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トピックス 2005

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トピックス 2005
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トピックス 2005
テレビCMの実施について(平成17年4月)
平 成 1 7 年 4月より、当 社の 認 知 度や理 解 度の
向上を図るため、
テレビCMを14年ぶりに実施してい
ます。
イメージキャラクターには、
50歳以上の年齢層に
好感度が高い俳優の長塚京三氏を起用しました。
当社の利用イメージをわかりやすくお伝えするため、
C M 内 容にストーリー性を持たせた「 退 職 金 篇 」
「ダイレクトバンキング篇」
「財務コンサルタント篇」
「遺言篇」の計4篇を順次放送していきます。
また、
当社では、
50歳以上の年齢層を「信託世代」
とし、
より親しみを持っていただくため「信託世代の、
住友信託銀行」をキーワードに各種広告展開を継
続的・統一的に実施していきます。
セカンドライフに向けた資産形成のこと、
退職金や
年金など老後の生活設計のこと、
相続や遺言のこと
など、
「信託世代」が直面するテーマの解決や充実
したセカンドライフの設計を、
当社は応援していきます。
資産運用に役立つ新商品のご提供や選びやす
い資産運用プランのご提案、
「信託世代応援キャン
ペーン」を始めとする各種キャンペーンの実施に合わ
せて、
テレビCMのほか、新聞・雑誌などのメディアな
ども幅広く活用した広告展開を行っていきます。
これにあわせて、
ご来 店 時に気 持ちよくご相 談
いただけるよう、
プライバシーに配慮した個別ブース
の設置や資産運用に関することなら何でもお気軽
にご相談いただけるコンサルスタッフの増員を進め
ています。また、
ダイレクトチャネルやA T Mなどの
利便性向上にも鋭意取り組んでいきます。
■プライバシーに配慮した個別ブース(名古屋支店)
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《退職金篇》
ついに退職の日を迎えた父親に対する家族愛を、
気遣う娘の視点から表現するストーリーです。
団塊世代最大の関心事である「退職」をテーマ
にし、
「当社はお客様とご家族のこれからの人生を
当
社
の
経
営
戦
略
一緒に考えていきます」と「信託世代」にアピール
するCMです。
《ダイレクトバンキング篇》
団塊世代のご夫婦が、
夕食後に資産運用の相談
事を急に思い出し、
「住友信託ダイレクト」に電話を
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かけるストーリーです。
当社ならではの資産運用に関する親切丁寧な
有 人 対 応 、夜 間でもきちんと相 談できる安 心 感を
表現し「相談できる、
大人の新型ダイレクト」であるこ
とをアピールするCMです。
事
業
部
門
《財務コンサルタント篇》
団塊世代の息子たちに、77歳を元気に迎えた
父 親が 、喜 寿の祝いを機に財 務コンサルタントを
引き合わせるストーリーです。
資産承継を想起させるストーリーを描くことにより、
財務コンサルタントの「歴史」
と
「豊富な実績」
を表現。
お客様との深い信頼関係から、
「親子二代で信じて
託せる人がいる」ことをイメージさせるCMです。
《遺言篇》
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亡き祖父が遺言について書き残していた日記を
見つけ、
ひとり涙する父親の背中をみて、娘が語る
ストーリーです。
財務コンサルタントと亡き祖父との深い信頼関係
を窺わせ、
「自分も住友信託に相談しよう…」と想起
資
料
編
させるCMです。
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本邦初、日本郵政公社の郵便事業と連携した新しい商品「メッセージトラスト」の
取扱い開始(平成16年7月)
平成16年7月、
『もしものとき』や『記念日や思い出
の日』に備えて、
財産に関する情報などの保管、
送付
を行う新商品「メッセージトラスト」の取扱いを開始
しました。
当商品は、
お客様の資産情報や家族への想いな
どのメッセージを法的手続きを行わずに、死亡時や
指定期日などに指定受取人が本人限定受取郵便、
配達日指定郵便にて受取ることができる、
日本の銀
行では初めてのサービスです。
メッセージをお申込者死亡時にお受取人に送付
する
〈死亡時送付型〉
とお申込者がお受取人に送付
する期日を指定する
〈期日指定型〉の2つのタイプを
お手頃な手数料でお取扱いしています。
第5回「60歳のラブレター」大募集(平成16年11月)
シニア世代のご夫婦を応援しようと平成12年から
