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新生HPの体制、整う

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新生HPの体制、整う
Japan
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この「お知らせ」は、ヒューレット・パッカード カンパニーが、
5月7日(米国時間)に発表したリリースの日本語抄訳です。
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2002年5月8日付 US発 お知らせ(ご参考訳文)
PRGEN02-018
新生HPの体制、整う
新会社における、製品、販売計画、ブランド戦略、主な顧客層におけるビジネスの好調さを発表
ヒューレット・パッカード カンパニー(以下:HP)は、コンパック・コンピュータ・コーポレーションとの合併が法
的に完了した2営業日後の5月7日(US時間)、正式に新会社として発足し、フォーカスする製品やソリューショ
ン、販売計画やブランド計画、及び最近の顧客からの受注実績が新会社への信頼と支持を得ていることを表
明しました。
「8ヶ月という期間、何百万という膨大な時間を我々のチームは統合計画のために費やし、本日、新生HPとし
てスタートする体制が整いました。」と、HP会長兼CEO(最高経営責任者) カーリー・フィオリーナは述べてい
ます。「我々のマネージメント・チームは、HPが拠点を置く160カ国に存在します。新会社は、すべての製品に
関し、3年にわたる製品ロードマップを顧客に提示します。80,000名以上の営業及びサービス・サポートのプロ
フェッショナルが、お客様のために働く準備が整いました。Webサイトや電子メールシステムも統合されまし
た。USにおいてはオンラインストアがオープンします。また、両社共通のWebサイトが本日、9カ国において6カ
国語で開設されます。これらすべてが、新生HPという旗の下においておこなわれるのです。私たちにとって
は、非常に誇るべき、また気持ちの昂る日でもあります。」
「新生HPにふさわしい時代がやってきました」とHP社長 マイケル・カペラスは述べています。「現在の経済状
況は、情報技術の市場をHPの強さが発揮できる方向へと向かわせています。顧客は、グローバルな展開と
規模をもつ少数の戦略的なパートナーと組むことを望んでおり、オープンで業界標準のアーキテクチャに基
づく完璧なend-to-endのソリューションを求めています。そして、最高の技術力と革新的な技術を手に入れた
いと望んでいるわけですが、これはHPにとってはお墨付きの、強力な差別化要素といえるものです。実行し
ていくことが必要ですし、証明すべきことも多くありますが、我々は従業員、顧客、株主、パートナーに対し
て、機会と価値を増大させる能力があると自信をもっています。
新生HPは市場におけるリーダーシップを取れる企業です。」
本日の記者会見において、フィオリーナとカペラスは以下のように新会社の概略を述べました。
<ビジネスの体制>
新会社のビジネス及びファンクション組織は完成しており、地域及び国毎のカントリー・マネージャー、上位
100企業の顧客担当マネージャーを含む3階層からなるマネージメント・チームのメンバーが任命されていま
す。
詳細な製品ロードマップも完成しており、この中にはカスタマー・サポートや移行計画も含まれています。さら
に、新会社の各顧客セグメント(コンシューマから中小企業及び大手法人顧客)に対するセールスモデルも明
確にできており、アカウンタビリティとともに財務目標も設定されています。
「新生HPは世界最大のコンシューマ IT 企業であり、中小企業向け市場においても最大のITサプライヤーで
す。さらに、大手企業顧客や多国籍企業に対してもリーディング・カンパニーであり、世界でももっとも価値あ
るお客様に対してビジネスをさせていただいています。」とフィオリーナは語っています。
新生HPのセールスモデルで特筆すべきは、強力なコンビネーションの専任のアカウント・チーム、リセラー、
販売店、その他パートナーとの世界最大のネットワーク、そして直販とテレWeb(コールセンター機能を備えた
e-commerce)によるセールスです。新会社はすでに、世界中の上位100の顧客に対するアカウント・チームを
任命しました。
新生HPを構成する4つのビジネスグループはそれぞれ、選定したセグメントにおけるマーケット・リーダーで
