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416KB
CompactPCI
CPUボード
aPCI−9020
ユーザーズマニュアル
ご注意
1.
本製品の外観や仕様及びユーザーズマニュアルに記載されている事
項は、将来予告なしに変更することがあります。
2.
ユーザーズマニュアルに記載のすべての事項について、株式会社アド
テックシステムサイエンスから文書による許諾を得ずに行う、あらゆ
る複製も転載も禁じます。
3.
このユーザーズマニュアルに記載されている会社名及び製品名は、各
社の商標又は登録商標です。
4.
ユーザーズマニュアルの内容を十分に理解しないまま本製品を扱う
ことは、絶対におやめください。本製品の取扱いについては安全上細
心の注意が必要です。ユーザーズマニュアルを十分に理解してから本
製品をご使用ください。
i
製品の保証について
保証規定
1. 保証の範囲
1. 保証の範囲
1.1 この保証規定は、弊社―株式会社アドテックシステムサイエンス
株式会社アドテックシステムサイエンスが製
株式会社アドテックシステムサイエンス
造・出荷し、お客様にご購入いただいたハードウェア製品に適用されま
す。
1.2 弊社によって出荷されたソフトウェア製品については、弊社所定のソフ
トウェア使用許諾契約書の規定が適用されます。
1.3 弊社以外で製造されたハードウェア又はソフトウェア製品については、
製造元/供給元が出荷した製品そのままで提供いたしますが、かかる製
品には、その製造元/供給元が独自の保証を規定することがあります。
2. 保証条件
2. 保証条件
弊社は、以下の条項に基づき製品を保証いたします。不慮の製品トラブ
ルを未然に防ぐためにも、あらかじめ各条項をご理解のうえ製品をご使
用ください。
2.1 この保証規定は弊社の製品保証の根幹をなすものであり、製品によって
は、そのユーザーズマニュアルや保証書などで更に内容が細分化され個
別に規定されることがあります。したがって、ここに規定する各条項の
拡大解釈による取扱いや特定目的への使用に際しては十分にご注意く
ださい。
2.2 製品の保証期間は、製品に添付される「保証書」に記載された期間とな
り、弊社は、保証期間中に発見された不具合な製品について保証の責任
をもちます。
2.3 保証期間中の不具合な製品について、弊社は不具合部品を無償で修理又
は交換します。ただし、次に記載する事項が原因で不具合が生じた製品
は保証の適用外となります。
― 事故、製品の誤用や乱用
― 弊社以外が製造又は販売した部品の使用
― 製品の改造
― 弊社が指定した会社以外での調整や保守、修理など
ii
2.4 弊社から出荷された後に災害又は第三者の行為や不注意によってもた
らされた不具合及び損害や損失については、いかなる状況に起因するも
のであっても弊社はその責任を負いません。
2.5 原子力関連、医療関連、鉄道等運輸関連、ビル管理、その他の人命に関
わるあらゆる事物の施設・設備・器機など全般にわたり、製品を部品や
機材として使用することはできません。もし、これらへ使用した場合は
保証の適用外となり、いかなる不具合及び損害や損失についても弊社は
責任を負いません。
iii
MEMO
iv
目 次
ご注意 ......................................................................................................... i
製品の保証について ...................................................................................ii
保証規定 ..................................................................................................ii
1. 保証の範囲......................................................................................ii
2. 保証条件 .........................................................................................ii
MEMO.................................................................................................... iv
目 次 ........................................................................................................ v
はじめに...................................................................................................vii
安全上のご注意 .......................................................................................viii
警 告..............................................................................................viii
注 意................................................................................................ ix
MEMO..................................................................................................... x
第1章 ........................................................................................................ 1
製品概要..................................................................................................... 1
1.1 概要.............................................................................................. 2
1.2 製品構成表 ................................................................................... 2
1.3 各部の名称 ................................................................................... 4
1.4 CD−ROM ドライブ接続方法 ...................................................... 6
第2章 ........................................................................................................ 8
初期設定と実装 .......................................................................................... 8
2.1 ボード上のコネクタ ..................................................................... 9
2.2 コネクタピンアサイン ............................................................... 11
2.3 スイッチとジャンパなどの設定 ................................................. 24
第3章 ...................................................................................................... 29
BIOSセットアップ.............................................................................. 29
3.1 メニューと項目 .......................................................................... 30
3.2 STANDARD CMOS SETUP メニュー ...................................... 32
v
3.3 BIOS FEATURES SETUP メニュー ........................................ 34
3.4 CHIPSET FEATURES SETUP メニュー ................................. 36
3.5 POWER MANAGEMENT SETUP メニュー ............................ 36
3.6 PNP/PCI CONFIGURATION メニュー.................................... 38
3.7 INTEGRATED PERIPHERALS メニュー................................ 39
