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2013.07 No.019

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2013.07 No.019
スタートしました。
急速に LED 化が進んでいる日本の照明業界です
が、この数年で LED 照明は成長期から成熟期に入
ります。LED 照明は省エネ製品のシンボル的な存
在で注目され、大きく伸長しましたが、これから
は本来の照明としての価値を訴求する競争になり
ます。照明もデジタル化されたことで、基本機能
のみの商品は価格競争になるでしょう。
顧客が便利で、使い易い、快適と感じる仕様は商
品単独の機能ではなくネットワーク、制御、複合
化などへの変化をたどると思われます。
また、国内及び海外の市場において様々な競合
メーカーとのマーケット争奪が始まります。グロー
バル化と言う言葉で海外への対応を言われますが、
簡単ではありません。
これまで、海外情報のほんの一部を認識しただけ
ですが、もともと海外戦略をメインにして戦って
いる海外メーカーとの競争において、国内市場を
メインに商売をしてきたメーカーは戦略や戦術を
始め、あらゆる面で遅れていると言わざるを得ま
せん。
このような環境のなか、日本照明工業会のこれか
らの取り組みは、LED 照明の普及において、良い
性能で安定した品質と細やかな配慮やサービスが
できるメーカーが公平な競争の中で商売ができる
舞台を国内外に整え、展開していくことと考えて
います。
そのためには、メーカーも公平に戦うために「実
力を証明する」ための努力が必要です。いくら性
能の良い商品を展開しても、その商品力をアピー
ルし、顧客を納得させる事が必要です。
これまでは、お互い分かった者同士の競争でした
が、これからは規格や基準を満足している事は勿
論、その確からしさを第三者による認定・認証で
証明して行くこととなります。
工業会としても取り組みの経験不足もあり、まだ
十分な対応が出来ているとは言えません。関係す
る諸官庁の支援をいただきながら、業界に関係す
る諸団体との連携により、タイミングを逸しない
ようにしながら、着実に進めていきたいと考えて
おりますので、よろしくお願いいたします。
巻頭言
一般社団法人 日本照明工業会
専務理事 泥 正典
2 年前の東日本大震災以降の電力事情による節
電対策で非常に注目された LED 照明は、ここ数年
LED の性能の飛躍的な向上により、大きな発展を遂
げています。LED 照明のサプライチェーンに関係す
るチップ、パッケージ及びモジュールや照明器具に
至る商品開発は拡大を継続し、様々な商品が市場に
出荷されております。
工業会の 2012 年度の出荷統計では照明器具にお
いて LED 照明器具の金額構成比率は 47.6%となり、
さらに 2013 年の LED 照明器具の金額構成比率は
60%以上を予想しています。また、出荷金額として
ランプ、照明器具合計の金額は 2013 年度に 1 兆円
を超えると予想しており、照明としての規模のピー
クであった 1996 年の数字に匹敵する事となりま
す。
一方、これから先の照明業界の動向を考えますと、
ランプ全体の需要の縮小、さらに日本市場における
照明全体の需要の縮小は避けられないと考えます。
これまで、照明業界は光源/材料/点灯装置等を
対象とした一般社団法人日本電球工業会と、主に照
明器具を対象とした一般社団法人日本照明器具工業
会の2つの工業会が業界の発展、振興及び国民生活
における安全性確保と生活文化の向上に寄与してき
ましたが、このような急激な業界の変化、それによ
る市場の混乱防止、新しいマーケットの開拓等緊急
な課題にタイミングよく対応する必要があります。
従来から両工業会は照明産業の発展のため連携を
強化して推進してきましたが、最近の LED 照明の
急速な進展により、その連携の重要性が増しており、
このような背景のもと 2013 年 4 月 1 日付で両工
業会を合併し、一般社団法人日本照明工業会として
JLEDS NEWS / 第 19 号
1
企画運営委員会の主な活動
<個別会社懇談>
1.陽傑科技術 杜國良 総経理
LHP 技術(ヒートシンク)の展示が中心。(高 W 対応)
大型器具の放熱に使っている。
北海道の「イカ釣り LED」にも参加している。
2.福華電子 蒋承庭 部長
レベルの高い台湾製、安い中国製とはっきり言ってい
る。OEM, 対応がすべて。防爆器具、高天井器具なども
進めている。(60W、4800lm レベルで、高いとは言え
ない。)
3.PIDA 林組長
PIDA もこの展示会が、電子部品が中心で、照明器具
は 3 月の別展示会に移行していることを認識していた。
今回は、植物工
場を 1 つのテー
マにしている。
台湾は、交通、
信号関係(政府
物件)が動いて
お り、2-3 年 で
道路、街路灯を
LED 化 し て い
<植物育成コーナー>
く。
< 6 月 15 日 市場調査>
蘭陽博物館の LED 照明を調査した。ごく平凡な、店
舗用が多く、後は、RGB、スポットライトなどありました。
途中の道路に、街路灯が LED 化されていました。
< 6 月 16 日午前 TLFEA(台湾区照明灯具輸出業同業
公会)の林理事長訪問(会社は YACG)>
< 6 月 16 日午後 TLFEA(台湾区照明灯具輸出業同業
