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亀有信用金庫の現況
亀有信用金庫の現況 Kameari S h i n k i n B a n k 2 9 豊かな未来のお手伝い。 ごあいさつ 会員並びにお取引先の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平 素は格別のご愛顧とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。 平成20年度の日本経済は、前半は前年度から続く資源・原材料価格高騰による収益圧迫等を要 因とした企業倒産が増加傾向にありました。その後、後半にかけては国際金融市場の混乱による金 融危機の影響が内外経済環境の悪化へと波及し、日本を代表する企業の業績をも急激に悪化させ ることとなり、企業倒産の増加を招きました。大幅なリストラや人員削減が社会問題化され、下請 け企業なども著しい業績悪化で生活が脅かされる状況となり、世界各国において大規模な経済対 策が実施されることとなりました。 金融情勢面では、米国のサブプライム問題に端を発した金融市場の混乱が、昨年9月の米国大 手金融機関の経営破綻を契機に世界的な金融危機へと様相を変えました。過去に例を見ない株 価・債券価格の下落により、決算において金融機関のみならず一般企業も多額の有価証券評価損・ 減損処理を余儀なくされました。 2 平成20年度は 『金融総合サービス業の追求』 と題し 「役職員一人ひとりが力を発揮し、木目細か いサービスを強みにできる営業を基本として、地域のお客様に安心と満足を提供する金融総合サ Kameari Shinkin Bank 2009 ービス業を追求する」 をテーマに掲げた 「かめしん新中期経営計画」 の2年目となりました。新経営 計画に基づき 「地域における存在価値を高め、地域と共に成長し、安心して取引をしていただける 亀信に」 を基本コンセプトとし、 ①顧客基盤の拡充強化戦略 ②社会的地域貢献並びに新商品・サー ビス取組戦略 ③営業体制の強化戦略 ④収益力の強化戦略 ⑤内部管理態勢の充実強化戦略 ⑥財務体質の健全化維持戦略 ⑦人事組織戦略 の7つの戦略を推進してまいりました。 その結果、金融機関の本来業務による収益力を示すコア業務純益については前年度を上回る 2,862百万円を確保することができました。しかしながら、有価証券価格の下落による損失処理等 を行いました結果、経常損失8,092百万円、当期純損失7,022百万円となりましたが、自己資本 比率は12.14%と国内基準である4%を十分に上回る水準を維持し、経営体質の健全性、安全性 が確保されております。 平成21年度も引き続き国内外の急速な景気悪化による中小企業の業況悪化が懸念されますが、 地域経済の活性化に向けて信用金庫の社会的責任や公共的使命を果たしていく所存であります。 また、本年は 「かめしん新中期経営計画」 の最終年度にあたり、基本コンセプトである 「地域におけ る存在価値を高め地域と共に成長し、安心して取引をしていただける亀信に」 の実現を目指し、引 き続き地域密着型金融の推進等を通じた中小企業金融の円滑化、地域の利用者の安全と利便性の 向上に努めるとともに、内部管理態勢の整備・確立の課題解決に向けて役職員が一体となって取組 んでまいります。 皆様には、本小冊子をご高覧賜り、当金庫へのご理解を一層深めていただくとともに、今後とも 倍旧のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 平成21年7月 理事長 3 Kameari Shinkin Bank 2009 基本方針・組織体制 4 総代会の概要 5 平成20年度事業の概況 6 亀有信用金庫と地域社会 8 コンプライアンス態勢 16 プライバシー・ポリシー 17 リスク管理体制 18 主要な事業内容 20 資料編 ( 単体 ) 財務諸表等 24 主要経営指標等 28 自己資本の状況 34 資料編 ( 連結 ) 財務諸表等 44 自己資本の状況 45 ネットワーク 50 開示項目索引 51 基本方針・組織体制 基本方針 1. 2. 3. 中小企業、家庭並びに地域社会の繁栄に奉仕する 創造力と適応力を発揮し、健全で調和のとれた経営を行う 人間性豊かな美しい職場をつくる 経営方針 4 1. 2. 3. 4. 5. 6. 地域、顧客、会員との連帯を深め、会員組織の強化をはかる 顧客本位のオリジナリティとアイデンティティを追求した金融商品・サービスを開発し提供する 常に変化を探り、情報の収集・分析に徹する 新しい経営技術・方法を積極的に採用する 人材の確保・育成をはかり、能力主義によって有能な管理者並びにスペシャリストをつくる 明朗闊達・進取の精神にみちた職場をつくる Kameari Shinkin Bank 2009 理事・監事の氏名及び役職名 (平成21年6月末現在) 理 事 長 (代表理事) 矢 澤 孝太郎 理 事 斉 藤 得 一 専務理事 (代表理事) 井 上 正 夫 理 事 関 根 一 允 常務理事 (代表理事) 総務部長及び人事部長 千代間 一 郎 理 事 中 西 政 次 常勤理事 監査部長及び事務部長 石 山 修 常勤監事 飯 泉 忠 一 常勤理事 営業統括部長 島 田 文 雄 監 事 飯 村 利 一 常勤理事 審査部長 湯 浅 憲 男 員外監事 井 上 利 昭 事業の組織 お 客 様 総 代 会 監 事 会 理 会 長 監 事 室 事 会 監 事 理 事 長 経営監理室 専務理事 常務理事 理 事 総合企画部 総 務 部 人 事 部 資金証券部 営業統括部 事 務 部 コンプライアンス室 監 査 部 業務監査課 資産監査課 事務集中課 システム課 事務企画課 債権管理課 査 課 審査企画課 審 営業推進課 営業統括二課 営業統括一課 資金証券課 市場事務課 事 課 採用研修課 人 経 理 課 総 務 課 書 室 秘 総合企画課 本店 審 査 部 支店 出張所 (平成21年6月末現在) 総代会の概要 総代会制度について 信用金庫は、会員同士の 「相互信頼」 と 「互恵」 の精神を基本理念に、会員1人1人の意見を最大の価値とする協同組織金融機関です。し たがって、会員は、出資口数に関係なく、1人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加することとなります。 しかし、当金庫では、会員数が大変多く、総会の開催は事実上不可能です。そこで当金庫では、会員の総意を適正に反映し、充実した審 議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。 この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。したがって、総代会は、総会 と同様に、会員1人1人の意見が当金庫の経営に反映されるよう、会員の中から適正な手続きにより選任された総代により運営されます。 また、当金庫では、総代会に限定することなく、日常の事業活動を通じて、総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、さまざまな経営 改善に取組んでおります。 総代会の仕組み 総代会の決議事項等 1.第58回通常総代会 総代会は、会員1人1人の意見を適正に反映するための開かれた制度です。 平成21年6月23日(火)本部新館4階ホールにて開催し、 次の事項が付議され、それぞれ原案のとおり可決・承認されました。 会 員 選考委員 総代候補者 2.総代会報告事項・決議事項 ②選考基準に基づき 総代候補者を選考 ・監事の監査報告の件 ・業務報告および貸借対照表ならびに損益計算書報告の件(第90期) ・剰余金処分案承認の件(第90期) ・理事の任期満了に伴う選任に関する件 ・退任理事への退職慰労金贈呈に関する件 ・会計監査人の不再任に関する件 ・会計監査人の選任に関する件 ③理事長は、総代候 補者氏名を事務所 の 店 頭に掲 示し、 所定の手続を経て、 総代を委嘱 ① 理 事 会の決 議に基 づき理事長が選考委 員を委 嘱し、選 考 委 員の氏名を事務所の 店頭に掲示 総 代 会 会員の総意を適正に 反映するための制度 総 代 Kameari Shinkin Bank 2009 理 事 会 総代が選任されるまでの手続き 決算に関する事項、理事・監事の選任等重 要事項の決定 地区を10区の選任区域に分け、各選任区域ごとに総代の定数を定める。 ①総代選考委員の選任 総代とその選任方法 理事会の決議により、選任区域ごとに会員のうちから選考委員を委嘱 選考委員の氏名を事務所の店頭に掲示 1.総代の任期・定数 ・総代の任期は3年です。 ・総代の定数は120人で、会員数に応じて各選任区域ごとに 定められております。なお、平成21年3月31日現在の 総代数は118人であり、会員数は23,121人です。 ②総代候補者の選考 選考委員が総代候補者を選考 理事長に報告 総代候補者の氏名を、1週間 事務所の店頭に掲示 2. 総代の選任方法 総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に 反映する重要な役割を担っております。 そこで総代の選考は、総代選任規程第7条に基づき、次の 3つの手続きを経て選任されます。 1.会員の中から総代選考委員を選任する。 2.その総代選考委員が総代候補者を選考する。 3.その総代候補者を会員が信任する(異議があれば申し立てる)。 《参考》総代選任規程第7条 第1項 総代候補者は、当金庫の会員でなければならない。 第2項 総代候補者の選考基準は次のとおりとする。 1.総代としてふさわしい見識を有している者 2.良識をもって正しい判断ができる者 3.人格にすぐれ、金庫の理念・使命を十分理解している者 4.その他総代選考委員が適格と認めた者 左記掲示について 日本経済新聞に公告 異議申出期間(公告後2週間以内) ③総代の選任 ・会員から異議がない場合 ・選任区域の会員数の1/3未満の会員 からの異議の申出があった総代候補者 選任区域の会員数の1/3以上の会員 から異議の申出があった総代候補者 当該総代候補者が選任区域の 総代定数の1/2以上 当該総代候補者が選任区域の 総代定数の1/2未満 ②の手続を経て 他の候補者を選考 理事長は総代に委嘱 総代の氏名を事務所の店頭に1週間掲示 総代の氏名 (五十音順 敬称略) 藍 川 友 次 石 橋 利 雄 榎 本 富 治 小 澤 一 宗 倉 滋 田 長 衛 鈴 木 進 田 中 利 雄 濱 島 音 作 森 田 四 郎 青 山 清 吾 市 原 秀 雄 榎 本 正 夫 恩 田 源 一 倉 本 勝 男 篠 猛 鈴 木 孝 田中 平三郎 日 暮 馨 矢 作 信 男 浅 井 伝 治 稲 垣 彰 一 及川 樹世志 金 保 倉 本 正 治 篠 木 忠 彦 鈴 木 實 冨 澤 重 治 日 暮 守 安 井 英 昭 浅 井 初 喜 稲 増 重 夫 大 弘 金 子 利 雄 黒 臼 重 吉 篠 田 早 苗 鈴 木 雪 夫 富 田 米 造 深 野 耕 二 八 塚 誠 治 阿 藤 一 男 井 上 勝 幸 大 島 文 夫 亀 井 宗 淳 斉 藤 巖 篠 関 勇 中 田 繁 治 福 健 山 勝 清 一 安 藤 清 一 上 杉 栄 治 大 河 内 輝 雄 斉 藤 進 島 根 成 年 高橋 五一郎 中 田 静 夫 福 島 正 二 山崎 よし江 石 井 幸 男 牛 込 一 枝 太田 晋之助 川 茂 斉 藤 政 一 清 水 敏 一 高 中 野 清 志 福 田 健 一 山田 己亀於 石川善一郎 臼倉 一太郎 大 塚 督 男 木 津 哲 治 坂 田 善 次 杉 浦 虎 男 高 橋 正 雄 中 星 吉 石 崎 京 松 宇田川 伊治 岡 明 木 村 一 男 坂 実 鈴 木 賢 一 高 橋 行 雄 中 山 智 偉 星野 伊三郎 若 林 正 治 石 田 高 幸 内 田 正 義 岡 本 信 三 木 村 甚 勇 佐々木 忠男 鈴木 賢次郎 竹 内 利 雄 西 脇 栄 一 本多 長七郎 渡 辺 和 幸 石 実 内 山 源 蔵 小倉 正四郎 草 間 文 雄 佐 藤 喜 市 鈴 木 定 雄 田 中 義 一 野 口 孝 一 鞠 子 作 衛 石 出 幸 一 江 川 竹 次 小 倉 武 雄 熊谷 政一郎 佐 藤 幸 雄 鈴 木 重 男 田 中 竹 志 橋 本 文 夫 鞠 子 武 夫 田 川 島 庭 勝 子 辺 本 田 真 木 田 誠 口 橋 武 村 栄 岡 三 郎 田 5 勇 (平成 21 年 6 月末現在) 平成 20 年度事業の概況 事業方針 平成20年度は「かめしん新中期経営計画」の基本コンセプトに基づき、7つの戦略を推進してまいりました。 地域密着型金融の推進を通じた中小企業金融の円滑化を図るため、継続的な新規事業先開拓を行うとともに、緊急保証制度の 積極的な推進や貸出条件緩和に対する柔軟な対応に取組んでまいりました。また、地域の利用者の安心と利便を図るため、金融商 品アドバイザーの育成やモバイル通帳プリンタの導入、そして振り込め詐欺防止キャンペーンの実施などを行ってまいりました。 《かめしん新中期経営計画のビジョン》 金融総合サービス業の追求 『役職員一人ひとりが力を発揮し、木目細かいサービスを強みにできる営業を基本として、地域のお客様に安心と満 足を提供する金融総合サービス業を追及する』 《かめしん新中期経営計画の基本コンセプト》 『地域における存在価値を高め、地域と共に成長し、安心して取引をしていただける亀信に』 《かめしん新中期経営計画の7つの戦略》 6 Kameari Shinkin Bank 2009 1.顧客基盤の拡充強化戦略 2.社会的地域貢献並びに新商品・サービス取組戦略 3.営業体制の強化戦略 4.収益力の強化戦略 5.内部管理態勢の充実強化戦略 6.財務体質の健全化維持戦略 7.人事組織戦略 業 績 (1)預金積金 21年3月末の預金積金残高は447,202百万円と なり、前期比8,378百万円の増加となりました。年金 受給口座の増加および夏・冬の定期預金増強キャン ペーン取組み等により、個人のお客様を中心に普通 預金・定期預金が増加しました。 平成20年3月末 定期預金 2,584億円 平成21年3月末 定期預金 2,645億円 (2)貸出金 21年3月末の貸出金残高は223,858百万円とな り、前期比4,895百万円の増加となりました。事業 先の新規先開拓および緊急保証制度の推進等により 法人のお客様の運転資金を中心に増加しました。 預金積金 4,388億円 預金積金 4,472億円 平成20年3月末 中小企業向け貸出 1,547億円 貸出金 2,189億円 平成21年3月末 中小企業向け貸出 1,611億円 貸出金 2,238億円 平成21年3月末 自己資本比率 (3)自己資本比率 10.00% 21年3月末の自己資本額は30,290百万円、自己資本比率 は12.14%となりました。国内基準の4%を十分に上回る水準 を維持し、経営体質の健全性、安全性が確保されています。 12.14% 5.00% 4.00% 0.00% 国内基準 (4)損益の状況 平成21年3月期 21年3月末の有価証券残高は156,971百万円となり、前 期比14,589百万円の減少となりました。多額の損失処理発 生の反省を踏まえ、現在の有価証券運用は、国債・地方債・公 社公団債等に限定しており、投資信託や仕組債等リスクの高 い商品は購入しておりません。 有価証券全体のポートフォリオは、公共債の割合が高まり、株 式・投資信託・外国証券等の割合が大幅に減少しました。今後 の経営に対する市場リスクの影響度はかなり軽減されるもの と考えております。 ゆめか 名 前 誕生日 夢叶ちゃん 6月15日 小学校5年生 ※レインボーかつしかバスの 広告として活躍しています。 2,862 平成20年3月末 (5)有価証券 ≪プロフィール≫ コア業務純益 百万円 有価証券 ; 1,715億円 国債・地方債・社債 ; 927億円 平成21年3月末 有価証券 ; 1,569億円 国債・地方債・社債 ; 1,030億円 ≪シグマバンクグループとは≫ Σ(シグマ)バンクは、業務提携を行っ ている亀有・足立成和・小松川・東榮 の4信用金庫の愛称です。「Σ(シグ マ)」はギリシャ語で総和を表わしま す。4信用金庫は連帯と協調で「お 客様」 「信用金庫」 「地域社会」の繁 栄を実現することに願いを込めて、 Σ(シグマ)バンクと愛称を定めまし た。 7 Kameari Shinkin Bank 2009 預貸金を中心とした金融機関の本来業務による収益力を示 すコア業務純益は2,862百万円となり、前期比172百万円の 増加と堅実に確保することができましたが、有価証券や貸出 金について、積極的に損失処理を実施し資産の健全化に取組 みました。具体的には、9,079百万円の有価証券損失処理 と、1,861百万円の貸倒損失処理を行いました結果、経常損 失は8,092百万円となり、繰延税金資産1,055百万円積み増 し後の当期純損失は7,022百万円となりました。 当金庫のイメージキャラクター 当金庫 亀有信用金庫と地域社会 預金積金の 構成と推移 4,388 4,244 4,472 預金積金(地域からの資金調達) お客様の大切な財産をさまざまな貯蓄ニーズや 安心確実な資金運用の多様化にお応えできるよう に、外貨預金・貯蓄預金・総合口座・スーパー定期預 金をはじめバラエティ豊かな商品をそろえており ます。 また、新しい預金商品の開発にも積極的に取組 んでおります。 定期預金 2,645億円 58% H19.3 H20.3 H21.3 定期積金 157億円 4% 平成21年3月末 4,472億円 貯蓄預金 39億円 1% 普通預金 預金積金残高 447,202百万円 その他預金 47億円 1,511億円 34% 1% 当座預金 70億円 2% 8 Kameari Shinkin Bank 2009 預金積金 4,472億円 預り資産 314億円 ● 常勤役職員 487人 ● 会 員 数 23,121名 ● 出 資 金 719百万円 ● 店 舗 数 ●営 業 地 区 お 客 様 か め し 24店舗 (うち出張所1) 東京都 葛飾区・江戸川区・江東区・墨田区 埼玉県 草加市・八潮市・三郷市・越谷市・ 千葉県 松戸市・流山市・柏市・鎌ヶ谷市・ 当金庫は、地域の中小企業者や住民が会員となって運営され 当金庫の基本方針である「中小企業、家庭並びに地域社会の 資金は、地域で資金を必要とする皆様にご融資を行い、円滑な し、地域経済の持続的発展に努めております。 会員の皆様 出資金 7億円 「かめしん 新中期経営計画」 『役職員一人ひとりが力を発揮し、木目細かい 域のお客様に安心と満足を提供する金融総合サ 有価証券の構成と推移 1,793 資金の運用状況(貸出金を除く) 当金庫は、お客様のご預金をご融資による資金仲 介業務のほか、有価証券による運用も行なってお ります。 有価証券運用に関しては1銘柄に集中したり固 定化させたりせず、 リスクの分散をはかり、 安全 性、流動性、収益性を基本としています。 投資信託 2億円 0% 1,715 外国証券 496億円 1,569 32% 1% 株式 22億円 1% 社債 350億円 22% H19.3 H20.3 平成21年3月末 有価証券残高 156,971百万円 預証率 35.10% その他の証券 17億円 1,569億円 地方債 317億円 20% H21.3 国債 362億円 3 24% 貸出金の 業種別構成と推移 2,157 貸出金(地域への資金供給) 2,238 2,189 不動産業 607億円 28% 卸売業・小売業 142億円 6% 地域経済の活性化を目指し、地域でお預かりした資金 は、地域のお客様にご融資で還元するために、新規融資の 開拓、取引企業先に対する経営相談・支援機能の強化、企業 再生支援に尽力し、事業活動を展開しています。 運輸業 99億円 4% 建設業 186億円 8% サービス業 205億円 9% H19.3 貸出金残高 223,858百万円 H20.3 H21.3 製造業 平成21年3月末 380億円 17% 2,238億円 預貸率 50.05% 個人 588億円 27% その他 28億円 1% ん 決算状況(平成21年3月期) ● コア業務純益 2,862百万円 ● 自己資本比率 12.14% 9 ・足立区・荒川区・台東区・中央区・千代田区・港区・北区・文京区 吉川市・北葛飾郡松伏町 市川市・我孫子市・野田市 お 客 様 ている相互扶助型の金融機関です。 繁栄に奉仕する」に基づき地域の皆様からお預かりした大切な 地域金融に資するとともに、地域社会とのネットワークを形成 会員の皆様 (計数は、平成21年3月末現在) 相談・支援サービス 地域貢献活動 ∼ 金融総合サービス業の追求 ∼ サービスを強みにできる営業を基本として、地 ービス業を追求する』 三郷支店新築オープン 当金庫 三郷支店は、平成20年11月17日に新築オープンいたしました。地域の皆様に お役に立てる店舗を目指し、会議室や化粧室の地域への開放など地域の皆様に親しみや すい店舗となりました。 Kameari Shinkin Bank 2009 貸出金 2,238億円 亀有信用金庫と地域社会 「地域密着型金融」 の取組み 《「地域密着型金融」の進捗状況》 平成19年度から「地域密着型金融」の推進は恒久的な取組みとして位置づけられています。当金庫では、地域 密着型金融の推進を、経営の重要課題ととらえて、「かめしん新中期経営計画」において中小企業融資開拓・企業再 生支援・社会的地域貢献を柱として引き続き積極的に取組んでおります。平成20年度の主な取組み状況は次のと おりです。 1.ライフサイクルに応じたお取引先企業の支援強化 ①経営革新計画の承認に向けた支援 シグマバンクグループ(亀有・足立成和・小松川・東榮の4金庫)では、各金庫の担当者、お取引先企業及び中小 企業診断士と提携して、中小企業新事業活動促進法に基づく経営革新計画書の作成を指導、都庁等の承認取 得に向けた支援を実施しました。各金庫のお取引先企業が多数参加する異業種交流会は、ビジネスマッチン グ、地域活性化への寄与も目指しています。 ②再生支援チームによる事業再生支援 審査部内の再生支援チーム3名が、中小企業再生支援協議会等の外部機関と連携し継続的にお取引先企業を 訪問、事業再生の支援を行っています。 10 Kameari Shinkin Bank 2009 2.事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底 ①担保・保証に過度に依存しない融資等への取組み 商品名「ステップアップ」…新規お取引先企業への融資について、定性・定量面に重点をおいた分析を実施する ことで、従来に比し担保・保証条件に依存しない取組みを目指しています。 3.地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献 ①支店長による法人取引先全件訪問の実施 中小企業金融円滑化に向けた取組みの強化を図るため、平成21年2月∼ 3月に各支店長が担当法人お取引先 全先を訪問しました。緊急保証制度を活用した資金需要に対応することが出来たほか、業況悪化で不安を抱 える経営者との関係強化にもつながりました。 ②若手経営者及び事業後継者の育成支援 次世代を担う若手経営者及び事業後継者に対して、勉強会・講演会・企業視察等の機会を提供しスキル向上の 一助としていただくほか、参加者同士の交流を通じてビジネス拡大を支援しています。 平成21年度も、「地域経済への貢献」と「収益力の向上」を達成するために、中小企業への育成支援機能の強化 や新規事業先開拓活動を積極的に推進し、内部管理態勢の充実強化にも努め、地域密着型金融の機能強化を図っ てまいります。 地域密着型金融の主要計数等の実績 (平成 20年 4 月∼平成 21年 3 月) 主 要 計 数 等 実 績 経営改善支援取組み率 12.4% 再生計画策定率 11.2% ランクアップ率 11.0% 創業・新事業支援融資実績 29件 170百万円 個人保証・不動産担保に過度に依存しない融資の取組み実績 51件 1,129百万円 中小企業融資開拓先数 530先 中小企業融資比率 72.0% 当金庫の平成20年度における経営改善支援の取組み実績は以下のとおりです。 (単位:先) 期初債務者数 A うち 経営改善支援 取組み先 α αのうち期末 に債務者区分が 上昇した先数 β αのうち再生計画 を策定した先数 δ 経営改善取組み率 α/A 3,280 ② 1,304 ③ 35 25 8 12 12 71.4% 32.0% 48.0% 破 綻 懸 念 先 ④ 155 74 8 59 14 47.7% 10.8% 18.9% 実 質 破 綻 先 ⑤ 134 29 2 27 4 21.6% 6.9% 13.8% 破 綻 先 ⑥ 43 0 0 0 0 0.0% − − 1,671 616 68 508 69 36.9% 11.0% 11.2% 4,951 616 68 508 69 12.4% 11.0% 11.2% 小計(②∼⑥の計) 合 計 50 0 0 0.0% 39 37.4% 再生計画策定率 δ/ α ① 488 410 ランクアップ率 β/ α 要 注 うちその他要注意先 意 先 うち要管理先 正 常 先 0 αのうち期末に 債務者区分が変化 しなかった先 γ − 10.2% 8.0% (注) ・期初債務者数及び債務者区分は平成20年4月当初時点で整理 ・債務者数、経営改善支援取組み先は、取引先企業(個人事業主を含む。)であり、個人ローン、住宅ローンのみの先を含まない。 ・βには、当期末の債務者区分が期初よりランクアップした先数を記載。なお、経営改善支援取組み先で期中に完済した債務者はαに含めるもののβに含めない。 ・期初の債務者区分が「うち要管理先」であった先が期末に債務者区分が「うちその他要注意先」にランクアップした場合はβに含める。 ・期初に存在した債務者で期中に新たに「経営改善支援取組み先」 に選定した債務者については (仮に選定時の債務者区分が期初の債務者区分と異なっていたとしても)期初の債 務者区分に従って整理。 ・期中に新たに取引を開始した取引先については本表に含めない。 ・γには、期末の債務者区分が期初と変化しなかった先数を記載。 ・みなし正常先については正常先の債務者数に計上。 ・ 「再生計画を策定した先数δ」=「中小企業再生支援協議会の再生計画策定先」+「RCCの支援決定先」+「金融機関独自の再生計画策定先」 亀信会 YMC ベトナム視察会 亀有、足立成和、小松川、東榮信用金庫の4金庫が業務提携をしておりますシグマバンクグルー プでは、 「経営革新計画」 の承認を目指した第6弾異業種交流会を平成20年9月∼平成21年2月 に開催しました。第1弾以降6年間で約120社のお取引先の皆様に参加いただきました。 かめしん経営塾 Kameari Shinkin Bank 2009 シグマバンクグループ 異業種交流会 11 亀有信用金庫と地域社会 社会的地域貢献 「振り込め詐欺」撲滅キャンペーンを実施しました。 店頭窓 口・ATM コーナーでお客様に注意を呼び掛けました。 かめしんでは献血活動を定期的に実施しており、今回も多 数のご参加をいただきました。 12 Kameari Shinkin Bank 2009 預金積金地区別構成比 その他 203億円 三郷市 878億円 4.6% 19.8% 葛飾区 1,637億円 地域でお預かりした資金 (預金)は地域の皆様に 貸出金で還元しています。 37.0% 吉川市 91億円 2.1% 貸出金地区別構成比 八潮市 601億円 13.6% その他 147億円 草加市 三郷市 52億円 1.2% 399億円 17.9% 足立区 608億円 流山市 52億円 1.2% 松戸市 263億円 5.9% 13.7% 6.6% 葛飾区 815億円 吉川市 53億円 2.4% 36.4% 江戸川区 39億円 0.9% 八潮市 265億円 11.9% 草加市 51億円 2.3% 流山市 18億円 0.8% 松戸市 108億円 4.8% 江戸川区 32億円 1.4% 足立区 346億円 15.5% お客様アンケート調査結果 新規ご融資ご利用先アンケート(平成20年4月1日∼平成20年12月30日までのご融資実行先) 調査期間:平成21年2月20日∼ 3月19日 調査方法:アンケート用紙郵送による返信 調査対象:新規融資実行先企業 対象先288先 回収数122先 (グラフは回答数・複数回答可) 質問1 当金庫のご融資をご利用いただいた理由について お伺いいたします。 