3.8 LOAD BIOS DEFAULT メニュー............................................. 40
3.9 LOAD SETUP DEFAULT メニュー ......................................... 40
3.10 SUPERVISOR PASSWORD メニュー .................................. 41
3.11 USER PASSWORD メニュー ................................................ 41
3.12 IDE HDD DETECTION メニュー......................................... 41
第4章 ...................................................................................................... 43
その他の機能............................................................................................ 43
4.1 ウォッチドッグタイマ機能 .......................................................... 44
4.2 温度監視機能 ............................................................................... 46
第5章 ...................................................................................................... 48
製品仕様................................................................................................... 48
製品のメンテナンスについて ..................................................................... a
製品のお問い合わせについて ..................................................................... b
vi
はじめに
このユーザーズマニュアルは、製品の使用中に分らないことが出てきたとき
いつでも読み返せるよう、大切に保管してください。また、誰かに取扱いを
説明するときには、このユーザーズマニュアルを必ず読み返すようにしてく
ださい。
―― ユーザーズマニュアルが汚れるなどして内容を読むことができな
いときや紛失したときは、お求めの販売店又は株式会社アドテッ
クシステムサイエンスの各営業所に相談してください。
本製品をお使いいただくには、DOS/V コンピュータや Windows®について
の一般的な知識が必要です。このユーザーズマニュアルは、お読みになるユ
ーザーが DOS/V コンピュータや Windows®の使い方については既にご存知
なことを前提に、製品の使いかたを説明しています。 もし、DOS/V コン
ピュータや Windows®についてご不明な点がありましたら、それらの説明
書や関係書籍等を参照してください。
vii
安全上のご注意
ここに示す注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の
人々への危害や財産への損害を未然に防ぐためのものです。
注意事項は、誤った取扱いで生じる危害や損害の大きさ、又は切迫の程度に
よって内容を「警告」と「注意」の2つに分けています。
「警告」や「注意」はそれぞれ次のことを知らせていますので、その内容をよく
ご理解なさってから本文をお読みください。
警告:この指示を無視して誤った取扱いをすると、
人が死亡したり重傷を負
警告
ったりすることがあります。
注意:この指示を無視して誤った取扱いをすると、人が傷害を負ったり、物
注意
に損害を受けたりすることがあります。
警 告
── 感電や火災の危険があります ――
● 湿気や水分の多いところ、風呂場などや水を扱うところ、雨の当たると
ころなどでの使用は絶対におやめください。感電することがあります。
● ぬれた手で機器を取扱うことは絶対におやめください。感電することが
あります。
● 機器を分解したり改造したりしないでください。火災を起こしたり、感
電したりすることがあります。
● 発熱、発煙、異臭など、もし機器に異常が生じた場合は、すぐにコンピ
ュータ及び機器の電源を切ってください。そのままで使用すると、火災
を起こしたり、感電したりすることがあります。
●
金属物やそのカケラ、水やその他の液体など、もし異物が機器の内部に
入った場合は、すぐにコンピュータ及び機器の電源を切ってください。
そのままで使用すると、火災を起こしたり、感電したりすることがあり
ます。
viii
注 意
取扱いかたによっては
── けがをしたり機器を損傷することがあります ──
●
設置
ぐらついたり傾いたりなど不安定なところには置かないでください。機
器が落ちたり倒れたりしてけがをすることがあります。
●
環境
直射日光の当たるところや、極端に高温になるところ、又は低温になる
ところ、湿度の高いところなどでは使用しないでください。機器の故障
や誤動作の原因になります。
●
ほこり
ほこりなどが多いところでは使用しないでください。機器の故障や誤動
作の原因になります。――もし長期間使用しないときは、ほこりや異物
が機器の中に入らないよう、カバーなどで機器を包んでください。
● 結露
結露
環境に急激な温度差が生じると結露します。もし結露したときば、必ず
時間をおき、結露がなくなってからご使用ください。結露したまま使用
すると、機器は誤動作をしたり故障したりすることがあります。
● 落下
落下
機器の持ち運びは慎重に行なってください。落としたりすると、けがを
したり、機器の故障の原因になります。
● 過電圧
過電圧・過電流
過電圧・過電流
ケーブルをつないだりはずしたりするときは、コンピュータ及び接続機
器の電源を必ず切ってください。電源を入れたままでケーブルの着脱を
行うと、過電圧や過電流によって機器をこわすことがあります。
●
静電気
機器を静電気破壊から守るため、基板上の IC やコネクタの接触部分に
は手を触れないでください。不用意にさわると、からだにもった静電気
によって機器をこわすことがあります。
ix
MEMO
x
第1章
製品概要
第1章 製品概要
1.1 概要
aPCI-9020 は、米国 PICMG (PCI Industrial Computers Manufactures
Group)による産業用の PCI 規格である CompactPCI 規格に準拠したシング
ルボードコンピュータです。
PC/AT 互換機のマザーボード機能を持った EPSON 社製カードプロセッサ
を搭載し、6U サイズで基本性能はもちろん、VGA、 LAN、Compact Flash
を搭載したオールインワン設計となっています。
1.2 製品構成表
aPCI-9020 の製品構成はオプション構成により以下のような型番がライン
ナップされます。
aPCI-9020/① ② ③
 ̄  ̄  ̄
① CPU 動作周波数
3:Geode GXLV Processor 300MHz
(Geode GXLV Processor 200MHz を希望の場合は弊社まで連絡ください)
② メモリ容量※1
3:32MB
6:64MB
③ オプション※2
B:無し
S:FDD/HDD 付属
F:FDD/HDD/CD-ROM 付属
※1 メモリは CARD/PCI にオンボードで実装されているので購入後の変
更、増設はできません。
※2 オプションで B を選択した場合、パネルの穴が S または F と異なるた
め購入後の変更はできません。
本ボードに標準で添付される付属品は、B シリーズで4点、S シリーズで 6
点、F シリーズでは 7 点になります。開封後、すぐにご確認ください。
付属品の添付には万全を期しておりますが、万一、不良品や不具合等があり
ましたら、お買い求めの販売店もしくは弊社までご連絡ください。
2
第1章 製品概要
1
2
3
4
5
6
7
aPCI−9020 本体
キーボード/マウス分岐ケーブル
ユーザーズマニュアル(本書)
お客様登録カード/保証書 ※3
IDE 延長ケーブル(xxB シリーズには添付されません)
電源ケーブル (xxB シリーズには添付されません)
CD-ROM Drive (xxB、xxS シリーズには添付されません)
※3 お客様カードにご記入の上、是非ともご返送ください。お客様がお買
い求めになったボードに万一の故障があった場合などに素早く対応できま
す。また、よろしければ裏面のアンケートにもご協力ください。アドテック
システムサイエンスは今後もお客様の声を活かした製品作りを心掛けてま
いります。
○ デバイスドライバに関して
本製品には、デバイスドライバが添付されておりません。
2001 年 7 月現在、以下の Web サイトからデバイスドライバをダウンロード
することが可能ですのでご利用下さい。
LAN 用ドライバ
http://developer.intel.com/design/network/products/lan/controllers/
82559er.htm
CARDPCI/GX 用ドライバ
http://www3.epson.co.jp/
諸事情により Web アクセスが不可能な場合、リンクがつながらない為ドライ
バが見あたらない等不明な点ございましたら 当社営業または代理店の方ま
でご相談下さい。
3
第1章 製品概要
1.3 各部の名称
ジャンパとコネクタの設定に関しては第 2 章をご覧ください。
フロントパネル
以下にフロントパネルの各部について説明します。
KeyBord & PS/2
