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らーめん 大 - JFAフランチャイズガイド
フランチャイズ契約の要点と概説 -法定開示書- 本書面は「中小小売商業振興法」及び「中小小売商業振興法施行規則」並びに 「フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方について」に基づ く内容です。 作成日 平成28年6月25日 (社)日本フランチャイズチェーン協会 株式会社どさん子 正会員 (v5) フランチャイズ契約のご案内 株式会社どさん子 〒141-0031 東京都品川区西五反田一丁目 3 番 8 号 五反田御幸ビル 3 階 TEL 03-6311-8915 FAX 03-6311-8918 URL http://www.dskgroup.co.jp 担当部門:FC 事業部 本資料は、これからフランチャイズ・システムに加盟されようとしている 方々のために、社団法人日本フランチャイズチェーン協会の要請に基づき、 中小小売商業振興法及び中小小売振興法規則並びにフランチャイズ・システ ムに関する独占禁止法上の考え方に従い、当社が作成したものです。 フランチャイズの契約に際しては、このご案内だけでなく、できる限り多 くの資料を読み、第三者にも相談したりするなど、充分に時間をかけて判断 してください。もし不明な点やこの案件にないことでも、確認したいこと等 があれば、遠慮なく当社までお問い合わせください。 またフランチャイズ・システム一般のこと、フランチャイズ契約について の注意点などについてお知りになりたい方は、一般財団法人日本フランチャ イズチェーン協会へお問い合わせください。 一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会 〒105-0001 東京都港区虎ノ門三丁目6番2号 TEL(03)5777‐8701 第2秋山ビル なお本資料は、当社の責任において作成したものであり、記載内容につい て提出先の承認を受けたものではありません。加盟に際して調査すべき資料 については、加盟をご希望される皆様が、事前に確認して頂くことが必要で す。 1 (v5) 「らーめん大」フランチャイズチェーンへの加盟を希望される皆様へ ~ フランチャイズ契約を締結の前に ~ このたびは、当社のフランチャイズチェーンへの加盟をご検討いただきま して誠にありがとうございます。 当社は「らーめん大」のブランド名のもとで、ラーメン店のフランチャイ ズチェーン事業を展開しております。 当チェーンの店舗は、「どさん子」本部が飲食業として永年の経験と多額の 費用をかけた研究によって開発した経営ノウハウ、運営システム、店舗イメ ージなどで統一され、お客様に安心してご利用いただき、今日まで発展して きました。 フランチャイズ加盟店の運営で最も大切なことは、「統一性」です。お客様 に繰り返しご利用いただくためには、お客様の支持・信頼を得なくてはなり ません。そのためには、どの店舗を利用しても同じ商品・同じサービスを受 けられることが必要です。 これを実現するため、「らーめん大」を経営される方々には、フランチャイ ズ契約などで定めた最低限のルールを守ることをお約束いただきます。 従いまして、最初から「らーめん大」フランチャイズチェーン・システム とは異なる独自の経営手法を重視され、「らーめん大」のイメージにとらわれ ない経営手法を希望される方には、「らーめん大」フランチャイズチェーン・ システムへの加盟をお勧めできません。 「らーめん大」本部は、加盟者に「らーめん大」フランチャイズチェーン・ システムを提供し、店舗経営の支援をいたしますが、加盟者の経営の成功を 保証するものではありません。店舗経営には、「らーめん大」フランチャイズ チェーン・システムを活用する加盟者の不断の努力が必要となります。 加盟を希望される皆様には、十分に契約の内容をご検討いただくとともに、 ご不明な点がございましたら、遠慮なく説明担当者にご質問いただき、疑問 のない状態でご契約いただきますようお願い申し上げます。 以上の主旨にご賛同していだける方は、次のページへお進み下さい。 2 (v5) 目 次 頁 フランチャイズ契約のご案内 1 「「らーめん大」 」チェーンへの加盟を希望される皆様へ 2 第Ⅰ部 株式会社どさん子とフランチャイズ・システムについて 1. わが社の経営理念 4 2. 本部の概要 5 3. 会社組織図 8 4. 役員一覧 8 5. 本事業者の直近三事業年度の貸借対照表及び損益計算書 9 6. 直近三事業年度における売上の推移 12 7. 直近三事業年度における加盟店および直営店の店舗数の推移 12 8. 直近五事業年度におけるフランチャイズ契約に関する訴訟の件数 12 第Ⅱ部 フランチャイズ契約の要点 1. 契約の名称等 13 2. 売上、収益予測についての説明 13 3. 加盟に際しお支払いいただく金銭に関する事項 13 4. 加盟者から定期的に売上金の全部又は一部を送金させる場合は、その時期及び方法 16 5. 加盟者に対する金銭の貸付又は貸付のあっせんを行う場合は、それに係る利率又は算定方法及びその他の条件 16 6. 加盟者との一定期間の取引より生ずる債権債務の相殺によって発生する残額の全部または一部に対して利率を 16 附する場合は、利息にかかる利率又は算定方法その他の条件 7. 加盟者に対する特別義務 16 8. 経営指導に関する項目 18 9. 使用させる商標・商号その他の表示に関する項目 21 10. 契約の期間、契約の更新及び解消に関する事項 23 11. 加盟者から定期的にお支払いただく金銭に関する事項 23 12. 店舗の営業時間、営業日 24 13. 本部事業者が加盟者の店舗の周辺の地域に同一又は類似の店舗を他人に営業させる旨の規定(テリトリー制) 24 の有無及びその内容 14. 契約終了後、他の特定連鎖事業への加盟禁止、類似事業への就業制限その他加盟者が営業禁止又は制限される 24 規定の有無及びその内容 15. 