その他 1 回答1 預金取引が あったから 28 質問 2 ご融資取引にあたって、 取引条件(金利、保証等)や 必要書類等に関する職員のご説明は いかがでしたか? 回答 2 条件(金利、 金額等)が合った 47 非常にわかりにくい 1 ややわかりにくい 9 非常にわかりやすい 43 営業担当者の 対応が良かった 65 利便性が良い 42 以前から当金庫に 関心があった 9 他取引金融機関に 不満があった 13 わかりやすい 67 13 質問 4 回答 3 回答 4 いかがでしたか? やや不満 2 不満 1 非常に満足 48 満足 69 質問 5 当金庫をご利用いただいた満足度は いかがですか? やや不満 7 不満 2 非常に満足 28 Kameari Shinkin Bank 2009 (言葉使い・ご挨拶等)は 質問 3 当金庫の職員の応対 満足 82 今後、貴社の当金庫に対するお取引方針と その理由についてお伺いします。 回答 5 資金調達先として (融資取引のみ)のみ 9 今回の融資取引のみ 3 メイン取引金融機関 として 47 当金庫では、新規のご融資をご利用いただくにあたりま してお客様からの信頼を第一と考え、お客様のご理解と ご満足を得られますよう分かりやすい説明を行うように 努めております。 本アンケートを参考に今後もお客様にご満足いただける 態勢作りを目指してまいります。 サブ取引金融機関 として 54 5 亀有信用金庫と地域社会 コミュニティー活動 サークル組織の趣旨 14 毎年の事業内容 Kameari Shinkin Bank 2009 評 議 員 会 総代会に準ずる組織で、当金庫と地域社 会の発展に寄与することを目的として昭 和37年11月21日に発足いたしました。 会員数 132名 ・総会 ・業務報告会 ・親睦旅行 H20.6.25 H21.2.24 亀 信 会 企業の代表者の親睦と連帯を図り、相互 の発展に寄与することを目的として昭和 45年4月23日に発足いたしました。 会員数 738社 ・総会・講演会 ・会長会(年1回) ・支部活動 H20.6.26 H20.4.18 亀信会ヤングマネジメント ク ラ ブ(YMC) 亀信会と協力して会員相互の親睦と連帯 を図り、相互の発展に寄与することを目 的として昭和62年4月1日に発足いたし ました。 会員数 236社 ・視察会 ・講演会 ・交流ボウリング大会 ・支部活動 H20.9.11∼14 H20.10.22 H21.3.4∼5 亀 会 ゴルフを通じて会員相互の融和と健康に 寄与することを目的として昭和43年3月 22日に発足いたしました。 会員数 582名 ・支部活動(年3回コンペ) か め し ん ゴ ー ル ド ク ラ ブ 会員相互の親睦と融和を図り、健康で豊 かな生活づくりを目指し、地域社会の発 展に寄与することを目的として平成元年9 月11日に発足いたしました。 会員数 25,291名 ・年金寄席 H20.6.13 ・年金相談会、年金相談FAX ・旅行会 H20.11.10∼21 亀信特別会員「きずな」 会員と当金庫の結びつきを深め共に繁栄 を目指すことを目的として平成10年9月 16日に発足いたしました。 会員数 2,479名 ・観劇会 ・セミナーの開催 親 かめしんゴールドクラブ・年金旅行・年金寄席 かめしんジャンボ国内旅行 観劇会 H20.7.10 総代会 評議員会 業務報告会 亀信会総会 15 Kameari Shinkin Bank 2009 YMC講演会 平成21年優良企業表彰式 地域との繋がり かめしんジャンボ国内旅行 (北海道 394名参加) H20.5.11 ∼ 5.27 かめしんゴールドクラブ年金寄席 (かめありリリオホール 1,114名参加) H20.6.13 特別観劇会 (明治座 1,188名参加) H20.7.10 亀信会YMC視察会 (ベトナム 他 15名参加) H20.9.11 ∼ 9.14 かめしんゴールドクラブ年金旅行 (新潟県 月岡温泉 1,839名参加) H20.11.10 ∼ 11.21 平成20年度業務報告会 (浅草ビューホテル 総代・評議員180名出席) H21.2.24 平成21年優良企業表彰式 (東京ドームホテル) H21.3.13 コンプライアンス態勢 (法令等遵守) コンプライアンスとは、当金庫が日常業務を遂行するにあたってあらゆる法令やルールを遵守することを いいます。地域金融機関である信用金庫の公共的使命である金融の円滑化と地域経済の発展を担うために、 第一に、当金庫役職員一人ひとりが高い倫理観を持ち法令等遵守に取組み、お客様にご信頼をいただくこと が不可欠と考えます。当金庫は「コンプライアンス経営」を最重要課題と位置付け、「亀有信用金庫コンプラ イアンス宣言」を策定し、コンプライアンス態勢の充実・強化に取組んでおります。 コンプライアンス態勢の取組強化 当金庫は、コンプライアンス態勢を構築するために「コンプライアンス・プログラム」を毎年策定し、全部店に配置さ れたコンプライアンス管理者及び担当者が中心となり、コンプライアンス態勢の実践に取組んでおります。 また、外部講師等による階層別の集合研修やコンプライアンス統括部署であるコンプライアンス室の臨店指導により コンプライアンスの教育指導、モニタリングを行い、 「実効性あるコンプライアンス態勢」の構築に取組んでおります。 さらに、代表理事を委員長とした「コンプライアンス委員会」を毎月開催し、コンプライアンスに関する状況の把握、 課題についての協議・検討を行っております。 コンプライアンス・マインドの醸成 16 Kameari Shinkin Bank 2009 当金庫は、「法令等遵守に係る基本方針」 ・ 「コンプライアンス規程」 ・ 「コンプライアンス・マニュアル」を制定、随時 見直しを行い、全役職員に配布し、諸会議や研修等あらゆる機会を利用して、その内容の周知徹底を図りコンプライ アンスの風土醸成に取組んでおります。 〈コンプライアンス態勢〉 反社会的勢力への対応 当金庫は、社会の秩序や安全に脅威を与え、健全な経済・社 会の発展を妨げる反社会的勢力との取引を含めた関係を遮断 し、不当要求に対し断固として拒絶するために、「反社会的勢 力に対する基本方針」 ・ 「反社会的勢力対応規則」 ・ 「反社会的勢 力対応マニュアル」を制定し、「東京都信用金庫 暴力団等排除 対策協議会」に参加し、警察及び(財)暴力団追放運動推進セン ター等と緊密に連携をとるなど反社会的勢力の排除に向け取 組んでおります。 理 事 会 常勤理事会 監査部 (内部監査) コンプライアンス委員会 (事務局:コンプライアンス室) コンプライアンス室 部店コンプライアンス 管理者・担当者 ホットライン 職 員 当金庫は従来から取扱商品の説明にあたっては、お客様に十分に説明を行い、ご納得いただけるように努 めております。また、以下のとおり「勧誘方針」を策定しており、各職員はこの方針を遵守し、営業活動を行っ ております。 金融商品に係る勧誘方針 当金庫は、「金融商品の販売等に関する法律」に基づき、金融商品の販売等に際しては、下記の事項を遵守し、勧誘の 適正の確保を図ることとします。 - 当金庫は、お客様の知識、経験、財産の状況及び当該金融商品の販売に係る契約を締結する目的に照らして、適 正な情報の提供と商品説明をいたします。 2 金融商品の選択・ご購入は、お客様ご自身の判断によってお決めいただきます。その際、当金庫は、お客様に適 正な判断をしていただくため、当該金融商品の重要事項について説明いたします。 ' 当金庫は、誠実・公正な勧誘・販売を心掛け、お客様に対し事実と異なる説明をしたり、誤解を招くことのないよ う、研修を通じて役職員の知識の向上に努めます。 . 当金庫は、訪問・電話による勧誘は午前8時40分から午後7時までといたします。ただし、事前にお客様からの ご了解をいただいている場合を除きます。 / 金融商品の販売等に係る勧誘について、ご意見やお気づきの点がございましたら、窓口までお問い合わせくださ い。 プライバシー・ポリシー 亀有信用金庫は、お客様からの信頼を第一と考え、個人情報の適切な保護と利用を図るために、個人情報 の保護に関する法律(平成15年5月30日法律第57号)および金融分野における個人情報保護に関するガイ ドライン、その他の関係法令等を遵守するとともに、職員への教育を徹底しその継続的な改善に努めま す。また、個人情報の機密性・正確性の確保に努めます。 ◆プライバシー ・ ポリシー 1. 個人情報とは 「個人情報」とは、 「住所・氏名・電話番号・生年月日」等、 特定の個人を識別することができる情報をいいます。 2. 個人情報の取得・利用について (1)個人情報の取得 亀有信用金庫は、金庫業務の適切な運営のため、あらかじめ利用の目的を明確にして個人情報の取得をします。 (2)個人情報の利用目的 亀有信用金庫は、お客様とのお取引を安全かつ確実に進め、より良い商品・サービスを提供するためにお客様の個人情報を利 用し、その目的以外には利用いたしません。お客様本人の同意がある場合、もしくは法令等により開示が求められた場合等を 除いて、個人情報を第三者に開示することはございません。 3. 個人情報の正確性の確保について 17 亀有信用金庫は、お客様の個人情報について、利用目的の達成のために個人データを正確かつ最新の内容に保つように努めます。 亀有信用金庫は、お客様の個人情報の漏えい、滅失、または毀損の防止その他の個人情報の安全管理のため、個人データの安全管理 措置を講じます。 5. 個人情報の取扱いに関する窓口 亀有信用金庫は、個人情報の保護に関するお客様からの申し出に適切かつ迅速に取組みます。 お客様の個人情報の開示等の請求や利用停止等の申し出は当金庫営業店窓口へお申出ください。 なお、当金庫の個人情報の取扱いに関するご質問・苦情の申し立てにつきましては、下記の当金庫 事務部事務企画課までご連絡 下さい。 【個人情報に関する相談窓口】 亀有信用金庫 事務部 事務企画課 住 所:〒125−8508 東京都葛飾区亀有3−13−1 電話番号:0120−011−755( 月∼金曜日 9:00 ∼ 17:00) Eメール:[email protected] ◆振り込め詐欺に対する対応 ◉振り込め詐欺の現状 振り込め詐欺の被害は、警察庁や金融庁の取組みのほか、マスコミ報道による注意喚起により、一時減少したかに思われました。しか し、家族になりすまし、携帯電話による借金返済や会社でのトラブルを名目にした 「オレオレ詐欺」、役所の職員を装って医療費や税 金の還付をするとした 「還付金等詐欺」 「定額給付金詐欺」、その他融資を目的とし、保証金等を名目に現金を振り込ませる「融資保証 金詐欺」 、インターネット等の利用料金の「架空請求詐欺」など手口は巧妙になり被害件数は増加傾向にあります。 ◉当金庫における対応 当金庫は振り込め詐欺防止キャンペーンとして、ATMコーナーには、ポスターを掲示するとともに、 ATMの初期画面にて 『振り込 め詐欺にご注意』の表示をしております。また、ATMの操作に戸惑っているお客様や、携帯電話を使いながら操作しているお客様に は、声を掛けさせていただいております。また、窓口にお越しのお客様で、他の金融機関の個人名義口座に多額の振り込みをお申し込 みのお客様にもご注意を呼びかけております。このような対応により、犯罪が未遂となり、警察から感謝状をいただいているケース も何件かございます。 内部態勢整備につきましては、犯罪収益移転防止法を遵守するとともに、 「マネー・ローンダリング防止取扱要領」 等の内部ルールを 制定しており、当金庫に犯罪者の不正口座を作らせない取組みを行うとともに、万一、不正取引口座の疑いがある情報を入手等した場 合の対応方法や、 犯罪の疑いがある口座の取引停止等についての取扱いについても、 職員に徹底し厳格に取扱いしております。 Kameari Shinkin Bank 2009 4. 個人情報の安全管理について リスク管理体制 金融機関を取り巻く環境は大きく変化しており、法令等遵守、信用リスク、市場リスク、流動性リスク、オ ペレーショナル・リスク等抱えるリスクも複雑化、多様化してきています。経営の健全性を確保し、各種リ スクに見合った適正な収益をあげていくためにはこれらのリスクを統合的に把握し、適切にコントロールで きるリスク管理体制が必要となります。当金庫では、リスク管理体制の強化及びリスク管理手法の高度化を 経営目標の一つに位置付けており、安定した経営と健全な財務体質の維持向上に努めております。 内部管理基本方針 ○金融機関の業務の健全性・適切性を確保するための態勢に係る基本方針(内部管理基本方針)を平成19年7月に制定しました。 1.理事及び職員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制 (1) コンプライアンス (法令等遵守) 等に関する基本方針 役職員は、お客様から信頼される地域金融機関を目指し、社会的 責任と公共的使命を常に自覚し、高い倫理観を持ち、コンプライ アンスを経営の最重要課題として業務に取組む「亀有信用金庫コ ンプライアンス宣言」 を策定し、 公表する。 (2) コンプライアンス体制 理事会は、 「法令等遵守に係る基本方針」 、 「コンプライアンス規 程」 、 「コンプライアンス・マニュアル」 を定め、法令・定款並びに 社会規範を遵守する態勢を構築する。 コンプライアンスの取り組みは年度ごとに理事会で「コンプライ アンス・プログラム」 を決定して実施する。 (3) 内部通報制度 (ホットライン) 法令上疑義のある行為等について職員が直接情報提供を行う内 部通報制度 (ホットライン) を導入する。 (4) 内部監査 内部監査部門は、法令等遵守態勢について監査を行い、その結果 を理事会、常勤理事会及び監事に報告するとともに、必要に応じ て被監査部門および統括・管理部門に改善すべき事項を指示し、 その実施状況を検証する。 2.理事の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 18 Kameari Shinkin Bank 2009 (1) 職務執行情報の記録 理事の職務の執行に係る情報については、諸規程に基づき、各種 会議の議事録又は決裁文書等を作成する。 また、理事及び監事は これらの文書を常時閲覧できるものとする。 (2) 文書の保存及び管理 理事の職務の執行にかかる情報・文書は、 「文書取扱規則」 等に基 づき、 適切に保存・管理させる。 3.損失の危険の管理に関する規程その他の整備 (1) リスク管理基本方針 理事会は、経営上の各種リスクの正確な把握と適正なコントロー ルを図るため、 「統合的リスク管理方針」 を定め、全役職員へ周知 徹底を図り, 庫内のリスク管理態勢の向上を図る。 (2) リスク管理体制 理事会等は、各種リスクの管理方針の決定とリスク管理に係る重 要事項の決定を行うとともに、各種リスク協議機関としてリスク 管理委員会等を設置する。 リスク管理統括部門は各担当部門が所管する各種リスクを統括 して管理し、常時モニタリングを行うとともにその結果について 理事会に報告する。 (3) 危機管理体制 危機管理統括部門は、大規模災害をはじめ、当金庫の業務に重 大な影響を及ぼすような緊急事態の発生時に生じ得る損害や影 響を最小限に抑えるため、 「危機管理統括規程」に基づいて対応 マニュアルを定め、平時より危機管理体制を整備する。 4.理事の職務執行が効率的に行われることを確保するための体制 (1) 理事会等の体制 理事会のほか、 「常勤理事会運営規程」 に基づき、理事会から委任 された事項及び重要執行方針の協議並びに理事会に付議すべき 事項を事前に審議する機関として常勤理事会を設置する。 (2) 業務分掌規程及び職務権限規程 理事は「業務分掌規程」及び「職務権限規程」に定める業務分掌と 職務権限に基づきその職務を執行するとともに、これらの規程に おいて、職員に委任する権限と責任を定め、適切に職務が遂行さ れる体制を構築する。 5.監事がその職務を補助すべき職員を求めた場合における当該職員に関する事項 (1) 監査業務の補助 業務分掌に定める監事室の職員が監事の補助業務を行う。 (2) 監査業務を補助すべき職員の配置 監事がその職務を補助すべき職員を求めた場合は専担の職員を 配置する。 6.監事の職務を補助すべき職員の理事からの独立性に関する事項 (1) 補助職員が監査業務の補助を行う場合は、理事等の執行部門の指 揮を離れ、 監事の指示・命令に従う。 (2) 理事は、監事の職務を補助すべき専担の職員の人事異動又は考課 を行う場合は監事の意見を求めることとする。 7.理事及び職員が監事に報告するための体制その他の監事への報告に関する体制 (1) 重要な事実の報告 理事は、当金庫に著しい損害を及ぼすおそれのある事実のほか、 法令違反等、またはその疑いがあるものを発見した場合には、監 事に対して速やかに報告する。 職員は、上記に関する重大な事実を認識した場合には監事に直接 報告できるものとする。 (2) 監事が報告を求める場合の対応 理事および職員は、監事が当金庫の業務および財産の状況を調査 する場合、 迅速かつ的確に対応し報告する。 8.その他監事の監査が実効的に行われることを確保するための体制 (1) 監査部及び会計監査人との連携 監事は、監査部及び会計監査人との連携により、効率的な監査を 実施するように努める。 (2) 外部専門家の活用 監事は独自に意見形成を行うため、監査の実施にあたり必要と認 めるときは、自らの判断で弁護士、公認会計士その他の専門家を 活用する。 9.当金庫及びその子会社等における業務の適正を確保するための体制 (1) 子会社の経営の監視・監督 当金庫グループの企業としての業務の適正を確保するため、子会 社の非常勤役員を当金庫の理事が兼務し、職務の執行状況を監 視・監督する。 また関係部署が経営計画の進捗状況等を定期的にモニタリング する等の関与により、 グループ運営体制の整備に努める。 (2) 子会社への監査体制 子会社に対して、監事による業務監査、当金庫の監査部による監 査、 及び会計監査人による外部監査を実施する。 管理すべきリスクの内容 1.経営管理(ガバナンス) 金融機関における業務の健全性を確保し、信用の維持及び預金 者等の保護を確保するとともに金融の円滑を図るためには、適切 な経営管理(ガバナンス)のもと、金融機関の業務の全てにわたる 法令等遵守、顧客保護等の徹底及び各種リスクの的確な管理が行 われることが求められます。 2.法令等遵守 法令等遵守(コンプライアンス)とは、企業倫理の再構築及び法 令やルールを厳格に遵守するとともに社会規範を全うすることを いいます。法令等遵守(コンプライアンス)は、信用が最大の財産 ともいえる金融機関にとって「経営の健全性を高め、社会からの 信頼を確かなものとする基本原則」であり、経営トップ以下役職 員全員が、日々の業務活動のなかで着実に実践するものです。 金等の資産価値が減少ないし消失し、金融機関が損失を被るリス クです。信用リスクは、貸出金、有価証券、債務保証等貸借対照 表上の資産とコミットメント取引等のオフ・バランス取引にも含 まれます。 7.資産査定管理 資産査定とは、金融機関の保有する資産を個別に検討し、回収 の危険性又は価値の毀損の危険性の度合いに従って区分すること で、資産の不良化によりどの程度の危険にさらされているか判断 するものであり、金融機関自ら行う資産査定を自己査定といいま す。また、償却・引当とは、自己査定結果に基づき、貸倒等の実 態を踏まえ債権等の将来の予想損失額等を適時かつ適正に見積も ることです。 8.市場リスク管理 市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ ファクターの変動により、資産・負債(オフ・バランスを含む。)の 価値が変動し損失を被るリスク及び資産・負債から生み出される 収益が変動し損失を被るリスクです。市場リスクは、主として金 利リスク、為替リスク及び価格変動リスクからなります。 4.統合的リスク管理 統合的リスク管理とは、金融機関の直面するリスクに関して、 自己資本比率の算定に含まれないリスク(与信集中リスク、バン キング勘定の金利リスク等)も含めて、それぞれのリスク・カテゴ 9.流動性リスク管理 流動性リスクとは、運用と調達の期間のミスマッチや予期せぬ 資金の流出により、必要な資金確保が困難になる、又は通常より も著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失 を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の混乱等により市場にお いて取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取 引を余儀なくされることにより損失を被るリスク(市場流動性リ スク)です。 リー毎に(信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスク等) 評価したリスクを総体的に捉え、自己資本と対比することによっ て、自己管理型のリスク管理を行うことです。 5.自己資本管理 自己資本管理とは、自己資本充実に関する施策の実施、自己資 本充実度の評価および自己資本比率の算定を行うことをいいま す。金融機関は自らのリスク特性に照らし、自己資本の質量を十 分かつ適切に管理しなければなりません。 6.信用リスク管理 信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、貸出 リスク管理及びALM(資産・負債の総合管理)体制 リスク管理委員会において、リスクの把握と資産・負債のバランス 調整の検討を繰り返すことで、さまざまな変化に対して効率的かつ 適切な対応がとれる体制としています。運用・調達におけるリスク と現在の収益状況を把握し、市場動向を踏まえた上で、各種リスクの 管理及び金庫全体の資産・負債のバランスを調整しながら収益を確 保することがリスク管理委員会の主な目的となります。 また、流動性リスクに対応した適切な流動性水準を維持管理する ことも行っております。 審査体制 経営の健全化と安全性を図るため、信用リスク管理は益々重要視 されています。当金庫では、特定の企業・個人・業種に偏らないバラ ンスのとれた貸出運営を行なっており、お取引先の総合的な信用リ スクを把握し、貸出金の質的な管理が図られるよう信用リスク管理 システムの構築に努めております。また、職員教育につきまして は、融資の基本原則や目利き力強化のための研修を行い、審査能力 の向上に努めております。 10.オペレーショナル・リスク管理 オペレーショナル・リスクとは、金融機関の業務処理の過程、 役職員の活動、若しくはシステムに不備があった場合や外生的な 事象により損失を被るリスクを総称するものです。主なオペレー ショナル・リスクには、事務リスク、システムリスクなどがあり ます。 内部監査体制 金融機関をとりまくリスクが多様化、複雑化している現在、また、 不祥事件発生防止の観点からも、内部管理態勢の構築が不可欠なもの となっております。中でも内部監査部門は重要な役割を担っており、 当金庫では業務遂行状況のプロセスを重視した監査を実施し、また、 リスク管理態勢等の適切性、有効性に重点をおいた内部監査を実施し ております。 内部監査は全部店並びに関連会社を対象に実施する定例監査のほか に、金庫の重要課題である項目やリスクの種類・程度など特定の項目 にテーマを絞って行う特定監査を実施しております。また、内部監査 を通じて発見された問題点などは、定期的に改善状況をフォローアッ プ監査として検証しております。今後も内部監査を有効的に実施し、 監査体制の強化を図ってまいります。 (1) 内部監査の目的 内部監査は、当金庫の全ての業務における内部管理態勢の適切 性・有効性を検証し、その結果に基づく内部管理態勢等の問題点の 改善提言を通じて、当金庫の健全性の確保と経営効率化の向上を図 り、当金庫の事業の発展に寄与することを目的としています。 (2) 内部監査部門としての独立性の確保 「内部監査規程」 において、 「監査部は被監査部門から独立した組 織として、不当な制約を受ける事なく、専ら監査業務を担当する」 と定めております。 (3) 監事、会計監査人との連携 監査部は、監事及び監査法人と常に連絡・調整し、内部監査の効 率的な実施に努めております。 19 Kameari Shinkin Bank 2009 3.顧客保護等管理 顧客保護等管理は、預金者等を含めた金融機関の業務の利用者 の保護及び利便性向上の観点から重要であり、また金融機関の業 務の健全性及び適切性の観点からも重要です。主な顧客保護等管 理には、顧客説明管理、顧客サポート等(相談・苦情等)管理、顧 客情報管理、外部委託管理、利益相反管理等があります。 主要な事業内容 預金業務 金融機関の主な仕事は幅広く預金を集め、その資金を大切に保管するとともに預かった資金を融資するという公共的な働きをしてい ます。 信用金庫の場合、 預金の受入れは利用者 (預金者) が会員・非会員、 当金庫の営業地区の内外にかかわらずお取扱いできます。 信用金庫の預金業務は集金を伴う定期積金の取扱いが多いのが特徴です。 またそれぞれの利用目的に応じて預金商品の種類を自由に 選択できます。 お客様のさまざまな貯蓄ニーズや資金運用の多様化にお応えできるように、総合口座からスーパー定期預金、定額複利預金 『年輪』 、大 口定期預金をはじめ、 バラエティ豊かな預金商品をとりそろえております。 また新しい預金商品の開発にもたえず取組んでおります。 種 類 預 入 金 額 1 円以上 暮らしのおサイフがわりに便利な預金です。 出し入れ自由 1 円以上 無 利 息 型 普 通 預 金 利息は付きませんが預金保険制度により全額保護されます。 出し入れ自由 1 円以上 型 金 有利な利率と流動性を兼ね合わせた預金です。 金額段階別金利で有利な利率が設定されています。 出し入れ自由 1 円以上 普 20 預 入 期 間 普通預金と定期預金をセットした便利な預金です。イザという時、定 出し入れ自由 期預金の 90%最高 500 万円まで、自動的に融資が受けられます。 総 合 口 座 新 特 色 普 通 預 金 定 期 預 金 通 預 貯 蓄 金 預 Kameari Shinkin Bank 2009 当 座 預 金 ご商売に欠かせない預金です。代金の決済に小切手や手 形をご利用ください。 出し入れ自由 1 円以上 通 知 預 金 短期運用には通知預金がおトクです。お引き出しは、ご 連絡の 2 日後です。 7 日以上 1 万円以上 金 納税のお支払に備える預金です。利息は普通預金より高 く非課税扱いです。 入金は自由、引き出し は原則納税時 1 円以上 期 日 指 定 定 期 預 金 1 年複利で、利息は満期日にまとめて計算しますのでお トクな利回になります。 最長 3 年 (据置期間 1 年を含む) ス ー パ ー 定 期 預 金 金融市場の動きに合わせて、有利な利率で預け入れがで きます。個人の方の 3 年以上は半年複利で、さらにおト クです。 1 ヵ月、3 ヵ月、6 ヵ月、 1 年、2 年、3 年、4 年、5 年 100 円以上 300 万円未満 300 万円以上 1,000 万円未満 大 まとまった資金を運用プランに合わせ、有利な利率でお 預けいただけます。 1 ヵ月、3 ヵ月、6 ヵ月、 1年、2年、3年、4年、5年 1,000 万円以上 納 自 税 準 備 預 由 金 利 定 口 定 期 預 金 定 額 複 利 預 金『 年 輪 』 半年複利で、6 ヵ月経過後はいつでもお引き出しが自由で 6 ヵ月以上 5 年以内 す。長く預けるほどおトクな期間別金利が適用されます。 1 万円以上 積 受入れ期間中ならいつでも自由に預け入れができ、預け入れ の合計とそれぞれの利息を満期日 (据置期間) 以降にまとめて お支払します。普通預金から毎月一定額の積立が便利です。 預入れ期間は、初回預け入れ日から満期日の3ヵ月前までで、 利息も預入れ期間に応じて定期預金の金利で計算しますので おトクです。 