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2013 年7月~2016 年 3 月 - 上智大学法科大学院 SOPHIA LAW

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2013 年7月~2016 年 3 月 - 上智大学法科大学院 SOPHIA LAW
上智大学大学院法学研究科法曹養成専攻
自 己 点 検 ・評 価 報 告 書
(2013 年 7月 ~2016 年 3 月 )
上智大学大学院法学研究科法曹養成専攻
自 己 点 検 ・評 価 委 員 会
2016 年 (平 成 28 年 )6 月
まえが き
上 智 大 学 法 科 大 学 院 は 、大 学 院 法 学 研 究 科 の 一 専 攻( 法 曹 養 成 専 攻 )と し て 設 置 さ
れ て い る 。上 智 大 学 は 、大 学 単 位 で の 自 己 点 検・評 価 制 度 を 199 5年 か ら 導 入 し て お り 、
直 近 で は 、 2015年 度 の 自 己 点 検 ・ 評 価 報 告 書 を 2016年 5月 に 公 表 し て い る 。
(http://www.soph ia .ac.jp/jpn/abouts op hia/data/jikotenk en ) 。本 法 科 大 学 院 に
つ い て の 自 己 点 検・ 評 価 は 、こ う し た 従 来 の 大 学 全 体 の 制 度 枠 組 み の 中 で も 行 わ れ て
いる。
その一方で、法科大学院は、専門職を養成するための独立性を持った機関であり、
5年 に 1度 、 外 部 の 認 証 評 価 機 関 に よ る 第 三 者 評 価 を 受 け な け れ ば な ら な い 。 本 法 科 大
学 院 に 対 す る 大 学 評 価 ・ 学 位 授 与 機 構 に よ る 直 近 の 評 価 は 、 2 012年 度 に 行 わ れ 、 「 平
成 24年 度 実 施 法 科 大 学 院 認 証 評 価 報 告 書 」 に よ り 、 本 法 科 大 学 院 が 同 機 構 が 定 め る 法
科大学院評価基準に適合しているとの評価結果が出されている
(http://www.sophi al aw.jp/pdf/houkoku sy o.pdf) 。
上 記 よ う な 大 学 と し て の 自 己 点 検・評 価 制 度 や 、認 証 評 価 機 関 に よ る 第 三 者 評 価 に
加えて、本法 科大学 院では、独自 の自己 点検・評価制度を設 けている。そ こでは 、自
己 点 検 ・ 評 価 委 員 会 及 び FD委 員 会 等 を 中 心 に 自 己 点 検 ・ 評 価 を 行 う 体 制 を 作 り 、 定 期
的 に 、自 己 点 検 を 行 う と と も に 、外 部 の 第 三 者 に 対 し て 状 況 を 示 し て 評 価 を 得 る べ く
外 部 評 価 委 員 制 度 を 設 置 し て 、外 部 評 価 を 毎 年 実 施 し て い る 。現 在 の 外 部 評 価 委 員 は 、
江頭憲治郎早稲田 大 学法務研究科教授、原壽長島・大野・常 松法律事務所弁護 士 、酒
巻匡京都大学大学院法学研究科教授である。
本 自 己 点 検 ・ 評 価 報 告 書 ( 2013 年 7 月 ~ 20 16 年 6 月 ) は 、 直 近 の 3 年 間 に お け る 、 こ
の よ う な 本 法 科 大 学 院 の 自 己 点 検・評 価 及 び 外 部 評 価 委 員 に よ る 評 価 の 結 果 を ま と め
たものである。
本 報 告 書 は 、2 部 構 成 に な っ て い る 。第 Ⅰ 部 は 、本 法 科 大 学 院 に お け る 教 育 活 動 等
に 関 す る 自 己 点 検・評 価 の 結 果 で あ り 、第 Ⅱ 部 は 、本 法 科 大 学 院 に 所 属 す る 教 員 の 研
究及び教育上の業績、学外での公的活動、社会的貢献活動等についての記録である。
こ れ ら は と も に 201 3 年 7 月 か ら 2016年 3 月 の 期 間 を 対 象 に し て い る 。
なお、本法科大学院では、法科大学院の教育活動等に関する重要事項に関しては、
上 智 大 学 法 科 大 学 院 の ホ ー ム ペ ー ジ 上 で 随 時 公 表 し て い る 。ま た 、毎 年 度 の 教 育 内 容
にかかわる重要事 項 については、各年度 の「法科大学院履修 要綱」に記載し、当 該履
修要綱を法科大学院ホームページからダウンロードできる形にすることによって広
く 一 般 に も 公 表 し て い る (http://www.s op hialaw.jp/) 。 ま た 、 法 科 大 学 院 所 属 教 員 の
教 育・研 究 活 動 、社 会 活 動 等 に つ い て は 、「 上 智 大 学 教 員 教 育 研 究 情 報 デ ー タ ベ ー ス 」
( http://librsh01 .l ib.sophia.ac.jp/s cr ipts/websearch/in de x.htm?lang=ja) を 通
じ て 、随 時 公 表 し て い る 。本 法 科 大 学 院 の 状 況 に つ い て は 、こ れ ら の 情 報 も 適 宜 ご 参
照されたい。
2016年 6月
法科大学院長
-1-
田頭 章一
上智大学法科大学院
まえがき
目次
自 己 点 検 ・ 評 価 報 告 書 ( 20 16 年 6 月 発 行 )
目次
······· ·· ················· ·· ················· ·· ················1
··········· ·· ················· ·· ················· ·· ················2
第Ⅰ部
教 育 活 動 等 に 関 す る 自 己 点 検 ・ 評 価 の 結 果 ······· ·· ················· ·5
第1章
教 育 の 理 念 及 び 目 標 ········· ·· ················· ·· ················· 6
1-1
教育の理念及び目標
1-2
学生の在籍及び進級・修了の状況
1-3
教育の成果
(1) 司 法 試 験 の 結 果
(2) 進 路 状 況
第2章
2-1
教 育 内 容 ・ 教 育 方 法 ········· ·· ················· ·· ················1 3
教育内容
(1) カ リ キ ュ ラ ム の 概 要
(2) 教 育 方 法
2-2
授業規模
2-3
教室外における授業の実績
2-4
履修科目登録単位数の上限
2-5
教育内容・教育方法に関する自己点検・評価
第3章
3-1
成 績 評 価 及 び 修 了 認 定 ······· ·· ················· ·· ················2 3
成績評価
(1) 成 績 評 価 基 準
(2) 到 達 度 の 確 認
3-2
進級・修了認定の要件
(1) 修 了 要 件
(2) 進 級 要 件
(3) GPA要 件
3-3
第4章
4-1
法学既修者の認定
教 育 内 容 等 の 改 善 措 置 ······· ·· ················· ·· ················2 8
教育内容等の改善措置
(1) 概 要
(2) 授 業 評 価 ア ン ケ ー ト
(3) オ ー プ ン 授 業 ・ モ デ ル 授 業
(4) F D ミ ー テ ィ ン グ
(5) ガ イ ダ ン ス 、 意 見 交 換 会 、 ご 意 見 Box等
-2-
第5章
5-1
入 学 者 選 抜 · ················· ·· ················· ·· ··············31
入学者選抜
(1) 概 要
(2) 入 試 実 施 日 程 ・ 会 場
(3) 標 準 ( 3年 制 ) コ ー ス の 選 抜 方 法
(4) 短 縮 ( 2年 制 ) コ ー ス の 選 抜 方 法
(5) 適 性 試 験 の 考 慮 方 法
(6) 入 学 者 の 多 様 性 を 図 る た め の 方 策
5-2
第6章
6-1
入学者選抜の実績
学 生 の 支 援 体 制 ············· ·· ················· ·· ···············39
学習支援
(1) 教 員 に よ る ク ラ ス 担 任 制 度
(2) セ ミ ナ ー ・ ゼ ミ
(3) 修 了 生 弁 護 士 に よ る チ ュ ー タ ー 制 度
(4) 入 学 予 定 者 の た め の 導 入 セ ミ ナ ー
6-2
生活支援等
(1) 授 業 料
(2) 奨 学 金
(3) 学 生 相 談
(4) 健 康 相 談
(5) セ ク シ ャ ル ハ ラ ス メ ン ト 対 策
(6) 学 生 金 庫 ・ ア ル バ イ ト 紹 介
6-3
修了生の支援
6-4
障がいがある学生に対する支援
(1) 修 学 の た め に 必 要 な 基 本 的 な 施 設 及 び 設 備 の 整 備 充 実
(2) 修 学 上 の 特 別 措 置 な ど の 配 慮
6-4
第7章
職業支援(キャリア支援)
教 育 研 究 組 織 ··············· ·· ················· ·· ···············45
7-1
教員組織の概要
7-2
専任教員の配置と構成
別紙1
[開 講 科 目 担 当 表 ]············ ·· ················· ·· ············49
別紙2
[授 業 ア ン ケ ー ト の 結 果 ]······ ·· ················· ·· ············71
-3-
第Ⅱ部
教 員 の 個 人 活 動 ············· ·· ················· ·· ··············81
1.
福 田 誠 治 ···· ·· ················· ·· ················· ·· ··········83
2.
葉 玉 匡 美 ···· ·· ················· ·· ················· ·· ··········85
3.
原 強 ········ ·· ················· ·· ················· ·· ··········87
4.
林 幹 人 ······ ·· ················· ·· ················· ·· ··········89
5.
平 川 雄 士 ···· ·· ················· ·· ················· ·· ··········90
6.
石 井 文 晃 ···· ·· ················· ·· ················· ·· ··········93
7.
岩 崎 政 孝 ···· ·· ················· ·· ················· ·· ··········95
8.
岩 瀬 徹 ······ ·· ················· ·· ················· ·· ··········97
9.
北 村 喜 宣 ···· ·· ················· ·· ················· ·· ··········99
10.
駒 田 泰 土 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········102
11.
小 山 泰 史 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········106
12.
熊 澤 貴 士 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········109
13.
楠 茂 樹 ····· ·· ················· ·· ················· ·· ···········110
14.
桑 原 勇 進 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········112
15.
松 井 智 予 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········115
16.
三 好 幹 夫 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········117
17.
森 下 哲 朗 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········119
18.
長 沼 範 良 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········123
19.
野 田 耕 志 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········125
20.
小 幡 純 子 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········127
21.
越 智 敏 裕 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········130
22.
奥 冨 晃 ····· ·· ················· ·· ················· ·· ···········132
23.
塩野谷
24.
田 頭 章 一 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········136
25.
高 見 勝 利 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········140
26.
滝 澤 正 ····· ·· ················· ·· ················· ·· ···········143
27.
照 沼 亮 介 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········145
28.
富 永 晃 一 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········148
29.
和 仁 亮 裕 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········150
30.
矢 島 基 美 ··· ·· ················· ·· ················· ·· ···········154
高 ·· ·· ················· ·· ················· ·· ···········134
-4-
第 Ⅰ部
教 育 活 動 等 に関 する自 己 点 検 ・評 価 の結 果
-5-
第1章
1-1
教育の理念及び目標
教育の理念及び目標
本法科大学院は、本学の教育理念を法学の分野で体現するものである。本法科大学
院は、次のような教育を目指している。
第 1 に 、上 智 大 学 は 、キ リ ス ト 教 的 ヒ ュ ー マ ニ ズ ム に 基 づ く 人 間 形 成 を 建 学 の 精 神
としている。
他者のために、他者と共に生きる人間への成長を目指し、かけがえのない人生を生
き る 人 々 の 喜 び や 悲 し み に 深 く 共 感 し う る 豊 か な 人 間 性 を 涵 養 す る 教 育 は 、将 来 法 曹
と な っ て 社 会 に 貢 献 し よ う と 思 っ て い る 者 に と っ て 重 要 な こ と で あ る 。法 科 大 学 院 に
お い て は 、実 定 法 に つ い て の 知 識 や 実 務 的 な 法 技 術 を 身 に つ け さ せ る 教 育 が 中 心 と な
る が 、そ う い っ た な か に あ っ て も 、本 学 は 様 々 な か た ち で 学 生 一 人 ひ と り の 人 格 と 個
性 を 尊 重 し 、そ の 与 え ら れ た 天 分 を 最 大 限 伸 ば す こ と の で き る 人 間 教 育 を 行 う こ と と
し て い る 。ま た 、社 会 に 生 起 す る 様 々 な 問 題 に 広 い 関 心 と 興 味 を 持 ち 、人 間 や 社 会 の
あ り 方 に 関 す る 思 索 を 深 め る こ と が で き る よ う 教 育 し て い る 。そ う い っ た 理 念 の も と 、
本法科大学院は、中規模校の利点を生かして、学生相互の切磋琢磨を促すとともに、
教 員 と 学 生 と の 距 離 を 近 い も の と し て お り 、個 々 の 学 生 が 教 員 と 親 し く 接 す る こ と を
通じて、密度の濃い教育を行っている。
第2に、上智大学は、単に知識を多く記憶させるというのではなく、新しい問題に
対処しうる智恵を身につけさせる教育を理念としている。
現代社会においては、新たに生起する法的紛争や問題に対して、単に知識を当ては
め 解 決 す る の で は な く 、自 ら 考 え 対 処 す る こ と が で き る 能 力 を 養 う こ と が 必 要 と さ れ
ている。本法科大学 院では、双方向の対 話形式の授業、少人 数での演習科目、実 践的
な 実 務 系 科 目 な ど 、多 様 な 授 業 を 組 み 合 わ せ て 、新 た な 問 題 に つ い て 自 ら 考 え 対 処 す
る こ と が で き る 柔 軟 な 法 的 思 考 能 力 を 養 う 教 育 を 実 現 し て い る 。ま た 、実 社 会 で 生 起
す る 様 々 な 問 題 に 適 切 に 対 処 す る 能 力 を 養 う た め に は 、理 論 と 実 務 を 架 橋 し た 教 育 が
不 可 欠 で あ る こ と か ら 、研 究 者 教 員 と 実 務 家 教 員 が 共 同 で 担 当 す る 授 業 を 開 設 す る ほ
か 、研 究 者 教 員 と 実 務 家 教 員 が 教 育 方 法 等 に つ い て 意 見 を 交 換 す る 機 会 を 設 け て い る 。
第3に、上智大学は、国際性を身につけさせる教育を重視している。
上 智 大 学 は 、 1980年 に わ が 国 で は じ め て 国 際 関 係 法 学 科 を 設 置 す る 等 、 伝 統 的 に 国
際 社 会 で 活 躍 で き る 人 材 の 育 成 に 力 を 入 れ て き た 。 21世 紀 の 社 会 は 、 世 界 中 で 多 様 な
価 値 観 を 持 っ た 人 々 が 豊 か で 安 全 な 生 活 を 送 る こ と が で き 、国 際 的 に も 開 か れ た 自 由
な 共 生 社 会 で な け れ ば な ら な い 。本 法 科 大 学 院 に お け る 教 育 は 、国 際 関 係 法 科 目 や 外
国 法 科 目 を 重 視 す る と と も に 、外 国 語 に よ る 教 育 を 部 分 的 に 取 り 入 れ た り 、渉 外 法 律
事 務 所 、外 国 法 事 務 弁 護 士 事 務 所 、外 資 系 企 業 等 に お け る エ ク ス タ ー ン シ ッ プ の 機 会
を 設 け た り す る 等 、国 際 的 な 視 野 を 持 ち 、国 際 化 し た 社 会 に 貢 献 で き る 法 曹 を 育 て る
ことも狙いとしている。
第 4 に 、上 智 大 学 は 、近 年 、本 学 が 取 り 組 む テ ー マ と し て「 環 境 」を 重 視 し て き た 。
地球的規模で拡大する環境問題を解決するために、法的視点を有する人材は不可欠
で あ る 。 上 智 大 学 法 学 部 で は 、 1997年 に わ が 国 で は じ め て 地 球 環 境 法 学 科 が 設 置 さ れ
-6-
て お り 、 2005年 に は 独 立 大 学 院 と し て 地 球 環 境 学 研 究 科 ( 地 球 環 境 大 学 院 ) が 開 設 さ
れ て い る 。本 法 科 大 学 院 に お い て も 、環 境 問 題 に 強 い 法 曹 を 育 成 す る た め 環 境 法 政 策 、
環 境 訴 訟 や 企 業 環 境 法 な ど 、環 境 法 科 目 を 充 実 さ せ 、環 境 法 に 対 し て 多 角 的 に ア プ ロ
ー チ し 、 21世 紀 に 必 要 と さ れ る 環 境 法 を 駆 使 で き る 法 曹 の 養 成 を 目 指 し て い る 。 環 境
法関連科目の充実度では、本法科大学院が日本随一であると自負している。
1-2
学生の在籍及び進級・修了の状況
2013 年 度 末 か ら 20 15 年 度 末 ま で に お け る 、学 生 の 在 籍 及 び 進 級・修 了 の 状 況( コ
ース別・入学年度別)は次の通りである。
〔標準コース〕
2009 年 度 入 学 者 標 準 コ ー ス ( 入 学 者 50 名 、 標 準 修 業 年 限 修 了 率 68.0% )
進級者
原級留
修了者
小計
年度内の退学
合計
2009 年 度 末
45
5
-
50
0
50
2010 年 度 末
36
11
-
47
3
50
2011 年 度 末
7
4
34
45
2
47
2012 年 度 末
1
2
7
10
1
11
2013 年 度 末
-
0
2
2
1
3
退学 7
50
2009 年 度 入 学 者 ( 201 3 年 度 末 )
在 学 0、 修 了 43
2010 年 度 入 学 者 標 準 コ ー ス ( 入 学 者 45 名 、 標 準 修 業 年 限 修 了 率 64.4% )
進級者
原級留置
修了者
小計
年度内の退学
合計
2010 年 度 末
36
5
-
41
4
45
2011 年 度 末
34
6
-
40
1
41
2012 年 度 末
3
2
29
34
6
40
2013 年 度 末
-
1
3
4
1
5
2014 年 度 末
-
1
0
1
0
1
2015 年 度 末
-
-
-
-
1
1
退 学 13
45
2010 年 度 入 学 者 ( 201 5 年 度 末 )
在 学 0、 修 了 32
2011 年 度 入 学 者 標 準 コ ー ス ( 入 学 者 37 名 、 標 準 修 業 年 限 修 了 率 67.6% )
進級者
原級留
修了者
小計
年度内の退学
合計
2011 年 度 末
30
6
-
36
1
37
2012 年 度 末
27
6
-
33
3
36
2013 年 度 末
3
2
25
30
3
33
2014 年 度 末
-
0
3
3
2
5
退学 9
37
2011 年 度 入 学 者 ( 201 4 年 度 末 )
在 学 0、 修 了 28
-7-
2012 年 度 入 学 者 標 準 コ ー ス ( 入 学 者 36 名 、 標 準 修 業 年 限 修 了 率 63.9% )
進級者
原級留
修了者
小計
年度内の退学
合計
2012 年 度 末
29
4
-
33
3
36
2013 年 度 末
23
8
-
31
2
33
2014 年 度 末
2
3
23
28
3
31
2015 年 度 末
1
1
2
4
1
5
退学 9
36
2012 年 度 入 学 者 ( 201 5 年 度 末 )
在 学 2、 修 了 25
2013 年 度 入 学 者 標 準 コ ー ス ( 入 学 者 35 名 、 標 準 修 業 年 限 修 了 率 60.0% )
進級者
原級留
修了者
小計
年 度 内 の 退
合計
2013 年 度 末
27
8
-
35
0
35
2014 年 度 末
30
4
-
34
1
35
2015 年 度 末
5
7
21
33
1
34
退学 2
35
2013 年 度 入 学 者 ( 201 5 年 度 末 )
在 学 12、 修 了 21
2014 年 度 入 学 者 標 準 コ ー ス ( 入 学 者 23 名 )
進級者
原級留
修了者
小計
年度内の退学
合計
2014 年 度 末
16
4
-
20
3
23
2015 年 度 末
18
1
-
19
1
20
退学 4
23
2014 年 度 入 学 者 ( 201 5 年 度 末 )
在 学 19、 修 了 -
2015 年 度 入 学 者 標 準 コ ー ス ( 入 学 者 23 名 )
進級者
2015 年 度 末
11
原級留
修了者
小計
年度内の退学
合計
12
-
23
0
23
退学 0
23
2015 年 度 入 学 者 ( 201 5 年 度 末 )
在 学 23、 修 了 -
〔短縮コース〕
2011 年 度 入 学 者 短 縮 コ ー ス ( 入 学 者 56 名 、 標 準 修 業 年 限 修 了 率 91.1% )
進級者
原級留
修了者
小計
年度内の退学
合計
2011 年 度 末
54
1
-
55
1
56
2012 年 度 末
1
2
51
54
1
55
2013 年 度 末
-
0
3
3
0
3
退学 2
56
2011 年 度 入 学 者 ( 201 3 年 度 末 )
在 学 0、 修 了 54
2012 年 度 入 学 者 短 縮 コ ー ス ( 入 学 者 44 名 、 標 準 修 業 年 限 修 了 率 84.1% )
進級者
原級留
修了者
小計
年度内の退学
合計
2012 年 度 末
38
6
-
44
0
44
2013 年 度 末
6
1
37
44
0
44
2014 年 度 末
-
1
6
7
0
0
-8-
2015 年 度 末
0
0
2012 年 度 入 学 者 ( 201 2 年 度 末 )
1
1
在 学 0、 修 了 44
0
0
退学 0
44
2013 年 度 入 学 者 短 縮 コ ー ス ( 入 学 者 39 名 、 標 準 修 業 年 限 修 了 率 71.8% )
進級者
原級留
修了者
小計
年度内の退学者
合計
2013 年 度 末
33
6
-
39
0
39
2014 年 度 末
4
5
28
37
2
39
2015 年 度 末
0
2
7
9
0
9
退学 2
39
2013 年 度 入 学 者 ( 201 5 年 度 末 )
在 学 2、 修 了 35
2014 年 度 入 学 者 短 縮 コ ー ス ( 入 学 者 26 名 、 標 準 修 業 年 限 修 了 率 73.1% )
進級者
原級留
修了者
小計
年度内の退学
合計
2014 年 度 末
22
4
-
26
0
26
2015 年 度 末
4
3
19
26
0
26
退学 0
26
2014 年 度 入 学 者 ( 201 5 年 度 末 )
在 学 7、 修 了 26
2015 年 度 入 学 者 短 縮 コ ー ス ( 入 学 者 14 名 )
進級者
原級留
修了者
小計
年度内の退学
合計
14
0
-
14
0
14
退学 0
14
2015 年 度 末
2015 年 度 入 学 者 ( 201 5 年 度 末 )
1-3
在 学 14、 修 了 -
教育の成果
(1) 司 法 試 験 の 結 果
上 智 大 学 法 科 大 学 院 修 了 生 の 司 法 試 験 の 結 果 は 、 以 下 の と お り で あ る (司 法 試 験 結
果 に つ い て は 、 毎 年 度 、 法 科 大 学 院 ホ ー ム ペ ー ジ 上 で 公 表 し て い る )。 年 に よ っ て 変
動 は あ る が 、 本 法 科 大 学 院 修 了 生 の 司 法 試 験 の 合 格 者 数 は 、 概 し て 、 30~ 40名 程 度 で
あ る 。 2015 年 度 司 法 試 験 ま で の 累 計 で 、 本 法 科 大 学 院 か ら 3 63 名 の 司 法 試 験 合 格 者 を
輩 出 し て お り 、法 曹 養 成 機 関 と し て の 一 定 の 役 割 を 果 た し て い る と い え る が 、さ ら に
多 く の 司 法 試 験 合 格 者 を 出 す こ と が で き る よ う 教 職 員 、 修 了 生 OB・ OGが 一 体 と な っ て
努力していきたいと考えている。
司 法 試 験 合 格 者 の 上 智 大 学 法 科 大 学 院 在 学 中 の 学 内 成 績 (G PA) を み る と 、 学 内 成 績
と 司 法 試 験 の 合 格 率 と の 間 に は 、き わ め て 明 確 な 相 関 関 係 が み ら れ る 。在 学 生 に 情 報
を 提 供 す る た め 、 司 法 試 験 合 格 者 の 在 学 時 学 内 成 績 と の 相 関 関 係 表 (匿 名 化 処 理 し た
も の )を 自 習 室 内 に 掲 示 し て お り 、 法 科 大 学 院 で の 授 業 ・ 試 験 は 、 司 法 試 験 合 格 の た
めに重要であるとの認識が、教員・学生間で広く共有されている。
-9-
各 年 度 に お け る 司 法 試 験 合 格 者 数 、 合 格 率 ( 2015 年 10 月 現 在 )
コース
受験者
合格者
合格率
平 成 18 年 度
短縮
51
17
33.33%
( 2006 年 度 )
標準
―
―
小計
51
17
33.33%
平 成 19 年 度
短縮
69
31
44.93%
( 2007 年 度 )
標準
25
9
36.00%
小計
94
40
42.55%
平 成 20 年 度
短縮
79
39
49.37%
(2008 年 度 )
標準
41
11
26.83%
小計
120
50
41.67%
平 成 21 年 度
短縮
83
26
31.33%
(2009 年 度 )
標準
61
14
22.95%
小計
144
40
27.78%
平 成 22 年 度
短縮
88
26
29.55%
(2010 年 度 )
標準
80
7
8.75%
小計
168
33
19.64%
平 成 23 年 度
短縮
102
23
22.55%
(2011 年 度 )
標準
91
16
17.58%
小計
193
39
20.21%
平 成 24 年 度
短縮
109
25
22.94%
(2012 年 度 )
標準
74
13
17.57%
小計
183
38
20.77%
平 成 25 年 度
短縮
102
30
29.41%
(2013 年 度 )
標準
72
16
22.22%
小計
174
46
26.44%
平 成 26 年 度
短縮
89
16
17.98%
(2014 年 度 )
標準
69
15
21.74%
小計
158
31
19.62%
平 成 27 年 度
短縮
113
21
18.58%
(2015 年 度 )
標準
79
8
10.13%
小計
192
29
15.10%
- 10 -
各年度修了生の累積合格者数、合格率
( 2015 年 10 月 現 在 )
コース
修了者数
累積合格者数
合格率
平 成 17 年 度 ( 修 了
短縮
52
33
63.46%
( 2006 年 3 月 修 了 )
標準
-
-
-
小計
52
33
63.46%
平 成 18 年 度 修 了
短縮
44
32
72.73%
( 2007 年 3 月 修 了 )
標準
34
14
41.18%
小計
78
46
58.97%
平 成 19 年 度 修 了
短縮
55
37
67.27%
( 2008 年 3 月 修 了 )
標準
47
11
23.40%
小計
102
48
47.06%
平 成 20 年 度 修 了
短縮
48
22
45.83%
( 2009 年 3 月 修 了 )
標準
45
15
33.33%
小計
93
37
39.78%
平 成 21 年 度 修 了
短縮
58
35
60.34%
( 2010 年 3 月 修 了 )
標準
41
13
31.71%
小計
99
48
48.48%
平 成 22 年 度 修 了
短縮
55
31
56.36%
( 2011 年 3 月 修 了 )
標準
47
16
34.04%
小計
102
47
46.08%
平 成 23 年 度 修 了
短縮
49
18
36.73%
( 2011 年 9 月 修 了 )
標準
42
15
35.71%
( 2012 年 3 月 修 了 )
小計
91
33
36.26%
平 成 24 年 度 修 了
短縮
53
28
52.83%
( 2012 年 9 月 修 了 )
標準
41
14
34.15%
( 2013 年 3 月 修 了 )
小計
94
42
44.68%
平 成 25 年 度 修 了
短縮
40
16
40.00%
( 2013 年 9 月 修 了 )
標準
31
8
25.81%
( 2014 年 3 月 修 了 )
小計
71
24
33.80%
平 成 26 年 度 修 了
短縮
34
2
5.88%
( 2015 年 3 月 修 了 )
標準
26
3
11.54%
小計
60
5
8.33%
- 11 -
修了人数あたりの司法試験合格率(合計)
( 2015 年 10 月 現 在 )
修了生
合格者
合格率
平 成 26 年 度 ( 201 4 年 度 )
短縮
488
254
52.05%
( 2015 年 3 月 修 了 ま で )
標準
354
109
30.79%
小計
842
363
43.11%
司 法 試 験 2015 年 度 合 格 者 ま で
(2) 進 路 状 況
学 生 の 修 了 後 の 進 路 に つ い て は 、情 報 収 集 に 努 め て い る が 、必 ず し も 全 員 に つ い て
把握できているわけではない。司法試験を受験して法曹になる者のほか、民間企業、
官 公 庁 な ど へ の 就 職 な ど 法 曹 以 外 の 進 路 を と る 修 了 生 も み ら れ て い る (法 科 大 学 院 ホ
ー ム ペ ー ジ 上 の 「 修 了 生 進 路 状 況 」 を 参 照 )。
法 科 大 学 院 の 独 自 の 取 組 み と し て 、 L -Box (Sophia Law Box ) と い う We b サ イ ト を 構
築 し て い る 。 修 了 生 全 員 に IDを 付 与 し て 、 就 職 情 報 や 法 科 大 学 院 か ら の 各 種 情 報 を 発
信 す る サ イ ト を 作 り 、修 了 生 と の つ な が り を 深 め る 施 策 を 行 っ て い る 。今 後 は 、さ ら
に修了生の就職支援、進路把握のために努力していきたい。
修 了 生 の 進 路 ( 201 6 年 2 月 末 現 在 )
司法試験合格者
修了年度
左記以外の者
修了者数
計
検察官
裁判官
法律
事務所
企業
官公庁
司法
修習
その他
小計
企業
官公庁
その他
小計
2005
1
1
27
1
0
0
3
33
3
3
13
19
52
2006
1
1
38
4
0
0
2
46
5
2
25
32
78
2007
1
0
39
4
0
0
4
48
9
3
42
54
102
2008
1
2
29
2
3
0
0
37
7
5
44
56
93
2009
2
1
39
3
2
0
1
48
6
6
39
51
99
2010
2
1
30
5
1
3
5
47
6
3
46
55
102
2011
0
0
26
2
0
4
1
33
6
4
48
58
91
2012
0
2
27
5
0
6
2
42
3
1
48
52
94
2013
0
1
11
0
0
11
1
24
0
2
45
47
71
2014
0
0
0
0
0
5
0
5
0
0
55
55
60
計
8
9
266
26
6
29
19
363
45
29
405
479
842
(2015年3月現在)
*その他 には 自 営 業 、博 士 課 程 進 学 、研 究 員 、法 律 事 務 所 事 務 員 、行 政 書 士 、司 法 試 験 受 験 準 備 中 、就 職 活 動
中 、不 明 を含 む
- 12 -
第 2 章 教 育 内 容 ・教 育 方 法
2-1
教育内容
(1) カ リ キ ュ ラ ム の 概 要
上智大学法科大学院では、法律基本科目、法律実務基礎科目、実務演習科目、展
開 ・ 先 端 科 目 等 を バ ラ ン ス よ く 配 置 し て い る 。2013 ~ 2015 年 度 の 開 講 科 目 、履 修 年
次 、担 当 教 員 に つ い て は 、別 紙 1 [ 開 講 科 目 担 当 表 ]に 記 載 す る と お り で あ る( な お 、
各 年 度 の 開 講 科 目 担 当 表 は 、 そ れ ぞ れ の 年 度 の 履 修 要 綱 に 掲 載 さ れ て い る )。
また、学生の選択の幅を広げるために、早稲田大学法科大学院との相互科目履修
に よ る 学 生 交 流 も 行 っ て お り 、毎 年 、10 科 目 程 度 を 法 科 大 学 院 か ら 提 供 さ れ て い る
科 目 を 履 修 す る こ と が で き る よ う に な っ て い る 。2016 年 度 か ら は 、相 互 科 目 履 修 の
対象を、法政大学法科大学院、立教大学法科大学院にも拡大している。
カ リ キ ュ ラ ム 編 成 に 関 し て は 、学 生 に 対 す る 学 習 効 果 を よ り 高 め る た め に 、毎 年 、
カリキュラムの検討を行い、必要に応じて、科目の組替え、科目の新設、履修年次
の変更等を行っている。FD活動の一環として毎学期実施される学生による授業ア
ンケートにおける意見や、毎学期末に行う意見交換会での学生の声も反映しつつ、
また、FDミーティング等での教育効果を上げるためのカリキュラムのあり方を巡
る議論をふまえて、教育研究委員会を中心に、より良いカリキュラムを編成するた
めの検討を継続して行っている。
な お 、 2013 年 度 か ら 2015 年 度 に 実 施 し た カ リ キ ュ ラ ム の 改 訂 は 以 下 の 通 り で あ
る ( 2013 年 度 に は カ リ キ ュ ラ ム の 改 訂 は 行 っ て い な い )。
各年度のカリキュラム改訂の状況
2014 年 度
・「 エ ク ス タ ー ン シ ッ プ Ⅰ 、 Ⅱ 」 を 、 そ れ ぞ れ 「 エ ク ス タ ー ン シ ッ
プ Ⅰ 、 Ⅱ ( 法 曹 )」、「 エ ク ス タ ー ン シ ッ プ Ⅰ 、 Ⅱ ( 企 業 等 )」、「 エ
ク ス タ ー ン シ ッ プ Ⅰ 、 Ⅱ ( 公 務 )」 の 3 つ に 分 け 、 学 生 が よ り 明
確な目的意識をもってエクスターンシップ・プログラムに参加す
る こ と が で き る よ う 、 変 更 を 行 っ た 。 ま た 、「 エ ク ス タ ー ン シ ッ
プ Ⅰ 、 Ⅱ ( 公 務 )」 に つ い て は 、 1 年 生 も 参 加 で き る よ う に し 、 よ
り広い範囲の学生のエクスターンシップ参加が可能となり、1 年
の夏から公務の実務を体験する機会を得ることが可能となった。
2015 年 度
・法学未修者に対する教育を更に充実を図るため、従来、法律実務
基 礎 科 目 と し て 開 講 し て い た 「 法 学 実 務 基 礎 」( 春 学 期 、 2 単 位 )
に 加 え 、「 法 学 実 務 基 礎 Ⅱ 」( 1 単 位 、 秋 学 期 、 選 択 科 目 ) を 開 講
し た( こ れ に 伴 い 、従 来 の「 法 学 実 務 基 礎 」を「 法 学 実 務 基 礎 Ⅰ 」
と 改 称 し 、 両 科 目 を 法 律 基 本 科 目 と し て 開 講 す る こ と と し た )。
これらの 2 科目は選択科目であるが、未修者に対してはなるべく
- 13 -
履修するように指導している。
・ 平 成 27 年 度 の 募 集 ( 平 成 26 年 度 実 施 ) の 入 試 よ り 、「 行 政 法 」
を 試 験 科 目 か ら 除 い た こ と に 伴 い 、「 行 政 法 基 礎 」 の 履 修 年 次 を
「1年次」から「1年次または2年次」に変更した。
・ 基 礎 法 学 ・隣 接 科 目 の 充 実 を 図 る た め 、 平 成 27 年 度 よ り 「 西 洋 法
制史」を新規開講した。
・ B 群 実 務 科 目 の 再 編 成 を 行 い 、平 成 27 年 度 よ り「 リ ー ガ ル ラ イ テ
ィング」を削除した。
・環境法に関する専門性の高い修了生を輩出するため、修了時にお
いて一定基準を満たした学生に対して、申請に基づき、環境法の
関係科目を履修して環境法に関する専門性を高めたことを証す
