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詳細データ - 常磐大学・常磐短期大学

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詳細データ - 常磐大学・常磐短期大学
研 究 業 績 等 に 関 す る 事 項
著書,学術論文等の名称
単著,
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所,発表雑誌等
又は
発表学会等の名称
概 要
(著書(欧文))
1.
(著書(和文))
1. 『芸術学フォーラ
ム』3ー西洋の美術
共著
1990年9月 勁草書店
2. 『芸術の理論と歴
史』
共著
1990年3月 思文閣出版
3. 『ヨーロッパ美術
史』
共著
4. 『イギリスを旅する
35章』
共著
1997年10月 昭和堂
200年3月 明石書店
同書の「アッシージの《聖フラン
チェスコ伝》にみる『何時』と
『誰』」を執筆。論争が絶えないこ
の作品の制作年代と制作者の同定問
題に様式分析の手法を用いて迫る。
pp.61-80
同書の「一枚の絵が物語るもの」を
執筆。作者と制作年が不明の《カス
テルフィオレンティーノのマドン
ナ》について、作品の様式分析と併
せて美術都市フィレンツェの志向か
ら、1280年代後半のジョットとチマ
ブーエの共作であることを示す。
pp.312-321
同書の編集および第4章「内なる神と
の対話」と第5章「神の光を求めて」
を執筆。ロマネスク美術とゴシック
美術における鑑賞者の視線の在り方
を論じる。pp.38-61
文化的なイギリス旅行をしたいとい
う旅行者のためにかかれた同書の第
七章「美術館が物語る英国事情」を
執筆。ロンドンのナショナル・ギャ
ラリーとテート・ギャラリーのコレ
クションの特色と見所を解説。
pp.49-55
(学術論文(欧文))
1.
(学術論文(和文))
1. 「アッシージ聖フラ
ンチェスコ寺下院の
聖ニコラ礼拝堂のフ
レスコ装飾とジョッ
ト」
2. 「ジョットの構図法
−変化とその意味
−」
単著
1988年3月 美学会『美学』
152号
単著
1990年9月 美学会『美学』
166号
聖フランチェスコ寺下院の聖二コラ
礼拝堂のフレスコサイクルに関し
て、制作に参加した画家たちの各分
担、作品の制作年代、制作の上で
ジョットが果たした役割を解明。
pp.61-74
空間表現の別に従って、イタリア絵
画の構図法が「平面的」「線遠近法
的」「レリーフ的」の三タイプに区
分できる点に加え、「レリーフ的」
タイプの創始者ジョットの作品の画
面構成について論じる。pp.45-57
4. 「明治期における洋
画家の課題
−浅井忠の場合−」
単著
1998年8月 基盤研究(A)「近
代国家における文化
的アイデンティティ
としての芸術」の成
果報告書
日本の洋画創設の立役者、浅井忠の
画業を今一度作品に即して見直し、
これまで日本の美術批評が彼を偶像
化することに終始し、彼の作品評価
と当時の美術状況の分析をいかに客
観的におこなってこなかったかを指
摘する。
5. 「都市ローマの表象
−中世からバロック
までの地図と景観
図」
単著
2006年3月 基盤研究(B)「近
代都市景観の成立と
受容に関する比較研
究」の成果報告書
無数の歴史的・文化的イメージを
纏った都市ローマが、中世からバ
ロックまでの時期に、地図や景観図
の中でいかに表象されてきたかを、
各時期の代表例を元に探っていく。
pp.26-35
6. 「月の水」
単著
2007年3月 基盤研究(C)「太
陰暦を利用した地域
環境デザインの実験
的研究」の成果報告
書
古来の伝承や神話とその先行研究を
もとに、若返りの月の霊水「変若
