...

2017年3月期 第2四半期決算説明会

by user

on
Category: Documents
12

views

Report

Comments

Transcript

2017年3月期 第2四半期決算説明会
2017年3月期
第2四半期決算説明会
株式会社ヒップ
2016年11月17日
2017年3月期 第2四半期
業績概要
2017年3月期 第2四半期決算のポイント
■外部環境
・海外経済の先行きに懸念はあるものの、景気は緩やかな回復基調
で推移。
・顧客企業は製品開発へ積極的な姿勢を維持。
当社に対する技術者派遣の要請も依然として活発な状況。
■業績ポイント
・アウトソーシング事業が業績を牽引するも、SMO事業が減少。
・連結では前期比で減収減益だが、個別では増収増益を達成。
3
2017年3月期 第2四半期 決算概要(連結)
主要事業のアウトソーシング事業は着実に成長。しかしSMO事業は前年同期が好調だっ
たことや、下期への案件偏りもあり低調に推移。
連結売上高は1.4%の減収。利益面では30%以上の減益。
【連結】
(単位:百万円、%)
2016年3月期
第2四半期
(実績)
2017年3月期
第2四半期
(実績)
金 額
金 額
構成比
構成比
前年対比
増減額
増減率
2,512
100.0
2,476
100.0
△35
△1.4
営業利益
167
6.7
114
4.6
△53
△31.8
経常利益
166
6.6
112
4.6
△53
△32.3
当期純利益
105
4.2
75
3.0
△30
△28.6
売上高
4
アウトソーシング事業について
2017年3月期 第2四半期 決算概要(個別)
・堅調な技術者要請に対し、受注への迅速な対応と、継続的な技術者採用を推進。
・新卒技術者の早期稼働等の営業展開を進め、稼働人員が前年同期を上回る。
・売上高4.8%の増収、利益面では二桁増益を達成。
【個別】
(単位:百万円、%)
2016年3月期
第2四半期
(実績)
2017年3月期
第2四半期
(実績)
金
金
額
構成比
額
構成比
前年対比
増減額
増減率
売上高
2,290
100.0
2,399
100.0
+109
+4.8
売上原価
1,859
81.2
1,934
80.6
+74
+4.0
売上総利益
430
18.8
465
19.4
+35
+8.2
販管費
311
13.6
324
13.5
+12
+4.1
営業利益
118
5.2
141
5.9
+22
+18.9
経常利益
117
5.1
139
5.8
+22
+18.7
75
3.3
94
4.0
+19
+25.1
当期純利益
6
個別:主要指標① 稼働率推移(92.8%→92.3%)
堅調な受注環境に対し、新卒を含め技術者の稼働が進み、概ね想定通りで推移。
100.0%
95.0%
16/3期(実績)
90.0%
17/3期(期初計画 )
85.0%
17/3期(実績)
80.0%
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
(単位:%)
4月
5月
6月
7月
8月
9月
上期
16/3
87.8
91.0
93.5
93.8
94.6
96.1
92.8
88.7
90.0
92.4
93.4
95.1
95.9
92.6
89.0
90.5
91.9
93.1
94.5
94.8
92.3
実績
稼働率 17/3期初計画
17/3
実績
※稼働率(%)=稼動技術者数/技術社員総数*100
7
個別:主要指標② 稼働時間推移(9.17H→9.06H)
一部顧客での減少により、1日当たりの稼働時間は前年同期比0.11H減少するも、
9Hを超える高い稼働時間を維持。
2015年3月期
2017年3月期
2016年3月期
1Q 2Q
3Q∼4Q
1Q 2Q
3Q∼4Q
1Q 2Q
9.18H
9.23H
9.17H
9.13H
9.06H
(H)
9.16
9.19
9.21
9.24
9.18
2015年3月期
1Q
2Q
3Q
9.15
9.11
9.15
1Q
2Q
3Q
9.05
2017年3月期
2016年3月期
4Q
9.07
4Q
1Q