添付分岐ケーブルによりキーボード、マウスを接続するコネクタです。
直接繋ぐ場合、キーボードのみ使用できます。
COM1、COM2
16550 互換の UART によるシリアルポートです。
COM2 のみジャンパの設定で RS-422/RS485 をご使用になれます。
詳細は後述 ジャンパ設定 をご覧下さい。
LPT
プリンタポートです。
BIOS の設定により、SPP、EPP1.7,EPP1.9、ECP,ECP+EPP の設定が可能です。
VIDEO
D-SUB9 ピンインターフェースのディスプレイに繋ぐことにより、最大 1280
×1024 での表示が可能になります。
Ethernet
10Base-T/100Base-TX オートネゴシエーション切り替え対応の LAN イン
ターフェースです。i82559ER を使用しています。
各種 LED
PWR : 3.3V が投入されると点灯します。
HDD : HDD にアクセスすると点滅します。オープンドレイン出力です。
LINK : Ethernet で オートネゴシエーション等により Link が確立すると
点灯します。
ACT : Ethernet 上のパケットが到着すると点滅します。
4
第1章 製品概要
パネル図
本パネル図右は、aPCI−9020/3xB に適用されます。
本パネル図左は、aPCI−9020/33S、aPCI−9020/36
F に適用されます。
5
第1章 製品概要
1.4 CD
4 CD−
CD−ROM ドライブ接続方法
aPCI−
aPCI−9020/
9020/xxB の場合
添付の IDE 延長ケーブルを用います。
1.本体の電源スイッチを OFF してください。
2.ボード右上端にある IDE コネクタ(CN5 または CN6)に IDE 延
長ケーブルをつなぎます。
CD-ROM ドライブの電源は添付の電源ケーブルを使用するか、または
別途ご用意いただき電源をとってください。
注意:外部で CD−ROM または HDD を接続する場合、ラックのシス
テムスロット右側に十分な空きを用意してから CPU ボードを挿入し
てください。ケーブルへの不具合が発生する可能性があります。
CD-ROM ドライブ 又は HDD ドライブ
電源ケーブルは別途用意
電源ケーブル
6
第1章 製品概要
aPCI−
aPCI−9020/
9020/xxS、
xxS、aPCI−
aPCI−9020/
9020/xxF の場合
添付の IDE 延長ケーブルを用います。
1.本体の電源スイッチを OFF してください。
2.前面パネルにある IDE コネクタに IDE 延長ケーブルをつなぎま
す。
CD-ROM ドライブの電源は添付の電源ケーブルを使用するか、または
別途ご用意いただき電源を供給してください。
IDE コネクタへ
CD-ROM ドライブへ
IDE 延長ケーブル
電源は添付ケーブル
または別途用意
7
第2章
初期設定と実装
第2章 初期設定と実装
2.1 ボード上のコネクタ
CPU ボード上のコネクタは、他のデバイスへのインターフェイスを
提供しています。
以下にメインボードのコネクタ位置について記します。
CN2
CNFDD
CN5
CN15
CN10
CN7
CN4
CN6
CN8
CN3
CN11
J2
CN13
CN1
J1
図 2−1 メインボード上のコネクタ位置
9
第2章 初期設定と実装
リファレンス
CN1
CN2
CN3
CN4/CNFDD
CN5
CN6
CN7
CN8
CN10
CN11
CN13
CN15
SW1
J1
J2
J3
機能
Ethernet RJ-45 コネクタ
CompactFlash コネクタ(PrimaryIDE へ接続済み)
CARD PCI 接続用
フロッピーディスクドライブ用
3.5 インチ E-IDE (Primary)
3.5 インチ E-IDE (SECONDARY)
COM1
COM2
Keyboard/Mouse 兼用 PS/2 ポート
パラレル
VGA
ATX 電源(未実装)
プッシュボタンリセット
CompactPCI J1 コネクタ
CompactPCI J2 コネクタ
CompactPCI J5 コネクタ(未実装)
補足
1.PrimaryIDE
HDD/CD−ROM 等の IDE 機器接続用コネクタです。
※制限事項:CompactFlash の設定をマスタに設定した場合、Slave
のみ接続可能となります。
2. Secondary IDE
HDD/CD−ROM 接続用の IDE コネクタです。
JP7 で使用可/不可の切り替えができます。
3. CompactFlash
TrueIDE タイプの CompactFlash を接続できます。
JP4 の設定により Master/Slave の切り替えができます。
※制限事項:Master に設定した場合、BIOS で Slave を None にする
か PrimaryIDE に Slave 機器を接続してください
4.ATX コネクタ
別途 ATX 電源を用意していただくことにより、単体で動作が可能です
が、ジャンパ設定が必要です。
詳細はジャンパ設定をご覧ください
10
第2章 初期設定と実装
2.2 コネクタピンアサイン
■CN1:Ethernet RJ-45 コネクタ
ピン NO. 説明
1
TX+
2
TX−
3
RX+
NC
4
NC
5
6
RX−
NC
7
NC
8
解説:
TX+、TX-が送信側、RX+,RX-が受信側の信号です。差動信号を使用するこ
とにより安定動作が望めます。
一般的な Ethernet ハブへの配線にはカテゴリ5に準拠したストレートケー
ブルを、1 対 1 配線の場合はクロスケーブルをそれぞれご使用下さい。
■CN2:CompactFlash コネクタ
ピン NO. 説明
GND
1
Data4
3
Data6
5
Card Enable1#
7
ATA Select#(GND)
9
Address8(GND)
11
VCC
13
Address5(GND)
15
Address3(GND)
17
Address1
19
Data0
21
Data2
23
Card Detection2#(NC)
25
Data11
27
Data13
29
ピン NO.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
11
説明
Data3
Data5
Data7
Address10(GND)
Address9(GND)
Address7 (GND)
Address6(GND)
Address4 (GND)
Address2
Address0
Data1
IOIS#(NC)
Card Detection1#(NC)
Data12
Data14
第2章 初期設定と実装
31
33
35
37
39
41
43
45
47
49
Data15
Vcc Voltage Sense1#(NC)
I/O Write#
Interrupt Request
Card Select#
Reset#
Input Acknowledge#(NC)
DiskActive/Slave Present#
Data8
Data10
32
34
36
38
40
42
44
46
48
50
Card Enable2#
I/O Read#
Write Enable#(Vcc)
Vcc
VccVoltageSense2#(NC)
I/O Ready
Vcc
Pass Diagnostic#
Data9
GND
解説:
TrueIDE 接続された CompactFlash のインターフェースです。TrueIDE と
は、CompactFlash ATA カード機能で、CompactFlash を IDE ポートに直
接繋ぐ電気的仕様のことを言います。デフォルトでは Primary Slave に接
続されていますが JP4 を接続する事により Master 接続にすることが可能
です。電源端子には過電流保護素子を使用していますので、万が一、ショー
トしたときも安心です。
また、TrueIDE ですので、電源を入れたままの挿抜はできません。必ず電
源を落としてから挿抜してください。
■CN3:CRAD PCI 接続用
ピン NO. 説明
Disk Change Status#
1
Write Protect#
2
Index Pulse#
3
Track 0#
4
Read Data#
5
High Density Select
6
Write Enable#
7
Head Select#
8
Head Stepper#
9
Head Stepper Direction#
10
Write Data#
11
Drive Select0#
12
MTR0#
13
GND
14
IRQ15
15
12
第2章 初期設定と実装
16
17
18
19
20
IRQ7
GND
IRQ4
GND
IRQ3(NC)
解説:
このコネクタには、主に FDD の信号、ISA の IRQ 信号が出力されていま
す。
FFC(フレ キシ ブル ・フ ラット ・ケーブ ル) で配線しており ます ので 、
CARDPCI を再取り付けする際には接続不良が起こらないように注意しな
がら接続してください。
■CN4:フロッピーディスクドライブ用
ピン NO. 説明
ピン NO.
GND
1
2
GND
3
4
NC
5
6
GND
7
8
GND
9
10
GND
11
12
GND
13
14
GND
15
16
GND
17
18
GND
19
20
GND
21
22
GND
23
24
GND
25
26
GND
27
28
NC
29
30
GND
31
32
NC
33
34
説明
DENSEL
NC DS0#
NC DSHG#
INDEX#
MTR0#
NC
DR0#
NC
DIR#
STEP#
WDATA#
WGATE#
TRK0#
WP#
RDATA#
HDSEL#
DSKCHG#
解説:
3.5Inch の標準 FDD を使用する際に接続するコネクタです。CNFDD コネ
クタと同時に使用することは出来ません。CNFDD を使用する場合は、必ず
未接続にしてください。
13
第2章 初期設定と実装
■CN5:3.5 インチ IDE コネクタ(Primary)
ピン NO. 説明
ピン NO.