スーパー定期預金 100 円以上 1,000 万円未満 期日指定定期預金 100 円以上 300 万円未満 期 預 100 円以上 300 万円未満 立 定 期 預 金 金 ( 通 帳 式 定 期 預 金 ) 一冊の通帳に定期預金をまとめられるので便利です。 定 期 積 金 目標を定めたら、毎月、ムリのない積立で、必要な資金 作りができます。 財 形 貯 蓄 お勤め先の財形制度を利用されて、財産づくりのために 毎月の給与あるいはボーナスからの天引積立です。 スーパー定期(3 ヵ月以 上 5 年以下)または期 日指定定期預金でお預 け入れいただきます。 1 ヵ月以上最長 5 年 6 ヵ月以上 5 年以下 所定の掛込単位金額 財 形 年 金 貯 蓄 お勤めの方の個人年金プラン。豊かなシルバーライフの準備をどう ぞ。財形年金貯蓄は退職後も非課税扱いの特典が受けられます。 積立期間 5 年以上 3,000 円以上 財 形 住 宅 貯 蓄 住宅取得プランの強力な助っ人です。毎月計画的にお積 立ください。 積立期間 5 年以上 3,000 円以上 一 般 財 形 貯 蓄 利息は有税ですが、自動天引で積立ができます。 積立期間 3 年以上 3,000 円以上 渡 性 預 金( N C D ) 余裕資金の有利な短期運用にご利用ください。満期日以 前に譲渡できます。 2 週間以上 2 年以内 5,000 万円以上 か め し ん 純 金 積 立 毎月少しずつ予算に合わせて金を購入できます。満期時 には金の他現金やジュエリーにも交換できます。 1年 3,000 円以上 1,000 円単位 譲 通帳盗難補償サービス 当金庫の普通預金通帳には盗難、紛失等による不正利用被害を補償する保険が付与されております。 融資業務 金融機関は多くのお客様から預金を預かる一方、 それをいろいろな中小企業や個人にご融資しております。 当金庫では、 中小企業のみ なさまの事業の発展や、 個人のみなさまのゆとりある暮らしのお手伝いができる融資商品をご用意しております。 企業の方には、 事業に 必要な設備資金や運転資金を、 個人の方には、 住宅資金・教育資金・自動車の購入資金など地域のみなさまにお役に立つ健全な資金の融 資を取り扱っております。 ロ ー ン の 種 類 住 宅 総 合 資 金 使 途 な ど ロ ー 住宅ローン ン ・土地・建物購入資金 ・住宅の新築、増改築資金 ご 融 資 金 額 保 証 型 10 万円以上 6,000 万円以内 30 年以内 一 般 型 50 万円以上 5,000 万円以内 5年以上30年以内 業者連携型 50 万円以上 5,000 万円以内 5年以上35年以内 ・5,000 万円以内(10 万円単位) ・分譲マンションは3,000万円以内 5年以上30年以内 10 万円以上 1,000 万円以内 6 ヵ月以上 15 年以内 住 宅 総 合 ロ ー ン ・他行庫住宅ローン肩代わり資金 ( 借 換 え 専 用 型 ) 一 リフォームローン かめしん快適リフォームローン ・増改築、リフォーム、インテリア資金 ・バリアフリー工事、介護設備購入資金 ロ ー ド サ ー ビ ス 付 ・新車、中古車購入資金(含む二輪車) ・点検、修理、自動車教習所費用 『かめしんマイカーローン』 ・信販会社等自動車ローンの借換え資金 般 カーローン 向 フ ァ ミ リ ー カ ー ロ ー ン ・新車、中古車購入資金 700 万円以内 5 年以内 かめしんカーライフプラン 500 万円以内(1 万円単位) 8 年以内 自動車購入、免許取得、車検、修理費用 6 ヵ月以上 10万円以上200万円以内(5万円単位) 原則 60 ヵ月以内 21 自由(事業性、投機性資金を除く) 500 万円以内(1 万円単位) 8 年以内 学校就学にかかる各種費用 500 万円以内 10 年以内 50 万円、70 万円、90 万円 3 年で更新 パ ー ソ ナ ル ロ ー ン 自由(事業性、投機性資金を除く) 『 超 得 急 ! 』 し ん き ん 個 人 ロ ー ン け 教育ローン し ん き ん 教 育 ロ ー ン カードローン・シグマキャッスル カ ードロ ーン フ レ ン ド カ ー ド 自由(事業性を除く) オ ー ナ ー ズ カ ー ド 割 引 手 形 お客様のお手持ちの手形を買い取ることにより、 資金をご融資いたします。 手 形 貸 付 運転資金など短期の資金需要にお応えいたします。 証 書 貸 付 当 座 貸 越 事 業 事 業 融 資 者 ク イ 事 向 公 6ヵ月以上7年以内 (6ヵ月単位・300万円 10万円以上500万円以内(1万円単位) 以内は5年以内) (借換えの場合は 残存返済期間) Kameari Shinkin Bank 2009 フリーロ ーン ご返済期間 的 ッ 業 制 ク ロ 度 ロ ー ー 融 ン 10 万円から 100 万円以内 (10 万円単位) 10 万円から 100 万円以内 (10 万円単位) 3 年で更新 3 年で更新 健全な資金使途であること 融資金額及び融資期間については、営業店担当者に 長期的な資金にお応えするもので、毎月一定金額の ご相談ください。 ご返済をいただきます。 一般的な資金需要にお応えするもので、預金残高がなくとも、貸越 契約を行なっておくことにより、一定限度内でご利用いただけます。 事業資金 100 万円以上 2,000 万円以内 ン 設備資金及び長期運転資金 融資金額及び融資期間については、営業店担当者にご 相談ください。 1 年以内 資 各地方自治体の制度によるもの 各団体基準 各団体基準 付 日本政策金融公庫などの政府系金融機関や独立行 政法人住宅金融支援機構、信金中央金庫の代理貸 付業務を取り扱いいたします。 各団体基準 各団体基準 け 代 理 貸 有価証券投資業務 金融機関の信用の基礎は、資金運用の内容が堅実で、経営が健全であることです。 預金者にとっては、預けた預金に利息が付いて確実に 戻ってくること、すなわち元利金が保証されていることが最大の利益です。 このような使命をはたすために、融資業務と同様の考え方に たち、有価証券投資の運用を一銘柄に集中したり、固定化させたりして経営の基盤を危うくすることがないように危険の分散を図り、流 動性・収益性を基本とした有価証券投資を行っております。 内国為替業務 全国の金融機関とオンラインで結ばれており、 送金・振込などを全国どこにでもお取扱いたします。 送金・振込 代金取立 当金庫の本支店はもちろん、 日本全国の信用金庫・銀行等へ送金・振込ができます。 電信扱いと文書扱いがあります。 手形・小切手などを取立し、 お客様の預金口座にご入金いたします。 主要な事業内容 外国為替業務 当金庫は、外国為替業務を取り扱いしております。本店が取扱店となり輸出入為替、外国送金、外貨両替等を行っております。外 貨両替は、堀切支店、竹之塚支店、三郷支店、早稲田支店、八潮支店で取り扱っております。 「かめしんドルマネー積立預金」、 「かめ しん米ドル建て外貨定期預金」、「かめしんユーロ建て外貨定期預金」など外貨預金もご利用いただけます。 両 替 米 ユ 外 国 送 金 電 貿 易 取 引 輸 輸 外 貨 普 通 預 金 (米 ド ル 建 て) (ユ ー ロ 建 て) (豪 ド ル 建 て) ド ー ル ロ 信 キ キ ャ ャ ッ ッ 送 シ シ ュ ュ 金 出 入 「かめしんドルマネー 積 立 預 金」 「 外 貨 普 通 預 金 」 外 貨 定 期 預 金 「かめしん米ドル建て外貨定期預金」 (米 ド ル 建 て) ( ユ ー ロ 建 て ) 「かめしんユーロ建て外貨定期預金」 先 各 22 物 為 替 種 予 保 日本円から米ドル・ユーロをキャッシュに交換します。また、海外旅行等で残った 主要通貨のキャッシュも買取します。 電信により振り込み指図を行なう方法です。海外から輸入代金の決済、留 学費用等のお支払にお役に立ちます。 海外への貨物の輸出に伴った代金の決済業務です。 貨物の輸入に伴った信用状の開設、決済業務、ユーザンス等のお取引です。 個人の方を対象にした毎月積立方式の米ドル建て普通預金です。 外貨普通預金は貿易取引の決済資金のご入金もしくはお支払にご利用できます。 個人・法人のお客様を対象にした定期預金。最低預入額は1,000ドル、ユーロからお預り します。期間は3 ヵ月、6 ヵ月、12 ヵ月から選べます。 (為替相場の変動により為替差損 のリスクを生じる場合もあります。預金保険の対象とはなりません。) 約 輸出入・外貨定期預金取引で円貨額を確定する先物予約が締結できます。 証 海外での入札保証、履行保証などにもお役に立ちます。 証券業務 Kameari Shinkin Bank 2009 資金運用の多様化時代を迎え、お客様のニーズにお応えできるように、投資信託や個人国債の窓口販売を行っております。 投 資 信 託 の 窓 口 販 売 国 個 私 債 の 人 募 窓 向 債 口 け 受 託 販 国 業 売 信金中央金庫取次方式による投資信託の販売を行なっています。 お客様のニーズに合わせ、安全性の高いファンドからハイリスク・ハイリターンファンドまで多種類の 商品をご用意しております。 新しく発行された長期利付国債、中期利付国債および割引国債などの販売を行なっています。 また、当金庫からご購入いただいた国債については、買取も承ります。 債 1万円からご購入できます。変動金利型(10年)と固定金利型(5年)をお取り扱いしております。 務 私募債の発行に関する手続のお手伝いをいたします。 相談業務 税金・法律のことで相談したい、聞きたいという方のために、無料相談を毎週開催しております。 予約制となっておりますので、最寄りの営業店へお申込みください。相談日は変更になる場合がありますので、お申込みの際には 事前に営業店の窓口・営業係にご照会ください。 税 務 相 談 …………毎週火曜日 午後2時より午後4時30分まで 本店(2階応接室) 法 律 相 談 …………毎週水曜日 午後2時より午後4時30分まで 本店(2階応接室) 年 金 相 談 …………年金の専門家(社会保険労務士)とのネットワークを通じてお客様のご質問・ご相談にお応え いたします。また、年金アドバイザーによる年金相談会は、各営業店で開催していますので、 営業店の窓口・営業係に照会のうえ、ご活用ください。また、随時窓口での相談も承ります。 信託業務 当金庫では、多様化するお客様のニーズにお応えできるように、「しんきん信託銀行」と代理店契約を締結し、次の信託業務を取扱 いしております。 土 地 信 託 公 益 信 託 特 定 贈 与 信 (特別障害者扶養信託) 託 信託の機能を活用した不動産の開発手法で、土地所有者に代わってご希望に沿った土地の有効活用を実現する仕組みです。 近年、環境保全・学術研究・福祉などに対する関心や要望が非常に高まってまいりました。個人あるいは企業が自 らの財産の一部を公益に役立てたいというニーズも年々増大しております。公益信託はこのような方々がその財産 を信託銀行に信託し、信託銀行が定められた目的に従い、その財産を公益目的に活用していく仕組みです。 重度の障害がある方 (特別障害者) の生活・療養資金等を確保したいと願われる特別障害者の親族の方などから贈 与されたご資金を信託銀行がお預かりし、ご契約に基づいて管理・運用しつつ、指定されたお受取人に定期的に、 また必要に応じて給付する仕組みです。 保険業務 お客様のライフステージ全般にわたる金融ニーズにお応えできるように保険商品をご提供しております。 損 害 保 険 の 窓 口 販 売 住宅ローン関連の火災保険商品「しんきんグッドすまいる」は、ご負担の小さい保険料で充実した補償 内容をご提供しております。 生 命 保 険 の 窓 口 販 売 将来の暮らしへの魅力ある資産運用商品といたしまして、各種定額個人年金保険のお取扱いをしております。 各種サービス業務 自 年 動 支 金 自 払 動 い 受 取 ビ ジ ネ ス ポ ー タ ル サ イト 「し ん き ん 経 革 広 場」 中 小 企 業 向 け ポ ー タ ル 情 報 提 供 サ ー ビ ス 給 与 振 込 キ ャ ッ シ ュ サ ー ビ ス 自 動 集 金 サ ー ビ ス 電気・ガス・水道・電話・NHKなどの公共料金、税金、社会保険料等のお支払を、一度の手続だけで、指定の口座か ら自動支払します。 一度手続きすれば、年金が毎回ご指定の預金口座に振り込まれます。お出かけになる手間がはぶけ、盗難・紛失の心 配もなく安心です。 中小企業経営に役立つ質の高い情報提供サービス (当金庫のホームページリンクボタンからアクセス可能) 給与やボーナスがお勤め先から直接ご指定口座に振り込まれますから、必要な時に必要なだけ引き出しができ、自然 とムダづかいが防げます。 全国の信用金庫の本支店及び提携金融機関の本支店の現金自動支払機でカードによる預金の引き出しと、残高 の照会ができます。 全国の信用金庫のネットワークによる自動集金(集金代行)サービスです。 インターネットバンキング インターネット又はモバイルで簡単に下記のサービスがご利用いただけます。 ①口座照会サービス(残高照会・入出金明細の照会) ②資金移動サービス(振込・振込予約・振込予約取消・振替・取引履歴の照会) ③定期預金の口座開設・入金・解約予約・照会 ④住所変更申込 ⑤E メール通知サービス か め し ん 法 人 向 け イ ン タ ー ネット バ ン キ ン グ W EB−FB サ ー ビ ス パソコンを利用したインターネットで、振替・振込・残高照会等のサービスがご利用いただけます。 また、総合振込・給与振込などの大容量データのお取扱も可能です。 フ ァ ー ム バ ン キ ン グ お手持ちのパソコンを事務センターのコンピューターにオンライン接続し、お取引口座の①照会 ②資金移動 (振込・ 振替・総合振込・給与振込)などのサービスが受けられます。 ア ス 電話・FAX 等により、お取引口座の照会、振込入金などの各種取引通知サービスが受けられます。 ス [貸 金 庫] [ 保護預かり ] [夜 間 金 庫] 保 ン サ 管 ー サ サ ー ー ビ ビ 預金証書、貴金属などを安全に保管します。 国債などをお預りして、元利金は期日に指定口座へ入金します。 時間外に売上などをお預かりし、翌営業日に指定口座へ入金いたします。 ス ポ ー ツ 振 興 く じ の 当 選 金 の 払 戻 し(toto) スポーツ振興くじの当選金の払戻しをいたします。 デ ド 普通預金、貯蓄預金キャッシュカードでお買い物ができる、デビットカードサービスがご利用いただけます。 ド しんきんクレジット(VISA、JCB)など各種クレジットカードをお取扱いしております。 ク ビ レ ッ ジ ト ッ カ ト カ ー ー 料金収納サービス Pay−easy (ペイジー ) 個人向けインターネットバンキング・法人向けインターネットバンキング(WEB−FB)で税金や各種料金の払込みができる Pay-easy(ペイジー)のお取扱いを開始しました。 ●各種料金・税金等をパソコン・携帯電話から払込みができるサービスです。 これまで各種料金・税金等の払込みをするときは、請求書や納付書を持参して金融機関等の窓口等で支払う必要がありましたが、 Pay‐easy( ペイジー)マークが記載された請求書・納付書がある場合、ご自宅のパソコン・携帯電話からインターネット バンキングを利用して払込みができます。 ●ご利用にあたっては、個人向けインターネットバンキング・法人向けインターネットバンキング(WEB−FB)のご契約が必要 となります。 詳しくは、ホームページをご覧ください。 http://www.shinkin.co.jp/kameari/ 23 Kameari Shinkin Bank 2009 テ レ ホ ン バ ン キ ン グ フリーダイヤルで簡単に下記のサービスがご利用いただけます。 ①口座照会サービス(残高照会・入出金明細の照会) ②資金移動サービス(振込・振替) ③定期預金の新約・入金サービス ④各種届出 (住所変更、事故届等)受付サービス ⑤商品案内および商品についての質問・相談等のサービス 資料編 貸借対照表 科 目 ( 資 産 の 部 ) 現 預 け 平成20年3月末 平成21年3月末 百万円 百万円 科 目 ( 負 債 の 部 ) 金 3,060 5,987 預 金 積 金 70,754 78,287 当 座 平成20年3月末 平成21年3月末 百万円 百万円 金 438,824 447,202 預 金 7,509 7,046 コ ー ル ロ ー ン 20 − 普 通 預 金 146,793 151,162 買 入 金 銭 債 権 5,760 5,112 貯 蓄 預 金 4,260 3,991 託 1,445 1,421 通 知 預 金 289 307 券 171,561 156,971 定 期 預 金 258,484 264,533 債 26,600 36,270 定 期 積 金 16,644 15,703 債 28,344 31,750 そ 預 金 4,843 4,458 債 37,799 35,000 コ ネ ー − 19 そ 金 銭 有 の 信 価 証 国 地 方 社 株 そ の 他 貸 24 の 証 出 式 3,754 2,291 券 75,062 51,657 未 金 218,963 223,858 未 7,872 6,121 給 Kameari Shinkin Bank 2009 手 形 手 形 貸 付 6,323 5,222 未 証 書 貸 付 201,182 208,899 前 当 座 貸 越 3,584 3,615 払 マ 他 決 負 済 為 払 付 費 補 払 替 て 法 ん 人 受 備 税 収 戻 未 153 用 845 968 金 22 29 等 854 22 益 185 182 金 0 0 替 12 89 職 店 預 け 12 69 金 取 立 外 国 為 替 − 20 リ 産 2,826 2,037 そ 貸 119 102 賞 金 369 301 金 725 725 退 金 3,353 3,212 益 884 861 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 100 103 未 信 決 金 済 中 未 資 為 金 替 出 収 資 収 派 ー 生 ス の 他 与 債 の 引 職 給 当 付 引 務 − 25 債 211 169 生 商 品 1 4 金 8 19 他 の 資 産 1,094 343 睡眠預金払戻損失引当金 22 21 資 産 10,181 10,328 再評価に係る繰延税金負債 1,691 1,691 物 1,507 1,730 債 証 1,203 1,065 負 計 448,116 455,401 金 719 719 土 地 7,907 7,907 リ ー ス 資 産 − 25 建 設 仮 勘 定 95 2 その他の有形固 定 資 産 務 債 普 719 719 金 34,109 27,058 金 719 719 そ の 他 利 益 剰 余 金 33,389 26,338 33,000 33,000 115 ェ ア 43 42 利 その他の無形固 定 資 産 73 73 ソ フ ト ウ 合 金 662 116 定 部 資 670 固 の 出 産 形 保 ( 純 資 産 の 部 ) 資 無 当 15 派 建 引 195 61 の 定 失 当 186 融 固 損 負 金 品 そ 形 発 商 金 有 偶 融 り 1,762 176 他 他 預 2,542 国 の 員 済 債 借 外 そ 為 の ル の 引 国 他 ー 割 外 の 利 通 益 出 資 剰 益 準 延 税 金 資 産 2,557 3,897 債 務 保 証 見 返 1,203 1,065 (職員住宅融資基金) (550) (550) 金 △5,003 △6,119 ( 店 舗 建 築 積 立 金 ) (1,000) (1,000) (△4,310) (△ 5,112) 当 期 未 処 分 剰 余 金 倒 引 当 (うち個別貸倒引当金) 会 員 別 備 繰 貸 特 余 勘 積 定 立 合 金 計 34,828 27,777 △1,707 △2,345 土 地 再 評 価 差 額 金 2,220 2,220 513 △124 計 35,342 27,653 負債及び純資産の部合計 483,459 483,054 純 産 の 部 合 計 483,459 483,054 △6,661 その他有価証券評価差額金 評 価・ 換 算 差 額 等 合 計 資 389 資 産 の 部 合 過去勤務債務 その発生年度の職員の平均残存勤務期間内の一定の年 数(10年)による定額法により損益処理 数理計算上の差異 各発生年度の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数 (10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発 生の翌期から損益処理 また、当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金 制度(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、当金庫の拠出に対応す る年金資産の額を合理的に計算することができないため、当該年金制度へ の拠出額を退職給付費用として処理しております。 なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占 める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。 ① 制度全体の積立状況に関する事項(平成20年3月31日現在) 年金資産の額 1,345,817百万円 年金財政計算上の給付債務の額 1,638,798百万円 差引額 △292,981百万円 ② 制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合 平成20年3月31日現在 0.2084% ③ 補足説明 上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高 264,186百万円及び繰越不足金28,795百万円であります。本制度における過 去勤務債務の償却方法は期間19年の元利均等償却であり、当金庫は、当期 の財務諸表上、特別掛金43百万円を費用処理しております。 なお、特別掛金の額は、あらかじめ定められた掛金率を掛金拠出時の標 準給与の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際 の負担割合とは一致しません。 12.役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役 員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末までに発生して いると認められる額を計上しております。 13.睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者から の払戻請求による支払いに備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払 戻損失見込額を計上しております。 14.偶発損失引当金は、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、将 来の負担金支払見込額を計上しております。 15.所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平 成20年4月1日前に開始する事業年度に属するものについては、通常の賃貸 借取引に準じた会計処理によっております。 16.消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。 17.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権はござ いません。 18.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債務はござ いません。 19.子会社等の株式の総額 100百万円 20.子会社等に対する金銭債権総額 97百万円 21.子会社等に対する金銭債務総額 59百万円 22.有形固定資産の減価償却累計額 5,648百万円 23.貸借対照表に計上した固定資産のほか、分散サーバシステム等については、 所有権移転外ファイナンス・リース契約により使用しております。 1.取得原価相当額 有形固定資産 32百万円 無形固定資産 8百万円 合計 41百万円 2.減価償却累計額相当額 有形固定資産 28百万円 無形固定資産 6百万円 合計 35百万円 3.期末残高相当額 有形固定資産 4百万円 無形固定資産 1百万円 合計 6百万円 4.未経過リース料 1年以内 5百万円 期末残高相当額 1年超 1百万円 合計 6百万円 5.支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額 支払リース料 8百万円 減価償却費相当額 7百万円 支払利息相当額 0百万円 6.減価償却費相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存期間を零とする定額法によってお ります。 7.利息相当額の算定方法 リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額と し、各期への配分方法については利息法によっております。 24.貸出金のうち、破綻先債権額は384百万円、延滞債権額は15,627百万円で あります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続して いることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがな 25 Kameari Shinkin Bank 2009 1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2.有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償 却原価法(定額法) 、子会社・子法人等株式及び関連法人等株式については 移動平均法による原価法、その他有価証券のうち時価のある株式について は当事業年度末前1カ月の市場価格の平均に基づいて算定された額により評 価する方法、その他有価証券のうち時価のある株式以外のものについては 決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法によ り算定) 、時価のないものについては移動平均法による原価法又は償却原価 法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、 全部純資産直入法により処理しております。 (会計方針の変更) その他有価証券のうち時価のある株式については、従来、決算日の市場価 格等に基づき評価する方法により行っておりましたが、平成20年4月1日以 後開始する事業年度から、市場価格の短期的な変動による純資産の部の影 響を平準化するため、当事業年度末前1カ月の市場価格の平均に基づいて算 定された額により評価する方法に変更しております。 これにより、従来の方法によった場合に比べ、有価証券残高は56百万円、 その他有価証券評価差額金は1百万円それぞれ減少し、経常損失および税引 前当期純損失はそれぞれ53百万円増加しております。 3.有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産と して運用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。 4.デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。 5.有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定率法(ただし、平成 10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く。 )については定額法) を採用しております。 また、主な耐用年数は次のとおりであります。 建 物 38年∼ 50年 その他 3年∼ 18年 6.無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定額法により償却し ております。なお、自金庫利用のソフトウェアについては、金庫内におけ る利用可能期間(5年)に基づいて償却しております。 7.所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」 (及び「無 形固定資産」 )中のリース資産の減価償却は、リース期間を耐用年数とした定 額法によっております。なお、残存価額については、リース契約上に残価保 証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としてお ります。 (会計方針の変更) 所有権移転外ファイナンス・リース取引については、従来、賃貸借取引に係 る方法に準じた会計処理によっておりましたが、 「リース取引に関する会計基 準」 (企業会計基準第13号平成19年3月30日)及び「リース取引に関する会計 基準の適用指針」 (企業会計基準適用指針第16号同前)が平成20年4月1日以 後開始する事業年度から適用されることになったことに伴い、当事業年度か ら同会計基準及び適用指針を適用しております。 これにより、従来の方法によった場合に比べ、当事業年度末の有形固定資産 は25百万円、その他負債は25百万円増加しておりますが、当事業年度の損益 に与える影響はございません。 8.外貨建資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。 9.貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上 しております。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破 綻先」という。 )に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実 質破綻先」という。 )に係る債権については、以下のなお書きに記載されて いる直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回 収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営 破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債 務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証 による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総 合的に判断し必要と認める額を計上しております。 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出 した貸倒実績率等に基づき計上しております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査 定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査してお り、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。 なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、 債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除 した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額 は1,595百万円であります。 10.賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与 の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。 11.退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末におけ る退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しておりま す。また、過去勤務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下のと おりであります。 資料編 26 Kameari Shinkin Bank 2009 いものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を 価額とするとともに、評価差額を当事業年度の損失として処理(以下「減 除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭 損処理」という。)しております。 和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同 当事業年度における減損処理額は、5,611百万円(うち、株式1,347 項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 百万円、債券3,737百万円、その他証券等526百万円)であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び また、時価が「著しく下落した」と判断するための基準は、時価が 債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した 取得価格又は償却原価から50%以上下落したもの、並びに30%以上50 貸出金以外の貸出金であります。 %未満のものについて一定の基準に抵触したものとしております。 25.貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額は69百万円であります。 33.当事業年度中に売却したその他有価証券 なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日 (単位:百万円) から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないも 売却損 の合計額 売 却 額 売却益 の合計額 のであります。 その 他有価証券 9,431 359 3,708 26.貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は823百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを 34.時価評価されていない主な有価証券の内容及び貸借対照表計上額 目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄そ 金額(百万円) 内 容 の他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権 満 期 保 有 目 的 の 債 券 750 非 上 場 社 債 及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式 100 27.破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権 子 会 社 株 式 額の合計額は16,904百万円であります。 そ の 他 有 価 証 券 294 非 上 場 株 式 なお、24.から27.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 1,000 譲 渡 性 預 け 金 28.手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理 しております。これにより受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替 (注)市場価格のない株式について、当期において減損処理をしており、その 手形及び買入外国為替は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分で 減損処理額は6百万円であります。また、市場価格のない株式について、 きる権利を有しておりますが、その額面金額は6,121百万円であります。 株式の発行主体の経済状態の悪化により実質価額が「著しく低下した」 29.担保に供している資産は次のとおりであります。 と判断する基準は、実質価額が取得価額を50%以上低下したものとして 為替決済、日本銀行当座預金等の取引の担保として、有価証券3,045百万 おります。 円及び定期預金6,005百万円を差し入れております。 35.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予 また、その他の資産のうち保証金は12百万円であります。 定額 (単位:百万円) 30.土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、 1年超 5年超 1 年以内 10 年超 事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る 5 年以内 10 年以内 17,368 51,184 34,468 − 税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、こ 債 券 7,743 21,151 7,375 − 国 債 れを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上してお 4,723 15,822 11,203 − 地 方 債 ります。 4,901 14,210 15,889 − 社 債 再評価を行った年月日 平成12年3月31日 7,453 29,955 16,517 1,588 そ の 他 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 24,822 81,140 50,985 1,588 合 計 土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号) 36.運用目的の金銭の信託 第2条第4号に定める地価税法に基づいて、奥行価格補正等合理的な調 (単位:百万円) 整を行って算出 当期の損益に含まれた 評価差額 貸借対照表計上額 同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末における 運用目的の金銭の信託 1,421 0 時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 1,582百万円 37.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客から 31.出資1口当たりの純資産額1,921円63銭 の融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反 32.有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。 がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約でありま これらには、「国債」、「地方債」、「短期社債」、 「社債」、「株式」 、「その他の す。これらの契約に係る融資未実行残高は、39,596百万円であります。こ 証券」のほか、 「預け金」中の譲渡性預け金、並びに「買入金銭債権」が含 のうち契約残存期間が1年以内のものが34,668百万円あります。 まれております。以下、35.まで同様であります。 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、 ①満期保有目的の債券で時価のあるもの (単位:百万円) 融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに 貸借対照表 時価 差額 うち損 うち益 計上額 影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の 国 債 − − − − − 変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し 地 方 債 − − − − − 込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条 社 債 − − − − − 項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有 そ の 他 21,994 21,279 △ 714 6 720 △ 714 合 計 21,994 21,279 6 720 価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に(半年毎に)予め定め ている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見 (注)1.時価は、当事業年度末における市場価格等に基づいております。 直し、与信保全上の措置等を講じております。 2. 「うち益」 「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。 38.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、以下のと ②その他有価証券で時価のあるもの おりであります。 (単位:百万円) 取得原価 貸借対照表 (繰延税金資産) 評価差額 (償却原価) 計上額 うち 益 うち 損 貸倒引当金 1,800 百万円 株 式 1,981 1,896 △85 34 119 退職給付引当金 946 債 券 102,611 102,272 △339 953 1,292 有価証券償却額 2,625 国 債 35,890 36,270 380 388 7 地 方 債 31,527 31,750 223 250 26 不計上未収利息 144 社 債 35,193 34,250 △942 315 1,258 減価償却超過額 122 そ の 他 38,759 35,775 △2,984 33 3,017 税法上の繰越欠損額 1,333 合 計 143,352 139,944 △3,408 1,021 4,430 その他 190 (注) その他有価証券評価差額金 1,063 1.貸借対照表計上額は、株式については、当事業年度末前1カ月の市場 繰延税金資産小計 8,225 価格の平均に基づいて算定された額により、また、それ以外については、 評価性引当額 △4,328 当事業年度末における市場価格等に基づく時価により、それぞれ計上 繰延税金資産合計 3,897 したものであります。 2. 「うち益」 「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。 3.その他有価証券で時価のあるもののうち、当該有価証券の時価が取得 原価に比べて著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込 があると認められないものについては、当該時価をもって貸借対照表 損益計算書 科 目 経 常 資 金 収 運 用 収 平成19年度 平成20年度 (19.4.1 ∼ 20.3.31) (20.4.1 ∼ 21.3.31) 千円 千円 益 11,690,646 10,666,926 益 9,475,540 9,353,196 科 目 平成19年度 平成20年度 (19.4.1 ∼ 20.3.31) (20.4.1 ∼ 21.3.31) 千円 千円 経 常 利 益 △2,416,598 △8,092,143 特 別 利 益 64,318 74,987 貸 出 金 利 息 5,844,362 5,908,999 預 け 金 利 息 492,231 532,050 固 定 資 産 処 分 益 40 47 コ ー ル ロ ー ン 利 息 760 249 償 却 債 権 取 立 益 64,278 74,940 有 価 証 券 利 息 配 当 金 2,999,003 2,742,892 失 33,532 16,869 そ の 他 の 受 入 利 息 139,182 169,003 分 損 33,532 16,869 739,190 707,866 税 利 益 △2,385,811 △8,034,025 930,079 43,438 役 務 取 引 等 収 益 特 別 固 定 引 損 資 前 産 当 処 期 純 料 455,221 441,374 法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税 そ の 他 の 役 務 収 益 283,968 266,491 法 387,695 法 受 そ 入 為 の 他 替 業 手 数 務 収 益 売 買 1,052,727 益 18,921 16,110 国 債 等 債 券 売 却 益 1,005,255 170,862 国 債 等 債 券 償 還 益 − 547 金 融 派 生 商 品 収 益 − 194,600 そ の 他 の 業 務 収 益 28,550 5,575 外 為 の 株 他 式 替 経 等 常 売 収 却 益 423,187 218,167 益 398,681 188,632 金 銭 の 信 託 運 用 益 9,547 9,494 そ の 他 の 経 常 収 益 14,959 20,040 経 常 資 金 費 調 達 費 用 14,107,244 18,759,070 用 1,188,855 1,333,625 息 1,172,805 1,308,818 給 付 補 て ん 備 金 繰 入 額 13,947 22,527 コ ー ル マ ネ ー 利 息 170 426 預 金 利 1,931 1,853 等 費 用 406,628 392,177 手 数 料 134,271 134,464 そ の 他 の 支 払 利 息 役 支 務 取 払 引 為 替 そ の 他 の 役 務 費 用 そ の 他 業 務 費 用 国 債 等 債 券 売 却 損 国 債 等 債 券 償 還 損 272,356 257,713 6,250,264 8,081,036 810,155 3,691,851 108,191 112,898 4,263,873 却 5,106,829 金 融 派 生 商 品 費 用 220,782 − そ の 他 の 業 務 費 用 4,305 12,413 国 債 等 債 券 償 税 人 等 調 税 整 等 合 額 △369,000 △1,055,000 計 561,079 △1,011,561 当 期 純 利 益 △2,946,891 △7,022,464 前 期 繰 越 金 3,336,308 360,674 金 389,417 △6,661,789 当 期 未 処 分 剰 余 【注1】記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 【注2】子会社との取引による収益総額2,921千円、費用総額は250,779千円であり ます。 【注3】出資1口当たり当期純損失金額488円06銭 剰余金処分計算書 科 目 平成19年度 平成20年度 (19.4.1 ∼ 20.3.31) (20.4.1 ∼ 21.3.31) 円 当 期 未 処 分 剰 余 円 金 389,417,688 △6,661,789,954 7,000,000,000 積 立 金 取 崩 額 − 剰 余 金 処 分 額 28,742,835 21,574,064 出 資 に 対 す る 配 当 金 28,742,835 21,574,064 − − − − 360,674,853 316,635,982 特 別 積 立 金 ( 店 舗 建 築 積 立 金 ) 次 期 繰 越 金 ○平成19年度及び平成20年度の貸借対照表、損益計算書及び剰 余金処分計算書は、信用金庫法第38条の2第3項の規定に基づ き、新日本有限責任監査法人の監査を受けております。 費 5,760,171 5,685,173 人 件 費 3,634,628 3,578,026 物 件 費 1,993,261 1,985,122 金 132,281 122,025 平成20年度における貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分 用 501,324 3,267,055 計算書(以下、「財務諸表」という。)の適正性、及び財務諸表作 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 241,419 1,734,948 成に係る内部監査の有効性を確認しております。 却 33,980 126,733 損 − 16,456 却 107,770 1,354,843 金 銭 の 信 託 運 用 損 35,510 22,511 そ の 他 の 経 常 費 用 82,644 11,563 経 税 そ 貸 株 株 の 他 経 出 式 式 常 金 等 償 売 等 費 却 償 平成21年6月24日 亀有信用金庫 理 事 長 27 Kameari Shinkin Bank 2009 そ 国 人 資料編 最近5年間の主要な経営指標の推移 (単位:千円) 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 益 千円 9,350,161 9,823,103 9,740,225 11,690,646 10,666,926 経 常 利 益(又 は 経 常 損 失(△)) 千円 2,550,960 3,013,738 2,611,658 △2,416,598 △8,092,143 経 常 収 千円 2,136,304 2,675,862 1,976,901 △2,946,891 △7,022,464 額 百万円 719 717 719 719 719 14,390 当 期 純 利 益(又 は 当 期 純 損 失(△)) 出 資 総 数 千口 14,390 14,356 14,388 14,390 純 資 産 額 百万円 38,117 38,993 41,274 35,342 27,653 総 資 産 額 百万円 454,168 459,757 473,190 482,255 481,988 高 百万円 409,028 414,101 424,406 438,824 447,202 高 百万円 207,277 212,982 215,749 218,963 223,858 高 百万円 171,962 169,524 179,394 171,561 156,971 率 % 13.02% 13.88% 14.54% 12.72% 12.14% 出 資 に 対 す る 配 当 率 % 3.00% 4.00% 4.00% 4.00% 3.00% 円 1.5 2.0 2.0 2.0 1.5 人 448 443 450 456 480 出 資 預 総 金 貸 積 金 出 有 体 残 金 価 単 口 証 自 残 券 己 残 資 本 比 (出 資 1 口 当 た り) 職 員 数 【注1】 「単体自己資本比率」は、信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が 適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。 【注2】残高計数は期末日現在のものであり、純資産額は貸借対照表の総資産額から総負債を差し引いた残額です。 【注3】総資産額には債務保証見返は含んでおりません。 【注4】出資1口当たりの金額は50円です。 28 Kameari Shinkin Bank 2009 業務粗利益及び業務粗利益率 総資産利益率 (単位:千円) 資 (単位:%) 平成19年度 平成20年度 用 収 支 8,290,682 8,023,960 総 資 産 経 常 利 益 率 △0.50% △1.65% 金 運 用 収 益 9,475,540 9,353,196 総 資 産 当 期 純 利 益 率 △0.61% △1.43% 資 金 調 達 費 用 1,184,858 1,329,236 務 運 平成20年度 資 役 金 平成19年度 取 引 等 収 支 332,561 315,688 739,190 707,866 役 務 取 引 等 収 益 役 務 取 引 等 費 用 406,628 392,177 そ の 他 の 業 務 収 支 △5,197,537 △7,693,340 そ の 他 業 務 収 益 1,052,727 387,695 そ の 他 業 務 費 用 6,250,264 8,081,036 益 3,425,706 646,308 0.73% 0.13% 業 務 粗 利 業 務 粗 利 益 率( % ) 【注1】 「資金調達費用」は、金銭の信託運用見合い費用(平成19年度3,996千円、平 成20年度4,389千円)を控除して表示しております。 【注2】業務粗利益率=業務粗利益÷資金運用勘定平均残高×100 【注3】国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 業務粗利益率…業務粗利益率は、資金運用勘定に対する業務粗利益の割合であり、高い ほど収益が上がっていることを示します。 預貸率 経常(当期純)利益 【注】総資産経常(当期純)利益率= × 100 総資産(除く債務保証見返)平均残高 総資産利益率…総資産利益率は、事業活動によって達成された経営業績を全体的に見る 指標であり、経営管理指標として重要なものです。 総資金利鞘 (単位:%) 平成19年度 資 資 総 金 金 運 調 資 用 達 利 原 金 価 利 平成20年度 回 2.03% 1.98% 率 1.62% 1.58% 鞘 0.41% 0.39% 【注】総資金利鞘=資金運用利回り−資金調達原価率 総資金利鞘…総資金利鞘は、資金運用全体の利回と資金調達に要したコストを対比する ことにより資金運用全体の収益力を見るものです。 預証率 (単位:百万円) 平成19年度 (単位:百万円) 平成20年度 平成19年度 平成20年度 貸出金(期末残高) (A) 218,963 223,858 有価証券(期末残高) (A) 171,561 156,971 預 金(期末残高) (B) 438,824 447,202 預 金(期末残高) (B) 438,824 447,202 (A / B) 49.89% 50.05% (A / B) 39.09% 35.10% 49.03% 49.71% 43.14% 39.19% 預 貸 率 期 中 平 均 【注1】預金には定期積金及び譲渡性預金を含んでおります。 【注2】国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 預貸率…預貸率は、預金に対する貸出金の割合です。 預 証 率 期 中 平 均 【注1】預金には定期積金及び譲渡性預金を含んでおります。 【注2】国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 預証率…預証率は、預金に対する有価証券の割合です。 