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既設冷媒配管再利用の更新用個別運転マルチ 「Ve-upQ」シリーズ

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既設冷媒配管再利用の更新用個別運転マルチ 「Ve-upQ」シリーズ
2006 年 2 月 3 日
2006 年度 ダイキン ビル用マルチエアコン
業界No.1のコンパクト化※1で設置スペース※2を約34%削減
既設冷媒配管再利用の更新用個別運転マルチ 「Ve-upQ」シリーズ 新発売
<室外ユニット 14.0kw~90.0kw 全 14 機種>
〔要 旨〕
ダイキン工業株式会社(本社:大阪市)は、活発化している更新市場に向け、業界No.1のコンパク
ト化と省エネ性※3を達成した、既設冷媒配管再利用の更新用個別運転マルチ「Ve-upQ」シリーズ全
14 機種を 2006 年 9 月より発売いたします。
今回発売する「Ve-upQ」シリーズは、既設冷媒配管の再利用や<冷媒オートチャージ機能>を搭
載することで省施工・省コスト・短工期を実現した現行機から、コンパクト性をさらに向上させ業界No.
1を達成しました。また省エネ性でも業界No.1を達成すると共に、<遠隔チューニング※4機能>を新
たに搭載し、当社空調用集中管理機器「Ve-upコントローラー」
(2006 年7月発売予定)と組合せて、
「遠隔チューニングサービス※5」を利用することで、機器の設置状況・使われ方に応じた省エネ・省管理
を実現する「ビル空調省エネマネジメントシステム」に対応しています。さらに機器の故障を未然に防ぐ
安心機能の<冷媒漏洩検知機能>を搭載し、信頼性も向上させました。
※1 50.4kW(18HP 相当)
。
※2 サービススペース除外。
※3 22.4Kw(8HP 相当)冷暖平均システムCOP。
※ 4 遠隔よりお客様の使い方にあわせた最適制御に変更すること。
※5 遠隔チューニングサービスは別途有償契約が必要です。
〔特 長〕
1.業界No.1のコンパクト化で設置スペースを約34%削減
熱交換器形状の最適化や吹出グリルの低圧損化および低騒音ファンの採用など空気通路部の改善で、静
音性を維持したままで風量アップすることが可能となり熱交性能を向上しました。さらに圧縮機の高速回
転化の実現により冷媒循環量がアップしたことで、50.4kW(18HP 相当)は従来、室外機2台の組合せ構成
が 1 台で可能となり設置スペースを約 34%削減し、業界No.1のコンパクト化を達成しました。また
33.5kW(12HP 相当)では約 25%削減しました。
これにより当社 13 年前のビル用マルチエアコン 16HP 相当の設置スペース以下で 50.4kW(18HP 相当)へ
1 ランクの能力アップが可能になります。
2.業界No.1の省エネ性で年間電気代を約35%削減
コンパクト化の技術に加え、高効率インバーター圧縮機の更なる効率アップにより、冷暖平均システム
COP※6で業界No.1の 4.11(22.4kW:8HP 相当)を達成、年間電気代を 13 年前の当社ビル用マルチエ
アコンに比べ約 35%(約 102 万円)削減(60Hz 地区・2000 ㎡クラスの事務所ビル:当社試算)すること
が可能です。
※6 冷暖平均システムCOP:室内外システムの定格冷房および暖房能力をそれぞれの定格消費電力で除し平均した数値。
3.