Reset#
1
2
Data7
3
4
Data6
5
6
Data5
7
8
Data4
9
10
Data3
11
12
Data2
13
14
Data1
15
16
Data0
17
18
GND
19
20
DMA Request#
21
22
IO Write#
23
24
IO Read#
25
26
IO Ready
27
28
DMA Acknowledge#
29
30
Interrupt
31
32
Address1
33
34
Address0
35
36
Chip Select0#
37
38
DASP#
39
40
説明
GND
Data8
Data9
Data10
Data11
Data12
Data13
Data14
Data15
NC
GND
GND
GND
NC
GND
NC
PDIAG#
Address2
Chip Select1#
GND
解説:
CN5 は Master 用 IDE ポートです。
Master 側は標準で Slave 側に CompactFlash が接続されています。
Master のみ UDMA33 に対応しています。
■CN6:3.5 インチ IDE コネクタ(Secondary)
ピン NO. 説明
ピン NO. 説明
Reset#
GND
1
2
Data7
Data8
3
4
Data6
Data9
5
6
Data5
Data10
7
8
Data4
Data11
9
10
Data3
Data12
11
12
Data2
Data13
13
14
14
第2章 初期設定と実装
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
39
Data1
Data0
GND
DMA Request#(NC)
IO Write#
IO Read#
IO Ready
DMA Acknowledge#(NC)
Interrupt
Address1
Address0
Chip Select0#
DASP#
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
40
Data14
Data15
NC
GND
GND
GND
NC
GND
NC
PDIAG#
Address2
Chip Select1#
GND
解説:
CN5 は Master 用、CN6 は Slave 用 IDE ポートです。
Master 側は標準で Slave 側に CompactFlash が接続されています
Slave 側は ISA 接続ですので、PnP は使用できません。Windows9x ではハ
ードウエアウイザードを使用して認識させる必要があります。
Master のみ UDMA33 に対応しています。
CN7:COM1コネクタ(RS-232C)
ピン NO. 説明
Data Carrier Detect1
1
Receive Data1
2
Transmission Data1
3
Data Terminal Ready1
4
GND
5
Data Set Ready1
6
Request To Send1
7
Clear To Send1
8
Ring Indicator1
9
15
第2章 初期設定と実装
CN8:COM2 コネクタ(RS-232C/422/485)
ピン NO. 説明
1
Data Carrier Detect2/Transmission Data2−
2
Receive Data2/Transmission Data2+
3
Transmission Data2/Receive Data2+
4
Data Terminal Ready2/Receive Data2−
GND
5
6
Data Set Ready2/Request To Send2−
7
Request To Send2/Request To Send2+
8
Clear To Send2/Clear To Send2+
9
Ring Indicator2/Clear To Send2−
解説:
COM1 は 16550 互換 RS-232C ポートです。BIOS の設定により割り込み
を変更することが出来ます。
COM2 は以下の設定により RS-232C/RS-422/RS485 の切り替えが可能で
す。
切り替える際には分解が必要となりますので、必要の際は当社営業まで連絡
いただければ再設定いたします。
なお、J17 は TXD のターミネート
J18 は RXD のターミネート
J19 は CTS のターミネート
の設定が可能です。ターミネートが必要な場合、
「2-3」ショートしてくださ
い。
16
第2章 初期設定と実装
COM2 のジャンパ設定
17
第2章 初期設定と実装
COM2 周辺回路図(参考資料)
18
第2章 初期設定と実装
CN10:キーボード/マウスコネクタ(PS/2)
ピン NO. 説明
Mouse Data
1
NC
2
GND
3
+5V
4
Mouse Clock
5
NC
6
解説:
PS/2 互換 キーボード、マウス兼用ポートです。PS/2 マウスをご使用の際
には付属の分岐ケーブルをご使用下さい。
キーボードを直接接続することによりキーボードのみの制御も可能です。
CN11:パラレルポートコネクタ
ピン NO. 説明
Strobe#
1
Data1
3
Data3
5
Data5
7
Data7
9
Busy
11
Printer Select
13
Error#
15
Printer Select IN#
17
GND
19
GND
21
GND
23
GND
25
ピン NO.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
説明
Data0
Data2
Data4
Data6
Acknowledge
Paper Empty
Auto Form Feed#
Initialize
GND
GND
GND
GND
解説:
双方向通信用 LPT ポートです。
BIOS の設定により ECC,EPP,SPP 等の設定、割り込み、DMA チャンネル
の設定が可能です。
19
第2章 初期設定と実装
CN13:VGA コネクタ
ピン NO. 説明
Red
1
Green
2
Blue
3
NC
4
GND
5
GND
6
GND
7
GND
8
NC
9
GND
10
CRT Sence(NC)
11
DDC2BD(NC)
12
Horizontal Sync
13
Vertical Sync
14
Display Data Channel Clock(NC)
15
解説:
CRT 接続用 VGA ポートです。
最大 1280×1024 の表示が出来ます。
高解像度に設定する場合、モアレなどの不具合を防ぐため、出来るだけ CRT
への配線を短く配線するなどの適切な処置を行ってください。
CN15:ATX 電源
ピン NO. 説明
+3.3V
1
+3.3V
2
GND
3
+5V
4
GND
5
+5V
6
GND
7
POWER-OK Signal
8
Standby Power
9
+12V
10
ピン NO.
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
20
説明
+3.3V
−12V
GND
Power ON/OFF Control
GND
GND
GND
−5V
+5V
+5V
第2章 初期設定と実装
解説:
標準で ATX コネクタは実装していません。
。
SOC1:DiscOnChip
ピン NO. 説明
NC
1
NC
2
NC
3
A12
4
A7
5
A6
6
A5
7
A4
8
A3
9
A2
10
A1
11
A0
12
D0
13
D1
14
D2
15
GND
16
ピン NO.
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
解説:
最大 144MB の DiskOnChip が実装可能です。
21
説明
D3
D4
D5
D6
D7
CE#
A10
OE#
A11
A9
A8
NC
NC
NC
WE#
+5V
第2章 初期設定と実装
コネクタピンアサイン表(J1)
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
36
35
34
33
32
31
30
29
28
27
26
25
24
23
22
21
20
19
18
17
16
15
14
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GA4
CLK6
CLK5
GND
BRSVP2A18
BRSVP2A17
BRSVP2A16
BRSVP2A15
AD[35]
AD[38]
AD[42]
AD[45]
AD[49]
AD[52]
AD[56]
AD[59]
AD[63]
C/BE[5]#
V(I/O)
CLK4
CLK2
CLK1
5V
AD[1]
3.3V
AD[7]
3.3V
AD[12]
3.3V
SERR#
3.3V
DEVSEL#
3.3V
GA3
GA2
GND
RSV
GND
RSV
GND
RSV
BRSVP2B18 BRSVP2C18
GND
PRST#
BRSV P2B16 DEG#
GND
FAL#
AD[34]
AD[33]
GND
V(I/O)
AD[41]
AD[40]
GND
V(I/O)
AD[48]
AD[47]
GND
V(I/O)
AD[55]
AD[54]
GND
V(I/O)
AD[62]
AD[61]
GND
V(I/O)
BRSV P2B4
C/BE[7]#
GND
GNT3#
CLK3
SYSEN#
GND
REQ1#
REQ64#
ENUM#
5V
V(I/O)
AD[4]
AD[3]
GND
3.3V
AD[9]
AD[8]
GND
V(I/O)
AD[15]
AD[14]
GND
3.3V
IPMB_SCL
IPMB_SDA
GND
V(I/O)
FRAME#
IRDY#
KEY AREA
GA1
RSV
GND
RSV
GND
REQ6#
GND
REQ5#