資金運用・資金調達勘定の平均残高、利息、利回り (単位:百万円) 平均残高(百万円) 資 金 運 用 勘 利息(千円) 利回り(%) 平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度 定 464,677 472,027 9,475,540 9,353,196 2.03% 1.98% う ち 貸 出 金 210,638 220,157 5,844,362 5,908,999 2.77% 2.68% う ち 預 け 金 64,465 72,260 492,231 532,050 0.76% 0.73% う ち う 資 コ ち 金 う う ー 調 ち ち ル 有 ー 証 達 預 コ ロ 価 勘 金 ー 積 ル マ ネ ン 18 12 760 249 4.21% 1.94% 券 185,314 173,550 2,999,003 2,742,892 1.61% 1.58% 定 428,259 441,542 1,184,858 1,329,236 0.27% 0.30% 金 429,540 442,804 1,186,753 1,331,346 0.27% 0.30% ー 3 13 170 426 5.07% 3.20% 【注1】資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(平成19年度772百万円、平成20年度733百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(平成19年度1,480 百万円、平成20年度1,463百万円)及び利息(平成19年度3,996千円、平成20年度4,389千円)を、それぞれ控除して表示しております。 【注2】国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 資金運用利回り…資金運用利回りは、貸出金及び余裕資金等の運用収益力を表す利回りで資金運用の成果を示します。 資金調達利回り…資金調達利回りは、有利子負債の直接調達コストを表し、預金積金、外国為替(負債)など合算した資金調達のために直接要した費用の利回りです。 受取利息・支払利息の増減 (単位:千円) 平成19年度 平成20年度 残高による増減 利率による増減 受 取 利 息 339,548 純増減 残高による増減 利率による増減 純増減 328,161 667,709 145,532 △267,877 △122,344 ち 貸 出 金 △49,036 3,731 △45,304 255,128 △190,491 64,637 う ち 預 け 金 29,374 155,684 185,058 56,902 △17,083 39,818 う ち コ う ち う ち 支 ー ル 有 価 預 金 払 う ち コ ロ ー 証 利 ー ル 積 マ ネ ン 726 △5 720 △100 △410 △510 券 185,184 313,969 499,153 △185,877 △70,232 △256,110 息 18,210 640,796 659,007 35,864 108,512 144,377 金 18,225 647,054 665,279 35,812 108,780 144,593 ー △244 △48 △293 317 △62 255 【注1】残高及び利率の増減要因が重なる部分については、利率による増減に含めております。 【注2】国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 貸出金科目別平均残高 消費者ローン・住宅ローン残高 (単位:百万円) 平成19年度 (単位:百万円) 平成20年度 平成20年3月末 平成21年3月末 割 引 手 形 8,175 7,463 消 手 形 貸 付 5,708 5,819 住 証 書 貸 付 193,318 203,565 当 座 貸 越 3,435 3,309 計 210,638 220,157 合 費 者 宅 ロ ロ ー ー ン 8,643 8,282 ン 53,116 50,518 【注】国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 金利区分ごとの貸出残高 資金使途別残高 (単位:百万円) (単位:百万円) 平成20年3月末 平成21年3月末 貸 出 平成20年3月末 平成21年3月末 残高 残高 金 218,963 223,858 う ち 変 動 金 利 170,712 168,287 設 備 資 金 う ち 固 定 金 利 48,250 55,571 運 転 資 金 61,353 計 218,963 合 157,609 構成比 72.0% 154,666 28.0% 構成比 69.1% 69,192 30.9% 100.0% 223,858 100.0% Kameari Shinkin Bank 2009 う 29 資料編 貸出金業種別残高 (単位:百万円) 平成20年3月末 業 種 区 分 製 貸出先数 造 農 建 設 情 報 通 運 信 輸 卸 売 金 業 融 不 ・ ・ 小 売 保 動 険 産 平成21年3月末 貸出金残高 構成比 貸出先数 貸出金残高 構成比 業 1,407 36,671 16.7% 1,375 38,083 17.0% 業 2 4 0.0% 2 4 0.0% 業 1,086 16,665 7.6% 1,099 18,620 8.3% 業 15 166 0.1% 17 380 0.2% 業 202 8,903 4.1% 212 9,934 4.4% 6.4% 業 731 13,653 6.2% 766 14,233 業 12 620 0.3% 11 1,761 0.8% 業 871 61,475 28.1% 872 60,728 27.1% 9.2% 業 869 18,664 8.5% 887 20,546 体 2 248 0.1% 2 694 0.3% 個 人 9,707 61,888 28.3% 9,143 58,871 26.3% 合 計 14,904 218,963 100.0% 14,386 223,858 100.0% 各 種 地 サ 方 ー 公 ビ 共 ス 団 貸出金の担保別内訳 債務保証見返の担保別内訳 30 (単位:百万円) (単位:百万円) 平成20年3月末 平成21年3月末 Kameari Shinkin Bank 2009 当 金 6,755 5,864 当 券 − − 不 産 126,067 127,790 計 132,823 133,654 信 用 保 証 協 会・ 信 用 保 険 信 用 保 証 協 会・ 信 用 保 険 17,542 27,822 保 証 保 証 12,614 10,719 信 用 85 76 信 用 55,983 51,662 合 計 1,203 1,065 合 計 218,963 223,858 有 不 金 庫 預 価 金 証 動 積 平成20年3月末 平成21年3月末 計 破綻先債権・延滞債権に対する担保・保証及び引当金の引当・保全状況 金 庫 預 金 動 積 金 5 12 産 958 910 963 922 − − 154 65 リスク管理債権の合計額 (単位:百万円) 区 分 破 綻 先 債 権 額(A) 678 延 滞 債 権 額(B) 13,280 合 13,959 計(C)=(A)+(B) 担 保・ 保 証 額(D) 9,337 回収に懸念がある債権額(E)=(C)−(D) 4,621 個 別 貸 倒 引 当 金(F) 同 引 当 率(G)= (F)/(E) (%) 4,310 93.26% 384 平成20年3月末 3 ヵ月以上延滞債権(H) 130 貸 出 条 件 緩 和 債 権(Ⅰ) 2,754 合 2,884 計(J)=(H)+(Ⅰ) 担 保・ 保 証 額(K) 1,411 回収に管理を要する債権額(L)=(J)−(K) 1,473 貸 倒 引 当 金(M) 同 引 当 率 (N)=(M)/(L) (%) 131 8.93% (C) +(J) 平成20年3月末 平成21年3月末 16,843 16,904 【注1】「破綻先債権」(A)とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続しているこ とその他の事由により、元本又は利息の取立又は弁済の見込がないものとして 16,011 未収利息を計上しなかった貸出金(未収利息不計上貸出金)のうち、次のいず れかに該当する債務者に対する貸出金です。 10,574 ①会社更生法又は金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規定による更 5,437 生手続開始の申し立てがあった債務者 ②民事再生法の規定による再生手続開始の申し立てがあった債務者 5,112 ③破産法の規定による破産手続開始の申し立てがあった債務者 94.02% ④会社法の規定による特別清算開始の申し立てがあった債務者 ⑤手形交換所による取引停止処分を受けた債務者 【注2】 「延滞債権」 (B)とは、 未収利息不計上貸出金のうち次の2つを除いた貸出金です。 ①上記「破綻先債権」に該当する貸出金 ②債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金 【注3】 「3 ヵ月以上延滞債権」(H)とは、元本または利息の支払いが約定支払日の翌日 から3 ヵ月以上延滞している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しない貸 出金です。 (単位:百万円) 【注4】 「貸出条件緩和債権」(Ⅰ)とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし 平成21年3月末 て、金利の減免、利息の支払猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決 めを行なった貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当し 69 ない貸出金です。 823 【注5】なお、これらの開示額(A、 B、 H、 Ⅰ)は、担保処分による回収見込額、保証に よる回収が可能と認められる額や既に引当てている個別貸倒引当金を控除する 892 前の金額であり、全てが損失となるものではありません。 386 【注6】「担保・保証」(D、 K)は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額 及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。 506 【注7】 「個別貸倒引当金」 (F)は、貸借対照表に記載した金額ではなく、破綻先債権額 55 (A)・延滞債権額(B)に対して個別に引当計上した額の合計額です。 【注8】「貸倒引当金」(M)には、貸借対照表上の一般貸倒引当金の額のうち、3 ヵ月以 11.03% 上延滞債権額(H)・貸出条件緩和債権額 (Ⅰ) に対して引当てた額を記載しております。 15,627 3ヵ月以上延滞債権・貸出条件緩和債権に対する担保・保証及び引当金の引当・保全状況 区 分 (単位:百万円) 区 分 平成20年3月末 平成21年3月末 金融再生法開示債権 金融再生法開示債権保全状況 (単位:百万円) (単位:百万円) 平成20年3月末 平成21年3月末 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 6,240 6,024 危 権 7,749 10,014 権 2,884 権 計 要 険 管 正 債 理 債 常 債 合 平成20年3月末 平成21年3月末 金融再生法上の不良債権(A) 16,874 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 6,240 6,024 892 危 7,749 10,014 203,409 208,127 要 債 権 2,884 892 220,283 225,059 保 全 額(B) 15,220 16,155 険 管 債 理 権 16,932 【注1】「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、破産、会社更生、再生手続等の 貸 倒 引 当 金(C) 4,441 5,168 事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権 担 保 ・ 保 証 等(D) 10,778 10,987 です。 【注2】「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び 保 全 率(B)/(A) (%) 90.19% 95.41% 経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができな 担保・保証等控除後債権に対する引当率 い可能性の高い債権です。 72.86% 86.94% 【注3】「要管理債権」とは、 「3 ヵ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当 (C)/((A)−(D))(%) する貸出金をいいます。 【注】 貸倒引当金は個別貸倒引当金及び要管理債権に対して計上している一般貸倒引 【注4】「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、 当金の合計額です。 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、「危険債権」、「要管理債権」以外の債 権をいいます。 貸倒引当金内訳 (単位:百万円) 期首残高 個別貸倒引当金 合 計 当期減少額 目的使用 31 期末残高 その他 平成19年度 664 693 − 664 693 平成20年度 693 1,006 − 693 1,006 平成19年度 4,239 4,310 142 4,097 4,310 平成20年度 4,310 5,112 619 3,691 5,112 平成19年度 4,904 5,003 142 4,762 5,003 平成20年度 5,003 6,119 619 4,384 6,119 貸出金償却 (単位:千円) 平 成 1 9 年 度 33,980 平 成 2 0 年 度 126,733 預金積金・譲渡性預金平均残高 定期預金残高 (単位:百万円) 平成19年度 流 動 う ち 定 期 性 有 利 性 預 息 預 預 金 157,759 160,805 定 金 258,484 264,533 136,437 140,709 固 定 金 利 定 期 預 金 258,425 264,478 金 269,227 279,230 変 動 金 利 定 期 預 金 - - そ 58 54 251,807 263,109 うち変動金利定期預金 - - 譲 合 渡 の 他 2,553 2,768 計 429,540 442,804 性 預 平成20年3月末 平成21年3月末 金 うち固定金利定期預金 そ (単位:百万円) 平成20年度 金 - - 計 429,540 442,804 【注1】流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 【注2】定期性預金=定期預金+定期積金 固定金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する定期預金 変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定 期預金 【注3】国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 期 預 の 他 Kameari Shinkin Bank 2009 一般貸倒引当金 当期増加額 資料編 商品有価証券の種類別の平均残高 売買目的有価証券 該当ありません。 該当ありません。 有価証券の種類別残高 有価証券の種類別平均残高 (単位:百万円) (単位:百万円) 平成20年3月末 平成21年3月末 区 分 国 債 26,600 36,270 国 債 28,344 31,750 地 社 債 37,799 35,000 株 式 3,754 2,291 券 66,800 49,661 外 地 方 外 国 そ の 証 他 の 合 証 平成20年3月末 平成21年3月末 区 分 債 33,080 31,375 債 30,264 31,130 社 債 44,762 36,793 株 式 4,065 3,808 券 63,031 63,205 券 8,262 1,996 そ 計 171,561 156,971 合 方 国 の 証 他 の 証 券 10,108 7,235 計 185,314 173,550 満期保有目的の債券で時価のあるもの (単位:百万円) 平成20年3月末 32 区 分 Kameari Shinkin Bank 2009 国 地 方 社 そ の 合 貸借対照表 計 上 額 時 価 差 額 平成21年3月末 うち益 貸借対照表 計 上 額 うち損 時 価 差 額 うち益 うち損 債 − − − − − − − − − − 債 − − − − − − − − − − 債 − − − − − − − − − − 他 24,600 24,165 △435 58 494 21,994 21,279 △714 6 720 計 24,600 24,165 △435 58 494 21,994 21,279 △714 6 720 【注1】時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 【注2】上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。 その他有価証券で時価のあるもの (単位:百万円) 平成20年3月末 区 分 取得原価 貸借対照表 (償却原価) 計 上 額 評価差額 平成21年3月末 うち益 取得原価 貸借対照表 (償却原価) 計 上 額 うち損 評価差額 うち益 うち損 株 式 3,683 3,352 △331 290 621 1,981 1,896 △85 34 119 債 券 91,027 91,494 466 925 458 102,611 102,272 △339 953 1,292 債 26,380 26,600 220 224 4 35,890 36,270 380 388 7 債 27,986 28,344 358 387 29 31,527 31,750 223 250 26 1,258 国 地 方 社 そ 合 の 債 36,660 36,549 △111 314 425 35,193 34,250 △942 315 他 53,250 50,462 △2,788 189 2,978 32,606 29,663 △2,943 2 2,945 計 147,961 145,308 △2,652 1,406 4,058 137,199 133,831 △3,367 990 4,358 【注1】時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 【注2】上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式で時価のあるもの 時価のない有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額 (単位:百万円) 該当ありません。 平成20年3月末 平成21年3月末 満 期 保 有 目 的 の 債 券 非 上 場 社 債 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式 子 そ の 非 譲 会 他 社 有 上 渡 株 価 場 性 証 株 預 け 式 1,250 750 100 100 券 式 301 294 金 − 1,000 有価証券の種類別・残存期間別残高 (単位:百万円) 平成20年3月末 1年以下 国 1年超 3年以下 3年超 5年以下 5年超 7年以下 7年超 10年以下 10年超 期間の定めの ないもの 合 計 債 7,016 13,571 4,010 37 1,964 − − 26,600 債 2,834 9,944 4,731 7,307 3,525 − − 28,344 社 債 8,102 11,146 5,312 5,364 7,874 − − 37,799 株 式 − − − − − − 3,754 3,754 券 3,491 16,225 22,735 12,500 8,744 1,090 2,012 66,800 券 − 451 66 85 531 − 7,127 8,262 地 方 外 そ 国 の 証 他 の 証 (単位:百万円) 平成21年3月末 1年以下 国 地 方 社 株 外 そ 国 の 証 他 の 証 1年超 3年以下 3年超 5年以下 5年超 7年以下 7年超 10年以下 10年超 期間の定めの ないもの 合 計 債 7,743 13,371 7,779 249 7,126 − − 36,270 債 4,723 9,448 6,374 6,941 4,262 − − 31,750 債 4,901 7,113 7,097 5,963 9,925 − − 35,000 式 − − − − − − 2,291 2,291 券 6,453 20,308 8,239 9,650 3,867 788 354 49,661 券 − 424 − 256 340 − 974 1,996 33 運用目的の金銭の信託 平成21年3月末 貸借対照表 計 上 額 取得原価 1,463 当期の損益に 含まれた評価差額 1,445 貸借対照表 計 上 額 取得原価 △17 1,421 当期の損益に 含まれた評価差額 1,421 0 【注】貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 デリバティブ取引 (単位:百万円) 平成20年3月末 契 約 額 店頭 金 利 ス ワ ッ 契約額等 のうち1年 超のもの 平成21年3月末 時 価 評価損益 契 約 額 契約額等 のうち1年 超のもの 時 価 評価損益 プ 受 取 固 定・ 支 払 変 動 − − − − − − − − 受 取 変 動・ 支 払 固 定 5,222 5,222 △60 △60 215 215 △11 △11 金 利 関 連 取 引 合 計 5,222 5,222 △60 △60 215 215 △11 △11 店頭 為 替 予 約 売 建 36 − 36 0 110 − 112 △1 買 建 39 − 40 0 107 − 109 2 為 替 関 連 取 引 合 計 75 − 76 0 218 − 222 0 金利関連取引 【注1】上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。 【注2】時価の算定……取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。店頭取引につきましては、割引現在価値やオプション価格計算モデ ル等により算定しております。 為替関連取引 【注1】上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。 【注2】時価の算定……割引現在価値等により算定しております。 【注3】「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に規定する経過措置等に基づき、期間損 益計算を行なっている通貨スワップ取引については、、上記記載から除いております。先物為替予約については、期末日に引き直しを行ない、その損益を損益計算書に反映 させております。 ■以下のデリバティブ取引については該当ありません。 満期保有目的の金銭の信託 その他の金銭の信託 株式関連取引 債券関連取引 商品関連取引 クレジット・デリバティブ取引 Kameari Shinkin Bank 2009 (単位:百万円) 平成20年3月末 資料編 単体自己資本比率(国内基準) 1. 自己資本の状況について (1)自己資本の構成に関する事項 ●自己資本調達手段の概要 当金庫の自己資本につきましては、平成21年3月末の基本的項目(Tier1)のうち、当金庫が積み立てているもの (27,036百万円)以外のものは、地域のお客様からお預かりしている出資金719百万円により調達しております。 (単位:百万円) 34 項 目 Kameari Shinkin Bank 2009 ( 自 己 資 本 ) 出 資 金 う ち 非 累 積 的 永 久 優 先 出 資 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 資 本 準 備 金 そ の 他 資 本 剰 余 金 利 益 準 備 金 特 別 積 立 金 次 期 繰 越 金 そ の 他 処 分 未 済 持 分 △ 自 己 優 先 出 資 △ 自 己 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差 損 △ 営 業 権 相 当 額 △ の れ ん 相 当 額 △ 企 業 結 合 に よ り 計 上 さ れ る 無 形 固 定 資 産 相 当 額 △ 証 券 化 取 引 に よ り 増 加 し た 自 己 資 本 に 相 当 す る 額 △ 基 本 的 項 目 ( A ) 土 地 の 再 評 価 額 と 再 評 価 の 直 前 の 帳 簿 価 額 の 差 額 の45 % に 相 当 す る 額 一 般 貸 倒 引 当 金 負 債 性 資 本 調 達 手 段 等 負 債 性 資 本 調 達 手 段 期 限 付 劣 後 債 務 及 び 期 限 付 優 先 出 資 補 完 的 項 目 不 算 入 額 △ 補 完 的 項 目 ( B ) 自 己 資 本 総 額[ ( A ) + ( B )]( C ) 他 の 金 融 機 関 の 資 本 調 達 手 段 の 意 図 的 な 保 有 相 当 額 負 債 性 資 本 調 達 手 段 及 び こ れ に 準 ず る も の 期 限 付 劣 後 債 務 及 び 期 限 付 優 先 出 資 並 び に こ れ ら に 準 ず る も の 非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保証又は ク レ ジ ッ ト・ デ リ バ テ ィ ブ の 免 責 額 に 係 る 控 除 額 基 本 的 項 目 か ら の 控 除 分 を 除 く、 自 己 資 本 控 除 と さ れ る 証 券 化 エ ク ス ポ ー ジ ャ ー 及 び 信 用 補 完 機 能 を 持 つI/Oス ト リ ッ プ ス ( 告 示 第 2 4 7 条 を 準 用 す る 場 合 を 含 む 。) 控 除 項 目 不 算 入 額 △ 控 除 項 目 計 ( D ) 自 己 資 本 額 [( C ) − ( D )]( E ) ( リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 ) 資 産 ( オ ン ・ バ ラ ン ス 項 目 ) オ フ ・ バ ラ ン ス 取 引 項 目 オ ペ レ ー シ ョ ナ ル・ リ ス ク 相 当 額 を 8 % で 除 し て 得 た 額 リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 計 ( F ) 単 体 T i e r 1 比 率 ( A / F ) 単 体 自 己 資 本 比 率 ( E / F ) 平成20年3月末 719 - - - - 719 33,000 360 - - - - 1,707 - - - - 33,092 1,760 693 - - - - 2,453 35,546 867 - 平成21年3月末 △ △ △ △ △ △ △ 719 - - - - 719 26,000 316 - - - - - - - - - 27,756 1,760 1,006 - - - - 2,767 30,523 1,867 - 500 1,500 - - 468 233 867 468 35,077 256,446 2,341 16,834 275,622 12.00% 12.72% △ 1,867 233 30,290 230,329 2,270 16,788 249,387 11.12% 12.14% (注)信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かど うかを判断するために金融庁長官が定める基準(平成18年金融庁告示第21号)に基づき算出しております。