公会)事務所を訪問>
MICHEL 国際事務
委員会主委、PETER
CHENG 常務理事。
1989 年設立で、現
在 800 社 が 属 し て
いる。3 月に、LED
照明展示会を開催
< TLFEA との打ち合わせ>
し て い る。 台 湾 市
場は、26 億 US $。今後、JLEDS と緊密な付き合いを求
めています。
*今回の PIDA の展示会は、台湾 LED 全体像が見えなく
なっております。来年の 3 月に TLFEA の展示会があり、
こちらが、台湾の全体像が見えそうで、来年からは、こ
の展示会を定点調査の対象に変えることを検討したい。
(企画運営委員会副委員長 下出澄夫 / サンユレッ
ク、委員 成平幸弘 / 星和電機)
【台湾展示会 -LED Lighting Taiwan 2013- 出張報告】
時期:2013.6.16 ~ 19
場所:台北世界貿易中心南港展覧館 ( 展示会は 18 日か
ら 20 日まで 3 日間 )
視察者:成平 幸弘(星和電機)、下出澄夫 ( サンユレック )
出展会社数:201 社(パンフレット計算による)
<詳細> 1.Lighting Fixture,Lamp 66 社
2.Tnspection,Equipment 61 社
3.Material,Component 48 社
4.International Brands 12 社
5.Int’l Area 14 社
<観察>
1.Display Taiwan(もともと電子部品の展示会)の一
環 な の で、LED
関連は全体にさ
びしい展示会に
なっていた。
2. 今 年 か ら、
LED 器 具 関 連
は 3 月の TLFEA
(台湾区照明灯
具輸出業同業公
会)の展示会を
<展示会場>
メインにしたようです。
3.上記4の International Brands が唯一の見どころで、
それでも、NICHIA、エピスター、LUMILEDS、
LITEON、EVER LIGHT くらいでした。
<各社のポイント>
1.エピスター
ランプ中心の展示。3,000K、800lm 以上、CRI 90 以上、
で配光角 330 度はよくできている。
(商品化はまだのようで、中国の亜明で検討中)
2.LUMILEDS(PHILIPS)
2700K ~ 2200K の調光を白熱電球並みに、きれいに
実現。
3.LITEON(光實)
日本の L 型ソケットの商品を展示していた。金属メタ
ルコーテイングを採用しており、次は、セラミックコー
テイングを狙うとのこと。
4.EVER LIGHT
International の中で、唯一、高天井向けの器具などを
展示していた。12000lm、150W、Ra90、7㎏のスペッ
クです。Ra90 が必要かどうかは疑問です?
5.NICHIA
セラミックパッケージが中心。65W 、36W 、20W、
11W、3W と品ぞろえを見せている。
JLEDS NEWS / 第 19 号
2
広報委員会の主な活動
【 第 1 回会員研修会開催報告】
平成 25 年度第 1 回会員研修会を 6 月 24 日東京御
茶ノ水にある連合会館にて開催しました。参加募集を
してから多くの方々に申し込みいただくなど、今回も
大きな関心を寄せていただきました。当日は 120 人
の方々が来場され、3つのテーマについて熱心に聴講
し活発な質問がなされた研修会となりました。
講演は、まず金沢工業大学教授上田修様より「発
光デバイスの信頼性と人材教育」、そして現状の課題
について、研究者としての講演をいただいた。次に、
れた JIS や PSE の箇所では、カメラを構えて PPT の
画面撮影をするなど、講演内容について大いに興味を
<説明会全景>
持っていただけたようでした。その後 会場をアンバ
サダーホテルに移して、レセプションが行われました
が、来年の LNS 2014 へ出展について、大いに期待が
持てる感触を得ました。
(広報委員 小宮章利 / 東芝ライテック)
【JLEDS シンポジウム 2013 参加募集開始】
9 月 10 日(火)東京・品川区立総合区民会館(きゅ
り あ ん ) で 開 催 予 定 の「 L E D 照 明 シ ン ポ ジ ウ ム
2013」に関し、5 月 28 日(火)に JLEDS のホームペー
ジを通してWebによる案内と参加募集を開始した。
今回から初めてWebで事前登録した方には「参加無
料」の特典を付けており多くの参加を期待している。
また、3 月 5 日(火)~ 8 日(金)
「ライティング・フェ
ア 2013」 と 5 月 29 日( 水 ) ~ 31 日( 金 )「 第 61
回電設工業展」でチラシを配布し、告知と参加募集活
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動を実施した。この結果 300 名以上の事前申込みに
<会員研修会場の全景>
「東京駅丸の内駅舎の照明設備について」と題し 東
日本旅客鉄道株式会社 副課長 坂口真一様より リ
ニューアルした東京駅の LED 照明について、裏話な
どを含めたご説明をいただいた。最後にアイリスオー
ヤマ株式会社 執行役員本部長 石田敬様からは、製
品全般とその中のLED照明事業についての講演をい
ただいた。参加者からは熱心に聞き入って多くの事柄
を吸収する熱意が見て取れた。
講演終了後は、情報交換会が開催され、講師の皆様
と会員各位の親睦が図られた。
