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アーストンの施工 - LIXIL ビジネス情報
タイル張りの設計と施工 6 アーストンの施工 6 アーストンの施工 施工方法の選定 アーストンは特性の異なる多彩な石種、 さまざまな形状の材料です。 そのため施工場所、 条件によって施工方法が限定される場合がありますのでご ビジネスユーザー向け情報サイト 「い 注意ください。主な適用工法は以下のとおりです。 なお、 詳しくはアーストン設計・施工マニュアルをご覧ください。 いナビ」http://iinavi.inax.lixil.co.jpでご覧いただけます。 適用部位 施工場所 壁 外壁 内壁 下地構成 コンクリート躯体 アーストン (石材) 施工方法 エレガントグラニット、 チャイナグラニット ①金具併用部分弾性接着剤張り (FA-S工法) 乱形、 矩形、 スレート、 日本の銘石 改良積上げ張り(1.2m未満) はるかべくん エスグラン、エクセンシア、エクセンシア アルターノ ②はるかべ工法 ボード下地 はるかべくん エスグラン、エクセンシア、エクセンシア アルターノ ②はるかべ工法 コンクリート躯体 乱形、 矩形、 スレート、 日本の銘石 エレガントグラニット、 チャイナグラニット、 エレガントマーブル はるかべくん エスグラン、 エクセンシア、 エクセンシア アルターノ、 ストーンモザイコ ボード下地 床 外床 内床 コンクリート躯体 コンクリート躯体 乱形で厚さが比較的均一で薄いもの (該当するアーストンはESR-N/1Bになります) 対象となる施工方法 全工法共通 ⑦全面接着剤張り ③点付け施工 (3m未満) エレガントグラニット、 チャイナグラニット、 エレガントマーブル ③点付け施工 (3m未満) ④金具併用点付け施工 ⑤部分弾性接着剤張り (3m未満) ⑥金具併用部分弾性接着剤張り はるかべくん エスグラン、 エクセンシア、 エクセンシア アルターノ、 ストーンモザイコ ⑦全面接着剤張り 乱形、 矩形、 スレート、 日本の銘石 ⑧セメントペースト張り エレガントグラニット、 チャイナグラニット ⑧セメントペースト張り ⑨改良圧着張り ⑩圧着張り 乱形、 矩形、 スレート、 日本の銘石 エレガントグラニット、 チャイナグラニット、 エレガントマーブル 合板下地 改良積上げ張り (1.2m未満) ③点付け施工 (3m未満) ③点付け施工 (3m未満) ④金具併用点付け施工 ⑤部分弾性接着剤張り (3m未満) ⑥金具併用部分弾性接着剤張り ⑧セメントペースト張り ⑧セメントペースト張り ⑦全面接着剤張り ⑨改良圧着張り ⑩圧着張り アーストンステップⅢ ⑧セメントペースト張り ⑦全面接着剤張り ⑩圧着張り ストーンモザイコ、上がり框 ⑦全面接着剤張り エレガントグラニット、 チャイナグラニット、 エレガントマーブル、 ストーンモザイコ、 アーストンステップⅢ、上がり框 ⑦全面接着剤張り 注意事項 ●仮並べを行い、面として見てからの施工をお願いします。●施工前、施工後の酸洗いは絶対にしないでください。●目地材は乾燥前に丁寧に拭き取ってください。 ●天然石のため、施工終了後および目地詰め時の養生の際に粘着力の強いテープを使用すると石材の表面が傷む場合があります。必ず紙製の養生テープを使用 してください。●突きつけ目地はしないでください。剥離やカケの原因になります。目地幅はエレガントマーブル・エレガントグラニット・チャイナグラニット3mm以上、 日本の 銘石が5mm以上、矩形・乱形・スレートが6mm以上、 はるかべくんエスグランは10mm以上を目安としてください。 タイル張りの設計と施工 ①金具併用部分弾性 (FA ‐ S工法) ●接着剤はEGR ‐ Bを使用してください。 なお、 EGR ‐ Bをご使用の際は必ず石材裏面にプライマー (MP ‐ 2000 セメダイン製) を塗布して施工してください。●金具併用 接着剤張り ⑥金具併用部分 部分弾性接着剤張り (FA ‐ S工法) の目地材はシーリング目地とし、 使用するシーリング材の取り扱い説明書に従ってください。目地幅は5mm以上としてください。 弾性接着剤張り タイル張りの設計と施工 ②はるかべ工法 ●層状に剥離した界面や亀裂が存在しないか、施工前にご確認ください。層状に剥離した界面や亀裂が存在する場合は施工前に強制的に剥がしてください。 ③点付け施工 ●接着剤 (ESK ‐ E ‐ 81) の混練不良がある場合は使用条件によってシミが発生する場合があります。十分に混練してください。接着剤によるシミの防止を図るために、 裏面及びコバ面にシーラー処理をしてください。●目地詰めの際は事前に紙製の幅広テープなどでアーストンを養生してからの施工をおすすめします。目地跡が残る場 合があります。 また目地材が乾燥する前に丁寧に拭き取ってください。●水がかりのある個所に施工する場合は、 目地材をシーリング目地とし、使用するシーリング材の 取り扱い説明書に従ってください。目地幅は3mm以上としてください。 ④金具併用点付け施工 ●目地詰めの際は事前に紙製の幅広テープなどでアーストンを養生してからの施工をおすすめします。目地跡が残る場合があります。 また目地材が乾燥する前に丁寧 に拭き取ってください。●水がかりのある個所に施工する場合は、 目地材をシーリング目地とし、使用するシーリング材の取り扱い説明書に従ってください。目地幅は3 mm以上としてください。 ⑤部分弾性接着剤張り ●接着剤はEGR ‐ Bを使用してください。 なお、 EGR ‐ Bをご使用の際は必ず石材裏面にプライマー (MP ‐ 2000セメダイン製) を塗布して施工してください。 ⑦全面接着剤張り ●接着剤 (ESK ‐ E ‐ 81) の混練不良がある場合は使用条件によってシミが発生する場合があります。十分に混練してください。接着剤によるシミの防止を図るために、 裏面及びコバ面にシーラー処理をしてください。●目地詰めの際は事前に紙製の幅広テープなどでアーストンを養生してからの施工をおすすめします。目地跡が残る場 合があります。 また目地材が乾燥する前に丁寧に拭き取ってください。●目地材にスーパークリーン インテリアフロアをご使用される場合は施工後のシミ出し防止のた め、 あらかじめ石材コバ面にアーストンシーラー (ESK ‐ S INA/T) を塗布してください (アーストン リビングセレクションを除く) 。 ⑧セメントペースト張り ⑨改良圧着張り ●花崗岩を除く白系の石材や吸水の高い石材 (十和田石、 ビアンコカララ、 ダイヤモンドホワイト) を湿式施工にて施工 (張り付け材がモルタルの場合) する場合は白 セメントを使用してください。詳細については各商品ページをご確認ください。●目地詰めの際は事前に紙製の幅広テープなどでアーストンを養生してからの施工をおす すめします。目地跡が残る場合があります。 また目地材が乾燥する前に丁寧に拭き取ってください。●目地材にスーパークリーン インテリアフロアをご使用される場合は 施工後のシミ出し防止のため、 あらかじめ石材コバ面にアーストンシーラー (ESK ‐ S INA/T) を塗布してください (アーストン リビングセレクションを除く) 。 ⑩圧着張り ●目地詰めの際は事前に紙製の幅広テープなどでアーストンを養生してからの施工をおすすめします。目地跡が残る場合があります。 また目地材が乾燥する前に丁寧 に拭き取ってください。 390