Comments
Description
Transcript
平成 25 年度 企業におけるダイバーシティ経営 の促進
経済産業省委託事業 平成 25 年度 企業におけるダイバーシティ経営 の促進に関する実態調査 報 告 書 平成 26 年3月 《 目 次 》 Ⅰ.事業の全体像 ...................................................................................................................................................... 1 1.本事業の背景 ................................................................................................................................................................................. 1 2.本事業の目的 ................................................................................................................................................................................. 1 Ⅱ.「ダイバーシティ経営企業 100 選」の選定......................................................................................................3 1.運営委員会の設置 ........................................................................................................................................................................ 3 2.運営委員会の開催 ........................................................................................................................................................................ 4 3.審査基準・審査スケジュール ................................................................................................................................................. 4 4.事業周知・広報 ........................................................................................................................................................................... 30 5.公募概要......................................................................................................................................................................................... 61 6.応募・審査状況 ........................................................................................................................................................................... 61 7. 「ダイバーシティ経営企業100選」の選定 ................................................................................................................. 61 Ⅲ.ダイバーシティ経営の基本的な考え方と進め方........................................................................................... 65 1.策定方針......................................................................................................................................................................................... 65 Ⅳ.ダイバーシティ経営企業100選ベストプラクティス集の作成 ................................................................ 67 1.策定方針......................................................................................................................................................................................... 67 Ⅴ.ダイバーシティ経営企業100選 表彰式の開催・運営 ........................................................................... 68 1.開催概要......................................................................................................................................................................................... 68 2.事業周知・広報 ........................................................................................................................................................................... 70 3.動画制作......................................................................................................................................................................................... 80 4.参加者アンケート ...................................................................................................................................................................... 81 Ⅰ.事業の全体像 1.本事業の背景 「ダイバーシティ経営」は、変化が激しい昨今の経済社会において、企業が競争優位を築き、革新的な 価値創造を図るための重要な経営戦略である。特に、近年、企業に対する次のような要請が、「ダイバ ーシティ経営」の「価値創造の源泉」としての重要性を増しているといえよう。 ○企業に「ダイバーシティ経営」が求められる背景 1.成熟社会において、他社と異なる商品、サービス、ビジネスモデルを開発する必要性 成熟社会においては、従来の価値感に捉われない、自由、先駆的、革新的な発想が必要となる。 すなわち、従来企業の多くを占めていた、「現役世代の男性、正社員、フルタイム社員」の重要性 が高まっている。 このような社員が、それぞれの多様性を「ぶつけあう」ことにより、新たな発想、イノベーショ ン、価値創造がなされることが期待されている。 2.変化のスピードへの対応 情報化や技術革新のスピードの早さ、市場環境変化の急激さに、いち早く機動的に対応できる人 材ポートフォリオが必要とされている。 「変化」に対応するには、「画一性」ではなく「柔軟性」、「多様性」が必要とされる。そのため 人材の属性のみならず、経験・キャリアの多様性を生かすことも重要となる。 3.経済のグローバル化への対応 経済のグローバル化の進展に伴い、多様な文化的な背景に対する理解や多様性のある社員・人材 活用の重要性が高まっている。属性を超えた人材の活用と多様性を受容し活かすことができる企業 文化の醸成こそが、企業のグローバル経営の成否を左右する。 4.生産人口減少への対応 少子高齢化のもとで生産人口が減少する中、企業の労働力確保、企業並びに我が国の競争力の維 持・強化に対する不安要素となっている。女性、外国人、高齢者、障がい者等、現状では十分に活 かされていない人材の活躍機会を創出することが不可欠となっている。 5.ソーシャル・インクルージョン社会における経営への転換 超高齢化社会を迎える我が国においては、シニアマーケットへの対応はもとより、高齢者の経済 活動参加についても、その重要性が高まっている。 また、障がい者の地域・社会における活動および経済活動参加の促進についても政策的イニシア ティブが高まっている。 2.本事業の目的 上記1.の背景からも企業における「ダイバーシティ経営」の重要性が高まっている。 さらに、我が国が、デフレ経済から「価値創造」経済へと転換を図り、経済成長を遂げるためには、 女性、外国人、高齢者、障がいのある人等を含め、一人ひとりが能力を最大限発揮して、価値創造に 参画していくことが必要である。 1 一方、企業側でも、グローバル化をはじめとする市場環境の変化に伴い、多様化する市場ニーズへ 対応するためのイノベーションの創出、リスク管理能力(ガバナンス)や変化に対する適応能力(柔 軟性)の向上、国内外の投資家からの長期・安定的な資金調達、少子化に伴う優秀な人材確保等の対 応が求められている。 しかしながら、現状は、一部の先進的な企業を除き、多くの日本企業では、高度経済成長期に形成 された「男性正社員(新卒採用)・長期継続雇用」を標準とする人事管理システムに強い“慣性”が 働き、多様な人材の積極的活用に向けての動きは鈍い。こうした現状を踏まえると、ダイバーシティ 推進に向けた各社の自発的な取組を後押しし、そうした動きを加速化させることが必要である。 そのため、様々な規模・業種の企業における「ダイバーシティ経営」への積極的な取組を「経済成 長に貢献する経営力」として公式に評価し、プレイアップすることで、その経営戦略上の意義に対す る認識を広く経営者層に浸透させるとともに、ダイバーシティ推進へのインセンティブを強化し、積 極的に取り組む企業の裾野を拡大することを、本調査事業の目的とする。 本年度は「ダイバーシティ経営企業 100 選」の 2 ヵ年目として、 「ダイバーシティ経営」を経営者層、 社会全体への浸透させることにより、取組企業の裾野の拡大するため、本事業を実施した。 2 Ⅱ. 「ダイバーシティ経営企業 100 選」の選定 1.運営委員会の設置 昨年度同様に、事業の全体的な企画・運営、並びに「ダイバーシティ経営企業 100 選」の審査・選 出を行うための中核的な検討主体として、「運営委員会」を設置した。運営委員会の構成は以下の通 り。 ○委員 委員長 佐藤 博樹 東京大学大学院情報学環 教授 クリスティーナ アメージャン 一橋大学大学院商学研究科 教授 大久保 幸夫 株式会社リクルート ワークス研究所 所長 武石 恵美子 法政大学キャリアデザイン学部 教授 竹中 ナミ 社会福祉法人プロップ・ステーション 理事長 谷口 真美 早稲田大学大学院商学研究科 早稲田ビジネススクール 教授 平野 茂夫 株式会社マイスター60 取締役会長 深沼 光 株式会社日本政策金融公庫 総合研究所(小企業研究グループ) 主席研究員 松原 光代 株式会社東レ経営研究所 ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部 主任研究員 ○オブザーバー 高平 ゆかり 株式会社マイスター60 執行役員 事業本部長 兼 経営企画室長 ○事務局 小川 誠 広瀬 直 山本 祥 奈須野 太 橋本 泰輔 金谷 明倫 長谷部 文子 坂本 里和 水野 功平 関 万里 小林 佳菜 早川 久夫 山岡 由加子 野中 美希 相根 泰成 経済産業省 経済産業政策局 大臣官房審議官(雇用・人材担当) 経済産業省 経済産業政策局 大臣官房審議官(経済社会政策担当) 経済産業省 経済産業政策局 産業構造課 調査係長 経済産業省 経済産業政策局 産業人材政策室 経済産業政策局参事官(産業人材政策担当) 経済産業省 経済産業政策局 産業人材政策室 総括補佐 経済産業省 経済産業政策局 産業人材政策室 室長補佐 経済産業省 経済産業政策局 産業人材政策室 係長 経済産業省 経済産業政策局 経済社会政策室 室長 経済産業省 経済産業政策局 経済社会政策室 総括係長 経済産業省 経済産業政策局 経済社会政策室 係長 (男女共同参画・子育て担当) 経済産業省 経済産業政策局 経済社会政策室 係長 (男女共同参画・子育て担当) みずほ情報総研株式会社 社会政策コンサルティング部 年金・福祉チーム 次長 みずほ情報総研株式会社 社会政策コンサルティング部 年金・福祉チーム 上席課長 みずほ情報総研株式会社 社会政策コンサルティング部 年金・福祉チーム コンサルタント みずほ情報総研株式会社 社会政策コンサルティング部 年金・福祉チーム コンサルタント 3 2.運営委員会の開催 運営委員会は以下の日程・内容にて、計3回開催した。 ○第1回 日 時 2013 年 7 月 1 日(月)13:00~14:50 場 所 経済産業省会議室 検討事項 ・昨年度事業の報告と今年度事業の概要 ・審査方針・手順・応募書類等について ○第2回 日 時 2013 年 10 月 24 日(木)10:00~12:30 場 所 経済産業省会議室 検討事項 ・書類選考 ・ヒアリング審査の進め方とベストプラクティス取りまとめ方針 ・ 「基本的な考え方と進め方」策定方針 ・表彰式開催方針の報告 ○第3回 日 時 2014 年 1 月 29 日(水)14:00~16:15 場 所 経済産業省会議室 検討事項 ・表彰企業選定 ・ 「基本的な考え方と進め方」(ガイドライン)策定 ・表彰式について 3.審査基準・審査スケジュール 運営委員会における議論を踏まえ、本年度「ダイバーシティ経営企業 100 選」の審査基準・審査ス ケジュールを決定した。詳細は次ページ以降のとおりとした。 4 ○ダイバーシティ経営企業 100 選選定基準 「ダイバーシティ経営」とは ①多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、 ②イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営 【評価のポイント】 ① 取組内容 どのような人材について、どのような取り組みで能力を発揮させているか、下記の3つのポイ ント(観点)から評価を実施した。ただし、ポイントの全てを満たす必要はない。 ・実践性: 制度導入などの形式的な取り組みにとどまらず、人材活用の取り組みが現場レベルで実践され ていること。 ・革新性・先進性: 従来とは異なる新たな取り組みを進めていたり、あるいは同業・同規模他社に先がけて取り組 みを開始したりするなど、 「モデル」として他企業の参考になること。 ・トップのリーダーシップ: 経営トップの明確な意志が表明され、現場まで浸透していること。 ② 成果 上記の取り組みの結果、どのような成果が上がったかについて、評価を実施した。 ・成果: 多様な人材の能力発揮により、イノベーションの創出、生産性向上等の成果を上げていること。 ○ダイバーシティ促進事業表彰選定基準 ① 関連性 当該企業が行っている事業やプログラムが「ダイバーシティ経営支援」を目的としていること。 ② 実効性 当該事業やプログラムが「ダイバーシティ経営」の普及促進に一定の貢献をしていること。 ○審査スケジュール 本年度事業における審査スケジュールは次のとおり。 5 2013 年 7 月 1 日(月) 第 1 回運営委員会 2013 年 7 月 16 日(火) 募集締切 ~9 月 11 日(水)17:00 必着 平成 25 年 9 月下旬~10 月中旬 書類審査(一次) 平成 25 年 10 月 24 日(木) 第 2 回運営委員会(書類選考) 平成 25 年 10 月下旬~12 月 ヒアリング審査(二次) 書類審査(一次)を通過した「ダイバーシティ経営企業 100 選」応募企業のみ 平成 26 年 1 月 29 日(水) 第 3 回運営委員会(受賞企業決定) ○応募用紙・応募要領 応募用紙・応募要領は、昨年度事業から以下の点を改訂した。 ・改訂点: (100 選・促進事業表彰の両方) ・記載イメージが湧きやすいよう、記載例を充実。(昨年度受賞企業の取組例を追記するとともに、 女性管理職比率等の数値を比較可能にするため、経年での記載事例を追加) ・プロダクト・プロセスイノベーションの記載を求めるため、成果の枠を直接的効果(プロダクト・ プロセスイノベーション)と間接的効果(外部評価の向上、職場内の効果等)に分割。 ・直近の法改正にあわせて障がい者雇用率の記載を修正。 ・従業員数の内訳として女性、外国人、障がい者、高齢者の人数記載欄を追加(従業員数 300 人以下) 。 ・中小企業の基準を従業員数で統一。 ・反社会勢力とのつながりの有無について確認する項目を追加。 ・経営状況(売上高、経常利益)の記載欄を追加。 ・1 週間の実労働時間の平均や有給休暇取得率について、任意記載から必須記載に変更。 ・国の制度や法律等に対する意見・要望欄(アンケート欄)の追加。 ・公平性の観点から、応募用紙に記載するフォントの大きさを定め、参考資料の枚数を最大 10 頁程 度までに制限。 なお、応募用紙・応募要領の詳細は次の通り。 6 ① ダイバーシティ経営企業100選 応募用紙 7 8 9 10 ② ダイバーシティ促進事業表彰 応募用紙 11 12 13 14 ③ 応募要領 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 ○審査フロー(1次:書面審査、2次:ヒアリング審査) 企業から応募された135件分の応募書類については、事務局にて記載の不備等について確認を行っ た後、労働関係法令等に関して重大な違反がないかコンプライアンスチェックを実施した。その上で、 委員による書面審査を実施し、当該審査を通過した企業を対象にヒアリング審査を実施した。 ①書面審査の実施 ・委員による書面審査: コンプライアンスチェックを通過した企業について、評価のポイントを踏まえた総合評価を実施 した。 ・審査結果の回収・集計: 前項で運営委員の実施した評価について、結果を事務局にて取りまとめた。 ・選定: 前項で事務局の取りまとめた集計結果について運営委員会により審議を行い、総合評価にて平均 点以上の企業を書類審査通過企業として決定した。 ②ヒアリング審査の実施 書面審査を通過した企業について、応募書類に記載された内容の妥当性を確認するとともにベスト プラクティス集作成に向けた事例調査のため、ヒアリング審査を実施した。 ・ヒアリング審査概要 審査期間 :2013 年 11 月 8 日~12 月 26 日 ヒアリング対象者:書面審査を通過した企業計 53 社の経営トップ(経営企画・人事担当役員含む)、 ダイバーシティ推進担当部署、成果を出している事業部門現場管理職 ヒアリング時間 :1.5~2 時間程度 4.事業周知・広報 本年度事業の周知・広報に向けて、以下の取り組みを実施した。 (1)平成 25 年度 ダイバーシティ経営企業100選 専用ホームページの作成・運営 本事業専用のホームページを作成し、事業全体、公募、表彰式等について事業周知・広報を行った。 ○概要 名 称:平成 25 年度 ダイバーシティ経営企業100選 U R L:http://www.diversity100sen.go.jp/index.html 開設日:2013 年 7 月 16 日 30 ○ページ構成 グローバルメニュー ダイバーシティ経営企業100選/トップ ページ内詳細ツリー はじめに お知らせ(更新情報) メディア掲載実績 各記事関連リンクへ お問合せ先 事業概要 事業の概要 スケジュール(予定) お問合せ先 応募方法 平成25年度「ダイバーシティ経営企業100選」の公募について 表彰概要 応募資格 応募期間 セミナー・イベント情報 応募要領 応募要領、Q&A(PDF) 応募用紙 経営企業100選・促進事業表彰 各応募用紙(EXCEL) 応募書類送付先・応募に関するお問合せ先 経営企業100選・促進事業表彰 各応募用紙イメージ(PDF) ダイバーシティ経営企業100選表彰式・なでしこ銘柄発表会シンポジウム お問合せ先 ダイバーシティ経営企業セミナー」のご案内 開催地域・日時等 開催結果報告(PDF) その他のイベント情報 各イベントの関連サイトへ お問合せ先 運営委員紹介・サポーター紹介 表彰式・シンポジウム開催案内 運営委員からの応援メッセージ 各委員関連のサイトへ 「ダイバーシティ経営企業100選」サポーター一覧&応援メッセージ 各サポーターの関連サイトへ 平成25年度 開催報告 開催結果報告(YouTube、PDF) ※動画を含む 開催概要資料(PDF) 平成24年度 開催報告 開催結果報告(YouTube) 第2部受賞企業資料(PDF) お問合せ先 基本的な考え方と進め方・ベストプラクティス集等 平成25年度受賞企業・ベストプラクティス集 各ベストプラクティス集(PDF) 平成24年度受賞企業・ベストプラクティス集 ベストプラクティス集(PDF) ※検索機能あり 受賞企業検索 ① ダイバーシティ経営企業100選(PDF) ② ダイバーシティ促進事業表彰(PDF) 関連資料 各報告書等(PDF) お問合せ先 お問合せ先 ※特別対談企画 100選運営委員・サポーターに聞く! ~ダイバーシティ経営の実践~ 第1回 第2回 第3回 31 ※動画を含む ○公募ページ(冒頭抜粋) (2)募集チラシの作成 本事業募集用のチラシを作成し、公募開始について事業周知・広報を行った。 ○概要 タイトル:経済産業省 平成 25 年度 ダイバーシティ経営企業100選 印刷枚数:2,000 枚 納付先 :経済産業省本省、地方経済産業局(沖縄総合事務局含む) 32 ○募集チラシ 33 34 (3)メディア等を通じた広報 本事業公募について、メディア等を通じて公募開始について事業周知・広報を行った。なお、掲載 実績は以下の通り。 ○掲載媒体(掲載日) ・電気新聞(2013 年 7 月 17 日) ・日本経済新聞(2013 年 7 月 18 日) ・繊維新聞(2013 年 7 月 22 日) ・ニッキン(2013 年 7 月 26 日) ・朝日新聞(2013 年 9 月 4 日) (4)「100選」サポーターを活用した広報 100選運営委員と100選サポーターによる対談を実施しホームページに掲載することで、本事 業について事業周知・広報を行った。 ○趣旨 経営者、人事ご担当者にとどまらず、学生や就活関係者なども含め幅広くダイバーシティ経営 の意義・効果を PR することを目的に、運営委員会委員と「100選」サポーターとの対談を行 い、ダイバーシティ経営の意義・課題等について広く情報発信を行う。 ○概要 回数・場所 対談者 テーマ 佐藤 博樹 氏 【第1回】 みずほ情報総研㈱ 会議室 (運営委員会委員長) × 日本企業にとっての多様な人材活用のポイント と現状の課題 麓 幸子 氏 (サポーター、日経 BP 社ビ ズライフ局長) 大久保 幸夫 氏 (運営委員会委員) 【第2回】 みずほ情報総研㈱ 会議室 × 牛窪 恵 氏 (サポーター、 (有)インフィニティ代表 取締役) 日本企業のダイバーシティ経営推進を阻むハー ドルと乗り越える意義 谷口 真美 氏 【第3回】 みずほ情報総研㈱ 会議室 (運営委員会委員) × 海老原 嗣生 氏 (サポーター、 ㈱ニッチモ 代表取締役) 35 ダイバーシティ経営を推進している日本企業が 抱える問題点と、その処方箋となり得る企業の 仕組みづくりのポイント (5)受賞企業メーリングリスト 本事業公募について、前年度受賞企業を対象としたメーリングリストを作成し、本事業について事 業周知・広報を行った。 ○概要 称:平成 25 年度 ダイバーシティ経営企業100選 受賞企業メーリングリスト 名 参加者数:46 社、54 名 (6)地方経済産業局による 100 選普及セミナーの開催 地方経済産業局においてセミナーを実施し、本事業について事業周知・広報を行った。 ○概要 開催地域 大阪 開催日時 場所 平成 25 年 7 月 12 日 (金) (近畿経済産業局) 14:00~16:30 仙台 平成 25 年 7 月 23 日 (火) (東北経済産業局) 14:00~16:30 東京 平成 25 年 9 月 4 日 (水) (関東経済産業局) 14:00~17:00 福岡 平成 25 年 9 月 4 日 (水) (九州経済産業局) 14:00~17:20 高知 平成 25 年 10 月 4 日 (金) (四国経済産業局) 15:30~17:30 名古屋 平成 25 年 12 月 3 日 (火) (中部経済産業局) 13:30~16:00 沖縄 (内閣府 沖縄総合事務局) 平成 26 年 1 月 21 日 (火) 14:00~16:00 36 阪急グランドビル 26 階会議室 1・2・3 TKP 仙台匂当台カンファレンスセンター 東京中小企業投資育成株式会社 8 階会議室 ハイアット・リージェンシー・福岡 ホテル日航高知旭ロイヤル 愛知県産業労働センター(ウインクあいち) 那覇第二地方合同庁舎 1 号館 2 階大会議室 ○開催報告 【大阪】 37 38 39 40 41 【仙台】 42 43 44 【東京】 45 46 47 48 【福岡】 49 50 51 【高知】 52 53 54 【名古屋】 55 56 57 【沖縄】 58 59 60 5.公募概要 公募は、前掲公募要領に沿って実施した。 6.応募・審査状況 本年度の応募状況は以下の通り。 ○今年度の応募状況 応募総数 :135 社 うち大企業 :67 社 うち中小企業 :60 社 うち促進事業表彰:8 社 ○一次(書面)審査通過企業 通過企業数 :53 社 うち大企業 :27 社 うち中小企業 :23 社 うち促進事業表彰:3 社 7.「ダイバーシティ経営企業100選」の選定 本年度の受賞企業は以下の通り。 ○受賞企業 受賞企業数 :49 社 うち大企業 :25 社 うち中小企業 :21 社 うち促進事業表彰:3 社 61 ○受賞企業・受賞対象・受賞成果一覧(ダイバーシティ経営企業100選) 企業名 対象 所在地 プ イ ロ ノ ダ ベ ン ク ト シ イプ ノロ ベセ ン ス シ ー 限 定 な し � 高 齢 者 キ ャ ル リ ・ ア 経 ・ 験 ス キ ー 外 国 人 女 性 障 が い 者 経営成果 � 従 業 員 3 0 0 人 以 下 外 の 的 向 評 上 価 の職 効場 果内 建設業 1 有限会社ゼムケンサービス ★ 福岡県 ○ ○ ○ 2 株式会社エスケーホーム ★ 熊本県 ○ ○ ○ 3 アステラス製薬株式会社 東京都 ○ 4 アサヒビール株式会社 東京都 ○ ○ ○ 5 エステー株式会社 東京都 ○ ○ ○ 6 MSD株式会社 東京都 ○ ○ ○ 7 大塚製薬株式会社 東京都 ○ ○ ○ 東京都 ○ 東京都 ○ 10 トッパン・フォームズ株式会社 東京都 11 富士通株式会社 東京都 製造業 8 株式会社メトロール ★ 9 凸版印刷株式会社 12 日本理化学工業株式会社 ★ 神奈川県 13 フジイコーポレーション株式会社 ★ 新潟県 14 株式会社加藤製作所 ★ 岐阜県 15 株式会社光機械製作所 ★ 三重県 16 株式会社レグルス ★ 三重県 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 17 積水化学工業株式会社 大阪府 ○ ○ 18 帝人株式会社 大阪府 ○ ○ ○ ○ ○ 19 プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社 兵庫県 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20 株式会社キョウセイ ★ 岡山県 21 株式会社虎屋本舗 ★ 広島県 22 株式会社ハート ★ 高知県 ○ 23 菊水酒造株式会社 ★ 高知県 ○ ○ ○ ○ ○ 62 企業名 対象 所在地 限 定 な し プ イ ロ ノ ダ ベ ン ク ト シ イプ ノロ ベセ ン ス 外 の 的 向 評 上 価 の職 効場 果内 ○ ○ ○ ○ ○ シ ー 高 齢 者 � 外 国 人 キ ャ ル リ ・ ア 経 ・ 験 ス キ ー 女 性 障 が い 者 経営成果 � 従 業 員 3 0 0 人 以 下 情報通信業 東京都 24 SCSK株式会社 ○ ○ ○ 東京都 ○ 東京都 ○ ○ 東京都 ○ ○ 28 日本ヒューレット・パッカード株式会社 東京都 ○ 29 日本マイクロソフト株式会社 東京都 25 株式会社ダンクソフト ★ 26 株式会社リクルートホールディングス 27 サイボウズ株式会社 ★ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 運輸業,郵便業 30 丸善運輸倉庫株式会社 ★ ○ 大阪府 卸売業,小売業 31 イケア・ジャパン株式会社 千葉県 ○ 32 株式会社髙島屋 大阪府 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 33 田代珈琲株式会社 ★ 大阪府 ○ ○ ○ ○ 34 株式会社健康家族 ★ 鹿児島県 ○ ○ ○ ○ ○ 35 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 東京都 ○ ○ ○ ○ 36 株式会社損害保険ジャパン 東京都 ○ ○ ○ ○ 37 株式会社三菱東京UFJ銀行 東京都 ○ ○ 38 大和証券株式会社 東京都 ○ ○ 39 東京海上日動火災保険株式会社 東京都 ○ ○ ○ 40 株式会社大垣共立銀行 岐阜県 ○ ○ 41 住友生命保険相互会社 大阪府 ○ 金融業,保険業 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 生活関連サービス業,娯楽業 42 株式会社特殊衣料 ★ 北海道 ○ 43 沖縄ワタベウェディング株式会社 ★ 沖縄県 ★ 宮城県 ○ ★ 群馬県 ○ ○ ○ ○ ○ 教育,学校支援業 44 株式会社セレクティー ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 医療,福祉 45 有限会社COCO-LO その他サービス業 46 楽天株式会社 東京都 ○ 63 ○ ○受賞企業一覧(ダイバーシティ促進事業表彰) 企業名 所在地 学術研究,専門・技術サービス業 1 株式会社テレワークマネジメント 北海道 2 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 東京都 医療,福祉 3 ダンウェイ株式会社 神奈川県 64 Ⅲ.ダイバーシティ経営の基本的な考え方と進め方 1.策定方針 ダイバーシティの基本的な考え方と進め方および別紙 取り組みのアイデアリストは、以下の策定方針 に則って作成した。なお詳細は、別冊「平成 25 年度 ダイバーシティ経営企業100選ベストプラク ティス集」ご参照。 ○ダイバーシティ経営の基本的な考え方と進め方(全体像) (1)ダイバーシティを経営戦略として進めるために ①トップのコミットメント ②行動指針や目標における計画策定 ③担当部署の設置 (2)多様な人材が活躍できる土壌をつくるために ①多様で柔軟な働き方を可能とする環境整備 ②職場のマネジメント改革 ③職務の明確化・公正な人事評価制度 ④多様な人材の積極的な登用 ⑤多様性を引き出し活かす配置・転換 ⑥個々の強みを活かす仕事づくり ⑦キャリア形成や能力開発のための教育・ 研修の拡充 ⑧社内に対する周知 (3)多様な人材の活躍を価値創造につなげるために ①情報共有・意思決定プロセスの透明化 ②「違い」を強みにつなげるコミュニケーション活性化・職場風土づくり ③社外に対する情報発信 価値創造 「ダイバーシティの基本的な考え方と進め方」は、昨年度事業から下記の項目を追加・変更すると ともに、既存項目についても記載内容を見直した。 ○変更点 【全体構成】 昨年度: (1)ダイバーシティ経営推進のための戦略策定、 (2)多様な人材が活躍できる土壌 づくり 本年度: (1)競争優位を構築するための経営戦略、 (2)多様な人材が活躍できる土壌をつく るために、 (3)多様な人材の活躍を価値創造につなげるために 【個別項目】 (2)多様な人材が活躍できる土壌をつくるために ⑤ 多様性を引き出し活かす配置・転換(追加) 65 ⑥ 個々の強みを活かす仕事づくり(追加) ⑧ 社内に対する周知、社外に対する情報発信(変更。昨年度: 「社内外に対する情報発信」 ) (3)多様な人材の活躍を価値創造につなげるために ① 情報共有・意思決定プロセスの透明化(追加) ② 「違い」を強みにつなげるコミュニケーション活性化・職場風土づくり(追加) ③ 社外に対する情報発信(変更。昨年度: 「社内外に対する情報発信」) ○「取り組みのアイデアリスト」の作成 本年度事業では、読み手である企業がその記載内容を具体的にイメージすることができ、行動に移 す際の助けとなるツールとして「ダイバーシティの基本的な考え方と進め方」と「ベストプラクティ ス集」をつなぐ「取り組みのアイデアリスト」を作成することとした。 「取り組みのアイデアリスト」は、昨年度及び本年度の「ダイバーシティ経営企業 100 選」受賞企 業にみられた取り組みの中で、ダイバーシティの基本的な考え方と進め方の項目に対応した具体的事 例を一覧としてまとめたものである。 66 Ⅳ.ダイバーシティ経営企業100選ベストプラクティス集の作成 1.策定方針 ダイバーシティ経営企業100選ベストプラクティス集は、以下の策定方針に則って作成した。なお 詳細は、別冊「平成 25 年度 ダイバーシティ経営企業100選ベストプラクティス集」ご参照。 ○ベストプラクティス取りまとめ方針 ・コンテンツについて: ・ダイバーシティ経営の成果と、それ生み出すロジックをわかりやすく示すことを重要視してコン テンツを組み立てる。 ・募集用紙の記載事項に基づき、当該企業について取り上げるべきポイントについて仮説を持って ヒアリング調査を行う。募集用紙の記載事項及びヒアリングの結果をもとに、第三者として評価 すべきポイントを中心にベストプラクティス集をとりまとめる。 ・1 事例につき 4 ページを基本とし、基本構成は以下の通りとした。 ページ 1 ページ目 コンテンツ ・企業名 ・表彰のポイント(受賞理由:第 3 者から見て評価すべき点) ・事例のポイントのまとめ ・イメージ図、写真等(企業から提供されるもの、あれば掲載) ・企業データ(企業情報、従業員の状況) 2~3 ページ目 ○ダイバーシティ経営の背景とねらい ・取組の背景、経緯 ・ダイバーシティ経営のねらい ○ダイバーシティ推進のための具体的取組 ・全社的な取組 ・現場での実践に浸透させるための取組 3~4 ページ目 ○ダイバーシティ推進による経営効果 ・定量的、定性的な効果 ・具体的な製品やプロセスの開発があればその具体的な内容 ○ダイバーシティ推進の今後の見通し ○参考情報(経営効果や取組を示す写真等) ・読みやすさに配慮した工夫: ・ページにインデックスを付与し、属性、経営効果の種類、業種、大企業/中小企業の別がわかるよ う工夫する。 ・見開きのページすべてに企業名が入るようにする。 ・企業から提供いただく写真をできるだけ織り込む。 67 Ⅴ.ダイバーシティ経営企業100選 表彰式の開催・運営 1.開催概要 ダイバーシティ経営企業100選 表彰式は、以下の通り実施した。 ○概要 日 時 2014 年 3 月 3 日(月)13:00~16:30(受付開始 12:30) 場 所 イイノホール(東京都千代田区内幸町2丁目1-1 イイノビル4階) 対 象 企業関係者、メディア関係者、学生ほか 主 催 経済産業省 共 催 経済産業研究所(RIETI) 、東京証券取引所 後 援 日本経済新聞社 開催概要 1.開会・主催者挨拶、来賓挨拶 2.表彰式 3.100選受賞企業紹介 4.経済産業研究所(RIETI) 「ダイバーシティとワークライフバランスの効果研究」 研究会成果発表 5.平成25年度「なでしこ銘柄」発表 参加者数 542 名 ○当日タイムスケジュール 当日のタイムスケジュールは次の通り。○当日タイムスケジュール 開会 主催者挨拶 13:00~13:05 松島 みどり 経済産業副大臣 安倍総理 ビデオメッセージ 13:05~13:35 第1部 表彰状・トロフィーの授与、写真撮影 第2部 13:35~14:50 平成 25 年度ダイバーシティ経営企業 100 選表彰式 平成 25 年度ダイバーシティ経営企業 100 選受賞企業紹介 ダイバーシティ経営企業 100 選運営委員会委員長 佐藤 博樹 東京大学大学院情報学環教授 ほか 運営委員による講評 第3部 経済産業研究所(RIETI) 「ダイバーシティとワークライフバランスの効果研究」研究会 成果発表 樋口 美雄 慶應義塾大学商学部教授(RIETI ファカルティフェロー) 14:50~15:00 佐藤 博樹 東京大学大学院情報学環教授 (ダイバーシティ経営企業 100 選運営委員会委員長) 木瀬 照雄 TOTO 株式会社代表取締役会長 兼 取締役会議長 【モデレータ】 中島 厚志 経済産業研究所(RIETI)理事長 68 第4部 平成 25 年度「なでしこ銘柄」発表 土本 清幸 東京証券取引所 常務取締役 15:50~16:25 松尾 琢己 日本取引所グループ 総合企画部 調査グループ長 【プレゼンタ】 赤羽 有紀子 ホクレン女子陸上競技部所属、元長距離・マラソン選手 16:25~16:30 閉会 松島 みどり 経済産業副大臣 69 ○表彰式・シンポジウム開催報告 開会 主催者挨拶 13:00~13:05 松島 みどり 経済産業副大臣 安倍総理 ビデオメッセージ 13:05~13:35 第1部 表彰状・トロフィーの授与、写真撮影 第2部 13:35~14:50 平成 25 年度ダイバーシティ経営企業 100 選表彰式 平成 25 年度ダイバーシティ経営企業 100 選受賞企業紹介 ダイバーシティ経営企業 100 選運営委員会委員長 佐藤 博樹 東京大学大学院情報学環教授 ほか 運営委員による講評 第3部 経済産業研究所(RIETI) 「ダイバーシティとワークライフバランスの効果研究」研究会 成果発表 樋口 美雄 慶應義塾大学商学部教授(RIETI ファカルティフェロー) 14:50~15:00 佐藤 博樹 東京大学大学院情報学環教授 (ダイバーシティ経営企業 100 選運営委員会委員長) 木瀬 照雄 TOTO 株式会社代表取締役会長 兼 取締役会議長 【モデレータ】 中島 厚志 経済産業研究所(RIETI)理事長 第4部 平成 25 年度「なでしこ銘柄」発表 土本 清幸 東京証券取引所 常務取締役 15:50~16:25 松尾 琢己 日本取引所グループ 総合企画部 調査グループ長 【プレゼンタ】 赤羽 有紀子 ホクレン女子陸上競技部所属、元長距離・マラソン選手 16:25~16:30 閉会 松島 みどり 経済産業副大臣 70 71 72 73 2.事業周知・広報 表彰式の周知・広報に向けて、以下の取り組みを実施した。 (1)平成 25 年度 ダイバーシティ経営企業100選 専用ホームページの作成・運営 本事業専用のホームページを作成し、事業全体、公募、表彰式等について事業周知・広報を行っ た。 ○概要(再掲) 名 称:平成 25 年度 ダイバーシティ経営企業100選 U R L:http://www.diversity100sen.go.jp/index.html 開設日:2013 年 7 月 16 日 74 ○ページ構成(再掲) グローバルメニュー ダイバーシティ経営企業100選/トップ ページ内詳細ツリー はじめに お知らせ(更新情報) メディア掲載実績 各記事関連リンクへ お問合せ先 事業概要 事業の概要 スケジュール(予定) お問合せ先 応募方法 平成25年度「ダイバーシティ経営企業100選」の公募について 表彰概要 応募資格 応募期間 セミナー・イベント情報 応募要領 応募要領、Q&A(PDF) 応募用紙 経営企業100選・促進事業表彰 各応募用紙(EXCEL) 応募書類送付先・応募に関するお問合せ先 経営企業100選・促進事業表彰 各応募用紙イメージ(PDF) ダイバーシティ経営企業100選表彰式・なでしこ銘柄発表会シンポジウム お問合せ先 ダイバーシティ経営企業セミナー」のご案内 開催地域・日時等 開催結果報告(PDF) その他のイベント情報 各イベントの関連サイトへ お問合せ先 運営委員紹介・サポーター紹介 表彰式・シンポジウム開催案内 運営委員からの応援メッセージ 各委員関連のサイトへ 「ダイバーシティ経営企業100選」サポーター一覧&応援メッセージ 各サポーターの関連サイトへ 平成25年度 開催報告 開催結果報告(YouTube、PDF) ※動画を含む 開催概要資料(PDF) 平成24年度 開催報告 開催結果報告(YouTube) 第2部受賞企業資料(PDF) お問合せ先 基本的な考え方と進め方・ベストプラクティス集等 平成25年度受賞企業・ベストプラクティス集 各ベストプラクティス集(PDF) 平成24年度受賞企業・ベストプラクティス集 ベストプラクティス集(PDF) ※検索機能あり 受賞企業検索 ① ダイバーシティ経営企業100選(PDF) ② ダイバーシティ促進事業表彰(PDF) 関連資料 各報告書等(PDF) お問合せ先 お問合せ先 ※特別対談企画 100選運営委員・サポーターに聞く! ~ダイバーシティ経営の実践~ 第1回 第2回 第3回 75 ※動画を含む ○表彰式情報ページ(冒頭抜粋) (2)広報用チラシの作成 表彰式広報用のチラシを作成し、公募開始について事業周知・広報を行った。 ○概要 タイトル:経済産業省 平成 25 年度 ダイバーシティ経営企業100選表彰式・なでしこ 銘 柄発表会 シンポジウム 印刷枚数:2,000 枚 納付先 :経済産業省本省、地方経済産業局(沖縄総合事務局含む) 76 ○広報用チラシ 77 78 (3)メディア等を通じた広報 本事業公募について、メディア等を通じて公募開始について事業周知・広報を行った。なお、掲載 実績は以下の通り。 ○掲載媒体(掲載日) 日本経済新聞(2014 年 2 月 25 日、2014 年 3 月 4 日、3 月 19 日) MSN 産経ニュース(2014 年 3 月 3 日) メーカーニュース(2014 年 3 月 3 日) KBC 九州朝日放送(2014 年 3 月 3 日) ZDnetJapan(2014 年 3 月 4 日) 南日本新聞(2014 年 3 月 4 日) 読売新聞(九州版、2014 年 3 月 4 日) 熊本日日新聞(2014 年 3 月 4 日) 西日本新聞(2014 年 3 月 4 日) 徳島新聞(2014 年 3 月 5 日) 高知新聞(2014 年 3 月 5 日) 保険市場タイムス(2014 年 3 月 8 日) 上毛新聞(2014 年 3 月 11 日) 伊勢新聞(2014 年 3 月 12 日) NHK(2014 年 3 月 12 日) ○日本経済新聞(2 月 25 日) 79 ○日本経済新聞(3 月 19 日) 3.動画制作 表彰式当日にダイバーシティ経営企業100選受賞企業を紹介するため、表彰企業を対象とした動画 を作成した。 ○概要 ・撮影期間:2013 年 12 月 5 日~2014 年 1 月 31 日 ・対象者:書面審査を通過した企業計 53 社の経営トップ(経営企画・人事担当役員含む)、ダイ バーシティ推進担当部署、成果を出している事業部門現場管理職 ・VTR の時間、構成:1社約 45 秒~60 秒 秒数 約4秒 コンテンツ ・企業来訪時の企業ロゴ(看板含む) ・企業の外観の写真 ・表彰のポイント 約4秒 ・業種 ・所在地 ・従業員数 ・ご担当の紹介を表示 ・ダイバーシティの経営上の意義・狙い[ご担当者] 約 40 秒 ・ダイバーシティ経営の成果(アピール)[ご担当者] ・成果をあらわすグラフ・プロダクト、実際に取り組まれている現場環境(写真ま たは動画) 80 4.参加者アンケート Ⅰ アンケートの概要 1.調査目的 本調査は、 「平成 25 年度 ダイバーシティ経営企業 100 選表彰式・なでしこ銘柄発表会シンポジ ウム」来場者に、シンポジウムの評価等を聞いたものである。 2.調査の設計 ・調査方法 会場にて配布、各自記入依頼 ・調査日 平成26年3月3日(月) 3.調査内容 ・第1、2部 ダイバーシティ経営企業 100 選について ・第3部 RIETI パネルディスカッションについて ・第4部 なでしこ銘柄について ・シンポジウム全体について 4.回収結果 回収票数は、136 票であった。 81 Ⅱ 回答者について 1.年齢・性別・職業 (1)年齢 (2)性別 (n=136) (n=136) 無回答 70代以上 4.4% 10代 1.5% 3.7% 60代 3.7% 無回答 3.7% 20代 11.0% 50代 14.0% 男性 36.8% 女性 59.6% 30代 33.1% 40代 28.7% (3)職業 (n=136) (%) 80 71.3 60 40 20 0 8.1 会 社 員 公 務 員 1.5 2.2 自 営 業 専 門 職 7.4 学 生 0.0 0.7 0.0 4.4 4.4 ア ル バ イ ト 主 婦 ・ 主 夫 マ ス コ ミ 関 係 者 そ の 他 無 回 答 回答者の年齢は、 「30 代」が 33.1%、 「40 代」が 28.7%と約3割ずつを占め、次いで「50 代」が 14.0% となっている。性別は「女性」が 59.6%、 「男性」が 36.8%で、職業は「会社員」が 71.3%、 「公務員」 が 8.1%、 「学生」が 7.4%などとなっている。 82 2.所属する企業・団体においての立場 (4)あなたが所属する企業・団体等において、 (当てはまる場合に○) (n=69) 0 25 50 75 100 (%) 87.0 ダイバーシティ推進担当である 30.4 人事担当である 所属する企業・団体においての立場は、 「ダイバーシティ推進担当である」が 87.0%、 「人事担当であ る」が 30.4%となっている。 3.関心のあるテーマ (5)あなたのご関心のあるテーマ(当てはまるものすべてに○) (n=136) 0 20 40 60 80 ダイバーシティ経営 69.9 女性の活躍推進 68.4 (%) 27.2 外国人の活躍推進 高齢者の活躍推進 35.3 障がいのある方の活躍推進 33.1 46.3 社会人の多様なキャリア形成・学び直し 62.5 ワーク・ライフ・バランス その他 3.7 無回答 4.4 関心のあるテーマは、 「ダイバーシティ経営」が 69.9%、次いでほとんど差がなく「女性の活躍推進」 が 68.4%、以下「ワーク・ライフ・バランス」が 62.5%などとなっている。 83 Ⅲ 第1、2部 ダイバーシティ経営企業 100 選について 1.「ダイバーシティ経営企業 100 選」事業について (1)あなたは、昨年度から経済産業省にて「ダイバーシティ経営企業 100 選」事業が行われたことを ご存知でしたか。 (1つに○) (n=136) 無回答 1.5% 知っていて応募した 37.5% 知らなかった 36.8% 知っていたが応募し なかった 24.3% 「ダイバーシティ経営企業 100 選」事業について、 「知っていて応募した」は 37.5%、 「知っていたが 応募しなかった」は 24.3%、 「知らなかった」は 36.8%となっている。 84 2.「ダイバーシティ経営企業 100 選」事業で期待する取り組み (2)あなたは、 「ダイバーシティ経営企業 100 選」事業で、今後どのような取り組みを期待しますか。 (当てはまるものすべてに○) (n=136) 0 20 40 60 次年度以降の表彰制度の継続 44.9 100選受賞企業の詳細な事例紹介 44.9 (%) 30.1 100選受賞企業を中心とした関係者ネットワークの構築 36.0 100選受賞企業によるセミナー・講演会 51.5 ダイバーシティ経営に関するセミナー・勉強会 5.1 その他 2.9 無回答 「ダイバーシティ経営企業 100 選」事業で今後期待する取り組みは、「ダイバーシティ経営に関する セミナー・勉強会」が 51.5%と最も多く、次いで「次年度以降の表彰制度の継続」と「100 選受賞企業 の詳細な事例紹介」がともに 44.9%となっている。 85 3.