毎年募集している、
「60歳のラブレター」大募集を実施
しました。全国から10,481通ものご夫婦間の熱い思
いを綴った応募作品をいただき、平成17年3月には、
応募作品の中から大賞受賞作品などを発表しました。
前回に引き続き日本郵政公社の後援を受け、
全国
24,000局の郵便局に募集を告知するポスターの掲示
やチラシが設置されました。また、
審査委員には郵便
事業総本部長にご就任いただき、手紙文化振興の
観点から手紙文化振興賞を継続して設定しました。
前回の第4回の応募作品集はNHK出版より平成
16年10月に出版されましたが、
これまで4回出版され
た応募作品集は、合計約32万部を超えるベストセ
ラーとなっています。英語、
中国語、
韓国語の翻訳版
が出版されるなど、
ラブレターの輪は日本だけにとど
まらず世界へ広がっています。
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安心、頼れる総合口座「ユア パートナー(YOUR PARTNER)」の発売
(平成16年12月)
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お客様の多様な資産管理ニーズにお応えするた
めに、
平成16年12月に新型無通帳口座「ユア パート
ナー
(YOUR PARTNER)
」の発売を開始しました。
この口座は、
お取引に際して無通帳・印鑑不要で、
当
社
の
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略
窓口や郵便局・コンビニのATM、
電話やインターネット
で手軽に安心してお手続きいただくことができます。
また、
ATM手数料やインターネット振込手数料など
の優遇や、
お客様の資産状況が一目でわかる専用
のお取引レポートの発行などのサービスも充実して
います。
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指紋認証付外勤携帯端末の導入(平成17年2月)
平成17年2月、
当社は邦銀では初めてとなる指紋
認証機能を備えた外勤活動用携帯情報端末を導
入いたしました。
この情報端末は、
お客様のご自宅などで、
お客様
一人ひとりのニーズに合ったコンサルティング営業を
実践し、
一層のサービス向上につなげるために導入
したもので、全国で約700名の担当者が活用してい
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ます。
またこの端末には、
お客様の情報を守るため、指
紋認証(生体認証)やデータ自動消滅などの機能を
装備させており、外勤途中に万一盗難に遭遇したり
紛失したりした場合でも、第三者が情報を取得でき
資
料
編
なくするよう高度なセキュリティ対策を施しています。
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信託代理店の展開と提携サービスの拡大
当社は、
独立系信託専業金融機関としてのメリット
また、
信託代理店についても、
平成16年12月の改正
を活かし、
提携サービスや信託代理店によるチャネル
信託業法などの施行を契機に、遺産整理、遺言信
拡大を推進しています。
託業務につき、業界に先駆け、金融業界で中国銀
提携サービスについては、京王電鉄グループとの
行、広島銀行と、金融業界以外でパナホーム
(株)
と
遺言信託手数料優遇 、
預金優遇の提携を始めと
代理店契約を締結しチャネル拡大に努めています。
して、京阪電鉄グループ、朝日新聞社アスパラクラブ、
ベネッセコーポレーション
(株)、パナホーム
(株)各社
との提携を行っています。
新型定期預金「グッドセレクト」の残高1兆円突破(平成17年3月)
平成16 年4月より発売した定期預金「グッドセレ
クト
(変動型・固定型 )
」は、
将来の金利上昇期待に
備えた変動型と、
しっかり増やす固定型の2タイプ、
預入期間は 2・3・5 年の3コースを取り揃え、
いずれも
満期まで保有していただくことを前提に、
これまでの
定期預金に比べて高い利回りをご提供します。
発売開始以来、低金利環境が続く中で比較的
有利な金利を確保できる安全確実な定期預金と
して、多くのお客様にご愛顧いただき、順調に残高
を伸ばし、平成17年3月末時点で1兆円を突破しま
した。
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“はじめる”&“ひろがる”毎月分配型投資信託のラインアップ充実(平成17年3月)
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国 内の低 金 利が長く続いていることなどから、
好利回りの海外債券に投資する投資信託が人気と
なっています。当社でも「住信 外国債券オープン
(毎月決算型)」、
