75.7 0.0 6.7 82.4 10.4 72.0 (億円) 400 (億円) その他 195 229 ▲90 ▲168 0 155 ▲113 6 12 ▲187 ▲132 ▲169 80 12 103 ▲138 ▲261 ▲300 20/3末 20/9末 銘柄数 8 39.8 0 0.0 9 0.8 17 40.6 8 4.1 9 36.5 銘柄 数 簿価 ▲2 ▲104 ▲2 ▲6 0 ▲14 ▲4 ▲123 ▲2 ▲12 ▲2 ▲111 2 0 8 10 6 4 21/9末 21/3末比 簿価 銘柄数 1.4 0.0 0.1 1.5 1.5 0.0 ▲6 0 ▲1 ▲7 ▲2 ▲5 簿価 ▲38 0 ▲1 ▲39 ▲3 ▲37 <「その他債券」の内訳> 20/3末 簿価 債券 21/3末 20/3末比 簿価 ※21/9末のキャピタルノート8銘柄中、残存簿価があるのは4銘柄のみ(4銘柄は100%償却済) (単位:億円) 株式 銘柄 数 21/3末 21/9末 ※平成20年9月末以降、変動利付国債時価は「金融資産の時価の算定に関する取扱い」(企業 会計基準委員会実務対応報告書第25号)に基づき、合理的に算出された価格で算出 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 評価 損益 20/9末 簿価 評価 損益 21/3末 簿価 評価 損益 21/9末 簿価 21/3比 評価 損益 21/3比 その他債券 外国証券 国債 政府保証債等 事業債 うち金融機関債等 うち劣後債 その他外国証券 うちCMS引算型 うちCMS掛算型 うち円満債 3,846 ▲132 3,196 ▲187 2,825 ▲261 2,640 ▲185 ▲138 3,629 ▲117 3,022 ▲167 2,698 ▲251 2,487 ▲211 ▲133 556 ▲16 558 ▲16 280 4 262 ▲18 5 0 0 0 0 119 1 128 9 2 1,413 ▲29 1,326 ▲52 1,321 ▲77 1,188 ▲133 6 484 0 477 ▲17 526 ▲30 514 ▲12 ▲6 929 ▲29 849 ▲34 795 ▲47 674 ▲120 12 1,659 ▲71 1,137 ▲98 977 ▲179 909 ▲68 ▲148 270 ▲16 272 ▲33 200 ▲28 200 0 ▲16 310 ▲2 270 ▲7 270 ▲41 270 0 ▲26 550 ▲45 300 ▲42 300 ▲95 300 0 ▲85 うち元本確保型インデックス連動債 120 ▲7 121 ▲11 119 ▲14 117 ▲2 ▲19 うち証券化商品 226 0 115 ▲2 70 0 4 ▲65 0 その他証券・外国株式・信託受益権 216 ▲14 172 ▲19 126 ▲9 152 25 ▲4 ----大手邦銀が発行する期限付および永久劣後債 劣後債 ----クーポンが長短金利差に連動する変動金利債(例:20年スワップ金利-2年スワップ金利+α) CMS引算型 ----クーポンが長期金利に連動する変動金利債(例:20年スワップ金利×α) CMS掛算型 ----日経平均株価の水準によって、早期償還の判定が行われ、翌6ヶ月間のクーポンが決定される債券 円満債 元本確保型 償還時の投資元本100%が確保される仕組みで、クーポン・償還時の運用収益がインデックスやファンド等の ---インデックス連動債 運用成績に連動する債券 123 118 1 1 83 24 59 31 11 14 10 ▲4 0 5 6 平成21年度中間決算-⑤有価証券の概要-2 21年度下期にかけての運用環境 運用スタンス ○世界的に景気は最悪期を脱し、徐々に持ち直す展開へ ・世界各国による金融緩和(日米欧の政策金利は据え置き)や 財政政策の効果持続 ・年度後半から米国、日本、欧州の順で景気持ち直しの動きを 見込むが、回復力は弱い <21年度上期> ◆国内債については、ラダー型ポートフォリオの構築に取り組むとともに、 景気の底入れに先行する動きを見込み、日米株式を増額 <21年度下期> ◆国内債は引き続きラダー型ポートフォリオの構築に取り組むとともに、 景気持ち直しの動きを見込み、日米株式を増額 政策金利に利下げ余地がない円貨債券を減額し、中長期金利の上昇により 資金利益率が高まった外貨債券(国債・政保債中心)を増額 有価証券残高の推移 ラダー型ポートフォリオ構築への取組み ◆21年9月末有価証券残高 国債(国内) 地方債 その他国内債 外国証券(株式除く) 内外株式 その他証券 (億円) 15,498 16,000 185 873 3,629 1,443 2,810 6,556 0 1兆4,379億円(20/3末比 ▲55億円) 内外株式 14,716 14,434 14,379 21/3比 +34億円 143 97 121 841 712 747 3,022 2,698 1,311 816 2,435 6,961 2,288 7,821 2,487 外国証券 696 2,184 21/3比 ▲211億円 地方債 21/3比 ▲103億円 8,141 国債(国内債) 20/3末 20/9末 21/3末 21/9末 ※簿価ベースの残高(評価損益除く) 21/3比 +320億円 21年度下期投資計画 <内外株式> ・日本株は大型銘柄を中心に投資し、流動性 の高いポートフォリオを構築 ・外国株は外国株価指数に連動する投信に 投資 <外国証券> ・外貨建の中短期国債・政保債を中心に投資 ・ただし、国内企業発行の社債やメガバンクの 期限付劣後債等で割安なものについては 投資を行い、運用利回りアップを図る。 <国債(国内債)・地方債> ・国債を中心としたラダー型ポートフォリオを構築 ・本格的な景気回復局面までは信用リスクを 抑制し、国債など低リスク資産を中心に 運用。仕組債残高は信用リスクや流動性等 の観点から減額 (目的)・安定した収益基盤の確立 ・金利リスクの期間分散と各年度再投資額の平均化 (投資タイミングの分散) (億円) 1,700 0 1年前(20/9末)の国内債(変動国債除く) 資金満期ラダー 国債 地方債 その他国内債 1年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年 以内 以内 以内 以内 以内 以内 以内 以内 以内 以内 21/9末の国内債(変動国債除く)資金満期ラダー (億円) 1,700 国債 地方債 その他国内債 0 1年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年 以内 以内 以内 以内 以内 以内 以内 以内 以内 以内 7 平成21年度中間決算-⑥不良債権処理の概要 信用コストの推移 「大阪府」倒産件数推移 倒産金額 倒産件数 金額(億円) 4,000 コア業務純益 信用コスト 与信費用比率 (%) (億円) 300 209 171 0.80 0.69 0.62 0.53 205 205 0 177 154 161 0.31 129 156 ▲0.17 0 75 (中間期) 81 ▲50 17年度 18年度 400 20年度 一般貸引繰入 21年度 (予想) (億円) 140 地域別不良債権処理額の推移 135 大阪府 31 32 30 23 69 207 51 46 28 111 106 33 30 42 20 29 ▲2 ▲71 117 ▲22 ▲10 27 39 ▲0 ▲12 ▲13 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度 中間期 46 0 ▲40 17 6 1,388 279 31 26 15 15 14 11 979 ▲32 18年度 19年度 20年度 21年度 中間期 危険債権 不良債権比率 (%) 5.50 (億円) 5.46 2,000 61 159 ▲44 ▲100 件数(件) 50 19年 20年 21年 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 第1Q 第2Q 奈良県 その他 224 ▲81 119 0 300 倒産件数 破産更生債権等 要管理債権 84 ▲15 1,082 40 31 27 34 ▲9 ▲9 倒産金額 45 償却債権取立益 154 0 1,705 金融再生法開示債権額・比率の推移 177 173 2,405 35 信用コストの内訳 不良債権処理額 (億円) 250 129 1,368 1,653 1,712 1,570 1,395 金額(億円) 0.00 ▲0.30 ▲44 19年度 463 400 19年 20年 21年 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 第1Q 第2Q (中間期) 32 891 件数(件) 600 466 40 (中間期)48 (中間期) 769 475 473 470 431 「奈良県」倒産件数推移 0.17 84 16年度 441 543 518 0 129 4.34 4.44 1,135 1,193 315 314 3.86 3.32 962 3.28 921 343 259 215 644 607 564 66 95 141 1,054 664 782 155 96 17/3末 18/3末 19/3末 20/3末 21/3末 21/9末 0.00 8 平成21年度中間決算-⑦自己資本比率 自己資本比率 自己資本比率 ・21年9月末 自己資本比率=10.33% (21年3月末比 +0.51%) 自己資本額 自己資本比率 TierⅠ比率 = 8.85% (21年3月末比 +0.47%) TierⅠ TierⅠ比率 (%) 12.00 (億円) 4,000 10.93 9.70 9.39 (単位:億円、%) 10.53 10.57 9.82 9.17 9.17 8.38 8.16 2,256 2,197 2,012 2,150 2,019 10.33 8.85 8.00 2,059 4.00 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1,692 1,938 1,912 1,865 1,723 1,763 TierⅠ(基本的項目) うち優先出資証券 TierⅡ(補完的項目) 一般貸倒引当金 負債性資本調達手段等 控除項目 自己資本額 リスクアセット 信用リスクアセット オペレーショナルリスク相当額 自己資本比率 11 (No7÷No8×100) TierⅠ比率 12 (No1÷No8×100) 18/3期 19/3期 20/3期 20/9期 21/3期 21/9期 21/3比 1,692 1,938 1,912 1,865 1,723 1,763 +40 200 200 200 200 200 +0 321 328 330 327 328 324 ▲3 121 128 130 127 128 124 ▲3 200 200 200 200 200 200 +0 0 10 45 42 32 28 ▲3 2,012 2,256 2,197 2,150 2,019 2,059 +40 20,736 20,637 20,848 20,324 20,556 19,926 ▲629 20,736 19,416 19,604 19,061 19,310 18,683 ▲626 - 1,221 1,244 1,263 1,245 1,242 ▲2 9.70 10.93 10.53 10.57 9.82 10.33 +0.51 8.16 9.39 9.17 9.17 8.38 8.85 +0.47 0.00 0 18/3期 19/3期 20/3期 20/9期 21/3期 21/9期 ※19/3末よりバーゼルⅡの標準的手法により算出。