Comments
Description
Transcript
1 - Subcon Thailand
0 本日の内容 1. 三菱自動車紹介 2. 日本自動車産業を取巻く環境変化とグローバル展開 3. 海外工場の役割と取組 4. タイにおける協力会社との取引状況、課題 5. 変化する事業環境への対応 11 三菱自動車タイランド 本社 88 Moo 11 Phaholyothin Road, Klong Nueng, Klong Luang, Pathumtani 12120 , Tel 0-2529-9000 ラムチャバン工場:車体工場 199 Moo 3 Leam Chabang Industrial Estate, Tungsukhla, Sriracha,Chonburi 20230 , Telephone 0-3849-8000 MEC:エンジン、部品工場 MMTh Engine Co., Ltd. (MEC) Leam Chabang Industrial Estate, Telephone 0-3849-8500 http://www.mitsubishi-motors.co.th 2 三菱自動車タイランド 生産車種 MMTh Products Pick Up / SUV PAJERO SPORT TRITON Passenger LANCER EX MIRAGE ATTRAGE 世界の総生産台数に占める日本メーカーの生産台数 (‘13年度) 五菱 長安 東風 長城 奇瑞 その他 (万台) 158 90 61 55 50 450 計 863 現代 起亜 大宇 双龍 サムソン (万台) 482 317 22 19 8 計 General Motors Ford Chrysler その他 849 (万台) 691 614 254 3 計 1,563 その他, 2% 中国メーカー 10% 韓国メーカー 10% 13年度生産台数 8,389 (万台) 日系メーカー 31% 米国メーカー 19% 欧州メーカー 28% 日本 ; 世界一の競争力 トヨタ 日産 ホンダ スズキ マツダ 三菱 ダイハツ スバル いすゞ 計 Volkswagen Renault Fiat Mercedes Peugeot BMW Audi Citroen その他 出展: IHSオートモーティブ 計 (万台) 910 484 435 274 129 127 89 86 32 2,565 (万台) 655 214 191 181 177 175 166 129 477 2,364 4 人口上位20ヶ国の推移 ~人口減少は日本の構造的問題~ (単位:100万人) 1950年 順位 国 人口 順位 国 2050年 2030年 2014年 人口 順位 国 人口 順位 国 人口 1 中国 551 1 中国 1,394 1 インド 1,476 1 インド 1,620 2 インド 372 2 インド 1,267 2 中国 1,453 2 中国 1,385 3 アメリカ合衆国 158 3 アメリカ合衆国 323 3 アメリカ合衆国 363 3 ナイジェリア 440 4 ロシア 103 4 インドネシア 253 4 インドネシア 293 4 アメリカ合衆国 401 5 日本 84 5 ブラジル 202 5 ナイジェリア 273 5 インドネシア 321 6 インドネシア 75 6 パキスタン 185 6 パキスタン 232 6 パキスタン 271 7 ドイツ 68 7 ナイジェリア 179 7 ブラジル 223 7 ブラジル 231 8 ブラジル 54 8 バングラデシュ 159 8 バングラデシュ 185 8 バングラデシュ 202 9 イギリス 51 9 ロシア 142 9 メキシコ 144 9 エチオピア 188 10 イタリア 46 10 日本 127 10 エチオピア 138 10 フィリピン 157 11 フランス 42 11 メキシコ 124 11 ロシア 134 11 メキシコ 156 12 バングラデシュ 38 12 フィリピン 100 12 フィリピン 128 12 コンゴ民主共和国 155 13 ナイジェリア 38 13 エチオピア 97 13 日本 117 13 タンザニア 129 14 パキスタン 38 14 ベトナム 93 14 コンゴ民主共和国 104 14 エジプト 122 15 ウクライナ 37 15 エジプト 83 15 エジプト 103 15 ロシア 121 16 ベトナム 28 16 ドイツ 83 16 ベトナム 102 16 ウガンダ 104 17 スペイン 28 17 イラン 78 17 イラン 91 17 ベトナム 104 18 メキシコ 