「シティ
・オーストラリア毎月分配型
ファンド」などの毎月分配をめざす投資信託が多く
当
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のお客様からご好評をいただいていますが、
お客様
のご要望にさらにお応えするため、毎月分配型投資
信託のラインアップを拡充いたしました。
平成16年7月、米国の不動産投資信託証券に投
資する「ダイワ・US−REIT・オープン
(毎月決算型)
」
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を発売したのを皮切りに、11月には外国債券と国内
株式に分散投資するバランスタイプの「住信 グロー
バル・インカム&プラス
(毎月決算型)
」、
平成17年1月
には、
日本の不動産投資信託証券に投資する「住信
J−REIT・リサーチ・オープン
(毎月決算型)」、2月に
事
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は外債型の「ピクテ・ユーロ最高格付国債インカム・
ファンド
(毎月決算型)
」と「JPMF US トレジャリー・
インカム・ファンド
(毎月決算型)
」と投資対象の異なる
毎月分配型投資信託の取扱いを開始しました。
平成17年4月には、
銀行では初の取扱いとなる世界
の高配当株式に投資する「ピクテ・グローバル・イン
カム株式ファンド
(毎月分配型)」の募集も開始しま
した。お客様の“毎月分配”ニーズに対して“分配
の分散”のご提案が可能な大手行でも随一の毎月
分配型投資信託を取り揃えています。
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インフォメーションデスクの24時間365日受付開始(平成17年3月)
平成17年3月より、
お電話でのお問合せ窓口「住友
時間を問わず、
いつでもお承りいたします。
信託銀行インフォメーションデスク」
( 0120−897−
お客様のお知りになりたいときにいつでもお気軽
117)の営業時間を、
「24時間365日」に拡大いたしま
にお問い合わせいただき、すぐにお応えさせていた
した。
だく。これからも、
お客様との結びつきを大切にし、
本デスクでは、商品サービス・各種キャンペーンの
当社にアクセスいただくためのチャネルの利便性を
お問合わせや、資料のご請求などについて、曜日や
よりいっそう高めていきます。
「責任財産限定型アパートローン」、住友林業と提携(平成17年3月)
平成17年3月より、住友林業
(株)
で賃貸住宅を
アパートローンの経営ノウハウを有する住友林業
(株)
新築されるお客様に、
その建築資金および諸費用を
と当社がプロの目で収益性を判断しますので、個人
ご提供するアパートローンの取扱いを開始しました。
のお客様でも安心してアパート経営を行うことができ
このローンは、返済原資を家賃収入と融資対象物
ます。今後も、個人のお客様の資産活用を積極的に
件に限定し、収益力により融資金額を決定するもの
支援する商品サービスを提供していきます。
です。
地方銀行向け債権流動化スキームを提供(平成16年12月)
地方銀行の取引先企業の債権流動化ニーズに
のインフラ・ノウハウを参加地方銀行に提供すること
対応するべく、本邦初の「地方銀行が共同で利用
により、各地域における中小企業などの資金調達手
可能な債権流動化専用プログラム」を設立し、平成
段の多様化、地方銀行の流動化関連事務のアウト
16年9月よりサービスの提供を開始しました。
ソーシング
(外部委託)
に資することとなりました。
このプログラムを利用し、
当社の債権流動化関連
松下リース・クレジットに関する資本・業務提携(平成16年12月)
松下電器グループの金融サポート事業会社で
お客様に安心および信頼いただける総合金融サー
ある松下リース・クレジット
(株)への資本・業務提携
ビス会社としての発展をめざしていきます。具体的
を発表しました。
には、
リース手法の高度化、
ファクタリングサービス
松下リース・クレジットは、住信・松下フィナンシャル
サービス
(株)
を新社名として、地域電器専門店に
様向けライフサイクル型金融ソリューション
(解決策)
対するサポート機能を従来通り維持・促進しつつ、
などを提供していきます。
当社の持つ豊富な金融・信託ノウハウの導入により、
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(売掛債権の買い取り)分野への進出、
個人のお客
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すみしんライフカードの事業開始(平成17年2月)
(株)
ライフと合 弁ですみしんライフカード
(株)を
はVISAのライセンスを軸としたクレジットカード事業
設立しました。
を積極的に展開し、
当社の法人のお客様に企業価