リスクアセットについては、 「信用リスク=標準的手法」、 「オペレーショナルリスク=基礎的手法」により算出 21/3期以降、変動国債評価損益は理論価格により算出 <銀行勘定の金利リスク(21年9月末)> ■99パーセンタイル方式 ・金利リスク量 230億円 ・アウトライヤー比率 11.0% ※21年9月末より、要求払い預金にコア預金内部モデルを導入。 9 平成21年度業績予想 (単体:億円) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 コア業務粗利益 資金利益 役務取引等利益 その他業務利益(※1) うち金融派生商品費用 経費 人件費 物件費 税金 コア業務純益 国債等債券損益 一般貸倒引当金繰入額 業務純益 臨時損益 うち株式等損益 うち不良債権処理額 うち退職給付費用 経常利益 特別損益 償却債権取立益 貸倒引当金戻入益 税引前当期純利益 当期純利益 24 信用コスト(※2) 1株あたり年間配当金 20年度 21年度 通期 通期 (予想) 663 659 630 594 63 61 ▲30 4 33 ▲1 502 503 262 263 215 220 24 20 161 156 ▲130 28 - ▲6 30 190 ▲306 ▲85 ▲173 ▲3 114 70 19 26 ▲275 105 27 16 10 16 18 - ▲248 121 ▲223 75 84 48 6.0円 6.0円 ※1 国債等債券損益除く 前年度比 ▲4 ▲36 ▲2 +34 ▲34 +0 +0 +4 ▲4 ▲5 +158 ▲6 +159 +221 +170 ▲44 +6 +380 ▲11 +5 ▲18 +369 +298 ▲36 21年度 通期 当初予想 <No10 コア業務純益> ◆貸出金のボリュームアップおよび預金等利回りの低下により、 預貸金部門の利息は増加するものの、市場部門の利息が減少 することから、金融派生商品費用を含めた実質的な資金利益 は、前年度比1億円の減少を見込む。また、役務取引等利益 についても前年度比2億円の減少を見込むこととから、 「コア業務純益」は20年度比5億円減少の156億円となる見通し。 <実質資金利益> (単位:億円) (157) (160) (90) 資金利益 (実質資金利益) 預貸金利息 貸出金利息 預金等利息 市場部門利息 (実質市場部門利息) 有価証券利息 市場運用等利息 市場調達等利息 (金融派生商品費用) (48) (6.0円) 630 (596) 427 539 111 202 (168) 219 12 29 33 21年度 予想 594 (595) 431 516 85 162 (164) 176 2 16 ▲1 前年度比 ▲36 (▲1) +3 ▲22 ▲25 ▲39 (▲4) ▲43 ▲9 ▲13 ▲34 <No23 当期純利益> ◆有価証券関係損益が大幅に改善することに加え、信用コスト の減少を見込むことから、 「当期純利益」は、20年度比298億円改善し、75億円となる 見通し。 (単位:億円) (60) 20年度 有価証券関係損益 国債等債券損益 株式等損益 信用コスト 一般貸倒引当金繰入額 不良債権処理額 貸倒引当金取崩益 償却債権取立益 20年度 ▲304 ▲130 ▲173 84 - 114 18 10 21年度 予想 24 28 ▲3 48 ▲6 70 - 16 前年度比 +329 +158 +170 ▲36 ▲6 ▲44 ▲18 +5 ※2(一般貸倒引当金繰入額+不良債権処理額)-償却債権取立益 10 表紙Ⅰ Ⅰ.平成21年度中間決算 Ⅱ.経営戦略 11 中期経営計画の進捗状況 中期経営計画 「モア・バリュー “NANTO”」 ◇さらなる企業価値向上に向けて、営業基盤の拡充 とリスクマネジメントの高度化に取組む。 (平成20年4月~平成23年3月) 【重点戦略】 【基本方針(要約)】 1.収益力の強化とリスク管理の高度化 2.行員・組織の活性化 3.地域経済の活性化 4.CSRの推進 【計数目標】 19年度 (実績) 項 目 ①コア業務純益 ②当期純利益 ③貸出金残高 【経営指標】 収益性 ①ROE 効率性 ②OHR 健全性 193億円 50億円 2.69兆円 ③自己資本比率 ④不良債権比率 2.70% 70.83% 10.53% 3.86% Ⅰ.地域・部門別 営業力の強化 「モア・バリューNANTO」 20年度 21年度 (実績) (業績予想) 中計比 中計比 161億円 ▲13億円 156億円 ▲60億円 ▲223億円 ▲295億円 75億円 ▲19億円 2.86兆円 0.07兆円 2.83兆円 ▲0.06兆円 ― 75.67% 9.82% 3.32% ― 1.22% ▲0.93% ▲0.32% <金利シナリオ> (%) 20年度 4.80% 76.25% 10.40% 3.11% +0.30% +6.31% ▲0.30% +0.06% 無担保コール翌日物 0.10 2.175 0.65 0.79 1.19 1.66 1.51 2.23 ▲0.40 0.10 ▲0.65 0.10 ▲0.65 ▲0.200 2.175 ▲0.200 2.175 ▲0.450 ▲0.25 ▲0.51 ▲1.61 ▲1.44 ▲2.79 ▲1.97 Ⅲ.