次年度以降「ダイバーシティ経営企業 100 選」にエントリーしてほしい企業 (3)次年度以降、 「ダイバーシティ経営企業 100 選」にエントリーしてほしい企業はありますか。も しあれば、ご自由にお書きください。 (ご自身の所属される企業でも構いません。 ) 次年度以降「ダイバーシティ経営企業 100 選」にエントリーしてほしい企業については、以下の企業、 意見が見られた。 ◆シスメックス、NTT フロンティア、酉島製作所、マツダ、東レリサーチセンター、中西金属、 (株)オークマ、NTT データ、ダイキン、NEC フィールディングなど多数。 ◆株式会社レオパレス 21 ◆“女性の活用”という昭和の遺物のような言葉を使わない企業。即ち国籍、性別、障害の有無、学 歴、経歴を問わず、多様性を生かす企業。 ◆出版業や新聞社など労働時間が不規則になりがち、ダイバーシティ経営、WLB なんて無理だと 前提されがちな企業がエントリーしてほしい。 ◆・役所、省庁も応募してはどうでしょうか。 ・今回の表彰とは異なりますが、各省庁でやってい ることを一本化してほしいです(例:厚労省の表彰や地方自治体など…応募するのにも大変な ロードがかかるので) 。 ◆IBM ◆ホンダ、ケーヒン、TOYOTA、DENSO ◆オンワード樫山、ワールド ◆ANA ◆セントワークス(株) ◆(株)日東(名古屋) ◆日本生命保険 ◆企業の評価を見るのは全ての人ですが、実際にそのデータを切実に知りたいと思っているのは、 企業に勤めていない人(働く将来のある人)だと思うので、就活で参考とできる形を見せても らえたら嬉しい。 ◆電通 ◆富士フイルム(株) 、富士ゼロックス(株) ◆プルデンシャル生命保険株式会社(・大学での講義などの実績あり。 ・トップダウンのみならず ボトムアップでの取組みも積極的。 ・グループ(日本)をあげて推進。 ) ◆資生堂 ◆日本マクドナルド ◆トヨタ、ソフトバンク、セブン&アイ HD ◆自社(共同印刷(株) ) ◆三幸グループ(私の所属する会社です) ◆化学メーカー ◆ソフトバンクテレコム(株) ◆モーハウスとかマザーハウスとか女性企業家が立ち上げた会社(企業の自己登録制では大企業 が多くなるのでは?) 。 ◆株式会社カインズ ◆サノフィ 86 Ⅳ 第3部 RIETI パネルディスカッションについて 1.全体の評価:パネルディスカッションの内容 (1)全体の評価:パネルディスカッションの内容は参考になりましたか。 (1つに○) (n=136) 全く参考にならな かった あまり参考にならな 0.0% かった 8.8% 無回答 15.4% どちらともいえない 22.8% 大変参考になった 23.5% やや参考になった 29.4% パネルディスカッションの内容について全体評価は、 「大変参考になった」が 23.5%、 「やや参考にな った」が 29.4%で、両者を合わせると 52.9%と半数強を占める。 <全体の評価:パネルディスカッションの感想> ◆TOTO の1時間単位で有給がとれるという制度が参考になりました。いいですね。 ◆3名の方々が発表されたのみで、ディスカッションと言えるのかいささか疑問。3名の方々のディスカッション により、より現実的なダイバーシティの進め方、考え方のヒントが得られれば良かった。 ◆議論の時間がなく残念。前半、46 社の紹介を短くして配分すれば良かったのではと思います。 ◆パネルディスカッションではなく各自の発表で終わってしまった。もっと論点を明らかにしてディスカッション してほしかった。 ◆“女性の活用”という言葉が何度となく繰り返されていることに大きな違和感があった。“男性の活用”とは一度も 言わないように真の「ダイバーシティ」を無視した発言が多すぎる。多様性の変容とその活用?“女性の活用” ではない! ◆制度が目的ではなく成果が目的。 ◆パネルディスカッションなのか疑問。各々が各々の発表するだけならモデレーターは不要ではないか。 ◆ディスカッションではなくプレゼンテーションでした。 ◆データを示してご説明いただき、納得感がありました。 ◆最初の研究成果はとても興味深かった。ただ、パネル全体の時間とのバランスがまったくとれませんでした。研 究成果の発表だけ、もしくは受賞企業の事例だけに絞り込んだほうが良かったと思います。 ◆・女性パネリストがいても良かったのでは?・もっと鋭い切り口のご意見や提言があれば良かったと思います。 ・ 皆が興味あるようなテーマに的を絞った問いかけをいくつか用意し、それに対してパネリストの方にそれぞれ答 えていただきたかったです。 ◆“ディスカッション”という名前をつけるような内容ではなかった。 ◆TOTO の取り組みに感心した。 ◆樋口さん、佐藤さんの話をもっと聞きたかった。 ◆樋口先生、佐藤先生の発表は新しい気付きがありましたが、TOTO さんの事例には発見が少なかった。活動事 例は紙の資料のみで十分です。 ◆説明をコンパクトにし、ディスカッションを増やす工夫は必要。 ◆時間不足 ◆女性のための制度づくりは費用か投資かというテーマがわかりやすく興味深かった。電子データでも公開してほ しい。 87 ◆ディスカッションではなかったのでプレゼン発表として見ました。資料以外の情報があれば良かったです。デー タの疑問点を批判的思考でモデレーターの方にコメントしてもらえたらより面白かったです。 ◆ディスカッション?プレゼンテーション? ◆佐藤教授のメッセージはとてもわかりやすかったです。 ◆パネルディスカッションというよりは個人発表会ではないか?ディスカッションを聞きたかった。 ◆パネルディスカッションにはなっていませんでしたね。少々時間が少なかったです。 ◆パネルディスカッションと言いながらそれぞれの報告となっていた。意見交換しながら次の展開へ結びつく内容 だっただろうか。 ◆女性活躍の効果検証を定量的に行っている点。今後は受賞企業のその後について検証を行ってほしい。 ◆TOTO さんのお話は納得でした。ありがとうございました。 ◆学術的なアプローチでのお話は参考になりました。企業の事例または経営者の見識などが入ると、より幅広い視 点でのダイバーシティのあり方を考えられると思います。パネルディスカッション形式のほうが議論が深まるの ではないでしょうか? ◆モデレーター、パネリストにぜひ女性を入れてほしい。 ◆定量的データ(経営への影響)について少ない中、貴重なデータをいただけた。今後も継続してほしい。 ◆ディスカッションになっていなかったのが少し残念でしたが、学者の立場で客観的(数字)な検証と TOTO さ んの実例との組み合わせで大変参考になりました。 ◆樋口先生:難しかった、長過ぎた。佐藤先生:早すぎた。なぜ ROA なのかなと。素人には理解できない。ROE では? ◆制度を整えるだけでなく、活用されていくための意識改革に取り組むことが大切ということを改めて感じました。 ◆女性目線、生活者目線でしか女性を評価しないことへの苦言は当然。趣旨を再確認。 ◆役に立つ内容もあったが、ディスカッションが全くなく、残念だった。 ◆①ダイバーシティは女性活躍だけではないことは理解しているが、パネリスト、モデレーター全て男性であるこ とが残念だった。②ディスカッションがないのが残念だった。③内容は参考になった。 ◆資料があり、更にわかりやすく説明していただけた。 ◆活躍している女性の声を聞きたかった(管理職レベル)。ダイバーシティの取り組みを通じて変わった点、戸惑 い etc。 ◆多方面の意見を聞けたので大変参考になりました。 ◆新しい視点での話を聞くことができた。 ◆時間が足りなかったので、ディスカッションにならなかったのが残念。 ◆昨年のほうが社会のための Diversity、将来に向けた Diversity の必要性を感じられ、企業としての責任を考え させられたが、本年は…。 ◆もう少し時間配分を考えないとプレゼンのみで終わってしまった。 ◆報告スタイルで物足りなかった。手元が暗く、資料が見づらかった。 ◆企業事例がないほうが、メッセージが明確なパネルになったのではないかと思った。 88 2.資料の分量 (2)資料:資料の分量は適切でしたか。 (1つに○) (n=136) 無回答 10.3% 少なかった 4.4% 多かった 14.0% ちょうど良かった 71.3% 資料の分量は、 「ちょうど良かった」が 71.3%と大半を占め、次いで「多かった」が 14.0%となって いる。 89 Ⅴ 第4部 なでしこ銘柄について 1.