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Contens Guard USB Memory

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Contens Guard USB Memory
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
マニュアルバージョン:V5_3
2014/10
INDEX
ファイルコピーの禁止設定
■お使いになる前に
特徴
2
コピー許可フォルダの設定
動作確認済のソフトウェア
コピー許可フォルダの名称変更
ファイルコピー及び別名保存禁止の検証
ハイパープラスでできること
3
4
5,6
他社ソフトとの競合および障害が発生するパソコン
レスキューモード
動画キャプチャー、画像キャプチャーソフト対策
ご利用にあたっての注意事項
6
2つのパスワード登録
ユーザーパスワード設定条件
キャプチャーソフト対策
不適合ロック回数/パスワード ヒント
コピー&ペーストができない
外国で利用する場合
セキュリティーソフトとのトラブル
7
UsbServerの設定
22
表示言語設定の設定
23
自動設定と言語指定の違い
管理者用と利用者用の表示方法の違い
わからない事はサポートへ
8
輸出用コンテンツとパラメタシート
利用制限
クイックリファレンス
10
UsbQuickStartセットアップ
11
USBメモリの利用について
12
起動時の利用制限の表示
実行回数の指定 / 実行日数の指定
閲覧期限の設定
実行日数、閲覧期限の日付チェック
ハードウェアーの取り外し操作
キャッシュファイルの問題
制限ユーザーでの利用
非保護領域と保護領域
13
UsbServer
14
■UsbManage
16
設定レポート作成
設定画面一覧
17
禁止設定
18
PrintScrnの禁止設定
附属ソフトについて
25
UsbStealth(Usbステルス)
26
■保守情報
保護領域からファイルを取り出す方法
28
FAQ
29,30
エラーメッセージ
31,32,33
サポート情報
34
ハード、ソフトとの競合情報
USBデバイスの停止と修復
35
言語表示の(RC)/メッセージ変更
UsbServerと接続ができない場合
製品種類と違いについて
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
24
初回起動時のUsbQuickStartセットアップ表示
■クイックスタート
印刷の禁止設定
21
ユーザーパスワード / 管理パスワード
タスクマネジャーの禁止
UsbManageパスワード
20
保護領域に保存されている形式のみ禁止
別名保存の禁止は指定したソフトに限る
製品の保証範囲とサポート
製品保証について
19
開けないテキストファイルの設定
別名保存の禁止設定
PDFで印刷許可
製品サポート
19
許可ソフト登録が省略できる場合
ファイルコピーを解除する
許可ソフトを制限しない
許可ソフトウェアーの登録
許可ソフトを登録できない場合
一般的なUSBメモリとの比較
ご利用にあたって
保護領域への書き込み禁止設定
Adobe Acrobatのメニューロック
オリジナルブランドの作成(OEM)
製品仕様
18
クリップボードの禁止設定
36
37
1
特徴
ハイパープラスはコピーガード機能付のUSBメモリです。保存するだけでコピーロックがかかりパスワードを知っている正規利用
者であってもファイルコピーを防止できます。オートロック機能でUSBを取り外すだけでパスワードロックがかかりますのでロック
のし忘れがありません。社内モードと社外モードなど場所によって保護機能を変える事ができます。
サーバー機能として、利用履歴の管理や保存されていたファイルの一覧を一括管理する事もできます。
製品の特徴とご利用例
●HYPERプラスは、コピーガード機能付きのUSBメモリです。
●UsbServerなどで保存されているファイル一覧の記録を残す事ができます。
●特定のパソコンや社内全体で保護機能を停止にできます。
●パスワードロックや外部利用の禁止など様々な設定が可能です。
■お客様ブランド オリジナルUSBメモリの作成(OEM)
企業イメージのアップ、情報商材などの販売やプレミアムノベルティーとして
配布する場合は、名入れ(社名、製品名、ロゴの印刷)をする事ができます。
また、コンテンツをコピーして設定や検査機器による確認を行った状態で出
荷が可能です。詳しくは当社営業部門または製品サポートまでお問い合わ
せください。
日本製
■動作確認済みソフトウエア一覧
Adobe Acrobat Reader、Adobe Acrobat std/Pro、Note Pad(メモ帳)、Microsoft Excel、Microsoft Excel Viewer、Microsoft
Word、Microsoft Word Viewer、 Microsoft Access(mdb) 、Microsoft PowerPoint、Microsoft PowerPoint Viewer 、Internet
Explorer、Mozilla Firefox、Opera Internet Browser、Google Chrome、Apple Safari、Windows Media Player、Apple iTunes、
GOM PLAYER、Microsoft Paint 、Microsoft Word Pad、OpenOffice.org、HWP、JUST一太郎 2008-2014、JUST花子 20082014、JUST 三四郎、JUST Agree、 JW_CAD、Windows Reader
■ファイルコピー及び別名保存の禁止で検証済ファイル
Movie Format
avi、wmv、flv、mp4、mov
HomePage
htm、html、mht
Photo/Image File
bmp、jpg、jpeg、gif、tif、tiff、png
TEXT File
txt、csv、prn
プレゼンテーション
ppt、pps、odp、sxi、odg、otp
ドキュメント形式
pdf、doc、docx、pdf、odf、docm、odt、sxw、rtf、txt
表計算形式
xls、xlsx、xlsb、xlsm、ods、sxc、xml、csv、txt
Music File
mp3、aac、aiff、wav、wma
Just 一太郎形式
jtd、jtdc、jtt、jttc、odt、jfw、txt、jfw、jvw、jbw、juw、jaw、jtw、jsw、doc、ppt、rtf
Just 花子形式
jhd、jhdc、jth、jthc、jbh、juh、dwf、dxf、svg、ppt、pptx、sxd、odg
Just 三四郎
jsd、jsdc、jst、jstc、jac、jtc、xlsx、xls、123、wk4、wk3、wj3、wj4、ods、txt、csv、slk
Just Agree
hpt、rbk、ppt、odp、gif、jpg、png、bmp、tif、tiff
CAD形式
pdf,jww,jwc,dwg,dwf,dxf,skp,stp,ste,step,p21,sfc,sxf,igs,iges
【注意事項】
別名保存の禁止機能は上記確認ソフトウエアー以外では未対応の場合があります。
※プラグインソフト利用や新しいバージョンでも対応できるようになっておりますが、全ての機能での動作や保護の確
認は行っておりません。
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
2
製品仕様
ハイパープラスUSBメモリ
項目
説明
製品名
HyperPLUS ハイパープラス Ver5
寸法・重量
長さ
材質
アルミ製
USBインターフェイス
USB2.0 又は 一部モデルはUSB3.0規格
刻印
レーザーマーキング
フラッシュメモリ
NAND型フラッシュメモリ MLC Multi Level Cell
PCBA (Printed Circuit Board Assembly) ※一部メモリではTLCになります。
製品保証期間
購入日付より1年間 。通常のご使用で製品の不具合があった場合は、同品または同等品との
無償交換になります。本体のハードウェアー部分の保証になります。データの保証はありませ
ん。詳しくは、後記「ご利用にあたって」「製品保証について」もご参照ください。
データ保持期間
約5~10年 ※利用状態により異なる
書き換え回数
約1万回
注意事項
【静電気】強い静電気で内部の部品が破損する事があります。大量にUSBメモリを取り扱う場合
は乾燥した室内を避け帯電防止対策を行って下さい。
【耐水性】本製品を水に濡らさないで下さい。一部、モデルでは耐水性のものがありますが完全
乾燥が必要で濡れたままでの利用はできません。
フォーマット
FAT32
容量
4G~64G、128G(SSD)
対応OS
Windows XP (SP3) 32bit / Windows Vista (SP2) 32bit
Windows 7 (SP1) 32,64bit / Windows 8 32,64bit / Windows 8.1 32,64bit
※サービスパックは最終バージョンを適用して下さい。
ファイル容量制限
1ファイル4G以上のファイルは保存できません。
正確には1ファイル4,294,966,784バイトが上限になります。(2^32-512バイト)
※この制限を超える場合はexFATなどにフォーマット可能ですが保障している動作ではありま
せん。
対応していない機能
●対応していないOSや機器には対応していません。
●コピーガード機能はネットワーク経由のご利用には対応していません。
●Windows以外のUNIX系、MacなどのOSやフォトフレーム等のデジタル機器には対応していま
せん。●一部のセキュリティーソフトウエアーと競合があり同時使用はできない場合があります。
詳しくは「サポート情報」をご参照ください。
製品機能の保証
●本製品のコピーガード機能はWindowsの基本操作でコピーができない事確認しておりますが、
全てのアプリケーションソフトや解析手法において絶対にコピーができない事は保証しておりま
せん。●別名保存の禁止機能は、全てのソフトウェアーで禁止できる事を確認していません。
確認を行っていないソフトでは、別名保存の禁止が働かない場合があります。●USBメモリは
書き換え回数やデータ保持期間は無限ではなく寿命があります。Windows ReadyBoostや
キャッシュなどそれに類する激しく読み書きを切り返す様な利用方法には適しておりません。
55.4mm X 21幅
mm X 厚み 9.5mm
重量:14g
※利用状態により異なる
※32G以上は受注生産
※本製品はバージョンアップ、リビジョンアップで改定される事があります。
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
3
ハイパープラスでできること
コピーガード機能の確認とメリット
■UsbServerを使った場合の機能 (附属ソフト)
ハイパープラスUSBメモリ
●保存されているファイル一覧の記録(履歴)・検索
ハイパープラスUSBメモリでは、以下のような機能があります。保護機
●外部利用の禁止(持ち出し禁止設定)
能を設定する場合、何ができるかを知っておく必要があります。
●サーバー承認での禁止設定の解除
●どのUISBメモリに何が保存されているか?UsbSearch
保護設定ができる機能
●アクセス履歴、利用統計など
○ユーザーパスワード設定
○管理パスワード設定
HyperPLUSの機能
○ファイルコピーの禁止
■一般的なUSBメモリとの比較メリット
○画面キャプチャー(プリントスクリーン)の禁止
○利用開始前のパスワード設定ができますので紛失時にも安心
○保存されているコンテンツの修正(上書き保存)。ACCESSなどの
データベースソフトでも利用が可能です。
○パスワードを知っている人でもコピーができません。
○印刷の禁止など各種の制限を設定できます。
○ファイルの削除の禁止
○ファイル書き込みの禁止
○既に保存されているデータを一時的に見えなくする事ができます。
○ネットワーク共有の禁止
附属ソフトUSBステルスを利用。USBメモリでデータを渡す時に、無関係な
○クリップボード(コピー&ペースト)の利用を禁止
データを一括で隠す事ができるので便利です。
○コピー許可フォルダの設置
○オートロック機能
○利用許可ソフトの登録
パスワードロック操作は不要です。USBメモリを取り外すとロックされ必ず
○別名保存の禁止
パスワード入力から開始になります。
○印刷の禁止
○閲覧期限の設定(固定した日付指定)
○利用可能回数を設定(例:10回利用等) Ver5
■ファイルコピー禁止を解除する
○初めて利用した日から利用日数を設定(例:30日間利用等) Ver5