人材マネジメントの強化 Ⅳ.CSRの 推進 21年度 21/3末 21/9末 22/3末 (実績) 中計比 (実績) 中計比 (予想) 中計比 日 短プラ 本 TIBOR3ヶ月 国債5年 米 LIBOR3ヶ月 国 米国債5年 欧 LIBOR3ヶ月 州 独国債5年 Ⅱ.内部管理態勢の 充実・高度化 0.54 0.59 0.29 2.31 0.71 2.40 ▲0.46 ▲0.81 ▲2.91 ▲1.09 ▲3.59 ▲2.00 0.60 0.80 0.90 2.70 0.90 2.50 【諸施策】 ▲0.50 ▲0.70 ▲2.60 ▲1.00 ▲3.40 ▲1.90 12 法人部門の取組み①(大阪戦略) <当行の成長シナリオ> ◇重点戦略地域 ・重点戦略地域である大阪府などにおいて、営業拠点の充実・強化に取組み、事業性融資・個人ローンの増強を図る。 ◇奈良県を中心とした既存エリア ・顧客セグメントを細分化し、より戦略的な営業活動を展開し、預かり資産・個人ローンの推進を図る。 兵庫県 尼崎支店 尼崎法人営業室 (H21年9月新設) (H19年10月新設) 大阪中央営業部 (H20年6月新設) 大阪府 京都府 新大阪 大阪府貸出金残高推移 5,676 大阪府貸出金残高は、 7年間で約2倍に! 5,000 大阪東 石切 吉田 3,594 奈良県 3,789 3,192 3,000 14/9 堺 羽曳野 5,298 4,105 4,000 八尾 大阪南法人営業室 (H20年11月新設) 大阪西法人営業室 (H20年11月新設) 5,856 4,697 大東 大阪北大阪市 大阪 (億円) 6,000 (億円) 15/9 16/9 17/9 18/9 19/9 20/9 21/9 大阪府下新設店舗の貸出金残高推移 1,788 1,832 2,000 1,554 1,159 泉佐野 河内長野 710 498 142 277 0 =H14以降の新設店 和歌山県 14/9 15/9 16/9 17/9 18/9 19/9 20/9 21/9 13 法人部門の取組み②(営業推進体制) チャネル お取引先 ( 法人営業室 )内計数はリーテイル純一般融資平残 大 法人アタック先 (5,283億円) 規 模 法人ソリューションチーム 営業店 支店長 法人推進専任担当者 準アタック先 (874億円) 元気企業サポート室 地区担当者 ASIA業務グループ マス法人・事業所 (2,965億円) 小 小 大 企業サポート室 ビジネスセンター 貸出金残高 法人アタック先の残高推移 期中平残 5,500 5,301 5,283 (億円) 5,028 5,000 4,500 4,760 4,000 3,961 ■平成13年10月、企業サポート室を設置(6名) ■平成13年10月、企業サポート室を設置(6名) ビジネスマッチング 創業・新事業支援 海外進出支援 3,722 19/下 ■営業店・本部間の連携により、お客さまの問題解決 ■営業店・本部間の連携により、お客さまの問題解決 に向けた営業を展開 に向けた営業を展開 事業承継・M&A 4,282 4,277 4,336 4,500 19/上 経営改善支援 (先) 5,077 5,000 4,000 ソリューション営業 先数 3,500 20/上 20/下 <第7回 元気企業ビジネスフェア> ■開催時期:20年10月 ■出展企業:109社 ■来場者数:約4,300人 ■商談件数:576件 <食の商談会> 第1回:平成20年1月開催 ◎近畿地銀では初の試み!! ◎近畿財務局より優れた取組として顕彰 <第2回の概要> ■開催実施:20年11月 ■出展企業:96社 ■来場者数:950人 ■商談件数:約1,500件 <主なサポート内容> ■財務改善、資金繰り、事業計画等のサポート ■経営改善計画の作成、推進・管理のサポート ■公的機関との連携によるサポート体制の充実 経営改善支 援取組み先 18年度 222 19年度 155 20年度 220 21年上期 126 時期 ランク アップ先 43 34 52 19 ランク アップ率 19.4% 21.9% 23.6% 15.1% (食の商談会) 21/上 14 個人部門の取組み①(営業推進体制) 顧客セグメント セグメント別戦略 主な商品・チャネル 本部 商品 ・ ・ ・ ・ ・ マス層 151万9千世帯 ■ポイントサークルを切り口とした 個人取引基盤の拡充 ■ライフステージに応じた 個人ローンの推進 ※下段世帯数はターゲット先数 (21/9末) <世帯取引 金額階層別状況>(21/9末) 世帯数 21/3比 増減 (世帯) 1億円以上 1,502 +44 3千万円以上 17,700 +576 世帯数合計 19,202 +620 1億円以上 3千万円以上 世帯数合計 個人預かり資産 残高 21/3比 (億円) 増減 2,740 +59 8,187 +274 10,927 +333 (※個人預かり資産=預金+公共債+投資信託+生命保険) 住宅ローン センター (8か所) 店 世帯 金融資産 小 FA室 (2か所) 業 7万9千世帯 営 ミドル層 私募仕組債 2万6千世帯 ■顧客ニーズに応じたコン サルティング営業の展開 による預金・預かり資産 の増強 事業債(社債)、公募仕組債 富裕層(SS先) 外国債券・一時払終身医療・介護保険、一時払終身保険 6千世帯 ■本部と営業店の協働による 高度かつ多様な顧客ニーズへ の対応力強化 外貨預金・投資信託・個人年金保険 超富裕層(SP先) 預金 公共債 給振 年金 クレジットカード ポイントサークル 世帯 金融資産 大 132か店 テレフォンセンタ- (1か所) FA室の獲得実績 京都府 (15か店) 兵庫県 (1か店) 販売額(億円) 100 生命保険販売額 証券仲介販売額 手数料 (20年11月) 三重県 (3か店) 販売額合計 奈良県 (92か店) 40 大阪府 (13か店) 和歌山県 (7か店) (21年10月) 預かり資産増強策 として女性渉外を 営業店に10名配置 拠点拡充 および 人員増強 手数料(百万円) 400 80 68 175 190 200 27 12 77 40 72 0 0 19/下 20/上 20/下 21/上 21/下 (計画) 15 個人部門の取組み②(ポイントサークルの推進) ステージアップ率 <ポイント制度を活用した取引基盤の強化> ■ポイントサークル(=ポイント制度)を主力サービスと 位置づけ、個人顧客との取引基盤の強化に取組む。 