近 年 、数 多くの企 業が自らの顧 客 基 盤を拡 充
値向上に資するクレジットカードの機能を提供する
するために、顧客向けカードの機能性を充実させ、
予定です。
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利便性を高めていく動きが非常に活発です。同社
当
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米国貸出債権の証券化商品を提供(平成16年7月)
これまで当社が培ってきた米国貸出債権投資・
とした運用商品に比して高い利回りが期待できるこ
担 保 証 券 化プログラム投 資に 関 するノウハウを
とから、
年金基金を中心とした国内投資家の皆様に
活かし、
米国においてローン担保証券(CLO)
プログ
もご好評をいただいており、当社が掲げる「信託型
ラムを外資系証券会社と共同で設定しました。
投資銀行業務」を具現化する取組みの一つとなっ
当該プログラムより発行された債券は、
国内を対象
ています。
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大型シンジケートローン(協調融資)の組成実現(平成17年3月)
平成17年3月、
事業法人の資金調達ニーズにお応
長期的な資金調達の安定化と、
金融機関との個
えし、単独アレンジャーおよびエージェントとして組成
別交渉事務の削減などによる財務関連コスト軽減
総額1,000 億円、参加金融機関25金融機関のシン
に寄与したものとして評価をいただきました。
ジケートローン
(協調融資)
を組成しました。
中国におけるコンサルティング会社設立(平成16年10月)
日系企業の中国進出、
中国での企業年金法の制
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ングを展開しているほか、
進出の際の調査業務、
従業
定を契機に、
平成16年10月に中国にコンサルティング
員募集のサポートなどを行っています。
会社「北京中和友信信託系統技術有限公司」を
業務展開にあたっては、
日本で培われたコンサル
設立いたしました。
ティングノウハウの応用のほか、
中国屈指のコンサル
拠点は、北京(本社)
と上海(分公司)の2 拠点。
ティング会社との業務提携を通じて、高品質のサー
北京では、
中国企業向けの年金制度コンサルティン
ビスを実践しています。
グおよび中国金融機関向けの年金口座管理システ
今後、拡大する中国マーケットで当社のブランド
ムの提供を主な業務としています。
力の基礎を構築することを狙いとし、着実に歩みを
上海では、
日系企業向けの人事制度コンサルティ
始めています。
資
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日本ペンション・オペレーション・サービスを共同設立(平成16年12月)
信託業界としては本邦初となる企業年金の管理
ており、
お客様のニーズも多様化・高度化する中、年
業務(企業年金の制度管理、加入者・受給者記録
金管理業務では、
迅速に法令・制度改正やお客様の
管理、給付などの業務 )分野での提携として、当社
ニーズに対応できる柔軟性がより求められています。
はみずほ信託銀行と平成16年12月に日本ペンショ
同社においては、
当社にて開発を進めてきたシス
ン・オペレーション・サービス
(株)
を合弁設立いたしま
テムを基幹システムとして採用し、
当社とみずほ信託
した。
銀行のノウハウを結集することにより、
お客様に年金
代行返上の進展や確定給付企業年金制度への
移行など、企業年金制度は未曾有の変革期を迎え
管理業務において一層高度なサービスを提供して
いきます。
不動産投資信託の組成に向けたトップリート・アセットマネジメントを設立
(平成16年10月)
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不動産投資信託(J−REIT)市場は、平成13年
新日鉄都市開発、
王子不動産がグループ内の大規
9月に発足し、現在では大きなマーケットとなってき
模遊休地の開発と管理運営で長年培ってきた不動
ました。
産の開発・管理・運営力と当社の強み・特色である
投資家のニーズに応える不動産投資商品の提
不動産の投資運用力や不動産マーケットへのアク
供を通じて、不動産投資信託市場の新たな発展に
セス力を結集し、優良な不動産ポートフォリオを持つ
寄与していくために、
当社は、
(株)
新日鉄都市開発、
ファンドを組成します。今後、
当初資産500億円規模
王子不動産
(株)
と共同でトップリート・アセットマネジ
を目処に投資法人を設立し、
東京証券取引所への
メント
(株)
を設立しました。
早期の上場をめざします。
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