2Q
8
個別:主要指標③ 技術料金推移
(3,732円→3,706円)
稼働時間の減少による影響もあり前年対比で低下。しかしながら、契約単価では新
卒稼働による平均単価の低下影響を加味しても上昇傾向にあり、低下は限定的。
(円/H)
3,800
3,700
3,732
3,646
3,627
3,668
3,648
3,720
3,706
3,656
3,600
3,500
3,400
3,300
2013年3月 2013年9月 2014年3月 2014年9月 2015年3月 2015年9月 2016年3月 2016年9月
※技術料金 (1時間当たりの技術料金)=アウトソーシング事業 売上高/総稼働時間
9
個別:主要指標④ 技術者数推移( 637人→676人)
新たな採用ツールも活用し採用に注力し、前年同期から39名増加。
機械設計
(人)
700
600
500
599
23%
200
100
637
49%
システム設計
630
676
29%
29%
31%
22%
22%
22%
49%
49%
47%
2016/3月期
2016/3月期
2017/3月期
28%
400
300
電子設計
0
2015/3月期
第2四半期
第2四半期
10
個別:事業分野別売上高(前年同期比)
・各分野とも取引額は上昇。分野別の構成に大きな変化は見られない。
・取引社数・事業所数は増加傾向。
(単位:百万円、%)
2016年3月期
売上高
第2四半期
構成比
1,022
44.7
電気電子機器・
半導体
269
情報通信・
精密機器
2017年3月期
社数
売上高
構成比
第2四半期
伸び率
社数
+4.9
48
49 1,073
44.8
11.8
31
282
11.8
+4.9
32
465
20.3
47
490
20.4
+5.3
53
機械
213
9.3
28
215
9.0
+0.8
27
情報処理・
ソフトウェア
317
13.9
40
337
14.0
+6.1
42
合計
2,290
100.0
2,399
100.0
+4.8
取引社数
182社
218事業所
輸送用機器
189社 223事業所
44.7%
44.8%
11.8%
11.8%
20.3%
20.4%
9.3%
9.0%
13.9%
14.0%
2016/3期2Q
2017/3期2Q
11
個別:主要取引先(上位10社)
上位取引先に自動車関連が増加。取引社数増加に伴い上位10社比率は低下。
(単位:百万円、%)
2016年3月期 第2四半期
2017年3月期 第2四半期
1
デンソーテクノ
1
デンソーテクノ
2
ブラザー工業
2
トヨタ自動車
3
三菱電機エンジニアリング
3
ブラザー工業
4
トヨタ自動車
4
三菱電機エンジニアリング
5
日立オートモティブシステムズ
5
いすゞ自動車
6
日本光電工業
6
パナソニック
7
いすゞ自動車
7
日本光電工業
8
パナソニック
8
小島プレス工業
9
京セラドキュメントソリューションズ
9
オートリブ
10
10
ソニーLSIデザイン
上位10社合計
その他合計
合
輸送用機器
計
日立オートモティブシステムズ
802
35.0
上位10社合計
1,487
65.0
その他合計
2,290
100.0
情報通信・精密機器
電気電子機器・半導体
合
計
814
33.9
1,585
66.1
2,399
100.0
※敬称略
12
個別:エリア別売上高推移
・全てのエリアが増加傾向。
・東日本では情報通信、中日本では自動車関連、西日本では電子機器が増加。
(百万円)
2,399
2,290
1,134
(49.5%)
734
(32.1%)
421
(18.4%)
2016年3月期第2四半期
東日本
+4.9%
中日本
+6.0%
西日本
+2.4%
1,189
(49.6%)
778
(32.4%)
431
(18.0%)
2017年3月期第2四半期
SMO事業について
※( )内は構成比
13
SMO事業について
◎SMOとは・・・SMOはSite Management Organization(治験施設支援機関)の略称。
受託実績症例数実績(累計)
15
2017年3月期 第2四半期 決算概要(SMO)