DMヒット先と未反応先の ステージアップ率 DMヒット先 (61千先) ■ポイントサークル入会促進施策の実施 ・未加入者に入会促進DMを送付。 〔実施時期〕20年12月 〔送付先数〕319千先 〔加入先数〕61千先(ヒット率19.3%) DMヒット先のアップ率は 未反応先の約4倍 7.0% 未反応先 (257千先) 1.7% 0.0% 5.0% 10.0% ※DMヒット先と未反応先の21/9末と20/9末のステージを 比較してステージアップした顧客の割合を比較 ポイントサークルのステージ DMヒット先(61千先) 1,800 (億円) 前年同期比 増加率+5.5% 7,200 (億円) 未反応先(257千先) 前年同期比 増加率+0.7% 7,133 1,727 優遇サービス 定期性預金残高 大 ステージ3 ステージ2 ステージ1 大 7,100 1,700 取引深耕度合い 7,084 主な基盤項目 1,638 <DMヒット先(61千先)> 基盤項目 クレジットカード契約先 貸金庫・セーフティーケース 1,600 7,000 20/9末 21/9末 ダイレクトバンキング 20/9末 (先) 20/上 11,807 1,866 4,620 21/上 12,490 2,202 6,611 増減 683 336 1,991 21/9末 16 個人部門の取組み③(個人ローンの増強) <個人ローンの推進> ■住宅関連業者との関係強化 ・住宅ローンセンター(8か店) と営業店との連携強化 ■借換推進の強化 ■くらし応援キャンペーンの実施 ■不動産活用ローンの推進 ■顧客属性(スコア)ランクの低い先の抑制 量と質のバランス のとれた個人ローン推進 個人ローン残高等の推移 (億円) 8,000 7,000 7,823 7,598 1,306 29.9 1,331 28.7 1,221 8,871 35.0 31.4 30.4 31.2 7,453 7,251 6,974 7,500 7,655 25.0 4,000 19/3 19/9 20/3 20/9 借換 600 奈良県住宅着工戸数 6,000 5,315 69 156 4,121 4,474 87 奈良県 532 630 20.0 22/3(計画) 21/9 A~Eランク F・Gランク 6.9% 19.4% G 80% 3,655 120 593 100% (戸) 42 300 21/3 新規実行における顧客属性ランク別構成 住宅ローン実行額 4,662 40.0 1,215 6,266 新規 (%) 30.0 6,517 京都府 大阪府 1,256 31.7 30.7 8,721 8,710 1,272 1,294 6,000 (億円) =住宅ローン推進専担者配置店 ・大阪府 9か所 ・京都府 1か所 ・和歌山県1か所 個人ローン比率 8,524 8,269 900 =住宅ローンセンター ・奈良県 7か所 ・大阪府 1か所 消費者ローン 9,000 5,000 <住宅ローン管理チームの設置> ■審査部内に住宅ローン管理チームを 設置し、延滞管理を強化 ■休日相談窓口の設置 ■柔軟な条件変更対応 住宅ローン A~Eランクは +12.5%増加 4,000 3,020 104 ラ ン ク 60% 40% 93.1% 2,000 534 80.6% 412 20% 299 A 和歌山県 0 0 18下 19上 19下 20上 20下 21上 0% 優良 19上 19下 20上 20下 ※当行独自のスコアリングモデル 21上 17 資料編 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ プロフィール 営業基盤の概要 奈良県内シェア マーケットの特徴 鉱工業生産指数 企業倒産・雇用情勢 奈良県の人口・世帯数および住宅着工件数 投信・保険の販売状況 各種利回りの推移 業種別貸出割合の推移 債務者区分の遷移 CSRの推進 CS向上に向けた取組み 資-1 資-2 資-3 資-4 資-5 資-6 資-7 資-8 資-9 資-10 資-11 資-12 資-14 プロフィール (平成21年9月末) 1.創立 昭和9年6月1日 2.本店所在地 奈良市橋本町16 3.資本金 292億49百万円 4.従業員数 2,803人 5.拠点数 国内/132 海外/2(香港・上海駐在員事務所) 6.総資産額 4兆4,867億円 7.預金残高 4兆 8.貸出金残高 2兆7,783億円 9.