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学校便り「さわらび」15号アップ
魚津市立片貝小学校 学校だより 第15号 平成26年2月28日(金)発行 <学校教育目標> 豊かな心とたくましい体をもち、 学びを楽しむ子どもの育成 <育てたい子ども像> な か ま 仲間を大切にする子 体をきたえる子 学びを楽しむ子 心 に 残 る 卒 業 式 の 朝 校長 山田 美稔子 卒業式の朝、6年生が下級生の登校に混じって、校舎前でいつものように竹箒で掃除をしている姿を見付けま した。6年生は遅めに登校するはずになっていましたが、いつものように登校してきたようです。 私たち担任:「どうしたの? あなたたち、今日は卒業式でしょ?」 子どもたち:「だって、何だか落ち着かなくて」「毎朝やってきたから、最後の今日もやろうかなって思って」 「先生、気にせんといて、すぐ終わるから」 私たち担任:「すごい、6年生やね。ありがとう」 ただただ感動……。 卒業式が近付くと、思い出す「卒業式の思い出」の一コマです。おそらくこれからも、紫のコサージュを胸に 付けて掃除をしていたこの卒業生たちのことを忘れないでしょう。もちろん全員ではないにしろ、4月に決めた 朝のボランティア活動の前庭掃きを、「明日もいつもの通りやろうぜ」と相談をして、卒業生なりに小学校生活に 節目を付けることにした、子どもたちの心の成熟度と意志の強さに学ぶものがたくさんありました。この仕事に 就いて本当に嬉しかった思い出です。 さて、今、学校は6年生を送る会「雪割り集会」に向けて、1年生から5年生ま での子どもたちがそれぞれの担当や役割でがんばっています。1年間、最高学年 として率先して働いてくれたり、何かと助けてくれたりした6年生への感謝を込 めて、当日の会が温かいものになるよう、期待したいと思います。 お忙しいことと存じますが、ぜひ学校においでいただき、子どもたちと一緒に 卒業の門出を祝っていただけたら幸いです。 「雪割り集会」が終わると、卒業式まで本当にあとわずかとなります。 <春遠からじ 片貝の山々> 3 月 行 事 予 定 1日(土) 雪割り集会 9:30 ~ 11:00 ※ 弁当・お茶持参 5限目まで ※ 児童下校 14:00 3日(月) 振替休業日 4日(火) 卒業式全体練習開始 委員会活動 5日(水) 誕生会食 13日(木) 卒業式予行 読み聞かせ<最終>感謝の式 17日(月) 6年生 先生方への感謝の集い 学校規模適正化に向けての保護者説 明会 19:00 育成会新旧役員全体会 19:40 18日(火) 卒業式の前日準備 19日(水) 卒業式 20日(木) 給食終了 地区児童会 21日(金) 春分の日 24日(月) 修了式 25日(火) 学年末休業日(~4/3) 4 月 行 事 予 定 4日(金) 離任式 着任式 始業式 入学式準備 7日(月) 入学式、給食開始 8日(火) 富山県学力調査<3~6年生>実施 9日(水) 富山県学力調査<3~6年生>実施 地区児童会 10日(木) 発育・視力測定 11日(金) 聴力測定 14日(月) 小学校教育課程研究会のため 下校13:00頃 15日(火) 誕生会食 18日(金) 学習参観 学級懇談会 育成会総会 22日(火) 6年生 全国学力学習状況調査 耳鼻科検診 24日(木) 内科検診 25日(金) 交通安全教室 30日(水) さわらび集会 歯科検診 ※ ホームページの「片貝日記」もご覧ください。 小学校6年生のとき、教室の黒板の「卒業まであと○○日」を毎朝、 書く係になりました。残り20日過ぎくらいから、それまで何とも 思わなかった卒業ということが 、「もうすぐこの学校に来ないのだ なあ」と思い始めたことを憶えています。 教頭 弓野 秀人 職員の思い出です。 やっぱり懐かしい 中学校の卒業式の後、テニス部の後輩が花と プレゼントを渡してくれ、卒業を祝ってくれた のを覚えています。 中学校生活での部活動は思い出深いものでし た。 大学の卒業式は、終わった後に部活動の 後輩達が出迎えて祝福してくれたのが、印 象的でした。社会人になる期待と、卒業の 寂しさで複雑な心境でした。 3年担任 蒲地 ある学校の卒業式の日、お別れの言 葉を言っていた担任の女の子が、涙を 流していたのには気付いていましたが、 鼻血を出してしまい、大慌てでティッ シュを持っていき、その子の代わりに お別れの言葉を言いました。 4年担任 稲垣 1年担任 良介 紀子 小学校の卒業式の後、担任の先生から色紙をいただ きました。私の色紙には「心」と書いてありました。 当時、あまり話をしなかった私に、担任の先生はいつ も、「温かい心はちゃんと伝わる。がんばる心があれ ば何でもできる。自信をもって 。」と言っておられま した。それぞれの子どもたちの顔を思い浮かべながら、 みんなに言葉を送ってくださった先生に感謝したのを 覚えています。 2年担任 清水 朋子 私は、56豪雪のときが高校の卒業 式でした。3月だというのに、雪が たくさん残っていて、卒業式当日も 雪が降っていました。殆どのお母さ んが着物を着ている時代で、とても 大変そうにしておられた光景が、今 も印象に残っています。 小学校4~6年のときの担任、 中学校3年のときの担任が、とて も厳しい男の先生でしたが、卒業 式の日は目を赤くして号泣…。 「鬼の目にも涙」って、こういう ことなのかなと思いました。 6年担任 金谷 細野美由紀 事務 西島美智代 正美 記憶に残っているのは高校の卒 業式である。古い歌になるが、「仰 げば尊し」の1番を卒業生、2番は 在校生、3番を卒業生で歌い交わ した。その詩や響きが今もリフレ インされる。 卒業式はまさしく別れと旅立ち の儀式。それは春の威力を讃える 採点ともいえる。心から歌い喜び たい。 図書館司書 谷口 恵子 昭和47年3月に中学校を卒業。卒業式は前年に新築 されて1年間使った体育館で、1年先輩は、バスケット ボードもついていない体育館でした。 昭和50年3月に高校を卒業。前年にオイルショック で、先輩が多数内定取り消しになり、一気に就職難に 陥りました。 業務員 島崎 勝則 教員になって5年目、初めて担 任しその後もう1回担任した子 どもたちの卒業式となりました。 ピアノ伴奏を担当していた私は 「はたるの光」の伴奏中胸がい っぱいになり、手が止まってし まいました。子どもたちの声に 引っ張られながら何とか途中か ら合わせ、歌が終わりました。 愛しい子たちの卒業式。ほろ苦 い思い出です。 5年担任 島崎 知美 私の通っていた小学校 は、2つの中学校に分か れて進学する小学校だっ たので、卒業式で仲良し の友達と別れることにな り、とても悲しかったで す。しかし、高校でまた 一緒になり、今でも仲良く つき合っています。 中学校の卒業のとき、担任の先 生がひとりひとりに手紙を書いて くださいました。忙しくて大変だ ったのに、卒業する私たちに応援 メッセージを書いてくださってと ても嬉しかったです。 養護教諭 教務主任 寺崎 修 稲澤 紘子