契約期間中・契約終了後、当該特定連鎖事業について知りえた情報の開示を禁止又は制限する規定の有無及び 24 その内容 16. 店舗の構造と内外装についての特別義務 24 17. 契約に違反した場合に生じる金銭の支払いその他の義務の内容 25 18. 事業活動上の損失に対する補償の有無内容等 25 19. 加盟店に課するその他の義務 26 3 (v5) 第Ⅰ部 株式会社どさん子とフランチャイズ・システムについて 1. わが社の経営理念 私たちは、お客様に、感動と健康と癒しを提供し、 地域に愛されお役に立つことを誓います。 1961 年に小さな餃子店として創業した当社は、1967 年より「どさん子」ブ ランドで、ラーメン店のチェーン展開を開始しました。以来、当社は我が国 のフランチャイズチェーン事業のみならず、外食産業そのものの草分け的な 存在としての歴史を歩んできました。最盛期には 1200 店を超えるフランチャ イズ加盟店様と共に、みそラーメンブームを起こし、その結果、ラーメンが 日常食の一つとして我が国に定着することになりました。また 1970 年代には この勢いの下で、海外進出を果たしております。現在では「らーめんみそ膳」 「らー麺藤平」の他、「らーめん大」を平成 28 年 4 月より新たに当社ブラン ドに加え、フランチャイズチェーンを全国に展開しております。 当社の創業以来の経営理念は「お客様に、感動と健康と癒しを提供し、地 域に愛されお役に立つこと」です。すなわち、お客様を第一に考え、お客様 に「おいしい」と言っていただけることを喜びとし、そのための飽くなき探 求心のもとで当社商品の品質と味、そしてサービスを追求していくことです。 当社はこのような探究心から得られた知識や情報を、製品開発や店舗デザイ ン等に反映し、より洗練されたものにしてきました。 私たちは、お客様に「より良い本物の味を味わっていただきたい」という 想いのもと、新たに加入される皆様との間にも深い信頼関係を築き、共存共 栄をモットーに、ラーメン事業を発展させ、新しい食文化を切り拓いていき たいと考えております。 代表取締役社長 4 小林 剛 以 上 (v5) 2. 本部の概要 (1) 【会社概要】 社名 設立 株式会社どさん子 平成 24 年 10 月 2 日(㈱ホッコクより事業を分割継承) 特定連鎖事業 昭和 42 年 9 月(加盟店 1 号を開店し、 「札幌ラーメン の開始時期 どさん子」のチェーン展開を開始) 事業内容 ラーメンチェーンのフランチャイズ事業及び関連食 材の販売等 事業者が行う 該当事項はありません 他の事業 資本金 10 万円 主要株主 株式会社 DSK グループ 主要取引銀行 三井住友銀行東京中央支店、りそな銀行日本橋支店 従業員数 79 名(平成 28 年 3 月 31 日現在) 本社 〒141-0031 住所 東京都品川区西五反田一丁目 3 番 8 号 所属部門 FC 事業部 担当者 中根 TEL 03 - 6311 – 8915 FAX 03 - 6311 – 8918 URL http://www.dskgroup.co.jp 誠吾 (2) 【子会社の名称及び事業の種類】 ① DOSANKO France(ラーメン店の運営) ② DSK Global Limited. (ラーメン店の運営) (3) 【所属団体】 ①社団法人日本フランチャイズチェーン協会正会員 ②社団法人日本フードサービス協会正会員 5 (v5) 【当社の沿革】 1961 年 5月 1966 年 10 月 1967 年 6月 墨田区に「札幌ラーメンどさん子両国店」をオープン(※) 9月 チェーン本部を設立し、フランチャイズ 1 号店を開店 1968 年 4月 資本金 500 万円にて、墨田区八広に北国商事株式会社を設立 1969 年 12 月 1970 年 6月 11 月 1971 年 6月 青池保(初代社長)が、墨田区八広に餃子飯店「つたや」開店 同住所に中華麺製造工場「つたや製麺所」開設し、麺の製造を開始 葛飾区柴又に本社を移転し東京工場を開設 大阪営業所を開設 葛飾区の本社内に東京営業所を開設、又業界初のバラ原料粉受けプラントを完成 広島営業所を開設 前橋営業所を開設 1972 年 6月 10 月 1973 年 2月 10 月 仙台営業所を開設 名古屋営業所を開設 新潟営業所を開設 「どさん子」海外加盟第1号店を米国N.Y.レキシントン街にオープン 1974 年 7月 1975 年 11 月 四国営業所を開設 1981 年 11 月 日本フランチャイズチェーン協会よりフランチャイズチェーン協会会長賞受賞 1989 年 4月 株式会社ホッコクに社名変更 1990 年 2月 株式を日本証券業協会(現 JASDAQ)に店頭登録 2001 年 4月 みそ膳フランチャイズ1号店を長岡市美沢に出店 2002 年 4月 みそ膳フランチャイズ店舗数が 20 店舗を超える 2003 年 5月 東京都千代田区丸の内にみそ膳丸の内店(直営店)を出店 2009 年 6月 「らー麺藤平」に係る事業を譲受け、藤平事業部を設立 2010 年 3月 直営店「らぁめん麦の家」大手町店が「らー麺藤平」としてリニューアルオープン 4月 中国事業展開開始上海に「多膳客(どさんこ)」1 号店を開店 2011 年 4月 上海国際博覧会(EXPO 2010 Shanghai, China)に「多膳客」上海万博店を出店 2012 年 10 月 2013 年 4月 東京都江東区に直営店「どさん子」東陽町店を出店 2014 年 5月 「どさん子」リブランドプロジェクト発足、 「どさん子銀座 0 号店」をオープン 9月 リブランド店「どさん子」八重洲店」をオープン 2015 年 ドサンコフーズの直営1号店N.Y.