る 、「 環 境 法 プ ロ グ ラ ム 履 修 証 」 の 発 行 を 制 度 化 し た 。
・環境法研究者養成を推進するため、全国で最も充実した環境法を
専門とする教員を擁する強みを生かし、同じ研究科内の法律学専
攻の科目を借り入れ科目として取り込んだ。
な お 、201 6 年 度 に は 、① 未 修 者 教 育 の 更 な る 充 実 、② 法 律 基 本 科 目 に 関 す る 教 育
の 強 化 、③ 狭 義 の 法 曹 以 外 の 進 路 を 目 指 す 学 生 に 対 応 し た 教 育 、と い っ た 観 点 か ら 、
以下のような大幅なカリキュラムの改訂を行っている。
<法律基本科目関係>
①新規開設
1 年次
民法基礎Ⅱ(必修、3 単位)
民法基礎Ⅳ(必修、1 単位)
民事法実務基礎演習(必修、1 単位)
民法基礎演習(選択、1 単位)
2 年次
民事訴訟理論と実務(選択、2 単位)
刑法基本演習(選択、1 単位)
刑事訴訟法基本演習(選択、1 単位)
3 年次
企業取引法(選択、2 単位)
総合民法Ⅰ(選択、1 単位)
総合民法Ⅱ(選択、1 単位)
総合民法Ⅲ(選択、1 単位)
商法演習(選択
2 単位)
*民法基礎Ⅱ、Ⅳは、従来の民法基礎Ⅱを分割した。
- 14 -
<実務基礎科目>
①新規開設
ビジネス法基礎(選択、2 単位)
②統合
ビジネス法務演習(選択、2 単位)
*金融法実務演習と企業法務演習を統合してビジネス法務演習と改組した。
③廃止
環境法実務演習(選択必修、2 単位)
④履修度変更・単位数変更
公共法務演習(選択、1 単位)
⑤区分変更
刑事実務(選択、2 単位)"
*刑事実務を法律実務基礎科目 B 群科目から、一般の法律実務基礎科目に区分
変更した。
<展開・先端科目>
①新規開設
労働法演習(選択必修、1 単位)
国際私法基礎(選択必修、1 単位)
廃棄物・リサイクル法(選択必修、2 単位)
環境法の現代的課題(選択必修、2 単位)
まちづくり法と実務(選択必修、2 単位)
②単位数変更
社会法基礎(選択必修、1 単位)
*2 単位から 1 単位に変更した。
( 2) 教 育 方 法
カリキュラムの見直し以外にも、教育方法についても継続的な検討・見直しを行
っ て お り 、 2013 年 度 か ら 2015 年 度 に か け て 、 以 下 の よ う な 改 訂 を 実 施 し た 。
< 2013 年 度 >
・GPA 要 件 が 理 由 で 原 級 留 置 と な っ た 場 合 、D 評 価 も 再 履 修 の 対 象 と し 、各 年 次 GPA
算出の際は、1年目の同じ科目のD評価を除外し、再履修の際に新たに付与された
評価に基づき算出することとした。
< 2015 年 度 >
・3 年 生 の ク ラ ス 編 成 に お い て 、2 年 次 末 ま で の 成 績 を 勘 案 し 、新 た に ク ラ ス 分 け を
実施することによって、成績上位者の司法試験合格率の向上を図ると共に、成績中
位以下の学生に対するきめ細かい指導を実現することとした。
・ 春 学 期 は 5 月 連 休 、 秋 学 期 は 1 0 月 末 ~ 11 月 の 創 立 記 念 日 等 の 授 業 休 講 期 間 を 利
用し、2 年次配当の法律基本科目において、一斉レポート課題を課し、早い段階で
- 15 -
文章力・表現力に関する個々人の課題を認識する機会を提供することとした。各科
目、担当教員が添削し、平常点の一部として評価している。
2-2
授業規模
本法科大学院における各科目の受講者は、下記の通り適正な規模である。
2013 年 度 受 講 者 数
法律基本科目(秋学期)
開講
登録
区分名
コード
秋学期
LWS10200
行政法基礎
古城
誠
37
秋学期
LWS10400
民法基礎Ⅱ
福田
誠治
38
秋学期
LWS10400
民法基礎Ⅱ
福田
誠治
38
秋学期
LWS10500
民法基礎Ⅲ
羽生
香織
37
秋学期
LWS10600
商法基礎
野田
耕志
36
秋学期
LWS10600
商法基礎
野田
耕志
36
秋学期
LWS10700
民事訴訟法基礎
田頭
章一
38
秋学期
LWS10700
民事訴訟法基礎
田頭
章一
38
秋学期
LWS10900
刑事訴訟法基礎
岩瀬
徹
38
秋学期
LWS20200
行政法
小幡
純子
34
Aクラス
秋学期
LWS20201
行政法
小幡
純子
33
Bクラス
秋学期
LWS20700
民事訴訟法Ⅱ
原
強
40
Aクラス
秋学期
LWS20701
民事訴訟法Ⅱ
原
強
41
Bクラス
秋学期
LWS20800
刑法
照沼
亮介
36
Aクラス
秋学期
LWS20801
刑法
照沼
亮介
34
Bクラス
秋学期
LWS21400
刑事訴訟法
長沼
範良
35
Aクラス
秋学期
LWS21400
刑事訴訟法
長沼
範良
35
Aクラス
秋学期
LWS21401
刑事訴訟法
長沼
範良
36
Bクラス
秋学期
LWS21401
刑事訴訟法
長沼
範良
36
Bクラス
秋学期
LWS21600
商法Ⅱ
松井
智予
38
Aクラス
秋学期
LWS21601
商法Ⅱ
松井
智予
39
Bクラス
2014 年 度 受 講 者 数
開講科目
主担当
受講
教員名
者数
備考
法律基本科目(春学期)
開講
登録
区分名
コード
春学期
LWS10100
憲法基礎
矢島
基美
30
春学期
LWS10300
民法基礎Ⅰ
小山
泰史
28
春学期
LWS10800
刑法基礎
林
春学期
LWS20100
憲法
高見
勝利
26
Aクラス
春学期
LWS20101
憲法
高見
勝利
27
Bクラス
開講科目
主担当
受講
教員名
者数
- 16 -
幹人
備考
28
春学期
LWS20300
民法Ⅰ
福田
誠治
29
Aクラス
春学期
LWS20301
民法Ⅰ
福田
誠治
30
Bクラス
春学期
LWS20400
民法Ⅱ
奥冨
晃
29
Aクラス
春学期
LWS20401
民法Ⅱ
奥冨
晃
28
Bクラス
春学期
LWS20600
民事訴訟法Ⅰ
原
強
30
Aクラス
春学期
LWS20601
民事訴訟法Ⅰ
原
強
30
Bクラス
春学期
LWS21100
法曹倫理
岩崎
政孝
28
輪講、Aクラス
春学期
LWS21101
法曹倫理
岩崎
政孝
27
輪講、Bクラス
春学期
LWS21500
商法Ⅰ
松井
智予
29
Aクラス
春学期
LWS21501
商法Ⅰ
松井
智予
29
Bクラス
春学期
LWS30100
公法(総合)
筑紫
圭一
30
輪講、Aクラス
春学期
LWS30101
公法(総合)
筑紫
圭一
34
輪講、Bクラス
春学期
LWS30200
民事法(総合)
田頭
章一
31
輪講、Aクラス
春学期
LWS30201
民事法(総合)
田頭
章一
33
輪講、Bクラス
春学期
LWS30300
刑事法(総合)
照沼
亮介
27
輪講、Aクラス
春学期
LWS30301
刑事法(総合)
照沼
亮介
35
輪講、Bクラス
2014 年 度 受 講 者 数
法律基本科目(秋学期)
開講
登録
区分名
コード
秋学期
LWS10200
行政法基礎
古城
誠
30
秋学期
LWS10400
民法基礎Ⅱ
伊藤
栄寿
28
秋学期
LWS10500
民法基礎Ⅲ
羽生
香織
27
秋学期
LWS10600
商法基礎
野田
耕志
25
秋学期
LWS10700
民事訴訟法基礎
安西
明子
26
秋学期
LWS10900
刑事訴訟法基礎
岩瀬
徹
28
秋学期
LWS20200
行政法
小幡
純子
28
Aクラス
秋学期
LWS20201
行政法
小幡
純子
25
Bクラス
秋学期
LWS20700
民事訴訟法Ⅱ
原
強
30
Aクラス
秋学期
LWS20701
民事訴訟法Ⅱ
原
強
31
Bクラス
秋学期
LWS20800
刑法
林
幹人
31
Aクラス
秋学期
LWS20801
刑法
林
幹人
31
Bクラス
秋学期
LWS21400
刑事訴訟法
長沼
範良
31
Aクラス
秋学期
LWS21401
刑事訴訟法
長沼
範良
29
Bクラス
秋学期
LWS21600
商法Ⅱ
松井
智予
29
Aクラス
秋学期
LWS21601
商法Ⅱ
松井
智予
29
Bクラス
2015 年 度 受 講 者 数
開講期
登録
コード
開講科目
主担当
受講
教員名
者数
備考
法律基本科目(春学期)
開講科目
主担当
受講
教員名
者数
- 17 -
備考
春学期
LWS10100
憲法基礎
矢島
基美
24
春学期
LWS10200
行政法基礎
古城
誠
39
春学期
LWS10300
民法基礎Ⅰ
奥冨
晃
24
春学期
LWS10800
刑法基礎
伊藤
渉
24
春学期
LWS20100
憲法
高見
勝利
18
Aクラス
春学期
LWS20101
憲法
高見
勝利
20
Bクラス
春学期
LWS20300
民法Ⅰ
福田
誠治
20
Aクラス
春学期
LWS20301
民法Ⅰ
福田
誠治
21
Bクラス
春学期
LWS20600
民事訴訟法Ⅰ
原
強
21
Aクラス
春学期
LWS20601
民事訴訟法Ⅰ
原
強
23
Bクラス
春学期
LWS20800
刑法
照沼
亮介
20
Aクラス
春学期
LWS20801
刑法
照沼
亮介
19
Bクラス
春学期
LWS21100
法曹倫理
岩崎
政孝
19
輪講、Aクラス
春学期
LWS21101
法曹倫理
岩崎
政孝
17
輪講、Bクラス
春学期
LWS21500
商法Ⅰ
松井
智予
21
Aクラス
春学期
LWS21501
商法Ⅰ
松井
智予
20
Bクラス
春学期
LWS30100
公法(総合)
筑紫
圭一
32
輪講、Aクラス
春学期
LWS30101
公法(総合)
筑紫
圭一
25
輪講、Bクラス
春学期
LWS30200
民事法(総合)
田頭
章一
33
輪講、Aクラス
春学期
LWS30201
民事法(総合)
田頭
章一
21
輪講、Bクラス
春学期
LWS30300
刑事法(総合)
照沼
亮介
32
輪講、Aクラス
春学期
LWS30301
刑事法(総合)
照沼
亮介
24
輪講、Bクラス
2015 年 度 受 講 者 数
開講期
法律基本科目(秋学期)
登録
コード
開講科目
主担当
受講
教員名
者数
備考
秋学期
LWS10400
民法基礎Ⅱ
伊藤
栄寿
24
秋学期
LWS10500
民法基礎Ⅲ
羽生
香織
26
秋学期
LWS10600
商法基礎
野田
耕志
25
秋学期
LWS10700
民事訴訟法基礎
田頭
章一
25
秋学期
LWS10900
刑事訴訟法基礎
三好
幹夫
25
秋学期
LWS20200
行政法
小幡
純子
19
Aクラス
秋学期
LWS20201
行政法
小幡
純子
21
Bクラス
秋学期
LWS20400
民法Ⅱ
小山
泰史
17
Aクラス
秋学期
LWS20401
民法Ⅱ
小山
泰史
22
Bクラス
秋学期
LWS20700
民事訴訟法Ⅱ
原
強
23
Aクラス
秋学期
LWS20701
民事訴訟法Ⅱ
原
強
24
Bクラス
- 18 -
秋学期
LWS21400
刑事訴訟法
長沼
範良
19
Aクラス
秋学期
LWS21401
刑事訴訟法
長沼
範良
19
Bクラス
秋学期
LWS21600
商法Ⅱ
尾崎
悠一
19
Aクラス
秋学期
LWS21601
商法Ⅱ
尾崎
悠一
22
Bクラス
2013 年 度 < 早 稲 田 大 学 大 学 院 法 務 研 究 科 開 講 授 業 科 目 の 学 生 数 >
早稲田大学法科大学院提供科目
開講期
登録者数
消費者法
秋学期
1
経済刑法
春学期
0
環境法Ⅱ
春学期
0
資本市場法
春学期
0
社会保障法
春学期
0
少年法
秋学期
1
医事法Ⅰ
秋学期
0
秋学期
1
外国人と法
春学期
0
著作権特殊講義
春学期
5
ジェンダーと法
B
2013 年 度 < 上 智 大 学 大 学 院 法 務 研 究 科 開 講 授 業 科 目 の 学 生 数 >
上智大学法科大学院提供科目
開講期
登録者数
環境法政策
春学期
3
国際取引法の現代的課題
春学期
0
金融法
秋学期
0
比較法
秋学期
0
企業環境法
秋学期
0
環境訴訟
春学期
3
比較環境法
秋学期
0
環境刑法
春学期
0
2014 年 度 < 早 稲 田 大 学 大 学 院 法 務 研 究 科 開 講 授 業 科 目 の 学 生 数 >
早稲田大学法科大学院提供科目
開講期
消費者法
秋学期
2
少年法
秋学期
0
経済刑法
春学期
0
外国人と法
春学期
0
公務員法
春学期
0
資本市場法
秋学期
0
医事法Ⅰ
秋学期
0
- 19 -
登録者数
秋学期
1
社会保障法
春学期
0
環境法Ⅱ
春学期
0
ジェンダーと法
B
2014 年 度 < 上 智 大 学 大 学 院 法 務 研 究 科 開 講 授 業 科 目 の 学 生 数 >
上智大学法科大学院提供科目
開講期
登録者数
環境法政策
春学期
0
国際取引法の現代的課題
春学期
0
金融法
秋学期
0
比較法
秋学期
0
環境訴訟
春学期
2
比較環境法
秋学期
0
国際環境法
春学期
0
法と経済学
秋学期
0
2015 年 度 < 早 稲 田 大 学 大 学 院 法 務 研 究 科 開 講 授 業 科 目 の 学 生 数 >
早稲田大学法科大学院提供科目
開講期
外国人と法
春学期
1
社会保障法
春学期
0
消費者法
秋学期
0
少年法
秋学期
1
資本市場法
秋学期
0
医事法Ⅰ
秋学期
0
秋学期
1
公務員法
春学期
1
自治体紛争法
秋学期
0
ジェンダーと法
B
登録者数
2015 年 度 < 上 智 大 学 大 学 院 法 務 研 究 科 開 講 授 業 科 目 の 学 生 数 >
上智大学法科大学院提供科目
開講期
国際取引法の現代的課題
春学期
0
金融法
秋学期
0
比較法
秋学期
1
環境訴訟
春学期
0
比較環境法
秋学期
0
国際環境法
春学期
0
法と経済学
秋学期
0
秋学期
1
Law and Practice of Interntional
Busines Transacti on s
- 20 -
登録者数
2-3
教室外における授業の実績
「 リ ー ガ ル ク リ ニ ッ ク 」 や 「 エ ク ス タ ー ン シ ッ プ 」、「 自 主 研 究 ・ 論 文 作 成 」 の 実
績は次の通りである。
リーガルクリニック相談実績
2013 年
2014 年
2015 年
春学期
秋学期
春学期
秋学期
春学期
秋学期
14 件
5件
4件
5件
5件
2件
エクスターンシップ派遣実績
2013 年
2014 年
2015 年
春休み
夏休み
春休み
夏休み
春休み
夏休み
7名
34 名
2名
47 名
4名
31 名
自主研究・論文作成の履修実績
登録者数
2-4
単位修得者数
2013
2
2
2014
2
2
2015
0
0
履修登録単位数の上限
各 年 次 ご と の 履 修 登 録 単 位 数 の 上 限 は 、 以 下 の と お り で あ る ( 2015 年 度 )
1 年次
36 単 位
【 2015 年 度 入 学 】「 法 学 実 務 基 礎 Ⅰ 」 お よ び 「 法 学 実 務
基礎Ⅱ」は,年間最高履修限度に含めない。ただし,
修了要件単位数に算入できない。
* 【 2015 年 度 入 学 】「 行 政 法 基 礎 」 を 2 年 次 に 履 修 す る
場合,年間最高履修限度に含めない。
* 進 級 が 認 め ら れ た 場 合 の 再 履 修 科 目 に つ い て は ,4 単
位を限度として,年間最高履修限度に含めない。
2 年次
36 単 位
* 「 エ ク ス タ ー ン シ ッ プ Ⅰ 」( 1 単 位 )「 エ ク ス タ ー ン シ
ッ プ Ⅱ 」( 1 単 位 ) は 年 間 最 高 履 修 限 度 に 含 め な い 。
* 早稲田大学大学院法務研究科との単位互換による授
業科目の単位数は年間最高履修限度に含まれる。
* 履修中止をした科目の単位数も年間最高履修限度に
含まれる
* い ず れ の 年 次 に お い て も , 44 単 位 を 超 え て 履 修 登 録
することはできない。
- 21 -
3 年次
44 単 位
(最終年次)
2-5
教育内容・教育方法に関する自己点検・評価
本法科大学院では、教育内容・教育方法の両面で、中規模校のメリットを生かし
た教育を行っている。
カ リ キ ュ ラ ム で は 、法 律 基 本 科 目 7 科 目 、法 律 実 務 基 礎 科 目 の 必 修 3 科 目 (法 曹 倫
理 、訴 訟 実 務 基 礎 (民 事 )、訴 訟 実 務 基 礎 ( 刑 事 ))の ほ か 、司 法 試 験 選 択 科 目 8 科 目 は
勿論のこと、その他、数多くの展開・先端科目、実務科目を開講している。学生は
充実した実務科目の履修によって、将来の法曹として活躍するうえでの基礎となる
実務感覚、実務的視点を養うことが可能となり、かつ、多様な展開・先端科目の履
修 に よ っ て 、現 代 社 会 に 必 要 と さ れ る 広 い 視 野 を 得 る こ と が で き る 。現 代 社 会 に 様 々
な形で貢献できる法曹を要請するうえで、必要十分な科目が展開されていると考え
ている。
とりわけ、上智大学法科大学院の特徴でもある「環境」と「国際」については、
大変充実した科目展開がなされている。環境法関連科目の科目数は日本随一といえ
る (法 科 大 学 院 ホ ー ム ペ ー ジ の 「 環 境 法 政 策 プ ロ グ ラ ム の ご 案 内 」 を 参 照 )。 ま た 、
「 国 際 仲 裁 ・ ADR」 は 、 春 休 み 期 間 中 に 、 長 島 ・ 大 野 ・ 常 松 法 律 事 務 所 よ り 約 20 名
も の 弁 護 士 の 協 力 を 得 て ワ ー ク シ ョ ッ プ 形 式 で 行 う も の で 、他 大 学 法 科 大 学 院 (東 京
大 学・一 橋 大 学 等 )の 学 生 も 参 加 し 、大 変 有 意 義 で 贅 沢 な 演 習 科 目 と な っ て い る 。さ
らに、本法科大学院では、エクスターンシップ・プログラムにも積極的に取り組ん
でおり、毎年、多くの学生が法律事務所、企業、公官庁等で貴重な経験を積んでい
る。
本法科大学院のカリキュラムは、設立以来、法律基本科目、展開・先端科目、実
務科目等がバランスよく配置されてきたと考えているが、学生の状況等を反映し、
継続的かつ機動的により良いカリキュラムとするためのカリキュラムの見直しを行
っており、今後御継続していきたい。
教 育 方 法 と い う 点 で も 、法 律 基 本 科 目 の 1 ク ラ ス あ た り の 受 講 者 数 は 、20 名 か ら
40 名 程 度 で あ り 、学 生 と の や り 取 り を 通 じ た 密 度 の 濃 い 教 育 を 行 う う え で 適 正 な 規
模となっている。選択科目では、より一層、少人数でのきめ細かな指導が可能とな
っている。
なお、3 年次生の総合科目については、学生の理解状況に応じた教育を可能にす
る た め 、成 績 を 基 準 と し た ク ラ ス 編 成 を 201 5 年 か ら 導 入 し た 。学 生 の ア ン ケ ー ト 結
果をみると、3 年次生の総合科目についても満足度は高い。今までのところ、成功
していると言ってよいと思われるが、学生数の減少等も踏まえ、今後のあり方につ
いては継続的に検討を行っていく。
ま た 、文 章 力・表 現 力 向 上 を 目 指 し て 20 15 年 か ら 2 年 次 の 法 律 基 本 科 目 に 導 入 し た
一斉レポート制度は、学生からも大変好評であり、一定の効果をあげている。
- 22 -
第 3 章 成 績 評 価 及 び修 了 認 定
3-1
成績評価
(1) 成 績 評 価 基 準
上 智 大 学 法 科 大 学 院 で は 、成 績 評 価 基 準 を 学 生 に あ ら か じ め 公 表 し て 、原 則 と し て
そ れ に 基 づ い て 成 績 評 価 を 行 っ て い る 。 現 在 の 成 績 評 価 基 準 は 、 2013年 に 改 訂 し た も
のであり、右下記表のとおりである。この評価基準の内容は、履修要項に記載され、
全学生に周知されている。
成 績 評 価 は 、 お お む ね 平 常 点 30 % 、 期 末 試 験 70 % の 割 合 で 付 さ れ る 。 期 末 試 験 は 、
法 科 大 学 院 独 自 の 複 写 式 答 案 用 紙 を 用 い て 実 施 し (受 験 し た 学 生 が 複 写 さ れ た 自 ら の
答 案 を 保 有 )、 試 験 修 了 後 速 や か に 各 教 員 が 「 出 題 の 趣 旨 」 を 公 表 す る こ と と し て い
る。
ま た 、平 常 点 評 価 に 関 し て は 、2 015 年 に「 法 科 大 学 院 の 法 律 基 本 科 目 に お け る 平
常点評価に関する運用方針」を策定し、全ての担当教員に徹底している。
各 学 期 に 授 業 担 当 教 員 が 付 し た 成 績 状 況 に つ い て は 、全 科 目 の 成 績 分 布 一 覧 表 を 作
成 し て 、教 育 研 究 委 員 会 に お い て 、総 合 的 な 検 討 を 行 っ て い る 。ま た 、各 学 期 終 了 後 、
当 該 成 績 分 布 一 覧 表 を 自 習 室 内 に 掲 示 す る こ と に よ っ て 、学 生 へ の 周 知 も 行 っ て い る 。
な お 、個 々 の 学 生 が 成 績 評 価 に 疑 義 を 抱 い た 場 合 は 、「 成 績 評 価 確 認 願 」及 び「 成
績確認再確認願 」の 制度を利用できる 。このうち「成 績評価 再確認願」は 、法科 大学
院 独 自 の 制 度 で あ り 、「 成 績 評 価 再 確 認 願 」が 提 出 さ れ た 場 合 に は 、法 科 大 学 院 に 設
け ら れ て い る 成 績 評 価 委 員 会 が 判 断 す る こ と に な っ て い る 。こ の よ う に 、本 法 科 大 学
院 は 、成 績 評 価 の 適 正 さ を 担 保 す る た め 、慎 重 な 異 議 申 立 て・救 済 制 度 を 設 け て い る 。
- 23 -
法科大学院の成績評価等に関する申合せ
2013年度改正
(趣旨)
第1条 この申合せは、上智大学法科大学院履修規程第14条第1項及び第2項の規定に
基づき、試験の成績評価について一定の基準を示すこと及び教員間の成績評価の平準化を
促進することを目的とする。
(成績評価の割合)
第2条 履修学生数が20名以上の科目については、履修学生数に対する成績評価の割合
は、おおむね次のとおりとする。
① A は 、 2 0% 以 下 と す る 。
② B は 、 3 0% 以 下 と す る 。 た だ し 、 A と 合 計 し て 5 0% を 超 え な い 限 度 で 3 0% を 超 え る こ
とができる。
③ A 及 び B は 、 合 計 し て 20% 以 上 と す る 。
2 履修学生数が20名に満たない科目についても、前項の基準を考慮して成績評価を行
うように努めなければならない。
(成績評価の観点)
第3条 成績評価は、前条の規定の趣旨に則り、絶対評価のみによることなく相対評価の
観点を加味して、厳正にこれを実施しなければならない。
(適用範囲)
第4条 第2条の割合は、レポートの提出その他の方法による成績評価にも適用する。
2 科目の性質上、第2条の割合を適用することが妥当でない場合については、別に定め
る申合せ細則による。
(成績評価基準)
第5条 成績評価は、おおむね平常点30%、期末試験(期末試験に準ずるものとして教
員 が 指 定 す る 中 間 試 験 を 含 む 。) 7 0 % の 割 合 で こ れ を 行 う 。
2 平常点の評価は、授業への参加、課題への取組み、小テストの成績等による。
(試験時間)
第6条 期末試験の試験時間は、原則として120分間とする。
(申合せの公表)
第7条 この申合せは、法科大学院履修要綱への掲載その他の法科大学院教授会が適当と
認める方法により、学生に周知しなければならない。
附則
この申合せは、2006年度前期から適用する。
2009年改正の申合せは、2009年度春学期から適用する。
2011年改正の申合せは、2011年度秋学期から適用する。
2013年改正の申合せは、2013年度春学期から適用する。
法科大学院の成績評価等に関する申合せ細則
1 年群・実務演習科目、年群・実務科目の成績評価割合については、法科大学院の成績
評 価 等 に 関 す る 申 合 せ 第 2 条 第 1 項 ( 1 ) の 年 の 割 合 を 5 0 % 以 下 と し 、( 2 ) に つ い て
は適用しないこととする。
2 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、年 群 ・ 実 務 科 目 の「 エ ク ス タ ー ン シ ッ プ ( Ⅰ , Ⅱ ) 」に つ い て
は 、 合 格 ( P) 又 は 不 合 格 ( F) で 評 価 す る 。
- 24 -
(2) 到 達 度 の 確 認
各 授 業 科 目 に お い て 目 標 と す る 達 成 度 に つ い て は 、各 学 年 、配 当 学 期 及 び 当 該 授 業
科 目 の 性 質 に し た が い 、ま た 法 曹 と な る た め に 必 要 な 基 本 的 学 識 を 考 慮 し て 設 定 す る
こ と と し て い る 。T K C 教 育 研 究 支 援 シ ス テ ム 上 に お い て 、各 授 業 科 目 に お け る 到 達
度 目 標 入 り シ ラ バ ス を 掲 示 す る こ と に よ っ て 、学 生 に 目 標 と す る 達 成 度 を 周 知 し て い
る。
た と え ば 、法 律 基 本 科 目 に つ い て は 、1 年 次 に お い て は 、次 年 度 の 授 業 を よ り 効 果
的 に 受 講 で き る よ う に 基 本 的 事 項 の 徹 底 的 理 解 を 促 し 、2 年 次 に お い て は 、い わ ゆ る
コアカリキュラムを参照して、到達度目標シラバスを作成している。
法 科 大 学 院 で は 、基 礎 学 力 を 確 実 に 定 着 さ せ つ つ 、そ れ を 前 提 と し た 応 用 力 を 身 に
つ け さ せ る こ と が 重 要 で あ る 。 こ う し た こ と か ら 、 2011年 度 か ら 、 3年 次 の 4月 に 、 法
律 基 本 科 目 7科 目 に つ い て 到 達 度 確 認 テ ス ト を 実 施 し て お り 、3 年 次 生 に 受 験 を 義 務 づ
け て い る 。 実 施 は 事 前 に 告 知 さ れ て お り 、 学 生 は 、 2年 次 終 了 時 の 春 休 み に そ れ ま で
の学習を総復習して、最終学年の授業に備えることができるようになっている。
ま た 、2015 年 度 か ら は 、本 法 科 大 学 院 独 自 で 筆 記 式 の 1 年 次 末 に 到 達 度 確 認 テ ス
トを実施することとした。さらに、試行的に全国で実施されている短答式の到達度
確認テストにも参加している。これらは、未修者が2年次を迎えるにあたって、自
らの実力を知る上で有効であると共に、教員の指導上の参考資料として活用してい
る。
3-2
進級・修了認定の要件
( 1) 修 了 要 件
上 智 大 学 法 科 大 学 院 に お け る 修 了 ・ 進 級 要 件 は 、 大 学 院 学 則 21 条 の 3 、 2 8 条 の 2 、
法 科 大 学 院 履 修 規 程 4 条 、 15条 で 定 め ら れ て い る 。
基本的な修了要件は、以下の通りである。
① 在学期間
② 修得単位数
標準コース
3年
短縮コース
2年
標準コース
93 単 位
短縮コース
65 単 位
標準コースの修了要件となる単位数
法律基本科目
公法系科目
12 単 位 ( 必 修 )
民事系科目
36 単 位 ( 必 修 )
刑事系科目
14 単 位 ( 必 修 )
法律実務基礎科目
6単位(必修)及び6単位(選択必修)
基礎法学・隣接科目
4単位(選択必修)
展開・先端科目
12 単 位 ( 選 択 必 修 )
- 25 -
法律基本科目以外のすべてか
3単位(選択)
ら
計
93 単 位
短 縮 コ ー ス の 修 了 要 件 と な る 単 位 数 ( 2 01 4 年 度 以 前 入 学 )
法律基本科目
公法系科目
6単位(必修)
民事系科目
18 単 位 ( 必 修 )
刑事系科目
8単位(必修)
法律実務基礎科目
6単位(必修)及び6単位(選択必修)
基礎法学・隣接科目
4単位(選択必修)
展開・先端科目
12 単 位 ( 選 択 必 修 )
法律基本科目以外のすべてか
5単位(選択)
ら
計
65 単 位
短 縮 コ ー ス の 修 了 要 件 と な る 単 位 数 ( 2 01 5 年 度 入 学 )
法律基本科目
公法系科目
8単位(必修)
民事系科目
18 単 位 ( 必 修 )
刑事系科目
8単位(必修)
法律実務基礎科目
6単位(必修)及び6単位(選択必修)
基礎法学・隣接科目
4単位(選択必修)
展開・先端科目
12 単 位 ( 選 択 必 修 )
法律基本科目以外のすべてか
3単位(選択)
ら
計
65 単 位
* 2015 年 度 か ら は 行 政 法 を 短 縮 コ ー ス の 法 律 試 験 科 目 か ら は ず し た た め 、行 政
法基礎 2 単位を必修科目に追加した。
* 2016年 度 か ら は 、 カ リ キ ュ ラ ム 見 直 し に 伴 い 、 標 準 コ ー ス の 修 得 単 位 数 を 94 単
位に変更している。
( 2) 進 級 要 件
進級要件として必要な単位数は、以下のとおりである。
1 年 次 は 、 必 修 科 目 24 単 位
2 年 次 は 、 必 修 科 目 2 0 単 位 を 含 む 24 単 位
- 26 -
( 3) GPA 要 件
上 記 の よ う な 単 位 数 の 要 件 に 加 え て 、 進 級 ・ 修 了 要 件 と し て 、「 各 年 次 の GPA
が 1.6 を 下 回 ら な い こ と 」 を 定 め て い る 。
3-3
法学既修者の認定
本 法 科 大 学 院 の 入 学 試 験 で は 、短 縮 コ ー ス 入 学 希 望 者 に 対 し て 、法 律 論 文 試 験 を 課
している。その内容 は憲法を出題範囲 と する公法、民法・民 事訴訟法・商法を出 題範
囲 と す る 民 事 法 、刑 法・刑 事 訴 訟 法 を 出 題 範 囲 と す る 刑 事 法 で あ り 、そ れ ぞ れ の 出 題
範囲を法科大学院入試要綱において明示している。
法 律 論 文 試 験 の 出 題 内 容 に つ い て は 、事 例 問 題 を 基 本 と し つ つ 、各 科 目 に つ い て の
基 礎 的 な 学 識 を 有 す る こ と が 判 定 で き る よ う に 工 夫 し て い る 。過 去 の 試 験 問 題 は ホ ー
ム ペ ー ジ 上 で 公 表 し て い る 。し た が っ て 、他 大 学 か ら の 受 験 者 も 、問 題 の 傾 向 は 予 測
可能であり、上智大学法学部生に有利となることはない。また、採点にあたっては、
匿名性が完全に確保されている。
短 縮 コ ー ス の 入 学 者 に は 、入 学 試 験 の 結 果 と し て 、法 学 既 修 者 と し て の 資 格 を 認 定
し 、 28 単 位 に つ い て 、 単 位 認 定 を 行 っ て お り 、 そ の 結 果 と し て 、 標 準 修 業 年 限 を 1
年 短 縮 す る こ と と し て い る 。 学 則 上 は 、 30 単 位 ま で の 単 位 認 定 が 可 能 で あ る が 、 単
位認定の趣旨を考え、入学試験において法律論文試験を課した6科目(憲法・民法・
民 事 訴 訟 法 ・ 商 法 ・ 刑 法 ・ 刑 事 訴 訟 法 ) に つ い て 、 全 体 で 28 単 位 の 認 定 が 適 切 で あ
ると判断したものである。
上 記 の よ う な 既 修 者 の 認 定 は 、 法 科 大 学 院 ・法 学 部 の 法 律 基 本 科 目 に か か わ る 教 員
が 答 案 の 採 点 を 行 い 、合 格 者 の 判 定 を 慎 重 に 行 っ て お り 、厳 格 な 方 法 で の 既 修 者 認 定
を 行 っ て い る 。本 法 科 大 学 院 に お い て は 、法 科 大 学 院 以 外 の 機 関 が 実 施 す る 法 律 科 目
試験の結果のみによって、法学既修者としての認定を行うことは一切していない。
- 27 -
第 4 章 教 育 内 容 等 の改 善 措 置
4-1
教育内容等の改善措置
(1) 概 要
上智大学法科大学院に設置されたFD委員会では、定期的な企画として、学生によ
る 授 業 評 価 ア ン ケ ー ト 、 オ ー プ ン 授 業 (他 の 教 員 に よ る 授 業 見 学 )、 F D ミ ー テ ィ ン グ
(全 体 会 )を 毎 学 期 に 行 っ て い る 。 そ れ 以 外 に も 、 専 門 分 野 に 分 か れ た F D 会 議 を 随 時
開 催 し て お り 、そ れ ら の 成 果 は 、毎 学 期 末 の 在 学 生 ガ イ ダ ン ス や 意 見 交 換 会 等 を 通 し
て、学生にフィードバックしている。
(2) 授 業 評 価 ア ン ケ ー ト
毎 学 期 に 、出 席 学 生 の 全 員 を 対 象 と し て 授 業 評 価 ア ン ケ ー ト を 実 施 し て い る 。法 科
大 学 院 の 授 業 は ほ と ん ど 全 員 が 出 席 し て い る た め 、 回 答 率 は 1 00% に 近 い 。 回 答 結 果
を 学 期 後 半 の 授 業 に 反 映 さ せ る た め 、 ア ン ケ ー ト の 実 施 時 期 を 各 学 期 半 ば ( 5月 末 か
ら 6月 上 旬 、 10月 末 か ら 11月 上 旬 ) に 設 定 し て い る 。
アンケートの実施にあたっては、学生の自由な意見を把握するために、授業担当の
教 員 が 記 入 後 の ア ン ケ ー ト 用 紙 に 一 切 関 与 で き な い 仕 組 み と し て い る 。す な わ ち 、教
員 は 無 記 名 式 の ア ン ケ ー ト 用 紙 を 配 布 し 、記 入 を 学 生 に 依 頼 す る だ け で あ り 、記 入 後
の 用 紙 回 収 お よ び 事 務 室 へ の 提 出 は 学 生 が 行 っ て い る 。ま た 、ア ン ケ ー ト に お け る 多
肢 選 択 式 の 項 目 は 機 械 に よ っ て デ ー タ 処 理 し 、自 由 記 述 欄 は 事 務 室 職 員 が デ ー タ 入 力
し て い る 。こ の よ う に 回 答 内 容 の 匿 名 性 を 確 保 し た う え で 、そ の 仕 組 み を 学 生 に 事 前
周知することで、忌憚のない意見を記述できるようにしている。
ア ン ケ ー ト の デ ー タ は F D 委 員 会 に お い て と り ま と め 、F D ミ ー テ ィ ン グ で そ の 分
析結果を審議・検討 している。そのうえ で、各授業担当教員 は、各自の授業のな かで
ア ン ケ ー ト 結 果 に つ き 講 評 す る こ と と し て い る 。ま た 全 体 的 な ア ン ケ ー ト 結 果 に つ い
て は 、 毎 学 期 末 の 在 学 生 ガ イ ダ ン ス で そ れ を 示 し つ つ (別 紙 2 [授 業 ア ン ケ ー ト 結 果 ]
に 、 各 年 度 の 表 デ ー タ を 掲 載 )、 F D 委 員 長 が 検 討 結 果 の 概 略 を 説 明 し て い る 。 こ れ
らのフィードバックによって、学生から真摯な意見を得られるように図っている。
(3) オ ー プ ン 授 業 ・ モ デ ル 授 業
毎 学 期 に 2 週 間 の オ ー プ ン 授 業 期 間 を 設 け て お り 、各 教 員 は こ の 期 間 に お い て 、ど
の 授 業 で あ っ て も 自 由 に 見 学 す る こ と が で き る 。ま た 、す べ て の 授 業 を 必 ず 1 名 以 上
の 教 員 が 参 観 す る よ う に し て い る 。参 観 す る 教 員 に と っ て は 、授 業 担 当 教 員 が 話 す ス
ピ ー ド や 学 生 に 対 す る 課 題 の 提 示 方 法 な ど 、授 業 運 営 の 方 法 に 関 し て 有 益 な 知 見 や 指
摘を得られることが多く、授業の活性化につながっている。
参 観 者 は 報 告 書 を 提 出 す る こ と と し て お り 、そ の 報 告 書 を F D 委 員 会 に お い て 取 り
まとめたうえで、FDミーティングにおける議題の1つにしている。
- 28 -
な お 、 2015年 度 秋 学 期 に お い て は 、 1つ の 授 業 科 目 を 他 の 授 業 担 当 者 全 員 で 参 観 す
る と い う 企 画 を 試 行 し た 。こ れ は 、授 業 評 価 ア ン ケ ー ト に お い て 継 続 的 に 高 い 評 価 を
受 け て き た 科 目 を 参 観 す る こ と で 、参 観 者 が そ の 教 育 方 法 を 参 考 に す る と と も に 、そ
ういった評価の高い授業であってもなお生ずる課題を浮き彫りにすることを目的と
し た も の で あ る 。同 一 科 目 を 参 観 し た あ と の F D ミ ー テ ィ ン グ で は 、学 生 の 現 状 等 に
ついて、例年よりも突っ込んだ議論が展開された。
(4) F D ミ ー テ ィ ン グ
毎 学 期 の 授 業 ア ン ケ ー ト 及 び オ ー プ ン 授 業 の 結 果 を 受 け て 、毎 学 期 の 後 半 に 、授 業
担 当 教 員 に よ る F D ミ ー テ ィ ン グ を 実 施 し て い る 。F D ミ ー テ ィ ン グ で は 、授 業 ア ン
ケ ー ト の 結 果 や オ ー プ ン 授 業 の 報 告 結 果 を も と に し て 、授 業 の 充 実・改 善 を 図 る た め
の 議 論 を し て い る 。そ こ で は 、過 去 の デ ー タ と の 比 較 を 通 じ て 、年 度 に よ る 学 生 動 向
の 変 化 な ど が 報 告 さ れ 、各 授 業 の 運 営 方 法 に と ど ま ら ず 、ク ラ ス 編 成 の あ り 方 や カ リ
キ ュ ラ ム 改 訂 な ど 組 織 全 体 に 関 わ る 問 題 も 議 論 さ れ て い る 。そ う い っ た 組 織 に 関 わ る
問題は、教育研究委員会への問題提起として生かされている。
近 年 は 、法 科 大 学 院 を め ぐ る 諸 環 境 の 変 化 に 伴 っ て 、法 科 大 学 院 の 開 設 当 初 と 比 べ
れ ば 、学 生 の 基 礎 学 力 等 が 大 き く 異 な っ て お り 、F D ミ ー テ ィ ン グ の 重 要 性 が 格 段 に
高 ま っ て い る 。そ こ で 、F D ミ ー テ ィ ン グ へ の 参 加 を 制 度 的 に 担 保 す る た め 、法 科 大
学 院 の 専 任 教 員 お よ び 学 内 の 兼 担 教 員 の 出 席 義 務 を 再 確 認 す る と と も に 、2015 年 度 か
ら 、や む を 得 な い 事 由 に よ る 欠 席 に つ い て は 欠 席 理 由 の 事 前 届 を 求 め た う え で 、そ の
理 由 を 法 科 大 学 院 長 が 審 査 し て い る 。ま た 、F D ミ ー テ ィ ン グ は 学 外 の 非 常 勤 講 師 に
も 開 か れ て い る が 、現 実 に は 多 く の 出 席 を 期 待 で き な い こ と に 鑑 み て 、F D ミ ー テ ィ
ン グ で の 配 布 資 料 や 意 見 交 換 の 概 要 を 各 非 常 勤 講 師 に 送 付 し て い る 。こ れ に よ り 、す
べての授業担当教員が問題意識を確実に共有できるようにしている。
そ の ほ か 、各 専 門 分 野 に 分 か れ た F D 会 議 で は 授 業 科 目 間 の 連 携 強 化 等 を 検 討 し て
いる。
F D ミ ー テ ィ ン グ の 結 果 を 受 け て 、教 育 研 究 委 員 会 に 問 題 提 起 さ れ 、制 度 変 更 に 至
っ た と い う ケ ー ス は 稀 で は な く 、F D 活 動 は 有 効 に 機 能 し て い る と い う こ と が で き る 。
