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-明るく豊かな低炭素社会に向かってー
低炭素社会戦略センター シンポジウム 2012年10月30日(火曜日) -明るく豊かな低炭素社会に向かってー 小宮山 宏 プラチナ構想ネットワーク会長 三菱総研理事長 東京大学 総長顧問 1 世界の一次エネルギーの推移 (1850年~2010年) (Mtoe) 14000 原子力 Nuclear Gas Oil Coal Hydro other.renewables Trad.renewables 12000 10000 8000 6000 化石エネ ルギー 4000 2000 自然エネ ルギー 0 1850 薪 1900 +石炭 1950 +石油・天然ガス・水力 2000 +原子力 +新自然 資料:Arnulf Grubler,1998 BP Statistical Review of World Energy,2008 ほか 省エネに最大のポテンシャル (例:燃料電池) 選択肢1.百万kW火力発電所 選択肢2. 1kW燃料電池を百万軒に導入 エネファーム(45%発電+40%給湯) 百万軒の給湯エネルギーゼロ 巨大な省エネ市場へ向けたイノベーション 文責 小宮山 宏 省エネは「ものづくり」から「日々のくらし」へ 1970年度 1970年度 日々のくらし: 34% 2010年度 2010年度 日々のくらし: 57% 運輸, 15.2 運輸, 23.8 業務, 8.5 産業, 42.8 家庭, 10.1 産業, 66.2 業務, 15.1 ものづくり:66% ※部門別エネルギー起源CO2排出量(化石燃料+電力按分分)の比率 ものづくり:43% 家庭, 18.3 資料:「エネルギー・経済統計要覧」 資料:「エネルギー・経済統計要覧」 エネルギー自給を目指せ 人工物は飽和し、エネルギー効率は上がる 100 省エネによる エネルギー減 90 80 70 60 50 40 32/45 = 0.7 30 20 10 新エネ(太陽光・風力 32% 地熱・バイオマス・水力) 18% 0 2008年 2020年 2030年 国産エ ネルギ ー 2040年 2050年 輸入エ ネルギ ー Ⓒ小宮山 宏