マディソン街にオープン 株式会社どさん子設立 10 月 リブランド海外 1 号店「どさん子オペラ店」をフランス・パリにオープン 11 月 リブランド海外 2 号店「どさん子ウェスト LA 店」を米国ロサンゼルスにオープン 5月 リブランド海外 3 号店「どさん子&とり鉄メルボルン店」をオーストラリア・メル ボルンにオープン ※1967 年 6 月、両国国技館に程近い東京都墨田区両国2丁目に、北海道をイメ 6 (v5) ージした赤いテント看板の「どさん子両国店」がオープンしました。この「ど さん子」ブランド 1 号店は、客席わずか8席という小さな店舗であるにもかか わらず、大繁盛店となりました。日本ではまだフランチャイズ・システムによ る営業形態が確立されていなかったこの時代に、当社はこの店舗での成功を「成 功のパッケージ化」として売出すことを決め、1967 年9月にはフランチャイズ 第1号店がオープンしました。 それから約半世紀、栄枯盛衰の激しいラーメン業界の荒波の中で、当社はフ ランチャイズ店との絆を維持し続けて現在に至っております。現在当社はブラ ンドのモデル店となるべき当社直営店を、 「どさん子」 「みそ膳」 「藤平」の三ブ ランドにて、首都圏・関西圏を中心に展開しております。このような直営店を 含めたグループ総店舗数は、現在 240 店(平成 28 年 3 月末現在)となっており ます。 7 (v5) 3.会社組織図 4.役員一覧 代表取締役会長 代表取締役社長 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 監 査 役 (平成 28 年4月1日現在) 森下 小林 檜垣 小野 浜田 並木 尾崎 將典 剛 周作 政彦 博治 真平 富彦 8 (v5) 5.本事業者の直近三事業年度の貸借対照表及び損益計算書 平成 26 年 3 月期 (単位:千円) (単位:千円) 貸借対照表(2013 年度) 損益計算書 [平成 26 年 3 月 31 日現在] 資本の部 科目 流動資産 現金及び預金 受取手形 売掛金 [平成 25 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで] 負債の部 金額 科目 235,412 金額 科目 363,458 売上高 95,708 買掛金 119,452 売上原価 1,062,411 935 未払金 201,882 売上総利益 1,063,006 1,144,151 108,501 5,637 販売費及び一般管理費 未払費用 5,012 営業損失 18,697 前払費用 7,761 前受金 16,262 69 預り金 9,067 564 その他 未収入金 立替金 その他 貸倒引当金 固定資産 81,144 営業外収益 3,696 2,360 支払手数料 351 長期預り保証金 8,700 見舞金 2,600 資産除去債務 6,000 その他 2,753 157,447 17,060 営業外費用 5,704 203 経常損失 車両運搬具 2,033 特別利益 工具、器具及び備品 2,451 固定資産売却益 10,946,081 無形固定資産 13,294 ソフトウエア 12,552 関係会社株式 742 107,526 380,518 純資産の部 12,129 特別退職金 2,959 資本金 50,000 その他 1,743 4,311 資本準備金 40,000 破産更生債権 29,480 その他資本剰余金 67,515 貸倒引当金 △ 34,661 資産合計 392,859 70 店舗撤退損失 長期未収入金 1,597 16,901 固定資産除却損 12,341 107,515 106,732 697 697 株主資本 資本剰余金 差入保証金 83,152 特別損失 負債合計 67 長期前払費用 3,528 長期未払金 20,994 投資その他の資産 その他 6,146 1,318 △ 4,540 建物 その他 168 固定負債 36,627 建設仮勘定 受取利息 6,399 有形固定資産 機械及び装置 2,125,417 未払法人税等 棚卸資産 短期貸付金 金額 流動負債 利益剰余金 △ 繰越利益剰余金 △ 145,173 税引前当期純損失 純資産合計 145,173 12,341 過年度法人税等 負債・純資産合計 392,859 9 法人税、住民税及び事業税 当期純損失 99,356 5,637 5,637 3 3 104,996 (v5) 平成 27 年 3 月期 (単位:千円) (単位:千円) 貸借対照表(2014 年度) 損益計算書 [平成 27 年 3 月 31 日現在] 資本の部 科目 流動資産 現金及び預金 受取手形 [平成 26 年 4 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日まで] 負債の部 金額 科目 307,493 金額 科目 金額 流動負債 276,032 売上高 55,524 買掛金 107,734 売上原価 2,331,860 1,306,313 1,099 未払金 95,240 売上総利益 1,025,547 販売費及び一般管理費 1,115,514 売掛金 95,232 未払法人税等 4,885 棚卸資産 28,869 未払消費税等 17,132 営業損失 89,967 前払費用 8,627 未払費用 37,663 営業外収益 11,818 その他 13,376 短期貸付金 69,739 受取利息 1,457 未収入金 41,231 貸倒引当金戻入 7,963 9,998 雑収入 2,397 18,035 支払手数料 80 236 貸倒引当金繰入 520 6,800 雑損失 5,638 その他 貸倒引当金 △2,828 営業外費用 固定負債 固定資産 162,692 長期未払金 有形固定資産 26,940 長期預り保証金 建物 24,225 資産除去債務 6,238 11,000 機械及び装置 152 経常損失 84,388 車両運搬具 997, 特別利益 290,179 工具、器具及び備品 1,566 固定資産売却益 500 債務免除益 無形固定資産 20,248 ソフトウエア 19,018 その他 投資その他の資産 関係会社株式 長期貸付金 長期未収入金 