〔FDミーティング議事概要〕
2013 年 度 第 2 回 F D ミ ー テ ィ ン グ
日 時 : 2013 年 12月 11 日 ( 水 ) 12: 30~ 1 3 : 30
場 所 : 2号 館 13階 大 会 議 室
2013 年 度 秋 学 期 中 間 ア ン ケ ー ト の 集 計 結 果 及 び オ ー プ ン 授 業 の 結 果 の 説 明・議 論
2014年 度 第 1回 F D ミ ー テ ィ ン グ
日 時 : 2014年 6月 25 日 ( 水 )
12: 30~ 1 3: 25
場 所 : 2号 館 13階 大 会 議 室
2014年 度 春 学 期 中 間 ア ン ケ ー ト の 集 計 結 果 及 び オ ー プ ン 授 業 の 分 析 ・ 意 見 交 換
- 29 -
2014年 度 第 2回 F D ミ ー テ ィ ン グ
日 時 : 2014年 12月 1 7 日 ( 水 )
12:30~ 13 :20
場 所 : 2号 館 13階 大 会 議 室
2014年 度 秋 学 期 中 間 ア ン ケ ー ト ( お よ び 2 014年 度 春 学 期 期 末 ア ン ケ ー ト ) の 集 計
結果ならびにオープン授業の結果の分析・意見交換
2015年 度
第 1回 F D ミ ー テ ィ ン グ
日 時 : 2015年 6月 24 日 ( 水 )
12:30~ 13 :3 0
場 所 : 2号 館 13階 大 会 議 室
2015年 度 春 学 期 中 間 ア ン ケ ー ト ( 2014 年 度 秋 学 期 期 末 ア ン ケ ー ト ) の 集 計 結 果 な
らびにオープン授業の結果の分析・意見交換
2015年 度
第 2回 F D ミ ー テ ィ ン グ
日 時 : 2015年 12月 1 6 日 ( 水 )
12:30~ 13 :30
場 所 : 2号 館 13階 大 会 議 室
2015年 度 秋 学 期 中 間 ア ン ケ ー ト ( お よ び 2 015年 度 春 学 期 期 末 ア ン ケ ー ト ) の 集 計
結果ならびにオープン授業の結果の説明・議論
(5) ガ イ ダ ン ス 、 意 見 交 換 会 、 ご 意 見 B ox 等
毎 学 期 末 、定 期 試 験 期 間 の 最 終 日 に 在 学 生 ガ イ ダ ン ス と 意 見 交 換 会 を 実 施 し て い る 。
在 学 生 ガ イ ダ ン ス で は 、教 務 委 員 会 が 履 修 ガ イ ダ ン ス を 行 う ほ か 、F D 委 員 会 が 授 業
ア ン ケ ー ト 結 果 を 学 生 に 報 告 し て い る 。ま た 、意 見 交 換 会 は 、教 員 と 学 生 が 懇 談 す る
場 で あ っ て 、原 則 と し て す べ て の 授 業 担 当 教 員 が 参 加 す る た め 、学 生 が 教 員 に 対 し て
様 々 な 質 問 、意 見 を 述 べ る こ と が で き る 機 会 と な っ て い る 。意 見 交 換 会 の 場 で 、学 生
よ り 授 業・施 設 等 の 改 善 の 要 請 が な さ れ る 場 合 も あ り 、広 く 意 見 を 聴 取 す る 有 用 な 場
となっている。
そ の ほ か 、 「 ご 意 見 Box 」 を 設 置 し て お り 、 学 生 は 法 科 大 学 院 長 に 対 し て 直 接 に 、
匿 名 で 意 見 を 提 出 で き る 。こ れ に よ り 意 見 を ふ ま え て 、施 設 の 改 善 等 を 行 っ た 例 も あ
る。
こ の よ う に 、法 科 大 学 院 で は 、風 通 し 良 く 、学 生 か ら の 要 望 を 聴 く こ と が で き る よ
う な 体 制 を 整 え て お り 、教 育 の 充 実・改 善 の た め に 有 効 に 機 能 し て い る と 考 え て い る 。
- 30 -
第 5章 入 学 者 選 抜 等
5-1
入学者選抜等
(1)定 員
本 法 科 大 学 院 で は 、 2 014 年 度 入 試 ま で 90 名 の 定 員 と し て お り 、 そ の 内 訳 を 標 準
( 3 年 制 ) コ ー ス 40 名 、 短 縮 ( 2 年 制 ) コ ー ス 50 名 と し て い た が 、 2015 年 度 入 試
か ら 入 学 定 員 を 60 名 と し 、 そ の 内 訳 を 標 準 ( 3 年 制 ) コ ー ス 3 0 名 、 短 縮 ( 2 年 制 )
コ ー ス 30 名 と し た 。
2016 年 度 入 試 に お い て は 内 訳 を 、 標 準 ( 3 年 制 ) コ ー ス 35 名 、 短 縮 ( 2 年 制 ) コ
ー ス 25 名 と し た 。こ れ は 本 学 が 未 修 者 教 育 に 定 評 が あ る こ と を 受 け て の 対 応 で あ っ
た。
(2)入 試 実 施 日 程 、 会 場
2014 年 度 入 試 に お い て は 8 月 、1 月 の 2 回 の 入 試 を 実 施 し た が 、2015 年 度 以 降 は
A 日 程( 8 月 か ら 9 月 )、B 日 程( 9 月 )、C 日 程( 1 月 )の 3 回 実 施 し て い る 。ま た 、
2015 年 度 入 試 ま で は 東 京 会 場 の み で 入 試 を 実 施 し て い た が 、20 16 年 度 入 試 に お い て
は東京会場のほか、大阪会場(C 日程は除く)においても実施した。これらの方策
により、法科大学院進学希望者への幅広い受験機会を提供するよう努めている。
(3) 標 準 ( 3 年 制 ) コ ー ス の 選 抜 方 法
第1次試験においては、「法科大学院全国統一適性試験」の成績、「一般論文試
験」として同適性試験の第 4 部の解答及び本法科大学院が実施する一般論文試験の
成績、及び大学での学業成績に基づき客観的な方法で選抜を実施している。なお、
2016 年 度 か ら は 、適 性 試 験 第 4 部 の 利 用 を 行 っ て い る 。具 体 的 に は 、適 性 試 験 第 4
部の提出は必須とし、本学が独自に実施する一般論文試験の受験は任意とした。本
学独自の一般論文試験を受験していない受験者は適性試験第 4 部の結果を「一般論
文試験」の成績とし、併せて本学が実施する一般論文試験を受験した場合には、両
者のうち高得点を獲得した方を「一般論文試験」の得点としている。本学実施の一
般論文試験については、適性試験第4部の採点基準を参考に適正に採点基準を作成
し、採点の際にはこれら基準の遵守の厳格化に努めている。
第2次試験においては、口頭試問を中心にした面接により受験者の論理的思考力
を適確に評価するとともに人間性についても十分に考慮している。また、任意提出
書 類 に 基 づ き 外 国 語 能 力 や 多 種 多 様 な 経 験 等 を 審 査 し 、さ ら に 、適 性 試 験 の 成 績( 具
体的な点数)にも十分に配慮してこれを適切に利用しつつ総合的判断のうえで合格
者を選抜している。
(4) 短 縮 ( 2 年 制 ) コ ー ス の 選 抜 方 法
- 31 -
第1次試験においては、「法科大学院全国統一適性試験」の成績及び大学での学
業 成 績 の 客 観 的 な 評 価 に 加 え て 、本 法 科 大 学 院 が 実 施 す る「 法 律 論 文 試 験 」( 憲 法 、
民事法、刑事法)の成績により、法律学の専門知識を前提とする基礎学力を備えて
いるかを客観的に評価し選抜を行っている。
第2次試験においては、標準コースと同様の方法で選抜を行っている。
(5) 適 性 試 験 の 考 慮 方 法
上記のように、入学者選抜にあたっては、適性試験の成績を考慮要素の一つとし
ている。
標 準 コ ー ス の 第 1 次 試 験 に お い て は 、適 性 試 験 と 一 般 論 文 を 1:1 の 割 合 で 考 慮 し 、
短 縮 コ ー ス の 第 1 次 試 験 で は 適 性 試 験 と 法 律 論 文 を 1: 4 の 割 合 で 考 慮 し て い る 。
合格者の適性試験最低点は下記のとおりであり、適性試験の成績の著しく低い者
は合格していない。合格者の適性試験平均点は下記のとおりである。
平 成 26 年 度 (2014 年 度 )合 格 者
受験区分
適性試験最低点
適性試験平均点
8月
1月
8月
1月
標 準 ( 3 年 制 ) コー ス
142
144
177
165
短 縮 ( 2 年 制 ) コー ス
133
142
181
182
平 成 27 年 度 (2015 年 度 )合 格 者
受験区分
適性試験最低点
適性試験平均点
A 日程
B 日程
C 日程
A 日程
B 日程
C 日程
標 準 ( 3 年 制 ) コー ス
153
154
154
185
191
180
短 縮 ( 2 年 制 ) コー ス
170
170
178
208
196
207
平 成 28 年 度 (2016 年 度 )合 格 者
受験区分
適性試験最低点
適性試験平均点
A 日程
B 日程
C 日程
A 日程
B 日程
C 日程
標 準 ( 3 年 制 ) コー ス
142
146
163
193
189
177
短 縮 ( 2 年 制 ) コー ス
142
150
163
196
194
181
(6) 入 学 者 の 多 様 性 を 図 る た め の 方 策
入 学 定 員 60 名 中 、他 学 部 及 び 社 会 人 の 入 学 者 が 3 割 を 下 回 ら な い よ う に 配 慮 し て
いる。また、特に外国語能力に優れた法曹を養成することも重要であるとの趣旨か
ら 、外 国 語 特 別 枠 を 設 け て い る 。こ の 特 別 枠 は 、標 準( 3 年 制 )コ ー ス で は 35 名 中
3 割 程 、 短 縮 ( 2 年 制 ) コ ー ス で は 25 名 中 1 割 程 度 を 限 度 と し て い る 。
な お 、 2016 年 度 入 試 か ら い わ ゆ る 「 飛 び 入 学 」 制 度 を 導 入 し て い る 。
- 32 -
5-2 入 学 者 選 抜 の 実 績
2013 年 度 か ら 201 5 年 度 に か け て 実 施 し た 平 成 26 年 度 入 学 者 選 抜 試 験 、 平 成 27 年
度 入 学 者 選 抜 試 験 、 平 成 28 年 度 入 学 者 選 抜 試 験 の 実 績 は 以 下 の 通 り で あ る 。
平 成 26 年 度 入 試 結 果
志 願 者 ・受 験 者 ・合 格 者 ・補 欠 者 ・内 訳 数
受験区分
標準(3年制)
コース
定員
性別
40
志願者
50
90
(内 併願者)
入学者
1月
8月
1月
8月
8月
8月
1月
8月
1月
8月
1月
男
30
13
28
11
28
16
10
4
3
1
6
4
女
35
6
35
6
35
26
21
6
4
3
8
5
63
42
84
80
41
11
23
男
60
38
56
21
53
38
28
11
4
2
8
9
女
34
6
33
5
33
19
15
2
2
0
8
1
86
57
138
計
合 計
合格者
8月
計
短縮(2年制)
コース
第一次 第二次
試験
試験
合格者 受験者
第一次試験
受験者
115
56
8
26
男
90
51
84
32
81
54
38
15
7
3
14
13
女
69
12
68
11
68
45
36
8
6
3
16
6
149
99
222
総 計
195
出身大学別入学者数
出身大学
法曹養成専攻
(3年制)
法曹養成専攻
(2年制)
総計
早稲田大学
2
4
6
明治大学
1
4
5
中央大学
3
1
4
成蹊大学
1
3
4
上智大学
2
1
3
青山学院大学
2
1
3
明治学院大学
2
1
3
専修大学
2
0
2
首都大学東京
1
1
2
東京大学
0
2
2
神奈川大学
1
0
1
北九州市立大学
1
0
1
慶應義塾大学
1
0
1
同志社大学
1
0
1
東北芸術工科大学
1
0
1
獨協大学
1
0
1
立命館大学
1
0
1
東北大学
0
1
1
関西大学
0
1
1
聖心女子大学
0
1
1
西南学院大学
0
1
1
東海大学
0
1
1
日本大学
0
1
1
法政大学
0
1
1
立教大学
0
1
1
総計
23
26
49
- 33 -
97
19
49
合格者
内訳数
受験区分
定員
合格者数
標準(3年制)コース
40名
41
短縮(2年制)コース
50名
56
(内 他学部+社会
人)
(内 外国語特別
枠)
(1)
(32)
(2)
試 験 科 目 別 平 均 点 (8月 )
受験区分
適性試験
一般論文試験
(100点満点)
民事法
(160点満点)
公法
(120点満点)
刑事法
(120点満点)
全受験者
181
64
96
71
75
合格者(3年制)
177
64
-
-
-
合格者(2年制)
181
-
99
73
74
受験区分
適性試験
一般論文試験
(100点満点)
民事法
(160点満点)
公法
(120点満点)
刑事法
(120点満点)
全受験者
171
-
94
65
65
合格者(3年制)
165
-
-
-
-
合格者(2年制)
182
-
108
69
73
試 験 科 目 別 平 均 点 (1月 )
入学者内訳
コース
入学者(3年制)
入学者(2年制)
合 計
総計
(内社会人又は他
平均年齢
学部)
性別
入学者
(内社会人)
(内他学部)
男
10
1
3
4
女
13
4
6
8
合計
23
5
9
12
男
17
6
1
6
女
9
5
3
5
合計
26
11
4
11
男
27
7
4
10
女
22
9
9
13
49
16
13
23
- 34 -
27.45
平 成 27 年 度 入 試 結 果
志 願 者 ・受 験 者 ・合 格 者 ・補 欠 者 ・入 学 者
受験区分
定員
性別
第一次試験
受験者
志願者
第一次試験
合格者
第二次試験
受験者
合格者
(内 併願者)
入学者
A日程 B日程 C日程 A日程 B日程 C日程 A日程 B日程 A日程 B日程 A日程 B日程 C日程 A日程 B日程 C日程 A日程 B日程 C日程
標準(3年制)
コース
30
男
38
35
10
37
21
9
37
20
25
17
20
14
7
4
6
2
13
2
6
女
28
23
3
27
10
3
27
10
15
8
8
4
2
2
2
0
2
0
0
137
計
短縮(2年制)
コース
30
60
94
65
55
16
23
男
38
55
15
38
34
10
34
29
14
22
9
13
7
1
0
1
1
4
6
女
36
29
2
36
14
2
36
11
16
9
13
7
2
6
3
0
2
1
0
175
計
合 計
107
134
110
61
51
11
14
男
76
90
25
75
55
19
71
49
39
39
29
27
14
5
6
3
14
6
12
女
64
52
5
63
24
5
63
21
31
17
21
11
4
8
5
0
4
1
0
312
総 計
241
204
150
106
27
37
出身大学別入学者数
出身大学
法曹養成専攻
(3年制)
法曹養成専攻
(2年制)
総計
上智大学
4
1
5
中央大学
3
1
4
國學院大学大學
3
0
3
日本大学
3
0
3
放送大学
2
0
2
駒澤大学
1
1
2
立教大学
1
1
2
東京大学
0
2
2
慶応義塾大学
0
2
2
早稲田大学
0
2
2
東京農業大学
1
0
1
青山学院大学
1
0
1
駿河台大学
1
0
1
成城大学
1
0
1
法政大学
1
0
1
明治学院大学
1
0
1
一橋大学
0
1
1
信州大学
0
1
1
専修大学
0
1
1
立命館大学
0
1
1
総計
23
14
37
合格者
内訳数
受験区分
定員
合格者数
標準(3年制)コース
30名
55
短縮(2年制)コース
30名
51
- 35 -
(内 他学部+
社会人)
(内 外国語特別枠)
(2)
(38)
(3)
試 験 科 目 別 平 均 点 (A 日 程 )
受験区分
適性試験
一般論文試験
(100点満点)
民事法
(160点満点)
公法
(80点満点)
刑事法
(120点満点)
全受験者
200
63
100
46
70
合格者(3年制)
185
61
-
-
-
合格者(2年制)
208
-
105
47
75
試 験 科 目 別 平 均 点 (B 日 程 )
受験区分
適性試験
一般論文試験
(100点満点)
民事法
(160点満点)
公法
(80点満点)
刑事法
(120点満点)
全受験者
195
60
82
46
72
合格者(3年制)
191
61
-
-
-
合格者(2年制)
196
-
96
47
82
試 験 科 目 別 平 均 点 (C 日 程 )
受験区分
適性試験
民事法
(160点満点)
公法
(80点満点)
刑事法
(120点満点)
全受験者
186
95
45
73
合格者(3年制)
180
-
-
-
合格者(2年制)
207
102
49
79
入学者内訳
コース
入学者(3年制)
入学者(2年制)
合 計
総計
(内社会人又は他学 平均年
部)
齢
性別
入学者
(内社会人)
(内他学部)
男
21
7
8
13
女
2
0
0
0
合計
23
7
8
13
男
11
2
3
4
女
3
1
0
1
合計
14
3
3
5
男
32
9
11
17
女
5
1
0
1
37
10
11
18
- 36 -
29.00
平 成 28 年 度 入 試 結 果
志願者・受験者・合格者・補欠者・入学者
受験区分
定員
性別
第一次試験
受験者
志願者
第一次試験
合格者
第二次試験
受験者
合格者
(内 併願者)
入学者
A日程 B日程 C日程 A日程 B日程 C日程 A日程 B日程 A日程 B日程 A日程 B日程 C日程 A日程 B日程 C日程 A日程 B日程 C日程
標準(3年制)コース
短縮(2年制)コース
合 計
35
25
60
男
女
計
男
女
計
男
女
総 計
32
16
25
20
57
36
34
19
107
37
20
113
71
39
220
5
1
32
16
11
0
23
19
16
1
55
35
34
19
105
25
13
87
59
32
192
3
1
31
16
7
0
22
19
10
1
53
35
34
19
12
5
25
13
16
8
59
32
28
13
100
79
上智大学
早稲田大学
青山学院大学
中央大学
東海大学
東京大学
関西学院大学
関東学院大学
成蹊大学
専修大学
東京外国語大学
東洋大学
日本大学
法政大学
立教
龍谷大学
その他(外国大学等)
総計
法曹養成専攻 法曹養成専攻
(3年制)
(2年制)
1
1
1
1
0
0
1
1
0
0
1
1
0
0
0
1
2
11
5
3
1
1
2
2
0
0
1
1
0
0
1
1
1
0
1
20
8
4
23
9
15
7
36
16
23
11
37
56
179
出身大学別入学者数
出身大学
13
7
総計
6
4
2
2
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
3
31
- 37 -
93
9
4
29
20
9
58
29
13
87
3
1
0
0
7
0
4
1
10
1
4
1
2
0
2
4
3
12
6
3
14
0
0
2
1
0
0
5
4
0
0
7
5
3
1
11
4
2
20
7
3
31
3
1
5
0
8
1
合格者
内訳数
受験区分
定員
合格者数
(内 他学部+
社会人)
(内 外国語特別
枠)
標準(3年制)コース
短縮(2年制)コース
30名
30名
29
58
(27)
(4)
(2)
一般論文試験
(100点満点)
59
58
-
民事法
(160点満点)
92
90
憲法
(80点満点)
44
44
刑事法
(120点満点)
72
73
一般論文試験
(100点満点)
60
58
-
民事法
(160点満点)
94
94
憲法
(80点満点)
42
42
刑事法
(120点満点)
80
80
民事法
(160点満点)
87
87
憲法
(80点満点)
46
46
刑事法
(120点満点)
78
78
試 験 科 目 別 平 均 点 (A 日 程 )
受験区分
適性試験
全受験者
合格者(3年制)
合格者(2年制)
195
193
196
試 験 科 目 別 平 均 点 (B 日 程 )
受験区分
適性試験
全受験者
合格者(3年制)
合格者(2年制)
195
189
194
試 験 科 目 別 平 均 点 (C 日 程 )
受験区分
適性試験
全受験者
合格者(3年制)
合格者(2年制)
180
177
181
入学者内訳
コース
入学者(3年制)
入学者(2年制)
合 計
総計
性別
入学者
(内社会人)
(内他学部)
男
女
合計
男
女
合計
男
女
8
3
11
14
6
20
22
9
31
2
1
3
3
2
5
5
3
8
1
1
2
1
0
1
2
1
3
- 38 -
(内社会人又は 平均年
他学部)
齢
2
1
3
3
2
5
5
3
8
29.00
第6章
6-1
学生の支援体制
学修支援
(1) 教 員 に よ る ク ラ ス 担 任 制 度
上 智 大 学 法 科 大 学 院 で は 、従 来 か ら 、教 員 と 学 生 と の 距 離 が 近 く 、同 じ 2 号 館 内 に 、
法 科 大 学 院 の 自 習 室 ・ 教 室 (2 F )と 教 員 の 研 究 室 (12F ~ 14F )が あ る こ と も あ っ て 、
学習上の質問等についても気軽に教員に尋ねることができる状況にある。
き め 細 か い 学 習 指 導 を 行 う た め に 、2 年 次 生 及 び 3 年 次 生 に つ い て 教 員 に よ る 担 任
制 を 導 入 し て い る 。 3 年 次 生 に つ い て は 、 学 生 10名 程 度 に つ き 教 員 1 名 が 担 任 と な る
ク ラ ス 担 任 制 、 2 年 次 生 に つ い て は 、 学 生 15名 程 度 に つ き 教 員 1 名 が 担 任 と な る ク ラ
ス 担 任 制 が 設 け ら れ た 。担 任 教 員 は 、担 当 す る 学 生 の 状 況 に も 応 じ て 、グ ル ー プ 面 談
や 個 別 面 談 等 を 実 施 し 、学 習 や 生 活 の 相 談 に の る こ と と し て い る 。1 年 次 生 に つ い て
は 、 教 員 担 任 制 を と っ て い な い が 、 1年 次 春 学 期 に お け る 法 学 実 務 基 礎 の 担 任 教 員 が
学習面での相談に幅広く応じている。
な お 、 20 1 6 年 度 か ら は 、 担 任 制 度 を よ り 強 化 し 、 O B ・ O G 弁 護 士 で あ る 担 任 補 佐 と 、
担 任 教 員 が タ ッ グ を 組 ん で 、定 期 的 に 学 生 の 学 修 進 捗 状 況 を 確 認 し 、必 要 な 助 言 を 行
うような体制を整えている。
(2) 修 了 生 弁 護 士 に よ る チ ュ ー タ ー 制 度
OB・ OGの 弁 護 士 の 協 力 を 得 て 、 学 生 の 学 修 を 支 援 す る チ ュ ー タ ー 制 度 を 整 備 し て い
る 。チ ュ ー タ ー 制 度 は 、① 学 生 の 自 主 ゼ ミ を サ ポ ー ト す る た め に チ ュ ー タ ー を 派 遣 す
る タ イ プ 、② チ ュ ー タ ー が テ ー マ を 設 定 し て ゼ ミ を 実 施 す る タ イ プ 、③ 特 定 の 授 業 と
連 携 し て 、 学 期 中 の 授 業 の 進 度 に 合 わ せ て 学 生 の 理 解 を サ ポ ー ト す る タ イ プ 、 の 3つ
の 制 度 を 基 本 と し て い る 。最 近 で は 、① ② を 中 心 に 、学 生 に よ り 活 発 に 利 用 さ れ て い
る。
な お 、各 学 期 に チ ュ ー タ ー と 教 員 と の 間 で の 意 見 交 換 会 を 実 施 し て お り 、チ ュ ー タ
ー 制 度 の 実 施 状 況 や 利 用 学 生 の 状 況 等 に つ い て の 情 報 を 共 有 し 、今 後 の チ ュ ー タ ー に
よる学習支援をより効果的なものとするよう審議・検討を行っている。
学 生 か ら は 、気 軽 に 相 談 で き る チ ュ ー タ ー に 期 待 す る 声 が 多 く 聞 か れ 、今 の と こ ろ 、
有効に機能しているといえる。
( 3) セ ミ ナ ー 、 ゼ ミ
上 記 の ほ か 、 司 法 試 験 合 格 者 に よ る ゼ ミ ( 例 年 、 9 月 か ら 11 月 頃 に 開 催 ) 、 外 部 の
弁護士による文章セミナー等も随時実施しており、活発に利用されている。
( 4) 入 学 予 定 者 の た め の 導 入 セ ミ ナ ー
- 39 -
本 法 科 大 学 院 で は 、入 学 者 が ス ム ー ズ に 法 科 大 学 院 で の 学 修 を ス タ ー ト で き る よ う
な支援も実施している。
ま ず 、 入 学 予 定 者 を 対 象 と し て 導 入 セ ミ ナ ー を 実 施 し て い る ( 毎 年 2 月 ~ 3 月 )。 こ
れ は 、4 月 の 入 学 時 か ら ス ム ー ズ に 授 業 に 入 る た め の も の で あ る 。遠 方 に 居 住 す る 入
学 予 定 者 も い る た め 、参 加 は 任 意 と し て い る が 、現 実 に は 多 く の 入 学 予 定 者 が 参 加 し
ており、アンケートの結果でも概ね好評である。
〔 2013年 度 導 入 セ ミ ナ ー 〕
2013年 2 月 23日 (土 )
12: 30~ 17: 15
法 学 入 門 、 憲 法 、 行 政 法 、 民 法 (各 科 目 教 員 )
2013年 3 月 9日 (土 )
12: 30~ 17: 15
商 法 、 刑 法 、 民 事 訴 訟 法 、 刑 事 訴 訟 法 (各 科 目 教 員 )
2013年 3 月 16日 (土 )
12: 30~ 15: 45
修了生弁護士による導入セミナー
〔 2014年 度 導 入 セ ミ ナ ー 〕
2014年 2 月 22日 (土 )
12: 30~ 17: 15
法 学 入 門 、 憲 法 、 民 法 、 刑 法 (各 科 目 教 員 )
2014年 3 月 8日 (土 )
12: 30~ 17: 15
行 政 法 、 商 法 、 民 事 訴 訟 法 、 刑 事 訴 訟 法 (各 科 目 教 員 )
2014年 3 月 15日 (土 )
12: 30~ 15: 45
修了生弁護士による導入セミナー
〔 2015年 度 導 入 セ ミ ナ ー 〕
2015年 2 月 21日 (土 )
12: 30~ 17: 15
法 学 入 門 、 憲 法 、 民 法 、 刑 法 (各 科 目 教 員 )
2015年 3 月 7日 (土 )
12: 30~ 17: 15
行 政 法 、 商 法 、 民 事 訴 訟 法 、 刑 事 訴 訟 法 (各 科 目 教 員 )
2015年 3 月 14日 (土 )
12: 30~ 15: 45
修了生弁護士による導入セミナー
また、入学時には、数日間を費やして入学者向けのガイダンスを実施している。
そこでは、学事センター、学生センター、図書館、法科大学院事務室等の事務部門
からの伝達・連絡と、法科大学院の教員による履修や学生生活に関するガイダンス
と が 併 せ 行 わ れ て い る 。こ の ガ イ ダ ン ス の 一 環 と し て 、Welc ome Party も 開 催 さ れ 、
学生と教員とがコミュニケーションを持つ最初の機会となっている。これらの行事
については新入学生全員に参加を義務づけている。
な お 、 ガ イ ダ ン ス 期 間 中 に は 、「 法 情 報 調 査 」 を 内 容 と す る 講 義 を 実 施 し 、 法 令 、
判例、雑誌論文等の検索の仕方、並びに判例の意義及び読み方の学習等、法律学を
学ぶ上で必要な法情報の調査・分析に関する技法を修得させている。ただし、単位
としては認定しない。
- 40 -
6-2
生活支援等
(1) 授 業 料
本 法 科 大 学 院 は 、経 済 上 の 理 由 で 有 為 な 人 材 が 法 曹 へ の 道 を 閉 ざ さ れ る こ と の な い
よう学費を比較的低廉に設定し、多くの有為な人材に門戸を開いている。
2016 年 度
法学研究科法曹養成専攻納付金
(単 位 : 円 )
2016 年 度 入 学 者
2015 年 度 入 学 者
2013 年 度
2014 年 度 入 学 者
標 準 (3 年
短 縮 (2 年
標 準 (3 年
短 縮 (2 年
標 準 (3 年
短 縮 (2 年
標 準 (3 年
制 )コース
制 )コース
制 )コース
制 )コース
制 )コース
制 )コース
制 )コース
入学金
270,000
270,000
-
-
-
-
-
在籍料
60,000
60,000
60,000
60,000
60,000
60,000
60,000
授業料
889,000
889,000
889,000
889,000
889,000
889,000
889,000
教育充実費
220,000
220,000
220,000
220,000
220,000
220,000
220,000
1,439,000
1,439,000
1,169,000
1,169,000
1,169,000
1,169,000
1,169,000
20,000
20,000
-
-
-
-
-
7,020
4,680
-
-
-
2,440
2,440
小
計
同窓会積立金
学生教育研究災
害傷害保険料
適用
以前入学者
小
計
27,020
24,680
-
-
-
2,440
2,440
合
計
1,466,020
1,463,680
1,169,000
1,169,000
1,169,000
1,171,440
1,171,440
入学の際の
み
年額
年 額( 注 1 )
年額
入学の際の
み
入学の際の
み ( 注 2)
(注1)翌年次以降の授業料については、毎年、物価上昇率を踏まえて改定する。
(注2)学生教育研究災害傷害保険料(法科大学院生教育研究賠償責任保険を含む)については、
当初納入した金額に対応する保険期間を過ぎて在学する場合、1年毎に徴収する。
保 険 料 1年 間 2,440円
(2) 奨 学 金
経済上の理由により修学が困難な学生を援助するため、本法科大学院では、日本学
生支援機構の奨学金とは別に、様々な奨学金制度を設けている。
入 学 前 に 給 付 が 決 定 す る 奨 学 金 と し て 、上 智 大 学 篤 志 家( フ ラ ン シ ス コ・ス ア レ ス )
奨 学 金 と 上 智 大 学 大 学 院 新 入 生 奨 学 金 を 用 意 し て い る 。ま た 、入 学 後 に 出 願 し 、給 付
が 決 定 す る 奨 学 金 と し て 、上 智 大 学 修 学 奨 励 奨 学 金 と 上 智 大 学 研 究 補 助 奨 学 金 を 用 意
している。具体的な内容と実績は、以下のとおりである。
① 上智大学篤志家(フランシスコ・スアレス)奨学金
本学法曹養成専攻を第一志望とし受験し、合格した者の中できわめて優秀な者
に 対 し て 、 入 学 年 度 の み 授 業 料 相 当 額 を 給 付 す る も の で あ る 。 な お 、 2010 年 度 よ
り、入学年度のみ授業料半額相当額、授業料3分の1相当額のいずれかを給付す
ることとしている。研究科の推薦による採用のため、学生による出願は不要とな
っ て い る 。 採 用 人 数 は 、 2013年 度 10名 、 2 014年 度 10名 、 2015 年 度 7名 で あ る 。
- 41 -
② 上智大学大学院新入生奨学金
本学大学院を第一志望として受験し、合格した者の中で、経済的理由により入
学が極めて困難で、大学の成績がきわめて優秀な者に対して、学資金の一部、具
体的には授業料相当額、授業料半額相当額、授業料3分の1相当額のいずれかを
給 付 し て い る 。 採 用 人 数 は 2013年 度 2名 、 2014年 度 1名 、 2015 年 度 3名 で あ る 。
③ 上智大学修学奨励奨学金
学業成績が良好であるにもかかわらず、経済的な理由により学業継続が困難で
あると認められる者に、学資金の一部、具体的には授業料相当額、授業料半額相
当 額 、 授 業 料 3 分 の 1 相 当 額 の い ず れ か を 給 付 し て い る 。 採 用 人 数 は 、 2013 年 度
22名 、 2014年 度 16 名 、 2015年 度 12名 で あ る 。
④ 上智大学研究補助奨学金
本学大学院に在籍している正規生に、研究の充実と人材の育成に資するため研
究 費 の 一 部 と し て 支 給 す る も の で あ る 。採 用 人 数 は 、2013年 度 121名 で あ る( 2013
年度まで。現在この奨学金は廃止)。
(3) 学 生 相 談
上 智 大 学 で は 、カ ウ ン セ リ ン グ セ ン タ ー を 設 け て お り 、学 生 生 活 上 の 問 題 を 専 門 の
カ ウ ン セ ラ ー と 話 し 合 い 、具 体 的 な 対 処・解 決 方 法 を 見 出 し て い る 。学 業 、人 間 関 係 、
性格、将来の進路や 職業、迷惑行為、心 身の健康等、学生生 活全般にわたる個 人 的な
相 談 の ほ か 、グ ル ー プ で の 相 談 に も 応 じ 、自 己 理 解 を 深 め る た め の ワ ー ク シ ョ ッ プ も
行っている。
また、法科大学院独自のものとしては、学生生活委員会を設置し、学生が学業や人
間 関 係 を 中 心 と し た 様 々 な 問 題 や 悩 み を 相 談 で き る 体 制 を 整 え て お り 、随 時 、学 生 か
らの相談を受け付けている。
(4) 健 康 相 談
保 健 セ ン タ ー に お い て 、 年 1回 の 定 期 健 康 診 断 は も ち ろ ん の こ と 、 内 科 医 師 に よ る
内 科 相 談( 月 、水 、金 )及 び 、精 神 科 医 師 に よ る 精 神 保 健 相 談( 火 、水 、金 )の ほ か 、
予約制ではあるが、摂食障害・循環器・婦人科等の専門医による専門保健相談、栄養
食事指導なども行 っ ている。また、保健 センターでは、健康 相談や応急処置、病 院の
紹介等も行っている。
(5) セ ク シ ャ ル ハ ラ ス メ ン ト 対 策
上 智 大 学 で は 、公 正 で 安 全 な 学 生 生 活 環 境 を 保 障 す べ く 、セ ク シ ャ ル ハ ラ ス メ ン ト
防止委員会を設け、セクシャルハラスメント防止に努めている。
- 42 -
(6) 学 生 金 庫 ・ ア ル バ イ ト 紹 介
学 生 が 、 緊 急 に お 金 を 必 要 と す る と き に 、 最 高 10,00 0 円 を 限 度 に 無 利 子 に て 1 ヶ 月
貸し付ける制度を用意している。
また、アルバイトの紹介についても、学生センターによる一般の紹介(家庭教師、
上 智 大 学 を 会 場 と し た 求 人 、官 公 庁 か ら の 求 人 )の ほ か 、法 科 大 学 院 独 自 の 法 務 関 係
にかかわるアルバイトの紹介も行っている。
6-3
修了生の支援
法 科 大 学 院 修 了 後 、新 司 法 試 験 受 験 ま で の 間 、修 了 生 が 落 ち 着 い て 勉 強 で き る ス ペ
ー ス と し て 、 上 智 大 学 市 谷 キ ャ ン パ ス 内 に 、 研 修 室 を 用 意 し て い る (有 料 )。 市 谷 キ ャ
ン パ ス は 、 四 谷 キ ャ ン パ ス か ら 徒 歩 10 分 の 距 離 に あ り (市 谷 駅 か ら 徒 歩 5 分 )、 閑 静 な
環 境 の 中 に あ る 。研 修 室 に は 、個 人 ロ ッ カ ー や 関 連 書 籍 等 が 備 え 付 け ら れ て い る ほ か 、
市 谷 キ ャ ン パ ス 内 に は 、グ ル ー プ 学 習 な ど に 利 用 で き る 教 室 も あ る 。修 了 生 に 対 し て
も、このように手厚い学習スペースを用意して、修了後の学習環境を整えている。
6-4
障がいがある学生に対する支援
(1) 修 学 の た め に 必 要 な 基 本 的 な 施 設 及 び 設 備 の 整 備 充 実
上 智 大 学 で は 、学 内 の 全 て の エ レ ベ ー タ ー に は 点 字 案 内 板 と 音 声 サ ー ビ ス が 、メ イ
ン ス ト リ ー ト に は 誘 導 用 点 字 ブ ロ ッ ク が 設 置 さ れ て い る 。車 椅 子 の 学 生 の た め の ス ロ
ー プ は 8 つ の 施 設 の 入 口 に 付 設 さ れ 、車 椅 子 対 応 可 能 エ レ ベ ー タ ー 、車 椅 子 専 用 ト イ
レも整備されている。
中 で も 、法 科 大 学 院 生 が 主 に 利 用 し て い る 2 号 館 は 、上 記 の 車 椅 子 用 ス ロ ー プ 、車
椅 子 及 び 視 覚 障 が い 者 対 応 エ レ ベ ー タ ー が 設 置 さ れ て い る ほ か 、車 椅 子 専 用 ト イ レ が
各 階 で 利 用 で き る よ う に な っ て い る 。ま た 、も っ と も 多 く の 授 業 で 使 用 さ れ る 2 つ の
教 室 に は 、特 に 車 椅 子 用 の 座 席 を 設 け て い る 。こ の 2 号 館 は 東 京 都「 福 祉 の ま ち づ く
り 条 例 」に 基 づ く 整 備 基 準 の 適 合 証 を 受 け て お り 、バ リ ア フ リ ー を 実 現 し た 施 設 で あ
る。
(2) 修 学 上 の 特 別 措 置 な ど の 配 慮
障がいのある学生については、入学前に本人等と相談し、障がいの程度に応じて、
円 滑 に 法 科 大 学 院 で の 生 活 が 行 え る よ う 最 大 限 の 配 慮 を す る よ う に し て い る 。過 去 に
聴 力 障 が い の 学 生 が 入 学 し た 際 に は 、学 部 生 ボ ラ ン テ ィ ア に よ る 授 業 中 の ノ ー ト テ イ
カ ー 制 度 を 整 備 し た り 、在 校 生 に よ る ノ ー ト の 貸 与 制 度 等 を 導 入 し て 、支 障 な く 学 習
に 取 り 組 め る 態 勢 を 整 え た 。当 該 学 生 は 、極 め て 優 秀 な 成 績 で 修 了 し 、司 法 試 験 に 合
格している。
2013 年 度 に 筋 ジ ス ト ロ フ ィ ー に よ る 障 が い が あ る 学 生 が 在 籍 し て い た が 、登 校 に
親族による支援が必要であるとして、自家用車での登校や親族の入校を許可してい
- 43 -
る ほ か 、定 期 試 験 に つ い て 試 験 時 間 の 延 長 や PC で の 受 験 を 認 め る 等 の 対 応 を 行 な っ
ている。
6-5
職業支援(キャリア支援)
従 来 、修 了 生 の 多 く は 、司 法 試 験 を 経 て 法 曹 資 格 を 得 て 、法 律 事 務 所 に 就 職 す る こ
と を 希 望 し て お り 、就 職 委 員 会 で は 、司 法 試 験 の 直 後 に 法 律 事 務 所 へ の 就 職 活 動 の た
め の セ ミ ナ ー を 毎 年 開 催 し て き た 。し か し 、進 路 に お け る 近 年 の 傾 向 と し て 特 筆 す べ
き 点 は 、司 法 試 験 を 経 て 法 曹 資 格 を 取 得 す る か ど う か に 関 わ ら ず 、修 了 生 が 企 業 や 官
公庁に就職するな ど 、修了生の進路の多 様化が進んでおり、就職委員会、及び、キャ
リアセンターではそのような傾向に応じた就職サポート体制を整えている。
本 法 科 大 学 院 で は 、法 科 大 学 院 専 任 教 員 で 構 成 さ れ る 就 職 委 員 会 が 、在 校 生 及 び 修
了生に向けて就職関連情報を随時提供し、また、セミナー等を開催している。
具 体 的 に は 、毎 年 、司 法 試 験 終 了 直 後 に 、法 律 事 務 所 等 へ の 就 職 活 動 を 経 験 し た 先
輩 達 の 体 験 談 を 聞 く 就 職 セ ミ ナ ー を 実 施 す る ほ か 、随 時 、企 業 等 へ の 就 職 に 関 す る セ