平成21年3月末については「平成20年金融 庁告示第79号」に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。 (2)自己資本の充実度に関する事項 ●自己資本の充実度に関する評価方法の概要 当金庫は、これまで内部留保による資本の積み上げ等を行うことにより自己資本を充実させてまいりました。自己資 本額に占める内部留保額(利益準備金・特別積立金・次期繰越金)の割合は89.25%、基本的項目と補完的項目(Tier2) 合計の自己資本総額に占める内部留保額の割合でも88.57%と経営の健全性・安全性を充分確保していると評価してお ります。また、繰延税金資産の基本的項目に占める割合は、14.04%と健全性が維持されていることを表しています。 なお、将来の自己資本充実策については、年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、そこから得られる 利益による資本の積み上げを第一義的な施策として考えております。 (単位:百万円) 平成20年3月末 リスク・アセット 平成21年3月末 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額 イ.信用リスクアセット・所要自己資本の額合計 258,787 10,351 232,599 9,303 ①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー 251,778 10,071 229,100 9,164 (⁄)ソブリン向け 2,130 85 2,035 81 (¤)金融機関及び第一種金融商品取引業者向け 50,926 2,037 40,711 1,628 (‹)法人等向け 51,155 2,046 41,304 1,652 (›)中小企業等・個人向け 46,783 1,871 44,395 1,775 (fi)抵当権付住宅ローン (fl)不動産取得等事業向け 4,796 59,023 191 2,360 4,892 63,772 195 2,550 35 (‡)三月以上延滞等 (°)上記以外 2,297 34,663 91 1,386 2,511 29,475 100 1,179 ②証券化エクスポージャー 7,009 280 3,499 139 Kameari Shinkin Bank 2009 ロ.オペレーショナル・リスク ハ.単体総所要自己資本額(イ+ロ) 16,834 673 16,788 671 275,622 11,024 249,387 9,975 (注)1.所要自己資本の額=リスクアセット×4% 2. 「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3. 「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、地方公営企業等金融機構、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道 路公社、外国の中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央 銀行、欧州共同体、信用保証協会、農業信用基金協会及び漁業信用基金協会のことです。 4. 「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」 、 「金 融機関および第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。 5.オペレーショナルリスクは、当金庫は基礎的手法を採用しています。 <オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算定方法> 粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15% ÷8% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 6.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4% 資料編 (3)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) ●信用リスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、当金庫が損失を受けるリスクをいいます。当金庫では、 信用リスクを管理すべき最重要のリスクであるとの認識の上、与信業務の基本的な理念や手続き等を明示した「融資方 針書」を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスクを確実に認識する管理態勢を構築しています。 信用リスクの評価につきましては、 当金庫では厳格な自己査定を実施しております。また、 信用リスクの計量化に向け、 インフラ整備も含めた態勢整備を進めております。 信用リスク管理の状況については、融資委員会やリスク管理委員会で協議検討を行うとともに、必要に応じて理事会、 常勤理事会といった経営陣に対する報告態勢を整備しております。 貸倒引当金は、「自己査定規程」及び「資産の償却・引当規程」に基づき自己査定における債務者区分ごとに計算さ れた貸倒実績率を基に算定するとともに、その結果については監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めており ます。 イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 <地域別・業種別・残存期間別> (単位:百万円) 36 地域区分 業種区分 期間区分 エクスポージャー 信用リスクエクスポージャー期末残高 区分 貸出金、コミットメント及びその他の Kameari Shinkin Bank 2009 国内 国外 地域別合計 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業、小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 その他 業種別合計 1年以下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 デリバティブ以外のオフ・バランス取引 三月以上延滞 債券 デリバティブ取引 エクスポージャー 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 平成21年3月末 460,090 30,976 491,066 48,203 69 − − 639 24,697 262 329 18,212 19,859 145,997 68,546 28,880 66,171 42,277 26,918 491,066 89,681 85,399 60,610 39,236 50,363 113,575 52,198 491,066 478,142 21,391 499,533 46,870 69 − − 61 26,370 199 1,504 15,444 20,132 139,695 68,127 29,560 85,843 42,585 23,068 499,533 89,753 84,417 53,156 46,918 53,209 111,243 60,836 499,533 236,300 − 236,300 44,755 69 − − 0 24,674 − 218 10,464 17,322 1,023 68,453 26,662 253 42,277 122 236,300 26,323 14,807 19,805 17,207 25,051 112,735 20,368 236,300 243,289 − 243,289 45,802 69 − − 0 26,370 − 440 11,464 17,698 2,056 68,041 27,894 732 42,585 132 243,289 24,345 14,021 21,367 23,868 27,371 110,455 21,860 243,289 120,771 27,001 147,773 1,793 − − − − − − − 7,544 2,297 69,868 − 1,750 62,742 − 1,775 147,773 18,546 50,058 34,738 21,794 21,793 840 − 147,773 126,108 21,065 147,173 0 − − − − − − − 3,889 2,297 55,886 − 1,250 81,923 − 984 147,173 22,438 47,971 30,640 21,799 23,535 788 − 147,173 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 3,032 − 3,032 535 − − − − 710 − 100 73 510 13 555 330 − 203 − 3,032 3,428 − 3,428 1,007 − − − − 588 − 100 70 351 13 622 365 − 212 − 3,428 (注)1.オフ・バランス取引は、デリバティブ取引を除く。 2. 「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。 3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージ ャーです。具体的には現金・投資信託・固定資産等が含まれます。 ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 本誌31ページを参照ください。 ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 (単位:百万円) 個別貸倒引当金 当期減少額 貸出金償却 期末残高 目的使用 その他 19年度 20年度 19年度 20年度 19年度 20年度 19年度 20年度 19年度 20年度 19年度 20年度 期首残高 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業、小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 合計 1,855 − − − − 900 − − 30 599 1 469 252 − 131 4,239 1,789 − − − − 614 − 99 44 581 0 660 378 − 141 4,310 当期増加額 1,789 − − − − 614 − 99 44 581 0 660 378 − 141 4,310 2,320 − − − − 667 − 166 70 541 0 589 587 − 167 5,112 128 − − − − 7 − − − 6 − − − − − 142 326 − − − − 67 − − − 207 − 18 − − − 619 1,726 − − − − 893 − − 30 592 1 469 252 − 131 4,097 1,463 − − − − 547 − 99 44 374 0 642 378 − 141 3,691 1,789 − − − − 614 − 99 44 581 0 660 378 − 141 4,310 2,320 − − − − 667 − 166 70 541 0 589 587 − 167 5,112 20 − − − − 9 − − − 3 − − − − − 33 80 − − − − − − 11 4 17 − − 12 − − 126 ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 ●リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付け機関等(ソブリン並びに金融機関等向け、法人向け) リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付け機関等は以下の機関等を採用しています。 ・株式会社 格付投資情報センター(R&I) ・株式会社 日本格付研究所(JCR) , ・ムーディーズ・インベスターズ・インク(Moody s) ・スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(S&P) ・経済協力開発機構(OECD)等の定めるカントリー・リスク・スコア (単位:百万円) エクスポージャーの額 告示で定めるリスク・ウェイト区分(%) 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 350% 自己資本控除 合 計 平成20年3月末 格付有り 格付無し − − 3,992 − 8,880 − 9,080 0 − − 491,066 79,523 20,191 100,609 13,491 1,205 84,009 168,906 901 274 − (注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。 2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスクウェイトに区分しています。 平成21年3月末 格付有り 格付無し − − 2,764 − 6,654 − 5,175 − − − 499,533 91,619 44,483 94,885 13,500 2,769 81,001 155,471 939 267 − Kameari Shinkin Bank 2009 (注)当金庫は、国内の限定された地域にて事業活動を行っているため、「地域別」の区分は省略しております。 37 資料編 (4)信用リスク削減手法に関する事項 ●信用リスク削減手法に関するリスク管理の方法及び手続きの概要 信用リスク削減手法とは、金庫が抱えている信用リスクを軽減化するための措置をいい、具体的には預金積金担保、 有価証券担保、保証などが該当します。当金庫では融資の審査に際し、資金使途、返済原資、財務内容、事業環境、経 営者の資質などさまざまな角度から可否の判断をしており、担保や保証による保全措置は、あくまでも補完的な位置付 けとして認識しております。また、判断の結果、担保や保証が必要な場合には、お客様への十分な説明とご理解をいた だいた上で、ご契約いただくなど適切な取り扱いに努めております。 当金庫が扱う担保には、自金庫預金積金、不動産等、有価証券、保証には人的保証、信用保証協会保証、政府関係機 関保証、民間保証等がありますが、その手続きについては、金庫が定める適切な事務取り扱い及び適正な評価により行 っています。 また、お客様が期限の利益を失われた場合には、全ての与信取引の範囲において、預金相殺等を用いる場合がありま すが、金庫が定める事務手続きや各種約定書に基づき、適切な取扱いに努めております。 バーゼルⅡで定められている信用リスク削減手法には、適格担保として自金庫預金積金、上場株式、保証として信用 保証協会保証、しんきん保証基金、その他未担保預金等が該当します。そのうち保証に関する信用度の評価については、 国、地方公共団体、政府関係機関等及び適格格付機関が付与している格付により判定をしております。 また、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に偏るこ となく分散されております。 38 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー Kameari Shinkin Bank 2009 (単位:百万円) 信用リスク削減手法 ポートフォリオ 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー ①ソブリン向け ②金融機関及び第一種金融商品取引業者向け ③法人等向け ④中小企業等・個人向け ⑤抵当権付住宅ローン ⑥不動産取得等事業向け ⑦三月以上延滞等 ⑧上記以外 適格金融資産担保 保 証 クレジット・デリバティブ 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 平成21年3月末 6,560 − − 1,332 4,054 2 939 3 228 5,889 − − 900 3,775 3 845 4 361 30,021 9,749 − 5,645 13,550 575 149 303 46 42,551 12,910 − 6,246 22,225 572 140 394 60 − − − − − − − − − − − − − − − − − − (注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 ●派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 派生商品取引には、市場の変動により損失を受ける可能性のある市場リスクや、取引相手方が支払い不能になること により損失を受ける可能性のある信用リスクが内包されております。 市場リスクへの対応は、派生商品取引により受けるリスクと保有する資産・負債が受けるリスクが相殺されるよう管 理して、信用リスクへの対応としては、リスク管理の観点から、担保による保全を図り、金庫が定める「引当基準」に 則った適正な引当金を計上しております。(お客様との取引については、総与信取引における保全枠との一体的な管理 により与信判断を行うことでリスクを限定しており、適切な保全措置を講じております。そのため、当該取引に対する 個別担保による保全や引当の算定は、特段行っておりません。 ) その他、有価証券関連取引については、有価証券にかかる投資方針の中で定めている投資枠内での取引に限定すると ともに、万一、取引相手に対して担保の追加提供する必要が生じたとしても、提供可能な資産を十分保有しており、影 響は限定的であります。 (単位:百万円) 与信相当額の算出に用いる方式 グロス再構築コストの額 グロス再構築コストの額及びグロスのアドオン合計額から担保による 信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差引いた額 平成20年3月末 平成21年3月末 カレント・エクスポージャー方式 5 カレント・エクスポージャー方式 10 5 10 (単位:百万円) 担保による信用リスク削減手法の効果を 勘案する前の与信相当額 平成20年3月末 ①派生商品取引合計 (l)外国為替関連取引 (m)金利関連取引 ②長期決済期間取引 合計 平成21年3月末 30 2 28 − 30 担保による信用リスク削減手法の効果を 勘案した後の与信相当額 平成20年3月末 16 6 9 − 16 平成21年3月末 6 0 5 − 6 4 2 1 − 4 (注)グロス再構築コストの額は、0を下回らないものに限っています。 (6)証券化エクスポージャーに関する事項 1.リスク管理の方針及び手続きの概要 2.証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称 当金庫は標準的手法を採用しております。 3.証券化取引に関する会計方針 当該取引にかかる会計処理については、当金庫が定める「有価証券会計処理基準」及び日本公認会計士協会の「金商 品会計に関する実務指針」に従った適正な処理を行っております。 4.証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称 リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付け機関は以下の4つの機関を採用しています。なお、エクスポージャー の種類ごとに適格格付け機関の使い分けは行っておりません。 ・株式会社 格付投資情報センター(R & I) ・株式会社 日本格付研究所(JCR) ・ムーディーズ・インベスターズ・インク(Moody’s) ・スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(S & P) イ.オリジネーターの場合 ①原資産の合計額等 (単位:百万円) 原 資 産 の 額 資産譲渡型証券化取引 平成20年3月末 平成21年3月末 (l)㈱日本政策金融公庫CLO運転 (m)㈱日本政策金融公庫CLO設備 合 計 − − − − − − 合成型証券化取引 平成20年3月末 平成21年3月末 2,229 20 2,249 1,266 12 1,279 ②三ヶ月以上延滞エクスポージャーの額等(原資産を構成するエクスポージャーに限る) 該当ございません。 ③保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳 (単位:百万円) 平成20年3月末 証券化エクスポージャーの額 (l)㈱日本政策金融公庫CLO運転 (m)㈱日本政策金融公庫CLO設備 平成21年3月末 2,249 2,229 20 1,279 1,266 12 39 Kameari Shinkin Bank 2009 当金庫における証券化取引の役割としては、投資家並びにオリジネーターがあります。投資業務については、有価証 券投資の一環として捉え、リスクの認識については、市場動向、裏付資産の状況、時価評価及び適格格付機関が付与す る格付情報などにより把握するとともに、必要に応じてリスク管理委員会、常勤理事会に諮り、適切なリスク管理に努 めております。また、証券化商品への投資は、有価証券に係る運用方針の中で定める投資枠内での取引に限定するとと もに、取引にあたっては当金庫が定める運用方針書に基づき、投資対象を一定の信用力を有するものとするなど、適正 な運用・管理を行っています。 一方、オリジネーター業務については、中小企業金融公庫が行う中小企業の資金調達手段の多様化の一環としての位 置付けと捉えております。 資料編 ④リスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等 (単位:百万円) 告示で定めるリスク・ウェイト区分(%) 自 エクスポージャー残高 平成20年3月末 平成21年3月末 − − 1,039 1,210 − 146 144 1 20% 50% 75% 100% 350% 己 資 本 控 除 (l)㈱日本政策金融公庫CLO運転 (m)㈱日本政策金融公庫CLO設備 所要自己資本の額 平成20年3月末 平成21年3月末 − − 31 48 − − − 793 485 − 146 144 1 − − 23 19 − (注)1.所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスクウェイト×4% 2. (l)∼(m)は、自己資本から控除した証券化エクスポージャーの原資産の種類別の内訳 ⑤証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額及び原資産の種類別の内訳 該当ございません。 ⑥早期償還条項付のエクスポージャー 該当ございません。 ⑦当期に証券化を行ったエクスポージャーの概略 40 (単位:百万円) 平成20年3月期 Kameari Shinkin Bank 2009 証券化エクスポージャーの額 (l)㈱日本政策金融公庫CLO運転 平成21年3月期 1,376 1,364 12 (m)㈱日本政策金融公庫CLO設備 − − − ⑧証券化取引に伴い当期中に認識した売却損益の額等 該当ございません。 ⑨証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスクアセットの額 該当ございません。 ロ.投資家の場合 ①保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳 平成20年3月末 (単位:百万円) 平成21年3月末 11,599 − 499 1,593 199 4,989 4,316 証券化エクスポージャーの額 (l)カードローン (m)オートローン (n)クレジットカード (o)リース債権 (p)証券化商品 (q)その他(貸付債権等) 6,840 − 499 526 198 2,534 3,081 ②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等 (単位:百万円) 告示で定めるリスク・ウェイト区分(%) 自 20% 50% 100% 350% 己 資 本 控 (l)カードローン (m)オートローン (n)クレジットカード (o)リース債権 (p)証券化商品 (q)その他(貸付債権等) 除 エクスポージャー残高 平成20年3月末 平成21年3月末 796 7,689 2,704 85 322 − − − − 322 − 1,031 4,867 852 1 87 − − − − 3 83 (注)1.所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスクウェイト×4% 2. (l)∼(q)は、自己資本から控除した証券化エクスポージャーの原資産の種類別の内訳 所要自己資本の額 平成20年3月末 平成21年3月末 6 153 108 12 8 97 34 0 ③証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額 該当ございません。 (7)出資等エクスポージャーに関する事項 ●銀行勘定における出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管 理の方針及び手続きの概要 上場株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託に係るリスクの認識については、時価評価及び最大予想損失額(VaR) によるリスク計測によって把握するとともに、当金庫の抱える市場リスクの状況や、設定されたリスク限度枠、損失限 度枠の遵守状況をリスク管理担当役員に報告し、ストレステストなど複合的なリスクの分析を実施し、定期的に常勤理 事会やリスク管理委員会へ報告しております。 一方、非上場株式、子会社、政策投資株式、その他ベンチャーファンド又は投資事業組合への出資金に関しては、当 金庫が定める「資金運用方針書」等に基づいた適正な運用・管理を行っております。また、リスクの状況は、財務諸表 や運用報告を基にした評価による定期的なモニタリングを実施し、その状況については、適宜経営陣へ報告を行うなど、 適切なリスク管理に努めております。 なお、当該取引に係る会計処理については、当金庫が定める「有価証券会計処理基準」及び日本公認会計士協会の「金 融商品会計に関する実務指針」に従った適正な処理を行っております。 イ.出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等 区 分 場 株 式 4,824 2,739 − − 4,824 2,739 4,620 2,654 − − 4,620 2,654 △203 △85 − − △203 △85 417 34 − − 417 34 その他有価証券で 時価のないもの等 貸借対照表計上額 621 119 − − 621 119 − − 1,027 1,020 1,027 1,020 (注)1.貸借対照表計上額は、平成21年3月期から事業年度末前1カ月の市場価格の平均等に基づいております。 2.上場株式には信金中金優先出資証券が含まれています。 ロ.