す。
・エグゼクティブ・バイス・プレジデントのピーター・ブラックモアが率いるエンタープライズ・システム事業(略称
ESG)は、大手法人顧客向けITインフラストラクチャの主要な技術を提供します。この中には、エンタープライ
ズ・ストレージ、サーバ、管理ソフトウェア及び多様なソリューションがあります。ESGの扱うHP製品は、UNIX
サーバ、フォールト・トレラント・サーバ、Windows® ベース IA-32サーバ、Linuxベース IA-32サーバ、企業向
けストレージ、管理ソフトウェア及び高性能テクニカルコンピューティングで、市場においてNo.1です。
・エグゼクティブ・バイス・プレジデントのアン・リバモアが率いるHPサービス事業(略称HPS)は、世界中でおよ
そ65,000名のプロフェッショナルからなる卓越したITサービス・チームを誇ります。HPSは、業界3位のITサー
ビスの組織であり、ミッション・クリティカル・インフラストラクチャ・サービス、オープンIT環境向けのサービス
や企業向けMicrosoftインテグレーション&サポートサービスにおけるマーケット・リーダーで、業界最大のチ
ャネル・パートナー・ネットワークを誇ります。
・エグゼクティブ・バイス・プレジデントのヴァイオミッシュ・ジョシーが率いるイメージング&プリンティング事業
(略称IPG)は、コンシューマ及びビジネス市場において、プリンタ、オールインワン、カメラやスキャナなどの
デジタル・イメージング・デバイス、及びそれらの補用品やアクセサリを含む、プリンティング&イメージング
ソリューションのリーディング・サプライヤーです。Indigoの買収によって、IPGはデジタル・パブリッシング市
場にも参入しました。
・エグゼクティブ・バイス・プレジデントのデュエイン・ジツナーが率いるパーソナル・システム・グループ(略称
PSG)は、パーソナル・コンピューティング・ソリューションの業界リーディング・プロバイダーで、ビジネス及び
コンシューマ向けノートPC、デスクトップPC、ワークステーション、シンクライアント、ハンドヘルド、インターネ
ット・アプライアンスを提供します。PSGはまた、組込みソフトウェア、エンベッディド・コンピューティング、ホー
ムネットワーキングソリューションやパーソナル・ストレージなどのHPの新しいテクノロジービジネスも担当し
ます。
さらに、新会社のワールドワイド・オペレーションという組織は、新生HPの製品ビジネスグループが確実に成
功するために必要なサポート及び戦略指針を提供します。エグゼクティブ・バイス・プレジデントのマイク・ウィ
ンクラーが率いるワールドワイド・オペレーションは、サプライ・チェーン、eビジネス、カスタマー・オペレーショ
ン、total customer experience、品質、グローバル・アライアンス、財務及び情報技術など、ビジネス組織にま
たがる主要な横断的プロセスに対する責任を持ちます。
「規模や幅広さ、市場におけるリーダーシップは重要ですが、HPはまた顧客が抱える問題に対しても強さを
発揮します。」とカペラスは述べています。「合併前の3ヶ月は、厳しいIT支出をめぐる環境と合併を取り巻く不
透明な状況であったにも関わらず、両社の顧客担当チームはファイナンシャル・サービス、製造、エネルギ
ー、通信業界において、両社合わせて50億ドル以上の新規ビジネスを獲得しました。私たちは顧客へのフォ
ーカスを少しもゆるめることはなかったのです。」
HPはまた、本日新しいhp.com Webサイトを9カ国において6カ国語で同時に公開したと述べました。このゲー
トウェイにより、顧客は容易に新生HP、コンパック、あるいは両社の旧Webサイトを自由に動き回り、検索する
ことが可能となり、すでに72カ国向けに21カ国語に翻訳されています。これらの地域では法的規制が解かれ
るのを待つばかりとなっています。30日以内に、新しいhp.comサイトは、HPにおけるWebサイトの95%以上の
トラフィックを占める35カ国において展開されるようになります。60日目までにhp.comは法的に許可されたす
べての国において展開される予定です。
<製品ロードマップとブランド戦略>
新生HPは、ハードウェア、ソフトウェア製品の詳細なロードマップを発表しました。このロードマップには、顧客
の投資を最大限に保護する広範囲な製品統合プランも含まれています。
(詳細の製品ロードマップは、下記URLに掲載のホワイトペーパーを参照ください。