ミナー等も実施している。
また、全学向けの就職サポートを行う上智大学キャリアセンターとも連携し、進
路・就職相談等、キャリアセンターが提供する各種サービスを法科大学院の在学生、
及び、修了生が利用できる体制が整えている。
ま た 、法 科 大 学 院 又 は キ ャ リ ア セ ン タ ー に 届 く 法 科 大 学 院 生( 修 了 生 )向 け の 法 律
事 務 所 や 企 業 等 の 求 人 情 報 に つ い て 、 随 時 、 学 内 掲 示 板 ( L -B ox等 ) に て 案 内 し て い
る。
さ ら に 、企 業 等 へ 就 職 す る こ と を 希 望 す る 在 学 生 及 び 修 了 生 に つ い て 、随 時 、人 材
コンサルタント会社に相談できる体制を整えている。
- 44 -
第 7 章 教員研究組織
7-1
教員組織の概要
2013 年 度 ~ 2015 年 度 に お い て 本 法 科 大 学 院 に 配 置 さ れ て い る 専 任 教 員 は 後 掲 表 の
と お り で あ り 、2015年 度 は 、専 任 教 員 24名 及 び み な し 専 任 教 員 1 名 の 合 計 25名 で あ る 。
こ の う ち 21名 が 専 属 専 任 教 員 、7 名 は 実 務 家 教 員 で あ る 。こ れ ら の 教 員 は 、い ず れ も 、
担 当 す る 授 業 科 目 に 関 し 高 度 の 教 育 能 力 を 有 し て お り 、本 法 科 大 学 院 の 規 模 に 照 ら し
て必要十分な質量の教員が配置されているといえる。
本 法 科 大 学 院 の 専 任 教 員 は 、研 究 者 教 員・実 務 家 教 員 と も に 、年 齢 バ ラ ン ス も 良 く 、
そ れ ぞ れ 担 当 す る 専 門 分 野 に お い て 日 本 を リ ー ド し 、あ る い は 将 来 を 嘱 望 さ れ る 優 れ
た研究業績あるいは実務能力を有する。
研 究 者 教 員 は 、い ず れ も 、専 攻 分 野 に つ い て 教 育 上 及 び 研 究 上 の 業 績 を 有 す る 者 で
あ り 、各 教 員 の 個 人 活 動 の 部 で 記 載 さ れ て い る と お り 、高 水 準 の 研 究 業 績 を 示 し て い
る。また 、実務家教 員は、いずれ も、そ の専門とする実務 分 野で、豊かな 識見と 高度
の 見 識・技 能 を 有 す る こ と で 高 い 評 価 を 得 て い る 日 本 有 数 の 実 務 家 で あ り 、各 種 の 研
修・教育を担当した実績からも、高度の実務的技能を教授する能力を有している。
専 任 教 員 の 教 育・研 究 活 動 に つ い て は 、本 報 告 書 の 教 員 の 個 人 活 動 の 部 で 詳 述 さ れ
ているが、兼担教員 、兼任教員も含めて 、教員の基礎的デー タは、上智大学法科 大学
院のホームページ 上 で公開されており、また、教育・研究活 動、社会活動等の詳 細に
ついては、「上智大学教員教育研究情報データベース」で、随時公表されている。
教員の基礎的データ
http://lawschool. cc .sophia.ac.jp/kyo ui n/index.html
上智大学教員教育研究情報データベース
http://librsh01.l ib .sophia.ac.jp/scr ip ts/websearch/inde x. htm
7-2
教員の配置と構成
2015 年 度 の 専 任 教 員 25 名 の う ち 、 23 名 が 教 授 又 は 実 務 家 教 授 で あ る 。 そ の 比 率 は
90% で あ り 、 こ の こ と は 、 教 育 ・ 研 究 ・ 実 務 の 各 方 面 に お い て 豊 富 な 経 験 を 有 す る 教
員 が ほ と ん ど の 領 域 に わ た り 配 置 さ れ て い る こ と を 意 味 し 、本 法 科 大 学 院 の 教 育 体 制
が優れたものであることを示している。
法 律 基 本 科 目 の 指 導 を 担 当 す る 者 と し て は 、い ず れ の 年 度 も 、下 記 表 の と お り 、憲
法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法の7科目すべてについて専
任 教 員 が 配 置 さ れ て い る 。各 教 員 は 、本 報 告 書 の 教 員 の 個 人 活 動 の 部 で 詳 述 さ れ て い
る と お り 、各 分 野 に お い て 高 水 準 の 研 究 業 績 を 積 み 、か つ 教 育 経 験 を 重 ね て お り 、本
法 科 大 学 院 で は 、す べ て の 法 律 基 本 科 目 に つ い て 適 切 に 指 導 で き る 専 任 教 員 を バ ラ ン
スよく配置しているといえる。
基 礎 法 学・隣 接 科 目 や 展 開・先 端 科 目 に つ い て も 、法 科 大 学 院 専 任 教 員 や 法 学 部 と
の兼任教員を中心として、各科目で高水準の業績をあげている教員を配置している。
と り わ け 、国 際 問 題 や 環 境 保 全 に 秀 で た 2 1世 紀 を 担 う 法 曹 を 養 成 す る と い う 観 点 か ら 、
- 45 -
国 際 関 係 法 と 環 境 法 の 両 分 野 に 関 す る 教 育・研 究 の 豊 富 な 実 績 を 有 す る 専 任 教 員 を 複
数配置している。
専 任 教 員 の 年 齢 構 成 は 、 2015 年 度 の 法 科 大 学 院 所 属 専 任 教 員 で は 、 30 歳 代 1 名 、 40
歳 代 12名 、 50歳 代 7 名 、 60歳 代 5 名 と な っ て お り 、 概 ね 適 正 な バ ラ ン ス が 保 た れ て い
る。実務家教員は7 名(うち1名はみな し専任である派遣 検 察官)が配置され、専属
専 任 教 員 に 占 め る 割 合 は 、 約 30% で あ る 。 い ず れ も 5 年 以 上 の 実 務 経 験 を 有 す る 法 曹
で あ っ て 、高 度 の 実 務 能 力 を 有 し て い る 。各 教 員 の 実 務 経 験 に つ い て は 、本 報 告 書 の
教 員 の 個 人 活 動 の 部 で 詳 述 さ れ て い る と お り で あ り 、い ず れ も 、担 当 す る 授 業 科 目 と
の関連が認められる。
法律基本科目である憲法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法に
つ い て は 、2 015年 度 に お い て 、す べ て 法 科 大 学 院 専 任 教 員 及 び 法 学 部 所 属 専 任 教 員 ( 兼
担 教 員 )が 担 当 し て い る 。
本 法 科 大 学 院 の 専 任 教 員 は 、良 好 な 教 育 研 究 環 境 を 維 持 す る と い う 観 点 か ら 、原 則
と し て 、 年 間 の 授 業 負 担 数 を 14 単 位 ( 研 究 者 養 成 の た め の 大 学 院 法 学 研 究 科 科 目 を 含
み 16 単 位 ) と す る こ と と さ れ て い る 。 な お 、 科 目 の 特 性 等 の 事 情 に よ り 、 こ れ を や や
上 回 る 専 任 教 員 も い る が 、 お お む ね 年 間 2 0単 位 以 下 の 範 囲 に あ る 。
専 任 教 員 の 教 育 ・ 研 究 水 準 の 向 上 を 図 る た め 、本 法 科 大 学 院 の 専 任 教 員 は 、「 教 員
特 別 研 修 制 度 に 関 す る 規 程 」の 定 め る と こ ろ に よ り 、6 年 以 上 継 続 し て 勤 務 し た と き
は 、1 年 間 の 特 別 研 修 期 間 を 与 え ら れ る 資 格 を 有 す る こ と と さ れ て い る 。ま た 、「 上
智 大 学 教 員 在 外 研 究 規 程 」の 定 め に よ り 、原 則 と し て 1 年 以 内 の 在 外 研 究 期 間 を 取 得
す る こ と が 可 能 で あ る 。 2013年 度 以 降 、 法 科 大 学 院 所 属 教 員 の 実 績 は 6名 で あ る 。
本法科大学院の専任教員の教育上及び研究上の職務を補助するため、法科大学院・
法学部共通の特別 研 究員(PD)が1~ 2名配置されてい る 。また、法科大学院 図書
室 に は 、上 智 大 学 図 書 館 所 属 の 司 書 職 員 1 名 が 配 置 さ れ 、必 要 な レ フ ァ レ ン ス 業 務 に
従事している。
各年度の専任教員の状況は以下の通りである。
2013 年 度 専 任 教 員 一 覧
氏名
職名
所属
専門
1
専
高見勝利
教授
法科大学院
憲法
2
専
滝澤
正
教授
法科大学院
比較法
3
専
林
幹人
教授
法科大学院
刑法
4
専
奥冨
晃
教授
法科大学院
民法
5
専
長沼範良
教授
法科大学院
刑訴法
6
専
原
強
教授
法科大学院
民訴法
7
専
小幡純子
教授
法科大学院
行政法
8
専
北村喜宣
教授
法科大学院
環境公法
9
専
田頭章一
教授
法科大学院
民訴法
10
専
福田誠治
教授
法科大学院
民法
11
専
森下哲朗
教授
法科大学院
国際取引法
- 46 -
12
専
野田耕志
教授
法科大学院
商法
13
専
松井智予
准教授
法科大学院
商法
14
実専
岩瀬 徹
実務家教授
法科大学院
実務科目
15
実専
和仁亮裕
実務家教授
法科大学院
実務科目
16
実専
岩崎政孝
実務家教授
法科大学院
実務科目
17
実専
葉玉匡美
実務家教授
法科大学院
実務科目
18
実専
石井文晃
実務家教授
法科大学院
実務科目
19
実専
平川雄士
実務家教授
法科大学院
実務科目
20
実み
熊澤貴士
実務家教授
法科大学院
21
専他
矢島基美
教授
法律学科
憲法
22
専他
楠
准教授
法律学科
経済法
茂樹
実務科目
(派遣検察官)
2014 年 度 専 任 教 員 一 覧
氏名
職名
所属
専門
1
専
高見勝利
教授
法科大学院
憲法
2
専
滝澤
正
教授
法科大学院
比較法
3
専
林
幹人
教授
法科大学院
刑法
4
専
奥冨
晃
教授
法科大学院
民法
5
専
長沼範良
教授
法科大学院
刑訴法
6
専
原
強
教授
法科大学院
民訴法
7
専
小幡純子
教授
法科大学院
行政法
8
専
北村喜宣
教授
法科大学院
環境公法
9
専
田頭章一
教授
法科大学院
民訴法
10
専
福田誠治
教授
法科大学院
民法
11
専
森下哲朗
教授
法科大学院
国際取引法
12
専
野田耕志
教授
法科大学院
商法
13
専
松井智予
准教授
法科大学院
商法
14
実専
岩瀬
徹
実務家教授
法科大学院
実務科目
15
実専
和仁亮裕
実務家教授
法科大学院
実務科目
16
実専
岩崎政孝
実務家教授
法科大学院
実務科目
17
実専
葉玉匡美
実務家教授
法科大学院
実務科目
18
実専
石井文晃
実務家教授
法科大学院
実務科目
19
実専
平川雄士
実務家教授
法科大学院
実務科目
20
実み
塩野谷高
実務家教授
法科大学院
21
専他
矢島基美
教授
法律学科
憲法
22
専他
小山泰史
教授
法律学科
民法
23
専他
駒田泰土
教授
国際関係法学科
知財法
24
専他
楠
准教授
法律学科
経済法
茂樹
- 47 -
実務科目
(派遣検察官)
*上智大学法科大学院の運営・発展に顕著な功績のあった個人・団体の顕彰に関
す る 上 智 大 学 法 科 大 学 院 顕 彰 規 程 を 20 10 年 1 月 31 日 に 制 定 し て い る 。2015 年 3
月に退職した岩瀬徹教授に対して「特別功労顕彰」を授与した。
2015 年 度 専 任 教 員 一 覧
氏名
職名
所属
専門
1
専
高見勝利
教授
法科大学院
憲法
2
専
滝澤
正
教授
法科大学院
比較法
3
専
奥冨
晃
教授
法科大学院
民法
4
専
長沼範良
教授
法科大学院
刑訴法
5
専
原
強
教授
法科大学院
民訴法
6
専
小幡純子
教授
法科大学院
行政法
7
専
北村喜宣
教授
法科大学院
環境公法
8
専
田頭章一
教授
法科大学院
民訴法
9
専
福田誠治
教授
法科大学院
民法
10
専
小山泰史
教授
法科大学院
民法
11
専
森下哲朗
教授
法科大学院
国際取引法
12
専
楠
茂樹
教授
法科大学院
経済法
13
専
野田耕志
教授
法科大学院
商法
14
専
松井智予
准教授
法科大学院
商法
15
実専
三好幹夫
実務家教授
法科大学院
実務科目
16
実専
和仁亮裕
実務家教授
法科大学院
実務科目
17
実専
岩崎政孝
実務家教授
法科大学院
実務科目
18
実専
葉玉匡美
実務家教授
法科大学院
実務科目
19
実専
石井文晃
実務家教授
法科大学院
実務科目
20
実専
平川雄士
実務家教授
法科大学院
実務科目
21
実み
塩野谷高
実務家教授
法科大学院
22
専他
桑原勇進
教授
地球環境法学科
環境法
23
専他
越智敏裕
教授
地球環境法学科
環境法
24
専他
照沼亮介
教授
法律学科
刑法
25
専他
富永晃一
准教授
法律学科
労働法
- 48 -
実務科目
(派遣検察官)
別 紙 1 [開 講 科 目 担 当 表 ]
- 49 -
2013 年度開講科目担当表
※短縮(2 年制)コース新入生の年次は、2 年次とする。
※担当者欄の*印は兼任講師(非常勤講師)
、
(他)は兼担講師を示す。
※前半は学期の前半、後半は学期の後半に授業を行うことを示す。
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
考
年次
法 律 基 本 科 目
LWS10100
憲法基礎
4
春
矢
島 基 美
1
週2回
LWS10200
行政法基礎
2
秋
古
城
誠
1
LWS10300
民法基礎Ⅰ
4
春
小
山 泰 史
1
週2回
LWS10400
民法基礎Ⅱ
4
秋
福
田 誠 治
1
週2回
LWS10500
民法基礎Ⅲ
2
秋
羽
生 香 織
1
LWS10600
商法基礎
4
秋
野
田 耕 志
1
週2回
LWS10700
民事訴訟法基礎
4
秋
田
頭 章 一
1
週2回
LWS10800
刑法基礎
4
春
伊
藤
渉
1
週2回
LWS10900
刑事訴訟法基礎
2
秋
岩
瀬
徹
1
LWS20100
憲法
2
春
高
見 勝 利
2
A クラス
LWS20101
憲法
2
春
高
見 勝 利
2
B クラス
LWS20200
行政法
2
秋
小
幡 純 子
2
A クラス
LWS20201
行政法
2
秋
小
幡 純 子
2
B クラス
LWS20300
民法Ⅰ
4
春
福
田 誠 治
2
A クラス
同内容
LWS20301
民法Ⅰ
4
春
福
田 誠 治
2
B クラス
週2回
LWS20400
民法Ⅱ
4
春
奥
冨
晃
2
A クラス
同内容
LWS20401
民法Ⅱ
4
春
奥
冨
晃
2
B クラス
週2回
LWS21500
商法Ⅰ
2
春
松
井 智 予
2
A クラス
LWS21501
商法Ⅰ
2
春
松
井 智 予
2
B クラス
LWS21600
商法Ⅱ
2
秋
松
井 智 予
2
A クラス
LWS21601
商法Ⅱ
2
秋
松
井 智 予
2
B クラス
LWS20600
民事訴訟法Ⅰ
2
春
原
強
2
A クラス
LWS20601
民事訴訟法Ⅰ
2
春
原
強
2
B クラス
LWS20700
民事訴訟法Ⅱ
2
秋
原
強
2
A クラス
LWS20701
民事訴訟法Ⅱ
2
秋
原
強
2
B クラス
LWS20800
刑法
2
秋
照
沼 亮 介
2
A クラス
LWS20801
刑法
2
秋
照
沼 亮 介
2
B クラス
同内容 注 1
同内容 注 1
注1
注1
同内容 注 1
同内容 注 1
同内容 注 1
同内容 注 1
同内容 注 1
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
考
年次
LWS21400
刑事訴訟法
4
秋
長
沼 範 良
2
A クラス
同内容
LWS21401
刑事訴訟法
4
秋
長
沼 範 良
2
B クラス
週2回
LWS30100
公法(総合)
2
春
筑
小
紫 圭 一
島 慎 司
3
A クラス
LWS30101
公法(総合)
2
春
筑
小
紫 圭 一
島 慎 司
3
B クラス
頭
井
田
田
章
文
誠
耕
一
晃
治
志
3
A クラス
章
文
誠
耕
LWS30200
民事法(総合)
2
春
田
石
福
野
LWS30201
民事法(総合)
2
春
田
石
福
野
頭
井
田
田
一
晃
治
志
3
B クラス
LWS30300
刑事法(総合)
2
春
岩
照
瀬
徹
沼 亮 介
3
A クラス
LWS30301
刑事法(総合)
2
春
岩
照
瀬
徹
沼 亮 祐
3
B クラス
注1
同内容
輪講 注 1
同内容
輪講 注 1
同内容
輪講 注 1
法 律 実 務 基 礎 科 目
LWS21100
法曹倫理
2
春
岩
岩
熊
瀬
徹
崎 政 孝
澤 貴 士
2
A クラス
LWS21101
法曹倫理
2
春
岩
岩
熊
瀬
徹
崎 政 孝
澤 貴 士
2
B クラス
LWS30400
訴訟実務基礎(民事)
2
秋
*宮
﨑
謙
2
A クラス
LWS30401
訴訟実務基礎(民事)
2
秋
*宮
﨑
謙
2
B クラス
LWS30500
訴訟実務基礎(刑事)
2
春
岩
岩
熊
瀬
徹
崎 政 孝
澤 貴 士
3
A クラス
LWS30501
訴訟実務基礎(刑事)
2
春
岩
岩
熊
瀬
徹
崎 政 孝
澤 貴 士
3
B クラス
コーディネータ
森 下 哲 郎
石 井 文 晃
*日 吉 由美子
*南 谷 英 幸
*海老沼 英 次
*横 手
聡
1
同内容
同内容 注 1
同内容
輪講 注 1
LWS61400
法学実務基礎
2
春
LWS61100
民法と実務
2
秋
葉
玉 匡 美
2・3
LWS60201
会社法と実務
2
春
葉
玉 匡 美
3
LWS60300
応用訴訟実務
2
秋
葉
玉 匡 美
3
LWS60401
要件事実と法曹実務
2
秋
石
*柳
*森
井 文 晃
澤 宏 輝
大 樹
3
- 51 -
輪講 注 1
輪講
輪講
隔週
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
LWS61200
選
必
行政法と実務
選
択
1
講
備
名
秋
越
智 敏 裕
2・3
隔年開講
注3
期
考
年次
氏
秋学期前半
(A 群・実務演習科目)
LWS50100
公共法務演習
2
秋
高
小
*羽
見 勝 利
幡 純 子
根 一 成
2
輪講 注 3
LWS50200
企業法務演習
2
秋
石
松
井 文 晃
井 智 予
2
共同担当 注 3
LWS50300
環境法実務演習
2
秋
北
越
村 喜 宣
智 敏 裕
2
共同担当 注 3
LWS50400
金融法実務演習
2
春
和
森
*前
仁 亮 裕
下 哲 朗
田
博
2
共同担当 注 3
LWS55000
生活法実務演習
2
秋
伊
*田
藤 栄 寿
中 千 草
2
共同担当 注 3
安 西 明 子
岩 崎 政 孝
*宮 﨑
謙
3
共同担当 隔週 注 3
(B 群・実務科目)
LWS50600
模擬裁判(民事)
2
春
LWS50700
模擬裁判(刑事)
2
秋
岩
岩
熊
瀬
徹
崎 政 孝
澤 貴 士
3
共同担当 注 3
LWS50800
ネゴシエイション・ロイヤリング
2
春
石
森
井 文 晃
下 哲 朗
3
共同担当
春学期集中講義 注 3
LWS50900
法文書作成
2
秋
葉
岩
玉 匡 美
崎 政 孝
3
輪講 注 3
LWS51000
リーガルライティング
2
秋
和
平
仁 亮 裕
川 雄 士
3
輪講 注 3
LWS51100
刑事実務
2
秋
岩
熊
瀬
徹
澤 貴 士
3
輪講 注 3
コーディネータ
岩 瀬
徹
コーディネータ
原
強
*田 中 千 草
*松 田 道 佐
*鈴 木 潤 子
*多田津
雪
*楠 本 維 大
3
LWS51200
LWS51201
リーガルクリニック
リーガルクリニック
2
2
春
秋
- 52 -
コーディネータ
岩 瀬
徹
コーディネータ
原
強
*大 櫛 健 一
*南 谷 英 幸
*高 橋 弘 子
*森 岡 耕 太
*谷 川 行 雄
共同担当
隔週
春学期・秋学期同内容
各クラス定員
15 名
共同担当
注
2 注3
隔週
3
春学期・秋学期同内容
各クラス定員 15 名
注2 注3
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
LWS5131S
LWS5131A
LWS5132S
LWS5132A
LWS51400
エクスターンシップⅠ
エクスターンシップⅠ
エクスターンシップⅡ
エクスターンシップⅡ
国際仲裁・ADR
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
春
和
小
石
野
平
*石
*權
仁
幡
井
田
川
井
田
亮
純
文
耕
雄
秋
和
小
石
野
平
*石
*權
仁
幡
井
田
川
井
田
亮
純
文
耕
雄
春
和
小
石
野
平
*石
*權
仁
幡
井
田
川
井
田
亮
純
文
耕
雄
秋
和
小
石
野
平
*石
*權
仁
幡
井
田
川
井
田
亮
純
文
耕
雄
2
春
石
森
*森
*森
1
1
1
1
裕
子
晃
志
士
禎
光 洋
2・3
春学期集中講義 注 3
2・3
秋学期集中講義 注 3
2・3
春学期集中講義 注 3
裕
子
晃
志
士
禎
光 洋
2・3
秋学期集中講義 注 3
井 文 晃
下 哲 朗
大 樹
口
聡
2・3
春学期集中講義 注 3
裕
子
晃
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
志
士
禎
光 洋
基 礎 法 学・隣 接 科 目
LWS51500
比較法
2
秋
滝
澤
正
1~3
LWS51700
法哲学
2
秋
奥
田 純一郎
1~3
LWS51800
法社会学
2
秋
*太
田 勝 造
1~3
LWS51900
法と経済学
2
秋
日
引
聡
1~3
展 開・先 端 科 目
(社会経済法系)
LWS54900
社会法基礎
2
秋
永
野 仁 美
1~3
LWS52000
労働法Ⅰ
2
春
富
永 晃 一
2・3
LWS52100
労働法Ⅱ
2
秋
富
永 晃 一
2・3
LWS52200
租税法Ⅰ
2
春
平
川 雄 士
2・3
LWS52300
租税法Ⅱ
2
秋
平
川 雄 士
2・3
LWS52400
経済法Ⅰ
2
秋
楠
茂 樹
2・3
LWS52500
経済法Ⅱ
2
秋
楠
茂 樹
2・3
- 53 -
考
年次
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
考
年次
LWS52600
知的財産権法Ⅰ
2
春
駒
田 泰 土
2・3
LWS52700
知的財産権法Ⅱ
2
秋
駒
田 泰 土
2・3
LWS52800
倒産処理法
4
春
田
頭 章 一
2・3
LWS52900
民事執行・保全法
2
秋
*松
村 和 徳
2・3
コーディネータ
*道垣内 正 人
森 下 哲 朗
*松 井 真 一
*松 田 俊 治
*藤 原 総一郎
*服 部
薫
*宍 戸 一 樹
2・3
輪講
野
朔
田 純一郎
2・3
共同担当
秋学期後半 注 3
仁
下
田
上
田
亮 裕
哲 朗
耕 志
聡
元 康
2・3
輪講
LWS53000
スポーツ・エンタテインメント法
1
春
LWS53100
医療と法
1
秋
町
奥
2
秋
和
森
野
*井
*藤
LWS54800
金融法
週2回
春学期前半 注 3
(国際関係法系)
LWS53200
国際法基礎
2
春
兼
原 敦 子
1~3
LWS53300
国際取引法
2
秋
森
下 哲 朗
2・3
LWS53400
国際私法
2
春
出
口 耕 自
2・3
LWS53500
国際家族法
1
秋
出
口 耕 自
2・3
秋学期後半
LWS53600
国際人権法
1
秋
江
藤 淳 一
2・3
秋学期前半 注 3
LWS53700
国際経済法
2
秋
川
瀬 剛 志
3
LWS53800
国際取引法の現代的課題
2
春
和
仁 亮 裕
2・3
LWS53900
国際民事紛争処理
1
春
*道垣内 正 人
2・3
LWS54000
環境法基礎
2
春
筑
紫 圭 一
1~3
LWS54100
環境法政策
2
春
北
村 喜 宣
2・3
LWS54200
環境訴訟
2
春
越
智 敏 裕
3
LWS54300
企業環境法
2
秋
*吉
川 栄 一
2・3
MGGE7470
国際環境法Ⅱ
2
秋
(他)磯
崎
2・3
地球環境学専攻開講科目
注4
LWS54500
環境刑法
1
春
町
野
朔
2・3
春学期後半
LWS54600
比較環境法
2
秋
*及
川 敬 貴
2・3
春
葉
玉 匡 美
1
春学期後半
(環境法系)
博 司
そ の 他
LWS60500
法と実務入門
1
- 54 -
春学期前半 注 3
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
コーディネータ
森 下 哲 朗
LWS60600
Law and Practice of
International Business
Transactions
1
秋
LWS61500
特殊講義(警察活動と法実務)
1
春
*金
LWS60701
自主研究・論文作成
2
秋
LWS60702
自主研究・論文作成
2
LWS60711
自主研究・論文作成
LWS60704
考
年次
1~3
輪講
山 泰 介
2・3
春学期前半隔週 注 3
高
見 勝 利
3
秋
滝
澤
正
3
2
秋
奥
冨
晃
3
自主研究・論文作成
2
秋
長
沼 範 良
3
LWS60706
自主研究・論文作成
2
秋
小
幡 純 子
3
LWS60705
自主研究・論文作成
2
秋
原
強
3
LWS60700
自主研究・論文作成
2
秋
福
田 誠 治
3
LWS60710
自主研究・論文作成
2
秋
松
井 智 予
3
*WIDEN, Andrew
*GILMORE, David Andrew
研 究 ・ 論 文
注 1.クラス指定あり。A、B クラスの指定は、必ず守ること。
注 2.同一内容であるため、春・秋学期いずれか 1 科目を履修すること。
注 3.この科目は履修中止できない。
注 4.この科目は法科大学院の授業日程と異なる場合があるので、事前に法科大学院事務室に確認すること。
- 55 -
秋学期前半
2014 年度開講科目担当表
※短縮(2 年制)コース新入生の年次は、2 年次とする。
※担当者欄の*印は兼任講師(非常勤講師)
、
(他)は兼担講師を示す。
※前半は学期の前半、後半は学期の後半に授業を行うことを示す。
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
考
年次
法 律 基 本 科 目
LWS10100
憲法基礎
4
春
矢
島 基 美
1
LWS10200
行政法基礎
2
秋
古
城
誠
1
LWS10300
民法基礎Ⅰ
4
春
小
山 泰 史
1
週2回
LWS10400
民法基礎Ⅱ
4
秋
伊
藤 栄 寿
1
週2回
LWS10500
民法基礎Ⅲ
2
秋
羽
生 香 織
1
LWS10600
商法基礎
4
秋
野
田 耕 志
1
週2回
LWS10700
民事訴訟法基礎
4
秋
安
西 明 子
1
週2回
LWS10800
刑法基礎
4
春
林
幹 人
1
週2回
LWS10900
刑事訴訟法基礎
2
秋
岩
瀬
徹
1
LWS20100
憲法
2
春
高
見 勝 利
2
A クラス
LWS20101
憲法
2
春
高
見 勝 利
2
B クラス
LWS20200
行政法
2
秋
小
幡 純 子
2
A クラス
LWS20201
行政法
2
秋
小
幡 純 子
2
B クラス
LWS20300
民法Ⅰ
4
春
福
田 誠 治
2
A クラス
同内容
LWS20301
民法Ⅰ
4
春
福
田 誠 治
2
B クラス
週2回
LWS20400
民法Ⅱ
4
春
奥
冨
晃
2
A クラス
同内容
LWS20401
民法Ⅱ
4
春
奥
冨
晃
2
B クラス
週2回
LWS21500
商法Ⅰ
2
春
松
井 智 予
2
A クラス
LWS21501
商法Ⅰ
2
春
松
井 智 予
2
B クラス
LWS21600
商法Ⅱ
2
秋
松
井 智 予
2
A クラス
LWS21601
商法Ⅱ
2
秋
松
井 智 予
2
B クラス
LWS20600
民事訴訟法Ⅰ
2
春
原
強
2
A クラス
LWS20601
民事訴訟法Ⅰ
2
春
原
強
2
B クラス
LWS20700
民事訴訟法Ⅱ
2
秋
原
強
2
A クラス
LWS20701
民事訴訟法Ⅱ
2
秋
原
強
2
B クラス
LWS20800
刑法
2
秋
林
幹 人
2
A クラス
LWS20801
刑法
2
秋
林
幹 人
2
B クラス
- 56 -
週2回
同内容 注 1
同内容 注 1
注1
注1
同内容 注 1
同内容 注 1
同内容 注 1
同内容 注 1
同内容 注 1
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
考
年次
LWS21400
刑事訴訟法
4
秋
長
沼 範 良
2
A クラス
同内容
LWS21401
刑事訴訟法
4
秋
長
沼 範 良
2
B クラス
週2回
LWS30100
公法(総合)
2
春
筑
小
紫 圭 一
島 慎 司
3
A クラス
LWS30101
公法(総合)
2
春
筑
小
紫 圭 一
島 慎 司
3
B クラス
頭 章 一
井 文 晃
伸 行
田 耕 志
3
A クラス
LWS30200
民事法(総合)
2
春
田
石
辻
野
LWS30201
民事法(総合)
2
春
田
石
辻
野
頭 章 一
井 文 晃
伸 行
田 耕 志
3
B クラス
LWS30300
刑事法(総合)
2
春
岩
照
瀬
徹
沼 亮 介
3
A クラス
LWS30301
刑事法(総合)
2
春
岩
照
瀬
徹
沼 亮 祐
3
B クラス
注1
同内容
輪講 注 1
同内容
輪講 注 1
同内容
輪講 注 1
法 律 実 務 基 礎 科 目
LWS21100
法曹倫理
2
春
岩 瀬
徹
岩 崎 政 孝
塩野谷
高
2
A クラス
LWS21101
法曹倫理
2
春
岩 瀬
徹
岩 崎 政 孝
塩野谷
高
2
B クラス
LWS30400
訴訟実務基礎(民事)
2
秋
*宮
﨑
謙
2
A クラス
LWS30401
訴訟実務基礎(民事)
2
秋
*宮
﨑
謙
2
B クラス
LWS30500
訴訟実務基礎(刑事)
2
春
岩 瀬
徹
岩 崎 政 孝
塩野谷
高
3
A クラス
LWS30501
訴訟実務基礎(刑事)
2
春
岩 瀬
徹
岩 崎 政 孝
塩野谷
高
3
B クラス
コーディネータ
森 下 哲 郎
石 井 文 晃
*日 吉 由美子
*南 谷 英 幸
*海老沼 英 次
*横 手
聡
1
同内容
同内容 注 1
同内容
輪講 注 1
LWS61400
法学実務基礎
2
春
LWS61100
民法と実務
2
秋
葉
玉 匡 美
2・3
LWS60201
会社法と実務
2
春
葉
玉 匡 美
3
LWS60300
応用訴訟実務
2
秋
葉
玉 匡 美
3
LWS60401
要件事実と法曹実務
2
秋
石
*柳
*森
井 文 晃
澤 宏 輝
大 樹
3
- 57 -
輪講 注 1
輪講
輪講
隔週
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
LWS61200
選
必
環境法と実務
選
択
1
講
備
名
秋
越
筑
智 敏 裕
紫 圭 一
2・3
隔年開講
注5
期
考
年次
氏
秋学期前半
(A 群・実務演習科目)
LWS50100
公共法務演習
2
秋
高
桑
*羽
見 勝 利
原 勇 進
根 一 成
2
輪講 注 3
LWS50200
企業法務演習
2
秋
石
伊
井 文 晃
藤 雄 司
2
共同担当 注 3
LWS50300
環境法実務演習
2
秋
北
越
村 喜 宣
智 敏 裕
2
共同担当 注 3
LWS50400
金融法実務演習
2
春
和
森
*前
仁 亮 裕
下 哲 朗
田
博
2
共同担当 注 3
LWS55000
生活法実務演習
2
秋
福
*田
田 誠 司
中 千 草
2
共同担当 注 3
(B 群・実務科目)
LWS50600
模擬裁判(民事)
2
春
安 西 明 子
岩 崎 政 孝
*宮 﨑
謙
3
共同担当 隔週 注 3
LWS50700
模擬裁判(刑事)
2
秋
岩 瀬
徹
岩 崎 政 孝
塩野谷
高
3
共同担当 注 3
LWS50800
ネゴシエイション・ロイヤリング
2
春
石
森
井 文 晃
下 哲 朗
3
共同担当
春学期集中講義 注 3
LWS50900
法文書作成
2
秋
葉
岩
玉 匡 美
崎 政 孝
3
輪講 注 3
LWS51000
リーガルライティング
2
秋
和
平
仁 亮 裕
川 雄 士
3
輪講 注 3
LWS51100
刑事実務
2
秋
岩 瀬
塩野谷
徹
高
3
輪講 注 3
コーディネータ
岩 瀬
徹
コーディネータ
原
強
*馬 場
望
*松 田 道 佐
*鈴 木 潤 子
*多田津
雪
*池 田 泰 介
3
LWS51200
LWS51201
リーガルクリニック
リーガルクリニック
2
2
春
秋
- 58 -
コーディネータ
岩 瀬
徹
コーディネータ
原
強
*大 櫛 健 一
*南 谷 英 幸
*高 橋 弘 子
*森 岡 耕 太
*谷 川 行 雄
共同担当
隔週
春学期・秋学期同内容
各クラス定員
共同担当 15 名
注隔週
2 注3
3
春学期・秋学期同内容
各クラス定員 15 名
注2 注3
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
LWS5133S
LWS5133A
LWS5134S
LWS5134A
LWS5135S
LWS5135A
LWS5136S
エクスターンシップⅠ(法曹)
エクスターンシップⅠ(法曹)
エクスターンシップⅠ(企業等)
エクスターンシップⅠ(企業等)
エクスターンシップⅠ(公務)
エクスターンシップⅠ(公務)
エクスターンシップⅡ(公務)
選
必
1
1
1
1
1
1
1
選
択
講
期
備
氏
名
春
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
秋
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
春
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
秋
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
春
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
秋
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
春
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
- 59 -
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
考
年次
2・3
春学期集中講義 注 3
2・3
秋学期集中講義 注 3
2・3
春学期集中講義 注 3
2・3
秋学期集中講義 注 3
2・3
春学期集中講義 注 3
1~3
秋学期集中講義 注 3
1~3
春学期集中講義 注 3
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
LWS5136A
LWS5137S
LWS5137A
LWS5138S
エクスターンシップⅡ(法曹)
エクスターンシップⅡ(企業等)
エクスターンシップⅡ(企業等)
エクスターンシップⅡ(公務)
選
必
1
1
1
1
選
択
講
期
備
氏
名
秋
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
春
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
秋
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
春
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
LWS5138A
エクスターンシップⅡ(公務)
1
秋
和
小
石
北
野
平
*石
*權
LWS51400
国際仲裁・ADR
2
春
石
森
*森
*森
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
2・3
秋学期集中講義 注 3
2・3
春学期集中講義 注 3
2・3
秋学期集中講義 注 3
1~3
春学期集中講義 注 3
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
1~3
秋学期集中講義 注 3
井 文 晃
下 哲 朗
大 樹
口
聡
2・3
春学期集中講義 注 3
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
基 礎 法 学・隣 接 科 目
LWS51500
比較法
2
秋
滝
澤
正
1~3
LWS51600
英米法
2
秋
岩
田
太
1~3
LWS51700
法哲学
2
秋
奥
田 純一郎
1~3
LWS51800
法社会学
2
秋
*太
田 勝 造
1~3
LWS51900
法と経済学
2
秋
日
引
1~3
展 開・先 端 科 目
- 60 -
考
年次
聡
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
考
年次
(社会経済法系)
LWS54900
社会法基礎
2
秋
永
野 仁 美
1~3
LWS52000
労働法Ⅰ
2
春
富
永 晃 一
2・3
LWS52100
労働法Ⅱ
2
秋
富
永 晃 一
2・3
LWS52200
租税法Ⅰ
2
春
平
川 雄 士
2・3
LWS52300
租税法Ⅱ
2
秋
平
川 雄 士
2・3
LWS52400
経済法Ⅰ
2
秋
楠
茂 樹
2・3
LWS52500
経済法Ⅱ
2
秋
楠
茂 樹
2・3
LWS52600
知的財産権法Ⅰ
2
春
駒
田 泰 土
2・3
LWS52700
知的財産権法Ⅱ
2
秋
駒
田 泰 土
2・3
LWS52800
倒産処理法
4
春
田
頭 章 一
2・3
LWS52900
民事執行・保全法
2
秋
原
強
2・3
コーディネータ
*道垣内 正 人
森 下 哲 朗
*松 井 真 一
*松 田 俊 治
*藤 原 総一郎
*服 部
薫
*宍 戸 一 樹
2・3
春学期前半
輪講 注 5
田
太
田 純一郎
2・3
秋学期後半
共同担当
仁
下
田
上
田
亮 裕
哲 朗
耕 志
聡
元 康
2・3
輪講
LWS53000
スポーツ・エンタテインメント法
1
春
LWS53100
医療と法
1
秋
岩
奥
2
秋
和
森
野
*井
*藤
LWS54800
金融法
週2回
(国際関係法系)
LWS53200
国際法基礎
2
春
江
藤 淳 一
1~3
LWS53300
国際取引法
2
秋
森
下 哲 朗
2・3
LWS53400
国際私法
2
春
出
口 耕 自
2・3
LWS53500
国際家族法
1
秋
出
口 耕 自
2・3
秋学期後半
LWS53600
国際人権法
1
秋
江
藤 淳 一
2・3
秋学期前半 注 5
LWS53800
国際取引法の現代的課題
2
春
和
仁 亮 裕
2・3
LWS53900
国際民事紛争処理
1
春
*道垣内 正 人
2・3
LWS54000
環境法基礎
2
春
筑
紫 圭 一
1~3
LWS54100
環境法政策
2
春
北
村 喜 宣
2・3
LWS54200
環境訴訟
2
春
越
智 敏 裕
3
(環境法系)
- 61 -
春学期後半
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
選
必
選
択
講
期
備
名
口 健 夫
2・3
2・3
LWS54400
国際環境法
2
春
堀
MGGE6030
環境経済学Ⅰ
2
春
(他)鷲
田
LWS54600
比較環境法
2
秋
*及
川 敬 貴
2・3
LWS54700
自然保護法
2
秋
桑
原 勇 進
2・3
春
葉
玉 匡 美
1
豊 明
考
年次
氏
地球環境学専攻開講科目
注4
そ の 他
LWS60500
法と実務入門
1
春学期前半 注 5
コーディネータ
森 下 哲 朗
LWS60600
Law and Practice of
International Business
Transactions
