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FML でのメーリングリストサービスの利用について

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FML でのメーリングリストサービスの利用について
FML でのメーリングリストサービスの利用について
1.FML での ML 管理について
メーリングリストの管理は、以下のページにログインして FML の各種設定等ができます。
https://ml.cc.tsukuba.ac.jp:8443/~admin/fml/ml-admin/ML 名/menu.cgi
※ 上記の ML 名の部分はご利用のメーリングリスト名に置き換えてください。
※ このページは学内からのみ接続可能です。また、アクセスする際は、事前に連絡されている ML 管理用のログ
イン名とパスワードでの認証が必要となります。(認証情報は漏えいすることのないよう適切に管理してくだ
さい。)
2.投稿が可能なメンバーを追加する
メーリングリストへの投稿を許可するメンバーを追加するには[▼投稿が可能なメンバーの追加/削除]という項目を利用しま
す。投稿が可能なメンバーとして追加されたメールアドレスは、自動的に購読メンバーにも追加されます。
(削除も同様)
まず、[メールアドレス:]欄に、1行1アドレスという形でメールアドレスを記入します。
記入が終わったら、[メンバーの登録/削除:]欄で[ADD(メンバーの登録)]を選択して、
[Submit]ボタンをクリックします。
1
[Submit]ボタンをクリックすると、追加処理の経過が表示されます。
「リクエストは正常に終了しました」というメッセージ
が表示されれば、追加は成功です。確認したら「メニューにもどる」のリンクをクリックして元に戻ります。(以下同様)
3.投稿が可能なメンバーを削除する
投稿が可能なメンバーをメーリングリストから削除するには[▼投稿が可能なメンバーの追加/削除]という項目を利用します。
まず、[選択:]欄で削除したいメンバーのメールアドレスを選びます。この時、コントロールキーを押しながらメールアドレ
スをクリックすることにより、複数のメールアドレスの選択が可能です。
削除したいアドレスの選択が完了したら、[メンバーの登録/削除:]欄で[BYE(メンバーの削除)]を選択し、[Submit]ボタンを
クリックします。[Submit]ボタンをクリックすると、削除処理の経過が表示されます。
「リクエストは正常に終了しました」
というメッセージが表示されれば、削除は成功です。
2
4.購読のみのメンバーを追加する
購読のみが可能なメンバーを追加するには[▼購読のみが可能なメンバーの追加/削除]という項目を利用します。
まず、[メールアドレス:]欄に、1行1アドレスという形でメールアドレスを記入します。
記入が終わったら、[登録/削除:]欄で[ADD ACTIVE(購読メンバーの登録)]を選択して、[Submit]ボタンをクリックします。
[Submit]ボタンをクリックすると、追加処理の経過が表示されます。
「リクエストは正常に終了しました」というメッセージ
が表示されれば、追加は成功です。
5.購読のみのメンバーを削除する
購読のみが可能なメンバーを削除するには[▼購読のみが可能なメンバーの追加/削除]という項目を利用します。
まず、[選択:]欄で削除したいメンバーのメールアドレスを選びます。この時、コントロールキーを押しながらメールアドレ
スをクリックすることにより、複数のメールアドレスの選択が可能です。
3
削除したいアドレスの選択が完了したら、[メンバーの登録/削除:]欄で[BYE(メンバーの削除)]を選択し、[Submit]ボタンを
クリックします。[Submit]ボタンをクリックすると、削除処理の経過が表示されます。「リクエストは正常に終了しました」
というメッセージが表示されれば、削除は成功です。
6.詳細設定
メーリングリストのより細かい設定を行う場合は[▼詳細設定(makefml config)]という項目を利用します。
をクリックすると、画面上で makefml config コマンドの一部の機能を設定できるようになります。(FML に関する
[Go]というボタン
詳しい利用方法は、http://www.fml.org/ を参照してください。)
ここでは、以下の4種類のカテゴリに分かれています。各項目のリンクをクリックして設定変更できます。
1
2
3
4
アクセス制御(誰が投稿できる?/コマンドを使える?登録の仕方は?)
