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Flex Soft (No-Cut)

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Flex Soft (No-Cut)
ペーパー準備︓
プリント設定︓
フィルム、 フォイル、 透明フィルム
多目的トレー、 1枚給紙
カラー設定︓
ミラー・イメージ(反転画像)
⽩⿊プリンター︓
全⾊︓ 増加濃度の100%ブラック
イメージ・モード︓
CMYKプリンター︓
全⾊︓ 合成400%ブラック
(シアン︓100%、マゼンタ︓100%、
イエロー︓100%+ブラック︓100%=400%ブラック)
布地の選択
・コットン生地でも、伸び縮みの少ない生地を使用してください。
(スパンデックスやライクラはお薦めできません)
理由︓ これは、布地を引っ張ったり引き伸ばした時に⻲裂が⼊ることを防ぐ助けになります。
転写プレス機
・熱が不⾜している場合、ヒートプレス機の上下部プレートからテフロンシートを取り外して下さい。
理由︓
テフロンは熱を吸収してしまうので、熱が⼗分均等に伝わらず、プリントの結果が良くないことにつながります。
・シリコーンパッドが無傷で、下部プレートにしっかりと接着されていることを確認して下さい。
理由︓
ヒートプレス機の上下部プレートが完全に並⾏に噛み合わない場合、また、部分的に⽔平に移動
(スライド)してしまう場合、⼤型、全⾯的なデザインや写真などは、AフォイルへのBコーティングの転写が不完全
になってしまうことに繫がります。これはヒートプレートやパッドが擦り切れていたり、緩んでいたり、不具合などと
いった機械的故障が原因でも起こる可能性があります。
・プレス機がヒートプレートの設定温度に既に到達していることを確認して下さい。プレスのアッパープレートを、
下のプレートにあてて下のプレートが触ってみると熱くなるまで閉じておいて下さい。
理由︓
両方のプレートに⼗分な熱されていてはじめて、着実な結果を得られます。ヒートプレス機を使用しない間は
ヒートプレスを閉める位置にして置くようにお勧めします。これは、下部プレートを熱く保ち、次のアプリケーションへ
の準備を整えておくためです。
・ヒートプレス機の底面シリコーンパッドは柔らかすぎないようにして下さい。
理由︓
非常に柔らかいシリコーンパッドは、AとBのメディアを分離する際問題を発生させる事があります。
・転写フィルムは常にヒートプレス機の中央に置いて下さい。
理由︓
ヒートプレス機によっては熱の分布にむらがあり、エッジの圧⼒分布機能を備えていない場合があります。 更にエッジへ進むと、その辺りには圧⼒も⾜りないため、プレスミスを起こすことがあります。 ヒートプレス機の品質・状況がプリント品質に⼤きく影響をします。
A-FoilとBペーパーを剥がすときの注意点︓
・分離作業の間、A-FoilとBペーパーをプレス機のプレートの上に置いたままにして剥がし作業することが重要です。
理由︓
そうしないと、冷たい空気がメディアの下を流れ、感熱糊を急激に冷ましてしまい、⽩糊の転写がうまく
いかなくなることがあります。 メディアが過度に早く冷めると、デザインパーツをA-FoilからB-Paper
Low Tempへの転送されてしまったりしてしまいます。
・剥がす前に、布地で、Bペーパー全体の上の軽くこすります。 理由︓
Bペーパーの粗熱をとり、VinciのYellow Tonerの定着度をアップさせます。
・AフィルムとBペーパーを剥がすときは、慌てずに、⼀定のスピードでスムーズに⾏ってください。 ただし、あまり遅すぎても熱が下がり過ぎてしまうので良くありません。
理由︓
急速な分離は、円いエッジ部位やデザインの他の重要部位を切り離してしまうことに繫がります。 遅すぎると、糊が固くなり、糊の転写がうまくいかなくなります。
・AとBのメディアは、鋭角でかつ、⼀定の動きで分離させて下さい。 慌てず、さりとて、遅すぎず、がポイント。
理由︓
プレス機上でメディアは平たく留まるので、分離作業を完璧にこなせます。
Hint:
A フィルムのイメージの4辺にラインをプリントしておくと、Bペーパーを剥がすときに一定のスピードで
はがしやすい。
布地への転写
・転写物(A-Foil)の全ての四隅を耐熱テープで⽌めて下さい。
理由︓
プレス機を開けている間やプレス機から布地を取り外す際、A-Foilの隅が布地から持ち上がって
しまうことが起こり得ます。望ましくない熱剥離を起こしたり、不完全で⽋陥のあるエッジを引き起こしてしま
うことになります。
プレス⼯程の後処理
・完全に冷めた時にA-Foilを剥がして下さい。
理由︓
A-Foilがまだ暖かい時に剥がすと、不完全で⽋陥のある転写になってしまうことがあります。
1.プリント
・デザインをMirror Image Mode(反転)でAフォイル
のコーティングされた面へプリントして下さい。
・デザインの周囲を切り取りAフォイルを小さくして下さい。
重要︓
イメージドラム及び固定ユニットが擦り
切れていないことを確認のこと。これは
Aフォイルへのトナーの均一な載りを阻む。
擦り切れたドラム
きれいなドラム
2.ヒートプレス機の前処理
・ヒートプレス機の下部プレートを閉じて30-60秒間予熱
して下さい。
3.転写(BペーパーをAフォイルへ)
1.普通のコピー紙1-2枚を下部プレートへセットし
シリコーンパッドを保護して下さい。
2.切り取ったAフォイルを下部プレートの中央へセット
して下さい(プリント⾯を上向きに)。
3.BペーパーLow TempをAフォイルの上にセット
して下さい(コーティング⾯を下向きに)。
4.普通のコピー紙1-2枚で全体を覆って下さい。
・AフォイルとBペーパーを一緒に、2-3bar (30-40PSI)の
中圧⼒、130-160℃で90-120秒間プレスして下さい。
・プレス機を開けた後、コピー紙を取り除き、Bペーパー
Low Temp の上を布で5秒間撫でて下さい。
・下部プレートから持ち上がらないようにAフォイルから
Bペーパーを分離して下さい。ゆっくりと、低い位置で
滑らかに(休止せず)作業を⾏って下さい。
4.⾐料品への施⼯
・ヒートプレス機の下部プレートの上に⾐料品をセットして下さい。
・転写物を⾐料品の上へセットし、耐熱テープでAフォイル
の隅を留めて下さい。
・Matt Finish Economyシートで覆って下さい。
・表2に示したパラメーターに照らし
合わせて設定しプレスして下さい。
重要︓ 上記データは参考値であり、プリンター
メーカー・モデルにより、最適な
温度と時間を⾒つけるには、実験が
必要です。
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