1
秋
LWS61500
特殊講義(警察活動と法実務)
1
春
*金
LWS60701
自主研究・論文作成
2
秋
LWS60702
自主研究・論文作成
2
LWS60711
自主研究・論文作成
LWS60704
*MCGONIGAL, Patric
*MCGONIGAL, Tami
*GILMORE, David Andrew
*細 川 兼 嗣
1~3
秋学期前半
山 泰 介
2・3
春学期前半 注 5
高
見 勝 利
3
秋
滝
澤
正
3
2
秋
奥
冨
晃
3
自主研究・論文作成
2
秋
長
沼 範 良
3
LWS60706
自主研究・論文作成
2
秋
小
幡 純 子
3
LWS60705
自主研究・論文作成
2
秋
原
強
3
LWS60700
自主研究・論文作成
2
秋
福
田 誠 治
3
LWS60710
自主研究・論文作成
2
秋
松
井 智 予
3
研 究 ・ 論 文
注 1.クラス指定あり。A、B クラスの指定は、必ず守ること。
注 2.同一内容であるため、春・秋学期いずれか 1 科目を履修すること。
注 3.この科目は履修中止できない。
注 4.この科目は法科大学院の授業日程と異なる場合があるので、事前に法科大学院事務室に確認すること。
注 5.履修中止期間注意
- 62 -
輪講 注 5
2015 年度開講科目担当表
※短縮(2 年制)コース新入生の年次は、2 年次とする。
※担当者欄の*印は兼任講師(非常勤講師)を示す。
※前半は学期の前半、後半は学期の後半に授業を行うことを示す。
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
考
年次
法 律 基 本 科 目
LWS10100
憲法基礎
4
春
矢
島 基 美
LWS10200
行政法基礎
2
春
古
城
誠
1・2
LWS10300
民法基礎Ⅰ
4
春
奥
冨
晃
1
週2回
LWS10400
民法基礎Ⅱ
4
秋
伊
藤 栄 寿
1
週2回
LWS10500
民法基礎Ⅲ
2
秋
羽
生 香 織
1
LWS10600
商法基礎
4
秋
野
田 耕 志
1
週2回
LWS10700
民事訴訟法基礎
4
秋
田
頭 章 一
1
週2回
LWS10800
刑法基礎
4
春
伊
藤
渉
1
週2回
LWS10900
刑事訴訟法基礎
2
秋
三
好 幹 夫
1
LWS20100
憲法
2
春
高
見 勝 利
2
A クラス
LWS20101
憲法
2
春
高
見 勝 利
2
B クラス
LWS20200
行政法
2
秋
小
幡 純 子
2
A クラス
LWS20201
行政法
2
秋
小
幡 純 子
2
B クラス
LWS20300
民法Ⅰ
4
春
福
田 誠 治
2
A クラス
同内容
LWS20301
民法Ⅰ
4
春
福
田 誠 治
2
B クラス
週2回
LWS20400
民法Ⅱ
4
春
小
山 泰 史
2
A クラス
同内容
LWS20401
民法Ⅱ
4
春
小
山 泰 史
2
B クラス
週2回
LWS21500
商法Ⅰ
2
春
松
井 智 予
2
A クラス
LWS21501
商法Ⅰ
2
春
松
井 智 予
2
B クラス
LWS21600
商法Ⅱ
2
秋
松
井 智 予
2
A クラス
LWS21601
商法Ⅱ
2
秋
松
井 智 予
2
B クラス
LWS20600
民事訴訟法Ⅰ
2
春
原
強
2
A クラス
LWS20601
民事訴訟法Ⅰ
2
春
原
強
2
B クラス
LWS20700
民事訴訟法Ⅱ
2
秋
原
強
2
A クラス
LWS20701
民事訴訟法Ⅱ
2
秋
原
強
2
B クラス
LWS20800
刑法
2
秋
照
沼 亮 介
2
A クラス
LWS20801
刑法
2
秋
照
沼 亮 介
2
B クラス
- 63 -
1
週2回
同内容 注 1
同内容 注 1
注1
注1
同内容 注 1
同内容 注 1
同内容 注 1
同内容 注 1
同内容 注 1
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
考
年次
LWS21400
刑事訴訟法
4
秋
長
沼 範 良
2
A クラス
同内容
LWS21401
刑事訴訟法
4
秋
長
沼 範 良
2
B クラス
週2回
LWS30100
公法(総合)
2
春
小
筑
島 慎 司
紫 圭 一
3
A クラス
LWS30101
公法(総合)
2
春
小
筑
島 慎 司
紫 圭 一
3
B クラス
頭 章 一
井 文 晃
伸 行
田 耕 志
3
A クラス
LWS30200
民事法(総合)
2
春
田
石
辻
野
LWS30201
民事法(総合)
2
春
田
石
辻
野
頭 章 一
井 文 晃
伸 行
田 耕 志
3
B クラス
LWS30300
刑事法(総合)
2
春
三
照
好 幹 夫
沼 亮 介
3
A クラス
LWS30301
刑事法(総合)
2
春
三
照
好 幹 夫
沼 亮 祐
3
B クラス
LWS61600
LWS61700
法学実務基礎Ⅰ
2
法学実務基礎Ⅱ
1
春
秋
コーディネータ
森 下 哲 郎
石 井 文 晃
*新 沼
経
*南 谷 英 幸
*海老沼 英 次
*横 手
聡
注1
同内容
輪講 注 1
同内容
輪講 注 1
同内容
1
2015 年度以降入学の
標準(3 年制)コース対象
輪講
コーディネータ
矢 島 基 美
伊 藤 栄 寿
伊 藤
渉
*金 谷
良
*浦 西 洋 行
*萩 原 美保子
*松 井
智
1
輪講 注 1
隔週
2015 年度以降入学の
標準(3 年制)コース対象
輪講
隔週
法 律 実 務 基 礎 科 目
LWS21100
法曹倫理
2
春
三 好 幹 夫
岩 崎 政 孝
塩野谷
高
2
A クラス
LWS21101
法曹倫理
2
春
三 好 幹 夫
岩 崎 政 孝
塩野谷
高
2
B クラス
LWS30400
訴訟実務基礎(民事)
2
秋
*三
上 乃理子
2
A クラス
LWS30401
訴訟実務基礎(民事)
2
秋
*三
上 乃理子
2
B クラス
LWS30500
訴訟実務基礎(刑事)
2
春
三 好 幹 夫
岩 崎 政 孝
塩野谷
高
3
A クラス
LWS30501
訴訟実務基礎(刑事)
2
春
三 好 幹 夫
岩 崎 政 孝
塩野谷
高
3
B クラス
- 64 -
同内容
輪講 注 1
同内容 注 1
同内容
輪講 注 1
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
考
年次
LWS61100
民法と実務
2
秋
葉
玉 匡 美
2・3
LWS60201
会社法と実務
2
春
葉
玉 匡 美
3
LWS60300
応用訴訟実務
2
秋
葉
玉 匡 美
3
LWS60401
要件事実と法曹実務
2
秋
石
*柳
*森
井 文 晃
澤 宏 輝
大 樹
3
輪講
見
幡
原
根
利
子
進
成
2
輪講 注 3
(A 群・実務演習科目)
LWS50100
公共法務演習
2
秋
高
小
桑
*羽
勝
純
勇
一
LWS50200
企業法務演習
2
秋
石
伊
井 文 晃
藤 雄 司
2
共同担当 注 3
LWS50300
環境法実務演習
2
秋
北
越
村 喜 宣
智 敏 裕
2
共同担当 注 3
LWS50400
金融法実務演習
2
春
和
森
*前
仁 亮 裕
下 哲 朗
田
博
2
共同担当 注 3
LWS55000
生活法実務演習
2
秋
福
*田
田 誠 治
中 千 草
2
共同担当 注 3
(B 群・実務科目)
LWS50600
模擬裁判(民事)
2
春
安 西 明 子
岩 崎 政 孝
三 上 乃理子
3
共同担当 隔週 注 3
LWS50700
模擬裁判(刑事)
2
秋
三 好 幹 夫
岩 崎 政 孝
塩野谷
高
3
共同担当 注 3
LWS50800
ネゴシエイション・ロイヤリング
2
春
石
森
井 文 晃
下 哲 朗
3
共同担当
春学期集中講義 注 3
LWS50900
法文書作成
2
秋
葉
平
玉 匡 美
川 雄 士
3
輪講 注 3
LWS51100
刑事実務
2
秋
三 好 幹 夫
塩野谷
高
3
輪講 注 3
春
コーディネータ
岩 崎 政 孝
コーディネータ
原
強
*馬 場
望
*松 田 道 佐
*鈴 木 潤 子
*池 田 泰 介
3
LWS51200
リーガルクリニック
2
共同担当
隔週
春学期・秋学期同内容
各クラス定員 15 名
注2 注3
- 65 -
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
LWS51201
LWS5133S
LWS5133A
LWS5134S
LWS5134A
LWS5135S
LWS5135A
リーガルクリニック
エクスターンシップⅠ(法曹)
エクスターンシップⅠ(法曹)
エクスターンシップⅠ(企業等)
エクスターンシップⅠ(企業等)
エクスターンシップⅠ(公務)
エクスターンシップⅠ(公務)
選
必
2
1
1
1
1
1
1
選
択
講
期
秋
備
氏
名
コーディネータ
岩 崎 政 孝
コーディネータ
原
強
*大 櫛 健 一
*南 谷 英 幸
*高 橋 弘 子
*森 岡 耕 太
*谷 川 行 雄
春
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
秋
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
春
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
秋
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
春
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
秋
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
- 66 -
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
考
年次
共同担当
隔週
3
春学期・秋学期同内容
各クラス定員 15 名
注2 注3
2・3
春学期集中講義 注 3
2・3
秋学期集中講義 注 3
2・3
春学期集中講義 注 3
2・3
秋学期集中講義 注 3
1~3
春学期集中講義 注 3
1~3
秋学期集中講義 注 3
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
LWS5136S
LWS5136A
LWS5137S
LWS5137A
LWS5138S
LWS5138A
LWS51400
エクスターンシップⅡ(法曹)
エクスターンシップⅡ(法曹)
エクスターンシップⅡ(企業等)
エクスターンシップⅡ(企業等)
エクスターンシップⅡ(公務)
エクスターンシップⅡ(公務)
国際仲裁・ADR
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
春
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
秋
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
春
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
秋
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
春
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
秋
和
小
石
北
野
平
*石
*權
仁
幡
井
村
田
川
井
田
亮
純
文
喜
耕
雄
2
春
石
森
*森
*森
1
1
1
1
1
1
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
2・3
春学期集中講義 注 3
2・3
秋学期集中講義 注 3
2・3
春学期集中講義 注 3
2・3
秋学期集中講義 注 3
1~3
春学期集中講義 注 3
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
1~3
秋学期集中講義 注 3
井 文 晃
下 哲 朗
大 樹
口
聡
2・3
春学期集中講義 注 3
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
裕
子
晃
宣
志
士
禎
光 洋
基 礎 法 学・隣 接 科 目
LWS51500
比較法
2
秋
滝
澤
正
1~3
LWS51600
英米法
2
春
岩
田
太
1~3
- 67 -
考
年次
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
考
年次
LWS51700
法哲学
2
秋
奥
田 純一郎
1~3
LWS51800
法社会学
2
秋
*太
田 勝 造
1~3
LWS51900
法と経済学
2
秋
*日
引
聡
1~3
LWS55100
西洋法制史
2
春
松
福
本 尚 子
田 誠 治
1~3
共同担当
展 開・先 端 科 目
(社会経済法系)
LWS54900
社会法基礎
2
秋
永
野 仁 美
1~3
LWS52000
労働法Ⅰ
2
春
富
永 晃 一
2・3
LWS52100
労働法Ⅱ
2
秋
富
永 晃 一
2・3
LWS52200
租税法Ⅰ
2
春
平
川 雄 士
2・3
LWS52300
租税法Ⅱ
2
秋
平
川 雄 士
2・3
LWS52400
経済法Ⅰ
2
春
楠
茂 樹
2・3
LWS52500
経済法Ⅱ
2
秋
楠
茂 樹
2・3
LWS52600
知的財産権法Ⅰ
2
春
駒
田 泰 土
2・3
LWS52700
知的財産権法Ⅱ
2
秋
駒
田 泰 土
2・3
LWS52800
倒産処理法
4
春
田
頭 章 一
2・3
LWS52900
民事執行・保全法
2
秋
原
強
2・3
春
コーディネータ
*道垣内 正 人
森 下 哲 朗
*松 井 真 一
*松 田 俊 治
*藤 原 総一郎
*服 部
薫
*宍 戸 一 樹
2・3
春学期前半
2
秋
和
森
野
*井
*藤
亮 裕
哲 朗
耕 志
聡
元 康
2・3
輪講
LWS53000
LWS54800
スポーツ・エンタテインメント法
金融法
1
仁
下
田
上
田
週2回
輪講 注 5
(国際関係法系)
LWS53200
国際法基礎
2
春
江
藤 淳 一
1~3
LWS53300
国際取引法
2
秋
森
下 哲 朗
2・3
LWS53400
国際私法
2
春
出
口 耕 自
2・3
LWS53500
国際家族法
1
秋
出
口 耕 自
2・3
秋学期後半
LWS53600
国際人権法
1
秋
江
藤 淳 一
2・3
秋学期前半 注 5
LWS53700
国際経済法
2
秋
川
瀬 剛 志
3
LWS53800
国際取引法の現代的課題
2
春
和
仁 亮 裕
2・3
- 68 -
単位
担当者
開
履修
登録番号
授
業 科
目 名
必
修
LWS53900
選
必
選
択
講
期
備
氏
名
*道垣内 正 人
考
年次
国際民事紛争処理
1
春
2・3
春学期後半
LWS54000
環境法基礎
2
春
筑
紫 圭 一
1~3
LWS54100
環境法政策
2
春
北
村 喜 宣
2・3
LWS54200
環境訴訟
2
春
越
智 敏 裕
3
LWS54300
企業環境法
2
秋
筑
紫 圭 一
2・3
LWS54400
国際環境法
2
春
堀
口 健 夫
2・3
MGGE6025
環境リスクマネジメント
2
秋
織
朱 實
1~3
地球環境学専攻開講科目
注4
LWS54500
環境刑法
1
春
*嘉
屋 朋 信
2・3
春学期前半 注 5
LWS54600
比較環境法
2
秋
*及
川 敬 貴
2・3
LWS54700
自然保護法
2
秋
桑
原 勇 進
2・3
春
葉
玉 匡 美
1
(環境法系)
そ の 他
LWS60500
法と実務入門
1
LWS60600
Law and Practice of
International Business
Transactions
1
秋
LWS61500
特殊講義(警察活動と法実務)
1
春
*金
MLLW7680
環境法研究Ⅰ
2
春
MLLW7710
環境法研究Ⅳ
2
MLLW7730
環境法研究Ⅵ
MLLW7890
春学期前半 注 5
コーディネータ
森 下 哲 朗
*MCGONIGAL, Patric
*MCGONIGAL, Tami
*GILMORE, David Andrew
*細 川 兼 嗣
1~3
秋学期前半
山 泰 介
2・3
春学期前半 注 5
北
村 喜 宣
1~3
法律学専攻開講科目 注 4
春
桑
原 勇 進
1~3
法律学専攻開講科目 注 4
2
春
越
智 敏 裕
1~3
法律学専攻開講科目 注 4
環境法研究Ⅶ
2
秋
筑
紫 圭 一
1~3
法律学専攻開講科目 注 4
MLLW7900
環境学研究Ⅰ
2
春
大和田 滝 惠
1~3
法律学専攻開講科目 注 4
MLLW7910
環境学研究Ⅱ
2
秋
大和田 滝 惠
1~3
法律学専攻開講科目 注 4
LWS60701
自主研究・論文作成
2
秋
高
見 勝 利
3
LWS60702
自主研究・論文作成
2
秋
滝
澤
正
3
LWS60704
自主研究・論文作成
2
秋
長
沼 範 良
3
LWS60706
自主研究・論文作成
2
秋
小
幡 純 子
3
LWS60705
自主研究・論文作成
2
秋
原
強
3
LWS60700
自主研究・論文作成
2
秋
福
田 誠 治
3
LWS60710
自主研究・論文作成
2
秋
松
井 智 予
3
研 究 ・ 論 文
注 1.クラス指定あり。A、B クラスの指定は、必ず守ること。
注 2.同一内容であるため、春・秋学期いずれか 1 科目を履修すること。
注 3.この科目は履修中止できない。
- 69 -
輪講 注 5
注 4.この科目は法科大学院の授業日程と異なる場合があるので、事前に法科大学院事務室に確認すること。
注 5.履修中止期間注意
- 70 -
別紙2 [授業アンケート結果]
- 71 -
法科大学院アンケート(2013 年度後期分)について
1.
2013 年度の数値の経年比較(全体として、2013 年後期の授業の質は改善したか?)
1 年基本
2 年基本
2011 後期
2012 後期
3.59
3.74
2.6
2.7
2.78
2.36
3.81
3.75
3.61
3.01
2.57
3.47
3.65
3.71
3.76
2.68
2.81
2.8
2.42
3.76
3.86
3.53
3.22
2.54
3.54
3.62
2011 後期
2012 後期
3.47
3.8
2.58
2.65
2.67
2.71
3.96
3.81
3.88
3.14
2.77
3.8
3.93
3.73
4.08
2.53
2.79
2.77
2.56
3.91
3.55
3.54
3.07
2.52
3.61
3.63
予習
復習
難易度
課題の量
授業の量
やりとり
質問
教材
説明
理解
期待
好奇心
満足
2013 後期
3.82
予習
3.79
復習
2.65 難易度
2.8 課題の量
2.8 授業の量
2.38 やりとり
3.61
質問
3.52
教材
3.41
説明
3.03
理解
2.42
期待
3.31 好奇心
3.46
満足
実務
予習
復習
難易度
課題の量
授業の量
やりとり
質問
教材
説明
理解
期待
好奇心
満足
2011 後期
2012 後期
2013 後期
3.76
3.8
2.88
2.99
2.98
2.39
3.62
3.5
3.43
3.24
2.47
3.45
3.47
3.69
3.78
2.55
2.75
2.71
2.41
3.8
3.54
3.53
2.95
2.44
3.44
3.49
3.55
3.67
2.43
2.64
2.6
2.46
3.78
3.42
3.64
2.84
2.54
3.54
3.56
2011 後期
2012 後期
2013 後期
4.24
4.18
2.85
2.92
2.9
2.66
3.99
3.87
3.9
3.26
2.69
3.87
3.94
4.21
4.25
2.77
2.97
2.95
2.57
3.83
3.74
3.85
3.34
2.73
3.85
4.04
4.27
4.3
2.71
2.89
2.9
2.59
3.83
3.89
3.76
3.32
2.71
3.74
3.94
展開先端
2013 後期
3.51
予習
3.98
復習
2.43 難易度
2.55 課題の量
2.51 授業の量
2.62 やりとり
3.93
質問
3.76
教材
3.64
説明
2.95
理解
2.65
期待
3.64 好奇心
3.74
満足
基礎隣接
予習
復習
難易度
課題の量
授業の量
やりとり
質問
教材
説明
理解
期待
好奇心
満足
2011 後期
2012 後期
2013 後期
4.64
4.52
2.82
3.02
2.91
2.45
3.55
3.42
3.46
3.41
2.52
3.74
3.63
4.26
4.53
2.76
2.89
2.86
2.35
3.43
3.81
3.64
3.26
2.56
3.51
3.55
4.53
4.3
2.56
2.86
2.74
2.35
3.65
3.41
3.35
3.1
2.39
3.28
3.36
1
1 年基本科目の予習復習の時間は減少し、難易度や負担感などは下がっている
(予習復習を減らしてもなお難易度が上がっていないので、学生に余力が出ているといえる)
2
2 年基本科目は、年々学生が難しいと感じるようになり、予習復習の負担が増している。
- 72 -
学生の質や 1 年目の蓄積との関連がありうるが、学生の現状に応じた対応が必要。
3
実務基礎科目は今年度難しいと感じる学生が増えた。前年より課題が増えて予習時間が
伸び、授業中のフォローが昨年より手厚く、満足感も上がったものの、理解度が下がっている。
4
展開・先端科目も難易度が若干上がっているが、予習復習の時間が減った影響とも考えられる。
一方で授業面でのフォロー(教材)の評価がよくなっており、理解度満足度はともに高い。
5
基礎隣接科目も難易度が上がっている。授業面で質問がより使われて予習復習時間が増えた一方、
学生の興味(理解・期待・好奇心)が薄れたことで、満足度が下がっているように感じられる。
1 年・2 年基本科目の差が目立っており、標準コース学生の理解度によっては連携する必要がある。
従来モチベーションが高いと考えられてきた実務・基礎隣接を受講する学生にも変化があり、対応が必要。
2.学生の到達度(学年ごとに比較して、学生の水準と授業のレベルは合っているか?)
2011 年入学
2012 年入学
2011 後期
1 年基本
2012 前期
2 年基本
2012 後期
2 年基本
2013 前期
3 年基本
3.59
3.74
2.6
2.7
2.78
2.36
3.81
3.75
3.61
3.01
2.57
3.47
3.65
3.36
4.04
2.48
2.61
2.5
2.43
3.78
3.49
3.38
2.88
2.43
3.51
3.42
3.69
3.78
2.55
2.75
2.71
2.41
3.8
3.54
3.53
2.95
2.44
3.44
3.49
3.63
3.83
2.44
2.78
2.74
2.44
3.84
3.56
3.39
2.85
2.52
3.43
3.51
1
2
3
4
2013 後期
展開先端
4.27
予習
4.3
復習
2.71 難易度
2.89 課題の量
2.9 授業の量
2.59 やりとり
3.83
質問
3.89
教材
3.76
説明
3.32
理解
2.71
期待
3.74 好奇心
3.94
満足
2012 後期
1 年基本
2013 前期
2 年基本
2013 後期
2年基本
3.71
3.76
2.68
2.81
2.8
2.42
3.76
3.86
3.53
3.22
2.54
3.54
3.62
3.51
3.97
2.57
2.75
2.62
2.57
3.89
3.45
3.53
3.01
2.49
3.6
3.59
3.55
3.67
2.43
2.64
2.6
2.46
3.78
3.42
3.64
2.84
2.54
3.54
3.56
2012 年度入学生は、1 年基本科目をより簡単と感じるものの割合が増え、予習復習の時間が減ったが、
2 年基本になると前期の難易度・量はともにまだこなせているように感じているものの復習の時間が
若干増え、後期になると授業や課題を難しいと感じる学生が増え、予習復習ともに前年度より
時間をかけている。
どちらの学年も年次が進むになるにつれ授業の難易度が上がり、理解度が低くなるが、2012 年度学生は、
2011 年度学生より前期に余裕を感じていた分後期で苦しんでいる。また、2011 年度より好奇心や期待が
全般的に高く、2 年になってこの数値が高くなっているため理解度が下がっても満足度が高い。
2 年次教員の授業でのやり取り説明が前年度より手厚く、現在の 2 年生は授業を面白いと感じているが、
教材や質問の評価は下がっており、より「理解につながる」発信を考える余地はある(好奇心を刺激する
という授業スタイルのほうがよいとしても、理解度の顕著な低下は別途問題があるのではないか。)
現在の 3 年生は、予習復習のスタイルや難易度・理解などについての評価は学年を通じて比較的安定
していたが、先般の TKC の結果は思わしくない。GPA と合格率には相関があるとされているが、授業の
理解度のクラス平均と成績とは直結するのか(学生の授業理解と成績は直結しているか)?
- 73 -
法科大学院アンケート(2014 年度春学期中間分)について
(1)全体的な傾向(2013 年度春学期との比較)
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
分類
項目
予習
復習
難易度
授業の量
課題の量
やりとり
質問
教材
説明
理解
期待
好奇心
満足
1年基本
2013
2014
3,74
3,53
3,71
2,88
2,71
2,30
2,83
2,42
2,94
2,68
2,17
2,51
3,78
4,16
3,41
3,95
3,33
3,67
3,11
2,91
2,36
2,58
3,40
3,87
3,36
3,88
2年基本
2013
2014
3,51
3,60
3,97
3,99
2,57
2,38
2,75
2,54
2,62
2,46
2,57
2,49
3,89
3,91
3,45
3,45
3,53
3,46
3,01
2,89
2,49
2,40
3,60
3,50
3,59
3,51
3年基本
2013
2014
3,63
3,53
3,83
3,63
2,44
2,38
2,78
2,86
2,74
2,91
2,44
2,58
3,84
3,89
3,56
3,59
3,39
3,49
2,85
2,85
2,52
2,60
3,43
3,52
3,51
3,61
実務
2013
2014
4,03
3,95
4,21
3,79
2,84
2,69
2,88
2,81
2,81
2,76
2,72
2,83
4,04
4,21
3,76
3,88
3,85
3,84
3,38
3,16
2,64
2,78
3,75
3,84
3,86
3,94
展開先端その他
2013
2014
4,26
4,23
4,28
4,17
2,78
2,76
2,97
2,87
2,97
2,85
2,62
2,57
3,90
3,80
4,01
3,90
4,02
3,74
3,25
3,11
2,77
2,71
3,96
3,75
4,10
3,80
大きいほど短
い
3が丁度よ
く、小さいほ
ど難・多
大きいほど高
評価:7と 12
は3が満点
<マークシート項目>
2. あなたはこの授業1コマに対し、通常、何時間くらい予習の時間をかけていますか?
①7 時間以上、② 5~7 時間、③ 3~5 時間、④ 1~3 時間、⑤ 0~1 時間
3. あなたはこの授業 1 コマに対し、通常、何時間くらい復習の時聞をかけていますか?
①5 時間以上、② 3~5 時間、③ 2~3 時間、④ 1~2 時間、⑤ 0~1 時間
4. この授業の難易度はどうですか?
①難しすぎる、②ちょっと難しい、③ちょうどよい、④ちょっとやさしい、⑤やさしすぎる
5. 授業内容の量について、どう思いますか?
①多すぎる、②ちょっと多い、③ちょうどよい、④ちょっと少ない、⑤少なすぎる
6. 1 回ごとの授業の前後の課題の量について、どう思いますか?
①多すぎる、②ちょっと多い、③ちょうどよい、④ちょっと少ない、⑤少なすぎる
7. 授業中の教員と学生のやりとりは授業の質を高めるうえで効果的に行われていると思いますか?
①思わない、②普通である、③思う
8. 学生の質問に対する教員の対応はどうですか?
①不熱心である、②あまり熱心でない、③普通である、④熱心である、⑤大変熱心である
9. 教科書、テキスト、配布資料などは、授業を分かりやすく内容の濃いものにするために有効に活用されています
か?
①まったく活用されていない、②あまりよく活用されていない、③まあまあ、④よく活用怠れている、
⑤大変よく活用されている
10. 教員の説明の仕方はわかりやすいですか?
①非常にわかりにくい、②わかりにくい、③普通である、④わかりやすい、⑤非常にわかりやすい
1 1. あなたは授業についていけていると思いますか?
①全くついていけていない、②少しついていけていない、③何とかついていけている、④ついていけてい
る、
⑤楽についていけている
12. 履修を終えた段階で、あなたがこの授業に期待したものを得られると思いますか?
①思わない、②まだよくわからない、③思う
1 3. この授業は知的好奇心を刺激され、楽しいですか?
①まったく楽しくない、②あまり楽しくない、③普通、④楽しい、⑤とても楽しい
14. この授業に対する総合評価を 5 段階でしてください。
①非常に不満である、②やや不満である、③普通である、④ほぼ満足している、⑤大変満足している
(2)項目2~3について
2年基本の予習を除いて、学習(予習・復習)の時間が伸びている。この傾向は、1年基本科目の復習について
顕著である。
(3)項目4~6について
授業・課題の量は増加傾向にあり、難易度は難化傾向にある。教員は熱心だが、学生は消化不良ということにな
っている恐れがある。
(4)項目7~13 について
理解度が低下傾向にある。上記3の点も勘案すると、教員によるなお一層の創意工夫(わかりやすい授業)が求
められている。
(5)項目 14 について
最高点:4,50 (2013 年度春学期:4,39)
4以上の科目:14 (2013 年度春学期:13)
3未満の科目:2 (2013 年度春学期:2)
(6)自由記述について
- 74 -
1
司法試験に直結する内容や答案の書き方を教えてほしいという声が多い。
・ 司法試験のための情報をより授業に反映させていただけるとありがたい。
・ 司法試験を意識した授業をして欲しい。
・ 司法試験を受ける上で学説の対立の理解が必要なのか。
・ 学説の深い説明より、答案に書くべきことを説明してほしい。
・ ケースブックには、司法試験にとって意味のない設問も多く含まれており、そこに時間を割くのは試験勉強
する上で効率的でない。
・ 旧試の過去問(新試改題を含む)を取り上げてほしい。
・ こういう答案はダメということを口頭だけではなくレジュメで見せてもらいたい。何が機械的な答案なのか
イメージがつかめない。
・ 教材の解答について、後日に紙(または TKC 上)で配布してほしい。
・ 先生の解答を示してほしい。
2
個別注文の例
・ 声が小さく聞き取りにくい。
・ 板書の字が小さい。
・ 学生の誤った解答に嘲笑するのをやめてほしい。
・ 判例の重要度をわけたうえで引用してもらいたい。
・ 初めから専門用語を知っていることを前提にしたテキストや教材または説明になっている。
・ レジュメなど教材の量が多すぎて、全てに目を通すことができない。
・ レジュメがわかりやすくなるようレイアウトなどを工夫してもらいたい。
3
記載なしという科目が、先端展開科目を中心に 10 科目あった。
- 75 -
法科大学院アンケート(2014 年度秋学期、2014 年度春学期オムニバス・後半 1 単位)について
1.2014 年度秋学期科目の数値の経年比較
1年
2年
基本
基本
2011
2012
2013
2014
2011
2012
2013
2014
後期
後期
後期
後期
後期
後期
後期
後期
2
予習
3.59
3.71
3.82
3.75
3.76
3.69
3.55
3.72
3
復習
3.74
3.76
3.79
3.42
3.8
3.78
3.67
3.77
4
難易度
2.6
2.68
2.65
2.59
2.88
2.55
2.43
2.39
5
課題の量
2.7
2.81
2.8
2.73
2.99
2.75
2.64
2.72
6
授業の量
2.78
2.8
2.8
2.81
2.98
2.71
2.6
2.73
7
やりとり
2.36
2.42
2.38
2.65
2.39
2.41
2.46
2.48
8
質問
3.81
3.76
3.61
3.91
3.62
3.8
3.78
3.82
9
教材
3.75
3.86
3.52
3.95
3.5
3.54
3.42
3.48
10
説明
3.61
3.53
3.41
3.65
3.43
3.53
3.64
3.46
11
理解
3.01
3.22
3.03
3.08
3.24
2.95
2.84
2.84
12
期待
2.57
2.54
2.42
2.64
2.47
2.44
2.54
2.44
13
好奇心
3.47
3.54
3.31
3.83
3.45
3.44
3.54
3.48
14
満足
3.65
3.62
3.46
3.87
3.47
3.49
3.56
3.48
展開先
実務
端
2011
2012
2013
2014
2011
2012
2013
2014
後期
後期
後期
後期
後期
後期
後期
後期
2
予習
3.47
3.73
3.51
3.52
4.24
4.21
4.27
4.2
3
復習
3.8
4.08
3.98
3.88
4.18
4.25
4.3
4.18
4
難易度
2.58
2.53
2.43
2.48
2.85
2.77
2.71
2.67
5
課題の量
2.65
2.79
2.55
2.61
2.92
2.97
2.89
2.89
6
授業の量
2.67
2.77
2.51
2.48
2.9
2.95
2.9
2.91
7
やりとり
2.71
2.56
2.62
2.73
2.66
2.57
2.59
2.6
8
質問
3.96
3.91
3.93
4.14
3.99
3.83
3.83
4.09
9
教材
3.81
3.55
3.76
3.81
3.87
3.74
3.89
3.9
10
説明
3.88
3.54
3.64
3.99
3.9
3.85
3.76
3.89
11
理解
3.14
3.07
2.95
2.99
3.26
3.34
3.32
3.15
12
期待
2.77
2.52
2.65
2.44
2.69
2.73
2.71
2.08
13
好奇心
3.8
3.61
3.64
3.88
3.87
3.85
3.74
3.78
14
満足
3.93
3.63
3.74
3.86
3.94
4.04
3.94
3.94
2011
2012
2013
2014
後期
後期
後期
後期
基礎
隣接
2
予習
4.64
4.26
4.53
4.53
3
復習
4.52
4.53
4.3
4.44
4
難易度
2.82
2.76
2.56
2.51
5
課題の量
3.02
2.89
2.86
2.77
6
授業の量
2.91
2.86
2.74
2.8
- 76 -
7
やりとり
2.45
2.35
2.35
2.55
8
質問
3.55
3.43
3.65
3.89
9
教材
3.42
3.81
3.41
3.81
10
説明
3.46
3.64
3.35
3.51
11
理解
3.41
3.26
3.1
3.1
12
期待
2.52
2.56
2.39
2.5
13
好奇心
3.74
3.51
3.28
3.63
14
満足
3.63
3.55
3.36
3.62
2.春学期オムニバス・後半 1 単位科目の分析
3 年法律
2 年実務
3 年法律
3 年法
3 年法律
2 年実務
基本①
基本①
律基本
(B)
3 年実務
基礎(A)
基礎(B)
基本②
基礎(A) 基礎(B)
(A)
3 年展
3 年実務
開・先
②(A) (B)
端
2
予習
4.11
4.3
3.77
3.89
3.42
3.3
3.84
3.84
4.23
3
復習
4.46
4.44
3.62
3.78
3.77
3.65
4.04
3.94
4.08
4
難易度
2.79
2.63
2.88
2.85
2.54
2.3
2.68
2.61
2.62
5
課題の量
2.68
2.78
3.04
2.96
2.69
2.74
2.6
2.68
2.85
6
授業の量
2.57
2.67
3.08
2.93
2.69
2.78
2.56
2.52
2.92
7
やりとり
2.64
2.56
2.69
2.48
2.62
2.48
2.76
2.45
2.31
8
質問
3.79
3.93
4.27
3.78
3.58
3.96
3.96
3.84
3.46
9
教材
3.39
3.7
3.69
3.81
3.62
3.78
3.56
3.74
3.54
10
説明
3.43
3.74
3.88
3.74
3.23
3.41
3.4
3.47
3.62
11
理解
3.18
3.41
3.23
2.96
3.08
2.63
2.96
2.94
3.08
12
期待
1.75
1.67
1.96
1.56
2.27
1.89
2
1.74
1.92
13
好奇心
3.5
3.56
3.81
3.63
3.12
3.52
3.52
3.65
3.92
14
満足
3.61
3.69
4.16
3.73
3.32
3.58
3.65
3.61
3.46
自由記述項目
レジュメに関するもの
・授業後に講義スライド等の資料を TKC にアップしていただけるとありがたい。
・レジュメが図が多いので、概観するのにとても有効。
・レジュメの情報量が多く、包括的に網羅していてとても分かり易い。
・レジュメがコンパクトに要点がまとまっており、予習・復習がしやすい。
・教科書に載っていない詳細の記載があるので、予習・復習しやすい。
・スライドを印刷すると枠内の字が表示されない箇所が何カ所かあるので調整していただけるよい。
等
授業中のやり取りに関するもの
・スピードが早すぎる。
・聞き手の理解、お構いなしの授業進行となっている。
・ノートをとる時間がもう少しほしい。
・発言を強制しないスタイルが、授業内容に集中出来る。
・当て方が不規則すぎて、講義に集中しづらく感じる。
等
- 77 -
法科大学院アンケート(2015 年度春学期中間分)について
(1)全体的な傾向(2014 年度春学期との比較)
分類
1年基本
2年基本
3年基本
実務
展開先端その
他
2014
2015
4,23
4,54
4,17
4,49
2,76
2,63
2,87
2,88
項目
2014 2015 2014 2015 2014 2015 2014 2015
2
予習
3,53 4,00 3,60 3,30 3,53 3,41 3,95 3,70
大きいほど短
い
3
復習
2,88 3,62 3,99 3,33 3,63 3,51 3,79 3,89
4
難易度 2,30 2,75 2,38 2,49 2,38 2,51 2,69 2,78
3が丁度よく、
小 さ い ほ ど
5
授業の 2,42 2,91 2,54 2,75 2,86 2,95 2,81 2,80
難・多
量
6
課題の 2,63 2,88 2,46 2,75 2,91 2,89 2,76 2,74 2,85
2,95
量
7
やりと 2,51 2,13 2,49 2,68 2,58 2,60 2,83 2,84 2,57
2,71
り
8
質問
4,16 3,79 3,91 4,19 3,89 3,99 4,21 4,26 3,80
4,01 大 き い ほ ど 高
9
教材
3,95 3,67 3,45 3,91 3,59 3,49 3,88 3,91 3,90
3,91 評価:7と 12
10
説明
3,67 3,41 3,46 3,77 3,49 3,57 3,84 3,99 3,74
3,65 は3が満点
11
理解
2,91 3,36 2,89 2,95 2,85 2,84 3,16 3,31 3,11
3,25
12
期待
2,58 2,45 2,40 2,69 2,60 2,50 2,78 2,71 2,71
2,60
13
好奇心 3,87 3,50 3,50 3,94 3,52 3,54 3,84 3,94 3,75
3,93
14
満足
3,88 3,59 3,51 4,00 3,61 3,57 3,94 4,02 3,80
3,89
<マークシート項目>
2. あなたはこの授業1コマに対し、通常、何時間くらい予習の時間をかけていますか?
