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都市農村共生・対流総合対策交付金事業実施計画 (集落連携推進対策
事業計画開始年度 平成 25 年度 目 標 年 度 平成 27 年度 都市農村共生・対流総合対策交付金事業実施計画 (集落連携推進対策、人材活用対策) ○取組内容 1.集落連携推進対策 ●活力アップに向けた取組 (1) 子ども農山漁村交流 (2) 地域資源の活用やボランティアを取り込んだグリーン・ツーリズム (3) 自然・景観を生かした美しいむらづくり (4) 集出荷などを通じた地域内外の連携 (5) 定住・集住等の環境整備 (6) 市民と連携した農業被害の防止 ●自立発展に向けた取組 (7) 「食」を活用し観光と連携したグリーン・ツーリズム (8) 農山漁村における大学・企業等の研修等 (9) 「食」の提供などを通じた学校・企業等との連携 (10) ITを活用した消費者とのネットワークづくり (11) 「農」を活用した医療・福祉との連携 (12) 地域提案型活動 2.人材活用対策 事業実施主体名 特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ 所在地(都道府県・市町村) 愛知県・東栄町 1 1.事業実施主体等 事業実施主体(団体)名(注1) とくていひえいりかつどうほうじん 特定非営利活動法人 ボランタリーネイバーズ 所在する都道府県・市町村 あいち なごやし 県 愛知 集落名(注 3) 名古屋 市 旧小学校区(2 学区) 東栄町古戸地区、布川地区、中設楽地区 特定被災区域の市町村名(注 4) ― 代表者氏名 事業実施主体住所及び連絡先 特定非営利活動法人 ボランタリーネイバーズ 理事長 大西光夫 〒461-0005 名古屋市東区東桜 2-18-3,702 ℡:052-979-6446 E-mail:[email protected] 事務局(個人又は団体) (注5) 取組において連携 する団体 地区の範囲(注2) Fax:052-979-6448 事務局所在地及び連絡先 法人形態等 主な活動 所在地 (市区町村) 設立年 構成員数 (従業員数) ◎東栄町 行政機関 本事業では、企画課、経済 課、教育委員会が関与 東栄町 ― 職員 139 人 人口 3757 人 ◎東栄町森林組合 森林組合 森林の整備、木材の加工 等 東栄町 昭和 38 年 1097 人 ◎振草川漁業協同 組合 漁業協同組合 水産資源の管理及び水産 物動物の増殖等 東栄町 昭和 24 年 340 人 ◎布川地区R151 プ ロジェクト(仮称) 地域住民農家等団 体 R151 美しい楽しい景観プ ロジェクトの実施 東栄町 平成 25 年 設立予定 およそ 15 名予定。 地区住民 175 人 ◎古戸地区R151 プ ロジェクト(仮称) 地域住民農家等団 体 R151 美しい楽しい景観プ ロジェクトの実施 東栄町 平成 25 年 設立予定 およそ 40 名予定。 地区住民 37 人 三健会(千代姫荘指 定管理者) 地域住民農家団体 (生活改善グループ) 東栄町交流促進センター 千代姫荘の運営 東栄町 平成 21 年 24 人 古戸ひじり会 地域住民団体 農村体験・交流居住事業 東栄町 平成 20 年 81 人 木の駅プロジェクト 地域住民団体 地域通貨を活用し間伐材 を購入販売 東栄町 平成 24 年 21 人 マスターズ・オブ・ ザ・チェンソー東栄 専門技術団体 間伐材をチェンソーで彫刻 し活用 東栄町 平成 13 年 50 人 ◎愛知大学 学校法人 研究教育活動 名古屋市 豊橋市 昭和 21 年 学生数約 1 万人 教員 380 人 愛知県 行政機関 今回関係するのは「あいち 森と緑づくり事業」 名古屋市 ― 愛知県交流居住セ ンター 専門団体 交流居住を通した三河中 山間地域の活性化 職員およそ7万人 人口およそ 730 万 人 名古屋市 平成 20 年 団体 23、個人 7 人 日本林業技士会中 部支部 専門技術団体 下呂市 昭和 56 年 180 人(全国 3000 人) 森林保全と林業の振興、林 業技士業務の発展 2 注1 事業主体(団体名)及び所在地(都道府県・市町村)は、ふりがなをつけてください。 注2 地区の範囲は、「旧小学校区」、「市町村域」及び「市町村を越える範囲」から選択して記載してください。 注3 地区の範囲の集落名を記載してください。併せて地区の範囲が分かる図面も添付する。 注4 東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律(平成 23 年法律第 40 号)第 2 条第 3 項に規 定する特定被災区域(以下「特定被災区域」という)において事業を実施する場合は、「地域指指定市町村名を記載して下さ い。 注5 事務局(個人又は団体)は、事業実施主体と同一の場合は記載する必要はありません。 注6 法人形態等には、地域住民団体、農林漁家団体、NPO、株式会社、個人(農業従事)、農業協同組合、 行政機関等 の所属の別を記入してください。 注7 構成員が個人の場合は、設立年、構成員数(従業員数)を記入する必要はありません。 注8 集落連携対策の(4)又は(6)に該当する事業の実施に当たって、要綱別表の1の交付率及び助成額の(2) のただし書き のアからケまでに該当する場合は、「地域振興8法等の指定状況」欄において地域指定名等 を、ケに該当する場合はその理 由を記載してください。 「小規模・高齢化集落の状況」欄において、高齢化率をもって要件を満たす場合は、算定根拠欄に(販売農家人口のうち 65 歳以上の人口又は総農業従事者数のうち 65 歳以上の人数/販売農家人口又は総農業従事者数)の根拠を、戸数をもっ て要件を満たす場合は、該当する要件(例:農家戸数)を記載してください。 