破産更生債権等 長期前払費用 差入保証金 出資金 貸倒引当金 資産合計 1,230 115,503 負債合計 294,068 純資産の部 株主資本 固定資産売却損 914 50,000 店舗撤退損失 17,427 その他 18,023 資本剰余金 107,515 資本準備金 40,000 1,076 716 176,117 資本金 1,492 4,091 37,083 固定資産除却損 17,145 23,998 289,679 特別損失 その他資本剰余金 67,515 利益剰余金 18,601 繰越利益剰余金 18,601 96,623 税引前当期純利益 168,708 5 △28,929 470,185 純資産合計 176,117 負債・純資産合計 470,185 10 法人税、住民税及び事業税 4,885 過年度法人税等 △47 当期純利益 4,933 163,775 (v5) 平成 28 年 3 月期 (単位:千円) (単位:千円) 貸借対照表(2015 年度) 損益計算書 [平成 28 年 3 月 31 日現在] 資本の部 科目 流動資産 現金及び預金 受取手形 [平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日まで] 負債の部 金額 科目 299,101 金額 流動負債 305,977 75,923 買掛金 94,033 1,033 未払金 167,727 科目 1,866,360 売上原価 870,413 売上総利益 995,947 販売費及び一般管理費 986,408 売掛金 75,739 未払法人税等 5,150 棚卸資産 26,856 未払消費税等 10,826 営業利益 前払費用 9,375 未払費用 19,235 営業外収益 短期貸付金 受取利息 3,401 24,236 貸倒引戻益 6,731 その他 27,934 為替差益 687 雑収入 331 雑損失 5,283 固定資産 △56,292 135,921 有形固定資産 27,312 建物 23,749 その他 9,539 11,151 未収入金 貸倒引当金 114,292 金額 売上高 9,205 固定負債 12,807 預かり保証金 6,807 資産除去債務 6,000 営業外費用 機械及び装置 114 経常利益 車両運搬具 642 特別損失 工具、器具及び備品 2,806 無形固定資産 15,497 ソフトウエア 14,398 その他 投資その他の資産 関係会社株式 長期貸付金 長期未収入金 破産更生債権等 長期前払費用 出資金 1,098 93,111 1,492 17,145 3,831 20,736 負債合計 318,784 15,407 70,145 貸倒引当金繰入 56,282 過年度資産除去損 12,469 店舗撤退損失 139 その他 1,253 純資産の部 株主資本 116,237 資本金 資本剰余金 その他資本剰余金 100 157,515 157,515 利益剰余金 △41,377 繰越利益剰余金 △41,377 716 5 税引前当期純損失 差入保証金 74,202 貸倒引当金 △25,017 純資産合計 116,237 435,022 負債・純資産合計 435,022 資産合計 5,283 11 △54,737 法人税、住民税及び事業税 5,150 過年度法人税等 △91 当期純損失 59,979 (v5) 6.直近三事業年度における売上の推移 (単位:百万円) 2013 年度 2014 年度 2015 年度 加盟店(※) 3,885 3,107 2,899 直営店 1,139 1,123 1,017 合計金額 5,024 4,230 3,910 ※ 本部では各加盟店舗の売上を把握しておりません。記載された数字は、本部が 各加盟店へ売上げた食材等の金額から推定した数字です。 7.直近三事業年度における加盟店および直営店の店舗数の推移 2013 年度 2014 年度 2015 年度 275 261 240 2 1 4 ③ 各事業年度内に契約を解除された店舗数 30 15 19 ④ 各事業年度内に契約更新された店舗数 72 79 72 ⑤ 各事業年度内に契約更新されなかった店舗数 30 15 19 ① 各事業年度末の店舗の数 ② 各事業年度内の新規出店数 ※ 平成 28 年 3 月 31 日現在のらーめん大の店舗数は 23 店舗ありますが、平成 28 年 4 月 1 日から㈱どさん子が本部機能を承継し FC 本部としての運営を始め たため、上記にはこの店舗数は含まれておりません。 8.直近五事業年度におけるフランチャイズ契約に関する訴訟の件数 年度 加盟者又は元加盟者 が本部を訴えた件数 本部が加盟者又は元加盟者 を訴えた件数(※1) 2011 年度 0 0 2012 年度 0 2 2013 年度 0 1 2014 年度 0 0 2015 年度 0 0 ※1 これらの訴訟はすべて、売掛金支払請求訴訟です。 ※2 平成 28 年 4 月 1 日から㈱どさん子が本部機能を承継し FC 本部と して運営を始めたため、上記には「らーめん大」に係るものは含 まれておりません。 12 (v5) 第Ⅱ部 フランチャイズ契約の要点 1.契約の名称等 (1) 契約の名称 らーめん大フランチャイズチェーン加盟契約 (2) 契約の本旨 この契約は、どさん子本部の保有するらーめん大フランチャイズチ ェーン・システムのもとに、どさん子本部と加盟者が協力して消費者 の皆様にラーメンを提供する事業を通じて、どさん子本部と加盟者の 相互の信頼と事業の繁栄を実現することを目的とします。 どさん子本部は、加盟店が店舗物件において、らーめん大フランチ ャイズチェーン・システムにより「らーめん大」ラーメン店の経営を 行うことを許諾するとともに、加盟者に対し、らーめん大フランチャ イズチェーン・システムを提供いたします。 