ハイパープラスUSBメモリでは特定の条件でファイルコピー禁止などを解
○パソコンに専用ソフトをセットアップする必要がありません。(※1)
除する機能があります。コピーが禁止にならない場合は、以下のコピー解
○制限ユーザーアカウントでも利用が可能です。(※1)
○マルチランゲージ対応(日、英、中、韓)Ver5
●レスキューモード(管理者パスワードで別名保存を一時的に解除)
除条件に該当しているか確認して下さい。
○コピー禁止を解除するフォルダの利用 (¥Documentフォルダ)
●特定パソコンでの禁止解除 (解除コード設定)
ファイルコピー禁止を解除できるフォルダを利用する場合は、このフォル
●許可プログラムを設定しない設定が可能
ダのファイルはファイルコピー禁止の対象になりません。
●ファイルコピー禁止状態でのファイル追加
○UsbQuickStart_Adminのセットアップ
●USBステルス(ファイルを見えなくするソフト)が附属
特定のパソコンで禁止設定を解除できます。解除コードの設定が必要で
●利用者用のパスワード変更ソフト UsbPWが附属
す。UsbManage→利用制限→解除コード
Hyperシリーズのみの機能
※1)制限ユーザーアカウントではUsbQuickStartのセットアップが必要です。
※2)DRM:Digital Rights Management,デジタル著作権管理
○UsbManageのファイルコピー禁止OFF(初期値ON)
UsbManageの禁止設定でファイルコピーを解除する事ができます。パス
ワードのみのセキュリティーで良い場合は、ファイルコピーを許可します。
■PDFで印刷許可(P17参照)
PDFで印刷許可をする場合、PDFが複製されてしまいます。通常PDFでは印刷禁止に設定しますが印刷を許可する場合は、別名保存の禁止設定でAcrobat
を選択すると複製を防止できます。複数のPDFファイルがあり申込書PDFなど特定のPDFのみを印刷禁止にする機能はありません。この場合は、PDFを作成
する段階でセキュリティーを設定しコンテンツ機能の印刷禁止設定と併用して下さい。他の方法ではコピー許可フォルダを使うという方法もあります。
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
4
ご利用にあたって
未然にトラブルを防ぐ(1)
■製品の保証範囲とサポート
■ご利用にあたっての制限と注意事項
○ 本製品はご質問などの無料電話サポートは行っておりません。製品に
○大切なデータは必ずバックアップをお取り下さい。
ついてのご質問は当社ホームページの問い合わせフォーム又はE-Mail、
○本製品はネットワークで開示するコンテンツに関してはコピーガード機
FAX対応となっております。お問い合わせ順に対応を行いますのでお客
様都合による優先順序の変更はできません。
能などの保護機能が働きません。パソコン単体のスタンドアロン環境での
み保護機能が働きます。USBメモリの共有設定等は行わないで下さい。
○ OEM提供製品などで電話でのサポート業務や実際に作業が発生する
などのサポート業務は事前に保守契約が必要で全て有料対応になります。
○ 本製品のコピーガード機能は一般的な操作でのコピーはできない事を
確認しておりますが、将来的にわたって絶対にコピーができない事を保証
○USBメモリを取り外す場合は、ハードウェアーの安全な取りはずし操作
が必要です。この操作を行わなかった場合は、タイミングによりファイルの
破損又は領域の再フォーマットが必要になる場合があります。特にファイ
した製品ではありません。
ルの上書き保存や新規ファイル追加など書き込みを行った場合はご注意
○ 対応OSでは動作する事を確認しておりますが、全てパソコンでの動作
ください。
を完全に保障する物ではありません。利用するパソコンのセキュリティー
○お使いのウィルスセキュリティーによっては、本製品の必要なソフトウェ
設定や他社製ソフトウェアーとの競合や特定のハードウェアーの影響を
アーが誤検知で削除されてしまったり、検査中に誤った操作で正常な動
受ける場合あります。これらは保証の範囲ではありません。※
作ができない場合があります。多くの場合、セキュリティーソフト側の設定
○ 本製品には記録保持期間による寿命や書き換え回数に寿命がありま
やウィルスの誤検知申請で回避可能です。他社製セキュリティーソフトの
す。大切なデータは必ずパックアップをお取り下さい。
○ USBメモリを取り外す時は適切な操作手順が必要です。これらを行わ
設定・操作やそれらが原因のトラブルは当社のサポート範囲ではありま
せん。セキュリティーソフトavast!で障害報告があります。(2014/4)
ない場合は、データの消失や領域の破損で再フォーマットが必要になる
場合があります。大切なデータは必ずバックアップをお取り下さい。
○ 本製品の保証は購入から1年間としてUSBメモリ本体のハードウェ
アー部分のみの保証があります。保障期間中の破損は修理または同等
○本製品の別名禁止機能は検証を行っているソフトで有効に働く事を確
認しています。検証を行っていないソフトでOSのファイル保存機能を使っ
ていないソフト等、特殊なデータ保存方法を行っているソフトでは正しく働
品との交換対応になります。ただし、保存されていたコンテンツや関わる
かない可能性があります。必ずテストを行ってからご利用下さい。動作確
一切の保証はありません。
認を行っているソフトはP.2で紹介されています。
○本製品を水に濡らさないで下さい。耐水機能をもったモデルは完全に
※他社製ソフトとの競合および障害が発生するパソコン
乾燥させた状態であれば利用は可能ですが、濡れたままの状態で利用
本マニュアル後篇(P.31)に「サポート情報」が記載されています。特定のソ
すると破損の原因になります。
フトとの競合や特定の部品(又はファームウェアー)が搭載されているパソ
コン場合での障害情報の記載があります。
○静電気などで内部の部品が破損する事があります。冬季や乾燥する時
期など静電気が発生しやすい時期はご注意ください。
判明している現象や回避方法を紹介しています。ご参照ください。
○1ファイル4G以上のファイル保存(4Gの壁問題)
1ファイル4G以上のファイルは保存できません。(32bitFATフォーマットの
制限) 4G以上のファイルを保存する場合はexFAT等でフォーマットすると
利用可能ですが保障の範囲ではありません。exFATでフォーマットをした
場合XPではeXFATドライバのセットアップが必要になります。NTFSでも4G
以上のファイルを管理できますがUSBメモリではファイル破損の可能性が
高くなりますので推奨できません。NTFSやexFAT等のフォーマット形式で
も基本的には動作できますがサポート対象外になります。
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
5
ご利用にあたって
未然にトラブルを防ぐ(2)
■許可ソフトを制限しない(初期設定)
■コピー&ペーストの操作ができない
許可ソフトの登録で初期設定ではUSBメモリをアクセスするソフトを
クリップボードを禁止している場合、コピー&ペーストとの操作ができ
制限をしていません。この設定状態の場合、別名保存の禁止機能
ません。これは、USBメモリコンテンツ以外にも働く為、メール作成や
が働かないリスクが残っています。(P.18)
文書作成など他の作業に影響があります。パソコン操作中にコピー
ファイルを別名で保存する機能がない動画コンテンツやパワーポイ
&ペーストができなくなった場合は、USBメモリを取り外すと解除され
ントビューワー、セキュリティー設定を行っているPDFなどでは問題
ます。(初期設定では設定されていません)
はありませんが編集可能なコンテンツをUSBメモリで管理する場合
は注意が必要です。ある程度、目的別にHYPER PLUSを複数本用
■外国での利用をする場合
意し許可ソフトの登録する事を推奨しています。
対応言語:日本語、英語、中国語(簡体)、韓国語
言語表示設定は利用者表示と管理者表示を別々に設定ができます。
例)PDFを開く事のできるソフトをAdobe Readerに設定します。
言語表示切り替えは自動と指定があります。自動は対応した言語は
この場合、PDFセキュリティーを解除できるフリーソフトのPDF
その国の言語で表示され、それ以外は全て英語表示になります。
Readerの利用を制限できます。EXCELなどのファイルの場合でも互
利用者の言語表示を指定した場合には指定言語以外は全て英語に
換性のあるOFFICE製品が存在します。これらの互換性ソフトで全て
なりますが、管理者の言語設定では指定された言語が必ず表示され
の製品の確認を行っていませんので、場合によってはコピーできる
ます。例えば中国語Windowsを利用した場合、設定は日本語表示、
方法が残されている可能性があります。利用ソフトを限定できる場
利用者は中国語表示のような設定が可能です。(言語パックのセット
合は、許可ソフトウェアーの設定を行って下さい。
アップが必要)
※MS-OFFICEの互換製品テストは、ジャストシステム社オフィス製
品、フリーソフトOpenOffice、キングソフト社KingSoftOfficeで行って
※コンテンツを入れた状態で、輸出する場合は輸出申請書類の中で
います。
「パラメタシート」を要求される場合があります。当製品は暗号化製品
ではなくコピーガード製品になりますので輸出制限を受ける事はあり
許可ソフトウェアを登録しない場合の具体的な危険性 (P.18)
ませんが、申請書類として規制対象外を判定する書類(パラメタシー
・PDFセキュリティーを無視するAcrobat以外のPDFリーダー(フリー
ト)を要求される場合があります。パラメタシートが必要な場合は製品
ソフト)の利用で強制印刷される可能性があります。
サポートまでご依頼下さい。
・未知の互換ソフトなどの利用
・コンテンツを開いた状態でUSBメモリを強制的に抜くなどの操作で
■セキュリティーソフトとのトラブル
別名保存が可能になる。
パソコンにセットアップされているウィルスセキュリティーによっては、
これらの現象は「許可ソフトウェア」を登録する事によって防止でき
本USBメモリ付属ソフトのUsbStartなどがウィルス誤検知で削除され
ます。
る、検査に時間がかかり起動が遅くなるなどの現象が報告されてい
ます。前者は最近のウィルス対策のセキュリティーソフトに見られる
■タスクマネジャーの禁止
ヒューリステック検知(ふるまい検知)という機能の誤検知によるもの
保護領域閲覧中はタスクマネジャーの呼び出しが禁止されていま
です。
す。解除する方法はありません。
※仮想環境での実行(avastサンドボックス等)の場合は、検査終了
前にUSBメモリを取り外すとファイルの破損やパソコンがブルーバッ
■キャプチャーソフト対策
クになりフリーズするなどの報告があります。(2014/4)
音楽・動画コンテンツを保護する
※製品の検証は定期的に色々なセキュリティーソフトとの相性検査を
画面に表示されている動画を録画するキャプチャーソフトというソフ
行っていますが、全てのバージョンでの検証作業は行っておりません。
トが存在します。これらのソフトはファイルコピーを禁止するだけで
セキュリティーソフトによる不具合に場合は、マイクロソフト社の
は、コンテンツを抜きとられる危険性があります。これらのキャプ
Microsoft Security Essentials 、 Windows Defenderのご利用を推奨し
チャーソフトにも、対応する場合は、別名保存の禁止で[Movie
ています。
Format ]や[Music File]を選択し、「別名保存の禁止は指定したソフ
トに限る」の設定をOFFにして下さい。
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
6
製品サポート
上手な製品サポートの利用法
わからない事は サポートへ
電子メールサポート 永久無料
使い方でわからない事やエラーなどが表示され動かない場合は サポートセンターに聞いてみよう
メールでしか問い合わせはできないが何回問い合わせをしても無料です。
ただし、漠然に「設定がわからないんですけど」「動かないですけど」ではサポート側が困る。
ある程度、使う側のパソコン種類(XPかWindows8等)とか使っている商品名、どのような操作で困っている
か等を伝える必要がある。色々なパソコンで使うのでOS種類は限定できないといった場合でも、説明する
用語やOSの種類で操作が違う為サポートするには必要な情報だ。例えば、他社製のセキュリティーソフ
トが原因で正常動作ができない場合でも、原因を調査する為のコマンド入力が必要な場合がある。XPと
Windows7ではコマンドの実行方法が違うので担当サポートより使っているOSやセキュリティーソフトなど
の環境による再質問があり回答が遅れる。
●トラブル解決には[設定レポート機能]が早い!