子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額等 (単位:百万円) 区 分 平成20年3月末 子会社・子法人等株式 平成21年3月末 平成20年3月末 関 連 法 人 等 株 式 平成21年3月末 平成20年3月末 合 計 平成21年3月末 貸借対照表 計上額 100 100 − − 100 100 評価差額 時 価 − − − − − − うち益 − − − − − − うち損 − − − − − − − − − − − − ハ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 (単位:百万円) 売 却 額 売却益 出 資 等 エ ク ス ポ ー 平成20年3月末 ジ ャ ー 平成21年3月末 690 695 398 188 売却損 − 16 株式等償却 107 1,354 41 Kameari Shinkin Bank 2009 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 非 上 場 株 式 等 平成21年3月末 平成20年3月末 合 計 平成21年3月末 上 (単位:百万円) そ の 他 有 価 証 券 で 時 価 の あ る も の 評価差額 取得原価 貸借対照表 (償却原価) 計上額 うち益 うち損 資料編 (8)金利リスクに関する事項 ●金利リスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要と内部管理上使用した金利リスクの算定手法の概要 金利リスクとは、市場金利の変動によって受ける資産価値の変動や、将来の収益性に対する影響を指しますが、当金 庫においては、双方ともに定期的な評価・計測を行い、適宜対応を講じる態勢としております。 具体的には、一定の金利ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスク(BPV)の計測や、金利更改を勘案した期 間収益シミュレーションによる収益への影響度、さらには新商品等の導入による影響など、ALM管理システムや証券管 理システムにより定期的に計測を行い、リスク管理委員会等で協議検討するとともに、必要に応じて経営陣への報告を 行うなど、資産・負債の最適化に向けたリスク・コントロールに努めています。 銀行勘定における金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸 出金、有価証券、預金等金利・期間を有する資産・負債)が、金利ショックにより発生するリスク量を見るものです。 当金庫では、GPS計算方式により金利ショックを保有期間1年間、最低5年間の観測期間で計測される金利変動幅を利 用して算出された99%タイル値又は1%タイル値として、銀行勘定の金利リスクを算出しており、平成21年3月末の 金利リスク量は、3,734百万円となりました。 なお、要求払預金の金利リスク量については、明確な金利改定間隔がなく、お客様のご要望によって随時払い出され る要求払預金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する預金をコア預金(①過去5年間の最低残高 ② 過去5年間の最大年間流出量を現在残高から差し引いた残高 ③現残高の50%相当額 以上の3つのうち最小の額を上 限)と定義し、当金庫では、満期を5年以内(平均2.5年) 、に振り分けてリスク量を算定しています。 (単位:百万円) 42 Kameari Shinkin Bank 2009 運 用 勘 定 区 分 平成20年3月末 平成21年3月末 貸 有 預 そ 運 出 価 証 け の 用 勘 定 合 金 券 金 他 計 1,951 3,678 685 506 6,821 金利リスク 金利ショックに対する経済価値の増減額 2,304 4,424 455 434 7,620 調 達 勘 定 区 分 平成20年3月末 平成21年3月末 定 要 そ 調 期 求 達 性 払 の 勘 平成20年3月末 3,070 預 預 定 合 金 金 他 計 1,886 1,864 − 3,750 1,984 1,900 − 3,885 平成21年3月末 3,734 (9)オペレーショナル・リスクに関する事項 1.オペレーショナル・リスクに関するリスクの管理方針及び手続きの概要 当金庫では、オペレーショナル・リスクを「業務処理の過程、役職員の活動、若しくはシステムに不適切があった場 合や外生的な事象により損失を被るリスクを総称するもの」と定義しています。当金庫は、オペレーショナル・リスク について、事務リスク、システムリスク、法務リスク、人的リスク、有形資産リスク、風評リスクの各リスクを含む幅 広いリスクと考え、管理体制や管理方法に関するリスク管理の基本方針をそれぞれのリスクについて定め、確実にリス クを認識し、評価しております。 リスクの計測方法に関しましては、当面、基礎的手法を採用することとし、態勢を整備しております。また、これら のリスクに関しましては、コンプライアンス委員会、事務改善委員会、リスク管理委員会等、各種委員会におきまして、 協議・検討するとともに、必要に応じて常勤理事会、理事会等において報告する態勢を整備しております。 2.オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 当金庫は基礎的手法を採用しております。 資料編(連結) ■亀有信用金庫と子会社亀信ビジネスサービス株式会社の連結会計報告です。 1.当金庫グループの主要な事業の内容 (1)当金庫グループの主要な事業の内容 信用金庫グループは、当金庫、子会社1社で構成され、信用金庫業務を中心に、不動産の保守管理運営業務、事務処理代行業務などの 金融サービスを提供しております。 (2)当金庫の子会社等の状況 会 社 名 所 在 地 亀信ビジネスサービス株式会社 葛飾区青戸8-11-2 設立年月日 資本金又は 出資金 当庫議決権 比率 他の子会社等 の議決権比率 不動産の保守管理運営業務 事務処理の代行業務 事務用品等の物品販売など 平成2年 10月25日 1億円 100% 0 亀 有 信 用 金 庫 国 内 主要業務内容 (3)当金庫グループの事業系統図 本店他支店23、出張所1 子会社 亀信ビジネスサービス株式会社 不動産の保守管理運営業務 事務処理代行業務 2.当金庫グループの概況 (1)連結財務諸表の作成方針 連結の範囲に関する事項 連結される子会社 ・亀信ビジネスサービス株式会社 (2)事業の概況 当金庫の子会社である亀信ビジネスサービス(株)は、当金庫グループの財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を誤らせない程 度に重要性が乏しいと認められるため、当金庫グループの事業概況については、記載しておりません。なお、平成21年3月31日現在 の資産基準、経常収益基準、利益基準及び利益剰余金基準による割合は下記のとおりであります。 ・資産基準 0.03% ・経常収益基準 2.50% ・利益基準 △0.22% ・利益剰余金基準 0.06% ●連結会計年度における主要な経営指標の推移 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 連 結 経 常 収 益 千円 9,317,439 9,833,521 9,748,052 11,701,864 10,680,768 連 結 経 常 利 益 千円 2,557,529 3,021,742 2,626,571 △2,397,071 △8,066,206 益 千円 2,140,601 2,604,918 1,986,137 △2,935,004 △7,006,799 額 百万円 38,168 38,973 41,263 35,342 27,669 額 百万円 455,891 461,303 474,519 483,387 482,984 率 % 13.04% 13.88% 14.54% 12.72% 12.15% 連 結 連 結 連 連 当 純 結 結 期 利 資 総 自 純 産 資 己 資 産 本 比 【注】連結自己資本比率は、信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及びその子会社等がその保有する資産等に照らし自己資本の 充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準にかかる算式に基づき算出しております。なお、当金庫グループは国内基準を採用しております。 ●連結リスク管理債権の状況 (単位:百万円) 区 分 破 綻 延 3 貸 合 先 滞 ヵ 月 出 債 権 債 以 条 上 件 平成20年3月末 権 延 緩 滞 和 債 債 平成21年3月末 額 678 384 額 13,280 15,627 権 額 130 69 権 額 2,754 823 計 16,843 16,904 43 Kameari Shinkin Bank 2009 (3)事業の種類別セグメント情報 連結会社は信用金庫業務以外に一部で不動産の保守管理運営業務、物品販売業務等の事業を営んでおりますが、それらの事業の全セグ メントに占める割合が僅少であるため、事業の種類別セグメント情報は記載しておりません。 資料編(連結) 連結貸借対照表 連結損益計算書 期 別 科 目 (20年3月末) (資 産 の 部) 現 金 及 百万円 千円 百万円 経 常 収 益 連結会計年度 平成20年度 千円 20 − 益 9,473,824 9,351,577 5,760 5,112 貸 出 金 利 息 5,842,645 5,907,381 預 け 金 利 532,050 金 銭 有 け 連結会計年度 平成19年度 73,815 金 預 (21年3月末) 期 別 科 目 買 入 手 形 及 び コ ー ル ロ ー ン 入 び 連結会計年度 平成20年度 金 買 銭 債 の 信 価 証 貸 出 外 国 資 金 運 用 収 10,680,768 託 1,445 1,421 息 492,231 券 171,461 156,871 買入手形利息及びコールローン利息 760 249 金 218,907 223,806 有 価 証 券 利 息 配 当 金 2,999,003 2,742,892 そ の 他 の 受 入 利 息 替 12 89 139,182 169,003 2,827 2,038 役 務 取 引 等 収 益 740,580 708,825 産 10,271 10,416 そ の 他 業 務 収 益 1,052,727 387,695 建 物 1,539 1,759 そ の 他 経 常 収 益 434,732 232,668 土 地 7,948 7,948 用 14,098,936 18,746,974 有 為 権 84,275 11,701,864 産 そ の 他 形 資 固 定 資 リ ー ス 資 産 − 25 建 設 仮 勘 定 95 2 そ の 他 の 有 形 固 定 資 産 無 形 ソ 固 フ 定 ト ウ 経 常 資 金 費 調 預 達 金 費 利 用 1,188,779 1,333,476 息 1,172,729 1,308,669 22,527 688 680 給 付 補 て ん 備 金 繰 入 額 13,947 資 産 109 108 売渡手形利息及びコールマネー利息 170 426 ェ ア 43 42 そ の 他 の 支 払 利 息 1,931 1,853 産 − − 役 務 取 引 等 費 用 406,628 392,177 そ の 他 の 無 形 固 定 資 産 65 66 そ の 他 業 務 費 用 6,250,264 8,081,036 費 5,647,174 5,570,844 の 他 経 常 費 用 606,088 3,369,439 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 241,433 1,734,873 そ の 他 の 経 常 費 用 364,655 1,634,565 リ 44 連結会計年度 平成19年度 ー ス 資 Kameari Shinkin Bank 2009 繰 延 税 金 資 産 2,557 3,897 経 債 務 保 証 見 返 1,203 1,065 そ 金 △5,003 △6,119 計 483,387 482,984 貸 資 倒 引 産 の 当 部 合 (負 債 の 部) 預 金 そ 積 の 賞 他 引 当 74,987 資 産 処 分 益 40 47 債 2,550 1,792 償 却 債 権 取 立 益 64,278 74,940 失 33,611 17,039 固 定 分 損 33,611 17,039 △8,008,259 301 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 当 △8,066,206 64,318 定 3,212 引 △2,397,071 益 固 369 付 益 利 447,105 3,353 給 利 別 438,744 金 職 常 特 金 金 退 与 負 経 特 別 損 資 産 処 100 103 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 △2,366,364 金 8 19 法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税 937,668 53,492 睡 眠 預 金 払 戻 損 失 引 当 金 22 21 法 △369,029 △1,054,951 再 評 価 に 係 る 繰 延 税 金 負 債 1,691 1,691 法 計 568,639 △1,001,459 債 証 1,203 1,065 当 益 △2,935,004 △7,006,799 計 448,044 455,314 偶 負 発 損 失 引 務 債 当 保 の 部 合 人 税 人 等 税 期 調 整 等 合 純 利 額 【注1】 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 【注2】 出資1口当たり当期純損失金額 487円18銭 (純 資 産 の 部) 出 資 利 益 剰 余 金 719 719 金 34,110 27,074 △0 △0 処 分 未 済 持 分 会 員 勘 定 合 計 34,829 27,794 そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 △1,707 △2,345 金 2,220 2,220 評 価・ 換 算 差 額 等 合 計 513 △124 土 純 地 資 再 産 評 価 の 差 部 額 合 計 35,342 27,669 連結剰余金計算書 483,387 482,984 千円 平成20年度 (21年3月末) 千円 37,074,101 34,110,429 利 高 △2,935,004 △7,006,799 益 △2,935,004 △7,006,799 高 28,667 28,733 金 28,667 28,733 土 地 再 評 価 差 額 金 取 崩 額 − − 利 益 剰 余 金 期 末 残 高 34,110,429 27,074,896 益 利 剰 余 期 益 配 【注1】 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 【注2】 単体決算との差額が僅少であるため、その他の注記につきましては、単体財務 諸表の注記に準じます。 (20年3月末) 利 益 剰 余 金 期 首 残 高 当 負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計 平成19年度 科 目 剰 金 純 余 金 当 増 加 利 減 少 【注】連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した剰余金処分に基づいて作成 しております。 (1)自己資本の構成に関する事項 連結事項の定性的な開示項目については、単体と重複しているため記載しておりません。 ●連結自己資本比率(国内基準) (単位:百万円) 項 目 平成20年3月末 △ △ △ △ △ △ △ △ △ 719 − − − 34,081 0 − − 1,707 − − − − − − − 33,093 1,760 693 − − − − 2,453 35,547 867 − 平成21年3月末 △ △ △ △ △ △ △ 719 − − − 27,053 0 − − − − − − − − − − 27,772 1,760 1,006 − − − − 2,767 30,540 1,867 − 500 1,500 − − − − 468 233 867 468 35,078 256,388 2,341 16,834 275,563 12.00% 12.72% △ 1,867 233 30,306 230,271 2,270 16,787 249,328 11.13% 12.15% (注)信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどう かを判断するために金融庁長官が定める基準(平成18年金融庁告示第21号)に基づき算出しております。平成21年3月末については「平成20年金融庁 告示第79号」に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。 45 Kameari Shinkin Bank 2009 ( 自 己 資 本 ) 出 資 金 う ち 非 累 積 的 永 久 優 先 出 資 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 処 分 未 済 持 分 自 己 優 先 出 資 自 己 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差 損 為 替 換 算 調 整 勘 定 新 株 予 約 権 連 結 子 法 人 等 の 少 数 株 主 持 分 営 業 権 相 当 額 の れ ん 相 当 額 企 業 結 合 に よ り 計 上 さ れ る 無 形 固 定 資 産 相 当 額 証 券 化 取 引 に よ り 増 加 し た 自 己 資 本 に 相 当 す る 額 基 本 的 項 目 ( A ) 土 地 の 再 評 価 額 と 再 評 価 の 直 前 の 帳 簿 価 額 の 差 額 の45 % に 相 当 す る 額 一 般 貸 倒 引 当 金 負 債 性 資 本 調 達 手 段 等 負 債 性 資 本 調 達 手 段 期 限 付 劣 後 債 務 及 び 期 限 付 優 先 出 資 補 完 的 項 目 不 算 入 額 補 完 的 項 目 ( B ) 自 己 資 本 総 額[( A ) + ( B )]( C ) 他 の 金 融 機 関 の 資 本 調 達 手 段 の 意 図 的 な 保 有 相 当 額 負 債 性 資 本 調 達 手 段 及 び こ れ に 準 ず る も の 期 限 付 劣 後 債 務 及 び 期 限 付 優 先 出 資 並 び に こ れ ら に 準 ず る も の 連 結 の 範 囲 に 含 ま れ な い も の に 対 す る 額 の 50 % 相 当 額 非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保証又は ク レ ジ ッ ト・ デ リ バ テ ィ ブ の 免 責 額 に 係 る 控 除 額 基 本 的 項 目 か ら の 控 除 分 を 除 く、 自 己 資 本 控 除 と さ れ る 証 券 化 エ ク ス ポ ー ジ ャ ー 及 び 信 用 補 完 機 能 を 持 つI/Oス ト リ ッ プ ス ( 告 示 第 2 4 7 条 を 準 用 す る 場 合 を 含 む 。) 控 除 項 目 不 算 入 額 控 除 項 目 計 ( D ) 自 己 資 本 額 [( C ) − ( D )]( E ) ( リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 ) 資 産 ( オ ン ・ バ ラ ン ス 項 目 ) オ フ ・ バ ラ ン ス 取 引 項 目 オ ペ レ ー シ ョ ナ ル・ リ ス ク 相 当 額 を8 % で 除 し て 得 た 額 リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 計 ( F ) 連 結 T i e r 1 比 率 ( A / F ) 連 結 自 己 資 本 比 率 ( E / F ) 資料編(連結) (2)自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円) イ.信用リスク・アセット・所要自己資本の額合計 ①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー (l)ソブリン向け (m)金融機関向け (n)法人等向け (o)中小企業等・個人向け (p)抵当権付住宅ローン (q)不動産取得等事業向け (r)三月以上延滞等 (_)上記以外その他資産 ②証券化エクスポージャー ロ.オペレーショナル・リスク ハ.連結総所要自己資本額(イ+ロ) 平成20年3月末 リスク・アセット 所要自己資本額 258,729 10,349 251,720 10,068 2,130 85 50,926 2,037 51,155 2,046 46,742 1,869 4,796 191 59,023 2,360 2,297 91 34,646 1,385 7,009 280 16,834 673 275,563 11,022 平成21年3月末 リスク・アセット 所要自己資本額 232,541 9,301 229,042 9,161 2,035 81 40,711 1,628 41,304 1,652 44,356 1,774 4,892 195 63,772 2,550 2,511 100 29,457 1,178 3,499 139 16,787 671 249,328 9,973 (注)1.所要自己資本の額=リスクアセット×4% 2. 「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3. 「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、地方公営企業等金融機構、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道 路公社、外国の中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央 銀行、欧州共同体、信用保証協会、農業信用基金協会及び漁業信用基金協会のことです。 4. 「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、 「金 融機関及び第一種金融商品取引業者向け」 、「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。 5.オペレーショナルリスクは、当金庫は基礎的手法を採用しています。 <オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算定方法> 46 粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15% ÷8% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 Kameari Shinkin Bank 2009 6.連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4% (3)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 <地域別・業種別・残存期間別> 地域区分 業種区分 期間区分 (単位:百万円) エクスポージャー 信用リスクエクスポージャー期末残高 区分 貸出金、コミットメント及びその他の 国内 国外 地域別合計 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業、小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 その他 業種別合計 1年以下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 デリバティブ以外のオフ・バランス取引 債券 デリバティブ取引 三月以上延滞 エクスポージャー 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 平成21年3月末 − 3,428 − 460,018 478,072 236,245 243,237 120,771 126,108 3,032 21,391 − 21,065 − − 27,001 − − 30,976 − − 3,428 − 490,994 499,463 236,245 243,237 147,773 147,173 3,032 46,870 45,802 0 44,755 − 1,793 1,007 − 48,203 535 69 69 − 69 − − − − 69 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 61 0 − 0 − − − − 639 − 26,370 26,370 − 24,674 − − 588 − 24,697 710 199 − − − − − − − 262 − 1,504 440 − 218 − − 100 − 329 − 15,444 11,464 3,889 10,464 − 7,544 70 − 18,212 73 20,132 17,698 2,297 17,322 − 2,297 351 − 19,859 510 2,056 55,886 1,023 − 69,868 13 − 145,997 139,695 − 68,127 68,041 − 68,453 − − 622 − 68,546 555 29,490 27,842 1,250 26,607 − 1,750 365 − 28,809 330 85,843 732 81,923 253 − 62,742 − − 66,171 − 42,585 42,585 − 42,277 − − 212 − 42,277 203 23,068 132 984 122 − 1,775 − − 26,918 − − 3,428 − 490,994 499,463 236,245 243,237 147,773 147,173 3,032 89,753 24,345 22,438 26,323 − 18,546 − 89,681 84,417 14,021 47,971 14,807 − 50,058 − 85,399 53,156 21,367 30,640 19,805 − 34,738 − 60,610 46,918 23,868 21,799 17,207 − 21,794 − 39,236 53,209 27,371 23,535 25,051 − 21,793 − 50,363 788 − 840 − 113,520 111,191 112,680 110,403 60,818 21,860 52,182 − 20,368 − − − 490,994 499,463 236,245 243,237 147,773 147,173 − − (注)1.オフ・バランス取引は、デリバティブ取引を除く。 2. 「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。 3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージ ャーです。具体的には現金・投資信託・固定資産等が含まれます。 ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 本誌31ページを参照ください。 ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 (単位:百万円) 個別貸倒引当金 当期減少額 貸出金償却 期首残高 当期増加額 期末残高 目的使用 その他 19年度 20年度 19年度 20年度 19年度 20年度 19年度 20年度 19年度 20年度 19年度 20年度 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業、小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 合計 1,855 − − − − 900 − − 30 599 1 469 252 − 131 4,239 1,789 − − − − 614 − 99 44 581 0 660 378 − 141 4,310 1,789 − − − − 614 − 99 44 581 0 660 378 − 141 4,310 2,320 − − − − 667 − 166 70 541 0 589 587 − 167 5,112 128 − − − − 7 − − − 6 − − − − − 142 326 − − − − 67 − − − 207 − 18 − − − 619 1,726 − − − − 893 − − 30 592 1 469 252 − 131 4,097 1,463 − − − − 547 − 99 44 374 0 642 378 − 141 3,691 1,789 − − − − 614 − 99 44 581 0 660 378 − 141 4,310 2,320 − − − − 667 − 166 70 541 0 589 587 − 167 5,112 20 − − − − 9 − − − 3 − − − − − 33 80 − − − − − − 11 4 17 − − 12 − − 126 (注)当金庫は、国内の限定された地域にて事業活動を行っているため、「地域別」の区分は省略しております。 47 (単位:百万円) エクスポージャーの額 告示で定めるリスク・ウェイト区分(%) 平成20年3月末 格付有り 格付無し − 79,523 − 20,191 3,992 100,609 − 13,491 8,880 1,205 − 83,954 9,080 168,890 0 901 − 274 − − 490,994 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 350% 自己資本控除 合 計 平成21年3月末 格付有り 格付無し − 91,619 − 44,483 2,764 94,885 − 13,500 6,654 2,769 − 80,949 5,175 155,452 − 939 − 267 − − 499,463 (注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。 2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスクウェイトに区分しています。 (4)信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー (単位:百万円) 信用リスク削減手法 ポートフォリオ 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー ①ソブリン向け ②金融機関及び第一種金融商品取引業者向け ③法人等向け ④中小企業等・個人向け ⑤抵当権付住宅ローン ⑥不動産取得等事業向け ⑦三月以上延滞等 ⑧上記以外 適格金融資産担保 保 証 クレジット・デリバティブ 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 平成21年3月末 平成20年3月末 平成21年3月末 6,560 − − 1,332 4,054 2 939 3 228 (注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 5,889 − − 900 3,775 3 845 4 361 30,021 9,749 − 5,645 13,550 575 149 303 46 42,551 12,910 − 6,246 22,225 572 140 394 60 − − − − − − − − − − − − − − − − − − Kameari Shinkin Bank 2009 ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 資料編(連結) (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 与信相当額の算出に用いる方式 平成20年3月末 カレント・エクスポージャー方式 (単位:百万円) 平成21年3月末 カレント・エクスポージャー方式 グロス再構築コストの額 5 10 グロス再構築コストの額及びグロスのアドオン合計額から担保による 信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差引いた額 5 10 (単位:百万円) 担保による信用リスク削減手法の効果を 勘案する前の与信相当額 平成20年3月末 平成21年3月末 ①派生商品取引合計 (l)外国為替関連取引 (m)金利関連取引 ②長期決済期間取引 合計 30 2 28 − 30 担保による信用リスク削減手法の効果を 勘案した後の与信相当額 平成20年3月末 平成21年3月末 16 6 9 − 16 6 0 5 − 6 4 2 1 − 4 (注)グロス再構築コストの額は、0を下回らないものに限っています。 (6)証券化エクスポージャーに関する事項 イ.オリジネーターの場合 ①原資産の合計額等 (単位:百万円) 原 資 産 の 額 48 Kameari Shinkin Bank 2009 (l)㈱日本政策金融公庫CLO運転 (m)㈱日本政策金融公庫CLO設備 合 計 資産譲渡型証券化取引 平成20年3月末 平成21年3月末 − − − − − − 合成型証券化取引 平成20年3月末 平成21年3月末 2,229 1,266 20 12 2,249 1,279 ②三ヶ月以上延滞エクスポージャーの額等(原資産を構成するエクスポージャーに限る) 該当ございません。 ③保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳 (単位:百万円) 平成20年3月末 証券化エクスポージャーの額 (l)㈱日本政策金融公庫CLO運転 (m)㈱日本政策金融公庫CLO設備 平成21年3月末 2,249 2,229 20 1,279 1,266 12 ④リスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等 告示で定めるリスク・ウェイト区分(%) 自 20% 50% 75% 100% 350% 己 資 本 控 除 (l)㈱日本政策金融公庫CLO運転 (m)㈱日本政策金融公庫CLO設備 (単位:百万円) エクスポージャー残高 平成20年3月末 平成21年3月末 − − − − 1,039 793 1,210 485 − − 146 146 144 144 1 1 所要自己資本の額 平成20年3月末 平成21年3月末 − − − − 31 23 48 19 − − (注)1.所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスクウェイト×4% 2. (l)∼(m)は、自己資本から控除した証券化エクスポージャーの原資産の種類別の内訳 ⑤証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額及び原資産の種類別の内訳 該当ございません。 ⑥早期償還条項付のエクスポージャー 該当ございません。 ⑦当期に証券化を行ったエクスポージャーの概略 (単位:百万円) 平成20年3月期 証券化エクスポージャーの額 (l)㈱日本政策金融公庫CLO運転 (m)㈱日本政策金融公庫CLO設備 ⑧証券化取引に伴い当期中に認識した売却損益の額等 該当ございません。 平成21年3月期 1,376 1,364 12 − − − ⑨証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により 算出される信用リスクアセットの額 該当ございません。 ロ.投資家の場合 ①保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳 (単位:百万円) 平成20年3月末 11,599 − 499 1,593 199 4,989 4,316 証券化エクスポージャーの額 (l)カードローン (m)オートローン (n)クレジットカード (o)リース債権 (p)証券化商品 (q)その他(貸付債権等) 平成21年3月末 6,840 − 499 526 198 2,534 3,081 ②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等 (単位:百万円) 告示で定めるリスク・ウェイト区分(%) 自 20% 50% 100% 350% 己 資 本 控 (l)カードローン (m)オートローン (n)クレジットカード (o)リース債権 (p)証券化商品 (q)その他(貸付債権等) 除 エクスポージャー残高 平成20年3月末 平成21年3月末 796 1,031 7,689 4,867 2,704 852 85 1 322 87 − − − − − − − − 322 3 − 83 所要自己資本の額 平成20年3月末 平成21年3月末 6 8 153 97 108 34 12 0 49 ③証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額 該当ございません。 (7)出資等エクスポージャーに関する事項 イ.出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等 (単位:百万円) 区 分 平成20年3月末 上 場 株 式 平成21年3月末 平成20年3月末 非 上 場 株 式 等 平成21年3月末 平成20年3月末 合 計 平成21年3月末 そ の 他 有 価 証 券 で 時 価 の あ る も の 評価差額 取得原価 貸借対照表 (償却原価) 計上額 うち益 うち損 4,824 2,739 − − 4,824 2,739 4,620 2,654 − − 4,620 2,654 △ 203 △ 85 − − △ 203 △ 85 417 34 − − 417 34 その他有価証券で 時価のないもの等 貸借対照表計上額 621 119 − − 621 119 − − 1,027 1,020 1,027 1,020 (注)1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.上場株式には信金中金優先出資証券が含まれています。 ロ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 (単位:百万円) 売 却 額 売却益 出 資 等 エ ク ス ポ ー 平成20年3月末 ジ ャ ー 平成21年3月末 690 695 売却損 398 188 − 16 株式等償却 107 1,354 (8)金利リスクに関する事項 連結グループにおける金利リスクについては、親金庫の連結子会社に対する金銭債権総額及び金銭債務総額は、金利 リスク管理に関する合理的な判断を誤らせない程度に重要性が乏しいと認められるため算出しておりません。なお、親 金庫単体の金利リスクに関する事項は、本誌42ページを参照ください。 Kameari Shinkin Bank 2009 (注)1.所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスクウェイト×4% 2. (l)∼(q)は、自己資本から控除した証券化エクスポージャーの原資産の種類別の内訳 ネットワーク 営業地区 12区12市1町 松伏町 我孫子市 野田市 越谷市 吉川市 ●吉川支店 ● 三郷駅前支店 早稲田支店 ● 八條支店 ● 草加市 八潮市 ●竹之塚支店 足立区 北区 ●堀切支店 荒川区 文京区 台東区 墨田区 三郷市 八潮支店● 東八潮支店 ● ●南八潮支店 ●三郷前谷 三郷支店潮止 支店 ● 出張所 ● 三郷支店 ● ● ●飯塚支店 佐野支店 高州支店 綾瀬支店 ● ●水元支店 流山市 柏市 ● 松戸支店 松戸市 ● 八柱支店 ● ● 亀有駅北口支店 本部・本店 ● 柴又支店 ● ● 青戸支店 細田支店 飾区 千代田区 鎌ヶ谷市 市川市 中央区 江東区 港区 50 江戸川区 Kameari Shinkin Bank 2009 ●事務所の名称及び所在地 ATM利用時間(除く1月1日∼ 3日) 振込機 は、振込機能付ATM設置店舗で振込カードの発行も行なっています。 ◎は、通帳繰越機あり 平日 土曜日 日曜・祝日 本 部 東 京 都 飾 区 亀 有3−13−1 03(3603)0181㈹ 本 店 東 京 都 飾 区 亀 有3−13−1 03(3603)0171㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼ 17:00 区 切4−9−3 03(3697)2185㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 堀 切 支 店 東 青 戸 支 店 東 京 都 飾 区 立 石8−18−19 03(3697)7111㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 柴 又 支 店 東 京 都 飾 区 柴 又1−37−10 03(3607)3111㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 竹 之 塚 支 店 東 京 都 足 立 区 西 竹 の 塚1−19−10 03(3899)1101㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼ 17:00 水 元 支 店 東 京 都 飾 区 東 水 元2−10−7 03(3608)1151㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 三 郷 支 店 埼 玉 県 三 郷 市 戸 ヶ 崎2−284 048(955)3231㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼ 17:00 潮 止 出 張 所 埼 玉 県 八 潮 市 大 字 古 新 田913−3 048(997)4721㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 八 店 千 葉 県 松 戸 市 常 盤 平 陣 屋 前6−2 047(388)1205㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 早 稲 田 支 店 埼 玉 県 三 郷 市 谷 口 字 野 杭631−3 048(953)1311㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼ 17:00 八 潮 支 店 埼 玉 県 八 潮 市 中 央2−12−20 048(995)7711㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼ 17:00 松 戸 支 柱 支 京 都 飾 堀 店 千 葉 県 松 戸 市 大 金 平4−252 047(343)6111㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼ 17:00 三郷前谷支店 埼 玉 県 三 郷 市 戸 ヶ 崎3−116−2 048(956)4311㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼ 17:00 飯 塚 支 店 東 京 都 飾 区 西 水 元1−26−13 03(3600)1171㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼ 17:00 佐 野 支 店 東 京 都 足 立 区 佐 野1−21−5 03(3628)1212㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 三郷駅前支店 埼 玉 県 三 郷 市 三 郷2−20−1 048(953)1151㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 細 田 支 店 東 京 都 飾 区 細 田5−21−1 03(3650)8811㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 高 州 支 店 埼 玉 県 三 郷 市 高 州1−291−1 048(955)5100㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼ 17:00 東 八 潮 支 店 埼 玉 県 八 潮 市 大 字 木 曽 根1382−3 048(997)5121㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 綾 東 京 都 足 立 区 東 綾 瀬1−21−17 03(3620)9911㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 東 京 都 飾 区 亀 有5−29−5 03(5682)9321㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 南 八 潮 支 店 埼 玉 県 八 潮 市 大 字 大 曽 根529−3 048(995)5131㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 八 條 支 店 埼玉県八潮市大字鶴ケ曽根字沖通925−1 048(997)9481㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 吉 川 支 店 埼 048(981)7331㈹ 振込機 ◎8:45 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ̶ 瀬 支 店 亀有駅北口支店 玉 県 吉 川 市 木 売3−7−5 本ディスクロージャー誌のデザインは、学校法人原宿学園 東京デザイン専門学校ビジュアルデザイン科の皆さまが、 授業の一環として製作された多数の作品の中から、荒井様・大島様・小幡様・笠井様・小島様(五十音順)のグループ のデザインを採用させていただきました。ご協力ありがとうございました。 開示項目索引 ■信用金庫法第89条(銀行法第21条準用)に基く開示項目 1. 金庫の概況及び組織に関する事項 (1)事業の組織 ……………………………………………………………… 4 (2)理事・監事の氏名及び役職名 ………………………………………… 4 (3)事務所の名称及び所在地 …………………………………………… 50 2. 金庫の主要な事業の内容 ……………………………………………… 20 3. 金庫の主要な事業に関する事項 4. 金庫の事業の運営に関する事項 (1)リスク管理の体制 …………………………………………………… 18 (2)法令遵守の体制 ……………………………………………………… 16 5. 金庫の直近の2事業年度における財産の状況 (1)貸借対照表、 損益計算書及び剰余金処分計算書又は 損失金処理計算書 …………………………………………………… 24 (2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 ……………… 30 ①破綻先債権に該当する貸出金 ②延滞債権に該当する貸出金 ③三ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金 ④貸出条件緩和債権に該当する貸出金 (3)自己資本 (基本的項目に係る細目を含む) の充実の状況 …………… 34 (4)次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、 時価及び 評価損益 ……………………………………………………………… 32 ①有価証券 ②金銭の信託 ③デリバティブ取引の状況 (5)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ………………………… 31 (6)貸出金償却の額 ……………………………………………………… 31 (7)金庫が貸借対照表、 損益計算書及び剰余金処分計算書又は損失金処理 計算書について会計監査人の監査を受けている場合にはその旨 … 27 6. 金融再生法上の開示債権 ……………………………………………… 31 7. 連結情報 …………………………………………………………………… 43 定性的な開示項目 定量的な開示項目 1. 自己資本調達手段の概要 ……………………………………………… 34 1. 自己資本の構成に関する事項 ……………………………………34 45 2. 自己資本の充実度に関する評価方法の概要 ……………………… 35 2. 自己資本の充実度に関する次に掲げる事項……………………35 46 3. 信用リスクに関する事項 ……………………………………………… 36 ①リスク管理の方針及び手続の概要 ②リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称 ③エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格 格付機関等の名称 4. 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び 手続の概要………………………………………………………………… 38 5. 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する リスク管理の方針及び手続の概要 …………………………………… 38 単体 連結 ①標準的手法が適用されるポートフォリオ及び標準的手法が複数の ポートフォリオに適用される場合における適切なポートフォリオの 区分ごとの内訳 ②証券化エクスポージャー ③オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本の額及び 基礎的手法による額 ④自己資本比率及び基本的項目比率 3. 信用リスクに関する事項 …………………………………………36 46 7. 出資等エクスポージャーに関する事項 ……………………………… 41 ①信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高及び エクスポージャーの主な種類別の内訳 ②信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高のうち、 それらのエクスポージャーの主な種類別の内訳 ③三月以上延滞エクスポージャーの期末残高及び業種別内訳 ④個別貸倒引当金の期末残高及び業種別内訳 ⑤業種別貸出金償却の額 ⑥標準的手法が適用されるエクスポージャーについて、 リスク・ウェイトの 区分ごとの信用リスク削減手法の効果を勘案した後の残高 ⑦一般貸倒引当金、 個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 8. 金利リスクに関する次に掲げる事項 ………………………………… 42 4. 信用リスク削減手法に関する事項 ………………………………38 47 6. 証券化エクスポージャーに関する次に掲げる事項 ……………… 39 ①リスク管理の方針及び手続の概要 ②証券化エクスポージャーについて、 信用リスク・アセットの額の算出に 使用する方式の名称 ③証券化取引に関する会計方針 ④証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に 使用する適格格付機関の名称 ①リスク管理の方針及び手続の概要 ②内部管理上使用した金利リスクの算定手法の概要 9. オペレーショナル・リスクに関する次に掲げる事項 …………… 42 ①リスク管理の方針及び手続の概要 ②オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 ①標準的手法又は基礎的内部格付手法が適用されるポートフォリオに ついて、 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額 ②標準的手法又は内部格付手法が適用されるポートフォリオについて、 保証又はクレジット・デリバティブが適用されたエクスポージャーの額 5. 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに 関する事項 ……………………………………………………………38 48 6. 証券化エクスポージャーに関する事項 …………………………39 48 ①オリジネーターの場合 ②投資家の場合 7.出資等エクスポージャーに関する事項 ………………………… 41 49 ①貸借対照表計上額及び時価 ②出資等又は株式等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 ③貸借対照表で認識され、 かつ、 損益計算書で認識されない評価損益の額 ④貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額 8. 金利リスクに関する事項 …………………………………………42 49 ①金利リスク関して内部管理上使用した金利ショックに対する 経済的価値の増減額 51 Kameari Shinkin Bank 2009 (1)直近の事業年度における事業の概況 ………………………………… 6 (2)直近の5事業年度における主要な事業の状況を示す指標 ………… 28 ①経常収益 ②経常利益又は経常損失 ③当期純利益又は当期純損失 ④出資総額及び出資総口数 ⑤純資産額 ⑥総資産額 ⑦預金積金残高 ⑧貸出金残高 ⑨有価証券残高 ⑩単体自己資本比率 ⑪出資に対する配当金 ⑫職員数 (3)直近の2事業年度における事業の状況 ……………………………… 28 ①主要な業務の状況を示す指標 ア.業務粗利益及び業務粗利益率 イ.資金運用収支、 役務取引等収支、 及びその他業務収支 ウ.資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、 利息、 利回り 及び利鞘 エ.受取利息及び支払利息の増減 オ.総資産経常利益率 カ.総資産当期純利益率 ②預金に関する指標 ア.流動性預金、 定期性預金、 譲渡性預金その他の預金の平均残高 イ.固定金利定期預金、 変動金利定期預金及びその他の区分ごとの 定期預金残高 ③貸出金等に関する指標 ア.手形貸付、 証書貸付、 当座貸越及び割引手形の平均残高 イ.固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高 ウ.担保の種類別 (当金庫預金積金、 有価証券、 動産、 不動産、 保証及び 信用の区分) の貸出残高及び債務保証見返額 エ.使途別 (設備資金及び運転資金の区分) の貸出金残高 オ.業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合 カ.預貸率の期末値及び期中平均値 ④有価証券に関する指標 ア.商品有価証券の種類別の平均残高 イ.有価証券の種類別の残存期間別残高 ウ.有価証券の種類別の平均残高 エ.預証率の期末値及び期中平均値 KAMEARI SHINKIN BANK 2 9 http://www.shinkin.co.jp/kameari/ 本誌の印刷には、環境に配慮した 植物性大豆油インキを使用しています。