水」が本来「死」と深く結び付いて
いたことを実証する。pp.1-9
単著
1997年8月 京都芸術短期大学紀 シモーネ・マルティーニと彼の協力
者リッポ・メンミの様式変遷、およ
要
びジョット作品からの影響を分析す
『瓜生』19号
ることによって、シモーネの《聖マ
ルティーノ伝》の制作年代を明らか
にする。pp.70-84
2. 「ルネッサンス以前
のイタリアの画家た
ちの『世界と人間の
発見』」
単著
3. 「チマーブエ再考」
単著
2001年4月 京都造形芸術大学紀 13世紀末から14世紀初頭にかけて活
躍したシエナ派とフィレンツェ派の
要(GENESIS)6号
画家たちが達成したルネッサンスの
先駆的業績の意義を、「空間の発
見」「時間の発見」「人間の発見」
という三つの観点から論じる。
pp.114-127
2002年4月 京都造形芸術大学紀 フィレンツェ派の巨匠チマブーエ
要(GENESIS)7号
が、アッシージ、聖フランチェスコ
寺上院でのフレスコ画制作におい
て、壁画とその周囲の建築要素とを
三次元的に結び付けるため、「画
枠」をいかに有効に用いたかを示
し、絵画の三次元性の復興者、
ジョットに先行する彼の先駆的意義
を明らかにする。pp.122-129
4. 「イタリア美術史を
見る眼」
単著
2005年3月 日本イタリア京都会 作品と鑑賞者の間で交わされる視線
館誌『イタリアー
の種類・方向性に基づいた新しいイ
ナ』30
タリア美術史の捉え方を提示。
pp.34-51
5. レオナルド・ダ・
ヴィンチの目ー手稿
から読み解く、巨匠
の「目」の変遷と美
術史的意義ー
単著
2012年3月 常磐大学大学院人間 万象の窮理者レオナルドの原理探究
科学研究科紀要『人 の手法とその変遷を彼の手稿から解
間科学論究』
明。
(紀要論文)
1. 「シモーネ・マル
ティーニとリッポ・
メンミ」
(辞書・翻訳書等)
1. 『イタリアルネッサ
ンスの巨匠たち
5』ドゥッチョ・
ディ・ブオ二ンセー
ニャ
2. 「西田幾太郎の芸術
観」
単訳
3. 「近藤映子の思い
出」
単訳
単訳
1994年8月 東京書籍
チェチリア・ヤンネッリ著“Duccio
di Buoinsegna”の日本語全訳。
1996年5月 Rubbettino Editore 《La Sucuola di Kyoto-ha》に収め
られた吉岡健次郎京都大学名誉教授
の論文“La visione artistica di
Nishida Kitaro”の伊語全訳。
pp.105-150
2001年11月 国際浮世絵学会会報 G.ペテルノッリ著“La memoria di
21号
Eiko Kondo”の日本語訳
(報告書・会報等)
亀岡市から京都造形芸術大学に委託
された景観保護活動の報告書の第三
章「『物語る』ことの必要性」執
筆。同市の紹介パンフレット類に見
られる記述方法の問題点と改善点を
イタリアのものと比較しながら指
摘。
基盤研究(C)の当該科研による2005
年から2008年までの各年の研究活動
実績報告書および活動成果報告書の
作成。
1. 「亀岡自然100選に
関わる景観資源の保
全および利用につい
て」活動報告書
共著
2003年3月 生涯学習財団
ガレリア亀岡
2. 「小中高生の生きる
力を高めるための芸
術系総合学習プログ
ラムの開発」活動実
績報告書と活動成果
報告書
単著
2009年4月 日本学術振興会
3. 「水戸の小学生に向
けた沢渡川流域の環
境教育プログラムの
開発」活動実績報告
書と活動成果報告書
共著
2015年3月 常磐大学人間科学部 本学の共同課題研究である当該研究
による2011年から2014年までの各年
の研究活動実績報告書および活動成
果報告書の作成
(国際学会発表)
1.