設定の問題やパソコンのハードウェアー的な問題でトラブルが発生している場合もあるので附属ソフトUsbManageの
「設定レポート」でUsbSetting.txtが出力できる。この情報をサポートセンターにメール添付で送信を行うとトラブル解決
に大きく役立ちます。→ [email protected] へ 設定レポートをメール添付
●ウィルス対策セキュリティーソフトでのトラブル
マイクロソフト社製以外のウィルスセキュリティーなどのソフトを使っている場合は、ウィルスセキュリティーソフトが動
作の邪魔をしていたり、誤ってウイルスとしてファイルを削除してしまう事があります。
こういった場合は、サポートセンター側でセキュリティーソフトを作っているメーカーに対してウィルスの誤検知報告を行
い、次回のアップデートで誤検知がされないように依頼を行います。
競合問題やウィルス誤検知で報告されたものに関しては既に対策がとられています。
●ご利用の用途などをお知らせ頂けますと・・・
過去のお客様活用事例でのアドバイスも致します。同じ種類のコンテンツでも利用方法で目的が違う為
的確な情報をお伝えできません。販売用のコンテンツ、社内用のコンテンツ、用途などをお知らせいただけますと活用
ノウハウもご案内します。
例)ファイルを見えなくする方法やテキストファイルの拡張子を付けない等
・電話でのサポート対応は行っておりません。
・本製品の正規ユーザーに限り、設定方法の説明やトラブル障害の相談をE-Mail、FAXで対応になります。
・Windows操作や他社製ソフトの操作・機能に関するご質問はサポート対象外になります。
・本製品は1年間の保証があります。保証は物理的な破損が対象になり、それ以外の失われたデータや直接的または間接的な費用の責任
は負う事ができません。
・サポートはメールでのみ対応し受付順で回答を致します。お客様の理由でサポートの優先順位を変更する事はできません。
・本製品は対応OSであっても全てのパソコンで動作できる事を保証した製品ではありません。他社製のセキュリティーソフトや高速化ツール
等の影響やOSの不具合に影響される場合があります。
・パソコン側の設定やセットアップされている他社製のソフトの関係で動作ができない場合がります。
多くの場合は、パソコンのハードウェアー的な問題、企業パソコンで設定されているセキュリティーポリシーの問題、ウィルスセキュリティーソ
フトやUSBメモリの高速化ソフト等で競合している場合のトラブルになります。この場合、対象ソフトウェアーの設定やWindows側の設定によ
り回避できます。
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
7
製品保証について
■製品保証に関して
■ご使用にあたって
本製品はご購入日から1年間の保証があります。
●本製品はフォーマットの必要はありません。フォーマットは行わないで
保障の範囲は本体のハードウェアー部分のみになります。本製品
下さい。必要な場合は当サポートまでご相談下さい。
のハードウェアーが1年以内に破損した場合は無償修理または同
● 本製品を電源のついているパソコンから取り外す場合は「ハードウェ
等品との交換を致します。
アの安全な取り外し」を操作を行ってください。正しい手順で取り外され
ない場合はファイルの破損や次回のアクセスができなくなる可能性があ
■保障対象にならないもの
ります。
・保存されていたデータは保証対象になりません。大切なデータ
● 本製品をはじめてパソコンに挿入した場合、Windowsの大容量ディス
は必ずバックアップをお取り下さい。
クドライバがセットされる為、約1~2分ほど時間がかかる場合がありま
・本製品のハードウェアー障害や付属ソフトの不具合などでデータ
す。しばらくお待ち下さい。(この動作はWindows7以降、短くなっていま
が破損した場合、直接的または間接的な復元作業などの費用を
す。)
含め一切の保証はありません。
● 本製品の保証はハードウエアー部分のみになります。製品の不具合
・本製品は全てのパソコンまたは将来的にわたって絶対にコピー
により消失・破損したデータや間接する費用に関しては、当社は一切の
ができない事を保証している製品ではありません。
責任を負いかねます。
・USBメモリは書き換え回数に寿命がありますのでWindows
● 本製品を湿気や埃の多いところで使用しないでください。
ReadyBoostやそれに類するご利用方法等、過度な利用方法をさ
● 本製品に強い衝撃を与えないでください。
れていた場合は保証対象にならない場合があります。
● お手入れの際には乾いたやわらかい布で軽く拭いてください。
● キャップやUSB接続口の差し込みが硬くなった場合は市販のシリコ
■その他免責事項
ンスプレーなどの潤滑油を少量塗って下さい。
・サポートは現状無料で提供しておりますが、将来的にわたって
● 本製品にはデータの保持期間と書き込み回数に寿命があります。
無料のサービスを継続・維持できる事の保証はありません。諸事
●パソコン側のUSB接続口が緩いまたは硬い場合があります。無理に
情により無条件での製品サポートを中止する可能性があります。
USBメモリを挿入すると接続不良や抜けなくなる場合があります。その
・当社製品のサポート範囲外の事を要求された場合、サポートを
ような場合は他のUSB接続ポートを使用して下さい。
お断りする場合があります。例えば、他社製ソフトが原因で本製
●本マニュアルの一部又は全部を配布・流用する場合は必ずアブロー
品の正常な利用ができない場合のクレーム、お客様の操作ミスな
ドシステムズ社の許可を得て下さい。
どでデータを破損した場合のデータ復旧依頼、説明書を全く読ん
●本製品の内容は予告なく変更される事があります。
でおらず過度なサポート要求をする場合等。当社判断で常識を超
えたサポート要求と見なした場合はサポートをお断ります。この場
合、返品や返金には応じられません。
製品ホームページのお問い合わせフォーム http://www.abroad-sys.com/
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-3-1高砂ビル4F
株式会社アブロードシステムズ E-Mail [email protected] FAX 03-3518-0607
※USBメモリ製品の電話サポートはありません。
HyperPLUS/Hyper PLUS /Contents Guard USB Memory はAbroad Systems, inc.の製品及び商標です。 本製品には
KASHU SYSTEM DESIGN INC.及びFROMD Co., Ltd.が開発したソフトウエアーが含まれています。WindowsXP/Vista/7及び
Excel/Word/PowerPointはMicrosoft Corporationの製品及び商標です。Acrobat/Adobe Reader/PDFはAdobe Systems Incorporated
の製品及び商標です。一太郎/花子/三四朗/AgreeはJustSystems Corporationの製品及び商標です。その他 本説明書に記載され
ている会社名、製品名は各社の製品及び商標です。
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
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クイックスタート
設定の流れと基本事項について
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
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クイックリファレンス
設定の流れを確認しよう
はじめてご利用の場合は、設定~確認までの流れを確認するする必
要があります。
本マニュアルで使われている用語を覚えよう
[非保護領域]・・・・初めに見える領域です。保存できる容量はとても小さく
SETP1.とりあえず使ってみる。
UsbStartを実行するとパスワード画面が表示されます。
初期パスワードは1234が設定されています。このパスワードは後で変
更ができます。正しいパスワード入力がないとデータを保存できる領域
が表示されません。この状態では空き容量が0バイトに近くファイルを
保存する事もできません。
コンテンツを保存する事はできません。(この領域がないとUsbStartを実
行する事ができません)
[保護領域]・・・・コンテンツを保存する領域です。本製品では1つのUSBメ
モリの中に2つの領域があり切り替えて使う事になります。ファイルコピー
禁止など保護設定は保護領域のみで有効です。
[UsbManage(USBマネージ)]・・・・パスワードや保護設定を設定・変更す
るソフトです。設定が終わったあとにUsbManageを削除しても設定内容は
SETP2.保護領域の確認
正しいパスワードが入力されると、USBメモリが使える状態になります。
TOOLフォルダには使うと便利なソフトが入っています。USBメモリのボ
リューム名はProtect_USBになります。
¥Documentフォルダには説明書PDFは保存されています。
¥Documentフォルダは特殊なフォルダでコピー禁止が働かないフォル
ダです。コピー禁止にするファイルは¥Documentoフォルダには保存し
ないようにして下さい。
保持されています。再設定する場合は、UsbManageをUSBメモリへ戻し、
管理パスワードを入力すると設定変更が行えます。
[UsbBack]・・・・保護領域→非保護領域に戻る (TOOLフォルダ)ソフトで
す。設定を行う場合、保護領域と非保護領域を交互に参照する事になり
ます。このソフトがなくても設定はできますがUSBメモリの機能が解かるま
ではあると便利なソフトです。
[UsbStart]・・・・保護領域に切り替えるソフト
[USB安全な取り外し(UsbRemove)]・・・・USBメモリを取り外す場合に使い
STEP.3 ファイルがコピーできない事を確認する。
USBメモリへ何かファイルをコピーします。保存されたファイルは、ディ
スクトップにコピーしようとするとエラーが表示されコピーができません。
ダブルクリックしてファイルの内容を確認します。
確認が終わりましたら開いているファイルを閉じて下さい。
ファイル削除:ファイルをクリックして[Delete]キーを押します。又は、
ます。Winodwsのハードウェアーの安全な取り外し操作を簡単に行うソフト
です。
[UsbQuickStart]・・・・本製品を利用する為の拡張機能ソフトです。
UsbQuickStartは「はじめから保護領域」「制限アカウント実行」「Windows
アクセス確認(UAC画面)の非表示」などを制御するセットアップが必要なソ
フトです。初めてご利用の場合はセットアップは不要です。
ファイルを[ゴミ箱]へドラッグ&ドロップ操作で削除します。ゴミ箱に入
る事無く削除されます。
SETP4.正しい手順でUSBメモリを取り外す
USBメモリをいきなり抜くと記録してあるデータが読めなくなる事があり
ます。USBメモリは正しい手順で取り外します。
基本的な使い方がわかりましたら 附属の管理ソフトUsbManageで保
護設定を見直します。初期出荷状態では印刷は許可されています。ま
た、コピー&ペーストなどの操作も許可されていますので、必要な場合
は、これらの設定を行って下さい。
USBメモリが利用中になっていると取り外す事ができないので、USBメ
モリ内のファイルを開いている場合は閉じて下さい。
USBメモリ附属ソフト「USB安全な取り外し.exe」をダブルクリックで実行
します。成功するとメッセージが表示されUSBメモリを取り外す事がで
きます。エラーが表示する場合は、もう一度、 「USB安全な取り外
し.exe」を実行して下さい。
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
10
UsbQuickStartのセットアップ
はじめてご利用の場合に表示される画面
UsbQuickStartは、ハイパープラスUSBメモリの機能アップする附属ソフトです。
セットアップが必要ですが、設定すると以下の機能が追加されます。
■UsbQuickStartで追加される拡張機能
■UsbQuickStartのセットアップ
UsbQuickStartは任意設定ですが、セットアップすると以下の拡張機能
UsbQuickStartのセットアップは幾つかの設定方法があります。
が追加されます。とても小さなソフトで他に影響を与える事はありませ
①最初にハイパープラスUSBメモリを利用した場合、UsbQuickStartの
ん。セットアップする事を推奨しています。
セットアップ画面が表示されます。[SETUP]でセットアップを開始します。
1.制限ユーザーアカウントでの実行
2.ユーザーアクセスコントロール画面の非表示
3.UsbStartの自動実行(はじめから保護領域機能)
[はじめから保護領域]
UsbQuickStartをセットアップしているパソコンではUSBメモリが挿入さ
れると自動的にUsbStartが実行されコンテンツが保存されている保護
領域が表示されます。
[Windows UAC( User Account Control )]
UsbStartなどを実行した場合、ユーザーアカウント制御により実行許
可画面(ユーザーアクセスコントロール:UAC)が表示されます。
UsbQuickStartをセットアップすると煩わしいWinodwsセキュリティーの
実行確認画面(UAC)が表示されません。
※「このメッセージを表示しない」のチェックボックスをクリックすると次
回から表示しません。この画面はShiftキーを押しながらUsbStartを実
行すると再表示します。
※この画面表示はUsbManageの「利用制限」タブで表示の有無を指定
できます。
②setupフォルダから直接起動
SetupフォルダにUsbQuickStartが保存されています。ダブルクリックし
[制限アカウントの実行]
大きな組織でパソコンが使われている場合、利用者が勝手にソフトを
セットアップしたり、許可がないソフトを実行できないように制限ユー
ザーが設定されている場合があります。この場合、UsbQuickStartの
セットアップが必要です。セットアップしていない場合は本USBメモリを
て実行して下さい。
③ユーザーパスワード画面からの実行
ユーザーパスワードが設定されている場合は、画面下のセットアップリ
ンクからUsbQuickStartを実行できます。
利用する事ができません。UsbQuickStartの実行は管理者権パスワー
ドが必要なので、セットアップする場合はシステムの管理者に相談して
下さい。
■UsbStartの自動実行をキャンセルする方法
①自動実行はUsbStartという名前を自動実行しますのでUsbStartを選
択し右クリック→「名前の変更」を選び”Start”など違う名称に変更しま
す。
②一時的にUsbStartの自動実行をキャンセルしたい場合は、シフト―
キーを押しながらUSBメモリを挿入します。(Ver5.3以降)
■UsbQuickStartの削除 (アンインストール)
■UsbQuickStartをネットワークから実行する
/N オプションをつけて実行するとメッセージ画面を表示しません。
UsbQuickStartが既にセットアップされている状態で、もう一度セット
アップを行うとアンインストールします。
UsbQuickStart /N
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11
USBメモリの利用について
Windowsでの基本的なUSBメモリの取り扱い
■はじめて
はじめて本USBをパソコンに入れた場合は下記のメッセージが表示されるまでお待ち下さい。
パソコンに初めてUSBメモリを入れた場合は、USBメモリを使えるようにWindowsの大容量記憶装置ドライバソフトが自動セットアップされます。
ドライバはOSの違いやCD/DVDライティングソフトの種類など、お使いのソフトによって複数のドライバがセットアップされます。
画面右下に「デバイスドライバーソフトウェアーが正しくインストールされました」等の表示がされるまでしばらくお持ち下さい。
図1
USBメモリを正しく認識できない場合
図2
このメッセージはパソコン毎に初回だけ表示されドライバーのセットアップが終
わっている場合は次回から表示されません。
XPの場合、再起動のメッセージが表示されますが再起動は必用はありません。
■少しお待ちください (ご注意)
上記のメッセージが表示されていない状態で保護領域に(UsbStartの実行をすると)切り替
えるとエラーが表示される場合があります。トラブルがあった場合は、一度USBメモリを取り
外しもう一度パソコンに入れるとドライバーの再セットアップが始まります。それでも動作しな
い場合はドライバーを手動で削除し、再度USBメモリの抜き差し操作を行います。(図2)
■制限ユーザー(標準ユーザー)での利用
本USBメモリの利用はWindowsアカウントに管理者権限が必要です。 Windowsアカウントが制
限アカウント(標準ユーザー)の場合は、管理者に許可されていないソフトウエアーの実行が制
限されており、利用ができません。この場合は、UsbQuickStartのセットアップが必要です。
マイコンピュータ→右クリック→プロパティー→
ハードウェア→デバイスマネジャーで確認。正
(P.10)
しくセットアップされていない場合は黄色のマー
クがされています。右クリックメニューよりで削
除後、USBメモリをもう一度挿入します。
USBメモリ利用の注意事項
初回のドライバのセットアップ
キャッシュファイルの問題(ファイル破損)
初めて使う場合は、USBメモリのWindowsの大容量記憶装置の
USBメモリは書き込みが終了したと思っていても、実際には
ドライバが自動セットアップされるのでしばらく待ってから利用し
キャッシュメモリに残っており、物理的なUSBメモリには保存さ
て下さい(図1)。この動作はパソコンによりすぐに終わる場合と
れていない時があります。キャッシュとは一時的なメモリ領域の
数十秒かかる場合があります。終了メッセージが終わる前に保
事で高速化の為に使われています。この為、実際の書き込み
護領域に切り替えた場合は、図2の状態になる場合があります。
をされるまでには若干のタイムラグがあります。 USBメモリのア
クセスランプがある製品は点灯中には取り外さないほうが賢明
ハードウエアーの安全な取り外し操作
です。保存されるデータはデータ部とインデックス情報の2つが
USBメモリを取り外す場合は毎回Windowsの
あります。実際のデータが書き込まれた後にインデックス情報
「ハードウエアーの安全な取り外し」操作を行
が書き込まれます。データ部とインデックス情報に違いがある
う必要があります。特にUSBメモリに書き込み
場合はUSBの領域全て又はファイルが壊れている状態になる
をした場合は必要です。本製品にはUsb安全
事があります。
な取り外し(UsbRemove) という簡単にUSBメモリ
「ハードウェアーの安全な取り外し」操作をおこなう事によって
を取り外せるツールが付属しています。
これらのトラブルを未然に防ぐ事ができます。
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保護領域と非保護領域
USBメモリの2つの領域
本USBメモリはUsbStartやUsbManageなどのソフトが保存されている非保護領域とコピーガードがかかる保護領域の2つの領域が
あります。最初は非保護領域が表示されています。一度に1つの領域しか表示できませんので付属ソフトで切り替えて利用します。
非保護領域は付属ソフトを入れる為の最小限に容量でお客様のコンテンツを入れるには容量不足でできません。
コピーガードが必要なコンテンツは保護領域に保存します。
コピーガードがかかる領域。
UsbBACK.exeで
非保護領域に切り替える。
非保護領域
数メガ
保護領域
残り全て
コピーガードがかからない領域。
UsbStart.exeで保護領域に切り
替える。
本USBメモリをパソコンに挿入したときは非保護領域が表示されます。保護領域のコンテンツを参照す
る場合は、UsbStartを実行し領域を保護領域に切り替えます。この時、USBメモリ内のファイルを開い
ている状態では利用中として保護領域に切り替える事ができません。開いているファイルがある場合
は閉じて下さい。
領域の切り替え
どちらの領域が表示されているのか?