加盟者は、らーめん大フランチャイズチェーン・システムが「らー めん大」ラーメン店の経営に有益であり、かつ、「らーめん大」ブラ ンドイメージを維持・形成する上で、必要不可欠であることを十分ご 理解いただき、らーめん大フランチャイズチェーン・システムを守り、 活用することにより、「らーめん大」ラーメン店の経営を行います。 2.売上、収益予測についての説明 本部で公表する売上予測及び収益予測につきましては、既存店の実 際の数値を基に作成しておりますが、必ずしもその数値通りの収益を 保証するものではありません。よって本部では参考資料の一部として ご提供しております。 加盟を希望される皆様におかれましては、本部が提出した資料とフ ランチャイズチェーン本部担当員の説明をよく聞いた上で、ご自身で も調査いただき、納得された上で加盟申し込みしていただくようお願 い申し上げます。 3.加盟に際しお支払いいただく金銭に関する事項 (1) 加盟申込金 ① 金額 金 50 万円(消費税別途) 加盟する意向の意思表示として、加盟申込金をお 支払いいただきます。加盟申込金は、加盟契約締 結時に、その全額が加盟金に充当されます。 13 (v5) ② 性質 ③ 徴収の時期 ④ 徴収の方法 加盟申し込みに関する覚書が締結された後、加盟 申込金を払い込むと、その払込日から3か月間の 考慮期間及び出店準備期間が与えられます。この 出店準備期間中は、本部と合意した地域(以下、 「出店準備地域」といいます)において、加盟店 を優先的に出店出来る地位を有します。 覚書の締結日より7日以内 本部の指定する銀行口座にお振込みいただきま す。振込手数料はご負担いただきます。 ⑤ 返還について 以下の場合、加盟申込金は加盟検討に要した費用 を控除した残額を返金させていただきます。 a)加盟希望者が準備期間中に出店準備地域内で店 舗物件を確定することが出来なかった場合。 ⑥ その他 b)加盟希望者が準備期間内に加盟契約を締結しな かった場合。 a)準備期間満了5日前までに加盟希望者から本部 に申し入れがあり、これを本部が承諾した時に は、出店準備期間がさらに3か月間延長されま す。この場合加盟申込金 50 万円は、引き続きお 預かりすることになります。 b)出店準備地域については、加盟希望者が本部と の間で加盟契約を締結した場合でも、一定地域 における他の加盟店の出店を制限出来る、独占 的な権利を付与するものではありません。 (2) 加盟金 ① 金額 ② 性質 ③ 徴収の時期 金 200 万円(消費税別途) 加盟金は次の対価です。 a)経営ノウハウの開示 b)商標等のマークの使用権の許諾等のフランチャ イズの賦与 c)店舗所在地の市場環境、競合関係、立地条件お よび消費動向の調査費用 d)開店時における宣伝活動の企画および手配、開 店に必要な備品の調達企画 フランチャイズ契約締結時までに全額納めていた だきます。 14 (v5) ④ 徴収の方法 契約締結時までに、本部指定の銀行口座にお振込 みいただきます。振込手数料はご負担いただきま す。 ⑤ 返還について 中途解約、契約満了いずれの場合も、いかなる理 由であれ、返還しません。 ⑥ その他 加盟申込金は加盟契約締結時に、全額この加盟金 の支払いに充当されます。従って、実際には加盟 申込金分を加盟金から差引いた金額をお支払いい ただきます。 (3) 開店準備手数料 ① 金額 ② 性質 金 50 万円(消費税別途) オープン前の研修費用であり、以下の研修内容の 対価です。 a)原材料等の発注方法、在庫管理、鮮度管理及び 衛生管理の方法 b)調理、盛付等の商品の製造及び展示の方法 c)販売及び販売促進方法 ③ 徴収の時期 ④ 徴収の方法 ⑤ 返還について ⑥ その他 d)店舗の器具・設備等の管理方法 e)人事労務管理の方法 f)会計、資金調達・管理の方法 g) 報告書類、各種帳票の記帳・管理の方法 h) 「らーめん大」経営の実情把握の方法 i) その他「らーめん大」経営の仕組みと方法に関 する一切の事項 フランチャイズ契約締結時に、全額納めていただ きます。 契約締結時までに本部指定の銀行口座にお振込み いただきます。振込手数料はご負担いただきます。 中途解約、契約満了いずれの場合も、いかなる理 由であれ、返還しません。 a)研修期間は2週間です。 b)本部は再研修が必要であると認めた時は、開 店後であっても所定の再研修を実施すること出 来るものとし、加盟店は正当な理由なくこれを 拒む事は出来ません。 c)上記研修費のほか、研修地までの交通費、ユニ 15 (v5) フォーム購入費、宿泊費、飲食費等、研修に必 要な費用につきましては、別途実費を負担して いただきます。 (4) 保証金 ① 金額 ② 性質 ③ 徴収の時期 ④ 徴収の方法 ⑤ 返還について ⑥ その他 金 100 万円 加盟契約または加盟契約に関連して合意された他 の一切の取り決めにより生じる債務の担保。 フランチャイズ契約締結時に全額納めていただき ます。 契約締結時までに本部指定の銀行口座にお振込み いただきます。振込手数料はご負担いただきます。 本部が加盟店から無利息で預かり、加盟契約終了 後、3ヶ月以内に本部に対する債務を控除した上 で返還します。 加盟契約期間中、保証金返還請求権と加盟契約又 は加盟契約に関連して合意された他の一切の取り 決めにより生じる債務とを、加盟者の意思で相殺 することはできません。 4.加盟者から定期的に売上金の全部又は一部を送金させる場合は、その時期 及び方法 該当する事項はございません。 5.加盟者に対する金銭の貸付又は貸付のあっせんを行う場合は、それに係る 利率又は算定方法及びその他の条件 該当する事項はございません。 6.加盟者との一定期間の取引より生ずる債権債務の相殺によって発生する残 額の全部または一部に対して利率を附する場合は、利息にかかる利率又は 算定方法その他の条件 該当する事項はございません。 7.加盟者に対する特別義務 (1) 加盟者に販売又はあっせんする商品の種類 ① フランチャイズ・システムの統一性および信用を保持するため、 加盟店は、食材、商品、営業用消耗品及び什器・備品のうち本部 16 (v5) が指定する以下の物品については、本部または本部の指定する業 者から、加盟店の費用で購入することを推奨し、加盟者は②の場 合を除き、これに従います。 