GND
AD[37]
GND
AD[44]
GND
AD[51]
GND
AD[58]
GND
C/BE[4]#
GND
REQ4#
GNT2#
GNT1#
3.3V
AD[0]
5V
AD[6]
M66EN
AD[11]
GND
PAR
GND
STOP#
GND
GA0
RSV
RSV
RSV
BRSVP2E18
GNT6#
BRSVP2E16
GNT5#
AD[32]
AD[36]
AD[39]
AD[43]
AD[46]
AD[50]
AD[53]
AD[57]
AD[60]
PAR64
C/BE[6]#
GNT4#
REQ3#
REQ2#
5V
ACK64#
AD[2]
AD[5]
C/BE[0]#
AD[10]
AD[13]
C/BE[1]#
PERR#
LOCK#
TRDY#
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
Pin
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
Z
AD[18]
AD[21]
C/BE[3]#
AD[26]
AD[30]
REQ0#
BRSVP1A5
IPMB_PWR
INTA#
TCK
5V
A
AD[17]
GND
GND
GND
AD[29]
GND
BRSV P1B5
HEALTHY#
INTB#
5V
-12V
B
GND
AD[20]
GND
AD[25]
GND
CLK0
GND
INTP
5V
TDO
+12V
D
C/BE[2]#
AD[19]
AD[22]
AD[24]
AD[27]
AD[31]
GNT0#
INTS
INTD#
TDI
5V
E
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
F
AD[16]
3.3V
AD[23]
V(I/O)
AD[28]
3.3V
RST#
V(I/O)
INTC#
TMS
TRST#
C
22
第2章 初期設定と実装
コネクタピンアサイン表(J5)
22
21
GND
GND
NC
NC
NC
NC
NC
NC
20
GND
GND
NC
19
GND
GND
NC
18
GND
GND
NC
17
GND
GND
NC
16
GND
GND
15
GND
14
13
GND
GND
SIDE_ONE
_SELECT
WRITE_PR
OTECT
WRITE_GA
TAE
MOTOR_O
N
MOTOR_O
N
DRIVE_SE
LECT
INDEX
NC
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
Pin
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
Z
NC
NC
GND
ADR2
IOCS16#
CSEL
GND
NC
DATA14
DATA12
DATA10
DATA8
A
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
NC
WRITE_D
GND
ATA
DIRECTIO GND
N_SELECT
NC
GND
GND
NC
NC
GND
GND
GND
NC
NC
NC
NC
NC
GND
GND
NC
NC
DASP#
ADR0
INTRQ
IORDY
IOW#
GND
DATA1
DATA3
DATA5
DATA7
B
NC
NC
NC
NC
NC
NC
NC
NC
NC
NC
NC
NC
C
NC
MODE_SE
LECT
NC
NC
CS1#
NC
GND
GND
GND
DATA15
DATA13
DATA11
DATA9
GND
D
NC
NC
NC
CS0#
ADR1
DMACK#
IOR#
DATA0
DATA2
DATA4
DATA6
RESET#
E
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
F
23
NC
DISC_CHA
NGE
READ_DA
TA
TRACK00
GND
GND
第2章 初期設定と実装
2.3 スイッチとジャンパなどの設定
CPU ボード上のジャンパは、すぐにご使用できるように設定してありま
す。変更せず、そのままご使用ください。
以下にボードのスイッチ、ジャンパなどの位置について記します。
設定を変更される場合は本説明書を読んでいただき、十分ご理解の上、ご使
用ください。
JP6
JP4
JP11
JP10
JP7
JP16
JP13
JP1
SW1
LED
JP8
図 2−2 ボード上のスイッチ、ジャンパ位置
24
第2章 初期設定と実装
スイッチ
SW1 : Push Button Reset スイッチ
ON 時、システムの強制リセットを行ないます。
このボタンは、システムの静止状態または、動作に何らか
の不具合が発生した場合以外にはご使用なさらないでくだ
さい。
LED
PWR
LNK
ACT
HDD
ジャンパ
JP1
:本ボードの電源入力時に点灯。
:LAN 使用時点灯。
:LAN 通信時点灯。
:ハードディスク動作時点灯。
:CARD−PCI/GX 設定用ジャンパ(3Pin)
使用する CARD−PCI/GX を決定します。
特に必要がない限り設定を変更しないでください。
1−2
2−3
JP4
200MHz
300MHz(Default)
:CompactFlash M/S Sellect(2Pin)
CompactFlash の Master/Slave 動作を決定します。
また CompactFlash は Primary IDE にのみ接続されてい
て、BOOT で使用する際には Master、DATA 領域で使用
する際には Slave 設定を行なってください。
ショート Primary Master
オープン Primary Slave(Default)
JP6
:CompactFlash DASP# Enable(2Pin)
CompactFlash のアクセス LED 表示設定用です。
ショート CF LED DISABLE
オープン CF LED ENABLE(Default)
25
第2章 初期設定と実装
※ なお、JP6 を Disable にした場合、CompactFlash の BIOS での
認識が失敗することがあります。
JP7 :Secondary IDE Enable(2Pin)
Secondary IDE の ENABLE/DISABLE 切り替えです。
ショート SecondaryIDE ENABLE(Default)
オープン SecondaryIDE DISABLE
JP8
:RESET INPUT (2Pin)
ジャンパをショートすると Reset がかかります。Reset を
外部に接続する場合にご使用ください。通常はオープンで
す。
ショート RESET INPUT
オープン Normal(Default)
JP10 :VCC3V_CORE Power Select(2Pin)
CARD−PCI/GX に供給する 3.3V の Sorce を選択します。
ボード上に IC1082CT(リファレンス:U18)が実装され
ている場合は Short、未実装の場合は OPEN で使用します。
ショート VCC3V_CORE = VCC3V(Default)
オープン Generate from VCC5V
JP11 :CPCI3.3V SWITCH
CompactPCI バス上の 3.3V を使用するか否かを決定しま
す。通常は使用しないでください。
1−2
3−4
NotSupplyCPCI3.3V INPUT(Default)
IFCPCI3.3VINPUT
JP13 :V(I/O) Power Sellect(2Pin)
V(I/O)が CompactPCI バスから供給されていない場合、
CompactPCI バスに出力するバッファの電源レベルを決定
します。
通常はオープンです。
26
第2章 初期設定と実装
1−2
3−4
NotSupplyCPCI3.3V INPUT
IFCPCI3.3VINPUT
JP16 :ISP Programmer Port
U21 CPLD の ISP 用ジャンパ(データ書き込み用)です。
ご使用された場合、不具合の原因となります。
1Pin
2 Pin
3 Pin
4 Pin
5 Pin
6 Pin
Vcc
GND
TCK
TDO
TDI
TMS
27
第2章 初期設定と実装
Note
プリンタポートの設定
SPP: コンパチビリティモード、ニブルモード、バイトモードにより双方
向通信を行い最大 150KBps の転送速度になります。
コンパチビリティモードは、一般にはセントロニクスモードと呼ばれており、
パソコンから周辺機器へ 8 ビットデータ転送を行うことができます。ニブル
モードは周辺機器からパソコンの方向にステータスラインを使って 8 ビッ
トデータを 4 ビットづつ 2 回に分けて転送します。バイトモードも周辺機
器からパソコンへデータラインを使って 8 ビットデータを転送します。
EPP(Enhanced Parallel Port)
: EPP は,パラレルポートへ入出力するデータをラッチなしで直接書くか,
または読み込むことによって, パラレルポートのスループットを高めたモ
ードです。プリンタ以外の周辺機器(CD-ROM,LAN 等)で使われています。
データのリードライトサイクルは ISA バス相当の 1μsec で行われ、500K
∼2MBps の転送速度になります。
EPP1.7 と EPP1.9 はプロトコルの違いです。
ECP(Extended Parallel Port)
:IBM AT と PS/2 のコンパチブルなモードです。 双方向通信がサポートさ
れており、プリンタ、スキャナ等で使われています。EPP をより高速化す
るために FIFO バッファ、DMA 転送、データ圧縮 RLE(Run Length
Encoded)を使った転送プロトコルが追加されています。
基本的に SPP モードの機能もエミュレートするようになっていますので、
