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仕様書 25KB - 株式会社アート
標準仕様書 NW-LINEシリーズ NW-L10用 品 名 集中管理装置 型 式 NW-MAIN S03001-01-12528 1.概要 本装置は、FeliCa対応ネットワークリーダ(NW-L10)の一括監視を行う集中管理装置である。 本装置のみで、最大100ゲートの監視を行うことが可能である。 2.構成 2-1.機器構成 (1)NW-L10用集中管理装置 NW-MAIN (2)FeliCa対応ネットワークリーダ NW-L10 1台 最大100台 (3)電気錠(自動扉) 最大100台 2-2.オプション (1)バッテリーユニット(NW-MAIN用) NW-BU (2)バッテリーユニット(NW-L10用) NW-BU 1台 リーダ1台につき 1台 (3)操作表示器 リーダ1台につき最大2台 (4)NW-L10(両面リーダ設置時に入室側となる) リーダ1台につき (5)USBメモリ(データアップロード・ダウンロード用) 1 1台 1個 S03001-01-12528 3.機能 3-1.ログオン機能 (1)2種類のパスワードによりユーザーの権限を制限が可能である。 以下にパスワードレベルによる機能を示す。 1)レベル1:履歴の状態確認・ゲートの状態確認 2)レベル2:履歴の状態確認・ゲートの状態確認・遠隔操作・個人コード登録・ ゲート設定など全機能の操作が可能である。 3-2.ゲート監視・遠隔操作機能 (1)電気錠・扉状態(施解錠・扉開閉)をリアルタイムに表示する。 (2)電気錠を遠隔で、連続解錠・1回解錠・施錠することが可能である。 ※遠隔操作はレベル2のみの機能である。 (3)監視しているすべてのゲートに対して一斉施錠/解錠を行うことが可能である。 (4)警備モード運用ゲートを、一括して警備セット/解除を行うことが可能である。 3-3.個人データ(カードデータ)に関する機能 (1)個別登録と一括登録により個人データを登録することが可能である。 (2)個別登録により個人データを複数のリーダに一度の操作で登録することが可能である。 (3)カードIDが連続している場合、最大100枚まで連続登録が可能である。 (4)各ゲートに登録カードの一覧を閲覧すること可能である。 (5)一括登録により複数の個人データをすべてのリーダに対してまとめて登録することが可 能である。 (6)一括登録用のカードデータは本装置で作成することはできないため、パソコンで別途作 成を行い、USBメモリでアップロードする。 3-4.ゲート設定に関する機能 (1)ゲート名称を全角10文字にて設定することが可能である。 (2)全ゲートのIPアドレスを設定することが可能である。 (3)解錠時間・開扉警報時間・警報ブザー時間・更新時間・出力するエラーの種類の設定を 行うことが可能である。 (4)休日・特日の設定をカレンダーに設定することが可能である。 ※うるう年の計算は自動的に行う。 (5)連続解錠時間帯の設定が可能である。 時間帯の設定は曜日・休日・特日(1~2)の10種類である。 (6)すべてのリーダに対して設定データを一括登録することが可能である。 (7)一括登録用の休日設定データおよび連続解錠時間帯データは本装置で作成することはで きないため、パソコンで別途作成を行い、USBメモリでアップロードする。 2 S03001-01-12528 3-5.履歴データの管理機能 (1)リーダ操作・施解錠・エラーなどの履歴をUSBメモリに保存することが可能である。 (2)保存される履歴項目はNW-L10同様である。 (3)保存可能な件数はUSBメモリの容量に依存する。 (4)USBメモリに保存したデータはCSVファイル形式となる。 3-6.システム設定 (1)時刻設定 システム全体を本装置の時刻に修正することが可能である。 本装置の時刻設定はタッチパネルからの入力により行う。 (2)データのバックアップ 1)データのバックアップは、USBメモリに保存することが可能である。 2)個人データ・ゲート設定データ・休日設定データ・連続解錠時間帯設定データ・履歴 データをバックアップすることが可能である。 3)保存可能な件数はUSBメモリの容量に依存する。 4)USBメモリに保存したデータはCSVファイル形式となる。 (3)ログオンパスワードの設定 ログオンパスワードの登録・変更を行うことが可能である。 (4)本装置のIPアドレスの設定 本装置のIPアドレス・サブネットマスク・デフォルトゲートウェイはタッチパネルから の入力により設定することが可能である。 同一ネットワークにあるIPアドレスはまとめて設定することが可能である。 ※ 外部LANからは接続不可となるようネットワークを設定すること 3-7.電源バックアップ機能 オプションのバッテリーユニットを内蔵することにより電源をバックアップすることが 可能である。 3-8.RAS出力の発生条件と復旧条件 (1)RAS出力とは異常発生時ブレイク、通常時メイクする出力である。 (2)表3-1にRAS出力の発生条件/復旧条件を示す。 表3-1.RAS出力の発生条件と復旧条件 異常の種類 電源断 ハード的に破損 発生条件 電源供給が切れたとき ハードが破損したとき 3 復旧条件 電源供給が復旧する 通常復旧は不可能 リーダの交換が必要 S03001-01-12528 4. 系統図 図4-1にNW-L10用集中管理装置の系統図を示す。 LAN AC100V ■ AC100V AC100V ■ L E B B 入室側 ・・・・・・ AC100V AC100V AC100V AC100V ■ L AD B B 退室側 L 入室側 ※破線部はオプション 両面対応時、電気錠/自動扉は退室側に接続します。 -凡 例- L FeliCa対応ネットワークリーダ NW-L10 集中管理装置 NW-MAIN バッテリー NW-BU E 電気錠(建築工事) AD 自動扉(建築工事) B CPEV 0.9-1P CPEV 0.9-2P CPEV 0.9-3P Fast Ethernet 操作表示器 HUB ※ Fast Ethernet対応のスイッチング機能のあるHUBを使用してください。 (推奨:ファーストイーサネット・スイッチ CenterCOM FS708XL:アライドテレシス) 図4-1.NW-L10用集中管理装置の系統図 ※FeliCaは、ソニー株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式です。 ※FeliCaは、ソニー株式会社の登録商標です。 ※「iモード」「おサイフケータイ」および「i-mode」ロゴはNTTドコモの商標または登録商標です。 ※Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 ※その他記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 4 S03001-01-12528 5.各運用の機能一覧 表5-1に機能の一覧表を示す。 表5-1.機能一覧表 運用の種類 推奨する条件 管理ゲート数 ゲート管理方法 カード ID 登録枚数 登録操作・ 設定操作方法 個別抹消 連続登録 一括登録 状態監視 一括状態監視 遠隔操作 一括遠隔操作 ゲート名称設定 解錠時間設定 開扉警報時間 警報の設定 休日設定 連続解錠時間帯設定 読取禁止入力設定 外部連続解錠設定 (ワンショット または連続入力) データのアップロード・ ダウンロード 履歴保存件数 スタンドアロン運用 履歴・スケジュール管理が不 要で少人数の運用 1ゲート 簡易管理運用 少数ゲートで少人数の運用 一括管理運用 多数ゲートで多人数の運用 使用されている ネットワーク内の アドレス制限範囲 Web ブラウザにて 各ゲート個別に管理 5,000 枚 最大 100 ゲート パソコンの Web ブラウザか ら入力する NW-L10 用集中管理装置の タッチパネルから入力する ○ ○ ― ― ― ― ― ○ ― ○ ― ○ ― ○ 1 秒~999 秒の間で任意に 設定 1 秒~999 秒の間で任意に 設定 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 秒~999 秒の間で任意に 設定 1 秒~999 秒の間で任意に 設定 ○ ○ ○ ○ ○ ― ― 10,000 件 10,000 件 ○ (USB メモリを使用) 10,000 件 カードロックにて管理 5,000 枚 推奨 100 枚 カードを照合する L・C・Rボタンを押す ○ (抹消するカードが必要) ― ― ― ― ― ― ― 5 秒,10 秒,20 秒,30 秒 から選択 30 秒固定 NW-L10 用集中管理装置に て一括管理 5,000 枚 ○:機能あり 5 -:機能なし S03001-01-12528