a) 食材 麺、味噌、醤油、調味料、肉、調理補助食品、餃子、餃子タレ、 コーン、メンマ、チャーシュー、酒類、その他「らーめん大」で 販売される商品の主材料及び副材料等 b) 消耗品 割箸、洗剤、レジロール等 c) 什器備品 POSシステム、ラーメン丼、餃子皿、小丼、のれん、のぼり、 レードル、カスター皿、箸立て、ユニフォーム、その他「らーめ ん大」で販売される消耗品等 ② 加盟者が、本部または推奨以外の業者以外の者から原材料等を購 入し、これを使用することを希望する場合、本部に対し、その業 者名及びその業者の経営内容並びに原材料等の価格、品質、形状、 量目及び安定供給の可能性等、一切の取引内容をあらかじめ書面 によって通知し、本部の定める品質基準に基づく検査を受けてい ただきます。どさん子本部は正当な理由がない時は、承諾を拒ん ではならないものとします。 (2) 商品等の供給条件 本部は、加盟者に商品の仕入の便宜を提供し、「らーめん大」フラン チャイズ・システムの統一、品ぞろえの充実を図るため、商品開発を 行い、仕入先との間で仕入体制を構築します。また、本部は仕入先と 基本契約を締結し、商品の範囲、発注方法、納品時間・方法、所有権 移転時期、契約責任、仕入代金の金額、支払の時期・方法、商品の取 り扱い方法、返品の可否、リベート等を予め定めます。 (3) 日・時間・回数に関する事項 ・配送日 各エリアにより異なります。 ・配送方法 自社、委託配送車または宅配便にて各加盟店まで。 ・配送時間 巡回コースの順位により異なります。なお以下の時間内 に配送されるものとし、特定の時間を指定することはで きません。 (午前 5:00~翌午前 1:00) 17 (v5) (4) 商品の発注方法 店舗に設置するPOSシステムにより発注していただきます。 (5) 売買代金の決済方法 開店までに購入した商品は、開店日までに決済されます。また開店後 の決済は、取引月の月末で締め切った後、翌月の 20 日に加盟店指定の 銀行口座から自動的引落で決済されます。また商品代金には別途、消 費税が加算されます。なお支払方法を振込とすることもでき、この場 合の振込手数料は加盟店様にご負担いただきます。 (6) 返品 原則的として返品は出来ません。 (7) 在庫管理等 原則として加盟店様で行なっていただきます。また初年度につきまし ては、本部担当者が加盟店を訪問し、在庫管理方法等を指導させてい ただきます。 (8) 販売方法 フランチャイズチェーンの統一性および信用を保持するために、加盟 者は、本部指定の販売方法や価格を遵守して、商品の調理・販売を行 っていただきます。 (9) 許認可を要する商品の販売について 官公庁の販売免許・各種許認可などを必要とする商品の販売について は、これらの条件を満たすこと無く対象商品を販売することは出来ま せん。また免許・許認可の取得については予め本部にご相談ください。 8.経営の指導に関する事項 (1) 加盟に関しての研修の有無 開店前に所定の期間、研修を受けていただきます。研修を受講でき るのは、原則として加盟者又は加盟者の指定する者1名です。 (2) 研修の内容 ① 原材料等の発注方法、在庫管理、鮮度管理及び衛生管理の方法 ② 調理、盛付等の商品の製造及び展示の方法 ③ 販売及び販売促進方法 18 (v5) ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ 店舗の器具・設備等の管理方法 人事労務管理の方法 会計、資金調達・管理の方法 報告書類、各種帳票の記帳・管理の方法 「らーめん大」経営の実情把握の方法 その他「らーめん大」経営の仕組みと方法に関する一切の事項 (3) 加盟者に対する継続的な経営指導の方法 ①営業課員及び指導員(スーパーバイザー) 加盟店の店舗運営に関する助言をさせていただくために、本部は 東京本社にフランチャイズ加盟店指導員(スーパーバイザー)、また 店舗の管轄区域内の営業所には、営業部員を配置しております。各 加盟店はこれらの社員に積極的に連絡して、電話または実地での助 言・指導を受けて下さい。 a)品質管理 b)商品、材料の取り扱い c)調理実習 d)商品発注方法 e)設備、メンテナンス等 f)経営指導 g)店長業務 h)店舗運営方法 i)接客サービス等 ②情報の提供 景気変動の激しい時代の経営には、適切な情報の収集が非常に重 要です。これに応えるために、本部は以下の方法で店舗運営に関す る各種情報をご提供しています。 a)営業課員及び加盟店指導員の巡回に伴う情報提供。 b)定期的な広報誌の配布 c)臨時文書の配布 d)新商品紹介の文書の配布 e)行事計画通知文書の配布 f)その他文書の配布 19 (v5) ③実費負担 加盟店は本部に対して、前記指導に関して本部が要した交通費、宿 泊費および通信費等の実費を支払うものとします。この費用の支払方 法は、毎月末締め切りの商品の代金請求と併せて請求いたします。決 済方法は、売買代金等と共に、翌月 20 日にお客様指定の銀行口座か らの自動的引落によります。なお支払方法を振込とすることもでき、 この場合の振込手数料は加盟店様にご負担いただきます。 9.使用される商標・商号その他の表示 (1) 当該使用させる商標、商号その他表示 本部の指定する店舗看板、シール、価格表、商品には、本部の商標「ど さん子」のロゴマーク等を、規定のデザインによって表示しなければ なりません。なお本部の商標とは、以下のものをいいます。 【商標登録番号】 第5208207号「らーめん大」 【商標登録番号】 第5297607号「ニンニク入れますか?」 (2) 当該表示の使用についての条件 ① 上記のロゴは「らーめん大」加盟店の経営目的以外に使用しては いけません。 ② 上記ロゴを使用する場合、書面にて本部に申請し、承認を得て使 用します。 (3) 使用権の消滅 フランチャイズ契約が終了した場合、直ちに上記ロゴの使用を中止 し、車両、造作物等に表示されたロゴを抹消しなければなりません。 また、食器等のロゴマークなど、抹消が出来ないものについてきまし ては廃棄していただきます。また加盟店が直ちにこれらの作業を実施 20 (v5) できない場合、本部にてその作業を行い、その費用を請求させていた だきます。 10.契約の期間、契約の更新及び解消に関する事項 (1) 加盟契約期間 加盟契約の期限は、加盟契約締結の日から満3年とします。 (2) 加盟契約の更新の要件及び手続 ① 更新の要件 加盟契約の更新は、本部と加盟者双方の合意により成立します。 ② 但し更新の時点までに加盟者に重大な懈怠がない限り、またそ の他特別の事態が発生しない限り、本部は契約の更新に同意し ます。 更新の手続 a) 更新手続は、契約の満期の3か月前から双方の協議を開始し、 双方の合意があれば満期までに更新契約を結びます。 b) 更新時には、更新料として金 10 万円(消費税別)をお支払いい ただきます。 (3) 加盟契約の解除の要件及び手続 ① 本部、加盟店いずれも加盟契約期間満了3ヶ月前までに相手方 に書面による予告を与えて契約を終了させる事が出来ます。 ② 加盟者が次の事項に該当すると判断した場合、本部は何らの催 告なく任意に加盟契約を解除することができます。 a) 差押、仮差押、仮処分、競売、租税滞納処分を受けたとき b) 破産、民事再生、整理、特別清算、会社更生の申立を自ら行い、 又は他から受けた場合 c) 手形、小切手を不渡りにするなど支払停止又は支払不能となっ た場合 d) 後見・保佐又は補助の申立がなされた場合 e) 加盟者が死亡しまたは特別の事由から経営を続けることができ なくなり、かつ適格な後継者が見つからない場合 f) 刑事事件に関連して、それが本部又は他の加盟店の信用を傷つ けた場合 g) 秘密保持義務に違反した場合 h) 本契約上の地位または本契約に基づく自己の権利を第三者に譲 渡または提供した場合 i) 重要な資本構成の変更や役員の変更を、本部に報告せずに行っ た場合 21 (v5) j) 店舗の運営を、本部に無断で第三者に委託し、賃貸し、又は損 益契約を結ぶなど、経営の責任の全部または一部を第三者に帰 せしめた場合 k) 関係諸官庁から営業停止、又は営業免許取消等の処分を受けた とき l) 契約更新が合意に至らなかった場合 ③ 加盟店に以下の行為がある場合、本部が加盟店に 10 日以内の改 善期間を設けてその行為の中止、または是正を書面にて求めた にもかかわらず、改善期間終了後もなおその行為が改められな い場合は、加盟契約を解除します。 a) 加盟契約締結日より2ヶ月以内に「らーめん大」の開店がなさ れないとき。 b) ロイヤリティ又はその他の支払いを定められた日より2か月以 上怠ったとき c) 本部又は加盟店若しくは「らーめん大」フランチャイズチェー ン全体の事業を妨げたり、妨げようとしたりする行為があった とき d) 本部の承諾なく無断で「らーめん大」を5日以上閉鎖したとき e) 「らーめん大」に使用している建物の使用権限を喪失したとき f) 本部に提出すべき報告書を提出せず、又は故意に虚偽の報告を したとき g) 他の加盟店に対し、本部との契約に従わないよう扇動したとき h) 重大な過失で食中毒を発生させたり、みだりに本部又は加盟店 を誹謗したりするなど「らーめん大」チェーン全体の信用を傷 つけたとき i) 加盟者が本部または推奨以外の業者以外の者から原材料等を購 入し、これを使用することを希望する場合に、本部が定める方 法に違反して購入を開始した場合 j) その他加盟契約の各条項に違反したとき ⑥ 契約解除によって生じる義務及び損害賠償義務 a) 加盟者は本部の契約解除通知により、直ちに営業を中止しなけ ればなりません。 b) 本部の商標「らーめん大」を標示したすべての施設、造作、設 備を契約終了の日から 30 日以内に撤去しなければなりません。 22 (v5) c) 本部が提供した「らーめん大」マニュアル類その他本部より貸 与を受けたものを全て返却しなければなりません。 d) 本部に対するロイヤリティその他の支払い義務を直ちに実行し なければなりません。 e) 加盟者手持ちの本部オリジナル商品は、本部が使用可能と判断 したもののみ、本部供給価格(手数料差引)により引き取るこ とができます。 f) 加盟者が、本部または他の加盟店に対して損失を与えた場合,本 部の算出する金額を損害賠償金として速やかに本部に支払わな ければなりません。 g) 契約を解除された加盟店は、 「らーめん大」事業と類似した事業 を、契約の終了の日から2年間行うことはできません。民法上 の親族が営業を行う場合でも同様です。 11.加盟者から定期的にお支払いただく金銭に関する事項 (1) ロイヤリティ ① 金額 加盟店の毎月の税抜売上高(※)の5% ② a) b) c) d) ③ ※ここでいう売上高は、割引等を行う前の売上高を指しますが、 1 円未満の端数が生じる場合、これを切り捨てて円単位としま す。また算出されたロイヤリティには、別途消費税がかかります。 金銭の性質 商標・ノウハウ等の使用料 本部が継続的に行う指導、技術援助の支援料 本部が継続的に行う新商品開発費用 本部の各種業務等に要する費用 お支払いいただく時期と方法 毎月月末締め切りの商品の代金請求と併せて請求いたします。 ロイヤリティの決済方法は、売買代金等と共に、翌月 20 日にお 客様指定の銀行口座からの自動的引落によります。なお支払方法 を振込とすることもでき、この場合の振込手数料は加盟店様にご 負担いただきます。 ④ ロイヤリティ発生日 店舗オープン日から発生するものとします。 (2) 受発注システム使用料 ① お支払いいただく金額又は算定方法 固定 金3万円(消費税別) 23 (v5) ② ③ 金銭の性質 受発注システム及び店舗運営システムの使用料 お支払いいただく時期と方法 毎月月末締め切りの商品請求と併せて請求されます。