3 2.地区の現状・課題と将来の姿等 事業実施地区の現状について、次のいずれか該当する事項に○を付けてください。 (1)活力アップに向けた取組(地域のコミュニティが脆弱化し、地域コミュニティの活力再生のための取組) (2)自立発展に向けた取組(新たな産業や雇用の創出等地域の自立的発展に向けた取組) 1.事業実施地区の現状について ・東栄町は、愛知県下において高齢化率1位(全国 15 位)で、人口減少も激しい。(2010 年国勢調 査:高齢化率 47.8%、人口 3757 人、2005 年と比べ人口 590 人減少) ・2010 年に 7 校あった小学校が 1 つに統合されたが、生徒は 118 名。中学校も1校 73 名、高校はな い。 ・1955 年人口 14333 人、小学生 2170 人、中学生 1104 人と比べると天地の開きがある。 ・財政収入は約 30 億円だが自主財源は 1/4(平成 22 年度)しかない。財政力指数(0.22)も愛知県下 最下位。 ・面積は 123.4k㎡、うち森林が 91%を占めている。就業者数は、1985 年3120 人、2006 年1558 人で、 ほぼ半減している。第1次産業従事者は 608 人から 184 人と 1/3 以下に減っている。 ・事業実施地区は、町を東西に走る国道 151 線と南北に走る国道 473 号線が交差する中設楽交差点 付近(中設楽・布川地区)から豊根村境の古戸地区までの約 10 ㎞にわたる地域で、東栄町を縦貫す る大千瀬川とR151 線が並んで走り、渓谷美や棚田風景、山林の美しさが残る地域である。 ・また、800 年の伝統を持ち東栄町最大の観光資源である伝統祭事「花祭」の開催場所(古戸・小林・ 下粟代・布川・中設楽。町全体は 11 ケ所で開催)や東栄町の交流拠点(交流促進センター千代姫 荘)、農産物直売所、土産物産販売兼食堂(ゆばやし)、木の駅プロジェクトの集積場などがあり、景 観を整備し観光資源や地域資源を作り出し交流人口を招き入れるにふさわしい地区である。 地区の現状・ 課題 (注1) ・古戸地区は 81 世帯 175 人(平成 23 年)の集落だが、小学生がいる世帯は2世帯しかない。高齢化 率は約 60%。戦後名古屋市方面等へ出て行った人は 200 名を超えている。 ・布川地区は現在 21 世帯 37 人で高齢者独居世帯が 10 世帯で、小中学生のいる世帯は1世帯。平 均年齢が 70 歳を超える。 2.共生・対流の現状について ・800 年の歴史を誇る伝統祭事「花祭」(国指定重要無形民俗文化財第1 号)を通して都市との交流事 業が実施され、マスメディア(NHK・CBCなど)も注目しアーカイブス作りや映画化なども行われ会場 によっては観客も増加しているが、開催されるのが冬期の一時期だけのため(実施日は 1 日。11 集落 でしか開催されない)、効果が限定的で年間を通しての交流や花祭がない地区での活性化などが課 題となっている。(布川の花祭には、数百人の観客が全国から押し寄せる) ・また、チェーンソーアート(間伐材彫刻。東栄町から全国に広がった)の全国大会が毎年開催された り、都市の若者たちが閉校となった小学校校舎を拠点に国際的な音楽活動を(和太鼓集団・志多ら) するなどして、都市への情報発信・交流に取組んでいるが、過疎化を防ぐことが出来ないでいる。 ・古戸地区では平成 20 年に「古戸ひじり会」を設立し都市市民の農村体験・交流居住事業「古戸おい でん塾」を、平成 24 年には地域通貨を活用した間伐材活用事業「木の駅プロジェクト」を実施し、積 極的に地域活性化に取組んでいる。 ・布川地区は平成 18 年から都市市民を受け入れての「花祭交流事業」を実施し、積極的に都市との 交流による地域活性化に取組んでいる。 ・千代姫荘は、宿泊施設・バンガロー・コテージと山村料理体験などの施設を持ち、都市市民の受け 入れに取組むとともに積極的に町外イベントにも参加し交流を促進している。 4 3.事業実施地区の課題 ・東名、第2東名からこの奥三河地域を通って、長野県南信地方(飯田市)へつなぐ三遠南信道の建 設が進んでいるが、東栄町の南端部(三輪IC)にしか入らず、そこでR151 につないで、長野県佐久 間方面へ転進する。 ・国道 151 線は、東栄町のメインストリートであって、東名・第2東名と直結するこの機会に、東栄町の 顔として整備することで、東京・浜松、三河・名古屋方面から交流人口を誘導し東栄町全体の活性化 につなげることが求められている。 ・しかし、沿道を森林が覆い、美しい景観が木の陰に隠れたままで見ることが出来ないし、観光スポッ トとして足を止める場所も見当たらない。地域の美しい景観資源を生かすR151 の整備が急務であ る。 ・千代姫荘、古戸地区、布川地区では都市との交流事業を通して地域の活性化を図ってきているが、 都市市民の一時的な山村体験や観光客ニーズに受身的にサービス提供しているだけではモチベー ションが枯渇し、新しい生産的な地域資源を開発し、将来展望を描ける夢あふれる取組みを必要とし ている。 4.課題に対するこれまでの取組状況 ・東栄町は、本法人が 2006 年に東栄町、森林組合、花祭保存会等と実行委員会を結成し、内閣府地 域再生事業(山村の地域資源を活用した都市と農山村の交流事業)を実施した地区で、都市市民を 集めて、①古戸地区では「間伐」や「山登」体験、②布川地区では「川遊び」や「花祭」体験、③千代 姫荘・旧中設楽小学校では、「そば打ち・コンニャク作り」や「木工」体験を実施した。 ・その後もこの時の取組みを契機に以下の都市山村交流・地域活性化事業が実施されてきている。 ①2007 年から現在も、布川地区の花祭に対してボランティア支援交流を続けている。布川地区も受 け入れ団体として「花祭交流協議会」を設立した。 ②2008 年に名古屋(愛知大学車道校舎)で、愛知県・愛知大学・東栄町と共催で、花祭の継承啓発 のための実演とシンポジウムを開催(参加者 500 人)、古戸地区、布川地区の花祭保存会が実演しシ ンポジウムを行った。2010 年も同校舎で開催し 300 人が集まった。 ③2010 年、2011 年は東栄町で、奥三河・南信州地域に残る花祭を初めとした伝統祭事湯神楽神事 継承のシンポジウムを開催し(参加者 150 人)、広域でのユネスコ文化遺産登録に取組んでいる。 ④古戸地区では、2007 年に愛知県三河山間交流居住推進事業モデル地区に、2008 年には「古戸 ひじり会」を結成し、農村体験・交流居住事業「古戸おいでん塾」(平成 25 年度からは古戸応援隊と 改名、現在 11 名)を実施している。 ⑤千代姫荘は、害獣(肉)の有効活用のため都市と山村の協働事業(ジビエ活用事業)に参加し、料 理コンテストや料理講習会に参加し山村の現状を啓発している。 地区の将来 像 ・間伐した跡地に紅葉などを植えるので、数十年後、美しい景観ができる。 ・公道沿いは、伐採後の立木を1m程度残しチェーンソーアートを彫刻し観光資源とするので楽しい 街道沿いが生まれる。 ・河岸整備により、アユなど川魚を育て、釣り人の誘致や食材として販売する。また、東栄町は、「地 域起こし協力隊」により山菜のブランド化に取組んでおり、河岸の有効土地は山菜を育て販売する。 このことで経済活動が生まれ雇用が創出される。 ・こうした交流人口の増加によって宿泊施設である千代姫荘の利用者が増えるので、体験施設を活 用した体験プログラムを積極的に充実させ利用者を増やすことで売り上げが伸び、雇用も拡充する。 ・公道沿いにある布川の花祭会場を中心に観光スポットを作り、花祭の観光客が増え、通行客の一時 休憩・散歩道としても活用できるので、近隣にある直売所や食堂の売上向上につながるようになる。 ・このR151 の北側部分の整備を先行させ成功的な成果をつくることにより、南残り部分やR473 へ波 及し、東西南北のメインストリートの美しい楽しい景観整備により交流人口の増大・地域の活性化が起 きる。 5 集落連携推 進対策にお いて主たるメ ニューの取 組を選択し た理由 人材活用対 策を選択す る理由 ・中山間地において、山林の手入れが出来ずに放置され、道路を覆い昼間でも薄暗く、交通事故や 山崩れの危険性を高め、山間部の印象を暗くしており、また、河川では日当たりを悪くしコケが育た ず、アユなどの繁殖生育を妨げている。 ・山間の美しい風景や渓谷美がこうした山林に遮られて、「勿体ない。この樹林を切ると美しい風景が 広がり住む人の誇りになり、観光資源にもなる」と感じることが少なくない。アユなどが育てば釣り人の 誘致や産業資源化も期待できる。 ・愛知県では、2009 年から「森と緑づくり事業」を実施し間伐を進めており、公道沿や河岸沿いも事業 対象としている。そこで、その事業と連携し、新しい景観・新しい資源を生み出すための間伐・景観整 備を進めることが効果的である。 ・また、同じ悩みを持つ他の山間地のモデル事業としても効果的であり、取り組みのノウハウを公開す ることで他地区に対しても役立つ。全国に広がる可能性がある。 【事業の継続性のため】 ・1年、2年で終わるイベント型の事業ではなく、10 年 20 年後を見据えた将来展望を作る事業なの で、助成事業終了後も事業成果を守り育てることをコーディネートできる人材が必要なため。若手の 人材養成もする。 ・また、そのことに経験・知識・ネットワーク・情熱を持った人材が得られる見込みがあるため。 なお、その人材とは、下記の方。 *黍嶋久好氏(66 歳。愛知大学地域政策学部非常勤講師、国交省地域振興アドバイザー、NPO法 人三遠南信アミ理事)。豊根村経済課課長、北設楽郡町村会事務局長等を務め 2004 年退職。その 後、東栄町元気なまちづくり事業アドバイザー、愛知大学中部地方産業研究所研究員、同大学三遠 南信地域連携センター上席研究員等を務め、三遠南信地域の活性化に取組んでいる。専門は、観 光振興/農山村振興/移住交流/地域経営/コミュニティ・集落で、現在は豊橋市に在住しているが、 本籍地・自宅は豊根村。自宅を居にし本事業をコーディネートする。 ・ボランタリーネイバーズは名古屋市に事務所を置くが、都市農山村交流を主要事業としており、山 間地組織と連携し成果が山村に還元されることをめざし都市部での啓発を主要な役割としている。愛 知県や東栄町などで結成している「愛知県交流居住センター」の理事団体も務めている。 その他 ・今回の事業について、長期間にわたりこの事業を継続実施するために、東栄町(尾林克時町長)、 東栄町森林組合(尾林良隆組合長)、振草川漁業協同組合(和合克美組合長)、古戸地区(青山晃 区長、伊藤明博古戸おいでん塾事務局長)、布川地区(村松憲司組長・尾林良隆花祭交流会代 表)、千代姫荘(森田千鶴子代表)、愛知大学(佐藤元彦学長)と個別協議し、協働事業の実施・地元 組織設立を合意している。 ・なお、愛知大学は東栄町と連携・協力協定を締結しており、学識者の知見や学生の参加促進が可 能で、また愛知大学三遠南信地域連携センター活動を通して豊橋・三河・静岡方面のコーディネート も期待できる。 ・連携事業の「あいち森と緑づくり事業」については、実施担当の愛知県新城設楽農林水産事務所 (林業振興課)と話し合い、協力連携を合意している。 ・指導助言役の「日本林業技士会中部支部」とも代表の中川護支部長と、古戸応援隊、木の駅プロジ ェクト、マスター・オブ・ザ・チェンソーアート東栄など地元NPOとも連携を合意している。 注1 「地区の現状と課題」の欄には、地域の農業動向、地区内の関連施設の整備状況、地域資源の概要、関連事業の 実施状況、過去の主な活動実績等を踏まえて記載してください。 