自己資本比率 単体10.33% 66億円 連結10.57% (当行本店) 資-1 営業基盤の概要 ●営業拠点数:奈良県92か店、大阪府13か店、兵庫県1か店、 京都府15か店、和歌山県7か店、三重県3か店、東京1か店 京都府 (15か店) 兵庫県 (1か店) 奈良県中心部から 大阪市内へは30分程度 近鉄奈良~阪神尼崎 電車で約50分 7 3,052 1,972 61 関西文化学術研究都市 ・人口 約23万人(計画41万人) ・面積 約1500ha ・立地施設数 約100 三重県 (3か店) 大阪府 (13か店) (単位:億円 21年9月末) 5,856 預金残高 貸出金残高 2,122 611 267 奈良県 (92か店) 32,490 和歌山県 (7か店) 1,689 754 15,160 東京都 (1か店) 92 3,710 ■ = 当行有人店舗 (21年9月末) 資-2 奈良県内シェア 奈良県内の預金・貸出金シェア 奈良県内の預金・貸出金シェア 約50%を堅持 約50%を堅持 21年9月末シェア 21年9月末シェア 預金:47.8%、貸出金:49.5% 預金:47.8%、貸出金:49.5% <預金シェア> <貸出金シェア> 信託 地銀 信託 4.1% 4.2% 信金 16.0% 0.1% 地銀 信金 6.9% 12.9% 当行 47.8% 都銀 30.3% 都銀 27.7% 52.0 (%) 49.0 当行シェアの推移 50.0 49.6 46.0 49.8 49.2 当行 49.5% 金融機関店舗数 50.1 49.7 49.5 92 当行 48 信金 48.9 預金シェア 47.8 47.8 貸出金シェア 33 メガバンク 19 地銀・第二地銀 43.0 信託 40.0 17/9 18/9 19/9 20/9 21/9 ※普通銀行、信託銀行、県内信用金庫合計(農協、郵貯除く) 2 0 20 40 60 80 (店) 100 ※農協、郵貯除く 資-3 マーケットの特徴 ■大阪府の貸出金マーケットは奈良県の約14倍。 ■奈良県は個人の個人富裕層が多く居住する典型的な個人マーケット。 ■奈良県中心部から大阪市内へは30分程度で、奈良県の県外就業率は29.32%で全国第一位。 うち大阪府への県外就業率が約9割を占める。 № 指標項目 奈良県 大阪府 全国 順位 1 人口 (人) 1,404千 29位 出所 全国 順位 8,806千 3位 H20 国勢調査 2 民営事業所数 (事業所) 48千 40位 3 新設着工住宅戸数 (戸) 8千 30位 4 預貯金残高 (億円) 10兆4千 22位 79兆9千 2位 金融ジャーナル金融マップ2009年版 5 貸出金残高 (億円) 3兆2千 30位 45兆9千 2位 金融ジャーナル金融マップ2009年版 6 1人あたり個人預貯金残高 (円) 5,891千 6位 6,004千 5位 H19 金融広報中央委員会 7 1世帯あたり新聞頒布数 (部) 1.37 1位 8 千人当たり海外渡航者数 (人) 163.58 4位 156.07 6位 9 千 世 帯 あ たり ピ ア ノ 所 有 台 数 (台) 353 2位 256 33位 10 県外就業率 (%) 29.32 1位 421千 2位 H18 事業所・企業統計調査報告 兵庫県 (1か店) 京都府 (15か店) 76千 4位 H20 国土交通省 0.99 32位 H19 日本新聞協会 三重県 (3か店) 大阪府 (13か店) H18 出入国管理統計年報 奈良県 H16 全国消費実態調査報告 5.11 15位 H17 国勢調査報告 (92か店) 和歌山県 (7か店) ■=当行有人店舗 (平成21年9月末) <当行の成長シナリオ> ◇重点戦略地域 ・重点戦略地域である大阪府などにおいて、営業拠点の充実・強化に取組み、事業性融資・個人ローンの増強を図る。 ◇奈良県を中心とした既存エリア ・顧客セグメントを細分化し、より戦略的な営業活動を展開し、預かり資産・個人ローンの推進を図る。 資-4 鉱工業生産指数 <奈良県の鉱工業生産指数> ◆生産は全国・近畿と比べ依然として低い水準が続いている 130 全国生産指数 近畿生産指数 奈良県生産指数 全国在庫指数 近畿在庫指数 奈良県在庫指数 (H17=100) 120 110 100.8 100 95 93.1 86.1 90 80 82.6 70 74.4 60 20/8 20/9 20/10 20/11 20/12 21/1 21/2 21/3 (出所:奈良県・経済産業省) 21/4 21/5 21/6 21/7 資-5 企業倒産・雇用情勢 ◆企業倒産 ◆企業倒産 ・平成21年(1~9月)の奈良県の倒産件数は100件(前年同期比 ・平成21年(1~9月)の奈良県の倒産件数は100件(前年同期比 +2件)倒産金額178億円(前年同期▲47億円)となっており、 +2件)倒産金額178億円(前年同期▲47億円)となっており、 小口の倒産が発生している。 小口の倒産が発生している。 奈良県企業倒産・負債額 金額(億円) 1,000 倒産金額 倒産件数 800 200 133 134 600 73 400 件数(件) 150 0.90 0.80 258 235 50 178 0.88 全国平均 近畿 0.83 100 438 有効求人倍率 有効求人倍率 1.00 100 660 46 200 ◆雇用情勢 ◆雇用情勢 ・足元の奈良県内の有効求人倍率は全国を上回るも ・足元の奈良県内の有効求人倍率は全国を上回るも のの、依然として低い水準。 のの、依然として低い水準。 ・奈良県の有効求人倍率(21年9月) ・奈良県の有効求人倍率(21年9月) ⇒ ⇒ 0.46倍、前年同月比0.26ポイント低下。 0.46倍、前年同月比0.26ポイント低下。 