■非保護領域 USB_MEMORY
UsbStartなどが保存されている領域です。保護領域を表示
非保護領域
する為のソフトUsbStartや管理ソフトUsbManageが保存され
ています。この領域はとても小さいので空き容量がほとんど
ありません(全容量5M以下) 小さなテキストファイルは保存
非保護領域のボリューム名は
”USB_Memory”
できますが、一般的なファイルの保存には適しません。コ
ピーをしてもよいファイルは保護領域内のコピー許可フォル
ダ¥Documentを利用して下さい。(P17)
ボリューム名:”USB_MEMORY”
■保護領域 Protect_USB
保護領域
コピーガードがかかる領域です。コンテンツなどはこの領域
に保存します。非保護領域からUsbStartを実行すると保護
非保護領域のボリューム名は
”Protect_USB”
領域が表示できます。
ボリューム名:”Protect_USB”
附属ソフトはTOOLフォルダにあります。
説明書は¥Documentフォルダにあります。
UsbBackを削除している場合
・USBメモリを挿入した時には非保護領域から始まります。
※1ファイル4G以上のファイルは保存できません。(→P5)
UsbBackがない場合は、Usbメモリを一旦取り外してから、
TOOLフォルダのUsbBackを実行すると非保護領域に戻り
再挿入すると非保護領域になります。
ます。
・UsbQuickStartがセットアップされている場合は、すぐに
UsbStartが実行されます。 UsbQuickStartがセットアップ
いない他のパソコンでUsbStartの名前を変更すると自動
起動しません。UsbStart→Start等
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UsbServer
■UsbServerについて
■UsbServer
UsbServerはHyperPLUSを管理する為のサーバー管理ソフ
UsbServerのアクセス承認ができる環境の場合、つまり、社
トです。UsbServerを設置する事で複数のHyperPLUSを一
内ネットワークからのアクセスはコピーガードを解除できま
括管理する事ができます。
す。この設定のUSBメモリを自宅など外部で利用した場合
UsbServerは、同じネットワーク内のパソコンのどれか1台
には、保護制限が働きます。
に設定します。このソフトは常駐ソフトで設定したパソコン
この設定の場合、社内では読み書きが自由になり外に持
が起動するとUsbServerも自動起動します。
ち出すとコピーガードが働く事になります。
UsbServerを設置するパソコンは他からのアクセスが必要
※詳しくはUsbSeverのPDFマニュアルをご参照ください。
※UsbServerは保護領域TOOLフォルダ内にあります。
なので固定IPを設定します。
制限なし
職場モード
192.168.0.10
READ OK
WRITE OK
Copy OK
Print OK
Password Lock
UsbServerのセットアップ
Access LOG
UsbSearch
承認解除
非保護領域のボリューム名の変更(USB_Memory)
UsbServerを利用する場合は、USBメモリの利用状況も記録する事ができます。
192.168.0.50
日時、PC名、ボリューム名、ログインアカウント名などが記録されます。
ボリューム名は初期出荷では”USB_Memory”になっていますので個体を識別する
為に変更をして下さい。
外部モード
(ノートパソコンやUSBメモリを持ち出した場合)
制限あり
READ OK
WRITE OK
Copy NG
Print NG
コピーができない。
閲覧や上書き更新はOK
又は
外部利用の禁止
Password Lock
安心機能
●抜くだけのオートロックパスワード機能
●コピーガード機能
●何が保存されていたかを調べる事ができます。
(UsbSearchを利用)
※UsbServerにはログ解析ソフトUsbSearchが含まれています。
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UsbManage
管理ソフトの使い方
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UsbManageパスワード
管理パスワードの入力
設定情報の記録先
1.UsbManageの実行
UsbManageで設定した内容は、USBメモリ内の通常ではア
非保護領域のsetupフォルダにある
UsbManageをダブルクリックします。
クセスできない場所に暗号化して記録されます。この情報
をUsbManage以外で表示する方法はありません。
UsbManegの削除する
2.初期管理用パスワード:admin (半角)を入力
設定後 UsbManageは削除する事ができます。
設定された情報はUSBメモリ内の特殊な領域に保存され
ており、 UsbManageが削除されても消える事はありません。
UsbManageは非保護領域にありますが、保護領域側で動
かすこともできます。この場合、設定した内容はすぐに反
パスワードを見
ながら入力する
事ができます。
映はされずに次回UsbStartを実行した時に有効になります。
UsbManegを戻す
再設定する場合には事前にバックアップをとってあった
全角、半角もチェックされます。もし、エラーが表示さ
れる場合は、CapsLockで大文字又は小文字入力に
UsbManageを戻し、管理パスワードを入力して再設定を行
う事ができます。
なっていないかを確認して下さい。
3.禁止が必要な項目をチェックします。
注意事項
禁止設定はUSBメモリ以外の操作も影響します。
例えば印刷禁止やクリップボード(※)の禁止は
パソコンの全ての操作に影響します。
制限は、USBメモリを正しい手順で取り外すと解
除されます。(USBメモリを強制的に抜いた場合
は、再起動まで保護機能が解除されない場合が
あります)
■管理パスワードを変更する
管理パスワードの変更は、「パスワード」タブの管
理パスワードで変更をして下さい。管理パスワード
がわからなくなった場合は、お客様側でリセットす
る方法はありません。
■設定レポートの作成
「設定レポートを作成」で管理パスワードを含む設
定内容をテキストファイルで保存する事ができます。
ファイル名:setting.txt
設定内容を忘れない様にする為にも保存して下さ
い。このsetting.txtは、製品サポートでも提出をお
願いする場合があります。
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※赤枠はHYPERシリーズのみの機能です。
UsbManage
設定画面一覧
1.禁止設定
禁止にしたい動作を設定する
2.許可ソフトウェアの登録
利用するソフトを登録(必須)
3.別名保存禁止
別名保存を禁止する設定
4.パスワード設定
設定レポート機能:設定内容を残す事
ができるようになりました。
5.UsbServer設定
6.表示言語の指定
外国で使う場合の設定
7.利用制限
利用回数、日数、有効期限
UsbServerの利用設定
通常は自動選択ですが、外国で利
用する場合に全て英語メッセージ
を表示する場合は主言語を指定し
ます。(英語/日本語/中国/韓国)
利用実績はUsbManageの[OK]ボタンで毎回
初期化されます。
※赤枠はHyeprシリーズのみの機能になります。
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ショートカットキー
各設定項目の数字(0~7)は各機能のショートカットキーが割り振
られています。何らかの理由でマウス操作ができない場合は
シュートカットキー[CTRL]+[数字]で設定が可能です。
UsbManage
禁止設定
禁止設定
Setupフォルダにある管理ソフトUsbManageを使うと、USBメモリの保護
機能を設定できます。UsbManageで設定される内容は、USBメモリ内の
見えない管理領域に保存されます。この為、設定後、UsbManageを削
除しても設定した内容は有効です。また、削除後バックアップをしている
UsbManageを戻せば、管理パスワード(初期:admin)を入力後、再設定を
行う事ができます。
■全ての印刷を禁止する(0)
この設定を行うと印刷時にエラーが表示され印刷を禁止する事ができ
ます。ただし、許可ソフトウェアで設定される全てのソフトの印刷でエ
ラーが表示されます。USBメモリ使用中は印刷ができない事を利用者
に明示して下さい。印刷禁止は許可ソフトウェアで登録しているソフトウ
エアーに限定されます。印刷を許可する場合は、各ソフトの印刷機能で
PDFを作成される可能性がありますので、別名保存の禁止でAdobe
Acrobatを選択しPDFが作られない様にして下さい。
■保護領域への書き込みを禁止する(4)
USBメモリの保護領域へファイルの書き込み・削除を禁止します。
書き込み禁止にしていない場合は、USBメモリ内のファイル移動が
可能です。書き込み禁止がOFFの場合でコピー許可フォルダを使う
場合、¥Documentなどのフォルダに移動するとコピーが可能になり
■PrintScrnを禁止する(1)
キーボードのPrintScrnボタンの機能を停止します。PrintScreemは表示
されている画面を他のソフトに画像として貼り付ける機能です。フリーソ
フトなどの専用の画面キャプチャーソフト(画像、動画)も防止したい場
合は、「クリップボードの禁止」と「別名保存の禁止設定」でPhoto/Image
形式、Movie形式を選択すると防止できます。別名保存の禁止をすると
本USBメモリを利用中はメール受信などで影響を与える場合がありま
す。(参照:「別名保存の禁止設定」P.19」)
ます。ご注意ください。通常はONの状態でご利用下さい。
■ネットワークドライブを禁止する(5)
ネットワークドライブでの閲覧を禁止します。通常はONの状態でご
利用下さい。
■Adobe Acrobatのメニューをロックする(6)
Acrobatのメニューをロックします。この機能をONにするとAcrobatの
ツールバーが表示されない状態で保持されます。再表示にはUSBメ
■ファイルコピーを禁止する(2)
保護領域に保存されているファイルのコピーを禁止します。
この設定がONの場合、USBメモリへ対してもコピーが禁止されます。
コンテンツを追加する場合は、この設定をOFFにして下さい。
■クリップボードを禁止する(コピー&ペースの禁止)(3)
コピー&ペーストの操作で利用されているクリップボードの使用を禁止
できます。クリップボードとはコピー操作が行われると一時的にデータを
保存できる共有のメモリ領域です。コピー&ペーストの操作ではクリッ
プボードを経由して他のソフトウエアーへデータをコピーしています。
モリを外してから、F8キー(ツールバーの再表示)を押して表示を戻
して下さい。
■コピー許可フォルダの利用(7)
保護領域の”¥Document”フォルダーに保存されたファイルはコピー
禁止設定に関わらずコピーができます。この機能を利用する場合は
ONにします。説明書などコピーを許可したいコンテンツを保存して下
さい。Documentフォルダーの名称も可能です(P24.UsbStalth参照)
この機能を使う場合は、必ず「4.保護領域の書き込みを禁止する」を
ONにして下さい。
※フォルダ指定は先頭に¥サインをつけて下さい。
※Documentフォルダの名称を変更するとUsbStalthで一部使えない
機能(ファイルの受け渡し)があります。
設定レポート作成 (Setting.txtの保存)
設定している内容や動作環境をテキストファイルSetting.txtに保存ができます。管理パスワードを含む全ての情報が保存され
ます。取り扱いにはご注意ください。管理パスワードを忘れた場合は再設定ができなくなりますので「設定レポート」の保管を推
奨しています。製品のサポートを受ける場合に「設定レポート」の提出をお願いする場合があります。
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
18
UsbManage
許可ソフトウェアの登録
許可ソフトウェアの登録
USBメモリの保護領域をアクセスするソフトを登録します。初期出荷状態では、
ソフトが登録されていませんので、利用するソフトの制限はありません。
ただし、許可ソフトウェアを個別に登録する事によってセキュリティーレベルは上が
ります。
■実行を許可するソフトを制限しない(初期値ON)
保護領域をアクセスするソフトウェアーを制限しない設定です。
この設定はHYPERシリーズのみの機能です。セキュリティーレベルを上げるため
に、利用するソフトを登録リストに設定される事を推奨致します。
この設定をONで使われる場合は、「許可ソフトウェアを登録しない場合の危険性」
もご確認下さい。
