石北線・根室線不通に伴う代行輸送の実施状況について （平成

平成２８年１０月１２日
日本貨物鉄道株式会社
石北線・根室線不通に伴う代行輸送の実施状況について
（平成２８年１０月１２日現在）
８月下旬に北日本に相次いで上陸した台風９号及び１０号の影響により、石北線上川～白
滝間及び根室線新得～芽室間において橋梁流失等が複数箇所で発生し、石北線については
ＪＲ北海道による復旧作業の結果１０月１日に運転を再開しましたが、根室線は引き続き
現在も不通となっています。この対策として実施しておりますトラック等による代行輸送
の実施状況について、お知らせいたします。
Ⅰ．石北線不通対策
トラック代行輸送の実施
代行区間 北見駅～北旭川駅
輸送力
片道最大５５個（５トンコンテナ換算）
実施期間 ８月２３日より９月３０日まで
代行実績 一日当り片道５５個
（参考）石北線不通区間を通過する貨物列車の概要
① 一日当り貨物列車本数 ２本
② 当該区間を通過する貨物列車の主な発着区間
地 区 名
地
北
旭 川
北
区 名
見
③ 一日当り提供輸送力（片道） ５トンコンテナ５５個（２７５トン）
④ 主な輸送品目 農産品・青果物 等
⑤ 運転再開日 １０月１日
Ⅱ．根室線不通対策
下記「１．」～「３．
」を実施することにより、一日あたり最大３９９個（５トンコンテ
ナ換算）の輸送力を提供しています。
１．トラック代行輸送の実施
区
間 帯広貨物駅～札幌貨物ターミナル駅 間
輸 送 力 片道最大２００個（５トンコンテナ換算）
輸送開始日 平成２８年９月５日（月）
輸 送 実 績 一日あたり片道１９８個（１０月１日以降平均）
２．船舶輸送
（１）定期ＲＯＲＯ船の利用
区
間 釧路港～東京港 間
輸 送 力 ３４個（５トンコンテナ、１船あたり）
輸送開始日 平成２８年９月１６日（金）
運 航 日 釧路港発 毎週火曜日・金曜日
東京港発 毎週日曜日・火曜日
輸 送 実 績 １船あたり３４個（１０月１日以降平均）
（２）チャーター船の利用
区
間 釧路港～八戸港 間
輸 送 力 最大８０個（５トンコンテナ、１船あたり）
輸送開始日 平成２８年９月１５日（木）
運 航 日 毎日（日曜日除く）
輸 送 実 績 １船あたり８０個（１０月１日以降平均）
３．区間列車の運転
区
間 苫小牧貨物駅～熊谷貨物ターミナル駅 間
輸 送 力 片道８５個（５トンコンテナ）
運転開始日 平成２８年９月１７日（土）（隔日運転）
輸 送 実 績 １列車当り８５個（１０月１日以降平均）
※
北海道士幌地区～苫小牧貨物駅
間は利用運送事業者による一般トラックを
使用して輸送しています。
４．その他
上記輸送手段を補完し、輸送ネットワーク継続を目的として、以下の列車を運転し
ています。
（１）帯広貨物駅～釧路貨物駅
運転本数 一日２往復
輸送力
片道８５個（２列車計）
（２）八戸貨物駅～隅田川駅
運転本数 一日１往復
輸送力
片道８０個
（参考）根室線不通区間を通過する貨物列車の概要
① 一日当り貨物列車本数 １６本
② 当該区間を通過する貨物列車の主な発着区間
地 区 名
地 区 名
札
幌
帯
広
苫 小 牧
釧
路
関
東
関
西
③ 一日当り提供輸送力（片道） ５トンコンテナ５６５個（２，８２５トン）
④ 主な輸送品目 農産品・青果物、書籍・雑誌、紙・パルプ、
食料工業品（清涼飲料水等）、化学工業品、自動車部品、等
⑤ 復旧見込み 未定
（参考資料）別紙「北海道道東地区 台風被害に伴うトラック代行等イメージ図①、②」
「北海道道東地区 台風被害に伴うトラック代行等イメージ図①」
（石北線関連 9/30まで）
【凡例】鉄道輸送
トラック輸送
上川地区
線路災害
トラック代行 8/23～
見
輸送力 最大５５個
北
北 旭 川
札幌タ
※北旭川発着列車は通常列車
（別 紙）
各 地
（別 紙）
「北海道道東地区 台風被害に伴うトラック代行等イメージ図②」
（根室線関連 10/12現在）
【凡例】鉄道輸送
トラック輸送
船舶輸送
苫小牧貨物
東京港
東京タ
区間列車② 9/15～
輸送力 釧路貨物発着４０個
利用運送事業者
によるトラック輸送
トラック
定期ＲＯＲＯ船 9/16～ 釧路発 火・金 東京発 日・火
釧路港
輸送力 ３４個/船
輸送力 ８０個
トラック
八戸港
区間列車 9/16～
八戸貨物
隅田川
各 地
トラック
輸送力 釧路貨物発着３５個
音別発着１０個
士幌地区
熊谷タ
輸送力 ８５個
釧路貨物
帯広貨物
輸送力 最大１８０個
通常代行
音別
札幌タ
区間列車① 9/5～
トラック代行 9/5～
区間列車
9/17～（隔日）
中斜里ＯＲＳ
チャーター船 9/15～
輸送力 最大８０個/船