「ビル空調省エネマネジメントシステム」でさらに省エネ、年間電気代最大約20%削減
空調機の制御を遠隔からの指令で変更できる<遠隔チューニング機能>を搭載し、<Webサーバー機
能 >などを新搭載した空調用集中管理機器、新「Ve-upコントローラー」
(2006 年7月発売予定)
と組合せて、当社「遠隔チューニングサービス」を利用することで、機器の設置状況・使われ方に応じた
省エネと省管理を実現する「ビル空調省エネマネジメントシステム」に対応しています。
これにより年間電気代は、機器本体の省エネ効果からさらに最大約 20%(約 33 万円)削減※8(60Hz 地
区・2000 ㎡クラスの事務所ビル:当社試算)することが可能です。
※7
※ 7 Webサーバー機能はオプション扱いです。
※8 本システムで遠隔チューニングを行わない場合との比較。
4.新搭載<冷媒漏洩検知機能>で信頼性向上
冷媒漏れによる機器の故障を未然に防ぐ安心機能の<冷媒漏洩検知機能>を搭載し、信頼性を向上する
と共に環境へも配慮しました。また遠隔から定期的に冷媒漏洩検知※9を行うことも可能です。
※9 遠隔からの冷媒漏洩検知は別途有償契約が必要です。
〔開発の背景〕
近年、業務用空調機の更新需要が活発化する中、ビル用マルチエアコン市場においても、当社が業界に
先駆け 1982 年に発売して以来、約 24 年を経過し本格的な更新時期にきています。更新時に特に重要にな
るのは省施工・省コスト・短工期で、当社は 2003 年に既設冷媒配管の再利用ができ、業界初の<冷媒オー
トチャージ>機能を搭載し、更新時の工期と工事費を大幅に短縮・削減できる空調機として更新用個別運
転マルチ「Ve-upQ」を発売いたしました。
昨今のビルではOA化が進み、パソコンやOA機器による内部負荷の増加から更新時、空調機の容量ア
ップへの要望が多く、設置制約の多い更新時の対応を容易にするため機器のコンパクト性が求められてい
ます。また環境面では地球温暖化に大きな影響を与えるCO2排出量削減のため、省エネ性が一段と強く
求められています。
このような中、当社では省施工・省コスト・短工期を実現した現行機から、さらにコンパクト化を図り
業界No.1を達成しました。また機器本体での省エネ性でも業界No.1を達成し、さらに<遠隔チュ
ーニング機能>を搭載することで、お客様の機器の設置状況・使われ方にあった省管理と、さらなる省エ
ネを実現できる「ビル空調省エネマネジメントシステム」に対応した「Ve-upQ」シリーズを新開発
いたしました。
■更新用個別運転マルチ 「Ve-upQ」シリーズ 基本機種の主仕様、価格、発売予定時期
相当馬力
(HP)
室外ユニット
機種名
冷房能力
(kW)
暖房能力
(kW)
冷暖平均
システム※9
(COP)
外形寸法
(高×幅×奥行)
5
RQYP140A
14.0
16.0
3.98
1,680×635×765
8
RQYP224A
22.4
25.0
4.11
10
RQYP280A
28.0
31.5
3.75
12
RQYP335A
33.5
37.5
3.36
14
RQYP400A
40.0
45.0
3.44
16
RQYP450A
45.0
50.0
3.34
18
RQYP504A
50.4
56.5
3.07
※9 天井埋込カセット(ラウンドフロー)型室内ユニット100%接続時
価 格
発売予定
時期
オープン
価格
2006 年
9月
1,680×930×765
1,680×1,240×765
ダイキン 更新用個別運転マルチ
「Ve-upQ」シリーズ
RQYP504A(18HP相当)
定格冷房能力
50.4kW
定格暖房能力
56.5kW
ダイキン工業株式会社
●報道機関からのお問い合わせ先
ダイキン工業株式会社 コーポレートコミュニケーション室
【本
社】〒530-8323 大阪市北区中崎西二丁目4番 12 号(梅田センタービル)
TEL (06)6373-4348(ダイヤルイン)
【東京支社】〒108-0075
東京都港区港南二丁目 18 番 1 号(JR品川イーストビル)
TEL (03)6716-0112(ダイヤルイン)
●お客様からのお問い合わせ先
ダイキン工業株式会社
【コンタクトセンター(お客様ご相談窓口)
】TEL (0120)88-1081
http://www.daikincc.com
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