この機能を使わずに許可ソフトを個別で登録リストに加えると別名保存の設定で
以下の機能が設定できる様になります(P19)。
・別名保存の禁止は指定したソフトに限る
「実行を許可するソフトを制限しない」は
Hyperシリーズのみの機能です。
電子メールの受信の不具合の回避
・レスキューモード
保存するファイルを開いたまま、誤ってUSBメモリを抜いた場合、保存する事がで
許可ソフトウェアを登録しない場合の危険性
きなくなります。レスキューモードONの場合、管理パスワード入力で別名保存機能
・PDFセキュリティーを無視するAcrobat以外のPDFリーダー
を一時的に解除できます。
(フリーソフト)の利用で強制印刷される可能性があります。
・コピーを目的としたソフトの利用(リッピングソフト、ダビング
■選択リスト
専用ソフトなどファイルコピーを目的としたソフト)
良く使われるソフトが登録されています。選択リストにある場合は、選択リストのソ
・コンテンツを開いた状態でUSBメモリを強制的に抜くなどの
フト名称を選択して[>]ボタンで登録リストに移動します。登録リストから削除した
操作で別名保存が可能になる。(領域破損の可能あり)
い場合は選択して[<]ボタンをクリックします。各ソフトのバージョンは多くの場合
これらの現象は「許可ソフトウェア」を登録する事によって防
は、無関係です。ただし、JUSTシステム社の一太郎と花子は表示されているバー
止できます。
ジョンのみ有効です。
設定省略ができるユーザープログラム
■許可リスト
USBメモリに付属させるプログラムは設定不要
現在、許可されているソフトです。最大の登録数は20です。
USBメモリの保護領域から実行されるソフトでは、
許可ソフトウェアの設定は必要ありません。
■追加リスト
これは、保護領域内から実行されるプログラム
選択リストにないソフトの場合は「追加リスト」に登録します。[追加]ボタンをクリック
(EXE形式)は自動的に許可ソフトウェアとして認識
し許可ソフトを選択します。許可リストは必ず実行形式名(拡張子が.exe)を登録し
されるからです。追加リストに登録が必要なソフト
て下さい。アドインソフトやスクリプトファイル、DLLなどの場合は、それらを使う本
は、ハードディスクから実行されるソフトです。
体プログラムを指定します。
※ユーザープログラムを明示する為に登録しても
かまいません。
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UsbManage
別名保存の禁止
コンテンツをコピーする方法は、直接ファイルをコピーする方法以外にハード
ディスクなどへ別名保存をする方法があります。ユーザープログラムやパ
ワーポイントビューワー等、別名保存機能を持たないソフトで閲覧する場合は
別名保存の禁止設定は不要です。別名保存の機能をもっているソフトを利用
する場合は設定が必要です。
■選択リスト
別名名保存を禁止するファイル種類を選択します。これは、USBメモリの保護
領域表示中にハードディスクなどに指定した形式の保存を禁止する設定です。
全てのソフトでの保存が禁止されますので、メール送付で添付ファイルの受信
でもエラーが表示される場合があります。この場合、「別名保存の禁止は指定
したソフトに限る」を選択して下さい。
・映像データの場合は”Movie Format”を登録リストに追加します。
・音楽データの保存を禁止する場合は”Music Format”を登録リストに追加し
ます。
・写真や画像データの場合は、”Photo/Image File”を登録リストに追加します。
・テキストファイル(TXT/CSV)は”TEXT File”を登録リストに追加します。
■レスキューモード(管理パスワード解除)
許可ソフトが個別登録されている場合に設定できます。(P18)
保護領域内のファイルを修正して上書き保存する時に、USBメモ
リが取り外されていると保存する場所がないので保存せずに終
了するしか方法はありません。ファイルを開いた状態で誤って
■禁止リスト
別名保存が禁止されているリストです。選択リストより選択して[ > ]ボタンで追
加します。[ < ]ボタンで解除さます。 登録設定数には限りがあり全ての項目
を登録する事はできません。
USBメモリを取り外した場合に起こります。
この設定は、管理パスワードを入力する事によって一時的にディ
スクトップ等への別名保存を行う事でそれらのデータを救う事が
できる機能です。
■保護領域に保存されている形式のみ禁止(チェックボックス)
保護領域に保存されている形式の別名保存を禁止できます。登録リストに登
録されるものは手動ですが、このチェックボックスは自動で判定します。違い
は、このチェックを行った場合、EXCELなどが保護領域に保存されている場合、
EXCEL形式の保存が禁止されますが、EXCELから出力できるテキストファイ
ルは対象になりません。個別で設定する登録リスト設定では、EXCELから出
力できる全ての形式を禁止にします。通常の場合は、このチェックボックスON
と手動で登録リストに加える方法を推奨しています。
■別名保存の禁止は指定したソフトに限る(チェックボックス)
※許可ソフトが個別登録されている場合に設定できます。(P18)
この機能を有効にしない場合は、全てのソフトで指定されている形式の保存
が禁止されます。例えば、PDFの別名保存禁止が選択されている場合、メー
ルソフトなどでPDFの添付を受信した場合でもハードディスクに保存ができな
い為、受信エラーになります。別名保存の禁止は、保護領域にあるコンテンツ
の保存を禁止している訳ではなく、保護領域にあるファイル種類の保存を禁
保護機能は利用しているソフトが終了している状態でUSBメモリ
が取り外された場合に自動解除されます。USBメモリを取り外し
ただけでは、別名保存の禁止は解除になりません。
この機能はHyperシリーズのみの機能です。
動画キャプチャー、画像キャプチャーソフト対策
保存するコンテンツが動画や画像の場合、フリーソフトなどで流
通している、キャプチャーソフト対策を考慮する必要があります。
キャプチャーソフトとは、画面の表示されている動画や画像を別
名保存するソフトです。「別名保存の禁止は指定したソフトに限
る」を有効にした場合、これらのキャプチャーソフトは禁止になり
ません。動画、音楽形式の場合、通常メール添付では送られない
事や一般的な操作で動画や音楽形式を保存する事は少ないの
で、これらの場合は、「別名保存の禁止は指定したソフトに限る」
をOFFにする事を推奨しています。
止しています。関係のないソフトでの保存を禁止する場合は、このチェックボッ
クスで有効にして下さい。
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UsbManage
2つのパスワード設定
本USBメモリには「ユーザーパスワード」と「管理パスワード」の2つのパスワードがあります。
ユーザーパスワードは初期設定では設定されていませんので表示されていません。
社内文章など特定の利用者のみに対して閲覧を許可したい場合は、ユーザーパスワードを設定して下さい。
■ユーザーパスワード 初期値:1234
UsbStartを実行した時に表示される利用パスワードです。
このパスワードは省略可能で初期設定ではパスワードは設定されていません。
ユーザーパスワード画面を表示させたくない場合は、パスワード欄に空白(NULL、
何も入力しない)を設定して下さい。UsbStartを実行したときにパスワード画面を
表示させたい場合は、ユーザーパスワードを登録して下さい。
■管理パスワード 初期値:admin
UsbManageで設定を行う時に必要なパスワードです。初期設定で英字小文字
で”admin”が設定されています。
管理パスワードはコンテンツの差し替えや再設定する時に必要ですので忘れな
い様にして下さい。もし、管理パスワードがわからなくなってしまった場合はお客
パスワードの設定
様側で調べる方法はありません。
大文字・小文字や半角・全角も関係しますので正しく入力をして下さい。
■設定条件
ユーザーパスワードを決める場合に、「英数混在」やパスワード長さ(最長20文
字)を指定できます。
■不適合ロック回数
不適合ロック数を指定した場合、ユーザーパスワード入力画面でパスワードを
間違った場合、不適合ロック回数で設定された数に達するとUSBメモリを完全に
ロックします。パスワードの失敗回数のリセットは、UsbManage(左画面)のOKボ
タンをクリックした時と正しいパスワードでログインしたときに毎回リセットします。
最大設定数は20回です。
■ヒント
■パスワード
ユーザーパスワードを入力します。
登録文字数:0~20文字まで
ユーザーパスワードに何も設定されていない場合は、ユーザーパスワード画面
が省略されます。閲覧用でパスワード不要の場合に利用して下さい。
パスワードを忘れないようにパスワードヒントを登録でき
ます。ヒントはパスワード入力欄にマウスカーソルを近づ
けると表示される黄色のチップヘルプに表示されます。
■管理パスワード
UsbManageを実行するには、管理パスワードが必要です。
初期値はadminが設定されています。管理パスワードを
忘れた場合、再設定する方法はありません。 禁止設定
タブの[設定レポート作成]で設定情報を保管して下さい。
パスワード文字数:半角0~20文字まで
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
21
UsbManage
UsbServer設定
UsbServerを設置した場合は 「UsbServerを使う」に設定して下さい。「UsbServerを使う」に設定した場合は、
UsbStartを実行する度に指定されたIP番号とポート番号でUsbServerとの通信を行います。USBメモリごとに設定
が必要ですが、複数UsbServerでの運用や用途によってUSBメモリの制限を変更する事ができます。
■UsbServerを使う
UsbServerを設置した場合は、「UsbServerを使う」を選択します。
この設定はUSBメモリ単位に設定ができますので、「UsbServerを使ない」
と設定したUSBメモリとの混在運用も可能です。
■職場では禁止設定を無効にする
UsbServerに設定されている管理パスワードと本USBメモリの管理パス
ワードが一致している場合、禁止設定を無効にします。つまり、
社内で利用する場合はファイルコピーなどが解除されます。
■UsbServerにファイル一覧を送信
保護領域に保存されているファイル一覧をUsbServerに送信します。
USBメモリを紛失したときに何が保存されていたのかを調べる事ができま
す。ファイル一覧はUsbServer接続時に送信されます。リアルタイム送信
ではありませんので、新規ファイルが保存された場合は次回の接続で送
信されます。送信されたファイル一覧は履歴で管理されUsbSearchで検索
ができます。
ポート番号 通常変更する必要はありませんがファイヤーウォールの
■外部利用の禁止
関係や同じポート番号を使うソフトがある場合は変更して下さい。
UsbServerが接続できない自宅や外出先での利用を禁止します。
設定範囲 (1024-65535)
この設定は持ち出し禁止の設定です。通常はこの設定はOFFで利用し外
部利用の場合はコピーガードの制限をかけます。
IPアドレス
UsbServerに表示されているIP番号を設定します。通常IPアドレスは自
■USBメモリのボリューム名
USBメモリの非保護領域側のボリューム名はUsbServerに記録されま
す。複数のUSBメモリを利用する場合は、保護領域に付けられている
USBメモリのボリューム名(Protect_USB)を変更するとUsbServer側の
アクセスログで個体判別ができます。また、サーバー承認ができな
かった場合は、保護領域側のボリューム名が記録されます。
UsbServerではUSBメモリに付けられている非保護領域のボリューム
動取得になっていますがUsbServerを設置するパソコンのIP番号は手
動設定で固定にして下さい。固定でIP番碁をつける場合は、IP番号の
配布の範囲外のIPアドレスにします。
UsbServerについて
保護領域のTOOLフォルダに付属しています。
UsbServerのPDFマニュアルもご参照ください。
名や接続した日付、時間、パソコン名、アカウント名、保存されている
ファイル一覧を収集しています。ログの解析ソフトUsbSearchを使うと
サーバー設置と通信に関しては、同一ネットワーク内で通信がで
どのUSBメモリに何が入っているのか?を調べる事ができます。この
きる環境が必要です。IP番号、サブネットマスク、ポート番号など
時、USBメモリのボリューム名を指定した検索ができますので便利で
の知識が必要です。システム管理者にご相談下さい。
す。
※接続できない場合は、「サポート情報」もご参照ください。
Abroad Systems, inc.