http://www.jpn.hp.com/companyinfo/pressrelease/fy2002/gen21product.htm [日本語]
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/index.htm#whitepaper [英語])
「顧客に向けての重要なメッセージとして、新生HPが業界でもっとも広範でベストな製品及びソリューションの
ポートフォリオを持っているということが言えます」とマイケル・カペラスは述べています。「お客様にはHP及び
コンパックの技術に多大なる投資をしていただいています。我々は詳細な製品統合プランの中で、顧客の投
資を保護していきます。」
製品ロードマップの概要
サーバ:HPブランドが、すべてのサーバ製品のマスターブランドとなります。新生HPはIntel®
ItaniumTMProcessor Family (IPF)へのコミットメントをしており、第三世代のItanium プロセッサ (Madison)のリリ
ース及び ノン・ストップのサーバを含むローエンドからハイエンドに及ぶItanium-basedサーバの提供を明言
しています。
インダストリー・スタンダード・サーバのカテゴリーにおいては、ProLiantTMサーバが新生HPのIA-32サーバに
なります。データ・センタ市場向けにはProLiant ブレード・サーバが、通信業界向けにはHPのPowerbarファミ
リーが採用されます。
RISCベースのサーバに関して新生HPは、PA-RISCとAlphaServerの両方をロードマップに従い、引き続き提
供していきます。PA-RISCサーバは既存のインストール・ベースおよびすべての新事業分野をターゲットと
し、 またAlphaServerは既存のインストール・ベースおよびHPTC(High Performance Technical Computing)、
そしてOracle 9i RACなどに代表されるAlphaの利点が発揮できるビジネス分野にフォーカスしていきます。
コンパックのフォールト・トレラントなノン・ストップ・サーバ・ファミリーはHP NonStopTM Serverとなります。
UNIXの市場においては、HP-UXが引き続き、新生HPの戦略的UNIXプラットフォームになります。Tru64TM
UNIXのクラスタリングやファイルシステムといった進んだ機能はHP-UXの中に統合されていきます。また、
OpenVMSもItaniumへのポーティングも含め、公開されたロードマップに従って提供されていきます。
ストレージ:StorageWorksがエンタープライズ向けストレージ製品の名前になり、OpenViewがストレージ管理
のソフトウェアの名前になります。また、ENSA(enterprise network storage architecture)がストレージ・ア
ーキテクチャの略称になります。
ソフトウェア:新生HPのソフトウェア戦略は、OpenViewのシステム管理、ユーティリティ・データ・センタ
(UDC)、通信事業者向けソリューションのOpencall、J2EE、.NETの分野にフォーカスして投資を行います。
新生HPではOpenViewをすべての管理ソフトウェアの名前とし、TeMIPはOpenView製品ファミリーに統合され
ます。HP OpenView製品ラインアップは、統合された管理ソリューション、ネットワークとIPデバイスの両方に
わたる拡張された管理環境とWebサービス管理にフォーカスします。
Compaq Insightマネージャと、コンパックのAdaptive Infrastructure製品をHPのToptoolsと同様に、レバレー
ジさせることでUDCソフトウェアへの投資を続け、業界で最もスケーラブルで、広範な管理ソリューションを提
供します。
通信業界向けソフトウェアについては、HP、コンパック両社の持つ通信業界向けソフトウェアをOpencallに一
本化します。Opencall製品ファミリーは、開発、統合、音声やデータ及びサービスの配信を行うことができま
す。
新生HPはUNIX、Windows®、Linuxサーバおよび全てのプラットフォームをサポートするミドルウェア・ソリュー
ションに強味を持っています。J2EEや.NETのミドルウェアスタックとの関係を活用してHPやパートナーのアプ
リケーション・インフラストラクチャに総合的なエコシステムを提供します。.NETやJ2EEのバリューチェーンや
エコシステムの構築に加え、サービス/ソリューション部門を通じて顧客に相互運用性をお届けし、ヘテロジ
