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「高病原性鳥インフルエンザに関するお知らせ」パンフレット[PDFファイル
(100 羽未満小規模飼養者向け) 宮城県大河原家畜保健衛生所 平成22年11月以降、全国で野鳥から高病原性鳥インフルエンザが分離され、 農場においても島根県・宮崎県・鹿児島県・愛知県と全国各地で高病原性鳥インフ ルエンザの発生が続き、家畜伝染病予防法に基づき鶏が殺処分されています。 家きんの高病原性鳥インフルエンザの発生を防止するためには,野鳥等からのウ イルス侵入防止と被害を最小限に食い止めるためのいち早い通報・診断が必要です。 以下の事項をお読みいただき、飼養衛生管理に注意し,鶏等に異常がありました らすぐに下記までご連絡ください。 Q:家きん(鶏など)の高病原性鳥インフルエンザの症状は? 死亡率の上昇、とさかの出血・壊死、顔面の浮腫(腫れあがる)、産卵低下、神経症状、下痢などです。 特に死亡率が上昇した時は、急ぎご連絡ください。 突然死亡(肉眼病変なし) 顔面の浮腫 鶏冠の出血・壊死 Q:飼っている人ができる予防策は? ① 鶏舎周辺に消石灰をまきましょう →市販している消石灰はアルカリ性のため消毒効果があります。鶏舎周辺に、ザルなどを使ってまん べんなく散布しておきましょう。さらに、長靴は消石灰を水で溶かした踏み込み消毒槽を作り、鶏舎の 出入りの際には必ず消毒をおこないましょう。逆性石けんも消毒に有効です。 ② 野鳥や野生動物がこない対策をしましょう →野鳥からウイルスが分離されているように、野鳥はウイルスを持ち運ぶ可能性があります。また, ネズミやイタチ等の野生動物によりウイルスを広げる恐れがあります。鶏舎に野鳥や野生動物が 入らないような工夫(防鳥ネットを張るなど)をしてください。また,野鳥等との接触を避けるため放し 飼いはやめましょう。 →こぼれ餌などは野鳥を呼び寄せる原因になります。鶏舎まわりを整頓しましょう。 ③ 飲み水は水道水など消毒したものを与えましょう →野鳥の糞便が混ざるような水は感染の危険性が高くなります。清潔な水道水または消毒した水を与 えてください。 高病原性鳥インフルエンザが発生したらどうなるの? その飼養者の鶏はすべて法律(家畜伝染病予防法)に基づき、殺処分されます。また、半径 10 キロの鶏 飼養者がすべて移動制限をうけ,卵の出荷などできなくなります。野鳥で発見された場合は移動制限はあ りませんが,半径 10km が監視区域になります。 何か異常を感じても、まわりに迷惑をかけてしまうかも・・・と戸惑ってしてしまうかもしれませんが、被害を 最小限に抑えるためには、すばやい診断が必要です。早めの通報で鳥インフルエンザを早く封じ込めるこ とができるのです。鳥をよく観察して、異常があったら連絡してください。 Q:鶏に異常があったらどこに連絡すればいいの? 例)鶏の死亡が増えた・・多くの鶏が元気ない・・など →ただちに家畜保健衛生所(かちくほけんえいせいじょ)まで連絡してください。その他,野鳥等に ついては,表面を参考にして連絡・相談してください。 ■家きん(鶏・うずら・あひる・きじ・ダチョウ・ほろほろ鳥・七面鳥)で異常がある場合 連絡先:宮城県大河原家畜保健衛生所 0224-53-2513 (平日) 0224-53-3111 (夜間・時間外) 家きん卵、家きん肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告 されていません。 ※ 鳥を飼養しているみなさまへ お願い 全国各地で鳥インフルエンザが流行していることから、市でも鳥類(インコ等愛玩鳥は除く) を飼養している方の調査を行うことになりました。自宅などで鳥類を飼養している場合、 下記まで連絡いただくようご協力をお願いいたします。 電話での聞き取り内容①氏名②住所③電話番号④飼養目的⑤鳥の種類⑥羽数 白石市産業部農林課 TEL 0224-22-1253 FAX 0224-22-1258