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新作モデル、枚挙にいとまなし! ルミックスGX7
N O W ! 【vol.42】 22 ぶらり散歩の途中で一枚って時に は 「やはりカメラってつくづく携 帯性が大事だよなー」 と感じます。 しかし、 ただカメラを携えてるだ けではその一瞬を写し止めるには 不確実。 カメラの素早いレスポン スと技が一体となって一瞬を止め ることができるのですね。 あと内 蔵ストロボの1/320高速シンクロ。 よってGX7推し。 24 ㎜㎜ 99 24 35 ㎜㎜ 。焦点距 PH./MEGA O.I.S. 離は ミリ判換算で ミリから ミ リ。金属マウント採用で手ブレ補正 機構を内蔵した標準ズームとしては 70 9 40 87 35 ㎜㎜ 0 2 35 64 ⅡⅡ ヌケの良さ、 画質の高さ、 AFのキレ。 すべてにおいて標準的な望 遠ズームとは一線を画す性能のX VARIO 35-100㎜/F2.8。 い わゆる70-200㎜ F2.8ズームはある種の取材現場では撮影の中 核となるレンズなのであります。 ただし、 重くて高価。 それが比 較的リーズナブルで携帯性に優れたサイズで使えるこのワクワ ク感はルミックス冥利。 写真にはジオラマ風エフェクト使用。 70 M 寄れない不便さ、 引けない間合い、 いまの自分の立ち位置こ そすべてという単焦点レンズの融通の利かなさがぼくは好 きです。 その代わりいかなる絞り値でも最高の画質で写真 が撮れるという安心感も大好きです。 きりっとした描写だ けではなく、 情感も加えたかったのでクリエイティブコン トロールから 「ハイダイナミック」 フィルターをチョイス。 I C A LUMIX G X VARIO 35-100㎜/F2.8 / POWER O.I.S. G は ですぐにわかります。なぜかよくわ ゃうかもしれません。 からないんですが、私の場合はセン このように趣味な一面をもつＧＸ 7でありますが、どうしてどうして ター寄りにファインダーがついてい シャッター機構に1／8000秒の るカメラよりも、このＧＸ7でスナ メカニカルシャッターを搭載し、こ ップするほうが断然素早くシャッタ れにより内蔵ストロボのシンクロ速 ーを押しているのであります。おの 度も1／320まで跳ね上がりまし れのこの低い鼻でも、いつものカメ た。けっこう本気カメラですこ 、の ラではモニター画面に当たって邪魔 をしてるのかもしれません⋮⋮。あ スペックはもはやフラッ と鼻のアブラでモニターがテカテカ グシップモデル といっても にならないのが地味にうれしいです。 過言ではありませんぞ。この丁度良 実写性能のほうも先代機種よりもだ い高性能さにクリエイティブコント んぜん厚みが増しております。新開 ロールから選べる 種類のフィルタ 発の メガＬｉｖｅ ＭＯＳセンサ ー、安定のオートモード﹁おまかせ ーに画像処理ヴィーナスエンジンの ﹂ 、 i そこへ撮影者の意図を含ませる 組み合わせで感度レベルを1割向上 ことが可能な﹁ｉＡ＋﹂ 。ヒトの顔と してより高感度にも強く最高感度は 認識するだけじゃなくて登録すれば ＩＳＯ25600を実現。さらに磨 個人まで認識する﹁個人認識機能﹂ きのかかったインテリジェントＤレ に未来を感じ、 ﹁でも親子や兄弟姉妹 のであります。おそらくユーザーの ンジコントロールはより幅広いダイ だと、もしかしたら間違えちゃうか リクエストに細やかに対応すべくラ い、それではルミックスＧＸシ ナミックレンジを表現します。ほか も﹂的な機能説明のことわりがなん インナップを拡充してゆくうちにこ ルミックスで初め だかほほえましいけど、ソリッドな リーズ現モデルと前モデルの にも、 のように多様化してしまったのだと 違いをすぐさま述べてください、さ デザインのＧＸ7に組み合わされる 思います。おかげでプロ並みのムー てのボディ内手ブレ補 あ述べよ、さあ⋮⋮って言われても レンズもソリッドでエッジイなレン ビーが撮りたい。タフなカメラが欲 正機能を搭載 しており、オー 正直答えにつまります。なぜならル しいの。気の置けない一眼レフ求む。 ルドレンズをマウントアダプターで 使用するのにも適したボディとなり ミックスはラインナップがとても多 使いやすくてとっつきやすいのは？ ました。これに合わせて緻密なマニ いから。ええと、このカメラの先代 一番軽くてちっちゃいやつ⋮⋮お客 ュアルフォーカス調整を可能にする 機種ってそもそもどれだっけ？ 