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問14-8 降誕会、成道会などの宗教行事、あるいは接心会
132 −卒業後の動向および仕事・人生へ向きあう意識について− 問14-8 降誕会、成道会などの宗教行事、あるいは接心会などへの参加 問14-8-1 降誕会、成道会などの宗教行事、あるいは接心会などへの参加 淑徳大学では、「降誕会」、「盂蘭盆会」、そして「成道会」など年間数回の宗教行事が開催され ている。その開催は全学生に周知されるが参加は任意である。近年では「降誕会」は1年生の必 修科目の振りかえとなって参加が義務づけられているが、「盂蘭盆会」「成道会」は任意である。 「盂蘭盆会」「成道会」の後では会食しながら参加者が親しく懇談する接心会が開学以来開催され ている。それら宗教行事への参加についての結果は表14−8−1に示した。 宗教行事への参加は、「参加した」は24.5%、「参加しなかった」46.4%、「機会がなかった」 10.6%、「覚えていない」18.4%であった。比率では、「参加しなかった」が最も多い結果であっ た。 表14-8-1 降誕会、成道会などの宗教行事、あるいは接心 会などへの参加結果 問13−18.降誕会、成道会などの宗教行事、 あるいは接心会などに参加しましたか 参加した 参加しなかった 機会が無かった 覚えていない 合 計 件 数 293 555 127 220 1,195 比 率 24.5% 46.4% 10.6% 18.4% 100.0% 問14-8-2 男女別による降誕会、成道会などの宗教行事、あるいは接心会などへの参加 男女別の宗教行事への参加は、 「参加した」は女性26.9%、男性19.5%と、女性が約7ポイント 多かった。「参加しなかった」男性49.2%、女性45.1%とほぼ同割合であった。「機会がなかった」 は男性10.4%、女性10.8%と同割合であった。「覚えていない」女性20.8%、男性17.3%であった が、「参加しなかった」が約半数と最も多い結果であった。 問14-8-3 卒業年別による降誕会、成道会などの宗教行事、あるいは接心会などへの参加 卒業年別の降誕会、成道会などの宗教行事、あるいは接心会などへの参加結果では、 「参加した」 が最も多かったのは「卒期37期生∼卒期45期生」32.6%で、続いて「卒期19期∼卒期27期」の 「卒期29期生∼卒期35期生」25.2%、 「卒期1期生∼卒期9期生」20.7%、 29.1%であった。さらに、 「参加しなかった」は、 「卒期11期生∼卒期17 「卒期11期生∼卒期17期生」の12.7%の順であった。 期生」の52.7%、続いて「卒期29期生∼卒期35期生」の51.6%、「卒期37期生∼卒期45期生」の 48.1%、「卒期19期∼卒期27期」の45.7%、「卒期1期生∼卒期9期生」の27.8%の順に多かった。 この結果は、年間計画における宗教行事の位置づけによるものと考えられた。 問14-8-4 学部別による降誕会、成道会などの宗教行事、あるいは接心会などへの参加 学部別の降誕会、成道会などの宗教行事、あるいは接心会などへの参加結果は、「参加した」 淑徳大学社会福祉研究所総合福祉研究 特集号 133 が最も多かったのは「総合福祉学部」33.8%で、続いて「社会学部」の29.5%であった。それに 続いて、「社会福祉学部」の21.0%の順であった。 「参加しなかった」は、最も多かったのは「総合福祉学部」の50.7%、続いて「社会学部」の 47.4%、そして「社会福祉学部」の45.5%の順であった。約半数が参加しなかったという結果で あった。 問14-8-5 学科別による降誕会、成道会などの宗教行事、あるいは接心会などへの参加 学科別の降誕会、成道会などの宗教行事、あるいは接心会などへの参加結果は、 「参加した」 が最も多かったのは「心理学科・実践心理学科」35.9%で、続いて「社会学科・人間社会学科」 「社会福祉学科」の23.7%の順であった。 「参加しなかった」 の25.7%であった。それに続いて、 「社会学科・人間社会学科」の48.6%、 「心理学科・実践心理学科」 は、 「社会福祉学科」の46.2%、 「覚えていない」も18.7%から14.1%といずれも10% の48.4%と3学科間でほぼ同割合であった。 台であった。この結果から、 「心理学科・実践心理学科」の回答者の参加が多かったと云えよう。