奈良県 大阪府 0.82 0.72 0.70 0 0 17年 18年 倒産金額 倒産件数 12,220 989 5,000 20年 大阪府企業倒産・負債額 金額(億円) 15,000 10,000 19年 1,814 1,700 21年 (1月~9月) 件数(件) 2,000 0.50 0.46 1,524 1,500 1,228 6,329 4,834 0.60 0.40 1,000 5,191 4,130 0.45 0.43 0.30 500 20/9 20/11 21/1 21/3 21/5 21/7 21/9 〔出所:厚生労働省、奈良労働局〕 0 0 17年 18年 19年 20年 〔出所:帝国データバンク〕 21年 (1月~9月) 資-6 奈良県の人口・世帯数および住宅着工件数 ◆奈良県の人口(平成21年)=140万人、世帯数56万世帯 ◆奈良県の人口(平成21年)=140万人、世帯数56万世帯 ・人口は減少傾向にあるものの、世帯数は核家族化により ・人口は減少傾向にあるものの、世帯数は核家族化により 増加傾向にある 増加傾向にある <奈良県の人口・世帯数の推移> 1,460 (千人) 人口 ◆奈良県の住宅着工件数(21/上期)=3,020件(前年同期比▲32.5%) ◆奈良県の住宅着工件数(21/上期)=3,020件(前年同期比▲32.5%) ・19年上期以降減少基調にあり、21年上期は前年同期比32.5%減少 ・19年上期以降減少基調にあり、21年上期は前年同期比32.5%減少 となり、マイナス幅は拡大している。 となり、マイナス幅は拡大している。 600 件数(件) 6,000 (千世帯) 世帯数 5,315 4,662 561 1,440 前年同期比 増減率(%) +50.0 奈良県住宅着工件数 4,121 4,474 3,655 +17.4 3,020 ▲4.0 ▲12.1 1,420 +0.0 ▲11.3 ▲22.5 ▲32.5 1,401 1,400 0 ▲50.0 18/下期 19/上期 19/下期 20/上期 20/下期 21/上期 1,383 1,380 前年同期比 増減率(%) +50.0 大阪府住宅着工件数 件数(件) 60,000 51,752 432 36,539 +7.7 1,360 36,519 39,020 +6.832,477 25,631 ▲11.1 +0.0 ▲18.8 1,340 ▲29.4 400 H2 H5 H10 H15 H20H21 ▲34.3 0 〔出所:奈良県統計課〕 ▲50.0 18/下期 19/上期 19/下期 20/上期 20/下期 21/上期 資-7 投信・保険の販売状況 100 (億円) (億円) 役務取引等利益 投信手数料 生保手数料 78 78 役務利益 61 63 50 0 42 44 17 19 25 24 18年度 19年度 33 16 18 14 15 20年度 21年度(計画) ◆生命保険販売額(月別推移) ◆投資信託販売額(月別推移) (億円) (億円) 25 31 80 20年上期 116億円 20年下期 57億円 20 21年上期 83億円 20年上期 212億円 20年下期 82億円 60 21年下期 計画 200億円 15 21年上期 186億円 21年下期 計画 285億円 40 10 20 5 0 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月1月 2月 3月 20年 21年 22年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月1月 2月 3月 20年 21年 22年 資-8 各種利回りの推移 預貸金利回り 有価証券利回り 貸出金利回 2.50 預金等利回 預貸単純利鞘 (%) 1.98 2.03 2.01 1.97 2.00 1.76 1.73 1.75 1.50 有価証券利回 4.00 (%) 1.86 3.64 3.48 3.55 3.50 1.87 1.83 3.00 国内部門 国際部門 3.34 2.92 2.95 2.88 2.55 1.72 1.69 1.68 1.69 1.72 1.76 1.72 1.73 1.66 1.64 2.50 2.00 1.00 2.13 2.08 2.05 1.93 1.76 1.62 1.56 1.49 1.50 1.00 0.50 0.18 0.27 0.28 0.30 0.24 0.21 0.19 18/下期 19/上期 1.35 1.82 1.24 1.17 1.19 1.09 1.15 1.11 1.09 1.09 1.10 1.09 1.04 17/下期 18/上期 0.94 0.50 0.04 0.04 0.07 0.00 0.00 17/上期 17/下期 18/上期 19/下期 20/上期 20/下期 21/上期 21/下期 (計画) 17/上期 18/下期 19/上期 19/下期 20/上期 20/下期 21/上期 21/下期 (計画) 資-9 業種別貸出割合の推移 業種別貸出残高の推移 業種別貸出割合の推移 20/9末 (億円) 21/3末 21/9末 (%) 20/9末 21/3末 20/9比 20/9比 合計 製造業 農業・林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売・小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス業 地方公共団体 個人その他 26,927 28,677 +1,749 4,401 5,000 +598 93 100 +7 35 32 ▲2 181 230 +48 1,149 1,244 +95 67 120 +52 160 155 ▲4 767 784 +16 2,790 3,013 +222 1,458 1,473 +14 2,138 2,205 +67 2,495 2,578 +83 3,081 3,508 +426 8,105 8,227 +122 21/9末 27,783 4,926 52 30 64 1,146 97 194 789 2,940 1,329 3,137 1,592 3,278 8,201 合計 製造業 