①7 時間以上、② 5~7 時間、③ 3~5 時間、④ 1~3 時間、⑤ 0~1 時間
3. あなたはこの授業 1 コマに対し、通常、何時間くらい復習の時聞をかけていますか?
①5 時間以上、② 3~5 時間、③ 2~3 時間、④ 1~2 時間、⑤ 0~1 時間
4. この授業の難易度はどうですか?
①難しすぎる、②ちょっと難しい、③ちょうどよい、④ちょっとやさしい、⑤やさしすぎる
5. 授業内容の量について、どう思いますか?
①多すぎる、②ちょっと多い、③ちょうどよい、④ちょっと少ない、⑤少なすぎる
6. 1 回ごとの授業の前後の課題の量について、どう思いますか?
①多すぎる、②ちょっと多い、③ちょうどよい、④ちょっと少ない、⑤少なすぎる
7. 授業中の教員と学生のやりとりは授業の質を高めるうえで効果的に行われていると思いますか?
①思わない、②普通である、③思う
8. 学生の質問に対する教員の対応はどうですか?
①不熱心である、②あまり熱心でない、③普通である、④熱心である、⑤大変熱心である
9. 教科書、テキスト、配布資料などは、授業を分かりやすく内容の濃いものにするために有効に活
用されていますか?
①まったく活用されていない、②あまりよく活用されていない、③まあまあ、④よく活用怠れてい
る、⑤大変よく活
用されている
10. 教員の説明の仕方はわかりやすいですか?
①非常にわかりにくい、②わかりにくい、③普通である、④わかりやすい、⑤非常にわかりやすい
1 1. あなたは授業についていけていると思いますか?
①全くついていけていない、②少しついていけていない、③何とかついていけている、④ついてい
けている、⑤楽に
ついていけている
12. 履修を終えた段階で、あなたがこの授業に期待したものを得られると思いますか?
①思わない、②まだよくわからない、③思う
1 3. この授業は知的好奇心を刺激され、楽しいですか?
①まったく楽しくない、②あまり楽しくない、③普通、④楽しい、⑤とても楽しい
14. この授業に対する総合評価を 5 段階でしてください。
①非常に不満である、②やや不満である、③普通である、④ほぼ満足している、⑤大変満足してい
る
(2)項目2~3について
昨年度は、「2年基本の予習を除いて、学習(予習・復習)の時間が伸びている」「この傾向は、
- 78 -
1年基本科目の復習について顕著である」と記した。今年度は、学習(予習・復習)の時間は全体
的に横ばいながら、1年基本科目の復習時間の減少が顕著である。3年コース(未修コース)の活
躍が本学法科大学院のセールスポイントとなりつつある現在、1年生の学習時間の減少は懸念材料
であろう。
(3)項目4~6について
昨年度は、「授業・課題の量は増加傾向にあり、難易度は難化傾向にある」
「教員は熱心だが、学
生は消化不良ということになっている恐れがある」と指摘した。この指摘した問題は、今年度ずい
ぶん改善されたようである。難易度(項目4)は、
「展開先端その他」を除き、易化しているし、授
業の量(項目5)
・課題の量(項目6)も、横ばいであるか、または、評定3(丁度よい)に近づい
ている。その影響であろう、後述するように理解度(項目 11)があがっている。
(4)項目7~13 について
昨年度は、「理解度が低下傾向にある」
「教員によるなお一層の創意工夫(わかりやすい授業)が
求められている」と指摘した。今年度は、3年基本が横ばいなのを除き、理解度(項目 11)があが
っている。しかし、2年基本と3年基本の理解度が、以前として評定3未満であり、まだまだ授業
の改善が十分とまではいえない。
(5)項目 14 について
全体平均:3,81(2014 年度:3,75)
最高点:5,00(2014 年度春学期:4,50)※履修者数 20 以上のクラスの最高点:4,39
4以上の科目:22(2014 年度春学期:14)
3未満の科目:1(2014 年度春学期:2)
授業の満足度は昨年度に比べてあがっている。ただし、評定4以上の科目数の増加が著しいにも
かかわらず、全体平均の増加が 0,06 にとどまっていることからすると、高評価の授業と低評価の授
業に2極分解している恐れがある。
満足(項目 14)は、説明(項目 10)
・好奇心(項目 13)と相関関係が深いようであり、理解(項
目 11)
・期待(項目 12)とはそれほどでもない。意外なのは、理解度と満足度との間にあまり相関
関係がないことである。理解度が低いのに満足度が高い、理解度が高いのに満足度が低いという科
目が少なくない。理解度が高い=満足度が高いとなりそうなだけに不思議である。
- 79 -
- 80 -
第Ⅱ部
教員の個人活動
- 81 -
- 82 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
福田 誠治 (ふくだ
教授
民法、特に債権担保
せいじ)
研究成果
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
2015 年 10 月
平井一雄・清水元編『日本民法学
明治期以降の学説史を整理す
史・続編』257~305 頁(信山社)
ることで連帯債務の問題に関
備
考
(論文)
連帯債務の学説史
単著
する分析軸が変容する過程を
示すとともに、債権法改正に
おける新たな課題を提示した
(その他)
(解説)
連帯債務の相続
単著
2015 年 2 月
民法判例百選Ⅲ
126~127 頁
不真正連帯債務──共同不
単著
2015 年 1 月
民法判例百選Ⅱ〔第7版〕
48~49 頁
単訳
2015 年 3 月、6
比較法雑誌 48 巻 4 号 185~209 頁、
月
49 巻 1 号 127~146 頁
2014 年 4 月
U・ファルクほか編著、小川浩三=
法行為者の一人に対する債
務免除の効力
(その他)
(翻訳)
ボアソナード『帝国民法草
案註解』(7)(8)
フランツ=シュテファン・
単訳
マイッセル「ユリアヌスと
福田誠治=松本尚子監訳『ヨーロッ
物権契約の発見」
パ史のなかの裁判事例』(ミネルヴ
ァ書房)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
事
- 83 -
項
99~118 頁
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
2
年月
概要
2013 年 9 月~2014 年 1 月
1 年次配当の民法基礎Ⅱでは、純粋な初学者を想定して紛
作成した教科書、教材等
(1)授業レジュメ(民法基礎Ⅱ)
らわしい法律用語を解説している。また、設例とそれに
対する具体的な穴埋め問題を用意することで、受講生が
予修段階で法論理を理解できるように配慮しており、授
業では予修の成果を確認しながら、重要問題を解説して
いる。全 200 頁程度。
(2)授業レジュメ(民法Ⅰ)
2013 年 7 月~2015 年 7 月
2年次配当の民法Ⅰでは、設例とそれに対する具体的な
穴埋め問題を用意することで、受講生が予修段階で法論
理や具体的なナマの事実の法的意味を理解できるよう配
慮したものであり、授業では予修の成果を確認しながら、
重要問題を解説している。全 180 頁程度だが、受講生の
学力が年々、変化しているのに伴って、毎年度、レジュ
メを大きく変更している。
(3)教科書(西洋法制史)
2014 年 4 月
法の解釈を統一テーマとして、共和政ローマから近代ま
U・ファルクほか編著、小川浩三=福田
で全 18 件のケースを素材にした教材が、ドイツで出版さ
誠治=松本尚子監訳『ヨーロッパ史のな
れており、これは日本の法科大学院でも格好の教材にな
かの裁判事例』
(ミネルヴァ書房)
ると考えて、その翻訳を刊行した。また、2015 年度には、
「西洋法制史」の科目を新たに立ち上げて、刊行したも
のを教材として利用した。
IV. その他
教育研究委員会
教務委員会
学生生活委員会
FD委員会
国際交流委員会
自己点検評価・認証評価準備委員会
文科省加算条件プログラム対応TF
2013 年度
2014 年度、2015 年度
2013 年度
2013 年度(委員長)
、2014 年度(委員長)
、2015 年度(委員長)
2013 年度
2013 年度(委員長)
、2014 年度(委員長)
、2015 年度(委員長)
2015 年度
- 84 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
葉玉 匡美(はだま
実務家教授
企業法務
まさみ)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
(著書)
記載事項なし
(論文)
記載事項なし
(その他)(新聞記事)
記載事項なし
(その他)
(学会報告)
記載事項なし
(その他)
(セミナー)
1. これだけは知 っておき
単
2015 年 7 月
SMBC コンサルティング
単
2015 年 7 月
SMBC コンサルティング
単
2015 年 7 月
全国銀行協会
単
2015 年 8 月
セガサミーホールディングス
単
2015 年 9 月
みずほ総合研究所
単
2015 年 9 月
ほくれん
7. コンプライアンス研修
単
2016 年 2 月
トヨタ自動車
8. 会社法を活用 した事業
共
2016 年 3 月
日経新聞社
たい
経営幹部の基礎知識
2. 会社法の基本 と実務に
おける留意点
3. コーポレート ガバナン
ス・コードへの実務対応
4. 新任役員向け コンプラ
イアンス研修会
5. 取締役・執行役員の法的
責任とコンプライアンス
6. 危機管理・コンプライア
ンス研修
承継対策セミナー
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
TMI 総合法律事務所弁護士として活動
学会及び社会における活動等
年
月
2014 年 6 月-
事
豊田合成株式会社
監査役
- 85 -
項
備
考
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
年月
概要
2013 年度~現
在に至る
民法、刑法、会社法、金商法、独禁法など法律ごとの縦割りで
はなく、人の活動に伴う民事・刑事上の問題点を有機的に把握
し、解決できることが実務法曹には求められる。したがって、
授業については、法領域全般について、基本的な知識を確実に
習得させるとともに、その知識を具体的な事案の中で自在に活
用することができるような力を身につけさせることを目標とし
ている。
(1)法と実務入門レジュメ
2015 年度
(2)会社法と実務レジュメ
2015 年度
(3)民法と実務レジュメ
2015 年度
2016 年度
(4)応用訴訟実務レジュメ
2015 年度
2016 年度
(5)法文書作成レジュメ
2015 年度
2016 年度
法学未習者を対象とし、法学未習者が、多数の事実の中に潜む
法律要件事実を抽出するために必要な各法の基本的な知識を習
得することを目標とし、典型的なケースに対する基本的な実務
対応を講義しながら、実務的な分析能力を養わせる。
会社法の構造や重要事項を確認した上で、設立、株主総会の運
営、資金調達、株主還元、M&Aに関する基本的な実務処理を
習得する。会社のコーポレートアクションに関連する金融商品
取引法、社債株式等の振替に関する法律、独占禁止法、税法、
商業登記法等の手続きも意識しながら、それぞれの手続きがど
のような意味を持つかを解説し、具体的なケースを想定しなが
ら、関係当事者の目的にかなう手続きが何かを議論させる。
民事裁判における民法の機能を解説するものであり、典型的な
民事紛争を題材にしながら、事実の分析方法、訴訟物・請求原
因・抗弁等の発見方法について論ずる。
訴訟の一種である会社関係訴訟は、形成訴訟や訴訟担当等特殊
な側面もあるため、会社関係訴訟について類型別に訴訟におけ
る手続き上及び実体法上のポイントとなる点を解説し、基本的
な訴訟類型については、訴状等の関係書類を作成する力を身に
つけさせる。
一定の法律的知識を習得した学生を対象として、法律的な文書
を作成するための基本的な心得及び技能を習得させ、文書作成
の技能訓練にとどまらず、作成する文書や事例ごとに必要な実
務的視点や感覚が身につくように配慮する。
記載事項なし
1
教育方法の実践例
講義
2
3
IV.
作成した教科書、教材等
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他
就職委員会
2013 年度、2014 年度、2015 年度
- 86 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
原
強(はら
教授
民事訴訟法
つよし)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
民事訴訟法全般について、
やさしい民事訴訟法
2014 年 3 月
法学書院
単
理論的な解説にとどまること
なく、必要に応じて実務的取
扱いについても紹介しながら
概説したもの(254 頁)
。
(論文)
不利益変更禁止の原則の意義
不利益変更禁止の原則
単
2014 年 10 月
法学教室 397 号(有斐閣)
と機能、根拠と作用につき概
観したうえで、従来の不利益
変更禁止原則の考え方につき
疑問を提起し、実際の具体的
事例における不利益変更禁止
原則の現れ方について考察し
たもの(25 頁~35 頁)
。
(その他)
(判例評釈)
「判例解説」
いわゆる東海道新幹線騒音
名古屋高判昭和 60 年 4 月 12
日下民集 34 巻 1=4 号 461
事件において、抽象的不作為
単
2015 年 11 月
民事訴訟法判例百選〔第5版〕
頁
請求の適法性が争われた事件
において、裁判所の審理や被
告による防御が可能な程度
に、侵害行為の発生源及び防
止される侵害の結果が特定さ
れていれば請求の特定がある
と考えてよく、また間接強制
が可能である以上、執行方法
の問題もないことから、抽象
的不作為請求も適法であると
論じたもの(70 頁~71 頁)
。
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
日本における法科大学院の
現状
日本における法科大学院制度
単
2014 年 12 月
現在、掲載誌確認中でございます。
創設の経緯、法科大学院の創
(Sogang L.J)
設時と現在の状況、法科大学
院の今後につき論じたもの。
- 87 -
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
2014 年 10 月
事
項
家事調停委員
学会及び社会における活動等
年
III.
月
事
項
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
年月
教育方法の実践例
概要
授業外において、希望する学生全員に対し、一人ひとり
個別に、定期試験の答案の作成上の問題点について指導
している。
2
作成した教科書、教材等
やさしい民事訴訟法(2014 年 3 月・法学書院)
、授業ごと
にTKC上にアップしているレジュメ
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
法科大学院院長
人事委員会
予算委員会
人事予算委員会
リーガルクリニック運営委員会
教務委員会
学生生活委員会
国際交流委員会
成績評価委員会
特に、なし。
2013 年度
2013 年度(委員長)
2013 年度(委員長)
2014 年度、2015 年度
2013 年度、2014 年度、2015 年度(委員長)
2014 年度
2014 年度(委員長)
2014 年度(委員長)、2015 年度(委員長)
2015 年度(委員長)
- 88 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
林 幹人(はやし
教授
刑法
みきと)
*2014 年度までご在職
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
単
2015 年 3 月
備
(著書)
1. チャーチル
上智大学出版会
全 302 頁
(論文)
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
III.
月
事
項
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
教育方法の実践例
2
作成した教科書、教材等
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
教務委員会
年月
2014 年度
- 89 -
概要
考
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
平川 雄士(へがわ
実務家教授
租税法
ゆうし)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
(論文)
1.
Transfer
pricing:
managing
documentation
requirements
in
単
2013 年 7 月
CMS Tax Connect July 2013
単
2013 年 9 月
Chambers
30
Countries Japan
2.
Chambers Legal Practice
Guides:
2014
Corporate
Japan
-
Tax
Law
&
Partners
217~235 頁
Publishing
&
Practice
3.
Tax on Inbound Investment
単
2013 年 10 月
Getting the Deal Through -
2014 Japan
85~90 頁
Tax on Inbound Investment
2014 Japan
4.
Mergers
&
Acquisitions
共
2014 年 6 月
Getting the Deal Through -
2014 Japan
182~187 頁
Mergers & Acquisitions 2014
Japan
5.
Structured
Finance
&
共
2015 年 3 月
Getting the Deal Through -
Securitisation 2015 Japan
Structured
Finance
27~32 頁
&
Securitisation 2015 Japan
6.
Debt Capital Markets 2015
共
2015 年 4 月
Getting the Deal Through -
Japan
80~84 頁
Debt Capital Markets 2015
Japan
7.
Mergers
&
Acquisitions
共
2015 年 5 月
Getting the Deal Through -
2015 Japan
164~168 頁
Mergers & Acquisitions 2015
Japan
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
1.
近時の判例等にみる租税法
単
2013 年 8 月
社団法人日本租税研究協会
の原理・原則(講演)
2.
国際法務基本講座
講演記事は「租税研究」2013
年 11 月号(第 769 号)に収録
単
2013 年 10 月
社団法人国際商事法研究会
2 時間
単
2014 年 7 月
社団法人日本租税研究協会
講演記事は「租税研究」2014
国際取引と税務(講演)
3.
閉鎖会社株式をめぐる租税
90
実務上の諸問題―近時の裁
年 10 月号(第 780 号)に収録
判例にみる資本等取引と損
益取引の交錯の問題を中心
として―(講演)
4.
Annual Conference of the
International
2014 年 10 月
International
Bar
Association
Association - 2014 Tokyo
Structuring
Bar
Annual Conference
investments
in and out of Asia
5.
国際法務基本講座
単
2014 年 10 月
社団法人国際商事法研究会
2015 年 5 月
Inter-Pacific
2 時間
国際取引と税務(講演)
6.
Beneficial Ownership and
Limitation
on
Benefits
Association
and
Bar
25th
Annual
Provisions under Domestic
Meeting
Conference
Laws and Tax Treaties –
(IPBA 2015 Hong Kong)
Japan
7.
Future Vision of Transfer
2015 年 5 月
Inter-Pacific
Pricing and Customs Duty –
Association
Japan
Meeting
and
Bar
25th
Annual
Conference
(IPBA 2015 Hong Kong)
8.
バミューダ・デラウェア
単
2015 年 8 月
社団法人日本租税研究協会
LPS 事件の最高裁判決等と
講演記事は「租税研究」2015
年 11 月号(第 793 号)に収録
他事案への影響
―ケイマン LPS を用いた組
織再編の係争事案等を題材
として―
9.
国際法務基本講座
単
2015 年 10 月
社団法人国際商事法研究会
2013 年 9 月
経済産業省ウェブサイト内
2 時間
国際取引と税務(講演)
(その他)
(その他)
1. 新興国における課税問題の
事例と対策
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
長島・大野・常松法律事務所
項
パートナー。
国際税務及び法人税務を中心に、事前のプランニング案件、及び事後の税務調査・争訟案件に多数関与する。
学会及び社会における活動等
年
月
事
項
IPBA(環太平洋法曹協会)会員。IFA(国際租税協会)会員。
91
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
年月
1
教育方法の実践例
2
作成した教科書、教材等
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
就職委員会
エクスターンシップ運営委員会
概要
租税法Ⅰ・Ⅱの授業用オリジナルレジュメ
2013 年度、2014 年度、2015 年度
2013 年度、2014 年度、2015 年度
92
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
石井 文晃(いしい
実務家教授
企業法、金融法
ふみあき)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
アドバンス会社法
共著
2016 年 1 月
商事法務
総頁数:1012 頁
担当部分:1~43 頁、389~475
頁、683~731 頁、769~778 頁、
879~887 頁
(論文)
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
(時期の特定
なし)
事
項
長島・大野・常松法律事務所のパートナーとして、新人弁護士・司法修習生・法科大学院生等に対し、
企業法務全般(特に企業買収取引・金融取引等)について、基本的な考え方、関連する民法及び会社法の解釈、
事実評価の方法、情報収集の方法等について日常的に教育・指導を行っている。
学会及び社会における活動等
年
月
事
- 93 -
項
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
教育方法の実践例
(1) 会社法ゼミの実施
年月
概要
2013 年
いずれも夏休みを利用して、通常の講義(民事法総合)
8・9 月
ではカバーできない分野について、学生の意向を踏まえ
て問題演習型のゼミを実施。
2
作成した教科書、教材等
(1) 要件事実レジュメ等
2013 年 8
判例に現れた事例を基礎として要件事実的な分析及び実
月・2014
務的に重要となる事項について取り上げる科目において
年8月
解説スライドを作成(以前の講義及び学生の反応を踏ま
えたアップデート作業)
。また、要件事実に関する問題演
習として、問題及び解説スライドのアップデート作業。
(2) 会社法事例演習問題
2014 年 3
会社法の総合的な理解に資するため、会社法上の論点を
月・2015
複眼的に理解出来るようなテーマについて演習問題及び
年3月
講義用レジュメを作成(以前の講義及び学生の反応を踏
まえたアップデート作業及び新規作成)
。
(3) 企業法務演習事例問題
2013 年 8
企業が直面する様々な法的問題(会社法のみならず、倒
月・2014
産法、労働法等も含む)に関して、問題の所在及び企業
年8月
としてどのように対応すべきか、という観点からの分析
を求める事例演習問題を作成。
(4) 国際仲裁・ADR 問題(シナリオ)
2014 年 1
国際仲裁・ADR において使用する問題(シナリオ)につい
月・2015
て、前年 12 月に開催されるインターカレッジ・ネゴシエ
年1月
ーション・コンペにおける問題作成の段階から関与する
と共に審査員としても参加し、実際に仲裁人として事例
を扱ったうえで改善点を整理・修正。
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
教育研究委員会
就職委員会
エクスターンシップ運営委員会
リーガルクリニック運営委員会
学生生活委員会
2013 年度
2013 年度、2014 年度、2015 年度
2013 年度、2014 年度、2015 年度
2013 年度、2014 年度、2015 年度
2014 年度、2015 年度
- 94 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
岩崎 政孝(いわさき まさたか)
実務家教授
民事総合実務、刑事少年実務、子どもの権利と教育関係法、法曹倫理
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
新・少年事件実務ガイド
共著
2015 年 2 月
現代人文社
全 422 頁
(第 3 版)
法律実務家(弁護士)向けに
少年事件弁護活動に必要な実
務的な知識及び手続の進行に
応じた場面毎の具体的対応等
を解説した実務的な総合カイ
ドブック
(論文)
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
2004 年 9 月
事
項
虹の橋法律事務所
パートナー弁護士としての業務活動
第二東京弁護士会
子どもの権利に関する委員会委員としての実務研究活動
~現在
2013 年 4 月
~現在
学会及び社会における活動等
年
月
2015 年 6 月
事
項
関東医療少年院視察委員会委員(委員長)としての視察及び施設運営に関する意見提出等の公益活動
~現在
- 95 -
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
教育方法の実践例
法律事務所内見学と弁護士実務に関する受講生と
弁護士とのディスカッション
年月
概要
2014 年 5,6
法曹倫理の受講生から希望を募って毎年計 1~3 回実施
月
(約 2 分の 1~3 分の 2 の受講生が参加。初めて法律事務
2015 年 5 月
所を訪れる者が多数)
。法律事務所内を見学した上で、専
門化・分業化のあり方を含めた最近の法律事務所の業務
内容の特徴、事務所運営方法や事件受任の状況等を具体
的に説明し、法律事務所の経営、依頼者との出会い、弁
護士業務の将来的なあり方、ロースクールにおける学修
と弁護士実務との結びつき等について弁護士とのディス
カッションを行った。
民事裁判の法廷傍聴と民事裁判手続に関する受講
生と裁判官とのディスカッション
2014 年 5 月
派遣裁判官教員、研究者教員と協働して、模擬裁判(民
2015 年 5 月
事)の受講生から希望を募り、授業で交互尋問を取扱う
前に毎年1回実施(概ね全員参加)
。民事尋問期日の法廷
傍聴を行った後に、攻撃防御方法の提出、書証の証拠調
べ、交互尋問、訴訟指揮及びロースクール教育の意義等
について、担当裁判官とのディスカッションを行った。
2
作成した教科書、教材等
法曹倫理の規範集(法曹倫理講義資料)
2014 年 4 月
法曹倫理で参照すべき日本弁護士連合会制定の弁護士職
2015 年 4 月
務基本規程等の各種規程のほか、アメリカや欧州連合に
2014 年版、2015 年版
おける弁護士の倫理規範を具体的に紹介した冊子。各年
度版において掲載資料をアップツーデートした。
法曹倫理に関する現代的な事例問題
2013 年 7 月
法曹倫理で取扱う具体的な事例問題を現代的な社会事象
~現在
を踏まえながら各回の講義に合わせて作成し、各年度で
追加・補正した。
訴訟実務基礎(刑事)に関する事例問題
2014 年 5 月
訴訟実務基礎(刑事)で取扱う弁護活動に関する具体的
~現在
な事例問題を刑事訴訟法改正の動きや刑事弁護実務の変
化を踏まえながら作成し、各年度で追加・補正した。
模擬裁判(民事)に関する実務資料等
2014 年 4 月
~現在
法文書作成に関する事件記録や事例問題
2014 年 9 月
~12 月
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
2015 年 12 月
法実務技能教育教材研究開発コンソーシアムニュ
模擬裁判(民事)で取扱う訴訟代理人の活動に関する実
務資料等を作成し、各年度で追加・補正した。
法文書作成で取扱う課題に関する事件記録や事例問題を
実際の事件から着想を得て作成し、追加・補正した。
上智大学法科大学院の模擬裁判(刑事)における教育方
法や教材利用の実践的工夫、実際の刑事実務を意識した
ーズレター第 17 号(通称:PSIM News)への掲載
取組みにつき、PSIM 教材利用者として紹介した(派遣検
察官教員と共同執筆)
。
IV. その他
就職委員会
倫理委員会
教務委員会
リーガルクリニック委員会
2013 年度、2014 年度、2015 年度
2013 年度、2014 年度、2015 年度
2014 年度、2015 年度
2014 年度、2015 年度
- 96 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
岩瀬 徹(いわせ
実務家教授
刑事手続法
とおる)
*2014 年度までご在職
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
2013 年 12 月
井上正仁・酒巻匡『刑事訴訟法の争
120 頁~121 頁
点[第 4 版]』
(有斐閣・ジュリスト
近時の判例を踏まえて訴因変
増刊)
更の要否の問題を検討
岩瀬徹・中森喜彦・西田典之編『刑
549 頁~566 頁
事法・医事法の新たな展開下巻』
(信
裁判員制度のもとでの控訴審
山社)
の在り方を検討
青少年問題 657 号(一般財団法人青
3 頁ないし 9 頁
少年問題研究会)
少年に対して医療観察法の適
備
考
(著書)
(論文)
訴因変更の要否
刑事控訴審における審理と
単
単(共編)
2014 年 3 月
判断
少年に対する医療観察法の
単
2015 年 1 月
適用について
用の余地を論じたもの
(判例評釈)
裁判員裁判における量刑と
控訴審におけるその審査―
単
2015 年 4 月
ジュリスト重要判例解説平成 26 年
193 頁~195 頁
度(有斐閣)
最高裁判例を検討したもの
最一判平成 26 年 7 月 24 日
刑集 68 巻 6 号 925 頁
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
事
- 97 -
項
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
年月
1
教育方法の実践例
2
作成した教科書、教材等
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
教育研究委員会
教務委員会
成績評価委員会
リーガルクリニック運営委員会
倫理委員会
2013 年度
2014 年度
2013 年度、2014 年度
2013 年度(委員長)
、2014 年度(委員長)
2014 年度(委員長)
- 98 -
概要
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
北村 喜宣(きたむら
教授
環境法学、行政法学
よしのぶ)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
の別
発行又は発表
の年月
発行所、発表雑誌等又は
備
発表学会等の名称
考
(著書)
1.
『空き家対策の実務』
共
2016 年 3 月
有斐閣
①268 頁
②担当部分は、
「条例の展開と議
員立法の経緯」
(8-15 頁)、
「空
家法の逐条解説」(17-47 頁)。
③空家法の実務家向け解説書。
2.
『第 2 次分権改革の検
共
2016 年 2 月
敬文堂
①342 頁
証:義務付け・枠付け
②担当部分は、
「2 つの一括法に
の見直しを中心に』
よる作業の意義と今後の方向
性」(3-40 頁)、
「
『個性を生かし
自立した地方をつくる:地方分
権改革の総括と展望』
(303-323
頁)
③第 2 次分権改革を理論的・実
務的観点から批判的に検討した
論攷を収録。
3.
『環境法』
単
2015 年 9 月
有斐閣
①265 頁
③大学 1 年生向けに執筆した環
境法の超入門書。
4.
『行政代執行法の理論
共
2015 年 8 月
ぎょうせい
と実践』
①338 頁(北村喜宣+須藤陽子+
中原茂樹+宇那木正寛(著))
②担当部分は、
「建築基準法違反
の代執行の事例③」
(52-53 頁)、
「建築基準法違反の代執行の事
例④」
(54-55 頁)、
「建築基準法
違反の代執行の事例⑤」(56-57
頁)、「廃棄物処理法違反の代執
行の事例②」
(64-65 頁)、
「流山
市空き地の雑草等の除去に関す
る条例違反の代執行の事例」
(76-77 頁)
、
「名張市あき地の雑
草等の除去に関する条例違反の
代執行の事例」
(78-79 頁)、
「行
政代執行制度の的確な運用のた
めに」
(321-338 頁)
。
③行政代執行の実施のための実
務書。
5.
『環境法政策の発想』
単
2015 年 7 月
レクシスネクシス・ジャパン
①203 頁
③これまでに執筆した環境法政
策関係のエッセイを、企業環境
- 99 -
法という視点で編集したもの。
(論文)
1.
「公害」と相隣紛争:
単
2015 年 10 月
上智法学論集 59 巻 2 号
「相当範囲」を考える
①93-102 頁
③公害紛争処理法 2 条は「公害」
の定義を環境基本法 2 条 3 項と
同じとするが、法治主義の観点
から、
「相当範囲」という縛りを
外すべきと主張する。
2.
空家対策特措法の制定
単
2015 年 11 月
論究ジュリスト 15 号
①70-80 頁
と市町村の空き家対応
③空家対策特措法に至るまでの
施策
条例対応の分析を踏まえ、同法
成立後に制定・改正された空き
家適正管理条例を 4 つのモデル
に分けて、その政策法務的意義
を整理する。
3.
老朽不適正管理空き家
単
2015 年 9 月
建築と社会 1122 号
①8-11 頁
のリスクと生命・安
③老朽空き家施策の意味を民事
全・不安の保護
法的対応の限界や地域的事務・
全国的事務の観点から整理し
た。
4.
空家等対策の推進に関
単
2015 年 8 月
法学教室 419 号
する特別措置法
①55-64 頁
③2014 年 11 月に成立した「空家
等対策の推進に関する特別措置
法」について、制定を受けた自
治体対応のあり方を含めて解説
した。
5.
空家対策特措法の成立
単
2015 年 7 月
自治実務セミナー637 号
を受けた自治体対応
①2-8 頁
③空家対策特措法成立後に制
定・改正された空き家適正管理
条例を主として 2 つに分けて、
その政策法務的意義を整理す
る。
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
1.
空家対策特措法の実施
単
2015 年 12 月
における法的論点
2.
空き家対策法制におけ
単
2015 年 12 月
る国及び自治体の役割
東京弁護士会自治体連携センタ
③空家法の運用上問題となる法
ー空家問題等対策部会
的論点を提示する。
岩手県立大学公共政策フォーラ
③条例先行型施策に対して後発
ム
的に法律ができる場合における
分担と連携
国と自治体の役割分担のあり方
を、空家法を素材に検討する。
3.
法定事項に関する条例
による決定の意味:一
単
2015 年 11 月
日本自治学会第 15 回総会・研究
③法律が自治体に関する規定を
会分科会A
設ける際に、どのような配慮が
括法による2つの作業
理論的に求められるのかを論ず
に寄せて
る。
(その他)
(その他)
- 100 -
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
事
2013-2015 年
法務省司法試験考査委員(環境法)
2013-2016 年
環境法政策学会常任理事
2013-2016 年
都市住宅学会理事
2013-2016 年
日本自治学会常任理事
III.
項
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
年月
概要
2015 年 9
同内容の環境法クラスを開講する慶應義塾大学法科大学
月
院の教員と協働し、両校の受講生が一堂に会して、両校
教育方法の実践例
(1)上慶環境法交流授業
の教員の授業を受講し、討論をする。
2
作成した教科書、教材等
(1)
『環境法』
2015 年 9
環境法初学者用のテキストとして執筆した。
月
(2)『自治体環境行政法〔第 7 版〕
』
2015 年
自治体環境法のテキストを改訂した。
10 月
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
日本弁護士連合会主催の環境法サマースクールにおい
て、環境法の学び方に関する講演
2015 年 9
法科大学院で環境法を教授する教師、および、上智大学
月
法科大学院の学生以外を対象にして、法科大学院での環
境法の教え方と学び方に関する講演をした。
IV. その他
人事委員会
予算委員会
教育研究委員会
自己点検・評価委員会
法科大学院院長
人事予算委員会
教務委員会
エクスターンシップ運営委員会
2013 年度
2013 年度
2013 年度(委員長)
2013 年度
2014 年度、2015 年度
2014 年度(委員長)
、2015 年度(委員長)
2014 年度、2015 年度
2014 年度、2015 年度
- 101 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
駒田 泰土(こまだ
教授
知的財産法
やすと)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
クラウド時代の著作権法――激
動する世界の状況
共著
2013 年 7 月
勁草書房
(KDDI
①
167 頁
②
「欧州におけるクラウド・
総研叢書)
コンピューティングと著作
権」43-70 頁
③
EU 法におけるプロバイダ責
任法理の発展を概観し、ク
ラウド・コンピューティン
グと著作権の問題を考察す
る手引きとする。
知的財産法の挑戦
共著
2013 年 11 月
弘文堂
①
450 頁
②
「特許権の取戻しと善意の
第三者の保護」142-159 頁
③
特許を受ける権利を有する
者が冒認者から特許権を取
り戻した場合における善意
の第三者(冒認特許権者の
ライセンシー等)の保護に
ついて論ずるもの。
実演家概論
権利の発展と未来
共著
2013 年 12 月
勁草書房
への道
①
446 頁
②
「実演家の権利に係る若干
の論点についての考察――
フランス法上の議論を導き
の 糸 と し て ― ― 」 262-286
頁
③
わが国著作権法上の実演家
の権利に係る諸論点につい
て、フランス法との対比を
行いながら考察を深め、解
釈論上一定の結論を示そう
とするもの。
知的財産法(1)――特許法(有
2014 年 12 月
有斐閣
斐閣ストゥディア)
①
220 頁
②
「第 1 章
特許制度の概要」
「第 2 章
発明」
「第 6 章
特許権の効力」
「第 7 章
特
許権の侵害」
③
初学者向けの特許法のテキ
スト
現代知的財産法
実務と課題
共著
2015 年 7 月
発明推進協会
(飯村敏明先生退官記念)
①
1374 頁
②
「神をも風刺する自由――
法的に許容すべきパロディ
- 102 -
の 本 質 に つ い て 」
(1179-1202 頁)
③
パロディの自由を世界でも
っとも早く実定法上確立し
たフランス法を手がかりに
パロディ概念の本質に迫る
論考。
インターネット法
共著
2015 年 12 月
有斐閣
①
388 頁
②
「Chapter 10 インターネッ
トと知的財産法」
③
インターネットをめぐる知
的財産法問題を初学者向け
に解説。
(論文)
「座長コメント(国際化時代の
単著
2014 年 10 月
不正競争)
」
日本国際経済法学会年報 23
①
号(日本国際経済法学会)
②
③
100-105 頁
いわゆる新日鐵・ポスコ事
件をケーススタディとして
実施された、国際私法・不
正競争防止法上の論点に係
るシンポジウム(学会分科
会)における各研究報告に
対する座長としてのコメン
ト。分科会における質疑応
答についてもコメントして
いる。
「映画をめぐる著作権法上の規
単著
2015 年 6 月
律――ドイツ法及びフランス法
著作権研究 41 号(著作権法
①
学会)
②
――」
③
43-75 頁
映画の著作物に係るわが国
著作権法上の問題を考察す
るために行った比較法研
究。学会シンポジウム報告
を文章化したもの。
「フランスの特許訴訟における
共著
2016 年 1 月
Law & Technology70 号
証拠収集制度」
①
29-37 頁
②
③
フランス特許訴訟における
証拠収集制度について紹介
したもの。
(その他)
(判例評釈)
商品の輸入販売に必要不可欠な
単著
2013 年 10 月
『速報判例解説(13)
(法
手続を行った者による意匠権の
学セミナー増刊)
』日本評論
侵害(平成24.11.8大阪
社
①
211-214 頁
①
109-144 頁
①
156-161 頁
地判)
表現の全体(まとまり)は部分
単著
2013 年 11 月
知的財産法政策学研究(北
についての翻案を否定しうるか
海道大学大学院法学研究科
――釣りゲータウン2事件知財
21世紀COEプログラム
高裁判決の検討(平成24.8.