6 3.事業実施計画(取組内容) 取組項目 (注1) 取組のポイン ト (注2) 自然・景観を生かした美しいむらづくり 不要で邪魔や危険な森林を伐採し美しい楽しい景観づくりや新しい資源作りを都市と山村の協働と子 供たちの参加によって実施する。10 年 20 年後の東栄町の景観をつくる長期事業の第一歩。 【全体基本計画】 ■東栄町中設楽交差点から古戸地区(豊根村町境)までの約 10 ㎞、R151 沿線と大千瀬川河岸で、 ・美しい風景・楽しい風景に邪魔な森林、 ・太陽光や見通しを妨げ凍結や交通事故の危険性を高める森林、 ・太陽を遮光しコケの生育を妨げ鮎等の生育を妨げる森林、 などを伐採(間伐)し、大地や河川等の地域資源を活かし美しい楽しい景観に整備する。 ■伐採作業については、愛知県が実施する「あいち森と緑づくり事業」と連携して実施し、本交付金 事業では下記の事業を実施する。 ①、見通しを良くし山の美しい景観を作るための調査・研究、学習・研修、人材育成、啓発宣伝、都 市市民や子供たちのワークショップ、未来像・シュミレーションを作る。 ②、その結果に基づき、跡地を整備し山菜や紅葉や桜などを植えて育てる。(植えた人の名前を付 け末永く育てれる工夫をする) ③、伐採した樹木等は、子どもたちのアイデア・デザインによりチェンソーアートで彫刻したり、「木の 駅プロジェクト」で活用し地域作りに活かしたり、獣害対策で害獣として捕獲した猪や鹿の皮と合わ せて手づくり太鼓を作ったりして、草木染などに活用し、また販売の仕組み作りを支援する。 ④、河川については、川遊びや鮎釣りが楽しめる場所作りや河岸を整備し山菜等を植える。 こうして手づくりやものを育てる喜びやビジネス化も体験しながら景観づくり事業を進める。 (*「あいち森と緑づくり事業」は平成 25 年度は事前調整で、26 年度からが実施予定。) 本交付金の内 容(注3) ■本事業を守り育てる継続的な体制を作るために、東栄町長が代表となり町に事務局機能を置くと ともに、人材活用事業を使って情熱とスキルのある人材を雇用し行政機関の行動範囲を超えて事業 をコーディネートする。また、若手人材を育成研修する。 ・地元事務所は、東栄町産業会館内にある地域振興室とする。(現在、総務省地域起こし協力隊の 事務所で、これを共用する。) 【平成25年度】 1.集落連携推進対策 【基本方針】 ・「あいち森と緑づくり事業」による間伐が平成 26 年度からになることから、平成 25 年度は調査研究 や学習研修、実行体制作り、事業実施計画づくりなどの準備期間とする。 【具体的計画】 1、地元組織体制の確立 ・地元事業実施主体(「R151 景観プロジェクト協議会(仮称)」)の組織確立、運営実行体制、R151 景観プロジェクト基本計画等の策定を行う。 ①、設立総会を開催する。(9 月) ・9 月に東栄町(役場)で開催。その前に、準備会を1回開催する。 ・規約、基本計画、構成団体、役員体制、事務局体制、当面の事業計画等を協議し決定する。 ・代表は尾林克時東栄町長、事務局長は伊藤明博東栄町企画課長、同次長は黍嶋久好愛知大学 非常勤講師(人材活用事業で雇用予定)を予定。 ②、月1回定例会議を開催する。10 月~3 月(6 回) ・事業の進捗状況の管理点検、対策の協議、計画の見直しなどを行う。 7 ・平成 26 年 3 月に「総括会議」を開催し、26 年度方針を協議する。 ③、連携団体と連携方法・内容を協議する。(9 月~11 月に随時実施。) ・連携方法や費用・人員体制などを協議する。 2、調査活動。(9 月~3 月) 「あいち森と緑づくり事業」との協議・調整、現地調査や先進事例調査を行い、事業実施地区を選定 し、計画案を固める。 ①、「あいち森と緑づくり事業」の採択要件を学習する。 ・民有林で 16 年生~60 年生が対象。公道から 100m以内など。 ②、事業実施予定地域の現地調査を行う。 ・「あいち森と緑づくり事業」対象地区(森林)を確認する。 ・伐採樹木の現認と景観を調査し、間伐後の景観をシュミレーションする。 ③、先進事例調査をする。 ・候補:森林総合研究所(東京)、現地候補:福島・栃木奥日光) ④、R151 事業実施モデル地区を選択決定し基本計画案を作成する。 3、広報組織活動。(9 月~11 月) ・事業参加者(以降、プロジェクトメンバーと呼ぶ)を募集し組織化する。 ①、事業説明パンフレットやポスターを作り、配布・郵送する。 ・A3・3000 部程度・カラ-印刷・二つ折り。 ②、事業説明・宣伝・交流のためのWEBサイトを作る。 ・ビジュアル的で、事業説明、イベント案内、プロジェクトメンバー募集などを掲載。 ・facebook、YouTube、ツイッターなど、インターネットツールを活用する。 ③、募集説明会を開催する。(8ケ所) ・継続的に「景観・植栽」を、作り・守り・育てることのできる人材を募集する。 ・地元は、小中学生の参加促進について、教育委員会・学校と協議し、説明会を開く。 ・都市部は、名古屋、岡崎、豊田、豊橋、豊川、新城、浜松等の各都市で、説明会を開催する。 ・「釣りクラブ」「山歩きや園芸が好きな方」「花祭りファン」「奥三河出身者・家族」「山村生活志向者」 「企業CSR」「生協」などに呼び掛ける。 ④、マスコミに広報宣伝を依頼する。(プレスリリース) ・地元紙やインターネットネットワークも活用する。 ⑤、プロジェクトメンバー全体会議を開催する。(11 月頃予定) ・地元の方(子供たちも含む)と都会人で作業グループをつくる。1グループ 7~8 名程度で 5 グル ープ程度が目標。総数 40 名程度目標。 4、学習・研究会や実習・研修会を開催する。―座学と実習―。9 月~3 月。 (1)発足「記念講演会」を開催する。(9 月) ・9 月/東栄町(花祭会館)で開催。 ・R151 景観プロジェクト計画の発表、記念講演、パネル討論を行う。 記念講演:「山村の景観づくり」(景観づくりの専門学識者。候補:森林総合研究所研究員) 記念講演:「奥三河の魅力と将来。景観について」(候補:藤田佳久愛知大学名誉教授) コーディネーター:岩崎正弥愛知大学教授(又は大西光夫) (2)「シンポジウム」を開催する。(11 月) ・11 月/東栄町(花祭会館)で開催。 ・R151 景観プロジェクト計画の説明、基調講演、パネル討論を行う。 基調講演①:「景観プロジェクトへの提言。奥三河の魅力と将来」(候補:藤田佳久愛知大学名誉教 授) 基調講演②:「景観プロジェクトへの提言。山村の景観づくり」(学識者。候補:森林総合研究所研究 員) パネラー(3名):産業面・経済面から山村を語る学識者、環境(大気や水資源)面から語る学識者、 地元代表(教育関係者、子供たち)。 コーディネーター:岩崎正弥愛知大学教授(又は大西光夫) 8 (3)個別の学習・研修活動 ①、伐採や植栽する樹木の選び方や育て方を学ぶ。 講師:森林や園芸専門家 ②、木の駅プロジェクトを学ぶ(チップ材として業者に販売、地域通貨に還元する取組) 講師:木の駅プロジェクト ③、チェンソーアートへの利用を学ぶ 講師:マスターズ・オブ・ザ・チェンソー東栄 ④、木工を学ぶ 講師:木工名人。 ⑤学習会の記録を作り、新規加入するメンバーの学習教材に使う。 5、取り組みの記録をまとめる。(3 月) 2.人材活用対策 【目的・役割・内容】 ・本事業の円滑な実施に中心的な役割を果たすとともに、事業継続のための若手人材の開発育 成、ネットワークや基盤づくりを行う。 ・具体的には、事業趣旨を説明・広報し、理解者を増やし実践参加者を組織化する。 ・主に、豊橋・三河・浜松方面の作業に従事し、地元との信頼関係を築く。 ・産官学民や複数地域、異業種など多様な主体をコーディネートしネットワークを築くこと、名古屋方 面と緊密に連携を取り都市部と農村の広域ネットワークを築くこと、森林や山村活性化について一層 専門的知識を学ぶこと、事業内容を文書化して普及ツールをつくる。 ・本助成事業終了後も継続できるように、人材・資金の確保と基盤を形成する。 ・総務省地域起こし協力隊と緊密連携し作業をする。 ・ノウハウとネットワークを学び、事業を継承する若手人材を発掘し研修する。2 名程度目標。 3.施設等整備対策 実施予定はない。 【平成26年度】 1.集落連携推進対策 【基本方針】 ・本年度は愛知県「あいち森と緑づくり事業」が実行されることから、これに協力するとともに植栽や 河岸整備などの景観づくりと伐採した間伐材等の利用を実践する。 本交付金の内 容 (注3) 【具体的計画】 1、組織運営。(5 月~3 月) ・計画の進捗管理・点検・見直し、人員、資金、将来展望、当面の事業計画等を協議する。 ①、毎月1回定例会議を開催する。 ②、平成 26 年 5 月に 26 年度計画を協議、27 年 3 月に総括会議を開催する。 2、広報組織化。(5 月~3 月) 事業参加者(プロジェクトメンバー)を追加募集し作業グループ体制を補強強化する。(5 月~7 月) ・繰り返し「新しい人材」を募集し、マンネリ化や慣れあいに陥らないようにする。 ・事業説明パンフレットやポスターを配布する。 ・WEBサイトでよびかける。 ・説明会を開催する。東栄町、名古屋、岡崎、豊田、豊橋、豊川、新城、浜松の 8 ケ所。 ・作業グループの追加再編成をする。 ・マスコミに広報宣伝を依頼する。 9 3、研究学習・研修実習。―座学と実習。(5 月~3 月) ・「あいち森と緑づくり事業」が実施されることから、今期の研究学習は実践を兼ねて実施する。 ・学習会の記録を作り、今後の教材にする。 (1)「シンポジウム」を開催する。(7 月) ・7 月/東栄町(花祭会館)で開催。 ・R151 景観プロジェクト計画の進捗状況説明、基調講演、パネル討論を行う。 基調講演①:「景観プロジェクトへコメント。-奥三河について(仮称)」(候補:藤田佳久愛知大学名 誉教授) 基調講演②:「景観プロジェクトへコメント。山村の景観づくり」(学識者。候補:森林総合研究所研究 員) パネラー(3名):産業面・経済面から山村を語る学識者、環境(大気や水資源)面から語る学識者、 地元代表(教育関係者、子供たち)。 コーディネーター:岩崎正弥愛知大学教授(又は大西光夫) (2)個別学習研修実習 ①、「川づくり」を学ぶ 講師:川の専門家 ②、「魚の生態」を学ぶ 講師:魚の専門家 ③、野草・山菜の見つけ方・育て方・調理法などを学ぶ 講師:山菜・野草の専門家 ④、炭焼きを学び作る 講師:炭焼き名人 ⑤、太鼓づくりを学び作る 講師:太鼓作り名人(アーティスト) 間伐材と獣害駆除した害獣の皮で太鼓を作る。 ⑥、リース作りを学び作る 講師:リース作り名人 ⑦、草木染を学び作る 講師:草木染名人 4、「あいち森と緑づくり事業」に基づく間伐計画の円滑な実施に協力する。(5 月~3 月) ①、調査に協力する。 ②、景観シュミレーションに基づいた伐採実施計画を協議する。 5、景観づくりの実践活動を開始する。(8 月~3 月) ・跡地の整備と植栽、伐採物の活用などを行う。 ・講師及び指導は、専門家や事務局、プロジェクトメンバーなどで行う。 ・記録を作り、教材にする。 ・製作製品や作品は、販売への仕組み作りなどを支援をする。 【景観づくり】 ①、雑草雑木を伐採し、樹木草花や山菜を植栽をする。 ②、防護柵やわなやネットなどで害獣対策を施す。 ③、間伐材を利用し、ベンチや柵などを作り配置する。 ④、チェンソーアートに工作し、配置する。 ⑤、河岸整備をする。 【伐採物・跡地の活用】 ⑥、炭焼き ⑦、太鼓作り ⑧、リース作り ⑨、草木染 ⑩、野草・山菜の採取と調理 6、取り組みの記録をまとめる。