「なでしこ銘柄」の選定について (1)あなたは、昨年度から東京証券取引所と経済産業省にて「なでしこ銘柄」の選定を行っているこ とをご存知でしたか。 (1つに○) (n=136) 無回答 6.6% 知らなかった 30.1% 知っていた 63.2% 「なでしこ銘柄」の選定については、 「知っていた」が 63.2%、 「知らなかった」が 30.1%となってい る。 2.「なでしこ銘柄」の今後の展開について (2) 「なでしこ銘柄」は企業の女性活躍支援を推進するための取り組みですが、今後どのような展開 を期待されますか。 (複数選択可) (n=136) 0 20 40 60 (%) 48.5 来年度も継続して「なでしこ銘柄」の選定をしてほしい 東証一部上場企業以外の上場企業にも選定対象を拡大し てほしい 25.0 企業の取組をもっと詳しく知りたいので、選定されなかった 企業も含めて調査結果を詳しく開示してほしい 37.5 3.7 その他 12.5 無回答 「なでしこ銘柄」の今後の展開に期待することは、「来年度も継続して「なでしこ銘柄」の選定をし てほしい」が 48.5%と最も多く、次いで「企業の取組をもっと詳しく知りたいので、選定されなかった 企業も含めて調査結果を詳しく開示してほしい」が 37.5%などとなっている。 90 Ⅵ シンポジウム全体について 1.シンポジウム全体の時間配分 (1)本日のシンポジウム全体についての時間配分は、適切でしたか。(1つに○) (n=136) 0% 20% 40% 80% 71.3 ①第1部 100選表彰式 47.8 30.9 18.4 54.4 ④第4部 なでしこ銘柄 ちょうど良かった 100% 0.0 10.3 18.4 55.9 ②第2部 100選受賞企業紹介 ③第3部 RIETI パネルディスカッション 60% 19.9 11.8 長かった 2.9 10.3 0.7 14.0 33.1 短かった 無回答 シンポジウム全体の時間配分は、 「ちょうど良かった」が①第1部 100 選表彰式で 71.3%、②第2部 100 選受賞企業紹介で 55.9%などとなっている。 「長かった」は②第2部 100 選受賞企業紹介で 30.9%、 「短かった」は③第3部 RIETI パネルディスカッションで 19.9%と割合が高くなっている。 <③第3部 RIETI パネルディスカッションについて「短かった」の具体的内容> ◆もう少し具体的な取り組み内容、効果が聞きたい。何社か取り上げるなど。 ◆時間の都合で割愛された部分を資料で補ってあれば良かったと思う。 ◆議論の時間がない。 ◆ディスカッションしてほしかった。 ◆統計より事例を詳しく聞きたかった。 ◆多くの事例を聞きたかった。 ◆企業の取り組み増やすべき。 91 ※①②④は記入なし。 2.シンポジウム全体についての自由意見 (2)本日のシンポジウム全体について、ご自由にお書きください。 シンポジウム全体についての自由意見については以下のような意見が挙げられた。 ◆シンポジウムは多人数で盛りだくさん感あるものが多く、疲れやすいが、簡潔でコンパクトで非常に良かったで す! ◆経営において、大変参考になりました。 ◆今後自社での取り組みに活かせる情報・事例に接することができました。 ◆単なる表彰式でなく、中身のある良いものであった。 ◆良い取り組みの実例が見れたことが良かった。 ◆ダイバーシティ 100 選の委員の方の話をもっと聞きたかったです。 ◆他社さまの参考事例を聞き、身の引き締まる思いでした。弊社はまだまだ足りないと感じた。 ◆とても勉強になりました。多様化といえば女性の役員といった風習に違和感を感じていました。それは佐藤教授 が仰っていた、ただ雇用するのではなく、経営の成果を出すことが重要であり、適材適所を選ぶ範囲を広げるこ とが重要であると理解しております。 ◆ベストプラクティス集の冊子と紹介ムービーがわかりやすく、パネラーの方々のお話も大変参考になりました。 ◆来年度以降応募したく、ぜひ今後もこの取り組みを継続していただけたらと思います。 ◆大学生として参加してみて、一般によく知られている企業や大企業と呼ばれている企業ばかりでないことに改め て気付かされました。いろんな価値基準を指示してもらえるのはありがたいです。 ◆ダイバーシティをイノベーションにつなげるための職場マネジメント方法など、具体的な内容を今後、いろいろ な視点で見せていってほしい。 ◆100 選選んで終わらず、流れが持続すると嬉しいですね。 ◆・100 選のビデオメッセージは大変勉強になりました。企画の熱い思いが伝わってきました。 ・アメージャンさ んのコメントが英語でスタートしたのは新鮮で良かったです。・多くの方(安倍さんや委員の方)からのメッセ ージでダイバーシティ=女性、障がい者の活躍ではない、全ての人が活躍し、企業や社会の発展へというのが多 くの人が理解するための改めて良いメッセージでした。 ◆女性雇用の面を中心に話が展開されていたが、本来の有能な人材活用あるいは障がいがあっても(障害ではなく 特性)ある能力を工夫、マネジメントによって活用し、成長につながることをもっと具体的な指標などを示して ほしかった。 ◆資料が充実していて大変参考になります。途中退席せざるを得ない事情があり、助かりました。 ◆シンポジウム後に立食会などがあると、ネットワーク構築に良い。今回のテーマで集まった人々(社会人・学生) がコミュニケーションをする時間があると、より深く、このテーマをシェアできるのでは。 ◆ダイバーシティに対する誤解については私もときどき違和感を感じていたのでとても納得できました。受賞企業 の具体的な取り組みは大変参考になりました。 ◆女性(高齢者)の働く視点がオフィスワーカー中心だが、工場の現場での弱者が男性並みに働く環境づくりが急 務と思っている。工場の多い大阪なので、医系人間工学をすすめている。 ◆ベストプラクティスも大事だが、法律面でしっかり女性が働きやすい環境にしてほしい(未だ職場では希望する も3才以上の時短もフレックスも認められない。法律が変わらないと交渉しにくい。ベストプラクティスを上司 に見せてもうちはうちと片付けられてしまう。トップから変えるなら法律からぜひ何とかしてほしい) 。 ◆全体的には非常に良いと思いますが、意見を述べる方の内容に若干ブレがあると思われます。 ◆パネルディスカッションになっていなかったのが残念です。 ◆ダイバーシティ 100 選についても「なでしこ銘柄」と同様に個々の選定理由を全て明示すべき。 ◆企業紹介のビデオで企業名がわかりづらかった。メリハリなく、だらだら続いた印象。 ◆100 選とパネルの温度差を感じた。100 選は表彰式というイベント性が大きく、もう少し参加者にアピールを増 やすべき。 ◆動画全部は多い、音楽が同じなので飽きる。 ・スクリーンが小さい。 ◆会場が暗すぎてメモが取れないし、選定された企業の具体的な取り組みなどをもう少し聞けると思っていたので 残念だった。 ◆メモを取りたかったが、会場が常に暗かったので改善されると良い。 ◆第3部は場内が暗すぎて配布資料が役に立たない→全体を通じて! 92 3.シンポジウムを知った経緯 (3)あなたは、本日のシンポジウムについて、どのようにお知りになりましたか。(当てはまるもの すべてに○) (n=136) 0 20 40 (%) 27.2 自社が表彰・選定されたため(受賞・選定企業の方のみ) 32.4 経済産業省ホームページ 地方経済産業局ホームページ・メールマガジン 0.7 2.2 中小企業庁メールマガジン 5.9 東京証券取引所からのお知らせ RIETI(経済産業研究所)ホームページ・メールマガジン 8.8 10.3 厚生労働省メールマガジン 22.8 お知り合いからのご紹介 7.4 その他 5.1 無回答 シンポジウムを知った経緯は、 「経済産業省ホームページ」が 32.4%と最も多く、次いで「自社が表 彰・選定されたため(受賞・選定企業の方のみ) 」が 27.2%、 「お知り合いからのご紹介」が 22.8%など となっている。 93 ○アンケート調査票 94 95 経済産業省委託事業 平成 25 年度企業におけるダイバーシティ経営の促進に関する実態調査 報告書 平成 26 年 3 月発行 発行・編集 みずほ情報総研株式会社 社会政策コンサルティング部 〒101-8443 東京都千代田区神田錦町2-3 TEL 03(5281)5276 URL:http://www.mizuho-ir.co.jp/ ※本報告書の無断転用、無断複製を禁じます。 96