「新世代知的財産法政策学
8知財高判)
(連続企画
の国際拠点形成」
)43 号
著作権
侵害の要件論の再構成3)
特許法102条2項の適用につ
いて,特許権者において,当該
単著
2014 年 2 月
判例評論 660 号(判例時報
2205 号)
- 103 -
特許発明を実施していることを
要件とするものではなく,特許
権者に,侵害者による特許権侵
害がなかったならば利益が得ら
れたであろうという事情が存在
する場合には,同項の適用が認
められるとされた事例(平成2
5.2.1知財高判)<最新判
例批評12>
インターネットショッピングモ
単著
2014 年 4 月
『速報判例解説(14)
(法
ールの出店者による商標権侵害
学セミナー増刊)
』日本評論
と同モール運営者の責任(平成
社
①
257-260 頁
①
261-264 頁
24.2.14知財高判)
外国確定給付判決の執行判決手
単著
2015 年 4 月
『速報判例解説(16)
(法
続係属中における消極的確認の
学セミナー増刊)
』日本評論
訴えの利益
社
(その他)
(学会報告)
「[シンポジウム
ヨーロッパ
2013 年 10 月
早稲田大学 知的財産法制研究
における補償金制度の動向]
セ ン タ ー ( RCLIP ) 2013 年 度
欧州司法裁判所判決の動向」
JASRAC 秋学期公開講座シンポジ
ウム
「[シンポジウム
著作権法に
おける手足論]
2013 年 11 月
基調講演」
早稲田大学 知的財産法制研究
セ ン タ ー ( RCLIP ) 2013 年 度
JASRAC 秋学期公開講座シンポジ
ウム
Current Trends in Fair Use
Doctrine
under
2013 年 12 月
Japan's
Conference 2013(英語による報
legislations
「[シンポジウム
Seoul International Copyright
告)
映画の著作
物の著作者・著作権者]
2014 年 4 月
著作権法学会報告
2014 年 11 月
ALAI Japan 平成 26 年度研究大会
2015 年 6 月
AIPPI・JAPAN(日本
欧州
法(ドイツ法・フランス法)
」
「[シンポジウム
権の処分]
著作者人格
総論」
「[日仏知財セミナー:日本知財
法改正の争点における比較法的
国際知的財産保護協会)セミナ
考察]La protection de la forme
ー(フランス語による報告)
de produit au droit japonais」
Reference
points
for
and
2015 年 6 月
The
Sixth
obligors of levies in the
European
online-world
Intellectual
Conference
and
on
Asian
Property
:
Exploring Sensible Ways for
Paying Copyright Owners(英語
による報告)
(その他)
(ディスカスタント)
「[シンポジウム
似性]
著作物の類
2015 年 12 月
全体比較論に対するい
くつかの疑問点」
- 104 -
ALAI Japan 平成 27 年度研究大会
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
事
項
工業所有権法学会理事(2015 年 7 月より常任理事)
2012 年 5 月から
現在
国際経済法学会学会誌編集委員会委員
2015 年 12 月か
ら現在
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
年月
教育方法の実践例
特別演習の実施
概要
2013 年 9 月~
自ら作成に関わった『知的財産法演習ノート
2014 年 2 月
版
23 問』
(共著、弘文堂、2013)
、
『論点解析
的財産法
作成した教科書、教材等
『論点解析
知的財産法
『知的財産法演習ノート
第 2 版』
(共著、商事法務、2011)
第3版
23 問』
(共著、弘文堂、
2013)
『知的財産法
3
Ⅰ
特許法』
(共著、有斐閣、2014)
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
広報委員会
SOPHIA
入試委員会
LAW
BOX
運用委員会
2013 年度、2014 年度
2013 年度、2014 年度
2014 年度
- 105 -
知
第 2 版』
(共著、商事法務、2011)その
他自作の教材を用いた事例問題の研究
2
第3
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
小山
教授
民法
泰史(こやま
やすし)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
松岡久和・山野目章夫編『新判
単著(分担執筆)
2015 年 4 月
日本評論社
例ハンドブック【物権法】
』
高須順一・木納俊和・大仲有信
138-142 頁:譲渡担保に関す
る最高裁判決の簡単な解説。
単著(分担執筆)
2015 年 2 月
弘文堂
123-147 頁(賃貸借),207-
編著『事案分析要件事実―主張
224 頁(物権的請求権):訴訟
整理の基礎』
における当事者の主張を要
件事実的な観点から整理す
るための演習本。
潮見佳男・道垣内弘人編『民法
判例百選Ⅰ
単著(分担執筆)
2015 年 1 月
有斐閣
総則・物権[第 7
192―193 頁:最判平成 18 年
2 月 7 日に関する判例解説。
版]
』
(論文)
流動動産・債権担保における
単著
「担保権の侵害」と設定者の処
2016 年 3 月末刊
立命館大学法学会
行予定
吉村良一教授退職記念号に
投稿した論文。
分権——担保設定者の担保価値
維持義務の視点から——」立命館
法学 2015 年 5・6 号合併号
(363・364 号)
和田勝行『将来債権譲渡担保と
単著
2015 年 5 月
法律時報(87 巻 5 号)
倒産手続』
(民法学のあゆみ)
サブリース契約と借地借家法
122-127 頁:和田勝行京大准
教授の論文集に関する書評。
単著
2014 年 4 月
月刊司法書士(506 号)
13-18 頁:サブリース契約に
の賃料等増減請求権 (特集 借
関する判例法理をまとめた
家の現代的課題)
もの。
古積健三郎「時効による抵当権
単著
2013 年 11 月
法律時報(85 巻 12 号)
109-114 頁:古積健三郎中央
の消滅について」(民法学のあ
大学教授の論文(清水元・橋
ゆみ)
本恭宏・山田創一編『財産法
学の新動向(平井一雄先生喜
寿記念)
』
(信山社,2012 年)
97-140 頁)に関する書評。
(その他)
(判例評釈)
岡山土壌汚染土地取引説明義
単著
2015 年 4 月
務違反事件・岡山地判平成 23
年 5 月 31 日(特集
INDUST (いんだす
18-21 頁:岡山地判平成 23
と)(30 巻 4 号)
年 5 月 31 日に関する裁判例
続・産廃
の概要の紹介。
判例を語る)
民事判例研究(932)抵当権実行
単著
2014 年 6 月
後の買受人に対する未登記通
法律時報(86 巻 6 号)
112―115 頁:最判平成 25 年
2 月 26 日に関する判例評釈。
行地役権の対抗の可否[最高裁
第三小法廷平成 25.2.26 判決]
106
抵当権実行後の買受人に対す
単著
2014 年 4 月
る未登記通行地役権の対抗の
『速報判例解説(14)
』
(法
79-82 頁:最判平成 25 年 2
学セミナー増刊)
月 26 日に関する判例評釈。
法学教室 2015 年 3 月号
168-169 頁:建築基準法違反
(414 号)
の契約の有効性を問う事例
可否(平成25.2.26最高
三小判)
(その他)
(その他)
演習「民法」
単著
2015 年 2 月
問題とその解説。
演習「民法」
単著
2015 年 1 月
法学教室 2015 年 2 月号
138-139 頁:債権譲渡禁止特
(413 号)
約の効力が、将来債権譲渡と
の関係でどうなるかを考え
る事例問題とその解説。
演習「民法」
単著
2015 年 12 月
法学教室 2015 年 1 月号
168-169 頁:借地上建物が譲
(412 号)168-169 頁
渡担保の目的となった場合
に、建物借地権が譲渡担保権
者に移転して民法 612 条の
「無断転貸」に当たるかどう
かを、事例問題を通じて考え
てもらった
演習「民法」
単著
2015 年 11 月
法学教室 2014 年 12 月号
154-155 頁:死後委任契約の
(411 号)
有効性を、事例問題を素材と
して検討した。
演習「民法」
単著
2015 年 10 月
法学教室 2014 年 11 月号
172-173 頁:相続人による取
(410 号)
得時効の援用の有無により
相続財産の範囲自体を変更
するものであることを明確
に示した。
演習「民法」
単著
2015 年 9 月
法学教室 2014 年 10 月号
146-147 頁:無権代理と相続
(409 号)
における相続人の地位と、他
方で主債務者を相続した連
帯保証人の地位との異同を、
事例問題を素材として検討。
演習「民法」
単著
2015 年 8 月
法学教室 2014 年 9 月号
152-153 頁:民法 177 条の解
(408 号)
釈問題を取り上げる。具体的
には、未登記通行地役権の土
地譲受人に対する対抗の可
否を扱う。
演習「民法」
単著
2015 年 7 月
法学教室 2014 年 8 月号
138-139 頁:サブリース契約
(407 号)
の事例問題につき、履行補助
者の過失の法理について検
討する。
演習「民法」
単著
2015 年 6 月
法学教室 2014 年 7 月号
140-141 頁:契約交渉の中途
(404 号)
破棄に関する事例問題とそ
の解説。
演習「民法」
単著
2015 年 5 月
法学教室 2015 年 6 月号
140-141 頁:販売委託と所有
(405 号)
権留保売買の違い等をヒン
トに、無権利者による処分に
対する追認や、所有権留保売
107
買における転売授権の意義
について学習者向けの事例
問題を作成し、解説を行っ
た。
演習「民法」
単著
2015 年 4 月
法学教室 2015 年 5 月号
128-129 頁:過払金返還を素
(404 号)
材とした事例問題について、
過払金返還請求権の消滅時
効の起算点等について解説
した。
演習「民法」
単著
2015 年 3 月
法学教室 2014 年 4 月号
152-153 頁:財産分与(債権
(403 号)
譲渡)が詐害行為に当たる事
例問題につき、学習者向けの
演習として解説を記述した。
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
2014 年 9 月 13 日
事
項
大阪府社労士会大阪北東支部・人事労務研究会特別例会にて「一般法としての民法における契約法の規律~
社会保険労務士の業務との関係~」という題目で講演
横浜弁護士会・民法(債権法)改正連続講座第 3 回「債権者代位権・詐害行為取消権・多数当事者の債権債
2015 年 1 月 16 日
務
・債権譲渡ほか」で債権法改正案について講演
学会及び社会における活動等
年
月
2015 年 10 月〜
III.
事
項
日本私法学会理事(〜2017 年 9 月まで)
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
教育方法の実践例
2
作成した教科書、教材等
年月
2013 年度・2014 年度春学期民法基礎Ⅰの授業レ
概要
2013 年 4 月
民法基礎Ⅰの授業用資料として、詳細なレジュメを作成
2014 年 4 月
し、学習する学生の理解に資するようにした。
2015 年 3 月~
2015 年度秋学期担当の授業科目である民法Ⅱの授業用資
ジュメ作成
2015 年度秋学期民法Ⅱの講義資料の作成
料の作成に着手した。
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
教務委員会
FD委員会
研究・図書館委員会
2014 年度、2015 年度
2014 年度、2015 年度
2014 年度(委員長)
、2015 年度(委員長)
108
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
熊澤 貴士(くまざわ
実務家教授
刑事実務
あつし)
*2013 年度までご在職
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
(論文)
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
II.
II.
法律実務上の活動
教育活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
2013 年 8 月
法科大学院派遣検察官連絡協議会(法務省法務総合研究所主催)
2014 年 3 月
法科大学院派遣検察官連絡協議会(法務省法務総合研究所主催)
学会及び社会における活動等
年
III.
月
事
項
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
2
年月
概要
2013 年 9
刑事訴訟法分野における問題処理能力を習得させるた
月~
め,実務において生起する捜査上及び公判上の諸問題を
教育方法の実践例
作成した教科書、教材等
(1) 刑事実務オリジナル事例問題
含む事例問題を作成。
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
学生生活委員会
FD委員会
2013 年度
2013 年度
109
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
楠 茂樹(くすのき
教授
経済法
しげき)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
の別
の年月
発行所、発表雑誌等又
は
備
発表学会等の名称
(著書)
(論文)
談合、入札不正への官側の関
単著
2015 年7月
公正取引
12-19 頁
与と刑法
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
2015 年 7 月~2016
事
京都府入札制度等評価検討委員会委員長
年 3 月(継続)
2015 年 7 月~2016
国土交通省関東地方整備局入札監視委員会委員
年 3 月(継続)
110
項
考
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
教育方法の実践例
年月
概要
2015 年 度 後
ケースブックを用いた学生間の自主ゼミナールで
半
生じた疑問等に対して、フレキシブルなオフィスア
ワーを利用させることで臨機応変に応え、学生のニ
ーズを満たした。
2
作成した教科書、教材等
2015 年 度 ~
オリジナルなレジュメを常にアップデートするこ
2016 年度
とで、使用している教科書の穴を迅速に埋め、最新
の情報を学生に提供できるように工夫した。
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
FD委員会
広報委員会
教務委員会
入試委員会
自己点検評価・認証評価準備委員会
文科省加算条件プログラム対応TF
2013 年度春学期
2013 年度春学期
2014 年度秋学期、2015 年度
2014 年度秋学期(委員長)、2015 年度(委員長)
2014 年度秋学期、2015 年度
2015 年度
111
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
桑原 勇進(くわはら
教授
環境法、行政法
ゆうしん)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
(論文)
突発事故と緊急時対応
単
2013/7
環境法政策学会誌16号
原発事故のような緊急時に国
はどのように対応すべきかを
憲法的視点から検討したもの
環境行政訴訟における立証
単
2014/2
責任の配分
磯野他編『宮崎良夫先生古稀記念論
環境凝視訴訟における立証責
文集
任をどう配分すべきかにつき
現代行政訴訟の到達点と展
望』
(日本評論社)
憲法的視点を踏まえつつ論じ
たもの
環境法における比例原則
単
2014/4
高橋信隆・亘理格・北村喜宣編『環
比例原則の憲法的根拠及びそ
境保全の法と理論』(北海道大学出
の環境分野での適用の在り方
版会)
を論じるとともに、従来とは
異なる新たな内容の比例原則
が環境分野では要請されるこ
とを論じたもの
中国における環境法の行政
単
的執行
2014/1
環境法研究2号
1
行政処罰や行政強制といった
中国における行政上の強制措
置が環境分野でどのように制
度化されているかにつき、概
念の日中比較を交えながら紹
介・検討したもの
ドイツ警察法における原因
単
者の意義(一)~(五・完)
2015/7
自治研究91巻7~11号
~11
環境法における「原因者責任
原則」にいう「原因者」とは
何かについて、ドイツ警察法
における原因者概念をめぐる
判例・学説を素材として検討
したもの
基本権保護義務・予防原
単
則・原子炉の安全
2015/1
環境法研究3号
0
原子炉はどれほど安全でなけ
ればならないかについて、基
本権保護義務を前提とした予
防原則の観点から論じたもの
(その他)
(判例評釈)
国税徴収法に基づく差押処
単
分と被差押財産の共有者の
2013/1
法学セミナー705号
0
原告適格
土地収用委員会の補償に関
単
2014/2
法学セミナー709号
する裁決に対する取消訴訟
の可否
112
風俗案内所を営業すること
単
2014/6
法学セミナー713号
単
2014/1
法学セミナー717号
ができる法的地位の確認の
訴え
沖縄返還密約文書開示請求
事件
0
大飯原子力発電所3、4号
単
機運転差止請求事件
生活保護廃止決定国家賠償
2014/1
民事判例Ⅹ
0
単
2015/2
法学セミナー721号
単
2015/3
法学教室判例セレクト2014
請求事件
産業廃棄物処分業許可取消
訴訟における周辺住民の原
[2]
告適格
風俗営業停止処分取消請求
単
2015/6
法学セミナー725号
単
2015/1
法学セミナー729号
事件
地方税法343条2項後段
の類推適用による固定資産
0
税等の賦課
大阪泉南アスベスト国家賠
単
償請求事件
公務員に対する懲戒免職処
2015/1
民商法雑誌151巻1号
0
単
2016/2
法学セミナー733号
分の違法性判断
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
事
113
項
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
教育方法の実践例
2
作成した教科書、教材等
年月
2015 年 12 月
中国環境法概説Ⅰ総論
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
国際交流委員会
教務委員会
学生生活委員会
成績評価委員会
2014 年度、2015 年度
2015 年度
2015 年度(委員長)
2015 年度
114
概要
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
松井 智予(まつい
准教授
会社法・商法
ともよ)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
企業法制の将来展望 : 資
共著
2016 年1月
財経詳報社
本市場制度の改革への提言
日米欧における近年の一般投資家保護の
諸相
2016 年度版
Company Law and the Law of
共著
2015 年
Springer
Succession
“Legal Aspects About the Interaction
Between Companies Law and the Law of
Succession in Japan”
会社法罰則の検証:会社法
共著
2015 年 5 月
日本評論社
共著
2014 年 7 月
有斐閣
と刑事法のクロスオーバー
商事法の新しい礎石
「国際的な対企業人権侵害訴訟の動向に
ついて」
信託の理論と現代的展開
共著
2014 年 10 月
商事法務
「いわゆる VIP 株と後継ぎ遺贈信託につ
いて」
商法判例集
6版
共著
2014 年 8 月
商事法務
54,62-66,72-82,84-85,138-140,260-262,
共著
2013 年 9 月
日本評論社
「取締役の決議を欠く行為の効力」
単著
2015 年 7 月
金融法学会
139‐152
第三者割当増資
単著
2015 年 3 月
法律時報
18-23
資本金額の定め方
単著
2014 年 10 月
法学教室
21-25
年金ファンド課税の公平性
単著
2014 年 7 月
金融法学会
130-144
単著
2013 年 7 月
判例時報
170-173
単独
2014.7
国際比較法アカデミー
国際学会にて報告
民・商法の溝を読む
(論文)
海外金融法の動向 フラン
ス フランスにおける金融
取引税導入への動向
をめぐる ECJ とフランス国
内判例の交錯
新株予約権の発行後にその
行使条件を変更する取締役
会決議(旧商法二八〇条の
二一第一項の委任に基づ
く)の効力と、変更後の条件
での新株発行の有効性[最
高裁第三小法廷平成
24.4.24 判決]
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
Law
of
business
succession in Japan
115
(その他)
(その他)
Corporate Governance in
単独
2014.2-3
Japan
II.
Duke
University
School
Law
米ロースクールにて日本のコーポレート
ガバナンスに関する授業を担当
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
III.
月
事
項
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
年月
1
教育方法の実践例
2
作成した教科書、教材等
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
教育研究委員会
自己点検・評価委員会
図書館委員会
国際交流委員会
学生生活委員会
入試委員会
FD委員会
広報委員会
教務委員会
2013 年度
2013 年度
2013 年度
2013 年度
2013 年度、2014 年度
2013 年度、2014 年度
2013 年度秋学期
2014 年度
2015 年度春学期
116
概要
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
三好 幹夫(みよし
実務家教授
刑事法
みきお)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
大コンメンタール刑法(第
共著
3版)第4巻
2013年1
青林書院
0月
不能犯・事実の欠如〈37~
62頁〉
不能犯と事実の欠如について
判例を概観し,我が国判例の
核心となる考え方を抽出した
もの。
刑事訴訟法の争点
共著
2013年
ジュリスト増刊
12月
訴因と罪数(128~129
頁)
訴因と罪数との関係について
の基本的な考え方をまとめた
もの。
裁判員裁判時代の刑事裁判
共著
2015年
成文堂
5月
裁判員裁判における証人尋
問・被告人質問の在り方(7
3頁~88頁)
裁判員裁判における証人尋問
と被告人質問はどうあるべき
かについて,現状認識を踏ま
えて,提言したもの。
(論文)
接見内容の聴取
単著
2015年
成文堂
弁護人の接見交通の秘密性と
12月
刑事法ジャーナル46号(35頁か
の関係で,捜査機関が弁護人
ら42頁)
と被疑者の接見した内容につ
いて被疑者から聴取すること
の可否について近年の下級審
裁判例を基に論じたもの。
前科等の類似事実による被
告人と犯人の同一性の認定
について―平成24年,2
単著
2016年
上智大学法学会
前科等の類似事実から被告人
1月
上智法学論集59巻3号(13頁か
と犯人の同一性を認定するこ
ら26頁まで)
とのできる場合に関して判示
5年判例の意味するもの
した平成24年,平成25年
の二つの判例について,その
背後にある考え方とその当否
を論じたもの。
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
117
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
2013年7月~
事
項
東京高等裁判所第11刑事部の部総括判事として多数の刑事控訴事件を日常的に担当し解決処理。
2015年3月ま
で
学会及び社会における活動等
年
III.
月
事
項
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
年月
教育方法の実践例
概要
赴任して間がないため,特記すべきことはない。以下も
同じ。
2
作成した教科書、教材等
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
教務委員会
倫理委員会
リーガルクリニック運営委員会
2015 年度
2015 年度
2015 年度
118
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
森下 哲朗(もりした てつお)
教授
国際取引法、金融法、交渉学
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
の別
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の年月
備
考
発表学会等の名称
(著書)
私法統一の現状と課題
共
2013 年 10 月
商事法務
28-35、65-74 頁(金融取引分
野における私法統一、ICC によ
る統一作業について検討)
会社・金融・法(下巻)
共
2013 年 11 月
商事法務
「銀行による預金の払戻しの
拒絶」527-583 頁(相続、預
金拘束等の場面を取り上げ
て、銀行による預金の払戻し
の法的問題について検討した
もの)
マテリアルズ国際取引法
共
2014 年 4 月
有斐閣
第3版
全体で 263 頁。国際取引法の
主要分野についての解説と資
料をまとめた学習用教材。
Institutional
Structure
共
2014 年 6 月
Routledge
166-189
頁
。
Evloving
of Financial Regulation:
supervisory and regulatory
Theories
approaches of Japan in the
and
international experiences
post-crisis era
(わが国の金融監督制度の特
徴について検討したもの)
村瀬信也先生古稀記念
国
共
2015 年 1 月
信山社
「国家債務再編と国際法の役
際法学の諸相-到達点と展
割」609-623 頁(国家債務再編
望-
にかかる国際法上の問題を分
析したもの)
『現代法の動態4:国際社
共
2015 年 4 月
岩波書店
会の変動と法』
「レックス・メルカトリアと
国際金融」95-112 頁(国際金
融分野におけるレックス・メ
ルカトリアの意義について論
じたもの)
会社法コンメンタール 20 巻
共
2016 年 3 月
商事法務
903条、933条から93
6条、171-172 頁、377-393 頁
(外国会社の清算に関する手
続の特則、外国会社の登記)
(論文)
間接保有証券を巡る欧米の
単
2013 年 7 月
状況と日本法の課題
金融法務研究会『有価証券のペーパ
32-65 頁(間接保有証券に関す
レス化等に伴う担保権など金融取
る欧米の法制や裁判例、日本
引にかかる法的諸問題』
の法制の課題について検討し
たもの)
欧米における金融破綻処理
単
2013 年 9 月
法制の動向
FSA
Institute Discussion Paper
Series ((DP2013-8)
1-79 頁(欧米における金融機
関の破綻処理法制について検
討したもの)
私法統一の現状と課題
共
2013 年 9 月
NBL1009号50頁
- 119 -
50-54 頁(ICC における私法統
(8・完)
国際商業会議
一のための作業について検討
所(ICC)、国際連合貿易開
したもの)
発会議(UNCTAD)等
クロスボーダー金融機関の
単
2013 年 12 月
破綻処理について
金融法務研究会『金融規制の観点か
48-86 頁(リーマンブラザーズ
らみた銀行グループをめぐる法的
の破綻における法的問題や
課題』
FSB における取組みについて
検討したもの)
新しい国際裁判管轄ルー
単
2014 年 3 月
国際私法年報15号
29-54 頁(民事訴訟法に加わっ
ル:営業所所在地・事業活
た国際裁判管轄に関する規定
動管轄、債務履行地管轄を
のうち、財産関係に関する管
中心に
轄規定について検討したも
の)
欧米における金融破綻処理
単
2014 年 3 月
FSA リサーチ・レビュー第8号
法制の動向
1-96 頁(欧米における金融機
関の破綻処理法制の状況を検
討したもの)
LIBOR 不正操作問題と国際
単
2014 年 8 月
金融法務事情1999号
的な対応
6-18 頁(LIBOR 不正問題の状
況とその後の国際的な対応の
状況について検討したもの)
ローン債権の移転
単
2014 年 9 月
ジュリスト1471号
55-62 頁(シンジケートローン
取引における債権や契約上の
地位の移転を巡る法的問題に
ついて検討したもの)
アマ以外の顧客へのデリバ
単
2014 年 9 月
ティブの販売
金融法務研究会『金融商品の販売に
84-113 頁(アマ以外の顧客に
おける金融機関の説明義務等』
対するデリバティブの販売に
かかる金融機関の法的責任に
ついて検討したもの)
実質的ディフィーザンス取
単
2015 年 1 月
金融法務事情2010号
6-17 頁(東京高判平成 26 年 8
引における金融機関の義務
月 27 日を批判的に検討したも
-東京高判平 26.8.27 を
の)
題材に-
デリバティブ訴訟について
単
2015 年 3 月
司法研修所論集124号
45-90 頁(デリバティブ取引に
おける金融機関の責任を追及
する訴訟に関する法的問題に
関する司法研修所における講
演記録)
国際取引における利息
単
2015 年 8 月
金融法務事情2023号
28-37 頁(外国通貨と利息、利
息制限法や出資法の国際的適
用など、利息を巡る国際的な
問題について検討したもの)
银团贷款交易中牵头行及代
単(訳:崔
理行的信息提供义务
香梅・崔
2015 年 10 月
国际商事法务评论 2015 年第一辑 总
104-122 頁(シンジケートロー
第一卷
ンにおけるアレンジャー、エ
文)
ージェントの情報提供義務に
関して検討したもの)(中国
語)
団体による標準契約書等の
単
2015 年 12 月
作成
金融法務研究会『金融取引における
79-98 頁(事業者団体が作成す
約款等をめぐる法的諸問題』
る標準契約書等のメリット・
デメリット、それらに関する
法的問題について検討したも
の)
ファイアーウォール規制の
国際的側面-顧客の非公開
単
2016 年 3 月
金融法務研究会『金融グループにお
89-104 頁(ファイアーウォー
ける証券関連業務を巡る諸問題』
ル規制の国際的な適用問題に
- 120 -
情報の金融グループ間の共
ついて検討したもの)
有に関する規制を題材に-
(その他)
(判例評釈)
金利スワップ取引に係る銀
単
2014 年 2 月
行の顧客に対する説明義務
判例セレクト2013[Ⅰ](法学
16 頁(金利スワップにかかる
教室2014年2月号別冊付録)
説明義務に関する最高裁判
決)
広島高裁松江支部平成24
単
2015 年 3 月
ジュリスト1477号
年11月14日判決
95-98 頁(国債の購入者の国に
対する直接の償還請求の可否
に関する判決)
東京地裁平成25年1月2
単
2016 年 2 月
ジュリスト 1489 号
9日判決
114-117 頁(1992年版 ISDA
マスター契約のもとでの一括
清算における清算額の算出方
法)
(その他)
(学会報告)
LIBOR 不正操作問題と国際
単
2014 年 10 月
金融法学会第 32 回大会
統一売買法と国際私法
単
2015 年 6 月
国際私法学会第 128 回大会
国際取引における利息
単
2015 年 10 月
金融法学会第 33 回大会
共
的な対応
(その他)
(その他)
座談会「デリバティブ取引
2013 年 12 月
金融法務事情 1984 号、1985 号、1986
デリバティブ取引に関する裁
における裁判例を考える
から 2014 年 1
号
判例を取り上げた座談会・司
(上)
(中)
(下)
」
月
海外文献紹介「Catherine A.
Rogers,
Ethics
単
会を担当。
2015 年 6 月
仲裁とADR Vol.10
in
57-60 頁(国際仲裁における
Ethics という問題を取り上げ
International
た書籍の紹介)
Arbitration」
文献紹介「藤澤尚江『債権・ 単
2015 年 11 月
日本国際経済法学会年報 24 号
210-214 頁(債権・動産担保に
動産を活用した金融取引と
関する国際私法を検討した書
国際私法』
」
籍の紹介)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
事
- 121 -
項
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
教育方法の実践例
年月
概要
2013 年 11 月、
学部生・院生を対象とした大学対抗の模擬仲裁・模擬交
インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペテ
2014 年 11 月、
渉のコンペティション(2012 年より毎年 1 回継続的に実
ィション
2015 年 11 月
施)
国際仲裁 ADR ワークショップ
2014 年 3 月、2015
長島・大野・常松法律事務所の御協力を得て、他大学法
年 3 月、2016 年 2
科大学院の学生も招き、3 日間にわたって、模擬仲裁・模
月
擬調停・予防法務のロールプレイ等を内容とするワーク
ショップを実施した。
2
作成した教科書、教材等
2014 年 3 月
国際取引法学習のための教科書
マテリアルズ国際取引法第 3 版
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
教育研究委員会
学生生活委員会
自己点検・評価委員会
広報委員会
就職委員会
入試委員会
エクスターンシップ運営委員会
教務委員会
法科大学院副院長
人事予算委員会
文科省加算条件プログラム対応TF
2013 年度
2013 年度(委員長)
2013 年度
2013 年度(委員長)
2013 年度、2014 年度、2015 年度
2013 年度、2014 年度、2015 年度
2013 年度、2014 年度(委員長)
、2015 年度
2014 年度(委員長)、2015 年度(委員長)
2015 年度春学期
2015 年度春学期
2015 年度
- 122 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
長沼 範良(ながぬま
教授
刑事訴訟法
のりよし)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
刑事訴訟法
共著
2015 年 4 月
有斐閣
12 頁(目次)+409 頁(本文)
=421 頁
刑事訴訟法に関するスタンダ
ードテキスト
(論文)
Custums Officer's
単著
2016 年 3 月
上智法学論集
59 巻 3 号
27~40 頁
Protocols and the
税関職員の作成した調書と刑
Hearsay Rule
事訴訟法の伝聞法則との関係
を論じたもの。
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
2007 年 9 月~
事
最高裁判所入札監視委員
2013 年 10 月
日本刑法学会会員
通期
- 123 -
項
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
年月
概要
教育方法の実践例
添削指導
通期
学生が自ら選んだテーマについて作成したレポートをオ
フィスアワーの面談により添削して指導した。
2
作成した教科書、教材等
1 に記載したとおり。
3
IV.
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他
国際交流委員会
図書館委員会
研究・図書館委員会
自己点検評価・認証準備委員会
2013 年度、2014 年度、2015 年度
2013 年度(委員長)
2014 年度、 2015 年度
2014 年度、2015 年度
- 124 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
野田 耕志( のだ こうじ )
教授
金融商品取引法・会社法
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
論点体系会社法〔補巻〕平
共
2015 年 6 月
第一法規
成 26 年改正
江頭憲治郎=中村直人編・総
頁数 630 頁、
会社法 322 条の解説を担当(分
担執筆、249 頁~251 頁)
(論文)
認証者の有効性に関する理
単
2014 年 11 月
上智法学論集 58 巻 2 号
1 頁~28 頁
論――商品・サービス・事
様々な市場の認証者のサービ
業者の信用や評判に係る法
スを有効とする法体系、責任
制のための基礎的考察――
体系を比較法により考察した
もの。
会社法学のプロムナード
単
2015 年 1 月
(第 11 回)会社法開示と金商
ビジネス法務 15 巻 1 号(中央経済
132 頁~135 頁
社)
会社法と金融商品取引法の開
法開示の関係 : 統合に向
示規制を統合する意義につい
けたイニシアティブ
て考察したもの。
(その他)
(判例評釈)
商事判例研究(平成 27 年度
単
2016 年 3 月
ジュリスト 1490 号(有斐閣)
115 頁~118 頁
単
2015 年 9 月
ジュリスト 1484 号(有斐閣)
119 頁~122 頁
単
2015 年 3 月
ジュリスト 1477 号(有斐閣)
91 頁~94 頁
4)投信販売について説明義
務違反・目論見書責任が争
われた事例[東京高裁平成
27.1.26 判決]
商事判例研究(平成 25 年度
22)株主による取 締役会議
事録の閲覧謄写が認められ
た事例[大阪高裁平成
25.11.8 決定]
商事判例研究(平成 24 年度
28)株主による会 計帳簿等
の閲覧謄写請求が認められ
た事例[名古屋地裁平成
24.8.13 決定]
(その他)
(学会報告)
特になし
(その他)
(その他)
特になし
125
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
III.
月
事
項
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
年月
1
教育方法の実践例
2
作成した教科書、教材等
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
学生生活委員会
就職委員会
エクスターンシップ運営委員会
広報委員会
SOPHIA LAW BOX 運用委員会
教務委員会
概要
特になし
2013 年 7 月~
2015 年 6 月
「商法基礎」の講義レジュメ:
事前に配布する授業レジュメについて、会社法を中心
に指定教科書と同程度の内容の詳細なレジュメを準備
し、受講生に対して講義前に指定教科書・判例百選を予
習するのと併せて同レジュメを理解してくるように指示
することにより、解説範囲が広範囲な商法(特に会社法)
の基礎的知識・ルールの体系の習得を、限られた時間(4
単位)のなかで効率的に行わせることが可能となる。
特になし
2013 年度、2014 年度、2015 年度
2013 年度、2014 年度
2013 年度、2014 年度
2013 年度、2014 年度、2015 年度(委員長)
2013 年度(委員長)、2014 年度(委員長)
、2015 年度(委員長)
2015 年度秋学期
126
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
小幡 純子(おばた
教授
行政法
じゅんこ)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
『国家賠償責任の再構成―
単著
2015 年 2 月
弘文堂
369 頁
営造物責任を中心と
第1章
して』
フランスにおける公土木
の損害、第 2 章
国家賠償法 2 条の
再構成、終章 国家補償の体系の意
義
『注釈地方自治法(全訂)第
単著、一部
3 巻」』
(加除式
共著
追録 151 号)
2015 年 2 月
第一法規
成田頼明、園部逸
コンメンタール解説「第二編
夫、金子宏、塩野宏、磯部力、 二章
小早川光郎 編
説
第十
大都市等に関する特例
7421~7439 の 5
頼明と共著)、第 1 節
する特例
総
(23 頁、成田
大都市に関
252 条の 19 指定都市
の権能 7441~7457 (17 頁、成田頼
明と共著)、252 条の 20 区の設置
7461~7477
(22 頁、成田頼明と共
著)、252 条の 20 の 2 総合区の設
置 7477 ~ 7478
(16 頁
単著)
「指定都市都道府県の事務の調整
のための制度」 7483~7484 (2 頁
単著)、252 条の 21 の 2、指定都市
都道府調整会議
頁
単著)
7485~7486
(8
252 条の 21 の 3
指
定都市と包括都道府県の間の協議
に係る勧
7487~7487 の 5 (5 頁
単著)、
252 条の 21 の 4 指定都
市都道府県勧告調整委員
7489~
7483 の 3 (3 頁
252 条
単著)、
の 21 の 5 政令への委任 7491
頁
単著)、
(10 頁
22
(8 頁
総説
(1
7501~7510
成田頼明と共著) 252 条の
中核市の権能
7511 ~ 7518
成田頼明と共著)、
第3節
特例市に関する特例(廃止)
7601~7605
(5 頁
単著)
(論文)
「行政法と人の属性」
単著
2013 年 10 月
公法研究 75 号
有斐閣
66 頁~89 頁
公法学会第 77 回総会報告
「行政法と人の属性」に関する論説
「営造物の管理の瑕疵の意
義」
単著
2014 年 9 月
行政法の争点
有斐閣
新・
法律学の争点シリーズ 8
127
156~157 頁
国家賠償法 2 条の公の営造物の管理
「行政不服審査法改正の意
単著
2015 年 2 月
義」
高木光・宇賀克也編
瑕疵について論じたもの
自治実務セミナー2015 年 2 月
2~4 頁
号
2014 年の行政不服審査法改正につ
第一法規
いてその意義を論じたもの
「納税環境整備―税務調査
単著
2015 年 2 月
手続を中心として―」
地方税 66 巻 2 号
地方財務協
会
2~9 頁
税務調査手続の整備を中心して、納
税環境整備について論じたもの
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
日本学術会議公開シンポジ
単報告
ウム―学協会の新公益法人
2013 年 10 月
日本学術会議講堂
日本学術会議 HP に掲載
22 日
公益法人改革の状況とそれに対
法への対応の現状と展望―
する学協会の対応について論じた
報告「公益法人・一般法人
報告
制度と小規模学会」
第 14 回行政法研究フォーラ
共著
2015 年 1 月
自治研究 91 巻 1 号
第一法規
34~57 頁
2014 年 8 月 2 日
同
ム―行政不服審査法改正
志社大学
(2)」質疑応答
ーラムでの討議の司会(村上裕章教
第 14 回行政法研究フォ
授と共同)
第 12 回スポーツ仲裁シンポ
単報告
ジウム「代表選手選考紛
2015 年 12 月 5
日
大手町サンケイプラザ 4 階ホ
ール
争をめぐる問題」
(公益財団法人日
「JSAA の概要と過去の代表選手選
考紛争について」の報告
本スポーツ仲裁機構主催)
(その他)
(その他)
「地方分権改革
これまで
共著
2013 年 10 月
の所感とこれからの展望」
II.
自治体法務 NAV
I55 号
第一法規
2 頁~11 頁
地方分権改革につい
て、総務省・門山泰明氏との対談
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
事
項
「資源としての河川利用の高度化に関する検討会」座長(国土交通省・平成 26 年 12 月~28 年 2 月 計 6 回開催)
2016 年 2 月
2016 年 2 月取りまとめ結果の公表
http://www.mlit.go.jp/common/001121378.pdf
128
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
年月
1
教育方法の実践例
2
作成した教科書、教材等
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
人事委員会
予算委員会
人事予算委員会
教育研究委員会
入試委員会
エクスターンシップ運営委員会
文科省加算条件プログラム対応TF
2013 年度
2013 年度
2015 年度
2013 年度
2013 年度
2013 年度(委員長)
、2015 年度(委員長)
2015 年度(委員長)
129
概要
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
越智 敏裕(おち
教授
環境法、行政法
としひろ)
研究業績等に関する事項
単著・共
著書、学術論文等の名称
著
の別
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の年月
発表学会等の名称
備
(著書)
18 歳から始める環境法
単著
2013 年 7 月
法律文化社
実例解説行政関係事件訴訟
共著
2014 年 4 月
青林書院
364-376 頁
環境訴訟法
単著
2015 年 3 月
日本評論社
全 425 頁
行政紛争処理マニュアル
共編
2016 年 3 月
新日本法規
未定
アメリカの原発規制
単
2013 年 7 月
法律文化社
197-216 頁
文化財保護訴訟の原告適格(旧
単
2015 年 7 月
自治研究 91 巻 7 号
110-128 頁
単
2013 年 7 月
民商法雑誌 148 巻 3 号
301-315 頁
ワンコイン八尾事件第1審判決
単
2013 年 7 月
判例時報社〔判例評論(第 652 号)〕 171-175 頁
公害健康被害の補償等に関する
単
2013 年 10 月
日本評論社(環境裁判例の動向(現
(論文)
大阪中郵事件)
(その他)
(判例評釈)
収用委員会の裁決につき審査
請求をすることができる場合に
審査請求がされたときにおける
収用委員会の裁決の取消訴訟の
出訴期間(最 3 平成 24 年 11 月
20 日)
法律4条2項に基づく水俣病の
代民事判例研究会編「民事判例Ⅶ
認定申請棄却処分の取消訴訟に
2013 年前期」)
)
122-125 頁
おける審理及び判断の方法(最
三小判平成 25 年 4 月 16 日裁時
1578 号 9 頁)
公健法上の水俣病認定申請に係
単
2014 年 4 月
る行政の認定基準とその運用の
平成25年度重要判例解説〔ジュ
38-40 頁
リスト臨時増刊1466 号〕
(有斐閣)
適法性(最三判平成 25 年 4 月 16
日、最三判平成 25 年 4 月 16)
高浜原子力発電所 3、4 号機運転
単
2015 年 10 月
差止め仮処分決定
日本評論社(環境裁判例の動向(現
112-115 頁
代民事判例研究会編「民事判例Ⅺ
2015 年前期」)
)
産廃紛争における非申請型義務
単
2016 年 1 月
ジュリスト 1488 号(有斐閣)
80-85 頁
単
2014 年 8 月
環境判例研究会
51-55 頁
単
2015 年 1 月
環境判例研究会
48-56 頁
付けの訴え
(その他)
(学会報告)
環境裁判例の動向(現代民事判
例研究会編「民事判例Ⅸ2014 年
前期」
、日本評論社)
環境裁判例の動向(現代民事判
- 130 -
考
例研究会編「民事判例Ⅹ2014 年
後期」
、日本評論社)
産廃処分場を巡る非申請型義務
単
2015 年 10 月
環境訴訟研究会(環境省)
―
共
2015 年 11 月
都市住宅学会:学術講演会総務企
未定
付け訴訟について
現行行政事件訴訟法の問題点と
再改正の可能性-まちづくり紛
画委員会ワークショップ
争を題材に
(その他)
(その他)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
III.