・今期の上半期は案件の谷間で、下半期スタート案件が多いこともあり減収減益。
・案件獲得は順調に進むも、グローバル試験の増加に伴い開始時期に遅れがある。
・大型案件が上半期からフル稼働していた前年同期に比べ人員稼働率が低下。
【SMO】
(単位:百万円、%)
2016年3月期
第2四半期
(実績)
2017年3月期
第2四半期
(実績)
金
金
額
構成比
額
構成比
前年対比
増減額
増減率
222
100.0
77
100.0
△145
△65.3
営業利益
55
24.9
△20
―
△75
―
経常利益
55
25.0
△20
―
△75
―
当期純利益
35
16.1
△13
―
△49
―
売上高
16
SMO事業決算推移
売上高
(百万円)
営業利益
400
353
300
234
220
251
222
200
133
100
0
13
2
55
19
70
25
△ 30
2014/3
-100
100
85
△ 20
2014/3
2015/3
2Q
2015/3
2016/3
2Q
2016/3
2Q
2017/3
2017/3
2Q
計画
17
SMO周辺業務の拡大①
SMO事業
◆被験者エントリー推進システム
(Smar t Patient In)
口コミ検索サイト
口コミ
患者
検索
治験実施施設
治験
募集
掲載
アン
ケート
記入
情報確認・コンタクト
送信
CRC
18
SMO周辺業務の拡大②
SMO事業
◆原資料リモート閲覧支援システム
(Smart-SDV)
モニター
従来のSDV(訪問)
リモートSDV
クラウド
サーバー
治験実施施設
電子カルテ
紙カルテ
原資料(原本)
ワークシート等
原資料(写)
iPad撮影
原資料(写)
同一保証
外部保管
入力
記載
治験責任医師
原資料の撮影 CRC
2017年3月期 通期業績予想
19
2017年3月期 通期業績予想のポイント
①アウトソーシング事業の受注環境は引き続き好調。
②技術者の採用、早期稼働が成長への大きなカギ。
採用体制・営業体制の強化
21
2017年3月期 下期施策(アウトソーシング事業)
先を見据えた組織再編①
3事業部体制へ再編成
管理体制を広域化させ、営業範囲の拡大及び採用の強化を図る
2016年11月1日付
3事業部11拠点
◆東日本事業部
◆中日本事業部
◆西日本事業部
22
2017年3月期 下期施策(アウトソーシング事業)
先を見据えた組織再編②
特命部長を各事業部へ配置
営業及び採用の両面において経験豊富な特命部長を配置
連 携
西日本
事業部長―特命部長
中日本
東日本
事業部長―特命部長
事業部長―特命部長
企画部
・
人材開発部
事業部長・特命部長の2名体制で事業部を指揮管理
事業部・全社間での強固な連携を構築
営業強化・採用強化・技術者フォロー強化
23
2017年3月期 下期の施策(セグメント別)
◆アウトソーシング事業
◎組織再編による事業体制の強化(前項参照)
◎新卒・中途技術者の積極採用を継続
◎主要拠点に採用・営業担当を増員
◎九州地方の営業及び採用に注力
◆SMO事業
○周辺領域(Smart Patient In、Smart-SDV)の販促強化
○皮膚科領域以外の精神科領域等への営業強化
○下期スタートの治験に対し、効率的な人員配置の徹底
○来期にスタート予定の案件の前倒し取込みを推進
24
2017年3月期 通期決算予想(連結・個別)
業績予想は期初予想通り。持続的な成長を目指す。
【連結】
2016年3月期
(実績)
(単位:百万円)
金
売上高
額
2017年3月期
(予想)
2017年3月期
第2四半期(実績)
構成比
金
額
構成比
金額
構成比
前年比
5,074
100.0%
2,476
100.0%
5,260
100.0%
+3.7%
営業利益
405
8.0%
114
4.6%
417
7.9%
+3.1%
経常利益
403
8.0%
112
4.6%
414
7.9%
+2.7%
当期純利益
251
5.0%
75
3.0%
281
5.3%
+11.9%
【個別】
2016年3月期
(実績)
(単位:百万円)
金
売上高
額
2017年3月期
(予想)
2017年3月期