ニアスなスタック環境を管理するお手伝いもします。
パーソナル・システム:パーソナル・システムのブランド戦略は、ワールドワイドのPC市場におけるコンパック
のブランド力と広範囲にわたるテクノロジー製品のHPのブランド力を利用することです。
店頭及びオンラインでは、HP、コンパック両方のブランドのコンシューマ用デスクトップPC、ノートPCを購入す
ることができます。ビジネス用デスクトップPC、ノートPCの分野においてはコンパック・ブランドが採用されま
す。その他すべての製品、ソリューション、サービスではHPブランドが採用されます。個々の製品名に関し
て、どの名前が採用されるかは現在検討中です。
イメージング&プリンティグ:すべてのイメージング&プリンティグ分野の製品ラインアップは、一部のコンパッ
ク・ブランドの製品を除いて、現行のままです。HPとコンパックのデジタル・プロジェクタは、HPブランドのもと、
1つの製品ラインアップに統一されます。ブランドの統合は12ヶ月以内に行われます。
<HPについて>
HPは、コンシューマ及び企業向けの製品、技術、ソリューション、サービスを世界規模で提供するリーディン
グカンパニーです。HPが提供する製品、サービスはITインフラストラクチャ、パーソナル・コンピューティング、
アクセス・デバイス、グローバル・サービス及びイメージング&プリンティングにわたります。合併後の新会社
は、2001年度の売上げが合計約817億ドル、世界160カ国以上で事業を営んでいます。HP及びその製品に
関する情報は、以下のサイトに掲載されています(アドレス:http://www.hp.com)。
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<登録商標>
Microsoft、Windows、は、米国及びその他の国におけるMicrosoft Corporationの登録商標です。
Intel 、Itaniumは、Intel Corporationの米国及びその他の国における商標あるいは登録商標です。
UNIXは、The Open Groupの登録商標です。
その他の文中記載の社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
(注)日本においては、5月8日現在、日本ヒューレット・パッカード株式会社とコンパックコンピュータ株式会社
は別法人です。今後、数ヶ月を目処に両社は合併をする予定です。
この発表内容には将来的展望が含まれており、様々なリスク、不確実性及び仮説が避けられません。これら
が現実に生じなかった場合または誤りが判明した場合、HP及び連結子会社の実際の業績とかかる将来的
展望に明示または暗示された業績の間に重大な差異が生じる可能性もあります。さらに、この将来的展望に
関する記述は、HPのすべての新規あるいは修正された財務上の指針を構成するものではありません。ま
た、このドキュメントに引用される、将来予想される契約総額は、単独で、将来における売上高を決定する基
礎を提供するものではありません。
歴史的事実以外の記述はすべて将来的展望とみなされる記述であり、これには利益、売上高(すでに署名さ
れた契約を含む)、及びその他の財務項目に関する予想、将来の事業に関する経営陣の計画・戦略・目標な
どの記述、提案された新製品・サービス・開発に関する記述、将来の経済状況や業績に関する記述、上記の
記述の背後にある確信及び仮説に関する技術が含まれます。上記のリスク、不確実性及び仮説には、顧客
やパートナーによる契約の実績、従業員の管理に関するリスク、製品・サービス及びそれらを組み合わせた
セット製品のタイムリーな開発・生産・採択に関するリスク、棚卸資産など資産管理の問題を巡るリスク、第三
者の販売網への製品供給を巡るリスク、営業経費の伸びを妥当な水準に抑制しながら増収を達成するため
の困難を巡るリスク、及びその他のリスクが考えられますが、これらについては当社の証券取引委員会レポ
ート(2002年1月30日に修正された2001年年度のフォーム10-K年次報告書及び2002年3月12日に提出された
第1四半期のフォーム10-Q四半期報告書、その後提出される報告書を含むがこれらに限定されない)上で随
時、説明していきます。
HPには、これらの将来的展望をアップデートする義務及び意図はありません。
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