農業・林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売・小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス業 地方公共団体 個人その他 100.0 16.3 0.3 0.1 0.7 4.3 0.2 0.6 2.8 10.4 5.4 7.9 9.3 11.4 30.1 100.0 17.4 0.3 0.1 0.8 4.3 0.4 0.5 2.7 10.5 5.1 7.7 9.0 12.2 28.7 +0.0 +1.1 +0.0 ▲0.0 +0.1 +0.1 +0.2 ▲0.1 ▲0.1 +0.1 ▲0.3 ▲0.3 ▲0.3 +0.8 ▲1.4 100.0 17.7 0.2 0.1 0.2 4.1 0.3 0.7 2.8 10.6 4.8 11.3 5.7 11.8 29.5 ※日本標準産業分類の改訂(平成19年11月)に伴い、当中間期から業種の表示を一部変更しています。 資-10 債務者区分の遷移 <21年9月末> <21年9月末> ◆貸出金等総与信額 ◆貸出金等総与信額 ◆正常先債権額 ◆正常先債権額 ◆要注意・要管理債権額 ◆要注意・要管理債権額 ◆危険債権以下 ◆危険債権以下 (対象:貸出金等 与信関連債権) 1 2 3 4 5 6 7 正常先 要注意先 要管理先 危険債権 破綻更生等債権 新規 合計 2兆8,059億円(21/3比 2兆8,059億円(21/3比 ▲927億円) ▲927億円) 2兆5,192億円( 2兆5,192億円( 〃 〃 ▲897億円) ▲897億円) 2,161億円( 2,161億円( 〃 〃 705億円( 705億円( 〃 〃 当初残高 (21/3末) a 26,090 1,832 360 607 95 0 28,986 正常先 b 24,539 112 4 0 0 536 25,192 ▲31億円) ▲31億円) +2億円) +2億円) 21/9末 要注意先 要管理先 危険債権 破綻更生 回収・ 等債権 償却等 g c d e f 235 68 19 23 1,203 1,473 29 76 5 134 88 218 24 4 20 43 0 440 65 57 1 0 3 41 49 1 0 0 0 0 1,844 316 564 141 1,464 正常先 要注意・要管理先 危険債権以下 危険債権以下 21/3比 ▲897億円 21/3比 ▲31億円 21/3比 +2億円 回収・償却等 106億円 資-11 CSRの推進(環境保全活動) ◆「環境ISO(ISO14001)」の認証を平成14年に取得。 行内で環境に配慮した活動を行うとともに、地域に環境保全を呼びかけ。 <主な取組み> ■省エネ 全店でクールビズを実施 ■紙の節減 行内資料の電子化 ■緑化活動 「明日香村での育樹・下草刈り」の実施 ■Yoshino Heartプロジェクトの支援 吉野杉・ヒノキ製(端材)を活用 首都圏のコンビニエンスストアで平城遷都1300年祭 をPR 等 ■リサイクルセンターの設置 リサイクルセンターを設置し、 紙ゴミの再資源化を実施 ■情報提供 環境保全に関するセミナーの開催 等 植樹活動 せんとくんアド箸 資-12 CSRの推進(社会貢献活動) ◆18年4月、近畿地銀で初となる観光情報サイト「ええ古都なら」を新設 ⇒ 「第8回奈良県観光PR大賞」(06年度)に入選 ◆金融経済教育に対し積極的に取組む ⇒地元小学校等への金融経済教育、エコノミクス甲子園 地方大会 開催 地元小学校への金融経済教育 観光情報サイト「ええ古都なら」 資-13 CS向上に向けた取組み ■サービス業の原点に立ち返り、お客さま満足向上への取り組みを強化「CS向上 委員会」、「CS向上検討ワーキング」を核にCS向上の施策を実施 CS向上に向けた取組体制 CS宣言 ・笑顔でお客さまをお迎えし、 心をこめたおもてなしに努めます。 ・お客さまにご満足いただける より良い商品・サービスの提供に 努めます。 ・正確かつスピーディーな対応と、 わかりやすくていねいな説明に 努めます。 分析 CS向上検討 CS向上検討 ワーキング ワーキング CS向上にかかる CS向上にかかる 具体的施策の検討 具体的施策の検討 全店スマイル運動 ・CS宣言を機に窓口や訪問先に おいて、サービス業の基本である 「笑顔」の応対を実践する 「全店スマイル運動」を実施 (本年10月1日~12月30日) 良質な 商品提供 サービス 向上等 お客さま 環境変化 制度変更等 本部・営業店 収集 分析 提言 助言 報告 お客さま お客さま アンケート 苦情・要望・ニーズ等 お客さまの声 顧客申出 南都CS向上 南都CS向上 委員会 委員会 施策 実行 指示 指導 CS研修 ・現状のお客さまからの申し出等 を踏まえ「CSの意義・重要性」に かかる理解を深め、CS向上に 向けて責任者として果たすべき 役割を再徹底 資-14 本資料には、将来の業績に関する記述が含まれています。 こうした記述は、将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を 内包するものです。 将来の業績は、経営環境の変化などにより、目標対比異なる可能性があることに ご留意下さい。 【本件に関するご照会先】 株式会社南都銀行 総合企画部 TEL 0742-27-1552 FAX 0742-20-3614 E-mail [email protected] URL http://www.nantobank.co.jp/ B-(3)-080031 この資料の製作により、奈良県吉野地域の国産間伐材が製紙原料として活用され、 国内の森林によるCO2吸収量の拡大に貢献しています。 南都銀行は「Yoshino Heartプロジェクト」と「木づかい運動」を応援しています。