(3 月) 10 2.人材活用対策 ・平成 25 年度に引き続き、本事業の円滑な実施に中心的な役割を果たすとともに、事業継続のため の若手人材の開発育成、ネットワークや事業の基盤づくり(財政と人の体制確立)を行う。 3.施設等整備対策 実施予定はない。 【平成27年度】 1.集落連携推進対策 【基本方針】 ・平成 26 年度に植樹した樹木の生育やチェンソーアートの設置状況や河川整備状況を見守り保護 するとともに、必要に応じて補強工事や植え替えをする。 ・連携推進事業費がなくなることから、利用者負担や自主財源、他の補助金・助成金を確保し、事業 の継続を進める。 【具体的計画】 1、組織運営。(5 月~3 月) ・計画の進捗管理・点検・見直し、人員、資金、将来展望、当面の事業計画等を協議する。 ①、毎月1回定例会議を開催する。 ②、平成 27 年 5 月に 27 年度事業計画を協議し、28 年 3 月総括会議を開催する。 2、広報・組織化。(5 月~3 月) ①、事業参加者(プロジェクトメンバー)を追加募集し作業グループ体制を補強強化する。(5 月~7 月) ・繰り返し「新しい人材」を募集し、マンネリ化や慣れあいに陥らないようにする。 ・事業説明パンフレットやポスターを配布する。 ・WEBサイトでよびかける。 ・説明会を開催する。東栄町、名古屋、岡崎、豊田、豊橋、豊川、新城、浜松の 8 ケ所。 ・作業グループの再編成をする。 ・マスコミに広報宣伝を依頼する。 3、研究・学習・研修・景観づくり実践活動。 ・学習・研究会や実習・研修会を開催しながら景観づくりを実践する。(5 月~3 月) ・講師及び指導は、専門家や事務局、プロジェクトメンバーなどで行う。 ・記録を作り、教材にする。 ・製作製品や作品は、販売への仕組み作りなどを支援をする。 (1)「シンポジウム」を開催する。(11 月) ・11 月/東栄町(花祭会館)で開催。 ・R151 景観プロジェクト計画の取り組み結果(総括)、基調講演、パネル討論を行う。 基調講演①:「景観プロジェクトを振り返って。奥三河の未来(仮称)」(候補:藤田佳久愛知大学名誉 教授) 基調講演②:「景観プロジェクトを振り返って。山村の景観づくり」(学識者。候補:森林総合研究所研 究員) パネラー(3名):産業面・経済面から山村を語る学識者、環境(大気や水資源)面から語る学識者、 地元代表(教育関係者、子供たち)。 11 コーディネーター:岩崎正弥愛知大学教授(又は大西光夫) (2)個別学習研修実践活動をする。(5 月~3 月) 【景観づくり】 ①、雑草雑木の刈取・伐採、樹木草花や山菜の保護育成。 ②、防護柵やわなやネットなどで害獣対策。 ③、間伐材を利用した、ベンチや柵などの保護補強。 ④、配置したチェンソーアートの保護補強。 ⑤、河岸整備の保護補強。 【伐採物・跡地の活用】 ⑥、炭焼き ⑦、太鼓作り ⑧、リース作り ⑨、草木染 ⑩、野草・山菜の採取と調理 4、取り組みの記録をまとめる。 2.人材活用対策 ・平成 25 年度、26 年度に培われたネットワークや実行体制を守り育てつつ、引き続き本事業の成果 の見守り、保護育成、環境整備に従事する。 ・事業継承・運営体制の基軸となる人材を確保し本事業を継続実施する。 3.施設等整備対策 実施予定はない。 12 指標 目 標 (定量的指 標数値) (注4) 現在 1300 人 1600 万円 24 人 なし 交流人口(人) 売上げ(円) 雇用(人) その他の指標(具体的指標明記) 1年目 1500 人 1700 万円 25 人 なし 2年目 1700 人 1850 万円 26 人 なし 3年目 2000 人 2000 万円 27 人 なし [計測方法] 現状値は、千代姫荘の宿泊施設・体験施設の利用者数(1300 人)・売上げ(1000 万)・雇用(20 人)、 食事処「ゆばやし」の売上げ(500 万)・雇用(3 人)、農産物直売所の売り上げ(100 万)・雇用(1 人)の 合計。今後はこれに交流イベントなどの交流人口・売上げを加算し計測する。 関係省庁省 事業の連携 内容 「総務省地域起こし協力隊」 ・東栄町では、2013 年から 2015 年度までの3年間の予定で、この売上げ(100 万)・雇用(1 人)の合計。 今後はこれに交流イベントなどの交流人口・売上げを加算し計測する。の事業を活用して、山菜のブラン ド化を目指して、2 名の隊員(女性)が東栄町嘱託職員として着任して、休耕地などを活用して山菜の テスト栽培や商品開発、販売ルートの開拓、市民菜園の指導補助などの活動を始めている。 ・管轄は、東栄町企画課(0536-76-0502)。事務所は、産業会館内の地域振興室にある。 ・本事業とは、山菜の植え付けや生育保護販売について連携協働する。 「あいち森と緑づくり事業」 ・「あいち森と緑づくり税」を活用して平成 21 年 4 月 1 日から愛知県が実施している。伐採作業は、委 託事業として、受託団体を公募して実施している。 都道府県・ 市町村事業 の連携内容 3年後に期 待される効 果 ・手入れ不足や放置された森林(人工林)や里山林などを間伐し下草や低木が育つようにしたり、地域 ニーズを活かした整備を進め公益的機能を発揮する森林へ整備することが目的。公道沿いや河岸も 事業実施対象。森林、里山、都市における環境学習活動も支援している。 ・管轄部署は、(本庁)愛知県農林水産部森と緑づくり推進室、(現地)新城設楽農林水産事務所林業 振興課(0536-62-0547) ・本事業では、森林の伐採作業をこの事業によって行う。 ・R151 沿いに拠点的な観光スポットが誕生し、渓谷美や山間の美しい風景、チェンソーアートが楽し める。 ・駐車スペースや直売所があり、小休止し地域の特産品を購入できる。 ・大千瀬川沿いでも、整備された河岸には山菜が植えられ、川には太陽光が差し込み川コケの成長が 始まり、元気なアユが育つ環境が生まれる。 ・こうした景観や地域資源を楽しむための観光客や訪問者が増え、千代姫荘を初めとして売り上げが 上がり従業者も増える。 ・都市(市民)と農村(住民)の協働で、新しい価値観を創造して地域資源を再構成し、①、都市市民を 引寄せ・滞在させ・継続化させる景観・魅力(観光地・釣り場・名物産地)が生まれ、②、住む人が生き 生きと楽しく暮らせる場所として守り育て、③、子供たちが参加し長く継承する、その仕組みが出来る。 地域連携を継続化しコミュニティを固め、産・官・学・民の連携が図られ、都市農村共生ネットワークを 形成される。 ・成功的教訓が他地区へ波及拡大し地域全体(奥三河・三遠南信)の活性化につながっていく。 その他 特になし。 13 【事業実施申請団体】 特定非営利活動法人 ボランタリーネイバーズ ・リーダー(プロジェクトマネージャ ー)は、理事長大西光夫。 ・経理担当者は、杉田頼子。 ・リーダーに事故ある時の代行者 は、中川護副理事長、経理は中尾 さゆり。 *大西、杉田、中川、中尾の経歴 は別紙。 【事業実施の際に連携する団体】 【R151景観プロジェクト協議会】 ・東栄町(企画課、経済課、教育委員会) ・東栄町森林組合 ・振草川漁業協同組合 ・古戸地区R151 美しい楽しい景観プロジェクト ・布川地区R151 美しい楽しい景観プロジェクト ・愛知大学 以上で構成。 【連携団体】 ・東栄町交流促進センター千代姫荘 ・ゆばやし ・古戸ひじり会 ・布川花祭交流会 ・木の駅プロジェクト ・マスタ・オブ・ザ・チェンソーアート東栄 ・和太鼓集団「志多ら」 ・NPO法人てほへ ・愛知県(新城設楽農林水産事務所林業振興課 (「あいち森と緑づくり事業」担当) ・愛知県交流居住センター ・日本林業技士会中部支部 ・総務省「地域起こし協力隊」 *現地で各連携団体と協議し、円滑に事業実施す るために、現地実務スタッフとして人材活用事業ス タッフを事務局補助要員として配置する。(黍嶋久 好氏を予定)。 *黍嶋氏の現地事務所としては、産業会館内の地 域支援室で地域起こし協力隊と共用する。 事業実施体 制図(注5) 注1 「取組項目」の欄には「1.取組メニュー」から該当するメニューを選択して記載してください(複数選択可)。 注2 取組のポイントについては、取組メニューの実施内容を踏まえ全体的にがイメージできるように記載してください。また、 複数のメニューを取組む場合においては、各取組内容を踏まえて全体的にイメージできるよう記載してください。 注3 「本交付金の内容」の欄には、複数の取組を実施する場合は、実施する取組メニュー名を記載し、取組メニューごとの 具体的な内容を記載してください。 また、取組内容が目標の達成にどのように寄与するのかわかるように記載してください。 ※ 集落連携対策の取組メニューのうち、(4)又は(6)を主たる取組として実施する地区にあっては、【全 体】及び【当該年 度】における「1.集落連携対策」の全体の取組内容の他に、要綱別表1の交付率及び助成額の(2)のただし書きのコ又はサの 要件に該当する集落を対象として行う高齢農業者等の意向把握及び高齢農業者等の知恵や経験を活かした活動の試行などの 取組の具体的な内容を全体の取組の下に( )書き等で記入してください。 注4 「目標」の欄には、現在、1年目、2年目、3年目の目標を定量的に記載するとともに、目標の計測方法を記載してくださ い。交流人口、売上げ、雇用は必須とします。 注 5 事業実施体制図に関しては、リーダ-及びプロジェクトマネージャー、経理担当者及び代表者が不在となった場合の地位 承継者等を必ず示すこと。 (※ 参考としてリーダ-及びプロジェクトマネージャー、経理担当者及び代表者の経歴や実績の分かる 資料を添付して ください。) 14 3-2.本交付金の事業の実施に関する特記内容 ・東栄町の高齢化率は全国 15 番目、愛知県と言えば大都市のイメージがあるが、ひざ元の中山間地 ではこうした高齢化、過疎化が激しい。 ・中山間地の過疎化や高齢化に対して交流居住の促進など地域活性化の取組みが行われている が、なかなか人口減少や高齢化、少子化に歯止めがかからないでいる。 ・「とりあえず今を元気に」というような感覚で、イベント的・単発的な取組みも行われていて現在の活 性化に役立っているが、本当は、日本の山村をどうするのか、山林を放置したままにするのか、という 根本的な問いに対する戦略的な長期展望に立った事業が求められている。 本交付金の 実施に対す る特記内容 ・私たちも中山間地支援事業に係わるたびに感じているが、しかし、その課題に対しては、我々NPO など民間人の力ではどうしようもないし、中山間地の自治体や人々にも荷が重い。都市部の人間や国 の施策として国の責任で取り組む必要があるように思う。でないと日本の山野は崩壊する、持たない。 ・今回の事業は、10 年 20 年後を見つめた景観づくりや地域資源作りに挑戦するものだが、こうした観 点から観光資源として成功している事例も少なくない。 近くでは、意識的に観光資源にしようとしたわけではないが大きな観光資源になったといわれる事例 として、足助香嵐渓の紅葉が挙げられるし、コツコツ数十年をかけて育てた郡上市の「國田家の芝桜」 などがある。また、豊根村茶臼山高原の芝桜などもそうした取り組みの1事例だと思う。 ・昔、林業は三代かかって成り立つと言われていたが、そうした息の長い事業を続けてきた歴史や価 値観を思いだし、本事業を実施する。 ・2014 年は、ESDユネスコ世界会議が愛知県で開催され、持続可能な社会作りが議論されるが、そ のモデル事業としても意義ある取組みだと考える。 本交付金の実施内容等を表す地域資源の写真・イメージ図(2枚) 右手の林の中をR151 が走っている 15 左手の林の下手に渓谷がある 4.