月
事
項
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
教育方法の実践例
2
作成した教科書、教材等
年月
2015 年 3
概要
環境訴訟の授業でテキストとして使用
環境訴訟法
月
3
2014 年 3
日本弁護士連合会主催
月
コーディネータを務めた
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
第 6 回法科大学院実務家教員研究交流集会の第2分科会
(公法実務)コーディネータ
第1回「公法系訴訟サマースクール 2015」
(行政法パート) 2015 年 9
月
IV. その他
就職委員会
入試委員会
文科省加算条件プログラム対応TF
2014 年度
2015 年度春学期
2015 年度春学期
- 131 -
日本弁護士連合会主催
コーディネータを務めた
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
奥冨
教授
民法
晃(おくとみ
あきら)
研究業績等に関する事項
著書,学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所,発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
(著書)
(論文)
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
1981年10月
1984年 5月
1999年10月
2004年10月
事
項
日本私法学会
(~現在に至る)
比較法学会
(~現在に至る)
尾張東部職員研修協議会公務員前期研修講師
(~現在に至る)
西三河7市町職員研修協議会公務員前期研修講師(~現在に至る)
- 132 -
備
考
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
年月
概要
1
教育方法の実践例
2015 年 7 月~2016 年 3 月
春学期を終えた後、秋学期からサバティカルにより研究休暇に
入ったため授業を離れた。
2
作成した教科書,教材等
2015 年 7 月~2016 年 3 月
春学期を終えた後、秋学期からサバティカルにより研究休暇に
入ったため授業を離れた。
3 教育方法・教育実践に関する
発表,講演等
IV. その他
法学研究科委員長
人事委員会
予算委員会
人事予算委員会
成績評価委員会
2013 年度、2014 年度
2013 年度
2013 年度
2014 年度
2013 年度(委員長)、2014 年度(委員長)
- 133 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
塩野谷 高(しおのや
実務家教授
刑事実務
たかし)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
(著書)
(論文)
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
2013.7~14.3
事
項
東京地方検察庁刑事部において捜査活動
学会及び社会における活動等
年
月
事
- 134 -
項
備
考
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
教育方法の実践例
年月
2015.3
刑事裁判傍聴
学生に裁判員裁判を傍聴させ,当事者の訴訟戦略等の
検討,担当検察官との質疑応答等を実施
2
作成した教科書、教材等
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
倫理委員会
概要
2014 年度、2015 年度
- 135 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
田頭 章一(たがしら
教授
民事手続法
しょういち)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
会社法コンメンタール13(清算(2)) 共
2014 年 7 月
商事法務
196-214 頁(会社法 554 条から
562 条までの解説)
新基本法コンメンタール破産法
共
2014 年 10 月
日本評論社
217-232 頁(破産債権について
の解説)
、250-51 頁(外国で弁
済を受けた破産債権者の手続
参加について解説)477
破産法大系Ⅱ破産実体法
共
2015 年 1 月
青林書院
477-493 頁(偏頗行為否認につ
いての論点検討)
民事訴訟法判例インデックス
共
2015 年 1 月
商事法務
154-158 頁(株主総会決議取消
訴訟の訴えの利益、その他に
関する判例の解説)
Q&A破産法の実務
共
2013 年 10 月
新日本法規
追録33・34号
93-100 の 4 頁
「金融機関等
の破産手続の特例」(内容補
正)
1327-1334 頁 「外国倒産処理
手続の承認援助手続の競合」
(新規設問)
Q&A破産法の実務
共
2014 年 11 月
新日本法規
追録35・36号
93-100 の 4 頁
「金融機関等
の破産手続の特例」(内容補
正)
1307-1312 の 2 頁 「国内破産
手続の対外効」
(内容補正)
倒産法入門(第 2 版)
単
2016 年 2 月
日本経済新聞出版社
講義破産法・民事再生法
単
2016 年 2 月
有斐閣
単
2013 年 7 月
法の支配 170 号
(論文)
事業再生ADRと法的整理の関係に
45-56 頁(実際の会社更生事件
ついて:最近の裁判例を手掛かりとし
を材料にして、事業再生AD
て
Rから法的手続に移行した場
合における、一時停止の申出
が否認の支払停止に当たる
か、等の問題を手掛かりにし
て、
破産債権と再生債権〈倒産法入門/比
単
2013 年 7 月
法学教室 394 号
単
2013 年 8 月
法学教室 395 号
較で学ぶ破産・民事再生4〉
財団債権と共益債権(1)〈倒産法入
門/比較で学ぶ破産・民事再生5〉
- 136 -
133-141 頁(破産債権と再生債
権の基本的意義を明確にしつ
つ、平等扱いの例外等につい
て検討)
111-118 頁(財団債権と共益債
権基本的意義を明らかにしつ
つ、各種の権利の対応関係を
みることにより、より詳細に
財団債権と共益債権の共通点
と¥と相違点を明らかにする
財団債権と共益債権(2)〈倒産法入
単
2013 年 9 月
法学教室 396 号
単
2013 年 10 月
法学教室 397 号
門/比較で学ぶ破産・民事再生6〉
破産手続および民事再生手続の申立
ことを試みた)
129-135 頁(つつ、財団債権等
をめぐる最近の論点等を検
討)
124-130 頁(破産手続等の申立
て・開始・手続機関〈倒産法入門/比
てから開始、手続機関の分類
較で学ぶ破産・民事再生7〉
等についてまとめて検討)
破産財団・再生債務者財産をめぐる法
単
2013 年 11 月
法学教室 398 号
130-138 頁(破産財団等をめぐ
律関係整理の基礎:手続開始前後の法
る法律関係の処理について、
律行為等の効力〈倒産法入門/比較で
基本的考え方を示し、重要論
学ぶ破産・民事再生8〉
賃貸借契約〈倒産法入門/比較で学ぶ
点について検討)
単
2013 年 12 月
法学教室 399 号
破産・民事再生9〉
148-154 頁(敷金関係を含む賃
貸借契約の処理に関する法的
論点をまとめて検討)
請負契約・継続的給付契約・労働契約
単
2014 年 1 月
法学教室 400 号
〈倒産法入門/比較で学ぶ破産・民事
約等に関する法的論点を検
再生10〉
委任契約その他の契約・法律関係〈倒
151-156 頁(請負契約、労働契
討)
単
2014 年 2 月
法学教室 401 号
113-119 頁(委任契約、保険契
産法入門/比較で学ぶ破産・民事再生
約、信託契約等最新類型の契
11〉
約等を取り上げて、法的論点
を検討)
取戻権,別除権(1)〈倒産法入門/
単
2014 年 3 月
法学教室 402 号
比較で学ぶ破産・民事再生12〉
145-153 頁(倒産債務者財産の
変動過程の解説を踏まえて、
取戻権の論点と別除権の基本
的取扱いについて解説・検討)
別除権(2)〈倒産法入門/比較で学
単
2014 年 4 月
法学教室 403 号
ぶ破産・民事再生13〉
131-138 頁(各種別除権の処遇
についての論点を取り上げ、
検討を加える)
相殺権(1)〈倒産法入門/比較で学
単
2014 年 5 月
法学教室 404 号
ぶ破産・民事再生14〉
116-122 頁(相殺の基本的機能
と破産法・再生法における基
本的規律内容について、解
説・検討)
相殺権(2)〈倒産法入門/比較で学
単
2014 年 6 月
法学教室 405 号
ぶ破産・民事再生15〉
129-135 頁(破産・再生手続に
おける相殺権の制限について
の解説と論点の検討)
東日本大震災における被災企業のバ
共
ランスシート改善と金融機関・ファン
2014 年 6 月、同
証券経済研究 86 号、87
17-37 頁、23-39 頁(被災企業
年9月
号
の私的整理等による再建過程
ドの役割(上)(下)
について担当した。
)
—私的整理による事業再生を念頭に—
否認権(1)〈倒産法入門/比較で学
単
2014 年 7 月
法学教室 406 号
ぶ破産・民事再生16〉
132-138 頁(否認権の総論的論
点を取り上げ、詐害行為否認
などの基本類型について、解
釈上の論点を検討)
否認権(2)〈倒産法入門/比較で学
単
2014 年 8 月
法学教室 407 号
ぶ破産・民事再生17〉
126-133 頁(対抗要件の否認等
の特別の否認類型を取り上げ
て、判例・学説等を検討)
破産・再生手続の進行と終了,手続間
単
2014 年 9 月
法学教室 408 号
141-147 頁(破産・再生手続の
の相互関係等(1)〈倒産法入門/比
進行について解説し、各手続
較で学ぶ破産・民事再生18〉
における解釈論点を検討)
破産・再生手続の進行と終了,手続間
単
2014 年 10 月
- 137 -
法学教室 409 号
134-140 頁(再生手続終了後の
の相互関係等(2)〈倒産法入門/比
破産への移行等に伴う法的問
較で学ぶ破産・民事再生19〉
個人破産・免責手続〈倒産法入門/比
題を検討)
単
2014 年 11 月
法学教室 410 号
較で学ぶ破産・民事再生20〉
157-166 頁(個人破産手続およ
び免責手続の解説と、特別問
題について、検討)
個人再生手続〈倒産法入門/比較で学
単
2014 年 12 月
法学教室 411 号
ぶ破産・民事再生21〉
国際倒産,相続財産・信託財産の破産
140-148 頁(個人再生手続の解
説と論点等の検討)
単
2015 年 1 月
法学教室 412 号
151-159 頁(国際倒産、相続財
手続等および倒産犯罪〈倒産法入門/
産・信託財産の破産手続等、
比較で学ぶ破産・民事再生22〉
特別な倒産手続ついて、検討)
倒産法改正の重要論点(1)〈倒産法
単
2015 年 2 月
法学教室 413 号
123-129 頁(倒産法の統一化問
入門/比較で学ぶ破産・民事再生2
題など倒産法改正の基本的方
3〉
針について検討)
倒産法改正の重要論点(2・完)〈倒
単
2015 年 3 月
法学教室 414 号
126-133 頁(相殺や否認など倒
産法入門/比較で学ぶ破産・民事再生
産実体法の改正課題について
24・完〉
検討)
債券・社債の管理人の手続上の地位
単
(1)
(2・完)
2015 年 7 月
上智法学論集 59 巻 1 号
1 頁~50 頁
同年 10 月
同巻 2 号
55 頁~92 頁
(その他)
(判例評釈)
「有限会社の破産と火災保険契約約
款の免責条項の『取締役』
」
単
2013 年 7 月
倒産判例百選[第5版] 32-33 頁
「コラム
単
2013 年 7 月
倒産判例百選[第5版] 204-205 頁
単
2015 年 2 月
私法判例リマークス 50
国際倒産法制について」
民事再生法上の共益債権につきその
旨の付記もなく再生債権として届出
134-
号
がなされ、それを前提として再生計画
案の付議決定がなされた場合に、当該
債権を再生手続によらずに行使する
ことの可否
安定型産業廃棄物埋立処分場操業等
単
2015 年 4 月
INDUST
330 号
単
2015 年 2 月
ソガン大学法学紀要
6-9 頁
差止請求事件
(その他)
(学会報告)
東日本大震災とADR
15-25 頁(上智・ソガン大学学
術交流学会での講演)
(その他)
(その他)
- 138 -
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
事
2013 年 7 月~
日本民事訴訟法学会会員
2013 年 7 月~
仲裁 ADR 法学会会員
2013 年 7 月~
2014 年 9 月
III.
項
司法試験考査委員(倒産法)
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
年月
概要
教育方法の実践例
法実務教育教材開発および利用
2013 年 7 月~現在
「法実務技能教育教材研究開発コンソーシアム」運営委
員会委員として、コンソーシアム運営に参加、教育プロ
グラムへの参加。
2
作成した教科書、教材等
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
教育研究委員会
教務委員会
入試委員会
自己点検・評価委員会
国際交流委員会
法科大学院副院長
人事予算委員会
2013 年度
2014 年度春学期、2015 年度秋学期
2013 年度(委員長)、2014 年度春学期(委員長)
2013 年度、2014 年度春学期
2013 年度(委員長)
2015 年度秋学期
2015 年度秋学期
- 139 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
高見
教授
憲法
勝利(たかみ
かつとし)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
(著書)あたらしい憲法の
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
単著
2013 年 9 月
岩波書店
はなし』ほか二篇
備
考
213 頁。表題の冊子のほかに「新し
憲法
明るい生活「新憲法の解説」
を収録し、各冊子が作成された背景
とその意義・特徴等を解説
金森徳次郎著作集Ⅰ
単著
2013 年 12 月
慈学社
364 頁。金森の代表作「憲法遺言」
を中心に憲法関係の著作、「私の履
歴書」を収録したうえで、その憲法
理論形成の過程と特徴等を解説。
金森徳次郎著作集Ⅱ、Ⅲ
単著
2014 年 4 月、
慈学社
10 月
Ⅱ540 頁、Ⅲ570 頁。金森の膨大な
著作から、いまの時点でなお光彩を
放っていると思われるものについ
て、憲法や国会関係の論稿を中心に
二巻に分けて収録し、各論稿のもつ
現代的意味を解説
安保法制の何が問題か
共著
2015 年 9 月
岩波書店
258 頁のうち、67~96 頁を執筆。本
書は長谷部恭男・杉田敦編として公
刊。「集団的自衛権『限定行使』の
虚構」と「憲法を踏みにじる権力と
憲法を守る力の相剋――1928 年憲
法争議の顛末」を執筆。
(論文)憲法改正規定の「改
単著
2013 年 5 月
岩波書店
正」について
79~95 頁。奥平康弘他編『改憲の何
が問題か』に収録。憲法 96 条の規
定を同条を用いて「改正」すること
の背理を摘示。
「憲法改正」
「生きた憲法」
単著
2014 年 3 月
憲法問題 25 号(三省堂)
と第 9 条解釈「変更」
142~153 頁。2013 年度憲法記念講
演(5 月 3 日上智で実施)での報告
をもとにその内容を政治状況に合
わせて全面的に書き改めたもの
砂川事件最高裁判決、田中
単著
2014 年 7 月
岩波書店
161~182 頁。奥平康弘他編『集団的
補足意見、
「必要最小限度」
自衛権の何が問題か』に収録。集団
の行使
的自衛権行使の憲法上の正当化理
由として砂川最判が持ち出され、と
りわけ田中補足意見がその根拠と
して示されたことを受けて、それら
の批判的分析を試みたもの
明治憲法と「体用」論
単著
2014 年 10 月
岩波書店
39~51 頁。高橋和之編『日中におけ
る西欧立憲主義の継受と変容』に収
録。日中共同研究(科研費)の成果
の一部として発表したもので、明治
憲法運用上重要な役割を果たした
「体用」概念について検討したもの
- 140 -
集団的自衛権行使容認論の
単著
2014 年 12 月
世界 863 号
177~187 頁。7 月 1 日の閣議決定に
非理非道
ついて、従来の政府見解(72 年見解)
との間で大いに問題があることを
指摘したもの
不意打ち解散で政権リセッ
単著
2015 年 2 月
法律時報 87 巻 2 号
1~3 頁。前年の師走解散・総選挙と
ト、高まる「憲法破壊」の
その結果を受けた集団的自衛権行
跫音
使容認の法制化の動きについてコ
メントしたもの
法/最高裁/統治
単著
2015 年 5 月
法律時報 87 巻 5 号
50~56 頁。砂川事件最高裁判決をク
リティカルないまの時点で読み直
したもの
7.1 閣議決定と国会の違憲
単著
2015 年 8 月
法律時報 87 巻 8 号
審査機能
内閣が憲法解釈の枠を超える違憲
法案を国会に提出した場合に国会
のとるべき態度を論じたもの
(その他)
(判例評釈)教科
単著
2013 年 11 月
別冊ジュリスト 217 号
197~198 頁。
『憲法判例百選』の第
書検定 事件(2)― 家永訴訟
6 版の出版に伴う、新規書き下ろし
事件上告審」
の評釈
「政治のヤブ」からの退却
単著
2014 年 2 月
世界 852 号
128~135 頁。2013 年 11 月 20 日の
―2012 年総選挙「一票の較
大法廷判決についてコメントした
差」訴訟最高裁判決を読む
もの
国会を追い詰めた最高裁の
単著
2015 年 2 月
世界 865 号
20~24 頁。2014 年 11 月 26 日の大
「違憲状態」判決
法廷判決についてコメントしたも
の
(その他)
(学会報告)
日本国憲法と地方自治
2015 年 3 月
2015 年日本の議会政――そ
2015 年 11 月
ベトナム国会(ハノイ)での
憲法セミナー報告
アジア法学会での報告
の存立危機事態への対処法
(その他)
(その他)
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
事
- 141 -
項
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
教育方法の実践例
2
作成した教科書、教材等
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
倫理委員会
成績評価委員会
年月
2013 年度(委員長)
2013 年度、2014 年度
- 142 -
概要
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
滝澤 正(たきざわ
教授
フランス法、比較法
ただし)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
(論文)
近代国家法に対するフラン
単著
2015 年 3 月
日仏文化 84 号
単著
2016 年 3 月
上智法学論集 59 巻 4 号
ス法の影響力
フランスの学術法制
pp.128-131
近代フランス
法のグローバルな位置づけ
pp.フランスの学術法制の特
徴の概観
フランス民法典の改正と生
単著
2016 年 3 月
生命と倫理 3 号
命倫理
pp.7-17 生命倫理に関する
近時の民法改正の紹介
(その他)
(判例評釈)
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
末延財団と上智大学
単著
2015 年 11 月
末延財団 80 周年記念誌
生命倫理研究所の伝統と新
単著
2016 年 3 月
生命と倫理 3 号
pp.123-125 末延財団による
上智大学への寄与の紹介
たな課題
II.
言
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
pp.1-3
月
事
- 143 -
項
所長としての巻頭
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
教育方法の実践例
2
作成した教科書、教材等
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
人事予算委員会
倫理委員会
年月
2014 年度、2015 年度
2014 年度、2015 年度(委員長)
144
概要
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
照沼
教授
刑法
亮介(てるぬま
りょうすけ)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
よくわかる刑法[第 2 版]
共著
2013 年 9 月
ミネルヴァ書房
20 頁-21 頁、42 頁-43 頁、46
頁-47 頁、80 頁-81 頁、82 頁
-83 頁、84 頁-85 頁、86 頁-
87 頁、90 頁-91 頁、92 頁-93
頁、94 頁-95 頁、106 頁-107
頁、110 頁-111 頁、166 頁-167
頁、182 頁-183 頁、184 頁-185
頁
刑法判例百選Ⅰ総論[第 7
共著
2014 年 7 月
有斐閣
共著
2014 年 8 月
有斐閣
版]
刑法判例百選Ⅱ各論[第 7
184 頁-185 頁
版]
著作権ビジネスの理論と実
「横領か背任か」
136 頁-137 頁
共著
2015 年 3 月
践Ⅴ
事例研究刑事法Ⅰ刑法[第 2
「共犯と身分(1)」
早稲田大学大学院法務研究
198 頁-217 頁
科
共著
2015 年 7 月
日本評論社
256 頁-280 頁
共著
2015 年 9 月
法律文化社
287 頁-302 頁
単著
2013 年 10 月
法学セミナー705 号
5 頁-8 頁
単著
2013 年 11 月
上智法学論集 57 巻 1=2 号
1 頁-39 頁
単著
2014 年 2 月
刑法雑誌 53 巻 2 号
143 頁-156 頁
単著
2014 年 2 月
上智法学論集 57 巻 3 号
47 頁-92 頁
単著
2014 年 3 月
町野朔先生古稀祝賀論文集
243 頁-289 頁
版]
リーディングス刑法
(論文)
「防衛行為の一体性」に関する
判例
預金口座内の金銭の法的性質―
誤振込の事案を手掛かりとして
―(1)
共同正犯の理論的基礎と成立要
件
預金口座内の金銭の法的性質―
誤振込の事案を手掛かりとして
―(2)
共同正犯の理論的基礎と成立要
件
刑事法・医事法の新たな展
開
著作権法上の侵害主体をめぐる
上巻(信山社)
単著
2014 年 3 月
上智法学論集 57 巻 4 号
69 頁-105 頁
単著
2014 年 6 月
理論刑法学の探究⑦(成文
35 頁-69 頁
議論と刑法学における議論の対
比
過剰防衛と「行為の一体性」に
ついて
預金口座内の金銭の法的性質―
堂)
単著
2014 年 7 月
上智法学論集 58 巻 1 号
誤振込の事案を手掛かりとして
―(3)
145
43 頁-89 頁
預金口座内の金銭の法的性質―
単著
2014 年 10 月
上智法学論集 58 巻 2 号
29 頁-84 頁
単著
2015 年 3 月
上智法学論集 58 巻 3=4 号
1 頁-31 頁
単著
2015 年 12 月
上智法学論集 59 巻 3 号
未定
単著
2016 年 3 月
上智法学論集 59 巻 4 号
未定
単著
2014 年 4 月
別冊ジュリスト平成 25 年度
164 頁-165 頁
誤振込の事案を手掛かりとして
―(4・完)
事後強盗罪における故意なき死
傷結果の帰属
同時傷害罪に関する近時の裁判
例
間接正犯の正犯性を基礎付ける
事情に関する誤信
(判例評釈)
共謀加担後の暴行が傷害を相当
程度重篤化させた場合の傷害罪
重要判例解説
の共同正犯の成立範囲
危険運転致死傷罪の正犯者であ
単著
2015 年 3 月
上智法学論集 58 巻 3=4 号
155 頁-178 頁
単著
2014 年 4 月、5
法学教室 403 号、404 号、405
158 頁-159 頁、134 頁-135 頁、
る職場の後輩がアルコールの影
響により正常な運転が困難な状
態であることを認識しながら、
車両の発進を了解し、同乗して
黙認し続けた行為について、同
罪の幇助罪が成立するとされた
事例
(その他)
演習
月、6 月、7 月、 号、406 号、407 号、408 号、 146 頁-147 頁、150 頁-151 頁、
8 月、9 月、10
409 号、410 号、411 号、412
144 頁-145 頁、158 頁-159 頁、
月、11 月、12
号、413 号、414 号
152 頁-153 頁、178 頁-179 頁、
月、2015 年 1
160 頁-161 頁、174 頁-175 頁、
月、2 月、3 月
144 頁-
145 頁、150 頁-151
頁
(座談会)司法試験問題の検討
共著
2014 年 7 月
法学セミナー715 号
19 頁-32 頁
単著
2014 年 8 月
別冊法学セミナーNo.232 司
80 頁-86 頁
2014 刑事系科目試験問題
刑事系科目〔第 1 問〕の解説
法試験の問題と解説 2014
(対談)司法試験問題の検討
共著
2015 年 8 月
法学セミナー728 号
36 頁-52 頁
単著
2015 年 9 月
別冊法学セミナーNo.236 司
70 頁-76 頁
2015 論文式試験問題刑事系第 1
問
刑事系科目〔第 1 問〕の解説
法試験の問題と解説 2015
小島秀夫著『幇助犯の規範構造
単著
2015 年 11 月
刑事法ジャーナル 46 号
176 頁-178 頁
共同報告
2013 年 11 月
2013 年度 JASRAC 秋学期連
於:早稲田大学知的財産法制研
続公開講座
究センター
と処罰根拠』
(学会報告)
「第 3 回
著作権法における手
足論」
「結果的加重犯の諸問題」
共同報告
2014 年 5 月
著作権侵害を
めぐる喫緊の検討課題Ⅴ
司会:駒田泰土教授(上智大学)
日本刑法学会第 92 回大会ワ
於:同志社大学
ークショップ
オーガナイザー:内田浩教授(岩
手大学)
危険運転致死傷罪の正犯者であ
単独報告
2014 年 10 月
刑事判例研究会
る職場の後輩がアルコールの影
於:東京大学
司会:佐伯仁志教授(東京大学)
響により正常な運転が困難な状
146
態であることを認識しながら、
車両の発進を了解し、同乗して
黙認し続けた行為について、同
罪の幇助罪が成立するとされた
事例
(その他)
男性死亡事件に関するコメント
単著
2015 年 2 月
西日本新聞 2 月 27 日付朝刊
同時傷害罪に関するコメント
30 頁
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
III.
月
事
項
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
教育方法の実践例
クラス担任面談
年月
概要
2015 年 5
8 名につき、各 1 時間前後をかけて、法律科目課題レポー
月~6 月
トの講評、平素の授業・学習内容・今後の方針・参考文
献・答案の書き方・将来の進路などに関する相談を実施
2
作成した教科書、教材等
(「Ⅰ.研究成果」の「著書」
「その他」欄を参照)
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
教務委員会
入試委員会
就職委員会
2015 年度
2015 年度秋学期
2015 年度
147
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
富永 晃一(とみなが
准教授
労働法
こういち)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
詳説 障害者雇用促進法
共著
2016 年 3 月
弘文堂
①396 頁
②「4章3節 差別概念」170
-205 頁(ただし途中、5 ペー
ジにわたり他の著者のコラム
あり)
③差別概念について、理論的
な整理を詳細に示したもの。
(論文)
差別禁止法理の基本的概念
単著
2015 年 10 月
日本労働法学会誌 126 号
①116-126 頁
に関する試論――性差別禁
③差別禁止法理の概念の整理
止を基本的モデルとして―
を示したもの。
―
アメリカにおける性的少数
単著
2016 年
季刊労働法
251 号
者の現在
①39-47 頁
③アメリカにおけるLGBT
への雇用差別禁止法による規
制について論じたもの。
集団的労働関係法における
単著
2016 年 2 月
法律時報 1096 号
権利・義務主体論の再検討
①14-21 頁
③集団的労働関係法(労働組
合法)における使用者概念・
労働者概念について論じたも
の。
(その他)
(判例評釈)
該当なし
(その他)
(学会報告)
該当なし
(その他)
(その他)
該当なし
- 148 -
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
月
事
2015 年 5 月~2016 年 3
月(予定)
2015 年 11 月 17 日~
2016 年 3 月 31 日(予定)
III.
項
労働政策研究・研修機構「諸外国における非正規労働者の処遇の実態に関する研究会」委員
厚生労働省「非正規雇用労働者の待遇等の実態の把握のための準備会合」参加
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
年月
概要
2015 年 7 月~
授業で用いるレジュメとケースブックに未掲載の
2016 年 1 月
重要判例や統計資料等の補足資料を作成した(A4
教育方法の実践例
該当なし
2
作成した教科書、教材等
法科大学院科目
「労働法Ⅰ」「労働法Ⅱ」のレジュメ・
資料集等の改訂
3
で 200 枚程度)ものを改訂した。
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
自己点検評価・認証評価準備委員会
研究・図書館委員会
教務委員会
広報委員会
Sophia Law Box 運営委員会
2014 年度、2015 年度
2014 年度
2015 年度
2015 年度
2015 年度
149
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
和仁 亮裕(わに あきひろ)
実務家教授
国際金融取引法(金融規制法を含む)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
Law Business Research
The
International
Capital
共
2013 年 11 月
頁
197 ~ 209 Chapter 16
“Japan”の部分
Markets Review
2012 年度における日本の資本
Third Edition
市場に関する法規制の改正に
ついての英文による概説
The
International
Capital
Markets Review
Law Business Research
共
2014 年 11 月
頁
195 ~ 208 Chapter 15
“Japan”の部分
Fourth Edition
2013 年度における日本の資本
市場に関する法規制の改正に
ついての英文による概説
The
International
Capital
Markets Review
Law Business Research
共
2015 年 11 月
単
2015 年 12 月
判例時報
単
2013 年 6 月
金融法研究
2013 年 6 月
International Swaps and
頁
194 ~ 207 Chapter 15
“Japan”の部分
Fifth Edition
(論文)
(その他)
(判例評釈)
期限前終了した ISDA マスター契
2771 号
頁 156~160
約に基づくデリバティブ取引の損
害の範囲及び損害の算定基準日
(東京高判 25・4・17)
(その他)
(学会報告)
金融法学会第 29 回大会<シンポ
第 29 号
頁 54~66
ジウム>デリバティブ取引の現状
と課題「報告3
デリバティブ取
引と紛争解決」
Understanding the ISDA Master
Agreements Conference the ISDA
Derivatives Association
March 2013 Dodd-Frank Protocol
Including
Japanese
Specific
Issues
1998 Japanese Financial Crisis
2013 年 7 月
and 2008 Global Financial Crisis
2013
Quadrilateral
Meeting
in the Context of Recovery and
Resolution Plans
Quick Introduction to European
Market
2013 年 10 月
Infrastructure
International Swaps and
Derivatives
Regulation (EMIR)
2013
Annual
Conference
- 150 -
Association
Japan
ISDA 2013 年 3 月 DF プロトコルセ
2013 年 11 月
ミナー
メリルリンチ日本証券株式
会社
座談会:デリバティブ取引に関す
共
る裁判例を考える(上)
・
(中)
・
(下)
Extraterritoriality
International
in
2013 年 12 月~
金融法務事情
No. 1984
頁 66~91
2014 年 1 月
金融法務事情
No. 1985
頁 44~64
金融法務事情
No. 1986
頁 72~88
2014 年 1 月
Derivatives
Regulation
International Swaps and
Derivatives Association
–
Extraterritoriality
Implementation
in
of
the
G20
Commitments
The Japanese response - FIEA
Mis-selling – Challenges by the
2014 年 1 月
P.R.I.M.E. Finance
2014 年 2 月
International Swaps and
Japanese Supreme Court
Overview of Customer Clearing
Documentation
Derivatives Association
インサイダー取引規制について
2014 年 2 月
大阪ガス株式会社
International
2014 年 3 月
International Swaps and
Derivatives
Regulation
Cross-Border
Derivatives Association
Application: Impact on Japanese
Market
CLS Fund Forum
2014 年 6 月
CLS 東京事務所
2014 年 7 月
International Swaps and
「CLS 決済と信託勘定取引-法的
論点整理」
Understanding
Collateral
Agreements and the ISDA Credit
Derivatives Association
Support Documents Conference
“Understanding the New York law
1994 ISDA Credit Support Annex”
Regulations on Derivatives in
2014 年 7 月
Context (Japan Update)
2014
Quadrilateral
Meeting
of
the
EFMLG/FLB/FMLC/FMLG
TIBOR
Reform
–
Japanese
2014 年 7 月
2014
Quadrilateral
Benchmark Interest Rate Index –
Meeting
(Regulatory Reform Update)
EFMLG/FLB/FMLC/FMLG
金融法学会第 31 回大会シンポジ
of
the
単
2014 年 8 月
金融法務事情
No. 1999
単
2014 年 10 月
金融法学会
2014 年 10 月
International Swaps and
ウム I 資料
「金融指標に関する法律問題-
TIBOR-」
金融法学会第 31 回大会
シンポジウム I
「金融指標に関する法律問題-
TIBOR-」
2014
ISDA
Annual
Japan
Conference
“Key
Derivatives Association
Legal
Today’s
Developments
Derivatives
in
Markets
ISDA Clearing Legal Opinions”
ISDA Conference: Global Swap
2014 年 10 月
- 151 -
International Swaps and
頁 19~28
Regulations
Derivatives Association
“Latest Developments of OTC
Derivatives
Regulations
in
Japan (Japanese Approaches)”
TIBOR Reform: Clear and Present
2015 年 1 月
Challenges
4th Annual Conference of
P.R.I.M.E. Finance
金融法学会第 31 回大会<シンポ
単
2015 年 6 月
金融法研究
第 31 号
2015 年 10 月
International Swaps and
頁 13~20、32~42
ジウム I>
「報告2
金融指標に関する法律
問題-TIBOR-」
ISDA
2015
Annual
Conference
Japan
“Legal
and
Derivatives Association
Documentation Issues in the New
World – Benchmark Reform”
QUICK ラウンドテーブル~マージ
2015 年 12 月
株式会社 QUICK
2016 年 1 月
5th Annual Conference of
ン規制に伴う担保管理業務の最新
状況と見通し~「法的観点から見
た留意点」
Asia and Middle East – The Use of
ADR in Resolving International
Financial
P.R.I.M.E. Finance
Disputes
“Financial ADR in Japan”
(その他)
(その他)
情報伝達:取引推奨行為を防ぐ社
共
2013 年 8 月
ビジネス法務
頁 19~24
単
2013 年 8 月
金融法務事情
2014 年 2 月
立命館東京キャンパス
2015 年 2 月
立命館東京キャンパス
2015 年 3 月
8th DICJ Round Table
2016 年 2 月
立命館東京キャンパス
内コンプライアンス
時論:1日か2日か?
Ritsumeikan University: Tokyo
No. 1976
Seminar 2014 “Investment and
Finance:
Mis-selling
of
Derivatives and New Insolvency
Regime
of
Financial
Institutions”
Ritsumeikan
University
Tokyo
Seminar 2015 “Investment and
Finance: Benchmark Reform and
Implementation of G20 Pittsburg
Summit (2009) in Japan”
Resolution of SIFIs and Handling
of
Under
Derivative
Japanese
Transactions
Law:
Past,
University
Tokyo
Present and Future
Ritsumeikan
Seminar 2016 “An Introduction
to the Fundamentals of the ISDA
Master Agreement and the Credit
Support Annex (Japanese Annex
Law Viewpoint)
- 152 -
頁1
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
1998 年 6 月
金融法委員会(~現在に至る)
2016 年 1 月
金融行政モニター委員(~現在に至る)
項
学会及び社会における活動等
年
月
事
項
1975 年 9 月
私法学会(~現在に至る)
1996 年 4 月
日米法学会(~現在に至る)
1998 年 6 月
金融法委員会(~現在に至る)
1999 年 4 月
金融法学会(~現在に至る)
2011 年 6 月
P.R.I.M.E. Finance (Panel of Recognised International Market Experts in Finance)(~現在に至る)
III.
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
1
年月
教育方法の実践例
2014 年 9 月
概要
Legal Writing の最終授業に該るため、起案の回数を増や
すと共に、学生との対話に努めた。
2014 年 9 月
学部での外書購読を初めて担当し、ロースクールへの導
入授業と考えて、日米の契約法の対比学習をしてもらっ
た。
2
作成した教科書、教材等
特になし。
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
特になし。
IV. その他
就職委員会
エクスターンシップ運営委員会
倫理委員会
2013 年度(委員長)
、2014 年度(委員長)
、2015 年度(委員長)
2013 年度、2014 年度、2015 年度
2013 年度、2014 年度、2015 年度
- 153 -
■
■
■
教員名
職名
専門分野
I.
研究成果
矢島
教授
憲法
基美(やじま
もとみ)
研究業績等に関する事項
著書、学術論文等の名称
単著・共著
発行又は発表
発行所、発表雑誌等又は
の別
の年月
発表学会等の名称
備
考
(著書)
現代人権論の起点
単著
2015 年 3 月
有斐閣
これまでに公表済み、あるい
は、書き下ろしの論文 7 本・
判例研究 4 本について、
「幸福
追求権」、「信教の自由」およ
び「経済的自由」を柱として
構成した論文集。総頁数(本
文のみ)は 301 頁。
(論文)
宗教的行為の自由と社会的
単著
2015 年 3 月
自著『現代人権論の起点』に収載
責務
宗教的行為の自由と社会的責
務の関係について、宗教的行
為の主体に着目して大別した
類型に相当する裁判例を取り
上げ、検討を試みた。93~123
頁。
「象徴天皇制」のジレンマ
単著
2015 年 5 月
高見勝利先生古稀記念『憲法の基底
日本国憲法で採り入れられた
と憲法論』に収載
象徴天皇制に対して、戦後憲
法学説がどのように捉えてき
たのかを整理し、考察を加え
た。175~193 頁。
(その他)
(判例研究)
宗教的理由による輸血拒否
単著
2015 年 3 月
自著『現代人権論の起点』に収載
訴訟
最高裁判所 2000 年 2 月 29 日
判決(民集 54 巻 2 号 582 頁)
について論評した。67~89 頁。
空知太神社事件
単著
2015 年 3 月
同上
最高裁判所 2010 年 1 月 20 日
大法廷判決(民集 64 巻 1 号 1
頁)について論評した。154~
171 頁。
(その他)
(判例解説)
牧会活動の自由と犯人蔵匿
罪
単著
2013 年 11 月
『憲法判例百選Ⅰ』
〔第 6 版〕
(有斐
神戸簡易裁判所 1975 年 2 月 20
閣)
日判決(判時 768 号 3 頁)に
ついて解説した。92~93 頁。
(その他)
(学会報告)
(その他)
(その他)
- 154 -
II.
法律実務上の活動
法律実務に関する活動
年
月
事
項
学会及び社会における活動等
年
III.
月
事
項
教育活動
教育上の能力に関する事項
事項
年月
1
教育方法の実践例
2
作成した教科書、教材等
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
IV. その他
教育研究委員会
学生生活委員会
入試委員会
法科大学院副院長
人事予算委員会
教務委員会
広報委員会
2013 年度
2013 年度
2013 年度
2014 年度
2014 年度
2014 年度
2014 年度(委員長)
- 155 -
概要
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