22
UsbManage
表示言語の設定
本システムでは、マルチランゲージ対応になっており表示するメッセージは外国語で表示ができます。
対応している言語は、日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語の4つです。
設定は次回から有効になります。一旦[OK]ボタンで内容を保存してUsbManageを再起動して下さい。
■自動設定と言語指定の違い
■管理者用と利用者用の表示方法の違い
通常は自動設定を選択します。これは利用するWindowsのロケール
表示言語は管理者用(UsbManage)と利用者用(UsbStart)の2種類
情報で自動切り替えを行い適切な言語で表示されます。例えば、日
の設定ができます。2つの言語設定は動作に違いがあります。
本国内で利用する場合は日本語で表示され、中国での利用は中国
利用者用の言語設定は、指定した言語のWindows以外では英語表
語で表示されます。同じUSBメモリを韓国で利用する場合は韓国語
示になりますが、管理者用の言語設定の場合、指定した言語を無
で表示されます。それ以外の国は全て英語表示になります。
条件で表示します。この時、指定した言語フォントがパソコンにセッ
利用者の表示言語を指定した場合は、優先する表示言語の表示な
トアップされていない場合は、正しく表示されず文字化けになります。
り、例えば日本語を選択した場合は、日本国内で利用する場合は
この場合、コントロールパネルの言語設定で対応する言語パックの
日本語で表示されますが、それ以外の国では全て英語表示になり
セットアップが必要です。
ます。外国輸出コンテンツで表示メッセージを統一したい場合は言
語を指定して下さい。
輸出用コンテンツとパラメタシート
鍵長512bit以上の暗号化製品など高度な情報化技術の製品を
海外に輸出する場合、政府の許可が必要な場合があります。
本製品は暗号化商品ではなくコピーガード製品の為、規制の対
象にはなりません。ただし、乙仲業者(フォワーダー)より通関書
類として規制対象の商品かどうかを判定する為の判定用紙(輸
出用パラメタシート)の提出を求められる場合があります。
この場合は、「ハイパープラス」のパラメタシートを製品サポートま
でご依頼下さい。
※輸出数量が少ない場合やハンドキャリーなどで持ち込む場合
はパラメタシートは特に必要がない場合が多い様です。
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23
[実行日数、閲覧期限の日付チェック]
日付の制限はパソコンに設定されている日
UsbManage
利用制限
付報が使われています。パソコンの日付を
変更された場合は、正しく制限がかかりませ
ん。利用制限は「実行回数」「実行日数」「閲
覧期限」でいづれかが条件を満たした場合
利用制限タブでは本製品の利用を簡単にするUsbQuickStartのセットアップ画面の表示
に制限がかかります。
の有無や日付や利用回数で制限を設定する事ができます。
■初回起動時にUsbQuickStartのセットアップ画面を表示する。(初期値ON)
始めてUSBメモリを利用する場合に、 UsbQuickStartのセットアップ画面が表示されま
す。 UsbQuickStartは任意セットアップですが、設定すると本USBメモリの利用が
Windowsに登録されWindowsのセキュリティーの実行確認画面(UAC)が表示されなくな
ります。また、Usbメモリが挿入されると自動的にUsbStartが実行されますのでUSBメモ
リを挿入するとスグにコンテンツを表示できるようになります。この設定はその設定画面
を表示の有無を指定できます。UsbQuickStartはsetupフォルダにありますので手動セッ
トアップも可能です。また、ユーザーパスワードを表示している場合は、パスワード入力
画面からでも設定ができます。UsbQuickStartについてはP.9もご参照ください。
■起動時に利用制限の表示を行う
回数制限や利用日数の設定を行った場合は、あと、どのくらい利用できるのかを保護
領域切り替え中の画面で表示しています。
ただし、Winodws8/8.1などで保護領域の切り替えが早いOSやパソコンでは
表示が一瞬の為、表示が見えない場合があります。利用制限をはっきり明示したい場
合はこの設定をONにすると「利用期限のお知らせ」を表示する事ができます。
■UsbStartの実行回数を指定する
利用回数を指定できます。指定回数を過ぎると保護領域のコンテンツを表示する事が
できなくなります。回数リセットは、管理ソフトのUsbManageを起動し[OK]ボタンをクリッ
クします。
■UsbStartの実行日数を指定する
始めての利用から利用できる日数を指定できます。指定日数を過ぎると保護領域のコ
ンテンツを表示する事ができなくなります。開始日のリセットは、管理ソフトの
UsbManageを起動し[OK]ボタンをクリックします。
「利用期限のお知らせ」の表示の有無
は指定できます。
■閲覧期限設定
実行日数の指定は初回利用日からの日数指定でしたが、閲覧期限設定は固定の日付
指定です。実行日数と閲覧期限は併用でき期限の近い日付を制限月日して表示されま
す。
■禁止設定の解除コード
ファイルコピーなどの禁止設定を特定のパソコンで解除できます。設定するパソコンで
附属ソフトのUsbQuickStart_Adminを実行し解除コードを設定します。
UsbQuickStart_Adminで設定した同じ解除コードを、この禁止設定の解除コードにも設
定します。解除コードは数字のみで2~ 200,000,000までの範囲で設定できます。
※この設定はHyperシリーズのみの設定です。
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24
付属ソフトについて
附属ソフトの役割と注意事項
本USBメモリには、ソフトが附属しています。UsbStartなど必須ソフトや設定時のみに必
要なUsbManage、あると便利なソフトが附属しています。各ソフトの役割や注意事項など
をご紹介いたします。
■UsbStart (USBスタート)
■Usb安全な取り外し、UsbREMOVE (Usbリムーブ)
非保護領域からコンテンツを保存する保護領域へ切り替えるソフト。
本来の名称はUsbRemoveです。日本で利用される場合に解かりやすく
コピーガード機能の本体ソフトです。パスワードが設定されている場合
する為に、日本語名称に変更をしています。外国で利用される場合は、
は、正しいパスワードが入力されると保護領域を表示します。
文字化けをしますので“UsbREMOVE”に名称を変更して下さい。
USBメモリ内で動作します。UsbQuickStartがセットアップされている場
このソフトは、Windowsのハードウェアーの安全な取り外し機能を呼び
合は自動的に動作します。自動的に起動したくない場合は、Start.exe
出すソフトです。USBメモリでは取り外しに注意が必要で、USBメモリが
などに名称変更をします。
ソフトでアクセスされている場合は利用中として取り外しができません。
UsbStartはUSBメモリを正常な終了方法で終了した場合、自動終了し
無理に引き抜くとタイミングによりインデックス情報などが保存されずに
ます。コンテンツを開いている状態やUSBメモリが正しく取り外されてい
保存したファイルが読めなくなったり、USBメモリ全体が読めなくなった
ない場合は自動終了しません。
りする危険性があります。これらの事故を未然に防ぐ為に、ハードウェ
アーの取り外し操作が必要です。
■UsbQuickStrat(USBクイックスタート)
UsbStartの自動機能、制限アカウントでの実行、WindowsUAC(実行確
USBメモリの取り外しには操作が必要という認識をもっていない人がい
認画面)の非表示などを行っています。非保護領域のsetupフォルダ内
ます。Usb安全な取り外しは、操作を簡単にする意味と取り外し操作を
にあります。アンインストールする場合は、もう一度実行ます。
が必要という事を明示する意味で附属されています。
usbQuickStrat /N でメッセージなどを表示しません。
[活用ヒント]
Usb安全な取り外しは、他の一般的なUSBメモリでも利用する事ができ
■UsbManage (USBマネージ)
ます。
コピーガードの詳細を設定します。設定された内容はUSBメモリ内の隠
された管理領域へ保存されます。UsbStartはUsbManageで設定された
■UsbPw
保護内容で保護を行います。
ユーザーパスワードの変更ができます。
実行には管理者パスワードが必要です。削除しても設定内容は有効で
ユーザーパスワードは英数混在や長さなどのセキュリティーポリシー設
す。UsbManageを削除した場合で再設定を行う場合はバックアップを戻
定がされている場合があります。何も入力されていない場合は、パス
して管理パスワードを入力して下さい。
ワードを省略していると見なされます。
※管理パスワードや設定内容は「設定レポート」機能を使うと保存がで
きます。
ユーザーパスワードを忘れた場合は、UsbManageで再設定を行って下
さい。
■UsbBack(USBバック)
保護領域から非保護領域へ切り替えるソフトです。USBメモリを取り外
し、再挿入する操作をソフト的に行っています。はじめて設定する場合、
非保領域と保護領域の切り替えをする事が多いのでUsbBackを利用す
ると便利です。UsbBackは保護領域内の¥TOOLフォルダにあります。
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25
ドットネット(.NET)バージョン
UsbStealthを利用するにはMicrosoft .NET
Framework3.5以上が必要です。.エラーが表示する
場合はWindowsUPDATEでMicrosoft .NET
Framework3.5以上をセットアップして下さい。
古いXPでは低いバージョンがセットアップされてい
る場合があります。Windows8以降はそのまま実行
できます。
UsbStealth(Usbステルス)
データの受け渡しに便利
全ファイルを一瞬で見えなくする。
付属のUsbStealthを実行すると”Document”フォルダ以外のファイルを一瞬で隠す事ができます。
”Document”フォルダはコピー禁止設定に関わらずコピーをする事ができるフォルダです。
このソフトは、USBメモリを貸し出す時に既に保存されているファイルを見せたくない場合に利用できます。又、貸出先から戻って
きた時にファイルを復活させる事ができます。
ステルスON : 保存されているファイルが見えなくなります。
ステルスOFF : ステルス機能を解除します。
データ受け渡しをするファイルは、”Document”フォルダ”を利用して下さい。
“Document”フォルダはコピー禁止が解除できます。
※UsbManageでは、ファイルコピー禁止を解除できるDocumentフォルダの名称を変更
できますがUsbStealthとは連動していません。ファイルコピー禁止状態で、ファイルを受
け渡す場合は、”Document”フォルダの名称で利用して下さい。(P.17)
■オプション機能
[ Stealth MAC&UNIX ] この機能は非保護領域のファイルに対し利用する場合
に有効ですが、保護領域ではMac/UNIXでのアクセスができませんのでチェックの
必要はありません。非保護領域で使った場合は、Mac/UNIXからもファイルを隠す
事ができます。
[Encryption] (暗号化)
通常はファイルが見えない状態では、ファイル名が暗号化されておりファイルを開く
事ができません。ファイルを隠した状態でファイルを開いたり、プログラムを実行す
る場合は、 EncryptionをOFFにします。
[Password]
起動パスワードを設定する事ができます。
このパスワードはUsbStealth単体で管理されますのでHyperPlusのパスワードとは
連動していません。
[Select Target File]
個別指定で隠すファイルを指定できます。
通常は ”Document”フォルダを除く
全てのファイルを隠します。
※ファイルを隠した後にUsbStealthを削除しても、そのまま隠れた状態になります。
UsbStealthを削除する場合は、再表示させるためにUsbStealthのバックアップをお取り下さい。
※隠れているファイルは非表示属性を設定しているので復元する方法があります。データを受け渡す時には、ファイルを隠し
ている事は伝えない方が良いでしょう。※ UsbStealthはHyperPlusのUSBメモリ以外では動作しません。
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26
保守情報
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27
保護領域からファイルを取り出す方法
ファイルコピーの禁止を設定すると保護領域に保存されているファイルを取り出す事はできません。
しかし、ご利用用途によっては必要な場合があります。製品別に幾つかの方法が提供されています。
■コピー禁止を一時的に解除する
全製品、全Version共通
この方法はコンテンツガードUSBメモリ / Hyper PLUS / HyperPLUSで利用できる方法です。
付属の管理ソフト UsbManageでコピー禁止設定をOFFにします。
この方法は管理者パスワードが必要になりますので利用者側ではコピーする方法はありません。
■特定のパソコンで解除
UsbManageで設定される解除コードとUsbQuickStart_Adminの解除コードが一致する場合は、禁止設定などのガード機能が解除されます。
ファイルコピーの禁止などの設定を特定のパソコンで解除できます。禁止している項目が全て解除されます。特定の機能のみの解除は行えません。
非保護領域のsetupフォルダにはUsbQuickStart_Adminが入っています。このソフトをセットアップし解除コードを設定します。
UsbManageの「利用制限」の[禁止設定の解除コード]と一致する場合は、ファイルコピーなどの制限が解除されます。(P22)
解除コードは2~2,200,0000,000の範囲で入力して下さい。
※この機能はHyperシリーズのみの機能です。
■Documentフォルダの利用
Ducumentフォルダはファイルコピー禁止状態でもコピーができる特殊なフォルダです。
このフォルダにファイルを移動する事でファイルコピーが可能になります。通常、セキュリティーホールになるので、ファイルの書き込み禁止を併用
します。コピー許可フォルダは設定で利用を制限できます。意識的にファイルコピーを容認する事もできます。(P17)
■強制的にUSBメモリを取り外す
別名保存の禁止は、管理パスワードの入力で一時的に解除する事ができます。この機能を使う場合は、あらかじめUsbManageの設定で「許可ソフ
トの登録」と別名保存の禁止設定で→「レスキューモード」をONにする必要があります。
※「実行を許可するソフトを限定しない」(P18)で利用の場合は、USBメモリを強制的に取り外す事で別名保存が可能になります。
※ファイルを開いている状態でUSBメモリを取り外す操作は、ファイルの破損やUSBメモリの管理領域が破損する可能性があります。
通常操作では行わないで下さい。この仕組みは、誤ってファイルを開いている状態でUSBメモリを取り外してしまった場合、USBメモリへ上書き保存
ができなくなります。この場合の救済機能です。
※この機能はHyperシリーズのみの機能です。
■UsbServer承認で禁止設定を解除する
UsbServerを設置した場合でUSBメモリ側にも「職場では禁止事項を無効にする」がされている場合は、ファイルコピー禁止などの設定が無効にな
ります。
UsbServerでの禁止設定解除条件
①UsbServerを設置している(UsbServerをセットアップしている)
②USBメモリの「UsbServer設定」で「職場では禁止事項を無効にする」がONになっている。
③UsbServerに設定されている管理パスワードとUSBメモリの管理パスワードが一致している。
④通信が確立できている事
UsbServerを設定しているパソコンの電源が入っており同じネットワーク内からのアクセスの場合
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28
FAQ
良くあるご質問と回答1
質問内容
原因と対応方法
データを保存する前にUSBメモリ
を抜いてしまった。
別名保存を禁止しているUSBメモリではファイルを保存する前にUSBメモリを強制的に抜
かれると保存する事ができなくなります。
これらの事故を防ぐために、ファイルを閉じてから、USBメモリの安全な取りはすし操作を
行う様にして下さい。ファイルを開いている状態ではUSBメモリが利用中になっている為、
取り外し操作でエラーが表示されます。
ただし、「別名保存の禁止設定」で「管理用パスワードで別名保存禁止を一時的に解除す
る」がONになっている場合は、管理パスワード入力する事によって一時的に別名保存の禁
止を解除して保存する事ができます。
※正しい手順でUSBメモリの取り外しが実行されていませんので、USBメモリの管理領域
が破損する可能性があります。
ウィルスには感染しませんか?