(国内学会発表)
1. 「アッシージ聖フラ
ンチェスコ寺下院の
聖ニコラ礼拝堂のフ
レスコ装飾とジョッ
ト」
単独
1987年12月 美学会西部会
聖フランチェスコ寺下院の聖二コラ
礼拝堂のフレスコサイクルに関し
て、制作に参加した画家たちの各分
担、作品の制作年代、制作の上で
ジョットが果たした役割を解明。
2. 「ジョットの構図法
変化とその意味」
単独
1990年9月 美学会西部会
空間表現の別に従って、イタリア絵
画の構図法が「平面的」「線遠近法
的」「レリーフ的」の3タイプに区
分できる点に加え、「レリーフ的」
タイプの創始者ジョットの作品のレ
リーフ性について論じる。
4. 「ジョットとシモー
ネ・マルティーニ」
単独
1994年7月 美学会西部会
シエナ派絵画の巨匠シモーネ・マル
ティーニと彼の協力者リッポ・メン
ミの作品の様式変遷、および彼らに
対するジョット作品からの影響を具
に辿ることにより、シモーネの《聖
マルティーノ伝》の制作年代を明ら
かにする。
5. 「ジョットの絵画と
建築」
単独
2001年2月 西洋建築史学会
ジョットが壁画とその周囲の建築を
いかに統合して、それまで見られな
かった新しい三次元空間を生み出し
ていったのかを、彼の代表的な作品
に即して論じる。
6. 「チマーブエ再考」
単独
2002年10月 美学会全国大会
フィレンツェ派の創始者とも言うべ
きチマブーエのアッシージ、聖フラ
ンチェスコ寺上院での活動を取り上
げ、壁画とその周囲の建築を有機的
に結び付けるため、彼が画枠をいか
に有効に用いたかを論じる。
(演奏会・展覧会等)
1.
(招待講演・基調講演)
1. 「北イタリアの巨匠
マンテーニャ」
単独
1995年8月 日本イタリア京都会 北イタリアのルネッサンス期の巨匠
マンテーニャの画業を時代順に取り
館
上げ、彼がマントヴァ、パドヴァ、
ヴェネチアといった北イタリア諸都
市の絵画に与えた影響を通観する。
(受賞(学術賞等))
1.
研 究 活 動 項 目
助成を受けた研究等の名称
(科学研究費採択)
1. 「近代国家における
文化的アイデンディ
ティとしての芸術」
代表,
分担等
の別
種 類
採択年度
交付・
受入元
交付・
受入額
概 要
分担
基盤研究
(A)
1995年 日本学術
振興会・
京都造形
芸術大学
9,100,00 当該研究において、明治期の日
0円 本を代表する洋画家、浅井忠に
関する批評史の研究を担当。
2. 「近代都市景観の成
立と受容に関する比
較研究」
分担
基盤研究
(B)
2002年 日本学術
振興会・
京都造形
芸術大学
490,0000 当該研究において、イタリアの
円 地図と景観図におけるローマの
都市表象史研究を担当。
3. 「太陰暦を利用した
地域環境デザインの
実験的研究」
分担
基盤研究
(C)
2004年 日本学術
振興会・
京都造形
芸術大学
3,700,00 当該研究において、月に関わる
0円 民話・伝承の民俗学的研究を担
当。
4. 「小中高生の生きる
力を高めるための芸
術系総合学習プログ
ラムの開発」
代表
基盤研究
(C)
2008年 日本学術
振興会・
京都造形
芸術大
学・常磐
大学
3,500,00 当該研究において研究代表を務
0円 めると共に、石窯を利用し、過
疎化したコミュニティーを再生
する総合学習プログラムの開発
を担当。
(競争的研究助成費獲得(科研費除く))
1.
(共同研究・受託研究受入れ)
1.
(奨学・指定寄付金受入れ)
1.
(学内課題研究(共同研究))
1. 「水戸の小学生に向
けた沢渡川流域の環
境教育プログラムの
開発」
代表
2011年
−
−
−
−
(学内課題研究(各個研究))
2,854,00 当該研究において研究代表を務
0円 めると共に、沢渡川流域の竹の
整備、ホタル再生を利用した環
境教育プログラムの開発を担
当。
1.
−
(知的財産(特許・実用新案等))
1.
−
−
−
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