SPP モードで使用することは可能です。しかしながら、実際にご利用のプ
リンタがそのような仕様になっていない場合もあります。
28
第3章
BIOSセットアップ
第3章 BIOS セットアップ
3.1 メニューと項目
BIOS のセットアップでは、システムの基本的な設定を行います。
設定内容はバッテリでバックアップされた CMOS RAM に保存されます。
セットアップ画面の呼び出し
本製品の電源を投入した時にすぐに<Del>キーを押すとセットアップ画
面を呼び出すことができます。
セットアップ画面でのキー操作について
↑
前の項目に移動します。
↓
次の項目に移動します。
←
左の項目に移動します。
→
右の項目に移動します。
Esc
メインメニューにいるとき−変更を保存しないで終了します。
他のメニューにいるとき −メインメニューに戻ります。
PgUp/”+” 数値を増やすか、設定を変更します。
PgDn/”−” 数値を減らすか、設定を変更します。
F1
ヘルプを表示します。ただし、メインメニューでは表示しま
せん。
(Shift)F2
画面の色を変更します。
F3
予約
F4
予約
F5
以前の CMOS の値を CMOS から呼び出します。ただし、下
のウィンドウに F5 キーの説明が出ていないときには機能しま
せん。
F6
BIOS のデフォルトテーブルよりデフォルトの CMOS の値を
呼び出します。ただし、下のウィンドウに F6 キーの説明が出
ていないときには機能しません。
F7
工場出荷の設定を呼び出します。ただし、下のウィンドウに
F6 キーの説明が出ていないときには機能しません。
F8
予約
F9
予約
F10
すべての設定を保存します。ただし、メインメニューにいる
ときのみ機能します。
ヘルプ画面呼び出し
メインメニューにいるときは、画面の下部に選択した項目の説明が表示され
ます。
30
第3章 BIOS セットアップ
その他のメニューにいるときは<F1>キーを押すとヘルプ画面がポップア
ップ表示されます。ヘルプ画面を抜け出すには、<F1>キーか<Esc>キー
を押します。
31
第3章 BIOS セットアップ
3.2 STANDARD
2 STANDARD CMOS SETUP メニュー
Standard CMOS Setup には次のような項目があります。
Date(mm:dd:yy)
現在の日付を入力します。
Time(hh:mm:ss)
現在の時間を入力します。
Primary(Secondary)Master &Slave
ハードディスクのタイプとモードを指定します。通常は両者と
も AUTO を選択してください。
タイプは
Auto : BIOS に HDD のタイプを自動で設定させるときに選択し
ます。
User : ユーザーが HDD のタイプを設定するときに選択。
None : IDE HDD が接続されていない場合、または CD-ROM
のような HDD 以外のデバイスが接続されているときに選
択します。
モードは
Auto : BIOS に HDD のモードを自動で設定させるときに選択し
ます。
Normal : 528MB 以下の IDE HDD を使用しているときに選択し
ます。
LBA : 528MB 以上の E-IDE HDD を使用しているときに選択し
ます。
Large:Large IDE HDD を使用しているときに選択します。
注意事項:
1.CD-ROM を接続するときは None、SCSI ハードディスクのときは
None、ESDI ハードディスクのときは Type1 を選択してください。
2.タイプで AUTO を選択したときはモードも AUTO を選択してく
ださい。
3.HDD のタイプやモードについて質問があるときは HDD の製造
元にお尋ねください。
32
第3章 BIOS セットアップ
Drive A &B
A および B ドライブの FDD の種類を選択してください。
Halt on
起動時に行なうハードウェアチェックの種類を選択します。も
し、支障があれば、一時停止してエラーメッセージが表示され
ます。
All Errors : 何らかのエラーが生じたら止まるようにす
る。
No Errors : すべてのエラーを無視する。
All,But Diskette : FDD 以外のすべてのエラーを表示する。
All,But Keyboard : キーボード以外のすべてのエラーを表示する。
All,But Disk/Key : キーボードと FDD 以外のすべてのエラーを表
示する。
33
第3章 BIOS セットアップ
3.3 BIOS
3 BIOS FEATURES SETUP メニュー
コンピュータの起動および動作状態を設定します。
Boot Virus Detection
ブートセクタに感染するウィルスをチェックします。
Disabled :チェックしません。
Enabled :チェックします。
CPU Internal Cache
CPU の内部キャッシュの有効/無効を設定します。
Disabled :無効にします。
Enabled :有効にします。
Quick Power On Self Test
システム起動時の Power On Self Test(POST)の実行回数を選択しま
す。これを有効にすると、例えば、メモリカウントは 1 回に短縮され
ます。
Disabled :複数回実行します。
Enabled :1 回だけ実行します。起動時間を短くすることができます。
Boot Sequence
システムを起動するドライブを選択します。システムファイルをこ
の順番で検索し、最初にシステムファイルが見つかったドライブか
ら起動します。
「A,C,SCSI 」を選択すると A →C →SCSI の順に検索します。
Boot Up Floppy Seek
起動時に FDD のシーク動作を行うかを選択します。
Disabled :シーク動作を行いません。
Enabled :シーク動作を行います。
Boot Up NumLock Status
起動時の NumLock の状態を設定します。
Off :NumLock が押されていない状態にします。
On :NumLock が押された状態にします。
Gate A20 Option
Gate A20 の制御の方法を指定します。
Gate A20 は 1MB 以上のアドレスへのメモリアクセスに用いられ
34
第3章 BIOS セットアップ
る手法で、Normal に設定するとキーボードコントローラにより扱わ
れるが、Fast 設定にするとチップセットにより Gate A20 が扱われ、
高速なメモリアクセスが可能になります。
Normal : IBM PC/AT 互換
Fast : 高速
Typematic Rate Setting
Typematic Rate と Typematic Delay の設定を変更します。
Disabled :Typematic Rate 、Typematic Delay を固定値(6 文字/秒、
250ms)に設定します。
Enabled :Typematic Rate と Typematic Delay の値を任意に変更
します。
Typematic Rate (Chars/Sec)
1 秒間のキーリピート回数を選択します。
6/8/10/12/15/20/24/30 文字/秒
Typematic Delay (Msec)
最初のキー入力から次のキー入力を受け付けるまでの時間を選択しま
す。
250/500/750/1000ms
Security Option
パスワードの入力を要求するタイミングを選択します。
Setup : CMOS Setup プログラム実行時にパスワードを要求します。
System :システム起動時と CMOS Setup プログラム実行時にパス
ワードを要求します。
PCI/VGA Palette Snoop
PCI のビデオカードと、ISA や VESA のビデオカードや MPEG カ
ードを使用するときに正常な色が表示されない場合があります。
そのときにこの項目を有効にしてください。
ビデオカードで指示があるときに[Enabled]を選択します。
Disabled :スヌープ処理を行いません。
Enabled :スヌープ処理を行います。
OS/2 Onboard Memory >64M
OS/2 で、64MB 以上のメモリを使用する場合に[Enabled]を選択しま
す。
Disabled :64MB 以上のメモリを使用しません。
35
第3章 BIOS セットアップ
Enabled :64MB 以上のメモリを使用します。
Report No FDD For WIN 95
Windows 95 使用時に、Windows 95 にレポートする FDD 状態値を
選択します。
Yes : FDD なし、を常に返す
No : FDD の接続状態にしたがった値を返す
Video ROM BIOS Shadow
ビデオ BIOS を RAM 上に転送して実行する(シャドウ処理)かを選択
します。RAM 上で実行すると処理スピードを上げることができます。
Disabled :RAM に転送せず、ROM 上で実行します。
Enabled :RAM に転送して実行します。
C8000-CBFFF Shadow
CC000-CFFFF Shadow
D0000-D3FFF Shadow
D4000-D7FFF Shadow
D8000-DBFFF Shadow
DC000-DFFFF Shadow
(拡張 BIOS のシャドウ処理の設定)
C8000h から DFFFFh までに割り当てられる拡張カード上の BIOS
ROM を RAM に転送して実行するかを設定します。
Disabled :RAM に転送せず、ROM 上で実行します。
Enabled :RAM に転送して実行します。
3.4 CHIPSET
4 CHIPSET FEATURES SETUP メニュー
このメニューはメインボード上のチップセットに関係しています。チップセ
ットについて詳しいユーザー以外の方には下記の項目以外はデフォルトの
設定でご使用ください。