本USBメモリは保存されるファイルがウィルスかどうかを判断する機能はありません。
ただし、保護領域に保存されているファイルは暴露ウィルスなど漏洩型ウィルスに対しても
有効です。勝手にファイルをネットなどに流される事はありません。ウィルス対策は他の
ウィルスセキュリティーソフトのご利用を推奨しています。
パスワードは必ず必要ですか?
パスワードは任意設定で何も設定されていない場合はパスワード入力画面は表示されま
せん。ユーザーパスワード、管理パスワード共に無効にできますが、管理パスワードは設
定する事を推奨しています。
パスワードを入れても進まない
・全角半角を確認して下さい。
・ユーザーパスワードは管理者パスワードがあれば再設定可能です。UsbManageで再設
定を行って下さい。
・管理者パスワードを忘れた場合は再設定できません。
別名保存が禁止されない
別名保存の禁止設定がされていない
・「保護領域に入っているコンテンツの別名保存を禁止する」がOFFになっている
・別名保存禁止の登録リストに登録されていない
メールでエラーになる
別名保存の禁止をした場合で「別名保存を許可ソフトウェアに限定する」がOFFの場合、
メールや他のソフトで保存ができません。
USBメモリを抜いた後にメールの再受信を行って下さい。
特定のプログラムでファイルが開
かない
実行を許可するプログラムに登録されていない。又は「実行する許可ソフトウェアを限定し
ない」にチェックが入っていない(Hyper PLUS,HyperPLUS)
→UsbManage 「許可ソフトウェアの登録」参照
フォーマットをしてしまった。
フォーマットは不要です。ファイルの破損がある場合は、フォーマット以外が原因になります
のでフォーマットを行っても改善はされません。また、Winodwsでのフォーマットでは管理領
域のフォーマットのみでデータ部のフォーマットはできません。
フォーマットを行った場合は、必要なファイルをコピーすると復元はできますが、非表示の
管理情報ファイルがありますので単純コピーでは戻りません。
製品サポートまでご相談下さい。
コピー&ペーストができない
UsbManageの保護設定で「クリップボードの禁止」がONになっている。
クリップボードの禁止はWindowsのクリップボード機能を禁止していますので全ての操作で
コピー&ペーストが働きません。USBメモリを抜くと解除します。
印刷ができない
印刷禁止を設定している場合は、USBメモリ内のコンテンツ以外でも印刷が禁止されます。
許可ソフトウェア設定で登録リストに登録されている場合は、登録されたソフトの印刷が禁
止されます。許可ソフトウェアを限定しない設定の場合は全ての印刷が禁止されます。
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29
FAQ
良くあるご質問と回答2
質問内容
原因と対応方法
タスクマネジャーが起動できない
本製品の保護機能により保護領域表示中はタスクマネジャーの起動はできな
くなっています。
本製品のプロセスが停止された場合、強制的にREMOVE処理が働く為「保護
領域にアクセスができなくなる」「USBメモリにアクセスしているソフトが強制終
了される」「パソコン動作が不安定になり再起動が必要になる場合がある」な
どの現象を防ぐための対策です。
「USB安全な取り外し」ができない。
・USBメモリが利用中になっている
・開いているソフトを閉じて下さい。ソフトウエアーの種類やタイミングにより開
放に時間がかかる場合があります。
・書き込みをしていない場合はそのまま抜いても問題はありませんが再起動
するまで本製品を利用できない場合があります。
・USB利用中のソフトを終了しても終了処理が終わらず若干のタイムラグがあ
る場合があります。少し待ってもう一度実行して下さい。
UsbBACKでエラーが表示される
UsbBACKは、ソフト的にUSBの取り外しとUSBメモリの再挿入を行うソフトです。
上記の「USB安全な取り外し」ができない場合は、エラーが表示されます。
エラーが表示される多くの原因は、USBメモリが使用中になっており取り外し
ができない事が理由です。
USBメモリを開いていたソフトを終了させて再度実行して下さい。
UsbStartでエラーが表示される。
保護領域に切り替わらない。
・対応していないWinodwsバージョンでの実行(XP/Vista/7/8/8.1以外での実
行)
・動作に必要な設定ファイルが変更されている。又は消されている。
・USBメモリが使用中になっている→開いているソフトを閉じて下さい。
(ソフトを閉じて画面が消えても完全に終了するまで時間がかかる場合があり
ます)
・ログイン名が制限ユーザーになっておりソフトウエアーの実行が許可されて
いない。→UsbQuickStartのセットアップが必要
・複製されたUSBメモリ
・パソコン側のUSBポート(USB接続口)の接続が甘い。他のUSBメモリ接続口
の利用、USBハブやUSB延長ケーブルをご利用の場合は、これらを変更する
と改善する事があります。
・パソコンのUSB3.0ホストコントローラーの不具合
※「サポート情報」もご参照ください。
Q&A 次ページにつづく
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
30
エラーメッセージ
UsbBack/UsbRemove(Usb安全な取り外し)
保護領域から非保護領域を切り替える場合に以下の英語メッセージが表示される場合があります。通常のご利用で英語メッセージは
表示されません。
英文メッセージが表示される場合の多くは、USBメモリとパソコンの接触不良で通信が不安定な場合です。エラーが表示される場合は
USBの接続口を変更して下さい。
英文メッセージ
説明
1
The error occurred by acquiring information of device.
デバイス情報の取得でエラーが発生しました。
2
The error occurred by changing the parameter of the device.
デバイスのパラメータ変更でエラーが発生しました。
3
The error occurred by renewing the device.
デバイスの更新でエラーが発生しました。
4
Some errors occurred.
何らかのエラーが発生しました。
5
Error
The version of Windows doesn't correspond.
対応していないWindowsのバージョン
6
It is not installed in this disk.
保護領域がインストールされていません。
7
The error occurred while confirming the disk removing.
ディスクの切断確認中にエラーが発生しました。
8
The error occurred while confirming the disk installation.
ディスクの接続確認中にエラーが発生しました。
9
The error occurred by acquiring partition information.
パーティション情報の取得でエラーが発生しました。
10 The error occurred by acquiring disk information.
ディスク情報の取得でエラーが発生しました。
11 The error occurred by initializing COM.
COMの初期化でエラーが発生しました。
12
Error
The error occurred by initializing the security of COM.
COMのセキュリティの初期化でエラーが発生しました。
13 It has already started.
既に起動しています。
14 It failed in beginning of processing.
プロセス開始にエラーが発生しました。
15 The error occurred.
エラーが発生しました。(プロセス名)
16 myVolumeFlush
ボリュームフラッシュ
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
31
付属資料エラーメッセージ
UsbStart.exe
Usbエンター: 非保護領域から保護領域に切り替える
UsbStart.exe(保護領域へ切り替え)を実行した時に英語のメッセージが表示される場
合があります。通常のご利用では、ほとんど表示されません。
英語
日本語
1
The error occurred by acquiring information of device.
デバイス情報の取得でエラーが発生しました。
2
The error occurred by changing the parameter of the device.
デバイスのパラメータ変更でエラーが発生しました。
3
The error occurred by renewing the device.
デバイスの更新でエラーが発生しました。
4
Some errors occurred.
何らかのエラーが発生しました。
5
Error
The version of Windows doesn't correspond.
対応していないWindowsのバージョンです。
6
The drive can't be processed .
Please finish all the disk utility and the other programs of this drive
処理できません。このドライブを使っているディスクユーティリティ
やほかのプログラムをすべて終了してください。
7
It is not installed in this disk.
このディスクには、インストールされていません。
8
The error occurred by opening the disk.
ディスクを接続中にエラー発生しました
9
The error occurred by reading from the disk.
読み込み中にエラーが発生しました。
10
The error occurred by writing in the disk.
書き込み中にエラーが発生しました。
11
The error occurred while confirming the disk removing.
ディスクの切断確認中にエラーが発生しました。
12
The error occurred while confirming the disk installation.
ディスクの接続確認中にエラーが発生しました。
13
The error occurred by acquiring partition information.
パーティション情報の取得でエラーが発生しました。
14
The error occurred by acquiring disk information.
ディスク情報の取得でエラーが発生しました。
15
The error occurred by initializing COM.
COMの初期化でエラーが発生しました。
16
The password is incorrect.
パスワードが違います。
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
32
エラーメッセージ
Usb安全な取り外し.exe
“Usb安全な取り外し.exe“を実行した時に英語のメッセージが表示される場合があります。
通常のご利用ではほとんど表示されませんが
、コンテンツを閉じないでUSBメモリを抜いた場合は正しく書き込みができていないや「安全
な取り外し」操作ができません。
Usb安全な取り外し.exeはWindowsの安全な取り外し機能を呼び出しています。USBメモリに
書き込みを行った際にはデータの遅延書き込み機能により実際には保存されていない場合
がありますので必ず、安全な取り外し操作を行って下さい。
※USBメモリのコンテンツを開いている状態では安全な取り外しはできません。USBメモリの
コンテンツやプログラムを閉じてから実行して下さい。
英語
日本語
1
It failed in beginning of processing.
プロセス開始にエラーが発生しました。
2
The error occurred.
エラーが発生しました。(プロセス名)
3
Some errors occurred.
何らかのエラーが発生しました。
4
Error The version of Windows doesn't
correspond.