28 18 トルコ 76 18 トルコ 87 18 イラン 101 19 ポーランド 25 19 コンゴ民主共和国 69 19 ドイツ 80 19 ケニア 97 20 エジプト 22 20 タイ 67 20 タンザニア 79 20 日本 97 出典:総務省統計局 5 地域別自動車市場(販売)の推移と予測 - 2001 - - 2010 - - 2015 - - 2020 - 21% 50% 54% 58% 2020 北アジア 2010 中東阿 南米 ロシア ASEAN オセアニア 西欧 北米 日本 出展: IHSオートモーティブ 6 国内自動車メーカーの海外生産工場数 各地域での四輪車現地工場数 欧州 チェコ フランス ハンガリー ポルトガル ロシア スペイン トルコ イギリス アジア 1 1 1 2 5 1 4 3 バングラディシュ 中国 インド インドネシア マレーシア ミャンマー パキスタン フィリピン 台湾 タイ ベトナム 中近東 サウジアラビア 1 2 23 11 11 10 1 5 8 9 14 7 北米 カナダ アメリカ 4 14 アフリカ エジプト ケニア モーリシャス モロッコ 南アフリカ チュニジア ジンバブエ 5 4 1 1 6 1 1 大洋州 中南米 オーストラリア 1 アルゼンチン ブラジル コロンビア エクアドル メキシコ ベネズエラ 日系四輪自動車/部品メーカーの現地生産工場数 地域 アジア 中南米 中近東 大洋州 アフリカ 北米 欧州 合計 工場数 101 20 1 1 19 18 18 178 1 6 2 3 6 2 出典:日本自動車工業会「日本の自動車工業2014」 7 自動車産業をとりまく構造変化 新興国 小型車,廉価車.. 環境・エネルギー 次世代車 EV, PHEV, HEV… 8 新興国対応 - 生産 ロシア 中国 日本 米国 タイ フィリピン (新工場稼働) インドネシア (建設中) 9 三菱自動車タイランドの役割 最大生産拠点 + 10 三菱自動車タイ工場の品質改善、体制・競争力強化 ~ MMC世界最大拠点、アセアンモデル工場 ~ ①所内品質・・新型トライトン、ミラージュ生産ラインに5つの品質改善施策を導入 ②人材育成 ②取引先品質 ・・・・・道場活性化、塾の創設、 ・・・・取引先改善グループ(SIP)発足(12年8月)、日本人専門家強化 ③不具合原因究明 ・・・・車両品質技術部(開発)発足(13年2月) ④市場品質管理 ・・・・品質統括部門発足(14年1月) 11 三菱自動車タイ工場の品質改善、体制・競争力強化 ~ MMC世界最大拠点、アセアンモデル工場 ~ ①内製化拡大・・・・・ 板金プレス内製拡大 (14年4月) ブランキングライン新設 (14年6月) 樹脂バンパー工場新設 (15年1月) ②開発体制強化・・・・マイナーチェンジの現地化、 テストコース建設 ③KD生産体制強化・・ KD工場能力増強、人員強化 12 高品質ものづくり 1. ものづくりに王道はない 2. 日本でやっている‘ものづくり’をタイでも実現 3. 発生してからの対策は遅い、発生未然防止が必要 ・新車種準備段階でのFMEA分析 ⇒ 予防措置、対策 ・再発防止・歯止め → 真因追及、対策 ・水平展開 → 類似不具合発生対策 ・自社オーディットチーム → 自力での継続的な維持、改善 13 コスト (タイバーツ為替レート) THB has become stronger against JPY 為替レートは対円でバーツ高環境 Exchange Rate Fluctuation of the last 3 years PHP +55% VS JPY THB +50% VS JPY) PACIFIC Exchange Rate Service 1-15 7-14 1-14 7-13 9000 1-13 1-15 7-14 1-14 7-13 1-13 7-12 1-12 27 9500 PHP/USD 7-12 THB/USD 1-12 29 IDR/USD 10000 1-15 31 10500 7-14 33 11000 1-14 Strong 35 11500 7-13 37 IDR/100JPY 12500 12000 1-13 39 PHP/100JPY 57 55 53 51 49 47 45 43 41 39 37 35 7-12 Weak THB/100JPY 41 1-12 THB IDR +5% VS JPY まとめ ① 円高、市場縮小、他により日本のものづくり変化 ② 地産・地消による海外生産拡大 ③ タイでの生産も環境変化により競争が激化 ④ タイへ日本のノウハウをさらに投入しQCDの改善が必須 15 16