3.5 POWER
5 POWER MANAGEMENT SETUP メニュー
省電力モードに関するメニューです。
Power Management
省電力モードの度合いを設定します。
Disable : 省電力モードを無効にします。
User Define : 省電力モードに関する各種設定をユーザーが設定でき
ます。
36
第3章 BIOS セットアップ
Min Saving : 省電力モードに関するタイマ設定の最大値が使われま
す。
Max Saving : 省電力モードに関するタイマ設定の最小値が使われま
す。
Video Standby Mode
Video Standby Mode に移行する時間を指定します。
Disable :Standby Mode に移行しません。
4 Sec ‐ 2 Min :4 秒から 2 分を選択します。
Stanby Mode
システム が使われなくなってから何分後にスタンバイモードに移行
させるかを設定します。
Disable : Standby Mode に移行しません。
1Min−1Hour : 1 分から 1 時間を選択します。
HDD Power Down
システム が使われなくなってから何分後に IDE HDD を省電力モー
ドに移行させるかを設定します。
Modem Use IRQ
MODEM が使用する割り込み番号を選択します。
N/A : IRQ を使用しません。
3/4/5/7/9/10/11 のいずれかが選択できます。
RING POWER ON Controller
Ring Power On 機能を設定します。
Disabled : 機能を無効にします。
Enabled : 機能を有効にします。
NET POWER ON Controller
LAN Wake Up 機能を設定します。
Disabled : 機能を無効にします。
Enabled : 機能を有効にします。
RTC Alarm Function
アラーム機能(指定した時刻に電源 ON )を設定します。
Disabled : 機能を無効にします。
Enabled : 機能を有効にします。
37
第3章 BIOS セットアップ
Soft-off by PWR-BTTN
PWR-BTTN が押された時の動作を指定します。
Instant-Off : 押下された時点ですぐに電源を切ります。
Delay 4 Sec : 4 秒間押下しつづけると電源を切ります。4 秒以内
の時には、Standby Mode に移行します。
3.6 PNP/PCI
6 PNP/PCI CONFIGURATION メニュー
このセクションでは PCI バスの設定を行ないます。このセクションは技術
的な内容になりますので、PCI バスに関して詳しい知識をお持ちのユーザ
ー以外の方はデフォルトの設定でご使用ください。
PNP OS Installed
初期設定[No]で使用します。
Resource Controlled by
Award Plag &Play BIOS は、この項目を Auto に設定することによ
りブート時に PnP 対応デバイスの各種設定を自動で行なってくれま
す。しかし、PnP 対応 OS を使わない限りは意味を成さないので、利
用する OS により Auto か Manual を選択してください。
Reset Configuration Data
この項目は PnP/PCI のコンフィギュレーションデータをリセットす
るかを決めます。
PCI IRQ Activated by
PCI バスが、デバイスからの IRQ サービスの要求をどのように
認識するかを設定します。特に指定された場合以外はデフォル
トの設定(Level)を使用してください。
IRQ-X assigned to
(IRQ 信号の設定)
各 IRQ 信号ごとに使用する拡張カードを設定します。
Legacy ISA : PnP に対応していない ISA カードで使用します。
PCI/ISA PnP : PnP に対応した拡張カードで使用します。
DMA x assinged to
(DMA チャネルの設定)
各 DMA チャネルごとに使用する拡張カードを設定します。
38
第3章 BIOS セットアップ
Legacy ISA : PnP に対応していない ISA カードで使用します。
PCI/ISA PnP : PnP に対応した拡張カードで使用します。
Used MEM base addr
PnP に対応していない ISA カードで使用するメモリ領域を設定しま
す。
N/A :メモリ領域を使用しません。
C800 - DC00 :アドレスを指定します。
8K/16K/32K/64K :サイズを指定します。
3.7 INTEGRATED
7 INTEGRATED PERIPHERALS メニュー
周辺機器に関する設定を行います。
IDE HDD Block Mode
HDD コントローラがブロックモード転送を行なうかどうかを設定し
ます。
Primary IDE Channel
オンボード上の IDE コントローラを使用するか設定します。
Disable :使用しません。
Enable :使用します。
Master Drive PIO Mode
IDE の動作モードを設定します。
Auto :自動設定します。
Mode 0/1 /2/3/4 :動作モードを指定します。
Slave Drive PIO Mode
IDE の動作モードを設定します。
Auto :自動設定します。
Mode 0/1 /2/3/4 :動作モードを指定します。
IDE Primary Master UDMA
HDD を Ultra DMA ノードで使用するか設定します。
Disable :使用しません。
Enable :使用します。
IDE Primary Slave UDMA
HDD を Ultra DMA ノードで使用するか設定します。
39
第3章 BIOS セットアップ
Disable :使用しません。
Enable :使用します。
KBC Input Clock
KB Controller の入力クロックを選択します。
8MHz/1 2MHz/1 6MHz : 動作クロックを選択します。
On board FDC Controller
本製品上の FDC を有効にするか無効にするかを設定します。
On board Serial Port 1 /On board Serial Port 2
本製品上のシリアルポートの設定を変更します。
On board Parallel
パラレルポートの I/O アドレスと IRQ の設定を決めます。
もし、PIO ポートを拡張ボードを使って増やす場合、衝突しないよう
に I/O アドレスや IRQ を割り当ててください。
Parallel Port Mode
パラレルポートのモードを Normal 、EPP 、ECP 、ECP+EPP の
なかから選択してください。
Video Memory Size
Video Memory の設定
1.5M. 2.5M, 4.0M
Display Selection
CRT 設定で固定にしてください
3.8 LOAD
8 LOAD BIOS DEFAULT メニュー
初期設定値を読み込みます。
一番低いシステムパフォーマンスとなるように設定されており、トラブルが
発生してシステムの動作がおかしくなったときに使います。
3.9 LOAD
9 LOAD SETUP DEFAULT メニュー
BIOS 設定の内容を工場出荷時のデフォルト値に設定します。
40
第3章 BIOS セットアップ
3.10 SUPERVISOR
10 SUPERVISOR PASSWORD メニュー
スーパーバイザパスワードを設定すると管理者のみ BIOS の設定を変更で
きるようになります。そして、Security Option で"System"を選んだとき、
ブート時にパスワードが要求されるようになります。
パスワードを設定するときは、パスワードのメニューを選択し
ENTER PASSWORD:と表示されたときに、パスワードを入力して<Enter>
を押すと設定されます。
また、パスワードを無効にするときは上の画面のときに、何も入力せずに
<Enter>キーを押せば、無効になります。
BIOS Features Setup の Security Option において、いつパスワードが要
求されるかどうかを設定できます。"System"と設定した場合は、システム
起動時と BIOS セットアップに入る時にパスワードが要求されます。
"Setup"と設定した場合は、BIOS セットアップに入る時のみパスワードが
必要となります。
3.11 USER
11 USER PASSWORD メニュー
ユーザーパスワードを設定すると、ユーザーは BIOS の設定メニューに入
ることはできますが、設定内容を変更することはできません。
3.12 IDE
12 IDE HDD DETECTION メニュー
IDE HDD のパラメータを BIOS が自動で読み出し、IDE HDD のコンフ
ィギュレーションを行ないます。ここで検出された値は、Standard CMOS
Setup の HARD DISKS に自動的に入力されます。
注意事項:
注意事項:
HDD のタイプやモードについて質問があるときは HDD の製造元
にお尋ねください。
41
第3章 BIOS セットアップ
42
第4章
その他の機能
第5章 製品仕様
4.1 ウォッチドッグタイマ機能
本ボードに搭載しているウォッチドッグタイマを使用することにより、プロ
グラムが永久ループに入ったり、CPUの暴走などの異常を検出することが
できます。
I/Oポートの詳細
I/O アドレス
リード
300H
ウォッチドッグタイマ
リロードレジスタ
ウォッチドッグタイマコントロールレジスタ
Output
Bit7
Bit6
Bit5
Bit4
Bit3
WDTC WDTS
-
ライト
ウォッチドッグタイマ
コントロールレジスタ
I/O アドレス=300h
Bit2
Bit1
Bit0
WDT2 WDT1 WDT0