対応していないWindowsのバージョンです。
5
myVolumeFlush
ボリュームフラッシュ
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
33
サポート情報1
ハードウェアーやソフトウェアーの競合などに関しての情報
■ETRON社製 USB3.0ホストコントローラー
USB3.0規格のUSBメモリをお使いの場合、 ”Information ERROR”
が表示される事があります。これはASRock社等のパソコンマザーボー
ド又はUSB3.0拡張USBボードで採用されているETRON社製のUSBコ
ントローラーが原因です。
※この現象はiTunesとiPhoneの同期でも同じ問題が見受けられます。
この問題はファームウェアーのソフト的な不具合が問題でUSB3.0のド
ライバソフトを最新版にする事で解決ができます。マザーボードメー
カーが公開しているドライバが古い場合がありますので直接ETRON社
のWEBページで最新版をダウンロードして適用して下さい。
http://www.etron.com
本USBメモリまたはSSD製品がUSB3.0対応の場合、パソコンのUSB3.0
ホストコントローラーのバージョンによりが表示され利用できない場合
があります。(本USBメモリが2.0規格の場合、USB3.0ポートでご利用で
もこの問題は発生しません。)
動作を確認しているバージョンは EtronUSB3(V1.0.0.118)になります。
これより低いバージョンはエラーが表示される又は動作が不安定にな
ります。
■古いCD/DVDライティングソフトとの競合(XPでの現象)
ドラッグ&ドロップ操作でCD作成ができるライティングソフトで旧タイプ
のフィルタドライバで作られているソフトと併用した場合の障害
XP発売前に作られていた古いソフトをご利用の場合、UsbStart実行時
にエラーが表示される又は動作が不安定になる場合がります。
該当するソフトは発売から10年以上前のセキュリティーソフトや古い
バージョンのCD/DVDのライティングソフトが該当します。これは
WindowsXPで提供されるフィルターマネジャーで管理できない古いの
ソフト(レガシードライバで作られている)が原因になります。
当社では国内で利用されているメジャーなソフトとの相性検査を行って
おり上記の該当ソフトであっても動作できるように調整を行っています。
もし動作ができないパソコンがありましたら当社サポートまでご連絡下
さい。この問題はXPでのみ起こり、同じソフトウェアーの組み合わせで
もVista/7/8では発生しません。
■USBメモリの発熱
USBメモリが発熱している場合は、一時的な利用はできますが、製品
寿命が短くなりますので対応が必要です。
ご利用のパソコン側のUSBポート(USB接続口)やHUB(ハブ)経由でご
利用の場合、USBメモリが発熱する場合があります。
これはパソコン側またはUSB HUBのコントローラー側の問題です。
HUBなどの機器を変更する(発熱する機器を使わない)又はUSBホス
トコントローラードライバを更新する事によって現象が解消される場合
があります。
USBメモリのご利用温度環境は0~70度になります。
■製品寿命
本製品はNAND型 MLC(1セルに2ビット保持)タイプのフラッシュメモリ
部品を使用してるUSBメモリまたはSDD製品です。寿命はフラッシュメ
モリの特性に依存し無限ではありません。
現在主流のTLC(1セルに3ビット保持)よりは耐性はありますが、
データ保持期間・書き込み回数は無限ではありませんので、大切な
データは他にバックアップをお取り下さい。↗
寿命は使用環境(温度・多湿)や書き換え回数に影響されます。
高温・多湿・書き換え回数が多い場合は寿命が短くなりデータ保持期
間にも限りがあります。寿命にちかづくと全体が使えなくなるという事
ではなく、読み書きができない場所がCell単位で徐々に増えてくる為、
ファイルの読み取りエラーの回数が増えてきます。
容量いっぱいに書き込みをしている場合(分散書き込みができない状
態)や中間的に作成されるファイル、キャッシュファイル等、同じファイ
ルに極端に書き込み回数が多い場合は、管理領域の一部の書き込み
不良で全体が読めなくなる場合があります。
(1年以内は保証対象内)
■セキュリティーソフトでファイルが削除される
お使いのウィルスセキュリティーソフトによっては、本USBメモリのシス
テムファイルが削除されたり本システムの動作を抑制される場合があ
ります。
ウィルスセキュリティーには、ウィルスパターンでの検知方法と「ふるま
い検知」と呼ばれるウィルス特有の動作を検知する機能があります。
「ふるまい検知」の精度を高くしている場合、本USBメモリの付属ソフト
がウィルスセキュリティーソフトで誤検知され削除される事があります。
誤検知で附属ソフトのUsbStartなどのソフトが削除される場合、当社側
から対象のウィルスセキュリティーソフトメーカーに誤検知の報告を致
します。もし、ファイルが消えてしまう事がありましたら当サポートまで
ご連絡下さい。当社からの報告が受理されると次回ウィルスセキュリ
ティーの更新処理で反映され誤検知が修正されます。
■セキュリティーソフトでの不具合(avast)
セキュリティーソフトのavastでの障害が報告されています。avastでも
正しくお使いの場合は、ご利用になれますが、トラブルの可能性があ
る為、製品バージョンVer5.0以降avast警告が表示されます。
当社で把握している現象は検査時間が長い(15秒)、ミス操作を誘導し
やすい(検査中にUSBメモリをはずすとファイルが消える)、他社製の
何らかのソフトとの組み合わせでブルーバックスクリーンになりフリー
ズする等の報告があります。2014/04
[avast警告詳細]
avastをセットアップしているパソコンでは本製品利用時に警告メッセー
ジが表示されます。
検証OS:Winodws7/8
検証バージョン::avast!アンチウィルス2014、avastプレミア2014
avastでUSBメモリ内のプログラムを実行する場合、仮想空間
(avastSANDBOXフォルダ)に移動され仮実行し検査が終わると復元さ
れる動きがあります。
現象
・復元前に処理を止めるとファイルが消える又は名前が復元されてい
ない等の現象になる
・UsbStartやUsb安全な取り外し(UsbRemove)を実行するとブルーバッ
クでフリーズする等の報告があります。(当社では確認はできておりま
せん)
※avastの障害は全てのパソコンで発生している訳ではありません。
また、障害報告はそれまで問題がなかったパソコンで急に発生するな
ど当社では正確な原因は把握しておりません。avastの更新プログラ
ムにより解消される可能性がありますが、2011年より類似の現象が見
られ根本的な解決はされていない様です。当社で検証を行っている
avastは2014年版ですが障害は過去バージョンでも報告があります。
Abroad Systems, inc. HyperPLUS
34
サポート情報2
USBメモリが急に認識しなくなった。又は、以下のメッセージが表示される。
USBメモリ認識中にUSBメモリが取り外されるとタイミングによりUSBディバイスが一時停止している事があります。
USBメモリを挿入しも反応しなくなった等の現象の場合は、マイコンピュータ→プロパティー→ディバイスマネジャーの表示を行
いUSB大容量記憶装置の項目を確認して下さい。
【 対応方法 】
黄色のマークが表示されている場合は、USBメモリを抜いた状態でDeleteキーで削
除して下さい。USBメモリを挿入すると再セットアップされます。
USB大容量記憶装置に下矢印アイコンが表示されている場合は、機能が無効に
なっていますので「デバイスを有効にする」をクリックして下さい。
■言語表示の(RC)
通常言語はメッセージの後に(JP)(EN)(CH)(KR)が表示されます。これは、Windowsに言語パッ
クがセットアップされていない場合、文字化けの現象になる為にどの言語が表示されているの
かを判別する為の記号になります。
(RC)表示は何からの原因で言語ファイルが読み込みができない場合に、1つ前の言語表示の
情報を表示している事を表しています。言語表示ファイルはテキストファイルで提供されていま
すが、修正などを行った場合は文字コードの出力に注意して下さい。日本語Windowsの場合で
表示できる文字コードは Shift-JISまたは Unicodeになります。
※製品名の変更、メッセージの変更したい場合は、製品サポートまでお問い合わせください。
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UsbServerと接続できない場合
UsbServerと通信ができない場合の主な原因
<設定が原因の場合>
①IP番号がUsbServerと一致していない
②ポート番号がUsbServer設定と一致していない
③管理パスワードがUsbServer側と一致していない
<セキュリティー機能が原因の場合>
④ファイヤーウォールなどで通信が遮断されている
⑤UsbServerをセットアップしているパソコンでUsbServerの通信が遮
断されている
④⑤はコントロールパネル→Windowsファイヤーウォールの設定をご
確認下さい。他社製のファイヤーウォールソフトや統合セキュリティー
ソフトをご利用
の場合は、UsbStartとUsbServerの通信を許可して下さい。
Pingやnetstatコマンドで確認をして下さい。
現象・原因
説明
UsbServerの承認がNGと表示される場合
IP番号やポート番号の設定は正しく行われていますが、パスワードが一致し
ていません。
UsbSever画面のAuthentication(承認)項目にNGが表示されている場合は
管理パスワードが一致していない場合です。USBメモリに設定している管理
パスワード(初期:admin)とUsbServerのMasterPassword設定が一致している
か確認して下さい。
UsbServerのIP番号と一致していない
IP番号を自動取得している場合は、UsbServerのIP番号が変わってしまう場
合があります。UsbServerをセットアップしたパソコンのIP番号は固定値を設
定して下さい。
ローカルアドレスのIP番号はルーターや社内サーバーのDHCP機能で設定
されています。一定期間(IP番号のリース期間値)が過ぎると新しいIP番号
を再取得しますが、違うIP番号になってしまいます。
同じサブネットマスクではない
利用するパソコンとUsbServerのパソコンのサブネットマスク 値が
(255.255.255.0 等)同じではないと通信ができません。
ルーターやゲートウェイ装置を設置してネットワークを分けている場合は、同
一サブネット内のPCにUsbServerをセットアップして下さい。
UsbServerが動いているパソコンの電源が切れ
ている。
UsbServerは常時動いているサーバー機または最後に電源を切断するPC
にセットアップして下さい。
ファイヤーウォール機能で通信が遮断されてい
る。
パスワード設定、IP番号、ポート番号が正しく設定されている場合で
UsbServerの接続ができない場合は、パソコンのファイヤーウォールで
UsbStartの通信が遮断されています。Windowsファイヤーウォールなどの設
定で通信を許可して下さい。
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製品種類と違いについて
コピーできないUSBメモリシリーズにはコンテンツガードUSBメモリ、ハイパーセキュリティー、ハイパープ
ラスの3つの商品があります。用途によって機能や付属のソフトに違いがあります。
Contents Hyper
Guard Security
機能
ファイルコピー禁止
USB→HDDのコピー禁止
HDD→USBのコピー禁止
印刷禁止
別名保存の禁止
画面キャプチャー対策
閲覧期間の設定
“Document”フォルダの利用
利用開始前のユーザーパスワード画面表示
利用者によるユーザーパスワード変更
管理者によるパスワード変更
管理者パスワード設定
ユーザーパスワードのポリシー設定
ファイル削除の禁止
コピー&ペーストの禁止
コピー禁止状態でのファイル閲覧
コピー禁止状態でのファイル追加
コピー禁止状態でのファイル更新
コピー禁止状態でのファイル削除
管理者によるファイル更新
特定のPCでの禁止設定解除
職場利用ではコピー禁止を解除する
登録されているファイル一覧の管理機能
職場以外での利用禁止
利用ランキング一覧
許可ソフトウェアの登録
許可ソフトウェアを限定しない
レスキュー機能 Ver5~
保存されているファイルを一時的に隠す機能
キャップレス筺体(きょうたい)
金属筺体(アルミ)
管理者アカウント以外での利用
USB3.0対応モデル
マルチランゲージ対応 Ver5~
利用回数の指定 Ver5~
利用開始日からの利用日数指定 Ver5~
承認コードによる解除 Ver5~
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Hyper
PLUS
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補足
書き込み禁止設定で行う
常にコピーができるフォルダ
初期出荷状態の設定が異なります
UsbPW
桁数指定、英数混在など
クリップボードの禁止
新規ファイルの追加
上書き更新
UsbQuickStart_Admin
UsbServer/UsbQuickStart_Admin
UsbServer
UsbServer
UsbSearch
ContentsGuardは必須設定
別名保存禁止を管理パスワードで一時的に解除
USBステレス
UsbQuickStart
日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語
初回利用時から3日間利用など
◎対応している ○代替機能で対応 ×:対応していない
製品バージョンの確認
本USBメモリの製品名やバージョンは、UsbStartを実行し保護領域に
切り替わる画面で確認できます。
「しばらくお待ちください」のメッセージが表示されている右上のウィン
ドウタイトルをご確認下さい。
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発行:2014/4
マニュアルバージョン:V5_1
製品:ハイパープラスUSBメモリ Ver5.0
発行:株式会社アブロードシステムズ
※本マニュアルは予告なく改定される場合があります。
※本マニュアルは製品バージョンVer5.0専用です。
※Ver5.0と旧バージョンでは同じ設定でも仕様が異なる場合があります。
株式会社アブロードシステムズ
http://www.abroad-sys.com
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