(広報委員長 垂見一夫 / 東芝ライテック)
【「LED NEXT STAGE 2014/ 台湾企業への出展説明会
での講演」】
6 月 21 日(金)に 台湾の台北市進出口商業同業
公会 会議場で開催された「LED NEXT STAGE 2014
展示説明会」
(日経主催)において、共催団体として「日
本におけるスマートな街づくりとLED照明」と題し
た講演を行いました。外は 32 度を越える暑さでした
が、台湾の出展等をまとめる立場にある団体、従来か
ら出展している企業など、計 45 企業の方々にお集ま
りいただきました。日本経済新聞社の挨拶に始まり、
「NIKKEI MESSE 街づくり・店づくり総合展」の全体
説明、本展示会を構成する「LNS 2014」など個々の
展示会の概要紹介、そして日経新聞の紹介がなされま
した。10 分の休憩を挟み講演を行いました。日本語
-中国語の随時通訳でしたが、講演中、新規に追加さ
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http://www.nikkeipr.co.jp/ledsymposium2013/
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2013/05/31
JLEDS NEWS / 19 号
つながっているが、今年度は集客数目標を 800 名と
しているので、昨年より 3 週間前倒しのスケジュール
でサイトを立ち上げた。
今年度のシンポジ ウ ム は、 メ イ ン テ ー マ を New
Decade for LED Lighting、サブテーマを「LED照明
は進化から「真価」へ!」とし、これまでの省エネ・
長寿命の価値にとどまらず、新たな価値を探る「真価」
をキーワードに、LED照明の最新の情報発信と健全
な普及活動につなげたい。講演は環境未来都市構想(グ
リーンフロート)を基にした「未来が変わる、豊かさ
が変わる、新地球環境時代」をテーマとした基調講演
や「LED照明の「真価」を探る」をテーマとした一
般講演、パネルディスカッションなどを予定している。
また、同時開催の「LED照明展示会」ではこれまで
の会員企業による最新のLED商品展示以外に新しい
試みとして講演内容と関連した企画展示も予定してい
る。
皆様の会社内、お客様ほかに声をかけていただき、
多くの方々に参加いただきたい。
(シンポジウム分科会リーダー 高橋 章道/東芝ラ
イテック)
技術委員会の主な活動
【25 年度 技術委員会セミナー開催】 率測定装置の理解を深められた点と、2013 年改訂予
・主催:25A ① LED 照明の寿命の調査・研究
定の LM-80 の審議内容について伺い知ることができ
・開催日:5 月 17 日(金)13:30 ~ 16:30
た点で、有意義なセミナーであった。
・開催場所:第一会議室
今後も国内外の有識者との意見交換会を企画し、会
・テーマ:「LM-80 に関する測光方法について」
員企業様へ還元したい。
・講師:VEKTREX 社
Melissa Ford
Jeff Hulett
(CEO)
(Chief Technology Officer)
(LM-80 Working Group Chair)
・参加人数 :14 名
☆セミナー内容
1. 北米照明学会規格、LM-80 の策定委員である Mr.
Jeff Hulett より VEKTREX 社のテストシステムの紹介
を受けながら、LM-80 の光束維持率の測定方法、及
び今後の動向、課題等について質疑、応答をした。
2.受講感想
米国 Energy Star 認証制度に用いられる北米照明学
<質疑 / 応答>
会規格 LM-80 に関して、VEKTREX 社のルーメン維持
事務局からの報告
業計画案、第2号議案:平成 24 年度収支決算と平
成 25 年度収支予算案、第3号議案:理事の変更が
すべて承認されました。 引き続き開催の理事会で
は、第1号議案:副理事長の選任が承認されました。
【事業活動報告】
'13.04.18 企画運営委員会 '13.05.14 総会・理事会
'13.05.17 広報委員会
'13.05.23 顧問会議
'13.05.24 技術委員会
'13.05.30 LED 照明連絡会
'13.06.13 企画運営委員会
'13.06.24 会員研修会
【H 25 年度第2回会員総会・第1回理事会の開催】
5月 14 日(木)、東京・霞が関ビル「東海大学
校友会館」にて開催いたしました。総会では、第1
号議案:平成 24 年度事業報告及び平成 25 年度事
<総会 / 理事会>
発 行 2013 年 7 月 1 日
発行人 小紫正樹
発行所 特定非営利活動法人LED照明推進協議会
〒 105-0003 東京都港区西新橋一丁目 5 番 11 号
第 11 東洋海事ビル 6 階
TEL (03)3592-1382(代)/ FAX (03)3592-1285
URL http://www.led.or.jp/
E-mail [email protected]
Japan LED Association
JLEDS NEWS /第 19 号
内容に関するご意見、ご質問は JLEDS 事務局までお寄せくださ
い。
本書の内容を無断で複写・複製・転載することを禁じます。
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