登録方法の詳細
ヘッダの設定
セキュリティ関係
6.1 アクセス制御
6.1.1 登録メンバーのみでMLを利用する場合
初期値として下図の赤い四角部分のように設定されています。この状態では、投稿可能なメンバーのみがこの ML
に投稿できるように制限されます。ML管理者が登録したメンバーだけで利用する場合は、このまま初期値(赤
字部分)の設定でご利用できます。その際は「戻る」のリンクをクリックして元の画面に戻ります。
投稿制限の初期値
[POST]
ML への投稿許可の指定
PERMIT_POST_FROM
members_only
WHEN POST FROM NOT MEMBER
[COMMAND]
※ 投稿可能メンバーのみ可
reject
※ その他は投稿不可
ML の遠隔操作(メールによる操作用コマンドの受付)
PERMIT_COMMAND_FROM
members_only
WHEN COMMAND FROM NOT MEMBER
4
※ 同上
reject
※ 同上
6.1.2
登録メンバー以外からもML投稿できるようにする場合
MLに投稿できるメンバーを限定しないで誰でも投稿できるように変更するには、
以下のように 「2.anyone」 をクリックして変更します。
左図の黄色部分が「anyone」と表示されたら「0
面に戻ります。
END」のリンクをクリックして元の画
これで左図の緑色部分が下記の例のようにアクセス制限の設定内容を変更でき
たら、上段にある「メニューに戻る」というリンクをクリックすると初期画面に戻れま
す。
投稿制限の変更例 (誰でも投稿できる ML にする場合)
[POST]
ML への投稿許可の指定
PERMIT_POST_FROM
anyone
※ 誰でも ML に投稿可能
WHEN POST FROM NOT MEMBER reject
※ anyone を選択した場合、この指定(reject)は無効となります。
[COMMAND]
ML の遠隔操作(メールによる操作用コマンドの受付)
PERMIT_COMMAND_FROM members_only
※ 投稿メンバーのみメールでのコマンドを許可する。
WHEN COMMAND FROM NOT MEMBER reject
※ 投稿メンバー以外からのコマンドメールは拒否する。
5
6.1.3
投稿MLをモデレータにより査読する場合
モデレータ(moderator)モードを利用すると、投稿されたMLは直接メンバーへ配送
されずに、査読のため一時的に保留されます。
その代わりにモデレータ(査読者)宛てに投稿メールの取り扱いについての査読依
頼メール(OTP:OneTimePassword を含む)が送信されます。
モデレータが所定の書式(OTP 付の moderator コマンド)で投稿許可のメールを返
信すると、保留されていた投稿メールがMLメンバーに配送されます。
※ 不許可と判定された場合は、保留されたメールは捨てられます。
※ モデレータがMLに投稿する場合もモデレータの査読対象です。
6.1.4
MLメンバー以外からの投稿メールの取り扱い
「メンバー以外からの投稿メールはどう処理する?」のリンクをクリックすると左図の
ようなメニューが表示されます。ここでは、次の選択ができます。
◎ reject
※ 投稿を拒否してエラーメールを返す。
◎ auto_subscribe
※自動登録の処理を有効にする。
(後述の「メンバー以外からのコマンドメールはどう処理する?」という
項目で自動登録のタイプを別途指定してください。)
◎ ignore
※ 無視する。何もしないで投稿されたメールを捨てる。
◎ auto_regist
※ 従来からの旧式の自動登録タイプ(使わない方が無難)
6.1.5
MLメンバー以外からのコマンドメールの取り扱い
「メンバー以外からのコマンドメールはどう処理する?」のリンクをクリックすると左図
のようなメニューが表示されます。ここでは、次の選択ができます。
◎ reject
※ コマンドメールの受付を拒否してエラーメールを返す。
◎ auto_subscribe
※ コマンドメールでの自動登録を有効にする
◎ ignore
※ 無視する。何もしないでコマンドメールを捨てる。
◎ auto_regist
※ 従来からの旧式の自動登録タイプ(使わない方が無難)
◎ auto_asymmetric_regist
※ 配送メンバーのみ自動登録する。(投稿メンバーには登録しない。)
メールマガジンの会員自動登録など配送専用MLとして活用に便利。
6
6.2
登録方法の詳細
MLへの登録希望者からメールコマンドにて登録のリクエストを受け付けることができます。各種登録パターンを
選択できますが、無条件にそのまま自動登録することも可能です。ただし、MLの利用目的にもよりますが、不特
定多数に重要な情報が流出してしまうことのないように十分ご注意の上ご利用ください。
6.2.1
※
自動登録を選択する場合は、メールアドレス詐称防止に多少の効果が
ある [Confirmation] を選択することをお勧めします。
※
コマンドメールの受付メールアドレスの例
ML 名[email protected]
(ご利用のML名に赤字部分(-ctl)を付加したものとなります。)
※
自動登録を選択せずに、前述のモデレータモードを利用する方が、不
用意な登録を避けられるので無難です。
※
先述の「6.1 アクセス制限」でメンバー以外からの投稿とコマンド受付で
reject を選択している場合は、ここでの指定は無効となります。
「自動登録のタイプ」について
自動登録には次の 4 種類から利用目的に応じたタイプを選択できます。
◎ Confirmation (初期値)
MLへの登録希望者は、コマンドメール受付メールアドレス宛てに
次の内容を送信します。
・コマンドメール本文には「subscribe 自分の名前」と記述する。
※ 自分の名前は半角英文字で記入すること。(件名は任意)
メールサーバは自動的に、登録依頼メールのFrom行のメールアドレス宛て