受注システ ム使用料の決済方法は、売買代金等と共に、翌月 20 日にお客様 指定の銀行口座からの自動的引落によります。なお支払方法を振 込とすることもでき、この場合の振込手数料は加盟店様にご負担 いただきます。 12.営業時間・営業日及び休業日 原則として、営業日は年中無休で、営業時間は1日につき 12 時間 とし、下記の時間帯に営業するものとします。 午前 11:00~午前 1:00 13.本部事業者が加盟者の店舗の周辺の地域に同一又は類似の店舗を他人に 営業させる旨の規定(テリトリー制)の有無及びその内容 テリトリー制は採用しておりません。 どさん子本部は加盟社の店舗が立地するいかなる範囲の地域にお いても、加盟者に排他的かつ独占的営業を行う権利(テリトリー権) を与えるものではありません。 なお、どさん子本部が加盟者の店舗の近隣に出店するときは、どさ ん子本部の基準に従い、店舗の立地特性、店舗との距離関係等を総合 的に考慮し、加盟者の経営努力が損なわれるなど加盟者がこの契約を 締結した趣旨を著しく害することのないよう、十分配慮いたします。 14.契約終了後、他の特定連鎖事業への加盟禁止、類似事業への就業制限その 他加盟者が営業禁止又は制限される規定の有無及びその内容 契約期間中及び契約終了後2年間は、加盟契約者が、同業種の営業 をすることを禁止しております。加盟店の親族(民法上の親族)がこ れを行う場合も同様に禁止しております。 15.契約期間中・契約終了後、当該特定連鎖事業について知りえた情報の開示 を禁止又は制限する規定の有無及びその内容 加盟店は、加盟契約期間中及び加盟契約解除後であっても、本チェ ーンに加盟することで知り得た業務マニュアルやレシピ等、一切の内 容を、第三者に対し漏洩してはいけません。 24 (v5) 16.店舗の構造と内外装についての特別義務 (1) 店舗のイメージや雰囲気を統一するため、店舗の構造、内外装(デザ イン、カラーも含む)、設備、器具、備品、メニュー表は、標準店舗 内内装仕様に従って本部または本部の指定する業者により施工、設置 しなければなりません。また工事代や備品購入等の費用は、加盟店が 負担します。 (2) 操業の合理化と効率化および衛生的見地から、加盟者は本部担当者の 指導を受けてあらかじめ定められた規格基準に沿って店舗を設定す る義務があります。 17.契約に違反した場合に生じる金銭の支払いその他の義務の内容 加盟者がこの契約に違反した場合の違約金などについて、以下の通り定 めます。 (1) 加盟店の帰責事由で解約された場合の損害賠償額の予定 加盟店の帰責事由で加盟契約が解除された場合、原則として加盟金の 3倍に相当する損害金をお支払いいただきます。 (2) 研修未了時での無許可開業による違約金 加盟店が指定された研修を経ることなく、店舗運営を開始した場合、 1 日当たり3万円の違約金をお支払いいただきます。 (3) 遅延損害金 加盟契約及び付帯契約に基づき、加盟店が負担する債務の支払いが期 日までになされなかった場合、年率 14.6%の割合による遅延損害金を お支払いいただきます。 (4) 契約終了に伴う義務の履行 契約終了に伴う加盟店の義務を本部が代行した場合、加盟者はその措 置に要する費用をお支払いいただきます。 (5) その他の義務 加盟者は本部から契約解除通知を受けた場合、直ちに営業を中止する とともに、以下の義務を履行していただきます。 a) 本部が提供した「らーめん大」マニュアルを、すべて本部に返却 しなければなりません。 b) 本部の経営機密に属する資料、書類を本部の指示に従い、返却ま たは破棄しなければなりません。 c) 本部に対する支払い義務を直ちに実行しなければなりません。 d) 本部の商標「らーめん大」の看板その他一切の営業表示物等をす べて撤去しなければなりません。 25 (v5) 18.事業活動上の損失に対する補償の有無内容等 事業活動上の損失に対する補償はありません。 本部のフランチャイズ事業は必ず成功することを約束するもので はありません。最初にご確認いただきました通り、当社のシステムは、 加盟店がラーメン店の経営を、より簡便かつ合理的に、その初歩段階 からサポートすることを目的としており、社会情勢の変化や時流の変 革などをすべて予想できるわけではありません。しかし本部も加盟店 と共にこのような困難に立ち向かう覚悟であり、両者の末永い繁栄を 目指しております。 19.加盟店に課するその他の義務 (1) 本部が加盟店に対し賦与する経営ノウハウの刷新に伴い、必要となる 機械その他の新設備を導入するとともに、これに併せて店舗レイアウ ト・商品提供方法・内外装やカラーリング・商標等を変更すること。 (2) タイムリーな経営指導を行うため、都度必要な書類を提出すること。 (3) 本部との連絡手段並びに発注業務に必要なため、電話、FAX、また はパソコン等を店舗に設置すること。 (4) 店舗の経営効率の向上を図るため、経営指導のシステム化の一環とし て、本部の指定するPOSレジを設置すること(設置・配線等に伴う 工事費用および月額使用料等の費用が別途発生いたします。また保守 契約を締結するか否かは、選択できるものとします)。 (5) 加盟店の負担により、定期的に本部が指定する方法による衛生検査を 受け、検便を実施すること。 (6) 本部の指示に従い、店舗及びその営業に関連するフランチャイズ総合 保険及び損害保険契約を締結し、契約期間中これを継続すること。 (7) 本部が加盟店の経営または財務について安定を欠くと判断し、加盟店 に担保の提供を求めた場合は、加盟店は本部が加盟店に対して有する 債権を担保するに十分と判断した担保を提供すること。 26 (v5) 2016年6月25日版 平成 説明者私 年 月 日 は、フランチャイズ契約に関する上記 すべての項目を説明し、加盟希望者 の理解をいただきまし た。 説明者 加盟希望者 印 は、フランチャイズ契約に関する上記 すべての項目について説明者 より説明を受け、 理解しました。 加盟希望者氏名 27 印