様のご要望ぜーんぶにお応えできま そ ピーキング機能とクラシカルなデザ ういえば﹁ＧＸ6﹂なんていう名前 すルミックス。 インがオールドレンズにぴったりで のカメラあったっけ？ ねぇな。す しかしながら一眼レフらしいファ すので、ソノ気のある方はくれぐれ ると⋮⋮おお、 なんてこったＧＸ1か インダービューに扱いやすいサイズ もご用心ください。レンズが増えち らいきなり飛ぶのか？ に重さ、最新鋭のデジカメのもつ上 埋もれた5 世代分の試作機たちの無念や如何に、 質画質に高性能高機能でお手ごろ価 くわばらくわばら。と、いらぬ邪推に 格なカメラを求めるのであれば、こ 余計な怯えを織り交ぜてルミックス のＧＸ7が最右翼でありましょう。 のモデルリリースの思い切りの良さ 外観上の最大の特徴はクラシカルな に畏敬の念を覚えるのでございます。 デザインを崩さないように配置され ルミックスシリーズには現在4Ｋ た高精細の約276万ドットのライ 動画対応の最高峰モデルＧＨ4、そ ブビューファインダー。このファイ の前身であるタフネスミラーレスＧ ンダーは上下 度のチルト可動式に Ｈ3、ややこなれた感じがお買い得 なっているので撮影アングルの自由 のＧ6、大型コンパクト的なデザイ 度が非常に高く、またボディの一番 ンがすっきりのミラーレスＧＦ6、 左端に設置されているので直感的に これに対をなすコンパクトを超えた ファインダーの場所がわかります、 コンパクトミラーレスＧＭ。そして いや感じるのです。これはカメラを 小型軽量スマートデザインのこのＧ 首から下げた状態から覗いて構える Ｘ7と実に6モデルがリリース中な までの時間が恐ろしく素早くなるの 16 LUMIX G VARIO 12-32㎜/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. ズでなくては世間とマニアはゆるす 驚異の質量約 ｇ 。二段沈胴式構造 ま じ。で、 LUMIX G / で収納時には全長 ㎜！ よくもこ F1.7 ASPH.がめでたくキ こまで縮めて押し込んだもんだと感 ットレンズに選ばれました。この 激を覚えるサイズです。肝心の描写 ミリ換算 ミリに相当する単焦点レ 性能もまったく隙がございません。 ンズは金属マウントを採用しつつも そしてパナソニックのルミックス 質量約 ｇ と極めて軽量、画質は優 を選んだヒトビトへの大いなる福音 良、 写界は明瞭と良いことずくし。ヨ がこちらの LUMIX G X VA ソも見習って優秀な単焦点レンズを RIO 35-100 /F2.8 /PO 。 ミリ判換算で キットにすればコンパクトカメラで WER O.I.S. 2-00㎜Ｆ2・8相当の交換レン は太刀打ちできない一眼画質で﹁ど ズとして世界最小最軽量の全長 ・ うだまいったか！﹂と思わせること ㎜、質量約360ｇ の高性能ズー ができるのになあ⋮⋮と﹁レンズ交 ムレンズを使えるこの喜び。まあマ 換カメラ﹂のアドバンテージを堪能 イクロフォーサーズマウントであれ できる組み合わせでござります。 ばこの喜びを分かち合うことも出来 だがしかし﹁わかっているけどズ ますが、分祀よりも総本宮におまい ームも欲しい﹂というユーザー層の りしたほうが霊験あらたかなような 多いことは重々承知しております。 で、こ こ は LUMIX G VAR 気がするでしょ皆さんも。 IO 12-32 /F3.5-5.6 AS このオドロキの高性能ズームやキ レキレ単焦点、 軽量コンパクトズーム などレンズも揃ったパナソニックの マイクロフォーサーズカメラ、ルミッ クスの最初の一台にぜひＧＸ7！ LUMIX G 20㎜/F1.7 Ⅱ ASPH. 有効 （約） 1600万画素／ISO125∼ 25600／可動式EVF （約） 276万ドッ ト／3型 （約） 104万ドット上下チル ト式背面液晶／サイズ （約） 幅122.6 ×高さ70.7×厚み54.6㎜／Wi-Fi機 能搭載 90 D I ! 山で猪捕獲用の箱罠檻にカラスが一羽閉じ込められてるのに遭遇。 中のえさをいたずらして たら蓋が落ちたんですな。 オレが近づいても困ったような仕草が笑えたのでそっとエスケープ。 蓋を支えるオレにカラスが 「すんません、 ごクロウかけます」 的に振り返りサラバする姿に笑。 写真と文／織本知之 「本当にいいデジカメってどれなんだ？」にご名算。写真家：織本知之が注目デジカメの “NOW度”を徹底診断します！ 新作モデル、 枚挙にいとまなし! ルミックスGX7 ルミックス／ DMC-GX7 164 E ・