に確認メール(OneTimePassword 付)を送信します。
登録希望者は送付された確認メールに記載された confirm コマンドの内容
を再度、メールコマンド受付先に返信します。
これで登録の意思を確認できれば、自動登録の処理が実行されます。
◎ body
コマンドメール受付メールアドレス宛てのメール本文に subscribe
と記述するだけで自動登録されます。
◎ subject
コマンドメール受付メールアドレス宛ての件名(Subject)に
subscribe と記述するだけで自動登録されます。
◎ no-keyword
既存メンバー以外からのリクエストがあれば無条件に自動登録する。
※
要求元メールの From 行が登録対象のメールアドレスとなります。(各タイプ共通)
ただし、「subscribe メールアドレス」のようにコマンドメールに記述した場合は、それが登録対象となります。
※
body と subject の両タイプでは、subscribe の記述がない場合は無効となります。
(退会の場合は、unsubscribe と指定する。)
7
6.2.2
「脱会時の認証タイプ」について
コマンドメール経由でMLメンバーから削除する方法を選択できます。
◎confirnation
※先述と同様
・コマンドメールの本文には「unsubscribe」と記述する。
(件名は任意)
◎address
※ unsubscribe または bye というコマンドをコマンドメールで送信する。
From行のメールアドレスがメンバーファイルに存在すれば脱会の
処理を実行する。
6.2.3
「CHADDR (アドレス変更) コマンドの認証タイプについて
コマンドメール経由でMLに登録したメールアドレスを変更する方法を選択できま
す。
◎confirnation
※先述と同様
・メール本文には「chaddr 古いメールアドレス
と記入する。(件名は任意)
新しいメールアドレス」
◎address
※ 送信元のメールアドレスがメンバーに含まれている場合に受け付ける。
※ 次のような chaddr コマンドの書式でコマンドメールの本文に指定し
送信する。
「chaddr 古いメールアドレス 新しいメールアドレス」
6.3 ヘッダの設定
MLに記載されるヘッダの表示等のカスタマイズができます。
このメニューでよく使われるのは、次の{1番目、2番目}の項目です。
「1
「2
「3
「4
「5
「6
Subjectにつけるタグのタイプ」
Subjectのタグにつける数字の桁数」
To:の書き換え処理」
Date:日付のタイプ」
ヘッダはす通しでよいですか?」
Received: をそのまま通しますか?」
8
6.3.1
「Subjectにつけるタグのタイプ」の選択
※ このMLサービスでは、ML全体の初期設定として、以下の赤字部分の
ようなタグのタイプ(5番)を初期値として選択しています。
(例)
Subject: [ML 名 記事番号]
※ お好みに応じて応じて変更可
6.3.2
「Subjectにつけるタグのタイプ」の選択
※ このMLサービスでは、ML全体の初期設定として、以下の赤字部分の
ような記事番号のタイプ(1番)を初期値として選択しています。
(例)
Subject: [ML 名 1]
※ お好みに応じて応じて変更可
6.3.3
その他のヘッダの選択
その他、以下の各項目の設定ができますが、一般的な利用では初期値のまま利用することで十分です。
もちろん必要に応じてご自由に変更してください。
「3 To:の書き換え処理
「4 Date:日付のタイプ
「5 ヘッダはす通しでよいですか?
「6 Received: をそのまま通しますか?
」
」
」
」
To: is original (pass through)
original-date
YES
YES
9
6.4 FML のセキュリティー関係
このメニューでは、FMLの運用におけるセキュリティー関連の設定ができます。
通常の利用形態では、初期値のまま利用できます。必要に応じて変更してください。
「1 もっとセキュアにする(一方通行の処理です)」
「2 メール本文へのフィルタを使いますか?」
「3 メール本文へのフィルタの詳細」
「4 メール本文の MD5 チェックサムによるループチェックをするか?」
「5 トラフィックモニタを使うか?(例: 対メール爆撃)」
「6 投稿できるメールの最大値」
「7 メールのサイズが溢れたら送り主に知らせるべきか?」
「8 巨大なメールなので弾いた旨をMLに知らせるべきか?」
「9 アドレスのドメイン部のチェックの厳しさ」
「10 一通のメールに書けるコマンド数の上限」
「11 特殊なシステムアカウント(弾かれる)」
「12 メールを var/Mail/ に保存する」
「13 暗号化をするか?」
「14 ENCRYPTED_DISTRIBUTION_TYPE」
7.メーリングリストの管理ログを閲覧する
メーリングリストの管理ログには、そのメーリングリストに対する設定変更や、メンバーの追加、削除等の操作履歴が記録されています。
この管理ログを閲覧する場合は[▼メーリングリストの管理ログを見る]という項目を利用します。
[最後の N 行]を選択すると、隣の欄に入力された数字の分だけログが表示されます。[ある日]を選択すると、選択した日付のログが表示
されます。[全部]を選択すると、ログがすべて表示されます。
8.その他の情報
◆FML に関する情報
http://www.fml.org/
◆メーリングリストサービスに関する情報
http://ml.cc.tsukuba.ac.jp/
◆コマンドメールの受付用メールアドレスの例
ML 名[email protected]
※ ML名に赤字部分(-ctl)を付加
◆ML 管理者宛ての連絡用メールアドレスの例
ML 名[email protected]
※ ML名に赤字部分(-admin)を付加
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