年度別事業計画とその経費の内訳(※積算資料(ソフトとハードを分けて添付して下さい。) 1年目(平成 25年度)の取組内容と主な経費 取組内容 総事業費 単位:千円 本交付金 ①=②+③+④ 他の補助金等 ② 自己資金 ③ ④ 1.集落連携推進対策 3,477 3,417 60 (1)自然・景観を生かし た美しい村づくり 3,477 3,417 60 1)組織体制作り 445 385 60 2)調査活動 919 919 3)広報組織活動 789 789 4)学習・研修活動 1,319 1,319 5 5 2.人材活用対策 2,082 1,996 86 (1)自然・景観を生かし た美しい村づくり 2,082 1,996 86 5)記録まとめ 備考 3.施設等整備対策 実施せず 合計 5,559 5,413 146 2年目(平成 26年度)の取組内容と主な経費 取組内容 総事業費 単位:千円 本交付金 ①=②+③ 他の補助金等 ② 自己資金 ③ ④ 1.集落連携推進対策 8,135 8,000 135 (1)自然・景観を生かし た美しい村づくり 8,135 8,000 135 860 760 100 2)広報組織活動 1,051 1,051 3)学習・研修活動 2,107 2,107 0 0 5)景観づくり 4,110 4,075 6)記録まとめ 7 7 2.人材活用対策 2,640 2,500 (1)自然・景観を生かし た美しい村づくり 2,640 2,500 1)組織運営 4)あいち森と緑づくり事業 備考 35 140 3.施設等整備対策 *四捨五入で積み 実施せず 上げるため合計額 で差異が生じた。 合計 10,774 10,500 16 274 (積算資料参照) 3年目(平成 27年度)の取組内容と主な経費 取組内容 総事業費 単位:千円 本交付金 ①=②+③ 他の補助金等 ② 自己資金 ③ 備考 ④ 1.集落連携推進対策 (1)自然・景観を生かし 695 695 695 695 1)組織運営 98 98 2)広報組織活動 90 90 3)学習・研修・景観作り 495 495 4)記録まとめ 12 12 2.人材活用対策 2,640 2,500 140 (1)自然・景観を生かし 2,640 2,500 140 3.施設等整備対策 *四捨五入で積み 実施せず 上げるため合計額 合計 注1 3,334 2,500 834 で差異が生じた。 (積算資料参照) 取組内容は、集落連携推進対策、人材活用対策、施設等整備対策の各々で実施するメニュー毎に、「体制整備」、「集 落調査・分析」、「実践活動」、「人材の育成・確保」、「普及活動」等のように適宜分類して記載してください。また、「3.本交付金 の内容」と整合を図ってください。 注 2 「他の補助金等」又は「自己資金」がある場合は、備考欄に資金の性格(相手方及び資金の受入時期等)を記載してくださ い。 17 5.人材活用対策 活用する人材について、次のいずれか該当する事項に○を付けてください。 (1) 手づくり活動に必要なノウハウを有する専門家(業務委託) (2) 地域活性化に意欲のある都市の若者等(研修) 人材の募集方法について、次のいずれか該当する事項に○を付してください。 (1) 事業実施主体自身で募集を行う。 (2) 民間団体等に委託して募集を行う。 (3) 実施要綱第2の4の広域ネットワーク推進対策を活用して募集を行う。 人材の資質 (専門家の場合) 人材に求める成果 (専門家・研修生 の場合) 人材の受け入れ 体制(専門家・研 修生の場合) 総務省の仕組み による派遣人材 との連携 その他 ・助成事業終了後も景観を守り育てること、他地域へ波及させることが本事業の重要なポイント。 ・そのため、地元に根付くこと、産官学民や複数地域、異業種など多様な主体をコーディネートし そのネットワークを築いていけること、名古屋・三河・浜松など都市部との広域ネットワークを築け ることが組織的な面からの課題。 ・樹木や山菜の保育、アユなどの保育などについて専門的知識や技術を取得する意欲があるこ と、林業や山村活性化について専門的知識を有し高めることに意欲があること、事業内容を文書 化や図面化して広く普及できる技術があることなどの能力が必要。 ・今回は、そうした資質・能力を持つ人材が見つかったことから万全だと考えている。 ・関係者の信頼を得ること。 ・専門知識と技術を高めること。 ・今後も本事業を守り育てる意思があり実践すること。 ・場所的拠点としては、総務省地域起こし協力隊の事務所である東栄町産業会館内地域振興室 の事務室に置く。 ・また、組織的な受入体制としては、地元実行組織の代表は東栄町町長で、従って事務局も東 栄町役場に置き、全体のコーディネート、取り回しを行う。この体制と緊密に連携を取り、作業を 遂行する。 ・事務室が同室のため、日常的に接触できるので、情報交換や作業協力を行って、一緒になっ て東栄町の活性化及び相互の事業の成功を期す。 ・本事業としては、山菜の植え付け、生育、販売に関して指導助言を受けながら連携する。 特になし。 18 7.地域再生計画との関連の有無 該当する箇所に○を付してください。また、当該内容が分かる資料を添付してください。 有 無 8.定住自立圏形成協定又は定住自立圏形成方針との関連の有無 該当する箇所に○を付してください。また、当該内容が分かる資料を添付してください。 有 無 9.企業、大学、NPOによる地域貢献活動など、地域と民間等との新たな交流・協働を促進する取組であるかの有無 該当する箇所に○を付してください。また、当該内容が分かる資料を添付してください。 有 無 10 新しいアイデアを活用した取組の有無 該当する箇所に○を付してください。また、当該内容が分かる資料を添付してください。 有 無 19