WDTC、WDTS
:本ビット群で、ウォッチドッグタイマのディゼーブル/イネーブ
ルおよび、動作モードの設定をします。
00:ウォッチドッグタイマをディゼーブルにする
01:ウォッチドッグタイマをディゼーブルにする
10:ウォッチドッグタイマ(RESETモード)をイネーブルに
する
11:予約
WDT2∼WDT0
:本ビット群への設定値が、ウォッチドッグタイマのタイムアウト
値として設定されます。
000:1秒に設定
001:2秒に設定
010:4秒に設定
011:8秒に設定
100:16秒に設定
101:32秒に設定
110:64秒に設定
111:128秒に設定
44
第5章 製品仕様
ウォッチドッグタイマリロードレジスタ
Input
Bit7
Bit6
Bit5
Bit4
-
I/O アドレス=300h
Bit3
-
Bit2
-
Bit1
-
Bit0
-
本レジスタをリードすると、WDT2∼WDT0の設定値が、ウォ
ッチドッグタイマへ再設定されます。リード時のデータは意味のな
いデータです。
45
第5章 製品仕様
4.2 温度監視機能
本ボードに搭載している温度監視機能を使用することにより、システムの異
常な温度上昇を検出することが可能になります。
温度監視ICとして、ナショナルセミコンダクタ製 LM74CIM−5を
使用しています。
I/Oポートの詳細
I/O アドレス
301H
リード
ライト
温度測定データレジスタ 温度測定コントロール
レジスタ
温度測定コントロールレジスタ
Output
Bit7
Bit6
Bit5
Bit4
DIR
I/O アドレス=301h
Bit3
-
Bit2
CS
Bit1
SC
Bit0
SO
CS:温度センサのチップセレクトです。
0:CSラインを”Low”にします。
1:CSラインを”Hi”にします。
SC:温度センサとのシリアル通信用クロックを発生します。
0:SCラインを”Low”にします。
1:SCラインを”Hi”にします。
DIR:シリアル通信のデータ入出力方向を決定します。
0:SI/Oラインを入力として使用します。
(SOビット無効)
1:SI/Oラインを出力として使用します。
(SOビット有効)
SO:シリアル通信のデータ出力ビットです。
0:SI/Oラインを”Low”にします。
1:SI/Oラインを”Hi”にします。
46
第5章 製品仕様
温度測定データ
Input
Bit7
Bit6
-
I/O アドレス=301h
Bit5
-
Bit4
-
Bit3
-
Bit2
-
Bit1
-
Bit0
SI
SI:シリアル通信のデータ入力ビットです。
0:SI/Oラインが”Low”になっています。
1:SI/Oラインが”Hi”になっています。
※ Audioの資源割り当てに関して
Windows98等のOSを使用するとPnPで Audioデバイスが
インストールされますが本ボードはAudio機能を搭載しておりません。
I/O MAP 220H上にAudioのポートが割り当てられています。
不具合がある場合はBIOS上でI/Oポートを変更することができます。
47
第5章
製品仕様
第5章 製品仕様
ブロック図
Geode CPU
Cache
16KB
ホストバス
CompactPCI BUS
PCI
チップセット
ブリッジ
内部バス
(ISA 信号)
Super I/O
チップ
CS5530A
LAN
コントローラ
82559ER
10BASE-T/100Base-TX
(VGA、E-IDE、
PCI-ISA ブ リ ッ
ジを含む)
シリアルポート×2
パラレルポート×1
KB/MOUSE
VGA
フロントパネル
FD
E-IDE
オンボード
SDRAM
64MB/128
MB
DiskOnChip
49
CompactFlash
内部コネクタ
第5章 製品仕様
aPCI−9020 基本仕様
項目
仕様
モジュール
EPSON 社製 CARD−PCI/GX
CPU
National Semiconductor 社製
GeodeGXLV 200MHz/300 MHz
システム
シンクロナスDRAM 64MB/128MB
メモリ
キャッシュ
L1−16KB(内蔵)
メモリ
BIOS
Phoenix 社製 AWARD BIOS
チップセット
National Semiconductor 社製 GeodeCS5530
(コンパニオンチップ)
Video
National Semiconductor 社製 GeodeCS5530
最大解像度:1280×1024(256 色)
最大表示色:1024×768 (64K 色)
グラフィック
RAM最大4MB(メインメモリの 1 部を使用)
シリアル
Ch1:RS−232C
Ch2:RS−232C/422/485切替可能
ポート
RS−232Cは非同期転送(調歩同期)16550 互換
パラレル
×1 ポート(SPP/ECP/EPP)
ポート
KB/マウス
×1(分岐ケーブル付属)
LAN
10 Base-T/100Base-TX
Intel 社製 82559ER
CompactFlash TypeI または TypeII×1 スロット IDE モード
IDE
×2 UDMA33 対応(CFを除く)
Primary E−IDEコネクタ
オンボードCompactFlash(TrueIDE Mode)
ジャンパ設定により以下の設定が可能
CompactFlashのMaster/Slave切り替え
Secondary オンボードコネクタ
PIO転送、ジャンパ設定により切り離しが可
FDD
× 1 ※1
2 モード対応(720MB/1.44MB)
その他
ブザー ×1
プッシュボタンリセット×1
その他の2次記憶 DiskOnChip(MAX144MB)
温度監視
WDT(WatchDogTimer )
50
第5章 製品仕様
外形寸法
パネル
電源電圧
動作温度範囲
消費電流
保証期間
CompactPCI 規格準拠6Uサイズ
(160.0mm×233.35mm コネクタ/パネル部を除く)
幅 :8HP(2スロット)
高さ:6U
5V(+12V はパネル面に出力)
V(I/O) 5V/3.3V 切り替え可能(ジャンパ設定による)
温度:0℃∼+50℃
湿度:20∼ 80%(ただし結露無きこと)
1.5A/5V (TYP。
)
3 年間(36 ヶ月) (オプション品をのぞく)
51
製品のメンテナンスについて
■
ハードウェア製品の故障修理やメンテナンスなどについて、弊社―株式
株式
会社アドテックシステムサイエンスでは、
製品をお送りいただいて修理
会社アドテックシステムサイエンス
/メンテナンスを行い、ご返送する、センドバック方式で承っておりま
す。
■
保証書に記載の条件のもとで、保証期間中の製品自体に不具合が認めら
れた場合は、その製品を無償で修理いたします。
保証期間終了後の製品について修理が可能な場合、又は改造など保証の
条件から外れたご使用による故障の場合は、有償修理となりますのであ
らかじめご了承ください。
■
修理やメンテナンスのご依頼にあたっては、保証書を製品に添え、ご購
入時と同程度以上の梱包状態に『精密部品取扱い注意』と表示のうえお
送りください。
また、ご送付されるときは、製品が迷子にならないよう、前もって受付
け担当者をご確認ください。
製品が弊社に到着するまでの事故につきましては、弊社は責任を負いか
ねますので、どうか安全な輸送方法をお選びください。
■ 以上の要項は日本国内で使用される製品に適用いたします。
日本の国外で製品を使用される場合の保守サービスや技術サービス等
につきましては、弊社の各営業所にご相談ください。
a
製品のお問い合わせについて
◆ お買い求めいただいた製品に対する次のようなお問い合わせは、お求め
の販売店又は株式会社アドテックシステムサイエンス
株式会社アドテックシステムサイエンスの各営業所にご
株式会社アドテックシステムサイエンス
連絡ください。
・お求めの製品にご不審な点や万一欠品があったとき
・製品の修理
・製品の補充品や関連商品について
・本製品を使用した特注製品についてのご相談
◆ 技術サポート ――― 技術的な内容のお問い合わせは、「ファックス」
「郵送」「E-mail」のいずれかにて、下記までお問い合わせください。
また、お問い合わせの際は、内容をできるだけ詳しく具体的にお書きく
ださるようお願いいたします。
お問い合わせは電話でもお受けできますが、電話の場合は、お問い合わ
せの内容によってはすぐにお答えできないことがありますので、あらか
じめご了承ください。
――――技術的な内容のお問い合わせ先――――
株式会社 アドテック システム サイエンス テクニカルセンター
〒240-0005
神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町 134 YBP ハイテクセンター 1F
Tel
045-333-0335(テクニカルセンター直通)
Fax
045-331-7770
E-mail
[email protected]
電話の受付けは次のとおりです。
受付:月曜日~金曜日(ただし祝祭日や年末年始は休み)
時間:午前 10 時~12 時/午後 1 時~5 時
b
CompactPCI シリーズ
CPU ボード
aPCI-9020
ユーザーズマニュアル
──────────────────────────────
初版発行 2001 年 10 月 05 日
発行所 株式会社 アドテック システム サイエンス
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Tel 045-331-7575 ㈹ Fax 045-331-7770
──────────────────────────────
落丁・乱丁はお取り替えいたします。
不許複製
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© ADTEK SYSTEM SCIENCE Co.,Ltd. 2001 年
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