第2四半期(実績)
構成比
金
額
構成比
金
額
構成比
前年比
4,720
100.0%
2,399
100.0%
5,008
100.0%
+6.1%
営業利益
318
6.7%
141
5.9%
405
8.1%
+27.4%
経常利益
316
6.7%
139
5.8%
401
8.0%
+27.1%
当期純利益
198
4.2%
94
4.0%
271
5.4%
+36.8%
25
個別:業績予想の前提条件(各種指標)
各指標とも期初予想から変更はありません。
2016年3月期
稼
働
2017年3月期予想
前年同期比
率
95.1%
94.9%
△0.2p
技
術
料
金
3,720円/H
3,766円/H
+46円/H
稼
働
時
間
9.15H/人・日
9.12H/人・日
△0.03H/人・日
期末技術者数
630人
672人
+42人
26
配当について
・2016年3月期は、普通配当に創立20周年記念配当を加えた15円の配当を実施。
・2017年3月期の年間配当金は一株当たり12円を予定。
普通配当
(円)
20
15
10
5
記念配当
配当性向
15
12
12
3
29.0%
12
50.0%
17.0%
23.7%
25.0%
12
12
0
0.0%
2015年3月期
2016年3月期
2017年3月期(予想)
15円
年間配当金
12円
配当性向
29.0%
(普通配当12円+記念配当3円)
23.7%
12円
17.0%
27
ご清聴ありがとうございました。
本資料に関するお問合わせ先
株式会社ヒップ
IR担当
〒220-0003 横浜市西区楠町8-8
TEL: 045-328-1000
FAX: 045-328-1001
E-mail: [email protected]
URL: http://www.hip-pro.co.jp
28
本資料について
本資料は、当社の企業説明に関する情報の提供を目的とした
ものであり、当社が発行する有価証券の投資を勧誘すること
を目的としたものではありません。また、本資料は2016年
11月17日現在のデータ等に基づいて作成されております。
本資料に記載された意見や予測等は資料作成時点の当社の判
断であり、その情報の正確性、完全性を保証し、または、約
束するものではなく、今後、予告なしに変更されることがあ
りますので予めご了承ください。
29
参考資料①:会社概要
設立
代表者
上場市場
事業所
事業内容
:1995年9月13日
:代表取締役社長 田中吉武
:東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード)
:本社(横浜)、全国合計11拠点
:特定労働者派遣業
機械設計、電子設計、ソフト開発の
技術サービスを提供するアウトソーシング事業
(技術者派遣、業務請負)
資本金
:3億7,752万5,000円
連結従業員数 :770人(2016年9月30日現在)
子会社
:株式会社コスメックス(SMO事業)
∼沿革∼
1995年 9月:神奈川県横浜市に株式会社ヒップを設立、アウトソーシング事業を開始
2003年 4月:ISO9001を認証取得
2006年12月:ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所ジャスダック スタンダード)上場
2008年10月:本社ビルを取得し、本社とテクノセンターを統合
2013年 2月:株式会社コスメックスを子会社化
30
参考資料②:売上高・人員推移
売上高・人員推移
売上高
(百万円)
7,000
6,000
JASDAQ上場
コスメックス子会社化
期末人員
(人)
900
800
売上高(百万円)
期末人員(人)
700
5,000
600
ISO9001認証取得
4,000
500
3,000
400
2,000
300
リーマン
ショック
1,000
200
100
0
0
96/3 97/3 98/3 99/3 00/3 01/3 02/3 03/3 04/3 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3
(連結)
(連結)
(連結)
31
Fly UP