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いたみしこんちゅうかん Press release 05.7.1 伊丹市昆虫館 特別展 いたこん☆カーニバル 2005 ∼水生昆虫も仲間入り∼ 開催期間:平成 17 年 7 月 13 日(水)∼8月 31 日(水) (毎週火曜は休館日・8 月 16 日は開館します) 伊丹市昆虫館 昨年のカーニバルの様子(いたこん☆屋台村) ○概要(詳細は企画書をご覧下さい) 昆虫館全部を舞台にした展示やイベント満載の昆虫の夏祭りです。お祭り会場をイメージ した「いたこん☆屋台村」では水辺の昆虫(ミズカマキリやゲンゴロウの仲間など)が観 察でき、またナナフシやクワガタムシなど身近な昆虫と触れあったり、着ぐるみやお面で 昆虫に変身できるなど楽しい屋台がたち並びます。その他館内各所で様々な展示、日時限 定の工作イベントなども開催します。入館料のみでご覧頂けます。 ○主な展示物 いたこん☆屋台村 :昆虫がネタの 6 つの屋台と 3 つのコーナー展示 カブクワ生体展示 :日本・世界のカブトムシやクワガタムシの展示 自然団体活動紹介 :近隣の自然団体の魅力いっぱいの活動を紹介 水辺を脅かす外来生物 :人と自然の博物館の協力展示 映像上映 :週替わりで昆虫の映画や紙芝居を上映 ○問い合わせ先 伊丹市昆虫館 兵庫県伊丹市昆陽池 3-1 電話:072-785-3582 FAX:072-785-2306 担当学芸員:野本康太 1 特別展 『いたこん☆カーニバル 2005∼水生昆虫も仲間入り∼』企画書 2005年6月 伊丹市昆虫館学芸員 野本康太 伊丹市昆虫館では、平成 17 年 7 月 13 日(水) 8 月 31 日(水)の期間中、特別展『い たこん☆カーニバル 2005 水生昆虫も仲間入り 』を開催します。いたこん☆カーニバル は虫と人間の夏祭りを基本コンセプトに昨年初めて開催されました。昆虫の屋台コーナーや 昆虫クイズ、昆虫映画の上映など、理屈抜きでとにかく「楽しさ」にこだわった展示を展開 し好評をいただきました。今年は新たに水辺に生活する水生昆虫たちの展示も加え、生きた ほんものの昆虫を中心に、虫とのふれあい・スタッフとの交流・きぐるみやスタンプ、工作 イベントなどを通して昆虫や自然に興味を持ってもらい、夏休みの楽しい思い出作りができ る特別展にしていきたいと思います。 ■基本データ ・メインタイトル:いたこん☆カーニバル 2005 ※「いたこん」は伊丹市昆虫館(いたみしこんちゅうかん)の愛称です。 ・サブタイトル:水生昆虫も仲間入り ・開催期間:平成 17 年 7 月 13 日 8 月 31 日(毎週火曜は休館日・8 月 16 日は開館します) ・会場:メイン会場は第二展示室(2F)の『いたこん☆屋台村』ですが、サテライト会場とし て、特別展示室(1F)、映像ホール(1F)、学習室(2F)、展望台(4F)などでも展示や 関連イベントをおこなうことにより、全館をカーニバルの舞台として活用します。 ■『いたこん☆屋台村』 (2階第二展示室) ・『カーニバル』の中心で、昆虫をテーマにした 6 つの屋台と3つの展示コーナーを設置予定。 屋台①『水生昆虫☆大集合』 ・・・水辺にくらす水生昆虫たちが大集合! 屋台②『水生昆虫☆トリビア』 ・・・水生昆虫たちのいろんな秘密を紹介するよ! 屋台③『トビケラの巣作り』 ・・・水中のアーティスト・トビケラの巣を見てみよう! 屋台④『むしムシ☆いろいろ』 ・・・昆虫ネタなら何でも OK!いろんな内容の屋台 屋台⑤『むしムシ☆かんさつ』 ・・・生きた昆虫に触ったり観察できる屋台 屋台⑥『むしムシ☆お面大集合!』 ・・・昆虫のお面がたくさんあるよ! コーナー①『川原の石をめくってみよう!』 ・・・水生昆虫採集を疑似体験できちゃう! コーナー②『水生昆虫となかまたち』 ・・・アメンボやゲンゴロウ、エビや魚等水辺の生き物を展示 コーナー③『むしムシ☆へんしん』 ・・・着ぐるみで、タガメやチョウ、オオゴキブリに変身! ※水生昆虫関連の屋台についてはひとはくキャラバンの協力展示 2 ▲『いたこん☆屋台村』イメージ(昨年資料) ▲屋台イメージ(昨年資料) ■全館で『カーニバル』らしい楽しい展示やイベントを数多く企画しています。 ※日時限定、予約制のイベントも含まれます。 ・来館者全員に、 『カーニバル☆イベントガイド』の配布(1F エントランスホール) ・昆虫の映画や紙芝居の上映(1F 映像ホール) 3 ・昆虫クイズ『クイズ虫オネア』イベントの実施(1F 映像ホール) ・むしさんこんにちはの実施(1F 映像ホール) ・『昆虫マイクで聞いてみよう!』ライブ上映(1F 特別展示室) ・『きんき昆虫館スタンプラリー』コーナーの設置(1F 受付前) ・ひとはくキャラバン『水辺を脅かす外来生物』の設置(1F 特別展示室) ・日本の世界のカブトムシ・クワガタムシコーナー(1F 生態展示室) ・シロクマ体験(チョウ温室に氷柱が出現) (チョウ温室) ・虫のうんこで布を染めてみよう『フン染め体験』イベント(4F 展望台) ・カイコの繭から絹糸をとってみよう『糸繰り体験』イベント(4F 展望台) ・封入標本を作ってみよう!イベント(4F 展望台)(ひとはくキャラバン) ・水生昆虫紙芝居ぶくぶくあわわ(1F 映像ホール)(ひとはくキャラバン) ほかにも、楽しさいっぱいの展示・イベントを企画しています。 ■近隣地域の自然団体・博物館との連携 2F ホールに、近隣地域で活躍している自然団体さんたちの魅力いっぱいの活動紹介コー ナーを設置します。興味のある団体さんが見つかったら、自然観察会などのイベントに是非 参加してみてください。また、1F 特別展示室に兵庫県立人と自然の博物館の協力展示「水辺 を脅かす外来生物」、1F 受付前に『きんき昆虫館スタンプラリー』(橿原市昆虫館・箕面公園 昆虫館・伊丹市昆虫館)コーナー、2F いたこん屋台村の一角に財団法人国際花と緑の博覧会 記念協会の協力展示「超高解像度人間大昆虫写真展」を設置します。 (展示予定自然団体・2F ホール) ・『あーす・いたみ』 ・『池田・人と自然の会』 ・『生駒の自然を愛する会』 ・『川西自然教室』 ・『川がきクラブ』 ・『自然と文化の森協会』 ・『トンボ池に親しむ会』 ・『南大阪昆虫同好会』 ■『いたこん☆カーニバル 2005』バックストーリー 『いたこん☆カーニバル 2005 リーがあります。昨年 水生昆虫もなかまいり 虫とわれらの夏祭り 』には、以下のようなバックストー をサブテーマに行われたカーニバルになぜ水生 昆虫がなかまいりしたのか、そのいきさつがおわかり頂けるかと思います。ポスターのデザイ 4 ンは、このストーリーをモチーフにしています。 (ストーリー) 虫と人間がなかよく暮らす「いたこん村」 。なぜか今年は雨がふらず、のどがカラカラで、年 に一度の夏祭り「いたこん☆カーニバル」も大ピンチ!「なんとか水をゲットしなくちゃ」と、 カーニバル命のテントウムシおばさん、みんなが止めるのも聞かず村を飛び出しました。何日 も山の中をさがし続け、とうとう、きれいな水でいっぱいのステキな泉をみつけたのです!「や ったわ」と喜ぶおばさんに、突然「なにしとんじゃ 」という怒鳴り声。ここは水にすむ昆虫 たちの水生昆虫村、声の主は村長のタガメ長老だったのです。 「水をわけてください」と、おば さんは必死にお願いしました。すると長老は「ええでぇ。ほんならカーニバルに、わしら水生 昆虫も混ぜてくれへんかの 」と、意外にノリノリでびっくり!「もちろんです。いっしょに 盛り上げましょう!」嬉しさのあまり、おばさんは得意のサンバを踊って答えました。こうし て「いたこん☆カーニバル」に、祭り太鼓のタイコウチ隊や「シマゲン」こと旅役者の嶋源五 郎一座、腕っぷし自慢のカワゲラさんにアメンボ印の水飴屋台など、楽しくて芸達者な水生昆 虫たちがたくさん仲間入りしました。そして、いちだんと楽しくにぎやかなカーニバルになっ たのです!(伊丹市昆虫館主任学芸員 奥山清市作) 5